GM | 次は、沖那さんのシーンです。 |
沖那 | うい |
明彦 | 不思議の国の舞姫(エリス)、とでも言うか?(笑) |
沖那 | 座布団一枚だな(笑) ただ、どっちかっつーと鏡の国やもしれん(笑) |
GM | さて、沖那さん。 |
沖那 | して、なんだ |
GM | 前回の覚醒で、貴方はDロイスを入手したわけですが。 ……結局のところ《呪詛返し》で良いですか? |
沖那 | うむ、返閉とっても空しいだけだし(笑) 仲間内で欲しいエフェクトも無い(笑) |
GM | 了解です。 |
遙 | 知らない名前だ(笑) |
徹 | きっと、受けたダメージを返すロイスですね(笑) |
遙 | 防御の要が反射鏡に(笑) |
GM | そう言えば、説明してませんでしたね。他の方には。 |
沖那 | おっと、侵食振っとくか (ころころ……) 37+[5] = 42 普通だなぁ(笑) |
遙 | ああ、先輩は安定してる(笑) |
明彦 | 堅陸は安定して低い方がありがたい時が多いがな(笑) |
徹 | 嫌でも高くなるしね(笑) |
沖那 | より多く死ねる(笑) |
明彦 | まぁ、『鏡の盾』がエフェクトLV回使用できる、とほぼ同義だな>呪詛返し |
GM | ですねー。《鏡の盾》は、ダメージを跳ね返せますが、 《呪詛返し》は、ダメージを自分がまず食らわないといけませんね。 |
明彦 | 呪詛返しは喰らったダメージそのまま返すからな。 |
GM | 軽減はできないのです。 |
明彦 | 防御しなければより多いダメージを返せる>呪詛返し |
GM | ただし、目標値分を、単体で出さないといけませんからねー。 |
明彦 | さて、それはそれとして。進めようか。呪詛返しはアルターラインP33だ。 |
徹 | 進めてください。 |
GM | Dロイスの説明を、軽くしておきますよ。 皆様にも関係あるロイスですから。 |
沖那 | うむ 同調律(シンクロナイズ) 他のPCの持っている通常エフェクトか、または平安京エフェクトの どれか一つを1Lvで習得できる。 経験点を払い、成長させる事は可能。 |
遙 | 平安京(笑) ただし、このエフェクトを持っている人物は、同エンゲージ内のオーヴァードが メジャータイミングのエフェクトを使用すると、つられて侵食率が1%上昇する。 |
徹 | うわあ?(笑) |
沖那 | エンゲージが必要な私にとっては少し辛いのだよね(笑) |
徹 | 駄目じゃないですか?(笑) |
遙 | 怖い能力だ(笑) |
明彦 | まぁ、だから俺が単騎駆けできるようにしたんだがな(笑)>同エンゲージ しかし、1セッションに1度、同エンゲージ内のオーヴァードの侵食率上昇でエフェクトを使用できる。 一人につき1%まで分配可能。 |
遙 | ぎゃー、吸われるー!(笑) |
GM | シナリオ的には、オーヴァード同士の共感能力を、特殊な形でもつというDロイスです。 |
徹 | ほー。 |
GM | それで、傘や秋暁町の人たちと同調してたのですね。 |
沖那 | ふぅむ |
GM | さて、ではシーンに入ります。 |
遙 | はい。 |
GM | あ、ちなみに、です。 このオーヴァードと言うのは、PC以外のものも含まれます。 |
明彦 | モブ達にも振り分けられるわけか(笑) |
徹 | 敵もねー(笑) |
遙 | 敵の強化? というか、味方NPCが(笑) |
GM | ですね。 オーヴァードなら、ですが。 |
徹 | いや、というか、敵が接近してエフェクトで殴ってきたら(笑) |
GM | そう言うことです。 ◆ ◆ ◆ |
GM | さて、では。 沖那さんはちょっと夢の中。 |
沖那 | ほむ |
GM | 最近会った、いろいろなオーヴァードの記憶を、おぼろげに体験中です。 あくまで、おぼろげですけれどね。 |
明彦 | 何だか俺の記憶、変に血生臭いだろうな(笑) |
徹 | 五十人より先は憶えていないんですから(笑) |
沖那 | (走馬灯…というほど、上等なものでもないか) ぼんやりとそんなことを考えつつ |
GM | ずるずると……まるで、自分の部屋に土足で上がられてきているような。 自己が、溶けて行くような感覚。 |
遙 | 領域を侵されていくような。 |
GM | 中でも鮮明なのは、実際に攻撃を受けた相手ですかね。 |
明彦 | …俺もか!(笑) |
GM | 当たり前と言えば当たり前ですが。 |
沖那 | ダメージは受けてないがな(笑) |
GM | まぁ、体を貫かれたり色々しましたからねぇ。 |
沖那 | 何度死んだことか |
徹 | たしかに(笑) |
遙 | 切実だ(笑) |
GM | やけに、タバコ臭い記憶……。 |
明彦 | 斎槻か。合わせて表層もかもしれんが。 身を二つに裂かれるような選択。 激しい後悔……。 つかの間の喜びに、より深い絶望。 そして……孤独。 それは寂しさ……。 わかってやる事が出来ない。 わかってもらう事が出来ない。 永遠の寂しさ。 タバコの煙のように、捕らえどころが無く。 しかしいつまでも消えることの無い、息苦しさ。 まるで空っぽな記憶……。 外側から作られたような、叩けば割れるような人格。 それゆえ、よりどころを求めて……しかし、そのよりどころの喪失。 |
明彦 | 一つ一つ『何か』を飲み干す毎に満たされ、そして同時に空になっていく記憶。 |
沖那 | (人は。究極、人を理解することなどできはしない…が。 させられたところで、ろくなものではない、か) 最後は、陶器で出来た人形のように、弾けて散った。 人形。 茫洋とした、群の中の一つとしての記憶。 自分も無ければ他人も無く……それゆえに、意味など無い。 ……。 そして、その記憶は遡ります。 自分の中を探るように……一つ一つ糸をほぐし読むように。 何処だか判らない場所。 死臭漂う都。 雅やかな……あくまで表層。 そこで……。 彼が振り返り、微笑む。 |
沖那 | (ッ!?) 今までの思いを全て振り切って、彼の記憶が。 ……沖那…… |
沖那 | 「・・・ぁ」 …………沖那。 |
GM | 健悟「……沖那ー」 と、呼ぶ声が聞こえました。 起きて下さいな。 |
沖那 | 「・・・あ、うぅ…ん」 目を、覚ます |
GM | 健悟「おーい、沖那ー。 人が来てるぞ」 |
沖那 | 「ん、あ、はい。今行くので、少し待ってください」 軽く、目元を拭う |
GM | 隣で、鞍馬がすやすや寝てます。 |
沖那 | ぽんぽん、とその頭を軽く撫で、そうして、立ち上がり、降りていこう |
GM | 健悟「ああ、学校の先生らしいぞ。何でも、富来君のことで何か話しだそうな…… 近くに寄ったから訪ねてくれたそうだ」 と、向こうに、時鏡刻深が見えますね。 |
遙 | きゃー! |
GM | 耳朶を直接叩くように、声が聞こえます。 刻深「任務の、依頼をしに来た」 お父さんには聞こえてないみたいですね。 |
遙 | 《声無き声》かな? |
沖那 | 「あ、はい。わかったよ、父さん」 |
GM | 刻深「……では、沖那さんと少しお話を」 健悟「はい。私は奥にいるので、何かあったら声をかけてください」 と、やけに素直な健悟さん。 |
沖那 | 「・・・ふ、む」 |
GM | 刻深の声は、心から信頼できるような声音ですね。 |
遙 | ソラリスだー! 刻深さんソラリスだー!(笑) |
徹 | ああ、やっぱりそろそろ来ると思ったんだ(笑)>社会系 |
GM | 刻深「……」 健悟を見送ってから……。 刻深「話に入る。準備は良い?」 と、尋ねます。 |
沖那 | 「ああ、それで…何の用だ?」 |
GM | 刻深「先ほども言った。 任務の依頼」 |
沖那 | 「ふむ…で、その内容は? 猫探しとかだったら面白いのだがな、くくっ」 |
GM | 刻深「……猫と何かあった?」 |
沖那 | 「ああ、実はな」 と、かくかくしかじか |
遙 | 先輩は同調能力により予知が発現しつつあるようで(笑) |
GM | 刻深「…………」 黙って話を聞いています。 |
沖那 | 「とまあ、なかなか面白いヤツラだったが」 |
GM | 彼の雰囲気は、常にベースリズムを刻むように……そう、『適確』と現すのが良いでしょう。 それが、今の沖那さんには何となく感じられるのでした。 刻深「今おかしな事はない?」 |
沖那 | 「そうだな…リズムというか、そういうのが感じられる、といったところかな? 自分でもよくはわからないがな、ははっ」 |
GM | 刻深「それは利点……気になるのはリスク」 ちょっと顎に手を当ててから……。 |
沖那 | 「タダより怖いものは無いしな、何かあるほうがよほど気が楽だよ」 |
GM | 刻深「これ」 と、連絡端末を沖那さんに渡します。 |
沖那 | 「これは?」 |
徹 | 呪いのアイテムですか?(笑) |
沖那 | いるかんなもん(笑) |
GM | 刻深「連絡用端末。“唯一の譜曲律(Melting Mix)”……支部長の時鏡奏手や、 僕と連絡が取れる。この町の中なら、有効範囲」 |
徹 | ただし電波人間が大量増殖するとダイヤに乱れが(笑) |
GM | 刻深「ただし、前回の使用状況から……少し信頼度は薄い。気を付けて。 任務内容を言う」 「“慈悲(Innocuous)”……八月朔日遙の監視」 |
明彦 | ほう。 |
遙 | きゃー。 |
沖那 | 「八月朔日のか、何だ? 何かやったのか?」 |
徹 | 監視って、沖那先輩の方がよく行方不明になるような。 |
沖那 | 「ついにあの委員長っぷりがうざがられるようにでも?」 |
遙 | 失敬な(笑) |
沖那 | 「ははっ、まあ、とりあえず冗談はおいといてだ」 |
GM | 刻深「『今のところは』何も起こしていない」 |
沖那 | 「『これから先は』ということか。まあ、どこで掴んだ話かは知らんがな」 |
GM | 刻深「彼女は元々、FHから回収された存在」 |
遙 | ああ、私より先に先輩が真実を(笑) |
GM | 刻深「勿論、これは極秘事項(トップシークレット)。 他言無用」 |
沖那 | 「ほう」 |
GM | 刻深「回収した後、その有効性から廃棄や監禁はせず…… 信頼に足るまで教育をした上で、UGチルドレンとして任務を任せている。 ただし。つい最近、FHが壊滅と言って良い状況まで追い込まれた」 |
沖那 | 「まあ、つい最近この世界に入った私にとっては、現実味の無い話だが。 そちらにとっては重大なニュースなのだろうな」 |
GM | 刻深「そう。FHにとって大きな変化があった事で、 “慈悲”に何らかの変化がおきるかもしれない。 よって、『あえて』FHの人脈と接触を持たせることによって、 反応を見ようと言う事が決まった」 |
沖那 | 「しかし、何だな。そうなると、皮肉なコードネームに聞こえてしまうな。 敵組織から拾い上げた慈悲も、いざとなるとやはり打ち切りか。 やれやれ、怖いものだな。くくっ」 |
GM | 刻深「そう」 こくり、と頷きます。 |
沖那 | 「だがまあ、ここで私が断って他のヤツに任せるよりはマシなのだろうな」 |
GM | 刻深「不穏な動きが見られたときは、抹消する方針」 すっと、腕を組みます。 揺らがない、揺らがない……彼の印象。 冗談はない。 本気しかない。 当然しかない。 自然……。 |
沖那 | 軽く口の端を上げ、笑みで答え、 「とりあえずは、引き受けよう。任務は監視なのだろう?」 |
GM | 刻深「慎重に監視して欲しい」 |
沖那 | 「まあ、どうせその私にも監視がつくのだろうしな。 いや、もうついているのかな? ははっ」 冗談めかして、そう言う |
GM | 刻深「彼女と縁の深いエージェントを調べたところ、君が一番信用できる存在だった」 どうと言う事も無く言う。 |
沖那 | 「ははっ、上成じゃあ駄目か。まあ、納得だな。くくっ」 |
遙 | 納得されてる(笑) |
GM | 刻深「上成徹……“雷霆鞭”は、過去に不明瞭なところがあった」 |
沖那 | 「ほう?」 |
徹 | え、なに、僕まで?(笑) |
GM | 刻深「詳しい事は言えない」 |
明彦 | まぁ、俺は抹消の方の候補に挙がっているんだろうな。 |
GM | 刻深「……質問は?」 |
明彦 | 俺は信用されていないらしい(笑) |
GM | そりゃそうでしょう。(笑) |
徹 | 50人より先は憶えてないんですから(笑) |
明彦 | 依頼完遂率は高いぞ(笑) |
GM | 仕事の腕を信用するかどうかじゃないですからね。 |
遙 | 依頼によって敵味方を問わないでしょうに(笑) |
徹 | まあ、消去法?(笑) |
沖那 | 「ふむ、では。いざ何かあったら、私はどうすればいい? はっきりというが、私に戦う力はあまりないぞ?」 |
GM | 刻深「連絡をして欲しい。状況の、簡潔で詳しい報告。 それに、戦う力が無いからこそ君を選んだ」 |
沖那 | 「ほほう」 |
GM | 刻深「僕や奏手が担当して、万一八月朔日遙が不穏な動きをした場合……」 「 僕らなら、殺してしまう 」 |
遙 | 刻深さんに殺されるー! |
明彦 | だから堅陸に頼んだんだろうが(笑) |
沖那 | 「やれやれ、物騒な話だな。 こっちは少し前まで普通の高校生だったんだ、血なまぐさい話は勘弁だぞ? ははっ」 |
GM | 刻深なりの……ワンクッションの置き方ですね。 彼らが担当してしまうと、立場上……不穏因子は即潰さなくてはいけませんから。 |
沖那 | まあ、その為のイリーガルなのだろうな |
遙 | うう、暖かみを感じる。 |
GM | 刻深「君なら、身を守り、そして殺さず生き残れる」 |
沖那 | 「ふむ、そう思うんだったら、少しぐらいカンパしてくれ。 京都では何回死んだかわかったものじゃない」 ちなみに、暗に、ジャケットか戦闘服よこせ、と(笑) |
徹 | みも蓋もない!(笑) |
GM | 刻深「他に質問は?」 ああ、アイテム調達なら今してもいいですよ。(笑) |
沖那 | 社会1だぞ(笑) |
GM | 目標値おまけします。(笑) |
沖那 | ち、まあ、やるだけやってみようか(笑) |
GM | まぁ、では、先の発言で……この先おまけ予定で。 何にします? |
沖那 | ん〜正直、UGN戦闘服がかなり欲しいが、まず届かない(笑) |
GM | 生き残ってもらうためなので、3ポイントおまけしましょう。(わぉ) |
沖那 | 12か…ダイス1で1回回れってのは無理な話だな(笑) |
GM | タイミング次第では、この後でも可能ですが。 |
徹 | まあ、侵食あがってからやったら? |
遙 | くくく、調達調達。 |
沖那 | ん〜まあ、とりあえず1回振るだけ振っておくか(笑) というわけで、目指せ戦闘服(笑) |
明彦 | おいおい(笑) |
沖那 | そーっれ(笑) (ころころ……) = 4 ハイ無理ー(笑) |
遙 | まぁ、現実は"残酷"です。 |
明彦 | ジャケットにもなんとか届くくらいだな(笑) |
沖那 | そんなもんだ(笑) |
GM | 残念無念。 |
沖那 | 「ふむ、まあ今はこのぐらいかな? 何かあったらこれで聞くよ」 と、通信機を示し |
GM | 刻深「了解」 こくんと、頷いて。 刻深「頼むよ」 すっと、腕を解いて、出て行こうとします。 刻深「通信は受け取れるようにしておくけれど、対応がすぐできるとは限らない。 僕も奏手も、今は忙しい」 では、刻深はそういい残して去ってしまいますよ。 |
沖那 | さて、では仕方ない。八月朔日を探すべきなのだろうが、探していると言うのもな。 まあ、協力しろといわれた、でよいか |
GM | ついでに、資料をちょこりと。 “慈悲”について。 |
沖那 | ほう |
遙 | きゃあ、私も知らない個人情報が(笑) |
GM | 現在任務中で、沖那に対して協力要請をするよう言っておいた、と。 |
沖那 | ふむ、手回しのいいことだ。確かに言ってたしね(笑) |
遙 | なにも知らない私(笑) |
GM | さて……雰囲気的に、そろそろ切っておきますか。 |
沖那 | うむ |
GM | では、シーンカット。 |
沖那 | う〜む、残りのロイス枠1つは八月朔日に入れるべきか、それとも刻深に入れるべきか(笑) |