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自然栽培/自然農法の特徴

自然本舗 七世代先の、子供達へ 無農薬・無肥料で安心の自然栽培食品専門店 自然本舗とは?会員情報変更お客様の声送料・お支払い方法についてご意見・お問い合わせ


『自然本舗』の商品選定基準

ここが本物!他の自然食品店と比べてください!

 自然本舗で扱う、本物の米
 
自然本舗:無農薬で育つ健康な米  
他店:有機認定されている薬浸けでなんとか成長する

自然本舗:自然栽培/自然農法で育つ生命力あふれる野菜
他店:肥料で大きくした肥満体の野菜

下の写真は無肥料無農薬栽培の田圃です。

◆ー然本舗で扱う、本物の発酵食品

自然本舗:自然の営みに沿って、時間をかけて発酵
他店:工業製品として早く出荷するために、物質添加して速醸

自然本舗:天然の発酵菌を種菌として使用(天然酵母、天然麹菌)
他店:工場で純粋培養された麹菌、遺伝子組み換えも行っている



七世代先の、子供達へ わたしたちは、
「一人ひとりの人が生まれてきた意味を大切にして
“自分自身の素晴らしさ” に気づくことができた時、
本当の意味での成功と幸せがもたらされる」と信じています。

わたしたちは、
世界中の人々が 、そんな本来の自分に出会い
“本当の幸せを見つける”お手伝いをする為に、
お客様一人ひとりと、一度にたったひとつしか生まれない
“命をつなぐ感動の物語を時間と空間の中で創ってまいります。

わたしたちは、
その“命をつなぐ感動の物語”をより多くの方々に
伝えていきたいと考えています。


自然本舗 西尾和隆



自然農、自然農法とは
 自然農法とはどのようなものであるか考えてみたい。

●自然という言葉の付く農法はたくさんある
 "自然"や"天然"という言葉が含まれる農法(農作物の栽培方法)は、後述するように数多くあり、"有機農法"のように公的には定義されておらず、各自で名乗ってよいため(商標登録されている場合を除く)、栽培者によって栽培方法がかなり異なる。"自然の仕組みを生かした栽培"や"作物本来の力を生かす"などというあいまいな表現や商業のための時流に乗った表現として自然や天然という言葉を使っている人もいるようである。農作業の工程にはかなりの差があり、「耕起、除草、堆肥施用、自然農薬散布」までして慣行農法とほとんど変わらないような場合であっても、自然という言葉を付けている農法の例もある。ひどい場合には、「反自然・不自然でなければ自然農法だ」というその人にしか分からない理屈もある。
 "自然"という言葉の持つ多義的な意味は、混乱を招きやすい面があるうえに、生産者と消費者にとっては、基本的な用語、農薬、肥料などの解釈も違う場合も多く誤解も生じやすい。そこで、自然農法、自然農、有機農法などの各農法の違いとその意味について私なりに考える。
 名乗る名前は、基本的には自由でよいのかもしれないが、有機農法では誤解の多さから法律で表示が制限されることとなった。いまだに、農薬を使っていても有機肥料を施しているから有機農業だという生産者や、低農薬有機栽培などと宣伝している例もよくみかける。"自然農法"という言葉でも、いたずらに混乱を招くばかりでは、自らの利益にはならない。 有機農法と自然農法とは、一般的に次のように異なる。

●自然農法と有機農法の違いの簡単な説明
 一般農法(現在、最も多く行われている農薬を使った栽培方法)、有機農法(有機JAS法に定められた方法)、自然農法について、各農法で典型的な方法について比較すると、
一般農法 有機農法 自然農法
農薬 使う 一部使う 使わない
肥料 使う 使う 使わない
耕起 する する 一部しない
除草 する する 一部しない
 有機農法では、一般農法で使われている農薬のうち有機JAS法で認められている農薬については使っていいことになっている。つまり、害虫や菌を敵視するという考え方に違いはない。また、一般農法では化学肥料と有機質肥料を使うのに対し、有機農法では有機質肥料を使っているだけであり、自然農法の肥料を必要としないという考え方とは異なる。つまり、有機農法は、一般農法の考え方に近く、自然農法とはかなり異なる。なお、自然農法は農薬や化学肥料を使わないことから、有機農法の一分野として、有機農法に含められて説明されることもある。

●自然農法の定義
 まずは、自然農法とは、一般的にはどのように定義されているのか調べる。
 wikipediaによる定義では、自然農法とは
 「不耕起(耕さない)、不除草(除草しない)、不施肥(肥料を与えない)、無農薬(農薬を使用しない)を特徴とする農法。肥料や農薬を使用する従来農法(有機農法も含む)と異なり、基本的に播種と収穫以外の作業を行わず、自然に任せた栽培を行う。しかし、油粕や米ぬかだけは撒く人や、耕起だけは行う人、草を取らずとも刈ってしまう人なども自然農法の実践者として名乗る事があるためその栽培法は多様である。日本や世界各地に実践者がいる。
とされている。この「不耕起・不除草・不施肥・無農薬」の原則は、福岡正信氏が自然農法の四大原則とし、「基本的に播種と収穫以外の作業を行わない」として定義したものである。福岡氏にとっての自然農法は、人智無用・無為自然という福岡氏の思想を実証するための手段として開始された。「何もしない農法」で慣行農法と同量以上の収量となれば、証明されたことになると初期には考えていたようである。ただし、何もしないとは放任のことではなく、不自然な人為をしないという哲学的な意味である。

 福岡氏は昭和47年に著書で"自然農法"という言葉を使用したが、それより22年前に自然農法と言う言葉を提唱したのは、岡田茂吉氏である。当初は、岡田氏は"無肥料栽培"と称していたのだが、進駐軍が無肥料という名前では認められないというので、自然農法(自然栽培、自然農耕法)と改称したという。岡田氏は、宗教家であり、自然農法においても宗教的観念から出発している。造物主が人間生命を保持すべきものとして作った土に、化学肥料や糞尿堆肥という肥毒を投入してはならない、という無肥料栽培を原点とし、何を自然とするかは岡田氏の宗教的観念に依った。福岡氏の四大原則のようにあえて言えば、「不施肥・無農薬・耕起・除草」ということになるが、耕起と除草については適当で良い様である。なお、岡田氏亡き後、世界救世教の各派では、肥料についての解釈やEM資材の使用等の見解の違いで栽培方法の内容は若干異なる。

 思想あるいは宗教を背景とする福岡正信氏と岡田茂吉氏の自然農法は、その背景ゆえに一般には理解されにくいこともある。無農薬とした場合の害虫対策として、現在の有機農法で広く行われている物理的な防除に頼らずに、圃場における生命の連鎖を生かし、害虫と益虫のバランスを図るため、不耕起・不除草としたのが、農家の川口由一氏である。

自然農法の用法例
 日本農法の天道(徳永光俊著、2000年)では、自然農法を「休閑することで自然に地力が回復するのを待つ段階(片荒(かたあらし))」とし、人工農法を「15〜17世紀に人間が自然を積極的に改造し施肥や深耕によって人工的に地力を増大させて連年作付けする段階(二毛作や田畑輪換)」とした。すなわち、15〜17世紀以前の自然に依存するという意味で「自然農法」、人工的に自然を改造するという意味で「人工農法」と名づけている(p.238)。

日本の自然農法(来米速水編集、1983年)では、自然農法とは岡田茂吉氏のものを指し、福岡正信氏のものは福岡式自然農法としている。福岡式自然農法を、自然農法の無化学肥料と無農薬に、無除草と無耕起の二つが付加されているが、理念は岡田氏の自然農法と軌を一にするものであり、「自然のリズム」に沿い、「現代の工業的な科学農法」を全面的に否定すると紹介している。

1. "自然"と"農業"

 まず、過去に提唱されている自然農法については考慮せずに、"自然"という言葉について考えてみたい。"自然"とは何であろうか。一般的に、自然と言えば、

 1. 人間が関与しない山や川などのあらゆるもの。
 2. 人間を含めて万物一切のもの。
 3. 人や物の本来のありのままの状態や性質。

自然と農業の区別
 農法は、農業の方法のことであり、農業は人手を加えて動植物を育てることであるから、人間が必ず関与するものであり、野山に自生している山菜を採取する行為だけの場合は、農法に含まれない。
 では、人間を含めた万物が本来の状態や性質であることが自然だとすれば、田畑では本来の状態とはどのようなものであろうか。人間の力は、地球環境そのものを破壊するほど強力になったので、近代農業の状況を人間ありのままの姿だからといってそれは自然とは言えないことは、はっきりしているのだが、どの程度の人為を許すのかが自然農法の最大の問題である。人為を最も少なくした農業の形態は、いわゆる粗放栽培で、種を播いただけで、管理はせずに収獲だけを行うものである。粗放栽培を続ければ雑草も害虫も多く、ちょっと見ただけでは草原と区別できないかもしれない。粗放栽培を自然農法と言うことに異論はないであろうが、では、粗放栽培に人為をどこまで付け加えたら自然農法ではなくなるのであろうか。

自然農法という言葉の必要性
 日本の農業においては、江戸時代に植物性原料の農薬が使われ始めたが、満足に害虫を駆除するものではなく、害虫は自然発生するものという認識であり、祈祷や虫送りに頼っていた。また、肥料は都市近郊では人肥が、換金作物には干鰯などの高価な肥料が使われたが、もっぱら草地や林地からの刈り敷きに頼っていたという。現在、自然農法と呼ばれている農法の範囲に、江戸時代の"防除せず、植物質の投入だけ"という農法は含まれそうである。ただ、農に自然と言う言葉を付ける必要性が江戸時代にはなさそうであり、農が自然と対立を深める終戦後に自然農法が提唱されたという時代背景、自然対人間という対立軸を考えて、自然農法というものを考えたほうがよさそうだ。

農業
 人間の欲望は限りなく続き、甘いものはさらに甘く、大きいものもより大きく、外観は人工的なまでのキレイさ、小売に都合がいい均一的な大きさ、本来の旬ではない季節での生産などを求めて、品種改良や生産技術が改良されてきたのが慣行農業である。限りない欲望を満たす人工的作物は、農薬と化学肥料と大量のエネルギーを使った工業製品と言えなくもない。
 生物としての人間が、自らの力で、自らの命を養う食べ物を永続的に生産することが本来の農業であろう。

2. 農薬、肥料、除草、耕起などの用語の定義

 農薬と肥料は、種類が多い。同じものを使っていながら、ある人は無肥料だと言い、別の人は肥料だと言うこともあるのが現実であるので、農薬と肥料についてまとめてみた。

●農薬
 農薬取締法で農薬は定義されている。病害虫の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤及び農作物等の生理機能の増進又は抑制に用いられる成長促進剤、発芽抑制剤その他の薬剤。
 2002年に新設された"特定農薬"(通称は特定防除資材)は、食酢、重曹、天敵(農地の近くで採取した昆虫)の3種類が指定されている。特定農薬とは、農薬取締法第2条第1項において定義され、「その原材料に照らし農作物等、人畜及び水産動植物に害を及ぼすおそれがないことが明らかなものとして農林水産大臣及び環境大臣が指定する農薬」となっている。
 また、有機農産物の日本農林規格で使用が認められている農薬には、重曹、食酢、生石灰、天敵等生物農薬、性フェロモン剤、クロレラ抽出物液剤、混合生薬抽出物液剤、二酸化炭素剤、ケイソウ土粉剤などがある。

無農薬という表示は禁止事項
 特別栽培農産物に係る表示ガイドラインによれば、「無農薬」という表示は、「土壌に残留した農薬や周辺ほ場から飛散した農薬を含め、一切の残留農薬を含まない農産物」と受け取られ、優良誤認を招くとして表示禁止となっている。なお、「無化学肥料」という表示も同様な理由で表示禁止事項である。
 消費者に誤認を与えず、特別な栽培方法を正確に消費者に伝えることができる内容の表示として、農薬を使用していない農産物には「農薬:栽培期間中不使用」と表示して良いことになっている。
 特別栽培農産物に係る表示ガイドラインにおいて、農薬とは「農薬取締法第1条の2第2項に規定する天敵及び第2条第1項に規定する特定農薬を含まない」となっているため、天敵及び特定農薬を使用していても、その他の農薬を使用しない場合には「農薬:栽培期間中不使用」の表示が可能である。

 特別栽培農産物に係る表示ガイドラインにおいては、「天然栽培」、「自然栽培」等は、紛らわしい用語とされている。

特定農薬の判定保留資材
 木酢液・竹酢液などの判定保留資材は、暫定的に使用者が自分の責任と判断で使うことが可能である。木酢液・竹酢液は、農林水産省の調査によれば農薬としての効果を科学的に検証できず、また、いくつかの毒性試験で陽性を示したため特定農薬への指定は見送られた経緯があり、現在も特定農薬判定保留資材となっている。

無農薬という表示の例
 リンゴの栽培で有名な木村秋則氏は、特定農薬の食酢を散布しているので、無農薬として紹介するメディアにおいては、食酢は法的には農薬と注釈が付けられている場合も見受けられる。
 化学合成された農薬は使わずに、生物農薬のみを使っている農家では、"無農薬"という表示がよく見られるが、一般の人にとってはそれほど違和感はないであろう。
 有機認証を受けた農家の一部には、有機JASで認められた農薬を使っている場合にも"無農薬"と表示している例もあったが、適切ではなかろう。

防除について
 生物農薬や特定農薬といった安全なものを使ったり、人間が害虫を補殺したりするという防除は「菌や害虫を意図的に殺すこと」であり、それが自然の名前に値するのか自然と共生するのであろうか。無防除については、教条的だと感じる人もいるであろうが、「害虫は益虫のエサ」あるいは「過剰な肥料を摂取した野菜を害虫が食べ、清浄化する」と積極的に考える人もいる。
 一般的な農薬、安全な食酢、生物農薬などの使用は、適切に使用すれば健康に問題はなく、環境への影響も少なくなるであろうが。。。
●肥料
  "無肥料"という言葉も、"無農薬"と同じように、解釈の異なる人や誤解をしている人が多い。肥料は「肥料取締法」で定義されている。土壌の改質のみを目的としたもの、たとえば、腐葉土は、肥料ではない。一般には腐葉土と呼ばれているものを、自然農法では、自然堆肥と呼び、施用する流派もある。たい肥は、肥料ではないと言う人もいるが、肥料取締法では、特殊肥料として規定されている肥料である。

・特殊肥料
 米ぬか、魚かす、たい肥、動物の排泄物(乾燥した鶏糞)など。特殊肥料は、公定規格を設定できないため、肥料成分の最低基準はなく、窒素含有量が0.5%未満など極めて肥料成分が少ないものもある。

・自然堆肥
 草や落ち葉を堆積させ自然に腐食させた腐葉土のことであり、一般的には肥料とは言わないが、岡田茂吉氏の自然農法では自然堆肥と言うこともある。草や落ち葉を早く分解するために米糠などを加えたものは、自然堆肥とは言われていない。

動物の排泄物を材料に含む堆肥(動物性堆肥)
 動物性堆肥で発酵が未熟なものを過剰に施用すると、病害虫が増えるのは事実であり、慣行農法では完熟した堆肥の施用が推奨されている。自然農法では、多くの流派が動物性堆肥の施用を禁じている。動物の生産過程においては抗生物質やホルモン剤が使用されることはある。また、発酵が不十分な場合には寄生虫の恐れがある。

3. 各農法について


福岡正信氏の自然農法
 略歴 福岡正信(ふくおかまさのぶ1913-2008)は、横浜税関に勤めていた昭和13年に肺炎をきっかけに突如「人知・人為は一切が無用である」と悟り退職。その一切無用論を証明するために、実家のミカン園にて何もしない放任栽培を開始したが、400本のミカンはおおかた枯れてしまい失敗した。後年、「放任は自然ではなかった」といい、剪定で自然型の樹形を作ると無農薬にできると述べている。昭和14年、高知県農業試験場に就職したが、職務の傍ら自然農法と科学農法を問題にしていた。終戦後の昭和22年に再度帰農し、粘土団子にして種をまく米麦連続不耕起直播を考案した。著書は、昭和47年 緑の哲学 自然農法と理論と実験、昭和50年「自然農法・わら一本の革命」、昭和60年 無〈3〉自然農法など多数ある。思想・哲学家としても知られる。

 「無分別の智恵で認識された自然を真の自然とし、人間の創造した分別智による自然を虚像の自然として明確に区別し否定する。この虚像の自然、不自然なもの一切を排除する」という福岡氏の自然観、哲学的思想について、人知とは人為とは何を指すのか私には理解することが難しい。究極的には無労働の農法を目指していたようである。

川口由一氏の自然農
略歴 川口由一氏(かわぐちよしかず 1939-)は、「自然農」の提唱者。23年間の農薬使用で体を壊し、その時に、福岡正信「わら一本の革命」や有吉佐和子「複合汚染」を読み、昭和53年より無農薬栽培を始めた。当初3年間は7反の田んぼで翌年の種もみくらいしか収穫できなかったが、10年を要してなんでも育てられるようになる。自然農は、「耕さず、肥料・農薬を用いず、草や虫を敵としない、生命の営みに沿った農」という言葉でよく説明されている。昭和62年「妙なる畑に立ちて」を雑誌に連載した。自然農を学ぶ場所「赤目自然農塾」では、毎年250人以上、これまで3500人以上が学び、全国では同様な場所が40箇所以上あるという(注1)
 なお、"自然農"という名称は、"自然農法"が商標登録されていたに名づけられたらしい(未確認)。
 自然農は、自然を"命の営み"ととらえ、命の営みに沿い従う農法である。根本は、耕さないことであり、耕さなければ雑草や虫たちの生命が守られ、その結果として農薬や肥料が不要となるという考えである。
 著書は、「妙なる畑に立ちて(1990)」、「自然農から農を超えて(1993)」、共著に「自然農」、「子供の未来と自然農」、「自然農への道」、記録映画に「自然農 川口由一の世界」などがある。

注1)こころの時代〜宗教・人生 自然に沿って生きる 川口由一 2004年12月12日

自然栽培
 株式会社ナチュラル・ハーモニーやリンゴの無農薬栽培で有名な木村秋則氏が使用している言葉である"自然栽培"。ナチュラル・ハーモニーによる自然栽培の定義は「肥料も農薬も使わない栽培方法で、外からの養分供給を行なわない」。
 木村氏も無農薬無肥料ではあるが、ナチュラルハーモニーは生産された作物が健康に良いことを強調するのに対して、木村氏も自然栽培の作物の素晴らしさは説くが、自然との共生(木も動物も花も虫も、人間も兄弟であり、人間は自然の支配者ではなく自然の中に人間がいる)を理想としている。ナチュラル・ハーモニーの創業者の河名秀郎氏は、岡田茂吉氏の自然農法の影響が強いようである。

・木村氏の自然栽培
 無農薬、無肥料。養分を補給する場合は、大豆などのマメ科植物を混植する。
 主人公は作物で、人間はお手伝いをするものであり、栽培する作物の身になって考えることが大切だと説く。たとえば、スピードスプレーヤーの使用については、「もし、あんたの体の上を車が走ったらあんたどう思う。痛いと言うだろう。木は何も言わないけれど、かゆいとか痛いと感じるだろう。(参1.p132)」
 リンゴ栽培では、黒星病予防のために、酸度15%の醸造酢と小麦粉の糊の展着剤を混ぜて散布する。醸造酢を同じ濃度で使うと病原菌が耐性を持つので、200〜400倍に希釈倍率を変えて使用する。暑い夏には下草を生やすが、9月中旬頃に草を刈ってリンゴに秋を知らせる。養分補給のために大豆を播くが、大豆1本あたり根粒数が10粒以下になったら翌年は播かない。  米の栽培では、肥料は施さない。田んぼは乾かしてから粗く耕し、乾土効果を発揮させる。秋には耕起はせず、ワラを土の上に置けば腐敗せずガスが発生しない。田植え後の除草は、田植え1週間後に自動車のタイヤチェーン2本をひきずって歩く、それを1週間ごとに計3回行う。
「野菜の栽培では、米栽培と同様に乾土効果が大事で、大きく粗く耕す。乾土効果の目的は、土中に酸素を好気性菌の活動を促すことにある」という。
 リンゴの無農薬栽培を始めた頃に、福岡正信「わら一本の革命」とロデイル「有機農法」を読み、自然農法の考えにひかれたそうである。自然農法ではなくて"自然栽培"という言葉を使う意味は、農業は抽象論ではなく経済行為であり、農法論ではない。百姓は作物を栽培して生活をしていかなければならない。経済的に成り立つやり方でないといけない(参1,p193)

参1)リンゴが教えてくれたこと

百福自然農法  除草は、除草剤や殺虫剤は使用せず、強力な火炎放射機を用い、雑草の種や害虫の卵等を農作業をはじめる前に焼く。肥料は、「自然界で生育する植物は地表面から栄養成分を吸収して育つ」という仕組みを生かし、「生竹をチップ状にし、さらにともずりをかけ、竹のリグニンとセルロースを分離し、綿状にしたものを地表に撒く」という。

自然耕
 岩澤信夫氏が提唱した稲の冬期湛水不耕起移植栽培のことを「自然耕」ともいう。農薬と化学肥料は使用せず、有機質は植物質のみで動物由来は使用しない。圃場が固いため、専用田植機を使っての田植えとなる。
公式HP:田んぼ博士の応援隊、自然耕塾では実地指導が受けられる。
岩澤信夫氏の代表的著書「不耕起でよみがえる」

循環農法
 循環農法は、赤峰勝人氏が提唱している農法で、無農薬、無化学肥料、完熟堆肥施肥、草生栽培である。赤峰氏の著書「循環農法」では、循環農法とは「土から生まれたもの(草)を発酵させ、土にしてから、田畑(土)に返す方法で土作りをし、旬の作物をできるだけ、自然の状態で育てること」と説明している。赤峰氏は1970年に無農薬化学肥料栽培から開始し、1982年になって無農薬無化学肥料で満足なニンジンを栽培することに成功したという。
 「畑に加えるのは完熟堆肥のみで、材料は草、稲藁、籾殻などの植物79%、それを分解する窒素分として残飯、豚糞、牛糞、鶏糞、米ぬかなどを21%加える。堆肥が少しでも未熟だと作物が病気になったり虫に食われたりする。稲作の場合は、田んぼの外からは全く堆肥を入れない。収穫後に草を生やし、稲藁も籾殻も田んぼに戻して堆肥にする。(自然に従う生き方と農法 ルオム ツルネン・マルティら著より)」
 著書は、ニンジンから宇宙へなどがある。
炭素循環農法
 炭素循環農法は、林幸美氏が提唱した農法

自然農業
 日本自然農業協会。天恵緑汁、漢方栄養剤、乳酸菌、魚のアミノ酸など手作り活性化資材を使って土着微生物の力を活用する。

天然農法
藤井平司氏の著書「甦えれ!天然農法(1983年) 」

天然理学農法
 楢崎皐月氏が提唱した「植物波農法」の別名として「天然理学農法」が使われている。大地電位の調整技法。楢崎研究所

不耕起栽培
 不耕起栽培であっても、水口文夫氏のように、不草生・化学肥料施肥としている例もある。

パーマカルチャー(永続可能な農業)
 パーマカルチャーでは、「森のような畑を作る」ため、落ち葉によるマルチングをする。除虫と除草のため、草食動物を利用する。

バイオダイナミック農法
 有機農法の一種で、人為的な化学物質を使用せず、ハーブ、鉱物、家畜を利用して作った調合剤で防虫する。天体の運行が作物に影響すると考え「種まきカレンダー」に従って、種まきや植え付けなどを行う。

自然環境農法
百余年前にアープ・トーマス博士が提唱した農法。生態系の原理を重視した微生物(アープ・トーマス・オルガ菌、60種余りの微生物群)を活用する。
・NPO法人 自然環境農法研究会

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自然本舗 店長:西尾和隆

世界が平和になるように、とJohnLenonの”Imagine”を歌っている時に、世界を平和にする具体的な方法は食べ物にある事に気づく。

赤目自然農塾で川口由一氏に師事(自然農の著書多数で近畿における自然農の第一人者)、稲作と麦作について学ぶ。稲と米の連作(一年に1回ずつ作る)で肥料も投入しないのに、一般的な畑以上の実りを見てビックリ!食べてみて、あまりのウマさに2度ビックリ!!自然農での生命力豊かな稲や麦に感動する。また、肥料や土の味と、食材の味の関係性に気づき、自然栽培中心の食生活を始める。

紀伊で16代続く名門”どの坂果樹園”にて超高級果実栽培に従事。みかん農家として、旨いミカンを作るには農薬8割減とする方が良いらしいが、高級百貨店では、見栄え!が一番大切。味がウマいミカンは、見た目は黒い点々が少し付いている。

和歌山農業大学校で果樹栽培、野菜栽培、花卉栽培について学ぶ。ここでは、一般的な栽培方法について大きな矛盾と問題を体験する。また、多種類の畑ごとでの味の変化から、肥料の味が作物の味にも大きく影響していると感じる。これは、ワインの土が影響するのと同じ話。

紀伊・熊野を代表する有機農家でもあり、月刊誌『百姓天国』を発行していた作家兼百姓の麻野吉男氏に師事。効率的なスピードでの作業と、種おろしから実りまでのいのちの循環について、大きな教えを受ける。


農村集落への自然農や自然栽培普及を促すために、消費者が生産者を支える仕組み作りに帆走しています。

皆様の食卓が笑顔に
店長のブログ



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