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流出文書にテロ組織情報提供者?の氏名も

 警視庁公安部で国際テロなどの捜査を担当する外事3課の内部資料とみられる文書がファイル共有ソフトを通じてインターネット上に流出している問題で、流出文書は100点以上に上り、中には、国際テロ組織に関する情報提供者の氏名などが記載された機密文書とみられる資料も含まれていたことがわかった。

 国内のモスク(イスラム教礼拝所)に出入りした人物を追尾した記録などもあり、同庁は流出文書の分析を進めるとともに、公安部幹部らからも資料の取り扱い状況について事情を聞いている。

 流出しているのは、2004年頃から09年にかけて作成されたとみられる国際テロに関する文書で、国内在住のイスラム系外国人ら数十人の顔写真や旅券番号、家族の状況などの個人情報などが含まれていた。当初はファイル共有ソフト「ウィニー」を通じて流出したが、現在はインターネットサイトなどにも転載されている。

2010年11月1日14時33分  読売新聞)
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