第一回「出会い編」ミドルフェイズ02

     ミドルフェイズ02
  GM  : では、ルビィはどうしますか?あのあと         特に何もしないなら、適当にイベント表でも振るんだが
  ルビィ : まぁ、適当にぶらぶらと散歩を続けるかな。
  GM  : じゃあ、イベント表でもやろうか(笑)         (ころころ……) [3,6] = 9         えーっと、どっちの方面に歩いて行く?         イオンは東の方を探してたから、西の方でいいのかな
  ルビィ : そうなるかな。
  GM  : では旅人市場の方をぶらり、と歩いている感じで? それでいいかい?
  ルビィ : うん。一応猫探しもしつつ、とっつぁんの姿に気をつけつつ、だね。
  GM  : はい。では、人が多くいる旅人市場は露天商が特に多く、そのぶん人が多くて賑わっていますね。         中央広場の方も多いんですが、こちらは旅人市場というだけあって、他の街やむらからの行商が多いようです。         まあ、こっちはフリーマーケット、中央は露天商的な・・・・・・大差はないけど品物が違うってことで         掘り出し物や珍しいものを探すならこっち。って感じですね         店員A「いらっしゃいいらっしゃい」         店員B「やすいよー!」         店員C「みてってーおまけするよー!」         と、いう感じで呼び込みが飛び交っています。
  ルビィ : 「こういう場所の何処の街にもあって、何処でも賑やかだなぁ……。」
  GM  : あ。ルビィの通名って何? 特にない?
  ルビィ : 無いね。
  GM  : 神殿の関係者からはどっちで呼ばれたい? 名前か、家名か
  ルビィ : そもそもルビィっていう名前自体が偽名みたいなものだし……。
  GM  : なるほど、では君が適当に物色していると         ??「(小声)ルビィさん、ルビィさん」         という声が聞こえてきますね
  ルビィ : 目線だけ向けて確認するよ。
  GM  : 裏タマの方の下っ端ですね。女性としますか
  ルビィ : へぇ。
  GM  : 一目をきょろきょろしつつ、手招きしてます
  ルビィ : 「君、どうしたんだい?」         するりするりと近寄ろう。
  GM  : 裏タマ「はい。あのその……ここではちょっと」         と周りをチラチラと見ながら
  ルビィ : 「分かった。場所を変えようか。」
  GM  : こくり、と頷いて裏タマ御用達な店にいったってことで。         で、その秘密の店の小部屋で         裏タマ「先ほど入った情報なんですが……どうやら街に、             動物を暴走させる薬を持ち込んだ奴がいるみたいなんです。             それで愉快犯なのか、それとも意図的に巻いたのではなく             事故でまいちゃったのかはわからないんですけど、チラホラと、             動物が暴れてるっていう話が出てるんですよ。             さっきも中央広場の方で馬車事故があったらしいですし」
  ルビィ : 「動物を暴走させる?大事ではあるけれど、イマイチ狙いの分からない事態だね。」
  GM  : 裏タマ「けど、それを使って商隊とかの馬全部を暴走させたら怖いですよ。             ……それとも何かの実験だったんですかね?」(首を傾げて)
  ルビィ : 「何か別の事件を起こすための陽動なのかも。」
  GM  : 裏タマ「かもしれないですね……それで、その犯人を今、上から捜索依頼がされていまして。             こうしてルビィさんにも報告に来たわけです」
  ルビィ : 「うん、分かった。私の方からも探してみる。」
  GM  : 裏タマ「お願いします。情報ではいま、サリカの高司祭が猫を探しているみたいですので。             そちらに接触するのもありかもしれません。もしかしたら薬の被害者かも」
  ルビィ : 「猫探しはさすがに関係ないと思うけど……。」         家の中に閉じ込めているわけじゃなければ、猫が外を出歩くのはむしろ普通だし。
  GM  : 裏タマ「まぁ、逃げ出した経緯を聞けば何か情報はいるかもしれませんし。             他に手がかりは特にないんですよねぇ。あ、タマット神殿戻ったら新着情報あるかな?             中央広場での事故も動物が関係してるらしいので、そこを聴きこむのもありですね」
  ルビィ : 「先に神殿で情報を確認するのが良いかな。          広場だけでなく、別の場所で起こっているかどうかも分かるだろうし。」
  GM  : 「分かりました。では私も他に情報がないかまた調べてきます」
  ルビィ : 「よし。行動を開始しようか。」         タマット神殿に向かって歩き出そう。
  GM  : 裏タマの場所がのってないな・・・まあ、北のほう・・・がシャストア神殿あるしいいのかな         旅人市場の方か、シャストア神殿方面、どっちがいい?(笑)
  ルビィ : 市場の近くにあるのがそれっぽいような気がするから、そっちで。
  GM  : ではご近所ですね、さくさくっと裏タマ本部へ。
  GM  : えぇと・・・どういう風になるのかな。         まあ、情報受付カウンターみたいのがあるんだろう(笑)
  ルビィ : まぁ、怪しいのは先に進めないようになっているだろうね。
  GM  : では受付カウンターで。         受付「はぁい?ルビィ?何か入用?」
  ルビィ : 「動物愛護精神に欠ける事件の話を聞いてね。その関係の情報を聞きたいんだ。」
  GM  : 受付「あぁ。あの神殿からの依頼ね。オッケー。情報料はいらないわ。            まったくやめてほしいわ。アタシは猫アレルギーだってのに。暴れ出されたら困っちゃうじゃない」         と、気にする褐色系美女。         受付「えっと、動物の異常行動の報告は主に東の方で起きてるわね。            けど、西の方にもちらほら出始めてるみたいよ」
  ルビィ : 「薬の混入されたルートは?」
  GM  : 受付「出処はまだわかってないわね。けど、被害的に見て、            ブールズ門の方から来た何者かっていう可能性は高そうだから、今調べてるわ」         まあ、南方面って感じですね
  ルビィ : 「動物でも、大型の荷運び用や乗り物用なんかの動物だったら人間が何処かから          くんできた水を呑ませるわけだから、暴れた動物が共通して口にしている物を調べたりとかは?」
  GM  : 受付「今のところ小動物なのよね。犬とか猫とか。            そういえばネズミがどこだかの家から大量に出てきたとかも聞いたわね」
  ルビィ : 「ふぅん? 大きな動物には効果が無いのか、それとも大型動物では効果が出ないほど薄いのか……          ……あるいは口に出来るのが首輪の付いてない小動物のような、ってところなのかな?」
  GM  : 受付「そういえば、よく報告にある中で、犬と猫の情報を聞くわね。            それらが通り過ぎたあととかに結構被害が出てたような……」         といいながら、報告書をちらちら見て         受付「うん。やっぱりそうね。黒い毛並みの犬と灰色の猫が目撃されてる」
  ルビィ : 「黒い犬と、灰色の猫、ねぇ。」
  GM  : 受付「なんか追われてたみたいね。猫のほう。            けど、中央市場で最後の目撃がされて、それ以後はよくわからないみたい」
  ルビィ : 「猫と犬は全部同一で、色んなところを走り回っているだけなのかな。」
  GM  : 受付「んー。中央広場の辺りのあとは別々に目撃されてるみたいね」
  ルビィ : 「いや、別に一緒に居なくても良いんだ。犬と猫の方は結局暴走していると言っても一匹ずつなんだね?」
  GM  : 受付「そうね。中央広場の事件後はそうみたいよ」
  ルビィ : 「うーん……薬自体の量は多くなかったのかもしれないな……          ……ということは何かの実験で、というのも確かに有り得るのか……。」
  GM  : 受付「さぁねぇ……?そもそも目的はなんなのかしら?」(肘をついてため息)
  ルビィ : 「さて、ね。大真面目に考えてたら意外とどうでも良い真実が待ってたりすることもあるけど。          実は錬金術の失敗作、とかさ。」
  GM  : 受付「どこぞのマッドサイエンティスト辺りが、            自分のペットの強心剤を作ったら失敗して散布しちゃったとか?」
  ルビィ : 「今のところ分かっているのは、動物を暴走させる薬を持ち込んだ人間がいる、だからね。          細かい理由は、犯人を捕まえるなりしないと分からないね。」
  GM  : 受付「まぁね」(肩をすくめて)
  ルビィ : まぁ、話を斬り上げて出ようかな。         西の方に出始めている、って事は西に移動したんだろうし。
  GM  : 受付「それじゃ、何か進展があったら言って頂戴」         ひらひらと手を振って見送ります
  ルビィ : 「またね。」         振り返して出よう。
  GM  : では、その後はどうしましょうか
  ルビィ : まぁ、西地区でぶらぶらと。
  GM  : ぐ、具体的にどこに向かう?完全西?それとも北よりに向かうとか、いろいろあると思いますが
  ルビィ : ひとまず事件現場に向かうよ。
  GM  : えーと、中央広場の?
  ルビィ : いや、えぇっと。目撃情報か。         ひとまず最新のところに向かって追跡でもしてみようかと。
  GM  : なるほど、最新は・・・中央広場だなぁ(笑)
  ルビィ : 結局そこなのかい、まぁ、中央広場にでも。
  GM  : では、中央広場です。ジェスタの信者が、         こぅ、きーぷあうと!きーぷあうと!って感じだね         ジェスタ信者「あ、そこの人今は中央広場は封鎖中だよ」
  ルビィ : 猫やら犬やらの足跡でも探してみようって来たところなのに。         「おっと。そうなんですか?」         体を伸ばして封鎖の中に眼をやる。
  GM  : ジェスタ信者「あぁ。ネズミの群れが荒らしていてね。                今はその掃除の最中だよ。疫病なんかがはやったら困るからね」         まあ、駆除しようとやっきになってますね。餌おいて、罠で捕まえようとしてたり(笑)
  ルビィ : 「酷い有様ですね。」
  GM  : ジェスタ信者「ほんとだよ……。今日これで三軒目。まったくやってられないったら……」
  ルビィ : 何となく、ネズミ数匹ではなく、群れが暴走しているっていう事は、         やはり経口摂取の類の薬なんだろうな、とか思いつつ。         「三件目?他にもこんな事が?」
  GM  : ジェスタ信者「えぇ。本当参っちゃうよ……くたくただよ……」
  ルビィ : 「他の2件は何処で起きたんです?」         まぁ、タマットが掴んでるのと同じかどうか、って確認。
  GM  : 「えっと、東の方からだったかな」         番地を口頭でいってくれますが、同じようですね
  ルビィ : 「そうですか……ありがとうございます。」
  GM  : ジェスタ信者「あぁ、ネズミが出たら報告してね。それと近寄らない方がいいよ。                特に食べ歩きはダメ。うっかりネズミに噛まれたら大変だからね」
  ルビィ : 「そうですね。気をつけておきます。」         ネズミをおびき寄せたいわけではないしね。
  GM  : 群れは強いからな
  ルビィ : まぁ、ここでは立ち入って調査出来るわけでは無さそうだし。そう言えば下水ってどうなっているのかな?         ネズミは下水に住んでいるイメージがあるんだけど。
  GM  : 確かルナルは下水完備されてた気がするな
  ルビィ : 上流と下流が東から西、だったら、川に薬がまかれて、っていう可能性もあるし。
  GM  : そのへんどうなってるのかな・・・
  ルビィ : GMが分からないっていう事は今回は関係ないのかな。
  GM  : 川の絵がないんだよな。         けどなんとなく、川の流れは西から東かなぁ、東の方が海のはずだから         さて。どうしましょうか
  ルビィ : 川は今回関係なさそうだな。メタ読みだけど。
  GM  : 川が地図にのってないんだ(笑)
  ルビィ : うーん。
  GM  : まあ、そのあたりをうろついてると声かけるかな         青年「そこのあんた」         君が広場から離れると声をかけられますね
  ルビィ : 「はい?」         くるっと振り返る。
  GM  : そこにはなんだかきつそうな顔立ちだけどそれなりに見目のよさそうな青年が。         青年「こんにちは」         と、とりあえず、挨拶
  ルビィ : 「えぇっと、私?」
  GM  : 青年「そう。あんただあんた。すまないが猫をみてないか?」
  ルビィ : 「悪いけど見てないね。」
  GM  : 青年「そうか……変な事件も起きてるし早くしたいんだが……仕方がないな(ため息)            あぁ、そうそう。そこのあんた、今動物が暴れてるみたいだから、気をつけた方がいいぞ」
  ルビィ : 「らしいね。あぁ、そうそう。そう言えば。」
  GM  : 青年「なんだ?」
  ルビィ : 「私もちょうど猫を探しているんだった。          灰色の毛並みで蒼い瞳の猫で、名前はフェレスっていうらしいけど。          そういう猫を見なかったかな?猫探ししているのなら見かけていそうだけど。」
  GM  : 青年「あん?―――なんで探してる?」         と、ちょっと警戒というか値踏みというか、そんな感じできみをみますね
  ルビィ : 「一身上の都合、かな。まぁ、人助けだよ。」
  GM  : 青年「……もしかして、白髪の小娘に頼まれたか?」
  ルビィ : 「知り合い?イオンっていう名前の娘だったけど。」
  GM  : 青年「……なんだ(ほっとして)            それは、うちの居候だな。あー……俺はアルジャン」         いってサリカの扇を取り出して         アルジャン「見ての通りサリカ信者だ。               居候に変わり感謝する。何か情報はあったりするか?」
  ルビィ : 「へぇ……っと、私はルビィ。ルビィ=ブラッドベリー。」
  GM  : アルジャン「ブラッドベリーか。覚えた」
  ルビィ : 「こっちは全然。東から西の方に移動している、みたいな情報くらいかな。          件の猫自体は見かけてないよ。」
  GM  : アルジャン「ふむ……ということは、西の方を探しにいけばいいのか?」         むぅ、と、唸って
  ルビィ : 「かな?確証は無いけれど。」
  GM  : アルジャン「なるほど、な。んじゃ探しにいくか……っと、あんたはどうするんだ。ブラッドベリー。               探すのを手伝ってくれるのか?街が今こんなだから、女は無理しなくていいぞ。
  ルビィ : 「出来ればそうしたいところだけど、猫探し以外にも別件で仕事があってね。          出歩かないっていう選択肢はないのさ。」
  GM  : アルジャン「なるほどな。それなら、一緒に来るか?               あんたの別件とやら、猫探しをついでとはいえやってくれるんだろ?               なら俺もついでにあんたのを手伝ってやるよ。               こう見えても一応魔法は使えるしな」
  ルビィ : 「なら、お願いしようかな。」
  GM  : アルジャン「あぁ。そんじゃ、行くか。西の方でいいな?」
  ルビィ : 「当てもないし、構わないよ。」
  GM  : アルジャン「なら行くか。っと、あんたの別件てのはなんだ?               手伝うっていうのにも、何も知らねぇんじゃできないんだが。               ―――言いたくないならいわなくてもいいがな」
  ルビィ : 「動物が暴れているだろう?ネズミが大半みたいだけどさ。それをどうにかして来いって。          犯人を捕まえるのが仕事だけど、正直目の前で動物をどうこうって言うような、          あからさまな行動をしてもらわないと分からないと思うんだよねぇ・……。」
  GM  : アルジャン「なるほど。それじゃ……うん?動物が暴れている、のだったな?」
  ルビィ : 「そうだよ。」
  GM  : アルジャン「それなら、心当たりがある」
  ルビィ : 「へぇ?」
  GM  : アルジャン「居候が、猫を見失ったのは、変な物音を見に行ったら割れた瓶と逃げる男と、               黒い犬がいて、その犬がいきなり襲いかかってきたからだって言っていた」
  ルビィ : 「なるほど。現時点ではその人物が犯人の最有力候補だね。」
  GM  : アルジャン「あぁ。だから、その現場か、居候に会えば詳しくわかるんじゃないか?」
  ルビィ : 「現場に行くのが早そうかな……イオンさんには話を聞く以上の事は出来ないしね。          足跡を追えるかもしれない分、現場を探した方が出来る事が多いかも。」
  GM  : アルジャン「一応顔は見てるみたいだが……あいつは絵を……あ、いや……」(うーんと唸って)
  ルビィ : 「うん?」
  GM  : アルジャン「いや……もう一人の”あいつ”が出てくれれば、なんとかなるかもしれん」
  ルビィ : 「良くは分からないけど、普段は居るか居ないか分からない人間を当てにするわけにはいかないよ。          出来れば痕跡が薄まらないうちに追跡を開始したいし。」
  GM  : アルジャン「まあな。ただ、逃げた男の顔はわかるかも、ってくらいだしな。               それじゃ、現場に行ってみるか。一応場所は聞いてある。一度行ったしな」
  ルビィ : 「じゃあ、行こうか。」
  GM  : アルジャン「あぁ」         ではカットと。