【報道ファイル】 5月23日対文科省「20mSv撤回要請」行動 −1 福島放送 −2 福島民報 1. 5/23NHK 2. 日テレニュース 3. 読売online 4. 毎日新聞 5. シネマトゥディ 6. 共同通信 7. テレ朝 8. OurPlanets-TV 9. 時事通信 10. FNN 11. 毎日新聞 12. 東京新聞 13.田中龍作ジャーナル 14.ユニオンチューブ 15 小出裕章 (院内集会) 16 参加できなかった方の熱い想い。 (なぜかTBSとAsahi.comがgoogleではヒットしません) 番外.拙参加記 −1 福島放送 http://www.kfb.co.jp/news/index.cgi?n=201105223 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 学校の放射線量 窓一定時間開け再調査要請 2011年05月22日 13時21分配信 県教委は21日、建物の窓の開閉は放射線量に影響はないとする文部科学省の19 日の調査結果を各県立学校と市町村教委に送付した。 ただ、調査は窓を開けて直後の数値であるため、窓の開放から時間が経過した時 点の線量を再度調べるよう同省に要請。 同省は近く調査校を増やして再調査する。 県教委は「データはあくまで参考。 判断は市町村や各校に委ねられる」としている。 19日の調査は10校で行われ、窓を開けた状態と閉めた状態では線量に大きな 変化はなかった。 しかし、窓を開けた直後の測定より、窓を一定時間、開け放した状態の方が実際 の学校活動に合っているため、再調査を依頼した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 −2 福島民報 自由民権運動の伝統を引く地元新聞社だが、父母達の対文部省交渉については記 事にしなかった模様です。福島県内でのNHKの放送内容や、朝日や読売の福島県で 配られる版での扱いも、気になります。 ==== http://www.minpo.jp/view.php?pageId=4107&blockId=9847478&newsMode=article 伊達市、全小中27校の表土除去 PTA連絡協の要望に応える   伊達市は市内の全小中学校27校の校庭表土を除去する方針を決めた。23日、 伊達地区PTA連絡協議会の要望に対し、仁志田昇司市長が明らかにした。  市は既に市内の2小学校と1幼稚園の表土を除去。全幼稚園、保育所の園庭の 表土を除去することを決めていた。子どもの放射線による被害を抑えるため、小 中学校も表土除去を実施する。今後、除去の優先順や除去した土の仮置き場など を検討し、できるだけ早期に作業に入る。  協議会の要望では、  (1)校庭やテニスコートなどの表土除去と砂場の砂入れ替え  (2)学校にエアコン導入  (3)プールの水の放射性物質測定と洗浄  (4)校舎外壁や側溝の洗浄  (5)運動公園の表土除去や通学路の安全対策  (6)放射線量測定器と積算線量計の各学校への配置 を求めた。  仁志田市長は、プールの水の放射性物質測定を急いでいることを明らかにし、 今後、水を入れ替えて使用できるようにしたい意向を示した。線量計は注文して いるが生産が追い付かず到着が6月になると説明した。 (2011/05/24 09:39) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 1. 5/23NHK 時計で測ったわけではありませんが、 ワタシが戻って直ぐTVをつけたのが、19:06ぐらいで、 被曝値での事業再開の話題をやっていました。 そのあと、およそ2分の扱いで、 今日の文部省交渉を取り上げていました。 全国ニュースのなかです。 TEXTとして NHKオンラインに載るとおもいます。 〜〜〜〜〜〜〜 NHK online に載りました。 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110523/t10013058501000.html ==== 放射線量の目安 見直しを要望 5月23日 19時18分 東京電力福島第一原子力発電所の事故で、国が示した学校などでの 屋外活動の目安となる放射線量は値が高すぎるとして、福島県の保 護者などが23日、文部科学省を訪れ、目安となる値を見直すとともに、 子どもたちの被ばくをできるだけ少なくするよう求める要望書を提出しま した。 文部科学省を訪れたのは、福島県内の児童や生徒の保護者などでつ くる「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」のメンバーで、これ までに集まった1万5000人余りの署名を添えて要望書を提出しました。 要望書では、東京電力福島第一原発の事故で、国が示した学校など での屋外活動の目安となる放射線量の上限年間20ミリシーベルトは、 子どもには高すぎる値だとしています。そのうえで、目安となる値を年 間1ミリシーベルトに見直すとともに、校庭の表面の土を取り除くなど の対策を講じ、国の責任で子どもたちの被ばくをできるだけ少なくする よう求めています。 要望書を受け取った担当者は「今のところ、学校での放射線量は健康に 影響が出るレベルではない。ただ、年間20ミリシーベルトという値は浴び てよいという量ではないので、できるだけ被ばくを少なくするよう、あらゆ る対策を検討したい」と回答していました。 保育園に通う4歳の娘とともに訪れた母親は 「被ばくが心配なので子どもは保育園を休ませ、自宅で面倒を見ています。 国の責任で一刻も早く対策をとってほしいです」 と話していました。 ====== テレビでのニュース原稿は、300字が大体1分です。 2. 日テレニュース 〜〜〜〜〜〜〜 「年20ミリSv」撤回を〜福島の保護者ら < 2011年5月23日 16:04 >  福島県の保護者らでつくる団体が23日、学校での屋外活動における「年間20 ミリシーベルト」という子供の放射線量の基準値を撤回するよう文科省に求めた。  要請をしたのは福島県の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」 で、福島県で子育てをしている親60人も参加した。  文科省は、子供が校庭を制限なく利用できる放射線量の基準を、年間20ミリシー ベルトを前提に一時間あたり3.8マイクロシーベルト以下と定めている。市民団体 側は、この基準値は高すぎるとして撤回を要請した他、校庭の除染作業や子供を 避難させる費用の支援を早急に行うことなども求めた。  対応した文科省の担当者は「検討を進めていく」と述べるにとどまった。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 3. 読売online http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110523-OYT1T00999.htm 子供の屋外活動制限、基準高すぎ…保護者ら抗議  東京電力福島第一原発の事故を受け、福島県内に住む保護者ら約70人が23日、 東京・霞が関の文部科学省前で、子供の屋外活動を制限する基準値(毎時3・8マイ クロ・シーベルト)について「高すぎる」として、撤回を求める抗議活動を行った。  保護者らは市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」のメンバー。 同団体は「基準値は行政の都合により決定された」などと訴え、基準値の見直しのほ か、校庭の除染作業の強化や、自主避難に関する国の経済的支援などを要請した。 (2011年5月23日20時02分 読売新聞) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 4. 毎日新聞 毎日新聞の今日の交渉報です http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110524k0000m040106000c.html 福島第1原発:20ミリシーベルト基準 父母ら撤回要請 【写真】 文科省職員(手前)に子供の20ミリシーベルト基準の撤回の要望書を涙ぐみ ながら読み上げる福島から来た親子=東京都千代田区の文科省前で2011 年5月23日午後1時39分、木葉健二撮影  東京電力福島第1原発事故で、学校の屋外活動を制限する放射線量を年間 20ミリシーベルトとした文部科学省の基準は甘すぎるとして、福島県内の父 母ら約650人が23日、東京・霞が関の文科省を訪れ、撤回を求める要請文を 提出した。 同省科学技術・学術政策局の渡辺格(いたる)次長は「最終的には1ミリシー ベルトを目指して努力する」としたが、撤回の意思はないことを改めて示した。  父母らは小雨の中、文科省前で約2時間にわたって「子どもの安全は保障 できるのか」「大人と子どもの影響は違う」などと訴えた。同県飯野町の斎藤 夕香さん(38)は「基準を巡っては学校現場でも判断できない状況が起きて おり、撤回してほしい」と話した。  文科省の基準は国際放射線防護委員会(ICRP)が原子力事故の収束段 階で適用すべきだとして勧告した「年間許容量1〜20ミリシーベルト」を根拠 に決めたが、内閣参与の小佐古敏荘(こさことしそう)・東京大教授(放射線安 全学)が「大人と子どもの基準が同じなのは納得できない」と反発して辞職す るなど混乱が続いている。【鈴木梢】 毎日新聞 2011年5月23日 20時39分(最終更新 5月23日 20時57分) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 5. シネマトゥディ 俳優の山本太郎さんのメッセージには涙がでます。 転載しておきます。 媒体は、シネマトゥディです http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110523-00000018-flix-movi 山本太郎、福島の親たちとともに文科省前で抗議活動! 学校の暫定基準20ミリシーベルトを撤回せよ! 「何も行動しなければ、僕は自分を許せない」 シネマトゥデイ 5月23日(月)15時26分配信 拡大写真 文科省前デモを行う山本太郎  俳優の山本太郎が、23日、福島からの親たち100人を含む多くの人たち とともに文部科学省前に集結し、文科省が定めた学校の暫定基準20ミリ シーベルトの撤回を訴えた。  文部科学省は、福島第一原発事故の後、学校生活で注意すべき屋外の 放射線量の暫定基準値を毎時3.8マイクロシーベルト、つまり年間で20ミ リシーベルトとした。この日、福島からやってきた多くの親たちが、子どもた ちを守るため、この殺人的な基準値の撤回を求めた。山本も、そんな親たち とともに立ち上がった勇気ある著名人のひとりだ。  これまで山本は、自身のツイッターを通して「脱原発」のメッセージを伝え 続け、4月10日には、反原発デモへ参加して、「原発反対!」を訴えた。彼 ほど、「脱原発」を声高に訴えてきた芸能人は多くないだろう。  20ミリシーベルトという数値を撤回させるため、福島から文科省を訪れた 親たちとともに、山本は、「3月11日を機に、もう自分を守るのはやめたい」と きっぱり言った。「電力会社はメディアの最大のスポンサーですし、さまざま な事情はあります。でも、自分たちが守るべきものはなんなのか? 今、福 島の子どもたちが、これから先、病気になるのはわかりきっている。まるで 死刑台に向かって、列を作らされているようです。何も行動しなければ、僕 は自分を許せない」と涙に声を詰まらせた。  母子家庭に育った山本は、女でひとつで彼を育てた母親に守られ、たっぷ りの愛情を受けて育ったことを自身の本「母ちゃんごめん 普通に生きられな くて」でつづっている。「大人は子どもを守るものだということを、僕は母親に 教えてもらった。だからこそ、いまこそ僕ら大人が子どもを守らなければならな いんです」という山本は、「彼らを選んだのは僕たちなんだから、みんなに責 任がある。大本営が発表したことをただ信じるのではなく、自分たちで異を唱 えないと何も変わらない」と訴えた。  学校の校庭は降雨などでも放射性物質は流れにくく、アスファルト上で計 測した数値よりも高くなっていく。放射能は少しずつ累積していく。一般大人 の年間許容量は1ミリシーベルト。それを政府は最も放射線の被害を受けや すい子どもたちに対して、基準値を20倍も引き上げたのだ。放射能の被害は 5年後、10年後に白血病や、ガンなどの疾患を引き起こすことは知られてい る。山本が主張するとおり、福島の子どもたちは、今すぐに避難をしなければ いけない切迫した状況にある。だが菅政権は、子どもたちの健康被害よりも、 まるで計算機でも打ちながら賠償額ばかりを気にしているようだ。  いま、この瞬間にも福島の子どもたちは、原発から漏れ出ている放射能を 浴び、被爆し続けている。「今の日本は、まるで殺人国家だ」山本とともに、多 くの親たちが、涙ながらに声を張り上げている中、対応した文科省職員からは 「年間20ミリシーベルトを撤回する」という言葉が出てくることはなく、最後には、 「100ミリシーベルト以下では、ガンなどの発症に影響があるとは科学的に認 められていない」とまでのたまった。あまりにもひどい対応に怒りの声が上がる 中、文部科学大臣の高木義明が出てくることはついになかった。 (編集部・森田真帆) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 6. 共同通信 http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011052301000745.html 校庭の線量基準引き下げを訴え 「高い」と福島の保護者 【写真】  文科省を訪れ、放射線量基準値の見直しを要請する福島県の小中学校の 保護者ら=23日午後  福島第1原発事故を受け、小中学校などで屋外活動を制限する際の放射線量の 基準値が高すぎるとして、福島県の保護者ら約60人が23日、文部科学省を 訪れて引き下げを求め「子どもを守るために被ばく線量のあらゆる低減策を」 と訴えた。  文科省前には支援者も集まり「未来ある福島の子どもたちを本気で守って」 「国民の生命を考えろ」と書いた横断幕やプラカードを持ち、基準値の見直し を要請した。  文科省は4月、毎時3・8マイクロシーベルト、年換算20ミリシーベルト以上 の場合、校庭の使用を1日1時間程度に制限するよう通知した。しかし、一般 人の年間被ばく線量限度の20倍に当たり「子どもには高すぎる」と批判が出 ていた。  埼玉県の実家に長男(2)と避難している福島県郡山市の主婦今井りつ子 さん(39)は「基準は高すぎて受け入れられない。せめて教育施設だけでも 安全な場所にしてもらわないと戻れない」と話した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 7. テレ朝 テレ朝の報道ステーションは、トップニュースでおよそ15分が20mSv問題でした。 ブイの流れ ・交渉状況 ・渡利中学校からリポーター ・室内で部活中の中学生の声 ・20mSv賛成の長崎大長瀧意見と20mSv反対の高木学校崎山意見の対比 ・保育園そらまめでの、祖父祖母たちによる表土削除工事 など 動画がアップされていれば・・・・ その冒頭部分の動画 http://www.youtube.com/watch?v=l7--WKu2Sj4 〜〜〜〜〜〜〜 8. OurPlanets-TV http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1063 くわしい現場の動画あり 「20ミリシーベルト基準」撤回を〜福島の父母らが文科省に要請行動 投稿者: ourplanet 投稿日時: 火, 05/24/2011 - 02:00 政府が、子どもの放射能の安全基準を年間20ミリシーベルトに設定していることに 関し、5月23日、福島の父母ら70名と支援する市民計650名が文科省を訪れ、「20ミ リシーベルト基準」の撤回求め、文科省に対し要請行動を行った。   文科省を訪れたのは、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」メンバー ら。朝、福島を出発し、2台のバスに分譲して、昼前に文科省に到着した。中には、 この要請行動について当日の朝、情報を知り、福島県から新幹線に乗り、文科省に 駆けつけたか子連れの母親もいた。 文科省前に集まった人々は、事前に連絡をし、高木義明文大臣や政務三役らに面会 を求めていたものの、大臣らは姿をあらわさず、文科省科学技術・学術政策局の渡 辺格次長が対応した。   「学校に通う子どもたちは毎日被曝させられていて、モニタリングをしている場合 ではない」要請文を読みあげた母親は、途中、声を詰らせながら、年間20ミリシー ベルトの基準の撤回を求めた。   これに対し、文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長は、「20ミリシーベルト は文科省の基準ではない」と発言。父母からは「それならば、撤回できるだろう」 との声があがったが、「夏休みまでは暫定基準を続ける」と態度を変えることはな かった。 やり取りの中で、渡辺氏は「健康上は100ミリシーベルトを超えると問題が出ると言 われている。100ミリシーベルトよりも小さな被曝では、ガンなどの増加は認められ ていない」と明言し、一時騒然とする場面も。   渡辺氏は「1ミリシーベルトをめざし、可能な限り下げていく方針がある」とまでは 踏み込んだものの、それを文科省の通知として出すかは明言をさけ、政務三役に要 請内容を伝えるとの発言にとどまった。   小雨が降る中、3時間近く交渉は続いたものの、渡辺格次長の口からついに「撤回」 の言葉は出なかったことに対し、納得できない市民も続出。「20ミリシーベルト 基準」の撤回を求め、「子どもたちを死なせるな」「福島の子どもはモルモットじ ゃない」とプラカードを掲げ、文科省の入り口で抗議行動を行った。   高校3年生、中学2年生、小学4年生と3人の子どもがいるという福島市の女性は「少 しでも被曝させないとしようと思っているのに、どうして国から被曝を人為的にさ せられるのか分からない。子どもたちに、5年後、10年後に『どうしてあの時止めて くれなかったの?』と泣かれた時に、私はなんて言えばいいのか」と切実な思いを 訴えた。   また、5歳と、小学生1人、中学生2人の4人の子どもがいる福島市の女性は、現状、 自主的に避難するしか方法がないことに対し、「思春期の子どもは、友達と別れる ことになったりしてかわいそうだし、疎開について話しても、娘は納得しない。放 射能の話をすることすら、聞く耳を持ってくれない」として、学校単位での「集団 疎開」を求めた。    この日、文科省前の行動と院内集会にかけつけた俳優の山本太郎さんは、「わざわ ざ福島から出向いてこられる方のバックアップ。声をあげたりしか出来ないけど、 少しでも現地の人々の声が聞きたかった。ただ、今日、文科省の上の人たちが来な かったのは、責任ある大人のやることではない。本当に20ミリシーベルトの基準が 正しいと思っているなら、上の人が出てきて説明するべき」と話した。また、「20 ミリシーベルトの基準の撤回行動を起こしつつも、自主的に子どもたちの疎開を進 めるというが大事なのではと感じた」と話した。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 9. 時事通信 http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011052300803 20ミリシーベルト、「撤回を」=子ども被ばく量、文科省前で訴え  小中学校などの屋外活動を制限する放射線量上限を年間20ミリシーベルトとし  た国の暫定方針は高過ぎるとして、福島県の住民が23日午後、文部科学省正面  玄関前に集まり、暫定値の撤回を求めた。    要請したのは市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」。主催  者側によると、参議院議員会館内で開かれた集会と合わせ、子供を持つ父母ら  500人以上が参加した。    要請行動では、福島瑞穂社民党党主や民主党の衆院議員らも参加。福島氏らは大  臣ら政務三役との対話を繰り返し求めたが、国会への出席などを理由にいずれも  姿を現すことはなかった。    父母らは子どもの安全を繰り返し訴え、上限値の撤回を求める1万5000人以  上の署名を提出。土壌の除染や汚染された土壌を国が引き取ることのほか、疎開  が必要な場合、その費用の負担などを文書で要請した。(2011/05/23-20:53)   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 10.FNN http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00199967.html 動画もあり 福島第1原発事故 子どもが浴びる放射線量の上限をめぐり、500人超が文科省に抗議 福島第1原子力発電所の事故をめぐり、地元住民からは、将来への不安や政府の対応 のスピードアップなどを求める切実な声が高まっている。 23日、文部科学省に集まったのは、「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」 ら、500人を超す人々だった。 福島から参加した市民は、「福島の子どもたちをモルモットにするということです か」と訴えた。 文科省は、1年間に福島の子どもが浴びる放射線量の上限を、20ミリシーベルトに暫 定的に定めた。 これに対し、数値が高すぎて健康被害の可能性があると、福島ネットワークらが反 発し、事故前と同じ基準値に戻すこと、汚染された校庭の土を除去することなどを 求める要望書を文科省に提出した。 文科省科学技術・学術政策局の渡辺 格次長は、「被ばくは、なるべく低くするよう に努力する必要がありますが、その前提のうえで普通に生活していただいて、問題 はないと思っております」と話した。 子どもの被ばく問題は、先が見えない。 (05/23 23:40) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 11.毎日新聞 http://mainichi.jp/select/science/news/20110524k0000m040173000c.html 放射性物質:安全、頼りは線量計 無料貸し出しに父母殺到  東京電力福島第1原発事故によって放射線量が比較的高い福島市で、住宅地から 外で遊ぶ子供の姿が消えた。暑い中、長袖に手袋の重装備で通学する児童もいる。 市民グループが線量計の無料貸し出しを始めたところ、申し込みが殺到し途中で受 け付けを打ち切った。事故が収束せず、影響を巡って専門家の見方も分かれる中、 親も子も果てしない「神経戦」を強いられている。【井上英介】  「うちの子も、よその子も外で遊ばない。近所で子供は見かけません」。福島市 東部の住宅地で、小6の長女(11)と小3の長男(8)を育てる女性(38)は 言う。  最高気温30・3度で今年初の真夏日となった19日ですら、下校する小学生た ちは帽子を深くかぶり、マスクをしていた。マスクをさせないと、親が責められる 雰囲気があるという。中には、長袖ジャンパーに長ズボン、手袋で肌を隠す子もい る。長女に「放射能怖い?」と聞くと、笑顔で即座に「怖くないよ。外で遊びたい」。  女性はこの日、借りてきた線量計で、自宅の中や庭、道路を挟んだ向かいの家庭 菜園の放射線量を測った。玄関先の鉢植えに線量計を近づけると毎時3・9マイク ロシーベルト。「5日前に測ったら2・4マイクロシーベルトだったのに。水で洗 い流せばいいのか……。除染の仕方も分からない」と途方に暮れた。  家庭菜園では同居する母(71)がナスを育てる。「畑は線量が高いので、家族 で話し合い、一切触れず放置することにしました」。畑いじりが好きな母は「生き がいがなくなった」と寂しげだ。  同市鳥谷野(とやの)の辺見妙子さん(50)も、線量計で何度か測った。「原 発事故前後で風景は何も変わらないのに、暮らしは一変した」。庭の線量が高く、 近く除染を行う。引き抜いた雑草や削った表土を袋に入れ、庭の片隅に埋めるという。  仲間と09年「青空幼児園たけの子」を結成し、徹底して外遊びをさせる幼児保 育に取り組んでいる。2〜5歳児を5〜6人預かり、雨の日も雪の日も外へ連れ出 してきた。だが、原発事故を境に次々県外へ避難し、今は1人。「外へ出せば、将 来どんな影響が出るか。閉じこめればストレスがたまります」。辺見さんは涙ぐむ。  2人に線量計を貸した市内の市民グループ「子供たちを放射能から守る福島ネッ トワーク」は、原発事故後に数人で結成された。メーリングリストの登録者は既に 300人。15日に線量計の無料貸与を始めたところ、申し込みの電話が鳴りっ放 しの状態となった。2週間先までの予約が2時間で埋まり、受け付けを打ち切った。 グループのメンバーは「驚きました。子供を避難させられない親が今、本当に苦し んでいる」と話す。 毎日新聞 2011年5月24日 2時38分 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 12 東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2011052402000030.html 校庭線量上限、撤回を 「20ミリシーベルト高い」福島の保護者直談判 2011年5月24日 朝刊 文科省を訪れ、放射線量基準値の見直しを要請する福島県の小中学校の保護者ら =23日午後 写真  福島第一原発事故を受けて政府が福島県の学校での被ばく線量の上限を年間二〇 ミリシーベルトと設定したのは高すぎるとして、同県の父母ら約七十人が二十三日、 文部科学省を訪れ、設定の引き下げを求めて抗議し、「子どもを守るために被ばく 線量のあらゆる低減策を」などと訴えた。事前に大臣ら政務三役に面会を求めたが 断られ、同省庁内にも入れなかった。父母らには、渡辺格科学技術・学術政策局次 長が応対した。  文科省前には大勢の支援者も集まった。「二〇ミリシーベルト撤回!」「未来あ る福島の子どもたちを本気で守って」などと記した横断幕やプラカードを掲げ、設 定の見直しを求めた。  文科省は四月、毎時三・八マイクロシーベルト、年換算二〇ミリシーベルト以上 の場合、屋外活動を一日一時間に制限するよう同県に通知。しかし、一般人の年間 被ばく線量限度の年一ミリシーベルトの二十倍で、専門家からも「高すぎる」と批 判が出ていた。この問題で政府の対応を批判して辞任した内閣官房参与もいる。 ◆大臣面会せず 文科省「1ミリシーベルトに努力」  「子どもを放射能から守りたい。二〇ミリシーベルトを盾にとって学校も県も国 も何もしない。このままでは子どもの健康を守れない」  福島県内で子どもを持つ父母ら約七十人がバス二台に分乗して文部科学省に到着。 しかし、訴えを最も聞いてもらいたい大臣らは面会に応じなかった。  父母らは省内にも入れてもらえない「門前払い」の状況で、時折冷たい雨が降る 中、庁舎脇の床に座り込み、応対に出た渡辺格科学技術・学術政策局次長に代わる 代わる「二〇ミリシーベルト」の撤回を求めた。  父母らのまとめ役の市民団体「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」 によると、福島県内では保護者が学校に放射線量を下げる対策を求めても「国は 二〇ミリシーベルトまで安全と言っている」と対応しないケースがままある。この 日は「(政府に)直談判しかない」と思っての行動だった。  渡辺局次長は「二〇ミリシーベルトは文科省の基準ではない」と発言。父母の一 人が「それなら撤回で差し支えないだろう」と迫ったが、「モニタリングの結果を 踏まえ、夏休み後に見直す」と明言はしなかった。  その後、渡辺局次長は「最終的に一ミリシーベルトにしていく」とも発言。父母 らは「文書で自治体に通知してほしい」と求めたが、やはり明確には答えなかった。 最後には「政務三役と相談して早急に返事をする」と答え、押し問答は約二時間に 及んだ。  訴えに参加した福島市の吉野裕之さん(44)は現在、妻(44)と長女(3つ) を東京都内に避難させている。だが、二〇ミリシーベルトの安全基準が独り歩きし、 「近所の人に対し、家族を避難させることさえ心苦しく思ってしまう」と胸の内を 語った。「行政が大丈夫と言うから、避難するかどうか、意見が割れてけんかにな る家族もある。すべて『二〇ミリシーベルト』が悪い」と憤る。  「大臣が出てこないのは許せない。でも、局次長が一ミリシーベルトに向けて努 力をしないといけないと認めたので、今後の回答を注目している」と家路についた。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 13.田中龍作ジャーナル http://tanakaryusaku.jp/2011/05/0002365 「20mSv」撤回求める福島の父母を雨中コンクリートに座らせた文科省 2011年5月23日 22:15 福島の父母らの鬼気迫る追及にうなだれるばかりの渡辺原子力安全監=中央奥・水 色のジャンパー。 (23日午後、文科省中庭。 写真:筆者撮影)  「放射能から子供を守れ」、父母らの不安と怒りは募る一方だ。児童の被曝許容 量を20mSvとした通達の撤回を求めて福島県の父母らが23日、文科省と交渉した。関 東一円から駆け付けた親たちは文科省を包囲し、交渉を後押しした。  福島からバス2台を連ねて上京した父母たちが通されたのは文科省の中庭だった。 「会議室はどこも塞がっている」というのが文科省の口実だ。高木文科相は本会議、 政務三役は不在を理由に交渉出席を拒否した。  前回、参院会館で行われた同省との交渉からちょうど3週間が経つ。前回の交渉 で明らかになったのは、「20mSv」とした理由を文科省が説明できない、ということ だった。  説明がつかないのも当然だ。ICRP(国際放射線防護委員会)の2007年勧告では公 衆の被曝量は 、1mSv/年 以下とされている。20mSv/年というのは仕事で放射線を 浴びる職業被曝の基準なのである。ただ日本政府がICRPの07年勧告をまだ受け入れ ていないため“違法扱い”されていないだけだ。後ろめたいことには変わりない。  梅雨のはしりの雨が降るなか、福島の父母たちはコンクリートの上に座らされな がらも粘り強く文科官僚を問い詰めた。文科省は渡辺格・原子力安全監が対応した。  上述したように「20mSv」は後ろめたいのである。渡辺原子力安全監のあいまいな 答弁に対して父母らから怒号が飛んだ。「毎日子供は被曝してるんだぞ」「高木 (文科相)を出せ」。皆、子供を守るために懸命だ。 関東一円から駆けつけた親たちは手をつないで文科省を包囲した。(23日午後、文 科省前。 写真:筆者撮影)  2時間半に及ぶ交渉の結果、渡辺原子力安全監は次の点を政務三役に諮り回答する ことになった――  「20mSv/年を被曝許容量としていることを撤回し、1mSv/年に近づける」と通達 すること、「現在、福島県内の自治体が行っている校庭の除染などの費用は国が持 つ」ことなど。  交渉が終わっても父母や支援者の大合唱が中庭に響いた。「子供を守れ、20mSvを 撤回しろ」。  文科省を包囲する人々のなかに福島原発が爆発して間もなく郡山市から東京に避 難してきた母と娘(4歳)がいた。「いつかは帰りたいが、今は住むところではない。 家のローンが残っていて苦しいが、娘の健康を何より優先した」。母親は自らに言 い聞かせるように語った。   〜〜〜〜〜〜〜〜 14.動画さいとユニオンチューブ http://video.labornetjp.org/Members/YUMOTO/videos/monkasyoukousyou3.wmv/view 福島からバス2台の代表団!「高木文科大臣、なぜ出てこない!」 作成者 MASANORI YUMOTO - 最終変更日時 2011年05月24日 10時05分 Directed by 湯本雅典 福島からバス2台の代表団!「高木文科大臣、なぜ出てこない!」 Play video Download video 5月23日、20ミリシーベルト/年の撤回を求める文科省交渉が行われ、福島から バス2台(60名)の代表が参加した。(主催:子どもたちを放射能から守る福島 ネットワーク−以下「福島ネットワーク」) Produced: 2011/05/23 Duration: 5 minutes 58 seconds File Size: 20.1 MB Full description:  文科省前には、500名以上の支援者が集まり、交渉中には文科省を完全に包囲 するヒューマンチェーンが完成した。  このような大きな要請行動であったにもかかわらず、文科省は交渉場所を小雨が 降る屋外に設定し、しかも文科大臣以下政務三役は誰も参加しないという対応であ った。  これには福島からの上京団を始め参加者からは大きな怒りの声があがった。(交 渉には、福島瑞穂社民党党首、川内博史民主党衆議院議員、森ゆうこ民主党参議院 議員、川田隆平みんなの党参議院議員が参加)  交渉にあたった渡辺文科省科学技術・学術政策局次長からは、子どもからの素朴 な質問「僕の友達が、放射能の中で遊んでいてもいいのですか?」に対し「安全上 問題はない」と答え、あろうことか「100ミリシーベルト/年以下は、健康上問題 はない」というとんでもない発言まで出された。しかし、参加者の本当に粘り強い 説得で交渉は2時間(予定は1時間)に及び、渡辺氏から以下の点を確認点として 引き出した。 @ 20ミリシーベルト/年は、基準ではない。 A 1ミリシーベルト/年をめざす。 そして、政務三役に以下の点を報告し早急に結果を報告する。 @ 20ミリシーベルト/年の撤回 A 1ミリシーベルト/年をめざし、新たな目標値の設定 B 除染策の具体化と、国の責任の明確化 今回の交渉について「福島ネットワーク」代表の中手聖一さんは、「残念ながら文 科省の責任者不在の交渉ではありましたが、ある程度文科省に詰めよることができ ました。国を動かす第1歩であったことは間違いありません。しかし、これから始 まるのだとも思います」とまとめた。  マスコミの参加はこれまでで最高で、この結果が非常に広い範囲に宣伝されるこ とは間違いない。  ここまでできたのは、福島からの代表団の参加の力と首都圏と各地からの支援の 集中力であった。 交渉後の院内集会(500名以上の参加、講堂では足りず第2会場が設けられた) では多くの福島からの参加者から、緊迫した一歩も譲ることのできない状況が次々 に語られた。またその一方で、「福島ネットワーク」として全国に運動を広げる提 言(週末の保養地の提供の要請など)もなされ、今後の運動の方向性も見られた行 動であった。  まったなしの闘いはこれからも続く。この闘いの勝利は、福島を孤立させず全国 の闘いとしてもっと大きく広げていくことができるかどうかにかかっている。 (湯本雅典)   〜〜〜〜〜〜〜〜〜 15 小出裕章 (院内集会) http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/23/20msv-may23/ 5月23日 子どもだけは守りたい 小出裕章 (院内集会) 2011年5月23日(月)に国会で行われた院内集会に、小出裕章氏(京都大学原子炉実験 所助教)が参加されました。 集会内容 5月23日集まれ…子ども20ミリ撤回!文部科学省前要請行動&院内集会 録画 http://www.ustream.tv/recorded/14907841 (小出先生の登場は開始後49分頃から) 小出先生の発言要旨 ・いま隣の参議院の行政監視委員会に出て話をしていた。 ・いまやらなければならないのは子供たちを守るというその一点。日本では法律で、 一般の人は年間1ミリシーベルトしか浴びてはいけないと決まっている。放射能は 危険だからそう決まっている。私のような放射線の専門家、特殊な職業の人は年間 20ミリまで我慢することになっている。 ・それが、子どもたちにまでその20ミリシーベルトという特殊な基準を強制する という事態になっている。なんとしてもそれは認めたくない。それを防ぐため、知 恵を集めていく必要がある。 ・子供たちには原子力を許した責任は一切ない。大人は責任があるが、子どもだけ は守りたい。皆の知恵と力を合わせながら、こどもをどうやって守れるか、考えて いきたい。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜 16 参加できなかった方の熱い想い。 http://www35.atwiki.jp/datugenn/pages/264.html 今日、23日文科省前&院内集会に諸事情で参加できなかった方の熱い想い。 ★会社のトイレからメールしてます。 今日は参加できませんが、朝からテンションあがっちゃって仕事集中できず。 パソコンの画面みてても、キモチがいっぱいになって涙が出そうです。 応援してます! ★こんな大切な日なのに参加できずすいません。 最近集会にも参加出来ず申し訳なく思っています。 今日行ってくださる方の想い、自分の想い、福島県、世界中の想いが必ずや国に伝 わると信じ祈っております。 よろしくお願いします。 ★中手さん、そして国会へ行かれる皆さん、福島に残っている者も皆、子どもを守 りたいという思いは一つです。 人であれば必ず思いが通じることを信じて交渉の成功を祈っています。 ★今日は会社も休みを取り、子供を連れて参加予定でした。それが子供の体調不良 もあり、私だけの参加が難しい為、今日は福島に残り、みなさまの奮闘をお祈りす ることになりました。。 子供に黄色のカッパを着せて、マジックでメッセージを書いて歩く予定でした。参 加できずに申し訳ありません。 みなさまの思いが国を動かすこと、子供たちを守りたい気持ちが日本中に伝わるこ と、お祈りしています。。。 ★いよいよですね。もう出発している時間ですね。 私は仕事で参加出来ませんが朝から落ち着かずソワソワ… 皆様に思いを託します。どうか私達の分まで思いっきり暴れて(?)きて下さい 福島から応援しています。頑張れ!! ★「交渉は大人数が行っても少人数でも、真剣であればきちんと通じるんです」って。 参加される皆さんに思いを託して、明日もおのほっぺに来るお母さん方の不安な気 持ちを聞いて、子ども達にマスクの必要性を話し、お年寄りに今起こっていること をより理解してもらえるよう頑張ります ★みなさん、本日は参加できずに申し訳ありません。家族の理解がいまいち微妙な ところで子供達の避難を訴えている今、子供達の世話を任せてたった1日とはいえ、 家族が自営で働いている中、私だけが好きなことをやることがどうしてもできませ んでした。 でもみなさん、心はみなさんと同じです。みなさんと同じバスに私のほかにもそれ ぞれの諸事情で今日行けなくて無念な思いをされているお父さん、お母さん、みん なの子供を思う心が乗ってます!! ちなみに、今日みなさんのバスで上京している 私の小学校時代からのくされ縁(?に私の燃える魂をたくしておきました。私もネッ トにかじりついて(ライブ中継ありますよね?)みなさんと一緒に吠えたいとおもいま す。 がんばって!!! ★「教育に携わる者として本当に訴えたい、子ども達の命を安全を最優先にしない あなたに、福島の、そして日本の子どもたちの教育に携わる資格はない、自分が無 能ゆえに福島の親たちにこんなことをさせていることを恥ずかしいと思う良識があ るなら今すぐ20ミリシーベルトを撤回する事…私も郡山の教育現場から叫んでいま す」 ============= 番外.拙参加記 終って、寄道せずに仕事場に戻ったのは19時5分過ぎぐらいでした。 テレビをつけたら、直ぐにNHKニュースで、今日の交渉が報道されていました。 それを見てから、夢中でニュースを拾い集めました。 (このファイルです) 今夕これだけ集中的なニュースになったということは、 今日の行動が世の中を動かす転換点、潮目が変わったことは確かです。 福島からきた父母、家族のみなさん、 皆さんの思いは、確かに伝わりましたよ!! 東京までおいでになった効果は大きかったのですよ! では、私の参加記を記します。(昨夜記) 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 昨夜までは、午前中は原子力安全委員会の広報室に質問に行くつもりでした。 しかし今朝になって取りやめました。おおきなプラカードをもっては、ちょっと 面倒かもと思ったからです。 私が、原発推進の元科学技術庁が元文部省を支配下に置いてしまった「科文省」と いうべき文科省の前に着いたのは、12時25分ごろ、ちょうど福島からの皆さんが 到着したときでした。 文科省玄関前には、続々と人が集まってきました。玄関前には400人ぐらいでしょ うか。私は人々の集まりの外側で、手製のプラカードをもって立ちました。 (後から参加者が増えて、福島から70名、他に応援が650名だったそうです。東京だ けでなく、関東近県、大阪からも応援にきていました) 私がワクワクしたのは、集会参加者ではないけれども、20代30代の、近くのオフ ィスで働いているであろう男女が、遠巻きに見物にきていたことです。 今日の文科省前が、まさにFOCUSSING POINTだったということです。 13時を前にして、福島からの参加者と報道陣が、正面玄関から中庭テラスへと入 っていきました。私たち応援団は、ゆっくりと、文部省包囲にかかりました。面 の集合状態から、線の延長へ。 人間の鎖は、つくっている最中に新しい人が加わるので、ズンズンずんずん伸び ていきます。文科省の中庭を貫通して、ついには包囲が完成しました。 ウェーヴゥ〜 WAVE woo 文科省を包囲した応援団は、2箇所で参加者だれでもの、リレートークを始めました。 中庭テラスでの交渉は、2分では終りませんでした。2分というのは、「福島ネッ トワーク」の中手さんが予言した、文科省が「20mSvは撤回します」とあっさり回 答するのに充分な所要時間だそうです。しかし、交渉は延々と続きました。 2時間が経過した頃、包囲していた人たちも、中庭テラスを囲む場所に移動しま した。小雨降る中で、2時間半も交渉は粘り強く続けられました。 終って、参議院議員会館での院内集会に向けて参加者が移動しました。 しかし着いてみたら定員350名の会場は既に満員で、250名ほどが玄関ロビ ーに溢れました。 ようやく別室が用意され、私もまとめの報告を聞くことが出来ました。17時ごろ からでしたでしょうか。 1、「1ミリシーベルトをめざす」ということを、文書で福島県教育委員会に通 達すること。その判断を政務三役もしくは大臣がして、早急にこたえる。 2、放射能の汚染軽減対策についても、具体策を答える。 (※不充分な理解です。主催者のブログなどでご確認ください) そうした約束をもぎ取ったという報告を聞きました。曖昧な部分があっても大成 果です。 福島こどもネットワークのお話もききました。 父母の皆さんの行動は、2人から10人、10人から400人、そして・・・ 人数が飛躍的に増えただけでなく、「行動」も具体的であり多彩にもなってきた そうです。 今日は、私たちの応援も無駄ではなかった、ということを実感できた1日でした。 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜