*9が指定したｶﾌﾟ･ｼﾁｭに*0が萌えるスレPart6

1 ：風と木の名無しさん：2006/04/18(火) 02:55:13 ID:DfBjgpY+

初心者の人はまず熟読してね。

*0を踏んだらたとえ無理でも、リロミスでも誤爆でも
とにかく*9の内容に萌える思いを書き綴ってください。

指定するのは有名なもの推奨。
元ネタありは不可。
無機物、非生物不問。
またシチュでも可。

*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合はお流れとなります。萌えたい人どうぞ。
*9から24時間経過でお流れです。
*0じゃないけど萌えた人や続編等はまとめサイトへどうぞ。
24時間レスが付かずにスレの流れが止まってしまった場合、さくりと回しましょう。
それまでは回すの待って、乙したい人に譲ってあげて。縦読みでもダメダメよ。

リロミスなどで*0以外の人がスレに萌えを投下した場合、まとめサイトには載せません。
まとめサイトに転載した場合はこの限りではありません。
どちらにせよ投下、リクの前にはリロードしる！

前スレ　*9が指定したｶﾌﾟ･ｼﾁｭに*0が萌えるスレPart5
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1135442141/

過去スレの作品はまとめサイトでご堪能ください
まとめサイト（近々休止かも？）
http://sprout.nomaki.jp/

次スレは979がリクと引き替えに立ててください。
では最初の*9目指してまわします。

101 ：風と木の名無しさん：2006/04/26(水) 23:03:26 ID:enUTCcWc

ｽﾏｿあげた･･･orz

102 ：風と木の名無しさん：2006/04/26(水) 23:53:09 ID:hzv2ZS6N

GJGJ!!
ｾﾂﾅｽ…(つд`｡)

目から変な汁出しつつまわし

103 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 00:03:30 ID:zMAASoxq

GJっす！

まとめサイトもう見れなくなってる…？
新しく管理人さんやってくれる人募集したほうがいいよね。

104 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 00:54:10 ID:4OpOxA57

わああああ
小隊長、あなたも生きろよ生きなきゃダメだよ

2人とも無事生きて再会してほしい(；д；)

>>103
問題なく見れてますよ

105 ：103：2006/04/27(木) 01:01:25 ID:zMAASoxq

ごめん、うちのPCのせいだった。
ちゃんと見れたし、管理人さん名乗りあげてくれた方がいたね！よかった。

あとまとめサイトの方に投下されてた「軍人」もGJ！

106 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 12:16:20 ID:7UDVy69G

さっくりまわします

107 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 14:06:11 ID:TYy8n6yE

まわし

108 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 14:07:49 ID:TYy8n6yE

ｽﾏｿｰ
踏んでくれ＿|￣|○

109 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 14:12:14 ID:5nCinnuW

そんな漫画を読んだので「三人で一組のカップル」っていうのをおながいします。

110 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 14:40:08 ID:TYy8n6yE

相変わらずお美しいですね、素尿裸

111 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 16:23:51 ID:TYy8n6yE

ごめんなさいごめんなさい
誤爆したのも初めてなら内容もアホすぎて動揺してましたorz



今日もあいつらはじゃれあっている。
10年前、一目惚れして買った白い雑種。
6年前、近所をうろついていた茶色の雑種（多分）。
3年前、親の事情で一時的に預かった黒いラブラドール（まだ小さかった）。

性格も体格もばらばらで仲良くなることは期待していなかった。
ただ、交通量の多いこんなところでうろうろされるよりいい。
しばらく預かるだけだから少しの辛抱だ。
そんな軽い気持ちで家に来た犬たちは、いつの間にか居ついてしまった。

短気でプライドの高い白、大人しく寂しがりやな茶、食欲旺盛で人懐っこい（うっとおしい！）黒。
ちぐはぐな性格がわざわいしたのか、白に以外にも父性本能が備わっていたのか。
3匹は仲良くなった。

というかお前ら。
親子以上に年が離れているというのに、
俺が「さんぽ」と言えば一緒になってはしゃぎ、
夜中に突然騒ぎ出し、エサを取り合い、
もう疲れたというのにしつこくボールを持ってくるのはやめてくれないか。

ああ、また！
白にかまうな茶！怒られるぞ！
おい黒！茶が嫌がってるぞ、腰を振るな！

112 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 22:11:33 ID:fq38t97W

>>111
犬好きなんでこういう話大好きです
実家で飼ってた犬も仲のいいオス犬にまったく同じことしてたよ
こういうことって結構あるんだろうか

113 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 22:18:02 ID:HnOJWSrJ

わんこｶﾜﾕｽｗ



ちょっとだけ気になった…
ちぐはぐな性格のおかげで仲良くなったなら
わざわいしたではなく、幸いした、のほうが適当では？

114 ：風と木の名無しさん：2006/04/27(木) 22:20:30 ID:/JPB3Z97

>>110が気になりすぎるゼ…
でも白黒茶がかわいいのでGJ

115 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 10:02:09 ID:Jo5QoD7a

わんこで来るとは予想できなかったぜ！
犬同士で遊んでる姿はﾃﾗﾅｺﾞﾑ。

116 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 14:16:35 ID:n10dzb48

なごみまわし

117 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 17:00:37 ID:ArNs2bpp

わんこ良いねまわし

118 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 17:02:14 ID:0bl60NLo

さあ、踏んでくれ

119 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 17:03:39 ID:S8CSE6HO

貴方を愛していた

120 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 20:19:02 ID:ArNs2bpp

「…で？」
「え？」
「いや、だからさ。いきなり呼び出されて、大切な話があるっていわれて
　それで…そんなこと言われたって、困るだけだし」
「そう、ですよね…」
「………」
「ごめんなさい。貴方のこととか全然考えないで…変なこと言って…」
「……は？」
「あ、あの。忘れてください。このことは、綺麗さっぱり」
「おい、ちょっと待てよ！」
「本当にすみません。もう、忘れてくださ…」
「あ、こら泣くな！」
「手…離して…っ」
「離せるわけないだろ、このバカ！
　お前が俺を愛していましたっとか言われたって、お前をまだ好きな俺はどうすればいいんだよ！」
「………え？」

「だーかーらー、告白するときに過去形にするバカがどこにいるんだって！！」

121 ：風と木の名無しさん：2006/04/28(金) 20:33:37 ID:QR2TBVMd

かわいい！オーソドックスに萌えv
お幸せに〜

122 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 02:53:51 ID:VUMX6qwS

GJあげ!!
天然ｲｲﾖ天然(*´∀｀)

123 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 10:29:45 ID:4Gz7mnFs

寝ても寝ても眠いんだが〜…GJ！

124 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 14:14:48 ID:oeBwHcr3

GWでみんなお出かけしてんのかしら・・・
ジェラシーでまわしていいか。

125 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 14:21:33 ID:lWphaHx6

GJ！んでまわし

126 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 15:11:35 ID:M26ElZqr

GWと801の関連性を思案しつつ、ヨダレでてきてまわし

127 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 16:40:01 ID:rv7oQjPE

まわし。

128 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 18:21:03 ID:w12G8i6N

しょーがねーから肩くらい貸してやるよ

129 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 18:30:47 ID:VUMX6qwS

ﾄﾞSと微M

130 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 20:28:46 ID:kdl6pqZl

「脚開けよ、ほら」
手錠で両手を頭上に拘束されて、ベッドの上に寝かされて。
あいつは、ベッドの端に座りながら命令してくる。
「嫌だっつってんだろ…！」
身体中を這い回るかのようなあいつの視線を避けるように、顔を背けながら怒鳴った。
「嫌なら別に良いけどな。ずっとそのままだぜ？」
もう限界のくせに、とあいつはさも面白そうに笑う。
俺は唇を噛み締めた。
確かに、変な薬を仕込まれたらしく、俺の身体は既に限界に近い。
あいつには触れられてさえいないのに、俺の中心は熱くそそり立っていて。
全裸で縛られて、あいつに見られているだけで。
「縛られるとそうなるんだ？お前は。変態だな」
「違うッ・・・これは、お前が・・・薬を」
「薬だけの力じゃそうはならないぜ」
そう言って奴が俺の脚をぺろりと舐めてきて。
「俺に見られて、感じてたんだろ？ずっと」
初めて与えられた刺激に身体が跳ねて。
目を瞑ると、余計にあいつの視線を意識してしまう。
「素直になれよ・・・楽になるぜ」
あいつが俺自身をそっとなぞってきて、先端から先走りの液が零れた。
中心が熱を持ったようで、苦しい。思わず涙が流れた。
それでも、俺は絶対に認めない。自分から求めるつもりもない。

自分がこんな痴態を演じているのは、全て薬のせいなのだから。

131 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 20:45:11 ID:/rEnGC3x

直球━(ﾟ∀ﾟ)━! GJ

132 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 20:55:23 ID:VUMX6qwS

やべ…ﾓ ｴ ｼ ﾈ ﾙ !! ＿ﾄ￣|○ﾉｼﾉｼ

初ﾘｸがこんなﾇｹﾞｰ形で昇天されるとは…
ﾏﾘﾏ�d姐さん!!(つ∀`｡)

133 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 20:59:21 ID:5+AorOca

GJ！
抵抗しながら堕ちてゆくがいいよマワシ

134 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 21:32:37 ID:kEgCsaCd

>130GJGJ!!!
まさかこんなに萌えド真ん中が来るとは！

135 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 21:34:18 ID:M26ElZqr

>>130
ＧＧＧＧＧＪ！
これはｲｲ！

136 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 21:50:51 ID:ucYcMmHO

チラ裏589
あなたもチラ裏で絡むなよ・・・

137 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 21:53:31 ID:ucYcMmHO

うわ、ｽﾏｿ誤爆したorz

138 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 22:12:21 ID:gLItglQ0

よしわかった！ここはひとつ私が踏み台になろう。

139 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 22:16:03 ID:Jy8owEvK

入学式で

140 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 23:08:09 ID:X+ToUaFh

あの日のことは、今でもよく覚えている。
桜が満開で、空が青く澄んでいて、本当に、よくできたドラマのような、きれいな一日だった。
母さんと並んで校門をくぐり、中学の頃の友達を見つけては、新しい制服の感想の言い合いをして。
親と別れてクラス発表の掲示に一喜一憂し、体育館で担任の先生からその日の予定を聞かされる。

そして僕はその日、運命のひとに出会った。

入学式を終えて教室に行って、僕は、同じクラスになった友達と昨日見たテレビ番組の
ことなんかを話して過ごしていた。
ときどき声を潜めて、教室内のかわいい女の子について論議しあったりもしながら。
会話が一旦途切れたところで、僕は何気なく辺りを見渡した。
僕たちと同じように、昔なじみでグループになってはしゃいでいる連中と、もしくはそのどこにも
入れずに、ひとりでぼんやりとしている数人の生徒。

かれもまた、誰と騒ぎ立てることもなく、ただぼうっと黒板を眺めていた。
僕の目は、吸い寄せられるように、かれに視線をあわせたままぴたりと止まってしまった。
時々あくびをしたり、新調したばかりの学生服のそでを見つめてみたり、
机の上に置かれたままのかばんに、手を乗せてみたり。
指先のちょっとした動きまで、かれの全てが、何だか奇妙に新鮮だった。
「あれ三波、どしたの？」
「ん、ちょっと」
席を立って、そいつの机のとこへ行く。ただ愛想を振り向くだけのつもりで。

141 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 23:10:27 ID:X+ToUaFh

「ね、どこの中学？」「第三中」
「へー、珍しいね。おれ北中だよ」「ふうん」
ちょっと無愛想なやつ。変わったやつ。そんな第一印象だった。
「名前、何て言うの」
そいつは少し黙って、顔を上げて僕の目をまっすぐに見つめてきた。ちょっとどきりと
したのは、多分勘違いじゃなかったと思う。
かれの目は大きくて、そして少し薄い色をしていた。
「芹沢」
「芹沢ね。おれ三波。よろしく」
「……うん」
そうして芹沢ははにかんで、ちょっと照れたように頷いた。
「おうい三波、そろそろ席着かないと先生来るぜー」
「わかったー」
たったそれだけ。それだけを話して、僕はかれのところから離れていった。

あのときはまだ、それから先のことなんて知りもしなかった。
嬉しいことも、楽しいことも、切ないことも、苦しいことも、悲しいことも。
沢山、たくさん待っていたのだけれど。――それはまた、別のお話だ。


―――
微妙に「入学式」というより「入学式の日」になってしまった
ｽﾏﾝｿﾝ

142 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 23:18:18 ID:VUMX6qwS

ここの回転が速くて､一日にいくつものﾓｴが…(*´Д`)ﾊｧﾊｧ
通いまくってる自分がｺﾜｽ

『別のお話』のﾓｰｿｰしながら>>140ｰ141にGJを贈る!!!

143 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 23:20:49 ID:qcBTjwvJ

さすがゴールデンウィーク、良作が大漁だゼ！
GJ！

144 ：風と木の名無しさん：2006/04/29(土) 23:57:58 ID:zHe816C2

そうか世間様はもうごーるでんういーくなんだな。
仕事に疲れて帰ってきてご飯食べてここ見て萌えたよ。
ＧＪ！！

145 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:02:19 ID:jFBXRx3G

萌えたよ･･･萌え尽きたよ>>140･･･｡

146 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:12:33 ID:6fZKGr3z

ほのぼの萌え(´∀｀*)
GJ!!

147 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:17:59 ID:B1mUoXVv

ＧＪ！　可愛くて萌えました。
私的には芹沢×三波でひとつ。別の話が気になるよ

148 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:23:44 ID:/xj+gbeG

ｲｲﾖｲｲﾖｰ
ではひとつ踏まれてみる

149 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:24:44 ID:sMjvWqiS

GWの過ごし方

150 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:25:20 ID:9JdsoLL9

2人で一つの缶コーヒー

151 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:26:19 ID:9JdsoLL9

しまった0踏んだ…書いて来る…

152 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:29:27 ID:1kpEribm

がんがれ>>150!!

wktkしつつまわし

153 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:37:19 ID:RBAKAEiZ

待ってますマワシ。

154 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:38:40 ID:/xj+gbeG

まとめサイトの方に投下って事なのかな。まわし

155 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:41:20 ID:9JdsoLL9

周りの友人たちは彼女とデートだの実家へ帰省だの忙しそうにしてるっていうのに…
「せんぱーい…何時までウチに居るつもりですか…」
「お前がバイトに行くまで…」
「あと4時間もありますよー…」
折角のGWなのに彼女も居ない、両親は旅行中で帰省も意味無しな俺は暇を持て余していた。
寮の隣に住む1コ上の先輩も俺と同じで暇らしく、朝も早くから俺の部屋に来て
人の布団の上でゴロゴロしている。
「先輩、どっか外行きましょうか？」
「ヤだよ。金ねーもん」
「ですよねー…。てか何で俺の部屋に居るんスか？他にも暇な奴等なんて一杯居るでしょう？」
「…なんてーか…お前の傍が妙に落ち着くから」
「…え…あははそれって告白？」
「そうだよ、俺お前好きだし」
「！？」
「嘘だよバーカ」
「ちょっ…マジ勘弁してくださいよ！この寮結構怪しいの居て密かにビビってんですから！」
「…怪しいのになってみる？」
「へ？」
噛み付くように唇を奪われて、そのまま布団に沈められた。



SS書いた事ないんで、色々おかしいかも試練。ｽﾏｿ

156 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:43:04 ID:VnuGuTUQ

ものすごい良いｼﾁｭｷﾀｺﾚ。
>150GJ!

157 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:48:36 ID:FNg97jh6

先輩萌え(*´Д｀)=зﾊｧﾊｧ

158 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:49:10 ID:in/JMmFS

>>155
萌えた。萌えたよ姐さん！
こういう関係大好きだ！！

159 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:49:23 ID:FCzI+uZF

最後のキスと押し倒しにうほっｗｗとなりつつ踏まれます

160 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:55:16 ID:yCaU5ELB

いやだからそうじゃなくて

161 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 00:59:56 ID:jFBXRx3G

明日こいつは､生贄となる｡
雨が降らない農村で、水神様を呼ぶため生贄となる｡
この村の祭っている水神様には若い男子を飾り付けて生贄にするのが昔からのしきたりだ｡
それで、一番美しい若人のこいつが選ばれた｡

今宵がこいつとの最後の夜になる｡俺を押し倒すと今にも泣きそうな顔をしながら
深い接吻をしてきた｡俺は目を閉じてそれに応じた｡

唇が離れて思わず口から声が漏れた｡
｢うほっww｣

162 ：161：2006/04/30(日) 01:01:20 ID:jFBXRx3G

あ、160踏まれてた｡
ｺﾞﾒﾎﾟorz

163 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 01:11:27 ID:VnuGuTUQ

>161に物凄くGJと言ってあげたいけれど、
>160と>161、リロードしろよwww

164 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 01:12:08 ID:xNuvA+yq

>>161
GJ!!
シリアスなシチュなのにﾜﾛﾀｗｗｗ

165 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 01:24:10 ID:RBAKAEiZ

うほww　GJww

166 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 03:18:03 ID:P/wpPk7e

どう見ても「こいつ」を生贄にしているのは水神ではなく
「俺」の方です本当にGJ!!

167 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 04:30:20 ID:qv8CDQKn

>>161 を心から尊敬しながらGJまわしまわし

168 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 09:25:34 ID:leCUOd8k

>>161　はまとめの投下スレに投下しなおさないと、まとめには載せられない筈。
みんな
>>1　いや、>>7　を良く読んで踏んでくれ！

169 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 09:36:42 ID:NcRx//Z/

笑わない人

170 ：1/2：2006/04/30(日) 12:06:09 ID:KlKetBlp

写真の中のあいつは、いつも堅い表情を崩そうとしない。
日常のスナップでも、人生の節目にあたる行事ごとでも、
彼の端整な容貌は、どこか憂いの帯び翳っている。

「……だって、カメラ嫌いなんだもん」
「ばぁか！　いまどき魂を抜かれるだなんて信じているほうが可笑しいよ」
「お前は俺のおばあちゃんが嘘つきだって言うのか！」
「や、や、そうじゃないけど」

こいつの笑顔をなんとか写真に収めたい。
悩んだ俺は、ある名案を思いついた。

「なあ、絵を描くからモデルになってくんない？」
「モデル？　いいけど全裸とかは御免だぜ」
「そのまんまでいいよ、五分でいいから、そこの椅子になるべく動かないで座ってて」

新緑の街路樹が見下ろせる明るい窓辺に座ったあいつを、俺はスケッチしていった。

「美大じゃ、写真だけじゃなく絵も描くのかよ」
「おっとぉ。モデルは動かない、動かない！」
「ちぇっ、勝手にしろや」

171 ：2/2：2006/04/30(日) 12:06:46 ID:KlKetBlp

翌日、大学の暗室で期待と不安を半々にしながらピンホールカメラのフィルムを現像した俺は、
金と緑の降り注ぐ柔らかい光に包まれ、こちらを見ながら微笑む青年を見つけた。
あいつは俺の部屋で、幸せがハレーションをおこしたような白い光の中で笑っている。
俺はしばらくの間、時間を忘れてその写真を眺めていた。

いつか、俺達の間になにかが起ころうとも。
いや、起こらずにお互い幸せな老後を迎え、一握の灰になろうとも。
写真の中のあいつは、初夏の光を一身にあびて永遠に微笑みつづける。
すべてが不確かな現実のなかに生きる俺は、その確かさを信じる。
遠い未来に、あいつの孫かなんかが爺さんのアルバムを見ていて、
写真でしか知らないあいつのことを、笑わない人だと思いながらページをめくり、
俺の撮ったこの写真を見て驚いて欲しい。
そして想像して欲しい、大昔のある日、窓辺に佇む微笑む青年と、
その青年が微笑みながら見ていた写真家のことを。

---
初投稿なので、お目汚し失礼致しました。。。

172 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 12:40:43 ID:8upjFqoH

GJGJGJGJ!!!

173 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 15:56:49 ID:in/JMmFS

切なさげでイイヨイイヨ！！
GJGJ！

こういう純粋な感じ好きだ…

174 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 16:29:41 ID:lqB5vzsG

(´∀｀*)

175 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 16:34:04 ID:1kpEribm

GJ!!!
まとめにも投下されてたね…3種も読めてｳﾊｳﾊですよ(*´∀｀)

まわしまわし!

176 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 16:41:30 ID:vTNrzQ9V

素敵だ…！
まとめサイトにも二つ投下があったけど、
ほんと作風も「笑わない」のイメージも三者三様でいいねぇ。
みなさんGJっす。

177 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 17:07:56 ID:BwaolfxU

>>170-171GJ！写真家の考え方が、なんか良いっすねー

まとめサイトのほうも読んだ。かわいいのとぞくっとするの。
ほんとすごいです姐さんがた！

178 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 17:20:39 ID:6fZKGr3z

リクがしたいのなら、俺の屍を越えていけ！

179 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 17:21:33 ID:2IJo/DvI

殺して？

180 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 18:25:16 ID:Jy/Geh3z

つまらない事を言われた。
ただ、綺麗に綺麗に、いつもどおりの微笑で。
たとえば、キスする前に悪戯っぽく笑いながら『目、つぶって』と言うように。
たとえば、俺を抱きしめたとき、『あなたも俺を抱きしめて？』と言うように。

「ね、俺のこと殺して？」

なんでそんな事を言うのか、分からなかった。
分からないから余計に、腹が立つ。
理由なんて聞きたくない。俺からおまえを奪う理由なんて、聞いたって納得できないから。
だから、俺も笑顔で言ってやった。

「誰が殺してなんかやるもんか」

べ、と舌を出す。
ずっと傍に置いておくんだ。
そう言ったら、おまえは、さっきよりも綺麗に笑う。
満足そうに、それでも、少しだけ寂しそうに。
俺はおまえが寂しそうに笑うことに気付かない振りをして、笑ってやった。
両手を広げて、早く抱きしめろよ、って笑ってやった。

「俺に殺されたいんだったら、俺が飽きるくらい俺を抱きしめろよ
　そしたら殺してやる。心臓にナイフを刺して、首を絞めて、それからキスしてやるから」

音を出さずそう笑うと、おまえも、綺麗に笑った。
やっぱり少し寂しそうで、悲しそうな笑顔だったけど。
キスしてやったら、そんな色も消えていた。
うん、おまえは笑顔が似合うよ。俺の一番好きな笑顔だ。

ポケットに忍ばせてあるナイフは、まだしばらく使う予定はなさそうだ。
（だって、俺はまだまだおまえに飽きる予定は無い）
（もし、もしも飽きたら。そのときは――）

181 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 19:17:59 ID:SrxP8ZJ2

みんなGJGJ萌えたよ
明日仕事がんばるよまわし

182 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 19:31:28 ID:2IJo/DvI

GJGJGJｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞー!!
こういうのすごいツボだ…
>>180ﾀﾝネ申
ﾏﾘﾏﾄﾝ(*´∀`)

183 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 19:33:27 ID:Jugh1SLz

GJ!!
良いな〜こういうの。シリアスだけど温かくて

184 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 20:52:15 ID:1kpEribm

うぉお…!!
ネ申ｷﾀ――――!!!
GJすぎるよ>>180ﾀﾝ!!

ﾇｹﾞｰ…
ﾊｲｸｵﾘﾃｨすぎるこのｽﾚ…

敢えてｱｹﾞさせてもらうよ…!

185 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 21:00:22 ID:82A0r3M/

ageんな禿！

186 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 21:17:00 ID:dhIyf0kt

>>184
>>185は描スレに湧いてたDQNだから気にしない方が良いよ

そして>>180ｲｲﾖｲｲﾖｰGJ!!

187 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 21:49:19 ID:jn/PmflO

>>180
ＧＪＧＪ
雰囲気が好きだ！

まとめにも３つも投下されててﾃﾗｳﾌﾌ(*´∀｀)
今日は萌え大漁ですな

188 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 22:07:29 ID:8bYOwFSg

俺を踏み台にしろッ！

189 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 22:10:03 ID:OnYG4Jga

何度繰り返しても。

190 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 22:10:32 ID:nQhLN4g7

ロスタイム

191 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 22:11:56 ID:nQhLN4g7

うわorz書いてまいりますのでしばしお待ちを…。

192 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 22:16:51 ID:BwaolfxU

>>190
29秒差じゃしかたないよな…今日は大漁だ。
待ってます。

193 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 22:27:05 ID:nQhLN4g7

「だからさ、何でも一人でやろうとしすぎなんだよ。」

今日もあの人が守るゴールを割ることが出来なかった。
しかも真剣な試合とかじゃなくてたかが練習な訳で。
まあ同じチームなんだから当然なんだけどさ。

「でもFWってそういうもんでしょ？」
「まあなぁ、それぐらい自分勝手な部分って必要だと思うけど。
それでじっさいお前は試合で決めてるわけだし。でも…｣

そういってまだなにか言いたそうなところをさえぎっていきなりボールを蹴ってみた。
…それでもなんで駄目なわけ!?

「ちえっ。」
「あぶねーな!!」

余裕って感じで笑ってるし。なんかムカつく。

「まだ修行が足りないね。｣

いつになったら悔しがらせることができるんだろう？わからないけれど
それができるようになるまで俺は何度も何度も繰り返り挑みつづけていくんだろうな。

194 ：風と木の名無しさん：2006/04/30(日) 23:45:08 ID:yGv/xJHh

>>193ＧＪ！
余裕な先輩カッコヨス。

195 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 00:16:57 ID:TFj8tRAX

>193　　がんがれー少年。

どこの学校でもサッカー部員は萌える奴が多い気ガス。
何故だ。

196 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 00:35:32 ID:emn/ofHQ

おおお〜！
まとめにも来てるよー！GJGJ！！

197 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 01:46:18 ID:qiMWb2sD

GWまわし

198 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 01:49:47 ID:mN2i934B

よーし踏み台になっちゃうぞー( ´∀｀ )

199 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 01:51:15 ID:nf4mli4N

午前二時

200 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 01:51:54 ID:+JKWtEtI

結婚

201 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 02:01:09 ID:+JKWtEtI

ｽﾏｿ…携帯厨なんで
新着表示が遅くてﾘﾛﾐｽった…orz

遅くなるかも試練が
まとめに投下しますので
まわしてください…

202 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 02:04:05 ID:mN2i934B

おｋおｋ
最近*9取り合戦が激しいな
良い事だまわし

203 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 03:34:52 ID:mgOVdRaC

今さらだけど140の「別のお話」が何なのか分かってﾃﾗｾﾂﾅｽ
それはそうとまわすよ

204 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 09:29:43 ID:eka57Yoe

>>203うんうん。
その流れでまとめサイトを堪能したよー
また誰か絵版にも投下してくれないかなぁ。
まわす！

205 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 10:36:56 ID:DJxsvUEk

まわすぜ

206 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 10:42:05 ID:EYiFwuCa

くるりんまわし

207 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 17:10:39 ID:sBwW91nf

まわまわまわしっっ

208 ：午前二時：2006/05/01(月) 17:32:28 ID:aBTLwGPY

午前二時は誤爆かな？
こんな事思いついた・・・


丑の刻になると奴が来る
普段は忍家業をしているが
その習慣なのか、仕事が無い日も奴は
月が沈むこの頃に闇に紛れ

俺の所へ来るのが、非常に好きなようだ
俺としては、丑の刻なんて不吉な時間に
合いに来るのは止してほしいのだが・・・・・
奴にとってこの時間は俺に逢いに来れるとても幸せな時間らしい

209 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 17:39:32 ID:w/XI2JW0

あつくなったりさむくなったり

210 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 18:37:51 ID:sSL6t70i

昨日の夜には君がいた

熱かった

でも

今日の朝には君がいない

寒いなぁ

211 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 19:02:51 ID:35w08RI1

ストレートGJ！

まあ、つまり君がいる時には熱くなるようなことをしていた訳ですよね（*´∀`）
なんで今日の朝はいないのか・・・
　クール受けで萌えさせて頂きました。

212 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 19:46:32 ID:F0RMW1a5

G・J！

つーかほんとこの時期は、気温の変化激しすぎだな・・・
みなさん風邪ひかぬよう

213 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 21:14:05 ID:OXRN5V8p

>210
この短さが何とも切なくてイイ
色々想像してしまうな。GJ！

>208
とにかく1嫁

214 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 21:18:29 ID:fb2ntKox

>>210
ストレートにGJ(´∀｀*)

>>208
GJだけど*0以外の投下はまとめサイトの方に。

215 ：風と木の名無しさん：2006/05/01(月) 23:05:13 ID:lb0QZIkB

>>208,>>213,>>214
でも200-201は結局１２時間無反応だったわけだから
208が萌えても問題ないんじゃないか？とも思った。
それともその場合もやっぱりまとめサイトに投下したほうがいいのか…。

まあここんとこスレの流れが速いから、いろいろ不慮のことがおこるよね。

216 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 00:20:12 ID:RPO8CJXR

「*0じゃないけど萌えた人や続編等はまとめサイトへどうぞ」ってあるからそっちに投下した方がいいのかも。

なにはともあれまわし。

217 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 01:57:29 ID:/RPf6FcI

くるくるまわすまわす

218 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 01:57:33 ID:Gq7rsyQO

>>216　>>1及び>>7には、
*0を踏んだ人物が12時間無反応の場合はお流れとなります。萌えたい人どうぞ。

で、
後段は前段にかかり、「萌えたい人（は本スレに）どうぞ」
の意味ですよ。過去もそうだった。
今回は、*0さんが>>201で、投下宣言したのはいいけど、
「まとめに投下しますので、まわしてください。」
は余計だった。
そして、無理でも、何とか12時間以内に投下する。
他の人はそれまでまわさず12時間待つ。

12時間経過したら、*0以外でも誰でも本スレに投下できるので、更にもう12時間は誰かの投下を待つ。
それでも投下の無い場合、初めてまわしですよ。
だいぶ流れが停まってしまうけど、この場合は仕方ないので皆さん待ってあげてください。
時にはそんな余裕も必要ですよ。

219 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 01:59:48 ID:rrMS7TeF

公園

220 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 02:26:01 ID:FwtGIJ+W

仕事で忙しそうにしてる瀬戸を誘ったのは良いが、
特に行く場所も思い当たらずに仕方なく公園のベンチに腰かけていた。
カップルが並んで座るように置かれているベンチの一つに
男二人で座ってるんだから、かなり異様な光景だろうな。
まあ今は人がいないから良いけど。
春だと言うのに涼しい風が吹いていて、隣の瀬戸は少し身震いしている。

まだ、コンビニには豚まんが置いてある。
さっき買ったそれを袋から取り出して、ぱく付いた。
少し熱くて、火傷しそうになるのをふうふう冷ましながら食べる。

「お前も買えば良かったのに。うまいぞ」

俺は瀬戸が何かを食べるところをほとんど見た事がない。
ちゃんと食事を摂っているのだろうかと心配になるほど、青白くて細い身体。

「いらん」

瀬戸は長い脚を組んで、ふいと横を向いた。
俺は溜め息をついて、豚まんを指先で少しちぎって瀬戸に渡す。

「ほら、やるから食えよ」
「いらんと言っているだろう。大体何だそれは」

瀬戸はいぶかしむような目で俺がつまんでいるものを一瞥した。

「豚まんだよ。食った事ないのか？」
「ない」
「じゃあ尚更食え」

221 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 02:28:02 ID:FwtGIJ+W

瀬戸は俺のしつこい勧めに閉口したのか、肩を竦めて豚まんを口にした。
俺の指から、直接。

「・・・おい」

しかもついでに指の汚れを取るかのように、ぺろりと舐めてくる。

「・・・なるほど、庶民の食べ物か」

フンと鼻を鳴らして瀬戸がいつもの憎まれ口を叩いた。
俺は瀬戸に舐められた指をそっと押さえて、ぼそりと呟く。

「猫みたいだな」
「・・・は？」
「・・・何でもない」

俺は首を振って誤魔化して、瀬戸の肩にもたれかかった。

──冷たいくせに、時々大胆な事しやがるんだから。

赤くなった頬を隠すように、俺は瀬戸の肩を借りたまま眠ったふりをした。

222 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 05:16:06 ID:jpvDvmWq

>>220-221
GJ!GJ!!
「庶民の食べ物か」ﾃﾗﾓｴｽｗｗｗ

そして姐さん、もしかして関西出身の方ですか？ｗ＜豚まん

223 ：220：2006/05/02(火) 06:49:25 ID:+fxxFRKL

>>222
ありがとうです(´∀｀*)

うわ、バレてしまったorz
「豚まん」って関西弁なんですね・・・標準語では「肉まん」？
何だか公園よりも豚まんがメインになってて申し訳ないです（;´Д｀）

224 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 17:59:03 ID:VIssc3zd

肉といえば
関東＝豚
関西＝牛

とぼやいてみるまわし

225 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 18:28:57 ID:442WUSYW

そろそろまわしちゃっていいかな？

226 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 18:46:14 ID:5PGjVPKH

肉まん食べたいまわし

227 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 18:55:40 ID:gVsmcYi2

コロッケ食べながらまわし

228 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 18:56:05 ID:lvSufyuw

よし踏め！

229 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 18:59:33 ID:ROKspJvZ

⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ

230 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 19:39:26 ID:gWJGZXUF

『空が飛びたい』
それがあいつの口癖だった。
両手を大きく広げて、そのままの格好で『ブーン』なんて言いながら河原を駆け回る。
そんなあいつを横で見ながら、草笛なんかを吹いてぼーっとしている時間。
それは何より楽しくて、のんびりと流れる優しい時間だった。
「俺が飛ぶところを、健ちゃん絶対見ててくれよ」
そう言いながら土手を物凄い速度で下っていって、そのまま止まりきれず、
川にぼちゃんと落ちて底の石で足を怪我したりする、あいつは酷く馬鹿な奴だった。

それでも俺はあいつが好きだったし、あいつの夢も、好きだった。
応援したいと、思っていた。
次第にこの国は傾いて、暢気な夢など語れない時代になったけれど、
あいつは、自分の望みを諦めたりしなかった。

だけど、だけどだからといって。
あんな小さな飛行機に乗って、何とか片道持つだけの僅かな燃料のみを積んで、
真剣なキラキラした瞳の笑顔で、飛んでいかなくてもいいではないか。
「絶対見てて」と、そう言われても、俺の目から流れる雫が、視界をぼやけさせるのだ。

あいつの乗った飛行機が、抜けるような青空を飛び立って雲の陰に消えそうになる。
『ブーン』と呟いて両手を広げ、真っ直ぐな道を走った。
飛行機が見え続けるまで、走って走って、追い掛け続けた。
息が切れ、足が縺れて転んでも、その心臓が動き続ける限り。飛行機が、見える限りはずっと。

231 ：⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ ：2006/05/02(火) 19:42:36 ID:5uNefXgd

今日も俺の愛しい人は
最近見つけたという
有名なネットの板で

⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ
という流行物がどうもお気に入りらしく
彼の誕生日には何が欲しいか聞いた所
⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ ⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ
と両手を広げ辺りを、飛行旋回をするので
この⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ というものは
きっと旅行の顔文字なのだろうと、俺は思っていたのだが
旅先についても彼は⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ としているので
どうも違うらしかった。

232 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 19:45:24 ID:5uNefXgd

↑
リロードした時229のままだったんで
作ってしまい、すみませんでした・・・・・・
＞231は脳内あぼーんお願いします

233 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:00:11 ID:nx8ajNK3

リロードはブツが書き上がってから、書き込みボタン押す直前にすべし
ってことだね。

乙

234 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:10:52 ID:tHhzTfyl

http://0rz.net/ca1ij

235 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:21:37 ID:ZDRICKVh

>>230
ＧＪ！ＧＪ！
飛ぶ夢が叶うのがカミカゼなんてあんまりにも切ないよ

236 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:26:18 ID:vdC0nMhE

>>230GJ！
なんか>>231がかわいいよまわし

237 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:42:04 ID:hsp4ZP/e

>>230も>>231もGJ〜！
⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ ﾌﾞｰﾝ なのに萌えられたことに感動

238 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:45:17 ID:lvSufyuw

>>230
｡･ﾟ･(ﾉд`)･ﾟ･｡

>>231
(´∀｀*)

239 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 20:46:26 ID:N8z/tYM+

あなたの特技は何ですか？

240 ：161：2006/05/02(火) 21:33:40 ID:lHUs6hmq

そんなものしらねぇよ｡

ぶっきらぼうな貴方｡いいよ､答えなくても｡
いいよ､俺を見てくれなくても｡

特技なんざ考えたこともねぇ｡

まだ俺を見ない｡いいよ､好きだから｡
いいよ､その低い声が綺麗だから｡

あ、わかった｡

閃いた貴方｡

おまえみたいな変人を愛せるってこと！

･･･いいよ、許すよ｡変人ていわれても｡
無邪気に微笑む貴方が好きだから｡

241 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 21:52:33 ID:hsp4ZP/e

そうか、あの>>161姐さんなのかw
どうりでうまい。
GJっす！

242 ：風と木の名無しさん：2006/05/02(火) 21:58:27 ID:lHUs6hmq

あ・・・161って書き込んだときのまんまだった･･･orz
ほめてくださりありがとうございまつ（つД`｡）

243 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 00:13:45 ID:Ceybhz9s

だいぶ遅いですが>>218さんありがとうございます。
自分が激しく読み間違えていたことが今わかりました。

>>161さん
ほのぼのしました(*´д`*)

244 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 00:23:39 ID:Ceybhz9s

161さんじゃなかったああぁぁ！>>240さんだああぁぁぁ！
でも間違ってるような間違ってないような。
でも間違ってしまってすみません。

245 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 03:17:42 ID:r7xXC6YB

まわすよーくるくるるる

246 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 03:23:51 ID:A9gC/RUs

マワスＹＯ〜

247 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 09:46:38 ID:liafR5cl

いい天気だ
えねっちけーでやってるピーター兎見ながらまわし。

248 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 10:16:15 ID:kKzY2kL1

ねずみ可愛かったねまわし

249 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 10:32:24 ID:l5YOF5dW

追い掛ける背中

250 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 15:43:18 ID:juQQyTUo

あんたがこの街を出てったのを、俺が知ったのは2ヶ月もあとのことだった。

「あっちで夢叶えるんだってさ。」

他校の、しかも1学年下の俺とあんたの唯一の接点は共通の夢を持っていることだった。
でもあんたは俺のことなんて・・・知らないよな。
俺は知ってる、通学路で何度すれ違っただろう。
あんたが自転車で俺の横を通る。
その顔はいつも優しい。
俺は気づかれないよう振り返り、意外に細い肩の、その背中を見送った。
前を向いたまま俺の視線に気づかないあんたは・・・
その時にはもう夢を追ってたんだな。
だからあんたは卒業してすぐ出てった。
もう通学路であんたを見ることはない。
すれ違うことも・・・
振り返ることもできない。

「俺たちも卒業したら行かねぇ？」
そう言ったのは、その話を教えてくれた友人だった。
「え？」
「だからさ、あの人みたいに！」
「・・・・・」

あんたの背中を振り返ってばかりいた俺。
あんたのいないこの街ではもう必要ない。
これからは前を向くから・・・あんたみたいに。
いつも前を向いていたあんたを追いかける。
手が届くとき肩を叩くから、その時は──

その時は笑って俺を待っていてほしい。

251 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 20:24:04 ID:hY34q37I

>>250
萌えた！
友人→俺→あの人 のような気もする。

252 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 20:39:32 ID:pwsMWd5C

萌え！若いっていいわね！

253 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 22:44:25 ID:wqyJbWOm

GJ！
まわってないねー。やっぱりみんなお出かけしてるのか。

254 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 23:03:24 ID:KbeD8pFX

>>250
！！！〜〜〜〜萌え（ﾟ∀ﾟ）萌え〜〜〜〜！！！

ふひょ〜〜〜〜〜萌えでつ！！
次も姐さんにゲトして欲しいなぁ＊**

255 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 23:14:43 ID:fo0Yrm3n

まわすぞ(#ﾟДﾟ)ｵﾗ-!!

256 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 23:41:47 ID:ENrtreoV

>>250
一方通行っぽいところに萌え！

257 ：風と木の名無しさん：2006/05/03(水) 23:55:21 ID:iSzWsAEj

次はどんな萌えがくるかなぁ
わくわくまわし。

258 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 00:07:18 ID:gCcXFkxH

つるっとまわすよ

259 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 00:09:03 ID:P7eBdGuU

スクーター

260 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 01:09:36 ID:DH/GDjP7

午前２時に、幼馴染の浩太が、泣きながら、僕の部屋の窓を叩いた。
午前３時に、僕は浩太を、逃がすことを選択した。
そして、荷物をまとめて、僕は浩太のスクーターに乗った。

「お前は、朝になるまで、近くのカラオケボックスで待ってろ。
　俺が、バイクで遠くまで行って、お前が遠くに逃げたように見せるから。
　朝になったら、通勤ラッシュに紛れて、電車乗って、遠くへ逃げろ。
　バイク乗り捨てたら、俺も合流するから」
２時間前に、自分が、泣いている浩太に言った言葉を、頭の中で繰り返す。
髪の色は、浩太と同じ色に変えた。
さっき入ったガソリンスタンドでは、印象に残るようなことをした。
大丈夫。大丈夫。僕はまだ、浩太を守れているはず。
　
午前５時。あと１時間もしたら、朝になる。
朝になったら、浩太の家の窓についた血が、外から見えて、浩太のやったことを
教えてしまうだろう。隣の家の僕も、いなくなっていることがバレるかもしれない。
それまでに、なるべく遠くに行かなきゃ。
なるべく遠くまで、走らなきゃ。

261 ：2/2：2006/05/04(木) 01:10:12 ID:DH/GDjP7

「このスクーターは、大学に入ったお祝いに、親が買ってくれたもので。
　学校へ行くのも、遊びに行くのも、初めての彼女とデートへ行くのも、この
　スクーターが運んでくれるんだ」
僕に、そう自慢していた、浩太の顔を思い出した。
色々コケたりして、ボロボロだけれど、俺の青春を、全て共にしたんだって言ってた。
アクセルをまわすと、スクーターのエンジンが、大きな音を立てた。
それは、弱気になる僕の心を、勇気づけた。

スクーター。お前の最後のドライブが、僕でごめん。
でも、僕は全てを捨てるから。
親も。兄弟も。友達も。全て、捨てるから。
だから、僕と走るのを、許して。

空が明るくなってきた。信号を無視した。

262 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 02:07:55 ID:spMq6aAd

ちょちょ、何があったの…！
あれこれ想像してﾊｧﾊｧ(*´Д｀*)b＜GJ！

263 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 11:45:40 ID:UJ68lJSi

いいなぁーすっごい好きですGJ！

264 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 13:59:06 ID:bN+A4tPx

ちょっぴり某二十四チックでどきどき…！と見たことない私が言ってみます。
前後が気になる。GJ！

紫外線きついなぁ…

265 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 15:17:17 ID:ax0JlFHv

>>260-261
GJ！GJ！
連休に負けない萌えﾏﾘｶﾞﾄﾝ！
まわし！

266 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 15:22:10 ID:34n9bYh2

じけんのかおりが……はぁはぁサスペンス萌ｴｽ

267 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 17:36:26 ID:78A5Ju2Y

、多っｗ
読み、にくっｗ
萌え、以前の、問題！小学校、から、やり直せ！
ずるむけ、ちん、ちん

268 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 17:59:41 ID:shxx6ILc

・・・踏んでくれたまえ。

269 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 18:11:44 ID:sqGtKT6Z

ゲット？
グラサン×眼鏡でお願いします。

270 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 21:31:17 ID:lBfP+DhN

6じゃなくて・・・8かな？

271 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 21:33:10 ID:1b6pVrlX

「だから、似合わないって言ってるじゃないですか」
直後、スッと視界が明るくなった。向かい合う眼鏡がキラキラと光った。
「眩しいって言ってるだろ」
「嘘。みんなと居る時は、かけない癖に」

キラキラと眼鏡が光る。
やめてくれ。そのサングラスを返してくれ。



眩しいんだよ。お前が。

272 ：271：2006/05/04(木) 21:34:49 ID:1b6pVrlX

あばばばばリロってなかった
すみませんorz

273 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 21:52:45 ID:uPLCRQAq

いや、いいんじゃないか…？明らかに誤爆だし。
ていうかGJ!
…しかしほのぼの照れるなw

274 ：風と木の名無しさん：2006/05/04(木) 23:59:39 ID:ax0JlFHv

>>271
GJ!!!!
甘酸っぱい…

日付が変わる前にまわします

275 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 00:26:57 ID:Yk6l8BXN

短い中にサングラスと眼鏡の醍醐味が詰め込まれとりますなぁ！
これはテクニシャン大賞ノミネート作品ですよ。

276 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 01:49:02 ID:oELN0duH

まわしまわし

277 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 01:52:04 ID:gDXVXjwT

就寝前まわし

278 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 02:14:22 ID:HmZdDup1

よし、踏んでくれ

279 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 02:15:22 ID:mXiRQb1X

教師二人

280 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 02:16:41 ID:e4eqUONA

｢オカマvsホスト｣でひとつ

281 ：280：2006/05/05(金) 02:24:27 ID:e4eqUONA

_|￣|○


ちょっと時間掛かるかもですがしばらくお待ちください(´･ω･`)

282 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 02:41:59 ID:4W+muYmw

280のリクもものすごく気になる件について。

283 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 02:43:54 ID:3DtlaK0X

同じ>>く280のリクが激しく気になる

284 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 02:59:08 ID:IhT0anf7

２８０じゃないんだけど
次で９踏めたら２８０のリク流用させて貰ってもいい？

285 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 09:27:36 ID:Yk6l8BXN

280じゃないけど、いいんじゃない？
９踏んだ人の自由さ。
まとめサイトのほうもおもしろいのが次々投下されてて
ほんとここはレベル高いなーと思った。

286 ：280：2006/05/05(金) 10:29:00 ID:e4eqUONA

書いてた文が消えた…orz
ｽﾚ進行の迷惑なんで改めて書き直したらまとめに投下します
ホント申し訳ない

>>284ｻｿ
ルール的に問題ないなら私は構わないですよ

287 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 10:40:07 ID:7Wmk+/FP

>>281で待ってっていってるのに>>282で書き込んじゃうのってどーなの？
いつも思うんですけど、投下くるまで待ってなきゃいけなくないですか？

288 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 13:47:51 ID:m3qEzbGv

さあ、俺を踏んでくれ！

289 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 13:50:38 ID:DvYNN6jf

時代劇の主役×斬られ役で

290 ：1/2：2006/05/05(金) 16:09:37 ID:YCJ/EE7b

　あの人の綺麗な顔が間近に迫ってくるあの瞬間、俺は息が止まり
そうになる。

「おつかれさまー」
「ご苦労様です」
　収録後の現場にはいつもこんな声がこだまする。俺はそんな声を
聞き流しながら、スタジオの裏にある自販機へと急いだ。。まったく、
なんで和服ってのはこんなに暑苦しいんだ。……それでも、俺は
この仕事はそんなに嫌いじゃない。
　俺は今、とある時代劇に出演している。……って言っても、俺みたい
に名前の売れてない俳優が目立つ役なんかに起用されるわけなく、い
わゆる「斬られ役」という超脇役で出演させてっもらっているわけだ。
「……ふう」
　スタジオを出た瞬間、それまでこらえていた汗がどっと噴き出した。
俺は着物の袖で乱暴に顔の汗をぬぐってから自販機に近づき、小銭を
入れて、ペットボトル入りのスポーツドリンクのボタンを押した。取り出
し口に落ちてきたスポーツドリンクを素早く手にとり、すぐに口に運ぶ。
「ぷはーっ！うまい！」
　口の中に気持ちいい冷たさが広がる。生き返った、なんて呟いてから
またドリンクを口に入れる。

291 ：2/2：2006/05/05(金) 16:11:16 ID:YCJ/EE7b

「ふー……」
「おつかれさま」
　ペットボトルの中のドリンクをほとんど飲み切った頃、後ろから急に声
をかけられた。涼やかな落ち着いた声に驚きながら振り返って、俺は更
に驚いた。
「ま、前田さん！」
　俺に声をかけてくれたのは、この時代劇の主演俳優の前田さんだった。
もちろん、俺みたいな駆けだしなんか足元にも及ばないくらいの大物俳優だ。
「おつかれさま。時代劇って疲れるよね。殺陣のシーンとか多いし」
「そ、そうですね……」
　色素の薄い前田さんの目を見られず、俺は俯いて答えた。
「君、向井くんだよね。いつも斬っちゃってごめんね」
「えっ？何で俺の名前……」
　笑いながら言った前田さんに俺は尋ねた。斬られ役はたくさんいるのに、何
で俺なんかのことをちゃんと覚えてくれているんだろう。
「ああ。君の斬られるときの演技がとても上手かったから、名前を調べたんだ。
俺に剣をつきつけられたときの表情とか、追い詰められた感じがこっちにまで
伝わってくるよ」
「……」
　にっこり笑って俺の演技をほめてくれる前田さんの視線が、俺には眩し過ぎた。
だって、俺が追い詰められたような顔をしてるのは、演技してるからじゃないん
だ。前田さんの凛とした表情や、しっかりと剣をにぎりしめた大きいけど綺麗な
手や、引き締まった口元に目を奪われているだけなんだから。
「君は、きっと伸びるよ。いつか、もっと大きな役で共演できたらいいね」
　前田さんはそう言うと、じゃあね、と去っていった。
　さっき見せた柔らかい笑顔は、演技をしているときの凛とした顔より、ずっと俺
を追い詰めていた。

292 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 16:38:27 ID:iiG2VtH9

ちょっっww向井くんかわいいよ向井くん！激しくGJ!!

293 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 21:22:27 ID:cUtMM3zs

数年後それなりに名前が知られるようになった向井くんが
前田さんと相方同士の役で共演するといいよ！

294 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 21:34:01 ID:BJComDTH

GJ！向井君可愛いよ！
>>293
役の科白のどさくさ紛れで、うっかり告白してしまえばいいよ(*ﾟ∀ﾟ)=3
実は前田さんの策略で告白させられてもいいｗ

295 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 22:10:16 ID:twxad3vO

ＧＪ！
時代劇の裏側ﾃﾗﾓｴｽ

296 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 22:22:33 ID:Y90MM787

>290GJ！
相棒役もいいけど、最終回で斬り合う最大の敵役でも萌える！＞将来

最近*0を取れてないなぁ。
なんか書きたい。

297 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 22:31:24 ID:6qqSGbEo

漏れが踏まれるから・・・！

298 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 22:33:53 ID:tTxDkOVW

>>297
うっかりさんに萌えつつ自分が踏まれるよ(´∀｀*)

299 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 22:39:43 ID:gDXVXjwT

合併

300 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 23:15:32 ID:1ILx3vnU

会議では相手側の一方的な意見しか通らずに
結局俺が在籍している霧咲高校は、桃山高校に吸収合併される事になった。
桃山高校は名前も制服も変わらない。８０年の伝統は、これからも残される。
霧咲高校は、俺たちが卒業したらなくなってしまうのに。
教員たちが生徒全員の家を回って謝罪していたが、
正直俺は何も聞きたくなかった。教員たちだって辛いはずだ。
それに、どんなに謝られたって霧咲高校の吸収がなくなる訳じゃない。
憧れて、自分なりに頑張って入った高校なのに。
何だか心に穴が空いたみたいだった。

301 ：風と木の名無しさん：2006/05/05(金) 23:18:15 ID:1ILx3vnU

学校の帰りに駅を降りると、中学の時の友達で桃山に入った川島に久し振りに会った。
「うちの高校、お前んとこと合併するよな」
「吸収だけどな」
当然の如く出てきた話題に、俺は少し複雑な思いで相槌を打つ。
こんな嫌味みたいな事、川島に言っても仕方ないのに。
「・・・何か、悪いよな」
川島が少し目を伏せた。しかし、すぐに気を取り直したように顔を上げる。
「でも、合併されるって事は俺たち同級生になれるんじゃないか？」
「・・・お前偏差値はめちゃくちゃ高いくせに、頭悪いんだな。
合併したって俺たちが桃山の生徒と一緒に勉強できる訳ねぇだろうが」
「そうなのか？」
「今まで通りだよ。俺たちが卒業したら霧咲がなくなるってだけで」
「・・・・・・」
気まずい空気が流れる。
口を開いたら嫌味と愚痴ばかりになってしまって、嫌だ。
「じゃあ、これからバイトあるから」
俺は堪えられずにその場から逃げ出そうとした。
「あ、ちょっと」
川島に呼び止められて足を止める。
「ん？」
「学校違っても、たまには会おうな」
「・・・・・」
「遊びに誘ってくれよ」
「・・・おう」
「じゃあ」

ひょいと手を上げて、別れる。
川島との会話で、寂しい気持ちが少し薄れたような気がした。

302 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 00:33:04 ID:hemlWWYe

GJ！！川島君いい子だな！
そんで荒れてたのに最後にはほだされちゃう主人公もいい子だな！

あと遅レスだけど>>287の言ってる事はもっともだね。すまん。私は285なんだけど。
勝手に>>280がまとめサイトに投下するって思い込んでまわしてた。
リロミスでも誤爆でも*0を踏んだらとにかく萌えを書き綴るのがルールなんだから
*0が「遅くなるからまとめに投下する」って明言しない限り待つべきだったよ。
今度から気を付ける。

303 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 15:09:17 ID:SeDk62ol

萌えた(´∀｀*) GJ！

304 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 17:09:14 ID:iY4M7TU9

ＧＪ!!!
うちの出身校も今度合併吸収されるよ。吸収されるほう。

305 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 19:17:55 ID:CHtb+R4j

爽やかGJ!
そして夕飯前にまわす。

306 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 19:23:10 ID:BYySN1QF

ほいくるくるりん

307 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 19:53:05 ID:bb/r0jc6

では、まわしまわし

308 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 20:16:26 ID:3fagV5FL

踏まれるために踏まれてやろう｡

309 ：2/2：2006/05/06(土) 20:25:08 ID:cm0n+a2/

浴衣でグチョグチョ

310 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 23:02:25 ID:fYLWJKum

GWにうちの田舎の祭りを見ないか？とあいつから誘われた。
かなりの田舎町だし、余り面白い祭りじゃねーけどなーと言われたが
画一的な団地育ちの俺には、田舎の祭そのものが未知の領域だ。

今の時期だと、田植えの祈願祭で、地元の乙女があぜ道で
豊作祈願を謳うのだろうか、それとも神社で祈願祭だろうか。
夜には屋台が出て、わたあめとかイカヤキを食べながら祭り見物だろうか。
やっぱりここは、浴衣がいるよなあ。

ワクワクして浴衣を着用して見に行った祭りはすごかった。
田んぼの泥ぶつけ祭りだとは思わなかった。
おろしたての浴衣は、泥にそまってしまった。
いや、それよりも。
村の外からのいけにえとやらは、普通女がなるものじゃないか？

浴衣は泥だらけだが、浴衣の下はもっとどろどろにされた。
田舎町は恐ろしいところだった。

311 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 23:16:10 ID:FvFbBqpI

>>310GJ！
祭りでいったい何がｗ
妄想が広がりまくり(*´Д｀)

312 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 23:24:01 ID:a3tQo1Tm

>>310
GJ！！

公然わいせつ罪です。
本当にありがとうございました。

313 ：風と木の名無しさん：2006/05/06(土) 23:52:05 ID:cm0n+a2/

>310 GJ!GJ!!
浴衣は、着用者も浴衣そのものも、汚されるためにある、という心を
大変満足させていただきました。禿げ萌えです。本当にありがとうございました。

314 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 00:13:19 ID:rAfZwgdg

ちょ！　なにがあったんだ！

315 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 01:07:26 ID:xNQVEnkq

怖い！801田舎！
(*´Д｀) Ｇ・Ｊ！

316 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 01:33:23 ID:PeLOc7O+

GJ！
萎えスレの御輿893ネタを思い出してしまった。

317 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 01:44:19 ID:WTHXnygL

>361 ちょww

浴衣GJ！！！

318 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 01:53:37 ID:yF5RADBL

>>361
ゆかたといけにえというシチュに萌えつつ踏まれますよ

319 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 01:58:16 ID:qnAasvNT

バッドエンドフラグ成立の瞬間

320 ：1：2006/05/07(日) 02:50:49 ID:Il7M5XAc

「好きだったのになぁ」
そいつは起きて来るなり朝飯を食べていた俺の前に座ってそう呟いた。
好きって…このたらこがか？
「言っとくけどこれはやらないからな！」
「…ケチ」
たらこの乗った皿をそいつから遠ざけるように確保して威嚇する。
捨てられた仔犬みたいな目で見上げて来たが知ったこっちゃない。
「どうしてもダメ？」
いつもその手に引っ掛かって俺の好物ばかり巻き上げられているんだ。
今日こそは負けるものか。
「駄目！」
「…」
そんな沈黙されたって。
「……」
そんな潤んだ瞳を向けられたって。
「……だめ？」
「…一口、な…」

雨ニモマケズ風ニモマケズ。
でも宮沢賢治さん、俺こいつにだけは勝てる気がしません。

321 ：2：2006/05/07(日) 02:51:34 ID:Il7M5XAc

「じゃあ出かけて来るけど…何か買って来るか？」
玄関で靴を履きながら、珍しく見送りに来たヤツに尋ねる。
「別にいいよ」
「そうか？…たらこは？」
そう聞いてはみたが、正直俺が食い足りないだけだ。
結局殆どこいつに食われたたらこに思いを馳せる。
「いらない」
「好きなんだろ？別に今…」
「もうあんまり好きじゃないから」
別に今食べなくても買い置きにでもしておけば。
財布の紐を握っているヤツを説得するためにそう続けようとしたが、非情な言葉に遮られてしまった。
「…そうなの？」
「そうなの」
じゃあ何で俺のたらこ取ったんだよ…。
そう思いながらドアノブに手を掛けた。
まあ、いいか。やたら切ないけどいつものことだし。
…ほんとに切ねぇな…。


「じゃあ、行って来るよ」
「ばいばーい」
何とも気の抜ける返事だ。
こいつらしいと言えばこいつらしい。
まあ見送ってくれるのは本当に珍しいし、自腹でケーキでも買って来てやるか。
俺ってば結構理想の彼氏だよな。ホモだけど。
……。

「ばいばーい…」
さっさとリビングに引っ込もうとしているあいつの背中に向かって力なく呟く。
自分で言っておきながらまた少し切なくなってしまった。

322 ：3：2006/05/07(日) 02:52:21 ID:Il7M5XAc

いつもみたいに電車に乗って会社に行って適当に働いて、駅前でケーキ買ってまた電車に乗って。
へとへとに疲れた顔で「お土産〜」って言った俺にあいつはどう返すだろうか。
…全然思い浮かばない。
自分勝手で天然だからな。想像するだけ無駄だったか。
今からあいつの反応が楽しみだ。ちょっと怖いけど…。
そんな不毛な想像をしつつ、生ごみの入った袋を片手にまだ人気のない住宅街を歩いていく。
俺ってば結構幸せなんじゃねーの？と肌身で感じながら。





『好きだったのになぁ』
急いでたから、その言葉の意味なんて深く考えなかった。
あいつの先の行動が思いつかないのはいつものことだ。
それなのに。
俺は結構な馬鹿だから、家に帰ればいつもあいつの笑顔が迎えてくれると思ってたんだ。

323 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 03:03:19 ID:f9V8bRUc

ええー！切ねぇ！！
タラコ？…タラコなの？？

ＧＪでした…！

324 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 07:10:14 ID:DptnUSK2

え、ちょ、前後気になる前後！！
>>320GJ！

325 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 11:05:44 ID:ifUda0EJ

何やっちゃったのかなぁ、攻め。(´・ω・｀)

326 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 12:13:54 ID:nlW7R6OT

GJなたっぷりたらこまわし

327 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 14:08:59 ID:EymsKBzn

GJ!まわし

328 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 14:10:06 ID:p13T5I2I

早く踏め！

329 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 14:20:02 ID:yF5RADBL

ツンエロ

330 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 15:45:18 ID:rPW6IpP6

「……だっ、から、さぁ……」
「なに、さ？」
暗い部屋の空気がどんどん湿っていく。上昇する二酸化炭素濃度の中で、
俺たちがハイになるのは、けれど二酸化炭素のせいじゃない。
「たまには、言ってくれって……」
「『キスしろ』って？　冗談、だろ。キャラじゃないから。……ふっ」
だからって、ものも言わずに押し倒して乗っかるのは反則じゃないか？

「あ、あ、あ……」
お前が甘えてくれないと、俺は。

お前が眠った後じゃないと、抱きしめてやれないだろ。



「あれぇ？　先輩、その首のアトってキスマークじゃね？」
「……へ？」
「やーらしー。なんだよ。浮かない顔する割にはラブラブじゃねッスかー」
「ウソ、だろ？」

「あーヒマ。あいつバイト頑張ってっかなー……オレの印見せびらかしつつ」

331 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 18:35:53 ID:/X6PdVBr

ツンエロ乙。

332 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 20:09:33 ID:rlFTlCoH

GJ!ﾏﾜｼ

333 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 21:22:26 ID:y7SuOCcS

ﾏﾜｼ （・∀・）

334 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 22:02:01 ID:g+xogA9Y

ツンエロ…
ツンデレもいまいち理解できないうちに世間ではもうそんなワードが…orz

335 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 23:12:55 ID:TiEA2hrP

まわーし

336 ：風と木の名無しさん：2006/05/07(日) 23:16:33 ID:nlW7R6OT

ツンエロ・・・深い・・・
まわし

337 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 00:00:43 ID:wm8F4o79

ツンエロ好きだー。
まわし。

338 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 00:06:41 ID:nlW7R6OT

ふ、踏んでっ！

339 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 00:23:42 ID:o3Vax7X1

ロボット×人間

340 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 01:27:46 ID:tlX3wKdS

｢たまには怒れよ…｣
いつも文句ひとつ言わず俺に従うあいつに、無駄だと知りながら言ってみた。
｢私はユキト様に従うお世話ロボですから。仕事に邪魔な感情は備え付けられていないのです。」

見た目は人間とどこも変わらないのに、
温かみすら感じるこの肌の下には無数の機械が埋まっている。
この肌に傷がついたとき流れ出るのは真っ赤な血ではなく、機械油だ。
ロボットなのだ、この優しげな風貌の男は。
その証拠に、初めてあった子供の頃からこいつの見た目は1mmたりとも変化していない。

｢おまえ、いいのかそれでも。ずっとこのまま俺に仕えるだけの一生でも。｣
これも何度も繰り返した質問だ。答えもいつも同じ。
｢私はそのために作られたのですから。｣
でも、今日はその聞きなれたセリフに続きがあった。
｢それに、私はこの生活に満足していますから。
あなたに仕えるためのプログラムを受けながら、こんな日がくるのを楽しみにしてました。
初めてあなたの成長過程のホログラムを見せられた日から、ずっと。」

そんなふうにプログラムされただけかもしれない。
でも、思ってもいいか？
俺もおまえに愛されてるんだって。
おまえはちゃんと幸せなんだって。
俺の一方的な想いじゃなくて、おまえも想ってくれてるんだって。
今だけでいいから、勘違いでいいから。

｢なぁ、俺といて幸せ？」

341 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 01:58:46 ID:0YZCd3CO

ものすごい萌えシチュで、ものすごい萌えSSが来た。
>340GJ!!　ものすごくきれいにまとまっていて、良い萌えをあじわいました。

342 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 04:37:55 ID:AZ7jb3Ic

>>340
GJ！！めっちゃ萌えた〜！こういうの大好物です！

343 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 10:48:23 ID:vuHaljmb

も・え・た…も・え・た…
こ、このネ申シチュで他にも読みたい…
待ってたらまとめに投下来るかなぁ

344 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 14:40:23 ID:K25Z7QBg

ぎゃぎゃー！萌えた！大好きです！
GJ!!!!

345 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 15:21:37 ID:ODouOXFs

(ノ^^)八(^^ )ノ萌えた〜〜〜っ＼(＠O＠☆)／＝３
ロボットたん(^_^)v萌え(*^_^*)
もし(∋_∈)幸人がロボットたんを壊そうとしたら(;_;)(・_・;)
(￣○￣;)ぬっへー(-o-;)

346 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 16:35:02 ID:cmaTXenz

>>340
GJ!!良作！

347 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 17:21:09 ID:x+Tu5BIP

おお〜…萌え。ＧＪ！

348 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 17:31:53 ID:3p+YGOeb

お題で「うわぁべんぞうさんの中すごくあったかいナリ」を想像した自分に渇を入れつつまわし

　　↓

349 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 17:46:33 ID:uqFPWzwV

ボロ負け

350 ：1/2：2006/05/08(月) 19:52:53 ID:WQFNuyuV

「いま何回？　え、もう８回裏か、今夜もダメだなぁ」

手にしたクリップボードを団扇代わりに振りまわしながら、
先輩は休憩室のドアを足で開けて乱入し、ひょいっとテレビを覗いてきた。
反対の手には、良く冷えて水滴のびっしりついた缶ビールが二本。
少人数でしこしこ残業をしていると、どこからともなくビールを持ってくるのだ、この人は。
画面では、先輩ご贔屓の地元プロ野球チームが9-1で負けている。

「まった今期も最下位が指定席だな。ほら、冷えてるぞ」

僕は唐突に投げられたビールを何とか受け止めた。
給湯設備の流しへ立って、プルトップを開ける。泡が勢いよく溢れ、僕の手を滑った。
先輩を見ると、もうあいている缶を机に置き、椅子に座って壮絶にクリップボードで自分を扇いでいる。
今日はたしかに暑いが、それにしても彼は暑がりだ。熱い彼の性格のせいかもしれない。
冷えたビールが喉をすべる感覚に感嘆しながら、僕は椅子に戻った。

「先輩って、なんだか負けてても嬉しそうッスよね」
「おうよ、十年に一度しか勝たないとこがホームチームだと、負けに慣れんのさ」

楽しそうに笑いながら、彼は喉仏を上下させてビールを飲む。
スポーツマンらしい焼けた首筋から汗が一筋おち、骨ばった手がそれをぬぐった。
彼はここからそう遠くない地元強豪高の野球部出身で甲子園にも出場し、
大学在学時も中々の選手で、今でも社内の草野球ではエースを張っている。

351 ：2/2：2006/05/08(月) 19:54:02 ID:WQFNuyuV

「それにな、」
「え、何スか？」

大観衆にわくテレビ画面をみていると、唐突に先輩が言った。

「スポーツだと、負けても何も起こらないだろう、それがいいんだよ」
「はぁ？」
「野球ならな、精一杯フェアにプレーして、それで負けても、
まあ選手は次期の契約とか年俸なんかが掛かってるだろうけどさ、
でも誰も死なない、誰も困らない、そうだろう？
実社会であんなに負けてみな、そりゃもう大変なことんなるぜ、
だから俺たちゃ普段は、汚いことをしてでも勝たなきゃならんのさ。
でもスポーツは、正々堂々と潔く負けられる。それがいいんだよ」

僕はテレビに映った四番打者の、夏の半袖ユニフォームから出た完璧な筋肉のついた腕を、
それから先輩の、引き締まっているとはいえ、プロに比べると緩んだ肉の腕を見た。

「ああ、終了だ。9-1か、これでボロ負け五連敗だな！　さあ、仕事に戻るぞ」
「はいっ」

楽しそうにそう言う先輩に促され、僕は弾かれたように立ち上がった。

352 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 19:58:08 ID:x+Tu5BIP

ＧＪ！力作っすね〜。働く男萌え！

353 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 21:46:22 ID:Tiz5luG/

GW明けに働く男GJ!!>>350乙！

354 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 23:22:13 ID:AaGA6sZu

GJGJ!!
こういう普通の話スレスレの801チラリズム(？)好きだー。

355 ：風と木の名無しさん：2006/05/08(月) 23:28:40 ID:6XI08PoU

GJ!
働く男萌え!腕とか見てるの萌え!

356 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 00:53:38 ID:SwQj5h2m

>>354
すごいわかる。801チラリズムww>>350GJ!!!

357 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 11:21:40 ID:JlpPFo8E

ちょっとまわってないのでまわします

358 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 11:43:23 ID:3HCDWyfG

>>350GJ!!!!
某横浜ベ○スターズﾌｧｿの自分としてはﾃﾗｾﾂﾅｽwwwwww
先輩のイメージは、Ｙ高→六大学→みなとみらいを
見下ろす商社勤めの敏腕ビジネスマンかな。
後輩は文化系お坊ちゃんで、先輩に純粋な憧れや敬愛の念と
汚したい微かな感情を持っていると萌え。

359 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 12:05:32 ID:pJbdc7eJ

俺がおまえを好きになるわけがないんだ。

360 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 13:26:02 ID:ISCStS0n

　葉桜の影で薄青く染まった項を、斜め後ろから眺めている。
　少し先を歩くおまえに声をかけられないのは、隣に彼女がいるからだ。
　告白されたどうしよう、と相談されたのは先週の金曜日。
　どんな子なのと訊いただけでおまえは頬を染めたから、背中を押されたいだけなのだと気づいて俺は答えた。
「いいんじゃない？　付き合ってみれば？」
　俺の答えにおまえは、うろたえたように視線を宙に泳がせる。
「付き合う、って何すりゃいいのかな……」
「そうだな、待ち合わせて学校に来たり帰ったり、一緒に昼飯食ったり？」
　素直なおまえが彼女を誘って登下校を始めてから、もうすぐ丸一週間になる。
　俺たちがいつも乗っていた同じ電車に、今はおまえは彼女と乗っていて、俺は少しだけ遠慮をして別の車両に乗る。
　そしてこんなふうに距離をおいて、おまえと彼女を眺めている。
　クラスが違うから昼飯は別々に食うほうが便利だとおまえは言って、俺と食堂に行く習慣は変えずにいる。
　変わったことといえば、話題にテレビやゲームだけじゃなく彼女が混じるようになったことくらいだ。
　興味あるフリして相槌を打ちながら、俺はおまえに問いかける。心の中で。
（なあ、おまえまさか、彼女との初エッチも俺に相談したり報告したりする気じゃないだろうな）
　冗談めかして訊けたら楽になれるだろうか。だが、言葉にしようとすると唇が震えてうまくいかない。
　おかしいな。おまえは普通に女が好きで、彼女がいて、俺のことは友達としか思っていない。俺もおまえを、友達だと思っている。
　なのにどうしてだろう、おまえが彼女の話をするたびにイライラする。これはいわゆる”ヤキモチ”ってやつか？
　けど俺は男だし、おまえも男だし、俺たちは親友同士のはず。だから、こんな気持ちは変だ。
　付き合ってみろなんて言わなければよかったと思っているなんて、俺はおかしくなっている。
　これは違う。絶対に違う。
（俺がおまえを、好きになるわけがないんだ……）

361 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 16:03:12 ID:BqvT0i4O

切ないねぇ
ＧＪ

362 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 16:22:26 ID:pJbdc7eJ

>>360

ありがとう。こういう葛藤大好きです。

363 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 17:49:43 ID:vkP4hkRV

ｾﾂﾅ萌え
ＧＪ

364 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 18:56:25 ID:g5y6KqA+

親友ポジションｷﾀーーー

365 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 19:00:35 ID:oKBG9xQe

ツンデレ？まわし

366 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 21:00:15 ID:GqQoTOdl

葛藤萌え…こんなふうにぐるぐる一生離れられないんだきっと！

367 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 22:39:44 ID:5q9Etxwr

>>360
Σ(ﾟ口ﾟ；)ガーン!!(；ﾟ□ﾟ)ノガーン!!
。・゜゜なん(>_<)で〜!?゜゜・。
好きｖ(*^−^)ノって言えば(-o-;)良いのに〜(ToT)
(*_*)ショック(∋_∈)ショック(;_;)ショック(￣○￣;)

368 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 22:54:03 ID:RTuXxeKA

ふめばいいと思うよ

369 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 22:55:21 ID:d1bFR033

最後のメール

370 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 23:41:12 ID:nyi+CjeE

『今日の夕飯どーする？』
いつもどおりに空はくすんでいて、いつもどおり町は無駄に賑やかで、
僕はいつもどおりくたくたで帰り道を行き、いつもと同じようにかれにメールを打つ。
当たり前で、ありふれた一日の終わり。

自分の家に帰る前に、僕は一人暮らしのかれのアパートに寄っていく。
赤貧イモ洗いなやつなので、弁当や、バーガーや、時には酒とつまみを差し入れにして。
それはかれに初めてであった、大学時代からの習慣だ。
大事なひと。大好きなひと。いやなことがあっても、かれに会えば全部吹っ飛ぶ。
かれに会いに行くことが、僕の一日のなかで一番の楽しみだった。

メールの返事を待つことなんてなしに、僕はコンビニで弁当をふたつと缶ビールを五本買った。
僕の分が二本、呑んべえのあいつには三本。アルコールの差し入れは珍しいから、きっと喜ぶだろう。
（今日は何を話そう）
（そういえばあいつが楽しみにしてたドラマ今日からだ）
（待っててくれるかな）
そんなことを考えて、僕は大人気なく小走りになってアパートを目指す。ポケットの中で、
部屋の合鍵がちゃりちゃりと鳴る。

曲がり角の向こうではバイクが全力疾走していたけれど、ブロック塀に遮られて僕には見えない。


――それがさいごのメールになるなんて、だから僕は、そのとき思いもしなかった。

371 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 23:50:07 ID:n2pfUEZB

・・・事故っちゃったんだねorz
お題からして泣ける話が来ると思ったけど
やっぱり｡゜（ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

372 ：風と木の名無しさん：2006/05/09(火) 23:54:15 ID:X5qWGXZD

ヒィ・・・

ま、まさかそういう展開になるとはまったく思わないで読んでたので
最後の三行でぞぞっとしてしまいました・・・

GJでしたー

373 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 00:06:37 ID:ibDcbPMK

ＧＪです！　あれ、目から水が…。･ﾟ･（ﾉД`）･ﾟ･。

374 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 00:15:28 ID:kLDLKBEc

待ってる彼がかわいそうだー
うわーん｡゜（ﾟ´Д｀ﾟ)゜｡

375 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 00:51:53 ID:z31bswn2

おぅぅ(つд｀)｡･ﾟ･*｡ｾﾂﾅｽ

376 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 01:19:33 ID:XtNqCT33

ちょ、まとめの投下ｽﾚに続き？きてる…待ち人･ﾟ･（’Д`）･ﾟ･

377 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 01:25:02 ID:3/1Ftame

ぎゃぁああああああ
･ﾟ･（ﾉД`）･ﾟ･。コンボできたぁあ
姐さんＧＪ〜っ

378 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 01:33:03 ID:vZTacJIQ

踏まれてみたいです。

379 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 01:34:28 ID:XevMsjpA

鈍感←ツンデレ

380 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 02:21:19 ID:zEcLsBD+

「あ、お前のおかずロールキャベツ。俺好きなんだー、知ってた？」
「知らねーよ。キャベツ安かったから作ってきただけだし」
「へー。おいしそー」
「あ、こらつまむんじゃねーよ。死ね」
「んまいー。料理上手いなぁ〜、お前。昨日のの鶏の唐揚げもうまかったし、その前のハンバーグもうまかったし、その前のおいなりさんもうまかったし、その前の大学芋もうまかった」
「お前俺の弁当つまんでばっかじゃねーかよ。死ね」
「だって、俺の好物ばっかり作ってくるんだもんよ。それに、お前細っこいのに重箱で作ってくるし」
「お前が無遠慮につまむからだろーがっ！死ねっ」
「ちぇー。お前の料理好きなのにー」
「……そこまで言うなら、まぁ食ってもいいけど」
「え、ホントに？」
「…ま、持って来すぎたしな。わ、がっつくなよ」
「あー幸せだ〜。食べたいと思ったらお前弁当に入れてくるんだもん、ホント俺ラッキーだ〜」
「…うまいか？」
「うまいうまい」
「…お前、今晩は何食うの？」
「コンビニ弁当」
「食いたいもんあるなら作ってやっても良いけど」
「え。マジで！？」
「か、勘違いすんなよ？何作ろうか思いつかなかったからまーお前の意見でも聞いてやろうかと…夕飯に呼ぶのはあれだ。アドバイス代としてだな…」
「ひゃっほーう！俺、カレー食いたいカレー！」
「話聞けよ！しかもカレーかよ！腕のふるい甲斐がない…もっと凝った料理も作れんのに…」
「なんか言った？」
「…別に。好物なの？」
「好物好物。スゲー好き」
「…じゃあ、特別上手いの作ってやるよ。ただし、時間掛かるぞ」
「やったー！待つ待つ！」
「じゃー泊まりな」
「え、いいの？じゃあ酒買ってこうぜ〜」
「……………死ね。この鈍感」
「え？なんか言った？」
「…別に」

381 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 03:11:08 ID:Ya0aW3Fo

かわいい…(´Д｀*)

382 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 03:46:07 ID:L0d/V3vj

GJ！
一途なツンデレかわゆすｗｗｗ

383 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 12:11:34 ID:Yn1HVj4N

ＧＪです！
すっごいかわいい！！すっごい萌えた(*´Д｀)

384 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 12:22:22 ID:3/1Ftame

うーわーかなり萌えた！今月に入って一番萌えた。「死ね。」かわいい〜

385 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 12:31:27 ID:7DDKUvv9

ツンデレめちゃかわいい！
鈍感に頭なでなでさせたいくらいかわいいぞ！！

386 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 12:54:23 ID:6j1ZRSDP

うむ、カワイイ。これは良い萌えだ。

387 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 13:34:12 ID:WWbL8cAb

かわいい！しかもお料理上手w
しかし攻めはいつこのツンデレコックさんの気持ちに気が付くのかな

388 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 13:43:07 ID:yVWskGNh

まわし
…べっ別にあんたに踏まれたいなんて思ってるわけじゃないんだからねっ！

389 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 13:53:02 ID:2Ym9JX2d

ブログ×日記帳

390 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 15:49:34 ID:46qjgxd5

「お前、隠しすぎ」
「君は開けっ広げすぎ」
ブログが言い返そうとした時、コメントやトラックバックたちがわらわらと周囲に集まって来た。
「ブログー、今度の記事も面白かったよー」
「俺が思うに、あれはさー」
いちいち律義に返事するブログに、日記帳はぐっと唇を噛み締め、鍵を増やす。
「あー、やっと開放された。なー日記帳」
「……」
「まぁただんまりかよ。言ってるだろ。俺はお前のことをもっと知りたいんだ、って」
「……馬鹿じゃない？」
「え？」
「僕が好きだかなんだか知らないけど、あんな恥ずかしい告白文を記事にするなんて、愚の骨頂だよ」
言いたがり。露出狂。サトラレモドキ。
いつもよりも饒舌な日記帳に、ブログはぽかんと目を丸くする。
「馬鹿。考えなし。鈍感」
「ご、ごめん日記帳。あれが気に入らなかったんならすぐ消すから」
「……だから鈍感だって言ってんだよ」
真っ赤な顔で泣きそうになる日記帳に、ブログはただおろおろとするばかりだった。

鍵はまだ、もらえそうにない。

391 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 16:03:46 ID:vZTacJIQ

>>390
萌えた！GJ！

392 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 16:07:53 ID:L0d/V3vj

イイ！ツボったよ〜

393 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 16:14:42 ID:M0E2pAPQ

恥ずかしい告白文って何を書いて日記に怒られてるんだブログwww
GJ！

394 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 16:19:20 ID:6j1ZRSDP

今日は何の日?!良作が続々と…
激しくGJ!!

395 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 16:45:06 ID:ZZeiTbOn

うわあああああああ萌。
まわし。

396 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 17:06:05 ID:mlQBSMge

>>380と同じ姐さんかしら…何にせよGJ!!
あと>>393がIDでも萌えを訴えてる

397 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 17:19:49 ID:z31bswn2

ブログも日記帳もｶﾜﾕｽ(*´∀｀*)

398 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 17:34:49 ID:Ya0aW3Fo

あああかわいすぎる！
そして踏んでくれ〜

399 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 17:35:17 ID:XevMsjpA

永遠に置き去り

400 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 18:14:41 ID:GFZNNlLZ

そのトランクの主は、もういない。

二人が亡命を計画していると知ったときに、僕は止めなかった。
むしろ、自分の立場を利用して、何かと便宜をはかってやった。
二枚の偽装旅券、秘密の地下ルート、月の出ない闇夜。

「ありがとう、君がいなければここまでの計画はできなかったな」
「全くだ。ついたら向こうから絵葉書を出すよ、もちろん変名でね！」

しかし僕は、土壇場で二人を裏切り、密告した。
いや、もとより、僕は亡命を手助けする気などなかったのかもしれない。
君が僕以外の男性に目をむけ、その人と男性同士が愛しあえる国へ逃げ、
永遠に僕から去ってしまうことが許せなかった。

闇夜を切り裂くジープのブレーキ、荒々しい軍靴の音、悲鳴と怒声。

そしてこの小さなトランクは、国境を越え、自由の国へ行くかわりに
永遠に置き去りになった。この地上に。この僕の部屋に。
もはや許される日が来ることのない、僕の心と共に。

401 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 18:25:34 ID:eZ+Lm3av

今度はハードボイルドｷﾀ( ﾟдﾟ)!!
…ど、どうしたんだ今日ホント。何の日？！
GJです！

402 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 18:28:35 ID:L0d/V3vj

ｸｵﾘﾃｨﾀｶｽ、そしてｾﾂﾅｽ

403 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 18:48:04 ID:7SHMJKjJ

投下にもｷﾃﾙー!!
今日はほんとＧＪの嵐だ

404 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 19:22:56 ID:StqPhjtO

今日はホント何の日なのか考えつつ Ｇ Ｊ ！！
投下も見てきた。切なくも前向き系。好き。

405 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 20:28:08 ID:6LAKkqaL

おおー
バラエティに富んだ萌えが大漁。いい日だね！

>>400ＧＪ！！

406 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 20:44:11 ID:RgDo8frR

ＧＪっす。まとめサイトの方も、切ない系で素敵でした！
今日はもう一個くらいいけるかも？
期待を込めてまわし。

407 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 20:50:11 ID:6yI310z4

>400GJ　禿げそうなほど萌えた。
私が仕事している間に、このスレに一体何が…！

408 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 20:59:07 ID:tXXv8qVW

ふんでくです　ぽてんしゃる

409 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 21:02:15 ID:Z86Oc/y8

βエンドルフィン

410 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 21:56:18 ID:sUjA2NJ5

「先生、何ですかこの資料」
「ん、さあ、誰かが忘れていったんじゃないか」
「いや、でもこのホチキスの留め方先生のでしょう、ほら、一回折ってから斜め45度」
「・・・ああ、調べたけどいらなくなったんで、そのへんに置いといたんだったかな」
「しっかり私の机の真ん中に置いてありましたが」
「ん、そう？」
「近所のゴルフ場地図、車の写真、βエンドルフィン概要」
「・・・」
「ゴルフ場はこないだ行った所でこの車は私の乗っている車種でβエンドルフィンは脳内麻薬物質ですよね」
「そうだったかな」
「・・・楽しかったんですね？」
「ん、まあ」
「また行きたいんですね？」
「休みが取れて誘われれば行ってもいい」
「誰が先生のスケジュール管理してると思ってるんですか、次の休みは取れても二週間後です」
「そうか」
「この資料、捨ててもいいですか」
「・・・別に」
「これ、新しく作っておきましたから」
「なに」
「最近できたゴルフ場、その近くにあるうまい蕎麦屋、更に詳しいβエンドルフィン資料です」
「・・・」

「さ、行きたいならさっさと溜まった原稿書いて下さい」
「ん」

411 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 22:07:43 ID:EpTuTlRX

超Ｇ・Ｊ！！！エクセレント！ワンダフォー…！

>>380さんと同じ人…じゃない？？うますぎー萌えー

412 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 22:19:30 ID:4lM0LCLk

会話は萌えるんだけど、お題に沿ってないよね・・・？
「βエンドルフィン」っていう言葉を入れただけって感じ。

413 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 23:06:23 ID:ZT2mpa/d

なんか難しいお題だったな
見たとき思わずググった。けどまぁなんのことやら

414 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 23:15:22 ID:3zKfY9ld

自分は結構好き。先生可愛いかった。
溜まった原稿早くやって二人で遊びに行くといいよ。

｢>>○○さんと同じ人？｣と聞くのが少し不快だな。

415 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 23:25:17 ID:7XxlSpBj

βエンドルフィンって脳内麻薬でしょ
苦痛をやわらげる作用がある

416 ：風と木の名無しさん：2006/05/10(水) 23:59:51 ID:cvs4G3+u

>>410私はかなり萌えさせてもらった。先生のアプローチがかわいい…

こういうのはずいぶん難しいタイプのお題だと思う。
まさに書き手さんの受け取り方次第でそこが面白いけど。
まとめのほうにもきてたけど、あっちはエロくまとめたw
βエンドルフィンて言葉は出て来なかったけどＧＪ！

417 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 01:00:22 ID:qK3KUYhg

>>410 GJ!!まとめにも二つ来てるね。

>>414
＞「>>○○さんと同じ人？」と聞くのが少し不快だな
同意。聞きたくなる気持ちはある種のファン心理みたいなものだと思うけど
それはまあ野暮でしょう。詮索はよそう。

418 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 01:01:23 ID:Xh6zuxV/

とりあえず>>411に言いたい。
本人乙

419 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 01:03:00 ID:H/gl8dAi

ｹﾞﾄ？　催眠術でたぶらかす

420 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 01:27:38 ID:82z5b3og

隣で寝ている彼。
昨日あんなに乱れて、求めて、溺れた彼。
ベッドシーツは昨晩の情事の余韻に乱れ、空気は甘く気怠く体にまとわりつく。
欲しいから、何もかも欲しいから、どんなことをしても彼が欲しかったから。
卑怯だと知っていたけれど。欺瞞だと分かっていたけれど。
それでも、使わずにはいられなかった。
この眠りから覚めたら、彼はきっと離れていってしまう。
無理矢理彼の心の内を暴き立て、淫靡に、卑猥に、深層意識をかき乱し。
そうやって手に入れたものは後悔と、行き場のないさらなる愛情。
彼が、微かに目を開けた。眩しそうにこちらを見る。
手放すものか。商売道具に手を伸ばし、彼の目をのぞき込む。
「…あなたはだんだん…」

421 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 01:31:19 ID:82z5b3og

ゴメ下げ損ねた

422 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 01:35:10 ID:KrsXRvdG

>>420
あげてくれたおかげでﾘｱﾙﾀｲﾑで萌えたよ!!

妄想を掻き立てられるGJ作品をﾏﾘﾏ�d(*´∀｀)

423 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 04:41:08 ID:64/uPJlF

>>420
素敵素敵〜！
たぶらかされた彼の心の内も聞いてみたいｗ

>>412
お題の捉え方、萌え方は*0さんの自由だと思う
自分は>>410好きだな

424 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 13:48:15 ID:t5gdlDhm

>>420
エロ萌えた！
彼は術師のことを思ってわざと催眠にかかってるとかだといいなぁ。

425 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 14:25:00 ID:jLDGUl/l

>>420
GJ!独占欲萌え(*´Д｀)>>424さんの設定でさらにﾊｱﾊｱｗ

426 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 17:27:03 ID:heYr1K9v

エロＧＪ！

427 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 17:52:28 ID:L+VuQd4b

(*ﾉﾉ)きゃぁっ!!!(/∇＼*)
萌え(♂Д♂*)萌え(*♂∇♂)萌え〜〜ッッ(*^−^)ノ
f^_^;てか(*^_^*)エロッ(*^_^*)
エロ♂。・゜゜(>〇<)良いわぁ(^_^)v

428 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 17:59:17 ID:CCTzFFZx

踏んでくれ

429 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 17:59:56 ID:L+VuQd4b

ｖｖｖlove(ノ^^)八(^^ )ノloveｖｖｖ

430 ：1：2006/05/11(木) 19:04:36 ID:lMGs4HWI

「受け、愛してる」
攻めがいきなりそんな事を言うもんだから、俺は思わずタコさんウィンナーを地面に落としてしまった。
ああ、最後の一個だったのに勿体ない。
「……聞いてんのか？」
「えっ？あ、聞いてる！すっげぇ聞きまくってる！」
そうは言うものの、地面に転がっているタコさんが気になって仕方が無い。
恐らく攻めも気付いてるだろう。俺の目が泳ぎまくってることに。
「もう一回言うぞ」
「いやいや！いいって。遠慮しとくよ」
タコさんが気になるのも確かだが、「愛してる」なんてこそばゆい事をリピートされるのもなぁ…。
いきなり何をトチ狂ってるんだろう、攻めは。
「…だってさ。俺たち恋人同士なのに全然それっぽくないじゃん？」
俺の冷たい視線に気付いたのか、気まずそうに攻めが言った。
「まあ、確かにそうだけど…。でもいいんじゃないの？俺たちは俺たちのままでさ」
青春ドラマに出てきそうな青臭い台詞を口にする。
だって今は攻めの思春期真っ只中な悩みよりタコさんだろ。
三秒ルールは……流石にもう無理だよなぁ。
「でも！もっとお互いにさ、歩み寄ろうぜ。
この広い地球で俺たちが出会えたのって奇跡っていうか…むしろ運命じゃん？」
「攻め……」
頬を赤らめて言う攻めの姿に、俺はようやく我に帰った。
トチ狂ってたのは自分の方じゃないか。攻めはこんなに真剣に俺たちのことを……。
「ごめん、攻め。俺が悪かったよ」
「わっ…分かればいいんだよ！分かれば！」
「サンキュな！…それで、歩み寄るって具体的にはどうすればいいんだ？」
「……受け」
俺の素朴な疑問に、攻めは低い声で改まったように答えた。

431 ：2：2006/05/11(木) 19:06:02 ID:lMGs4HWI

「"愛"は心を受け取るって書くんだぜ…」
「……！」
す…すごい。言ってる意味が全く分からない。
でも…その雰囲気に騙されてしまいたい…！
「凄いよ攻め！ラブ・イズ・ザ・ワールドだな！」
「ああ！そうやで！ザ・ワールド・イズ・ラブや！」
いきなり奇妙な関西弁になったことも気にならないほど、今の攻めは完璧だった。
「世界の中心で愛を叫ぶんや！」
「流石や攻め！愛は世界を救うんやね！」


屋上には柔らかな春の日差しが降り注ぐ。
校庭に立ち並ぶ桜の花びらが宙を舞い、本格的な春の訪れを告げていた。
全てのものに新たな生命の息吹を伝える春。
その暖かなぬくもりは、誰の上にも平等にやって来る。
そう、例えばそれは俺たちの頭の中にも――


「受け！俺を見ろ！」
「何だい攻め！」
「(ノ^^)ﾉ＜love〜」
「すごいや攻め！よーし、俺も！love〜＞ヽ(^^ )ノ」
「「ｖｖｖlove(ノ^^)八(^^ )ノloveｖｖｖ」」



この出来事から季節が二巡りもした頃には、俺たちが桜を見る度に今日のことを思い出して悶絶するようになるのはまた別の話だ。

432 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 19:15:26 ID:nuJja/AO

テラﾜﾛﾀ。GJ！

433 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 19:21:21 ID:Kq1FLX74

すげー！感動した！

434 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 19:27:16 ID:sO4R2VvN

ﾜﾛｽwこれはﾂﾎﾞったww

435 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 19:38:36 ID:HI7P/5A+

萌えと笑いが同時に凄い勢いで押し寄せてきた
激しくGJ

436 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 19:39:51 ID:CCTzFFZx

うまいな〜ｗ
萌えたよ！GJ！

437 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 20:10:12 ID:IctK9x4Y

ﾃﾗﾜﾛｽwwwwGJ!!!!!!
投下にもすごい萌えるのが！昨日に続いて今日もﾇｹﾞｰ日だ。

438 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 20:25:22 ID:L+VuQd4b

おお〜(・_・;)
(^_^*)v萌え〜(*^−^)

439 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 20:42:26 ID:j4UiZ1gO

ノン気×自称バリタチ

440 ：1：2006/05/11(木) 21:24:19 ID:lMGs4HWI

「一応言っとくけど、俺タチだから」
ベッドの上に正座で向かい合ってそう宣言する。
目の前の男は俺の魅力に参ったノンケだ。
まあ俺の美貌に掛かればそう珍しいことでもない。
「タチって何ですか？」
「そーんなことも知らないのかよ？こーれーだーかーら素人はぁ……」
大袈裟に溜息を吐いて見せたものの、人にモノを教えるのは嫌いじゃない。
何故ならば相手の圧倒的優位に立てるチャンスだからだ。だって俺タチだし。
「つまり、俺が上ってこと」
「ああ！成る程〜」
何とも間の抜けた返事だ。もっとも、ネコとしてはこれが丁度いいのかもしれない。
ネコのことってあんま詳しくないんだよな…。だって俺タチだし。
「じゃあ早速お願いしますね！」
「おうよ」
その言葉と共に、相手の服を一枚ずつ脱がしていく。
間違っても手間取ってはいけない。
美しく優雅に且つ滑らかに執り行わなければ。だって俺タチだし。

滞りなく下着まで脱がし終えると、正座のままの男をベッドの上に押し倒した。
「…あの」
「どうした？」
「あなたは脱がないんですか？」
「え」
だって俺タチだし。いや、別に脱いでもいいんだけど。
「せっかくだから脱ぎましょうよ！さっきのお返しに僕が脱がせてあげますから！」
「え？う…ん…？」
ネコがタチを脱がせるってどうなんだろう。…有りと言えば有りな気もする。
そんなことを考えているうちに、あっという間に素っ裸にされてしまった。
…何だこいつ。ノンケなんだよな？
やけに手馴れてる気がする。

441 ：2：2006/05/11(木) 21:25:28 ID:lMGs4HWI

「いや…別に童貞ってわけじゃありませんから」
俺の考えていた事を見抜いたように、男が照れくさそうにはにかんだ。
ああ、そうか…。
女とやる時だって服脱がせるもんな。成る程…って。
「ちょ…何してんの！？」
「何って、続きを」
「何で俺の上に跨ってんの！？」
「え？だって俺男ですよ？」
女役やるのって何か変じゃないですか、と悪びれた様子も無く答える。
いやいやいや！俺だって男だっつの。しかもタチだっつの。
「でも、慣れていらっしゃるみたいだし…ねえ？」
ねえ？じゃねぇよ！
「大丈夫ですよ！入れるところ間違ったりしませんから！」
何だよその自信は。一体どこから湧いてくるんだよ。
そもそも俺の話ちゃんと聞いてたのか。
「聞いてましたよ。タチなんでしょう？」
ああ聞いてらしたんですか。
じゃあこの仕打ちは一体何なんでしょうか。
「だって俺もタチがいいなぁ、って思ったんで」
そうですか。はいはい良かったですね。
もう好きにしろバカ。


潔く諦めたのは、この絶望的な状況下で少しでも漢らしくあろうとする俺の最後のプライドだった。
だって俺タチだし。
…うん。…タチ…だよ、な…？

442 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 21:30:58 ID:yOcZPqj6

…す、すげぇ！ＧＪ！

443 ：風と木の名無しさん：2006/05/11(木) 21:47:35 ID:yfcqN+3V

やべぇ…禿萌えた！
GJだよ姐さん！！

444 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 00:44:45 ID:tAO/BD3B

おぉ、タチ受けまじ好みなんでリクした419さんも420さんもマジGJGJGJGJG！！！！

445 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 00:46:22 ID:tAO/BD3B

しまった>>439と>>440だ。スマソ

446 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 01:57:44 ID:i+OeXon5

騙され易い受けかわいいなーＧＪ!!

447 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 02:18:08 ID:9xFIMUsN

ももも萌えた！GJ！

448 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 02:21:37 ID:7UyQ+5RD

踏んで…ください…っ！！

449 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 02:24:15 ID:ecxHLwW3

涙も出てこない

450 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 02:42:41 ID:pXz8tzrb

黒い服を着て、黒いネクタイを締めて、黒い靴を履いて。全身真っ黒黒介の君が、
今、僕の前で泣いている。

あーあ。馬鹿だな。
誰がって、僕が。なんでバイクにはねられたくらいで死んじゃったんだろう。
君に会いにいくことしか、考えてなかったんだぜ。これから死ぬなんて思いもしてなかったのに。
ほんと、馬鹿だよ。
誰がって、君が。そんなに泣くもんじゃないよ。たかが大学時代の友達がひとり死んだだけなのに。
……いやさ、一応そういうことになってるんだからさ、そんな、ほら、恋人が死んじゃった
みたいな泣きかた、しちゃ駄目だってば。

ごめんね。なぐさめてあげたいんだけど、ほんとは。
いつもみたく、ふざけながら君に抱きついてさあ。「愛してる」なんて笑いながら言って
みちゃったりしてさあ。
だけど、ほんとに、本当に、ごめんね。ごめんね。
もう僕には、君を抱きしめるための腕も、君にささやくための声も、何もないんだ。

悲しいよ。僕だって、悲しい。
だけどごめんね。もう、空気と同じになってしまった僕の目からは、涙も出てこないんだ。

451 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 02:48:08 ID:9xFIMUsN

(´Д⊂　GJ･･･！

452 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 03:09:38 ID:/F4PLJ9s

全米が泣いた

453 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 03:15:55 ID:dnfb4u06

　　　　　　　　　　　　　　　　 .｡::+｡ﾟ:゜ﾟ｡*::｡.　　　　　　　 .｡::+｡ﾟ:゜ﾟ｡*::｡.
　　　　　　　　　　　　　 .｡:*:ﾟ:｡:+ﾟ*:ﾟ｡*:+｡::｡ﾟ+:。　　 ｡:*ﾟ｡::｡*:+｡ﾟ:+ﾟ*:｡:ﾟ:+:｡.
ｵ, ｵﾎﾞﾚﾙ　　　　　　.:+ﾟ:｡:*ﾟ:+ﾟ*:｡:*:ﾟ:+ﾟ:+ﾟ*:｡ﾟ*(ﾉД`)+ﾟ｡:*ﾟ+:ﾟ+:ﾟ:*:｡:*ﾟ+:ﾟ*:｡:ﾟ+:.
　　　　　　　　　 ｡+゜:*゜:+゜｡:+゜*:+゜:*゜:+゜　　　　　　　　゜+:゜*:゜+:*゜+:｡゜*:゜+:゜*｡
ヽ(;´Д｀)ﾉ　　.:*::+｡゜*:+::*+｡゜*:+::*｡゜　　　　　　　　　　　 ゜｡*::+:*゜｡+*::+:*゜｡+::*:.
｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.
｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:
ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ
* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+* ﾟ ゜ﾟ *+:｡.｡:+

454 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 04:28:04 ID:zLlDuibs

ＧＪ！！マジで泣けた(´Д⊂　
一瞬、「最後のメール」の続きかと思った。

455 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 08:19:48 ID:i+OeXon5

ﾜﾀｼﾓｿｳｵﾓﾀ…詮索ｽﾏｿ｡

うおー泣けたーっつ！ＧＪ！！

456 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 08:33:35 ID:4frcTzZD

朝から泣いてしまった(´；ω；｀)

457 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 08:36:02 ID:74bAriTC

朝から涙腺刺激するの読んじゃったｺﾚ

458 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 10:12:38 ID:06MstG75

(つд｀)GJGJGJｳﾜｧｧﾝ
そして踏まれた。

459 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 10:16:46 ID:pcJnkA2t

理不尽なわがまま

460 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 13:20:24 ID:xwaR71DJ

薄暗い病室のベッドに、叔父さんは横たわっていた。
もう、ろくに身体を起き上げる事も出来ないらしく、
入り口に突っ立ったままの俺を、弱弱しい手つきで何とか手招きする。
「何だよ、幽霊みたいな顔しやがって」
どっちがだ、と言いたくなる。
自分こそ、見てるこっちが辛くなるくらいに顔面青白くしてるくせに。
俺の好きだった綺麗な長髪が無惨に抜け落ちて、頬もげっそりとこけている。
数ヶ月前とはまるで別人みたいで、俺は思わず息を呑んだ。
「叔父、さん……？」
「おう。何だ？そんなに変わっちまったかよ？」
その口調はいつもの軽快なそれと同じで、けれどそれが逆に空しさを漂わせている。
「変わりすぎだよ、ボロボロじゃ、な……」
普段と変わらぬ憎まれ口を叩こうとして、その声が震えているのに気付く。
駄目だ。泣いちゃいけない。叔父さんを心配させちゃいけない。
そう分かっているのに、喉をしゃくりあげるのは止まらない。
唇を前歯で噛んで震えを無理に押しとどめようとするのに、それは一向に止んでくれなかった。
「父さんが……中々、ここ教えてくれなくて…」
「ああ、アニキならそうすんだろうなぁ」
親族一同から厄介者扱いされていた、風来坊の叔父さん。
それでも、俺にとっては無二の存在だった、誰よりも尊敬する大切な人。
「ねえ、叔父さん」
俺は、眼前の枯れ木みたいな身体をした彼に縋るような目つきで願った。
「俺より先に死なないで」
その願いに叔父さんは一瞬表情を固めると、すぐさま飄々とした態度に戻った。
重い腕を無理矢理持ち上げて、ベッドサイドの俺へと伸ばす。
かさつく指先で俺の頬を撫で上げながら、叔父さんは薄く笑った。
「馬鹿。俺みたいなおっさんが、お前より長生きしてどうすんだ」
「だ、って……」
「我侭言うなよ、なぁ」
困ったような顔でそう口にした叔父さんの、茶色がかった瞳が俺を射抜いた。

461 ：2/2：2006/05/12(金) 13:22:17 ID:xwaR71DJ

……理不尽な我侭ばかり言って、ごめん。
いつもいつも、こうやって困らせて、ごめん。
でも我侭を言うのはこれで最後にするから、今回だけは、せめて許して。
だって俺、叔父さんのことが好きだから。

462 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 17:05:50 ID:hp3bIej4

うわ、お題見てこんなに悲しいお話がくるとは思わなかったから、不意打ちくらったよ
切ねぇ…叔父さん大好きだ。GJでした

463 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 17:52:03 ID:s03r9maG

何だ何だ？今日は涙腺弱くする日なのか？｡･ﾟ･(ﾉд`)･ﾟ･｡
>>450も>>460もＧＪ！

464 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 18:55:55 ID:sw2fWPyQ

このスレの叔父と甥はみんなｲｲ。このスレのせいで叔父と甥に目覚めた。
ＧＪでした。

465 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 20:10:14 ID:X7DA4mPo

叔父さんそんなこと言うなよ、さびしいよ(ﾉд`)

ちなみに私450というものですが370とも申します、
つまるところそういうわけでございました。ではこれにて、ドロン

466 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 21:50:27 ID:OGzbLOx4

叔父さん･･･悲しいよ･･･｡･ﾟ･(ﾉд`)･ﾟ･｡
生きてよ叔父さん･･･!

467 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 21:54:50 ID:+N8GqPg0

叔父さん(´；ω；｀) …男らしい。

468 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 22:38:08 ID:iFPUQGA6

踏む？踏むの？

469 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 22:39:51 ID:SakbZjWD

甘党

470 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 22:40:10 ID:OGzbLOx4

かさぶた

471 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 22:42:22 ID:OGzbLOx4

orz

ごめん､書いてくる

472 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 23:01:28 ID:OGzbLOx4

｢クリームついてるぞ･･･｣
唇の端についていた生クリームを舐めとられた｡
｢俺のとったな？！｣
｢･･･一口分も無いのにとったって･･･｡｣
そう言いながらこいつはうまい事俺を押し倒した｡
畳が嫌に冷たく感じた｡
濃厚な口付けをされて､体中愛撫されて･･･意識が曖昧になりながら“パフェ食いかけなのに･･･”って馬鹿なこと考えた｡
長い口付けが終わると一言｢甘い｣と言われた｡ああ、お前も甘いもん好きだったっけ？
コタツの上に置いてあるコンビニの安いパフェが視界にうっすら見えた｡でもそれもすぐにこいつとの行為でどうでも良くなるのだろう｡

俺にとってお前はそんだけ甘い

473 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 23:24:00 ID:6VDwx/Ax

うはｗｶﾜﾕｽｗｗｗGJ!

474 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 23:24:21 ID:/F4PLJ9s

あまーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい！！！！！！！！！！！！

475 ：風と木の名無しさん：2006/05/12(金) 23:36:59 ID:SakbZjWD

かわいいよ萌えたよ(*´Д｀)
470さんありがとう

476 ：470：2006/05/13(土) 00:41:30 ID:m6P16XKZ

ｽﾏﾝねﾘﾛﾐｽ･･･(つд`)
あと初めて書いたからつたなくてｽﾏﾝね･･･

自分でかいといてあれだけどまわせまわせ〜

477 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 01:03:20 ID:kHSmoXoa

甘い甘いよ（´Д｀*）ＧＪ!!

478 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 01:10:41 ID:OdRHE/Za

甘さに萌え萌えしながら踏まれますよ！orz

479 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 01:12:17 ID:1VyhCEUp

雨に濡れて

480 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 01:46:02 ID:9bsP9r4g

「ど、うしたんだお前っ！」
　あまりの衝撃に声が裏返った俺を見て、彼はただいつもどおりに右手を上げて見せた。
「よお」
「よおじゃねえよ！　ずぶ濡れじゃねえか！！」
梅雨時とは今日は珍しく晴天で、それはもう見事な夕焼けがあたりを真っ赤に染めつくしている。
そんな中彼だけがずぶ濡れで、途方にくれたように俺の家の前に座り込んでいた。
ガチャガチャと鍵をうるさく鳴らして開けた扉の中へとにもかくにも彼を引っ張り込んだ。
「待ってろ。今タオル持ってくっから！」
けれど彼はそのままずるずると玄関に座り込んで、両腕で顔を覆ってしまった。
「慶介？」
俺の呼びかけにも反応しない。その反応に俺は風呂場に向かいかけていた姿勢を戻した。
「……が」
かすれた低い声が聞き取れない。思わず彼の前にしゃがみこみ、下から見上げるとぼたぼたと
雫がたれてきた。
「ね、こが」
震える彼の両腕。
「俺、怖くて」
泣いてるのか、慶介。
「一瞬、見ないふり、しちまって」
彼の体から未だに乾かない雫がぼたぼたと落ち続け、玄関のアスファルトはまるで雨が降ってきたようだ。
「んで、俺、あの時」
この近所の川は最近の雨で増水していて、ごうごうと唸っている。そんな中飛び込むのは
誰だって怖い。
「俺、最低だ……！」
そう吐き捨てた慶介の体を咄嗟に抱きこんだ。
「あん時、飛び込んでれば」
彼の上着のすその泥が俺のシャツに移ったけれどそんなことは気にならなかった。
「ごめんなさい……」
そう呟く彼の体からの雨に濡れて、俺はこいつになんて言うべきか必死で考えていた。

　　

481 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 01:47:50 ID:9bsP9r4g

五行目失敗した……。
×梅雨時とは今日は
○梅雨時にしては今日は

482 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 01:59:18 ID:9y4caeDx

ぬこ…（´；ω；｀）

483 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 02:12:25 ID:ZMBJUUPG

GJ!ぬこｶﾜｲｿｽ（´；ω；｀）
まとめサイトもGJGJ!!!!!273の黄色い傘に禿げ上がるほど萌えた( *´∀｀*)

484 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 03:02:17 ID:PL2KQzEY

GJ！
ここはお題からは予想できない良作が多くて萌える！！

ちょっとアレなんだが、結構前に*9ゲトして
書いてくれるって言われたんだが、それ以降音沙汰がない…
スルーされたんだろうか(´･ω･`)ｻﾐｼｽ

485 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 04:05:11 ID:63l6WT2Z

>>484
お題はなんだったの？
まとめの方で投下あるかもだから
書いておくといいと思われ

486 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 10:31:12 ID:7W3cidQY

>>484
ここだと何だしまとめのチラシへ書いといたらどうだろう
書けそうだったら是非書かせてもらいたい

487 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 11:13:16 ID:9y4caeDx

>>484
自分も書けそうだったら書いてみたいので
ぜひ教えてくださいﾉｼ

488 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 11:18:27 ID:hwbIZhA7

期待に胸ふくらませる私を
踏みつけていけ！！

489 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 11:23:27 ID:erOESAvA

今夜もひとり生け贄になる
手足も口も動かぬままに

490 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 14:54:31 ID:hwbIZhA7

「さて、今夜は誰に相手をしてもらおうか…ふふふ…
　昨夜は、まさお君だったね…
　美しいまさお君
　昨日の君はいつにもまして素敵だったよ

　じゃあ、ひろし君…いや、しんいち君がいいかな
　いや、かずお君も…いやいや…
　みんな愛しくて、僕は毎晩悩んでしまうよ

　…あぁ……
　いくぞう君…そんな目で僕を見ちゃぁ駄目だよ
　たまらなくなるじゃないか
　そうだね、今夜は君にしよう
　かわいいかわいい、いくぞう君

　怖がることなんか何もないんだよ
　ただ僕に身をまかせていればいいのさ
　従順な君たちを、僕は何より愛している

　じゃあまず、お風呂に入ろうか
　君は、お風呂が大好きだよね
　他の子はみんな嫌がるのに、君はきれい好きだ

　待ってて、今、服を脱がせるからね
　ああ、なんて美しい肌なんだ
　無駄毛ひとつない、白く光るような肌
　触れるとひんやりとするのは、君の心にもにて…
　ああ、もうたまらないよ
　口付けていいかい？
　君のすべてを舐めとってしまいたい！」

491 ：続き：2006/05/13(土) 14:55:50 ID:hwbIZhA7

「ゴホン…」
「ひゃっ！？」
「……楽しいか？」
「ちょっ…おまっ…」
「いくぞう君、落ちたぞ」
「あｑｗせｄｒｆｔｇｙふじこｌｐ」
「…そんなに驚くなら、部屋のドアはちゃんと閉めとけよ」
「みっみっ見てっ…」
「いくぞう君以外はお風呂いれちゃ駄目だぞ、ぬいぐるみだからな」
「…っ……てるょ」
「いくぞう君もちゃんと腕とか足とか取り外して水抜きしないと
　中で水腐っちゃうからな。ベッドに持ってくならよく拭いて」
「ぅるせ…もぅ……ﾓﾆｮ」
「………ってゆーか」
「………っだよ…バカにするならすればいいだろ！」
「いや…それもあるけど」
「もぅ早くどっかいけよ！」
「そんなに一人寝が寂しいなら俺んとこ来れば？」

492 ：490：2006/05/13(土) 15:00:49 ID:hwbIZhA7

初めて書いてみた。お目汚しいたしました。
本当はもっとドロドロした感じが出したかったんだけど
文章力がないのであきらめた。こんなですんません。

493 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 17:55:00 ID:VDxxjiUZ

ＭａＷａＳｉ

494 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 18:03:06 ID:KIdv/xxQ

へいこらまわし

495 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 18:56:58 ID:2TdWRUwg

腹が減ってもまわしはできますよ

496 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 19:32:55 ID:Exyne0IA

まわれま〜われ♪

497 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 19:36:58 ID:960tN1AS

メリーゴーラン♪まわし

498 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 20:00:00 ID:aLHp1Vot

リクどんぞ

499 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 20:03:22 ID:+LqCSIjw

アメフラシとてるてる坊主

500 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 22:20:59 ID:sl/JwT5U

ぼくは きみに こいをしました

･･･おい､お前は何でそんなとこに釣り下がってんだ？
僕はてるてる坊主だからさ｡神様に雨が降らないようにお祈りしないと｡
じゃあ､俺の敵だな｡
そうだね｡そういうことになるね｡でも安心して？僕はすぐ消えてなくなるから｡
何で？
だって､他の仲間もそうだったんだけど･･･用がなくなると僕達は捨てられる運命だから･･･｡
･･･｡
ごめんね｡君のお仕事の邪魔しちゃって｡できれば僕も君と同じ種族に生まれたかったなぁ｡

おれは　こいつに　こいをした

･･･なんで？何で同類になりたい？俺たちアメフラシは人に嫌われる妖怪だぜ？
うん。でも、ぼくがてるてる坊主じゃなかったら君と二人でいられるでしょ？多分ずっと。
俺と･･･？一緒に･･･？
ぼくは･･･君に恋をしてしまったようです。
･･････！！

――――――――･･･翌日

｢お母さん、てるてる坊主サンがいないー！｣
｢あら？変ね･･･窓開けっ放しにしてたから飛ばされちゃったのかしら？｣

501 ：風と木の名無しさん：2006/05/13(土) 22:52:23 ID:HaU+q5QS

>500GJ
まとめにも良作きてるし、良いお題だったね。

502 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 00:53:10 ID:sZ+boPyq

かわいいな。ＧＪ！

あと今気付いたんだけどまとめオエビに久々に投下来てた〜！！
なんか最近活性化しててのぞくのが楽しいよ！

503 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 02:04:48 ID:B2REqCb0

まとめ活性化バンザイ！　まわし

504 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 02:29:18 ID:muAH50/h

アメフラシって海洋性生物の事だと思ってたよﾏﾜｰｼ

505 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 03:13:34 ID:FOcQqUpV

海洋生物だと紫色の液体を出すなまこみたいなやつだっけまわし

506 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 03:17:21 ID:c5uUYHuC

正解。
別名ウミウシだよまわし

507 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 04:25:56 ID:DmH4jTpl

ウミウシは食べれなさそうだまわし

508 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 06:51:24 ID:X0kyfSSo

ただ良子の濱/口は食べてたんだまわし
貝の味がするらしいまわし

509 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 06:57:56 ID:Tcei90Dg

大人と呼ぶにはまだ早い

510 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 11:02:46 ID:c5uUYHuC

「愛してるよ、伊藤」
「はいはい」
「大好き」
「俺もですよ」
軽く流すことに勤める俺に、奴は頬を膨らませた。いくつだよお前。
「真面目に聞いてよ」
「真面目に聞いてますよ。で、何だって？」
やっと俺が弁当から顔を上げたら、奴はぷいと顔を背けた。
いちいち子供っぽい怒り方に笑いそうになるが、そこは抑える。
2人しかいない昼の放送室。誰も見てない空間。
まぁ、こんな場でならタワゴトを聞いてやらんでもない。
俺が弁当を食い終わって、小さくゴチソウサマを呟くと、奴はやっとこっちを向いた。
「俺はさ、伊藤とずっと一緒にいたいわけよ」
「アリガト」
子供じみた言葉。笑える反応を期待していたが、その顔は意外に真剣なままだった。
口周りに一杯弁当つけてさ？決まらない奴だねどうも。
「伊藤は俺のこと、どう思ってる？ただの友達？」
「坂内は坂内でしょ」
「そうじゃなくてさぁ･･･」
何だよ。ちゃんと答えてやったのに文句言うか？
「お前がホモだろーが変態だろーが手近なので済ませたいだけのスケベだろーがな」
俺たちは、家庭内では子供と呼ばれる。社会では大人かというとそうは言わない。
「･･･ただ、俺を好きなだけだろーが、まんま受け止めてやるっつってんだよ」
大人と呼ぶにはまだ早い心と体。子供と呼ぶには熟したそれら。
こんな今だからこそ、馬鹿な夢を語っても赦されるよな？
言葉の意味を理解しかねて、妙な顔をしている奴の、
口の端についた米粒を舐め取ってやった。

511 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 11:30:26 ID:mJkhPifP

萌えた(*´Д`)

512 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 12:25:41 ID:8rA2Ex2U

魔性で小悪魔な匂いがします・・・

513 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 12:26:34 ID:8rA2Ex2U

上げてしまいました。ほんとうにすみません。

514 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 12:32:23 ID:E+WP88me

"ｴﾛｽ満載ですかぁ…http://666.am/?crmo026

515 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 14:00:03 ID:sZ+boPyq

かわいっす。

516 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 17:23:20 ID:THhR3XTr

みなさん萌え投下乙（*´∀｀*）

華麗にまわします

517 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 17:39:07 ID:GFKgMWCN

そんじゃあまわします

518 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 17:44:58 ID:sg/+yaWm

さっさと踏めや(ﾟДﾟ#)ｺﾞﾙｧ!!

519 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 17:47:34 ID:8vz4JC8B

クルデレ×ツンデレ

520 ：風と木の名無しさん：2006/05/14(日) 22:44:19 ID:sZ+boPyq

部活が長引いて帰る頃にはずいぶん暗くなっていた。
帰り道、俺はいつもどおりあいつを乗せて川沿いの土手を自転車で走った。
風が涼しいせいか、いつもより背中の温かさが嬉しくって、つい
「俺、この学校に来て、お前と会えてほんとによかったよ。」
と、思った事をそのまま口にしてしまった。…ちょっと唐突だったかな、
とか思っていたら、突然転げ落ちるようにあいつが自転車から飛び降りた。
「な…、大丈夫か？弥生。」
「……っっ、それは俺の台詞だっ！！何言ってんだお前、馬鹿じゃねぇの！？」
俺は自転車を止めて、地面に転んでるあいつに手を差し伸べた。
「いや、だって本当にそう思ったから。」
「思うなそんな事っ！！俺は全っ然、一回もそんなこと思った事ねぇ！！」
あいつの白い肌が、暗がりでもわかるくらい真っ赤になっている。
「…そうなのか。」
俺がそう言うと、あいつは急に言葉に詰まって、黙り込んでしまった。
そうか、こんな風に思ってたのは俺だけだったのか。はっきり言われると少し寂しい…かな？
でもまあ、こうやって傍にいられるんだから、まあいいか。
しばらくあいつが何か言うのを待っていたけど、今日はもうだいぶ遅いことだし…
「じゃ、帰ろうか。」「一回くらいなら……」
二人の声がぶつかった。
あいつはなんだか拳を握りしめて下を向いている。…俺は何か言ったほうがいい気がして、
「…今、なんて言ったかわからなかったからな。」
「うるっっせえっ！！」
顔すれすれにパンチが飛んできた。
想いを伝えるってことは、案外手間がかかると、俺はその日学んだ。

521 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 05:20:56 ID:NONt8IIi

あんな・・・おいちゃん クルデレ がわからへんねん・・・orz

522 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 08:35:59 ID:s/gJRs0H

>>521
ぐぐれば幸せになれます。
>>520
GJ!

523 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 10:11:23 ID:xk3FFVDM

自分もクルデレ知らなかったのでぐぐってみたｗ
分かってから読むとさらにオイシイね。>>520、GJ！

524 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 10:39:56 ID:nPba45Gs

素直クールｲｲﾖｲｲﾖー(´∀｀*)

525 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 11:39:13 ID:rsVCUfkB

クルデレ、狂ってるほどデレデレかと思ったｗ
>520萌えたよー。

526 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 11:49:56 ID:+F4EZP/5

>>521
一瞬せつこかと思た（笑）
>>520
GJ!!

527 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 11:52:32 ID:6Itg0uiP

>520
　　¶：3ﾐ)|＼ <GJ!
　ξ：D)|￣ﾋ|＿

528 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 14:17:45 ID:VxpYKvpa

踏んで欲しい、この身が滅びても。

529 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 14:25:46 ID:A6gw5yml

豆乳×牛乳

530 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 17:57:02 ID:ZY0jE4pS

「俺豆乳飲まないって言ってるじゃん。どうして買ってくるんだよ」
「俺が飲むからだよ。牛乳はまだ半分ぐらい残ってたから明日でいいだろ」
「もうねえよ、さっき飲んでなくなったし」
「んじゃ我慢しろよ、１日ぐらい」
「自分の分だけ買ってきて、そういうこと言うかあ？」
「これ飲んでいいよ」
「だから嫌いだっての」
「お前のその嫌いって、かなり大昔の豆乳の味を憶えているからじゃね？無調整とか」
豆乳なんてもう十数年も飲んでない。
「今の調整豆乳は別に不味いことないぞ」
奴が買ってきたばかりの豆乳を自分のカップに注ぐ。
「俺は寧ろ牛乳より好きなぐらいだけどな」
カップの中身が一口分、奴の唇の間に消える。
「なあ」




「やっぱり、不味い？」




美味く感じたのは、お前の唇のせいだ。

531 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 18:38:26 ID:xk3FFVDM

萌えますた(´∀｀*)

532 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 19:12:52 ID:00WB4UT1

GJ！萌え

533 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 22:32:12 ID:RymP4Bry

豆乳派まわし

534 ：風と木の名無しさん：2006/05/15(月) 22:38:35 ID:iBm4lhRF

最後の一文にやばいくらい萌えたまわし

535 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 01:37:00 ID:7J0iNNHs

ｺｰﾋｰを入れなきゃどっちも飲めないまわし

536 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 01:44:07 ID:T8E0HmsN

やっぱ牛乳でしょまわし

537 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 01:56:03 ID:R8wCE7MN

就寝前に一発
踏み台の踏み台になっときましょうかね

538 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 02:08:40 ID:hSrKWXiI

初めてなの…優しくしてねor2

539 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 02:12:21 ID:vBmweAsX

クール×俺様

540 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 12:48:53 ID:9QzukMFe

そんなにショックだったかい？
普段より酒を過ごしているらしい横顔に思う。
本当はとっても彼の事が好きだったんだね、いつも彼のこと苛めていたけど……
……ひょっとして他の誰よりも？
子供の頃から君たちは、いつも４人仲良くて、僕は少し離れたところから
見ているだけのことが多かったけど、それでも今夜誘ってくれて嬉しかった。
それは、僕のことも仲間だと思ってくれていたんだ、ってことと……久しぶりに君に会えたから。
君は子供の頃から体が大きく力も強くて、比例して性格も強引、いつでもガキ大将だった。
長じてからは物わかりも多少良くなったけど……今夜の君を見ていると、
やっぱりオレ様な性格は変わらない、そう思ってなんだか楽しかったよ。
けど、君はとうとう感極まって泣き出してしまったね。
それは、本当に……みんなのアイドルだった彼女と結婚する、彼へのヤキモチから？
それとも、彼への……？
なんて、考えてしまう僕だって、結構飲み過ぎているに違いない。
優等生で鳴らしてきたこの僕が、こんな気持ちになっているなんてあり得ない。
彼のために涙する君を見て……この気持ちは、羨望？　それとも嫉妬？
いいや、そんなはずがない。いつだって正しいこの僕が。
出来すぎてるね、なんて言われても、それが僕だったはずだ。

明日は大事な結婚式だから、とみんなは先に帰ってしまった。
これぞ絶好のチャンス。
「なあ、たまには僕と飲まないか……なんなら、カラオケでもいいけど」
「ええっ、オレ様の歌が聞きたいのかよ？よーし、パーッと行くぞ！心の友よ！」
食いつかせるための餌としては上出来、しかし僕の体力が持つかどうか。
……耳栓してでも確かめてやる、この気持ちがなんなのかを。

541 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 13:05:00 ID:wtPDe1B0

ちょwwww >540GJGJ!!!
元キャラ元ネタ分かりつつ、禿るほど萌えた。
激萌えage

542 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 13:05:45 ID:3b/GbZdI

萌えたしﾜﾛﾀ。

543 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 13:21:08 ID:7OQReC1C

ごめん萌えなかったけどﾜﾛﾀwww
GJ

544 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 14:04:27 ID:QDQOUtAq

姐さんGJ！！！ﾊｹﾞﾜﾛｽｗｗｗ

545 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 14:08:53 ID:NJk1vO+X

う、歌もきいたげて！www

546 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 15:03:14 ID:QyV3iZs3

ﾜﾛﾀ、そうきたか
GJ！

ﾘｻｲﾀﾙまわし

547 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 15:08:20 ID:GhC/sEoM

ボエーっと萌えたｗ
ところでｸｰﾙはやっぱり杉のあの子ですか。
それともﾝﾌﾌｯのあの子ですか

548 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 15:39:20 ID:WH+5nXoe

>出来すぎてるね、なんて言われても
ってあるから杉のあの子では。

ﾜﾛﾀ。GJ！

549 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 15:41:53 ID:EfY+Qzqd

君の背中で眠らせて

550 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 17:19:25 ID:3b/GbZdI

「こら、重いよ」
笑い混じりに言われても離れる気になんてなれない。広いその背にもたれかかったまま、こんなの全然余裕でしょと体重を預ける｡
それでも怒るでも体勢を崩すでもない彼はまだテレビの虜で、きっと試合が終わるまで変わらないに違いない｡
相手にされていないのは、わかる。自分なんて彼よりもずっと子供なのだ｡
今だって漫画に夢中になっている間に彼を野球なんぞに奪われてしまった｡
とりあえず無防備なその背は取り返したが、いかんせん時計はもう就寝時間を示している｡
ここだけは譲るまい。決意も新たに膝を抱えて目を閉じた｡

551 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 18:11:22 ID:SMqFZZvt

切ない話なのに読んでたらあったかい気持ちになったよ
GJ！

552 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 18:17:49 ID:evX5io7O

いい話だ。>550GJ!
まとめにもいいのがｷﾃﾀｺﾚ

553 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 19:38:13 ID:4fAg0WkK

甘えっ子萌え！ＧＪ！

554 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 20:04:06 ID:nkqyIPEd

心がぽかぽかしました。
まとめサイトのほうも萌えた！GJ！

555 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 21:57:29 ID:kHP0maZt

かわいい是GJ!
まとめの二作もどっちも良作だね〜
いいお題だ！

556 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 22:09:14 ID:j6tcl71O

>>550
GJGJGJ!　「こら、重いよ」　も、萌えた…

最近ここもまとめもﾇｹﾞｰ盛り上がってて一番の楽しみになりますた
ｗｋｔｋしながらまわし！

557 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 22:58:07 ID:04ObZWUz

かわいい(*´∀｀*)そして、まわし

558 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 23:02:08 ID:bYgwrcIn

さぁ、踏むがいい！

559 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 23:03:19 ID:RTTK1ZIV

サディズム

560 ：風と木の名無しさん：2006/05/16(火) 23:04:22 ID:7J0iNNHs

堪え性のない私は今日も踏み台になりますよ
さあ踏みたまへ！or2

561 ：560：2006/05/16(火) 23:06:41 ID:7J0iNNHs

…やられました。
すみません、出先なもので…後程ﾊﾟｿｺﾝからﾉｼ

562 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 01:05:11 ID:uilDDYMB

　真っ赤に腫れた愛しい人の太股に手を伸ばし、先ほどまで痛めつけていた指先で撫で下ろす。
　泣きはらした瞳に出来た涙の線を舐めとって、そのさらりとした髪に唇を寄せた。
「痛かったか？」
　彼は枯れた声を漏らして、俺の背中に手を回した。
「……痛ぇよ」
　疲れきった彼の声は、どこか暖かく俺の胸に染み渡る。
　俺は自分の頬が緩むのを感じながら、壊れぬように優しく彼を抱き寄せた。
　幾つもの傷跡が部屋の光に照らされて、白い肌の上生々しい赤い川を作っている。
　抱き寄せたと同時に、彼のちいさな呻き声が俺の耳だけに聞こえた。
　人は俺達の行為をどう捕らえるだろうか。
　この腕で愛しい彼の顔面を、腹部を殴りつけ、無理やりに唇を奪う。
　硬く締まった後ろの入り口に指を差し入れ、彼の意思を聞かずに排泄口を挿入口へと変える。
　俺は捕まっても可笑しくない人間だろう。……そんなことは自分が一番わかっている。
「……そんな顔すんなよ」
　俯いた俺の顔を覗き込んで、彼は弱々しい笑みを浮べた。
　その瞳が、微笑みが愛しくて、その唇に触れるだけの口付けを添える。
（「……そうやってお前が優しいから、俺はまたお前を傷つけてしまうのに」）
　言葉にならぬ思いを胸の奥に仕舞って、俺達は何も言わずに抱きしめあった。
　今の自分達を確認しあうように、自らの思いが目の前の男に伝わるように。
　静かな夜がふけてゆく。そしてまた明日の朝が来る。
　優しいお前に甘えた俺は、明日もまた鞭と玩具でお前を嬲るだろう。
　泣き叫ぶお前の姿を思い出せば、俺の身体はまた熱を帯びる。
　けれど今日は堪えよう。……愛しい君を失いたくはないから。

　さあ、明日はどうやって愛し合おうか。

563 ：562：2006/05/17(水) 01:08:08 ID:uilDDYMB

木綿、自分560ﾀﾝじゃないが思わず書いてしまった。

564 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 01:13:22 ID:G4tZWHyn

>>563
>>560さんが「後程ﾊﾟｿｺﾝから」ってちゃんと書いてるんだから
あなたはまとめに投下するべきだったんじゃない…？

565 ：562：2006/05/17(水) 01:19:26 ID:uilDDYMB

その通りだった。ROMに戻るよ
560さん、ごめん。そして564さん、指摘アリガトウ

ﾉｼ

566 ：560：2006/05/17(水) 01:48:27 ID:6q45tLKA

あれれ、んじゃ、私がまとめに投下してきますね。

567 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 08:03:44 ID:3V+ZRkYr

まわし

568 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 08:04:01 ID:SPALkQOY

まとめスゲェの来てた(゜∀゜)ｳﾋｮｰ!
本ｽﾚとはある意味真逆でどっち美味しくいただきました。

569 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 08:27:30 ID:FNUHQuYT

564の母親のような優しさに涙しつつリク権ゲト！

「勘違い」

570 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 12:00:10 ID:5b9WyBDf

会社のレセプションが終わった後、捨てられようとしていた花。
もったいないな、と思っていたら、「もし良かったら、花束にしましょうか」なんて
部下の女の子が言ってくれたため、ついつい貰ってしまった。
もちろん、あげる人間なんて、いやしない。
しょうがないから、家に持って帰るしかない。
もう日付も変わりそうな時間だから、家族は寝ているだろうが…。
バケツにでもつけておいたら、明日の朝には、母親が食卓にでも飾っていてくれるだろう。
そんなことを思いながら家に帰ったら、意外にもダイニングの明かりがついていた。
ダイニングの中心には、食卓でつっぷして寝ている兄貴がいる。
「兄貴、こんなところで寝てると、風邪ひくぞ」
花束を抱えたまま、兄貴を足で蹴り起こす。
兄貴は、むにゃむにゃと、漫画のような声をあげながら目を覚ます。目をこする。
しばらく観察していると、だいぶ頭がはっきりしてきたのか、俺の方を見た。
そして、花束を見て、目を輝かせた。
「お前、それ、もしかして！」
「ん？　あぁ…これは」
「俺の誕生日プレゼント！？　すげぇ！　持つべきものは、弟だなぁ！
　母さんも父さんも俺の誕生日忘れやがって…。悔しいから、お前のこと待ってて
　起きてたんだけど…起きてて良かったぁ！　でも、お前、俺のプレゼントに花って！」
兄貴は、俺の手から花束を受け取り、小躍りしながら大騒ぎした。
誕生日？　…そういえば、兄貴の誕生日って…今日だっけ。しまった、忘れてた。
しかし、良い方向で勘違いしている兄貴に、今更「もらい物」なんて言えるわけがない。
「覚えてるよ、兄貴の誕生日ぐらい。兄弟じゃんか」
「愛してるぞー、弟よっ！」
頭一つ分、俺より身長が低い兄貴が、俺の胸に飛び込んできた。あったかい。
ちょっとした罪悪感を胸に沈めながら、俺は兄貴を抱きしめた。
…明日、改めてプレゼント買ってくるから、今日のところは勘違いしててくれ。兄貴。

571 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 12:11:30 ID:yP8GiXaY

>>570GJ!
お兄ちゃんｶﾜｲｽｗｗｗ
萌えた

572 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 12:19:23 ID:4bnWyZih

>570
ほのぼの萌えGJ！！
勘違い兄貴可愛杉(´∀｀*)

573 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 12:40:46 ID:f+ItsF80

>570GJ！
花束を手に小躍りするお兄ちゃんにおいちゃん顔が緩みっぱなしだよ。

574 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 13:12:25 ID:G4tZWHyn

>>570
お兄ちゃんかわいいよお兄ちゃんｗｗｗ

575 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 13:45:40 ID:+a55f072

いい！いいお兄ちゃん！これは萌える！

576 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 16:33:04 ID:3V+ZRkYr

兄ｶﾜﾕｽw

577 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 17:33:46 ID:d2HYgmvI

ちょ・・・
かーわいいなｺﾚ

578 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 19:10:20 ID:rqVXjy37

俺を踏み台にしろッ

579 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 19:12:33 ID:d2HYgmvI

夜道

580 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 20:28:14 ID:sxQwhuV1

今日は暑かったからいつもより薄着で出かけた。
しかし、夜になると昼間からは一変しとても冷え込んでいた。
居酒屋から出た瞬間余りの寒さに本気で帰りたくなかった。
「マージ寒いって…」
「お前が真夏みたいな格好してるのがいけないんだろ？」
「しょうがねぇだろ、昼間あんなに暑かったんだから」
「自業自得だな」
佐々木はふふん、と鼻で笑うと昼間は着ていなかったパーカーを
ヒラリと靡かせて俺より先を歩いた。
体を摩りながら空を見上げると星なんか1つも見えなくて。
それが余計寒さを感じさせた。
「寒い…」
「うるせぇな、何度も何度も」
「しょうがねーだろ！寒いんだから！」
「薄着してるお前が悪いんだろ、当たるなら自分に当たりやがれ」
「……」
佐々木が言ってる事は正論で。
確かに俺が悪いんだけれども。
…何か風邪引きそう。
体が小さく震えた。
「……めんどくせぇな、お前は！」
いきなり佐々木が俺の方に向かってきて何かで俺を包み込んできた。
「え？」
「貸してやる。俺が風邪引いたらお前のせいだからな」
佐々木が着ていたパーカーは佐々木の体温で暖かくって。
顔を少し赤くした佐々木の顔がおかしくって。
今までの寒さなんてどこかに行ってしまった様に感じた。

581 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 21:09:37 ID:SaqhUHkS

佐々木ツンデレ萌え
友人に佐々木がいるので動揺したｗ

582 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 21:18:04 ID:GbPYGE6y

>580
これはよいﾂﾝﾃﾞﾚですねGj

>581
佐々木にﾊﾟｰｶｰ貸してもらってもっと動揺するといいよ

583 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 21:18:56 ID:d2HYgmvI

(*´∀｀*)
仲良し萌え！
>>580姐さんＧＪです！ありがとー

584 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 22:48:47 ID:Ux0PSze5

夜道が夜這に見えてたのは漏れだけか…GJ

585 ：風と木の名無しさん：2006/05/17(水) 23:17:52 ID:6q45tLKA

夜這いしにいくのに夜道を歩くわけですね　>584

586 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 00:02:40 ID:yMhJ/3su

夜這い萌え回し

587 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 01:26:58 ID:6yJLBTGQ

俺の屍を越えてゆけ

まわし

588 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 01:34:38 ID:f2AO7I0z

では拙者めが踏み台に・・・

589 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 01:35:07 ID:p5rcYawk

天邪鬼×天然

590 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 03:05:06 ID:ibe7fgBh

天邪鬼も天然も、同じ『天』が付きます
でもそれを他人から指摘されると、どうしても天邪鬼は逆ギレ気味に「関係ねぇよ」などとムキになってしまうんですな
無駄な労力を使ってます
すると天然は、「そーだねー、天邪鬼はアマだけど俺はテンだからね。違うよなぁ」
などと、普通に頷いているんですな
すると天邪鬼はカッチーンと来つつも
「あぁ、俺は辞書の最初の方に乗ってるからな！
お前なんか真ん中よりちょっと前なんて半端なとこにあるんだもんなっ」
なんてしょーもない事を言ってしまうんですな
でも天然はそうだね、うんうんと頷いて
「辞書だと、離れ離れだなー」と
手元の辞書と、隣にいる天邪鬼を
悪気も何もない顔で、代わる代わる眺めてみたりするんです

591 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 03:41:35 ID:DlFwoNGo

なっ……！か、かわいい…！！！
かなりの本格派…！ＧＪ！

592 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 08:06:16 ID:pbm6k7IR

かわいいっ…！！天邪鬼も天然もいいキャラしてる

593 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 09:04:39 ID:WP7y7Til

天然のよさに再確認…禿しくgj!!
天然も天ノ鬼もガキ臭くて可愛すぎて萌えた
ほのぼの百合カプですね

594 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 09:53:14 ID:yMhJ/3su

かわいいなーオイ

595 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 12:24:27 ID:TSBYuqmL

お昼のひととき素敵な萌えをありがとう
午後もこれでﾆﾔﾆﾔ乗り切れそうですＧＪ！

いやしかし、天然は攻めても受けてもﾎﾝﾄおいしゅうございますね

596 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 15:41:15 ID:7vBsmMMN

うんこっこ　ぷりっ

597 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 15:42:00 ID:7vBsmMMN

うんこっこ　ぷりっ

598 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 15:43:18 ID:7vBsmMMN

うんこっこ　ぷりっ

599 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 15:44:25 ID:ftOdUKP+

あの舞台に立ちたかった

600 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 17:02:58 ID:XOHTMos0

スタッフから渡された手紙は、薄っぺらいものだった。
簡素な封筒と、ペラペラの便箋。あいつらしい。
封筒を開けた瞬間、ふわりとあいつの匂いがした気がして、顔をしかめる。
俺は、深呼吸をして、折りたたまれた便箋を開いた。

「初舞台、成功おめでとう。
　お前が憧れた舞台に立ったこと、誰よりも嬉しく思う。
　またいつか、お前が、俺を許してくれた時、連絡くれ」

封筒や便箋に負けないほどの、簡素な言葉。
あの時と同じような、身勝手で一方的な言葉。そして最後に書かれた連絡先。
俺は、その手紙を破り捨てた。
何がおめでとう、だ。何が誰よりも嬉しく思う、だ。嘘つきめ。
本当は、もっと早くできていたことだ。お前が、置手紙一つで、黙って俺の前から
姿を消さなければ、10年は早くこの舞台に立っていたのだ。
それを、何だと思ってるんだ。許せるわけがない。
だいたい今更会って、どんな関係になる気なんだ。友達か？　友達なんて、戻れると
思っているのか。
腹立ちまぎれに、細かくちぎった便箋を、ゴミ箱にたたきつけると、ようやく怒りが少し
収まってきた。今更ながら、未練がましくあいつのことで激昂する自分に、腹が立つ。
…いや、自分の気持ちが分かりすぎているから、怒ることしかできない。
10年前の俺の夢は、確かにあの舞台に立つことだった。
しかし、自分一人でじゃない。あいつと一緒に、あの舞台に立ちたかった。

…もし、手紙に、あいつの言葉で。
「一緒に、あの舞台に立ちたかった」と書いていてくれていれば。
謝罪の言葉が、一言でもあったら。
俺は、あいつとまた会える気がしたんだろうか。
俺はタバコに火をつけて、胸に浮かんだ疑問を、空中に煙と一緒に吐き出した。
あの時、勝手に姿を消したのはお前だが、追わなかったのは俺。
もうこれ以上、この関係は変わることは無い。

601 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 17:34:55 ID:yK6YLR9K

おとなだ…

602 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 17:50:58 ID:TSBYuqmL

胸が苦しいよ…(;´д`)
この切なさも煙と一緒に吐き出せばいいんですか！？

603 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 20:30:17 ID:0WRkYYnj

>600GJ
自カプに置き換えて萌えてしまった。

そしてまとめサイトにも、神がktkr!!
良質のお題GJ＞599

604 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 20:36:54 ID:Lz0/Jlyf

カッコイイ雰囲気の小説キタコレ。
タバコ吸う男ってカコイイ

605 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 20:40:14 ID:yMhJ/3su

キタコレ
GJ！！

606 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 21:35:38 ID:pbm6k7IR

おおお…、チラリズムだ…！

607 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 22:33:43 ID:nvIgojcf

セツナス萌え。
GJ

608 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 23:07:50 ID:SykzVst7

さぁ踏み越えて行きなさい！

609 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 23:08:39 ID:DJfmQ80w

踏めやｺﾞﾗｧ

610 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 23:19:16 ID:r2U1h/pF

( ﾟДﾟ)＜お前がサディストか？ｺﾞﾙｧ!!
(´-`)＜…そうですよ。
( ﾟДﾟ)＜なら話は早い、さっさと踏めやｺﾞﾙｧ!!
(´-`).｡oO(口の聞き方がなってないな…）
( ﾟДﾟ)＜何だよやる気ないなら帰るぞ？ｺﾞﾙｧ!!
(´-`)＜踏んで欲しいなら四つん這いになってお願いしなさい。
( ﾟДﾟ)＜・・・お、おう・・・ｺﾞﾙｧ・・・。

( ﾟДﾟ)＜・・・・・・いつまで、こうさせておくつもりだ・・・？ｺﾞﾙｧ・・・。
(´-`)＜私の気が済むまでです。
( ﾟДﾟ)＜・・・もう、駄目だ・・・ｺﾞﾙｧ・・・。
(´-`)＜…堪え性のない。
( ﾟДﾟ)＜・・・・許して、くれ・・・ｺﾞﾙｧ・・・！
(´-`)＜あなたの事は踏んであげません。
( ﾟДﾟ)＜・・・ううう・・・・

611 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 23:38:06 ID:ZvqtHR5Q

>>609、ﾄﾞﾝﾏｲ
>>610、GJｗ

自分も張り切って書いてみたけど間に合わなかったのでまとめに投下しておくよ

612 ：風と木の名無しさん：2006/05/18(木) 23:59:31 ID:PMW4DPc7

リロミスナイスｗｗｗｗ
もえたお＾＾

613 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 00:32:19 ID:kNTNAyjf

ちょｗｗｗ
GJｗｗｗｗｗ

614 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 00:37:09 ID:75h2NebE

>610
よく頑張った！
みんななんでも書けるんだなｽｹﾞｰ(ﾟдﾟ)

酔っ払って電車降りはごった…orz
田舎だから上り最終でんしゃですよ…orz
家族誰も起きてなかったら…歩きは無理(´･ω･`)

615 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 06:48:36 ID:1uUZNCSe

>>614姐さんは無事におうちに帰りつけたのかな、まわし

616 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 10:00:09 ID:rmT2GeIt

GJwww
>>614同じことした事があるよ…。

617 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 12:15:49 ID:75h2NebE

昨夜はﾊﾟﾊﾟﾝが迎えに来てくれ無事帰宅できた>>614ですが
3時間しか寝てないうえに二日酔いの私に
早く萌えという栄養ﾄﾞﾘﾝｸをくださいなまわし

618 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 12:17:50 ID:TmUOPMIy

踏んでみろｺﾞﾙｧ

619 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 12:24:38 ID:pUtTg1FI

伝わらない

620 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 14:46:07 ID:R38DODO4

愛してるよ。
君を愛している。

「『愛してる』って分かんない。
父さんは大勢に言った。
母さんは僕を殴った。
姉さんは大金を使った。
でも、貴方の『愛してる』は僕の知るどれとも違う。
だから、僕は『愛してる』が分からないし、貴方に『愛してる』って言ってあげられない」

それでいいよ。
ここに私がいて、君がいて、そして私が君を愛している、そのことが重要なんだ。
それだけなんだよ。

「やっぱり分かんない」

分からなくていい。
伝わらなくていい。
ただ知っていればいい。
私は君を愛している。


愛してるよ。

621 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 17:53:13 ID:UQopBiwr

でっけぇ愛だ…
>620GJ

622 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 18:41:05 ID:andeiavF

GJ
僕はなにやら複雑な事情を抱えてるんだな
いつかちゃんと伝わるといいね

623 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 19:14:15 ID:kNTNAyjf

おおお…GJ

624 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 19:52:37 ID:ofvZjuUn

まわしまわし

625 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 20:40:47 ID:1uUZNCSe

GJ！せつな萌え…

626 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 20:57:54 ID:IJZOofMS

詩的だＧＪ

627 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 21:57:42 ID:letvU4FD

なに意地張ってんだよ…梅雨入りしましたって言っちゃえよ。

628 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 21:59:00 ID:letvU4FD

腹立たしい誤爆すみません…orz
謝罪とともに踏み台になります。

629 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 21:59:39 ID:b+1yDQKz

さぁ俺を踏み越えて行くが良い

630 ：風と木の名無しさん：2006/05/19(金) 22:01:01 ID:k+LoOpsV

帰っておいで

631 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 00:05:57 ID:ALso/JOv

原稿用紙何千枚が無駄になったのかわからない。
才能がないとこき下ろされた作品は、捨てることもできずにちゃぶ台の上に置いたまま、何ヶ月も放置されている。
バイト帰りに閉店間際の弁当屋で一番安いのり弁を買って、電気を止められた部屋で醤油を膝にこぼした時に、もう死のうとそう思った。

死ぬ前に公衆電話から電話をかけた。
実家には誰もいなかった。
覚えている電話番号はあとひとつだけだった。
通話時間終了間際を告げる電子音が鳴った時、年上の幼馴染はこう言った。

辛くなったら帰っておいで。
俺の部屋の窓はいつでも鍵をかけないでおくから、昔みたいに柿の木づたいに入ってくればいい。

通話が途切れた。

公衆電話は高台にあった。
眼下の汚い都会の夜景を眺めながら、一本だけ煙草を吸った。
本にお前の名前で献辞を書くまで帰れるかよと、声に出して呟いてから走って部屋に戻った。

今この心の内にある言葉を、原稿用紙のマス目に書き込みたかった。

632 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 00:08:30 ID:b+1yDQKz

ずれてーら

633 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 00:13:28 ID:3vKTCmtC

>>631
GJ
切ない話のオンパレードで涙腺緩みっぱなしだよ

634 ：630：2006/05/20(土) 00:27:27 ID:DKwUAQ4X

*0を踏んだので書きました、が、先約がいらしたのでまとめに投下しておきました。

>>631
ズレてるのに書いてくれてありがとう姐さん…！きゅんとしました。

635 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 00:43:54 ID:GS80LtOq

>>630さん乙です。
疲れが溜まった金曜の夜に起こりがちな事故でしたな…

636 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 05:37:03 ID:Xr53YsYc

まとめもよいよ！ｸｵﾘﾃｨ高須
ぬこに起こされた土曜の朝のありえぬ時間に
禿げあがるかと。
もう二度寝できないくらいに禿げ萌えましてよ姐ｻﾝ達GJ!

637 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 06:39:36 ID:1tUK+tpq

630さんGJです!!
まとめに同じ題を(630さんをわざと読まないで書いてから)投稿したのですが、
なんだか似た内容になってしまいましたｽﾐﾏｾｿorz
630さんぐらいシンプルで綺麗に纏められるように修行しますorz

638 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 07:29:37 ID:3vKTCmtC

気をつけて踏んでね

639 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 07:40:22 ID:m0mDJTID

喪服を脱ぐ時

640 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 08:27:05 ID:oYprKrsU

「俺の喪はまだ明けてないんだ」
　
そういってアンタはいつも黒い服を着てる
どうしたらアンタの喪は明けるんだ
そんなこと聞けるはず無い

「死んだ恋人」より俺を見て欲しい
そんなこと言えるはず無い
　
「どうした新田、行くぞ」
　
アンタが俺を呼ぶ
俺が記憶するアンタはいつも黒い服
　
「今、行きます」　
　
いつかアンタが喪服を脱ぐ時、傍に居るのが俺なら良い
　
そう思った。　

641 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 09:31:48 ID:QFQJrWT6

萌えますた。>640GJ！
がんばれ新田。いつか君が脱がしてやれ。

642 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 10:37:47 ID:GS80LtOq

なにげにすごいお題来たな…
>>640ＧＪ
今日は熱くなる予感！

643 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 10:55:15 ID:2HK6t9tl

275 名前：風と木の名無しさん[sage] 投稿日：2006/05/20(土) 10:46:43 ID:XwCSDpWv
*9指定*0萌え
いつから*0以外が書くスレになったんだ
ち　ゃ　ん　と　1　嫁

644 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 11:11:42 ID:oYprKrsU

え？アレ、漏れが間違ってる！？ごめん

645 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 11:15:12 ID:FVijE56z

>>660　ＧＪ
男女問わず喪服はそそりますな。

>>643　ここに書いたら660さんが間違ったみたいじゃないか？

ところで、まとめの新しい番人さん、本格的に探さないとまずくないですか？

646 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 11:16:18 ID:uweBpvwm

>640
萌えたよーGJ！
早く喪服を脱がせて欲しいよ

>643はコピペだ。藻前はちゃんと*0ジャマイカ

647 ：645：2006/05/20(土) 11:19:18 ID:FVijE56z

未来にレスしとる…orz
>>640さんGJ

648 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 11:26:07 ID:oYprKrsU

良かった…間違ってなかった
　
安心したところで踏んでくれ

649 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 11:29:55 ID:Xr53YsYc

旅の途中

650 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 12:03:20 ID:1SgFbMlF

「貴方と旅がしたい。」
お前はそう言った。
俺なんかブサイクなのに。

そして俺逹は今でも終らない、果てなき人生と言う名の旅の途中。迷子の堕天使逹は今宵も月明かりの中輝く涙を長し悪い夢を見せる。

651 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 13:27:06 ID:1SgFbMlF

え〜っと…始めて書きました。
よろしければご感想など。

652 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 13:44:15 ID:cMzeLby0

｢お前｣は普段、旅の仲間を顔で選んでんのかと。

653 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 13:46:13 ID:1ue/jCQI

ゴメン、微妙。

654 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:00:21 ID:t4r81QT3

ﾜﾛｽ

655 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:03:33 ID:ATsoMWRm

回しますよー

656 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:03:58 ID:1SgFbMlF

>>652
えっと、どちらかと言えばブサイク男が卑屈になっています。
今まで一度も指名された事がないと。
「旅」がなんなのかはご想像にお任せwＳｅｘかも？
二人の旅について妄想してみて下さいW

>>652
そうですか。ちょっとショックかも…次は頑張ります
ちなみに堕天使は具現化した「もう一人の自分」のことです。神話な存在

657 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:07:37 ID:dE3vFn3Z

さーてまわしまわし。

658 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:09:21 ID:8afAOdVl

マジレスだが、>650=656は21才以上だよな？

今までの*0は説明なくても成立するお話書いてるでしょ？
皆まで言わないけどさ

659 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:12:54 ID:C/PpyT7I

愛しい人

660 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:12:57 ID:1ue/jCQI

博士と助手

661 ：660：2006/05/20(土) 14:16:13 ID:1ue/jCQI

ﾘﾛﾐｽｽﾏｿorz
文才無い自分のかわりに誰か頼みます…


ﾎﾝﾄｽﾝﾏｾﾝ_ﾄ￣|○

662 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:19:20 ID:OXT+BLXa

>660-661
>*0を踏んだらたとえ無理でも、リロミスでも誤爆でも
>とにかく*9の内容に萌える思いを書き綴ってください。

勝手にスレのルール変えちゃだめだろ
上手く書けなくても良いから何か投下しる！待ってるから

663 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:19:43 ID:1SgFbMlF

>>659
あなたを愛しいと感じたのはいつから？
三日前から？一年前から？
いいえ、時間なんて関係ないの。
あなたが愛しいと全てが欲しい。それだけが事実…そして現実

>>660
あなたはいつも僕をバカにして！
僕は博士になら実験体にもなるのに！
「ほう、それなら実験体になってくれ」
げっ…博士いつからそこに！？
実験って一体…んッ…あぁッ！！
僕は次の日、腰が痛くて花を積みに行けなかった…。

664 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:21:37 ID:1SgFbMlF

空気読まずに書いてすいません…逝ってきます(逝け)

665 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:26:04 ID:n5unlpCg

('A`)　……まわし。

666 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:32:12 ID:dg3vB+N+

さて回すか

667 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:33:20 ID:Q1vSFadk

666
まわし

668 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:34:14 ID:C/PpyT7I

なにかこうリクしてごめんと謝りたくなった・・・

何事もなかったようにまわし

669 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:34:57 ID:/w3j9bt4

福岡 デリヘル ヴィーナス 　に元アイドルが・・・

670 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:39:38 ID:1SgFbMlF

俺は元アイドルだ。
今日は福岡デリヘルヴィーナスに行くことになった。
そこで一人の男とであう
「あなたアイドルですね！サイン下さい」
「もうやめたんだ…アイドルは。俺は落ちこぼれだよ」
「なら…俺だけのアイドルになってよ」

花開く世界。輝きと哀愁が音色を奏でる。
ずっとお前のアイドルでいたい…俺はそうねがッた

671 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:42:24 ID:oYprKrsU

('A`)

672 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:44:28 ID:aGKrq3RV

>>660
悪いこた言わんから半年ROMれ。な？

673 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:45:58 ID:aGKrq3RV

>>670に訂正。

674 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:46:52 ID:51DgzOfi

　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾊ_ﾊ　　
　　　　　　　　　　　　　　　('(ﾟ∀ﾟ∩　まわすよ！
　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　〈　
　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽヽ_)

675 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:48:53 ID:cMzeLby0

>>670　ちゃんと>>1を嫁。
ルールが解らないなら解るまでロムれ、参加すんな
てか絶対21歳以下だろ。
これで20超えてたら正直引く。まわし

676 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:49:26 ID:hkzy19fa

('A`)・・・・がっかりまわし

677 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:52:29 ID:a3MLbjNP

まわし

678 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:57:42 ID:aGKrq3RV

ようかんマンのように颯爽と雰囲気変えてくれるリクとゲトを期待。
さあ踏め！

679 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:58:50 ID:lpLOYwJG

4年後にあの場所で

680 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 14:59:13 ID:/1kfS159

1SgFbMlF
>>650>>651>>656>>663>>664>>670
悪いが、二度と書くな。

681 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:02:26 ID:aGKrq3RV

>>680は荒らし確定だな。私書いていい？

682 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:03:08 ID:oYprKrsU

>>680 自演乙。もういいから帰ってくれ

683 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:05:47 ID:/1kfS159

680です。
すみません。こんなに流れが早いとはorz
責任持って書きますのでどうか御容赦を。
暫く待ってて下さい。

684 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:06:51 ID:aGKrq3RV

>>683
しっかり頼んだ。まわし

685 ：660-661：2006/05/20(土) 15:08:16 ID:1ue/jCQI

レス流れちゃったんで>>659のお題をまとめに投下してきました。

スレ汚し失礼しました。
1SgFbMlFを道連れに逝ってきます。


まわし

686 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:22:36 ID:DKwUAQ4X

>>685
乙です。
自分も*9取るの失敗して＿|￣|○となった身なので気持ちはわかりますよ。
歌詞のような綺麗な文でGJでした！

そんなわけでまわします。

687 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:27:19 ID:s45/eabr

明太子フランス食いながら回し

688 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:31:35 ID:mWaizoae

踏んでください

689 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:31:56 ID:SvU/7mrg

好きで好きでどうしようもない
それとこれとは関係ない

690 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:34:00 ID:QFQJrWT6

どうぞ、行ってください。

691 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 15:35:53 ID:QFQJrWT6

携帯からでｽﾏｿorz ﾏｼﾞｽﾐﾏｾﾝ
帰ったらまとめにうぷしますんで回してください

692 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 16:08:56 ID:Xr53YsYc

おまいらみんなー
`∧∧
(ﾟДﾟ)
⊂　ヽ
　〉 ﾉﾉ~
　∪∪

ちょっとおちけつー
`∧∧
(ﾟДﾟ)
⊂　ヽ
　〉
　∪∪
　　　 ﾉﾉ~

693 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 16:22:08 ID:K42H3fk/

みんなこのgdgdな流れを何とかしたいんよ。
そろそろ何か書きたいなまわし。

694 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 16:25:20 ID:sPTSnRtD

お題が抽象的過ぎると＊0踏みたく無くなる希ガス。
意欲を掻き立てるお題プリーズまわし。

695 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 16:26:41 ID:hkzy19fa

次の*9と*0に期待まわし

696 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 16:33:12 ID:gK0tnS7f

誤爆で*0ゲトしちゃう位速い流れなんだな
PCで見るのが確実だな、まわし。

697 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 16:56:13 ID:sPTSnRtD

なんかハードルが限りなく上がりまくっていく。
期待してるよ、まわし

698 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 17:08:16 ID:uX7LTH4z

抽象的でもネ申はすごいよ
まとめ見れ

699 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 17:17:59 ID:iNAk9YBQ

天然で腹黒な年下×人気者だけどへたれな年上

700 ：1/2：2006/05/20(土) 20:11:40 ID:Tm+hbsMD

「先輩、また振られたんすか」
携帯電話の待ち受け画面に映る女性の笑顔を悲しげに見つめる、新堂の姿が目に入った。
坂本は速めた足でその横に近づいて、彼の脇に腰掛ける。
突然後輩に声を掛けられた新堂は、普段どおりの人のよさそうな顔をほんの少し苦々しげに顰めて、言葉を返す。
「うん。なんか、な、『貴方は、私より仕事のつきあいが大事なんでしょ』って」
「はぁ」
適当にやる気のない相槌を打つと、新堂は浅く溜息を吐いて頭に手をやった。
耳に掛かった髪をくりくりと弄びながら、何か嫌な事でも思い出すかのように目を細くする。
「つーか、さ、疑問なんだけど」
「はい？」
先を促すように小首を傾げれば、彼は至極不思議そうに尋ねた。
「仕事が大切なのは当然だろ。仕事しなきゃ、デート代どころか生活費だって出せないわけだし。
『私と仕事とどっちが大切なの』なんて聞かれたって、答えようがないだろう」
……エリートの割りに、こういうことに関しては駄目な人だなぁ。
どうにも恋愛慣れしてないって言うか、良くも悪くも仕事バカで生真面目って言うか。
まあ、そこが、職場の同僚や後輩達に好かれてる一因なんだろうけど。
坂本は心中でそう思いながら、まだ悩んだ顔のままの新堂に顔を近づけた。
「先輩。多分先輩って、恋愛に向いてない体質なんですよ」
「そんな事はないぞ」
「その自信はどっから来るんですか」

701 ：2/2：2006/05/20(土) 20:14:33 ID:Tm+hbsMD

呆れたようにそう言えば、新堂はふんと鼻を鳴らして坂本に向き直った。
「とにかく、今日は自棄酒だから。お前も付き合えよな」
「また？　一昨日飲みに行ったばっかりじゃないですか」
「当たり前だろ。少しは、失恋した上司を慰めるとか労わるとかいった気持ちを持て。
……大体な、振られたのだって、お前が飲みたいって駄々捏ねる度に、何度もあいつとの約束キャンセルしたのが原因なんだぞ。
つまり、俺とルミが別れたのは全面的にお前が悪いわけだ」
「はぁ……」
愚痴を言い続ける新堂にわざとらしく聞こえるよう大きく吐息して、坂本は眼前の彼を見上げた。
本当、馬鹿だなぁ……。
毎日毎日職場の後輩を飲みに連れて行って、そのせいで自分との予定を断るような男がいたら、そりゃ彼女だって言いたくなるよ。
『私と仕事と、どっちが大事なの？』って。
……それにしても、と坂本は未だこちらを見ながら何事か言っている新堂を見つめた。
俺、そんなにしょっちゅう先輩のこと誘ってたかなぁ？
自分じゃ、そうそう記憶も自覚もないんだけど。どうせ、振られた逆恨みでしょうに。
まったく、言いがかりもほどほどにして欲しいよなぁ……。

702 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 20:23:13 ID:mWaizoae

テンプレに「抽象的なお題だと書けません」って入れときなよ

703 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 20:35:45 ID:3vKTCmtC

>>700
GJ
無自覚に上司を振り回す坂本可愛すぎ
上司もなんだかんだ言って断ってないところを見ると結局は部下の方が大事なんだろうな

704 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 21:17:39 ID:K42H3fk/

>702
どんなお題が書き易いかは書き手次第でしょうよ。
自分が萌えた書き易いお題が出れば書けばヨロシ。
テンプレに入れるほどのことじゃないでしょ。なんで喧嘩腰かなぁ。

>700　GJ。

705 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 21:44:12 ID:2J3cnBhL

絡み315
難しいお題は書き手として燃えるが、想像の余地も
ないお題だったらどうしたら良いんだ？
「●●×■■」は典型的な例だが、それが装飾され過ぎて
「鬼畜かつ愛溢れる●●×可愛いがガキ大将な■■」
となると色々加え過ぎてひねる「余地」がないんだよ

これは9*0*萌えスレにお題投下したヤシへの文句では
ないよ。念のため

706 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 21:46:10 ID:ATsoMWRm

お題は*9の自由だろ

707 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 21:46:44 ID:5g8AfXj3

>>700
狙いすましたかのようにmy好きカプに酷似している
ありがとう、超マイナーなもんだからすごく萌えた
>>699も素敵シチュ提供�d

708 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 21:49:00 ID:zf8rIFS8

>700GJ!!見事に天然で腹黒×へたれだ
お互い鈍くてそれが萌え〜

>705
絡みのゴバーク？

709 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 21:51:28 ID:FvEZhVI5

レイヴ

710 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 22:19:29 ID:mWaizoae

抽象的じゃ書けないとか言ってる椰子がいるからじゃんねぇｗ

711 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 22:27:38 ID:SvU/7mrg

自分のお題がいけませんでしたかそうですか(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞﾝ
初めて*9取れて嬉しかったんだがｽﾏｿ

自分のせいでなんかふいんき(ry悪くなって申し訳無い

712 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 22:32:41 ID:8b0K83Lm

誘い受けきもｗ誰もお前のことなんか責めてねーよｗ
>>689はﾌﾞﾀﾀﾞの曲の歌詞だな。

713 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 22:41:17 ID:db95FI6i

>711
>710は荒らしだろ
まとめに投下にしてくれる人居るかもしれんよ

714 ：694：2006/05/20(土) 22:48:47 ID:sPTSnRtD

抽象的じゃ書けないとか書いて正直本当にスマン。
個人的な意見だったんだが、まさかこんな荒れる原因になるとはorz
>>694はマジ無視してくださいお願いです

715 ：690：2006/05/20(土) 22:49:20 ID:QFQJrWT6

709、ﾄﾞﾝﾏｲ。ネ申はきっといる。

今更だがまとめに>689のお題投下したことを報告しつつ、まわしますね。

716 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 22:56:50 ID:cMzeLby0

まわそうか、まわそうよ

717 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 23:03:22 ID:mWaizoae

>>712きもｗそして自演乙ｗ
もしかして抽象的なお題じゃ書けない　こ　じ　き　でつかｗｗｗｗｗｗｗ

718 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 23:08:14 ID:WRufXnwj

709のお題、間に合わなかったのでまとめに投下しましたよっと。まわし。

719 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 23:10:49 ID:+tWayMWo

冒険家仲間

720 ：風と木の名無しさん：2006/05/20(土) 23:47:48 ID:XWh/Is/a

「昔誰かの対談で読んだんだけど…あ、片方はｼｰﾅﾏｺﾄだったはず」
「え？なに？」
「冒険家って、単に想像力が乏しい人種なんじゃないかって…自分達が困っている状況が
　想像できないだけなんじゃないかって」
　
　その顔は笑っているけれど、声はすこし強張っている。自分達は明日から冬山に
登る。付き合いだしてから、関係が仲間から恋人に変化して初めて。
準備は遺漏なく整えているはずだが、いつだって万一はある。
…そしてその可能性がなければ登山なんてしない。

「ああ、俺には想像力がないな、確かに。だからお前と付き合うのも想像だけじゃ
　我慢できなかったんだ」
　そして彼を組み伏せる。湯を贅沢に使った入浴直後の彼の身体を抱きしめるのは
しばらくお預けとなるだろう。
　玉砕を覚悟したあの告白の時に比べたら、正直なところどんな冒険もスリルに欠ける。
だから今後、自分達の行き先はどんどん過激になるのかもしれない。
　それとも二人で巣作りを始めて、これを最後に冒険は終わりになるのかも。
　ひょっとしたら、今回の山で人生自体が終わりになるのかも。

　想像力の乏しい俺には、まるで予想が出来なかった。

721 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 01:51:31 ID:WMZnDVW3

>>720
ＧＪ！！冬山に登る男同士の絆が無条件で友情以上に思えて
萌えてしまう病の私に素敵な萌えをありがとう！

私は出かける前に呑気な書き込みをしてった>>642なんだけど、
今日はなんか大変だったんだな…
でも回転が速いおかげで一日でたくさんの萌えが溜まってて
なんかいいとこ取りしてしまって申し訳ない気分だ。
今日もいい萌えがたくさんありますようにー

722 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 01:57:01 ID:8z5Dctwt

『巣作り』という単語に不覚にも萌えてしまった…


ｸﾞ…ｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞだなんて思ってないんだからねっ

723 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 10:16:15 ID:7KIgGuoe

さわやかな朝だ。
私もなんでか『巣作り』に萌えつつ、今日もまわさせていただきます！

724 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 10:30:01 ID:D6cem3eT

>720
冒険家2人イイヨ〜！GJ！
想像力乏しいので体験、て所に萌えた…

725 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 11:54:31 ID:Azg/Mrub

>720　イイヨ〜！イイヨ〜！
この調子でまわし

726 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 12:53:45 ID:+/Wft7a8

>>720
イイヨ〜！イイヨ〜！
どんどん巣づくりしちゃえ！！

↓ｽﾚ違いだがﾌｫﾓ多発中
ttp://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/owarai/1138683701/447-461

727 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 14:03:56 ID:WMZnDVW3

>>720
ＧＪ！

ところで今利用してるまとめサイトは
http://moe.chu.in/top.html
前スレまでの番人さんがご好意で残してくださってる管理が有料のサイトらしい。
もしこのまま新しい管理人さんが見つからなかったとしても
あんまりいつまでも使わせてもらうわけにはいかないよね…？
何かいい案はありませんかー

728 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 14:08:41 ID:yHKGmefU

>>720、GJ!

>>726
自分はここ見て朝からﾃﾗ萌ｴｽｗ
ttp://4vip.blog63.fc2.com/

729 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 14:13:32 ID:jQxWx0br

交番勤務の警官×本庁の刑事

730 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 15:03:11 ID:m4TufUso

377 名前：風と木の名無しさん 投稿日：2006/05/21(日) 14:53:31 ID:SxKS28Kl
>>376
同意
でもこのスレで絡むとわざわざ転載するやつがいるから
無視するしかないな

377 名前：風と木の名無しさん 投稿日：2006/05/21(日) 14:53:31 ID:SxKS28Kl
>>376
同意
でもこのスレで絡むとわざわざ転載するやつがいるから
無視するしかないな

377 名前：風と木の名無しさん 投稿日：2006/05/21(日) 14:53:31 ID:SxKS28Kl
>>376
同意
でもこのスレで絡むとわざわざ転載するやつがいるから
無視するしかないな

377 名前：風と木の名無しさん 投稿日：2006/05/21(日) 14:53:31 ID:SxKS28Kl
>>376
同意
でもこのスレで絡むとわざわざ転載するやつがいるから
無視するしかないな

377 名前：風と木の名無しさん 投稿日：2006/05/21(日) 14:53:31 ID:SxKS28Kl
>>376
同意
でもこのスレで絡むとわざわざ転載するやつがいるから
無視するしかないな

731 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 16:41:26 ID:rSO4PJZa

>>729
まとめでﾈ甲を待ちましょう

>>727
したらばは無料なんだよね？
掲示板だけ引き継ぐのは無理かなぁ？

732 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 17:19:40 ID:Yb/LwQHe

まとめごと引き継がないと、難しいんじゃないかな。
掲示板だけ運営したら、作品は消費されて残らなくなるし…。
Wiki改造できたら、まとめも楽でいいんだが。

733 ：729：2006/05/21(日) 17:26:34 ID:jQxWx0br

>731
(´;ω;｀)ｳｯ
ありがとう。待ち升。

734 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 18:00:58 ID:qRacFgzB

まとめサイト、引き継ぎたいんだが
２年ほどブランクがあるのでタグとかすっかり忘れた・・・
一から勉強しなおしつつ何とか頑張ってみる。
しかし掲示板はどうすれば良いんだろう。

735 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 18:27:26 ID:7KIgGuoe

まとめのTOPページに元番人さんからメッセージがありますね。
鯖は無料みたいです。

>>734
とりあえず、元番人さんと連絡をとってみては？
今の掲示板そのまま引き継げたら、その方がいいよね？
それにしてもあなたは救世主ですね！

736 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 18:35:37 ID:yHKGmefU

>>734
掲示板はそのまま引き継がせてもらえるよう交渉するとして
本文はブログを利用するとかもありなんじゃないかな

737 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 19:41:35 ID:xONUolh7

>>729
まとめにキュンキュンなのが来てたー！
改めて中々な萌えお題だと気付かされた…ＧＪ！

738 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 20:02:00 ID:nHZIFKLS

踏め

739 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 20:03:50 ID:jxYYK3Wm

パチ屋の主任×店長

740 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 22:28:01 ID:Yb/LwQHe

その日、間違いなく、俺は疲れていた。
この前、家で寝たのは、いつだっけ。というか、家に帰ったのは、いつだっけ。
もうそろそろ、ロッカーに置いてあるシャツも、洗濯済のヤツが無くなるはずだ。
今日こそ帰らなきゃ。洗濯しなきゃ。
…って思ってたはずなのに、今日も深夜４時。
今更家に帰っても、明日の朝10時の開店に間に合うように、店に来る自信がなくて、
俺は店の上にある休憩室へ、ふらふらと入っていった。
体が鉛のように重いのは、ここ3日ほど、まともに寝ていないからだ。
真っ暗な休憩室の真ん中には、ソファが置いてあって、仮眠がとれるようになっている。
こんな部屋があること自体、パチンコ店が異常な労働を強いられる、ということを
表している気がするんだが…、と思いながら、俺はネクタイをゆるめた。
シャツはシワになるが、もうしょうがない。
俺は、電気もつけずに、ソファに倒れこんだ。硬い何かが、アゴに激突した。
「ギャァ」という声も響いた。しまった、先客がいたか。
アゴの痛みに思わずうめくが、体を起こす元気が無く、俺はそのまま強引に
ソファに身を横たえた。
どうせ、こんな時間にここで眠るのは、副主任か社員ぐらいだ。言い訳や謝罪は、
明日したらいい。今はとりあえず、この疲れを何とかしなければ。
先客は、しばらく俺を蹴落とそうとモゾモゾしていたが、俺が動かないと分かったのか、
諦めて大人しくなった。
「…稲谷主任…か？」
先客が何か呟いた気がしたが、睡魔に飲み込まれてよく覚えていない。
そういえば、隣に人の体温を感じながら眠るのも、しばらくぶりだった。

741 ：2/2：2006/05/21(日) 22:29:19 ID:Yb/LwQHe

目が覚めたら、店長がいた。至近距離で、俺の顔をのぞきこんでいた。
「…？」
「よく眠れたか？」
低い声で店長がささやく。俺は何がなんだか分からず、混乱した頭で、とりあえず
はずれていたメガネをかけなおした。
「起きたなら、腕、はずせや」
「は？」
「腕」
下を見ると、俺は店長を抱きかかえていた。腰のあたりに手をまわして、ガッチリと
抱きしめている。男同士で、下半身が密着するかしないかの距離で、接近して…。
「うわ、すいません！」
状況を把握して、俺は思わず腕を離して、飛び起きた。
店長も、ばつの悪い顔をしながら、起き上がる。
「…昨日は、夜中に俺の頭に頭突きするわ、狭いソファにもぐりこんでくるわ、
　抱きしめるわ、触るわ、やりたい放題だったな」
「す、すいません…熟睡して、よく覚えてなくて」
「ま、疲れてるって分かってるけど…。今日店に出てくる時は、そのヨレヨレのシャツで
　出てくんなよ」
店長は、立ち上がると部屋を出て行こうとした。
しかし、出て行き様に振り返った。
「…お前、首筋、虫に噛まれてるから、バンソウコウか何か貼っておけよ」
「あ、はい…」
反射的に首筋をおさえながら、俺は混乱した頭をもう一度深く下げた。
虫？　特にかゆくも何もないけれど…。
俺は、重い頭をふって、早く仕事モードに頭を切り替えるよう、努力した。

この夜、俺が店長にやったこと、そして店長が俺にやったことを知るのは、もう少し後になる。

742 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 23:02:50 ID:FNx0YzCP

むはっ(´∀｀*)ﾓｴﾀ
主任よ、早く店長の気持ちに気付いたって！

743 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 23:03:13 ID:jQxWx0br

>740
ヤバス、スゲー萌えた！
GJGJGJGJ
萌え過ぎてリアルで(･∀･)ﾆﾔﾆﾔしちまいましたよ(*´Д`)ﾊｧﾊｧ

744 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 23:08:05 ID:8z5Dctwt

>>740
ＧＪまわし

745 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 23:39:52 ID:PPSD+RRj

萌ｴ―――ｽ

746 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 23:42:58 ID:+Hh7iXyd

これはいい！GJ！まわまわし

747 ：風と木の名無しさん：2006/05/21(日) 23:48:50 ID:NaRtFK0L

しゅにぃぃん！ﾊｧﾊｧ
まわし

748 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 00:13:26 ID:ENgzkSW3

じゃぁ、踏んでもらおうかしら。

749 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 00:18:25 ID:kLJ6tCzQ

山手線

750 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 04:15:43 ID:Ej3skMto

金もない学生だった頃
似た者同士の俺達は、良く山手線に乗った
お互い狭い実家から学校通いで、今時珍しい四人兄弟
俺は兄貴と妹二人
あいつは姉貴と弟と年の離れた妹
家は寝食に帰るだけの場所だった。
『どっか行きたいけど金ねぇな』
バイトの休みがかち合うと、どちらからともなく言い出して、決まって俺達は山手線に乗った
取り立ててあれこれ喋る訳でもなく
ひたすら、ただ隣りに並んで有効時間いっぱい環状線の電車に揺られていた
俺が眠っていたり、あいつは本を読んでいたり
時には逆だったり、駅名を暗記してみたり、ぼんやりしていたり
今考えてみると、何て時間の使い方をしていたんだろうな

ある日
卒業を間近にした俺達は
最後だからと耐久山手線乗車チャレンジなんてした
わざわざ始発駅まで行って、始発からスタートして
約四年間の事を思い出して、初めてそれまでになく他愛もない話を沢山した
けれど終電で降りたら、地味に体中は悲鳴を上げて
駅案内のアナウンスなんか二度と聞きたくないな、と勝手な文句を言って
俺達バカだな、と顔を見合わせて笑ったっけ

あれから数年、Tシャツとジーンズとスニーカーはスーツと革靴に変わって
一人暮らしを始めて住まいも沿線も変わった俺は、山手線に乗ることもなくなった

けれどたまに思い出す
それじゃ卒業式で、と
笑顔で手を振って別れたあいつの姿を

最後に山手線に乗った時
あいつは隣りにいなかった

751 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 04:35:31 ID:R4ZarqO/

えええええええええ　(´；ω；`)ＧＪ…

752 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 05:09:15 ID:ikxgWBqL

うう…涙止まらない…GJです

753 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 07:47:46 ID:kve+wkHV

朝から…ＧＪ！

もう750か。801リクもそろそろだなー

754 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 10:01:27 ID:Ek6w1XRS

ＧＪ！ 萌　え　ま　す　た
最近、切ない系多くて私的に嬉しい

755 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 10:56:35 ID:J5Tlt7IR

な　ん　だ　こ　れ
GJすぎる…

756 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 11:01:48 ID:pTlM8iGg

>>750　さり気ない感じでとっても好きです。そしておまけにこのラストですか！
GJ！！


>>679　680です。随分遅くなって12時間どころかもう36時間以上経過してしまいましたが、やっとまとめに投下しました。
誤爆した上、時間ばかりかかってすみませんでした。

757 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 13:38:15 ID:93P+ACoz

GJ
mawashi

758 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 14:08:15 ID:jBRyTHC4

>>750
この感動を胸に踏み台になる！

759 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 14:12:59 ID:G1cr5nWK

ヤクザとその幼なじみの堅気

760 ：風と木の名無しさん：2006/05/22(月) 14:13:10 ID:93P+ACoz

スキャンダル

761 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 04:46:45 ID:3nDSGFls

　「もう、こうして会うのは終わりにしようじゃないか」
　シャワーを浴びて戻った彼は、ベッドに座り、
がっしりとした手で器用に切った葉巻に火をつけながら、ゆっくりと言った。
　未だ乱れたシーツのうえでぼんやりとしていた僕は、
その言葉をはじめは夢のように反芻し、そして意味を悟った瞬間に飛びおきていた。
　「いきなり何を言いだすんだ！？」
　彼はくすり、と苦笑してから、寝室と続きのダイニングをくすぶっている火先で指した。
そこには、今日の昇進を祝って上司や同僚がくれた花束や菓子類が、
華やかなリボンを解かれて乱雑に放置されている。
そして、彼の持ってきてくれた上等な酒瓶も。
　「そんな、僕が何になったって、あんたへの想いが変わるものか！」
　叫んだ僕の頭を彼はやさしく抱え、ゆっくりと撫でた。
　「あんたはもう俺と関わってちゃいけないんだよ、分かったかい」
　「いいや、分からない、分かるものか！」
　激昂して腕から逃れようともがく僕を、彼の強靭な力が抑えこむ。
　「いいか、あんたはもう俺と関わっちゃいけないんだよ」
　僕の好きな低い張りのある声で、再び彼があやすように言った。
　「あんたは真っ当な道を行くんだ。スキャンダルはご法度なんだよ」
　彼の腕のしたで、その優しい、しかし悲しげな声が低い僅かな振動となって
身体を伝わるのを感じながら、僕はいつの間にかサイドテーブルの灰皿に
挿されていた葉巻から、灰がことり、と落ちるのを見ていた。

---
9さんと0さんがダブルっぽかったので、両方入れてみましたm(_ _)m

762 ：761：2006/05/23(火) 05:27:40 ID:3nDSGFls

いま気づきましたが、うっかり徹夜頭でまとめサイトと間違って投下しますたorz
当方0さんではないです。失礼しますたorz orz

763 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 05:37:11 ID:g+N5UUr3

>>761
ダブルお題GJ!!!綺麗にまとめたね〜。切な萌え!!!
12h過ぎてるから0さんじゃなくてOKと思われ。兎に角GJGJ!!

764 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 06:20:07 ID:YEVKzJ2a

>>761 葉巻渋いっすGJ
*0が12時間放置したから問題なしだよね
すいません、私はあの緊張感を破ることができず
まとめに投下しました(;^_^

765 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 08:08:00 ID:hXx4ZEvu

761さんGJ！

766 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 09:28:55 ID:vGD0ppAJ

>761
包容力あるヤクザ萌え〜
堅気が出世しても思いを貫けると良いな…GJ！!

767 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 09:54:47 ID:Ni3lGrbY

ＧＪっす！徹夜明けにありがとう！

768 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 10:13:23 ID:FKVVnokm

俺は踏み台になろう。
さぁ踏みなさい

769 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 10:15:21 ID:rlD0faRh

思い出になった恋

770 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 11:09:13 ID:hXx4ZEvu

「よう」
　と肩を叩かれた。会社帰りにバス停でバスを待っているときのことだ。
　振り返ると中学校の同級生だった川辺が立っていた。勤め帰りらしきスーツ姿で、あのころよりずっと背も高く大人っぽくなってはいたけれど、笑ったとき片頬に浮かぶえくぼがあのころのままだった。
「びっくりした。久しぶり」
「おまえ、変わってないな。通りの向こうからでもすぐ分かった」
　走ってきたのだろうか、少し息を弾ませている。
「おまえも、変わらないよ」
　肩に置かれたままの手がくすぐったい。
　時間があるなら飲みにでも行こうという話になって、二人並んで歩き出す。
　俺はふと思う。あのころ、こいつのことをずいぶんと好きだったな。
　今はもう、声を聴くだけで胸が弾むことも肘がぶつかっただけで動悸が激しくなることもない。
　寂しいような面映いような気持ちだ。

771 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 16:11:01 ID:hRBo31Tb

なんだろう、この切ないというか…胸に空いた穴というか、
面映いというか何というか。

772 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 18:02:27 ID:SeT/2sYr

いい…。

…隅から隅まで、いいですね！

773 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 18:29:52 ID:sWGmFHri

青い春を感じた…。ﾘｰﾏﾝ…ﾓﾕｽ

774 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 19:00:30 ID:5Al6y6UZ

時代の流れが切ないよ…

775 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 21:22:20 ID:euwkqZ3E

唸りました。

776 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 21:23:41 ID:FKVVnokm

萌えまわし

777 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 21:33:00 ID:rUzQ7/MC

しんみりまわし

778 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 21:45:22 ID:Ho3QBzFr

お踏みなさいな

779 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 21:46:13 ID:Fu/7qbOz

コーヒー牛乳ふいた

780 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 23:18:11 ID:Ho3QBzFr

「ブハッ！！」と、まさに漫画に出てくるような見本的な吹き出し方だったと思う。
思わず吹き出した…というのは嘘だ。
俺は確実に、目の前にいるそいつの顔目がけてコーヒー牛乳を吹いた。
「きったね〜な〜、何すんだよ」と俺のシャツの裾で顔を拭っているお前さん。
お前さんですよ、お前さん。
今なんて言ったんですか？
もう一度言って……いや、いい。言わなくていいや。
俺は何も聞かなかった。そういうことにする。
なのにこいつは、コーヒー牛乳臭を振りまきながら無邪気な笑顔で繰り返しちゃったんですよ。
「なーなー委員チョ、アナルセックスってどうやんの？」
今度は、俺の口内に、こいつの顔にぶちまけて黙らせるものは何もなかった。
「なあ、おしえてよ、委員チョ」
俺の机の端っこに、ぶら下がるように顔を乗せて、上目遣いで見ないでくれ。
落ち着け、俺。まずはポーカーフェイスだ。
そして全神経を尖らせて、周囲の奴に聞かれていないかを探る。
よし、大丈夫だ。
いや、大丈夫じゃない。問題は目の前にある。
身体をずらして、眼鏡のわきから俺の目を覗き見ようとするのはやめてくれ。
「委員チョでもわかんねえ？」
知らないって答えでファイナルアンサーですか？俺。
そんな楽ちんな逃げ道が本当にありますか？俺。
でもなんか、すごくいやな予感はしてますよ、俺。
「んじゃ、他の奴に聞いてくっか！」
それだ！！こいつは今の調子でクラス全員に聞きまくるに違いない。
学級委員長たる俺、そんな風紀を乱すこと、許せません。
立ち上がって去ろうとする腕をガチッと掴む。
「ん？なになに、やっぱ知ってんの？さっすが委員チョ！
　委員チョに聞けばわかると思ったんだ、お前なんでも知ってるもんな」
犬っころのように笑いやがるのはやめてください。

すいませんが、詳しくは知らないので、一緒に調べるということでどうだろう。

781 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 23:28:04 ID:Sy/sej7y

>>780　吹いたｗ
GJ！
委員著、ふたりで実験が一番いいと思うよ。

782 ：779：2006/05/23(火) 23:36:12 ID:Fu/7qbOz

>>780
ｷﾀ━━━━（ﾟ∀ﾟ）━━━━ｯ!!
ありがとうございます！流されちゃうかなーって不安だったんですが
780の姐さんありがとう!委員チョいいよ(*ﾟдﾟ*)!委員チョ
!

783 ：風と木の名無しさん：2006/05/23(火) 23:59:50 ID:3+hw8sBf

吹いたw

か、カワイイコがいる…！

784 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 01:41:31 ID:wcRHyU0b

私も吹いたｗｗｗ
二人で実践してみればいいと思うよｗｗｗ

785 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 01:52:32 ID:+fgfycY8

吹いたwww
実験報告待ってるよ

786 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 02:18:32 ID:UlxR4F/0

>>780
100ﾒｶﾞｸﾞｯｼﾞｮﾌﾞ！！
委員長まわし。

787 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 09:22:45 ID:TCPU1GNZ

眼鏡＋委員チョ！！眼鏡！！委員チョ！！

788 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 09:39:13 ID:8KpCIGpU

コーヒー牛乳飲む度に思い出しそうだwGJww
そして踏んで

789 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 09:43:03 ID:jrfzyS8Y

眠れない夜の話

790 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 09:44:48 ID:smJgcHPe

コンピュータウイルス

791 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 09:45:45 ID:smJgcHPe

orz
書いてきます…

792 ：790：2006/05/24(水) 20:54:14 ID:++ZnN3B7

遅くなって申し訳ないorzそしてID違うが本人ですよ、と。
とりあえず投下します。
受け攻め考えてないのでリバップルー


…眠れない。
ごろり、寝返りを打つ。
熱くて寝苦しくて俺はこんなにも苦しんでいるのに、隣の馬鹿はすやすやと安らかな寝息を立てている。
なんだか妙にむかついて、もぞもぞとうつぶせになって、顔を覗き込む。
汗ひとつ掻いてない顔。手を伸ばして前髪を掻きあげると、整った顔が良く見える。
「…このやろう。疲れてるのは分かるけど、もっと構えよ」
ぎゅう、と鼻をつまむ。八つ当たりなのは分かってるけど。
息が止まって苦しそうに、微かに眉が寄って行く。ソレを見て俺は手を離した。
馬鹿らしい。こんな事で起こしたらまた迷惑かけちまう。
疲れてんだからそんな事はしたくない。
「…しょうがねぇなぁ」
ふー…と溜め息をひとつ。
それから俺は手を伸ばして抱きついた。
嫌がらせと甘えを含めて、力いっぱい密着する。
汗を掻こうが暑くて目が覚めようが、知った事か。
抱きついている、こいつの体温を感じる、ただそれだけでなんだか眠れそうな気がした。

793 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 21:11:43 ID:SKoF3k+H

待ってたよ姐さん〜。GJっす！私的には俺が受けかと。

794 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 21:17:17 ID:USZxpnzx

眠れぬ夜に抱きつく…
これからの季節っぽくていいですね。お疲れ様でした

795 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 22:45:29 ID:Lhgzlibp

えへへえへへ、いいよ〜リバップルいいよ〜
暑くて目が覚めた隣が、抱きついてる俺を見て愛しさ倍増しちゃうんだよきっと
そんでベタベタになりながら、ベタベタしたらいいと思うよ

796 ：風と木の名無しさん：2006/05/24(水) 23:24:31 ID:JxO6jCzC

>>790トン！いいよいいよーε=(゜∀゜*)
拗ねて鼻つまんだり悪戯したあと、
起こしたら迷惑かけちまうって思うとこ可愛いくて好きだなあ。
>>780も続編トン！バロスｗｗｗほんっとーに可愛いい奴らだぜ。

797 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 00:27:00 ID:uaW8RUtH

リバ大好き！甘えながら攻めたり襲いつつ受けたりもうらぶらぶして！

>>780もさっそく続編乙。しかしあれは…さらに続きが気になるんですが…

798 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 00:40:19 ID:BXPbc8Yw

なんかリクしたかったけど何も思い浮かばないので踏み台になる

799 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 00:40:59 ID:Sxc15ari

明日なんてこなくてもいい。

800 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 00:51:52 ID:xzVujI/S

何度夢見ただろう
あの日消えたあいつが戻って来ることを
ごめん、と
ちょっとした喧嘩の後のような態度で
あいつは笑うんだ
思い出すのはいつも笑顔

けれど。

そろそろ区切りをつけなきゃいけないよな
ずるずるともうじき二年。

明日になったら、思い出にしよう
もういいじゃないか
あいつは怒らない
俺が怒りたいくらいだ
約束、破りやがって。

明日になったら
…明日になったら。

明日なんて、こなくてもいい

801 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 01:07:03 ID:H2q9WDgr

>800仕事早いなぐっじょーぶ

そしてもしかしてｱﾃｸｼ感動の801ｹﾞﾄ？
んじゃ「好きな病」で萌えてもらおうかな

802 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 02:12:49 ID:uaW8RUtH

風呂から出たらこんな萌えが…切ないス>>800ＧＪ！

そんで801ゲトｵﾒ!「好きな病」ってこれまたﾑｽﾞｶｼｹﾞな…でもそこがそそられる！（たぶん）

803 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 10:23:05 ID:aZBIm6GE

切ない…(つд`)>>800GJ、GJだよ
きゅんとしつつ回し。

801おめでと、ちょっと萌えてみようかなｗ

804 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 11:51:49 ID:2oEYe3+E

まとめサイトの801リクｽﾚ4姐さん・・・・・・・・・・
ﾃﾗGJwwwwwこのお題でそう来るかwwwwwwﾊﾗｲﾃｰwwwwwwwww

805 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 15:59:08 ID:aPDzeRmU

まだみぬまとめサイトに思いを馳せつつGJ！！
リバップルなんていい響き(*´∀｀*)

806 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 17:58:01 ID:Vfc8ct2W

「こないほうがいい」じゃなくて「こなくてもいい」の微妙な感じが出てて
切なＧＪです！
８０１リクも一体どんなのが来るのかwktk
素敵お題�d！

807 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 19:18:54 ID:4o9OTNpq

801リクGJ!まわし

808 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 21:14:01 ID:bh22HJN7

踏んづけてちょうだい

809 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 21:15:35 ID:myMTDUX8

セキュリティソフト×ウイルス×OS

810 ：風と木の名無しさん：2006/05/25(木) 23:17:44 ID:wGvNjkjm

>>809
俺は信じてるんだ。いつだってお前が俺を守ってくれるって。
いつどこから俺の懐に入ってくるアイツを、懸命に弾き出してくれる。
そりゃ俺自身にも良くないからアイツなんていない方がいい。
ただ、アイツが俺にもぐり込む隙間を与えてるのは、他でもない俺自身なんだ。
平和な壁の中の世界も好きだけど、時々意味不明な熱に中てられて俺がごちゃごちゃになるのも好きなんだ。
俺って変かな。

だから、いつか俺がダメになっても、お前のせいなんかじゃないんだよ。
俺がいる限りアイツは世界中のどこからだって俺以外の誰の元にでも行くし、
アイツがいる限りお前は世界中の俺をどんな形であれ守ろうとしてくれる。
それがいいんだ。

なぁ。きっと、俺たちのことを「切っても切れない関係」って言うんだろうな。

811 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 01:32:26 ID:VORPAiIt

>>810　乙＆君の才能にどうにかされちゃうよ！
１行目からラストまでもうなにもかも素敵過ぎる
os視点なのにセキュリテイがosをどれだけ好きかも伝わってきて
どうにかされ（ｒｙ

幸せ時間をありがとうございます

812 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 02:05:51 ID:+luVkBAW

>810
GJGJ!
羨ましいよー!

813 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 06:17:05 ID:xYuTVFaN

>>810
うおあああああ朝っぱらから壮絶に萌えた！！
GJGJ！！素敵過ぎるよ姐さん！！乙華麗！！！！！

814 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 08:46:09 ID:Ipo2HzPe

>>810
すげえ…GJ！

815 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 09:27:50 ID:+Y4R1vQ2

OS…守ってあげたい！
ＧＪ！

816 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 10:17:56 ID:0O2wU2oj

漏れって…

変だぁぁぁぁあああ!!

　　　　　　　　　>>810　GJ!

817 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 10:21:04 ID:KvejzZ9W

動揺するほど素晴らしいぞ！どうしよう！

818 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 12:00:58 ID:OwZ01v+D

さぁ踏め！
遠慮はするな！
思い切り踏んでくれ！

819 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 12:02:12 ID:SR2opn3y

よりによってなぜこの上司
よりによってなぜこの部下

820 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 21:35:30 ID:1J2TYtxE

　昔の友人達との集まりの帰り、何となく車に乗る気分にならずに久しぶりに電車で帰る事にした。
終電間際の慌ただしい駅の構内をほろ酔いで呑気に歩いていたら、ふと背後から近寄ってきた人物に肩を組まれた。
顔を見合わせたが、知らない男だ…酔っぱらいか？それともやはり知り合い…などと混乱しているうちに、
いつの間にか後ろにも二人、あっさりと人目に付かない場所に誘導されてしまった。
「…おっさん何やってんの？つかマジ何したらこんないいスーツ着れんの。」
「すっげー、俺らどんなに頑張ってもこんなカード一生持てねぇー」
無精髭をはやし目立つアクセサリーを身に付けて体格もそれなりにいい彼らは、
私の鞄を物色しながら些細な事でいちいち笑い声を上げる。
私は…情けない事にただそれを見ていただけだった。私が呆然としていたのは、
もちろん自分がこんな目にあってしまっている事に対してもだったが、なによりも、
彼らのあまりの子供っぽさ―幼い様子に、驚いていた。たぶん三人とも２０歳は、
越えているのだろうが…それにしては言動や行動が…。俺が２０歳くらいの頃はいくら何でももう少し、
いやしかし端から見ればこんなものだったのだろうか…？
「あー？何これ。」
「あ、君、それはちょっと…」
資料やディスクが雑につっこんである封筒で、いじられたくない。
「なに、重要書類とかってやつ？コレないと怒られちゃったりすんの？」
「ナンテコトシテクレタンダネチミ〜とか言われちゃうの？うっわ燃やしてぇ！」
「ライター貸してライター」
私が止めようと身を乗り出した時だった。
いつのまにかそこにいた細身の青年が、封筒を持っていた男の手を掴んだ。
「…テメェ、なん…」
男が言い終わる間もなく、青年の膝が男の横顔を強打し、殴り倒され、腹を踏まれた。
それを見て私を押さえていた一人ともう一人がほとんど同時に彼に飛びかかったようだったが、
…結果的にものの三分で、私に絡んできた三人は彼一人の前に膝を折った。

821 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 21:36:48 ID:1J2TYtxE

「どうぞ。」
「ああ…どうもありがとう。」
彼は散らかった中身を几帳面に詰め直して、私に鞄を渡してくれた。
「…あんたちょっと危機管理甘過ぎ。」
「そうだったみたいだ。面目ない、ありがとう。」
私は脱がされた背広の汚れを払って、着直す気になれずに肩にかけた。
「…それにしても、彼らはいつもあんな事をしているんだろうか。」
「は？」
「いや、あんな事を続けていたらそのうち、とんでもない目に遭うだろうに。」
まあ、今日も十分とんでもない目に遭わされていたか。これでこりてくれるといいが。
「…信じらんねぇ、お人好し。」
彼に心底呆れたようにそう言われると、私も自分の呑気さが恥ずかしくなった。
その日、終電はなくなっていたのでタクシーで彼を五反田まで送り、そこで別れた。
家はその付近だと言っていたが、お礼をしたいと言っても連絡先は教えてくれなかったので、お互い二度と会う事はないと思っていた。
月曜日、以前から移動が決まっていた秘書が後任を連れて来るまでは。
「専務、私の大学の後輩だった白河です。こう見えて空手の有段者なんですよ！」

私達はお互いそれはそれは真っ赤になって、相手の顔も直視できなかった。

822 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 22:17:30 ID:qVXkErCq

マジで萌えました


姐さんGJ!!!

823 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 22:32:33 ID:6pApk3Xj

ぎゃあぁぁああぁぁぁぁぁぁ！！！！！
禿あがったぁぁ！！！もぉえぇぇぇ
ﾘｰﾏﾝ！ﾘｰﾏﾝ！ﾘｰﾏﾝ！ﾘｰﾏﾝ！！

824 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 22:52:08 ID:cm9j+5xK

ﾓｴﾀ━━━━(*´∀｀*)━━━━ｯ!!
個人的に上司に萌えた！ＧＪ！ＧＪ！

825 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 23:06:48 ID:VdlQUauv

(*ﾟдﾟ*)!萌え
リーマンはげもぉぉぉぉええええええええ！
GJすぎるよ姐さん!!

826 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 23:09:50 ID:Bt0hCfwQ

うわ！リーマン属性じゃないのに禿萌えた！
超GJ!

読み終わってから>819を見直すと
またイイな！(*´д`)

827 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 23:13:30 ID:3PU6SIbE

なんじゃそりゃぁぁあああ！！
萌えたよ！
GJ!

828 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 23:36:29 ID:246FOScg

本当はちょっと9がとりたかったが譲るよ。
だから優しく踏んでくれ。

829 ：風と木の名無しさん：2006/05/26(金) 23:38:41 ID:eNYezmW5

金魚すくいにいる亀

830 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 00:57:56 ID:6v7ep/Tw

ひらひらと目の前を綺麗な赤い色が通り過ぎる。
他の誰とも違う色を、あの子は纏っていた。───それは目を奪われずにはいられないほどの。
傍に行きたくて。せめて、もっと近くでその色のひらめきを見てみたくて。
一生懸命泳いでみるけど、４本もある僕の足はどれもこれも短くて、バタバタとただ不恰好に水を掻くだけだった。
追いつけない、どうしても。

たくさんのひらめき。たくさんの色。
美しく、優雅に泳ぐ彼らの中で、僕だけが異質だ。誰もが僕を避けるように通り過ぎていく。
どうしてだろう。どうして僕だけが、こんなに彼らと違うかたちをしているんだろう。
もしかして今はこんなに異質でも、いつか重い甲羅は脱げて、足は優雅に水を滑る、しなやかな尾ひれに変わるのだろうか。
そうしたら、あの子に追いつけるのかな。
きっときっと、追いつける。

いつか来るその日を夢に見て、今日も僕は必死に水を掻く。
一生懸命前に進む。
ああ、今はこんなに不恰好でも。
いつか絶対に、あの子とひらめくように泳いでみたいんだ。

どうか明日がその日でありますように。

831 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 01:17:08 ID:ir7ftoWo

詩的だ…カメさんｶﾜｲｽ。ＧＪ！

832 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 01:30:40 ID:Es6/5WB4

カメさん健気

833 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 02:03:28 ID:kF8lACIY

>>830
映像が目に浮かぶようだなぁ。きれい。

ときに>>820-821の二人はまとめに来てた『浴衣でぐちょぐちょ』の
専務と白河君だよね・・・？

834 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 06:55:21 ID:7eeHQAoa

夏祭りの季節が待ち遠しくなりましてよ〜ＧＪ！
亀かわいいよ亀

835 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 08:28:41 ID:d6alzgZy

自分ちのペットの亀見つめてたら想像して笑ってしまったｗ
亀さん萌えＧＪまわし

836 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 10:13:28 ID:6UMqm7rH

斬新なお題だなー。>>830ＧＪ！
まとめにもカメさん視点のやつきてた。

837 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 11:35:27 ID:y+TdZKVF

>>833つ チラ裏

金魚すくいはロマンダネ
ひらひらまわし

838 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 11:48:47 ID:+zcgy8gq

あの、踏まれますっ

839 ：小学校でならったこの歌大好きなのー：2006/05/27(土) 11:53:22 ID:Z7dd1Uhp

しーずむ　ゆうーひにー　てーらされてー
まーっかーな　ほっぺたのー　きーみとぼくー

840 ：1：2006/05/27(土) 13:05:25 ID:i7EJy62w

「先輩､そろそろ帰りましょうよ」
「あーちょっと待って｡今､日誌書き終わるから」
着替えを済ませた部員達がひとり､またひとりと校庭を後にしていくのに､いつまでもロッカールームから
出てこない先輩を迎えに行くと､彼は机に座って日誌を書いているところだった｡俺は入り口付近の
壁に背をあずけ､夕陽に照らされる横顔をぼんやりとながめていた｡
最低限のひかりしかないそこでは､顔立ち本来の精悍さだけが強調されていて､シャープな鼻先だとか､
ほっそりした指の動きだとか､男にしては長めの睫毛だとか――そんなところにばかり目がいってしまう｡
そのことに多少のやましさを感じたので俺は気をそらすために口を開いた｡
「先輩は､もう進路とか決まってるんですか」
「うん？なんで｡ずいぶん突然だな」
「いや､なんとなく……俺､このままサッカー続けていこうか､ちょっと悩んでるんですよね」
「まじ？」
驚いたように､先輩は俺の方を向いた｡

841 ：2：2006/05/27(土) 13:07:24 ID:i7EJy62w

「なに悩む必要があんの｡俺がいなくなったら､エースの番号はお前が引き継ぐもんだと思ってたよ」
「……先輩は､選手権でも活躍して､今だっていろんなチームからオファーきてるじゃないですか｡でも
俺､先輩みたいにうまくなれないし｡先輩の11番引き継ぐの､ちょっとプレッシャーあるっていうか｡
そんなこと考えてたらなんだか……このまま続けていく自信､なくなってきて」
「バカだなーお前……」
先輩はそう言って笑う｡ただ､俺の居る場所からじゃあ逆光によって､その笑みは見えない｡それでも､
こんな弱音に対してもやさしく諭してくれるようなやわらかい声のトーンに俺は安心した｡
「お前が本気で悩んで､やめようって決めたときは仕方ないけどさ｡――サッカー､好きだろ？」
「……好き､です」
「よし｡じゃあもうバカなこと考えんなよ｡俺のあとを継ぐとか､そんなことは考えなくていい｡お前が
好きなようにプレーして､ずっとサッカーを好きでいればさ……そうしてればさ､俺なんかすぐ
追い越せるよ｡それに俺､お前のプレー好きだし」
俺はだんだん､自分の頬が熱くなっていくのを感じていた｡それが､尊敬する相手からアドバイスを
もらえたことが嬉しいからなのか､主語は違うけれど「好き」と言ってもらえたことが嬉しいから
なのか――｡俺にはまだ､判らない｡
けれど薄暗い部屋の中を照らす夕陽によって､この赤く染まってしまっているだろうみっともない頬が､
彼に見えないことだけ――せめてもの救いだった｡

842 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 18:14:51 ID:6p4D2fIo

>>389
私の記憶だと　夕焼け空に照らされてー♪　なんだが
まあいいや。なんて歌だっけこれ。
>>340青春ＧＪ！

843 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 19:27:11 ID:6ombm8qc

青春GJ!!
何の歌だっけ、これ。まっかだなーまっかだなーまでは分かる

844 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 21:07:29 ID:O8fff+4r

童謡「真っ赤な秋」だね

萌え萌えしい青春、ごちそうさまでした

845 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 21:27:09 ID:E0inwBGv

カワイイよー(*´∀｀*)GJ！

846 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 21:37:49 ID:3TBeYJIk

萌えと燃えだな。
好きだよ！

847 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 21:40:15 ID:MXgD3hxT

夕焼けはいい！　青春もっとイイ！


>842,843
「まっかな秋」でググれば歌詞すぐ見れるぞ。
この歌詞は、ちっちゃい男の子２人、だと思うんだがどうだろう。

848 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 22:01:17 ID:rEUKVk+s

＞ちっちゃい男の子２人
…いいね。

なんかさっきから背中がやけに痛いんだが、風邪かなぁ。
踏んでくれる？できれば背中

849 ：風と木の名無しさん：2006/05/27(土) 22:12:23 ID:OGrF+irw

ドアをはさんで背中合わせ

850 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 01:16:28 ID:9B7mKzFB

聞いてくれよ、とあいつが言う
帰れよ、と言う俺の声は震えていた
「誤解だって…」
勘のいい奴。
俺は何も言っていないのに
ただ、暫く顔も見たくない、と言っただけなのに
そして
本当は帰って欲しくなんか無いことも
奴には分かっているんだ
大きな溜め息が、ドア越しなのに聞こえて
「俺は、ここにいるから…」
おまえの気が済むまで。

金属のドアは、あいつの体温を伝えてくる

信じていない訳じゃない
ただ苦しくて
…抱き合って、誤魔化して笑えない痛みがあって
それなのにあいつが必要で

あとどのくらい、俺達は一緒にいれるのだろう
俺の体温を、おまえはいつまで感じてくれるのだろう
おまえを感じる、背中が痛い
…この痛みも、伝わるっているのだろうか？

851 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 01:58:13 ID:gRewzN9J

なにが…あったのかしら…
ＧＪ。

852 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 05:28:50 ID:VTQweAC0

切ないわ。何があったのかわからないけど切ないわ！
素敵な姐ｻﾏにGJ

853 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 08:20:13 ID:3/55X+Tb

ラフメイカーを思いだしつつまわし

854 ：850：2006/05/28(日) 15:37:59 ID:dVyTK5hj

伝わるのだろうか、だ…
誤字酷いスマソorn
回線切りながらまわし

855 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 16:07:20 ID:BPXVVcUn

>>854
その回線を戻しながらまわし

856 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 20:23:59 ID:gRewzN9J

今日は人いないねぇ。まわし。

857 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 20:56:40 ID:fgmCKGbE

日曜の夜だから！　まわし

858 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 21:03:15 ID:Gx0YKcKf

それじゃあ久しぶりに踏まれてみましょうかね

859 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 21:04:05 ID:D6MkWa+y

人形のような男

860 ：風と木の名無しさん：2006/05/28(日) 23:15:35 ID:/7t1yeE/

何を話しかけても、奴はただ『返事』しかしない。
俺が何をしても、奴はただ『受け入れる』事しかしない。

俺の話す事を『聞く』事もしなければ、俺のすることを『拒絶』することもない。
身体は俺の側にあっても、心は俺の傍にはない。

溜め息をつきながら、彼の髪を手で梳いた。
さらさらと、俺の手から零れ落ちる彼の髪の毛。
まるで今の俺の気持ちのようで、酷くいらいらする。

唇を奪い、―窒息させるかのように―深く口付けた。

奴が苦しんでいるのが分かる。
くぐもった呻き声が、助けを求めるように漏れる。

唇を離してそいつの顔を見ると、目がうつろに宙を見ているのが分かった。

きっと、その瞳は俺を映してなどいないのだろう。

861 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 00:35:28 ID:CksMu0De

なんだこの切なさ。胸が痛いよ。
ＧＪ！

862 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 01:14:33 ID:cJ1TA7XN

奴の過去が気になる。
切ないな。ＧＪ！

863 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 08:16:04 ID:+Vza7aUt

好きなｼﾞｬﾝﾙにこういうﾈﾀになりそうな椰子らがいたから
そいつらに当てはめて読んだら禿萌えたよ！ﾋﾟｯﾀﾘ！GJ！

864 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 11:57:26 ID:YSDVRjja

いつか想いが伝わることを願うよ
GJ

865 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 17:41:08 ID:DIPEGaQw

せつないーーーGJ！

866 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 18:33:26 ID:VJttjuH7

ＧＪ！
早く奴の心が傍に来るといいな。

867 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 19:23:22 ID:6Keg0dcF

セツナＧＪ
まとめのほうもかわいいのＧＪ
ビバ萌えお題

868 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 19:50:57 ID:S9aScGT1

さぁお踏みくだされ!!

869 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 19:53:08 ID:EO/DPg5F

40年ぶりの再開

870 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 21:31:07 ID:NhAjLUrj

※人間×エルフ

＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋

久しぶりに彼に会った時、僕は何か悪い夢でも見ているのかと思った。
しばらく思考が止まってしまい、考える事が出来るようになってからようやく気が付いた。
彼は、人間だったのだ、と。

知らなかったわけではない。
ずっと一緒にいるうちに、忘れてしまっていただけだった。

僕はおそるおそる彼の手に触れた。
前に僕を力強く抱きしめてくれた手には、もうすでに力などこもってはいない。
僕を魅了した瞳は、もう半ば輝きを失っている。


彼は、呆然とする僕を弱々しい腕で抱きしめてくれた。

彼の腕に抱きとめられた時、僕はなぜか嬉しくなって涙を流してしまった。

あの時の力強さもなければ、抱きしめられるたびに聞かせてもらった甘い言葉を聞かせてもらえたわけでもない。
だけど、彼の腕の中に居る時の暖かさは、あの時のままだった。

871 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 21:52:16 ID:IpN10Rxn

ファンタジーＧＪ
でもちょっとつらい…(;つД｀)

872 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 23:02:45 ID:mNikGtqN

むぅ…
確かに、つらさが残るな。

873 ：風と木の名無しさん：2006/05/29(月) 23:35:57 ID:QA9NmHE1

自分はこういうのもけっこう好きだけど
※の説明がなければなおよかったと思う

874 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 00:16:26 ID:4NfQwzTb

なるほど、読んでいくうちに人間×エルフってわかる描写だったら
感慨もひとしおっすね。

875 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 00:33:34 ID:nGmgv96c

「彼は、人間だった〜」の件で十分とおも
ｴﾙﾌに固定されぬほうが萌えが広まったかも
いやしかしGJ

876 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 01:04:04 ID:drV/CXJd

なんかやむにやまれぬ事情で離ればなれになって40年ぶりに再会→人間だけ年をとって…
って考えるとﾎﾝﾄ切ない…(つД｀)
でもまた会えたんだものね…ハッピーエンドだＧＪ

877 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 01:56:58 ID:isXIaiY+

どおれ、私も永らくこのスレにいることだし一度踏まれてみるかね。
ふたり分支えるのはちときついから、やさしくね。

878 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 02:26:29 ID:Z236K1F3

そう…そうやって
ゆっくり乗ってごらん…

879 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 02:28:36 ID:+wYPXbgJ

誰そ彼
彼は誰

880 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 03:33:26 ID:kD4LXYHw

「あ…おかえり」
「悪い、起こしたか？」
いいや、と首を振る姿はやはり眠そうだ。

俺は伸びをしてその辺に上着やらシャツやら鞄やらを放り投げる。
「だからシワ増えてアイロンがけ面倒になるんだよ、掛け布団はちゃんと畳むくせに」
「それは俺の物だから俺がしたいようにする。別にいいんだって」
とにかく疲れた、横にならせてくれと呻くように口にしたら、
あいつがゆっくりと上体を起こして枕元に手を伸ばした。

「今日買ってきたんだ、君がゆっくり眠れるように。いつも１時間は唸ってるからね」
小さな灯があいつの顔を浮き立たせる。
「いい香りでしょ？」
あいつの微笑みが、触っちゃいけないほど綺麗なのに何故か惹かれる。
右手で頬に触れ、そのまま輪郭をなぞってから一緒に布団へ倒れ込む。
「…これ、お前がつけてるコロンと似てる」
「へぇ、どうしてわかったの？」
「こうやっていつも抱いていればわかるさ」
何か言おうとした唇を、唇で塞いだ。



携帯の音に気付いて、悪いちょっと出る、と言いかけたところで俺の動きは止まった。
いつの間に俺服脱いでたんだ？
出る前に畳んだはずの掛け布団が敷かれてて、何でその上に俺がいるんだ？
いや、それよりもこの香りは…？
良からぬ想像を疲労困憊の４文字に置き換える。鳴ったままの携帯で無理矢理現実に戻り鞄を探る。
その瞬間に電話は切れた。履歴には非通知の文字。
布団の方を振り返る。ムスクとも何とも言えない不思議な香りが漂う。
携帯の人工的な明かりだけが、暗闇の中で俺の右手を照らしていた。

881 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 04:21:41 ID:fSlIQbUV

GJ!
何やら異世界のかほり…

882 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 07:21:52 ID:4d7FsMTo

うぉぉおおぉお…GJ！
何だかこの不思議な感じがたまりません

883 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 08:57:24 ID:isXIaiY+

解説キボンていうのは不粋だろうか。

884 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 10:42:17 ID:9/6gT+mu

おーこれは…
素敵なお題によさげな萌えが！
暗がりの匂いＧＪ

885 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 11:28:56 ID:fTyY9OKh

んん？なになに？なんなの？気になるわ！
何だかよくわかんないけど不思議に素敵だわ！

886 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 14:01:16 ID:6ZeWr7UP

>>880
GJ!

ファンファンのご冥福を祈りつつまわし

887 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 18:41:51 ID:isYpXWOM

どんな人間もいつかは死んじゃうんだよね。
私はどんな死に方するのかなぁ。まわし。

888 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 20:27:55 ID:vFDBBBiz

ヽ(д｀ヽ彡ノ´д)ノ
>>887のナーバスっぷりに動揺しつつ
踏み台に…なるから！

889 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 20:29:50 ID:b3FkVF12

握り返された手

890 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 20:52:13 ID:XehUctPl

ベッドに横たわりながら、俺は軽く彼の方を見た。
彼はぐっすりと寝入り、一向に目を覚ます気配がない。

無理もない、と思った。
先程、俺は彼に強い疲労を強いる事をしたばかりなのだから。

抱かれる側の疲労がどれほどのものなのかは、俺にはわからない。
だが、終わった後、気が付けばすぐに寝入ってしまっている彼の様子を見るかぎり、相当な疲労なのだろうと思う。

俺は半身を起こし、彼の、軽く汗の残る額にかかる前髪をかき上げ、唇でそこに触れた。
当然の事だが、やはり起きる気配はない。

彼の、力なく投げ出された手に触れて、軽く握ってみる。
その時、眠っていたはずの彼が俺の手を握り返した。
俺は驚いて彼の方を見たが、彼はいまだに間の抜けた寝顔で眠っている。

ふと、彼の唇が何かを呟いているのに気が付いた。
寝言だろうか。
俺は、彼の寝言を聞き取るために、彼の手を握ったまま再び横たわって彼の口元に耳を寄せた。

891 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 21:03:14 ID:vFDBBBiz

姐さん早ーっ
ラブラブＧＪ！！

892 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 21:06:07 ID:bytsXzVZ

>890
いいですね。
こういうの好きです(´∀`)
GJ!

893 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 21:15:45 ID:nGmgv96c

仕事はえーなー！
ほのぼのいいよGJ

894 ：風と木の名無しさん：2006/05/30(火) 22:21:54 ID:7C9Hhkt9

ぐっじょぶ！
寝言の内容を想像して(*´д`*)になったり(ﾟ∀ﾟ)になったりΣ(ﾟдﾟlll)になったり出来ますね。

895 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 00:10:37 ID:nJojymVT

>>894
言われてみればww
ラブラブモノローグ大好物ですＧＪ

896 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 00:40:37 ID:Mn5BdSeR

Σ(ﾟдﾟlll)がいいです！なんて意地悪なことを言ってみる

今村監督も亡くなられたのか…orz

897 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 06:35:03 ID:BKXUbSu+

人いないなー…ageまわし

898 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 08:07:46 ID:+985Afsp

踏まれる悲しみと快楽まわし

899 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 08:08:22 ID:FVIKq9sm

ｹﾞﾄ!?
*8あいしてる

900 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 11:28:11 ID:9KO1vars

双子の弟が、さっきから珍しく机に向かって何かやってる。
「アラタ、なにやってんの。」
「んー、ラブレター」
…はぁ？
アホか。
「……………誰に。」
「よっし、できた！！」
アラタは興奮した調子で俺の方を向くと、読むからな？と言って咳払いをした。
「*8あいしてる

　はじめまして、でも俺はいつも*8のことを考えてます！
　*8はもしかして誰かが自分のこと見てるなんて思ってないかもしれないけど
　俺はやさしくてしっかりものでいつもみんなを支えてくれる*8が大好きです。
　みんな*9や*0のことばっかり褒めるけど、その*9や*0が輝けるのも
　*8のおかげだってこと全然わかってないよな！
　だから俺がみんなのぶんもお礼を言います。
　いつもありがとう！！

　これからもずーっと*8のファン　小岩井新
……どう？！」
…*8っていうのは、アラタが大好きなヘビメタバンドのドラムだ。しかもおっさん。
「…俺ならひく。」
「うそ！！どこがだよ？！」
よーく読んでみろ！とピンクの便箋を押し付けて耳元でぎゃんぎゃんわめく。
とりあえず、こいつが本当のラブレターを書くのはまだまだ先だろうと思うと、
少しほっとした。

901 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 11:48:06 ID:wLkMP6u7

すげぇ、GJ！！
見る目がある弟に萌えてﾌﾞﾗｺﾝ気味の兄貴に萌えて縁の下の力持ちなオヤジに萌たぁぁぁ！！
今日は朝から踏んだり蹴ったりだったがこの萌で乗り切れるよ(*´∀｀*)

902 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 18:49:50 ID:m/BMk6zw

それにしても人いないねぇ…まわし。

903 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 18:54:08 ID:Mn5BdSeR

|　 |_, ,_
|ヤ| ∀ﾟ)　　＜　ﾀﾞﾚﾓｲﾅｲ…… 900GJ
|ダ|⊂ノ　　　　　
|￣|ｕ'
""""""""""""""""""""""""""""""""

904 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 19:36:50 ID:vyQotraz

ageますかね、ちょっと

905 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 19:39:29 ID:Ze/CMsYd

なんとなくまわし

906 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 21:06:46 ID:D/6TV86e

じゃあ自分もまわす

907 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 21:10:26 ID:KXEQdfTG

…空気読めなくて悪いんだが
>>900はなんかﾔｯﾁｬｯﾀの？？

908 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 21:18:42 ID:wu9ky9DV

久しぶりに踏まれてみる

909 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 21:20:28 ID:+QZy2Qzn

今日で五年目

910 ：1/2：2006/05/31(水) 22:33:24 ID:4QDJGlDA

紅茶を片手に窓辺に目をやり、軽く溜め息をついた。
窓際に飾られた写真立てには、おれとあいつと、二人で写っている写真が飾られている。

ちょうど今日は、あいつがおれの傍からいなくなってから五年目の日だった。
写真の中のあいつを見るたびに、おれは自責の念にとらわれる。
行かせなければよかった、と。

『大丈夫、すぐに帰ってくるから』

何が「すぐに帰ってくる」だ。
勝手に、おれの手の届かない所へ行きやがって。

車に撥ねられそうになった猫を助けようとして自分が撥ねられた、なんて、あいつらしい。

あの時、おれは初めてあいつのすっとぼけた性格を憎んだ。
「馬鹿」
写真に向かって罵ってみても、何にもならない事くらい知っているつもりだった。
「馬鹿」
行き場のない悲しみを言葉にしてみて、何度も写真の中の、おれの記憶の中のあいつを罵倒してみる。

911 ：2/2：2006/05/31(水) 22:34:28 ID:4QDJGlDA

『馬鹿って言った方が馬鹿だって、知らないのか！』

おれの記憶の中のあいつは、ガキの理論を持ち出しておれに反論してくる。

あながち、間違いでもないな。
確かに、おれは馬鹿だ。
五年たった今でも、おれはおれの記憶の中のあいつの死に捕らわれ続けているのだから。

紅茶には、レモンを入れるつもりだった。
だが、ふと思い留まり、ミルクを入れることにした。

『紅茶にミルクを入れるなんて、邪道だろう。紅茶はレモンに限る』
『いーや、レモンよりもミルクを入れたほうが美味しい！』

あの時は、本当に他愛の無い事で口喧嘩をしていたと思う。

912 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 22:46:34 ID:Mn5BdSeR

今飲んでるミルクティーが切ない味にかわったよ…GJ

913 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 22:58:00 ID:LsochPXc

>>910-911ＧＪ！
まとめサイトにもすでに二つきてた。よいお題だ！

ところで…今日なんかあったの？

914 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 23:07:06 ID:OM00pNpo

ほ…ほげ〜〜〜〜〜
萌えました！ＧＪ！

915 ：風と木の名無しさん：2006/05/31(水) 23:57:42 ID:D/6TV86e

ものすごい萌えた。>910GJ!!!

>913 何もないんじゃない？　どうかした？

916 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 00:08:10 ID:7aD52og2

まとめもみんな切ないな〜
甘いｱﾆﾊﾞｰｻﾘｰ系も来るかと思いきや

>913
数字板全体が過疎化してねえ？

917 ：913：2006/06/01(木) 00:24:54 ID:Jtz0FPdI

>>915
いや、うん…上のほう閑散としてるなーと思って。すまない。
>>916
私もなんかそんな感じがした。(･ω･`)ｻﾐｼｲ。

あ、２人仲良く踏んでください

918 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 01:05:08 ID:jUISG3vO

つないだ手を握り締めつつ
踏まれてみます。

919 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 01:05:27 ID:EgQtDaV6

受けるべきか攻めるのか、それが問題だ

920 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 01:25:33 ID:ksZpF11l

さあ、困った。
ベッドの上に座りながら腕を組んで考える。
相手は風呂場。
漫画のエロ導入シーンをそのまま再現しているかの様な状況の中、俺は非常に困っていた。

受けるべきか。攻めるべきか。

俺としては男だし、攻めたい。思う存分攻めたい。
でも、あっちだって男だ。思うことは一緒だろう。
年が上、だったら何だかそっちが攻める気がするし、
経験の有無でどっちがリードするかも決まるだろう。
でも同い年で、お互い男は未経験。女の数も同じだったと思う。
こういう時、ジャッジメントでも居ればと思う。
「君はマツゲが長くて女っぽいから受けなさい」とかさ。
待てよ…？　ジャッジか…。
そうだ。じゃんけんで決めると言うのはどうだろう。
良い。これは良い考えだ。公平、かつ平等だ。
受けるも攻めるも運しだい。神がジャッジしたと思えば腹も立つまい。

「おい、あがったぞ」
「おお！　ちょうど俺も考えがまとまったところだ！　さあ、じゃーんけーん…！」

こぶしを握り締め突き出すが、風呂上りだというのに奴の視線は冷たかった。
何が気に入らないと言うんだ。
神のジャッジ。良い感じの言葉を折角思いついた俺にその視線は何なんだ。

「お前のことだから受ける攻めるをどうしようだなんて考えていたんだろうが
　俺は受けるつもりなんか毛頭ないからな。今日はお前を抱きにきたんだ」

結果。
優しく熱くリードされ華麗にケツを犯されました。　了。

921 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 02:27:57 ID:Jtz0FPdI

うわ早！
賛否ありそうな雰囲気を持ってるけど私的には　華麗にＧＪ

922 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 07:38:31 ID:7aD52og2

悩んだら負けだな(*^Д^)
面白かったよGJ

昼も夜も人いな杉でｻﾐｼｽ

923 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 08:32:23 ID:R5wPT1kF

華麗に犯されるというのは、どういう状況だwwww
でも、ものすごく萌えス！　>920GJ!!

924 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 09:12:16 ID:4weaJDv9

>920
ワロタ上に萌えた！GJ！
悩んでる時点で受け決定だよw

925 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 11:58:09 ID:nkshWMrY

こういう受けいいなぁ
燃えす

926 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 13:58:47 ID:V47NDAjX

GJGJGJ!
攻めｶｯｺﾖｽ！

927 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 14:43:50 ID:Rd1QFF9g

ジャッジメントﾃﾗﾜﾛｽwww
tk本当に他人に決められたら嫌だろwwwww

GJでした

928 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 14:47:58 ID:bt22Gpe1

さあどうぞ

929 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 14:53:32 ID:R7VG2oNY

ツンデレ攻め×素直クール受け

930 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 14:54:34 ID:zZs636G8

君を忘れない

931 ：930：2006/06/01(木) 14:58:07 ID:zZs636G8

やってもうた……orz
夜までお待ちを。

932 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 21:23:03 ID:thJ6Gdzh

「全く……どいつもこいつも使えない馬鹿ばっかりだ！」

俺達以外誰もいない、しんと静まり返ったオフィスに怒号が響く。
会議から戻ったあいつは盛大に毒付きながら、資料を机に叩き付け、
苛立ったように椅子を蹴飛ばした。
どうもまた部下達の成績が思わしくなく、上にチクチク嫌みを言われたらしい。
机から滑り落ちた書類を丁寧に拾い上げながら俺は溜息を吐いた。

「お前やり過ぎ。あんなに年中頭ごなしに怒鳴りつけてたら、連中だって萎縮して当然だろ。
俺にしてくれるみたいに、他の奴にも少しは優しくすればいいのに」
「ハ！真っ平だね。あれ位で音を上げるようならサッサと辞めちまえばいいんだ。
大体俺が誰に優しくしようと俺の勝手だろう。お前が口を出すな！」
「まあ、お前が俺だけに優しいのは嬉しいけど」
ほらよ、と拾い集めた書類を差し出せば、あいつは驚いたように一瞬目を見張り、
それから何とも言えない困ったような、気まずそうな表情を浮かべて
俺の手から書類を受け取ると鼻を鳴らしてそっぽを向く。
「……ふん、馬鹿馬鹿しい。……でもそう言うならお前には優しくしてやっても良いぞ」
「うん、ありがとう」

素直に礼を言って笑ってみせると、別に、とか礼を言うような事じゃないとかブツブツ言ってる。


そんなお前が、大好き。

933 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 21:55:12 ID:gBoE9LyI

ラブラブオフィス！！！
>>930姐さんなんだよね？ＧＪでした〜

そっかー素直クールってつまり、素直でクールなんだな？

934 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 23:37:25 ID:EKDE0hS2

>>933
クルデレをぐぐるとわかるよまわし

935 ：風と木の名無しさん：2006/06/01(木) 23:49:03 ID:4QXooAQm

クーデレたんハァハァ

936 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 00:14:28 ID:IH61EMFJ

人いないよまわし

937 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 01:37:21 ID:DGeoUQbm

なんだよ！いつも*8や*9を踏み台にしやがって！
俺だって踏まれてやるよ！
…べ、別にお前に踏んで欲しいって思ってるわけじゃないからな！

まわし

938 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 02:20:32 ID:hRCEDNpL

悩まずに好きな事を書けばいいと思うよ。
俺はお前に踏んで欲しい。

939 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 02:34:13 ID:F1Z917Px

痴話喧嘩

940 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 12:20:32 ID:bQ7WpzJ9

がしゃーん！
「もういいよ、国弘のバカッ！」
あーあ、またやってる。
ユキオくんは叩き付けるように扉を閉めると、僕の鎖をほどいて門を出た。
喧嘩の後は僕の散歩。いつものお決まりのパターンだ。
僕の飼い主はクニヒロ。でも僕は、優しくてかわいいユキオくんのほうが好き。
ずんずんと早足で歩くユキオくんの顔を、小走りで追いながらこっそり見上げる。
あ、泣きそう。
もうクニヒロってば、なにやってるんだ。
やがて閑散とした公園につくと、ユキオくんは僕のリードを外してくれた。
本当はダメなんだろうけど、今日は誰もいないし、お目こぼしってことで。
僕はゆうゆうと一周だけ走ると、ベンチに座るユキオくんの膝にあごを乗せた。
ユキオくんは僕の頭をなでながら、ぽろぽろと涙をこぼしている。
ユキオくんはクニヒロが好きなんだ。クニヒロだってユキオくんが好きなはずだ。
なのになんで喧嘩するんだろう。
ユキオくんの細い指が目許をこする。
本当は僕が舐めとってあげたかったけど、我慢。だって、その役目はあいつのもの。
ほら、もうやってきた。
「雪雄！」
立ち上がったユキオくんをクニヒロが抱き締める。ユキオくんはしばらくもがいていたけれど、やがて動きを止めた。
あーはいはいよかったね。
僕は横を向いてあくびひとつ。
喧嘩の後は僕の散歩。そして公園で仲直り。全部お決まりのパターン。
夫婦喧嘩は犬も食わない。そんなまずそうなもの、僕だって食べたくない。
なんでもいいんで明日も楽しくやっちゃってください。

でもユキオくんにエッチなことをするクニヒロにはちょっとむかついたので、足をかじっておいた。

941 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 12:49:09 ID:no8YdHEv

ｷﾀ(ﾟ∀ﾟ)ｲｲ！GJ！
攻めの犬は受けが好きだが、受けの犬は攻めに攻撃的
という、どっかのｽﾚにあった法則を思い出したw

942 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 13:35:16 ID:RHT4l4Cg

ﾔﾎｩ!ＧＪ！ワンコお疲れさま…

あと>>937-938の息の合ったﾂﾝﾃﾞﾚｸﾙﾃﾞﾚっぷりに目を見張った

943 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 15:05:19 ID:ZZwZihTl

GJ！わんこかわいいよわんこ
最後の数行にとてつもなく心癒された…
頑張れわんこ。時々クニヒロの目盗んでユキオくんにじゃれついちゃえ。

944 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 16:21:51 ID:UGxs9vOI

＞937-938ﾜﾛｽww
＞940ＧＪ！わんこごくろう(*´∀｀*)

945 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 17:11:44 ID:/rtwpKp8

わんこ(*´∀｀*)
GJ！GJ！

946 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 17:55:59 ID:ZbG+KAJ8

(*´∀｀*)
柴犬だと思うんだがどうだろう。

947 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 18:57:28 ID:3UlLR5GH

>>937-938ＧＪ！
そして>>940テラＧＪ！！

＞あーはいはい
からどんどん萌えの嵐が・・・！


そして>>937よ。
踏み台になるのは*8や*9ではなくて*7や*8だと思うのだが。
お前はツンには向いていないんだ。このうっかり発言が証拠だ。
いい加減、俺の腕の中で素直になれ・・・

948 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 19:04:23 ID:mEH0LEFl

いやいや、>>973はすでにうっかり私の腕の中だから

うらやましがりながら踏めばいいさ

949 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 19:13:13 ID:OgSAI5xY

自覚なしストーカー

950 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:05:45 ID:hXxmbKaA

「あいつまたコンビニ弁当」
心配だ
「おいコンビニ弁当食ってるのか」
すると驚く男
「何で知ってる」
「そ、それは・・・」
ダッシュで逃げる、俺は怪しいと思われた？
怪しくないからむかつく
家に先回り。すると男が来る
「俺は怪しくない」
「何で家知ってるの」
えっ・・・そういえばなんでだ・・・？

951 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:16:42 ID:0l1VlFgr

('A`)

952 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:22:40 ID:tk64Y0V5

そういや、もう6月か。梅雨に入るね。まわし

953 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:23:38 ID:ZbG+KAJ8

('A`) ('A`)

954 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:26:31 ID:wBnER13Z

>>950
オチに藁田。

955 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:28:36 ID:hDnFO/kE

('A`) ('A`) ('A`)

956 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:30:30 ID:FMbfqdUO

じめじめして暑いよーまわしぬるぽ

957 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:31:56 ID:aX6JoF5H

ガッまわし。
次は期待

958 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:34:25 ID:yx5VgX+Z

しゃぁねぇ踏まれてやるよ

959 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:39:19 ID:tk64Y0V5

俺様受の告白

960 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 21:39:59 ID:no8YdHEv

あじさい

961 ：960：2006/06/02(金) 21:43:20 ID:no8YdHEv

(ﾟдﾟ)…40秒……
こ、今夜中にはなんとかします…orz

962 ：風と木の名無しさん：2006/06/02(金) 23:31:29 ID:VMCZjrSW

>>940
GJ!
ﾜﾝｺｶﾜｲｽｗ

>>941
ﾜﾛﾀ
確かにそうだな
自分的には逆も好きだ
まぁ、つまりﾜﾝｺ大好きなんだ

963 ：960：2006/06/03(土) 03:41:48 ID:YTM7z3jP

A「はあ？俺様が告白？するわけねーだろ。何寝ぼけたこと言ったんだテメェ
　ってーか誰によ？この俺様が一体誰に告白するってんですか？あぁ？」
B「相変わらずガラが悪いね。おとなしくしてりゃカワイイのに」
A「急に呼び出しといて、くだらねぇこと言ってんじゃねーぞ」
B「そんなムキになるなよ。まあ飲め」
A「ムキになんかなってねえよ」
B「そろそろ、ちゃんと言ってやってくんねえか」
A「だから何を、誰に？」
B「誰になんて言わなくても分かんだろ」
A「わかんねーな」
B「俺もいい加減、お前ら見ててイライラすんだわ」
A「知るかよ」
B「好きなんだろ？」
A「はあ？何言っちゃってんのお前、はあ？」
B「このままだとあいつ、ほんとに結婚しちまうぞ」
A「…するわけねーだろ」
B「いや、今回ばかりはわからんよ。親やら親類一同で回りをがっちり固められちまってるからな」

964 ：続き：2006/06/03(土) 03:42:19 ID:YTM7z3jP

A「するわけねーじゃん、あいつが」
B「どうかな、何より今、あいつ自身が弱気」
A「俺に断りもなしに、んなことするわけない」
B「…だってお前、現に、出てっちゃったんだろ？あいつ」
A「…………」
B「実家にいるって聞いたけど」
A「…お前んとこには連絡きたの？」
B「まあ…」
A「実家にいるって？」
B「あー…うん」
A「…ックソ」
B「ちょっと待て！どこ行くんだって」
A「うるせぇ！離せよボケ！」
B「ボケってひど…まあ、まあ、落ち着け」
A「あんのバカッ勝手に出てきやがって、一発殴らなきゃ気がすまねぇ！」
B「おいおい」
A「あいつが待つって言ったんだからな！いつまでだって待つって！だから俺はこのままでいいんだからな！
　なのに何イジケてるわけ？ちょっと俺が拒否ったくらいで、なんですぐ諦めるわけ？
　俺のこと好きならもっと強引にだってなれんじゃねえの？ちょっと浮気したくらいで何だこれ。
　身を引いたつもりかよ？そんなことで終わりにできんのかよ。だったらいつまでもとか言うんじゃねえよ！」
B「浮気したの？」
A「してねえよ！あのバカが勝手に勘違いして…」
B「ふーん…」
A「な…」
B「だってさ、聞いたか？」
A「な…んで、おま」
B「お約束のパターンですが、実は本人を呼んでおきました。ま、いろいろ誤解もすれ違いもあるようだし
　あとはお二人でじっくり話してちょーだい。俺は退散しますよっと」
A「……はあ…？」
B「あ、ここじゃ周囲の目もあるからね、イチャイチャするなら家帰ってしてね。んじゃ！」

965 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 10:52:27 ID:vUJVsSf9

>>963-964
GJ！！！ﾓｴｽ
Aたんはもちろんのこと、いいやつBに禿げ萌えた…

966 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 14:14:05 ID:kFol4o70

ＧＪ！！Ｂいいヤツ(ﾟ∀ﾟ)

967 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 16:27:15 ID:VaK2g2Cr

ＧＪ＆乙！
それでは私は*8さんの踏み台になりましょう

968 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 16:41:59 ID:aCeZYzrT

さあ踏め！

969 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 17:07:38 ID:1MHXzOvf

オカマに惚れると言うことは女に惚れていると言うことなのか男に惚れていると言うことなのか。

970 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 18:39:33 ID:oyaC/NK9

今野におかしな質問をされて、アタシは少し苦笑する。
「わかんないわよぉ、そんなこと。あたしは惚れられる側にいるわけなんだからねぇ？」
「でも俺、お前を見るたびに思うんだよな」

　今野はアタシの家の向かいに住んでいるヤツで、長い付き合い。
小学校、中学校と仲良く同じ学校で過ごし、遂に高校まで同じになってしまった。
要は生まれてからずっと一緒にいるの。
そして18年の時はアタシをオカマに成長させ、今野を普通の男子高校生に成長させたわ。

「でもぉ、やっぱオカマを好きになるってことは、つまり女じゃダメってことじゃないのー？」
「そうかぁ、駄目なのか…」

　最近アタシは、どうやらこの平均的な男子高校生である今野に夢中。
何の個性もないこのオトコの何がそんなに素敵なのかって聞かれると多少困るんだけど。
ただ生まれてからずっと一緒にいて、楽しいときも哀しいときも別に何ともないときも隣にいられたりすると、
ううん夢中というか、もうすでに空気そのものというか、空気ということはつまり、アタシはコイツが必要でたまらなくなったりする。

「あのね、アタシ、“オカマに惚れる”ってのはよくわからないんだけど」
「うん」
「オカマが惚れる相手は、どうやら男らしいのよ」
「…何だよ誰かに惚れてんのか？」
「………別にそういうわけじゃあないんだけどぉ」

　ねぇ、アタシを見るたびそんな疑問浮かべるのはどうしてなの。
アタシは、今野のそんなどうでもいい言葉の奥にも、馬鹿みたいな空気を感じてしまうの。

971 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 19:10:12 ID:Bxjv3lnE

オカマちゃんｶﾜﾕｽ
ＧＪＧＪ！

972 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 19:14:29 ID:4rISRYxT

これは、もしかしなくても両思いじゃマイカ？(*´∀｀*)
オカマちゃんから押していけば良いよ！！

973 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 21:58:23 ID:QAFefAAz

今野視点の続編とか見てみたくなるねえ、GJ！

974 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 22:17:02 ID:R/mGmzXX

高校生のオカマって…おいしいよ！ＧＪ！

975 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 23:15:11 ID:I80RRu8H

制服は…女子ものだろうか、男子ものだろうか．気になるゼ…！
思春期のオカマちゃんドキドキＧＪ。

976 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 23:30:35 ID:CWJKUwhJ

今野を押し倒しちゃえばいいとおもうよ！

977 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 23:39:50 ID:tO7A99WI

オカマ攻め(･∀･)ｲｲ!

978 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 23:48:07 ID:aCeZYzrT

俺の屍を越えてゆけ！

979 ：風と木の名無しさん：2006/06/03(土) 23:55:39 ID:OKxjsHcO

身代わり

980 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 01:08:30 ID:Xe8Vgg5u

http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1149350772/l50
たててきましたー。不備がないか心配だ…

リクはもう書いてくれてる途中の姐さんがいるかもしれないし、>>979のままで！

981 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 01:56:15 ID:+Qm2WULl

渡り廊下を抜け、目当ての部屋に入る手前でふと足が止まった。
寂しい家だ。何処も清潔で徒広く、水底のように静まり返っている。
それも仕方の無い話かも知れない。此処は、死者を迎える為の家なのだから。
胸の内でそう独りごちて障子を開ける。
「…今日は、随分と遅かったじゃないか」
入口に背を向けたまま、屋敷の主は独り言のように呟いた。

いつもと何の変りも無い逢瀬だった。床に引き倒し、うつ伏せに組み敷いて抱いた。
畳を擦る衣擦れの音に、呻くような息遣いが切れ切れに混じる。
強く押付けた背が目の前で二度三度と震えた。泣いているのだろうか、ふとそんな事を思う。
然し顔を見る事はしない。名を呼ぶ事も、言葉を掛ける事さえも。そういう約束だった。
それが何を意味するのかは百も承知だ。
彼は二年も前に死んだ男の事を未だ忘れられずに居るのだ。こんな関係は尋常ではない。
頼みを聞入れた事を、今更のように悔やんだ。失敗であったと今なら解る。
それと気付かぬうちに離れられなくなった。後戻りの利かない処まで来てしまった。
行場の無いが執着が積もってゆくうちに、いつか彼を憎むようになるのだろうか。
互いの孤独に絡め捕られたまま、逃れようも無く憎悪の坂を落ちてゆくのだろうか。

いつしか日が落ちていた。部屋に灯された薄明りが、尚更に闇の深さを意識させる。
彼は身を起こし、痛いような顔をして此方へ手をのばした。親指が頬に触れる。
驚きとばつの悪さに顔を伏せたが今更どうしようもなかった。泣いているのは自分の方だ。
素知らぬ顔をして黙って居ればいいものを、どうして今日に限って、こんな。
血が滲む程強く唇を噛締める。決して口にすることの許されない言葉が今にも溢れ出しそうだった。
水はさらさらと流れ続けたが、火照った頬にその温度を感じる事は出来なかった。

982 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 03:33:00 ID:+ZDid3oU

>>981
うわ、すごい好みの設定、好みの文章…沁みました

983 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 08:37:59 ID:EOLcEsCr

す、すみません、ﾊｱﾊｱしてもいいですかっ
(*´Д`)ﾊｱﾊｱ…ｳｯ

>>980　ｽﾚ立て乙です
で、あれを使う使わないはともかく、
新ｽﾚまわすのはこっち使いきってからにしませんか

984 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 09:36:26 ID:3ic723Y5

>981
朝から切なくなっちまったよ…GJ!
いつか身代わりでなくなる事を祈りたい

>979
スレ立て乙！
漏れも新スレ回さないよう気をつけるよ

985 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 15:15:24 ID:umOOC0iX

>>981に禿げ萌えて俺の貧相な文章力では萌えを語りきれ無い事を悔やみつつまわし

986 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 19:44:52 ID:x3ydR8gJ

>>981
禿げ萌えたぁああああ…！しっとりエロスＧＪ。

このスレの最初のほうで新スレ立ったら同時進行が通例って話が出てたけど
そうじゃないほうがいいの…？
自分としては同時進行でかまわないんじゃないかと思うんだけど。

987 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 20:59:20 ID:klWyUj94

ラストスパートまわし

988 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 21:05:10 ID:ZlB/7u8K

いっけぇぇぇぇぇぇ！

989 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 21:07:49 ID:ja0777sB

声だけで

990 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 21:40:08 ID:0jPDllGk

声だけで。
こんなにも心締め付けられる。
声だけ、なのに。
こんなにも俺はお前に囚われて。
声だけで、
体と心は暴走しだす。


なぁ、早く帰って来いよ。
声だけで、

声だけで我慢なんて出来るはず無いだろ。

991 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 21:55:05 ID:mj28ZiQ2

迅速な仕事ＧＪ！

……で、どうします新スレのぐだgdっぷり。
まとめでもそういう意見出てるし、立て直そうか。

992 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 22:06:11 ID:L/harBF9

GJ!!(*´Д｀)ｲｲ!!
>>990�d！

993 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 22:10:47 ID:w0HTSA6x

>>990
ももも萌〜GJです！！！
何かﾑﾗﾑﾗしました(´Д｀*)

>>991
私も立て直した方が良いと思います

994 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 22:27:35 ID:q8IykXiP

立ててきました！
また荒らされないように、同時進行で行きましょうー
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1149427555/l50

995 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 22:46:25 ID:RmpYMXVT

>>990ＧＪ！

じゃあ>>980は今後無視の方向で。
それともなんか対処が必要なのか？新しいほうが落ちちゃったらかなん。

996 ：続き：2006/06/04(日) 22:51:39 ID:xgKJy0kP

>>990　
9行なのにお題が5回も出てきて、それが効果的に使われてるGJ


>>980に書き込みストップかけたほうがいいよね？
その場合、新スレの場所を貼るべきかどうか…おかしなのついてこないか心配

997 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 23:23:39 ID:/OKRRra4

さて、では埋めるかね。

998 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 23:24:56 ID:fgetmdm0

新スレの門出を祝って　

999 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 23:25:01 ID:cmQ6qnFS

優しく…踏んでね？

1000 ：風と木の名無しさん：2006/06/04(日) 23:25:24 ID:klWyUj94

ラブアンドピース！！

1001 ：１００１：Over 1000 Thread

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このスレッドは桜にさらわれました。
月が見てるので、新しいスレッドをたててくださいです。。。

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