創る名無しに見る名無し<><>2010/06/30(水) 19:16:05 ID:b/+4F1xn<> 1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/06/20(日) 12:53:48 .85 ID:3A9wbuRA0
>2、やたー!
>3、うんうん
>4、…うーん。w
>5、うん?
>6、ははは
>7、いやいや。そちらこそ…
>8、分かる分かる!
>9、それは良いスレだな。誘ってよ
>10、養命酒やるから帰れ
>11、お前養命酒買ってこいよ
>>12、バファリンの半分は優しさだっつうの。
>13、君のIDに憧れを感じる俺。
>14、俺、最近ロックマンにハマってんだよねぇー
>15、コピペ?初めてみた。
>16、養命酒飲め。
>17、養命酒
>18、養命酒
>19、養命酒
>20、養命酒
>21-106、>108-1000、養命酒 <>それでは!!! なんとかファイト ありがとう<><>2010/06/30(水) 21:59:26 ID:TbTjZNDS<> 【スマスの デラべっぴん講座】

少女「こっ こんにちわわ
みなさん今日はデラべっぴんのお話を聞きにきたんですね
えと… 私の名前は超メリークリ・スマスです… スマスで良いです…
私はデラべっぴんについて色々研究している『べっぴんサーチャー』をしています…
き…今日はよろしくです…」

スマス「ま まず始めにデラべっぴんについての基本的な情報です
デラべっぴんとは世界一綺麗な花です
でもとてもおかしな花で デラべっぴんは汚い所でしか花を咲かせまないのです
デラべっぴんが咲くほどの汚い場所は『臭い秘境』と呼ばれます」


Q.何故汚い場所で綺麗な花が咲くのか

スマス「ふ 普通の花が咲くのに必要なのは土だったり気温だったり水だったり光だったりですが…
デラべっぴんにおいて必要なのはたったの一つ
それが“空気の汚さ”です」

スマス「デラべっぴんは空気中に漂う汚染物質『マジクッセー』を
デラべっぴん特有の器管“美容管”に繋いでデラエネルギー『ドモホルン』に変換し吸収します
この現象の事を“ドモホルンリンク”といいます」

スマス「そのドモホルンこそ デラべっぴん最大にして唯一の栄養源です
ドモホルンがあるからデラべっぴんは成長し 綺麗な花を咲かせるのです」

スマス「し しかしだからといって絶対に花を咲かせる訳ではありません…
吸収するドモホルンが多すぎても少な過ぎてもダメで とても絶妙なバランスを保たねばならないのです
そこがまた難く調節も出来ないため デラべっぴんが咲くか否かは完全に運にまかせるしかありません」


Q.じゃあ綺麗な場所では咲かない?

スマス「い いえ 咲く事は咲きます…
しかし“世界一綺麗”と言うには程遠い姿になってしまいます
例えるなら天然パーマの朝… それはもう悲劇です」



スマス「じ 時間が来ちゃいましたね…早いものです
では 今日はこれまでです ありがとうございました…」


終 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/06/30(水) 23:32:56 ID:R0kXuwns<> なんか急に始まったw <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/01(木) 02:41:04 ID:x8KsJX2O<> 【ペロスケの 勇者の独り言】

パッ!
無意味「やぁ こんにちわわ
俺はペロスケ またの名を勇者ペロスケ!
人は俺を正義の素敵勇者と呼ぶ!!」

無意味「せっかくここであったんだ この俺についてもっと知ってみようじゃないか」



無意味「俺はペロスケ 23歳
武器はこの大剣『アストロ(中古)』だ
チャームポイントは右目の眼帯と 意味もなく貼ってる頬の絆創膏
自慢は重い鎧を着てても超速いことかな」

無意味「…ん? まだ俺のこと知りたいって?
しようがねぇな この欲しがりやさんめ
じゃ 細かい紹介ポイントをこのパネルにまとめてみたぞ
ハイどん」


・必殺技の名前を叫んで使う
・寒がりだ
・騙し討ちが得意
・収入は毎月5万円ほど
・ビームは出さない
・雷も呼ばない
・ロボットにも乗らない
・伝説の勇者の生まれ変わりではない
・人の家に無断で入り込んでタンスを開けたりはしない
・スーパーペロスケにはならない
・糖尿病予備軍だ


無意味「どうだ ホックホクだろぉ
だが実はあともう一つ! 俺には秘密がある!!
それはだな」


無意味「あの! 大魔女フーリャンとは恋人同士だったんだ!!
マジだぜ!!!!」

無意味「…ん? なんだなんだ
今度はフーリャンとの愛し愛されの日々の話を聞きたいって?
まったく…しようがねーな
んー そうだな 色々あるんだけどなぁ何を話そうかな…」

無意味「あ じゃあこれはどうだ! 俺がフーリャンを守って死んだあの時!!
あの時はもーマジ…泣いたぜ!!」


無意味「とんでもねー怪物の攻撃から体を張ってアイツを守った時…アイツが流した涙は今でも忘れられねー…
そしてその時に俺の人生最初で最後の…
おっと! ここからは再現ビデオで確認してくれ!
子供はもう寝な!!!
VTR キュー!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/01(木) 03:25:01 ID:x8KsJX2O<> 怪物「クルッポー!!」

大魔女「きゃああぁーーーっ!!!!」

ペロスケ「アブねーっ!!」
ダッ ドカーーーン!!!
ペロスケ「あいたーーーーッ!!!!!」

大魔女「ペロスケェーーー!!!!」

―――…

ペロスケ「……泣くんじゃ…ねぇ… テメェに涙はにあわねぇよ… これで良かったんだ…」

大魔女「死なないでペロスケ!! あなたが死んだらこの世には絶望しかないわ」

ペロスケ「馬鹿言うんじゃねー…お前がいる限り世界に希望は続く… お前なら出来る…俺が愛したお前なら…」

大魔女「ペロスケっ…!!」
ガシッ…

ペロスケ「あったけぇ… この温もりの中で死ねる俺は 幸せだよ…」

大魔女「…ペロスケ…… キッス…して…」

ペロスケ「…バァロー…人が死ぬ前になんてコト要求しやがる…」

大魔女「お願い…最後にあなたの唇の温かさを 柔らかさを…刻んでおきたいの…キッスして…」

ペロスケ「……バカヤロっ…」
バッ!!

☆ キッス! ☆

大魔女「ん…」

ペロスケ「…………ぷはっ …甘すぎだぜ 死ぬのが惜しくなっちまうだろ…」

大魔女「…ペロスケ… 体がほてってきちゃったわ…」

ペロスケ「な なにを…」

大魔女「お願い… 鎮めて……」

―――…

無意味「あぁいけねぇよフーリャン!! やめっ…やめろって! なに服を脱いでやがる!!
…ったく しょうがねぇな… 俺の勇者も伝説状態って 下ネタはやめろ!!!!!!!!」

ボケ妹「……お兄ちゃん…」

無意味「はっ!!! …チ チロリーン?!!!!」

ボケ妹「……お兄ちゃん… お兄ちゃんの…
お兄ちゃんのバカァーーーーーーーーーッ!!!!!!!」

無意味「ま 待てチロリーン!! ち…違うんだ…
違うんだ妹よーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

終 ※再現VTRには嘘が含まれてます 信じないで下さい <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/01(木) 16:54:42 ID:x8KsJX2O<> 【謎の女あらわる】

謎の女「こんにちわわ みなさん
あたいを覚えていますか?」


し〜ん…


謎の女「覚えてない 記憶にございません…と
まったく皆さんどうしようもありませんね…」

謎の女「まったくテメーらはどうしようもねぇ脳プリン共だなコノヤローーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!


謎の女「あたいを忘れた!!!? ふざけんじゃねーカス菌がーーーーーーーッッ!!!!!!!!
忘れたんなら教えたらァッ!!!!!!
あたいはセルライターX!!!!! セルライターXだバカヤローーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」
ドーン!!!!


し〜〜ん…


X「まーだ思い出せねーのかチンカス共ォーーーーーーッ!!!!!! 死ねーーーーーーーーーー!!!!!!!!
お前の細胞は何のために存在すんの?
あたいの事を記憶に刻み込むために存在してんだろーがボケェーーーーー!!!!!!!!!!
だからお前はダメなんだ だからいつまでたっても恋人つくれねーんだよ!!!!!!!!
いいか分かったかーーー!!!!!!!!!
あたいはセルライターXだーーーーーーーッ!!!!!!! もう忘れるなよ!!!!!!!!!!!!!!!!」


X「あ? あたいが前にいつ登場したのかも忘れちまったって?
救いようのねーなまけ脳細胞共だな…
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1249284639/の>>460くらいから見ろアホがぁーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」


X「はぁ…これで分かったろ…バカなキミタチでも……
あたいは疲れた…今日は帰ってやる…
だがいつかまた…あたいは登場する…
あの女に煮え湯を飲ませてやるためにな…
それまであたいを忘れるなよ…
それがテメーらの宿題だァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



終 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/02(金) 13:09:59 ID:ZiFPtctD<> 【お食事処パ〜ミヤンCM 短縮版】

クッキー「ようこそ!! こんにちわわーー!!!!」

バ〜ミヤン面々『ようこそーーーー!!!!!!』


クッキー「おいしい楽しい大満足!!!」

デブート「栄養満点特盛脂肪もう一丁!!!!」
パンパパァンッ

ザラザラコフ「つるぴか音頭も待ってるよよ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!」
キュッキュキュッキュ

パカラチンコ「君はもう見たか? 御神のありがたきゴールデンボール!!!!!!!!!!!」
バッババッババッバッバ

ダニー「店内には色とりどりのダニ達が放し飼い!!!!!!!」

クッキー「嬉しい!! 楽しい!! 大満足!!!!」

バ〜ミヤン面々『嬉しい!!! 楽しい!!! 大満足!!!!!』

クッキー「結婚も出来るよ!!!!!!!!!」


クソ無田「もぐふぁふぁグふックチャクチャッ(お食事処パ〜ミヤン!!!!)
ふぁぐふぁーッモグモグぺろっパクパクもりグチョぱっくんちょッッ(こいつぁ見逃せねぇ幸福確実のコンテンツだぜ!!!!!!!!!)」



おいでよ! パ〜ミヤン♪ パ〜ミヤン♪
TEL 931-931

※女性客は結納を前提に付き合っていただきます <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/02(金) 22:55:34 ID:ZiFPtctD<> 【マリモスの エンジェルレディ講座】


























































※マリモス氏原因不明の大ケガのためこのコーナーは中止致します ご了承下さい <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/03(土) 01:04:12 ID:kfYPAe7y<> 【ねこの なんでも相談コーナー】

ねこ「こんにちわわ 最近暇なにゃんですよぅ
君達の質問ににゃんがにゃんでも答えちゃうよぅ!」


Q.頑張っても勉強がうまくいかない。どうしたらいいの? たけし

A.諦めずに努力するのが大事だよぅ。
 努力という水をまき続ける事で結果という花が咲くんだって誰かが言ってた


Q.会社での人間関係がつらいんです ハム次郎

A.嫌な人でも笑顔で接する! そうすればその人もきっと笑顔になるはず!


Q.嫌いな食べ物が多すぎて食べる物がありません ガリ雄

A.とりあえず揚げればなんでもおいしくなるよ


Q.運動音痴を直したい。スポーツがしたいです。 ハヤト

A.毎日腕立てとか腹筋とか45.195km走り込みとか1000m水泳とか滝登りとか3000mロッククライミングとかを繰り返せば君もスポーツ万能選手に早変わり!簡単だね


Q.友達が悪い事に手を出しています。どうしたらいいでしょうか まおっち

A.悪い事してるなら警察へ連れてかなきゃ…それも友情だよぅ…


Q.女友達がとても凶悪な性格で私をいつもコキ使うのです
このままでは私は一生彼女の奴隷です。どうすれば良いのでしょうか しゃこ

A.あなたとは今度ゆっくりと話がしたい(涙)


Q.よるになるといつも、ママとパパがとなりのへやでケンカをします。どうにかしてください ひろし

A.それは喧嘩じゃないと思うよ…そっとしておこうね…うん


Q.いつまで経っても結婚出来ません。もう無理ですか?助けて下さい クッキー

A.大丈夫!きっとあなたにも運命の人が現れるはずだから!
 …でも“エンジェルレディがどうこう”とかアレな性癖な人は治した方がいいと思うよぅ…


Q.流悠と時間を垂れ流す人生の終点に見える後光の有無を信じた時に我々のこれまでの歩みを感じ浄化し天上に行く清浄なる魂を
犯した業と共にその罪を背負って来世に出るべきとばっせられたとするならば今朝のおかずはシャケ

A.ごめん…にゃんには分からない…
<> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/03(土) 01:41:07 ID:kfYPAe7y<> 【大魔女フーリャンの なんでも相談コーナー】

大魔女「あーはいはいこんにちわわこんにちわわ
なんか私があんたらのクソみたあな質問に答えるんだってさ くだらないわね…」


Q.頑張っても勉強がうまくいかない。どうしたらいいの? たけし

A.死ね ダメな奴は努力しても無駄
 来世に期待しなさい


Q.会社での人間関係がつらいんです ハム次郎

A.嫌いなヤツはブッアレしなさいよ そうすれば快適になるわよ


Q.嫌いな食べ物が多すぎて食べる物がありません ガリ雄

A.じゃあ餓死して死ね


Q.運動音痴を直したい。スポーツがしたいです。 ハヤト

A.無理 死ね


Q.友達が悪い事に手を出しています。どうしたらいいでしょうか まおっち

A.私の所へ連れてきなさい
 これまで生きてきた事を後悔させながらアレしてあげるから


Q.女友達がとても凶悪な性格で私をいつもコキ使うのです
このままでは私は一生彼女の奴隷です。どうすれば良いのでしょうか しゃこ

A.いいじゃない 奴隷。私の知り合いには喜々として奴隷をやってるバカが居るわよ。
 私の見たところ あいつはドMね。そういう訳であんたもドMになれば良いんじゃない?


Q.よるになるといつも、ママとパパがとなりのへやでケンカをします。どうにかしてください ひろし

A.…それは大変だわね まぁ…巻き込まれないように放っておいた方が懸命ね


Q.いつまで経っても結婚出来ません。もう無理ですか?助けて下さい クッキー

A.もう無理です。来世に期待して潔く死にましょう
 まぁあんたは来世も駄目そうね。諦めて消滅しましょう


Q.流悠と時間を垂れ流す人生の終点に見える後光の有無を信じた時に我々のこれまでの歩みを感じ浄化し天上に行く清浄なる魂を
犯した業と共にその罪を背負って来世に出るべきとばっせられたとするならば今朝のおかずはシャケ

A(悟り).もしその戒世に希望を見出だしたのならばその心尊きものとして末永く心に秘めるべし
秘めた光が世間の悪を滅し未来を照らす灯となろう ただそれを例えば欲望の中に投じたならば
世界は一瞬にして曇天の闇に包まれ慈悲の悲しみは消えうせるだろう つまり今朝のおかずはシャケばかりでなく白米としじみ汁も付属す <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/03(土) 21:49:24 ID:kfYPAe7y<> 【『人権侵害勇者』の 舞台裏】

亀「どっせいどっせい!!!!!!」

ボケ妹「どっせいよっはいっ ホーーーーーッ!!!!!!」

亀「どっせいどっせい!!!!!!!」

ボケ妹「どっせいィエアァーーーーーッ!!!!!」
ピースピース!

亀「どっせいリズムに乗せて!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「唸れ!!!! 魅惑の放物線!!!!!!
そうさ君はまさしく!!!!!!!!!!」

亀「どっせい!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「どっせい!!!!!!!!!!!」

亀「どっせい!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「どっせい!!!!!!!!!!!」
亀「どっせい!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「どっせい!!!!!!!!!!!」
亀「どっせい!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「どっせい!!!!!!!!!!!」
亀「どっせい!!!!!!!!!!!!」
ボケ妹「どっせい!!!!!!!!!!!」
亀&ボケ妹『どっせいどっせいどっせいどっせいどっせいッ!!!!!!!!』

ボケ妹「どっせいシンパシー感じてぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「期間限定だよーーーーーーー!!!!!!!! 期間限定だよーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「はーーーーーい!!!!!!!!!
おっ肉Q〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「バラ売りしちゃうぜ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!! どっせいどっせい!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「あたしをどっせい星に連れてっテ!!! あたしをどっ星に連れてっテ!!!!
土ッ星!土っ星!土っ星せぇぇーーーーーーいッ!!!!!!!!!!!」

亀「か〜ら〜〜〜〜のぉ〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!」

亀&ボケ妹『こんにちわわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!』
キュピーン!



――――…

亀「どうだ君これ…
この一発ギャグは間違いなく流行るぜ…」
ゾクッ

ボケ妹「流行るかボケーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」

ズドカァーッッ!!!!!!!
亀「ふぁブりーずッ!!!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/03(土) 23:16:37 ID:kfYPAe7y<> 前ファイトとあらすじ

それでは!! なんとかファイト!!
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1269349433/


前回までのあらすじ

ワラース「うひひひひ…うひ… うひっうひっ…うひひっっ…ひっひっ…
うきゃーーーーーーーーーっきゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!
ぶっぶブーーーーーーッ ブリィーーーーーーーッッ ブリひぃ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ ゲホォッッ!!!!!!!
カッカッ!!! カッカッカッカッカフッカフカッカケッコッ!!!!!!!!!!!
クカァーッ クカァーッ…げっふ…はげふッ ぶへェーーーーーーー!!!!!!
ん〜〜〜ブブッ!!! こ〜〜〜〜いこいこいこいこいこいッ こぺヒィ〜〜〜〜〜ッあぶれブフーーッ!!!!!!!
ダハハハハハハハハッ!! だっひゃらひゅはひゅはひゅはらいはひゅひっぷりィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
あじゃぱにぃひぃす〜ッ べへへへへへへッ ゴップラぶーーーーーーーーーーッ!!!!!
あべちょ…ひゃはーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」


以上 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/03(土) 23:43:40 ID:kfYPAe7y<> 大魔女フーリャン

20歳 170センチくらい ??kg 魔法使い


世界最強の魔法使いだけど最近はそうは見えない
悪魔 英雄 教祖 パンチラ大明神などと呼ばれているようだ
上から下まで全てパートワーク本で集めた古代の魔女なりきり服で揃えられている
頭にトンガリ帽子に マントとマフラーが一体化したやつ 黒と紫を基調とした魔女っぽい服 そしてミニスカで長い黒タイツ
とても20歳には見えないアレな服を見事に着こなしている

マリモスが大嫌い <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 00:17:57 ID:VC6QnumI<> ねこ(ララミー・マルダイ)

19歳? 160cm弱 ??kg 派遣忍者


ドM とんでもないドMである
いくら足蹴にされ罵声を浴びせられようと尽くすのをやめない
これをドMと言わずなんと言おう?
自己犠牲戦士(サクリファイター)とでも名付けようか

これでも忍者だが どうにも忍んでいない
一般ピーポーで溢れかえった街でも忍服で堂々とあるく念の入れようだ
手先が器用なので1分もあれば強力爆弾を作ることが出来る

“ねこ”の名は仕事上でのコードネーム
本名は“ララミー”という馬みたいな名前だ

毛並みが最悪で 頭の上の方の髪の毛を猫耳の用に固めている
服はノースリーブ黒づくめの忍服
腰に巻いた帯の余った部分を尻尾に見立てている所からねこの遊び心が伺える
忍べ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 01:14:00 ID:VC6QnumI<> うさぎ(チコ・リーター)

18歳 170cm弱 ??kg 派遣忍者


バカ
バカなので難しい話が分からず話の輪に入れない

“嫌い”という感情を超越しているのか マリモスの存在を全力で無視している

昔はジャングルで暮らしていてその出生については詳しくは不明
ジャングル時代から両親はいないようだが 記憶の中では微かに覚えているようで 父親と母親はうさぎの夢の世界でも現れている

タレ目が凄い

ねこと同じ派遣忍者だが 忍んでいない
しかし誰もうさぎを忍者とは思わないので特に問題はない

ねこ同様ノースリーブ忍服 しかし色はピンクだ
腹の部分がハートマークの形に開いていて意味もなく健康的な臍を見せびらかしている
足は必要以上にブカッとした長ズボンを履いている
中には 自身の強力な蹴りの反動で足が痛まないように衝撃を吸収するワタみたいなものを詰めているようだ
頭にはウサ耳バンド
そして頭の左右にはクソぶっといおさげがぶら下がっている <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 03:51:31 ID:VC6QnumI<> サナバー・ステーキー

21歳 175cmくらい ??kg 魔術学者


ジジイキャラの童顔優男だ
学者…らしいのだがあまり頭が良さそうには見えない
学者…らしいのだが毎日毎日老人会に参加していて学者業をまともにしていない

困っているものを見ると放っておけない性格
しかしそのためにフーリャンの仲間(下僕)になってしまった

『メコ』→『メコル』→『メコラ』→『メコレ』と強さの段階のある魔法で サナバーは『メコラ』級を使いこなしたまに切り札の『メコレ級』も使う
大魔女フーリャンがあまりにもぽんぽんぽんぽん使うのであまり凄そうに見えないが 『メコラ』を使うサナバーもまぁまぁ凄いらしい
だがあくまでもサナバー最大の武器は魔法を杖に宿す『マジックウエポン』だ
地味なのが難点

女の力が圧倒的に強いパーティで サナバーはすでに全てを諦めている
女性には“ちゃん”付けだ(一部除く)
最近は魔獣リリスによくイジられていた

なんかよく分からないローブ的なものを着ていて 2本の杖を背中に装着している(戦闘時以外は基本使わない) <> ○ フーリャンがあまりにもぽんぽんと『メコレ』級を使うので<><>2010/07/04(日) 04:11:27 ID:VC6QnumI<> 勇者チロリーン

20歳 175cmくらい ??kg 勇者


ブラコン野郎
「私様」だとか「勇者チロリーンだ」とか臆面もなしに言うアレ

チーム内のツッコミの星だ
エンデリルとは『人権侵害勇者』というコンビを組んでいる

兄ペロスケと色々あった大魔女フーリャンをライバル視している
そのため退魔の技も扱う事が出来る
しかしまだまだ実力に差はあるものの その強さはチームでナンバー2だ
勇者流の訳わからない必殺技を訳わからない技名と共に繰り出すのが趣味
お気に入りは『星ン風螺理彝』という訳のわからない技らしい

勇者っぽく剣を装備しているものの ただの飾りでただの模造刀らしい ただ邪魔なだけなのだ
全身に包帯だかサラシだかを巻いており 胸鎧を装備し
股間ガード(腰に巻くタイプ)のようななぞのヨロイも装着している
それにはデカデカと『勇者』の文字が書かれている のだが…

ちゃんとズボンも履いているので安心してほしい

髪の毛は訳がわからない
勾玉の形の髪止めを使用している
そして地面スレスレまで伸びる巨大なポニーテールが特徴だ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 16:49:16 ID:VC6QnumI<> マリモス・リロンコ

35歳 190cmくらい ??kg 騎士


ヒゲが素敵なナイスミドリスト
誉れ高き自由連合騎士団随一の剣の腕前だ
重度のロリコンで幼い女の子を見ると「エンジェルレディ」と叫び興奮するぞ
次期団長とも呼び声高い…がその性癖ゆえに実現は難しいとされている

仲間内(特に女ら)からは微妙に距離を置かれているが紳士な彼はそれに気付くはずもなく 気さくに絡んでは無視 またはブッアレされかけている
ただ一人チロリーンはマリモスの戦士としての実力に関心しているようである
一年前に小さくなったフーリャンを散々追いかけまわしたためにフーリャンからはクソ程嫌われている
しゃべる度に殴られるのは当たり前
酷いときには何もしてなくても魔法で攻撃される

超長剣ロードオブリスクと鋼鉄盾コンヴィヴィウムを持ち攻防一体のアレでアレする
技を使うとおかしな効果音が流れるぞ

全身にミスリ〜ル製フルアーマーを装着している <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 19:04:14 ID:VC6QnumI<> ワラース・ベルベッチ

24歳 160cm代 ??kg 楽天家


何が楽しいのかいつでも笑っている通称笑い袋
悲しい場面でも怒りの場面でも笑っている
何を考えているのか分からないためとても絡みづらい
大魔女フーリャンも どう接していいのか分からず敬遠しているようだ

面白いヤツが好き
笑われるのが大嫌いだ

武器はガス爆発槍というとても危険な槍
しかし爆発させると自分もダメージを受けてしまう それが欠点だ
この槍は とある武器会社…つまり『デス社』から“くすねて来た”らしい…
いつどうやってくすねたかは不明だ…

戦闘スタイルは 最初は何もせず相手の行動やら攻撃の呼吸を観察してから戦略を立てるタイプ
速く鋭い観察力が必要で常人にはとても真似出来ない

アフロヘアーでアフロにグラサンを引っ掛けている
服装はアロハシャツにタンパンというラフなものだ

ニートである <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 20:40:28 ID:VC6QnumI<> リリス

性別なし 3000歳くらい 150cm代 ??kg 精神攻撃用毒舌魔獣


大魔女フーリャンが使役する太古の魔獣

魔獣とは 大昔に世界を支配していた魔法使い達が使い魔として作り出した魔法生物
魔獣は“獣”という名の通り怪物の様な姿をしていて リリスの様な人型は殆どいない
リリスはかつての主人である魔女に憧れて 頑張って今の人間の女の姿になったのだという
元々は醜悪なTHE怪物であったとされる

嘘を見破る『嘘破なまこ』 目から幻影を見せるビームを出す『幻影投写』 幻影を実体化させる『森羅万象おめめ』などのスキルを持っている
リリスは戦闘用魔獣ではないが これらのスキルを応用することで 十分に敵をぶっ殺すことができる

昔慕った主人に似ている大魔女にとても懐いており そしてとても可愛がられている
イジりがいがあるのか サナバーもお気に入りのようだ
ねことうさぎは友達


ロングヘヤーだ
顔の左半分が髪の毛で隠れているが その下に左目はない
魔獣は単眼が基本なのだ

超スーパーロングコートを羽織っている
そのコートの中 上は確認出来ないが 下はどうやらズボンを履いているようだ… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/04(日) 23:55:01 ID:VC6QnumI<> その他


ミャンチュー・ミャミャミャ〜ミャン☆
27歳 180cm代 バーサーカー
戦闘キチガイでフーリャンの天敵
ありとあらゆる方法でフーリャンの魔法に対抗してくる
我流の格闘術はチロリーンを驚かせるほどすごい
1年前までは『超神会』の中枢会員だった
が フーリャンに倒され再起不能の重傷を負って隠れていた
しかしマエラドの力で復活し 夢魔を操りその力を取り込む能力を引っ提げ 一行の前に立ち塞がった!!
…だが フーリャンとの戦いでお空の御星様となり行方不明に


マエラド
50代? 170cm代(人間時) 6m(ゴリラ時) 夢案内人
世界各地で人々にレムの種を飲ませて半永眠病にしている悪の元凶
本人は世界の人々を幸福だか安息だかに導くため とかなんとか言っているが…

人間の姿の時には実体がなく触れる事が出来ない(マエラドも物を触れない ただしレムの種は持てる)
ゴリラの様な姿になると実体となり 触れる事が出来る
人間姿のマエラドは人を幻影の世界へ誘う『夢催眠』という能力を持ち
ゴリラ姿のマエラドは相手の意識の隙を狙い攻撃し その動作を認識させない『夢体術』を使いこなす

マエラドも驚くナイスミドル <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 00:11:23 ID:MVOC7cqX<> エンデリル・デヴァー

21歳 170cm代 記者


すっかり忘れていたエンデリル

フリーの記者でジャーナリスト
業界では『くわえた獲物は逃がさない 狙った獲物も逃がさない 記者ーク(シャーク)エンデリル…なんつってコレ』と呼ばれ恐れられている
まさにその通りで エンデリルは取材の対象とした者を地の果てまで追い掛け 秘密を探りシリの毛一つ残さないのだ
ハタから見れば行き過ぎた取材だが エンデリルは「世界の人々の満足のため」とかほざき変な正義感を心に置いている
しかし フーリャンの過去話を無理矢理聞き出した末に見たフーリャンの涙(嘘泣き)を見て心を改めたようだ

色々な雑誌で自分のコーナーを持っていて
コラムから映画評論に新作ゲームの採点 はたまた4コマ漫画までと幅広い

熱血で声がデカイ そしてオーバーだ

同い年のサナバーと意気投合し サナバーを『サニー』と呼ぶ
ワラースには気に入られて チロリーンとは漫才のコンビを組んでいる

実は魔法使いの家系
しかし使える魔法は特殊な『吟遊詩人魔法』だけ
『吟遊詩人魔法』は声に様々な効果を付与する珍しい魔法だ

トレードマークは記者っぽい帽子
カメラのフィルムやメモ帳にペンなど たくさんの記者セットをしまうため服にはポケットがたくさん付いている <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 01:35:06 ID:MVOC7cqX<> 《前回までのお話》
フーリャン、肉圧ミートプレスでミンチのピンチ!!


ギュギュギュギュギュギュ〜〜ッ!!!
大魔女「う…ああああああぁぁぁぁぁぁッ!!!!!」

マエラド「ふふふ…」


うさぎ「ぴょいーーーーーんッッ!!!!!
フーぴょん中身出ちゃうピョイィィィィーーーーッッ!!!!!!
やめてっピョオーーーーー!!!!!!」


ギリギリ…
大魔女「腐れ紳士ィ…ッ 離しなさいよ……ォおッ!!!」

マエラド「苦労して捕まえたのに 離すものですか」

大魔女「ゲ……ゲリ…ゲロ……ウンコ…メコ…ッ」

ギュウッッ!!!!!

大魔女「ぐッ…っぁぁーーーッ!!!!!」


マエラド「この状況でも実に反抗的だ
その精神力は賞賛にあたいします」

大魔女「ぐうぅ〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!」

マエラド「…やはり あなた程の者をここで殺すにはあまりにも惜しい…
殺すのは…あなたの“アレ”を奪ってからでも遅くない…」

大魔女「…!?」

マエラド「少し眠っていて下さい
…『裏夢催眠・剛のゆりかご』!!!!」
ギュギュギュッッ!!!!

大魔女「うっッ あぁァーーーーーーーーッッ!!!!!!」
バリバリバリッッ!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 01:57:52 ID:MVOC7cqX<> バリバリバリッ バリバリバリバリリィーーーーーッ!!!!!!!
大魔女「んぅあぁーーーーー!!!!!!!」
クネクネ

マエラド「…夢催眠は基本的に人の姿の私の技ですが…
この姿の私でも使えない事はないのですよ
多少手荒になりますがね」

バリバリッ バチバチバィーーーッ!!!!!!!
大魔女「ぐうあッ…腐れッ ……紳士ッッ!!!!!!」

マエラド「憤ッ!!」


バッチィーーーンッ!!!!
ぷすぷすぷす…

大魔女「きゅう…」
ガク

マエラド「これで大人しくなりましたね… 私の勝ちだ!」


《説明しよう
『裏夢催眠・鋼のゆりかご』は 腕から流した催眠パワー(通称ミンパー)を対象者の体に直接浴びせて催眠にかける技だ
決して 握力づ 気絶させてる訳では ない》


マエラド「…これでもう敵はいない
さて…では彼女を……」


うさぎ「ピョーーーーーーーーーッッ」
ダダダッ!

マエラド「!」

うさぎ「フーぴょん返せーーーーーー!!!!!!」
ダンッ!! カカーッ!
うさぎ「月光ピョンキーーーーーーーーック!!!!!!!」

ブォオーーーンッッ スカ〜!

うさぎ「ピョ!??」


――― 夢回避!! ―――

ザッ!
マエラド「あなたの意識 乱れすぎですよ」


ボッカァーーーーーンッッ!!!!!!!

うさぎ「ぴょガっ…あぅッ!!!!!」
ドゴーンッ!!



……フーリャンチーム…全滅!!!    THE END... <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 11:59:10 ID:MVOC7cqX<> マエラド「さて 行きますか」
ズゥン…ズゥン…



??「待ていッ!!!!!!」


マエラド「!」



サナバー「フーリャンを離さんかい!!!
この変態メガ!!!! メガ変態めがぁぁーーー!!!!!」
よろよろ


マエラド「…また立ち上がるとは
攻撃が中途半端でしたか?」
ゴゴゴゴ


ボケ妹「へ…自分の力を過信しすぎだよ…
お前みたいなオッサンの攻撃なんて屁でもないよ!!」

マリモス「わたくしの鋼のハートはまだ折れてはいない!!
ナイスヒゲから降り注がれるこの熱情が力を漲らせるのだよ!!!!!!」

ワラース「ぐふっへふへへッ!!!!
いひひひ…いーーーひひひひひひッ!!!!!!!!!」

うさぎ「ぴょ…ぴょうぅん!!!! フーぴょん 今助ける!!!!!」

亀「きゅう…」
チーン

ボケ妹「こいつはまだ気絶してやがる!!!!
空気呼んで復活しろよ ここは!!!!!!」
ガーン <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 14:24:08 ID:MVOC7cqX<> ずらー…


マエラド「どこからそんな気力が沸くのでしょう…
…随分と大魔女を慕っているようですね
鍛えられた手下だ あなた達は」

サナバー「わしらは手下ではない!!!!!」

ボケ妹「ライバルだバカヤローーーーー!!!!!」

サナバー「いや… 仲間じゃ!! わしらとフーリャンは!!!」


マエラド「仲間…ですか
懐かしい響きですね…」
スッ…

サナバー「!」

マエラド「残念ながら私はあなた方には興味がない
今はこの大魔女フーリャンが居れば良いのです
私の前から消えてもらいます」

マリモス「消せるものなら!!!
手負いの虎の強さをお見せする!!!!」
チャキンッ

マエラド「いや 結構」



ドンンッッッ!!!!!!



ゴゴゴォーーッ!!!!

ボケ妹「!!? あいつ…床を!?」

サナバー「まさか…!」


ビキビキビキビキッ バガガァーーーーンッ!!!!!!

サナバー「ぬうぅ!! 床が崩れた!!!」

うさぎ「落ちるーーー!」

ボケ妹「野郎ッ… 正々堂々と戦いやがれェ!!!!!」


ズゴゴゴゴゴゴゴェーーーーンッ…!! <> >>13 ×黒タイツ ○黒ニーソ<><>2010/07/05(月) 15:37:29 ID:MVOC7cqX<> みんな『Uwaaaaaaaaaーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

ヒューールルルルルルル…

ドッガァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『おんブーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!』



パラパラパラ…

サナバー「いつつつ…
ぐ…うぅ…みんな大丈夫かっ!!!!!!」

うさき「ぴょうぅぅ…」

マリモス「…ふぅぅ この鎧がなかったら危なかった…」

ワラース「ひひひ…あの高さから落ちて骨折しないなんて都合が良いにも程があるな…うひっひっひひひィィッ!!!!」

ボケ妹「くそーーー! なんで私様がこいつを庇わなきゃいけないんだ!」

亀「きゅう…」
チーン


サナバー「みんな無事で良かった…
ぐぬぅ…奴め… 強引な真似をしおって!
しかしマエラドはフーリャンをどうするつもりだ!?」

マリモス「分かった!!!!
マエラドはフーリャンレディをエンジェルレディにするつもりなのだよ!!
わたくしには分かる!! 彼の髭からはわたくしと同じ純愛戦士の波動を感じる!!!
むぅん!! 是非とも彼とは紅茶を飲んで話をしたいですぞ!!!!!!!!!!」

ワラース「ひひ…お前黙れよ…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 19:46:43 ID:MVOC7cqX<> ガコゴゴゴゴゴォンン……


サナバー「なんぞや!」


ドドゴーーーーンッッ!!!


ボケ妹「!!!!!!
やべーーーー!!! 上!!!!!」

ガラガラガララァーーーーーー!!!!!!

ボケ妹「瓦礫が落ちて来たーーーーー!!!!!!」

マリモス「危ない!!!!!」


ドガッ ドガドガドガガァ!!!!!
ズドドドドドドゴォォォォッッ!!!!!!


サナバー「こんなもん当たったら危険が危ないぞい!!
逃げるぞ!!!!!!!」

マリモス「しかしどこに逃げれば…
わたくし達が落ちたこの場所…どうにも出口が見当たりませんが!!?」

ボケ妹「ちょい!! 立て札があるよ!!! なになに…
『ここは余ったおしおき部屋なので出口はありません』
なんだそりゃーーーーーーーー!!!!!!!!!」

ワラース「えらく都合いい場所に落ちちまったな…ぐひひひひッ」 <> ×余った<><>2010/07/05(月) 22:26:28 ID:MVOC7cqX<> ゴゴゴゴゴゴゴゴッ…
ドォンッ ガガァアンッッ!!!!

ボケ妹「…落ちてくる瓦礫が途切れる気配がない…これはおかしーぞ!」

サナバー「多分マエラドじゃな!
奴が瓦礫を落としとるんじゃろう」

ボケ妹「まったく陰湿な事をしやがる!」

マリモス「おーぉ 一体どうしたら!」


ガラガラガラガラッ!!!!
ドゴゴオォォォォーーンッ!!!!!


ボケ妹「いつまでも避けきれないよ 私様なんてこのバカ(亀)背負ってるし!
よーしこうなったら…」
ゴゴォッ

その他『!?』

ボケ妹「究極奥義『覡滅殺蛔欒衙飫吁麼襾鐃頤无魔丶匚黌从』ーーーーーー!!!!!!!!!!」
ボワァッッ!!!!!
エネルギー巨人「ヴォオオオオォォォォーーーーーーッッ!!!!!!!」


マリモス「おーーーーーッ アンビリーバボー!!!!!!!」

ワラース「ぐふっ…化け物だな…こいつも…」


ゴガガガガガガガガガァッ!!!!

ボケ妹「だーーーーーーーーーーーラッッ!!!!!!!!!!」
エネルギー巨人「ガヴルルルォアアアァァァァーーーッ!!!!!!!!」

ブゥーーンッ ダダダダダダダーーーンッ!!!!!!


サナバー「おぉっ 瓦礫を弾いた!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/05(月) 22:59:54 ID:MVOC7cqX<> マリモス「おぉ…チロリーンレディが身を挺してわたくし達を守ってくれている!!
やはり彼女は素晴らしき紳士であった!!!」


ボケ妹「紳士じゃねー!!! 勇者だよっ!!!
それに悪いが 守っている訳じゃないよ!
反撃を狙っているのさ!!
行くぞエネルギー巨人!!!!」
エネ巨「ブォオオォーーーーッ!!!!!」

パシッパシッ


ボケ妹「この瓦礫を…投げ返ーーーーーす!!!!!!!」
エネ巨「ンンンンン゙ーーーーーーッ!!!!!!」
ブブゥンッッ!!!!!!


サナバー「おぉ! そうか分かったぞいチロリーンちゃんの狙い!!
投げ返した瓦礫で上のマエラドを引きずり落とすつもりか!!!」

ボケ妹「その通りおじさん!!
相手の姿は見えないけど こうして投げ返してりゃいつかあたるはずだ!!!!」
ブンブンブン!!!


サナバー「うむ!!!!! なんともパワー溢れる効率の悪い作戦じゃッ!!!!!!!」



10分後…


ブンブンブンッ
ボケ妹「当たらねーーーーーー!!!!! 疲れたーーーーーーーーー!!!!!!!!」
ズズーン! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 01:10:04 ID:yxZUJkk3<> ボケ妹「ちくしょ〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!! 当たらねーーーーーー!!!!!!!」

サナバー「まぁやみくもに投げとってはなぁ…」


エネ巨「ヴゴー…」
ゲッソリ
ボケ妹「エネルギー巨人も随分しぼんじゃったよ!ギリギリだ!!
ぐぅー…こうなったら…こうなったらーーーー!!!!!!」
ゴゴッ!!

その他『!!?』


ボケ妹「飛んでけボクらのエネルギー巨人ーーーーーーーッ!!!!!!」
エネ巨「ジュヴァアアアアアアアアァーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!」
ブブブーッ

《エネルギー巨人はケツジェットで飛んだ…》


その他『ぶーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!』
ズコー!!!


ボケ妹「エネルギー巨人を切り離す私様の超究極必殺技!!!!!
それが『闍彝晏鬪壊錬儀醫弖炉爆弾』!!!!!!
超濃縮エネルギーの塊である巨人は 何かとぶつかった瞬間に大爆発するよ!!!!!
こうなってしまったら私様にゃコントロール出来ないが
敵に向かって進めーーーーーッ エネ巨ちゃーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!」
バンッッ!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 12:29:17 ID:yxZUJkk3<> ドッッゴゴオォォォォーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!


サナバー「おぉ…爆発したぞい!!!!!」



??「ぐぎゃああああああぁーーーーーッ!!!!!」



ボケ妹「叫び声…どうやら野郎に当たったみたいだよっ!!!!」


ヒュールルルル…


マリモス「落下してきますぞ!!!!」

サナバー「皆構えておくんじゃ!!
落ちたらすぐさま総攻撃を仕掛けてフーリャンを奪還じゃ!!!」

うさぎ「ぴょん!!!!!」



ヒューーーー…
ドッスゥーーーーーーーンッッ!!!!!!!!

しゅううううぅ…
??「いっつつつ…」


みんな『!!!』


怪物「おミャーら何するんモリッ!!!!!!!!
この夢魔獣イナルイゴン様によくも恥をかかせたモリなァーーーーーー!!!!!!!
おミャーらは即刻チン謝すべきモリッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!! http://imepita.jp/20100706/441660

みんな『誰だテメーはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バッキィーーッッ!!!!!!!!!!

イナルイゴン「ぶッッチンコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 14:12:01 ID:yxZUJkk3<> ボケ妹「なぁーんだこのチンコ野郎はーーーーーーー!!!!!!!!!!」

サナバー「マエラドは…フーリャンはどうした!!!!」


イナルイゴン「マ マスターなら研究室へ行ったモリ!!!
マスターはおミャーらごときを相手にしているほど暇ではニャーモリよッ!!!!!」

ボケ妹「それで代わりがこのチンコかよッ!!!!!
心外だねェーーーーーーーー!!!!!!! 心外だねェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」

イナルイゴン「心外はこっちだモリ!!!
痛みと屈辱のモリ合わせモリッ!! 許せん!!!!
くらえーーーーーーッ!!!!!!」
ギュギューンッ!!

みんな『ッ!!!!!』


イナルイゴン「マッドシャワーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュシャアァーーーーーーーッッ!!!!!!


みんな『ぐわたーーーーーー!!!!!!!!』




ビチャビチャ…

ボケ妹「……」

サナバー「……」

うさぎ「……」

マリモス「……」

ワラース「…ぐふっ…くっせ……」


みんな『汚ねぇだけじゃねーかァーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!』
バギャアァーーッ!!!!!

イナルイゴン「ばッチンコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザーッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 17:11:36 ID:yxZUJkk3<> イナルイゴン「ガッフ…ッ
こ…こいチャら…キ…危険!! クレイジーズだモリッ!!
ここは…三十六計逃げるに如かずモリよーーーーー!!!!!」
ヨロ… ギュウンッ…

ボケ妹「あっ!!」

イナルイゴン「プクーーーー!!!!
水圧浮遊ーーーーー!!!!!!!」
プククーッ!


ボケ妹「顔(?)が超ふくれたーーーー!!!!」

サナバー「ジェット噴射のようにして逃げるつもりか!!」

ボケ妹「なに〜〜〜〜ッ
させるかーーーーーー!!!!」
ダッ!

ガシーッ!!

イナルイゴン「ッ!! はぅーーーーーん!!!!!」

ギューッ
ボケ妹「みんなこいつに捕まるんだ!!
せっかくだから私様達も上に連れてってもらおうよ!!!」

マリモス「それはナイスアイデアですな!!」

サナバー「よーしじゃあ奴にしがみつけーー!!」

わらわらわら…

ギュギュッ
イナルイゴン「いっ いたいモーーーーーーリッ!!!!
優しく掴んでーーーーーー!!!!!!!」


うさぎ「生暖かいピョ…… き…気持ち悪い……ォゲロォッ!!!」


イナルイゴン「もーーーダメーーーーー!!!!!!」
ブシューーーッ!!!!!


ドドドドドドドドドド…… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 17:50:27 ID:yxZUJkk3<> イナルイゴン「うああああぁーーーーーーーッッ」
ブシュシュウゥーーーーーッ!!!!!

みんな『Uwaaaaaaaaaaaーーーーーーーーっ!!!!!!!!』


ビュイーーーンッ!!!!


イナルイゴン「うがっはぁーーーーーー!!!!!」
ドッ ズザザァーーーー!!!!

ズザーッ ゴロゴロゴローッ
みんな『わ〜〜〜〜〜ッ!!!!!』



イナルイゴン「ハァ…ハァ… な なんて奴らだモリ…!!
オラをタクシー代わりに使うたぁーーッ!!!!
前代未聞モリッ!! 生まれて間もないオラが体験したチン事件モリ!!!!
これはもう一生の汚点だモリよーーーー!!!!!!」
ガクガク!!

ガシッ!!
ボケ妹「安心しな!!」

イナルイゴン「ハッ?!!」
ビクッ!

ボケ妹「お前の生涯はここで終わるからよぉーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキバッキーーーッッ!!!!!!

イナルイゴン「ぼッッチンコーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鬼畜ーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボシュウゥッッ!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 18:58:01 ID:yxZUJkk3<> しゅうぅ〜〜〜〜…ん


ボケ妹「…フー 下品な姿の奴がやっと消えてくれたね…」

サナバー「うむ そしてわしらもこの場所へやっと戻れたのう」

マリモス「見事にメチャクチャですなぁ〜
そしてやはり マエラドの姿はなしと…」

ワラース「あのチンコ…ゴリラは研究室に行ったとか言ってたな…ひひっ
一体あの女をどうするつもりなんだか…ふへッ」

マリモス「だからマエラドはフーリャンレディをエンジェルレディにだな…」

ボケ妹「野郎が何をする気かは知らねーが
ろくでもない事だってのは明らかだ!!
早く助けに行ってやろう!!!
いつまでも敵の手中にあるなんて 大魔女にとっちゃ屈辱以外のナニモノでもないだろうからね!!」

サナバー「その通りじゃ
チロリーンちゃんも分かって来たのう」

ボケ妹「じゃー早速研究室ってのを探し…うっ」
クラッ!

サナバー「!? 大丈夫か!?」

ボケ妹「あ…あぁ… エネ巨人を切り離して大量のエネルギーを一気に無くしちゃったからね…」

マリモス「戦えるのですか?」

ボケ妹「うん 一瞬ちょっと脱力しただけ
気力を保てば問題ないよ! …行こう!!」
バンッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 22:56:17 ID:yxZUJkk3<> 3階

ボケ妹「研究室ってどこだろう?」

サナバー「分からん… とりあえずシラミ潰しに探してみよう」


――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「駄目だ…便所だ…」

――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「駄目だ…また便所だ…」

――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「駄目だ…また便所だ…」

――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「駄目だ…また便所だ…」

――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「駄目だ…また便所だ…」

――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「駄目だ…また便所だ…」


――――…

《男子トイレ》

ボケ妹「3階便所ばっかりじゃねーかーーーー!!!!!!!!!!」
ガガーーン!!!

ワラース「うっ…へへ…トイレばっか見てたら大したくなってきたぜ…」

ボケ妹「早く行けーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/06(火) 23:54:59 ID:yxZUJkk3<> 5階

ボケ妹「…はーっ ここにはあるかな…研究室…
4階には『コンサマル式ヨガ室』しかなかったし… どうしろってんだよ……」

マリモス「おっ ありましたぞ!研究室!!」
ばんっ!

ボケ妹「ぶーーーッ!!!! 超あっさり!!!!」
ズコーッ!


ブツブツブツ…


サナバー「中から声が聞こえる…
間違いない…ここにおる!!」

うさぎ「フーぴょん…!」

ボケ妹「…ったく こんな時にこのバカ(亀)は… いつまで寝てんだよ…」

亀「キュー…」

サナバー「よぅし…いいか皆…
3、2、1…突撃じゃあァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

…の合図で突っ込むぞい」

ドンガラガッシャーーーンッッ!!!!!

サナバー「ど どうした 皆倒れて」

ピクピク…
ボケ妹「まぎらわしいよっ!!!!!
古臭いギャグに引っ掛かっちまった…!!」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/07(水) 00:06:53 ID:5TlMnq87<> ドリフかよwww <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/07(水) 01:20:18 ID:87CEuR1A<> 研究室内


ゴポゴポゴポ…


ジタバタッ!!!!!!
大魔女「いやーーーーーーーッッ いーーーーーーやーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」
ジタンバタンッ ギシッギシッ

大魔女「た 助けてーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
かたい隕石がーーーーーーー!!!!!!!! かたい隕石がぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ギシギシシッ


マエラド(まだゴリラ)「…うるさいですねぇ…
一体どんな幻を見ているのでしょうか…」
カタカタ ピピッ…

ビーコービーコー
大魔女「なんで私がこんな目にあわなければならないのーーーーーーッ!!!!!
死ねーーーーーキサマッ またしてもぉーーーーーーー!!!!!!!!!
こらヒゲおいテメェマリモスこらぁーーーーーーーーッ死ねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!! 」

ピピピピッ…
マエラド「大魔女フーリャンの脳界25次元解析…
!! …なんとこれは……素晴らしい!
高純度で潤沢な“アイドハーシカ”の海が見える…
こ これが手に入れば一気に私の計画が進む!!!!」
ゾクッ…

大魔女「やったーーーーーーーーー!!!!!!
(マリモス)アレったどーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!




研究室外

マリモス「なんだか首が痛い」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/07(水) 01:41:56 ID:5TlMnq87<> ひでえ夢だw <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/07(水) 03:00:26 ID:87CEuR1A<> 研究室内

大魔女「ハァーーーーーーー!!!!!!
ホーリーマジカルパワーで滅せよマリモォーーーーーーースッ!!!!!!!!!!!」

マエラド「あぁもう動かないで下さい」

大魔女「マリモスてめー私に触りやがったなーーーーーーーッッ!!!!!!!!!」
ギラッ

マエラド「私はマエラドです」

大魔女「うるせーーーーーーーーー!!!!!!!!!
お前とあのロリコンはキャラと名前がかぶってて紛らわしいんじゃボケーーーーーーーーー!!!!!!!!!」

マエラド(…夢催眠が解けた?!)

大魔女「うーん…
プリズムの視線を感じる…
とてもナチュラルな感情ですね…」
むにゃむにゃ

マエラド「いや…夢催眠にはかかっている…
ならば今のうちに…」
スッ…

キラリッ!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

マエラド「彼女にこの…レムの種を飲ませるのです…!!」
ゴオォッ… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/07(水) 19:59:54 ID:87CEuR1A<> 研究室内

マエラド「これで彼女の中に守夢獣を植え付ければ彼女のアイドハーシカは…
ふふふふふふふふふふふ…」
ニヤニヤ



研究室外

ボケ妹「なんか大魔女の叫び声が聞こえなくなってきたな」

マリモス「わたくしの首はますます痛くなるばかりだが…」


フフフフフフフフフフ…


サナバー「代わりに気味の悪い笑い声が聞こえ出したぞい…」

ワラース「鳥肌がする笑い声だな…うぃっヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!!!!!」

ボケ妹「…そろそろ頃合いじゃあないかな」

サナバー「うむ …よしっ」



研究室内

マエラド「はい あーんして あーん」

大魔女「や…やめれぇーーーーツ プリズムの電波は私には不必要なのよーーーーー!!!!!!!」

マエラド「あ こら暴れないでくださいよ…
しょうがないですね… 少々荒っぽいですが…」

ガッ
大魔女「むぐッ!!!!」

マエラド「力付くでも飲んでもらいますよ!」

ギギギギギギ!!!!
大魔女「モガーーーーーッ!!!!
んぐプブモガーッ んぐプブモガーッッ(プリズム痛ェー!! プリズム痛ェー!!!!)」
ジタバタ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/07(水) 23:02:20 ID:87CEuR1A<> マエラド「ぬぅーーーぇいッ!!」
ギッ!!!

パッカー
大魔女「ゥアガァーッ!!!!」

マエラド「まったく…てこずらせるッ!!
しかし…これで終わりですよッ!!!」
スッ…




「3」


マエラド「!?」


「2、1…」


サナバー「突撃じゃあぁーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!」


ドッカァーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!


マエラド「なっ!!!!!!?」


ぷすぷすぷす…
ボケ妹「…マエラド〜〜〜ッ!!!!!」

マエラド「あなた達っ…!!!!!!」
キッ


サナバー「フーリャンは返してもらうぞォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!
わしらとお主の 最後の決戦じゃああァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/08(木) 00:21:52 ID:CYi7PwYk<> ボケ妹「大魔女は台座に縛り付けられてるぞ!!」
ズラズラズラッ



マエラド「……ふぅ
…まったく あなた達の友情ゴッコには呆れさせられる…」


うさぎ「ゴッコ!? ゴッコじゃないピョンッ!!!!!
チィ達とフーぴょんは固い絆で繋がれてるんだピョーーーーーン!!!!!!」

マエラド「そうですか
しかし私にはどうでも良い事です
とりあえず 私の邪魔をしないで貰いたい」
キラッ


サナバー「ぬっ お主が持ってるソレは…レムの種か!!
キ…貴様!!!!」


マエラド「安心して下さい…まだ飲ませてはいません…
まだ…これからです」
ギッ…

ぱっかー
大魔女「ぁうアッ…」


サナバー「貴様ーーー!!!!!
フーリャンから手を離せぇっ!!!!!
メチヤ サイウル メコラーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!」

ボンボビヤァーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マエラド「ぐっ?!!!」


サナバー「いまじゃーーー!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/08(木) 01:02:10 ID:CYi7PwYk<> メチヤ サイウル メコラ

概要:うるさい



アンビラギャースギャースベビィバャアァァーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!

マエラド「くっ…!!!!!」


ボケ妹(耳栓してる)「今だ!!!!!」

うさぎ(耳栓してる)「フーぴょん今助けるピョーーーンッ!!!!!!」

ダッダッ!


マエラド「だ…大魔女フーリャンは!!!!」
バッ

ガシッ
大魔女「ぶりずミャッ?!!!!」

ブッチーーンッ!!!!

マエラド「渡しません!!!!!!」


ボケ妹「ぐっ!! 大魔女がまた奴の手にッ!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/08(木) 13:30:46 ID:CYi7PwYk<> ドスーンッ…
マエラド「間一髪…」

うさぎ「フーぴょん返せっピョイィーーーー!!!!」
ギューンッ

マエラド「むっ!!」
ササッ

ドガーーーンッ!!!

ガラガラ…
うさぎ「高速うさ飛び蹴りが避けられたピョ…」

マエラド「当たりませんよ そんなもの!」

マリモス「ならばこれはどうだい?!!
二連刃!飛華斬りーーーーー!!!!!!」

ヒゲーーーーーーーッッ!!!! ヒゲーーーーーーーッッ!!!!(効果音)
ズババーーーーンッ!!!!!


マエラド「ッ 外れた! いや…ワザと外した?!」

ビュンッ!!

マエラド「!!」


マリモス「急転直下! スカイダイビング斬りですぞーーーー!!!!!」
ウヒョーーーーッ!!!!(落下音)


マエラド(さっきの攻撃は目くらましですか
上からの奇襲! しかし十分に反応出来る!!)

ガッシィッ!!!!


マリモス「うぐぬッ 片腕で止められるとは!!
しかしこのピンチをチャンスに変えてこそのナイスミドル!!!」
グァバッ!!! ガシシッ!!


マエラド「何っ! 捕らえた私の腕を…!」

マリモス「今です!!!」


ダーッッ!!!!

ボケ妹「ウラー!!!!!」

うさぎ「ピョウゥゥーーー!!!!」

ワラース「イ゙ヒヒヒヒヒヒッ!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/08(木) 16:36:30 ID:CYi7PwYk<> マエラド「―――3人!!」
ギッ…! ブンブン!!!
マエラド「くっ 邪魔ですよあなた!!!」

ギギギギギッ!!
マリモス「んーふふふ! 邪魔をしますよ! フーリャンレディを助けるため!!
そしてユーとのナイスミドル戦争に決着をつけるためにね!!!!!!」
キラーン

マエラド「何を言っているのですか あなたは」


ボケ妹「大魔女フーリャンを持っている奴の右手に攻撃を集中だぁーーーーーーーーッ!!!!!!!
『罵忿反真』ーーーーー!!!!!!!!!」

うさぎ「熱烈ピョンキックピョ!!!!!!」

ワラース「刺す…へへへっ!!!!」

ゴォーーーーーッ!!!!!


マエラド「(右手は使えない!! そして左手も封じられている!!!)
ならばこうです!!!!」


ザガガガガガガァーーーーーンッ!!!!!!!!


ボケ妹「ぐわたーーーーーーーーーッ!!!!!!!」


マエラド「夢パンチが駄目なら夢キック!!!!!」

マリモス「あいたーーーーーーーッ 一本取られたーーーーー!!!!!!」

マエラド「あなたも…いつまで捕まっているつもりですか!!!」

ベシャーッ!!!
マリモス「あいたーーーーーーーッ!!!!!!!」
《↑地面にたたき付けられるマリモス》



??「ヒヒーーーーーンッ!!!!!!」


マエラド「!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 00:51:49 ID:lc1KMxP+<> サナバー「ウマ メコラ!!」

ボンッ
魔法馬「ブルルヒヒーーーン!!!」

サナバー「行くぞ ラッキー!!!!」

魔法馬「ヒヒーーーーーンッ!!!!!」
パカラッ パカラッ!!


マエラド「!!!!」


パカラッパカラッ!!!
サナバー「ぬおーーーーーーーー!!!!!!!!」

マエラド「…馬ッ!? …速い!」


サナバー「ジャンプ!!!」

魔法馬「ヒヒィッ!!!!」
ダンッ

サナバー「ぬおらーーーーッ!!!!」
ババーッ!!

《マエラドに向かって馬から飛ぶジジイ》

サナバー「フーリャン… ちょっぴりシビれるが我慢してくれ!
シビード メコラ!!!」
ビリ…

《電気を纏うジジイ そのままマエラドの体にくっつく》


マエラド「ぐ…ぐおーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」
ビリビリビリーーーッ!!!!

大魔女「おギャーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
ビリビリビリーーーッ!!!!

サナバー「ぅあぎゃーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
ビリビリビリーーーッ!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 01:17:50 ID:lc1KMxP+<> シビード メコラとは…
触った相手をシビれさせる魔法
強力だが相手と密着していないと駄目な上に自分も痺れるクソ魔法



マエラド「ぐッッぐッーーーーーーーー!!!!!!!!」
ビリビリビリーーーーーッ!!!!!!!

大魔女「何事ーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
ビリビリビリーーーーーッ!!!!!!

サナバー「今じゃみんなーーーーーー!!!!!!!!」


ボケ妹「サ サナバーさん!!!」

マリモス「お…おぉ! マエラドの手が…」


バリバリバリッ
マエラド「おおおおぉぉぉ……ッ!!」
グググッ
マエラド「痺れて……て…手が…意思に反して開いていきそうだ…!!
このままではこぼれる…!!!」

大魔女「ぐげがーーーーーッ?!!!!!!!!」
ビリ〜ッ

サナバー「もう少しじゃ! もう少しの辛抱ぎゃあああぁぁーーーー!!!!!」
ビリリーッ!


マエラド(彼らは大魔女フーリャン奪還を最優先で向かって来ている! 私への攻撃も二の次ですか!
今だって こんな魔法でなく普通の攻撃魔法だったら私にダメージを与えられていたはずなのに!)
ビリビーリビリッ!!
マエラド(これでは防戦一方…! それではよろしくない…
…ならばッ!!!!)

キュアアァァ… <> ※サナバーはマエラドの背中にくっついている<><>2010/07/09(金) 01:32:31 ID:lc1KMxP+<> グググ…ゆるゆる


ボケ妹「よーし! 奴の手が緩んで来たよ!! 大魔女が落ちる!!」


マエラド「渡しま…せんよォーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
ギュギュアーッ!!!

サナバー「!!?」
ゾッ…


ザクゥーーーーーーーッ!!!!!!!!!


サナバー「がッッぐァーーー!!!!!!」
パッ…


ワラース「うへへッ!?」

マリモス「マエラドの背中から…刃が!!?」


サナバー「ぐっ…離して…しまった……」
ヒュー…

魔法馬「ヒヒンーーーー!!!!」
ズザーッ!!!

ボフンッ!
《見事にスライディングでジジイをキャッチする馬》


マエラド「おさまった……!」
ガシッ!!


ボケ妹「くそッ!! もう少しだったのに!!」


ギロッ
マエラド「残念…でしたね!!!」
グニャニャン…スラーンッ


ボケ妹「!!? 奴の前腕の所が刃物状に変化した!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 01:45:08 ID:lc1KMxP+<> マエラド「ギロチン……」


ボケ妹「ッ!! ヤバイッ 逃げろ!!!!」


マエラド「カイザーーーー!!!!!!」
ヒュストォッッ!!!!

ズババーーーーーーーーッッ!!!!!!


マリモス「な…なんという切れ味!!
床に亀裂が走りましたぞ!!」

ワラース「つーか…イヒャヘァッ なんで腕が刃物になってんだよ…ウヒヒヒッ!!」

サナバー「ぬ…ぐぐ… もしや…」

うさぎ「じっちゃん! 大丈夫ピョ?!」

サナバー「あ…あぁ… 掠っただけじゃ…」

ボケ妹「何かに気がついたのかい?」

サナバー「うむ…今のマエラドからは わしらが戦った夢魔獣と同じ気配を感じる…!
もしや奴は ミャンチューの様に夢魔獣の力を取り込んだのかもしれぬ…」

ボケ妹「な…なんだって!」


マエラド「…その通り!!
今度はこちらから攻める番ですよ!!」
ギャリンッ!
マエラド「ギロチンウェーブ!!!!」

ジャッシュ!! ジャッシュ!!!!


ズババーーーー!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 01:52:34 ID:lc1KMxP+<> サナバー「斬撃が床を走ってくるぞい!!」

マリモス「ぬん! 敵が刃を使うというなら こちらも負けられませんな!!」
チャキンッ!

サナバー「マリモス!! やめとけ!!」

マリモス「一直線! 青飛華斬りーーーーー!!!!!!」

ヒゲゲーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!(効果音)

ズバババーーーー!!!!!


ワラース「うひっ…斬撃がぶつかるぜ……」


ドッッッ ザガァーーーーーーーーーッッ!!!!!!!


マリモス「!!」


バシュウッ ンズバババァーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!


マリモス「ま…負けたーーーーー!!!!!」
ガーン!


サナバー「マリモス!!! 危なーーーーーい!」

ズッバババーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
マリモス「ぬごォーーーーーーーーー!!!!!!!!」





くちゃくちゃ…
大魔女「むにゃ… ……やったぁ…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 02:26:39 ID:lc1KMxP+<> そのころ… 気絶しているエンデリルは夢を見ていた…



《エンデリル日報本社》

編集長亀「会議だぜ!!!!!!!
お前ら今日拾って来たネタを教えやがれ!!!!!!!」

記者亀1「俺はこれだぜ!!!!!!!
『人気俳優パンゴ 白ブリーフで大暴れ 道の真ん中でご開チンで大放尿』!!!!!!」

編集長亀「バカヤローーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」
ブァッキィーーーー!!!!!!

記者亀1「おんブーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」

編集長亀「直球の下ネタはやめろーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
うちは偏差値高く行ってんだよーーーーーーー!!!!!!!!!」

記者亀1「イ イエッサーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

記者亀2「俺はこれだーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
『ベンズートでブラウンコントロールシステムが大暴走、ベンズートで異臭広がる
サネード氏が緊急会見「まさかここまでとは…」と困惑
止まらない暴走についにハリバンドシステムの起動を宣言、一時的な事態の収束を狙う』」

編集長亀1「それだーーーーー!!!!!! そういう事だーーーーー!!!!!!!!」

記者亀1「でもよく分かんないぜ!!?」

編集長「つまり…
サネード君がウンコを盛大にやっちまって便所が臭くなったんだろーーーーーーー!!!!!!!!!!
でウンコがいつまで経ってもおさまらねーからケツに栓ぶち込んで止めよう って話
だろーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」

記者亀1「下ネタじゃないかーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!
下ネタをゴチャゴチャと回りくどく言ってるだけじゃないかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!」

編集長亀「うるせーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
編集長が高く見える様に書いてりゃ中身なんてどーでもいいんだボケーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!」
バキーッ!!!

記者亀「ブーーーーーーーーーーッ あざーーーッス!!!!!!!!!!!!!!!!」 <> ×編集長が高く ○偏差値が高く<><>2010/07/09(金) 03:01:41 ID:lc1KMxP+<> しゅううううう…


ボケ妹「わーーーーッ 斬撃をモロに受けちまいやがったーー!!」

サナバー「マリモスーーー!!!!」

ワラース「プッ…つフッ… ついに死んだか…ぐげげげげげげげッ!!」


しゅーーーー…

マリモス「死んで まっせーーんよぉーーーーーーーーッ!!!!!!!」
バーン!


サナバー「なんと!!」


マリモス「体を丸めてミスリール製※鎧で防御したのだよ…しかし!!
ミスリール製※鎧に傷がついてしまったーーーーーーーー!!!!!!!!!」
ドンッ!!!

サナバー「な なんと! あのミスリール製※鎧に傷をつけるとは!!
なんと恐ろしい刃じゃ……!!!」

※ミスリール製→とにかく硬い


マエラド「私が取り込んだ夢魔の力は
体の好きな場所に鋼鉄を真っ二つにする程の刃を移動させ生やす能力…
ここからが勝負ですよ…」
しゅん… スラァッッ!!!!


ボケ「こ 今度は腕から両足に!!」


マエラド「蛇刀刃!」
カッ!カッ!カッ!カッ!カッ!

《床を5回切り付けるマエラド すると》

ズバズハズバズバズバァァーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!


サナバー「ぬ ぬぅ!! 今度は5つの斬撃が!!!!
逃げ場がないぞ!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 11:10:05 ID:lc1KMxP+<> サナバー「ぬぅーーー!!!
マグオン ガドロワ メコラ!!!!!!」


ボゴゴォッ!!!!!

サナバー「皆! この壁の後ろへ隠れるんじゃ!!!」


マエラド「フフ… そんな薄壁一枚で蛇刀刃が防げるはずがないでしょう…」
ニヤッ


ザガガーーーーーーッッ!!!!…
ドッギャギャギャアアァーーーーーー!!!!!!!
ギャリンッ ギャリンッ ギャリリリィッ!!!!!!!


サナバー(ダ…ダメじゃ…!!)

ボケ妹「うおおおおおおおーーーーッ!!!
究極奥義『覡滅殺蛔欒衙飫吁麼襾鐃頤无魔丶匚黌从』ーーーーーー!!!!!!!!」
ボシュシュウッ!!!!!

エネ巨「ズオオオオォーーーーーーー!!!!!!!」


マエラド「!!?」


その他『!!!!』



バゴゴォーーーーッッ!!!!!!!

サナバー「ぬッ ぬぅアッ!! 壁が…破られてしもうたッ!!!
斬撃が来る!!!!!」


ボケ妹「みんなァーーーーーー!!!!!!」
エネ巨「オオオオオオオオオオォーーーー!!!!!」
ズオォォッ


マリモス「何をするつもりだい?!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 13:28:31 ID:lc1KMxP+<> ボケ妹「ッだァーーーーーーーッ!!!!!!!」
エネ巨「バアァオォーーーーーーーッッ!!!!!!」

その他『え…』


ガシッ!!
ブーーーーーーン!!!!!!!


サナバー「ヌァーーーーーーっ!!!!
上に投げ飛ばされたーーーーー!!!!
ま まさか!! チロリーンちゃんはわしらを斬撃から逃すために?!!
しかし…チロリーンちゃんはッ!!!!!!」


ザガガガガガッ!!!!!!


ボケ妹「来いーーーッ!!!」
エネ巨「バオーーーッ!!!」
バッ

ズバッシャアァーーーーーーーーッ!!!!!!!


うさぎ「チーちゃん!!」
ヒューー…

キャッチ!! ストン…
エネ巨「バル」
ボケ妹「みんな…ケガはないかい」

サナバー「わしらは大丈夫じゃ!!
しかしチロリーンちゃんは…!」

ボケ妹「エネ巨が盾になってくれたおかげでダメージは最小限に抑えられた
これくらいなら問題ないよ」
《↑腕からちょっと血が出てるボケ妹》

ボケ妹「それよりサナバーさん ちょっと協力してくれるかい」

サナバー「?」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 20:45:27 ID:lc1KMxP+<> マエラド「ほほう なかなか面白い避けかたをされましたね…
ならばもう一度…むッ!!」


ギューーーーーーンッ!!!!!!
エネ巨「ヴォオオオオオオオオオオーーーーッ!!!!」
ボケ妹「行けぇエネ巨ーーーーーー!!!!!!!!!」


マエラド「エネルギー体を…ッ!!!?
…フゥゥーーーーッ!!!!」
グニョ〜ン…スララァッ

ガキィーーーンッ!!!!
ギリギリギリッ…!!

エネ巨「ヴヴヴヴヴゥゥゥッ!!!」

マエラド「…なんだ…ッ 見た目に反してパワフルではありませんね…!
これなら簡単に押し返してしまえそうですよ」
グゥーーーーッ!

エネ巨「ガャベェ〜〜〜!!!!」
ズズルルル〜ッ


ボケ妹(…ここに来る前にエネ巨を切り離したから 今のエネ巨は本来の力の半分もないんだ
メガマッチョのマエラドに細マッチョのエネ巨が太刀打ち出来ない事くらい分かってる!
私様の本当の狙いは…!!)



カァッ!
サナバー「マグボーダズ バクマグナ メコレ!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/09(金) 22:39:41 ID:lc1KMxP+<> ドドドーーーーーッ!!!!!!!


マエラド「ん!!?」


エネ巨「ヴォ…」
ニヤッ


ボゴゴォオォーーーーーーンッッ!!!!!!!


マエラド「な…なにぃ!!!!!??」

《↑エネルギー巨人の体から巨岩が突き抜けて来てビックリするマエラド》

マエラド「これは… そ…そうか!!!!
この巨人は私の視界を遮るための囮だったか!!!!!」


サナバー「その通りおじさんじゃーーーーー!!!!!!
避けて見ろぃ!!!!!!!!!」

マリモス「んーー! 素晴らしい連携プレーだ!!!
30ジェントルポイント差し上げよう!!!!!」



ガガガガガガッッ!!!!
ドーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!


サナバー「当たったぞい!!!!!」

ボケ妹「ハァ…ハァ もうエネ巨は引っ込ませるよ…」

サナバー「うむ チロリーンちゃんの巨人が消えた後に見ゆるは悶絶するマエラドじゃ!」


しゅしゅうぅ〜〜〜〜〜… <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/09(金) 22:43:09 ID:39aoyObp<> ジジイ失敗フラグ立てんなw <> 《私が実況ウインドウです》<><>2010/07/09(金) 23:34:21 ID:lc1KMxP+<> スゥーーーーー…


サナバー「どうじゃ…!!!!
!」


ヒュウゥゥゥ…

《ジジイが放った巨岩がマエラドにぶつかったまま動かない
…と思ったその時!!》


ピシッ!!!!


うさぎ「ピョッ?!」

マリモス「岩に切れ目が…」


ピシピシピシピシピシィッッ!!!!!

スパパーーーンッ!!!!!!!
パラパラパラ…


マエラド「危なかった… 今のは危なかったですよ…」
ドンッ!!!!


サナバー「ガビーーーン!!!!!!!
なんで平然と立ってるんじゃーーーー!!!!!
ハッ!!!!!!!!!」


バーーーーーン!!!!!
スラリッ!!!!


ボケ妹「刃が腹に移動してる!!!!
腹で岩を受け止めて斬ったのか!!!!」

マリモス「なんて器用な腹なんだーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/10(土) 00:07:56 ID:uesRBXU7<> サナバー「わ…わしのとっておきの作戦が…」
ガクーン…


マエラド「万策尽きましたか?
ならば次はこちらから一方的な絶望を差し上げましょう
モードチェンジ!! 私の中の夢魔の力を変える!!」
キュアアアァン…
ズギュルズギュル…

ドンッ!!!


ボケ妹「な…なんだ!」


マエラド「ブラスターBX!!!!!」
ジャキン!!!

《マエラドの腕が銃口に変化》

マエラド「Mキャノン!!!!!」
ズゥッッ!!!!!


パゴーーーーーーーー…
ドギャギャアァーーーーーーーンッッ!!!!!!!!


みんな『あいやーーーーーーーーーーッ!!!!!!!』

ドカーーーーーーーン!!!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/10(土) 00:44:34 ID:uesRBXU7<> ボケ妹「がほォ〜〜〜… ッぶね〜〜〜〜… …!!!
ブッッ!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴ… ガラガラガララ…


サナバー「今の攻撃で壁が吹き飛んどるやんけ…」
ゴーン…

マリモス「凄い威力ですな…」



マエラド「そう そしてあなた達はこの圧倒的な破壊の前に
私に近づくことすら出来ず朽ちるのです…」
ズキュウゥーーーンッ…ダダダダダダダダダダンッ!!!!!



サナバー「か…体中から銃口… じょ…冗談じゃろ…」



マエラド「非情の塵と化せ!!!!!
Mキャノン・ワイルドガトリング!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!


みんな『uwaaaaaaaーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!』 <> 《亀は隅っこの方で寝かされている》<><>2010/07/10(土) 01:12:16 ID:uesRBXU7<> バキュンバキュンバキュンバキュンバキュンバキュンバキュンバキュンバキュンッ!!!!!!!!!

マリモス「まるで銃弾の雨!!!
これでは身動き一つ取れませぬぞッ!」

ボケ妹「くそーーーー!!!
封殺される勇者なんて冗談じゃないよ!!!
こんなもんかい潜って行って野郎に正拳ブチ込んじゃる!!!!!!」

サナバー「この殺人雨の中に飛び込むと?!
無謀じゃ!!!!!」

ボケ妹「かまうかーーーー!!!!!!」
ダッ

サナバー「や やめとけーーーーーーーッ!!!!!!!」



ボケ妹「うああああぉーーーーーー!!!!!!!」
ザザザザザザッ!!!

バチチチーーーーーーン!!!!
ボケ妹「ぐわたーーーーーーッッ!!!!!!」
ズザーッ!!!


プスプス…
ボケ妹「む…無理だった…」

サナバー「だから言ったのに!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/10(土) 02:05:33 ID:uesRBXU7<> ドドドドドドドドドッ……


ボケ妹「つ…突っ込んで一つ分かった事は… この銃弾の雨一つ一つはさっきのデカイ一発に比べたらたいした威力じゃない…ってことかな…」

サナバー「そしてもう一つ
この殺人雨をくぐり抜けるのは容易ではないという事か…」

ワラース「ぐふっ …詰みじゃねぇかよ…げひゃはははッ!!
おいどうだ… ここから何歩か下がりゃこの銃弾も届かなくなる…
いっそ ケツまくって逃げるってのはよ…
野郎もその最後のチャンスをくれてるように見えるぜ…
一気に殺す気ならもう一度デカイのを撃って来てるはずだしよ…」

サナバー「な…何を馬鹿な!!」

ワラース「へへ…じゃあよサナバー…お前また良い“妙案”でも思い付いたのかよ…
そうだったら是非聞かせてくれや…ガヒヒヒヒッ!!」

サナバー「そ それは…」

ワラース「俺は無駄死にはごめんだぜ…
結局あんなやつ俺らの手に負える相手じゃなかったんだ…フィーーーーッフィフィフィフィフィ!!!!!」

その他『‥‥‥』 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/10(土) 02:26:14 ID:uesRBXU7<> マエラド(…迷っている迷っている…あの表情
大魔女フーリャンを…仲間を見捨てるかそれとも…
彼らの心が激しく揺らいでいる!!)



その他『………』

ワラース「おい…どうすんだよ… …いっひっひっひっひっ!!!!」


しーん


うさぎ「………やだ!!!!!!!!」

その他『!』

うさぎ「フーぴょん置いてくのやだーーーーーーーーーッ!!!!!!!!
やだやだやだぁーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!」
バンッ!

ボケ妹「う…うさぎさん!」

マリモス「当然です…! レディを捕らえられたまま逃げるなど騎士の恥!!」

サナバー「そうじゃ… あやつを置いて逃げるくらいなら死んだ方がマシじゃ!!!!」

ワラース「………ぐフフフッ!!!!
…ったく そーゆーと思ったんだよ…俺は…ククク…
言っとくけど 今のは冗談だからな…本気にすんなよ
でもよ…このままではどーにもなんねーのは事実だろ…どうするよ…?
ギャッハハハハハハハハッ!!!!!!」

サナバー「むぅ…」

ポクポクポクポクポク…… チーーーーンコッ!!!!!

サナバー「!!! ひっらメイターーーー!!!!!!」
キャピーン!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/10(土) 02:40:29 ID:uesRBXU7<> ワラース「またかよ…
今度はどんなクソ作戦が飛び出すんだろな…ウェヘヘヘェヘァヘァヘァヘァヘァヘヘァーーーー!!!!!!」

サナバー「ク…クソ作戦ではない!! 多分!!
この殺人雨を抜ける策を思い付いたんじゃよ!!!
しかしそれには ワラース!! お主の力もいる!!!」

ワラース「あぁ…? ぐひふ…」



ドドドドドドドドドドドド…


マエラド「…!
(彼らの顔から迷いの表情が既に消えている…
あの表情は決して逃げないという固い意志の表情…!
そして 何かを企んでいる様な…)」


――…

サナバー「…出来るか?」

ワラース「難しい注文しやがる…へへへっ!!
……まぁ 出来ない事はない…へへっ!!」

サナバー「さすがじゃ!ならば頼んだ!
皆も良いかの?」

ボケ妹「聞いてる分じゃさっきの私様より無謀な気がするんだけど…
でも今の状況 そんな大勝負に乗ってみるのも悪くないね」

うさぎ「フーぴょん助けられるならなんでもやるピョン!!」

サナバー「…ありがとう!
じゃあ…行くぞぉ…
…マジックウエポン!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/10(土) 02:54:01 ID:uesRBXU7<> サナバー「ヒューコ ギーコゴル メコラ!!!!
氷の力をわしの杖へ!!!!」
キィーーーーンッ!!



マエラド「…仕掛けてきますか!!」



サナバー「アイスガンナー!!!!!」
ドンッ!!
サナバー「ゆけーーーーいッ!!!!!
アイシクルショットじゃーーーー!!!!」

ガギギギギギギギギギギギギャアァアーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!

《杖からたくさんのつららの弾が放たれる》


マエラド「私の弾丸に氷柱の弾丸で対抗する気ですか…?!
…笑止!! その程度の段幕では問題にもなりませんッ!!!!!」


バリリリリリリリリリリィーーーーーンッッ!!!!!!!!
パラパラパラパラ…


サナバー「………ッ」
バギャギャギャギャギャギャギャアァーーーーーーッ!!!!!
《↑更につらりを撃つサナバー》

ワラース「ふーーん…ぐへへへへ…!」
じろじろっ <> つらり<><>2010/07/10(土) 14:05:37 ID:uesRBXU7<> ドギャギャギャギャギャーーーーーーッ!!!!!
バキキキキキキィーーーーーーンッ!!!!!!

ドギャギャギャギャギャーーーーーーッ!!!!!
バキキキキキキィーーーーーーンッ!!!!!!

ドギャギャギャギャギャーーーーーーッ!!!!!
バキキキキキキィーーーーーーンッ!!!!!!


《↑これがあと10回以上続いた
そして》




ワラース「…見えたぜ…ぐふふふふふ!!!」
カッ

サナバー「マ…マジか よしこれで……
皆…準備は良いか」

ボケ妹「お おーよ! 腹は括った!!」


サナバー「よーし…ではいくぞぃ!
作戦名『しもやけ特攻隊』じゃ!!!」
ギンッ

ココココココココココココ…



マエラド「…! 段幕が増大した
ヤケでも起こしましたか?」



サナバー「ワラース!! お主の導き出したルートを教えてくれ!!
マエラドに氷弾が届く 微かな道筋を!!!!!!」
バーン! <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<>sage<>2010/07/10(土) 14:11:47 ID:zW30c5bS<> 最近の平均的なネトウヨ

・在日乙、チョン乙、ルーピー乙
・小沢が430兆の借金を作った
・子ども手当て2.6兆のバラマキのせいで日本がギリシャになる
・鳩山イニシアチブは中国への1兆7500億のプレゼント
・小泉さん戻ってきてください
・アメリカを怒らせてはならない
・親中国は売国奴、日本を中国に売る気か
・郵政法案の強行採決をやめろ
・大企業優遇は雇用の確保
・失業者、派遣、母子家庭は自己責任、努力が足りない
・自民の支持率が低く、民主の支持率が高いのは日本人が愚民だから <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<><>2010/07/10(土) 23:13:51 ID:uesRBXU7<> カコココココココココォォォーーーーーッ!!!!!



マエラド「…いつまで続ける気ですか
これだから頭の固い人間は困…」

ザダッッッ

マエラド「!?」


ヒュコォオオ…


マエラド(氷………)
《↑すぐ側に氷弾が着弾して呆然とするマエラド》
マエラド「!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!


マエラド「氷が…私のガトリングの間を縫っているだと?!!!!
そんな馬鹿な??!!!!」


ドドドドドドドドド……


マエラド「!!! 氷の上に何かが…!!!
ま…まさか!!!!!!!」



バーーーーーン!!!!!!

ボケ妹「そのまさかだよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!
これが我々 しもやけ特攻隊だァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ピョオォーーーーーーーー!!!!!!!!」

マエラド「髭ターボ!!!!!!!!!!!!」
ギュンッ <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<><>2010/07/10(土) 23:22:29 ID:uesRBXU7<> サナバー「わしがただやみくも氷弾を飛ばしていると思ったかーーーーー!!!!!!
お主が撃つ弾丸の軌道をなんやかんやで計算してなんやかんや出来るなんやをかんやしていたんじゃーーーーーー!!!!!!!!!!」

ワラース「おい…なんややかんやしたのは俺だぜ… ひっひひひひ!!!!!」 <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<><>2010/07/11(日) 00:03:57 ID:6WQlPAjZ<> ゴゴーーーーーーーーッッ!!!!!!!!


ダンッ!!
ボケ妹「かかれーーーー!!!!!
私様達の最大の必殺技を奴にぶつけるんだ!!!!!」


シュバッ!!!
うさぎ「ピョユユゥゥーーーーーーーーーッッ!!!!!!
大陸弾道ミサイルピョオォーーーーーンキィーーーーーーックッ!!!!!!!!!!!!!!」

マリモス「伝説剣!!!! ティラノ斬りーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「『新説ッ 櫑貳炎怒火糸戊流撤怐吠侶達成者』ァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴッ…
ドガァーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!




サナバー「やったぞい!!!!!!!
これならきっとマエラドは血達磨じゃーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!」 <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<><>2010/07/11(日) 00:45:44 ID:6WQlPAjZ<> しかし


そうはいかんざきだった…



チロリーン達の総攻撃


その刹那


マエラドは


体中に作り出した銃口を


最大出力で暴発させた!


(ただしフーリャンを持った右腕部分は除く)



ドボゴォッッ!!!!!!!!!!!!
ドッッグァアァァアアアァァアァアアァアアァアアァーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ボケ妹「ぅあぁぁァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」 <> 名無しさん@そうだ選挙に行こう<><>2010/07/11(日) 13:04:22 ID:6WQlPAjZ<> 三人『わァーーーーーーーー…!!!!!!』
ピュー!
《↑吹っ飛び帰ってくるボケ妹 アホ ロリコン》


サナバー「!!」


ドッザァーーーーーーッ!!!!!

ボケ妹「ぐっ…くッ!!!!
くそぉ…くッそォーーーーッ!!!!!!」
バシンッ!!!

サナバー「な…何があったんじゃ!!
黒焦げじゃないかッ!!!!」

ボケ妹「あの野郎 全身を爆発させて私様達を弾き返したんだ!!!
届かなかった… ちくしょう…ちくしょうッ!!!!!!」

サナバー「そ…そん…な…!!
やはり無謀すぎたのか… わしのせいで皆にダメージを…!」
がくっ…

ワラース「…おい ぐふふッ…だが見てみろよ…」




しゅううううぅぅ…

ドン!
マエラド「あ…あァ…!!」
ザクッ!!! カラーン!
《↑体の何箇所かにつららが刺さっているマエラド》

マエラド「全ての氷弾を弾く事は出来ませんでしたか…
しかし驚きましたよ… あの乱射を…かい潜って来るとは…!!!」
ザクザクッ カララァ〜ン!!

マエラド「…
(今の状況… こちらが完全に優勢なのは確か
しかし私の方も少しずつ追い詰められ始めているのも事実…
例えそれが 山に針を刺す程度のレベルといえども油断は禁物…
ここで…最大中の最大 本気の本気を出して カタを付けるとしましょう…!!!!)」
ギンッ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 00:24:28 ID:2IoHDHQ5<> サナバー「ぐぬぅ〜〜〜〜!!!!! たった…たったあれだけのダメージか…」

ボケ「…サナバーさん! あんたの 次の作戦を聞かせてくれ!!」

サナバー「え…」

ボケ妹「あいつに勝つための策を 私様達に教えてくれ!!!!
私様達はあんたに言われた通りに動く!!!」

サナバー「し しかし… わしの考える策など…」

ボケ妹「しかしじゃねー!!!!!
あいつを倒すための近道を考えられるのはあんただけなんだ!!!!!
少しでもダメージを与えた今!! 畳み掛けるんだよ!!!!!!」

サナバー「チ…チロリーンちゃん… しかし……」



ドンッッッ!!!!!!


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!


マリモス「と…とんでもないエネルギーが充満する!!!!!!」

サナバー「な…なんじゃあれは…!!!!!」



ドンッッ!!!!!!!
ジジジジジジジジジジジジ……

マエラド「手加減は なしですよ…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 00:59:30 ID:2IoHDHQ5<> 《マエラドの頭上には巨大な火球が
火球はゆっくりと巨大化してゆく!》




ボケ妹「冗談…きつすぎるよ…
今でさえ太刀打ち出来ないエネルギーパワーが…まだ膨らんでいってる…」



ギュゴゴゴゴゴゴゴ… バキッバキバキッ!!!!
《更に更に巨大になる火球は 物や壁を消し炭にして破壊してゆく》

マエラド「…モードチェンジ…
この力は今までの生半可なそれとは次元が違うますよ…
一分咲きから“満開”へと完成したこの夢魔の圧倒的な破壊力を冥土の土産としなさい!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!



ワラース「……ふふふ…笑えねぇ…
どう思うよ… あんなんブッ放されたら……」

サナバー「間違いなくこの城が…いや!!!
ここら一帯が…さら地になる!!!!!
だ…ダメじゃ…どうにもならーーーーーーーん!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ぴょややァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!」



マエラド「“地獄炎”ッ!!!!!!!!!!!!」
バォッ


大魔女「むにゃあ…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 01:20:25 ID:2IoHDHQ5<> マエラド「喰ら……ッ」
グッ!!!!



大魔女「む…むにゃら…
ゲリ…… ゲロ… ウンコ メコレ…」


ブゥーーーーーゥッチュッ!!!!!!!
バリブリボブブッ!!!! バッ!!!!! ボブッ ボブベァァァーーーーーッ!!!!!!!!
ヂャッベチャアァァーーーーーーーーッッ!!!!!!!
モリモリブリュリュッブブーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!


マエラド「ぇオ゙ーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーッ


みんな『!!!?』


大魔女「コチョコーチョ…メコレ… むにゃむにゃ…
ギギギリギリギリギリギリ…」

さわさわこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!!
マエラド「こッ こそばゆッッ
ひ…ヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェ!!!!!!!!」


ぽかーん
ボケ妹「な…なんだぁ…
大魔女のやつ…寝ぼけてんのか…」

サナバー「いや…違う… あやつ…… フーリャンは…!!」



こちょこちょこちょ
マエラド「ヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒェヒッ…
(大魔女フーリャン!!!!!!
彼女は幻覚に溺れる無意識の中で 仲間を守ったというのか!!!!)」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 01:33:24 ID:2IoHDHQ5<> ワラース「あ…あの女のおかげで助かったぜ…一先ずは… へ…へへっ…」

ガクゥッ!
サナバー「―――ッ」

うさぎ「!? じっちゃん!」

ダンッ!
サナバー「結局わしらは… お主に守られてばかりか…」
ギュ…


―――― サナバー…助けてサナバー… ――――


サナバー「……!!
わしは…わしは 大切なヒトを誰ひとり…守れないのか……
…あの時の様に……」

ガツンッ!!
ガツンガツンガツンッ!!!!


ボケ妹「なっ!おいッ!!
なに頭を床に打ち付けてんだよ!」

ガバッ! ツー…
サナバー「…そんなのは嫌じゃ!!!!
好きなものを守れない男になんて 俺はなりたくない!!!」
どん!




マエラド「ヒ…ヒェヒェヒェッ… い…いい加減にしてく…ださヒェッ!!」
ボゥッ!! ギュゴゴオオオオオオオォォ!!!

《また火球を出すマエラド》




サナバー「うおぉーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
タタンッ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 14:21:04 ID:2IoHDHQ5<> サナバー「ワラース!!!!
お主の槍を 思いっきり奴に向けて投げてくれ!!!!!」
カッ!

ワラース「なんでまた… なんて 聞いてる暇はなさそうだな…くくっ
大事に扱え よッッ!!!!!!!」
ビュンッ!!

ギュオオオオオオオオォッ!!!!!!


サナバー「――――…!!」
ボソッ…



ビビューーン!
《真っすぐとマエラドに飛んでく槍》

マエラド「!!!」
《↑やっとくすぐり地獄から解放されたマエラド》

ズズズズズズ…!
マエラド「そんなものが私に届くとでも!!!?
この火球で その槍も あなた達も 吹き飛ばしてあげましょう
30%“地獄炎”!!!!!!!!!」
ババァッ!!!!!


ドーーーーーーーーーッッ!!!!!

ビュビューーーーン…



ボケ妹「む 無理だ!!
あんな槍じゃてんで話にならねー!!
あの火の球が来るぞ!!!」

サナバー「……!!!」



ビューーーーーーン……ッ ギュルルッ!!!!
《その瞬間 火球と正面衝突しようというワラースの槍は
一気に回転を増した!!!》



ドッ!!!!
ズドシャーーーーーーーーーッ!!!!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 20:18:47 ID:2IoHDHQ5<> ギャルルルルルルルルルーーーーーーッ!!!!


マエラド「なっ……!」


ズドドバシュゥーーーーーーーーンッッ!!!!!!!

《火球をド真ん中から突き抜けた槍
火球は弾けて消えた》


ボケ妹「つっ…貫いたァーーーーーーーッッ!!!!!!!!
槍が…あの火の球に勝ったーーー!!!!!!!!」




マエラド「(な…何故!!!?
今の地獄炎…最大威力の30%しかなかったとはいえ あんな槍におし負けるなど…!!!!)
…!! はッ!!!!!!!」


ビューーーーーーンッ!!!!!
ギャルルルルルルルルルルルゥゥーーーーーンッッ!!!!!!!!


マエラド「な…なんだあの異常な回転はーーーーーーーーッ!!!!!!!」




ワラース「…ぐふふ… お前の仕業だな…サナバー…すげーじゃねーか…」

サナバー「…わし自身驚いとるよ…」



やさしい解説
ワラースの投げた槍をサナバーが「ギャルフーラ ヒュース メコレ」で超回転させていたのだ…
ドリルみたいになって貫通力が倍増したワラースの槍は見事にマエラドの地獄炎を打ち破る事が出来たのだ!

やさしいくない解説 完 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 22:49:03 ID:2IoHDHQ5<> サナバー「この集中力のまま…次こそフーリャンを助ける!!!!」
カッ!



ビュンッ!!

マエラド「あの槍の次のターゲットは私か…!
あの地獄炎を破ったパワーに正面から挑むのは愚作!
ここは冷静に回避するのが正しい道ですね…」
ササッ


ギャルルルルッッ!!!! グイィーーーーンッ!!!!!

マエラド「何ッ 槍の軌道が変わった!!!」



サナバー「槍の動きもわしの思うがままじゃ… 逃がさんぞい!!」



ギュギュンッッ!!!!!

マエラド「ぬ…ぬぐぅぅぅーーーーーーーーッッ …なれば!!!!
全神経を研ぎ澄まし 槍を止めてくれましょう!!!!!」
キッ!!


ピーーーーーー…ンッ!!!!



マリモス「マエラドが逃げるのをやめた!!
槍を自らの手で止めるつもりだよアレはッ!!!!
あの集中力…まるで今のサナバーくんの様だ!!」




ビュビュゴォーーーーーーーーーーッッ!!!!!!

マエラド「超集中――――――…夢キャッ」

大魔女「ウンコ メコレ」

ブリィーーーーーーーッ!!!!!!

マリモス「んごーーーーーーーーーーッ!!!!!!!」
ブーッ <> 最後 ×マリモス ○マエラド<><>2010/07/12(月) 23:01:41 ID:2IoHDHQ5<> マエラド「こ こんな時にーーーーーーーッ!!!!!!!」
ぐっはぁーーッ


ドスッッッ!!!!!!

マエラド「ずがァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」
ザザァーッ!!!!




ボケ妹「当たったァーーーーーーー!!!!!!!
奴の…マエラドの右腕にクリーンヒットだぁッ!!!!!!!!!」
バンッ!



マエラド「うぉゴァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」

ドズゥッ!!!!!!
《槍はマエラドの腕とともに壁に突き刺さった》

ドクドクドクッ
マエラド「くっ…ハァッ!!! は…速く槍を抜かねば……」




サナバー「ギャルフーラ ヒュース メコレ…
そこにもう一つの魔法をプラス!レイフー ココル メコレ!!!!!!
極意・合体魔法『北風無限凍魔』じゃっ!!!!」



ヒュコォーーーーーーッ!!!!!!

ピキピキピキ…

マエラド「こ…凍る!!!! 槍の刺さった所から…!!
ぬ…抜けない!!!!!!!」
グッ グッ!




サナバー「ウマ メコラ!!」

ボムッ!
ラッキー「ヒーヒーン!!!!!!」

サナバー「皆ーーーー!!!!! わしに続けーーーーーーー!!!!!!!!」

みんな『うおーーーーーーーーーッ!!!!!!!!』

ドンッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/12(月) 23:55:36 ID:2IoHDHQ5<> バカラッ バカラッ バカラッ!!!!

サナバー「ラッキー!!!!
速く!!!!!! もっと速くじゃ!!!!」

バカラッ バカラッ
ラッキー「ヒヒーーーンッ!!!」


マエラド「お…おおぉ…!!」
ボウッ…


サナバー「!!」


マエラド「10%“地獄炎”!!!!!!」
ズバシャーッ!!!!


サナバー「跳べーーーー!!!!!
ラッキィーーーーーーーーッ!!!!!!!」

ラッキー「ブルルルッッ!!!!!!!」
ダンッ!!!

《魔法馬は火球を飛び越えた! 火球は床に着弾!
そしてそのまま一直線にフーリャンを目指すぞ!》

サナバー「フーリャーーーーーン!!!!!」


大魔女「…むにゃ?」


ガッシィーーーーーッ!!!!!!


マエラド「ぐッ…ぐォそぉーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」


サナバー「フーリャン…!!! …お……おぉぉおぉおぉおおおぉおぉぉっ…
奪い返したぞーーーーーーーーーー!!!!!!!!」


マエラド「に…逃がす…かーーーーーーーーッッ!!!!!!!!」
バキバキバキィッ!!! <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/12(月) 23:57:04 ID:zzT7gwoD<> 今まではフーリャンがほとんど一人で戦ってたから、こいつらが活躍する展開はいいな <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 00:19:22 ID:eWe6OOQY<> サナバー「…フーリャン… 良かった……わしは…救えたのか………」
ぽろぽろぽろ


バキバキバキッ!!!!
マエラド「渡さない!!!!!!
か…彼女のアイドハーシカは…私のモノだァァァァーーーーーーーッ!!!!」
バリリーーンッ!!!!

《マエラドは右腕を犠牲にし氷を砕いた
そしてジジイを捕まえようと追い掛けようと立ち上がった!》


サナバー「…わしの方ばかり見ていてよいのか マエラド!」

マエラド「!!」


ドドドドドドッ!!!!
ボケ妹「サナバーさん あんた最高にカッコイイよ!!!!!!
あとは私様達にまかせなよ!!!」

マリモス「マエラドよ 覚悟ーーー!!!!」

ワラース「ギヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!!!!!」

うさぎ「ピョオォーーーーンッ!!!!!!」


マエラド「ぬうぅうぅーーーッ!!!!!
ちょこざいな!!!! 消えなさい!!!
40%“地獄炎”!!!!!」
ズムッ!!!!


ドカーーーーーーーンッッ!!!!!!!


マエラド「当たった!!!!」

サナバー(いや…違うぞい…マエラドよ…)

ボフンッ
《↑魔法馬が消えた》

サナバー(今お主が攻撃したのはチロリーンちゃん達の影じゃ…
わしがブシンシ メコレで作ったんじゃよ…
わしのサポートはこれまでじゃ…わしの魔力はもう尽きた……
あとは頼んだぞ…) <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 00:40:17 ID:eWe6OOQY<> サナバー「あとは…頼んだぞぃ……」
ザッ… ドサァッ…

《サナバーはフーリャンに覆いかぶさるように倒れた》



《そして ボケ妹達はマエラドの背後に回って突撃していた!!
これが多分 最後の攻撃だ! 全身全霊を賭けて!!》


ダダダダダダダダッ!!!!!!!
ボケ妹「…くっ!」
フラッ… ダンッ!!!


《だが 最悪のタイミング!
エネルギーを大量に消費していたボケ妹に脱力が起きた!
倒れかけたボケ妹は力強く踏み止まった!
しかし それで気付かれてしまった! マエラドに!!》

マエラド「!!!!」
バッ
マエラド「何故後ろに!!?
……ぐくぅッ!!!!」
コアァァッ ピキイィーーーッ!!!!

《マエラドの行動は早かった
地獄炎は間に合わないと判断し 即座に自分の中の夢魔の種を変えモードチェンジしたのだ!!!!
マエラドの体は黒く輝く鋼鉄のボディへと変質した!!!!》


ボケ妹「ぐっ…」


《ボケ妹達は絶望した
あの鋼鉄の体に 果たして攻撃が通るのか――…
サナバーが作り出した最後のチャンスを 無駄にしてしまうのかと…
だが その時!!》


??「諦めんじゃねーーーーーーぞーーーーーーーッッ!!!!!!!
頑張れ!!!! 皆頑張れェ!!!!!!
チロリーン うさぎ ワラース マリモス ファイトだぁーーーーーーーー!!!!!!!!!」


ブワッ…
ボケ妹「ハッ…!!!」


《突然響いた声
それと同時にボケ妹達に力が湧き上がった!!!!》


ザッ!
亀「この僕 エンデリルの『応援ボイス』だ!!!!!
みんなに 力をッ!!!!!!!!」
バーン! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 01:38:44 ID:eWe6OOQY<> ボケ妹「―――行ける!!!」
シューッ!

《亀の応援を受けて自信を取り戻した4人
4人の体からはなんか湯気みたいのが立ち上っている!》


ボケ妹「行くぞーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」
バババッ!!


マエラド「破れるものかぁッ この体ァーーーーーー!!!!!!!!!」

ゴォッッ!!!!!!



ボケ妹「武神乱技『猛攻! 摎時仆嗚犧鴈于韆突兵姻落手』ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

うさぎ「大怪獣殲滅高速回転超ピョンキーーーーックッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガズガドゴゴォーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

マリモス「勇剣!! 鉄騎撃墜斬りッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハィーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワラース「ギャハハッ 死にさらせーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズビズビズビビィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ついでに“破壊ボイス”!!」
ボエゴーッ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 02:10:06 ID:eWe6OOQY<> ドドドォッ…

マエラド「おッ…うぅッ!!」


ピキィッ…
ボケ「…ッつ…ッ どうだよ!!?」


マエラド「ゴ…ご… ごォッ!!!
き…効かない… キカナイ…!!!!!」


亀「う…嘘ぉ… こいつ馬鹿ですかーッ!!」

ボケ…「いや…待て」


マエラド「だ…大魔女フーリャンを…私の手の中に……!!」
よろよろ…


ピシィッ!!


マエラド「…? ! な…なんですか…このヒビは……」

ピシッ!! ピシピシィッ!!!!
パ・リーンッ!!!!!

マエラド「…………あぁ…」


パラパラパラパラ…



マリモス「マエラドの体が…崩れていく…」



マエラド「…これは…夢か…
私の計画… “夢”……世界の“夢”が…
こんな所で……」
ピシッ!! バキッッ!!!!!!


マエラド「潰えるというのかァァァーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バッギャアァーーーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 02:45:01 ID:eWe6OOQY<> ササァー…


ボケ妹「……粉々に砕けちまった…」

うさぎ「チ チィ達! 勝ったの!!?」

ワラース「これで生き返ったらこえぇだろ…ぐふっ」

マリモス「最後の最後まで謎の人物でしたなぁ…
だがしかし…惜しい紳士だった…」

ボケ妹「そうだ エンデリル…お前が力をくれなかったヤバかったよ
本当にありがとう」

亀「よせやい!! みんなが戦っている中で僕は何もしていなかったんだ
最後の最後で役に立てて嬉しいぜ!!!!」

ボケ妹「…そういや この戦いの勝利の立役者のサナバーさんは…」




ゴロゴロ…
大魔女「…むにゃ… んぐぅ…
……う…… …?」
パチッ
大魔女「アレ……私今まで何を…… ん…ふぁああぁ…
…つか… なんか重いんだけど…… むっ…」

ズシィッ…
サナバー「キュウ〜…」

大魔女「……なんだクソジジイか…… …ふぅ…
…………………ん?」

サナバー「ぐぅ〜…フ…フーリャン……」
ボソボソ…

大魔女「………クソジジイ…」

サナバー「…ぐ…おぉ… フーリャン…目が覚めたか…」


大魔女「何やってんだこの鼻モゲラジジイがァーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!
死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドーッ!!!

サナバー「おん ブーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザザーッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 11:50:07 ID:eWe6OOQY<> ビタタタンッ ビターンッ ペチッ!


ボケ妹「あっ! あいつ何やってんだ!」
ダッ


大魔女「死ね!!!!! 地面に埋めてやる!!!!!!
クソジジイ!!!!!!」
ビシッ ゴッ! プチュッ!!

サナバー「まゴッ! ぶべっ あべすッ!!!」


ボケ妹「やめろやめろー大魔女ーー!!」
タタッ

大魔女「あ…あんたら」

ボケ妹「助けてくれた恩人になんてことしてんだよ!!!!!!」

大魔女「お 恩人?」



かくかくしかじかどーたらこーたら



大魔女「そ そうだったの」

ボケ妹「そうだよ! お前を助けてサナバーさんは力尽きたんだよ!!
それなのにお前と来たら!!」

サナバー「そ…そフらん…」
ボロ〜…

亀「THE 誤解って奴だな
はっはっは 大魔女フーリャン なかなか可愛いトコあんじゃん」

マリモス「ですなぁ〜」

2人『はっはっはっはっはっは!!』

大魔女「…ウンコ チューニュ メコレ」

ギュッポンギュッポンギュッポン!!
2人『おぼこォ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!』 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 13:55:36 ID:eWe6OOQY<> 大魔女「…そうだったわね
私は腐れ紳士に捕まってたんだ…
しかしまさか…あんたらに助けられるなんて」

亀「あぁ!! 史上稀に見る大激戦だった!!!
怒号と互いの攻撃が奏でるシンフォニー!!
あの光景を思い出すとついつい筆が動いちゃうボコスカメモリアル!!!
明日の一面は『一流記者エンデリルは頑張った!!!!』で決まり!!」

ボケ妹「…お前調子に乗んなよ…」

マリモス「1番頑張っていたのはサナバーくんだよ
フーリャンレディを助けるため 果敢に体を張っていたよ」

大魔女「……迷惑かけたわね…」

サナバー「仲間を助けるのは 当然じゃろ
礼を言われるほどの事ではなかろう」

大魔女「…フ そうね」
ニコリ
大魔女「……で 腐れ紳士は…」

ボケ妹「あいつは死んだよ」

亀「世界に恐怖の半永眠病を広めた謎の人は死んだ…
これで今日から皆 安心して眠れるだろう…
…完ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 17:32:06 ID:eWe6OOQY<> 大魔女「勝手に終わらしてんじゃないわよ」

サナバー「そうじゃ わしらにはまだやる事がある…
わしらがここに来た元々の理由は半永眠病について調べるためじゃろ」

亀「おいおい 勝った余韻にもっとひたろーぜキミタチ!!
マエラドはもう死んだんだ もういいだろー!!
それよりパーテーだパーテー!!!
飲んで食って騒ぎまくろーじゃねーかよ!!!」

サナバー「だがなサナバー殿
マエラドが死んでも 半永眠病の患者は恐らくまだ眠ったままじゃ
彼らを救うためにも半永眠病について知る必要があるのじゃ」

亀「うっ!! それは正直盲点だったぜ…!
もうパーテーの事しか考えてなかったよ!」

大魔女「あんたは本当にお気楽な思考だわね」

亀「分かった!! じゃあ行こうぜ!!!
…でもその前に少し休憩しよ? …ダメ?」

サナバー「そ…そうだな あの戦いの後じゃ…ちょっと体を休めよう」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 19:26:05 ID:eWe6OOQY<> というわけで 休憩した


うさぎ「フーーぴょーん!!!
良かったねぇーー 良かったねぇーーー!!!!!!!」
ガシッ

大魔女「うさぎ」

うさぎ「良かったっピョォ〜〜 良かった良かったピョイィィ〜〜〜!!」
すりすり

大魔女「分かったから 分かったから離しなさいよ
でなければあなたの体中の生傷に唐辛子を塗り込むわよ」


――――

ボケ妹「フー…」
とんとん

大魔女「大分無理をしたようね」

ボケ妹「あぁ…まったく! あんたがだらし無く捕まってなけりゃもっと楽に進めたんだからな!!
肩が痛いったらありゃしねー」
コキキ…

大魔女「あら なんなら肩ほぐしてあげてもいいわよ?」

ボケ妹「お? なんだなんだ どーゆー風の吹き回しだ
やってくれるってんなら頼むよ」

大魔女「じゃあ
ピストン プレス メコレ」

トトトトト…
ボケ妹「おぉ…こりゃあいいね…魔法で揉みほぐされるなんてなかなか…
…あ でももう少し強く頼めるかな」

大魔女「……」

トトトト…ドドドドドドドッ!!!!!

ボケ妹「ちょっ ちょっと強い!これはちょっ…」

ズドダダダダダダダダダダダッッ!!!!!!!!

ボケ妹「ぎょあァああぁああああぁあぁぁア゙ァァァァァア゙ッッ!!!!!!!!!!!!!!
強いってのォォォォォォッ!!!!!!!!
両肩が凹←みたいになるじゃねぇかァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!」
<> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/13(火) 19:37:41 ID:eWe6OOQY<> マリモス「やぁフーリャンレディ!! 無事で何よりだーよっ
んふー 君に何かあったらわたくし エンジェルレディだった頃の君に申し訳が立たな」

大魔女「死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」

マリモス「ィ゙ぶーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」
ズザー


―――

ワラース「ヒヒヒヒヒヒヒヒ…」

大魔女「ワラース」

ワラース「ヒヒッ!! ヒヒヒヒッッ!!!! ヒヒヒィーーーーーーーッ!!
イヒッ!!!! ぐふふヒィーッ!!!! はひゃあっ ひゃあァーーーーッ!!!!!」

大魔女「おい 笑い袋」

ワラース「ぼぎゃあああああああぁッすフぅっヒィッはっはァーーーーーーー!!!!!!!!!!
ぶひィッw ぐはははははッ ヒハーッ イ゙ーイ゙ィーーーッ!!!!!!
あばはあああああああッ!!!!!! ん゙ーーーーッぽひィーーーーーンッ アィッ アィッ アィッ…カラカラカラカラ!!!!!!!!」

大魔女「…邪魔したわね」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/14(水) 02:05:33 ID:tlWj9Dsg<> 亀「ふんふん♪」
カキカキ

大魔女「何やってんの あんた?」

亀「わっ! キャーーーーーーーッ のぞきーーーーーーッ!!!!!!」
ササッ

大魔女「何かいてんのよ 見せなさいよ」
サッ

亀「あぁっ! 記事だよ記事ィ!!!」

大魔女「…あぁ? 記事ぃ?
………は 何これェ」



――― ドカーン!バキ!!
一流記者にして戦士エンデリルの一撃は巨リラドの眉間に当たった!
「あべお」 巨リラドは血の出る眉間を押さえながらよろけた
そこにすかさずエンデリルが畳み掛ける
ドカドカドカドカ!
目にも留まらぬ連撃は巨リラドの体に風穴を開けた!
ズシーン!
「ぬべし」巨エラドは倒れた!
「今までに貴様がしてきた悪行の報いだ」エンデリルは言った
「ぐふっ 完敗だ あなたに乾杯…
明日の新聞はこの記事が踊るのか…」 巨リラドは不敵な笑みを浮かべて言った。
まるで人の記憶に爪痕を残せた事に満足している様であった。
しかしエンデリルはバッサリと言い放つ。
「やなこった てめーの事は記事にゃしねー
てめーのネタで人を笑顔には出来ねーからな」
「そりゃないぜ」そういって巨エラドはみじめに死んだ
「凄いわ やっぱりあなたがナンベイアン(NO.1)よ」 大魔女フーリャンと仲間達からの拍手喝采が鳴る
しかしエンデリルはどこか物憂げだった -了-


大魔女「…なにこれ…」

亀「しょ…小説だよ!! 事実を元にしたフィクション!!!
僕は創作コーナーも担当してるんだ!!!」

大魔女「これ…… …あんた 痛いわね…」

亀「う うるへーーー!!!!」
カーッ <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/14(水) 02:13:05 ID:q9K6zh/C<> 亀ェ…… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/14(水) 03:31:49 ID:tlWj9Dsg<> 大魔女「あらサナバー 一人で黄昏れて
クソジジイのくせに気持ち悪いわね」

サナバー「た 黄昏れてなんておらぬ!
ちょっと考え事をしとっただけじゃ」

大魔女「考え事?」
スッ…
大魔女「成る程…
ジジイキャラの限界… 新たな個性の模索…
そんなとこかしら?」

サナバー「違うわ!! 限界など感じとらん!!!
まだまだ行ける」

大魔女「あぁそう…」

サナバー「しかしお主よ さっきから皆の元を回っておるが
らしくもなく皆を労っとるのか」

大魔女「別に…
つーか あんた酷い傷ねぇ
よくもまぁこうなるまで向かってったもんね」

サナバー「何もせず 昔の二の舞になるのだけは嫌だったからな…」

大魔女「昔の二の舞? なにそれ」

サナバー「なんでもよかろう…」

大魔女「ふーん…」

サナバー「……ちょっとした昔話じゃよ」

大魔女「あぁ 結局話すんだ」

サナバー「……」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/14(水) 22:09:24 ID:tlWj9Dsg<> 【サナバーの どうでもいい話】


わしには両親はいなかった わしが幼い頃事故で死んだのじゃ
わしを育ててくれたのはたった一人の肉親 お祖父様じゃった…

大魔女「おそふさまて」

お祖父様はとても偉大な魔法使いじゃった
いつも家の大きな図書室で本を読んでいたのが印象的じゃったよ…

しかし お祖父様もわしが15の時に昇天なさった
わしは独りになった

独りになったわしが1番に感じたのは 町の人達の視線じゃった

わしの暮らしていた町は魔法使いに対する差別は殆どなかった
しかしそれは偉大で 普通の人間からも尊敬されていたお祖父様がいたからこそだったんじゃ…

大魔女「あんたのおそふさまは何者なのよ」

お祖父様という光を無くしたわしは迫害の対象になった
人々のわしを見る目が 冷たく突き刺さった…
わしは限界だと思った


大魔女「成る程 ここで町の人間皆アレしになだれ込む訳ね」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/14(水) 22:48:13 ID:tlWj9Dsg<> サナバー「ち…違うわっ!!
お主じゃあるまいし…」

大魔女「えー…そうなの?
…つまらん!! 寝ていい?」

サナバー「最後まで聞け!! ここまで聞いたんじゃから」

大魔女「めんでー…」



孤独の中暮らしていたある日 わしに一人の者が手を差し延べてくれた…
それがピリットマルムシーコHEAVEN(フルネーム)じゃった

大魔女「嘘みたいな名前ね…」

ピリットマルムシーコHEAVEN(以下:ピリコ)はわしの町に引っ越して来た女の子でカウガール
天真爛漫なピリコは同い年のわしに気さくに話し掛けてくれた
わしが魔法使いの血筋だと知っても わしに接する態度はかわらなかった
わしは嬉しかった ピリコはわしの心のより所になってくれた
いつも側にいた…

大魔女「ふーん…ふぐぇあぁ〜」
あくびあくび

それから数年がたった… 他の人達は相変わらず冷たかったが わしにはピリコが居た
それだけでわしは幸せじゃったよ…

大魔女「はいはい良かった良かったネ」 <> ピリコは普通の人間<><>2010/07/14(水) 23:25:19 ID:tlWj9Dsg<> サナバー「だがしかし…その時は訪れた…」

大魔女「風呂入りたい」



18歳の春 わしとピリコは馬に乗ってピクニックに出掛けた
競争するように並んで走っているうちにわしらは随分と町から遠い場所まで行ってしまったんじゃ
今考えるとそれがいけなかった…

出会ってしまったんじゃ わしらは 出会ってはならんものに


大魔女「? なによ勿体振ってから…」

サナバー「…魔反会じゃよ」

大魔女「…魔反会ですって?!」


説明しよう
魔反会とはつまり《魔術反対委員会》の略称だ
魔反会は魔法使いの廃除を掲げていて
裏で暗殺者を使って魔法使いを暗殺しちゃったりなんかするスポーツマンシップにモッコリな集団なのだ!


大魔女「嫌〜な名前が出たわね」

サナバー「連中はわしを殺そうと襲い掛かった
腰が引けて倒れたわしをかばったのはピリコじゃ…
ピリコは連中を説得しわしを生かそうとしてくれたが 当然連中がそれを聞き入れるはずがなかった
そればかりか ピリコを反逆者と言い放ったのじゃ!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/14(水) 23:43:31 ID:tlWj9Dsg<> 「反逆者には死を与える!!」
魔反会の連中はピリコに剣を向けた
ピリコはそれを払いのけ自慢のじゃじゃ馬殺法でやりたい放題やったが
最後は捕まってしもうた…

そしてピリコの喉に突き付けられる刃


ピリコ「サナバー…助けてサナバー!」



その瞬間 目の前が真っ白になった…
気がついたらわしは一人…町へ逃げ帰っていた…

――


ゴツンッ!!
サナバー「そう…わしは逃げたんだ!あの時…
大好きなピリコを見捨てて 己の命かわいさに逃げた!!
わしは…最低じゃよ……」

大魔女「あんたにそんな壮絶なバックホーンがあったなんて意外だわ よく今まで隠し通してきたわね しかし」

サナバー「うむ… わしも今日久々に思い出した…
わしの精神防衛本能が記憶の底にしまい込んでいたのかもしれぬな…
本当なら忘れてはならぬことなのにな…」

大魔女「うん マジ最低よね
死ねって感じ」

サナバー「……」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/14(水) 23:47:32 ID:q9K6zh/C<> フーリャン容赦ねえな <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/15(木) 00:30:39 ID:HiKfDmjX<> スック
大魔女「あんたの過去話なんてどーでもいいのよ
日記帳にでも書いてなさいよ」

サナバー「………お主に話したわしがバカじゃった…」
ズーン…

大魔女「ま そんな事はどうでもいいけど サナバー」

サナバー「なんじゃ…」

大魔女「改めて ありがと …それだけ」
スタスタ

サナバー「………」


サナバー「…それはこっちのセリフじゃい…
お主らと出会えてわしは変われたんじゃからな…
………ふー…」
<> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/15(木) 14:37:55 ID:HiKfDmjX<> そういうわけで休憩は終わった


ボケ妹「そろそろ行こうよ」

大魔女「そうね」

亀「もはや我々の行く手を阻むものはない…
いざ…! 足を踏み入れる…! 禁断の深層へと…!」



コツ…コツ…

マリモス「階段が見えて来ましたな」


【立ち入り禁止】


大魔女「怪しさ抜群ね」

亀「匂う…匂うゼ…! この先に…何かがある!!」
ドンッ!!


《最上階》

亀「な…なんだこれは!!」


ズラーーーー…


亀「チャイナ服にメイド服…ナース服もあるぞ! あ あっちにはセーラー服まで!!!!
なっ…なんと!!! これが半永眠病の秘密?!!」

大魔女「そんなわけあるか」

ボケ妹「なんか書いてあるよ」


【触っちゃダメ! エールデンハイドのもの】


亀「ズコーーーッ!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/15(木) 15:05:14 ID:WFj8M9Or<> 趣味か…… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/15(木) 22:07:53 ID:6LXy8rhX<> なんとかファイトとかいうタイトルが鬱陶しい <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/15(木) 22:51:57 ID:HiKfDmjX<> 亀「エ…エールデンハイド氏……
あのプロテイン嫌いのマッチョなおじさんにこんな趣味があったなんて…!
知ってはならぬ禁断の真実…!!」
メモメモ

サナバー「メモしてどうする」

ボケ妹「ここはどうやら個人スペースだったようだね 他を当たろう」


一行は最上階を回った
しかしそれらしきものは何も無かった…


大魔女「趣味のための部屋しかなかったわね…」

サナバー「ぬぅ…半永眠病の事が少しでも書いてある研究日誌でもないものか…
研究室でそんなもの見当たらなかったが…」

うさぎ「ぴょお〜?」

ボケ妹「まさか…最悪の展開でやっぱりマエラドが処分しちゃったとか?」

亀「そんなの今までの苦労が水でサワー割りだ…」

うさぎ「ピョーーーーッ!!!! ピョーーーーーーッ!!!!!」

マリモス「どうしましたチコレディー?」

うさぎ「ピョイィィーーーーーン!!!! ピョピョピョイィーーーーーンッ!!!!!」

大魔女「どうしたのようさぎ ついに発情した?」

うさぎ「あそこ見て!!!!!!」
ばんっ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/16(金) 03:39:14 ID:0TUrtntP<> うさぎ「あそこの外にターザンロープがあるぴょん!!」

大魔女「はあ?」

ボケ妹「ターザンロープ?」

大魔女「あんたは本当にアホね
なんでそんなもんがこんな場所に」

亀「あ 本当だ」

大魔女「えぇー…」
ズーン




ヒュオオォォ…

亀「なげーなオイ! 先が見えねーぜ!!!!
ついでに高ぇーーーーっ!!!」

マリモス「一体なんのためにこのようなものが?
息抜き用かねぇ?」

サナバー「いや…高すぎて息抜きにならんじゃろコレ…」

大魔女「亀 GO!」

亀「ぼ 僕が?! なんで僕!!?」

大魔女「あんた記者でしょ 記者ならこーゆーのは1番にやって取材するもんでしょうよ」

亀「あ あぁそうか!それは一理あるな!
じゃあ僕から行くぜ!!」
ギュギュ…
僕「とうっ!!」
バッ!

シャシャーーッ!

亀「ほ ほあぁーーーーーーッ!!!!!
風を切るゼーーーーーー!!!!!!」
ビューン!!!



大魔女「よし 私達はフワラルで行きましょ」

サナバー「お主という奴は…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/16(金) 03:48:38 ID:0TUrtntP<> バサバサ…フワワァ〜

大魔女「本当に長いわねぇ まだ続いてる」



ボカァァァーーーンッ!!!!!!
遠くから亀「おんブーーーーーーーーッ!!!!!!!」



ボケ妹「なんか聞こえたよ!!」

サナバー「エンデリル殿の悲鳴じゃ!
なんかあったのか…! 急ごう!!」


ビュオーーン!!



―――…

しゅ〜〜〜…プスプス
亀「げ…激突だぜ…」




サナバー「盛大に壁にめり込んどる!」

大魔女「亀なんかよりちょっと…アレ見て」

その他『!!』


ドン!!!! ぱっかー!!!!!!!!


マリモス「山の壁に穴が!!!
中に入れますぞ!!!!」

ボケ妹「ビンゴだよ!!!!
これは絶対になんかある!!!!!!」

大魔女「これで何もなかったら嫌な冗談だわね」

サナバー「…入ってみるか!」


亀「おいまず助けてくれ」
プスプスプス… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/16(金) 07:52:34 ID:0TUrtntP<> コツ…

大魔女「…なんもないわね」

サナバー「何もないなんて事はなかろう… もっと辺りをさがして……むっ!」
タッ…

コンコン
サナバー「ここは…なんだか開きそうじゃな
…むん!!」
ギュッ!


ギ…ギゴゴゴゴゴゴゴ……ガチャンッ!

マリモス「おぉ〜う! グレート!下に続く階段だねぇ〜」

亀「こいつは…匂うゼ!! 間違いなくこの先に何かがある…!」

ボケ妹「お前それさっきも言ってたじゃねーか」



かつかつかつかつ…


サナバー「むぅ…! これは確かに今度こそ何かがありそうじゃ…
空気が変わった…」

亀「ぐー…カビくせーな…」


こつ…こつ…ピタリ

ボケ妹「扉だ しかも超厳重な」

グッグッ…
マリモス「開きませんぞ」

大魔女「じゃあ バクサーレ メコレで」


ズドゴォォーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!


マリモス「ごぱァーーーーーーーッ!!!!!!!!」



プスプスプスプスプス…



大魔女「ブッ飛ばしたわ(マリモスごと) これで入れる」

サナバー「無茶をするなーーーー!!!!」

ブスス〜…
マリモス「アー モイ ゴッ(Oh my God!!)」
ガク… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/16(金) 22:40:09 ID:0TUrtntP<> ひゅこおおおおおおおおおおおおおぉ…


サナバー「こ…これは!」



デンデンデンデンデンデーーーンッ!!!!


うさぎ「汚い」

亀「なんだここ 壁や床から木やら葉っぱやらが生えてやがる
見ろよ! 部屋の中央になんか糞デケー切りかぶがあるぜ!
ガーデニングでもしてたんかな」

大魔女「何よ…また趣味部屋ぁ?」

サナバー「待て…これを見ろ」
スッ…


ドンッ!!!!!

【ヤベェ〜! これは最高にヤバイまる秘本!!】


大魔女「派手なまる秘ね」

亀「黒歴史ノートじゃねぇの?」

サナバー「いや…わしの勘が言っておる…これには重大な秘密が書かれている!!!!
ぬぅ…ドキドキが止まらん!!!!!」

大魔女「いいから中を開きなさいよ」

サナバー「う…うむ」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/16(金) 23:41:52 ID:0TUrtntP<> ペラ…

あは〜ん


大魔女「エロ本じゃねーかァーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ビターンッ!!
大魔女「何が勘だーーーー!!!!!
エロ勘じゃねーかァーーーーーー!!!!!!!」
ズビーッ!

サナバー「おんブーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!」
ドザーッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/16(金) 23:52:18 ID:0TUrtntP<> サナバー「ぐ…おかしいな…」

亀「ふむ 『サニーはエロ勘が鋭い』…と」
メモメモ

サナバー「メモすなーーーーッ!!!!!
こ これはどうやら間違いだったようだが 絶対にこの部屋には 何かある!
もっと探すぞぃ!!」

大魔女「やれやれ…」



皆で部屋の中を探し回った
しかしことごとくエロ本であった…


大魔女「どうなってんのよ
手の込んだエロ本の隠し場所だわね!!!」

ボケ妹「くっそー! 結局何もなしかよ!!」
ズガッ!!



ガコンッ


ボケ妹「うわっ?! 本棚が壁に埋まっちまった!!」

亀「な 何したんだ?」

ボケ妹「軽く蹴っただけだよ!」

サナバー「……!! そうか 分かった!!!」
ポンッ!

大魔女「何?」

サナバー「とりあえず 皆で本棚を壁に押し込んでみるんじゃ!!」
ばんっ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/17(土) 00:11:40 ID:iidSd+j0<> ガコンッ ガコンッ ガコンッ ガコンッ ガコンッ!!




亀「おしたぜ」

大魔女「だから何だと言うのよ?」


……ズゴ ギュルギュルギュルギュルギュルルルルル…


ボケ妹「な…なんだ!?」


ギコギコギコギコギコ…ギイィーーーーー…
ドターーンッッ!!!!!


亀「ぬわぁーーーッ 上から別の本棚が落ちて来た!!!」

サナバー「ビンゴ!! そういう仕掛けになっとったか!!!」
ドキドキ

大魔女「エロ本はカモフラージュだったのね…」

ボケ妹「手の込んだ真似をしやがる」

サナバー「ぬ…ぬぅ… どの本もボロボロじゃ…」

亀「おい この本おかしいぜ
変な文字で書かれててなんて読むのか全く分からん」

サナバー「どれ… むっ!!
これは…古代魔導螺語で記されておる…!」

ワラース「ひひ…そりゃあ… 魔法使い共が世の中を牛耳ってた頃の言葉じゃねーか…ぶふふッ!!」

サナバー「うむ…」

大魔女「クソジジイ あんた一応学者でしょ 解読しなさいよ」

サナバー「で 出来ん事はないが…資料もなしじゃちと無理じゃ…」

大魔女「使えないわね…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/17(土) 01:33:52 ID:iidSd+j0<> 亀「読める本読める本〜…んーーー… みつからねぇなぁ〜…」
ガサゴソ

大魔女「くそむかつく 燃やし尽くしてやろうかしら」

サナバー「頼むからやめてくれ」


ガサゴソガサゴソ
マリモス「ふんふんふぅ〜ん…おう?」
ポロリ…

ドサッ


大魔女「!!」

みんな『!!!!!』


【研究日誌】
ドンッ!!!


亀「よ…読める!! これ読めるぞ!!!!」

サナバー「ぬおーーーーッ!!!!
け…研究日誌となーーーーー!!!!!
んごーッ これはこれは求めていたものがついに発見にゅにゅにゅにゅにゅーーーーーーーーーッ!!!!!!!」

大魔女「クソジジイ 落ちけつ!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴ…!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/17(土) 20:36:58 ID:iidSd+j0<> ペラ…


12月24日
メリクリ
禁書解読研究担当のラムルがとうとう禁断魔術書の魔導羅語を解読した
ヘインが育てている魔樹もすくすくと成長を続けている

ついに我々が長年進めて来た計画が佳境の段階へと入ったようだ


ペラ…

1月1日
AOKY(あけおめことよろ)
魔樹に花が咲いた。紫色で一見毒々しいが、この花こそ我々が待ち望んだ結果だ


ペラ…

1月10日
筋肉担当のエールデンハイトの機嫌が悪い
それも仕方がない。魔樹の花が咲いて一週間立つというのに進展が何もないのだ。
ヘインによると魔樹の花は2月までには枯れてしまうのだという…
タイムリミットは短い…


ペラ…

1月15日
今日はラムルがと魔法担当のビース一日中部屋で頭を抱えあっていた
ラムルが解読した禁書の内容と我々の中で唯一の魔法使い・ビースの持つ知識を照らし合わせているようだ


ペラ…

1月16日
ラムルとビースの2人から緊急召集がかかる
ドキがムネムネする





大魔女「なにこれ」

サナバー「よくわからんが…どうやら古代の魔術を使って何かの研究をしているようじゃな…
先を読んでみよう…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/18(日) 01:14:01 ID:i1pKjYxT<> ペラ…

1月16日
吉報だ
ようやくこの停滞した状況に打開の道が開けたようだ
明日からの研究に期待しよう


ペラ…

1月17
明日、ビースとラムルの実験に俺も含めた全員が参加する予定
古代の禁術と魔樹をかけ合わせる重要な実験だ
これが失敗すれば今までの苦労が水でサワー割りである


ペラ…

1月18日
とりあえず報告するならば、今日の実験は失敗した
一瞬肝を冷やしたがどうやらまだチャンスはあるらしい…良かった
明日はがんばるぞ


ペラ…

1月19日
実験失敗


ペラ

1月20日
実験失敗。ちくしょー


ペラ…

1月21日
実験失敗。くそっ!!!


ペラ…

1月22日
実験失敗。
あの筋肉野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ペラ…

1月23日
死ねーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/18(日) 03:45:29 ID:i1pKjYxT<> 大魔女「大分書きなぐってるわね」

サナバー「どうも実験とやらがうまく行っていないらしいのう」

亀「エールデンハイド氏は何をしたんだ…」
ドキドキ

ボケ妹「うっわ このページなんてギッシリと“ウンコ七色詰め合わせ”て書き込まれてるよ」

サナバー「ふーむ お
ここからは文面が戻っておるぞ」


ペラ…

1月28日
心を落ち着かせよう
今日も実験は失敗。魔樹の花は日に日に弱って来ている
時間はもうない…しかし失敗を繰り返す中で見えてきた事もある
明日には必ず…!


ペラ…

1月30日
昨日は興奮して日誌を書くのを忘れてしまった…!
実験は成功した。魔樹の花と禁術は混ざり合い覚醒状態だ
これでもう種が出来るのを待つだけ…
魔樹は 『夢を産む聖樹』になったのだ




サナバー「“種”……じゃと… まさか……」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/18(日) 14:14:14 ID:i1pKjYxT<> サナバー「ここからはあまりたいしたことは書いてないな…」
ペラペラ…
サナバー「む?」


ペラ…

2月15日:研究結果
分析担当のアドレによると、聖樹の作り出す種は強い睡眠作用を持っているが確認されたという
この種を一粒飲めば数分と立たないうちにバタンQでレッツおやすみとか
ここまでは想像の通りだが、重要なのはこれから
続報に期待である


ペラ…

2月20日
最近まともに寝ていない
いや、寝ている暇がない
種の研究をもっと進めたい
他の皆も同じ気持ちだ。やはり同じ志と夢を持ったよき仲間達だと実感した


ペラ…

2月21日
朝から夢現城管理担当のハルトの機嫌がいい
エールデンハイドと山を登っている
働け


ペラ…

2月25日
やった!!!!!


ペラ…

2月26日:研究結果
種の持つ未知の物質は人と人の夢と夢の境界を取り去る効果がある
一人一人の独立した夢が統一されるのだ

それだけでなく無意識覚醒の制御をする効果もあり、夢の中でもはっきりと意識を保てる様になるのだ

これでもう 我々の「夢現第二世界計画」は完成したと言っても過言ではないだろう <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/18(日) 22:34:56 ID:i1pKjYxT<> 大魔女「はあ? 何よ『夢現第二世界計画』って
こいつ頭ラリってんじゃないの?」

ボケ妹「書いてある事もだんだん小難しくなってきたな」

亀「これ実は真性の黒歴史ノートなんじゃねーの?」

サナバー(………)



ペラ…

3月7日
研究もそろそろ詰めの段階だ
種を人の体内に取り込んだ際の反応を調べなければならない
いわゆる人体実験という奴だ
もちろん人体実験をする人間も我々の中から決める

俺は立候補しようと思う


3日10日
今日全員で種を体内に取り込む人間を決めるための話し合いがあった
俺は真っ先に名乗りをあげた
ハルトにビースも手を上げていた
決めるのは明日、班長判断でだ


ペラ…

3日11日
俺が、選ばれた!
あんなに喜んだのは初めてだ!


ペラ…

3月12日
実験の日が決まった。一週間後の19日だ。
一週間後、俺は一足先に夢の向こうへ行けると思うとムラムラしてしまう!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/18(日) 23:50:49 ID:i1pKjYxT<> ペラ…

3月13日
今日はエールデンハイトと一日中語らっていた
筋肉バカだが憎めないイイヤツだ


ペラ…

3月14日
ヘインと一緒に聖樹を観察した
魔樹から聖樹となったこれはこちらが手を加えなくともその美しい姿を保っている
これも古代の禁術混ぜ合わせたおかげなのだろうか
聖樹は毎日種を落とすが、1日に2粒しか作れないみたいだ


ペラ…

3月15日
班長が家に残している娘さんの事をを心配していた
娘さんは13歳で、班長がここにいる現在 家で一人で暮らしているという
班長もたまには家に帰れば良いのだが…。
今度の実験が終わったら少しは落ち着くだろうか


3月16日
今日、聖樹がいつもと違う色の種を作った
すると、それ以降種が出なくなってしまった
緊急事態だ


ペラ…

3月17日
今日、聖樹が一つも種を生み出さなかった
このままでは実験どころではない…
なんとかならないものか…


ペラ…
3月18日
ビースとラムルのおかげで聖樹が元の状態に戻った
どうやらイレギュラーな種が出来てしまったのが原因だったらしい…

これで明日の実験は行える…本当に良かった… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/19(月) 01:04:27 ID:PjJ9tOm2<> ペラ…

3月19日
ついに、今日だ!
色々あったけど、なんとかこの日が訪れたのだ

これから班長の話を聞きに会議室へ行く
実験はその後だ


ペラ…

班長の話は終わり、これから実験だ
実験は二番城にて行われる

この実験が、未来へと繋ぐ希望の掛橋となりますように。


ペラ…







サナバー「…ん?」

ペラ…ペラペラペラ ペララッ!

マリモス「むーん? おやぁ〜白紙ですなぁ〜」

サナバー「ここで終わりなはずがなかろう…
この実験は一体どうなったんじゃ…!!」
ペラペラペラペラッ

ペラ……

サナバー「!」

大魔女「!」

その他『!!』


ゴオオォ…



4月3日
あれから半月近くが経った…
記録担当のアノルーダーはまだ目覚めない…眠ったままだ……
そう…彼は眠っているだけだ…しかし
眠る彼からは生命の気配を全く感じない…
まるで、生きた屍のようだ…… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/19(月) 02:16:47 ID:PjJ9tOm2<> ボケ妹「なっ なんだっ 何が起きた!!
眠ったまま目覚めないなんて…それってまるで…」

大魔女「『半永眠病』…」



ペラ…

4月5日
今日もアノルーダーは眠っている
あの日から彼は何も栄養を摂取していないというのに健康体そのもの
だが、ただ一つ 彼のアイドハーシカの数値が日が経つに連れて下がっているのだ
今はまだ問題ないが、これがこのまま続けば…


ペラ…

4月6日
アドレが近頃自暴自棄になっている…
あの最悪の結果を予測し切れなかった事を後悔しているようだ
しかしアドレは悪くない
全ての責任は班長の私にあるのだから…


ペラペラ…

4月20日
アノルーダーのアイドハーシカが今日、急激に下がった
まるで何かに貪り食われているようにも思える…

アイドハーシカは人の精神の中に流れる血液の様なものだ
これが底を尽きればアノルーダーの心は空っぽになってしまう…
それだけは絶対に避けたい…
私は彼を助けたい…… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/19(月) 03:04:11 ID:PjJ9tOm2<> 4月23日
魔術書を読みあさっていたラムルがアノルーダーを助けられるかもしれないたった一つの方法を提案した
…それはあまりにも荒唐無稽だった
しかし構うものか アノルーダーを助けられるならば


ペラ…

4月28日
ラムルが挙げたアノルーダーを救うたった一つの方法を実行する事に決めた
明日から大掛かりな作業が始まるだろう


4月29日
ビース、魔術書の通りに術式を発動
精神世界の門の固定と鍵の精製
まだ時間がかかる模様


ペラ…

4月30日
鍵が出来た
アノルーダーの精神世界へ入り、アノルーダーの目覚めを妨げる原因を取り除くのだ


ペラ…

5月2日
我々はパンドラの箱を開けてしまったのかもしれない
アレが私達に気付いて 私達は興味を持たれた
してアレは、こちらの世界にも興味を持ってしまった…
触れるべきではなかった… 気付くべきではなかった…


ペラ…

5月3日
アノルーダーのアイドハーシカは底を尽きた
今なら分かる アレが食い尽くしてしまったのだろう
アノルーダーはもはや生きた屍ですらない
ただの人形だ


5月10日
私達が…いや私が犯した罪は大きい
この研究は封印し私達は解散する
この記録も今日で終わりだ
悔いがないわけではない
しかしもはや皆に前のような情熱はない……
こんな形で終わりを迎えるとは あまりにも無念だ…

                 班長 ラウド <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/19(月) 19:20:22 ID:PjJ9tOm2<> パタン…

サナバー「日誌はここで終わっとる…」

ボケ妹「後味悪ぃ…
やっぱり種ってのはレムの種で
そいつを飲んだアノルーダーって人は半永眠病だったのかな…」

サナバー「恐らく… 多分世界で1番最初の犠牲者だろうな」

亀「なーなー その日記ん中で度々出てた樹ってさー
もしかして この部屋の中央にある切り株の事じゃね?」

大魔女「そうなんじゃないの? なんか微かに魔力みたいのを感じるし」

サナバー「レムの種を生み出す樹か……」

ボケ妹「この樹 切られてからあまり時間が経ってないよ
私様達が見つける前にマエラドが処分したのかな」

亀「くっそー……写真におさめたかった!!」

大魔女「しかし このアホかがくしゃ共は何がしたかったのかしら
果てなく意味不明で理解不能だわ」

サナバー「いや…わしにはなんとなく分かるぞ…
彼らの目的が…」
どんっ! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/19(月) 20:24:01 ID:PjJ9tOm2<> マリモス「分かる? 彼らの研究の意味が?」

亀「マジかよサニー!!!
…って 何読んでんだ?」

パラパラ…
サナバー「研究の資料じゃ 今見つけた
ここに書いてある事を見てみると 何となく分かってくる」

大魔女「ふーん どれ… ………
……ワカンないわよ!」

サナバー「そ そうか?」

大魔女「こらクソジジイ インテリ気取って調子乗んじゃないわよ 鼻につくから
ウンコ注入するわよ? お?」

サナバー「何をそんなにキレとるんじゃお主は…」

ボケ妹「そいつなんか放っといて 詳しく聞かせてよサナバーさん」

サナバー「う うむ
彼らの目的とは つまりじゃな…」
ゴォッ


ボケ妹「ドキドキ…」

亀「ドキドキ!!!!!!」

うさぎ「??」

マリモス「DOKI DOKI…」

ワラース「えへ…えへへ…」

大魔女「しら〜…」


サナバー「ネクスト現実世界計画じゃ!!!!!!」
ドンッ! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/19(月) 23:35:17 ID:PjJ9tOm2<> 大魔女「意味が分からん!!!!!!!! 出直せバカヤローーーー!!!!!!」
バッチィーンッ!!!!

サナバー「おんブッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズサーッ

亀「確かに!! 『ネクスト現実世界計画』って一体どーゆーこった?!!!」

サナバー「ネ…『ネクスト現実世界計画』というのはわしが付けた名前じゃ
計画の内容から何となくイメージして命名したんじゃ!」

ボケ妹「……へ へぇ」

ワラース「ぃやァーッハッハッハッハハッハッハッハ!!!!!!!!
だせぇ……ぐふスッ!!」

亀「なぁ語呂悪いから名前変えてくれよ
記事に乗せても一般受けしないぜ」

サナバー「なッ」
ガガーン!

大魔女「どんだけ自信があったのよその名前に」 <> オンシジュームの花言葉 一緒に踊ろっ!!<><>2010/07/20(火) 00:13:03 ID:mKdAGG7s<> サナバー「『ネクスト現実世界計画』…
簡単に言えば“夢の世界を第二の現実にする計画”じゃ」

亀「だ 第二の現実?!」

大魔女「…よけいに意味が分からないわよ…」

サナバー「最近ネットとかゲームであるじゃろ
『仮想の世界』に自分の分身(アバター)を作ってそこで生活させたりするアレ
『ネクスト現実世界計画』はその究極じゃよ
虚構を完全な現実と変えるんじゃ…!!」

亀「そ…そうか分かったぞ!!!
朝目覚めた僕らはこっちの現実で一日を過ごし 夜になると眠る
眠ると向こうの現実で起きてまたそこで一日を過ごす…
で 向こうの現実で眠ればこっちの現実で起きる…?!
そんな繰り返しのシーソーメンソーレで24時間無駄なく過ごしてます的な?!!」

サナバー「う うん そういう事なんじゃないかな


大魔女「あんた適当に言ってんでしょ 頭が痛いわ…」

ボ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 08:10:56 ID:mKdAGG7s<> ボケ妹「正直私様もあんま理解してないんだけどさー
それってなんの意味があるんだい?
眠った後に行くってーそりゃ 普通の夢と何が違うのさ」

サナバー「普通の夢は それぞれの人が別々の夢を見る
だが『ネクスト現実世界計画』が実現した際には 全ての夢が統一される
この世界の様に 空が一つに繋がるのじゃ」

マリモス「…全員が同じ夢を見る様になると?」

サナバー「うーん…まぁそうじゃな…」

ワラース「そんな事が出来るのかよ…いひひッ」

サナバー「実は夢と夢は元から繋がっているが 壁のような仕切があって別の夢への行き来は出来ないらしい
しかしここで研究している彼らはその壁を取り払う神のごとき代物を作りだしおった
それが―――… レムの種じゃ!」

亀「ぬゎっ ぬゎんどぅゎっとぅうぇーーーーー!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 13:55:38 ID:mKdAGG7s<> サナバー「レムの種のなんか凄いパワーによって夢と夢の境界を無くせるのじゃ!!!
ついでに夢の中で現実と同じような思考できたり好きなように行動も出来るぞ!!!」

亀「すげーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!
この上なくすげーぜ!!!!!!!!! なぁ!!!!!!!!!!!!」

ボケ妹「あぁ凄い!!!!!
やっぱりよく分かんないけどきっと凄いんだろうよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

サナバー「凄いじゃろ!!!!!!!!!!!! 凄いじゃろ!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「勢いでごまかしてるわね」

サナバー「でも1番凄いのはレムの種を作り出すまでに行き至ったここの研究者達じゃろう
同じインテリとして頭が下がるわい…」

大魔女「死ね」

サナバー「しかし レムの種には彼らも予測出来なかった大きな欠陥があったんじゃなぁ…
それが半永眠病じゃ…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 15:13:32 ID:mKdAGG7s<> ボケ妹「とんでもない欠陥だな…」

サナバー「そう簡単に上手くはいかないという事じゃな…
研究者達は半永眠病になったアノルーダー氏をたすけようとしたが無理だったようじゃ…
きっと彼らが実践した“助ける方法”というのは これまでわしらがやってきたのと同じじゃろう
半永眠病になったアノルーダー氏の夢の世界に入って『まどろみの箱』を開ける…」

ボケ妹「あの世界はインテリには厳しすぎるからなぁ〜」

大魔女「もう一つ気になるんだけど
日誌の終わりの方の “アレ”がどうとかって書いてあるけど
“アレ”って何?」

サナバー「知らん…
守夢獣の事じゃないか?」

大魔女「……ふぅん…」


――回想(ボケ妹の夢の世界にて)――

ペロスケ「なぁー…フーリャン… この空見て何か感じないか?」
    「そうか… 今は“あの気配”も消えてるんだな…」
    「お前達 旅している間に上の方からなにか不可解な視線を感じなかったか?」


――回想(ジジイの夢の世界にて)――

大魔女「今私がいる所より更に高い上空にあるあの小さな丸い“アレ”は…何…?
太陽…ではない 太陽はあそこにあるもの…
じゃあ“アレ”は一体…?」

――回想終わり――



大魔女(…まさか …ね) <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 15:44:23 ID:mKdAGG7s<> サナバー「これで分かった事がある
半永眠病は簡単には治せないという事じゃ…
あの一つの方法で 今半永眠病になっている人達全員を助けるなど限りなく不可能じゃよ…」

ボケ妹「マエラドの野郎…! 欠陥品とわかっていながら なんてもんをバラ撒いてやがったんだ!!
やっぱりあいつの言ってた事は嘘っぱちだよ!!」

マリモス「彼が死んだ今 その真意は分からず終いですな…」

亀「でさー 結局マエラドって誰だったんだろうなー
エールデンハイド氏とアノルーダー氏は除外するとして 後は…
禁書解読研究担当のラムル氏 樹を育ててたヘイン氏 魔法担当のビース氏 夢現城管理担当のハルト氏 分析担当のアドレ氏 そして班長のラウド氏……
…今度エールデンハイド氏に聞いてみるかなぁ…」

大魔女「ふわーぁ… もう面倒臭い話は飽きたわ
腐れ紳士は死んだしレムの種を作る樹もないし これ以上半永眠病になる奴が増える事はないんだから
それでよしとしましょ 帰って寝ましょ 疲れたでしょ?」

サナバー「お主は………
も もうちょっとココを調べていたかったが 今日はまぁいいか…
戦い続きで疲れたしな…」

うさぎ「帰ってネコチャンに会いたいピョ!」

大魔女「あァ…あいつの事すっかり忘れてたわ…」

うさぎ「!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 16:05:47 ID:mKdAGG7s<> 《こうして フーリャン達の夢現城の戦いは終わった…
この戦いで得たものは少なく 失ったものは余りにも大きかった…》


ボケ妹「…出来れば みんな一緒にここを出たかったな…」

亀「…そうだな」

サナバー「…リリスか…
いなくなってみると 結構寂しいものじゃ…
色々ボロクソ言われとったのに 不思議なものじゃ…」

うさぎ「リリぴょん…ぐすっ」

サナバー「うさぎちゃん 泣くでない
あやつはきっと 後悔しておらん
フーリャンを守り抜き 生かす事が出来たんじゃ…」

大魔女「カクリオ リフル メコレ」

サナバー「わしは忘れんよ あやつの勇士
あやつもわしらの大切な 仲間の一人じゃったからな…」

リリス「うんうん〜」

サナバー「うん…… うん?」

バッ!!


リリス「やほぉ〜」
へら〜


みんな『ズコーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドシャアーッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 16:20:37 ID:mKdAGG7s<> サナバー「なんで 居る?!!!!!!!!」

リリス「いやいやぁ〜」
テラー

大魔女「指輪からリリスの気配を感じたと思ったら… 一体何故?」

リリス「あたしにも分かんない〜… 確かにあの時あたしは消えたよぉ〜
でもねぇ〜 そん時に声が聞こえたの〜… あたしを呼ぶ懐かしい声…
声がする方に行ってみたらあたしはいつの間にか指輪の中に居たんだよぉ〜」

大魔女「声?」

リリス「今なら分かるよぉ〜 あの声はぁ…昔のご主人様の声だったよぉ〜…
きっとご主人様はぁ…あたしのために 一回限りの復活の魔力を残してくれてたんだよぉ〜」

サナバー「な…なんと!」

大魔女「理由なんてなんだっていいわ
リリス…本当に良かったわ…」
ガシッ

リリス「大魔女〜…もう大魔女を悲しませたりしないよぉ〜…」
スリスーリ

亀「良かったなぁ〜〜〜〜良かったなぁ〜〜〜〜〜」
ぐすすっ

ボケ妹「都合が良すぎるぞ…」
ズーン


リリス「ジジイ〜!!!!
聞いてたよぉ〜 あたしの事立派な魔獣だってぇ〜〜
うふふふ〜」

サナバー「ぬ…ぬぅ」


大魔女「…さぁみんな! 帰るわよ!
フワラル(以下略」

バサーッ バサバササーーッッ!!!!


マリモス「アー モイ ゴーーーーーーッッッ(Oh my God!!!!!!)
わたくしを置いてかないでーーーーー!!!!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/20(火) 17:52:10 ID:jJCfCu5+<> 輝け甲子園の星(2010早春号)より
選抜高校野球選手権大会出場選手「好きなタレント」アンケート

1位 北川景子 49票
2位 上戸 彩 24票
3位 香里奈  23票
4位 佐々木希 22票
5位 松本人志 18票
6位 新垣結衣 17票
7位 南 明奈 黒木メイサ 15票
9位 木下優樹奈 12票
10位 市川由衣 11票
11位 EXILE 10票
12位 ダウンタウン 相武紗季 9票
14位 宮崎あおい 8票
15位 柴咲コウ 戸田恵梨香 井上真央 コトリッチ 7票 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/21(水) 10:43:12 ID:Xlu+dcDN<> フーリャンは仲間をそれぞれの場所で降ろして そして家に帰った…
マリモスは知らん…


バターンッ!!!!!
ねこ「みんなぁ!!!!!!」

うさぎ「ネコチャン!!!!!」
ダッ

ねこ「うさぎーーーーーっ 大丈夫だった!?」
なぜなぜ

うさぎ「ぴょいーーん!!」

リリス「ただいンまぁ〜 ねこっちぃ〜!」

ねこ「リリス!! 良かったぁ〜 元気そうだねぇ」

リリス「うん 一瞬死んでたよぉ〜」

ねこ「えぇーーーーーっ!?」
ブーッ

大魔女「ふぅ」

ねこ「フーリャンちゃん!!!!!
大丈夫?! 大分疲れきった顔してるよぅっ!!!!」

大魔女「ねこ」

ねこ「?」

大魔女「ゲリ ゲロ シソーノロ メコレ」

ブリャリャッッ ブッチィーーーーーー!!!!! チュバァーーーーーーーッ!!!!!!!
ン゙オ゙ォエッ ェオ゙ォッ ヴッオォ゙ッ ブリブリブリーーーーーーーーーーブッ ゲーーーーッッ!!!!!!
ゲオォーーーーッ ハ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…


ねこ「お…おぼこォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!」
ゴロゴロ

大魔女「元気そうね ねこ」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/21(水) 14:15:03 ID:Xlu+dcDN<> ――――…


フーリャンはねこに事の経緯を話した(ミャンチューの事は伏せて)



ねこ「そっか… 色々あったんだね」

大魔女「色々あったのよ」

ねこ「…にゃんも戦いたかったな…」

大魔女「ダメよあんたなんか すぐ死ぬのが目に見えてるものよ」

ねこ「な なんでぇっ!!」
ガーン!


ねこ「マエラド死んだし…
これで終わったのかなぁ…」

大魔女「そーね 全ての元凶はもういない
…ただ 腐れ紳士が残した爪痕が大きすぎるから
あまりハッピーエンドとは言えないけど」

ねこ「…ね ねぇフーリャンちゃん
にゃん達 せっかく夢の中に入れる力があるんだから
今半永眠病になってる人を少しでも助けてあげたりしない?」
大魔女「いやだ」

ねこ「即答ゥッ!!!!!」

大魔女「なんで見ず知らずの人間まで助けなきゃなんないのよ
あいにく私はそんなボランチ精神は持ち合わせていないのよ」

ねこ「ボ ボランティア精神ね」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/21(水) 18:52:56 ID:Xlu+dcDN<> リリス「大魔女〜…指輪ん中に戻してぇ〜…」

大魔女「どうしたの? 珍しいわね」

リリス「復活したばかりで疲れてるの〜…」

大魔女「そうね じゃあゆっくり休みなさい
カプリス コルコ メコレ」


ギュッポン!



コンコン

ねこ「あっ!」

小鳥「ちゅちゅん!!」

ねこ「ミカエル!!! 土竜の穴からの伝書雀だよぅ!!!!
なんかの指令かも!!!!!!!!」

大魔女「確かあんたらは雀の鳴き声からメッセージを読み取るのよね」

ねこ「しっ!!」

伝書雀「ちゅん」


ねこ「…なになに
『ようねこ! うさぎ! あと大魔女フーリャンも居るんだろ?! 俺だ ドラゴンだ
さっそくだが うさぎ! お前にやってもらいたい任務があるからすぐに土竜の里に戻って来てくれ!
なに ちょっとしたお使いだ
あぁあと 土竜の里に帰る前にアレ買ってきてくれ
…アレ? アレったらアレだ… あの トイレとかでギュッポンギュッポンするやつ…
いやちょっくらやっちまってな…ハハッ すまんね
あともう一つ ピラフも買ってきて!!! 頼んだ
つーわけで 以上!!』

……だって!」

大魔女「長ーーーーー!!!!!!!!
“ちゅん”にそれだけの意味が!?」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/21(水) 21:49:54 ID:Xlu+dcDN<> うさぎ「じゃあチィ行くっピョイ!」

ねこ「うん ボスによろしく言っといてね!」


ガチャッ タタタターッ!


しーーーーん…


ねこ「ふー…2人になっちゃったねー フーリャンちゃん」

大魔女「ンな事より ねこ」

ねこ「うんっ 分かってるよぅ! なんか食べるよね!
今作るから待っててよぅ!!」
タタタ…

大魔女「……」


―――…

大魔女「…しっかし…」
キョロキョロ


きらきらきらきらきら…


大魔女「部屋が輝いて見えるわ」

ねこ「頑張って掃除したからねーー!
あっ トイレットテッシュとか色々無くなりそうだったのも買い足しといたから!
布団もいいのあったから奮発して買っちゃった!! ふかふかだよぅ!!」

大魔女「……やっぱりあんたを超えるサクリファイターはいないわ」
ボソリ

ねこ「なんか言った?」

大魔女「いや…… …ん?」


キラキラキラ… バババーーーーーンッ!!!!!!

大魔女「!!!!!!!!」
わなわなわなわ…!

ねこ「ど どうしたの? フーリャンちゃん?!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/22(木) 00:22:52 ID:QBKe7J5P<> 大魔女「何やってんだこのサクリワースター猫がーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」
ブァッチィーーーーーンッ!!!!!!!!

ねこ「おんブーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!
いきなり何?!! サクリワースターって何!!!?」

大魔女「あんたーーーーー!!!!!!! 私がいない間に何をしたーーーーーーーッ!!!!!!!!!」
ビタタタタタタタタタタァッ!!!!!!!

ねこ「おブッぶべェッ!!!! な…なにゃブァップァ!!!!!!!」

大魔女「大魔女スネークパンチ!!!!!!」
シュバキィッ!!!!!

ねこ「関節こブらァッ!!!!!!!!」
ズザーッ
ねこ「こ このいきなりなバイオレンスは一体何事ーーーーーッ!!!!!」

大魔女「ねぇーーーーーーーーーーこォーーーーーー!!!!!!!!!!!!
あんた…」
ビシッ

大魔女「無断で私の衣類を洗ったわねーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!
ブッッアレす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!


ねこ「えぇぇ…」
ズーン… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/22(木) 11:24:37 ID:QBKe7J5P<> 大魔女「私はねーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!」
ガガッ!!!

大魔女「私の服だけはーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴッ!!!!

大魔女「自分で洗いたいのよボケーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴーーッ!!!!!


ねこ「ブブゴーーーーッッ!!!!!!!!!
し…知らなかったんだよぅそんな事ぉッ!!!!!!!」

大魔女「口答え無用!!!!!!!!!」
ズバーッ!!!!!

ねこ「鼻フーーーーーーックッ!!!!!!!」
グググッ!!!!!!

大魔女「だから私は週末になるとわざわざコインランドリーに行ってるんでしょうがーーーーー!!!!!!!
なんでもやれば良いと思ってんじゃないわよポコスタンコンスタンス!!!!!!!!!!!!!!!」
ギリギリギリ…

ねこ「んゴオオオオォォォ…!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/22(木) 20:18:36 ID:7j1tl/L1<> なんという理不尽w <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/22(木) 21:44:03 ID:QBKe7J5P<> 大魔女「ちょーっと見直してやるとすぐこれよ…
あんたは本当ダメね…」

ねこ「ぐすっ…だって本当に知らなかったんだもん…」

大魔女「分かりなさいよーーーー!!!!! これまでの経験で!!!!!!!
あんたの脳みそはそんな事も吸収出来ない尿漏れ脳みそなの?!
救えねーーーーーー!!!!!!!!!!
頭開いてスポンジ付けてやるからこっち来い!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「ひーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!」
ダダダダダッ!!




――― 戦いは終わり 大魔女フーリャンもいつもの日常へと戻った…
晴れ晴れとしない結末を迎えた物語はこれで終わった……のだろうか… つづく <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/22(木) 23:48:44 ID:QBKe7J5P<> ――― これは 大魔女フーリャンの家の中という
限りなく狭い世界で繰り広げられた 壮絶な激闘の記録である… ―――



ガチャッ
ねこ「ただいまー!」

大魔女「大魔女ダブルチョップ!!!!!」
スココーーーンッ!!!!!

ねこ「おんブーーーーーーッ!!!!!!!!」
ブシーッ

大魔女「あらねこ あんたはいつも突然に良いタイミングで現れるわね」

ねこ「な 何してんの!! フーリャンちゃん!!! いてて…」

大魔女「見れば分かるでしょ」
バッバッ!

ねこ「へ?」

大魔女「パンチパンチキーーーーック!!!!
すかさずッ!!! 金的ッ!!!!!
とどめの裏拳ッ!!!!!」

バギャッ ガッ ズゴォッッ キーンっ ズドドォーーーーッ
ねこ「ぎゃハッ ぉアァッ はうぅッ ゴハァッ おんブーーーッ!!!!!」
ズザーッ

大魔女「どうよ」
ビシッ

ねこ「何が?!」
ボロッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 00:31:57 ID:2UUfYWKW<> ねこ「体を鍛えてる?」

大魔女「そ」

ねこ「魔法使えるのにぃ?」

大魔女「魔法使いが体鍛えちゃダメっての?」

ねこ「そういう訳じゃないけど… …なんでまた」

大魔女「少しくらい格闘とかが出来た方がいいじゃない
戦いの幅も広がるし だからょ」

ねこ「そ…そうなんだ…
でもさ それだったらチロリーンさんでも呼んで指導してもらったらいいんじゃない?」

大魔女「はあ? なんで私がボケ妹に師事しなきゃならないのよ
イボ痔になっても嫌よ」

ねこ「イボ痔…」

大魔女「まぁつーわけでねこ
あんた協力しなさいよ サンドバッグ代わりになってさ」

ねこ「そ それは嫌だよぅ!!!!!」

大魔女「あ? 断るなんていい度胸ね…」
スッ…

ねこ「ひぃーーっ!!」


ピピピピッ


大魔女「ん?この音は?」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 01:15:04 ID:2UUfYWKW<> ねこ「あッ! これだよぅ」
スッ

大魔女「? 何そのウゾウゾした丸いの」

ねこ「魔力探知器“魔〜くんくん” 魔力を感じると音がなるの」

大魔女「ふーん なんであんたがそんなもん持ってんの?」

ねこ「い…いや…人から貰ったんだよぅ
(本当はフーリャンちゃんの虐待魔法をいち早く感知するために買ったんだけど…)」

大魔女「ふぅん… それ…私の魔力に反応したのかしら」

ねこ「うん 多分…
でもこれ一定以上の魔力探知しないと警報…じゃなかった 音ならないんだけど…
ま まさかフーリャンちゃん今魔法使おうとした?」

大魔女「いや 今は別に
もう少ししたらあんたをサンドバッグにする魔法でも使おうと思ってたけど」

ねこ「え へーー…そうなんだ(ヤバイ 逃げよう)
じゃあなんで鳴ったのかな 新品なのに…」

大魔女「あぁ…まぁ私くらいの魔法使いになると 体に抑え切れない魔力が知らず知らずのうちに溢れたりするのよ
多分それでね」

ねこ「へ へー(そ それじゃあこの探知器意味ないッ!!)」
ガーン <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 01:46:11 ID:2UUfYWKW<> この後ねこがサンドバッグになったその夜…


じわじわ…

カチャカチャ
大魔女「もぐ…しっかし 暑いわねー」

ボロ〜ン…
ねこ「そうだねぇ… もうそんな季節だもんね
あー豆腐おいし」

大魔女「豆腐なんかより私は冷やし…ん?」


カサ…カサカサ…


大魔女「…出やがったわね」

ねこ「う…うごーーーーッ く…黒光りするアイツッ!!!!!」
ぷるぷる…

大魔女「しっ!!」
コオォ…


カサカサカササ…


大魔女「ヒューココ キーコ メコレ!!」

パキーンッッ!!!!

ねこ「やった! 凍った!!!」

大魔女「まだよ イバラ グネード メコレ」

しゅるるっ! ギュギュッ!!!!

大魔女「ドク チューニュ メコレ!!!」

ズゾゾゾゾゾッ!!!

大魔女「プレスド トン メコレ!」

ズドドーーーーーン!!!! ペシャッ!!!!

大魔女「サンダーラ メコレ!! バクサーレ オブ バルバード メコレ!!!」

ズババババーーーーッ ドッッッカアァーーーーーーンッッ!!!!!!!!
しゅしゅうぅ〜…


大魔女「これでよし」

ねこ「すっごいオーバーキル!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/23(金) 02:02:08 ID:mSiCe7ln<> どんだけ念入りなんだw <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 02:04:09 ID:2UUfYWKW<> 大魔女「……他愛ない」

ねこ「…いや!!! 虫に対して本気出し過ぎでしょ!!!! 今の!!!!!」

大魔女「バカね 小さな虫といえど向かって来たのなら戦士
本気本域で挑んでやるのが筋ってものよ
そんな事も分からないあんたは虫にも劣る」

ねこ「え えぇ〜…」


カサカサ…

ねこ「ッ!! わぁーっ! また出たーっ!!!
しかも大量に!!!! キモーーーーーッ」

大魔女「あら 仲間の仇討ちでもするつもり?
いくら徒党を組もうと あなた達じゃ友情・努力・勝利は成り立たないとその小さな身に刻んであげる
死ねーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」


ドガギャアァーーーーーンッ ズゴオォォォッッ!!!!!
バゴンバゴンバッゴォーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!
ボオオオオ……


10分後…

大魔女「…ふー 一体いくらいるのよ
わさわさと湧いてきやがって…」

ねこ「せっかく綺麗にしたのにまた家がグチャグチャにッ!!!!!」
ガガーン!

大魔女「!!」


わさわさわさっ…ぶわさっ!!!

ねこ「また出たーーーー!!!!!!」

大魔女「…ちぃっ!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 02:45:27 ID:2UUfYWKW<> ぞわぞわぞわぞわぞわぞわ…


大魔女「……ゴキ野郎1匹みたら67億匹いると思えって格言は本当だったのね」

ねこ「で…でもこれ…様子がおかしいよぅ!!
いくらなんでもこっちに敵意剥き出しすぎ…!!
つーか…吐きそう〜〜〜〜ッ!!!!!」

大魔女「面倒臭いわね… ここは家を大爆発させて全滅させた方が早そうね…」

ねこ「えーーーーーっ それはちょっとやりすぎじゃ…!!」

大魔女「そうよね じゃあねこ
あんた町に降りて場牙悲惨を買ってきなさいよ」

ねこ「バガヒサンを?! 今から!!?」

大魔女「そうよ」

ねこ「そ…そんな!! 今から行ってもお店閉まってるよぅ多分!!
ていうかフーリャンちゃんが飛んでった方が速くない!?」

大魔女「私はこいつらの相手をしなきゃなのよ
少しでもここを開けたらこのキモイ虫共に好き放題されちゃいそうだからね…
まぁ あんたが代わりにこいつらの相手をしてくれるってんなら私が行くけど?」

ねこ「…!! にゃ…にゃんが行く!!!」

大魔女「そう じゃあさっさと行け!!!!」

ねこ「あ あいーっと!!!!」ダッ ガタタンッ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 23:12:19 ID:2UUfYWKW<> 大魔女「…さて…」
ギロッ
大魔女「覚悟はいい? 虫共ォッ!!!!!」
ドンッッ!!!!



ズドォーーーーーンッ グチョッッ バチュチンッ!!!!
ネチョオッ… ドチャアアァ……
バキィッ!!! ゴリッ!!!! マラマラッッ ボギギイイィィィッ!!!!!!
ゴチュブチュブブーーーーーーーーーッッ!!!!!!!


大魔女「ハァハァ…」


ザザザ…

大魔女「大分減ったわね…」


ゴソ…
??「おーおー…これはドイヒーな惨劇だァね…」


大魔女「!!!!? 誰ッ?!!」
バッ!!


わらわら…


大魔女「…? 今人の声がしたけど… …でもここにはゴキしかいないし…… …んぅッ?!!」
ババッ

ゴソ… ドーーーンッ!!!!!!


大魔女「デ デカッ!!!!!
何あのゴキ!!? 一匹だけデカッ!!!!!!
ろ…60cmはありそうよ…?!」

巨ゴキ「ふィーー…もうこの体勢はつれぇや…」
のそ


大魔女「は……」



ポクポクポクポクポクポクポク… チーンッ!!!!!!



大魔女「立ちおったァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「ゴキブリが立ちおったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ
<> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/23(金) 23:43:39 ID:2UUfYWKW<> 巨ゴキ「しーっ 騒ぐな騒ぐな女子
かわいいお顔が台なしだZE FOO〜」
ふぁさぁ

大魔女「しかも艶やかなロン毛だッ!!!!!
あんた何者!!!!!!?」
ドンッ

巨ゴキ「私はフェザンヌ=シエル 冷蔵庫裏の貴公子」

大魔女「ゴキブリの癖に名前カッケェーーーーーーー!!!!!!!!!
でも二つ名はダサいッ!!!!!!!」
ドンッ

巨ゴキ「んーーー… この家汚すぎだZE」

大魔女「ゴキブリに言われたくないわよ!!!!!!!!!!!!
つーかこれはゴキブリのせいでこうなったのよ!!!!!!!!!!!!」
ドンッ

巨ゴキ「そうか …しかし…」
キョロ… ぽろ…
巨ゴキ「君はあまりにも殺しすぎた…我が兄弟達を…」
ぽろぽろぽろ…

大魔女(――涙ッ?!!)

巨ゴキ「何故君達人間はなんの罪もない虫達を殺す?
虫達はただ必死に生きているだけだというのにッ!!!
ついさっきまで語らっていた仲間が人間達に踏み潰され死に絶える悲しみが君達に分かるかい!!!!
何故私達虫は肩身狭く暮らさなくてはならないのだーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「キモイからに決まってるだ狼牙ーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチャーッ!!!!

巨ゴキ「ごきブーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!」

大魔女「キシャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/23(金) 23:46:03 ID:mSiCe7ln<> 冷蔵庫裏にそんな巨大なのは入れないだろw <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/24(土) 00:07:56 ID:Dc7hclTb<> 大魔女「フーーー…」

ぐちょ〜ん…

大魔女「死んだ… なんだったのかしらね…新手のUMA?
…つか」

ネチョ〜ン…

大魔女「汚い体液撒き散らしやがって… …死体も散乱してるし
ねこが帰って来たら大掃除させなきゃ… ふふ あいつ失神しそうね」
キョロ…
大魔女「…いつの間にか生きてたゴキ連中も消えたわね…
さっきのしゃべるアイツがボスだったのかしら
あー せーせーした 寝よ」
ボフンッ


―――――…

チクタク… チクタク… チクタク…

大魔女「あごォーー…いごォーー…うごォーー…えごォーー…おごォーーーー…むにゃら」
ゼットゼットゼット…

ガチャリ…
ト… カサカサカサカサカサ…

大魔女「ん…む…」

??「おぉフェザンヌよ SOS臭がしたから来てみたら…死んでしもうたか」

大魔女(……なに…)

??「…そしてワが戦士達…なんと無惨な…
これが人という種がなせる外道の技か……」

大魔女(……誰かいる!!!)

??「許せぬ… ワららに力を与えてくれた母たる存在といえど これは許すことは出来ぬ…」
コツ…

大魔女(…近づいてくる!!)

??「殺す!!!!」

大魔女「ッ!!!!」
バッ!!!!

ドンッ!!!!!!
巨ゴキ「ぬっ! 起きたか!!」
大魔女「は………」

わらわらわら…

大魔女「二足歩行のゴキブリが一杯いるーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!」
ガガーン!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/24(土) 00:46:21 ID:Dc7hclTb<> 大魔女「なっ…ななっ あな…あな…」
ぱくぱく
大魔女「なんなのあんたらーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」
http://imepita.jp/20100724/019310

超巨ゴキ「ごきげんよう ワららがマザーよ」

大魔女「(な…何この真ん中のゴキブリッ!!!
一際デカイし…王冠付けてる!!!!!!!)
わ…私の知り合いにゴキブリはいないわッ!!!
ゴキブリ以下の存在なら知ってるけど…」


―――…

マリモス「へっ…ベヘェッンじぇるッッ!!!!
ぐず…ふふ…どこかのエンジェルがわたくしの噂をしているようだ…」

…―――


超巨ゴキ「マザー」

大魔女「マザーって何よ!!! 気持ち悪い!!!!
あんた達はなんなのよッ!!!!!!」

超巨ゴキ「申し訳ない ワららはそなたのおかげで“進化”した故に
そなたの事を母としているのである」

大魔女「な…なに…… …!
(よ…よく見ると…ゴキブリだけじゃないッ!!!
カブトムシに…ハチ…カマキリ!!! 他にも一杯!!!!
色んな昆虫が巨大化して…二足歩行している!!!!!!)」


超巨ゴキ「ワららはそなたの魔力を浴びてこのように進化した 名付けて――…“超真虫”である!!!!!」
ゴオオォッッ!!! <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/24(土) 01:13:17 ID:Dc7hclTb<> 大魔女「わ 私の魔力でっ?!」

超巨ゴキ「さよう そなたは知っておろう
自らの魔力が常に外へと漏れていることを」

大魔女「あ…えぇ…」

超巨ゴキ「そなたの強大で邪悪な魔力は ワらら小さな虫達にはとっては猛毒であった…
しかしその猛毒を何世代にも渡り浴び続けた事により いつしかワららには魔力への耐性がついたのだ
だがその結果は それだけではない変化をワららに与えたもうた!!!
それがこの肉体と知能であるッ!!!!!!
まさにそなたは今のワららを生みたもうた聖母…マザーよ!」
ドンッ!!

大魔女「な…なんですってぇーーーーッ!!!!!!
……あんたらまさか ずっとこの家にいたの!?」

超巨ゴキ「さよう この家の地下にはワららは帝国を築いた」

大魔女「い…いつの間に…」

超巨ゴキ「そして…マザーよ」

大魔女「マザーってのやめなさいよ…」

超巨ゴキ「ワららという存在を生みたもうたそなたに敬意を表し
誰よりも早くそなたに宣言する!!!!!!!!」
ズオォッ

大魔女「ッ!!!」

超巨ゴキ「ワらら超真虫は…この星の新たなる支配者となる事を宣言するッ!!!!!」
バァーンッ!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/24(土) 02:14:40 ID:Dc7hclTb<> 大魔女「…なんですって?」

超巨ゴキ「ワらら超真虫は この世界の新たな支配者となる!!!!!!!!
って言ったのだ」

大魔女「本気で言っているの?」

超巨ゴキ「おふざけを言う程度の知能を得たつもりはない… 本気も本気ッ!!!!
今までそなたら人間が最下等生物と罵って来たワららが昆虫による
史上最大の下剋上ッ!!!!!!!!!!
これでワららと人間 この二種族の立場は逆転する!!!!
次は人間が最下等生物へと落ちるのだ!!!!!」

大魔女「……」

超巨ゴキ「知っているか!!!!
昆虫とは この世界で最も進化し繁栄した生命(漫画で読んだ)!!!!
つまり この星で最も暮らすに適した存在よ(多分)ッ!!!!!!!
だがしかし何故ッ!!!!!
何故そんなワららがこの星の頂点ではなかった!!?
何故“知能”という進化しか出来なかった人間が星の頂点になり得た!!?」

大魔女「虫はバカだからでしょ」

超巨ゴキ「そうだーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!
虫は馬鹿だったからだーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!」
どーん!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/24(土) 02:47:12 ID:Dc7hclTb<> 超巨ゴキ「だがッ!!!!
それももう克服した!!!!!
そなたの魔力でワららも知能を得 人間を超えたのだ!!!!!!!!」

大魔女「…!」

超巨ゴキ「人間の作り出すものが全てプラスになるなどと思うなよ!!!!
ワららの憎悪は人間のこれまでの積み重ねの非道の行為によって作られたのだ!!!!
そなたら自らが積み上げたワららの憎しみと怒りを 今!! 全ての人間の命の上に落としてやろう!!!!!」
コォーーーーッ


大魔女「…下等な昆虫が… でかくなっても所詮は下等ね…」

超巨ゴキ「なんだと…?」

大魔女「ちょっと知恵を付けたくらいの事で世界を支配だなんて
あまりにも虫が良すぎる話だわね!!!! 虫だけに!!!!!!!!!
なんつってコレ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ

超巨ゴキ「!!!?」

大魔女「死ね虫!!!!!!!!!
アイシクル スノーダムル ツンドーラ メコレ!!!!!!!!!!」


バキィーーーーーーーーンッッ!!!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/24(土) 03:10:21 ID:Dc7hclTb<> ヒュオオオオー…

大魔女「ふ…カチンコチンコね…
このまま博物館にでも寄贈してやろうかしら…」


バキッ

大魔女「!?」

バキバキバキバキバキ… パリィッッ!!!

大魔女「な…」

パリィーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!

超巨ゴキ「効かんわぁッ!!!!!!」

大魔女「なっ!! 一匹足りとも倒せていない?!!」

超巨ゴキ「ふぁははははは!!!!!
忘れたかワららはそなたの魔力に耐性を持つ!!!!
それだけでなく そなたの魔法の威力を更に減退させる守りを体に纏っているのである!!!!」

大魔女「さ…最悪だ…」

超巨ゴキ「ふぁふぁ…そなたという人間からワららが生まれて本当によかった…
そなたの圧倒的で圧巻の力を “色々な事”に利用出来たのだからな…」

大魔女「……っ」

超巨ゴキ「さぁマザー そろそろ死んだ戦士達を弔うためにそなたを殺さねばならん時間だ…
最後の情けである… そなただけは “普通に”殺してさしあげよう…」

大魔女「…くうぅッ!!!」
じり… <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/24(土) 03:21:41 ID:Dc7hclTb<> カブトムシ「王 こいつは俺がしゃくり殺して見せましょう」

カマキリ「オレサマの鎌でみじん切りなんてどうだいギヒヒッ」

しょうゆバッタ「いや 体中に醤油をヌりたくろうぜ」

フンコロガシ「うんこに塗れて殺すなんてのもなかなか通だろ」

ざわざわ…


超巨ゴキ「下がれぃ ワがやる」

ざわっ…しーーーん…

ズィッ!!
超巨ゴキ「すぐに葬り去ってくれる」

大魔女「……ゴキブリの癖に!!!!!!」
じり…

超巨ゴキ「ふぁふぁは… 『虫の癖に』……?
舐めるなよ!!!!!!!
ゴキブリは数億年も前からこの星に存在し 現在までその姿を殆ど変えていない完成された昆虫!!!!
まさに虫の中の虫!!!! そしてワはそのゴキブリの中でも王ッ!!!!!!
ワリムツ8世ッ!!!!!!!!
決して侮るなかれ!! 不快なだけではない深いパワー!!!!
刮目するがいい!!!!!!!」
バンッ <> ○ゴキブリの癖に<><>2010/07/24(土) 13:43:42 ID:Dc7hclTb<> ワリムツ「いざ 勝負ぞ!!」
ザッ サカカカカッ!!!!!!

大魔女「ッ!!!! は…速過ぎるッ!!!!!!
なんてスタートダッシュなのッ!!!!!!」

ワリムツ「どうしたどうしたッ!!!!!」

大魔女「…ぬぐ…」

ワリムツ「ふぁーはははふぁッ!!!!
どうだ目では追えまいよッ!!!!
ゴキブリが人の大きさになればここまで速いのだぞッ!!!!!!!」
シャカシャカシャカシャカッ!!!!!

ぐるんぐるぐるぐるぐるーーーーーーッ!!!!!!!!

大魔女「…ッッ 私の回りを…!!!!
来るわ…! 必ずどこかのタイミングで私に攻撃を仕掛けてくるはず…!!!
しかしこのスピードじゃあ…!!!!!」
じりっ



カメムシ「出たァッ 王必殺の『漆黒舞踏』!!!!
敵の回りを超高速で移動し惑わし 死角からの体当たりを幾度も繰り返し敵に血みどろダンスを踊らせる!!!!!」

アメンボ「終わったな…」



大魔女「…いつ来ようと関係あるかッ!! ブッ飛ばす!!!!!
サークル バクサード メコレ バオンッ!!!!!!!」


ドマ゙マ゙マ゙マ゙ーーーーーーーーーーーーーーンッ!!!!!!! <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/24(土) 13:46:59 ID:D3ulvDjH<> Gつえええ!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/25(日) 01:22:01 ID:5epDdJOV<> ドゴゴォーーーーーーーンッッ!!!!!!!


ツクツクボーシ「爆発がマザーから円周状に広がっていくッ!!!!!」

ダニ「ぉぅ!!!!!!!」


ドドドオオオオォ…!!!!



大魔女「……」


ザガッ!!
ワリムツ「魔法は効かない と…言ったはずだが?」

大魔女「えぇえぇ でしょうね 分かってたわよ糞ったれッ!!!!!!!
最近どうして戦う相手どいつもこいつも魔法効かない奴ばっかなのよ!!!!!!!!
ふざけんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!
帰れーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!! 家に帰りやがれーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ

ワリムツ「ワららが家はこの場所よ
この場所から全て始まるのだ… 人類の終焉が……」

大魔女「家賃払えボケーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「ダブルインパクト・GT!!!!!!!!」
ドギュゴゴォンッッ!!!!!!!

大魔女「ぐふぐァッ!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/25(日) 01:52:49 ID:5epDdJOV<> 大魔女「ぐうぅぅーーーーーーーーッ!!!!!!」
バギャーーーンッ ゴロゴロゴロッ!!!!!!

《↑ドアを突き破りブッ飛ぶ大魔女》


大魔女「が……ッ(たった一撃で…!!)」
ボロッ!


ざっ
ワリムツ「分かったかこの力の差…
もはやそなたにワららを倒す術はなし!!!」

大魔女「…ぐ…」

ワリムツ「そなたは殺すつもりであったが…今はやめておこう
そなたにはワららの“大いなる計画”を最後まで見学してもらうとしよう…
殺すのはその後で良い…
…グモン!!!!」

ザッ
蜘蛛「はっ!!
ではさっそく! ンお゙ォォォォォッ!!!!!!」

プシューーーーーーーーーッ!!!!

シュル シュルシュルシュル!!!!!


大魔女「なっ…」


ドオォーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!

大魔女「わ…私の家が…糸でぐるぐる巻きに!!!!!」


ワリムツ「この家はワららが貰う」

大魔女「何を勝手な!!!!!!!!!!!」

ワリムツ「今までそなたらがしてきた勝手に比べればかわいいものだろう
…では さらばだ マザー!」
ギィー… ガタンッ!!


大魔女「……」

大魔女「私の家ーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!」
ばーんっ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/25(日) 02:11:20 ID:5epDdJOV<> ダッ!!
大魔女「私の家を返せッ!!!!!」
ガチャッ!
大魔女「…………」

スッ…

大魔女「…行っても返り討ちになるだけね…くそ!!!
虫に家を乗っ取られるなんてとんだ笑い話ね… ……笑えないけど」

大魔女「ハァ…どうしましょう… とりあえず他の家にでも…
……………」

ズダンッッ!!!!!!

大魔女「このまま引き下がるなんて…そんなの納得出来ないわッ!!!!!!!!
この家は私の家!!!!!! 虫なんかにくれてやらないわよ!!!!!!!!!
……覚えてなさいッ…!!!!!!」
ギリッ…


大魔女(…つーか ねこはまだ帰ってこないの?) <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/25(日) 02:24:47 ID:5epDdJOV<> そのころ ねこはと言うと…


クソ町

ガラーン…

ねこ「…うぅ…やっぱりお店閉まってる…
早く帰らないとフーリャンちゃん…ブルルッ!
し…仕方ない こうなったら…」

―――…

ドンドンドンドンドンッ!!!!!!
ドンドンドンドンドンッ!!!!!!
ねこ「開けてくださいよぅーーーーーッ!!!!!
お願いです!!! 開けてくださいーーーーーーッ!!!!!!!」

店の中から「店はもう閉まったよ 明日来い」

ねこ「そこをなんとかァッ!!!!!! そこをなんとかァァッ!!!!!!!
後生ですからッ 後生ですからァーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガララッ
店主「うるせーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィーーーッ!!!!!

ねこ「おんブーーーーーーッ!!!!!!!!!」

店主「店先で騒ぐんじゃあねェーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!
近所迷惑だろうがァーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」

ねこ「お…お願いでふッ!!!!!!! バガヒサンを売ってくださいぃーーーーーッ!!!!!!
それだけですからーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!」

店主「売り物は客に売る物だーーーーーー!!!!!!!!
貴様は客じゃねーーーーーッ!!!! 家に帰れーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!」

ねこ「お願いです!!!! お願いです!!!!!!!
買わないと…買わないとにゃんが殺されるーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」

店主「知るかーーーーーーー!!!!!!!!!
そんなに欲しけりゃ俺を倒していけやッ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!

ねこ「……!!! や…やったる!!!!!」
ドドンッ!!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/25(日) 03:18:22 ID:5epDdJOV<> 大魔女「いない奴の事を言ってもしょうがないわね…
それよりどうするか… この状況…」
ゴゴゴゴ…

大魔女「魔法が効かないなら対抗する術は一つ…… でも…
………」

ヒュオオオォォォォォ…


大魔女「………はあぁ… これだけは絶対に嫌だったけれど…
私の家と 傷つけられたプライドを取り戻すためには…四の五の言ってられないわね…」

ス…

ギリッ
大魔女「…クソ虫共…! 首を洗って待っていなさい…!!
フワラル レーロー メコレ」

ぶわっさアァアァアァァァァッ!!!!



―――…

マイムシティ


ダダダダダッ
手下「姐さーーーん!!! 大変でい!!!!!!!!!」

ボケ妹「ん…どうしたんだい こんな時間に」

手下「大魔女フーリャンが姐さんに会いたいとココにッ!!!!!!!!」

ボケ妹「は はぁッ?!」


―――…

ボケ妹「なんだい また何かあったのかい」

大魔女「別に…」

ボケ妹「はぁ? じゃあなんでこんな所にわざわざ来たんだ?」

大魔女「……………ボケ妹…………
あんた………私に体術を指導してッ!!!!!!」
バンッ!!!!

ボケ妹「…」

ボケ妹「はーーーーーーーーーーーーーーーーッ?!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/25(日) 23:08:47 ID:5epDdJOV<> わなわな
ボケ妹「つ…つまりそれは…
私様の“弟子”になると…?!」

大魔女「ふざけるなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャアッッ!!!!!

ボケ妹「どゥふーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」
ズザーッ!

大魔女「調子に乗るなーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」
カーッ!!

ボケ妹「な なんなんだよ!!!!!」
ずーん…



―――…

ボケ妹「はぁ!!? 朝までに!!?」

大魔女「そ 朝までに私を格闘プリンスに仕上げなさい」

ボケ妹「バッカヤローーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!
体術ってのは一夜漬けで身につくもんじゃねーーーー!!!!!!!
血の吐くよう修行を何年も続けてやっと初心者なんだよーーーーーーーッ!!!!!!
お前体術舐めてんのかッ!!!!!!!!」

大魔女「うん」

ボケ妹「だろーーねーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/26(月) 00:34:40 ID:w4NdLzVo<> ボケ妹「…――何があった」

大魔女「ん?」

ボケ妹「お前がいきなりこんな事言ってくんのも不可解だが
それ以上に不可解なのはお前の傷だらけの体さ!」

大魔女「よく気付いたわね…」

ボケ妹「気付くよ!!
なんか厄介事かい なんなら手を貸すよ」

大魔女「…今回は遠慮しておくわ
私が引き起こした私個人の問題だし 私だけでけりを付けたいのよ」

ボケ妹「…そうかい お前がそう言うのならもう何も言わないが…」

大魔女「じゃあ…ボケ妹!
さっさと私に体術を教えなさい!!
朝まで7時間もないわ!!!」

ボケ妹「ほ…本気かよ…」

大魔女「本気よ!!!!
難しい事はいい 基礎だけでもいいからさっさと教えなさい!!!!
私はもーあの虫共ブッ潰したくてウズウズが止まらないのよ!!!!!!!」

ボケ妹「む…虫…?!」


こうして真夜中の猛特訓は始まった…
チロリーンは傲慢なフーリャンに頑張って体術のアレコレを教え込んだのだった…
そして <> ○ 格闘プリンセス<><>2010/07/28(水) 19:31:25 ID:VAjp+azH<> 朝

キキルコッコー!!



大魔女「たぁッ!!」
ビシッ!!!

大魔女「はァーーーーッ!!!!」
ビュアァッ!!!

大魔女「ふんヌッ!!!!!」
バヒュンッ!!!

大魔女「でいぃーーラッッ!!!!!」
グオラッ!!!!

大魔女「だっ!!!!!」
ビッ!!!!!


大魔女「…ふー どう?」

ボケ妹「7時間でここまで出来るようになるとはね
お前才能あるよ ちゃんと鍛えりゃもっと上達するはず」

大魔女「ふ あんまり強くなっちゃったらあんたの立場がなくなるじゃない
だからこんくらいでやめといたげる」

ボケ妹「…そいつはどうも
…でも お前に教えられたのは本当に基礎中の基礎の形と技だけだからね」

大魔女「いいわよ あとは適当にアレンジするから
ふんふんっ!!」
ビシビシッ

ボケ妹「…言っとくけど 技は修得してもお前の筋力なんかは前とは変わってないんだ
防御の硬い奴とかには効かないかもだから 調子にのんなよ」

大魔女「大丈夫 ちゃんと考えがあるから
…さて これでゴキブリ共と戦えるわ…!!
待ってなさい 虫ィッ!!!!!!!」
ギンッ

ボケ妹(ゴ…ゴキブリ?!
ゴキブリと戦うためだけに体術を習ったのかよコイツ!?)
ズーン <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 19:32:08 ID:VAjp+azH<> 大魔女「んじゃあ私はそろそろ戦場へと戻るわ
じゃーねボケ妹」

ボケ妹「あ…あぁ
帰ったら体術でゴキブリ退治かよ 逞しいな」

大魔女「ただのゴキブリじゃないわ
人間くらいデカくてしゃべって回転して強いのよ
しかもゴキブリだけじゃなく色んな虫が巨大化して私を家から追い出しやがったの」

ボケ妹「バイオハザードじゃねーかッ!!!!!
大丈夫かお前ん家…ってかお前が大丈夫か…」

大魔女「心配ご無用輪ゴムは揉む用 よ」

ボケ妹「そうか…」

大魔女「そんじゃあね
フワラル レーロー メコレ」
ブワサッ!!

ブワサッ ブワサッ ブワッサァーーーッ!!!!



ボケ妹「……」

ボケ妹「本当に大丈夫かなぁ… あいつの頭…」
ズズーン <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 19:32:34 ID:VAjp+azH<> 現在 午前7時


ヒューン… ストッ!

大魔女「着いたわ… …ッ」


ドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!


大魔女「蜘蛛の糸で巻かれて私の家がドーム状になっている!!
私がいない間に好き勝手してくれるじゃないのッ…!!」
ギリリッ
大魔女「ブッアレしてやる…
虫全部ブッアレして鍋でごった煮してゲテモノ料理にしてやる…!
そしてねこに食わせてやる…!! …あ そうだわ
ねこの馬鹿はまだ帰ってないの? 戻って来た気配がないけど…
あのバカどこまで行ってんのよ…」


――――…

時は遡り午前3時 ねこはと言うと…


タッタッタッタッ!
ねこ「うえぇ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!」(←負けた)

ズーン… <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 19:33:08 ID:VAjp+azH<> タタタタッ
ねこ「店主のオッサン強かったよぉぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
にゃんボロ負けだったよぅーーーーーーッ!!!!!
結局買えなかった…仕方ないから他の町に買いに行かないと…!!!」

ねこ「クソ町から近い町といえばラリ町だけど…
それでも何十kmも離れてるからなぁ…こりゃ朝までには無理だ…
あぁ…フーリャンちゃん絶対怒ってる… にゃんどうなるんだろ…
…ゴクリ! い…急がないと…!!」
タタタッ!

――…

タタタタ…
ねこ「この広い平原を抜ければ町が見えて――…ん?」


バンッ!

ハゲ「ねーちゃん遊ぼうぜ」

ねーちゃん「やだっ 離してぇ」

ブラシ「バックギャモンしようぜ」

ねーちゃん「いやぁっ ルール分かんない」


ねこ「平原のド真ん中で女の人がチンピラに絡まれている!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!

ねこ「……… にゃ にゃんには関係ないし…先を急ごう…」
ザッ


ハゲ「おい この女子連れてこうぜ」

ブラシ「あぁ この器量 高く売れそうだぜ」

ねーちゃん「どヒィ〜〜〜ッ!!!!!」


ねこ「――――人攫い?!!
で…でもにゃんには関係ない…関係ない…!!!」


ハゲ「ハゲールアブダクションぜ!!!!」
ガシッ

ねーちゃん「おんギャーーーーーーーッ!!!!!!!」

ブラシ「へっへ!素敵な馬車(バギー)でご案内だぜ」

ねーちゃん「ヘルプミーーーーー!!!! ノー セルフミーーーー!!!!!!!」


ねこ「――――…ッ!!!!!
やっぱり放っとけない!!!!!!!!」
ダッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 19:33:32 ID:VAjp+azH<> フーリャン宅(元)


大魔女「さーそろそろ突入しようかしら…変わり果てた我が家へ…!!」
ドン…!

ガチャッ ギキイィィ〜…


♪ズンチャチャズンチャチャ

大魔女「!」


♪ズンチャチャズンチャチャズッチャズッチャヂャズンチャチャ

おけら「ぽーーう!」
くいくい

蝿「イーーーーャッフィイィーーーーーッ!!!!!」
タンタタン

チャバネ「おーぅ茶ッおーぅ茶おー茶茶ッおっ茶おォお茶茶ィエッ!!!!!」
パチンパチン

芋虫「くねくーねくねっくねッッ」
くねくね!

バッタ「FOOーーーーーーーーーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!」
ぴょ〜んぴょ〜ん


♪ズンチャチャズンチャチャ
♪ドンドドンドンッドンドッ!!!!!

ワーキャーワーキャー!!



大魔女「私の家がディスコになってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらァッ!!!!!!!!!!!!」
カッ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 19:33:59 ID:VAjp+azH<> ♪ドンチャチャドンチャッ

大魔女「あ・の・虫・どッ・もォ〜〜〜〜ッ!!!! 私の家をォッ!!!!
こんなテカテカのギッラギラにしやがってぇ…虫酸が走るわ!!!
虫だけに なんつってコレ!!!!!」
ドンッ!


ザザッ

虫達『!!?』

大魔女「こらァーーーー!!!! あんたらーーーーッ!!!!!」

蝿「なんだこいつ?」

てんとうむし「おいコイツマザーじゃねーか! 王に負けて逃げた!!」

蚊「マジかよ ハハッ おいどーした? また帰って来てよ?」

大魔女「……ここは私の家よ なに勝手にディスコにしてやがんのよ!!」

おけら「家主のテメーがとんずらしたから再利用しただけさ 感謝しなよ ヒハハ!」

大魔女「…虫のいい話ね!! 虫だけに!!!!!」
ドドンッ!!

チャバネ「おいどーする 下に報せっか?」

蚊「まぁ待てよ…へへ…オイ マザーさんよ 一緒に踊ろうぜ?」
スッ

大魔女「………」

蚊「…ッんだよ 連れねーな
じゃあいい そのかわり 一口だけ吸わせてくれや」
ちゅ〜…

大魔女「ドンタッチミーッ!!!!!」
ペシッ

蚊「アウチッ!!!!
…てめーーー!!!!!」

大魔女「あんまり私を怒らせないでよ…
私は今……虫の居所が悪いのよ!!!!!
虫だけに!!!!! なんつってコレ!!!!!!!」
ドドドンッ!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 19:34:43 ID:VAjp+azH<> 蝿「…やっちめーー!!!!」

蚊「奴は魔法だけだ!! 魔法が効かねー俺らにゃ怖くねー!!!」
ドドドドッ!!

大魔女「…飛んで火に入る夏の虫…虫だけに
今の私はもう魔法だけではないッ!! だぁりゃァッ!!!!」
ヴオンッッ!!!

ズッゴォーーーッ!!!
蝿「はぃブーーーーッ!!!!」

蚊「な…なにぃ!!!」

大魔女「来なさい!!!!
全員虫の息にしてやるわーーーー!!!!!
虫だけに!!!!!!!」
ドンッ!!!!

バキッ!!! ドキャキャッ!!!! メゴォッ!!!! ドゴゴォッ!!!! ゴドォッ!!!!

アブラムシ「ひぃ〜〜〜!! こわい〜〜〜!!!こわいよ〜〜〜〜〜!!!!」

大魔女「弱虫!!!!!」
バキッ!!

鈴虫「うえぇーーん!! ママァーーー!!!!」

大魔女「泣き虫!!!!!」
ドゴッ!!!!

おけら「腹が減って力が…」

大魔女「腹の虫!!!!!」
ベギャアァーーーッ!!!!

虫達『ぎゃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!』
バタバタバターッ!!!

大魔女「…虫だけに… なんつってコレ… ふーっ」
きらーんっ

蚊「バ…バカなッ!!!」

大魔女「あとはあんたね…」
じりっ

蚊「ひっ……くそーーーーッ!!!!」
ドォッ!!

バチィーーーーーンッッ!!!!!!!

蚊「ど… ……ハッ!!!!」

しゅうううう…
大魔女「こんなパンチ… 蚊に刺されたほども感じないわーーーーーーッ!!!!!!!」
ゴキャアァーーーーーーーッ!!!!!!!!!

蚊「カーーーーーーーーーッ!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/28(水) 19:34:57 ID:VAjp+azH<> ここまで代理投下 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/28(水) 23:33:27 ID:Akbq6+Wv<> ドーーーーーン!!!!!


大魔女「…ふ… うふふ…
ムカつく野郎を自分の手で殴り倒すってのも…なかなか快感ね……」
ニヤリッ



―――…

コソ…
蛾「…やべー…全滅って…
なんつークレイジー嬢だ!!
こりゃ帝国に連絡だ… 『インセクトプラズ』!!!」
ビリッ バサバサッ!! ブウゥーーン…

蛾(羽の振動と電波を合わせて本部に連絡するよく分からん必殺技だ!!
―――本部!本部!応答せよ!侵入者!! 侵入者!!!)

ザッ
大魔女「なにやってんの?あんた」

蛾「おガガァッ?!!!!!!
な 何故ここに居ると分かったーーーーーーーーー!!!!!!!」

大魔女「変な電波が頭の中にピロピロしたから分かるわよ
さてはあんた…仲間を呼んだわね…」

蛾「……ッ お…おーーーーーーよッ!!!!
帝国本部に援軍を要請したのさーーーーー!!!!!!
お前がそう余裕ぶってられるのもあと数分だーーーー!!!!!!!
今に戦闘虫の精鋭達がここに駆け付ける!!!!!!!」

大魔女「……ふむ… …………!
…まさに! 虫の知らせ …ってやつね」
ビュッ

蛾「!?」

大魔女「虫だけにーーーーーーーッッ!!!!!!!!」
バッギョオォーーーーッ!!!!!!!

蛾「ガビーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 01:05:17 ID:3oGlLSbq<> ギィッ バタンッ!!!


カブトムシ「武器を構え一気に攻め込めーーー!!!!」

虫達『ギーーーーーーッ!!!!!』
バタバタバタバタッ!!

ザザッ! ザッ…
カブトムシ「…むッ!!」


どよ〜ん…


カブトムシ「ひどい有様だ… 本当にこれをあのマザーがやったのか?
…おい!大丈夫か!!」

おけら「―――」
ちーん…

カブトムシ「…ダメだ 死んでる
生存者はいないのか!!」

蛾「…ウゥ…」

カブトムシ「!! 蛾太郎!!!! お前無事だったのか!!!」

蛾「イヤ…モウダメデス…俺ハ虫ノ息デスDEATH」

カブトムシ「しっかりしろ蛾太郎!!
侵入者はどうした?!! やはりマザーかッ!!?」

蛾「ハイ…マザーハ…逃ゲマシタ…
…ッ ウッグ!! ガハァッ!!! 潰レタ内蔵ガモウ限界デDEATHデスDEATH…」

カブトムシ「蛾太郎!!!」

蛾「バンボローッッ!!!!」
ガハッ!!!!! ガク…

カブトムシ「蛾太郎ーーーー!!!!!
…畜生!! 逃げるとは卑怯者め…!
皆の者…帰るぞ! 彼等を丁重に弔わねば…」

ぞろぞろ… ギイィーー…バタンッ!




プチンッ!



コソ…(↓タンスから出て来た)
大魔女「イトニト アヤツリ メコレ…! 成功ね…!」
バンッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 11:14:32 ID:3oGlLSbq<> 《説明しよ〜
えーと…イトカワ…? アヤツルーヨ メコレはアレだ…
死んだアレを勝手にアレするアレだ…うん》

大魔女「やる気出しなさいよウインドウ
イトニト アヤツル メコレは死んだ奴を魔法糸で操る禁種魔法よ」

《そういう事だ…》

大魔女「あんたもう帰りなさいよ」


大魔女「…と そんなことより
虫め…いつの間に私の家の床に穴開けてやがるのよ…」
スタスタ…

ギィ…ヒュコオオオオオ…

大魔女「ここが入口…この下が虫共の巣ってわけね…!
…ふふん… 一匹残らず駆除してやるわよ…!
そして分からせてやるわ…人間と昆虫との格の違いって奴をねぇ!!!!」
ニィッ!

ギシッ…ギッ… つるっ!!

大魔女「おぅはーーーーーッ!!!!!!」
バッタァーーーン!!!!


《おーーーーーッと!!!! 大魔女フーリャン コケたーーーーーーーーッ!!!!!!!!
勇んでいざ超真虫の根城へ潜入しようというところでコケたぞぉーーーーーーーーーッ!!!!!!!!
こーれはカッコ悪い!!!!!!!!》

大魔女「そっ そんなトコでやる気出してんじゃないわよ!!!!!!!」
カーッ!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 17:59:19 ID:3oGlLSbq<> ギキィ…パタン…

ピチョン…ピチョン…


ザッ…
大魔女「…ジメジメしてるわね… まぁ…地面の下だから仕方ないわね…」


ヒュオオオオオオオォォォォ…


大魔女「ふん…こんなトコが帝国ですって?
…所詮は虫 お似合いの穴蔵ね…」

大魔女「…さて これからどーしましょ…
虫共の王野郎はどこにいるかしら?」
ザッザッ…
大魔女「ま テキトーに歩いてりゃそのうちたどり着くわね 楽勝よ」

ザッザッザッザッザッ……


《2時間後》

大魔女「迷ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!」
ガーン!!

大魔女「何よここ!! まるで迷路じゃないのよ!!!!!!
ちくしょーーーーー!!!!! この私を舐め腐りやがって!!!!!!!!
…ん!!」
ザザッ


スタスタ
虫1「ぷぎィ〜〜ぎっぎィ!! プギャギャーー!」

虫2「しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ」

虫3「モ〜〜〜〜〜ン」



大魔女「…虫だわ よし…王野郎の居場所は奴らに聞きましょう」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 17:59:58 ID:3oGlLSbq<> ザンッ
大魔女「こら」

虫達『!?』

ドンッ!!!
大魔女「あんたらのボスの居場所を教えなさい
教えてくれたら命だけは助けてやるわ(嘘だけど)」

虫1「プ〜〜〜ギィ〜〜〜…?」

虫2「しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ…」

虫3「モモ〜〜ン」

大魔女「…ほう どうしても口は割らないと…?
だったら仕方ないわね 力付くでも聞き出すからっ」
ブォアァッ!!!

虫達『!!!!?』


ドカッ!!! バキッ!!!! メシャアァ…ッ!!!!!
ガンガンガンガン!! カーーーーンッ!!! パカッ!! ぐじゃぐじゃ!


チーーーーーン…

虫1「プ…ガ……ガァ…ッ!!」
ピクピク…

大魔女「さぁ教えなさい 王野郎の居所!!
でなけりゃ痛みが増すだけよ」

虫1「プギギーー…プギィッ!!」

虫2「しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ…」

虫3「モ〜〜ンモモ〜〜〜ン」

大魔女「………」

虫1「プギャアァーッ!! プキィーッ プキィーーーッ!!!」

虫2「しゅわしゅわしゅわしゅわ…」

虫1「プキッ?!! プギギーーーーーッ!!!!!」

虫3「モンモ〜〜〜〜ン」

虫1「!!! プギャプギィプギギギィーーーーッ!!!!」

大魔女「いい加減にしろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」
スターンッ!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 23:50:50 ID:3oGlLSbq<> 大魔女「大魔女自粛チョップ!!!!!」

スパーーーーーンッ!!!!
チョパ〜〜ン!

虫達『ゲッ…ゴァ……』


大魔女「…ダメね こいつらバカすぎて話になんない
進化した虫の知能にも個人差があるようね」



虫1「ギ………ギュアァーーーーーーーーッ!!!!!
ギュアアアァーーーーーーーッ!!!!!!!!」

大魔女「!? まだ生きてたのコイツ!
…ぬっ!」



ドドドド…
遠くから虫『ギギィーーーー…』

大魔女「ち… 今の悲鳴を聞き付けて虫がこっちに来るわね
…ふん 迎え撃ってやるわ!」


??「――…マザー! 戦ってはダメだ!!」


大魔女「?! 誰!!」

??「早くこちらへ!! でなければ虫達が来てしまう!!」

大魔女「私は戦うわ 誰だか知らないけど 口だしするならあんたも張っ倒すわよ!!」

??「早く!! 今奴らと戦えば君にとって非常にまずい状況になる!!」

大魔女「…!?」


ドドドドドッ…
遠くから虫『ギーーーー…』


大魔女「…………
……ちっ!」
ダダッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 23:52:24 ID:3oGlLSbq<> ザッ…

ビクッ
大魔女「あ あんたッ!!」

蟻「マザー!! こっちへ…!」

大魔女「超真虫!!!!」
ババッ!

蟻「待て!! ぼくは敵じゃない!! 信じてくれ!!!
はっ! 兵達が来た…静かに!!!」

大魔女「……!」


ザザザザザッ
虫A「ギーーーーッ!!」


大魔女「ちっ! 倒した虫共は隠すべきだったかしら?」

蟻「…大丈夫」


虫B「ゴアァ?!」

虫C「ギギッ! ギッ!?」
つんつん

虫1「―――」
ちーん…

虫D「ピピィ?」



蟻「奴らは超真虫の中で知能が未発達のまま進化した雑兵達だ
多分状況を理解していない まず下層に報告する事はないだろう」

大魔女「…」



虫A「ギーー…」
ザッザッ…



蟻「これで安心だ マザー」

大魔女「……あんたは?」

蟻「ぼくはレン ただのしがない働き蟻さ」
ドンッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 23:53:27 ID:3oGlLSbq<> 大魔女「レン…? 蟻の癖に生意気な名前だわね」

レン「あなたはマザー…だよね お会い出来て光栄だ」

大魔女「…あんた 目的は一体何?」

レン「目的?」

大魔女「あんた超真虫でしょう
侵入者の私にフレンドリーに近づいて…何か目的があるはずよ」

レン「……目的か …そうだな
目的…強いて言えばそれは …マザーに協力する事かな」

大魔女「私に?」

レン「そう
君は超真虫と戦うつもりでここに来たんだろう?」

大魔女「まーね 私の家を好き勝手した連中を死滅させるわ
あと あのいけ好かない王野郎をコテンパンにブッアレす!」

レン「そうか ワリムツはこの広大な帝国の最下層に居るよ」

大魔女「へぇ それならさっそく下に潜ってかなきゃ
魔法使って一気に突き進もうかしら」
ザッ

レン「…待つんだ! 行くなら慎重に行くべきだ」

大魔女「でもここ広くて迷うし…」

レン「だからぼくがマザーに協力する!! ぼくがこの帝国の最下層まで案内する!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/29(木) 23:55:47 ID:3oGlLSbq<> 大魔女「…分かんないわね
なんで敵である私に協力するのよ? いまいち信用出来ないわ…」

レン「…ぼくはワリムツに怨みを持っている それが理由だ」

大魔女「怨み…」

レン「…見てくれこの巨大な地下空洞を
この空洞は蟻の巣のような作りで 深さは50kmにもなる
まさに地下帝国のこの場所を作り上げたのは…ぼくら働き蟻さ」

大魔女「はぁ…バカバカしい深さね… つーか私の家の下に…
…にしても蟻って凄いね」

レン「あぁ しかしこの帝国を建造するために多くの仲間が犠牲になった
それなのにワリムツは…ぼくらにこう言ったんだ…!!」



ワリムツ『蟻が十匹“アリがトウ”!!!
あっひゃっひゃ!!!!』



レン「ダジャレかよ!!!!!!!!
命を賭けて帝国を作り上げたぼくらに対しての労いの言葉がダジャレかよ!!!!!!!!
アリえない!!!!!!! 蟻だけに」

大魔女「あぁそう…」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/30(金) 02:12:23 ID:KuBLqM2X<> レン「しかも それだけじゃない…
そのあとワリムツはぼくら蟻を奴隷扱いして 皆を狭い牢の中に押し込んだんだッ
いくらなんでもこの扱いは酷い…」

大魔女「そうねぇ でもそう思うならあんたらも反発しなさいよ」

レン「やろうと思えばもうやっているさ…!
でも…女王蟻様に『ワリムツに従え』と命令されているんだ…
蟻にとって女王蟻様は絶対の存在…命令には逆らえない」

大魔女「ひどい女王蟻ね」

レン「…女王蟻様は操られているんだ!
本当の女王蟻様は優しいお方なんだ!!
でも ワリムツに捕らえられてから人が変わってしまった!!!」

大魔女「蟻ね」

レン「ぼくは牢を抜け出した…! 女王蟻様を助けて…皆を救うんだ!!
そしてワリムツも倒す!! 奴は間違っている!」

大魔女「間違っている?」

レン「話は聞いたと思うけれどが あいつは人間と虫の立場を完全に入れ換えるつもりなんだ
それがどういう方法でかは判らないけど きっと非道なやり方だよ!!
そんな事させるわけにはいかない」

大魔女「…意外ね あんたこの星のの頂点に立ちたくないの?」

レン「…昆虫は所詮昆虫だよ
つい最近知識を手に入れた程度で支配者になろうなんて虫が良すぎるよ
虫だけに」

大魔女「それもう私が言った」

レン「しまったー!!!!」
ガーン! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/30(金) 02:14:14 ID:KuBLqM2X<> レン「そういう訳でマザー!!!!
ぼくもマザーの戦いに同行させて欲しい!!!!!! 足手まといにはならない!!
ぼくら蟻は槍を武器に使うが ぼくは蟻の中でも指折りの使い手だと自負している!!!!!」
ビュッビュ

大魔女「……」

レン「……あり? ……駄目?」

大魔女「…」
くるっ
大魔女「……条件があるわ
私の事はフーリャン または大魔女フーリャン
(フーリャンの後には“様”か“唯一神” と付けるのが望ましい)
……と呼びなさい」

レン「……わ 分かった!!!!
よろしくフーリャンりん!!!!!!!」

大魔女「りん!!?」


―――…

シャッシャッシャ
レン「いいかいフーリャンりん
この帝国は地下に広がる巨大な蟻の巣だ
構造は複雑 そして4つのエリアに分けられている
ここは第1層 ワリムツは最下層の第4層にいる」

大魔女「…めんどくさいわね…
だから 私の魔法で一気にショートカットした方が良いでしょ」

レン「それはダメだよ
この帝国は固いセキュリティで守られている
もしここで下に感づかれればかれれば鉄壁のセキュリティが発動して全く進めなくなる
だから慎重に進むべきだよ」

大魔女「ちっ…めんどくさいわね」 <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/30(金) 20:44:44 ID:KuBLqM2X<> レン「だからぼくが案内するよ!!
ぼくの頭の中にはこの帝国の内部地図が事細かに刻まれているからね!
着いて来て!! フーリャンりん!!!!」

大魔女「頼もしいわね」


――― 10分後 ―――

レン「あれ… 行き止まりだ! おかしいなぁ」

大魔女「おいこらあんた 歯ァ食いしばりなさい」

レン「ま 待って! ち…違うんだ!
まず先に行こうと思ってた場所があんまり僕にはなじみのない場所だからちょっと失念しちゃって」

大魔女「言い訳はいらないわ!!!!」
ゴスッ!!!

レン「アントぶーーーーーッ!!!!!!」
ズザーッ

大魔女「その叫び方無理があるわよ」



遠くから虫「なんだ? 今声がしたぞ!!」



レン「あ! ヤバイ隠れて!!」
サササッ…


ザッ
虫兵1「何もいねーやん」

虫兵2「おかしいな 確かに悲鳴が聞こえたのに…」

虫兵1「バカが意味もなく叫んでただけだろ
なんたってここはバカしかいねーエリアだからな」

虫兵2「あー…そうだな 多分そうだ まったく!」

虫兵1「じゃあさっさと戻ってムシKINGの続きやろーぜ!!」
ザッザッ <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/30(金) 20:45:45 ID:KuBLqM2X<> レン「ふー…危ない危ない…
…しかしマズったな いきなりこの場所へ来てしまった…」

大魔女「? 何が?」

レン「あすこを見てフーリャンりん アレがこの第1層と第2層を繋ぐ門『ヅェボロ』
第2層へ行くにはあすこをくぐるしかない」

ドドンッ…!!

大魔女「ふむ ならば強行突破ね」
パキポキ

レン「だ 駄目だって!!
あの門こそこの帝国を守るセキュリティの一つ!!
少しでも何かあればあの門は閉じられ 決して開かれる事はない!!!」

大魔女「じゃあどうやって抜けるのよ」

レン「大丈夫 いい方法がある
本当はここに来る前に ある場所へフーリャンりんを連れていきたかったんだけど順番が違っちゃったね
またぼくについて来て 今ちょうど場所を思い出したよ!」

大魔女「…本当かしら」



―――


レン「…着いた! ここだよ!!」

大魔女「ここは…」

レン「ここは帝国名物『ヌキヌキルーム』さ!!」
ドンッ!

大魔女「バっ バカヤローーーーーーーーッ!!!!!!!」
バキーッ!!

レン「ブブーーーーーー!!!!?」
ズザーッ <> 創る名無しに見る名無し<>sage<>2010/07/30(金) 20:47:03 ID:KuBLqM2X<> 大魔女「あ あんた!!! この乙女をいったいどこに連れ込もうとしてんのよ!!!
デリカシーがないわよ!!! デリカスィーがッ!!!!!!
アレすわよ!!!!!」
カーッ

レン「な なにがっ?!」

大魔女「ヌキヌキルームなんてあんた…っ」

レン「よ…よくわからないけど とりあえず入ってみてよ!!」
ぎぃい〜…

大魔女「ま…待ちなさ……ッ ………ん?」



ドーーーーン!


コツ…
大魔女「な…何…コレ …抜け殻?」

レン「そう ここは超真虫達が脱皮したりするための部屋だよ」

大魔女「………
…『脱ぎ脱ぎルーム』にしなさいよ …まぎらわしいから…」

レン「だからなにが?!」

大魔女「…いいわよもう… それで…ここで私に何をしろっての?」

レン「うん ちょっと待ってて!!
えーとどれがいいかな」
ガサガサガサッ


大魔女「……
(……まさか…)」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/30(金) 23:52:14 ID:KuBLqM2X<> どこかの出版社

亀「うーん…うーん…」
むにゃむにゃ

女「ちょっと! エンデリルさん!!!!」

亀「…むにゃにゃ」

女「……ちょっとってば!! …一流記者さん!!」


亀「む どうした あぁルミちゃんか」

ルミ「何寝てんの!! 仕事中に!!」

亀「疲れてるからに決まってるぜ
つーかなんか用?」

ルミ「これですよ!! これ!!!」
バン!

亀「…うん? なんだ…
僕の描いた4コマ漫画じゃないか これが一体どうした?

ルミ「どうした ってこれ
酷すぎるって編集長からボツくらいましたよ!!!」

亀「な…なにーーーーッ あの力作がボツだとーーーー!!!!
何故だーーーーーッ!!!!!!!」

ルミ「いや確かにひどいですよコレ!!
哲学的に笑わせるいつものエンデリルさんの作品とは別物です!!!!」

亀「な…なにい…!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/31(土) 00:10:30 ID:e6DJlpqE<> ルミ「まずこれ」

ピラ…
http://imepita.jp/20100730/849130

ルミ「子供泣きますよコレ!!! ブラックすぎます!!!」

亀「ヒーローの必殺技が最強とは限らない
井の中の蛙よ 大海を知るべしとのメッセージが含まれた作品だ」

ルミ「…! なっ…なるほど…! そう考えると深い気がする…!
じゃ…じゃあこれは…!」

ピラ…
http://imepita.jp/20100730/846450

ルミ「今更ァ〜?!! 今更この使い古されたネタって!!!」

亀「バカだなぁ 新しいとか古いとかじゃないんだよルミちゃん
古きを知り それを若い世代に伝える事こそが記事の本当の在り方ってもんじゃあないか」

ルミ「…! な…なるほど!!
じゃあわざとこんな二昔も前のネタを引っ張り出して来たと…!!
じゃ…これは?」

ピラ…
http://imepita.jp/20100730/850090

ルミ「ごめん私これ全く分かりません」

亀「僕も分からん……」

ルミ「………」

ピラ…
http://imepita.jp/20100730/847720

ルミ「………正直痛いんですけど…」

亀「いやあの これを名刺の変わりにしようかななんて」

ルミ「………正直痛いんですけど…」

亀「分かったよ ボツにしなよ」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/07/31(土) 02:06:08 ID:e6DJlpqE<> 戻る―――…


バンッ!!
大魔女「…まぁ… 大方の予想通りこのザマよ」
http://imepita.jp/20100730/850590

レン「似合ってるよ」

大魔女「似合いたくないわよ!!
まさかこれ着て虫に成り切ってあの門を突破しようって訳!?」

レン「そうだよ 名付けて擬態作戦」

大魔女「無理だわよ!!!!!!
思っくそ顔出てるしコレ!!!!!! 二度見されてバレるわッ!!!!!」

レン「大丈夫大丈夫
『あぁコイツこういう進化したんだな』って思うくらいなもんだよ」

大魔女「突然人間の顔が生えてくる進化ある!?」

レン「ノリよく行けば万事オッケーだよ」

大魔女「お気楽な奴ね……
…って…あんたその格好は…」

レン「どう? どこから見てもバッタだよね」
ばーんっ

大魔女「なんであんたまで擬態するのよ
虫なのに」

レン「言ったでしょう ぼくら蟻はこの帝国では奴隷で牢暮らし
そしてぼくは牢を脱獄してここにいるわけだから当然姿を変えないと」

大魔女「ふむ…なるほどねぇ」

レン「さぁさぁフーリャンりん!
ヅェボロをサクッと突破しよう!!!!」

大魔女「…そう簡単に行くかしらねぇ」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 01:46:58 ID:ey/1vAvQ<> 虫兵「よし 通れ」
ギギギィ…

レン「アリあっしたーーっ!!」

大魔女(簡単にいったーーーーーーッ!!!!!!)
ガガーーン!!


コツコツ… キーー…パタンッ


レン「擬態作戦大成功! だね」

大魔女「俄かには信じがたい感づかれなさっぷりだったわ…
まぁ通れたんだから良しとしましょうか…
じゃーこれもう脱いでいいのかしら? 蒸し暑いのよね」

レン「駄目だよ まだ」

大魔女「なんでよ!!」

レン「まだ門はある
第3層への道を守る二番目のセキュリティ『アウヴォラ』
そこを通り抜けるまでの辛抱だね」

大魔女「……たくっ! 歩きづらいのに!」

レン「…ふーん… そうだなー」
キョロキョロ
レン「あっ! あんなところに都合の良い板と紐が都合よく置かれてる!
ちょっと待っててフーリャンりん!!!」
タッ

大魔女「?」


――――


ズズズズズ〜…

大魔女「なるほど 犬ぞりならぬ蟻ぞりね」

レン「これなら楽でしょ」

大魔女「えー楽よ このまま引き続けなさい」

レン「オッケィ! ぼくら蟻は力持ちだからこんなの楽勝だよ」

大魔女「……
(フ… この気の回りようといい こいつはまるでねこの蟻版ね
…そういやねこの奴はまだ帰ってないのかしら…?)」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 01:47:48 ID:ey/1vAvQ<> そのころのねこ…


ハゲ「ギャッッウッッッ!!!!!」
バターンッ!!!!

ブラシ「こなアマーーーーーーーーーッ!!!!!!」
ダダダッ

ねこ「にゃん必殺のバリカン手裏剣ッ!!!!!」
ビャッ

ズパァーーーーッ!!!
ブラシ→ハゲ「ぎィあァァァァァァッ!!!!
俺様自慢のブラシヘヤーぎゃアアアアアアアァァァッ!!!!!!」

ねこ「ねこパンチ!」
ズッドゴムッ!!!!!

ハゲ「ブッッッラシーーーーーーッ!!!!!!!!」
バターン!


しゅううぅーー…

ねーちゃん「…ひっ…」
カタカタ…

ねこ「大丈夫?」

ねーちゃん「は…はいぃ…! あ…ありがとうございました…!」

ねこ「いえいえぇ〜 んんっと…立てる?」

ねーちゃん「は…はい…」
スクッ… パンパン
ねーちゃん「本当にありがとうございました…あの…お名前は?
あっ 私はミミ美といいます」

ねこ「にゃんは ねこ でいいよぅ」

ミミ美「ねこさん なんと礼をいったら良いか… …ハッ!!!!」
ビクッ

ねこ「にゃ?」


ガンッッ!!!!!!


ねこ「がッ……!!」
くら…バタンッ
《↑背後から殴られて倒れるねこ》

ミミ美「ねっ…ねこさん!! ひ…ひぃっ!」

ズズン…
グラサン「……ふん」
ドンッ!!! <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 01:48:56 ID:ey/1vAvQ<> マイムシティ


ボケ妹「おや!」

サナバー「これはこれはチロリーンちゃん! 元気かのぅ?」

ボケ妹「サナバーさんじゃないか! またまた珍しいお客さんじゃないか
何しにここへ?」

サナバー「うむ 今回はこのマイムで老人会が行われる事になっての」

ボケ妹「へ へえ」


――――


サナバー「このマイムで老人会が出来るようになったのも
ひとえにチロリーンちゃん達の努力のおかげじゃよ」

ボケ妹「なに まだまだ気は抜けない危ない町だよ
老人会の開催中は私様達が警備に当たるよ」

サナバー「それはありがたい 皆も安心するからのう
…してチロリーンちゃん お主は先程『またまた珍しいお客さん』と言っておったが
わしの前に誰かきたのかの?」

ボケ妹「あぁ 大魔女のやつだよ」

サナバー「なにっ フーリャン?!
それはまた本当に珍しいのう… 一体なんの用で?」

ボケ妹「私様から体術を教わるためにだよ」

サナバー「えぇっ!!? なんでまた……!」

ボケ妹「さぁね… でも体が傷だらけだった所を見ると…
なんだか厄介事っぽかったね」

サナバー「厄介事…?!」
ドキッ <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 01:50:54 ID:ey/1vAvQ<> サナバー「体が傷だらけになる厄介事って…ヤバイ事なんじゃないのか!!」

ボケ妹「詳しくは聞いてないから分からないけど」

サナバー「……! わ…わし…フーリャンの家に言ってくる!!!!」
タッ

ボケ妹「待ちなよ! あいつは一人でケリを着けるって言っていたよ
行ってやるのはちぃとヤボじゃないかい」

サナバー「しかし! もしもの事があったら…!!」

ボケ妹「あいつなら心配ないよ ……
………ふふ サナバーさんの動揺っぷり見ていて思ったんだけど
サナバーさんって大魔女の事どう思ってるわけ?」

サナバー「ッ!!!!?
な…何がじゃ……ッ!!!!」

ボケ妹「あれ 言ってほしいのかい
つまり サナバーさんって大魔女の事……」

サナバー「バっ バカなッ!!!!!
あ…あいつは仲間じゃ!! ただの!!!!」

ボケ妹「ふーん…」
ニヤニヤ

サナバー「ぬ…ぬう…!!
…! おっと そろそろ時間じゃ!!
わ…分かった 今回はフーリャンの事は心配せんようにしておくわい
もう老人会が始まるからわしは行く!!!
…アバヨ!!!!!!」
ダッ!!


ヒュウウウゥ…

ボケ妹「…“アバヨ”って……
………分かりやすいねぇ… …チェリーは…」
ズーン <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 19:55:10 ID:+SkdUOX5<> ザザザザザザ

大魔女「ア゙ーーーーーッ ダベッシャベドゥォッ!!!!」
ペショーッ

ビクッ
レン「どっ どうしたの?!」

大魔女「あぁ…ズズ ただのくしゃみよ…
…どうやら誰かが私の噂をしているようだわね まったく」

レン「く…くしゃみだったんだ今の… てっきり雄叫びかと…」

大魔女「ところでレン 次の門はまだなわけ?」

レン「う うん まだ…だけど
第2の門『アウヴォラ』はさっきの『ヅェボロ』みたいに簡単には通り抜けられないよ」

大魔女「なんでよーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!」
ピチーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!!

レン「はぅーーーーーんッ!!!!!!
どこからそんな鞭が?!!!!」

大魔女「どういう訳か簡潔に説明しなさいよーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!」
ピチピチーーーーーンッ!!!!!!!!

レン「ひひぃーーーーーーーんッ!!!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 19:55:56 ID:+SkdUOX5<> レン「僕らが出会った第1層は 知能のまるでない雑兵達が集められた場所
そしてこの第2層は 知能を持った一般兵達が集められた場所で
んで この次の第3層は一般兵の中でも更に選ばれた精鋭しか入る事が出来ない場所なんだ
ただの一般兵は決して立ち入る事は出来ず
特殊な証印を身につけた者しかアウヴォラを通る事は許されないんだ」

大魔女「簡潔にっつってんでしょがァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!」
ピシャーッ!!!!!!!

レン「ぽォォォォォォうッ!!!!!!!!!!」

大魔女「つまり その証印とやらがない限りは文字通りの門前払いをくらうわけね」

レン「う…うん…そう…」

大魔女「じゃあその証印とやらをどこからか調達しなきゃだわね
どこに置いてあるわけ?」

レン「証印は探して見つかるようなものじゃないよ
調達する方法は一つ… 証印を持っている奴を倒して奪い取るしかない」

大魔女「待ってましたァ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピシャシャアッッ!!!!!

レン「ぐおーーーーーッ!!!!!!!!」 <> 創る名無しに見る名無し<><>2010/08/01(日) 19:57:13 ID:+SkdUOX5<> 大魔女「そーゆー展開を待っていたのよ!! 私は!!!!
その証印ってのを持っている奴はここのどこかにいないの?」

レン「……いるよ しかもちょうど2人」

大魔女「案内なさい!!!!」

レン「わ 分かったよ」


――――…


コツコツコツ…

大魔女「ここは何よ… ジメジメした地下空洞の中でも更にジメってやがるわ」

レン「ここは隔離洞 …つまり牢屋さ
ぼくの仲間もここに囚われている」

大魔女「…!」

レン「証印を持っている2人はここを管理する超真虫だよ
ダンゴムシのペイルとヤブ蚊のブサーク… 番人隊長と番人副隊長の階級を持つ強者さ…!」
ドンッ!

大魔女「ふん…ちょーどいいウォーミングアップの相手になりそうね…」
パキ…ポキ…!



―――

ペイル「あー…暇だゴン」

ブサーク「そうっスねー」

ペイル「もっとやり甲斐のある仕事がしてーわ
この惨めなクソアリ共は大人しくていけねぇ 折檻も出来やしねぇゴン!!」

ブサーク「そうっスね!!!!!」


蟻達『……』


ペイル「なんとかいいやがれゴン!
…ったく 女王に命令されないと何も出来ない惨めなカス虫め」 <>