別に新ジャンルじゃない「ひょんなことから女の子
1 名前: VIP村人w 投稿日: 2006/11/27(月) 23:15:38.19 ID:wMqA1I2Y0
ここは「ひょんなことから女の子」スレです。

誰かが女の子になったり、何かが女の子になったりしています。
デフォのキャラがいないので、自由にをキャラ作って下さい。
どんな長編になろうが、SSであろうがおkです。
別に新ジャンルじゃないし既出も上等。
あなたも「ひょんなの子」を妄想してみませんか?

・過度のリアル報告は避けましょう。
・自動保守は極力避けましょう。
>>1にこのテンプレを貼りましょう。

以下議論予定
・スレ立ては金曜日に行いましょう。
・金曜日にスレが落ちたら、すぐ立て直すのではなく翌週に立てること。

まとめwiki http://www12.atwiki.jp/hyon/pages/1.html
避難所 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/31732/1155745234/


2 名前: VIP皇帝 [sage] 投稿日: 2006/11/27(月) 23:15:44.23 ID:v3RNWnrX0
            _,、,、,、___
*     +  ,Oニ二_.工業用__)
        i!|i   〒 !   +    。     +    。     *     。
       +  i!|i 。 |  |
   *    i!|i + / /   イヤッッホォォォオオォオウ--------イ!
       ∧!|i∧ / /
      (´∀`u/ / +    。     +    。   *     。
      ,-u >>1 f         ()]    カチッ!
      / ュヘ u  | *     + □(E)  。     +   。 +        
     〈_} )   |     ∧_∧/ /                          
        /    !    (´∀`*) /     +    +     *         
       ./  ,ヘ  |⊂ニニ     /
 ガタン ||| j  / |  | |||  /    /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                                            糸冬
                                       ---------------
                                        制作・著作 VIP



3 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/27(月) 23:21:30.55 ID:Qjlqs8Z00
>>1




4 名前: VIP皇帝 投稿日: 2006/11/27(月) 23:22:19.61 ID:VQh8mxtq0
>>1
乙です


5 名前: VIP奴隷 投稿日: 2006/11/27(月) 23:25:11.79 ID:3Ok6nhc6O
作者ですが、前スレ>>300の絵師さんありがとうございます
自分の書いた話が絵になるっていうのはうれしいものですね
しかも上手いし文句なしです
また今度気が向いたら是非書いてやって下さい


6 名前: VIP村人w 投稿日: 2006/11/27(月) 23:25:15.79 ID:wMqA1I2Y0
斬スレ…じゃなかった前スレはおちたようだ


7 名前: VIP女神 投稿日: 2006/11/27(月) 23:25:27.86 ID:QNIuFgZ6O
>>1 スレ立て乙カレー
つづきが出来たら投下するです


8 名前: VIP悪魔 投稿日: 2006/11/27(月) 23:29:32.89 ID:/aBsxM0vO
>>1


>>長目さん
グッジョブ!!
あなたの才能には脱帽です。


9 名前: VIP村人P 投稿日: 2006/11/27(月) 23:32:42.10 ID:2RGIAiog0
>>1



10 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/27(月) 23:44:07.32 ID:Qjlqs8Z00




11 名前: 宿屋の女中 [sage] 投稿日: 2006/11/28(火) 00:00:32.53 ID:ePe1C2GYO
※9
しばらくして保健医が帰ってきた。
保健医「男君の御自宅、電話が通じないんだけど」
友1「どうする。友3が服持ってくるまで待つか」
男「…やむえんな」



ベッドのカーテンを閉め、中で着替える男。
友1「どーだ男」
男「む、胸が…きついんだが」
友3「う、うるさいっ!」
友2「wktk」


数分後


男「なあ…友3」
友3「どう?着れた?」
男「これであってるか?おかしくないか?」
友3「どれどれ」
カーテンを脇からめくって確認する。
友3「いいんじゃない」
男「よし………」


12 名前: VIP村人h 投稿日: 2006/11/28(火) 00:10:25.20 ID:ucEt/ypS0
ひんぬーの嘆きを聞いて飛んできました


13 名前: VIP村人b 投稿日: 2006/11/28(火) 00:44:29.65 ID:OO/yvzSV0
wktk


14 名前: VIP村人q 投稿日: 2006/11/28(火) 00:46:46.99 ID:sq45zzi2O
>>1


ところで、前スレを298までしか見てなかったのだけど、絵がうpされたりした?
もし良ければ誰か再うpしていただけませんか?


15 名前: VIP村人d 投稿日: 2006/11/28(火) 01:01:02.09 ID:LlbF4Yty0
V伯爵(以下V)「フフフ、この程度ですか?あなた達の力は」
V伯爵の足元に這いつくばる二人の戦士
I仮面(以下I)「ちっ、まだいけるか?I」
P仮面(以下P)「愚問だな。まだまだいける
I「よし、いくぜ」
P「あぁ」
I「くらえ!!正義の魂!!」P「VIP…」I・P「キィィック!!」
同時に飛びあがりキックを食らわせようとする。…が
V「フフフ、この程度ですか?では。今度はこちらから行きますよ?」
V伯爵は衝撃波を出し二人を吹き飛ばす
I[チク・・ショウ…」
P「まさか…コンな…」
V「今のあなた達など何時でも殺せます。次の戦いまでその命生かせてあげましょう」
そういってV伯爵は消えた
その場には二人の戦士が残された
そして、2日後、事件は起こった
P「そんな…。まさか、こんな非科学的な事が」
I「おい、P入るぞ」
P「え、ちょっよまて、I!!」
I「んじゃ、失礼しまーす。……どちらさま?」
IはPを見て言う。Iの目の前には美少女がいた
P「俺はPだ…。朝起きたらこうなっていたんだ…」
I「へぇ、Pか…。…え?えぇぇぇぇ!?!?」
Iの絶叫が部屋に響き渡る

今日はここまで投下しとく。続きは明日に


16 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI [これだけ貼って寝ます] 投稿日: 2006/11/28(火) 01:10:56.67 ID:X2n7mjOxO
信じられない。
写真の男の子が事故以前の私だったと言われ、自分の体を隅から隅まで見てみる。
サラサラの長い黒髪、薄く細い眉の下の長い睫毛と、大きく垂れ気味の眠そうな瞳。小さな鼻の下には、つやつやの唇と形の良い口。
胸は割と大きいが形も綺麗だ。腰はくびれ、お尻は小さい。
…うん、美少女でなかなかのナイスバディではないか。
「私、本当に男の子だったんですか?」
もう一度、写真を見ながら問う。
「うん、そうじゃよ。儂が行った治療から三ヶ月経ったくらいから徐々に女の子になっていった。それの経過写真もある」
「見せてください」
老人から写真の束をを受け取る。
そこには一ヶ月掛けて、男の子の特徴が無くなり、女の子へと変わっていく様が鮮明に写されていた。
「せんせ〜、悠ちゃんとお話終わりましたかぁ〜?」
そこで、真純さんの呑気な声が聞こえてきた。


17 名前: VIP村人c [sage] 投稿日: 2006/11/28(火) 01:28:55.97 ID:OO/yvzSV0
>>15
ヒーロー物ktkr!続きに期待

>>16
記憶喪失いいね。乙かれー

>>14
300にうpされてた
出せるけど長目さんの許可無く再掲載しても大丈夫かな?


18 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/28(火) 02:26:36.25 ID:UBiBDisTO
 


19 名前: VIP村人s 投稿日: 2006/11/28(火) 03:36:15.28 ID:UBiBDisTO
上げ


20 名前: VIP村人g 投稿日: 2006/11/28(火) 05:04:21.85 ID:OO/yvzSV0



21 名前: VIP賢者 投稿日: 2006/11/28(火) 06:40:17.03 ID:4lWNjVgK0
保守


22 名前: 長目 投稿日: 2006/11/28(火) 07:22:24.30 ID:0OcBq4vd0
>>14
今起きた。よければどうぞ。
http://imepita.jp/20061127/831390

VIPに投下した絵は、再掲載とかは全然気にしてません。
むしろ描かせて貰ってるくらいですし。
絵の元を書いた作者さんが不可と言うか、
損害が作者さんや俺に出るとかじゃない限り(そんな事態はないでしょうがw)、
お好きなようにどうぞー。


23 名前: VIP村人x 投稿日: 2006/11/28(火) 07:49:44.77 ID:sq45zzi2O
>>22
こ、これは・・・
さすが長目さん

GJ&再掲載ありがとうございます。for >>17&>>22


24 名前: VIP村人Ecup 投稿日: 2006/11/28(火) 08:30:45.05 ID:H2ifUvyfO
抜いた


25 名前: VIP村人z 投稿日: 2006/11/28(火) 10:24:00.53 ID:UBiBDisTO
色々新鮮で良いな
別に女で有る必要は無いし


26 名前: VIP村人z 投稿日: 2006/11/28(火) 10:24:28.57 ID:UBiBDisTO
誤爆したんだぜ


27 名前: VIP魔王 投稿日: 2006/11/28(火) 11:04:25.50 ID:H2ifUvyfO
>女である必要はないし
貴様両刀か


28 名前: VIP村人XL 投稿日: 2006/11/28(火) 11:13:48.71 ID:UBiBDisTO
アッー!


29 名前: 猿回しの勘三 投稿日: 2006/11/28(火) 12:56:45.42 ID:4lWNjVgK0
保守


30 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI [仕事の休憩中に投下] 投稿日: 2006/11/28(火) 13:41:54.66 ID:X2n7mjOxO
「大体の話は終わったよ。待たせてすまんかったの真純ちゃん」
老人はお茶をグイッと飲みほす。
「それでな、真純ちゃん。どうやら悠君は、目覚める以前の記憶がない様なのじゃよ」
「えぇ〜っ!悠ちゃん何にも覚えてないのぉ?毎日のようにお姉ちゃんのスカート捲ったりブラのホックを外したりしたことも?」
事故以前の私がどんな人間だったのかあまり知りたくないと思った。
「さっきだって真純ちゃんのこと、全然分からなかったじゃろ?」
真純さんは暫く唸ったかと思うと
「そうですね〜。…じゃあ、自己紹介しないとぉ〜」
花が開いたようにパァッと、明るく微笑んだ。
「私は久寿川真純。七つ年上の、あなたのお姉ちゃんよ。よろしくねぇ〜」
実に簡潔な自己紹介だった。


31 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI [投下終了] 投稿日: 2006/11/28(火) 13:43:38.07 ID:X2n7mjOxO
真純さんは綺麗な人だ。
艶のある黒い髪は肩にかかるくらいの長さ。薄く細い眉と長い睫毛、愛らしく大きなタレ目、小さな鼻と唇。私ほどではないが大きな胸、くびれた腰、お尻は少し大きい。
…外見の特長は私とほぼ同じ。
流石に姉弟…いゃ、姉妹ということか。
「七つ年下の悠ちゃんは16歳よ〜」
真純さんは私が聞きたかったことを先に教えてくれた。
「それでな、悠君に言わなきゃならんことがあるんじゃ」
「何ですか?」
老人は真剣な顔をで言った。
「事故でぐちゃぐちゃになって、本来死ぬ筈だった君が助かることなど普通はあり得ない。それでな、君は死んだことになっていて戸籍は存在しないんじゃ」
「はぁ…」
まだ上手く頭が働かない。
「葬儀も済んでおる」
「はぁっ!?」



32 名前: 暴れん坊VIPPER 投稿日: 2006/11/28(火) 14:25:42.90 ID:4lWNjVgK0
保守


33 名前: VIP村人P 投稿日: 2006/11/28(火) 14:27:27.64 ID:UBiBDisTO
>>31
仕事終わったらワッフル食う?


34 名前: VIP下手人 投稿日: 2006/11/28(火) 15:04:45.23 ID:4lWNjVgK0
保守


35 名前:   [ ] 投稿日:  
  


36 名前: 愛のVIP戦士 投稿日: 2006/11/28(火) 15:10:55.32 ID:PIp0Spb10
ほしゅ


37 名前: VIP下手人 投稿日: 2006/11/28(火) 15:45:25.60 ID:4lWNjVgK0
保守


38 名前: VIP魔王 投稿日: 2006/11/28(火) 16:32:45.71 ID:hZaJdsYHO
wktkが止まらないッ!!


39 名前: VIP足軽c 投稿日: 2006/11/28(火) 16:50:14.60 ID:vVwccf0b0
昨日>>15を書いたものだが続き書いておk?


40 名前: VIP足軽dca 投稿日: 2006/11/28(火) 16:52:44.10 ID:BsU3XMXU0
もちろんです


41 名前: VIP神父 投稿日: 2006/11/28(火) 17:00:02.86 ID:UBiBDisTO
出来ればもう少しわかり易く頼む


42 名前: VIP足軽dca 投稿日: 2006/11/28(火) 17:04:33.19 ID:vVwccf0b0
>>41
了解。特にどのような事をすればいい?


43 名前: VIP足軽e 投稿日: 2006/11/28(火) 17:37:25.17 ID:BsU3XMXU0
保守


44 名前: 棒またぎ姫 投稿日: 2006/11/28(火) 18:14:23.83 ID:4lWNjVgK0
保守


45 名前: VIP盗賊 投稿日: 2006/11/28(火) 18:27:31.45 ID:UBiBDisTO
>>42
設定、状況が把握出来なかった


46 名前: ◆YMBGR/E/Io 投稿日: 2006/11/28(火) 18:27:44.52 ID:/6QGQ0Ds0
「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
まったくもって突然ではあるが、俺は女になってしまったらしい。

(ry

「こ、こら!せっかく女になったのに、なんで尻なんだよ…んぁっ…」
「んぅっ…お、おい…だから指を入れるなって…あぁっ…」

(ry

「だ、だから…お前のことが好きだって言ったんだよ!元男で、女としては中途半端かもしれないけど…
 それでも、お前のことが好きなんだよ!に、二回は言わないからな!」

(ry

「ずっと、一緒だからな…離さないでくれよ?イヤダって言っても、俺は離さないからな!」

(ry



前に書いたhttp://www12.atwiki.jp/hyon/pages/251.htmlの(ry の隙間を埋めてみた。
('A`)今は反省していぬ。
っていう保守


47 名前: VIP足軽e 投稿日: 2006/11/28(火) 18:31:00.15 ID:vVwccf0b0
続きを落とすが結構中途半端なところで切れる。エロや燃えや萌えを期待しないでくれ。

I「…驚いたなぁ…。これからどうすんだ?」
P「…どうしようか…」
I「なんか、思い当たることねぇのか?」
P「…特にないが」
I「本当か?」
P「あぁ、本当だ」
I「そうか…。とりあえず本日の特訓は休むっておやっさんにいっとくわ」
P「あぁ、頼む…」
I「んじゃ、電話借りるぞ。…あ、もしもし?おやっさん?今日は…」
P(もしこのままならどうしようか…。いや、こんな理不尽な事があってはならない。元に戻る方法があるはずだ)
Iが電話をしている中Pはこんな事を考えていた
I「…わかった。んじゃ、また明日。…特訓は明日に延期だってさ」
P「そうか…」
I「さて、とりあえず色々と確認を…」
P「確認?」
Pがそう言った後だった。
ムニュッ
p「…!?I,なにを!?」
I[おぉ、ホントに女になってやがる(モミモミ)」
P「やめろって!!」
I「下も女の子になってんのかなー♪」
そう言ってIは手をパンツの中に入れようとしした。
だが…
P「やめろっていってるだろ!!」(バキッ)
Iを払いのけようとした手が見事にIの顔にクリーンヒットした
I「うわらばっ!?」北斗の○の雑魚のような台詞をいいつつIは気絶した
P「あ……」


48 名前: だんご屋のはる 投稿日: 2006/11/28(火) 19:06:19.06 ID:4lWNjVgK0
保守


49 名前: VIP村人e 投稿日: 2006/11/28(火) 19:39:13.74 ID:wxIbHFJB0



50 名前: 鍋パーティー 続き 投稿日: 2006/11/28(火) 19:46:40.07 ID:WiFxaSSZO
「だからさ、これからだよ。
バイトとか何かいろいろあるだろ。いつまでも女になったって事隠しておけねえぞ?」
『あー…そだね…』
「オレ以外の人で誰か知ってる人いないのか?お前が女になったって事」
『いや、まだおまえ以外には誰にも言ってないんだけど…
オレのアパートからココ来るとき、
部屋出たら隣に住んでる町田さんに見つかったよ』
「誰だよ町田さん」
『50過ぎ位の、明るいおばさんだよ。
いい人でさ、結構良くしてもらってた』
「で、部屋出るときにたまたま出くわしたと」
『うん、町田さん、オレ見るなりカッと目見開いてさ、
何言われるのかなってドキドキしてたんだ。
そしたら、あらあら、友君の彼女さんね!?ずっと独りで心配してたけど、
ついに友君も彼女出来たのねえ、ってもう質問責めでねえ、
もうオレ困っちゃって、テキトーに嘘つきまくったもん』
「はは、町田さんいい人じゃんかよ…
にしても、何で一番最初にオレんとこ来たんだよ?」
『…ん…何で…だろ?何かわかんないけど…
朝起きて…うわーってなって…騒いで…
いちばんはじめに…おまえのこと…頭に浮かんだんだよ、そんだけっ』
呆けた顔で微笑みながら、友は大きい身振り手振りをつけて話す。
酒が回ってきたのか、どことなく煮えきらない態度の友を、
いつもの調子に戻してやろうとオレは少しニヤつきながら、
冗談まじりにボソッと言ってやった。
『それは…恋ってやつだな…』


51 名前: VIP足軽utu 投稿日: 2006/11/28(火) 19:51:28.61 ID:mm2sLT9O0
>>50
最後の鍵括弧は白抜きじゃない方に脳内修正された
GJ!


52 名前: VIP神父 投稿日: 2006/11/28(火) 20:03:34.09 ID:WiFxaSSZO
あ、ミスしました
すいません
皆さん各自脳内修正お願いします


53 名前: ただの戦士 投稿日: 2006/11/28(火) 20:25:54.82 ID:rhGiZ5l40
>>50
GJ!!
最高だよ、アンタは!!


54 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI [ぐだぐだのつづき] 投稿日: 2006/11/28(火) 20:54:13.32 ID:X2n7mjOxO
「久寿川悠という男の子は、半年前に死んだ。どういうことか判るかの?」
「ちょっと待ってください」
私は事故に巻き込まれて死体も同然だった。そこでこの老人が奇跡としか言えない方法で私を蘇生させた。
それから三ヶ月後、私の体に変化が訪れた。体が男の子から女の子へと変わるというものだ。
つまり…
「世間的に久寿川悠という『男の子』は死んだ。蘇生したのは久寿川悠の特長を残した『女の子』だった。それを久寿川悠として扱うことは出来ない…」
老人は納得したように頷いた。
「そういうことじゃ」
しかし、それならば私という人間はこの国に存在しないことになるじゃないか。私を久寿川悠だと証明できる確かな物はないじゃないか。
「戸籍は心配せんでも良い」
老人はケロッと言いきった。
「は?」
「これから知人に偽造してもらうからの。ほっほっほ。権力万歳じゃ!」


55 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI 投稿日: 2006/11/28(火) 21:02:33.46 ID:X2n7mjOxO
「偽造って…大丈夫なんですか?」
もう、何が何だか分からない。
「あのね、悠ちゃん。せんせーは政界とかの色んな人に顔がきくんだって。だから安心ね♪」
真純さんに言われると不安だ。
「何、儂だけの力ではないよ。君達のご両親の力があってのことじゃ」
老人はテレビのスイッチを入れる。放送されていたのはニュース番組だった。
「ほれ、見てみい」
「久寿川グループ、宇宙開発に多額の投資を決定?総帥、久寿川雅樹にインタビュー?」
「エヘヘ〜、お父さんカッコイイね〜♪」
…お父さんってこの人が?
「久寿川グループはあらゆる場面で日本経済を支えている企業じゃ。日本経済発展の影に久寿川ありと言われる程じゃ。世界経済にも多大な影響を与えておる」
「つまり、私は」
老人は頷き
「ボンボンじゃ」
と、言った。


56 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI [今日は投下終了します] 投稿日: 2006/11/28(火) 21:07:37.71 ID:X2n7mjOxO
「まぁ、それは置いておくとしてじゃ」
置いておくんですか。急な展開にはもう慣れたましたけど。
「これから君の戸籍を偽造するのじゃが、誕生日と名前を本来のものから変えることにする」
「死んだ人間………ましてや、久寿川の長男と全く同じだと都合が悪いということですか?」
「そうじゃ。察しが良くて助かる」
そこで、今まで黙っていた真純さんが何か言いたそうにしていることに気付いた。
「それで今はね〜、高校受験のシーズンなの〜。だから〜、悠ちゃんには15歳の女の子として受験してもらうわね〜」
「新しい人生を始めるなら、キリが良い一年生から始めた方がいいじゃろ?」
まぁ、確かにそうだ。今の私は生まれたての赤子に等しい。一から始めるのは、自分にとって望ましいことだろう。
「名前はどうしようかしらね〜?」
真純さんの興味はそっちに移っていた。


57 名前: VIP悪魔 投稿日: 2006/11/28(火) 21:10:09.75 ID:UBiBDisTO
ご都合主義万歳


GJ


58 名前: VIP村人j 投稿日: 2006/11/28(火) 21:16:35.81 ID:NyFJMruO0
GJ!!GJ!!GJ!!


59 名前: VIP村人g 投稿日: 2006/11/28(火) 21:42:59.84 ID:wxIbHFJB0
G・Jなんだぜ?


60 名前: VIP村人h 投稿日: 2006/11/28(火) 22:06:31.81 ID:wxIbHFJB0
60



61 名前: VIP毒蛇 投稿日: 2006/11/28(火) 22:48:31.55 ID:UBiBDisTO
 


62 名前: VIP村人i 投稿日: 2006/11/28(火) 23:08:47.90 ID:wxIbHFJB0




63 名前: 棒またぎ姫 投稿日: 2006/11/28(火) 23:14:10.40 ID:zIR4pQle0
ひょんなことからウズラが女の子
完結編いくぞー!

人によってはちょっとドン引きする内容が含まれていますのでご注意ください。俺超キモイ


64 名前: VIP魔法使い [sage] 投稿日: 2006/11/28(火) 23:15:59.04 ID:mHvsEDs30
>>63
待ってました!


65 名前: 棒またぎ姫 投稿日: 2006/11/28(火) 23:16:35.08 ID:zIR4pQle0
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2712.jpg
  そんなこんなで、ウズ子との生活にも慣れ、数ヶ月があっという間に過ぎていった。
 ウ「ごしゅじんサマ〜・・・」
 男「んん〜?」
 ウ「スリスリ・・・」
 男「なんだなんだ?」
 ウ「すきすき〜! スリスリ・・・」
 男「? ・・・とにかく飯にするか。」
 ウ「いやいや〜! いかないで〜!」
 男「???」
 ウ「スリスリ・・・」


66 名前: VIP村人i 投稿日: 2006/11/28(火) 23:16:56.30 ID:wxIbHFJB0
キタ------(゜∀゜)-------!!


67 名前: 壷ふりお京 投稿日: 2006/11/28(火) 23:17:12.80 ID:E3059PRD0
>>63
よっ、まってました。大統領!!


68 名前: 棒またぎ姫 投稿日: 2006/11/28(火) 23:29:34.58 ID:zIR4pQle0
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2719.jpg
 男「なあ、どうしたんだ?」
 ウ「・・・(///)」
 男「?」
 ウ「あ、あのね・・・」
 男「うん。」
 ウ「あのね、ここがね、じゅんってするの・・・」
 男「へ?」
 ウ「こんなになってるの・・・」
 男「(濡れてる・・・)」
  どうやら発情期というやつらしい。


69 名前: VIP毒蛇 投稿日: 2006/11/28(火) 23:32:02.78 ID:hZaJdsYHO
エロktkr


70 名前: 壷ふりお京 投稿日: 2006/11/28(火) 23:33:12.74 ID:E3059PRD0
えろキター


71 名前: 棒またぎ姫 投稿日: 2006/11/28(火) 23:49:36.49 ID:zIR4pQle0
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2723.jpg
 ウ「あのね、ウズコね・・・」
 男「・・・」
 ウ「ごしゅじんサマのタマゴ、うみたいの・・・」
 男「な、なにぃ? それはつまり、俺とお前が、ああなってこうなって・・・」
 ウ「いいでしょ・・・?」
 男「だ、ダメダメダメ! それはまずい! さすがに!」
 ウ「なんでー! ウズコもうおとなだよ! たまごうめるもん!」
 男「だ、だけどなあ、そういうコトはいちばん好きな男にだなあ・・・」
 ウ「ウズコごしゅじんサマがいちばんすきだもん! ごしゅじんサマじゃなきゃヤダヤダヤダ!」
 男「・・・」
  考えてみりゃ、コイツもうタマゴ産んでる立派な成鳥なんだな。まあ見た目はけっこうアレだが。
  それに鳥娘に人間の常識を押し付けるのもどうなんだろうって思うし。
  ・・・どうしたら・・・

   する
   しない


72 名前: VIP村人i 投稿日: 2006/11/28(火) 23:50:51.19 ID:wxIbHFJB0
wktkが止まらない…w


73 名前: VIP毒蛇 投稿日: 2006/11/28(火) 23:55:43.33 ID:hZaJdsYHO
>>71
する
しない









74 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/11/29(水) 00:10:07.98 ID:URJTdqlq0




75 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/11/29(水) 00:18:07.62 ID:URJTdqlq0
続き
来ない(´・ω・`)


76 名前: 門番の娘 投稿日: 2006/11/29(水) 00:18:22.24 ID:JLVxPpAR0
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2731.jpg
 男「フニフニ」
  う〜む、まあコイツもうち以外に行き場なんて無いわけだしな・・・
 男「痛いかもしれないぞ?」
 ウ「がまんする。」
 男「卵が孵るって保証は無いからな。」
 ウ「わかってる。」
 男「・・・ふう、しかたないな・・・」
 ウ「ほんと!?」
 男「ホラ、おいで。」
 ウ「ごしゅじんサマ〜!」
  ・・・  


77 名前: VIP皇帝 投稿日: 2006/11/29(水) 00:21:36.38 ID:UWZ1yNq40
>>76
あなたが神か?


78 名前: VIP足軽neet 投稿日: 2006/11/29(水) 00:24:13.29 ID:F08hka44O
ウズラwktk


79 名前: VIP村人c 投稿日: 2006/11/29(水) 00:24:32.13 ID:Lm+6GxQl0
wktk


80 名前: VIP足軽j 投稿日: 2006/11/29(水) 00:28:05.39 ID:n0AqPWQD0
俺がゆで卵食いながらwktk



81 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/11/29(水) 00:34:28.00 ID:URJTdqlq0
ktkr…www

萌えるぜ


82 名前: 門番の娘 投稿日: 2006/11/29(水) 00:35:53.24 ID:JLVxPpAR0
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2735.jpg
  次の日、ウズ子はひとつ卵を産んだ。
  コイツはそれを服の中なかに抱え、片時も離さずあたためていた。
  俺はフリーターをやめて小さな商社になんとか就職し、いそがしい日々を送っていた。
  そんなある日。
 ウ「ねえねえごしゅじんサマ!」
 男「ご主人はよせって言ったろ。もう俺はお前の飼い主じゃないんだから。」
 ウ「あ、そうだった。あなた〜、きてきて!」
 男「ん?」
 ウ「たまごがうごいてる! うまれるのかなあ!」
 男「どれどれ、お、産まれるぞ!」
  人間と鳥娘の間に、何が生まれるのかは全く分からない。
  だけど俺とコイツの子だ。どんなものでも怖くはない。
  それに、きっと幸せな結果になる、そんな予感みたいなものが、俺には確かにj感じられたのだった。
   THE END


83 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/11/29(水) 00:37:53.81 ID:URJTdqlq0
>>82

終わり…?終わりなん?
なんかDQ6を思い出した…なんだか泣けてきたwwwwww


84 名前: VIP村人u 投稿日: 2006/11/29(水) 00:39:37.56 ID:t0lBjZ5MO
>泣けてきたwwwwww
wwwwwはなんだよwwwwwは


85 名前: VIP村人q 投稿日: 2006/11/29(水) 00:39:41.74 ID:/92dr0ToO
文章にはぐりんが混じってるな


j


86 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/29(水) 00:40:51.22 ID:gOSq+up1O
>>82
乙です!

そして翼人の歴史が始m(ry


87 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/29(水) 00:43:05.64 ID:pu7KclcKO
>>82 乙です。
オイラもちょっと投下しよう


88 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/11/29(水) 00:43:50.28 ID:URJTdqlq0
>>84
知らんw
30超えると涙腺が弱いんだよwww


89 名前: 愛謝 ◆AwRoH5fkCI [ようやく一区切り] 投稿日: 2006/11/29(水) 00:44:42.99 ID:pu7KclcKO
今の自分には何も無い。記憶も戸籍も。
この病室と同じ色。どんな色にでも染まれる色。
「真っ白…」
「悠ちゃん?」
真純さんがジッと私を見つめる。
「今の私には『自分』だと言える確かなものがありません。積み上げた記憶も経験も。ですが、これから描いていくことは出来る筈です。真っ白なキャンバスを埋めるように」
真純さんも老人も静かに聞いている。
「だから『真白』。私が自分で名前を決められるなら、これが良いです」
「素敵ね〜」
真純さんは賛成してくれる。
「儂等だけでは決められん。君たちのご両親は明日に来る予定だから、そのときに改めて話をしよう」
老人の言う通りだ。一生使う大切な名前を簡単に決めてしまうのもどうかと思う。
「少し、疲れました」
少し話をしただけなのに体はグッタリとしている。
「目覚めたばかりだから仕方なかろうて。今日はもう休みなさい」
「悠ちゃん、しっかり休むのよ〜」
そう言って、二人は病室を後にした。
ホントに疲れた。
今日は………もう………寝よう……………。


90 名前: 門番の娘 投稿日: 2006/11/29(水) 00:45:26.02 ID:JLVxPpAR0
ども〜。皆さんのおかげで完結できました。またどこかで〜

http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up2737.jpg


91 名前: VIP足軽roop 投稿日: 2006/11/29(水) 00:46:12.01 ID:URJTdqlq0
>>90
まりがとう…うずらの人

ノシ


92 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/29(水) 00:47:55.09 ID:pu7KclcKO
こんだけです。
オイラは寝ます。
今日も投下すると思うんでよろしく〜。


93 名前: はぐれVIPPER 投稿日: 2006/11/29(水) 00:50:45.59 ID:UWZ1yNq40
>>82>>90
感動した!!ありがとう神よ!!


94 名前: VIP足軽utu [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 00:51:46.18 ID:4+Wawr7jO
うずらの人GJ!
癒されたぁ


95 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/29(水) 01:03:05.15 ID:/92dr0ToO
だが絵が一つも見れなかった


96 名前: 門番の娘 [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 01:09:00.96 ID:4+Wawr7jO
※10
よし、と言ったきり、元男は出てこない。
友1「………?どうした、着れたんだろ?」
友2「焦らすなYO!」
カーテンの内側からひねりだすような声で、
元男「わ、笑うなよ…………」
―シャッ
友1「…………」
友2「ぅはwwwktkr!!」
保健医「あら、可愛いじゃない。やっぱり服が変わると違うわね」
元男「可愛いってゆーな!」
友1「いや、可愛いよ」
元男「うっ!?///………だからゆーなっつーのに…」
友2「元男ハァハァ(;´Д`)」元男「俺でハァハァすんな!」口調は変わず男のまま。



友3「………orz」


97 名前: VIP足軽ktkr 投稿日: 2006/11/29(水) 01:19:58.02 ID:n0AqPWQD0
続きをwktkしながら寝る
明日の楽しみに取っておこう


98 名前: 門番の娘 [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 01:30:43.83 ID:4+Wawr7jO
※11
元男「…つーかさ、切実な事頼んでいいか?」
元男が保健医のほうを向く。
元男「冗談抜きで胸が重い、苦しい、うざったい。何か絞める物……そうだ。包帯でさらし巻いてくれ」
友3「え?私が恥をしのんでブラも持ってきてあげたじゃん」
元男「『あげたじゃん』じゃねーよ!ホックがしまらないんだよ!」
保「えっ、じゃあ今貴方………」
友2「ちょwwwwノーブラwwwwww」
元男の顔が、また少し赤らむ。

友3「あっきれた。アンタ体硬いんだね〜 ホラ、カーテン閉めた閉めた」
今度は友3もベッドにあがり、カーテンを閉める。


99 名前: VIP村人v 投稿日: 2006/11/29(水) 01:32:23.50 ID:t0lBjZ5MO
wktkest


100 名前: VIP村人q 投稿日: 2006/11/29(水) 01:34:00.87 ID:HnwIClD8O
読んでないけど、ふいんきで最高ですた


101 名前: VIP村人r 投稿日: 2006/11/29(水) 01:34:50.36 ID:/92dr0ToO
わくてカクテル


102 名前: 門番の娘 [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 01:39:32.25 ID:4+Wawr7jO
※12

友1「(なあ、男って別に体硬くないよな)」
友2「(ああ。多分ホックがしまらないのは…)」

元男「ちょ、バカ!痛ぇーよ!」
友3「う、嘘!認めないもん!男のくせに…男のくせにぃぃぃ(ノД`)・゚・。」

保「(哀れね………)」


 帰り道、普段なら一人で帰るところだが、両親に説明するときの証人となってもらうべく、三人もついてくることになった。

元男「ったく…あの保健医、いらんことまでしやがって…」
元男の頭からはヘアゴムで結わわれたポニーテールが流れる。
友3「似合ってるのに」
元男「…るせぇな。お前も」


103 名前: VIP足軽v [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 01:59:22.85 ID:4+Wawr7jO
※13
もう家まであと5分というところで、電柱から女性が現れた。
女「君達、ちょって待ってくれるかな」
4人が停まると、サングラスの女性は元男の前まで来ると、一言、
女「男君だね?」
4人「!?」
仰天する学生達とはうらはらに、到って平然と話す女性。サングラスの女性は胸ポケから警察手帳を出して4人に見せた。
女「ちょっと署まで来てもらうよ。後ろの三人もね」釈然としないまま2台車に二人ずつ乗せられる四人。


友2「まさか俺たちタイーホ…?」
友3「ば、馬鹿言わないでよ!」


104 名前: 水汲みおしち [sage] 投稿日: 2006/11/29(水) 02:04:04.30 ID:4+Wawr7jO
今日はここまで


105 名前: VIP村人f 投稿日: 2006/11/29(水) 03:10:47.35 ID:Lm+6GxQl0
GJ!


106 名前: VIP村人g 投稿日: 2006/11/29(水) 04:55:11.49 ID:Lm+6GxQl0
ほし


107 名前: VIP魔法使い 投稿日: 2006/11/29(水) 06:24:01.46 ID:ZEZX82UF0
保守