別に新ジャンルじゃない「ひょんなことから女の子」

1 : デスラー(静岡県):2007/04/10(火) 04:10:41.99 ID:oan+SaMn0
ここは「ひょんなことから女の子」スレです。

誰かが女の子になったり、何かが女の子になったりしています。
デフォのキャラがいないので、自由にキャラを作って下さい。
別に新ジャンルじゃないし既出も上等。何でも自由、ただし節度を持って。
あなたも「ひょんなの子」を妄想してみませんか?

・過度のリアル報告・自虐、自動保守は避けましょう。
・書きたければ迷わず書こう。長編でもSSでも何でもおk。
・投下する時はコテや作品名をつけるとまとめやすいです。

まとめwiki http://www12.atwiki.jp/hyon/
避難所 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/31732/

気づいたときには遅かった 後悔はしている

2 : 留学生(愛知県):2007/04/10(火) 04:14:00.25 ID:TAU2Qdsw0
きんもー☆

3 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 06:47:48.84 ID:F0bhEYKNO
>>1


4 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 07:46:13.25 ID:6Nz4HU5D0
>>1
なんと言うか規制受けて昨日は書き込めなかったので今、投下
タイトルは『王と少女と私と』タイトル原案ありがとうございました

5 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 07:47:11.97 ID:6Nz4HU5D0
「お前さんもお嬢さんなんだろ?これから少しの間はネコ被っとけよ」
少女の投げつけたコップをそこらに置いて、青年は入り口の脇に立つ
「なにかある……」
「しっ!」
台詞を遮られ口を紡ぐ
「おーすっ!、遊びにきーたぞー!」
少年特有の高い声とともに、玄関の布を蹴りではじきとばす影
少年が室内をぶっ壊す前に、青年の手強制的に停止させられる
「がっ……ふげっ!」
哀れ、足を固定され、勢いそのままに地面に激突する
「鍛錬が足りないな、坊主」
「くっ、次は一発食らわせてやる!」
笑顔で見下す青年と、敵意と、尊敬を混ぜ合わせたような顔をした少年
「一体なんなんだ、お前は……」
驚き、そんな気持ちを通り越して、呆れてしまう
この声を聞いて、争乱の張本人が少女を向く
スクと立ち上がり、腰の砂を落として、少女の周りをジロジロと見て回る
「なんじゃ、無礼者」
「兄貴。この子新しい彼女か?」
少女に指を指しながら、青年の方を向く
一瞬の隙を王は見逃さない
「お前、当分は俺に一発食らわそうなんて無理だな」
へっ?と少女の方を向き直す
とたん、顔面にグー
「ヘビァッ!」

6 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 07:48:20.09 ID:6Nz4HU5D0
「……薬はねぇぞ」
鼻血をだして崩れ落ちた少年
「ご、ごれぐらい、づばづげときゃ治る……ぜぃ」
言葉がこれでもか、というくらいに濁る
「暴力女に一撃でのされた少年の心の傷のための薬の話しだ」
正拳以上の衝撃があったようだ
鼻血といっしょに涙が顔をぐちゃぐちゃに汚す
「……あ、兄貴」
「だれが暴力女じゃー!」
地面に寝転ぶ少年の腹を、思いっきり踏みつけて殴りにかかる少女
「忙しないねぇ」
まっすぐに伸びた拳を難なく掴み、力そのままに反動利用して地面へ叩き付ける
地面、といっても少年と言うなまえの絨毯がある、が
「い、つつ……くそぅ、なぜ主はそんなに強いのじゃ」
「貧乏してるとな、拳がなけりゃ生きていけねぇんだよ」
「やっぱり……国が悪いのか?」
「……ああ、そうさ……」
国という言葉で、ふざけた表情は消える
かわりに浮かぶのは、悲しみ、怒り、それとも……
「とりあえずそこ。どいてやれ」
「ん?下……のわっ……」
絨毯は血まみれ水まみれ、さらに泡を吹いている

7 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 07:49:22.00 ID:6Nz4HU5D0
これだけですけど 保守

8 : 社長(東京都):2007/04/10(火) 07:49:31.85 ID:GGV6CwPJ0
サザンのトリビア

9 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 09:23:07.67 ID:wJQNCIjXO


10 : 石油王(コネチカット州):2007/04/10(火) 09:47:58.14 ID:Dj4NPcxdO
今北産業

11 : デスラー(静岡県):2007/04/10(火) 09:53:19.07 ID:oan+SaMn0
小説
男→女
過疎

12 : 通訳(中国地方):2007/04/10(火) 10:46:08.17 ID:Wc0VE7OZ0


13 : 通訳(中国地方):2007/04/10(火) 11:52:30.21 ID:Wc0VE7OZ0


14 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 12:26:16.70 ID:wJQNCIjXO


15 : 通訳(中国地方):2007/04/10(火) 13:29:19.04 ID:Wc0VE7OZ0


16 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 13:53:27.69 ID:wJQNCIjXO


17 : こんぶ漁師(樺太):2007/04/10(火) 14:59:32.85 ID:p9mm03OuO


18 : 三銃士(関東地方):2007/04/10(火) 15:34:36.57 ID:NV9W5Ufp0


19 : こんぶ漁師(樺太):2007/04/10(火) 15:37:38.39 ID:UNClwFe4O


20 : こんぶ漁師(樺太):2007/04/10(火) 16:32:58.09 ID:p9mm03OuO


21 : 歌手(樺太):2007/04/10(火) 17:25:36.00 ID:wJQNCIjXO


22 : デスラー(静岡県):2007/04/10(火) 18:06:44.52 ID:oan+SaMn0


23 : こんぶ漁師(樺太):2007/04/10(火) 19:02:34.70 ID:UNClwFe4O


24 : ダンサー(滋賀県):2007/04/10(火) 19:02:55.20 ID:ZeJdAzMj0


25 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 19:09:29.95 ID:F0bhEYKNO


26 : 主婦(愛知県):2007/04/10(火) 19:52:24.81 ID:u6TgjTmA0


27 : 気象庁勤務(鹿児島県):2007/04/10(火) 20:08:39.14 ID:VnJqwU/F0


28 : 留学生(岐阜県):2007/04/10(火) 20:52:43.64 ID:Pnw90E3E0


29 : 釣氏(樺太):2007/04/10(火) 21:16:51.93 ID:F0bhEYKNO


30 : 北町奉行(鹿児島県):2007/04/10(火) 21:21:11.85 ID:X7PYhaKP0


31 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:27:52.25 ID:6Nz4HU5D0
ミダレ斬り

はい、誰もいないようなので投下〜

32 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:30:08.06 ID:6Nz4HU5D0
「なあ、私はどうすればいい?」
「謝ればいい」
「謝る、なぜ?」
一人、家の前のがれきの上ですねている少年と、そんな寂しげな背中を見ながら喋る二人
「普通、自分がいけないことをしたら謝るのが道理だろ」
「だがしかしな、お前のせいであいつの上に落下したのじゃ」
「その前に踏んだじゃんか、しかも顔面なぐって一撃で倒しちゃって」
「あ、あれは、私がお前ごときの女などと浮ついたことを!」
「ふん、お前みたいなガキ。俺の方から願い下げだ」
「なにを言うか無礼者!」
「無礼で結構、弱虫嬢ちゃん」
もう一度、何を言うか!と怒鳴って、もう一度殴りかかる
もう一度、難なく掴まれて、今度は足から着地する
「ぬぅぅ、また届かんのか……」
「貴族娘にしちゃ良くやるよ。他にあったことないから多分だけどな」
少女にとって、こんな男は初めてだった
物心ついた頃から大切に育てられて、絶対王政万々歳に生きてきた王だからこそ
こうやって自分と対等以上に喋りかける人間なんて一人もいなかった
「兄貴、いいかげん俺のことも気遣ってくださいよ」
「ん?ああ、別にいつものことじゃんか、喧嘩に負けるなんてよ」
いつのまにか、ガラクタから降りてきた少年が横にいる
「女に負けたから悔しいんだ!」
「ふん、なにをいうかチビ」
「な、誰がチビだ!お前もほとんど俺と変わんないじゃんかよ!」

33 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:31:19.35 ID:6Nz4HU5D0
確かに、背を比べてみればほんの少し少年の方が高い
ただ、風格。腐っても国王をしているだけあって、少女はそれなり気品がにじみ出る
そういう、全体的な雰囲気を見ると、少年より一回りも二回りも大きく見える
「心の狭いやつだ」
やれやれ、と溜息をつく
「がぁぁー!女だからって容赦死ねぇーぞ!」
「男として最低だな」
「ぜってーぶん殴る!」
売り言葉に買い言葉。過激にエスカレートしていく口喧嘩
「オラオラガキども。いい加減にしろ。だいたい母さんの服が汚れる」
みかねた男から、忠告の言葉
「むぅ……この服はお前の母上の物か」
「ああ、ろくに飯も食えないで死んだけどな」
「なっ……!そんな簡単にどうして……」
「肉親の死は、確かに辛くてもな、いつまでも気にしてたら生きていけねぇんだよ」
「……やはりお前の母上も国が悪いのか?」
「ふん。テメェにいったってどうしようもねぇよ」
「だが、しかしだな……!」
貴族だろうが、王族だろうが、家族が死んでしまったら皆悲しむ
それでもこの貧民層達は、悲しむ余裕がないと少女は今更に知る
そもそもこの国に貧しい人間が入るということも、初めて知った少女、王様
必死な声と、わずかに浮かぶ涙、薄紅色の頬
「お前にその服やるよ。どうせ売ったって二束三文だ」
「お前の母上の、大事な物じゃないのか?」
「目の前で汚されんのは簡便だけど、誰もきねぇでいるよかマシだろ」

34 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:32:27.71 ID:6Nz4HU5D0
「し、しかしだな!」
必死になる少女の肩をつかんで、じっと目を見つめる
近づいた顔に、動いていた唇も止まる
「こんなこというのもあれだけどな、お前は母さんに似てんだ」
それだけいって、ぱっと肩から手を離す
男は、くるりと逆を向いて家の中へ入っていった
「……兄貴の母ちゃん。お前と顔は全然似てないけどな。お前みたいに他人の命に必死だったんだ」
「私は、ただ母上のことだから……」
「兄貴の母ちゃんは自分より他の奴らの方を重く見てたから」
「そうか、私とは全然違うな」
「兄貴には同じに見えたみたいだけどな」
二人のこされて、場は沈黙に包まれる
「なぁ、これあいつに渡しておいてくれないか?」
自分の長い前髪を止めた綺麗な飾りを渡す
「服の代わりにこれをやる、って」
「ふーん。で、お前、これからどうすんだ?」
「家に帰る」
「帰り道、わかんのか?貴族はこんなとこ、こないもんな」
そういえば、と辺りを見回す
「城が見えるから……帰れる」

35 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:33:48.90 ID:6Nz4HU5D0
国一番の大豪邸。王宮が自分の家だと知ったら、この二人はどう思うだろう、と考える
「じゃあ、俺がそこまで案内してやるよ」
「いや、いい」
もし、兵士でもいて、自分の正体がばれたら嫌だな、そんなコトを考える
「そうだ、お前」
「なんだよ」
城の中ではこんなことは言わなかっただろうなと思うと、笑みがこぼれる
ちょっと、音を出すのに手間取った
「さっきはすまなかった」
多分。産まれて初めて謝った
「そんなこと、気にすんなよな」
ああ、こんな男の子がいてくれたら……
そうだ、友達っていうんだっけ
「心が狭いっていったけど、案内するって言ったお前はなかなか紳士だな」
沈む夕日が、大きく、紅く。少年を光で綺麗に染め上げる
「ありがとう。感謝するぞ」

たったった、っと木製の今にも崩れそうな町並みを駆けていく
少女は思う。どうも今日は笑顔をやめられそうにない

36 : こんぶ漁師(樺太):2007/04/10(火) 21:34:01.75 ID:UNClwFe4O


37 : ロケットガール(アラバマ州):2007/04/10(火) 21:35:10.82 ID:6Nz4HU5D0
はい。第一部完、ってとこです。
これからもそれなりに頑張るので、心のすみにでも覚えていてくれれば 保守

38 : 主婦(樺太):2007/04/10(火) 21:46:10.83 ID:8WRg7ILIO
男友「ひょんな事から
…ってか小事情から女の子になっちゃった訳ですが」
男「……ですが?」
男友「女の子って意外と不便なんだよ〜胸には違和感ありまくりだしスカートの中はスースーするし」
男「まぁあれだ、慣れるまでの我慢だ」
男友「男のその楽天的考えが時々羨ましくなるよ……そだ、今度一緒にお風呂入らない?」
男「別に構わないが…ってええええええ!!?」
男友「半分冗談だよ♪授業始まるからじゃ〜ね〜!」
男「半分って……はぁ」
ごごごごごごご
女「………………」

39 : 北町奉行(鹿児島県):2007/04/10(火) 21:55:58.28 ID:X7PYhaKP0
wktk

40 : 主婦(樺太):2007/04/10(火) 22:11:54.96 ID:8WRg7ILIO
男友「ZZzz……」
男「ん……あ…あ?何か柔らかい感触が腕に…?」
男友「うに……あ、男おはよー(とびっきりの笑顔で)」
男「……まずは事情を聞かせてもらおうか」
男友「あー…これの事?女になった僕が添い寝したらどんな反応するかなーって思ってさ。ドキっとした?」
男「驚いたが、お前の期待していた驚きとは全然違う驚きだがな。
さて俺から離れてもらおうか?」
男友「男が朝低血圧だって事を把握して無かったなぁ〜リアクション低くてつまらない〜!そだ、今日の夜くらいに風呂場に突撃して…」
男「丸聞こえだ、馬鹿」
男友「あはは…じゃ外でまた!」
男「逃げやがった…しかし家が隣り同士だから窓しっかり閉めておかないとな……なんか貞操が危ういかもしれん」
女「〜♪」
ぶちっ
女「?靴ひも切れた」


41 : 主婦(樺太):2007/04/10(火) 22:16:55.44 ID:8WRg7ILIO
以上
携帯からお送りました

42 : 北町奉行(鹿児島県):2007/04/10(火) 22:19:09.09 ID:X7PYhaKP0
>>41


43 : 北町奉行(鹿児島県):2007/04/10(火) 22:40:26.84 ID:X7PYhaKP0
☆ミ