[ { "title": "レンジャー連邦の特徴的地形", "type": "group", "children": [ { "title": "レンジャー連邦の防風・防砂林", "type": "group", "children": [ { "title": "レンジャー連邦の防風・防砂林設置の目的", "description": "海岸線に沿って本島を囲むように防風林の植樹を行うことで、レンジャー連邦本島砂漠部の防風と飛砂防備、及びそれによる海抜低下の阻止と、生活環境並びに砂漠部の保護を行うことを目的とする。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "防風・防砂林設置計画", "type": "group", "children": [ { "title": "草方格の設置", "type": "group", "children": [ { "title": "草方格", "description": "砂地に、格子状にワラを差し込み、地面に対してほぼ垂直な低い柵とすることで、風によって移動する砂を格子の中から動かなくする技術。植物が定着できる安定した土壌を作ることができる。", "type": "parts" }, { "title": "草方格設置の手順", "type": "group", "children": [ { "title": "草方格の設置手順1:設置場所の選定", "description": "草方格は、植樹を行う場所の風上傾斜面中腹に設置する。これは砂丘の山部分・谷部分に設置すると砂丘の形が固定されてしまうため、また、風下だと飛んできた砂で草方格が埋もれてしまうためである。風によって形を変える砂丘をコントロールするため、場所の選定は非常に重要となる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "草方格の設置手順2:基本線を引く", "description": "草方格を作る地面に約1m間隔で格子状に線を引く。比較的風の弱い場所に関しては、2m間隔としても可。また必須ではないが、環境に適した牧草の種があれば基本線の上に蒔くことで、草方格の効果を長持ちさせることができる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "草方格の設置手順3:ワラを差し込む", "description": "格子状に引いた基本線の上に、線に垂直になるようにワラを並べ、スコップで線に沿ってワラの中央部をまっすぐ地面に差し込む。ワラは砂粒を捕まえても風は通過させるので、風の動きを阻害し変えてしまう板状の柵よりも効果的に治砂が行える。基本線の上に一緒に蒔いた種があれば、ワラと一緒に地面に差し込む。縦横全てのワラを差し込めば草方格の設置は完了となる。\n", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "草方格の有効期限", "description": "草方格の効果は5年ほどである。 草放格による風食防止はあくまで一時的な風食対策であり、長期的に砂の飛散を防止するためには、早期にその他の対策を講じる必要がある。\n\n\n", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "植樹計画", "type": "group", "children": [ { "title": "灌木の植樹", "type": "group", "children": [ { "title": "灌木", "description": "潅木とは、根元から多数の幹・枝が生える形の中低木のこと。地面付近から枝が多いので、樹高の高い木より治砂効果が高く見込まれる。", "type": "parts" }, { "title": "先んじて灌木を植えることのねらい", "description": "防風林を効率的に設置するためには、飛砂をコントロールすることが必要となる。そのため、まずは草方格で安定させた地面に、背が低く枝の多い灌木を植えることでさらに飛砂を抑制し、続いて植樹する高木の定着を助けることを目的としている。", "type": "parts" }, { "title": "防砂林のために推奨する灌木", "type": "group", "children": [ { "title": "沙棘", "description": "樹高1〜5m。耐乾・耐乾・対砂に優れる。空中窒素を固定し土壌を肥やす効果のある根粒菌が根に大量に付着しているため、土壌改善に役立つ。実は非常に栄養価が高い。", "type": "parts" }, { "title": "紅柳", "description": "樹高3〜5m。耐乾・耐暑・耐寒に優れ、耐塩性が特に強い。収集した過剰な塩分を排出するため、より海岸に近い区域に植えれば塩害防止効果が期待できる。木質は硬く、幹は鮮やかな紅色。", "type": "parts" }, { "title": "沙柳", "description": "樹高2〜5m。耐乾・耐暑・耐寒などに優れ、挿し木で増やすことができる。刈り取ったものは穂木や家畜の飼料、パルプの原料などとして利用できる。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "高木・小高木の植樹", "type": "group", "children": [ { "title": "目指すのは複層林", "description": "潅木の植樹が一段楽した所で、防風効果の高い高木及び小高木の植樹を行う。 樹高が高い木は、枝下の空間があいていると、かえって林内の風が強まり飛砂が加速する可能性があるため、樹高の異なる何種かの木を組み合わせた複層林を目指すものとする。", "type": "parts" }, { "title": "防風林の構成に推奨される木", "type": "group", "children": [ { "title": "沙棗", "description": "樹高5〜15m。耐乾・耐暑・耐寒・耐塩性などに優れる。成長が早く、土壌改善に役立つ根粒菌が共生している。果実は食用や酒原料にできるほか、花は開花期が遅いため蜜源植物にもなる。", "type": "parts" }, { "title": "楡", "description": "樹高8〜15m。耐乾・耐暑・耐寒性などに優れ、耐塩性もある。種子を多くつけるので、土壌改善などで環境の条件が揃えば自力で増えていくことも期待できる。", "type": "parts" }, { "title": "ポプラ", "description": "樹高10〜15m、最高30m。耐乾・耐暑・耐寒性などに優れ、成長が早い。挿し木で増やすことができる。", "type": "parts" }, { "title": "モクマオウ", "description": "樹高10〜20m。耐乾・耐塩性に優れる。比較的成長が早く繁殖力が強いため、生育がより厳しい海岸付近の区域への植樹を推奨する。", "type": "parts" }, { "title": "フクギ", "description": "樹高10〜15m。耐暑・耐風・耐塩性に優れる。他の木々と比べると成長が遅く乾燥にも強くないが、強い耐炎性があるため、可能であれば都市部付近の植樹を推奨する。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "推奨する木以外の自生種について", "description": "計画段階で推奨する木はいずれも生育環境を考慮して選ばれているが、より適した自生種がある場合はそちらを優先するものとする。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": true }, { "title": "防風柵", "description": "基本は灌木と中〜高木の複層林による防風・防砂を目指すものとするが、地形的な要因で林幅が取れないなど、防風林の効果が不足する場合は部分的に防風柵を設け、これを補う。\n", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "レンジャー連邦東部", "type": "group", "children": [ { "title": "レンジャー連邦東部概要", "description": "レンジャー連邦東部に位置し、重工業・軽工業が盛んな地域で、オアシスを囲む様に各種工場が整然と立ち並んでいる。他に民間の飛行場、警察署、海軍基地の軍港、空軍基地の飛行場もここにあり、空を見上げれば様々な航空機を見る事ができる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "レンジャー連邦の都市基本環境", "type": "group", "children": [ { "title": "段階的開発", "description": "何事も完成形を最初から用意出来る訳ではない。中には次の段階に進むため、まずは仮の状態を用意する必要さえある。そのような状況において、次の発展を見越した上で、今の力量に見合った状態を作り上げていくことが、最終的には完成形へと近づく早道になる。", "type": "parts" }, { "title": "集落の形成経緯", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の政治", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の統治", "description": "集団に対し、現実的に妥当と思われる選択肢を取りまとめ、合議、慣習、教義、個人の裁量などの判断基準に照らし合わせたのち、総合的に優劣をつけて決断、実行に移すよう命令を与えること。集団に属する人員にとって、決断には正当性が、命令には強制性が、それぞれ自分が従うに相当する一定量以上備わっているという共通認識の下、執行される。", "type": "parts" }, { "title": "集落の外交", "description": "異なる集団に対し、交渉によって妥協点を見出すべく利害の調整を行うこと。手段や期間は限定されておらず、目的に対し、より小さな力で済むと判断した方法を採る。それは、集団が持つ強制力による、圧力の掛け合いや衝突といった大きなバランスの安定に加え、個人間の話し合いや集団間の協定、手紙の往還、構成員同士の交流や駐在といった普段からの工夫をむしろ主とする。", "type": "parts" }, { "title": "集落の参加条件", "description": "集団に帰属することで得られるリターンの代償として、労働力および労働成果物を、利益の再分配前提で供出する必要がある。ただし、将来的に期待出来るか、あるいは過去に供出を行ったものとみなし、乳幼児、傷病者、高齢者は無条件に参加できるものとする。\n", "type": "parts" }, { "title": "集落の情報管理", "description": "集落に関する記録情報は、団体を構成する人員の増加や組織の複雑化、存続期間の長期化に伴い、複雑かつ膨大になることを見越し、あらかじめ管理体制を取る必要がある。情報の所在を確定した上で、適宜、形式の統一と更新、保存対象と期間の見直し、場合によっては媒体を移す、情報量を圧縮するといった工程を踏むことで、管理体制は維持される。情報が溢れて管理が難しくなった場合、確実な形での破棄か封印、より優れた管理先への委託を選択することになる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "集落の公的記録作成", "description": "現在進行形での利用か、将来的な開示・閲覧を含めた再利用を目的に行う。その形式は、口伝、筆記の他、伝統芸能の一部に取り込んでの保存など、文化に依った幅を持ちうる。作成の対象は、戸籍履歴、産業関連情報といった、集落の利害や存続に関わる基本情報に、構成員間や外部団体との交渉の記録、災害にまつわる実体験を含めた重要な警句など、公的記録として扱われるのにふさわしいと判断されたものとなる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "集落の安全保障", "description": "集団の構成員、およびその所有物・所有権・生産技術といった構成員の諸利益に対し、庇護を与えることで、統治者は統治権を許容・承認される。このため、動植物や自然災害、悪意の有無を問わない集団内外からの脅威や事故などに対し、即応するか、予め備え、鎮圧してみせる必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "集落の社会福祉", "description": "集団所属者に対し、食料供与や施設利用、行事への参加といった最低限度の権利を保証すること。居住権を認めたり、教育を与えるのも含まれる。主には長期的見地に立って行われており、人心という不安定で衝動的なものが激しく動かないよう、配慮している。その主目的は、構成員をなるべく多く、そして長く生かしつつ、掛けたコストよりも大きなリターンを集団全体で得るというサイクルの確立にある。", "type": "parts" }, { "title": "集落の経済活動", "description": "集団所属者が富を生産するにあたり、自由裁量に任せるか、あるいは計画的に指示を出して統治するかを選び、そこで起こる葛藤や諸問題と集団全員が都度向き合いながらも軌道修正を繰り返すことで、生産力の向上を目指していくこと。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "集落形態の選択肢", "type": "group", "children": [ { "title": "塊村", "description": "水源付近、または交通の要所のように様々な需要の見込める地点に、自然の地形に沿って、めいめいが家屋を建てて形成される、村落の一形態。", "type": "parts" }, { "title": "路村", "description": "道路に対する目的を持たず、ただ道路や線的な地形に沿って形成される、村落の一形態。第一次産業のように、産出する価値を宅地とは別の箇所に持つ場合、選ばれやすい。", "type": "parts" }, { "title": "街村", "description": "交通量の多い、街と街との間に通された街路に沿って、商業的な需要を見込んだ上で形成される、村落の一形態。発展しやすいが、街路への依存度が高いため、住民や行政側が街村を廃れさせないようにするためには、人と物の流れの変化によく留意する必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "円村", "description": "広場や、村落の中心機能を持った施設から、放射状に家屋が円を形成する、村落の一形態。中心を据えてから形成されるか、中心に従って形成し直すため、計画性が強い。中心を守るのに向いており、守られるに値するものを必要に応じて中心に集める習慣が共有されているか、既に中心に重要なものが存在している場合も、この形態を取る。中心となる空間を全員が機能的に共用できる形態でもあるため、中心は発展のための拡張空間としても機能する。また、外郭部は、外部への防御と拡張を切り替えつつ、拡大・縮小可能。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "散居村", "description": "家屋が広い地域に点在する状態。選択的に安全性の高い立地を宅地としつつ、周辺にある広大な空間も確保できる、村落の一形態。開拓に向いているが、防御に弱く、悪意のある他人や自然、動物に対する自衛手段が発達しているか、治安の安定した環境下で形成することが望ましい。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "集落の立地条件", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の水回り", "type": "group", "children": [ { "title": "水資源", "description": "湧き水・河川・湖といった、恒常的に人が生活するだけの水量を取得可能な淡水。生活圏内にある、利用可能な状態のものを包括して指す。", "type": "parts" }, { "title": "自然堤防", "description": "河川下流部に、氾濫によってもたらされた土砂が長い時間をかけて堆積して出来た、両岸の微高地。文字通り、自然の堤防として水難から後背地を守ったり、上に居住地を設けることも出来る他、水はけがよく、畑にも利用しやすい。", "type": "parts" }, { "title": "水道", "description": "水を供給する設備。技術の発達度合いに応じて、逆流防止・消毒といった高度な管理を施す飲料用水の上水道や、上水道とは交じり合わないように配管された、雨水・汚水を集めて処理する下水道に発達していく。", "type": "parts" }, { "title": "用水路", "description": "飲料用水・汚水以外の、様々な生産活動や経済活動に用いる水を供給するために、水源から水を引くべく建設される、人工的な水路。技術の発達に応じて、利水だけでなく、治水も兼ねて用いられるようになる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "集落の資源産出環境", "type": "group", "children": [ { "title": "資源産出力", "description": "農水産資源を育む力が、どれだけ土壌・海洋・河川に備わっているかの度合い。また、鉱物資源が、どの程度の質で、どれだけ埋蔵されているかの度合いでもある。鉱物資源は有限なため採掘し尽くせば量は回復しないが、技術の発展に応じて用途や採集手段の幅が広がり、利用できる種類も増えるため、実質的に増えることもある。一方、生物資源は、生態系を維持さえすれば再生産される。しかし、気候に大きく左右されやすく、また、生態系の破壊や乱獲による連鎖的な消滅の危険性もある。人の活動によって左右されるため、自然との調和を保つべく、管理することでの維持が必要。", "type": "parts" }, { "title": "文化熟成度", "description": "文化を、未来や周辺地域に及ぼす影響力を持った、資源とみなした時の影響力の度合い。転じて、集落の存在する地域が、既存の周辺文化にどれだけ影響されるかを測る度合い。\n文化とは、人のあらゆる活動の、形式そのものを指しており、また、人のあらゆる活動に付随して伝播するため、混じりあっては確立し、を絶え間なく繰り返している。\n文化が衰退するということは、人の活動が衰退しているという意味であり、その逆もまた然り。このため、集落は、自らの持つ文化を発展させるべく、様々な活動を、学問化・芸術化・事業化の対象に選んで育てていく。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "集落の食糧確保", "type": "group", "children": [ { "title": "第一次産業活動", "description": "農耕、採集、狩猟、漁業といった、その土地々々に適した方法で自然から富を得る産業種。自らは利用しない資源でも、交易によって必要なものへと交換できるため、文化交流や技術の発達の度合いに応じ、産出対象が拡大することもある。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "集落の交通", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の交通ルート", "type": "group", "children": [ { "title": "水運", "type": "group", "children": [ { "title": "船舶輸送", "description": "河川や湖、海といった水上を、用途別に仕立てた船舶によって往来し、人員や貨物を運ぶこと。水に重さを支えてもらい、風や水の流れを利用して運ぶため、速度は出にくいが、大量の輸送に向いている。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "道路", "type": "group", "children": [ { "title": "道の整備", "type": "group", "children": [ { "title": "道の巡回警備", "description": "決められたルートを辿り、道に不審なものがないか、道の機能に障害が起きていないか、道や、道の上での事故が発生していないかなどを見て回る、日常業務。移動手段や装備、人数や警戒態勢といったノウハウは、その道が置かれた環境に応じて異なってくる。", "type": "parts" }, { "title": "道の要所監視", "description": "道が交差していていさかいが起きやすい、異なる管理団体との境界に面している、防衛上の要所である、難所だなどといった、人を定常的に付けておいた方がよい条件を持つ地点に、拠点を設ける、立ち番をするなどして、それぞれに与えられた役割を果たす業務。", "type": "parts" }, { "title": "道の拡張接続", "description": "利用者が増えるか、増やす予定がある場合、または新規に移動ルートを作りたい場合、道幅を拡大するか、目的の方向へと延伸する工程。必ずしも直線的には行わず、物理的・社会的な障害物を回避したり、迂回路を足したりと、部分的にでもよいので段階的に進めて、着々と道筋を均していく。", "type": "parts" }, { "title": "道の保守防護", "description": "利用し続けるうちに生じる破損や災害から、道を守り、修復する工程。対策を講じる過程で舗装を行ったり、更新したり、あるいは壁を設ける、定期的な修復や万が一に備えての専用拠点を設けるなど、利用の頻度と技術力に応じて対応の重さが異なってくる。", "type": "parts" } ], "expanded": true }, { "title": "道の高機能化予定", "type": "group", "children": [ { "title": "計画道路", "type": "group", "children": [ { "title": "道路の種類分け", "description": "行政権を持つもの、または利用者たちが、用途に応じ、道路の規格、および利用法を定める行為。歩行や小規模の車両交通をしか前提としていない宅地用の街路と、街から街、あるいは区画から区画を結ぶ、大量の交通を前提とした幹線道路とでは、道の幅、材質、手入れの頻度など、様々な違いが出る。こうした差異を踏まえた上で、都度、必要に応じて再定義を行いながら、道路の種類分けは行われる。", "type": "parts" }, { "title": "都市計画図", "description": "行政区ごとに存在する、管轄域内の都市計画を表した地図。必ずしも一枚に全計画を収める必要はなく、都市に求められる機能が多面化するに従って、都度、カテゴリの整理を行い、カテゴリごとに作ることも出来る。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "交通手段の環境整備", "type": "group", "children": [ { "title": "駅舎", "description": "輸送車両には、材質や技術に違いはあれど、整備するための設備と、稼働させるための動力源の確保・供給が必要である。そのための中継地点としての駅舎や、必要資材の安定的供給体制を取ることで、より快適で安全な交通網が維持できるようになる。", "type": "parts" }, { "title": "動物による輸送という選択肢の用意", "description": "現地技術の発展度によっても利用量は異なるものの、自動車両がないか、手に入れるのが困難である、あるいは自動車両の通行困難な地形を踏破したり、自動車両の通行に適した環境を整えるのにコストとリターンが見合わない場合、大型動物を利用しての、人・物の輸送は選択され続ける。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "生活態度", "type": "group", "children": [ { "title": "水への敬意", "description": "海と砂漠に囲まれた過酷な環境下で、水こそは愛を育む命として、その源であるオアシスを普段の生活の中でも尊んでいる。成文化されている範囲はもちろん、生活習慣の中でも保護し、みだりに濫用したり、汚すものに厳しい目を向けるといった具合である。個人はもちろん、国家的にもあらゆる活動の基本となるため、水の独占による権益化はタブーとみなす。", "type": "parts" }, { "title": "水周りの関係者への賛辞の習慣", "description": "水周りに制約を掛けるだけでは、守られないものがある。それは関係者の心である。そのため、公正明大に水周りを扱うほどに、より大きな賛辞と、水に向けるのと同様の敬意を贈るよう、習慣を築き上げる。技術、知識、拘束時間、労働量といった、他の職業同様の基準に照らし合わせて出される正当な報酬に、上乗せするのは、権益ではなく名誉という訳である。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "オアシス公園", "description": "Default Root", "type": "group", "validation": {}, "children": [ { "title": "オアシス", "description": "乾燥地帯に点在する水源。地下水が湧いた泉性のものや、人工的に掘削した井戸を基礎としたもの、河川や雪解け水を水源とするものがある。生活に利用できる淡水のみならず、蒸発効果によって、近隣に涼をもたらしている。", "type": "parts" }, { "title": "公園", "description": "一定以上の面積比率で自然環境を保護・再現する野外公共施設。その構成は利用者の憩いを目的とし、設立テーマに沿った様々の設備を持つ。特に、都市計画に組み込まれて開発した場合、定められた人口比ごとの配置と、それに対応する規模での、貯水池、避難所等の災害対策機能を持つ。この際、定期清掃と管理人の常駐する管理所、設備更新などの、法的な背景を持った公的な補助に基づく適正な維持が管理団体には義務付けられる。この部品の使用は、公園施設の設置を意味する。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "都市公園法", "description": "公園の、「1.不正利用の取締」「2.用地転用からの保護」を目的とした法律。主には「A.みだりに廃止することの禁止」「B.設置施設の種類制限」「C.専有条件の厳格化」を定めている。経済的/政治的な状況によって、「一、大規模国立公園の解禁」「二、私企業による設立・管理権の解禁」といった緩和を検討・実施する余地を持ち、その改正が行える。この部品の使用は、都市および公園に対する、この法の適用を意味する。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "公園の適正規模", "description": "面積別に、公園の包括可能な機能を定めて分ける法的概念。公園の縮小・廃止や、拡張の根拠、または、既にある設備(および設置計画)に対して、公園の設置テーマにそぐわないか、地域の気候や周辺環境に悪影響を及ぼすとして却下する根拠ともなる。逆に、気候や周辺環境が住人たちにとって悪影響をおよぼす場合、その緩和を目的とし、必要十分な面積を取って公園を設置する根拠ともなる。この部品の使用は、都市および公園に対する、この法的概念の使用を意味する。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "売店", "description": "施設の一角を小さく占める小売店。施設が固定型か移動型かを問わず導入可能で、施設本体にはない商業機能を、補う形で追加する。例としては、どこにでも需要のある軽食料品・飲料水から始まって、施設と関連した必需品や、あると嬉しい商品などである。職員のための福利厚生が目的の場合、市価よりも少しだけ安い値段設定になることも多い。", "type": "parts" }, { "title": "土産物屋", "description": "地元で生産・加工する、食料品・伝統工芸品・工業製品など、地域性を前面に押し立てた商品を取り扱う店舗、または業種。それらの商品を作る工程の一部を体験するイベントも商品化している。多くの場合は、業種・チェーンといった区切りを越えて連携することで、リピート率・集客力を高めている。", "type": "parts" }, { "title": "ツアー", "description": "開催型イベント。予定した主旨に沿って、巡る地点や行うイベントを計画し、実施する、参加者に非日常的な体験を与えるための移動。", "type": "parts" }, { "title": "名勝地", "description": "付加価値の高い土地、および土地に含まれる建物のこと。地形や生態系が自然環境として稀有であったり、美観に優れているケースの他、歴史的・学術的に重要な役割を果たした場合も当てはまる。観光や教育を目的として開放する一方で、保護のために法的な根拠や予算を与えられていることが多い。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "各種用水", "type": "group", "children": [ { "title": "オアシス", "description": "乾燥地帯に点在する水源。地下水が湧いた泉性のものや、人工的に掘削した井戸を基礎としたもの、河川や雪解け水を水源とするものがある。生活に利用できる淡水のみならず、蒸発効果によって、近隣に涼をもたらしている。", "type": "parts" }, { "title": "カナート", "description": "地下用水路の一種。砂漠における砂丘は一つの山に匹敵する大きさを持つことがある。この砂丘の山麓に井戸を掘り、そこから横穴を伸ばして引いたもの。途中に工事用の縦穴を設け、保守・通風用としている。地表を避けて水を通し、蒸発をなるべく防いでいるが、地表を通す箇所は無駄のない活用のためにオアシス化する。", "type": "parts" }, { "title": "水の再資源化", "description": "貴重な水が安全に使い回せるように、排水を回収後、ろ過や消毒といった工程を経て、用途別に定めた基準水質まで回復させて供給し直すこと。技術の発展により化学的な工程も含めうる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "教育環境", "type": "group", "children": [ { "title": "教育の段階化", "description": "教育を次の四段階に分けて実施する基本的な考え方。\nまず、身体能力・知的能力・感性といった、基礎的な要素の発達を促す幼児教育。\n次に、学習環境と習慣の構築、学習方法の習得、それらのために必要な能力獲得とを目的とした初等教育。\n時代によって水準は異なるが、平均能力水準を目指して広い学習分野にまたがって行われる中等教育。\nそして最後に、実際的な職能や、学問的な先端に到達するため、専門分野に絞って取り組む高等教育。", "type": "parts" }, { "title": "教育の軌道修正", "description": "能力に関しては、試験制度の導入や、各教育段階に教育内容の重複部分を設けることで、本来あるべき段階からずれた位置にいるものの軌道修正を行える。能力以外の問題は、広範に渡るため、基本的には専門家を紹介した上で問題の切り分けと分担を行う。一人がすべてを背負うよりも、多くの人間が関わって、楽にしてあげるための手を増やした方がよい。\nただし、愛にまつわる問題に関してだけは、その逆もある。他の誰も補うことの出来ない愛の欠けた形を、どうやって埋めるかは、まったく個別的な事例になるからである。", "type": "parts" }, { "title": "地域教育", "description": "家庭、または家庭が属する周辺地域の交流関係の中で、共同で子供の面倒を見ながら勉強も教えること。教養と社会性とが身につく他に、地域の結びつきを強めるという副次効果もある。", "type": "parts" }, { "title": "私塾", "description": "専従の教育者を迎えて行う教育事業。塾ごとに学習内容には違いがある。それは、提供する環境や教育の違いだけでなく、最終的には在籍する人の違いに集約されていく。どんな教育も、人から与えられ、人と一緒に行って、人と結びついた形で学習されるからである。その経験にはかけがえがない。", "type": "parts" }, { "title": "大学", "type": "group", "children": [ { "title": "教学組織", "description": "学部・学科・専攻および付属研究機関までを包括した組織構造。各大学の特色に沿った構成となる。時代に応じて新しい学問分野が見出されたり、あるいは再編の必要が出てきた場合に見直しを図り、緩やかに変化していく。", "type": "parts" }, { "title": "事務組織", "description": "大学機関を運営するために必要な部署を揃えた組織構造。人が働いている以上は不可欠な、総務・経理・人事の他に、各学部や学生の対応を行う部署であったり、大学が保有する財産の管理を行う部署も含まれる。", "type": "parts" }, { "title": "図書館施設", "description": "大学のために収蔵された図書資料、および博物の類を管理している、建物ならびに設備。紙や博物の種類に応じて、湿度・温度・光量の調節が必要となるため、特殊なものほど保存性>閲覧性という形で整理される。これは、歴史的産物を収集し、後代に伝えることを主眼とした時、従うべき作法があるという学びの提供ともなっている。", "type": "parts" }, { "title": "校舎", "description": "建物のみを指す狭義の校舎ではなく、「学び舎」として、学習の場そのものを指す。各種の用途別に分けられた教室や、運動場、研究室、講堂、また課外活動を行うための学生棟までが包括されている訳である。", "type": "parts" }, { "title": "キャンパス", "description": "大学の敷地全体を指すが、転じて、そこに広がっている、大学全体を通底する雰囲気までを含める。どれだけ様々なテーマに沿った優れた意匠を感じさせる外観や配置が出来たとしても、キャンパスを成立させるのは、教師と学生が持つ活力であり、大学を中心として行われている学問的探求と、そこにまつわる生活の気配なのである。", "type": "parts" }, { "title": "学生食堂", "description": "生活の中心、その一つである食を支える設備。規模によっては大学に複数存在する。周辺の住民も日常の一部として利用できたり、あるいは名所として観光者が立ち寄ることもある。安く、栄養バランスを取っており、余裕の許す限り、メニューのバリエーションにも工夫をこらせる。", "type": "parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "公衆衛生", "type": "group", "children": [ { "title": "公衆浴場", "description": "入湯により身体機能を活性化し、湯水を用いて身体の清潔さを定期的に維持するため、一定の料金設定で入浴を可能とするよう、行政と連携して運営される施設。入浴に関する規定は文化によって異なるが、みだりに風紀を乱さないことで概ね共通する。", "type": "parts" }, { "title": "衛生習慣の普及", "description": "文化や教育の程度によって表現や言い回しに工夫しつつ、感染症にならないための生活習慣を広めること。特に、学問的な実証の裏付けが取れた優れた生活習慣は、社会的な約束事として広まるよう、道徳として伝えたり、実利を説いたり、感性に訴えかけたりと、複数の方面から働きかけて実現を進めていく。不衛生による感染症は人から人へと広まるため、手間が掛かっても最終的にはメリットがあるのだと、長期的な視野を持たせるまで至れば成功。", "type": "parts" }, { "title": "手の清潔の重要性", "description": "なるべく幼児の頃から、手を綺麗にしてから食べる習慣を身に着けさせる。手で飲食物を口へと運び、その口から体内に入る時、食べ物自体ではなく、手についていたものが原因で病気になることが多いからである。", "type": "parts" }, { "title": "排泄物の管理", "description": "排泄物を雑に扱うと、手や体につきやすく、飲食の時に自分や他人の口に入るため、みだりに撒き散らさないこと、触れないこと、触れた後は身奇麗にすることを習慣づける。また、排泄物自体の行き場も定める。", "type": "parts" }, { "title": "飲料水の濾過・消毒知識", "description": "口にする水は、煮沸による消毒の重要性と、細かくした炭・小石・布を用いてかなりの毒物が濾過出来ることを実証してみせ、理屈だけではなく「おいしい」といった体験でも知識の定着を図る。", "type": "parts" }, { "title": "食料の衛生管理", "description": "布などで見かけの汚れを取るだけでなく、濾過・消毒した水によって、食物に付着している汚れを念入りに、そしてなるべく早く取り、その状態を維持することの周知と徹底。", "type": "parts" }, { "title": "労働衛生", "description": "労働環境によっては従事者の健康に害が出ることがあり、それも短期的にだけでなく、長期的に影響の出ることもあるという旨を、学問として確定し、労働環境に配慮した方が最終的に使役者へのリターンもより大きくなるという現実を周知していくことで、実現していく。労働環境と健康被害には様々な組み合わせがあるため、細かいが地道な情報の蓄積が必要。", "type": "parts" }, { "title": "精神衛生", "description": "人間の心は負担が掛かれば掛かるほど痛み、時として壊れてしまうため、自他ともに負担が掛かっていないかを気をつけ合い、負担の掛かるような環境を互いに協力して改善していくことが重要である。問題自体の解決が難しい場合、代償となる行動で心のバランスを取っていくか、普段から負担が軽くなるような習慣を持つことを推奨しておく。それは運動による生理学的な解決であったり、問題から意識を離して没頭出来るような何かを探したり、他人から認められることであったり、自己否定だけをするような発言を避け、自分を認める発言を自分から発していくといった工夫である。問題を自分の中で再生産せず、問題から距離を取り、問題を相対的に小さくするか、なくしてしまう工夫である。", "type": "parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "工場地帯", "type": "group", "children": [ { "title": "軽工業", "description": "主として消費財を生産する工業。繊維・食品・製紙工業など。生産設備に要する資本が少なく、また人間が直接に消費するものを生産する分野が多い。", "type": "parts" }, { "title": "重工業", "description": "大規模な生産設備を擁し、主として重量の大きな生産財・資本財・耐久消費財を生産する工業。鉄鋼業・非鉄金属工業・化学工業・機械製造業などを指す。またレンジャー連邦では航空業が盛んな事もあり、関係部品の製造工場も多い。", "type": "parts" }, { "title": "売店", "description": "施設の一角を小さく占める小売店。施設が固定型か移動型かを問わず導入可能で、施設本体にはない商業機能を、補う形で追加する。例としては、どこにでも需要のある軽食料品・飲料水から始まって、施設と関連した必需品や、あると嬉しい商品などである。職員のための福利厚生が目的の場合、市価よりも少しだけ安い値段設定になることも多い。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "レンジャー連邦飛行場", "type": "group", "children": [ { "title": "民間飛行場", "description": "滑走路をはじめとする離着陸の滑走や離陸後の上昇、着陸進入のために必要な広さ、そのための設備を備えるほか、航空機の整備、点検、修理のための工場建物、その他必要とする施設が設けられている。また、各民間航空会社のオフィスやチケット売り場、搭乗口、免税店、飲食店、土産物店などの施設も併設されている。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "民間航空会社", "description": "HoneyMoon Airways(蜜月航空) 、MilkyWay(ミルキーウェイ航空) 、Sky Heart Works(空心航空) 、Horus Air Line(ホルス航空) 、Kitty Skybridge(子猫航空) 、があり、各社客層の住み分けを行いながら、飛行場にて就航している。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "レンジャー連邦警察署", "type": "group", "children": [ { "title": "警察署", "description": "各地域を管轄するものとして設置され、各交番への指揮、地域住民の生活に密着した警察事務の執行にあたる警察機関。警察署長は、警視総監、警察本部長、方面本部長または市警察部長の指揮監督をうけ、その管轄区域内における警察事務を処理し、所属の警察職員を指揮監督する。署長には警視または警視正がなる。", "type": "parts" }, { "title": "警察の業務", "description": "地域に密着し、市民の安全を守っている。110番の対応からパトロール、交通整理、道案内、職務質問、任意同行、イベント時の警護など、さまざまな仕事をこなしている。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "レンジャー連邦海軍基地", "type": "group", "children": [ { "title": "海軍軍港", "description": "海軍作戦の根拠地で、艦隊がここから進攻し、かつ終始人員と軍需品の供給・修理が可能な能力を備えた港。イベントの時に一般公開する事もあるが、基本的に一般人は立ち入り禁止区域である。", "type": "parts" }, { "title": "海軍の業務", "description": "潜水艦、護衛艦、空母、 航空機を所有し、自国の領海などの警備に表される海上の治安維持を行い、具体的な活動としては密輸の防止や海洋法規の施行、沿岸における海難事故などの救難活動などを行っている。", "type": "parts" }, { "title": "売店", "description": "施設の一角を小さく占める小売店。施設が固定型か移動型かを問わず導入可能で、施設本体にはない商業機能を、補う形で追加する。例としては、どこにでも需要のある軽食料品・飲料水から始まって、施設と関連した必需品や、あると嬉しい商品などである。職員のための福利厚生が目的の場合、市価よりも少しだけ安い値段設定になることも多い。", "type": "parts" }, { "title": "軍の一般的部隊", "type": "group", "children": [ { "title": "隊長", "type": "group", "children": [ { "title": "部隊の最上位権限", "description": "部隊内では最上位となる序列に位置づけられている。部隊を包括する上位組織や上官がいる場合、権限は委任されているだけである。", "type": "parts" }, { "title": "隊員の命を預かる責任と覚悟", "description": "戦闘を前提とした部隊において、上位者として権限を持つというのは、その職位にある限り、隊員の面倒を見るという自覚と義務とを身に着けているものとされる。\n", "type": "parts" }, { "title": "正規の士官教育", "description": "素養ありとして選抜された者が、軍という歴史の蓄積深い組織内に、専門に用意された正規の教育機関にて、高度な専門知識、上位者としての振る舞い方を修めた証、それが士官というクラスである。", "type": "parts" }, { "title": "隊長室", "description": "隊長に与えられた職務用の個室、または区切られた空間。隊長が常駐している場所、一箇所のみを指す。隊長が必要とする機密性の高い物品・情報を管理する目的の他、隊員とは心理的にも物理的にも一線を画するためにある。", "type": "parts" }, { "title": "副官", "description": "組織内の総責任者が行う管理・運営業務の一部を、当人、もしくはさらなる上位者から、職掌範囲を指定された上で、委任を請け、代行する役職。委任中も最終決定権は上位者が保持する。", "type": "parts" }, { "title": "秘書", "description": "職務が多岐にわたる、または膨大にある人間が、自らの補佐として立てる役職。スケジュール管理を始めとする総務全般を任される。これによって、委任した側は専門性のより高い職務に集中することが出来るようになる。", "type": "parts" }, { "title": "部隊の監督", "description": "部隊の存続目的が滞りなく果たされるよう、各部署、関係外部、および構成員の、業務上必要な情報を得て、調整する、継続的な日常行動。", "type": "parts" }, { "title": "事務の決済", "description": "組織内の手続きが、内規や契約に沿って正常に行われたことを確認し、自らの責任でもって承認する行動。その職務に就いている限り、継続的に行うものであって、一回一回の決済を包括した、日常業務を指している。", "type": "parts" }, { "title": "陳情の判断", "description": "組織内の下位者が状況の改善を求めて挙げてきた報告に対し、どのように対応するかを決定し、通達する。日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "施設の維持責任", "description": "部隊が十分な機能を果たせるよう、拠点としている間は、施設を維持する責任がある。借用しているのであれば、円滑な関係のまま契約を終了出来るようにするのが社会的道義である。また、所有しているとしても、破棄の必要性がない限りは、施設の再利用を前提に、出来るだけ機能保全を行う方が望ましい。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "運営スタッフ", "type": "group", "children": [ { "title": "作戦参謀", "type": "group", "children": [ { "title": "参謀室", "description": "参謀詰め所。個室、または区切られた空間で出来ている。状況を判断するために揃えられた資料が、保管・参照しやすい環境に置かれている。ここを共有して参謀たちは協議を進める。", "type": "parts" }, { "title": "現有戦力のデータ", "description": "自分たちが確認している限りの、現在持っている自軍側の戦力の一覧、および、それらに対して下された評価の付随している資料。元となる情報を集め、吟味し、参謀が責任を持ってそれらを評価し、作成している。所有する情報を一元的にまとめた総覧として編纂されたものであり、情報全体を包括的に指している。", "type": "parts" }, { "title": "部隊運用案の検討", "description": "戦力単位としての部隊を、想定される戦場において、戦術的勝利、または戦略的勝利に貢献するためには、どのように運用するべきかの検討。普段からの絶え間ざる彼我の戦力情報の更新と、戦術研究に基づいた、日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "戦史研究", "description": "過去の戦闘記録、ないし戦闘の回顧録、研究記録など、既に集結した戦闘に対する研究目的で編纂された資料群を元に、得るべき教訓、一般化出来る法則性、参考となる状況別の対応などを熟知する目的で行われる日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "指揮官への作戦提案", "description": "作戦の意図、必要な装備や日数・人員などの運用規模をまとめ、直接の上長たる指揮官へと提案する行動。不必要に繰り返しても、指揮官の時間を食い潰し、提案者側の発言力低下を招くため、吟味した上で、あくまで指揮官が取りうる選択肢として提示する必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "戦況分析", "description": "戦闘状況下に置かれている彼我の諸情報を、集め、その真偽を検討し、推量と決断を重ねながら、行動指針の元となる情報を積み上げていく行動。一連の戦闘状況が収束するまでは続ける必要があるため、切れ目のない、単一の継続的行動として扱われる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "通信係", "type": "group", "children": [ { "title": "通信室", "description": "情報通信を担当する者たちが詰める部屋。または、その目的で区切られた空間。電子情報から音声通信、紙資料まで、情報の媒体を問わず、「リアルタイムで情報を整理し、交換する最前線」として機能する。人間には扱える情報量に限界があるため、ただ積み上げていけばよい、伝わればよいという訳ではない。都度、整理し、より伝わりやすいように明確化するために共有される作業空間である。", "type": "parts" }, { "title": "大型通信機器", "description": "通信をクリアに送受信するための専門装備一式。大きさは、出力向上と暗号化通信に対応した結果である。もちろん使用者がつきっきりで扱う必要があるので、数を並べておいて威力の発揮されるコレクションなどではない。", "type": "parts" }, { "title": "ヘッドセット", "description": "通信を主目的とした、耳と口元とでワンセットとなる電子装備。音声の送受信をクリアにする機能がある。通信先設定は、連動させている通信機器側で切り替えればよいだけなので、複数つけても効果が上がらず、頭と耳が痛くなるだけである。", "type": "parts" }, { "title": "明瞭な発声", "description": "音声コミュニケーションに際して、常時効果の発動する、効率アップ能力。維持するためには普段からのケアが欠かせない。", "type": "parts" }, { "title": "暗号無線通信技術", "description": "通信機器に実装された暗号化プログラム群、および、プログラム群を扱うための技能のこと。同じ現場内に技能所有者が大量にいたとしても、扱う者を限定して、情報漏洩の可能性を下げることの方が重要となる。暗号は、解析手段を知ってさえいれば無効化出来るからだ。", "type": "parts" }, { "title": "リアルタイムオペレート", "description": "作戦行動を実行中の者たちに対して、随時指示を行い、報告を受け、指揮者に確認を取り、判断を通達する行動。一連の状況が収束するまでは、人員の交代や休憩等を挟んで、切れ目なく継続的に扱われる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "医療係", "type": "group", "children": [ { "title": "医務室", "description": "治療を施すための衛生的な個室、または空間。複数人の患者を横たえるスペースが用意されている。医療従事者はここに詰めている。", "type": "parts" }, { "title": "医学書", "description": "医療行為のために参照する専門書群。冊数によらず、ひとまとめの情報源として扱う。少なすぎたり、信憑性の低い本がまぎれていると、有効性が損なわれる。ただし、その場合は専門知識を持つ者が対象を破棄することで有効性を回復出来る。\n", "type": "parts" }, { "title": "医療機器", "description": "診療用の聴診器や、包帯や消毒薬を始めとする外傷手当用品、内服薬まで、ひとまとめで扱われる。また、衛生管理を行き届かせるための正しい手順で、常に保存・メンテナンスを行う必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員への衛生指導", "description": "衛生知識を持った指導員による、うがい、手洗いから傷口の消毒、衣類の扱い方、調理場や食材、食器類の管理など、日常の様々な衛生管理を包括した、日常的なチェックおよび教育。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員への治療行為", "description": "医療知識を持った専業従事者が行う。体調の異常を訴えるか、明らかな異常の認められる部隊員が対象。問診から始まって予後までを確かめる、一連の日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員へのカウンセリング", "description": "心理的な問題に関するカウンセリング。定期実施に加え、異常を訴えるか、他の部隊員から異常が認められると報告の挙がった部隊員を対象として実施するイベント。問題を必ずしも完全に解消する必要はなく、心理的に問題の原因と共存できるように折り合いがつくまで少しずつ時間を掛けて進めていく。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員への定期検診", "description": "病気や未病状態の早期発見を目的とした継続的なイベント。全員を同時に行うには部隊のスケジュールを調整する必要があるため、厳密な日程間隔の元には行わず、定められた日程のうち、どこかを指定して受ければよい。また、部隊の規模と医療の専業従事者の数によっては、検診内容の詳細度を上下させて無理なく実施する。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "整備係", "type": "group", "children": [ { "title": "整備係詰め所", "description": "機械類のメンテナンスを行う整備士たちのための部屋。または、区切られた空間。注意事項の掲示や、進捗状況の確認が可能な一覧など、職務上必要なものが、機密度に応じた管理体制で置かれている。", "type": "parts" }, { "title": "整備ハンガー", "description": "運用している機械類を、分解・組み立てするための大型機材や広いスペースが確保されている区域。工場であったり、移動式設備であったり、即応で展開された仮設備だったりする。大小様々の機械類を受け入れるために組み立てられた環境なので、空間を細かく分割するほどに、機能性が加速度的に損なわれる。\n", "type": "parts" }, { "title": "整備キット", "description": "整備員がワンセットずつ持っている整備工具類。増やしても、工具がどこにあるか、とっ散らかりやすくなるので意味は薄い。", "type": "parts" }, { "title": "兵器類の使用後メンテ", "description": "整備士が行う。安全性を一度確認出来たら、以降は連続で実施しても無駄な仕事が増えるだけである。きちんとした仕事は、手離れがよいということだ。", "type": "parts" }, { "title": "歩兵装備の使用後メンテ", "description": "使用者が行い、手に負えない故障や破損は整備士が行う。なお、自分でも使っている装備に異常がないか、確認できる程度の知識と技術がないものは無理に実施しない。望む状態にまで復元出来れば、以後は再使用するか、規定の未使用期間が過ぎるまで確認しても意味はない。\n", "type": "parts" }, { "title": "施設の定期メンテ", "description": "一定期間ごとに、使えない物品や設備が出てきていないかチェックし、必要に応じて修理や交換を行う継続的イベント。各担当部署の者が所管をメンテするが、専門性の高い箇所、例えば機械類であれば整備士が見るし、サバイバルキット内の医療品などは医療従事者が見る。", "type": "parts" }, { "title": "歩兵装備の個人調整", "description": "用いる個人の体格や感覚に合わせてのフィッティング作業。使用しているうちにズレが生じるので、普段からマメに確認し、軽い調整を重ねることで、問題が起きる前に予防する継続的イベント。", "type": "parts" }, { "title": "兵器類の個人調整", "description": "シートなどの個人の体格とフィッティングの必要な内装や、操縦の癖に由来する機器類のフィッティング。日常的に繰り返される、継続的イベント。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "事務係", "type": "group", "children": [ { "title": "事務室", "description": "書類仕事のために設けられた、事務員のための部屋、または区切られた空間。事務用具や書類などを集中管理している場所。ファイル分けや、鍵付き保管も行う。", "type": "parts" }, { "title": "事務用具一式", "description": "事務処理のための道具類。一人ずつに支給されるか、人数に見合った数量を共有している。使う時は無駄なく、使った後は綺麗に整理整頓しましょう", "type": "parts" }, { "title": "書式テンプレートの作成", "description": "職能の一つ。書面のうち、使い回される箇所を形式化したり、記入例を設けるなどして、記入と閲覧の省力化を進められる。", "type": "parts" }, { "title": "書記活動", "description": "会議の文字起こしや、右筆としての肉筆での文書作成といった、記録が残る文書の作成に限定された、狭義の意味での書記活動。日常業務の一つ。", "type": "parts" }, { "title": "資金繰り", "description": "収入と支出を見比べて、資金不足の起こらないよう、予算や動かすタイミングに都度調整をかける日常業務。足りなくなってからでは遅いので、平素からの積み重ねによって実施する。", "type": "parts" }, { "title": "物資と経費の計上処理", "description": "実際に搬入された物資と計上した経費が一致しているかの確認工程。日常業務として、都度行われる。また、物資の必要性が疑われた場合は確認も挟む。", "type": "parts" }, { "title": "組織内手続きのとりまとめ", "description": "通達や配布といった、所管の異なる部署間をまたいで行う必要のある、全組織的な行動、または、その橋渡し。日常業務。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "補給係", "type": "group", "children": [ { "title": "物資倉庫類", "description": "物資が痛まないように、風雨を避けられ、侵入や盗難といった危害の加えられないように取り計らった施設、ないしは空間。機能させるためにはメンテや警備、物資の搬入搬出など、相応の人手を動かし続ける必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "輸送車両", "description": "大型の荷物が運べる、物資運搬用の車両。特に燃料などの専用設備が必要な運搬対象は、車両ごとに特殊な機種として存在する。", "type": "parts" }, { "title": "必要物資の確認", "description": "活動するにあたって必要な物資をリストアップする日常業務。補助的に聞き取りも行うが、基本的には決済の下りた書面を通しての提出を求め、執り行う", "type": "parts" }, { "title": "補給物資の調達", "description": "リストアップした補給物資を、既に契約済の取引先か、ないしは心当たりに連絡し、十分な報酬を支払って搬入する日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "気の利いたオマケ物資", "description": "調達要求には上がっていなかったが、あると喜ばしい物資。運搬するタイミングや場所、容量、予算などは事前に計画されているため、オマケがメインになるほど大型のものはそもそも含まれない。たまに持ってくる、個人でも調達可能な程度の消耗品の類。\n", "type": "parts" }, { "title": "兵站補給", "description": "拠点を離れ、前線へと必要物資を補給する行動、および、その能力。前線が必要とするタイミングや種類を満たすために、時として危険とリターンとをトレードオフにする、正しい判断力も求められる。", "type": "parts" }, { "title": "基地補給", "description": "拠点へと必要物資を補給する行動、および、その能力。効率的な運転ルートや、安定した調達先の確保が含まれる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "憲兵係", "type": "group", "children": [ { "title": "組織の内規資料", "description": "組織内で構成人員が守るべき内規を記載してある資料一式。組織内外における振る舞いに制限と志向性を加えるためのものであり、その限りにおいて有効。組織に入る際、予め配布し、簡便な解説をした後、自分でも必要に応じての参照を求める対象となる。間違っても紙そのものや文章自体がすごかったり偉かったりするわけではない。違法だったり脱法だったりはもってのほか。", "type": "parts" }, { "title": "部隊規律の統括", "description": "規律は命令の一種である。あらゆる物事が戦闘行為に集約されていく戦闘部隊において、命令に対する意識の緩みから、想定外の行動を取る者が出て、全体に被害をもたらすことのないよう、日夜統括する必要がある。とはいっても、厳密に取りすぎて部隊そのものが士気を喪失し、反抗的態度が潜伏化するのも本末転倒なので、隊長や各部署の責任者たちと示し合わせ、アメとムチでバランスを取りながら進めている。", "type": "parts" }, { "title": "部隊人員の監査", "description": "外部への内通者がいないか、または悪意の有無によらず機密情報や物資の漏洩・遺失がないか、目を光らせる日常業務。疑われる側は、必要性が分かっていてさえ、気分のいいものではないため、憎まれ役を買って出て、しかも耐えられる人格の持ち主である必要がある。よって、その態度は、不満が噴出しないように、人を選ばず、公正公平に厳格。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "警備係", "type": "group", "children": [ { "title": "交代制警備", "description": "人員に応じて、8時間3交代制を始めとする、集中力が持続可能で、かつ体力も保てる、現実的なシフトを組んで実施する警備体制。", "type": "parts" }, { "title": "非携行式の重火器", "description": "固定して扱うタイプの、反動の強い重火器。乗り物に固定する場合は攻撃を主目的に扱えるが、施設や特定の地形に固定する場合は迎撃用で、要所を選んで据え付けることになる。", "type": "parts" }, { "title": "歩兵装備", "description": "対個人、対集団、対装甲兵器など、状況に応じて使い分ける歩兵用装備。一人ワンセットで、状況に応じて組み合わせを変える。", "type": "parts" }, { "title": "人と物の出入りチェック", "description": "不審物、予定にない人間の通過を見咎め、正当な理由があるかを確認する行為。組織内部にまず一報を入れつつ、法的な根拠を盾に口頭での退去を求めるか、実際的な武力装備による威圧で退かせる、または、抵抗する場合、実力行使で拘束するか、退去させる目的で行う日常業務。手に負えない規模や勢力の場合は支持を仰ぎ、状況が逼迫していれば応援を呼ぶ。\n", "type": "parts" }, { "title": "施設の警備", "description": "特定の施設に対して、不審人物の侵入がないように巡回するか、見張り番となる日常業務。それまで見られなかった破損や、不審物、あるいは不審者などの異常が現れた場合、組織内部に一報を入れてから対応する。", "type": "parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "レンジャー連邦空軍基地", "type": "group", "children": [ { "title": "空軍飛行場", "description": "空軍作戦の根拠地であり、終始人員と軍需品の供給・修理が可能な能力を備えた空港。イベントの時に一般公開する事もあるが、基本的に一般人は立ち入り禁止区域である。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "バッジシステムメイン基地", "description": "バッジシステムとは、レーダーサイトからの情報をすべてコンピューターネットワークによって集積処理し、連携している各末端基地からのスクランブルによる防衛行動を前提として、領空内の飛行物体を一元的に管制・識別・邀撃誘導する、自動警戒管制組織のことである。その基地のある区域は一般人は立ち入り禁止である。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "空軍の業務", "description": "航空機・ミサイルなどにより、空中および宇宙における作戦を主任務し、航空優勢(制空権)の獲得、戦略目標や地上・海上の戦術目標の攻撃・破壊、防空などを行って、戦争目的の達成に寄与し、その力によって戦争を抑止するのが空軍の任務である。また、イベント時に曲芸飛行を披露する事もある。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "軍の一般的部隊", "type": "group", "children": [ { "title": "隊長", "type": "group", "children": [ { "title": "部隊の最上位権限", "description": "部隊内では最上位となる序列に位置づけられている。部隊を包括する上位組織や上官がいる場合、権限は委任されているだけである。", "type": "parts" }, { "title": "隊員の命を預かる責任と覚悟", "description": "戦闘を前提とした部隊において、上位者として権限を持つというのは、その職位にある限り、隊員の面倒を見るという自覚と義務とを身に着けているものとされる。\n", "type": "parts" }, { "title": "正規の士官教育", "description": "素養ありとして選抜された者が、軍という歴史の蓄積深い組織内に、専門に用意された正規の教育機関にて、高度な専門知識、上位者としての振る舞い方を修めた証、それが士官というクラスである。", "type": "parts" }, { "title": "隊長室", "description": "隊長に与えられた職務用の個室、または区切られた空間。隊長が常駐している場所、一箇所のみを指す。隊長が必要とする機密性の高い物品・情報を管理する目的の他、隊員とは心理的にも物理的にも一線を画するためにある。", "type": "parts" }, { "title": "副官", "description": "組織内の総責任者が行う管理・運営業務の一部を、当人、もしくはさらなる上位者から、職掌範囲を指定された上で、委任を請け、代行する役職。委任中も最終決定権は上位者が保持する。", "type": "parts" }, { "title": "秘書", "description": "職務が多岐にわたる、または膨大にある人間が、自らの補佐として立てる役職。スケジュール管理を始めとする総務全般を任される。これによって、委任した側は専門性のより高い職務に集中することが出来るようになる。", "type": "parts" }, { "title": "部隊の監督", "description": "部隊の存続目的が滞りなく果たされるよう、各部署、関係外部、および構成員の、業務上必要な情報を得て、調整する、継続的な日常行動。", "type": "parts" }, { "title": "事務の決済", "description": "組織内の手続きが、内規や契約に沿って正常に行われたことを確認し、自らの責任でもって承認する行動。その職務に就いている限り、継続的に行うものであって、一回一回の決済を包括した、日常業務を指している。", "type": "parts" }, { "title": "陳情の判断", "description": "組織内の下位者が状況の改善を求めて挙げてきた報告に対し、どのように対応するかを決定し、通達する。日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "施設の維持責任", "description": "部隊が十分な機能を果たせるよう、拠点としている間は、施設を維持する責任がある。借用しているのであれば、円滑な関係のまま契約を終了出来るようにするのが社会的道義である。また、所有しているとしても、破棄の必要性がない限りは、施設の再利用を前提に、出来るだけ機能保全を行う方が望ましい。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "運営スタッフ", "type": "group", "children": [ { "title": "作戦参謀", "type": "group", "children": [ { "title": "参謀室", "description": "参謀詰め所。個室、または区切られた空間で出来ている。状況を判断するために揃えられた資料が、保管・参照しやすい環境に置かれている。ここを共有して参謀たちは協議を進める。", "type": "parts" }, { "title": "現有戦力のデータ", "description": "自分たちが確認している限りの、現在持っている自軍側の戦力の一覧、および、それらに対して下された評価の付随している資料。元となる情報を集め、吟味し、参謀が責任を持ってそれらを評価し、作成している。所有する情報を一元的にまとめた総覧として編纂されたものであり、情報全体を包括的に指している。", "type": "parts" }, { "title": "部隊運用案の検討", "description": "戦力単位としての部隊を、想定される戦場において、戦術的勝利、または戦略的勝利に貢献するためには、どのように運用するべきかの検討。普段からの絶え間ざる彼我の戦力情報の更新と、戦術研究に基づいた、日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "戦史研究", "description": "過去の戦闘記録、ないし戦闘の回顧録、研究記録など、既に集結した戦闘に対する研究目的で編纂された資料群を元に、得るべき教訓、一般化出来る法則性、参考となる状況別の対応などを熟知する目的で行われる日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "指揮官への作戦提案", "description": "作戦の意図、必要な装備や日数・人員などの運用規模をまとめ、直接の上長たる指揮官へと提案する行動。不必要に繰り返しても、指揮官の時間を食い潰し、提案者側の発言力低下を招くため、吟味した上で、あくまで指揮官が取りうる選択肢として提示する必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "戦況分析", "description": "戦闘状況下に置かれている彼我の諸情報を、集め、その真偽を検討し、推量と決断を重ねながら、行動指針の元となる情報を積み上げていく行動。一連の戦闘状況が収束するまでは続ける必要があるため、切れ目のない、単一の継続的行動として扱われる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "通信係", "type": "group", "children": [ { "title": "通信室", "description": "情報通信を担当する者たちが詰める部屋。または、その目的で区切られた空間。電子情報から音声通信、紙資料まで、情報の媒体を問わず、「リアルタイムで情報を整理し、交換する最前線」として機能する。人間には扱える情報量に限界があるため、ただ積み上げていけばよい、伝わればよいという訳ではない。都度、整理し、より伝わりやすいように明確化するために共有される作業空間である。", "type": "parts" }, { "title": "大型通信機器", "description": "通信をクリアに送受信するための専門装備一式。大きさは、出力向上と暗号化通信に対応した結果である。もちろん使用者がつきっきりで扱う必要があるので、数を並べておいて威力の発揮されるコレクションなどではない。", "type": "parts" }, { "title": "ヘッドセット", "description": "通信を主目的とした、耳と口元とでワンセットとなる電子装備。音声の送受信をクリアにする機能がある。通信先設定は、連動させている通信機器側で切り替えればよいだけなので、複数つけても効果が上がらず、頭と耳が痛くなるだけである。", "type": "parts" }, { "title": "明瞭な発声", "description": "音声コミュニケーションに際して、常時効果の発動する、効率アップ能力。維持するためには普段からのケアが欠かせない。", "type": "parts" }, { "title": "暗号無線通信技術", "description": "通信機器に実装された暗号化プログラム群、および、プログラム群を扱うための技能のこと。同じ現場内に技能所有者が大量にいたとしても、扱う者を限定して、情報漏洩の可能性を下げることの方が重要となる。暗号は、解析手段を知ってさえいれば無効化出来るからだ。", "type": "parts" }, { "title": "リアルタイムオペレート", "description": "作戦行動を実行中の者たちに対して、随時指示を行い、報告を受け、指揮者に確認を取り、判断を通達する行動。一連の状況が収束するまでは、人員の交代や休憩等を挟んで、切れ目なく継続的に扱われる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "医療係", "type": "group", "children": [ { "title": "医務室", "description": "治療を施すための衛生的な個室、または空間。複数人の患者を横たえるスペースが用意されている。医療従事者はここに詰めている。", "type": "parts" }, { "title": "医学書", "description": "医療行為のために参照する専門書群。冊数によらず、ひとまとめの情報源として扱う。少なすぎたり、信憑性の低い本がまぎれていると、有効性が損なわれる。ただし、その場合は専門知識を持つ者が対象を破棄することで有効性を回復出来る。\n", "type": "parts" }, { "title": "医療機器", "description": "診療用の聴診器や、包帯や消毒薬を始めとする外傷手当用品、内服薬まで、ひとまとめで扱われる。また、衛生管理を行き届かせるための正しい手順で、常に保存・メンテナンスを行う必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員への衛生指導", "description": "衛生知識を持った指導員による、うがい、手洗いから傷口の消毒、衣類の扱い方、調理場や食材、食器類の管理など、日常の様々な衛生管理を包括した、日常的なチェックおよび教育。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員への治療行為", "description": "医療知識を持った専業従事者が行う。体調の異常を訴えるか、明らかな異常の認められる部隊員が対象。問診から始まって予後までを確かめる、一連の日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員へのカウンセリング", "description": "心理的な問題に関するカウンセリング。定期実施に加え、異常を訴えるか、他の部隊員から異常が認められると報告の挙がった部隊員を対象として実施するイベント。問題を必ずしも完全に解消する必要はなく、心理的に問題の原因と共存できるように折り合いがつくまで少しずつ時間を掛けて進めていく。", "type": "parts" }, { "title": "部隊員への定期検診", "description": "病気や未病状態の早期発見を目的とした継続的なイベント。全員を同時に行うには部隊のスケジュールを調整する必要があるため、厳密な日程間隔の元には行わず、定められた日程のうち、どこかを指定して受ければよい。また、部隊の規模と医療の専業従事者の数によっては、検診内容の詳細度を上下させて無理なく実施する。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "整備係", "type": "group", "children": [ { "title": "整備係詰め所", "description": "機械類のメンテナンスを行う整備士たちのための部屋。または、区切られた空間。注意事項の掲示や、進捗状況の確認が可能な一覧など、職務上必要なものが、機密度に応じた管理体制で置かれている。", "type": "parts" }, { "title": "整備ハンガー", "description": "運用している機械類を、分解・組み立てするための大型機材や広いスペースが確保されている区域。工場であったり、移動式設備であったり、即応で展開された仮設備だったりする。大小様々の機械類を受け入れるために組み立てられた環境なので、空間を細かく分割するほどに、機能性が加速度的に損なわれる。\n", "type": "parts" }, { "title": "整備キット", "description": "整備員がワンセットずつ持っている整備工具類。増やしても、工具がどこにあるか、とっ散らかりやすくなるので意味は薄い。", "type": "parts" }, { "title": "兵器類の使用後メンテ", "description": "整備士が行う。安全性を一度確認出来たら、以降は連続で実施しても無駄な仕事が増えるだけである。きちんとした仕事は、手離れがよいということだ。", "type": "parts" }, { "title": "歩兵装備の使用後メンテ", "description": "使用者が行い、手に負えない故障や破損は整備士が行う。なお、自分でも使っている装備に異常がないか、確認できる程度の知識と技術がないものは無理に実施しない。望む状態にまで復元出来れば、以後は再使用するか、規定の未使用期間が過ぎるまで確認しても意味はない。\n", "type": "parts" }, { "title": "施設の定期メンテ", "description": "一定期間ごとに、使えない物品や設備が出てきていないかチェックし、必要に応じて修理や交換を行う継続的イベント。各担当部署の者が所管をメンテするが、専門性の高い箇所、例えば機械類であれば整備士が見るし、サバイバルキット内の医療品などは医療従事者が見る。", "type": "parts" }, { "title": "歩兵装備の個人調整", "description": "用いる個人の体格や感覚に合わせてのフィッティング作業。使用しているうちにズレが生じるので、普段からマメに確認し、軽い調整を重ねることで、問題が起きる前に予防する継続的イベント。", "type": "parts" }, { "title": "兵器類の個人調整", "description": "シートなどの個人の体格とフィッティングの必要な内装や、操縦の癖に由来する機器類のフィッティング。日常的に繰り返される、継続的イベント。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "事務係", "type": "group", "children": [ { "title": "事務室", "description": "書類仕事のために設けられた、事務員のための部屋、または区切られた空間。事務用具や書類などを集中管理している場所。ファイル分けや、鍵付き保管も行う。", "type": "parts" }, { "title": "事務用具一式", "description": "事務処理のための道具類。一人ずつに支給されるか、人数に見合った数量を共有している。使う時は無駄なく、使った後は綺麗に整理整頓しましょう", "type": "parts" }, { "title": "書式テンプレートの作成", "description": "職能の一つ。書面のうち、使い回される箇所を形式化したり、記入例を設けるなどして、記入と閲覧の省力化を進められる。", "type": "parts" }, { "title": "書記活動", "description": "会議の文字起こしや、右筆としての肉筆での文書作成といった、記録が残る文書の作成に限定された、狭義の意味での書記活動。日常業務の一つ。", "type": "parts" }, { "title": "資金繰り", "description": "収入と支出を見比べて、資金不足の起こらないよう、予算や動かすタイミングに都度調整をかける日常業務。足りなくなってからでは遅いので、平素からの積み重ねによって実施する。", "type": "parts" }, { "title": "物資と経費の計上処理", "description": "実際に搬入された物資と計上した経費が一致しているかの確認工程。日常業務として、都度行われる。また、物資の必要性が疑われた場合は確認も挟む。", "type": "parts" }, { "title": "組織内手続きのとりまとめ", "description": "通達や配布といった、所管の異なる部署間をまたいで行う必要のある、全組織的な行動、または、その橋渡し。日常業務。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "補給係", "type": "group", "children": [ { "title": "物資倉庫類", "description": "物資が痛まないように、風雨を避けられ、侵入や盗難といった危害の加えられないように取り計らった施設、ないしは空間。機能させるためにはメンテや警備、物資の搬入搬出など、相応の人手を動かし続ける必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "輸送車両", "description": "大型の荷物が運べる、物資運搬用の車両。特に燃料などの専用設備が必要な運搬対象は、車両ごとに特殊な機種として存在する。", "type": "parts" }, { "title": "必要物資の確認", "description": "活動するにあたって必要な物資をリストアップする日常業務。補助的に聞き取りも行うが、基本的には決済の下りた書面を通しての提出を求め、執り行う", "type": "parts" }, { "title": "補給物資の調達", "description": "リストアップした補給物資を、既に契約済の取引先か、ないしは心当たりに連絡し、十分な報酬を支払って搬入する日常業務。", "type": "parts" }, { "title": "気の利いたオマケ物資", "description": "調達要求には上がっていなかったが、あると喜ばしい物資。運搬するタイミングや場所、容量、予算などは事前に計画されているため、オマケがメインになるほど大型のものはそもそも含まれない。たまに持ってくる、個人でも調達可能な程度の消耗品の類。\n", "type": "parts" }, { "title": "兵站補給", "description": "拠点を離れ、前線へと必要物資を補給する行動、および、その能力。前線が必要とするタイミングや種類を満たすために、時として危険とリターンとをトレードオフにする、正しい判断力も求められる。", "type": "parts" }, { "title": "基地補給", "description": "拠点へと必要物資を補給する行動、および、その能力。効率的な運転ルートや、安定した調達先の確保が含まれる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "憲兵係", "type": "group", "children": [ { "title": "組織の内規資料", "description": "組織内で構成人員が守るべき内規を記載してある資料一式。組織内外における振る舞いに制限と志向性を加えるためのものであり、その限りにおいて有効。組織に入る際、予め配布し、簡便な解説をした後、自分でも必要に応じての参照を求める対象となる。間違っても紙そのものや文章自体がすごかったり偉かったりするわけではない。違法だったり脱法だったりはもってのほか。", "type": "parts" }, { "title": "部隊規律の統括", "description": "規律は命令の一種である。あらゆる物事が戦闘行為に集約されていく戦闘部隊において、命令に対する意識の緩みから、想定外の行動を取る者が出て、全体に被害をもたらすことのないよう、日夜統括する必要がある。とはいっても、厳密に取りすぎて部隊そのものが士気を喪失し、反抗的態度が潜伏化するのも本末転倒なので、隊長や各部署の責任者たちと示し合わせ、アメとムチでバランスを取りながら進めている。", "type": "parts" }, { "title": "部隊人員の監査", "description": "外部への内通者がいないか、または悪意の有無によらず機密情報や物資の漏洩・遺失がないか、目を光らせる日常業務。疑われる側は、必要性が分かっていてさえ、気分のいいものではないため、憎まれ役を買って出て、しかも耐えられる人格の持ち主である必要がある。よって、その態度は、不満が噴出しないように、人を選ばず、公正公平に厳格。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "警備係", "type": "group", "children": [ { "title": "交代制警備", "description": 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"parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "レンジャー連邦西部", "type": "group", "children": [ { "title": "レンジャー連邦の都市基本環境", "type": "group", "children": [ { "title": "段階的開発", "description": "何事も完成形を最初から用意出来る訳ではない。中には次の段階に進むため、まずは仮の状態を用意する必要さえある。そのような状況において、次の発展を見越した上で、今の力量に見合った状態を作り上げていくことが、最終的には完成形へと近づく早道になる。", "type": "parts" }, { "title": "集落の形成経緯", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の政治", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の統治", "description": "集団に対し、現実的に妥当と思われる選択肢を取りまとめ、合議、慣習、教義、個人の裁量などの判断基準に照らし合わせたのち、総合的に優劣をつけて決断、実行に移すよう命令を与えること。集団に属する人員にとって、決断には正当性が、命令には強制性が、それぞれ自分が従うに相当する一定量以上備わっているという共通認識の下、執行される。", "type": "parts" }, { "title": "集落の外交", "description": "異なる集団に対し、交渉によって妥協点を見出すべく利害の調整を行うこと。手段や期間は限定されておらず、目的に対し、より小さな力で済むと判断した方法を採る。それは、集団が持つ強制力による、圧力の掛け合いや衝突といった大きなバランスの安定に加え、個人間の話し合いや集団間の協定、手紙の往還、構成員同士の交流や駐在といった普段からの工夫をむしろ主とする。", "type": "parts" }, { "title": "集落の参加条件", "description": "集団に帰属することで得られるリターンの代償として、労働力および労働成果物を、利益の再分配前提で供出する必要がある。ただし、将来的に期待出来るか、あるいは過去に供出を行ったものとみなし、乳幼児、傷病者、高齢者は無条件に参加できるものとする。\n", "type": "parts" }, { "title": "集落の情報管理", "description": "集落に関する記録情報は、団体を構成する人員の増加や組織の複雑化、存続期間の長期化に伴い、複雑かつ膨大になることを見越し、あらかじめ管理体制を取る必要がある。情報の所在を確定した上で、適宜、形式の統一と更新、保存対象と期間の見直し、場合によっては媒体を移す、情報量を圧縮するといった工程を踏むことで、管理体制は維持される。情報が溢れて管理が難しくなった場合、確実な形での破棄か封印、より優れた管理先への委託を選択することになる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "集落の公的記録作成", "description": "現在進行形での利用か、将来的な開示・閲覧を含めた再利用を目的に行う。その形式は、口伝、筆記の他、伝統芸能の一部に取り込んでの保存など、文化に依った幅を持ちうる。作成の対象は、戸籍履歴、産業関連情報といった、集落の利害や存続に関わる基本情報に、構成員間や外部団体との交渉の記録、災害にまつわる実体験を含めた重要な警句など、公的記録として扱われるのにふさわしいと判断されたものとなる。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "集落の安全保障", "description": "集団の構成員、およびその所有物・所有権・生産技術といった構成員の諸利益に対し、庇護を与えることで、統治者は統治権を許容・承認される。このため、動植物や自然災害、悪意の有無を問わない集団内外からの脅威や事故などに対し、即応するか、予め備え、鎮圧してみせる必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "集落の社会福祉", "description": "集団所属者に対し、食料供与や施設利用、行事への参加といった最低限度の権利を保証すること。居住権を認めたり、教育を与えるのも含まれる。主には長期的見地に立って行われており、人心という不安定で衝動的なものが激しく動かないよう、配慮している。その主目的は、構成員をなるべく多く、そして長く生かしつつ、掛けたコストよりも大きなリターンを集団全体で得るというサイクルの確立にある。", "type": "parts" }, { "title": "集落の経済活動", "description": "集団所属者が富を生産するにあたり、自由裁量に任せるか、あるいは計画的に指示を出して統治するかを選び、そこで起こる葛藤や諸問題と集団全員が都度向き合いながらも軌道修正を繰り返すことで、生産力の向上を目指していくこと。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "集落形態の選択肢", "type": "group", "children": [ { "title": "塊村", "description": "水源付近、または交通の要所のように様々な需要の見込める地点に、自然の地形に沿って、めいめいが家屋を建てて形成される、村落の一形態。", "type": "parts" }, { "title": "路村", "description": "道路に対する目的を持たず、ただ道路や線的な地形に沿って形成される、村落の一形態。第一次産業のように、産出する価値を宅地とは別の箇所に持つ場合、選ばれやすい。", "type": "parts" }, { "title": "街村", "description": "交通量の多い、街と街との間に通された街路に沿って、商業的な需要を見込んだ上で形成される、村落の一形態。発展しやすいが、街路への依存度が高いため、住民や行政側が街村を廃れさせないようにするためには、人と物の流れの変化によく留意する必要がある。", "type": "parts" }, { "title": "円村", "description": "広場や、村落の中心機能を持った施設から、放射状に家屋が円を形成する、村落の一形態。中心を据えてから形成されるか、中心に従って形成し直すため、計画性が強い。中心を守るのに向いており、守られるに値するものを必要に応じて中心に集める習慣が共有されているか、既に中心に重要なものが存在している場合も、この形態を取る。中心となる空間を全員が機能的に共用できる形態でもあるため、中心は発展のための拡張空間としても機能する。また、外郭部は、外部への防御と拡張を切り替えつつ、拡大・縮小可能。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "散居村", "description": "家屋が広い地域に点在する状態。選択的に安全性の高い立地を宅地としつつ、周辺にある広大な空間も確保できる、村落の一形態。開拓に向いているが、防御に弱く、悪意のある他人や自然、動物に対する自衛手段が発達しているか、治安の安定した環境下で形成することが望ましい。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "集落の立地条件", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の水回り", "type": "group", "children": [ { "title": "水資源", "description": "湧き水・河川・湖といった、恒常的に人が生活するだけの水量を取得可能な淡水。生活圏内にある、利用可能な状態のものを包括して指す。", "type": "parts" }, { "title": "自然堤防", "description": "河川下流部に、氾濫によってもたらされた土砂が長い時間をかけて堆積して出来た、両岸の微高地。文字通り、自然の堤防として水難から後背地を守ったり、上に居住地を設けることも出来る他、水はけがよく、畑にも利用しやすい。", "type": "parts" }, { "title": "水道", "description": "水を供給する設備。技術の発達度合いに応じて、逆流防止・消毒といった高度な管理を施す飲料用水の上水道や、上水道とは交じり合わないように配管された、雨水・汚水を集めて処理する下水道に発達していく。", "type": "parts" }, { "title": "用水路", "description": "飲料用水・汚水以外の、様々な生産活動や経済活動に用いる水を供給するために、水源から水を引くべく建設される、人工的な水路。技術の発達に応じて、利水だけでなく、治水も兼ねて用いられるようになる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "集落の資源産出環境", "type": "group", "children": [ { "title": "資源産出力", "description": "農水産資源を育む力が、どれだけ土壌・海洋・河川に備わっているかの度合い。また、鉱物資源が、どの程度の質で、どれだけ埋蔵されているかの度合いでもある。鉱物資源は有限なため採掘し尽くせば量は回復しないが、技術の発展に応じて用途や採集手段の幅が広がり、利用できる種類も増えるため、実質的に増えることもある。一方、生物資源は、生態系を維持さえすれば再生産される。しかし、気候に大きく左右されやすく、また、生態系の破壊や乱獲による連鎖的な消滅の危険性もある。人の活動によって左右されるため、自然との調和を保つべく、管理することでの維持が必要。", "type": "parts" }, { "title": "文化熟成度", "description": "文化を、未来や周辺地域に及ぼす影響力を持った、資源とみなした時の影響力の度合い。転じて、集落の存在する地域が、既存の周辺文化にどれだけ影響されるかを測る度合い。\n文化とは、人のあらゆる活動の、形式そのものを指しており、また、人のあらゆる活動に付随して伝播するため、混じりあっては確立し、を絶え間なく繰り返している。\n文化が衰退するということは、人の活動が衰退しているという意味であり、その逆もまた然り。このため、集落は、自らの持つ文化を発展させるべく、様々な活動を、学問化・芸術化・事業化の対象に選んで育てていく。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "集落の食糧確保", "type": "group", "children": [ { "title": "第一次産業活動", "description": "農耕、採集、狩猟、漁業といった、その土地々々に適した方法で自然から富を得る産業種。自らは利用しない資源でも、交易によって必要なものへと交換できるため、文化交流や技術の発達の度合いに応じ、産出対象が拡大することもある。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "集落の交通", "type": "group", "children": [ { "title": "集落の交通ルート", "type": "group", "children": [ { "title": "水運", "type": "group", "children": [ { "title": "船舶輸送", "description": "河川や湖、海といった水上を、用途別に仕立てた船舶によって往来し、人員や貨物を運ぶこと。水に重さを支えてもらい、風や水の流れを利用して運ぶため、速度は出にくいが、大量の輸送に向いている。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "道路", "type": "group", "children": [ { "title": "道の整備", "type": "group", "children": [ { "title": "道の巡回警備", "description": "決められたルートを辿り、道に不審なものがないか、道の機能に障害が起きていないか、道や、道の上での事故が発生していないかなどを見て回る、日常業務。移動手段や装備、人数や警戒態勢といったノウハウは、その道が置かれた環境に応じて異なってくる。", "type": "parts" }, { "title": "道の要所監視", "description": "道が交差していていさかいが起きやすい、異なる管理団体との境界に面している、防衛上の要所である、難所だなどといった、人を定常的に付けておいた方がよい条件を持つ地点に、拠点を設ける、立ち番をするなどして、それぞれに与えられた役割を果たす業務。", "type": "parts" }, { "title": "道の拡張接続", "description": "利用者が増えるか、増やす予定がある場合、または新規に移動ルートを作りたい場合、道幅を拡大するか、目的の方向へと延伸する工程。必ずしも直線的には行わず、物理的・社会的な障害物を回避したり、迂回路を足したりと、部分的にでもよいので段階的に進めて、着々と道筋を均していく。", "type": "parts" }, { "title": "道の保守防護", "description": "利用し続けるうちに生じる破損や災害から、道を守り、修復する工程。対策を講じる過程で舗装を行ったり、更新したり、あるいは壁を設ける、定期的な修復や万が一に備えての専用拠点を設けるなど、利用の頻度と技術力に応じて対応の重さが異なってくる。", "type": "parts" } ], "expanded": true }, { "title": "道の高機能化予定", "type": "group", "children": [ { "title": "計画道路", "type": "group", "children": [ { "title": "道路の種類分け", "description": "行政権を持つもの、または利用者たちが、用途に応じ、道路の規格、および利用法を定める行為。歩行や小規模の車両交通をしか前提としていない宅地用の街路と、街から街、あるいは区画から区画を結ぶ、大量の交通を前提とした幹線道路とでは、道の幅、材質、手入れの頻度など、様々な違いが出る。こうした差異を踏まえた上で、都度、必要に応じて再定義を行いながら、道路の種類分けは行われる。", "type": "parts" }, { "title": "都市計画図", "description": "行政区ごとに存在する、管轄域内の都市計画を表した地図。必ずしも一枚に全計画を収める必要はなく、都市に求められる機能が多面化するに従って、都度、カテゴリの整理を行い、カテゴリごとに作ることも出来る。", "type": "parts" } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "交通手段の環境整備", "type": "group", "children": [ { "title": "駅舎", "description": "輸送車両には、材質や技術に違いはあれど、整備するための設備と、稼働させるための動力源の確保・供給が必要である。そのための中継地点としての駅舎や、必要資材の安定的供給体制を取ることで、より快適で安全な交通網が維持できるようになる。", "type": "parts" }, { "title": "動物による輸送という選択肢の用意", "description": "現地技術の発展度によっても利用量は異なるものの、自動車両がないか、手に入れるのが困難である、あるいは自動車両の通行困難な地形を踏破したり、自動車両の通行に適した環境を整えるのにコストとリターンが見合わない場合、大型動物を利用しての、人・物の輸送は選択され続ける。", "type": "parts", "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": true } ], "expanded": false }, { "title": "生活態度", "type": "group", "children": [ { "title": "水への敬意", "description": "海と砂漠に囲まれた過酷な環境下で、水こそは愛を育む命として、その源であるオアシスを普段の生活の中でも尊んでいる。成文化されている範囲はもちろん、生活習慣の中でも保護し、みだりに濫用したり、汚すものに厳しい目を向けるといった具合である。個人はもちろん、国家的にもあらゆる活動の基本となるため、水の独占による権益化はタブーとみなす。", "type": "parts" }, { "title": "水周りの関係者への賛辞の習慣", "description": "水周りに制約を掛けるだけでは、守られないものがある。それは関係者の心である。そのため、公正明大に水周りを扱うほどに、より大きな賛辞と、水に向けるのと同様の敬意を贈るよう、習慣を築き上げる。技術、知識、拘束時間、労働量といった、他の職業同様の基準に照らし合わせて出される正当な報酬に、上乗せするのは、権益ではなく名誉という訳である。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "オアシス公園", "description": "Default Root", "type": "group", "validation": {}, "children": [ { "title": "オアシス", "description": "乾燥地帯に点在する水源。地下水が湧いた泉性のものや、人工的に掘削した井戸を基礎としたもの、河川や雪解け水を水源とするものがある。生活に利用できる淡水のみならず、蒸発効果によって、近隣に涼をもたらしている。", "type": "parts" }, { "title": "公園", "description": "一定以上の面積比率で自然環境を保護・再現する野外公共施設。その構成は利用者の憩いを目的とし、設立テーマに沿った様々の設備を持つ。特に、都市計画に組み込まれて開発した場合、定められた人口比ごとの配置と、それに対応する規模での、貯水池、避難所等の災害対策機能を持つ。この際、定期清掃と管理人の常駐する管理所、設備更新などの、法的な背景を持った公的な補助に基づく適正な維持が管理団体には義務付けられる。この部品の使用は、公園施設の設置を意味する。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "都市公園法", "description": "公園の、「1.不正利用の取締」「2.用地転用からの保護」を目的とした法律。主には「A.みだりに廃止することの禁止」「B.設置施設の種類制限」「C.専有条件の厳格化」を定めている。経済的/政治的な状況によって、「一、大規模国立公園の解禁」「二、私企業による設立・管理権の解禁」といった緩和を検討・実施する余地を持ち、その改正が行える。この部品の使用は、都市および公園に対する、この法の適用を意味する。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "公園の適正規模", "description": "面積別に、公園の包括可能な機能を定めて分ける法的概念。公園の縮小・廃止や、拡張の根拠、または、既にある設備(および設置計画)に対して、公園の設置テーマにそぐわないか、地域の気候や周辺環境に悪影響を及ぼすとして却下する根拠ともなる。逆に、気候や周辺環境が住人たちにとって悪影響をおよぼす場合、その緩和を目的とし、必要十分な面積を取って公園を設置する根拠ともなる。この部品の使用は、都市および公園に対する、この法的概念の使用を意味する。", "type": "parts", "expanded": true }, { "title": "売店", "description": "施設の一角を小さく占める小売店。施設が固定型か移動型かを問わず導入可能で、施設本体にはない商業機能を、補う形で追加する。例としては、どこにでも需要のある軽食料品・飲料水から始まって、施設と関連した必需品や、あると嬉しい商品などである。職員のための福利厚生が目的の場合、市価よりも少しだけ安い値段設定になることも多い。", "type": "parts" }, { "title": "土産物屋", "description": "地元で生産・加工する、食料品・伝統工芸品・工業製品など、地域性を前面に押し立てた商品を取り扱う店舗、または業種。それらの商品を作る工程の一部を体験するイベントも商品化している。多くの場合は、業種・チェーンといった区切りを越えて連携することで、リピート率・集客力を高めている。", "type": "parts" }, { "title": "ツアー", "description": "開催型イベント。予定した主旨に沿って、巡る地点や行うイベントを計画し、実施する、参加者に非日常的な体験を与えるための移動。", "type": "parts" }, { "title": "名勝地", "description": "付加価値の高い土地、および土地に含まれる建物のこと。地形や生態系が自然環境として稀有であったり、美観に優れているケースの他、歴史的・学術的に重要な役割を果たした場合も当てはまる。観光や教育を目的として開放する一方で、保護のために法的な根拠や予算を与えられていることが多い。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "各種用水", "type": "group", "children": [ { "title": "オアシス", "description": "乾燥地帯に点在する水源。地下水が湧いた泉性のものや、人工的に掘削した井戸を基礎としたもの、河川や雪解け水を水源とするものがある。生活に利用できる淡水のみならず、蒸発効果によって、近隣に涼をもたらしている。", "type": "parts" }, { "title": "カナート", "description": "地下用水路の一種。砂漠における砂丘は一つの山に匹敵する大きさを持つことがある。この砂丘の山麓に井戸を掘り、そこから横穴を伸ばして引いたもの。途中に工事用の縦穴を設け、保守・通風用としている。地表を避けて水を通し、蒸発をなるべく防いでいるが、地表を通す箇所は無駄のない活用のためにオアシス化する。", "type": "parts" }, { "title": "水の再資源化", "description": "貴重な水が安全に使い回せるように、排水を回収後、ろ過や消毒といった工程を経て、用途別に定めた基準水質まで回復させて供給し直すこと。技術の発展により化学的な工程も含めうる。", "type": "parts" } ], "expanded": false }, { "title": "教育環境", "type": "group", "children": [ { "title": "教育の段階化", "description": "教育を次の四段階に分けて実施する基本的な考え方。\nまず、身体能力・知的能力・感性といった、基礎的な要素の発達を促す幼児教育。\n次に、学習環境と習慣の構築、学習方法の習得、それらのために必要な能力獲得とを目的とした初等教育。\n時代によって水準は異なるが、平均能力水準を目指して広い学習分野にまたがって行われる中等教育。\nそして最後に、実際的な職能や、学問的な先端に到達するため、専門分野に絞って取り組む高等教育。", "type": "parts" }, { "title": "教育の軌道修正", "description": "能力に関しては、試験制度の導入や、各教育段階に教育内容の重複部分を設けることで、本来あるべき段階からずれた位置にいるものの軌道修正を行える。能力以外の問題は、広範に渡るため、基本的には専門家を紹介した上で問題の切り分けと分担を行う。一人がすべてを背負うよりも、多くの人間が関わって、楽にしてあげるための手を増やした方がよい。\nただし、愛にまつわる問題に関してだけは、その逆もある。他の誰も補うことの出来ない愛の欠けた形を、どうやって埋めるかは、まったく個別的な事例になるからである。", "type": "parts" }, { "title": "地域教育", "description": "家庭、または家庭が属する周辺地域の交流関係の中で、共同で子供の面倒を見ながら勉強も教えること。教養と社会性とが身につく他に、地域の結びつきを強めるという副次効果もある。", "type": "parts" }, { "title": "私塾", "description": "専従の教育者を迎えて行う教育事業。塾ごとに学習内容には違いがある。それは、提供する環境や教育の違いだけでなく、最終的には在籍する人の違いに集約されていく。どんな教育も、人から与えられ、人と一緒に行って、人と結びついた形で学習されるからである。その経験にはかけがえがない。", "type": "parts" }, { "title": "大学", "type": "group", "children": [ { "title": "教学組織", "description": "学部・学科・専攻および付属研究機関までを包括した組織構造。各大学の特色に沿った構成となる。時代に応じて新しい学問分野が見出されたり、あるいは再編の必要が出てきた場合に見直しを図り、緩やかに変化していく。", "type": "parts" }, { "title": "事務組織", "description": "大学機関を運営するために必要な部署を揃えた組織構造。人が働いている以上は不可欠な、総務・経理・人事の他に、各学部や学生の対応を行う部署であったり、大学が保有する財産の管理を行う部署も含まれる。", "type": "parts" }, { "title": "図書館施設", "description": "大学のために収蔵された図書資料、および博物の類を管理している、建物ならびに設備。紙や博物の種類に応じて、湿度・温度・光量の調節が必要となるため、特殊なものほど保存性>閲覧性という形で整理される。これは、歴史的産物を収集し、後代に伝えることを主眼とした時、従うべき作法があるという学びの提供ともなっている。", "type": "parts" }, { "title": "校舎", "description": "建物のみを指す狭義の校舎ではなく、「学び舎」として、学習の場そのものを指す。各種の用途別に分けられた教室や、運動場、研究室、講堂、また課外活動を行うための学生棟までが包括されている訳である。", "type": "parts" }, { "title": "キャンパス", "description": "大学の敷地全体を指すが、転じて、そこに広がっている、大学全体を通底する雰囲気までを含める。どれだけ様々なテーマに沿った優れた意匠を感じさせる外観や配置が出来たとしても、キャンパスを成立させるのは、教師と学生が持つ活力であり、大学を中心として行われている学問的探求と、そこにまつわる生活の気配なのである。", "type": "parts" }, { "title": "学生食堂", "description": "生活の中心、その一つである食を支える設備。規模によっては大学に複数存在する。周辺の住民も日常の一部として利用できたり、あるいは名所として観光者が立ち寄ることもある。安く、栄養バランスを取っており、余裕の許す限り、メニューのバリエーションにも工夫をこらせる。", "type": "parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "公衆衛生", "type": "group", "children": [ { "title": "公衆浴場", "description": "入湯により身体機能を活性化し、湯水を用いて身体の清潔さを定期的に維持するため、一定の料金設定で入浴を可能とするよう、行政と連携して運営される施設。入浴に関する規定は文化によって異なるが、みだりに風紀を乱さないことで概ね共通する。", "type": "parts" }, { "title": "衛生習慣の普及", "description": "文化や教育の程度によって表現や言い回しに工夫しつつ、感染症にならないための生活習慣を広めること。特に、学問的な実証の裏付けが取れた優れた生活習慣は、社会的な約束事として広まるよう、道徳として伝えたり、実利を説いたり、感性に訴えかけたりと、複数の方面から働きかけて実現を進めていく。不衛生による感染症は人から人へと広まるため、手間が掛かっても最終的にはメリットがあるのだと、長期的な視野を持たせるまで至れば成功。", "type": "parts" }, { "title": "手の清潔の重要性", "description": "なるべく幼児の頃から、手を綺麗にしてから食べる習慣を身に着けさせる。手で飲食物を口へと運び、その口から体内に入る時、食べ物自体ではなく、手についていたものが原因で病気になることが多いからである。", "type": "parts" }, { "title": "排泄物の管理", "description": "排泄物を雑に扱うと、手や体につきやすく、飲食の時に自分や他人の口に入るため、みだりに撒き散らさないこと、触れないこと、触れた後は身奇麗にすることを習慣づける。また、排泄物自体の行き場も定める。", "type": "parts" }, { "title": "飲料水の濾過・消毒知識", "description": "口にする水は、煮沸による消毒の重要性と、細かくした炭・小石・布を用いてかなりの毒物が濾過出来ることを実証してみせ、理屈だけではなく「おいしい」といった体験でも知識の定着を図る。", "type": "parts" }, { "title": "食料の衛生管理", "description": "布などで見かけの汚れを取るだけでなく、濾過・消毒した水によって、食物に付着している汚れを念入りに、そしてなるべく早く取り、その状態を維持することの周知と徹底。", "type": "parts" }, { "title": "労働衛生", "description": "労働環境によっては従事者の健康に害が出ることがあり、それも短期的にだけでなく、長期的に影響の出ることもあるという旨を、学問として確定し、労働環境に配慮した方が最終的に使役者へのリターンもより大きくなるという現実を周知していくことで、実現していく。労働環境と健康被害には様々な組み合わせがあるため、細かいが地道な情報の蓄積が必要。", "type": "parts" }, { "title": "精神衛生", "description": "人間の心は負担が掛かれば掛かるほど痛み、時として壊れてしまうため、自他ともに負担が掛かっていないかを気をつけ合い、負担の掛かるような環境を互いに協力して改善していくことが重要である。問題自体の解決が難しい場合、代償となる行動で心のバランスを取っていくか、普段から負担が軽くなるような習慣を持つことを推奨しておく。それは運動による生理学的な解決であったり、問題から意識を離して没頭出来るような何かを探したり、他人から認められることであったり、自己否定だけをするような発言を避け、自分を認める発言を自分から発していくといった工夫である。問題を自分の中で再生産せず、問題から距離を取り、問題を相対的に小さくするか、なくしてしまう工夫である。", "type": "parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false }, { "title": "西都の農業", "type": "group", "children": [ { "title": "レンジャー連邦の農業の特徴", "description": "土地のほとんどが砂漠という恵まれない土壌ながら、西都の大学を中心に大規模な地質改善・農業利用などが研究されており、一定の成果を上げている。オアシスから水を引くことで土地の農地化が進んでいる。", "type": "parts" }, { "title": "レンジャー連邦の麦畑", "description": "オアシスから水を引いた黄金色の麦畑。必要とする水が米よりも少ない関係で、連邦の主食はこの麦を材料としたパンや粉ものである。収穫した麦を粉に加工する専用工場も敷地内にある。", "type": "parts" }, { "title": "ナツメヤシ", "description": "樹高15〜25メートル程度の、羽状の葉を持つ植物。果実は長さ3〜7センチ、熟れたものの色は明るい赤から黄色。果実としてはカロリーが高く、干すことで長期保存も可能であるため古くから重要な食料として扱われてきた。", "type": "parts" }, { "title": "レンジャー連邦のナツメヤシ利用法", "description": "レンジャー連邦では、干したものをそのまま食べるか、ジャムや菓子などに加工されることが多い。変わり種としては、連邦で大人気の粉もの「もんじゃ」のソースの原料でもある。", "type": "parts" }, { "title": "西部のナツメヤシ果樹園", "description": "西都大学の研究チームによって、もともとオアシスの周囲に自生していたナツメヤシの栽培・大量生産技術が確立された。各農家に計画的に土地が割り当てられ、ナツメヤシの木々が整然と並んでいる。", "type": "parts" }, { "title": "オレンジ", "description": "柑橘類に属する、橙色の果皮・果肉からなる多汁質の果物。甘味と酸味のバランスがよく、生食のほかジュースや菓子などに加工して食される。果皮もオレンジピールやマーマレードとして用いられる。", "type": "parts" }, { "title": "レンジャー連邦オレンジ果樹園", "description": "ナツメヤシ果樹園だけでは食料の供給に難があったこと、単一の作物に頼っては有事の際即座に困窮してしまうことに加え、藩王たっての希望もあって作られた果樹園。常緑樹であるオレンジの木がずらりと並び、つやつやとしたオレンジの実が鈴なりになった風景は砂漠の国とは思えない。", "type": "parts" } ], "expanded": false } ], "expanded": false } ], "expanded": true } ]