My Aim Is True

競馬~音楽~時事ネタ~歴史~日本を語る。


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先日、本屋でこのような本を見かけた。


My Aim Is True

出版は左翼出版社明石書店で、企画は「民団(「北」の総連に対する「南」の組織)ということですが、今のところ韓国系の朝鮮学校で教科書として使用されているわけではないようです。

この本をパラパラめくると、冒頭でいきなり、日韓併合時代(1910~1945)における、朝鮮人に対する「土地よこせ」「米よこせ」「人よこせ」「命よこせ」という、おとぎ話を強調して被害者感情を煽ります。つまり、この本の主旨は、我々朝鮮人はずっと日本(人)に迫害を受けてきたので、日本(人)を憎め!ってことです。

日本の学校でも日教組による反日左翼教育が行われ、朝鮮と密接な関係を持つ朝日新聞TBSなどの左翼メディアによる悪質なプロパガンダによって、日本人に贖罪意識を植え付けているのと連動してます。

元々、朝鮮人は「恨(ハン)の民族」と言われるように、被害者意識を植え付け、恨む対象を作ることによって民族のパワー源としているようなところがありますが、こうした教育が南北朝鮮国内だけではなく、日本国内においても行われている事実は恐ろしいことです。


こうした悪質なプロパガンダが真っ赤な嘘であることは言うまでもありません。

とりあえず、ここで、伽耶大学客員教授の崔基鎬(チェ・ケイホ)氏が、「身の危険を感じながら」も2004年に出版した「日韓併合 ~韓民族を救った『日帝36年』の真実~」の序文を紹介しましょう。


「植民地統治時代に日本は朝鮮に何をし、その結果はどうなったかを冷静に見直す作業を、韓国は今までしてこなかった。

李氏朝鮮の統治下にあった518年、朝鮮は両班(ヤンパン:高級官僚)という支配階級が、国民の大多数を占める農民から搾取を欲しいままにし、民衆は途端の苦しみを味わっていた。近代化からも大きく立ち遅れ、国家の体(てい)をまるでなしていなかった朝鮮を、日本は国民の血税から巨額の資金を投入して再興に努め、その結果、朝鮮半島の生活は飛躍的に向上し、人口は倍増した。その恩恵は今日まで続いている。その事実に、韓国は今こそ目を向けるべきである。その事実を無視し、被害者意識に凝り固まる韓国に将来はあるだろうか」


さて、この本「在日コリアンの歴史」に記される「よこせ」神話は何を指しているのでしょうか?

後で詳述しますが、簡単に言えば、

「土地よこせ」神話:土地調査事業、

「米よこせ」神話:農業・農地改革、

「人よこせ」「命よこせ」神話:皇民化運動・労働徴用・徴兵、

を指していると思います。


まず、この「よこせ」神話の実体を語る前に、そもそも何故、日韓は併合(合邦)したのか、その流れを簡単に記します。

日本は黒船来航後、250年に及ぶ「鎖国」から、当時、弱肉強食の帝国主義の国際社会に飛び込んでいきます。

当時、有色人種の国はことこどく西洋諸国の植民地とされ、かろうじて独立を保っているのは、風土病が蔓延り敬遠されたエチオピア、巧みな外交によって英仏の緩衝地帯となったタイ、そして、日本の僅か3国だけである。「中国」はアヘン戦争以降、すでに半植民地となっていましたし、朝鮮は元々、「中国」の属国(植民地といってもいい)です。韓国人はその事実を認めませんが、紛れもない事実です。そうやって歴史を歪曲するから、それを補填するために歴史を創作するのです。


ユーラシア大陸をひたすら東へと侵略し、今度は南下しようとしていたロシアを、日本は最大の脅威としていました。ロシアといえば当時からイギリスと1,2を争う軍事大国であり、日本が単独でロシアに対抗するのは不可能に近い。そして、朝鮮半島の地政学的な重要性を強く認識します。つまり、朝鮮半島をロシアの拠点にされたら、日本を守ることは完全に不可能だと悟ったのです。

そこで、古代よりつき合いのあった「中国」(以下、清国)や朝鮮と連携を取ろうとします。。つまり、共に近代化を目指し、発展して強い国になって、一緒にロシアの侵略に対抗しようという願いです。

ところが、「世界で最も偉大な」中華文明から脱したことのない彼らには理解を超えた話でしたし、強烈な中華思想からして自分たちより下位にあたる(と勝手に思っていた)日本の言うことなんてとても聞く耳を持つはずがありません。しかし、来日して日本の発展ぶりを見た若い朝鮮人高官の中には、日本の考え方を理解し同調する者も出てきます。彼らは朝鮮は清国から独立し、日本を見習って近代化に邁進するべきだと主張するようになります。そんな彼らを「独立派」といい、逆に清国の属国であるべきだと主張する人たちを「事大派」といいます。

そんな「独立派」の代表格が金玉均(キム・オッキュン)でした。そして、彼は1884年にはクーデター(甲申事変)も起こしますが、清国が介入して失敗に終わり、日本へと亡命します。

そんな彼を匿ったのが、以前より朝鮮近代化を支援し、親交もあった福沢諭吉でしたが、これを受けて有名な「脱亜論」を書きます。

それを要約すると、「日本にとっての不幸は清国と朝鮮である。この2国は古来、文化は近かったはずなのに、日本と精神性が全く違う。情報が発達し、近代文明や国際法を知る時代になっても、過去にこだわり続ける清国と朝鮮の精神は1000年前から変わっていない。もう、この2国が国際的な常識を身につけることを期待しても意味がない。東アジアの一員として互いに繁栄できる、という幻想は捨てたほうが良い。日本は清国や朝鮮と絶縁し、欧米と共に進んだ方が良い。清国や朝鮮に、ただ“隣国だから”といって特別な感情を持って接するのは間違いである。この2国に対しては国際的な常識に従い、国際法に則って接すれば良い。悪友と親しくする者は、他人から同類と見られることを避けられない」


当時、属国であったベトナムをフランスに取られた清国は、最も従順な属国・朝鮮だけは手放すわけにはいかないと、朝鮮を「朝鮮省」にしようと画策していました。日本及び朝鮮の「独立派」は危機感を抱き、やがて、日本は清国と戦争します(1894年、日清戦争)。

国際社会は、清国のことをまだ「眠れる獅子」と内心怖れていた面もあったので、当然、「大国」の清国が日本に勝つだろうと予想していましたが、結果は日本の連戦連勝でした。

ちなみに、この時も、後の「南京大虐殺」という真っ赤な嘘を髣髴させるような、戦時プロパガンダを清国は国際社会に向けて大量に発信しています。例えば、「旅順攻略の際、日本軍は住民を大虐殺した」とかですが、その場に居合わせたフランスの武官がそれを否定しています。

また、フランスの「フィガロ」紙の従軍記者が、次のように日本軍を絶賛しています。

「全世界に対し公表すべきことは、清兵は日本兵に対し残酷であったが、日本兵はこれに報復せずに大いに寛大優遇の処置をもって清軍捕虜を待遇し、病人にも負傷者にも皆、治療を与えた。我々は日本民族のように慈愛心に富んだ民族の如き存在を、この広大な地球上に発見できるかを怪しむ


このように、日本は清国に圧勝し、「下関条約」で清国に朝鮮の独立を認めさせます。現在もソウルには、この時の独立を祝った「独立門」が残されています。それ以前にそこにあったのは「迎恩門」で、これは清国の使者がやって来た際、朝鮮国王が地面に頭をひれ伏して迎え入れるための門でしたが、それを打ち壊して「独立門」を造ったのです。

ところが、韓国は「朝鮮が『中国』の属国であった」ことを史観を否定し教育していないため、韓国人の大半は、この独立門の意味がわからないのです。試しに、身近な韓国人留学生に訊いてみて下さい。

「独立門はいつ建造されたのか?」と。

皆、「日本から独立した時!」と答えるでしょう。

清国から独立して、「大韓帝国」として、朝鮮史上初めて、朝鮮に皇帝が誕生しましたが、この辺の詳しい事情を韓国では教えていないので、教科書では、ある日、突然、「大韓帝国」が誕生しています(笑)。


さて、清国から独立し、日本の協力によって近代化へ邁進するはずでしたが、いつまで経っても国内の政局争いが繰り広げられ、全く先へと進みませんでした。独立派は親日派でしたが、事大派は戦争に負けた清国から、よりによってロシアに事大するようになっていました。

そうしている内にロシアの脅威が刻々と迫ってきます。1900年には満州(現・東北三省)も実質的に領土に組み入れ、次は朝鮮半島へと魔手を伸ばしてきます。日本に対し、朝鮮半島の北緯39度以北をロシアへよこせとばかりの要求までし、ついに日露は国交断絶し、日露戦争が始まることになります。

ちなみに現在の朝鮮半島は北緯38度線で分割されていますが、これは第2次大戦後、突如思いついた提案ではなく、この時のロシアの野望を実現したといった方が良いのかもしれません。


小さな島国・日本が世界的軍事大国・ロシアへ戦争を仕掛ける。先の大戦もよく「あんな無謀な戦争をした戦争責任」と批判されますが、日露戦争も無謀以外の何物でもありません。


My Aim Is True



何故、日露戦争という「無謀」な戦争を日本から仕掛けたのでしょうか?

それは、このタイミングで始めるしかなかったのです。放っておいても、戦争を避けるために譲歩を続けても、ますますロシアは朝鮮半島に勢力を伸ばし、となれば、日本を守ることは不可能になってしまいます。不可能になる前に、僅かな可能性に懸けたのです。「座して死を待つよりは戦って死すべし」という武士道の発露です。


いざ開戦すると、大方の予想に反し、日本はまず満州各地での陸上戦において、苦戦を強いられながらも次々と要所を陥落させていきます。特にロシア海軍の拠点であった要塞・旅順を陥落させるために膨大な犠牲者を出しています。ちなみに、この時もロシアが「日本軍がロシア兵に残酷なことをしている」という戦時プロパガンダを国際社会に流していますが、日本軍に従軍していた西洋人記者がこれを否定しています。


そして、1年がかりで遂に旅順を陥落させますが、そこへインド洋経由でやって来たのが世界最強とも言われたバルチック艦隊であり、それを迎え撃ったのが東郷平八郎率いる連合艦隊であった。


本日天気晴朗なれども波高し

皇国の興廃、この一戦にあり。各員一層、奮励努力せよ」という「Z」旗を掲げた(アルファベット順で「Z」は一番最後。もう後はないという意味)。


連合艦隊は、当時の海戦の常識を覆す「T字戦法」、当時の最先端技術であった「下瀬火薬」によって、世界を驚かせる、自軍はほぼ無傷のまま、バルチック艦隊を全滅させるという「世界海戦史上類を見ないパーフェクト・ゲーム」をやってのけました。そして、沈没して海に投げ出されたロシア兵をも助け、海外から「これぞ日本の武士道」と大きな賞賛すら受けることになりました。

この日本海海戦の敗戦を受けて、ロシア側もついに「ポーツマス条約」を締結することに同意した。

日露戦争の勝利によって、朝鮮半島が守られただけでなく、満州からロシアを追い出した(このままいたら万里の長城以下へも侵略しただろう)。

日本はロシアの侵略から朝鮮と清国も同時に救ったのである。

いや、日露戦争の勝利は、そんな狭い視点だけで見るものではない。

この勝利が世界史の大きな転換点となったからです。

前述したように、当時、ほぼ全ての有色人種の国は西洋諸国(白人)の植民地となっていましたが、黄色人種の小さな島国・日本が白人の大国・ロシアを破ったことで、「白人は無敵ではない。俺たちだって頑張れば植民地支配から脱して独立できるかもしれない」という意識が芽生え、世界中で独立運動の波が起こりました。


インドの初代首相、ネルーは後に、こう語っています。

「私は今でも日本の勝利のニュースが伝えられるたびに味わった、あの時の感激をまざまざと思い出す。日本は西洋の侵略と戦うアジアのチャンピオンとして仰がれた。日本がヨーロッパで最も強い国の一つであるロシアに対抗できたのなら、どうしてインドに出来ないことがあろうか」


ビルマの初代首相、バー・モウは、

「最初のアジアの目覚めは日本のロシアに対する勝利に始まり、この勝利がアジア人の意識の底流に与えた影響は決して消えることがなかった。それは虐げられた民衆に新しい夢を与える歴史的な夜明けだったのである。私は今でも、日露戦争に日本が勝利したと聞いたときの感動を思い出すことが出来る」

と語ります。


いや、実はそれだけではありません。長年、ロシアの侵略に苦しめられていたトルコや北欧の人たちをも大感激させました。

ところが、残念ながら、「中国」や韓国では日露戦争をまともに教えていないようです。

更に悲劇的なのは、日本においても、「戦争は全て駄目」「戦争を美化しては駄目」「戦争は悲惨とだけ教えれば良い」という戦後日教組教育によって、この偉業があまり教えられていないことです。無論、日教組には別の思惑もあります。母国に誇りを持たせる歴史教育はしてはいけないのです。レーニンが言うように、「自国を呪詛する子供を育てることが革命へ繋がる」からです。


おーとっと、大脱線しました(笑)。

話を戻しましょう。

いつまで経っても、近代化へと歩を進めない、いや、自力で近代化を進めることが出来ない朝鮮に対し、日本は直接、行政指導をするため多くの人材を送り込み、遂には1905年、朝鮮を保護国とします。初代朝鮮統監となったのが、今でも韓国人に最も嫌われている伊藤博文である。

韓国人の史観からしたら、朝鮮侵略(あるいは植民地化)の第一歩といったところか。

しかし、それは当時の朝鮮の状態を知らなさ過ぎる。

グレゴリー・ヘンダーソン:「朝鮮はもはや経済的破産と崩壊の寸前であった。既に軍事力はほとんどなく政権の分裂と内紛で行政は麻痺状態であった


何と言っても、当時の朝鮮は金融、経済、予算編成といった概念さえなかったから絶望的である。例えば、保護国化後の1907年、朝鮮の国家歳入は748万円だったので、日本は歳出に対し2700万円を、1908年には3100万円を負担した。

最終的に(敗戦までに)、日本が朝鮮半島に投じた額は、現在の貨幣価値で100兆円にもなります。

韓国人に最も嫌われている伊藤博文であったが、彼ほど朝鮮に同情し、心血を注いだ人はいないであろう。まして、彼は当初、朝鮮を併合することに批判的だった。

何故だかわかるだろうか?

韓国人にこう問えば良い。

韓国人に「もし、北朝鮮が崩壊したら、南北統一したいと思う?」と訊くと、ほとんどの韓国人が「嫌だ」と言う。何故かといえば、南北統一したら韓国の財政負担は凄まじいものがあるからです。経済大国だった西ドイツですら、東ドイツと統一した後、相当な負担になったが、自国ですら財政破綻しそうな韓国が北朝鮮を支え切れるはずがない。

そこで、僕は「当時の大部分の日本人が感じていたことは、今の韓国人が南北統一の際に感じることと同じだ」と言います。


ところが、朝鮮を立て直そうと日本が幾ら努力をしても、根っからの「小」中華思想を持つ朝鮮は、その後も世界各国で日本を非難する謀略を続けた。

ちなみに、この頃には本家・中華思想の清国からも「日本を見習え!」と多くの留学生がやって来て、1300年続いた高級官僚試験「科挙」を廃止し、日本留学こそエリートへの道というくらい方針転換しています。


しかし、遂には朝鮮人テロリスト・安重根によって、伊藤博文は暗殺されることになります。今でこそ安重根は韓国人に英雄扱いされていますが、当時は、伊藤博文とよく意見を衝突させていた高宗(大韓帝国・初代皇帝)ですら、「伊藤を失ったことは、日本はもちろん、韓国だけでなく、東洋にとって不幸である。その凶漢が韓国人とあっては恥ずかしい限りだ」と語っています。

まあ、韓国が安重根を英雄視したいならすれば良いだろう。

しかし、何と、最近の日本の歴史教科書では、初代内閣総理大臣であり、後に明治憲法を起草した伊藤博文の写真すら載せていないのに、安重根はまるで英雄のように写真を載せている物も多い。

そりゃ、朝鮮人の視点で歴史を学ばせたら、日本も朝鮮化するわけだ。


さて、その後、ついに日本と韓国は併合することになりましたが、併合でもしてもらわないと朝鮮半島は永遠に近代化できないという朝鮮人側からの要請でもありました。

世界の諸国もそれに賛成します。日本は不安定な朝鮮半島のために二度の戦争を戦う羽目になり、既に朝鮮は亡国状態でしたので、日本が併合すれば朝鮮半島も上手くいくだろうという思いです。


李成玉(朝鮮全権大使):「現在の朝鮮民族の力量をもってすれば、とても独立国家としての体面を持つことはできない。亡国は必至である。亡国を救う道は併合しかない。そして併合相手は日本しかない。

欧米人は朝鮮人を犬か豚のように思っているが、日本人は違う。日本人は日本流の道徳を振り回して小言を言うのは気に入らないが、これは朝鮮人を同類視しているからである。そして、日本人は朝鮮人を世界人類の文明に参加させてくれる唯一の適任者である。

それ以外に我が朝鮮民族が豚の境遇から脱して、人間としての幸福が受けられる道はない」



My Aim Is True

書き始めると止まらないので、今日はここら辺まで(笑)。

つづく。


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