第一回「出会い編」オープニング+
ルビィ : ライカンスロープの半獣形態は何の意味があるんだー基本ルルブには乗ってないぞー。
GM : 何の意味があるのかいって、ステータスアプとか?
PL5 : 服が着れるじゃない、変身の度にまっ裸にならんでいいのよ?(笑)
GM : ああ、そっち・・・(笑)
ルビィ : す、すげぇ。でもステータスとかの修正どうなるんだよ(笑)
シーラ : 武器とかは使えるのか?
PL5 : それは完全獣化と同じステータスを使用してるけど、特にそうしなきゃいけないって記述はないし。
GM : なんだ。演出か
ルビィ : なんて半端なフォローをしているんだSNE(笑) 半獣について出来るよなんて言ってるのはルナルだけなのに(笑)
PL5 : 爪が〈空手〉で使えるという話を聞いたので、アルリアナの獣人蹴打術使いですが(笑)
シーラ : 聞いたことない(笑)
ルビィ : 多分、ガープベスティアには出来るルールがあるんだろうが。
シーラ : アルリアナなのに男?
ルビィ : アルリアナのダルケスを覚えるために入信する人はいるらしいけどね。
GM : では、自己紹介をしてもらいましょうか! どうぞー
PL5 : …………。
GM : ……はい、カンペ(スケッチブックと筆渡し)
PL5 : ……まぁ、とにかく自己紹介をすればいいのだろう?
GM : うん
PL5 → グレイヴ
グレイヴ: 俺はグレイヴ……本名は捨てた、人は俺をグレイヴ(死者)と呼ぶ。
GM : 死人とな
グレイヴ: かつてはアルリアナに仕える平凡な男だったが、いつだったか悪漢どもに襲われ、 慈しみ育ててくれた母姉と、愛し合った妻を辱められ殺された。 俺自身も顔を横一文字に抉り取られる重傷を負い、そのまま打ち捨てられ死を待つのみだった。
GM : 妻帯者だ!
グレイヴ: だが、俺は許せなかった、暴力で我を通す外道どもも、それを防げない力ない自分も。
GM : (超シリアスだ、と思いながら見守ってる人)
グレイヴ: 力を、悪鬼羅刹どもを薙ぎ倒せる絶対的な力を、そう渇望した次の瞬間、俺は一匹の獣へと変貌していた。 後で聞いた話だが、先祖返りというらしいな、俺のような症状の獣化病(ライカンスローピィ)は。
GM : そしてもふられる対象に。
グレイヴ: ともあれ、力を得た俺はただ殺した。ただただ殺し尽くした。視界に写る全てを皆殺しにした。
GM : 夜の闇に月をばっくんいして亡骸の上にたってがおーって吠えたんだね。イラストイメージ的に
グレイヴ: そして残ったのは、理不尽な暴力を更に上回る……やはり暴力でしかなかった。
GM : 文字通り死屍累々と
グレイヴ: 気づいたんだ。俺は守れなかった、そして得た暴力では、別の暴力を薙ぎ倒すことしかできないと。 以来、俺はかつての名を捨て、裏街に流れ、ただのグレイヴ(死者)として生きることにした。 かつての家族のように、弱者に対して行われる理不尽な暴力に対する、対暴力を振るう一匹の獣となる為に。
GM : この町出身でいいのかな?
グレイヴ: うむ、そこは決めていなかったが……いや、流れてきたことにしよう。
GM : 違う地域からか、わかりました。 いやほら、そんな惨殺事件が起きたなら、情報として知ってる人も出るかなって思ってな
グレイヴ: こんな明らかにまともじゃない半獣人が、知名度皆無なのはおかしい(笑) だから、最近流れてきたんじゃないか?
GM : なるほどね、PC5人中、三人が、流れ(笑)
シーラ : 悪名とかあるのでは?(笑)
グレイヴ: 取ろうかとも思ったが、まぁ今後の課題だな。
GM : 課題!?悪名とるのが課題なの?
シーラ : マイナスだからいつでも取れますよ(笑)
GM : そういう問題……? まあ、悪名も使い方によっちゃ脅しに使えるしね
グレイヴ: この街に理不尽な暴力がどれだけあるか、それによって俺の悪名もまた変わってくるだろう、くくく。
GM : 悪名を楽しんでる!?(笑) ま、まぁいい。えぇと、何歳で、何年前にライカンになったの?
グレイヴ: 現在29歳、ライカンになったのが5年位前を想定している。
GM : なるほど
ルビィ : ちょっとそんなにシリアスで大丈夫なのかな?と思わないでもないけれど、大丈夫なの?(笑)
シーラ : 正直浮いてるのでは(笑)
GM : まあ、ちょうどいいんじゃないかね、シリアスがあっても。
グレイヴ: 大丈夫だ、シリアスは投げ捨てるもの。 設定がそのまま活用されるだなんて、またまた御冗談を。
GM : イオンだってシリアスにだって対応するよ!(笑) さておいて、他に質問はありますか?
ルビィ : んー……まぁ、話せば追々分かっていくよね。
グレイヴ: 基本的に戦闘しか出来ないんで、後はロールと勇気で補う所存だ。
GM : はい、楽しんでください。 特に質問はないようなので、グレイヴのOPと行きましょうか
OP4:グレイヴ
GM : (ころころ……) [4,2] = 6 えーと、こっちにしよう、ではグレイヴです。
グレイヴ: ああ。
GM : 時間は午前中あたり。君はどこで何してますかね、何かしたいことがあれば
グレイヴ: さて、流れてきたばかりならば用心棒の口利きもあるまい。 裏街の酒場か賭場に辺りをつけておいて、地理を確かめるべく歩き回るか。
GM : 裏町は・・・シャストア神殿とかの近所であるリューベルつ門付近と、 バドッカ門とブールズ門付近としましょうか・・・裏タマは、どこっていってたっけな私
ルビィ : 市場付近だったはず。
GM : 旅人市場の東付近のようだ、西だとガヤン神殿があるから(笑) そんな感じの地理ですが、どのあたりにいます?
グレイヴ: 中央広場に集中しているな(笑)
GM : まあ、集中もするだろうよ(笑)
グレイヴ: まぁ、とりあえずは全体を把握すべく適当に回るつもりだったが、 大通りに面した道を行けば中央広場にも出るだろう。
GM : 大通り……出陣の門?
グレイヴ: 地図からすると、出陣の道を通って中央広場まで、西から中央と言った感じだろうな。
GM : うい、では君がなんだか町中が騒がしいな、と出陣の道を歩いている時です。 近くでカラスの「カァカァ!!」という威嚇しているような鳴き声が聞こえていますね。 何かを攻撃してるような感じの。
グレイヴ: 「……どこの街も雑踏は煩わしいものだ。だが、極めつけに煩わしいものは、意味のない諍いだ」 行くあてもなし、そっちへ行ってみるか。
GM : はい、では少し入り組んだ道を進んでいくと――― カラス「カァカァ!!」 灰色の猫「や、やめるにゃ!!やめるったらやめるにゃっ!!!」 と隠れながら怯えている猫が。ちなみに、しゃべってます。 カラスは襲いかかろうとしてるのと、猫ができるだけ遮蔽に逃げ込んで隠れてる感じ
グレイヴ: 「弱肉強食は世の習いだ。勝者であるなら敗者をどう扱うも自由。 だが、それは自身が敗者になった場合も適応されることを知るといい」
GM : 灰色の猫「にゃっ?!人にゃっ?!そして難し事いってないで、助けて欲しいにゃ!!」
シーラ : さすがですね。猫の言葉がわかるとは。
グレイヴ: そのまま、その異種族格闘戦の中に歩みよっていこう。
GM : では、カラスは カラス「カァ!!」 苛立ちそうに君につっかかってきます。
グレイヴ: 「戦いを選ぶか。それもまたよし。だが弱者に救いを求められた以上、俺はお前の敵となろう」 喋っている猫ではなく、ただの獣であろう鴉に真剣に語りかけます。
GM : 猫「あ、できたら、あんまりいじめないで上げてほしいにゃ。 イオンさまが悲しむにゃ。狩り以外の殺生は好きじゃないのにゃ」 助けてくれるらしいことにほっとして、おずおずと君の方へ近寄りつつ カラス「かぁっ?!」
グレイヴ: では、猫(?)をつまみ上げ、後ろへかばった後、カラスに対して戦闘態勢を取ろう。 「打ち倒していいものは、打ち倒される覚悟のあるものだけだ。お前にその覚悟があるか」
GM : カラスはよくわからないけど、君と猫と交互に見て――― カラス「カァッ」 叫ぶように鳴くと去っていきますね。不利と見たようです
グレイヴ: 「逃げるか。それもよし。戦いを避けることも、また勇気だ。 そして、そこな猫よ。お前は無事か」
GM : 猫「無事にゃ。ありがとうございますにゃ」 ちょこんと座ってから、おじぎするみたいに頭を垂れる。 猫「ついでにお願いしたいのにゃ!」(キラキラとした目で見上げて)
グレイヴ: 「言ってみるがいい。俺は弱者の救いを求める言葉を決して見捨てない」
GM : 猫「とっても助かるのにゃ!」 猫→フェレス「ボクの名前はフェレスにゃ。実はご主人様と離れ離れになってしまったのにゃ。 だから、はぐれた場所までつれていって欲しいのにゃ。今日の街は危ないのにゃ」(しょんぼり)
グレイヴ: 「………………よし。理解した。つまり、迷子か」
GM : フェレス「ぎくぅっ!ち、ちがうのにゃ。 頭のいいボクはそんなオバカさんな真似はしないのにゃ!!」(あわあせ)
グレイヴ: 「この街に来たばかり故、案内は出来ないが、連れていく程度たやすいことだ」
GM : フェレス「ありがとうございますなのにゃっ!」(すりすり足元になつく) 猫と会話する成人男性のシュールな図
グレイヴ: しかも192cmだから、超視点差が大きい。
GM : すげぇことになってる(笑) フェレス「ところで提案なのにゃが。首、痛くないのにゃ?」(首かしげ)
グレイヴ: では、猫の首根っこをつまんで、服に付いているフードに放り込もう。
GM : フェレス「にゃにゃっ!!これは快適なのにゃ」(しっぽぴーんとして興奮)
グレイヴ: 「痛くはないが面倒だ。その場から案内するといい」
GM : フェレス「わかったのにゃ。まずはサリカ神殿にゃ!」
グレイヴ: 視点がかなり上がったからな。
GM : 猫は高いところが好き。さておいて フェレス「孤児院の近くではぐれてしまったのにゃ!」
グレイヴ: 「サリカ……確か中央広場の東、だったか」 うんうん、と頷いて表通りへ戻るとしよう。
GM : フェレス「確かそうなのにゃ」
グレイヴ: 「では行くぞ、猫よ」
GM : ではそんな感じで一旦カットで・・・っと、その前にフェレスに何か聞きたいこととかある?
グレイヴ: 疑問……………そういえば、ある。 「ところで、猫よ」
GM : フェレス「頼みますにゃ!―――ところであにゃたは、どこの誰なのにゃ?」
グレイヴ: 「俺か。俺はグレイヴ、旅をしている」
GM : フェレス「にゃるほど。グレイヴ様なのにゃ」
グレイヴ: 「そして、猫よ」
GM : フェレス「はいにゃ」
グレイヴ: 「最近の猫は、お前のように喋るものなのか?」
GM : フェレス「……今までそんなこと考えながらボクとお話してたのにゃ? ……動じないにもほどがあるにゃー……」(超ショック) 頼もしいと思った人はなんか抜けていた!(笑)
グレイヴ: 「あのカラスは何も言わなかったが、奴もひょっとしたら喋ったのだろうか……?」 グレイヴ: 顎に指をあてて、くい、と首をかしげる。
GM : フェレス「ま、まぁいいにゃ……。 最近の猫は話さないと思うにゃ。そして普通のカラスも喋れないと思うにゃ。 ボクが話せるのは、偉大なるご主人様がウィザードだからにゃ!ボクは使い魔なのにゃ!」(えへん)
グレイヴ: 「……そうなのか。不思議だな」
GM : フェレス「何が不思議なのにゃ?」
グレイヴ: 「お前は疑問に思ったことがないのか、自分がどういう不可思議な力で喋れるようになったのか」
GM : フェレス「大丈夫なのにゃ」
グレイヴ: 「大丈夫なのか」
GM : フェレス「イオン様も常々言ってるにゃ。 細かいことは難しいから気にしない方がいいにゃ、と」
グレイヴ: 「なるほど。それは正しい」
GM : フェレス「イオン様は正しいのにゃ」(うんうんとうなずき)
グレイヴ: うんうん、と頷き合いながら、中央広場向けて歩いて行こう。
グレイヴ: そんな所で、カットか。
GM : では一旦カットしますね
グレイヴ: シリアスは投げ捨てるもの、どうだ既に「天然」という新しい属性が付いたぞ(笑)
GM : いいのか?それで(笑) いや、個人的には好みですけどね!(笑)
グレイヴ: 気づくとなっていた、どうしてこうなった。
ルビィ : いきなり自己紹介を裏切るかのようなボケっぷりだったね(笑)
グレイヴ: 自己紹介は投げ捨てるもの。
GM : 捨てるな(笑)