●基本設定  ・シナリオ上のテーマは「信じあう2人の友情」  ・世界を渡れる(オリジナルの?)世界石は2つのみ。   ・ラスボスバトルにアクター2人しか参加できない  ・世界を渡れる人は、世界石のかけら一個につき一人。  ・Aが拾った世界石はCの落し物。  ○世界をワープするには、若干の前準備(の時間)が必要。思った瞬間に渡れるわけじゃない。  ・Cは世界石の力を使わなくても、強力な術を使うことが可能。実験の副産物。  ○Cの実験が失敗したときに異世界人が暴動を起こしたが、崩壊の前にはなす術がなく、今に至る。  ○ビフォアストーリー(ミッドさんの案の一部を引用)   ○世界石は、太古に現実世界と異世界をつないでいた楔のようなものだった。    しかし二つの世界は徐々に離れていき、あるところで世界石はその負荷に耐えきれず、砕け散ってしまう。    ほとんどの破片は世界の(時空の?)狭間に消え、残った破片は2つだけ。  ※ミッドさんの案の「片方は現世界へ、もう片方は異世界へ落ちました。」塔部分に議論の余地あり ●世界  ◎異世界は、時代としては中世ヨーロッパのような時代。  ◎「終わり」をイメージした世界。文字通り「世界の崩壊」を迎えつつある  ◎時々空間が振動し、残っている島(陸)の一部が砕け落ちる。  ◎村や町などは各地に点在。  ◎国家などの大きな単位はすでに消失している。  ◎各村の政治的な体系は、完全に自治。お互いの交流も無い。  ◎全ての村は農村風。  ◎宗教的な神の存在は無し。  ◎現世界は、中世ではなくて「現世」  ※時間の進行速度が違うという設定を入れてもいいかもしれない。 ●人物・関係  ○CとBは実は友達だった。CはBのために、面白い物を作ろうと思って研究を続けていた。  ○数年前(2〜4)、Cは世界石を使い世界を渡る方法を見つけ、実践する。結果、実験は失敗。   無理やりこじ開けた時空の扉は歪み、世界の「存在」に致命的な傷を与える。これが崩壊の原因。   同時に歪みの中心にいたCは体にとてつもない負荷を受け、正常な人格が崩壊する。これがCの性格の原因。  ○BはCを助けてやれないか(元のCに戻ってくれないか)と思っている。  ○Cは壊れてしまった後も、一応はBを友達としてみている。ただし、その関係は歪みそのもの。命令口調など。  ○実験失敗のあと、今度はBを使って実験を始める。今度は成功。そのままBに現代世界の視察を命じる。   ○A 16歳の少女。元気活発。好きなものネコ。嫌いなもの野菜。   ○B 見かけ16歳の少年。クールっぽい昼食1人屋上民族。   ○C おっさんさしかかりお兄さん。実験の失敗で冷酷な性格になってしまった。   ○D Aが最初に異世界にやってきたとき、魔物に襲われるところを助ける人      18歳くらいの青年。大阪弁。野菜が好き。   ○E 15歳くらいの少女。世界石の存在を知り、世界を救うための研究をしている学者。      即ち、天才少女。世間知らず。      Cがまだまともだったころ、世界石の研究関係で少しだけ知り合いだった。      崩壊のきっかけを知る者はBとC以外にいないが、EはCが関係していると思っていたり。  ○とりあえず、パーティは4人という設定で話を進めます。  ○  ※数年前の年は、AとBが出会ってから今までの時間。 ●異世界人  ◎単体で強力な力を持ち、知性も持つ。外見は人間と同じ。  ◎寿命が極端に長いが、繁殖能力が極端に低い。  ◎本来とても大人しい  ◎異世界はあまり文明は進んでいない  ◎無気力 どうしようもない世界の崩壊にあきらめの様子。  ◎思考能力や言語も共通。  ◎ほとんどの人は崩壊にのまれてしまったので、現在の世界人口は極めて少ない。 ●魔物  ◎砕けた世界の破片が魔物化。  ◎世界崩壊の影響を受けて、人、動物などが魔物化。  ◎異世界の動物は、Aが別世界の生き物のため、強烈な違和感を感じてAに襲い掛かる。  ◎魔物化した動物は仲間と認識する。そのため魔物化同士で争ったりはしない。  ◎物語序盤:動物の魔物化 後半:崩壊が激しくなって世界の破片が魔物化 ●物語  ・オープニング   ○世界石についてはOPで描く   ○ここでは異世界について直接語らない。(Cの企んでいることはわからない)   ○Aはダイスを見つけて触った瞬間異世界に飛ばされる   ×Aは一人の時に世界石(Cの落し物)を拾う。    (姿が消えたAを不審に思ったBは、異世界へ向かう。)   ○AはBと一緒にいる時に石を発見。  ◆「起」------------------------------------------------------------------------------------------------------------   ・基本要素    {1.人物・世界観の紹介    { ○世界の見ためは見ればいとして    { ○揺れて、島の一部が砕ける    { ○この世界で生活している人の所へ向かい、状況を知る    {2.クライマックスへ向けて何をするのかの提示    { ○この世界を救う方法を探す。    {3.行動原理の提示    { ○何とかしたい(この世界を助けたい)。自分がここに来たことには何か意味があるはずだと、Aは思う。ファンタジスト?    {4.陰でテーマの提示    { ○信じあう2人の友情    (異世界のほぼすべての人は世界石について知らない。)    ○突然知らない世界に飛ばされたA。魔物に襲われるところを通りすがりのDが助ける。チュートリアル的戦闘     ↓    ○AはDに近くの村(村Z)に案内される。Dは仕事の途中だからと言ってパーティから離脱。     1人になって、とりあえず宿屋とかで休む      { A「寂しいよ・・・Bくん・・・・・・。」     ↓    ○少し時間がたった後、魔物が村を襲いに来る。(村の食糧貯蓄を狙ってとか)     Aも村を守ろうとして応戦するが、極めてやばい状況に。     その瞬間にBが現れ、Aを助ける。     ↓    ○再会を喜ぶA。一応変える方法はBから伝えられるが、この世界を助けてみるという方向に進める。     ※Bが異世界人っていうことは明かしておく。      帰る方法も。      { A「帰るのも大事だけど・・・この世界を見捨てるって言うのはもっとダメ・・・かな。      {   もうこの世界のこと、見ちゃったんだもん。今更見なかったふりして帰れないよ。」      { B「そう・・・か。」      { ちょっとだけ言葉に詰まるB。      { (Bはこの時点で既にこの世界が手おくれだということを知っている。理由は、Cの実験を一番近くで見ていたから、とか)  ◆「承」------------------------------------------------------------------------------------------------------------       ◆「承1」-----------------------------------------    ○世界の崩壊のきっかけについて調べる(一部)    ○崩壊のきっかけを調べよう!     A「Bは何でこの世界がこんな風になっちゃったかっていう・・・      きっかけみたいなことは知らないの?」     B「・・・ああ。俺も含めて、この世界の人の中で知ってる人は・・・多分、いないだろな。」     ・Bが嘘をつく理由は、Aに必要以上に異世界に関心をもってほしくないから。     ・Bとしては早くAに元の世界に帰ってほしいところだけど、Aはそれを聞かない。     村人V「きっかけねぇ・・・いつ起こったかならともかく         そういう根本的なことはちょっとわからないなぁ。         詳しく調べたければ、王都へ行くことをおすすめするよ。         ・・・もっとも、世界がこんな状態じゃ、今はどうなってるかわからないけどね。」     ↓    ○王都へ向かう          ・途中に廃村とかあってもいいかも。     ・王都にたどり着く直前に、1つだけ人の住んでいる村を入れておく。(村Y)     ↓    ○廃墟と化した王都に到着。魔物の巣窟となり果てた王都で調べ学習開始!     ・探索のメインは、お城の中。     ・実験レポートみたいなものの一部を発見。この実験が崩壊のきっかけになったかもしれないという      事がわかる。     ・名前は出さないが、Cという人物の存在もわかる。     ・世界石の存在を知っていて、その研究を続けているという人がいるという情報を入手。(E)     ↓    ○調べ学習中に、レポートを狙った謎の男(F)と戦闘!     ・FはCの仲間。雷光さんの申したギルガメッシュキャラ。     ・FはCが自分の研究の足跡を完全に消すために放った輩。     ・FはBに向かって何か言い放つが、無視するB(BがCの仲間という伏線。ほんのちょっとだけ)     ・レポートが手に入らないということで、お城を崩すF。      (どこかで爆発音が聞こえて、徐々に崩れ出すとか。Fは窓からかっこよく逃げるとか)     ↓    ○何とか無事にお城を脱出。次の目的の確認。          ・Eという人物を尋ねることにする。     ・次の目的がわかったので盛り上がるA。それを見て、ちょっとだけ複雑な顔をするB。  ◆「承2」-----------------------------------------    ○Eという人物が何者かを調べ始める。まずは西側の大陸で。     ・Eもギルドに属する人らしい。     ・Eは今の異世界では唯一の世界石学者らしい。(そもそも世界石の存在を知っている人自体少ないけど)     ・少し前から姿が見えないらしい。     ・東側の大陸へ渡ったらしい。     ↓    ○東側の大陸へ渡り、人探しを続ける。     ・東大陸の南側の街Xでそれっぽい人の目撃があったとか。     ↓    ○Eの住んでいるであろうところを発見。でもEは見当たらない。     ・その街の人に聞いてみると、Eは少し前に見知らぬ人と近くの森に入って行ったとか。     ・街の人から特徴を聞いた一行。その人物はFだと見当をつける。      コレはヤバいのでは?ということで、2人が入って行ったという森に向かう。     ・EはFのことは知らない。     ↓    ○森の奥でなんか話してるようなC、E、Fを発見。     ・ここらへんでBかAどちらかの世界石がCにとられる。     ↓    ○世界崩壊が激しくなる。様子を知るために、近くのギルド支部へ。     ・Cから話を聞くのはあとで。     異世界の世界石に関して良く知っている人でも、異世界を救う方法は知らなかった。  ◆「承3」-----------------------------------------    ○街Xのギルド支部でお話。     ・突然の出来事で、みんなパニックになっている様子。     ・崩れ落ちた世界の破片から魔物が生まれる。世界中にあふれる魔物。     ・     ↓    ○街に魔物が攻めてくる。     ・地平線を埋め尽くす魔物の群れ。     ・他の街の様子も知りたいところだけど、今の状況ではどうしようもない。立ち向かう。     ・他のこの街にいるギルドメンバーと協力して街を守る。     ↓    ○4人VS大量の魔物。     ・結構片付いてきたところで、DとEは他の所の援護に回る。AとB2人で残りと戦う。     ↓       ○戦ってる最中に大きな地震。街近辺の大地が崩れ出す。それにより魔物超増殖。     ・地震の影響で逃げ場がなくなってしまったAとB。(断層ができて、街の方に登れなくなったとか)      助けが来ると信じてさらに戦い続ける。     ・BがAに、Aだけここで現実世界に帰るかと言いかけるが、Aは否定。     ・(「絶対にこの人とは離れたくない」と思える何か)     ↓    ○DとEが助けに来る。         ↓    ○周辺の魔物の討伐を完了。     ・困難をひとつ乗り切ったー!っていう感じを描く。  ◆「承4」-----------------------------------------    ○ひと段落した後、他の街の様子を調べに行く     ↓    ○どの街にも被害が出ている様子。     ・完全に滅んでしまったところもいくつか出してみる。     ↓    ○主要な街を全部まわった辺りで、世界の崩壊がさらに激化。     ・落ち着くことを知らずにどんどん崩れてく。     ↓    ○適当な場所でFの襲撃を受ける。     ・もう一つの世界石を奪いに来たらしい。     ・FもCと一緒に異世界を捨てて行くらしい。      F「いつまで世界を救うとか馬鹿なこと言ってんだよ?        どー見ても手おくれじゃんかよ。        帰る気ないんだったらそいつを渡しな。俺はまだ滅びるつもりなんてないんだ。」     ・戦闘後、Aにおまえがやってきたことは全部無駄なんだよみたいなことを言って姿を消す。     ・自分のやってきたことをFに完全に否定されたA。     ↓    ○Bが、あきらめムードで慰めにかかる。          ・Aは、Bがほんとは異世界を救いたいと思ってることを悟っていた      そのB自身があきらめちゃったから怒ってる。     Bが、内心では異世界を救いたいと思っていることをAの予測からプレイヤーに伝える。     B「あいつ(F)の言うとおり・・・無駄、だったんだよ・・・全部・・・。       だから・・・」     A「わたし達のしてきたこと・・・無駄だったって・・・       夢物語ってこと・・・?全部・・・?」     A「信じて走っちゃだめなの!?助けたいって思う人がいるのに、       その人の思いを守ってあげたいのに!?」     B「できないんだよ!それが!この世界じゃ!       もう手おくれなんだ!なにもかも・・・!」     A「やめちゃったらそれまででしょ!?       何でやってみようって、何か方法があるかも知れないのに、       なんでそう考えてくれないの!?」     B「だからできないって・・・手おくれだって、言ってるだろっ!!」     A「っ・・・・・・!       B・・・Bの、バカっ!!」       そのままAは駆け出してどこかへ     ↓      ○適当な所でうずくまるA。仲間が声をかけにくる。     ・Aも、自分の勝手な自己満足っていうのはわかってる様子。     ↓    ○Bの姿がどこにも見当たらなくなる。  ◆「転」------------------------------------------------------------------------------------------------------------   ・基本的な流れ    ○AはBの置手紙を発見。ためらいつつも、仲間とともにそこへ向かう(ラストダンジョン)     ↓    ○ダンジョン探索の途中、Cの罠に落ちて次々に姿を消す仲間たち。最終的にはA一人に。     ↓    ○Cの元へたどり着き、怒りの言葉をぶつけるA。そこでCがBを呼び出す(裏切りのB)     AとBの戦闘(戦闘中にそれなりの会話を入れていところ)     なかなか決着のつかない戦いに業を煮やしたCが、Aに向かってヤバそうな攻撃を放つ。     そこを死んでしまったかと思われていた仲間の1人が満身創痍でどこからともなく現れ、Aをかばって倒れる     もう一人も現れ、Cに一撃。こっちも満身創痍。Cの反撃を受けて倒れる。     いい加減Cの横暴さにキレたBがCに一撃。Aの側に戻ってくる。     世界が振動。時間がないと悟ったCは、Aに一撃与え、世界石を奪い撤退。     2人はここで離脱。     ↓    ○ワープ準備中のCに追いついたAとBは、Cに不意打ちを与えて世界石を取り戻す。     ラストバトルに突入。     Cがとんでもない攻撃をAに放ち、それをかばうB。Bの世界石が衝撃で砕け散る。     ↓    ○Bを残してAは元の世界に帰る(Bに強引に帰らされる)  ◆「結」------------------------------------------------------------------------------------------------------------   ・流れ    ○Bを残したまま帰ってきてしまったことを後悔しながら日々を送るA。     世界石は輝きを失ったまま・・・とか。     ↓    ○雰囲気的にいいタイミングで、なぜかBが姿を現す。     そのままエンディングへ。 ◆メモ書き ぶっちゃけ、一番迷ってるのはB。 異世界へ飛ばされたAはしばらくうろうろしてからBが現れる 最初は棒きれで戦う?(雷光さんの意見では落し物の武器 でも、都合がいいという反論) AB以外のキャラはラスボス戦前に散って、物語を盛り上げてもらう