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【咲 -Saki-】 京太郎×咲スレ 3 【いい夫婦の日】

1 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 21:16:33 ID:bqpfSTG+

参考画像
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima019690.jpg
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過去スレ
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ2【イイ嫁さんだなァ】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252062550/

【咲 -Saki-】 京太郎×咲スレ 【夫婦】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1242227233/

2 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 21:20:50 ID:bqpfSTG+

・SS募集中、もっと短い数行の妄想も募集中。

・たまにピンク髪の少女が2人の仲を祝福しに来てくれます。温かくスルーしましょう。

3 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 21:34:19 ID:J2mwUgaP
>>1

今思えば第一話が京太郎が最も輝いてた時だったな
まるで天津飯が最も輝いてた初登場時の天下一武道会のように

4 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 21:45:22 ID:Y8krBuPY
>>1乙 /::.:.:.:.:!:.:.:.|.:.:.:.:.:|: : ::| : : : :|: : | | .i: : | | i:. :.:.:.:.i:.:.:.:.|
.    / : : : :i: : : |: : : | ! : ::| i: : :.:|::|::::::i i::::|::|::|::::::::::::i:::::::|
   / : : : : |: : : :!:.:.:.:ト、ヽ:.;!、i: :.:.:|::|、゙、'i´|:フiナi:|::::::::::::|:::::::|
   / : .:.:.:i:.:|:.:.:.:.:ヾ、:.'i´ヾ.::|!ヾ、:::゙、ヽハハヽハノ |ハ::::::::::|:::::::|
.  /.:.:.:.;ィ'|:.:.:i:.:.:.:.::i ヽ:|  ヽ!  ヽ::ゝ  `'  リ |::::::i:ノヽ:::|
 彡 '´ リ i:.:.ヽ:.::.:.:゙、 ヽ___       ;==─-ソ::::::/ /:::!
      ヽ|:.:.ヾ:.、::ヽ≠'´ ̄`     ;;;;;;;;;;;; ノノ:ノ /;イノ
         ソ:.:.:::/::ヾー-;;;;;;;;;  ,     """ /ノ.;:‐'::/
       i.;イ:::;ハ、::゙、 """    ___      /:::::/
       ソ レ  ` ヾヽ    ヽ´  ノ   ィ´::/リ
              ` 、__    ̄  , ' |!;/
                 _"_〕ー--‐'    |__
                /:.::/:|       |:/\

京ちゃん、今日はいい夫婦の日なんだよ。 だから…約束しょっか? ね、京ちゃん♪

5 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 21:46:33 ID:RkdUizEd
>>1
乙!

>>3
まだまだこれからだぜ
立先生にメールを送りまくれば京咲プッシュも不可能じゃない

6 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 21:53:24 ID:RkdUizEd
いい夫婦と言えば、昔中華一番って漫画で読んだんだが、
中国では結婚の時に夫を国士無双、妻を絶対華人と呼ぶらしいな

7 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 22:08:44 ID:+UE9oqRx
        _ , ..
  ⌒>,.‐''": : : : :`゙'
  ≠ミィ◯: : : : : : : : : ヽα<^
 イ./://|: : :/:/}::}::}:::}:|:ヾ.ヾ,ミヽ
   {::{:|::|: i/Χ'|.从/孑}:}:}::|::!::}
   》ゞ!: : | >  <. !イ j/j/
   {: ::ゝ从 /` _,.  }: ::リ         こんなスレいらないじぇ
   ゙`ヾ丶x,ゝ,./_, .ノ!::ノ    .____ _,.、__
.    /::::\∽}:::::/´ ̄ ̄"´ {‖{´ィミ/¨~
    ,'、`ヾ__,∨彳 _,,.‐''" __ ,,-‐' ̄´
    , \ ≡イ_.」´ |,. - ' ´
    |   |  |::!!  }
    | \|  |::|| │
    {   |  |:::||  !

8 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 22:56:56 ID:Cj1hvFVT
>>1乙です

ホントいい夫婦だと思うよ

9 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 23:00:35 ID:88kdFa7C
                      / ̄ ̄ ̄\
       .__ ,.  -‐‐- .,       | あ  そ |
      {;:::)-、      、.>'::ヽ  .! り  ん . |
       ゝ::/ /(  ,イl! ト:::::::/  l え  な .|
      /:|!::|-,/- ヽ( |;-ハ} ::||::ヽ ! ま  オ |
.       ヽ:|-'; -tッ-  -tッ-7'.|'"´..l せ  カ .!
       | ヘ''      丿.l !   ! ん   ル !
.        l!l  ゝ .⊆⊇ <| l!l  |       ト |
       jl |       .l .ハl   .\___/
       ノ丿       jノ .j


10 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 23:07:55 ID:KyPwdkPW
真説-Saki-


須賀京太郎は清澄高校に通う1年生
退屈な日常にうんざりしつつもごくありふれた高校生活を送っていた彼は
中学時代からの周囲公認の「夫婦」である腐れ縁宮永咲の強引な勧誘で麻雀部に数合わせとして入部させられてしまう
口では「かったるい・・・俺は不幸だ・・・」とボヤきつつも
咲や学園一の美少女和や自分を「ダーリン」と慕う優希、セクシーな部長久ら4人の女の子とともに
潰れかけた麻雀部を立て直す京太郎の姿にこうご期待!


11 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 23:14:35 ID:eJjUoYgJ
ワカメは?

12 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 23:15:34 ID:KyPwdkPW
>>11
お味噌汁に入れると美味しいですよね。

13 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 23:35:53 ID:BE81KNve
>>1
:.:.:.:...::::::::ー-、-、/\\\:ヽ:ヽ::::::\
.::::::::::::::...\ メ、`ーァ、ヽ>-、ヽ::i、::::::::\     ,ヘ、___
:::::::::::::::  .:::\、::;メ /f'::::‐┐、ヽ::iヽ:::ミーヽ   /゙、:.:゙、 i \ ___
::゙、:::゙、ヽ、、:::::::::ヽヾ(!{::.:.::::::::´.i リ、 i::ミヾ  /:.:.:.:.゙、:.:゙、 i  \
:::::゙、....::、ヽ.\::::::i  丶:::::::::ノ;;;;;; ヽ、i  /:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.:゙、!   \
、::....:ミ、:::\  \:i     ̄ """  .i /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.:゙、、  /
:::\i::\メーヌ__           |_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙、:.:V`Y   /
..::::ナー--メf'´:::::::し、   `   ,ノ   |\ `ーr-、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>、!__| i /
:\:::ヽー-|l、::.:.::::::.:.:} ,,,   ,    i  ヽ. i /\.:.:.:.:.:.:.|  \ !.|
、:::::\:`ー!、`ー--‐';;;;;;   ´    ノ    ヽ|  `ー-、_|_/>、_)
、`ー-、`::ー::-::‐::フ"" ノi  , ‐ ´     ,  / ___r'---、_ ヽ√
 `ー-、::::`ーニ二ニー'<__´`ー-、 _..-┴‐┴'´:.:.:..:f-----、_`ヽ'
      ̄ ̄ ̄ ̄`ー-ミ ゙、:. ̄ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|----‐'/ フ

おやすみ…京ちゃん

14 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/22(日) 23:58:53 ID:XyGZqwe9
規制に巻き込まれたSS書きさんは戻ってくるだろうか

15 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 00:21:23 ID:Gv1HRQNM
              , .:´. : : : : : : . `丶、
              , .:´ . : : : : : : : : : : : : : :. \
            / . : : : ./: : :i l:l: l: : : :i: : : : : ..',
            ,′.:|: : ⊥: i: | |:l :| : ィTメ、}: : : :i
            |:i: :.|i: : |::`メ、| |.l :レ': : j:|: :ト、ヽ 1
            |:|: :.}l:.:.」 ̄`メ lハレ' ̄`V ト、ヽ|:|
            N: : リTハ _ _0」   0_ ハ:.:.: i|:|,.  ´  ̄ ̄ `丶、
            `T:i: ハ ''''''  _'  '''''''   i:.:.:.:l.:|          \
             |:.l: : }   「   `ヽ   ノ:.:/.:l.:|           ヽ
             |ハ:ノ:iゝ. _ヽ_ ノ_,. イl:./.:.:ハ:|/ / i  l l   !     i
       , .:::::´ ̄`ー==‐ '´.::::::::「 ̄ にヽ.///l/ ムム_ ,ハ ハ  | }     l
     /.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.:L `上ニl<、 V/ 〒メ、V メ、 ハ |   l  ,′
      L.:.::::::::::::::::, ィ´  ̄ ̄`7´ i:(`TTF´ Vi`ヽcVりノ  V テテメ、i l /
         ̄ ̄`ーく /      _>|: ): :孑'.:K´   |''''''  ,  Vりノノo l/^ヽ
             ̄`7T¨´「   l:.( こ(こ{i \ _」ヽ「ヽ   '''''''/ l /^ヽ \
              i./  |  !:) こ(こ{i  ||  ヽ ト、_`ニつ イ  l'   ヽ  \
              |    |  !:( こ(こ{i  ||   j.:.:.:.:.:.//´// ',     ヽ  \
              |   |   |:.:) こ(こ{i  リ, r‐'L.:.:.:.//  /   /     ヽ
タイトルを咲-sakuに変えたらええって気もいで   咲怖いよ

16 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 00:26:08 ID:jaolDD4+
>>14
どのSS書きさんのことだ?

17 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 01:33:25 ID:g53s/bga
>>10-12
この流れ噴いたww

18 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 02:19:56 ID:K8DIyKaa
>>1
参考画像で改めて1話みると
咲の「そのためだけに食事に誘うってどうなの?」と
京太郎の「まっこう否定ですか」のシーンだけで
お互い思いあっているのに相手の消極的な態度に不満を抱いてるって感じに見えてくる
あと、その次の京太郎が食べてる横で本読んでる咲のコマの雰囲気がめっちゃいい

19 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 04:42:52 ID:RSV303Pa
             
            ./          .\
            /./ .. . . . . . . . . . 、. . . . `、
           ./:/: : :/: :,: : ::/ : :!: : :!: :! |:  `,
           ||::|: : ::|:|:| |/.|:_,ム !゙.:,〈_/:/!: ノ:|:|
            ||::|: : ::|十ナ丁/ .|:/|儿`゙ナ" :|:|  
      ___, -‐::|::ヽ,: :{ {itツ ̄   {iィツ¨リ: : /ソ
     /:::::::: /:!: : :\! ー/////,//ー."ハ/
    // ̄ ̄::/: :|: : : ::ト、  , 、__ _    ハ:!|
   //|::::::/::::/ : : !: : : ::\ヽゝ-‐_-,.' ィ!リ:: !  ど、どうも。京太郎です
  |/:::|::::/::::::::/::|| /「:ト、:::》   T ≫:::::::::::::|
  /:::::::::::::::::::::::::/ ゙̄、::| `ー-,ァ ケ/「|`ーi、
 |:::::::::::::::::::::::::/     |;;|  o〈 // |;;|. / |
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20 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 05:10:04 ID:nLdwyb5D
>>18
相当仲のいい友達同士でも一緒にいて読書はしないよな
だからと言って1人になるわけでもなく、そばにい続ける
家族並みに付き合いが深いことがうかがえる気がする

>>19
hrmrさんバレバレですぜw

21 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 07:00:20 ID:9uyck48Q
道ばたで1人で読書というあたりから咲は変わった子。常識的に考えて。

かといって読書に集中してるわけじゃなく、通りすがりの和や、京介のメールが気になる。(漫画版)

っていうか最近、読書の設定忘れてない?

22 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 07:06:58 ID:Ui/YaimX
そもそもキャラ増えすぎで咲もとい清澄の出番自体削られてる
アニメにバレされて展開急いてるのか地区優勝なのに何の後日談もないんだぜ…
もう日常描写は見れなさそう

23 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 07:35:50 ID:kh41d9W6
5巻のカラーページに本持った咲の描写があるくらいだな
団体戦終了で一段落欲しかったなぁ
アニメどおりだと京太郎ハブだし早く合宿終わらないかな

24 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 10:04:41 ID:AlQIXY3M
>>21
咲にとって読書ってのは外界との接触を断つ道具なんじゃないだろうか
家庭のゴタゴタで人間関係に嫌気がさして、それでも根底では
誰かとの繋がりを求めてて、没頭しきれず周囲が気になってしまう
外で本を読むのも「誰かに声をかけてもらいたい」って思いの表れで
だから麻雀部という繋がりを持った後は本に逃げる必要がなくなった
…とか

あと京太郎の「咲は何やらせてもダメ」ってのも
実は何にも入れ込めないから手を抜いてたんじゃないか、なんて
初期の咲ってちょっと冷めてたし

25 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 13:23:47 ID:G7gBGQC3
>>24
なかなか説得力ある
けど多分作者そこまで背景考えてないよなw
>>24は前スレ>>756の大学生咲のSSとか好きそう

ところで前スレ埋まったら俺もSS投下したいです

26 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 14:08:48 ID:WWL6F7n7
>>25
じゃぁその前に、前スレの埋めSSリレーにオマイも参加してくれ

27 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 14:19:20 ID:tjMLNyVq
>>1
おつ
改めて見ると、京太郎イケメンすぎてムカつく

28 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 05:01:40 ID:gen4Aztj
11月23日 清澄高校麻雀部

京太郎「今日はみんな遅いな」

優希「咲ちゃんとのどちゃんは図書館に寄るから遅れるって言ってたじぇ」

京太郎「ふーん、それにしても寒い」

優希「タコスを食えば体が温まるじょ少年。一個しかないからやらんけどな!」

京太郎「へいへい。まだ時間あるようだし学食でアツアツのRMTでも買ってくるか」

優希「ついでにタコスも買ってこい!」

京太郎「ちょっくら行って来るわ」

優希「無視するなー!」

学食の自販機
自販機「ピピ・・ロン!リャンペーコー」

京太郎「お、儲け!アタリで一本無料」

京太郎「タコスも買ったし戻るか」

(ん、あれは・・?)

29 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 05:30:02 ID:gen4Aztj
>>28
京太郎(咲と・・イイ嫁さんだなァの奴か)
楽しそうに話してる2人。

京太郎「ま、いっか」

廊下で重そうに本の山を抱えて運ぶ和。

和「須賀君。麻雀部はどうしたんですか?」

京太郎「まだ人少ないから時間潰してたんだ。重そうだし手伝おうか?」

和「大丈夫です。それより早くそれを届けないとまた優希に怒られますよ」
京太郎が持つタコスを見つめながら微笑む和。

京太郎「はは、そうだな。じゃ悪いけど先にいってるわ」

和「はい。これを届けたら私も向かいます」

和「あ、宮永さんは大事な用があるので今日は参加できないそうです」

京太郎「(?)そっか、ブチョーに伝えておく」

(なんだ、咲の奴サボリか?)

30 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 06:09:03 ID:gen4Aztj
>>29
目がキラキラリン。
京太郎「怪しいな。さては咲のやつ何か企んでるな」

京太郎「よーし!どこから探そうか」

〜30分後〜

京太郎「ぜーはー・・ぜー・・はっは。後はこの体育館裏だけ」

京太郎(本当にいるし)

京太郎「おーい、さ・・」

声をかけようとした瞬間、京太郎は思わずタコス袋とRMTを落としてしまう。
そこにいたのは咲とイイ嫁さんだなァの2人。
背伸びしながらイイ嫁さんだなァの首の後ろに手を回す咲。
遠目から見ても、どこからどう見てもラブラブに見える二人。

京太郎(なんだ、そういうことかよ)
落としたタコス袋と中身がこぼれてしまったロイヤルミルクティーのほうを見つめる。
(こりゃもう駄目だな。はは、馬鹿みてー・・)

タコス袋を拾ってとぼとぼ部室へ向かう京太郎。
・・残ったのは地面を転がる紅茶の缶と漂う甘くて切ない香り。

31 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 06:43:58 ID:gen4Aztj
>>30
部室

優希「おっそーい!なんでタコス買うのに1時間もかかるんだ!」

京太郎「悪い悪い。アタリで出たタコス_ミ_ジュースサービスするから」

優希「話がわかるじゃないか坊主。今日のところは勘弁してやろう!」

京太郎「元気いいのな」

京太郎「あ、部長。宮永は大事な用があるので今日来れないみたいです。

部長「和から聞いたわ」

優希「そうだじぇ。とっくに聞いたじょ」

染谷「さあ、始めようかのう」

その後はいつも通り負けて、
いつも通りタコスとじゃれて、
いつも通りの道を歩いて帰る。
いつも咲と通ってきたその道を。

京太郎ん家 夜

中学時代のアルバムを見つめる京太郎。
京太郎「あのおっちょこちょいの咲がねぇ・・。立派になったもんだ」

カピバラ「カピー」

京太郎「おっと、すまん。飯やってなかったか」

・・・咲が中学の時初めて京太郎の家に来た時の事を思い出す。

京太郎「ようこそお嬢様」

咲「何がお嬢様だ」

ヤングカピバラ「カピー」

咲「わー、大っきい!頭撫でていい?」

京太郎「噛まれるぞ」

咲「ええ〜。じゃ、やめる」

京太郎「はは、冗談だって。ほれ」
・・手本を見せる京太郎。

咲「もう、京ちゃんったら。あ、カピちゃん嬉しそう」

ヤングカピバラ「カピー」

・・・

カピバラ「カーー!!」
いつまでも思い出に浸って飯をくれない京太郎に頭突きするカピバラ。

京太郎「どわー!!」

32 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 07:20:22 ID:gen4Aztj
>>31
11月24日 教室

京太郎(いてて・・カピの奴いつの間にあんなに強くなったんだ)

教師「須賀君〜プロジェクター忘れちゃったから宮永さんと一緒に運んで来て」

京太郎(よりによってこんな時に・・でも)

京太郎「あれ車輪ついてるし一人で持ってくるっす」

廊下

咲「待って京ちゃん。私もいくよ」

京太郎「そうか」

無言が続き廊下がどこまでも伸びてるような錯覚が生じる。

咲「・・今日の京ちゃん元気ないけど、どこか具合悪いの?

京太郎「全然。ほら、この通り元気」
左手で二の腕をパンパンと叩いてきんに君のものまねをする京太郎。

咲「嘘・・。普段の京ちゃんはそんなつまらない事言わないよ」

京太郎「悪かったな。本当に一人で大丈夫だから宮永は先に戻ってろよ」

咲「・・! やっぱり変だよ。急によそよそしく苗字で呼ぶなんて」

京太郎「親しくしてる所(あいつに)見られたら嫌だろ?」

咲「そっか・・そうだよね」

教室に戻った咲はドアの前で呟く。
咲「私は嫌じゃないよ」

33 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 07:53:41 ID:gen4Aztj
>>32
11月27日 部室 
部室で麻雀を打つ和、まこ、優希と京太郎の4人。

京太郎「ロン。終わりだな・・」

優希「な〜に1000点でかっこつけてるんだ!ビリなのにその手はありえないじぇ」

まこ「わしは初心者のいいデータが取れて助かるけどな」

和「・・・」

まこ「おっと、いけん。店の手伝いがあるから先に帰る。戸締り頼んだけんの」

京太郎「おつかれーっす」

和「お疲れ様です」

優希「またねい」

優希「最近咲ちゃん来ないけど京太郎何か聞いてないか?」

京太郎「さあ、何も」

ドン!と卓を叩く和。
和「須賀君は宮永さんと同じクラスですよね!?様子おかしかったらすぐ分かりますよね?」

京太郎「そう言われましても・・(やべ、和こえー)常に見てるわけじゃないし」

京太郎「あいつはあいつでいろいろあるんじゃねーの?」
そう言ってポッキーを口に咥える京太郎。

和「悔しいけど・・悔しいですけど彼女はあなたが声をかけるのをずっと待ってるんじゃないですか?!」
京太郎が咥えてるポッキーを左手で奪って拳で砕く和。

京太郎「それはない。断言できる」

和「彼女の気持ちも知らないで・・知ろうともしないで無責任な事言わないでください!」

京太郎「何も知らないのは和だろ」

京太郎「あいつは今頃イイ嫁さんだなァの奴と仲良くやってるよ」

パチィンという音が部屋内で轟く。

和「最低・・もういいです。私が明日確認します」

京太郎(よりによってカピバラにやられたところを)
「いてて、最初からそうしてくれ」

優希(空気重すぎるじぇ・・)

34 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 08:07:37 ID:gen4Aztj
>>33
11月28日 部室

昨日の事を優希に密告され、全てを話すように問い詰められた京太郎。
部長「そう、そんなことがあったのね」

京太郎「ええ、さ・・あいつに声かけられる状況じゃなくて」

部長「部内の恋愛禁止ってルール作っておくべきだったかしら」

和(それは困ります)

部長「困ったわねー、和は咲と話したの?」

和「いえ、それが・・学校にも来なくなってしまって」

部長「あらら、それじゃ今から皆で行きましょうか」

優希「どこへ?」

部長「咲の家よ」

京太郎「え、俺も?」

部長「当たり前よ。咲のこと放っておけないでしょう?」

京太郎「そりゃそうですけど、あいつは」

部長「ごちゃごちゃ言わないの。へこむのは本人から聞いてからにしなさい」

いよいよ真実が明らかに。

(初投稿なのに無駄に長くてすみません)

35 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 08:38:30 ID:gen4Aztj
>>34
11月28日 宮永家 夜

ピンパーン

部長がインターホンを押してみたものの誰も出てこない。

京太郎「留守みたいだし帰りましょう」
(二度も落ち込みたくないしな・・)
優希「お前の目は節穴か!電気ついてるじょ」

和「二階の窓から入りましょう」

ピピピピピンパーン。大人げなくインターホン連打を始める部長。

京太郎(親がいたらどうすんだよ)

まこ「いい加減にせい(呆)」

二階から突入した和が降りて来て部長に耳打ちする。

部長「和と二人で話を聞いてくるわ。みんなはここにいて頂戴」

1時間後

部長がようやく出てきてもう大丈夫だと言う。

京太郎「何が大丈夫なんすか?」

部長「さ、みんな帰りましょう。須賀君は咲が出てくるまでそこにいなさい」

優希「腹減ったじぇ・・」

まこ「大丈夫そうだしラーメン食って帰るか」

和「失礼します」

最後に部長が耳打ちして京太郎だけ玄関前に残ることになった。
30分後ようやく咲がパジャマ姿で出てくる。

やや下を向いてる咲は目線だけ京太郎に向ける。
咲「きょんばんは」

京太郎「いきなり噛む奴がいるかよ・・」

咲「ごめんね」

京太郎「別に謝れって言ってるわけじゃ」

咲「外寒いから入って」

京太郎「お、おう」

リビングで咲の親父さんがテレビを見ている。

京太郎(あのピンポン連打に無反応って・・やはり親子か)
軽く挨拶して階段を登って2人は咲に部屋に入る。

36 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 09:18:45 ID:gen4Aztj
>>35
咲「麻雀部サボるなって部長に怒られちゃった」

京太郎「みんな心配してたもんな」

咲「京ちゃんも・・?」

京太郎「そ、そりゃあ・・な?」

咲「よかった。京ちゃんに嫌われたと思ったから」

京太郎「なんで嫌いになるんだよ」

咲「あの日、先生にプロジェクター持ってくるように言われた時冷たかったから」

京太郎「あれは咲とイイ嫁さんだなァの奴のために」

咲「どういうこと?」

京太郎「いや、その・・あいつと付き合ってるんだろ?」

咲「え、なんでそうなるの?」

京太郎「俺見たんだ。咲とあいつが体育館裏でキス・・してるところ」

咲「・・バカ。バカバカバカバカ!!」
両手で京太郎に弱弱しい振り下ろしパンチをしまくる咲。

京太郎「?なんだよ」

咲「してない・・してないよ!」

京太郎「いや、首の後ろに手回してたろ?」

咲「あれはマフラーのために長さを測ったの」

京太郎「ええ!言われてみれば。でも、なんであいつに」

咲「京ちゃんに頼めるわけないでしょ。だから同じ大きさの彼に頼んだの」

京太郎「・・・」

咲「・・・」

京太郎「なんて言ったらいいか。悪いな咲」

咲「本当だよ。京ちゃんが苗字で私を呼んだ時心臓がズキンと痛んで」
 「嫌いになった理由聞こうとして、聞く勇気がなくて苦しかった」

京太郎「麻雀部と学校サボってたのってそれが原因か?」

咲「冷たくされて・・これ以上傷つきたくなかっただけ」

京太郎「ごめんな。俺の勘違いでこんな面倒なことになって」

37 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 09:32:59 ID:gen4Aztj
>>36
咲「面倒なことじゃないよ。私にとっては大切なこと」

京太郎「・・なあ、咲。麻雀部の帰りにいつも通ってる道あるじゃん」

咲「うん」

京太郎「咲がサボってる間一人であそこ通って帰ってたけど」

咲「だからサボってないって!」

京太郎「何か物足りなくてさ」

京太郎「これからも麻雀部終わったら一緒に・・2人で帰ろう、な?」

咲「やだ」

京太郎「・・冷たくした分、咲が暖かい気持ちになれるように頑張るからさ」

咲は引き出しから手作りのマフラーを取り出して京太郎の首の周りに巻く。
咲「学校休んでた時にこれ編んでたんだ」

咲はマフラーをぎゅーっと締めながら微笑む。
咲「今度泣かせたらこうだからね!」

京太郎「し、締まる・・。しぬー!」

咲「ふふ、最後に何か言う事はない?」

京太郎「最後じゃない!これからもずーっと好きだー!」

咲は更に力を入れてぎゅっと締める。

京太郎「ぐええ、本当に死ぬってー」

咲(泣かせるからだよ・・グス)

咲パパ(さっきからうるせー!!)

38 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 10:06:57 ID:gen4Aztj
>>37
11月29日 学食 

咲「はい、レディーズランチ」

京太郎「咲の手作り弁当も食べてみたいな」

咲「調子に乗らないの。いらないなら食べちゃうよ」

京太郎「わ、食べるって!」

イイ嫁さんだなァ「おおう、咲ちゃんはイイ嫁さんだなァ」

咲「嫁さん違います!」

イイ嫁さんだなァ「まっこう否定ですか」

ピピピ

咲「メール?」

京太郎「秘密」

咲「教えてよ〜!」

京太郎「逃げるが勝ち!」

今日も京太郎の首には2人を繋ぐきっかけになったマフラーが巻かれている。

ひとまずこれで終わりです。
麻雀の描写込みの話もいつか書いてみたいです。

39 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 12:06:50 ID:EO1v4MuU
>>28-38
5時間以上もご苦労様だお
マフラーは基本ですおぉ
ただこれだけ長くなるとまとめてから投下して星かったぉ


40 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 13:40:15 ID:b1YuAn9U
いくら名無しキャラだからって、そんな名前はねーよww

あとはGJ

自販機は別のパターンあるのかな・・・

41 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 15:20:13 ID:m1gM2uen
            __  ‐ ''" ̄ ̄ `゙' ..、
.           | . / : : : : : : : : : : : : :.' ,
          ≠ / : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨゙\
          | _イ. /: : : :/ ハ: :、: 、: : 、: : r‐┴| く
         イ:/: /: /:/:Χ./ .}: 八:.|::!:.:.|: : !  :| .ノ
         {:::{: /:|/レ|ィ心≧ |/ .ィナ什ノ: : L...ノイ.、
.        //|',::::(,| .ヒ::リ゙. ′ 匕:::リレ∨: : |\冫      前スレ
        //::ハ: : : : :', :::::::     `'-'゙ :: ハ:.: レイ
       / : ノ ∨: : : ヘ   __   :::::: ,≠ヽ',: : ::ト、      埋めておきました(キリッ
     ,./: : : :/._,.-∨: ::_丶  _ .  イ    ∨: :.!: \
.    , '>.-‐''二>''.´\ ,.二つ ̄ ̄ ̄二>.  ',: :',: : : :\
   く    く//__.ハ .i\.ヾ{_:_: : :_ : : :__ミ、__  マ: :ヾ、: : ::ゝ
.  ,' .\  .{|::|─、U (/゙ .二⊃|ヽ\  {:::::::|:|.、  マ:..'., ヽ: : : : :>ー - 、
     { .\_.>‐ "  ̄ ゙̄´!.: :: :.∨\\|:::::::|:}. ',.  ',: :..'.,   × : : : : : : : : :ヾ
     ∨: : ├──.!  /      マ::::::┐::://::k.}  マ: :...'.,       ̄ ヾ´
.     ∨: : \.  |.Y.        ヾ.__{_/彡Χ   ',: : : .'.,
.      マ: : : :ー┤| ,'         ∨゙|   \  ∨: : : :\ 
        \_ イ! | :          ∨、     \  ' ,: : : : .:\
            ∨.',          }::::ヽ      ∨ .\: : : : ヾ
.             ∨.' ,     / ,' ノ.::::::::.\   :ノ    \: : :::

42 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 15:45:53 ID:6b0Dbewj
もはや荒らし

43 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 17:23:24 ID:EO1v4MuU
咲の魅力にどこまでも付いてくる引き立て役はあったほうがいいかと
例えると
お汁粉に塩がちょっと入ると甘さが強くなる

44 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 18:35:42 ID:IN578XPh
原村さんは別に嫌いじゃない
1期OPで咲と手を取り合って微笑みかけてる原村さんとか可愛いと思うし

ただhrmrさんはおイタが過ぎますw
前スレ5%くらいはhrmrさんじゃないか?w

45 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 18:43:56 ID:uMnaL18R
:::::::::/: : : : : :,: : : :ヽ/::::::::::::::\ /::::::::::|
:::/: : : : : :/: : : : : :}:::::::::::::::::::「.|::::::::::::::ト、
/: : ‐--: :/: : : : : : : :|::::::::::::: >!ノ_:::::::::::/ ',
: : : : : : ::,': : : : \: : :!::::::::_//|:\:::::::::::〉 : :',
: : : : : : :.:: : : : : : : : : 7 ̄::: :ィ .}::::::\/.   !
: : : : : :,': : : : :: : : : ∠ィ、:::::::::| :|:::::::::}/: // リ
: : : : :.:|: : : : : : : : : : : / \_| :|/^リ/// /
:.:: : : : |: : : : : : : : : : / : : : :| : : |://// ビキビキ
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ト、 ̄´: ',:.: : : : : : : :/ : :/: : |  ⌒  ;     
: :\: : : ヽ: : : : : : /  :./: : :.|  |   /
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46 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 19:40:03 ID:5SbE5rb5
ピンクちょっとこっち来い

47 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 22:30:05 ID:1yBfw+kL
>>1
二枚目の京太郎のお友達もアニメではいなかったことにされてるんだよな
フラグを消すためとはいえお友達も消されるとかわいそうな奴だなw

48 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/24(火) 23:39:55 ID:WSVYYbTy
>>39
適当に名前つけてやれよww
そんな名前じゃシリアスが台無し過ぎて悲しい…でも吹いちゃう!

話は大好き

49 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 01:12:44 ID:O5jZmW+c
伊井嫁三棚

50 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 01:17:12 ID:hGDNgvXj
>>43
咲「ちょ・・・ダメだよ京ちゃん・・・原村さんが見てる・・・」

京太郎「いいだろ、見せ付けてやろうぜ」

51 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 09:12:17 ID:HqbhSbXs
       {   !         ____ |
ィ彡三ミヽ  `ヽ         ,.' ´        |
彡'⌒ヾミヽ   `ー   {少′  / ,i  l ト、 |
     ヾ、       Y /  /// | l| | ハ|
  _    `ー―'  イ ′ / | { | 从、| }| このスレは
彡三ミミヽ         { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|
彡'   ヾ、    _ノ.リ、_! l リィチfト::::::::::::'行| のどっちに
      `ー '      l_,以 { ヒtリ:::::::::::::::ヒz|
 ,ィ彡三ニミヽ  __ノ...「 l 「ト'"   '     '| 監視されて
彡'      ` ̄      } } ハ  'ー=-'   .|
        .___ノ ./ /,イ| |l>、    ,ィ| います
   ,ィ彡'       / /リ |:! !仏ィ_〕¨   . |
ミ三彡'       /⌒/ / r廾 .|「{: |-、  __|
      ィ=- '   〈 イ ∧V /:.:.: :|__´__(二つ
    ,ィ彡'.      ..} } /`Y'| {:.:.:.:.:.l    /(二⊃
  / /.       /.j/ }`ー冫j\:.:.:|  /.:: ト、二)
彡'     __,ノ    ト ン′`ヾ >-r'< `ト-'

52 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 11:50:42 ID:FPIisTah
糞ピンクうぜえ

53 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 12:37:11 ID:Jpnv0Avf
だが待って欲しい
これは二人の仲が深くなっていく前兆として喜ばしいことではないのか?
と、前スレ最後に咲の胸を和姦したSS書きが来ました

「前スレが消える前に感想欲しいよな、咲」
「 うん。 ……でも京ちゃん、ちょっと恥ずかしいよ♪」


54 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 22:17:01 ID:od2lScrB

6月某日 15:47 清澄高校旧校舎麻雀部室

「ちーっす、ってあれ」

「なんだ京ちゃんか」

「なんだとはなんだ。他のメンツは?」

「まだ来ないみたいだね」

「そうか。ところで何読んでんだ?」

「ボッカチオの『デカメロン』」

「でかめろん…そうか和のことか」

「はい?」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「雨やまねーなあ」

「そうだね」

「湿っぽくてやだねえ全く」

「私は嫌いじゃないよ、雨」

「ほう、理由は?」

「雨の日に部屋に居るとね、なんだか世界が閉ざされた感じがするんだ
 世界がこの部屋だけになった感じというか…そういう空気が私は好き」

「ブンガク的思考ってやつか、さすが本の虫なだけはありますな
 でもちょっと恥ずかしいぞその台詞は」

「普段から『お姫様』とか恥ずかしい台詞言ってる人に言われたくないんだけど」

「いやいや今のには負けるって…でもその理屈だと今世界には俺とお前だけって事になるな」

「まあ、そうなるね」

「ようやく二人きりになれたな、咲」

55 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 22:19:24 ID:od2lScrB

「また始まった…面白くありませんよー」

「おいおいノリ悪いな」

「いい加減飽きちゃったんだもん」

「ちぇ…まあ、でもさ」

「?」

「俺も雨が好きになれそうだよ、咲のおかげでな」

「…なんで」

「実は結構カルチャーショックだった、さっきの台詞」

「京ちゃんは本にあんまり縁がないもんね。読書感想文毎回テキトーだし」

「ほっとけ!…だからさ、ありがとよ」

「…なんか照れくさいよ」

「惚れたか?」

「はいはい。それじゃあこれを期に本も好きになってほしいな」

「あーそれはまあ…努力シマス」

「ふふ、いつになる事やら」

「気長に待たれよ。つーことで、みんなが来るまでは楽しんでおこうぜ
 この二人だけの世界をさ」

「…………」

「?」

「やっぱり負けるよ、京ちゃんには」

「どーいう意味だよ」

「教えてあげないよっ」

END

56 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 22:37:38 ID:yCw9RsVB
>>55
GJ
細かい時間指定は伏線かと思ったがそんなことはなかったぜ

>>53
個人的にはエロは不要
だから>>984とかは良かった

57 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 23:48:51 ID:tTQ9Sxp0
京太郎はイケメンで咲に対してはキザなセリフ吐くけど咲は京太郎のことかっこいいとは思ってなさそうじゃない?
あくまで一緒にいて落ち着く存在とかそんな感じ

58 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 00:40:40 ID:BJltqY2t
優希「咲ちゃん!今日は犬休みなのか?」
咲「え?そういえばまだ来てないね。
でも学校には来てたよ?」
優希「むむ!あのバカ犬はサボリか?
うちはサンマはしないから今日は暇に
なりそうだじぇ…」
部長「インフルエンザ流行ってるらしいわよ?知ってる?
インフルエンザには注射が
いいんですって!」
咲(へえ…そーなんだ)
優希「私はインフルエンザなんかに負けないじぇ!」
部長「まあ今日はもうあがりにしましょ
お疲れ様。」
咲優希「お疲れ様でした!」



優希「咲ちゃん!たまには二人で街行って
服でも見ながらタコス食べようじぇ!」
咲「優希ちゃんと二人なんて初めてだね!
じゃあ遊び行こっか!」
優希「行くじぇ!」

59 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 01:02:26 ID:BJltqY2t
優希「のどちゃんがいないと寂しいか?」
咲「え?うーんちょっとさみしいかも!」
優希「のどちゃんと咲ちゃんはなんか恋人みたいで
うらやましいじぇ!」
咲「///優希ちゃん何言ってるのww」
優希「私も恋人ほしいじぇ…」
咲「でも京ちゃんと優希ちゃんだって仲良くみえるよ?」
優希「何言ってますか?咲ちゃん!
というか知らないのか?京太郎は
合同合宿のあとから龍門渕の
お子様とわけありだじぇ!」
咲(え?全然知らないよぉ…)
咲「衣ちゃんと…その………付き合ってるの?」
優希「衣ってハイテーか?違うじぇ!もうひとりの小さい子だじぇ!
ほら!京太郎合宿んときにハギヨシさんと
一緒の部屋だから龍門渕と仲良くなったんだじぇ!」
咲「へえーなんか幼なじみが遠くに行くみたいで
寂しいやら嬉しいやら…」
優希「最初はノッポと気があって仲良くしてたみたいだけど
京太郎が一目惚れして口説き落としたらしいじぇ!
私の犬が欲情しちゃってなんか
申し訳ないないじぇ…!」
咲「まあ京ちゃんは中学の時も
少しだけモテ期あったからね…
なんか憎めないキャラがうけてたのかな?」
優希「正直私は犬と仲良くしてたけど
恋愛感情は皆無だったから
なんともないじぇ!それより咲ちゃんは
実際のところ京太郎のこと好きなのか?」
咲「うーん…どうだろう?小さいときから
一緒だからなんか逆によくわからないや!
でも多分好きではなかった…かな?
男の子としては!」
優希「そうなのか!まあ私の嫁は
のどちゃんとタコス…………それと…」

60 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 01:25:37 ID:BJltqY2t
優希「それから特別に咲ちゃんも嫁にしてあげるじぇ!」
咲「私お嫁さん?wwありがとw」
優希「正直…咲ちゃんがのどちゃんとばっか
仲良くしてたから寂しかったじぇ!
私は二人みたいに麻雀うまくないけど
もっと咲ちゃんとも仲良くしたいじぇ!」
咲(あれ…?なんだろうこの感じ…
原村さんみたいな感じがする…)
咲「え?あっ…ご、ごめんね優希ちゃん…
私は優希ちゃんも大好きだよ!
じゃあ優希ちゃんは私の旦那さんだね!」
優希(咲ちゃんが嫁でも普通旦那とは言わないじぇ…!でも天然さんは
どことなくかわいいじぇ…!)
優希「萌ー…」
咲「え?」
優希「何でもないじぇ…!………お?咲ちゃん咲ちゃん!犬がその小さい子と
散歩してるじぇ!………犬のくせに
デレデレしててなんかムカつくじぇ!」
咲「なんかちょっと気になるね!
ちょっとつけてみよっか!」



京太郎「さてと…どこ行きますか?」
一「僕なんだかお腹減ったや!須賀君
なんか食べにいこうよ!」
京太郎「スタバどうですか?交差点からすぐですよ!」
一「ごめん…僕コーヒーはちょっと…
それより11月なのに暑いから
アイスが食べたいや!須賀君ここらへんにある?」
京太郎「たしかデパート入ればありますよ!じゃあ行きましょうか!」
一「…」
京太郎「あ…もしかしてデパートとかの
人混み嫌でしたか?それじゃあほかのところ探しましょうか!」
一「ち…ちがうんだ!男の人とこういうところきたことないからなんていうか…
恥ずかしいんだ///」
京太郎「そんなはだけた格好なのに恥ずかしいんですか?ww」
一「かっからかわないでよ///」
京太郎「冗談ですよ!そりゃじゃあ行きましょうか、お姫様」
一「え?なに…?」
京太郎「結構込んでますからこうやって
しないとはぐれちゃいますよ!」
一「…………須賀君の手…あったかい」
京太郎「なんか恥ずかしいですねw」

61 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 01:28:57 ID:uTGyQkPJ
これがどう京×咲に繋がるんだw

62 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 01:41:35 ID:BJltqY2t
一「ねえ…須賀君、僕もっとずっと須賀君と一緒にいたい!」
京太郎「僕はずっと一緒ですよ!」
一「違うんだ!…そうじゃなくて…」
京太郎「?」
一「とーかも須賀君をちょっとだけ認めてくれてるんだ…言いたいことわかる?」
京太郎「いや俺ちょっとバカだからよくわかんないです」
一「と……とーかん家で一緒に暮らそうよ…!とーかも見習いとしてハギヨシさんに鍛えてもらって、使用人としてなら置いてくれるって言ってるんだ!」
京太郎「どどどど…どーせーですか?」
一「学校は龍門渕に行けばいいし
麻雀部にだっていれるし…どうかな?
急だからビックリしたと思うけど、今回は
とーかに甘えたいんだ!」
京太郎「…………清澄をやめなきゃ無理です…よね?」
一「…うん」
京太郎「…ちょっとすぐには答え出せないかもしれません…」

63 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 02:03:47 ID:BJltqY2t
一「そ…そうだよね急にじゃ難しいよね

でも僕は本気なんだ、須賀君」




京太郎「今日は楽しかったっす!

あの話…もうちょっと考えでもっていいですか?」
一「うん!僕は気長に待つよ!
でもとーかは短気だから気が変わっちゃう前によろしくね!じゃバイバイ!」
京太郎「あ!もう遅いですしもっとおくってきますよ!」
一「とーかとハギヨシさんが迎えに来てくれるから大丈夫だよ!じゃあおやすみ!」
京太郎「そーですか…じゃあおやすみなさい!」



とーか「わたくしが短気だなんて
失礼極まりないですわね!
ところで大丈夫そうですの?」
一「多分来てくれるよ、多分」
とーか「清澄を倒すためにはあの男が
必要でしてよ!一、なんだか本気のようですが
ミイラとりがミイラになったのかしら?」
一「…僕は須賀君はいい人だと思うから心が痛む」
とーか「ハギヨシ!本当にあの男のことを
清澄の大将は好きですの?」
ハギヨシ「はいとーかお嬢様、私にはそのように見えました」
とーか「一、わたくしたち全国に行くチャンスは冬選抜とインターハイ予選の2回しか
ございませんのよ?」
一「…分かってるよでも」
とーか「もしかして一、本当に恋していらっしゃいますの?」
一「……分からないんだ、僕にはとーかがいたのに………だから余計分からないんだ」

64 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 02:24:04 ID:uTGyQkPJ
京太郎ハーレムスレと間違えてる?それともわざと?

65 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/26(木) 05:35:24 ID:s2aBM3fi
多分間違ってんじゃね?
あるいは、長すぎる前振りか…

66 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 08:40:27 ID:Hg+DBJRV
ごめんなさい><
長すぎる前振りのつもりです…
>>63

京太郎(今日、麻雀部に相談しよう…)
咲「ぁ!京ちゃん、おはよ!」
京太郎「ぉ…おはよお、あのさ、咲…」
咲「ん?どうしたの?」
京「いや、やっぱあとででいいや…」
咲「えー?京ちゃんいいかけたらちゃんと言おうよ…!」
京「…いや、麻雀部で話すよ」
咲「ふーん…」



咲「あれー?麻雀部今日も少ないね…」
優季「インフルエンザは怖いじぇ…!」
優季「…あ!バカ犬ー!なんで昨日休んだんだ!!」
京「あーごめんごめん、昨日はちょっと用事で…」
優「部活より大切な用事なのか?」
京「まあ…一応…」
優「嘘だじぇ!私は咲ちゃんと一緒に京太郎が街をでれでれして
ぶらつくの見たじぇ!」
咲「…」
京「…それでさ、俺…」
咲「?」
京「俺、龍門渕に引き抜きにあったんだ…」
咲「京ちゃんが?ww」
優季「冗談はやめろー!!全然笑えないじぇ」
京太郎「………昨日見たならもう知ってるよな?

本当は、俺、国広さんに誘われたんだ…だから…
……っておい!咲泣くなよ…!」
咲「え?泣いてな…」(あれ?なんで私泣いてるの?)
優季「咲ちゃんを泣かすなんて許せないじぇ!!!このバカ犬ー!!!」
京「…とにかくそういうことなんだ…まあ、麻雀部俺居なくなっても
関係ないしな…!」
咲「関係なくない!京ちゃんとずっと一緒だったのに…
いきなりこんな唐突にこんなことになったら…
私どうしたらいいかわからないよ…!」
京「……ごめん」
咲「京ちゃんのバカ…」
京「……ごめん」
優(なんだかんだいって咲ちゃんは京太郎のこと…)
優「その話取り消して来い!」
京「……ごめん」
優「…」
京「そういうことだから…俺そろそろ行くな!じゃあ…」

67 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 08:42:26 ID:Hg+DBJRV
京(はあ…なんか重たい感じになっちゃったな……
でももう決めたんだ!)

京(あ!とーかさんだ!)
京「おーい!とーかさん、国広さー…」

とーか「一?まだぐずぐずしていらっしゃるの?
もういい加減腹くくりなさいませ!」
一「……やっぱり、やめない?」
とーか「…何をおっしゃいますの?あの清澄の大将のせいで
衣が『もう満足したから大会には出ないんだ!』なんてほざきだしましたのよ!」
一「…でも……」
とーか「わたくし達はそうなると4人しかいなくなりますのよ?
でも清澄も大将さえいなくなれば4人!わたくし達にはそれでも
不本意ながら予備は用意できますのよ?」
一「……」
とーか「一?まさかやっぱり本当にあの男のこと…」
一「……」


京(お…おい!なんの冗談だよ…!俺と咲がなんで関係あるんだよ!
それにこれって国広さん、俺のこと好きじゃなかったのか?)

一「……あ…須賀君……」
京「今の話、残念ながら聞いちゃいました」
一「…」
とーか「それじゃあ仕方ありませんわね」

68 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 11:08:21 ID:7bzJL+1c
わね
まで読んだ

69 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:01:50 ID:BGaFGEYj
>>67
久w
てかまだ終わってないよね
SS投下したいけど終わってからのほうがいいかな

70 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:06:17 ID:Hg+DBJRV
とーか「残念ながら転入手続きなんてすぐ済んでしまいますのよ?」
一「…」
京「あの…どうして俺なんですか?俺がこっちに来てメリットあるんですか?」
とーか「大有りですわ!あなたのところの大将のおかげで
衣は満足したようですけど、わたくしの立場が奪われてしまいましたのよ?
あなたのところの大将は、あなたのことが好きでいらっしゃるようですけど、
あなたがいなくなれば、どうなると思いますの?」
京「俺がいなくなったってかんけいな…」
とーか「関係ない…ですの?全く女心を分かっていない下衆が一に近づくなんて
心底呆れますわ!」
一「とーか!もうやめてよ!」
京「国広さん、国広さんは僕のことを最初からだましてたんですか…?」
一「…いや、僕は……」
とーか「わたくしはそのつもりでしても、どうやら一は本気のようですわね?
あなたがここに来れば、宮永さんを裏切ることに、あなたが向こうに残れば
一を裏切ることになりますわ?さあどうするのですか?」
京「…ふ…」
とーか「…ふ?」
京「ふざけんじゃねぇ!!!!!」
とーか一「…」
京「国広さんには悪いけど、俺は清澄に残る!

国広さん、いい夢みさせてくれてありがとうございました。
でも俺、やっぱり清澄のみんなとバカやってたいんで」
とーか「あ…あなた!一を裏切りますの??わたくしが許しませんわよ?」
一「とーか…僕、もういいんだ、というか僕が悪い、本当にごめんね、須賀君…
本当に……ご…めん」
京(咲には俺がいなくなったら和たちはいるかもしれない、でも照さんやおばさん達が
いなくなる悲しみをあいつに与えたらいけないんだ!)
京「清澄に負けたぐらいでそんな卑怯な手を使うとは思いませんでしたよ、
とーかさん。あなたには本当に呆れました、ではもう会うこともないでしょう。
それでわ…!」
とーか「ちょ!待ちなさい!!!!」
一「とーか、ごめん、僕、本気だったのかもしれないや…ごめんね。上手くいかなくて。」
とーか「…はじめ!」

71 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:08:24 ID:Hg+DBJRV
京「ゼェゼェハァハァ……咲!!!!」
咲「京ちゃん!どうしたのそんなに汗かいて?龍門渕のところ行ってきたんだよね…?」
京「咲!ごめん!!!本当にごめん!!!俺知らなかったよ!」
咲「ちょっ!京ちゃん!何すんの?!!?くっつかないでよ///恥ずかしいよぉ…」
京「咲、俺がいなくなったら淋しいだろ?」
咲「…はぁ?」
京「だって、咲、俺のこと…俺のことが…す…きなんだろ?」
咲「…はぁ?京ちゃん何言ってるの?失恋でもして頭おかしくなったの?」
京「…失恋したのはほんとうかなwでも頭はおかしくなってないぜ!お姫様」
咲「ちょw京ちゃんキモイ!」
優季「あーバカ犬が今度は咲ちゃんを襲ってるじぇ!!このバカ犬ー!
さっさと龍門渕にでも行ってしまえー!」
京「それが、その話なしになったわw」
咲優季「え?」
京「俺、やっぱみんなとバカやってたいし!色々あってなw」
咲「京ちゃん…」
優季(やっぱり咲ちゃんは京太郎のこと…!)
優季「咲ちゃん!恋ってのは自分では案外気付かないものなんだじぇ?」
咲「?」
優季「つまり!咲ちゃんは無自覚だけど、京太郎に恋してるのだ!!!」
咲「え?!!?ちょwやめてよ!優季ちゃんまで!」
京「咲俺も好きだぜー!笑」
咲「京ちゃん!!やめてっててば///」
部長「騒がしいと思って起きたら、久しぶりの面子ね?須賀君。
んじゃ、立ち話もなんだから早速打ちますか!」
京「はい!」
咲(やっぱ京ちゃんといるとなんか落ち着くな…!)
京「そういえば和がいねーな?どうしたんだ?」
咲「原村さんはインフルエンザだって!あと染谷先輩も…!」
京「和も風邪引くんだなぁ…!」


和「…そう。だめだったんですか。それでは仕方ありませんね…」
ハギヨシ「ええ。申し訳ございません、和お嬢様、龍門渕透華が少し
失敗をいたしまして…」
和「そうですか。とても残念です…。」
和(宮永さん…宮永さん…宮永さぁぁぁぁん…!須賀君さえ…須賀くんさえいなければ!!)


完了
ごめんなさい><長くなってしかも会話だけという駄文で…
これでまたひとつ黒歴史をつくってしまいました…

72 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:11:49 ID:CBJYt0AH
>>69
オマイ優しいな
俺も出来れば今日中、ぐらいは待ってあげたい
IDが変わるまでは話題を絞った方がよいかと
確かに長過ぎるが本人は真面目だしな

>>67
……あと3レス以下で早めに終わらしてくれるとスムーズなんだが

73 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:13:01 ID:CBJYt0AH
うっ、リロードしてなかったぉ スマン

74 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/26(木) 12:25:35 ID:s2aBM3fi
>>71
GJお疲れさん。
とりあえず…全てはhrmrさんの陰謀だったと…
ん?ハギヨシのポジションが妙な事になってるのは仕様だよな?

因みに優季じゃなくて優希じゃなかったっけ?

75 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:33:48 ID:Hg+DBJRV
>>74
一応仕様です
途中から希から季になってしまいました^^;
こんな長いものを読んでいただいてありがとうございました!

76 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:39:24 ID:BGaFGEYj
>>71
乙ー
和出てこないなーと思ってたがやはりw

変な地文が入るより会話だけのがよっぽどいいと思うよ ちゃんと状況わかるし

77 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:49:44 ID:eDHFppjZ
>>75
GJ 咲ねらーw
ただ上でも書かれてるけどやっぱりまとめて投下した方がいいと思うよ
>>69みたいな人がいるのにスレを占拠しちゃうことになっちゃうからね
せっかく面白いんだから勿体ないよ 次にも期待

そして>>69にも期待

78 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 12:52:05 ID:Hg+DBJRV
みなさんありがとうございました^^
今度からは気をつけてまとめてから投下しますね!
>>69に期待してますw

79 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 13:02:37 ID:+vv+QgFt
GJ^^

80 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 19:56:13 ID:DKOFJYaC
たまには未来の短編ということで約二年後の宮永家にて。

咲「どれがいいかな」
京「何選んでるんだ?咲」
咲「アルバイト」
京「ふーん、咲がねえ」
咲「どうしてもお金が必要なの」
京「ま、まさか麻雀でできた借金ですか」
咲「賭け事なんてしないよ!」
京「冗談だって。んで何に使うんだ?」
咲「二年前の県大会の団体戦のこと覚えてる?
  試合後に部長がラーメン食べさせてくれたの」
京「そんなこともあったっけな」
咲「和ちゃんはラーメン食べるの初めてで、
  優希ちゃんはタコスラーメンの開発を依頼して」
京「あいつはいまだにタコスタコス言って成長してねーもんな」
咲「竹井先輩と染谷先輩が楽しそうに話してて」
京「うんうん」
咲「家族と一緒に食べてる感じがしてあの雰囲気がとても心地よかった。
  お姉ちゃん達と離れ離れになって家族4人で食事できなくなったからね」
京「咲・・(俺はどこいった)」
咲「3年生になったから今度は私が食べさせてあげたい」
京「そういうことなら俺も金出すぜ」
咲「駄目だよ、部長の私が出さないと」  
京「それは違うぞ?竹井先輩は一人で俺達にラーメンを奢ってくれた。
  だけどあれは3年生が先輩だけだったからだ。咲は一人じゃないだろ?」
咲(!)
京「ま、確かに汗水垂らして得た金のほうがいいかもしれない」
咲「でしょ〜」
京「だから俺がバイト探す」
咲「駄目だってば」
京「2人でやれそうなやつをさ」
咲「京ちゃん・・ありがとね」
京「咲を一人で行かせたら怒られた時に泣き出しちゃうもんな」  
咲「高3なんだから泣くわけないよ」
京「俺の前では泣いてもいいんだぞ」
咲「じゃ、お言葉に甘えて」
京「今泣くのかよ」
咲「えへへ、冗談冗談。さっきのお返しだよ」
京「頑張ろうな」
咲「頑張ってね」
京「これだけ引っ張って人まかせかよ!」
咲「そうじゃなくて、大会の話」
京「誰も男子に期待してないと思うけどな」
咲「私は京ちゃんと全国の舞台で一緒に・・戦いたいよ」
京「審判になったほうが早そうだ」
咲「もう!ふふ、カンパーンチ!」
京「脇はやめろー」

ちょっとだけ大人になった二人のお話。おしまい!
お気に入りのイイ嫁さんだなァの人も出したかったけどボツに・・。

81 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:05:18 ID:BGaFGEYj
>>80
乙 カンパンチクソワロタwww

SS投下 期待はしないでw
土曜日 学食
京「今日もまこと美味しゅうございました」

咲「好きだよねぇレディースランチ」

京「あれの良さがわからんとは可哀相な奴よ」

咲「はいはい」

京「また頼むぜ」

咲「またぁ?どれだけ好きなの…」

京「頼むよ 今度ギザ十やるから」

咲「嬉しくないよ…でもこれだけ頼まれるとタダじゃ動きたくないなぁ」チラ

京「何をお考えで?」

咲「何か一つお願い聞いてよ」

京「お願いって?」

咲「う〜ん 何にしよう…考えとくよ」

京「あんまり無茶なのはナシだぜ」

咲「うん じゃあ部室行こう」


82 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:10:47 ID:BGaFGEYj
部室
京「ういーっす」

咲「こんにちは」

京「お?一番乗りか」

咲「みんなまだみたいだね」

京「ふむ…昼寝でもするかな」

咲「私は…読書でもしてようかな」

……………………………………………………………

パタン
咲(読み終わっちゃった)

咲(京ちゃん…長いシエスタだこと)

咲(そういえば…京ちゃんへのお願い何にしようかな)

咲(……………そうだ)

咲「京ちゃん起きて起きて」ユサユサ

京「んあ…咲?メンツそろった?」

咲「ううんまだ でも私読書終わって暇だからちょっと付き合ってよ」

京「付き合う?」

咲「ゲームしようよゲーム」

京「眠いんだけど…」

咲「さっきお願い一つ聞くって言ったでしょ これでいいから」

京「う〜んまぁそういうことなら」


83 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:15:52 ID:BGaFGEYj
京「で 何するんだ?ゲームって」

咲「うん しりとりがしたいんだけど」

京「しりとりぃ?つまんなそうだな」

咲「ただのしりとりじゃないよ」

京「?どんなしりとりだよ?」

咲「それは京ちゃんが見つけるの」

京「???」

咲「だからね 私がしりとりの中にある『仕掛け』を施すからそれを京ちゃんが見破るの」

京「ふむ…」

咲「私がしりとりを終わらせるまでに京ちゃんが『仕掛け』を見破ることができたら京ちゃんの勝ち 見破れなかったら私の勝ち」

京「う〜ん…」

咲「しりとりのルールは普通のしりとりと同じね 『ん』で終わったら負けで同じ言葉は繰り返し禁止」

京「よくわからんがとにかくやってみるか」

咲「そうだね じゃあ京ちゃんからどうぞ(京ちゃん…気づいてくれるかな)」


84 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:21:03 ID:BGaFGEYj
京「おう じゃあレディースランチの『ち』」

咲「ち…ち…『中』学生」

京「『イ』ンク」

咲「く…『ク』ラスメイト」

京「『ト』リオ」

咲「『お』姫様っ」

京「『マ』リオ」

咲「また『お』?えーと…」

京「『お』なんていっぱいあるだろが」

咲「いいから黙ってて お…お…あ!『幼』馴染っ!」

京「『ミ』ジンコ」

咲「こ…『告』白…」

京「『熊』手」

咲「で…『デ』ート…(そろそろ気づいてくれないかな…)」


85 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:26:16 ID:BGaFGEYj
京「『冬』至」

咲「『女』子」

京「『執』行猶予」

咲「(来た…!)よ…『嫁』」

京「『メ』イド」

咲「(むぅ…)『読』書…」

京「『ヨ』ガ」

咲「が…『学』食」

京「『黒』子」

咲「『恋』人坂」

京「なんだそりゃ?」

咲「知らないの?観光名所だよ喜多方市の(もう…!鈍いなぁ…)」

京「ふ〜ん 『か』めはめ波」

咲「(切り札っ…!)『初』恋っ」

京「『イ』チジク」

咲「(ダメか…)『く』 さ れ え んっ!」

京「あれ?もう終わり?これは俺の負け?」

咲「京ちゃんの負けに決まってるでしょ!ホント鈍いんだから」

京「仕掛けなんてあったか?」

咲「!…私…ちょっと寝る…」

京「え?答え教えてくんないの?」

咲「自分で考えてみて」

京「まいったな…」

咲(……………ばか……)


86 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:32:19 ID:BGaFGEYj
京「咲」

咲「………何…?」

京「『仕掛け』がわかったんだ」

咲「…言ってみてよ」

京「ゲームの借りはゲームで返すぜ」

咲「…どういうこと?」

京「さっきの続きをやろうぜ たぶんそれでわかると思う」

咲「?いいよ 『イチジク』だったよね じゃあ『ク』リスマス」

京「クリスマス…『素』敵なあなたと過ごしたい」

咲「(あ…)えと…い…『嫌』じゃないけど…//」

京「『ど』うか俺と」

咲「(京ちゃん…)と…『特』に用事はないし…いいよ…//」

京「『良』かった これでいいんだよな?」

咲「『な』んとかギリギリ合格だよ」

京「『よ』っし!じゃ当日は迎えに行くわ」

咲「(…はっきりさせたい…な)……………『私』のこと…京ちゃんはどう…思ってるのかな…?//」

京「う〜ん…『な』くてはならない存在」

咲「『い』たら便利な奴、くらいに思ってない?」

京「『い』やいや本当だぞ 京太郎の名に懸けて」

咲「『体』よく言い繕ってない?」

京「………『言』っちまうかな」


87 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:37:56 ID:BGaFGEYj
咲「『な』にを?」

京「『俺』は咲のことが好きだ ずっと前から」

咲「っ!………ら…『ラ』イクってこと?」

京「『と』んでもない ラブの方」

咲「う…『嘘』じゃないよね…?」グスグス

京「『寝』ても覚めても咲のことばかりさ 咲は?」

咲「……『私』も…」グスグス

京「『も』うこれで唯の幼馴染じゃなくなったな」

咲「『な』んだか恥ずかしいね…この感じ…//」クスン

京「『じ』ゃあ思い切ってイチャイチャしちゃうか もうカップルなんだし」

咲「し…『し』たいけど…// そろそろみんな来ちゃうかも…」

京「『も』うそんな時間か ラブラブしたかったんだがな」

咲「『な』んだか…ほっとしたからかな…ホントに眠くなってきちゃった…」ウトウト

京「『大』した心臓をお持ちのようですね」

咲「『眠』るね…ちょっとだけ…みんなが来たら…起こしてね…」ウトウト

京「『眠』れる姫よ 何か私にできることは?」

咲「『私』の…そばに…いてね…」ウトウト

京「『眠』りについてもいつまでも」

咲「『も』う………おやすみなさい…」

京「『い』い夢を お姫様」

久「『ま』ぁまぁイチャイチャしてくれちゃって…見られてるとも知らずに」ニヤニヤ

まこ「『似』合いのカップルじゃがな」

優希「『な』んだか青春してるじょ!咲ちゃんと犬!」

和「『抜』け駆けは許しませんよ……………須賀く『ん』!」


88 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:38:57 ID:BGaFGEYj
終わりっす 様式美を重視したせいで面白くないかもしれませんがw

89 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 21:40:36 ID:o+nS4Vuk
GJ!!

オチが素晴らしいww


90 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 22:47:50 ID:eDHFppjZ
しりとりさせながら会話を成立させ、且つストーリーを作り、さらにオチまでつける…
何かこれかなり凄いと思うんだけど…

何はともあれ>>88乙!
マジで面白かった

91 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 01:10:25 ID:aDJyORs2
>>88GJ
凝ってるなぁ
こういうの久しぶりだよ

92 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 09:43:56 ID:/eCBdSHz
>>91
これは素晴らしい

93 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 09:51:11 ID:vhi0jVNs
>>93
いいね

94 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 10:01:12 ID:Wij1hRQK
京太郎が咲妊娠させたら、ちゃんと堕胎させるかシングルマザーにさせられるかな。なんか責任とらされてシングルファザーやらされそう。

95 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 10:04:29 ID:AZ1VVd14
>>94
原村さん、その書き込みは最低です

96 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 10:20:29 ID:/LHZ4pe3
>>80
>>81
GJ

97 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/27(金) 10:30:16 ID:rTGOiGhp
>>88
GJです
シリトリで会話とか頭良すぎる…

98 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 11:05:47 ID:mAvl16Ya
>>94-95
=放課後、麻雀部の部室にて

咲「ねぇ京ちゃん。 ……悪い噂が流れてるんだけど、聞いていいかな?」
京「ああ、なんだい」

咲「もしも…もしもだけど、私が妊娠しちゃったら子供が不幸になるんだって」
京「 どして? 」

咲「片親になるか……お、堕しちゃうかもって」
京「馬鹿な! そんなことは絶対ありえない!!」

咲「京……ちゃん?」
京「お前に苦労かけるかもしれないが、俺は何人だって育ててみせる」

咲「 えっ  ……いいの?」
京「当然だろ?」

咲「京ちゃん。 私…まだその子が、誰の子供かって言ってないんだけど?」
京「 えっ 」

咲「 クスッ、でも安心した。 やっぱり京ちゃんだなんだね」
京「うああっ、早まった…」

咲「 いいよ、京ちゃん。 お願いしちゃおっかな?」
京「ば、馬鹿! 咲、おまえ何言ってんだ」

咲「 だめ…なの?」
京「ばかやろう! そんな大事なこと、部室で返事できるかっ! こい、咲!」

咲「 あ〜ん。 待ってよ京ちゃん、どこ行くのぉ?」
京「食堂だ。 お前に栄養があるもの食べさせてやる」 


某巨乳「 (あああ、裏目に。 咲さん、それって心あたりでも有るんですか?)」
某貧乳「 (いぬ〜、私にも栄養タコスを食わせろだじぇ)」
某部長「 (ふっ…どうせキスしただけで子供が出来るとでも思ってるんでしょうね)」
某副長「 (咲、栄養が有るのはワカメじゃ)」



99 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 11:16:38 ID:yn13FtYZ
>>98
GJ
某部長、咲は文学少女だからそれはないだろう・・・多分

100 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 11:25:26 ID:/LHZ4pe3
エトペン:びくびく

101 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 11:39:49 ID:j0vnD1MA
のどっち:ビキビキ

102 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 11:55:32 ID:X4ZwJMuJ
>>88乙 オチが効いてるね
前スレで暗号文のSS書いた人かな

>咲「(…はっきりさせたい…な)……………『私』のこと…京ちゃんはどう…思ってるのかな…?//」
ここから二人は意識的にはしりとりをやめたっていう解釈でいいのかな?


103 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 17:18:50 ID:xcsX8Kw6
「なあ咲」
「どしたの?」
「いつも気になってたんだが」
「何が」
「寝癖直さねーの?その横からピョンッて出てるやつ」
「なっ…!寝癖じゃないよ!」
「じゃあ何なんだよ」
「えーとそれはその、説明しづらいというか…」
「しっかし毎日毎日同じ場所に同じ形で出てるなんて面白いなー」
「なんか物凄くバカにされてるような、って何すんの!?」
「おーすげー押さえてもすぐ元に戻るぞ」ナデリナデリ
「いいいいきなり髪の毛触らないでよっ!」
「なんだよ怒んなよ。別に俺の手汚くねーぞ」
「そ、そゆわけじゃなくて、その、何となく気恥ずかしいといいますか」
「恥ずかしいって…(ピーン)…ほぉ〜そーなんですかあ」ニジリニジリ
「な、何する気…?」アトズサリアトズサリ
「だったらその寝癖が無くなるまでなでなでしてやるぜー!」
「きゃあー!きょ、京ちゃんの変態ー!」

104 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 19:15:54 ID:mAvl16Ya
>>103
「今日の咲ちゃん、様子が変だじぇ?」 チー
「そういえば、カンをして来んのぅ」 ポン
「あら? 私が見え見えのタンヤオをテンぱるなんて、可笑しいわね」 リーチ
「私、ヤオチュウ牌の安全牌が13種類あるから、大丈夫だよ。 えへん」

「(咲ちゃんが なんか壊れてるじぇ)」
「(は〜。 タンメンより、ワカメラーメンが狙いなんじゃがのぉ)」
「(咲、あなたがその手を狙うなんて)」
「あ……やだぁ14種類めだ。 もぅ、全然あがれないよ。 チートイ7シャンテンかな? えへ」 ポイ

「咲! 手を見せなさい!!」 ガシャン

「部長さん、ひっどーい」

「……本当だじぇ」
「……本当じゃな」

ガラッ

「おーい咲、寝癖は戻ったかー。 スマンスマン」
「あっ京ちゃん。 もうマック行けるんだよね?」
「ああ、さっきのお詫びだろ。 ついてこいよ」
「あ〜ん。 待ってよ京ちゃ〜ん、私、まだバランスが取れないから走れないよぉ」 ガシャン! バラバラ

「(宮永さんの寝癖は私が直します。 そんなオカルトありえません!)」 プルプル

105 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/27(金) 20:57:45 ID:c077Ij2g
7シャンテンは存在しないよ

106 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 01:00:17 ID:qRcLsjLb
>>88
素晴しいネタを見てしまったw
今レス追ってるけどこの時点でもう1作品くらいありそうだ、スレの増え方見るとw

107 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 09:13:02 ID:0eWpLCms
PSPのオリジナルストーリーは和x咲
終了

108 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 12:18:05 ID:tnA5Ev0P
そしてゲームでも存在抹消確認! 原作・アニメ・ゲームすべてで最初からいなかった扱いなんて斬新過ぎる……

109 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 12:21:26 ID:9oqC6WUm
hrmr必死すぎるぞ
ゲームは操作キャラとして出てくるかどうかは微妙だが、ストーリー追うなら出てくるだろ
アニメじゃ普通に全話でてるし、ドラマCDでも出番多い方
原作じゃ3話出なかっただけ

110 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 12:42:38 ID:tnA5Ev0P
だってアルケミストだし…おまけにりっちゃんだし…

111 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 13:24:41 ID:tvFvCftF
隠しキャラとかで出てくるんじゃないか
団体戦決勝メンバー20人が最初から出てて、ハギヨシ・京太郎・照・藤田プロあたりが隠しだと予想


112 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 13:26:57 ID:AkZA7kNf
普通に最初から出そうな気がする
能力なしの練習用キャラみたいな感じで

113 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 14:01:10 ID:lBbGmgkN
京太郎は最初っから出てるだろう


114 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 14:03:19 ID:AkZA7kNf
京咲スレで言うのもなんだがw
個人的に京ちゃんが出てこないと、なんかタコスの存在理由が薄れちゃう

115 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/28(土) 14:08:30 ID:/1HCADGq
チュートリアルかなにかでまほか京ちゃんが出てきそうな…

116 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 14:16:56 ID:ek75wRlB
ゲームオーバーになった時に続けるかどうかで京太郎は出てきそう
チュートリアルはタコスかのどっちのような気がするな

117 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 18:56:48 ID:2Aou82S+
ttp://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org405186.jpg

同じ場面でも全然違うアニメと原作

118 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 19:18:20 ID:u8P0+Jg7
さらに、同じ場面でも全然違うのは、このスレでの 京と咲の仲

119 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 23:11:37 ID:scioAHJ5

201X年 初夏 全国高校生麻雀大会N県予選会場

「―――――ということで、気合を入れて頑張りましょう」

「「「「はいっ!」」」」

「あのー部長」

「何ですか?」

「副部長がいつの間にかいなくなってるんスけど、どこ行ったか知りませんかね?」

「さあ…ってさっきまでここにいましたよね」

「ああ、副部長なら須賀先輩の買出し手伝うって出て行きましたよ。一人で」

「…いいんスか?行かせちゃって」

「いいワケがないでしょう…」

「ぜったい迷子になってますよね。ていうか優希先輩も消えちゃってますねー」

「優希もですか…仕方ない人たちですね、全くもう」

120 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 23:13:43 ID:scioAHJ5

「うう…売店ってどこぉ…?ていうかここはどこ?」
「やっぱり誰かについてきてもらえばよかったかなあ」
「ほんとドジだな私って…なんか泣きたくなってきた…グスッ」

「迷子の迷子の子猫ちゃん♪あなたのおうちはどこですか♪

 …お前何度目だよ?この会場来るの」

「…探しに来てくれたの?」

「さっき和から携帯に連絡があってな、探しておいてくれってさ」

「そっか、部長に…原村さんにまた心配かけちゃったんだ」

「もう慣れちゃってんじゃねーの?咲のドジっぷりなんて今に始まったことじゃないし」

「京ちゃんのこと探しに行ったはずなのに自分が迷子になっちゃったよ」
「私もう3年生で、しかも副部長なのにね…情けないよね…グスン」

「そう思うんなら迷子になったくらいで泣くなよ」

「うん…ごめんね」

「それにな」

「え?」

121 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 23:15:27 ID:scioAHJ5

「お前は全然情けなくなんてねーよ。むしろ俺、めちゃくちゃカッコイイって思うぞ」
「咲には、とてつもない強さが宿ってるんだ。その事は俺だけじゃなく皆知ってる」

「京ちゃん…」

「だから自分のこと情けないなんて言うな。…部内最弱候補である俺の立場がなくなる」

「そんなことないよ、1年生の時はストレート負けだったけど去年は結構粘ったじゃない」

「結局午前中で脱落したけどな…今年は午後まで残りたいけど、どうなるかなあ」

「今年は男子部員の頭数が揃って団体戦にもエントリーしてるんだから」
「そう簡単に負けたらみんなに怒られちゃうよ?」

「…いきなりプレッシャーかけてくるなんて酷すぎませんか咲さんよ」

「ごめんごめん、あははっ」

「やっと笑ったな」

「うん、ありがと…犬のおまわりさん」

「あれ、俺何かしたっけ?ワンワン」

「とぼけちゃって…でもね」

「ん?」

「そんな…ゃさしい京ちゃんが………す、す、す……すk

122 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 23:17:14 ID:scioAHJ5

「バーーーーーカーーーーーいーーーーーぬーーーーー!!」

「ぐあああああアッー!」

「ゆ、優希ちゃん!?」

「京太郎貴様遅すぎるじょ!一体どこで油を売っていた!」

「いきなり背中に蹴り入れるとか容赦ねえなタコス!
 ていうか今の威力からして相当助走つけただろタコス!」

「うっさいじょ!駄犬の躾はスパルタ式で丁度いいんだじぇ!」

「スパルタってレヴェルじゃねーぞ!」

「ま、まあまあ二人とも落ち着いて」

「しょーがない、咲ちゃんの顔に免じて今回は勘弁してやろう。さっさと戻るじぇ!」

「卒業までこんな扱いなのかなあ俺…なんか泣きなくなってきた…」

「ふぁ、ファイト!京ちゃんファイト!」

「おぉ…ふぁいとぉ〜…あ、そうだ咲」

「なに?」

「さっき何言おうとしたんだ?随分言いづらそうにしてたけど」

「…そのうち言うよ。きっと、必ず、ぜったい」

「ふ〜ん、そうか」

「二人とも!ボーッとしてると置いてくじょー!」

「分かってるよ!ほら、行こうぜ咲」

「うん。あ、荷物持つの手伝うよ」

「サンキュ。…それとさ」
「高校最後の大会、お互い頑張ろうな」

「…うんっ!」

END

123 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/28(土) 23:43:22 ID:ujXyFANw
GJ!!

>「お前は全然情けなくなんてねーよ。むしろ俺、めちゃくちゃカッコイイって思うぞ」
>「咲には、とてつもない強さが宿ってるんだ。その事は俺だけじゃなく皆知ってる」
京太郎って咲をからかいながらも心の中で尊敬してるよな
お互いに支えあってるって感じが伝わってきて微笑ましいです


124 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 00:32:12 ID:E49NbLOM
>>88
てっきりオチは『フォーリンラブ』かと思ってたら
ちゃんとしてたので別の意味で驚いたw
GJ!頭いいっすね

125 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 02:14:41 ID:tpN4n3D4
初めまして。そして、突然の書き込み失礼いたします。
私は京太郎ハーレムスレのまとめサイトの管理人なのですが、
そのまとめサイトにこちらに投下されているSSを共有させていただいてもよろしいでしょうか?
承諾していただけましたら、「こちらは京太郎×咲スレからお借りしたSSです」このように掲載したいと思っております

どうかみなさまのご意見お聞かせください。
こちらがまとめサイトです。
ttp://www21.atwiki.jp/kyoutarouherlame/
ご迷惑でしたら、この書き込みはスルーしていただけると幸いです。



126 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/29(日) 02:45:13 ID:ESjh/tcU
>>122
GJですよ
未来設定ですかね?相変わらず進展は無さげですが…良い雰囲気
京ちゃんがらしいなぁ
優希ちゃんはもうちょっと空気読もうよ…タイミング良すぎだw

>>125
個人的には是非って感じですよ
お手数じゃなければお願いしたいくらいっす
ハーレム版の病み咲ちゃんも好きなんで

127 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 03:32:06 ID:SzlUEBLk
>>125
おkですね
どんな形であれSSが後に集合して残るというのは良いと思います
理想はエロパロに合流なのですが、このスレ的な感覚として
温度差が大き過ぎて合流が難しいと思ってた所です

128 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 03:57:40 ID:tpN4n3D4
返答ありがとうございます。
早速ではありますが、作成しましたのでチェックをお願いします。
ttp://www21.atwiki.jp/kyoutarouherlame/pages/53.html

要望や意見などがありましたら、トップページにコメント欄を設けていますので、お手数ですがそちらにお願いします
それか、これからもちょくちょくこのスレに出入りしますので、こちらでも構いません。

ではこれにて失礼いたします。

※文字化けするため、勝手ながら「…」などの記号は一部修正を加えています


129 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 04:04:43 ID:I3ZjJsNr
仕事はえー!管理人さん乙です!
しかも見やすくていいな。あとでまたじっくりと見させてもらいますね。
しかも咲の画像がかわいい…

これからも運営宜しくお願いします

130 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 04:18:56 ID:FZmEJLE5
>>125
そんなスレあんのかよww
そしてまとめもあんのかよw

131 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 09:23:18 ID:8jKRUpty
>>128
最初のSSが途中の変な所から始まってるような

132 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 10:31:59 ID:A8LgdS94
>>128

初代スレと前スレのdat持ってるから、zipであげとく
janeで見れるはず
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org407793.zip.html
パスはsaki

133 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 11:27:56 ID:F6NftYRD
>>132
初代スレは名作ぞろいだからなwwwwwww

134 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 11:33:31 ID:tpN4n3D4
すいません。ファイル開けませんでした。。

135 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 11:38:54 ID:+JDuYzaw
管理者以外もwiki編集できるようになってたら俺がやったんだが

136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 11:47:26 ID:A8LgdS94
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org407898.zip.html
じゃあhtmlに変換した

137 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 14:50:16 ID:uREFMuhP
>>133
ハーレムスレとも京×咲スレとも関係ないのが多数あるぞw

138 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/29(日) 15:49:10 ID:ESjh/tcU
迷走していた頃の名作達ですねw

139 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 15:59:03 ID:8An3virP
京ちゃんまさかの不倫

140 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 16:12:13 ID:Bp3z6lBB
不倫と言っても他の女の子と一緒に遊びに行った程度
そしてケンカの後に仲直りして更に深くなる京太郎と咲の絆

141 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 17:34:02 ID:YqiblzaJ
「京ちゃん、カッコイイから、モテるに決まってるよね!」
・・・みたいなのひとつ頼む

142 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 17:39:28 ID:tpN4n3D4
htmlありがとうございました。大変助かります
それと指摘のあった点を修正しました。

ttp://www21.atwiki.jp/kyoutarouherlame/pages/53.html
「」→作中にタイトルのようなものがあるのは、そのままコピーして貼りましたが、
その他のものはとりあえず自分で考えて書いてみました
もしなにか他に意見や要望などありましたら教えてください。




143 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 18:24:09 ID:8jKRUpty
>>142 
お疲れ様です

144 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 20:01:13 ID:BAwcRp5D
母親と照伯母さんにお年玉をまきあげられる咲太郎(仮)が見たい

145 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/11/29(日) 20:25:21 ID:ESjh/tcU
咲太郎(仮)「お父さーん、またお年玉なくなっちゃったよ〜」
京「今年もか〜しかたないなぁ…これはお父さんからだ」
咲太郎(仮)「わぁ♪ありがとうお父さん」
照「さぁもう半荘やろうか」
咲「ふふ、お母さんが預かっていてあげるからね?」

146 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 22:11:36 ID:jxA0iq+F
>>141その晩
咲(あぁもうもやもやするー)

咲「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク(京ちゃん大好き大好き大好き大好き大好き大好きーっ!)」

咲「ッハァーーーッ」

咲「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク(京ちゃん大好き大好き大好き大好き大好き大好きーっ!)」

咲パパ「咲ーいつまで入ってるんだー」

咲「っいま出るよ!」

咲「……………」

咲「ブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブクブク(京ちゃん大好き大好き大好き大好き大好き大好きーっ!)」

147 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 23:14:28 ID:uREFMuhP
まとめ読み直してみたが
やっぱ1スレ目は色々といかれてるなw

148 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/29(日) 23:35:46 ID:GGVTgftX
544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/11/29(日) 09:53:06 ID:Qod70Rud
ttp://www.sega-mj.com/mj4/schedule_event_saki_2.html
『第2回咲-Saki-CUP』開催決定!!
ttp://www.sega-mj.com/mj4/img/schedule/saki_2_poster.jpg

かわいいな

149 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 13:45:00 ID:D0dP6ADG
>>142
htmlがhrmrに見えた

やばい末期だ俺…

150 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 13:50:03 ID:EcSzfHzj
hrmrの毒にやられたか

151 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 14:05:23 ID:5CrqQico
なあに、俺もさ

152 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 14:26:35 ID:s3GMwuWW
保管庫の京咲スレのSSまとめて読んでみた 全体的にクオリティ高いと思った
職人さん方激しくGJです!これからもお願いします!
以下チラ裏

1-3、1-10、1-21
本格派SS 咲が空気なのが多いが読みごたえあり
2-10、3-5
技巧的SS オチもしっかりしてて読んでて感心した
1-19、2-4、2-11
ラブコメ調SS ニヤニヤが止まらない
1-13、2-14、2-16
ほんわか系SS 落ち着いた感じで読後感爽やか

他にも結婚シリーズや風邪シリーズ、1-23、2-13など本当に楽しかったです


153 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 19:04:04 ID:5Y+gFJ9d
よかったね
次は君が書く番だ

154 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 21:20:11 ID:iUhYjzlx
○月△日 

朝、学校まで行く途中に京ちゃんと会った。やった!なんだかツイてるかも。嬉しかったな。
そのまま一緒に登校する。

お昼休みになったら、またレディースランチを注文してくれと頼まれた。
それだけのために呼ばれるのはちょっぴり悲しい。
けど、でもそのかわりに京ちゃんと二人きりでお昼ご飯が食べられる。
それは嬉しい。すごくすごく嬉しい。

部活中。京ちゃんは原村さんのことをばかり見ている。
それも、あの大きな胸をデレデレとした顔で…。
たまにヨダレも出ているけど、それは内緒にしておいたほうが良いかな…?

あと、やっぱり京ちゃんは胸が大きい子が好きなのかな…?うう。


おわり。
今日したカンの数は1回。

155 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 22:10:46 ID:WfwiEh2g
京「こんちはーっす」

咲「こんにちは」

久「あら二人とも いらっしゃい」

京「まだ部長だけっすか?」

久「まこは喫茶店 和はその手伝い 優希はちょっとお腹下しちゃったから帰るって言ってたわ」

咲「じゃあ三人だけですか?」

久「実は私もこれから学生議会の用があってね 抜けさせてもらうわ」

咲「お疲れ様です」

久「ええ 須賀君は紅茶の補充お願いね」

京「あっはい」

久「じゃあねー」バタン

京「………」

咲「どうしようか 京ちゃん」

京「………お姉ちゃん!」


156 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 22:11:37 ID:WfwiEh2g
咲「な…なに?突然…」

京「いやー部長みたいな姉が欲しかったと思ってさ」

咲「部長みたいな?」

京「なんていうか堂々としてて頼りがいがあってさ」

咲「でも京ちゃんいつも買い出し頼まれてるよね」

京「それがまたいいのさ」

咲「うわ…」

京「もともと姉のいる者にはわからんさ」

咲「それ私のこと?確かにお姉ちゃんは一人で十分かな」

京「照さんって家ではどんな感じなんだ?」

咲「お姉ちゃんは…外では結構クールに振舞ってるけど家では私に優しくしてくれるよ
勉強やスポーツは得意だけど家事はあんまり得意じゃなくてね 私の方が得意だから頼ってきてくれるんだ」

京「ああ…そういうタイプもいいな」

咲「あげないよ 自慢のお姉ちゃんだもん」

京「いいよなぁ 兄弟姉妹がいるってのは」

咲「そうか 京ちゃん一人っ子だもんね」

京「時々憧れちゃうんだよなぁ」


咲「………京ちゃん ジュース買ってきなさい」


157 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 22:14:10 ID:WfwiEh2g
京「は?なんで?」

咲「いや…部長のまねしたつもりだったんだけど…ダメだった?」

京「咲はなぁ どうみても妹系だし」

咲「そ…そうなの?」

京「そうさ ドジで頼りなくて…」

咲「ちょっとぉ…」

京「守ってあげたくてなるようなタイプ」

咲「………またそういうこと言う…私は京ちゃんの姉でも妹でもないんだからね」

京「当たり前でしょうが」

咲「じゃあなに?私は京ちゃんのなぁに?」

京「……いい友達?」

咲「………ま いいかなそれでも」

京「何がよ?」

咲「さぁ帰ろ帰ろ」

京「???」

咲(今はまだ…ね…)
おわり


158 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 22:34:32 ID:GNYrbQj7
>>157
GJ!
こういう普通のあったかい会話がイイ!
他のスレは濃いから…w

159 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 23:54:04 ID:5CrqQico
GJ!!

心が暖まるな


160 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/30(月) 23:55:55 ID:EcSzfHzj
咲風呂入るぞ

161 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 04:24:49 ID:iy/h4gDe
あぁ・・・入ろうか

162 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 04:27:52 ID:8nKUMzmv
咲風呂かぁ・・・どんな花が咲いてるかなぁ

163 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 05:38:03 ID:DKpREYzy
百合

164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 08:25:41 ID:S56jD57a
>>163
hrmrさん空気読んでください

165 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 14:02:55 ID:i7Z0uvXA
そろそろバカップルな二人も見たいな

166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 14:28:12 ID:oXwdswO8
頭の中も外もピンク色の淑女はもうあきらめて二人の仲を心から祝福してください

167 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 14:36:52 ID:i7Z0uvXA
>>166
涙ながらに二人を全力でサポートするカッコイイ原村さんなら見てみたいかも

168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:13:19 ID:gFyOZvHU
県予選、大将戦――――。
「無聊を託つ……」
特徴的なヘアバンドをつけたどこからどう見ても小学生にしか思えない高校生が、ぽつりと言い放ったその言葉の意を知らずとも、雰囲気から何かに失望したことを読み取る三人。
異様な気の波の底で静かに、しかし確実にもう一人の魔物が動き始める――――。
「……そろそろ、御戸開きといこうか」
敵意を持った視線が迷うことなく咲を射抜く、威圧と共に紡ぎ出された天江の言葉を始まりに、咲は自らの体が萎縮するのを感じた。
他の者は気付いているのかいないのか、少なくとも対面に座る池田は天江と少しのやり取りをしているが、既に彼女の耳には届かない。
――――予選、自身が相手校の一つを飛ばし誇らしい気持ちで戻ってきたときの事をこの県予選決勝戦にて不意に咲は思い出した。
しかしながら、彼女はそれが走馬灯に似たものだとは気がついていない。
ともかく思い返してみれば、今自身がこの卓につき、自身と鎬を削るほどの強敵とこうして麻雀をうっていることは全てあの男に起因するものだ。
あの男――――京太郎その人が自分を連れ出してくれたのだ。静かで平凡な日常から、例えるのならば海原を船で渡るような心躍る冒険へ……。
しかし今自らの小船はこの嵐で転覆寸前、この身にまとわりつく波の重圧も、空から刻一刻と近づいてくる月の強圧も恐ろしいものでしかありえない。
……そして、何よりも仲間内で打って心と腕を通わせていたあのときとは違い、今はひとりなのだ。
もしかしたら何よりも重いのは、――――思い。控え室で待つ仲間の期待かもしれない。
もしもその荷物をいっそ海に捨て去ってしまえば、軽くなった船はこの波に耐えられるだろうか――――?
そう考えて、しかし刹那に考えを捨て去る。
確かに、大きなうねりから生きて帰る事を第一にするのならば荷物は少ないほうがよい、しかしそこで捨てた荷物は当然のことながら二度と帰ってこないのだ。
来年部長は、もう居ない。そして彼女はまだ知らないが、もしも負けたら原村和は転校してしまう。
つまりはもう二度と、このメンバーでこの場所に来ることはできないのだ。
頭を振り、気息を整える。だが、不快感はぬぐえない。それは、ほかの二人も同じようだ。
――――まるで、そう……――――海の底に引き摺り込まれるかのような――――……
加治木が最初にあげたこの考えは、しかしそこにいる天江以外の全ての考えであった。
いまや咲の心の中にもマージャンをやっている時に感じるあの踊るような爽快感どころか、自らにまとわりつく一種の閉塞感しか感じることができなかった。



169 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:15:55 ID:gFyOZvHU
南一局、北家・池田
咲の対面、捨牌等の情報から推するに染め手である、しかも倍満を狙えると咲は考えた。
――――しかし、考えただけで咲の意識はほかに向いた。
勿論当たれば痛いどころではすまないが、逆にあたらないとも考えていることもまた事実だからだ。
その池田も、本来ならその厚かましさを全面に押し出したような笑顔を見せるはずだが、今は苦い表情を隠さない。
既にその理由も意味も咲は理解している。池田とは対照的に屈託の無い笑顔を卓に向けている、彼女がその答えだ。
――――またあの子が海底……。
時折鈍いところを見せる咲だが、頭の回転はけして悪くは無い。
池田の倍満よりもそちらの方に危険を感じた彼女は、即座にカンをして海底へのコースを天江からはずす。
嶺上開花には持ち込めなったが、それでも聴牌の形に動かせた彼女の顔から陰りがほんの少しだが消えた。
しかし、逆にそれを訝しげにみる者も居る。
――――嶺上開花では、ない……のか。
咲の捨て牌を見ながら、鶴賀高校加治木は、王牌に視線をずらした。
確かに海底は天江から遠のいたが、危険自体が遠のいたかというと、三校が三校間違いなく首を横に振るだろう。
安全とは到底いえないその脆すぎる橋を渡るために、天江に新ドラ三つを渡してしまったのだから。
加治木は、進まない手をみて苦笑いを浮かべながら牌を捨てた。
そして、あろうことか数巡後。池田の捨て牌をチーした天江に、再び道が作られた。
先刻の咲の行動により、和了られてしまうと最低でも12000はもっていかれる事態に相成ったのだ。
目の前にあるその光景を認識したとき、咲の心臓は一度大きく爆発した後徐々にその速さを伸ばしていき、呼吸と鼓動の早さが咲の冷静さを失わせていく。
やがて海の底が見え、同時に三校にいよいよ焦りが見え始める。だが、結局その局は加治木の機転により天江に海底が回る事はなかった。
一度彼女は深呼吸をし、早鐘を少しでも鎮めようと努めた――――。


170 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:21:13 ID:gFyOZvHU
南二局、点数版に記された天江と咲の点差は、わずか100。逆転しようと思えば、安い手を一つ上がるだけで再びひっくり返るというのが一般論だが、そんな甘い考えを抱いているものは、この卓において。
――――いや、控え室にいるものですらも考えるものは皆無だった。それほどに、天江がこの三局で与えた衝撃は大きかったのだ。
親を流され、一見天江の威圧は影を潜めたように見える。
――――しかしその卓に座っているものにしかわからない重圧、例えるならば鶴賀の副将東横桃子がカメラ越しには見えるが、卓の者にはほとんど見えなかったというのと似ているだろうか。
何かに締め付けられるような感覚とも、押しつぶされるような感覚とも似ているそれは、観戦者に見えないところで確実に彼らの戦意をそいでいった。
深緑に覆われた小さな戦場を覆うように、静かに夜の帳が下りる。その到来を知る者は少なかったが、いよいよ月の引力が満潮を引きつれ、まもなくその場ごと彼女たちを襲うだろう。
まだ見ぬ自らに降りかかる試練の存在を知らない彼女らは、各々が自身の思惑にて天江の支配――――運命に抗うべく展開を始めている。
彼女にとってはもう見慣れた光景ではあるが、やはり快いその様子を、天江は楽しそうに口端を吊り上げ、笑いながら見ていた。
そしてその中でも彼女が興味を持ったのは、やはり咲だ。嶺上使いである咲を、自分に匹敵するような魔物を屈服させているという事実が、衣の心をことさら愉快にさせている。
しかしその衣自身にも、一つわからないこともあった。今その咲が、いったい何を考えているかだ。周りで萎縮をしている敗北者に興味は無いが、この尋常でない打ち手が、何を支えにして戦っているのか?
この戦いを自分が心行くまで楽しむには、やはりそれをたたき折ってやるべきだという思惑を持って天江は観察を続けていたが、どうにもよく分からない。
――――というよりは咲の考えていることは自分ではなく他人の、特に結びつきの強い友達などのことなので、繋がりを失って久しいと考えている衣には理解ができないのだ。


171 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:24:14 ID:gFyOZvHU
そう――――今咲は仲間と、特に心を京太郎に染めていた。母と姉が出て行ったときから今まで、辛いときはいつも彼がそばに居て支えてくれた。
いつしか自分の中に芽生えた感情が恋だということに気付いてからも、この内気な性格が仇となり、それを口に出すことができなかった。……本当は、不安で仕方なかった。
このときまで、彼に恋人ができなかったのは幸運というほか無い。
勿論、自分は憎からず思ってはいるので、クラスメイトにたびたび冷やかされたこともあるが、そのとき自分の心はいつも、そうなれたならばいいのに――――と言いようも無い感覚に陥るのだ。
彼が自分以外の女性の事を彼自らの願望に沿って妄想するとき、彼女の心は千々に乱れた。そう――――あの時も、そうだった。いかにも京太郎が好みそうな巨乳の女子、しかもそれが同じ一年とあって咲はたたきつけられたような衝撃を覚えた。
しかし、その時にそれらの憂き目が全て吹っ飛んだ事も鮮明に思い出す事ができる。
――――咲にも、取り柄があったんだな。
初めて部室で勝ちを目指したうち方をしたときに彼が発した何気ないその一言で、自分の麻雀をやるという行為に対し、一つ大切な意味ができた。
内気で、容姿成績など何も彼にアピールできるところがない自分が、自分自身に対して唯一心から自信を持てたのだ――――。
その甘い思い出から、意識を卓に戻す。
「会いたいよ……京ちゃん――――」
唇は動かずとも、口からその言葉――――そういうには語弊があるかもしれないが、少なくともかすかな音が漏れる。衣には、聞こえていない。
――――そばに、……居てほしい……。
肩を並べて、ともに先を見据える戦友を挙げるならば間違いなくそれは原村和その人だろう、しかし今自分を支えてくれる人はその人ではなく、あの……。
「京ちゃん……助けて……」
再び、咲の心が悲鳴を上げる。はたから見てもわかるほどに震えている、彼女の双眸から涙がこぼれそうだったが、彼女はそれに耐え、今も県内に中継されているだろうカメラを見た。
今彼は、京太郎は部長に言われ買出しでもしているところだろうか? ……それとも、彼もカメラ越しにこちらを見ているだろうか? ――――願わくは後者であってほしい。
「リーチ」
だが、次の瞬間にその視線は再び卓に注がれる。今まで一向聴の渦にとらわれていた中から高らかにリーチが放たれたのだ、それに驚愕の色を見せながらも、次に池田は牌を持ちその処遇にて悩む。
――――捨牌キモっ。
一発を避け、安全策をとるには現物である二萬を捨てるべきだ。しかしそれでは、若干だが聴牌できる可能性が低くなる上に完成形にかかる点数の期待値が小さくなる。
現在四位であることを考えれば、多少危険でもここは攻めるべきと池田は考えた。
――――この点差だぞ、イーシャンとは言え迷う事などあるものか!
勇んで捨てた池田だが、捨てた瞬間無情にも加治木の牌は倒され、ロンと言う声が起こる。後悔しても……もう遅い。
猫は虎穴に入り、虎児を得る前に不幸にも親の尾を踏んでいたのである、当然餌となるしか道は無い。
「リーチ一発チートイ……」
顔色が青くなり、呼吸を忘れた池田を尻目に加治木が裏ドラをめくる。そこにはイーピンが、まるで池田をあざ笑うかのように視線を突きつけていた。
息を呑んでなんとなしに天江を見ると、彼女もまたイーピンと同じ種類の笑いを表情に出していた。もはや池田にはそれが天江の操る禍々しい月としか映らない、体の芯から寒さが湧き上がり、彼女の全身が震えた。
「裏裏……12000!」
加治木の言葉にて、更なる圧がかかる。感情が噴出すのを必死でこらえながら、点数箱を開ける。点差はさらに開き、絶望に心をうたれた池田の手から点数棒が奪われた――――。


172 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:28:17 ID:gFyOZvHU
「咲――――!」
「宮永さん!」
「…………」
清澄高校控え室、声を上げたのは二人。
そのほかはただ、黙して彼女――――咲を見る。
そこには数通りの思惑があろうが、声をあげた者はかたや戦友として、そしてかたや彼女を最も大切な存在として、どうにもならないながらも消すには難い、もどかしい思いをモニターにぶつけた。
そのモニターには、加治木、そして咲の異変がありありと示されていた。
唯一池田だけは何が起こったかわからないという顔をしているが、加治木はおもわず席を立ち咲にいたっては吐き気を催すほどの悪寒に襲われている。
それを見た京太郎は、唇をかみながらこぶしを握る。今はただ、咲の心が壊されないことを祈りながら必死で耐えるしかできることは無いのだと、誰に言われたわけでもないが、京太郎はそこに考えを漕ぎつかせた。
「咲………がんばれ!」
京太郎の言葉とほとんど同時に、場の雰囲気が一変した。再び天江の支配が、場を襲い始めたのだ。いくら麻雀の腕が拙い京太郎でも、それは見て取れる。
「宮永さん……」
震える声にふと、横を見る。苦い表情と共に原村は既に顔を背けていた、その態度に少しの不快感を覚え文句を言おうとしたが、何かを宥めるかのような部長の細い視線によって、喉まで出掛かっていた言葉が不満とともに下がっていく。
――――咲を、信じていないのかよ。
そんな言葉が、腹のうちで響く。
もしも信じているのならば、何で彼女が受けている苦しみから目をそらすんだ。なんで、彼女に声援を送る事をしないのだ。自分の意見を眼でぶつけるかのように、彼は視線をうごかした。
攻めるようなそれから顔をそらした原村を視界からはずし、副部長の染谷まこ、ついで部長に意見を求める。
「――――須賀君、落ち着きましょう」
しかし自分の望んでいる返答は得られなかった。微笑を浮かべながら話す部長に対し、しぶしぶと京太郎は席に戻る。
少し硬い手触りのソファーに手にかいた汗がじんわりとしみこむ。それが乾ききるころには、既に背中に冷や汗をぐっしょりとかいていた。
控え室の中は外より格段に心地よい空間だ、そこでそれだけ嫌な汗をかくということは――――。
京太郎の溜息が一つ口から出て、もう一つが同じタイミングで右隣から発せられた。訝しげにそちらを向くと、やはりそちらも同じようにこちらを見てくる。
こういうからかい方をするのは、この部には一人しかいない。
「大丈夫だじぇ! 咲ちゃんはきっとやってくれるじぇ!」
不覚にも、一瞬だけ原村和よりもこの娘のほうに共感を覚えた。そして次に意図を考える、自身を元気付けるために言ったのか? それとも何も考えていないのか?
語尾に特徴のある能天気な声がその後に二度三度飛んできて、彼は二度目の溜息とともに苦笑いを漏らした。
少しだけ、少しだけだが楽にはなった。だがしかし――――。
モニターに目をやる、状況は好転せずいまだに天江が大立ち回りを演じている。
「世界が暗れ塞がるとともに――――お前たちの命脈も尽き果てる!」
あの魔物に、あの威圧に対し、既に咲は白旗をあげかけている。戦意を復活させなければ、一敗地にまみれるのは時間の問題だ。
否、既に半分はまみれている状態といってもよいだろう。ともかく幸いにして、この局が終われば休憩時間。
池田が連荘しないことだけを祈りつつ、目の前にあるコップをとった。冷めかけたコーヒーをのどに流し込み、顔を数度振る。やはり、拭えぬ物は拭えない。
前半戦南四局は、恐々とした中で天江が牌をつもり、終わった。
当然、点差は開いていく事になったのだ。


173 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:34:26 ID:gFyOZvHU
休み時間、京太郎はすぐさま咲の下へと向かう。控え室から出るときに、部長などから含みのある笑顔を背中に向けられたが、気にしている余裕など無い。
速さの劣る原村を引き離し、彼は咲を探す。
長く付き合っていた故に、今の先が一番危険なことを彼は知っている、元々彼女を引き込んだのは彼だがこんな苦しみを味わわせる事になってしまったことに対し、彼は申し訳なさでいっぱいだった。
女子トイレ、仮眠室、階段などを回って程なく咲を見つける。さすがに女子トイレに入るのは抵抗があったので、彼女を外から呼びかけたが、それでも恥ずかしい事は恥ずかしい。
だがすぐに忘れ去られるちっぽけな自分の悪評よりも、今は咲のほうが大切だと心に何度も問いかけ探した事を、彼女はしる由も無い。
――――はずなのだが、咲は京太郎を見ると、泣きそうな顔で無理やり笑顔を作り、一言つぶやく。まるで彼の言いたい事や、今の今までやってきた事を全て理解しているかのような口調だった。
「ごめんね……京ちゃん」
その言葉で胸がいっぱいになった京太郎は、人目もはばからずに彼女を抱きしめた。青年男性の大きな体躯が咲の小さな体を包み、京太郎の色素の薄い髪が時々咲の頬に当たる。
「――――何いってやがるんだよ……馬鹿じゃねえのか」
今までこんな事をされた事がない彼女は、内心驚きと喜びとが混じった状態になった。しかしすぐに掠れた声、次いで小刻みに揺れる肩と彼の異変に気がついた。
京太郎が今どのような顔をしているか、付き合いの長い咲には十分に理解ができる。だが――――。
視線を横にちらと動かすと、幸いにも京太郎の泣いている姿を見て、野次馬たちはそれぞれがはしたないと思ったのか自分たちの興味を押し下げていずこかへと消えていく。
すぐに長い廊下にしん、とした空気が彼らと入れ替わりに入ってきて、二人は少しだけ落ち着いた。息を整えた京太郎が、再び発した。
「馬鹿じゃねえのか、一番辛いのはお前だろうが」
あの天江を相手にさせてしまった事、自分があの時に麻雀に誘わなければよかったと京太郎は吐露する、そうすればこんな恐怖や苦しみを味わう事もなく、平凡な日々を享受出来たはずだったのに。
咲が、少しだけ京太郎から体を離して彼と目を合わせる格好になる。とはいえ、二人の距離は息がかかるほどに近く、互いの眼の奥に吸い込まれそうな錯覚を二人は覚えている。
その感覚に少しだけ心地よいものを覚えながら、やがて不意に咲が首を横に振った。
「私が、……私が望んでここまで来たんだから、いいの。ありがとう」
ごめんねから、ありがとうに。その言葉の違いだけでも、彼にとっては何にも変えがたい喜びであった。
少し離れた咲を再び引き戻し、今度は逃がさないようにぎゅっと力を入れて抱きしめる。


174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:37:27 ID:gFyOZvHU
「ちょっ……痛いよ、京ちゃん!」
「…………」
「――――京ちゃん?」
「逃がさない」
「え?」
「離したら、またあそこへ行っちまうだろ。もういいんだ、お前はよくやった」
「京……ちゃん」
今度は咲に涙が溜まる番だった、咲もまた彼の背中に腕を回して抱きとめる。彼に体を預けてふと眼を閉じると、彼の心臓が早鐘を打っているのがよくわかる。
京太郎には見えなかったが、彼自身の温もりが肌を伝わって咲の元へと伝わると、少しの笑顔とともに彼女の頬は紅葉を散らしたように赤くなった。
相変わらず、彼の抱擁は強い力にて続いているが、実際に痛みを感じたのはほんの一瞬以下だ――――むしろ感じなかったといっても差し支えはない。
それでも痛いといったのは、周りにいる人に見られるのが恥ずかしかったからと、彼女自身困惑していたからに相違ない。
すぐに離してほしかった先ほどとは逆に、咲はこの時間が永遠に続けばよいとさえ思った。少し時間を置いてから、とても安らかになった彼女から澄んだ声がつむがれた。
「――――京ちゃんのおかげで、私自分に自信が持てた。京ちゃんのおかげで、麻雀が楽しいものになった。京ちゃんのおかげで……」
「咲……」
「聞いて、私京ちゃんからいろんなものをもらったわ。それはとてもとてもすばらしい物だったけれど、どうしてももう一つだけほしいものがあるの」
「……」
「京ちゃん、私――――貴方が好き。この世界で、誰よりも好き」
すぐに少なからず後悔した、言った、言ってしまったのだと。そう理解した刹那に、京太郎の鼓動が消え代わりに自身の鼓動が爆発をするかのように大きく高鳴るのに気がついた。
先ほど彼の鼓動が聞こえていたのだから、今は自分の鼓動が相手に伝わっていると咲はすぐに思い当たる。
咲の手に、さらに力が入る。――――今、彼の顔を見られる余裕は無い。逃げたいが、返事を聞きたい、でも絶望はしたくない、それでもこの手を離したくないといろいろな感情がせめぎ合い、しばし時を忘れた。
「――――咲」
彼が、神妙な面持ちで口を開く。
「俺で、俺なんかで、本当にいいのか」
望んでいた言葉のはずだった、しかしその煮え切らない態度にかっ、と咲は言い放つ。
「俺なんかで……って何よ? 私は貴方がいいって言っているじゃない! そうよ、ずっと京ちゃんが好きだった。
ほかの娘の事なんて聞きたくなかった、私だけを見ていてほしかった! でも……でもいえなくて……やっといえたのに……」
私はこんなにも醜い、と咲はその後に続ける。今まで積もり積もった、募って貫き続けた思いの丈が一気に噴き出したのだ。
咲がこんなに感情を表に出す事があっただろうか? 京太郎は自らの記憶をたどりにたどったが、ついに出てこなかった。
ポタリ、と咲が流した涙が京太郎の制服にしみを作る。
この涙を醜いというのならば、今この瞬間の咲が醜いというのならば、自分はこの世の何者にも劣ると考えた京太郎は、すぐに自らの愚かさに気がついた。
咲の鼓動は、彼女の気持ちが真実であることを何よりも雄弁に語っているというのに。


175 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:42:59 ID:zYq2LGji
「――――顔を上げてくれ、咲」
やさしさに、満ち溢れた声であった。
互いに、涙にぬれた自分自身を相手の目に映し出した、ゆっくりと眼の中の二人が視線を合わせて、だんだんとその像が大きくなる。
心の距離を埋めるように、どちらとも無く互いの顔に近づいていく。
しかし一定の距離になった後、はたしてそれ以上近づかなくなった、二人の唇が触れたのである。
時をかなたに置き去りにし、やがてそれがまた自分たちに追いつき、肩をたたいた事を二人が知覚した後に、名残惜しそうに唇は別たれた。
二人とも、まず深呼吸をする。やがて、最初に言葉をつむいだのは京太郎であった。
「咲、俺もお前が好きだ。和よりも、優希よりも、誰よりも、何よりも……俺の命よりも、大切な……」
「ふふ……っ、私なんかで……いいの?」
彼が言い切らないうちにイジワルそうな笑顔を彼に向けた、無論先ほどの仕返しだ。
京太郎は眉間にしわを寄せながら何か抗議をしたいような面持ちになったが、すぐに自分のしたことを思い出したのか笑顔になり、一言
「こいつめ」
と言い捨てた。
二人は、再びあふれんばかりの笑顔になった。咲の目にも光が戻っている、その考えを肯定するかのように咲は高らかに言い放った。
「ありがとう、もう大丈夫。何も私が恐れる事はなくなった、……見ていて! 私きっと部長や原村さん、そして京ちゃんに勝利を取ってくる!」
再び京は目頭が熱くなり、眼をそらす。
「もう、本当に涙もろいんだから。いい? 勝利をささげたら、その……私と……」
「?」
語尾が小さすぎて聞き取れない、耳を彼女の口に近づける。
「私と……デートしてほしいの」
思わず噴き出す京太郎だが、咲の表情は真剣そのもの。
すねると思った彼は、すぐにその意に従うといった返事をし、ようやく二つは一つに、離れていた心は完全なる円に結ばれたのである。
ちょうど、アナウンスが流れた。集合時間が迫っていると聞いて、二人は急いで元の場所に向かう。扉の前まで来て、咲が振り向いた。
「――――そろそろ、いくね」
「ああ、もうひと暴れして来い!」
「うん、京ちゃん大好き!」
ばっかやろう、と眼で話しかける。彼もまた、控え室に戻っていったのであった。


176 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:46:32 ID:zYq2LGji
戻れば、咲の目の色が再び生気を取り戻している。
衣は心中で、思考をめぐらした。衣の心の中で大きい位置を占めていたのが喜びと困惑であった、とりわけ困惑は咲以外の二人からも少々感じられるとあって、いよいよ衣はわけがわからなくなった。
……今まで、屈せぬ事を許したものなどいない。骨があると思った輩は多々あるが、いずれも最後には心砕かれた。
ところが、ここに来て過去に無かった反応が、三人同時に起こったのだから、動揺をしないわけは無い。
――――拉ぎ折った筈の心が、何かに繋ぎ止められている。
少し後に、衣はこの結論にたどり着く。しかしそのときはまだ、その何かが何なのかは分かっていなかった。
その正体を知ろうとする衣の隙を突き、咲はやがて大物手を上げた。
――――負けたくない、負けない。
咲が望むそれは誰のためであろうか、天江衣は確かに龍紋渕のメンバーのためもあるだろうが、自分が負けるとは思っていないのだから、自分が獲物をいたぶるためであるという事が一番しっくり来る。
しかし、咲は前半で一度叩きのめされた。一度は仲間の期待の重みに精神が負けてしまったが、彼の言葉で再び生気を取り戻す。
姉に会いたいのは事実だが、それを全ての理由にはしない、勝利は自分のためではなく、仲間のために、愛する人のために。
一人であった衣と、何よりも強い結びつきを得て一人ではなくなった咲。
はじめは点数の差で余裕の合った衣だったが、それが徐々に狭まるに連れて、咲の安定した精神に逆に乱され始めた。
能力は精神によるところが大きい、と咲は。そして衣ですらもそう思っていた。
――――でなければ今衣と同等に戦えている咲が、先ほどまでいたぶられていた理由が見つからなくなってしまう。
そして、この二人の差はやがて明確に現れ始める、衣が棄てた牌――――月を模したイーピンを自らの牌の糧とし、嶺上から花を模したウーピンを引き出す。
それは、二人の力関係が逆転した事を暗に示したものであったかもしれない。
――――ついに咲は衣の支配下から抜け出し、勝利を収めたのである。
初めて味わう敗北の苦渋に顔をゆがませ、涙を流し始めてもなお、衣の心から一筋の清々しい気持ちが消える事はなかった。
それだけ、喜びのほうが大きかったという事になる。
咲も、この強敵に対し感謝を述べたい気持ちに襲われた、だがそれよりもまず彼に話しかけたい。
勝利を伝える言葉はどのようなものがよいか、咲は考えながら対戦部屋を出ようとした。勿論、既に部長たちはそこに駆けつけている。
――――だが、意外にもそこに京太郎は居なかった。
部長に聞くと、買出しに行かせたとのことだ、さすがに咲も苦い顔を隠さなかったが、部長は笑顔のままだ。何を考えているのか?
――――せっかく勝ったのに、何もこのときに買出しにいかせなくてもいいじゃない。部長だって、今年しかもうチャンスは無いはずでしょ?
何でそんなイジワルを……。
咲の不満は至極当然である、あの告白の後の京太郎が素直に聞いたはずが無いのだ。
無理やりいかせたに違いない――――と咲は考えたが、よくよく考えてみればおかしい事に気がつき始めた。
部長だけ、ほかの三人とは異質な笑いをしているのだ。しかも彼女はしきりに目配せをし、ウィンクをこちらに向ける。
咲のほうに視線を向けている三人は、気がつかない。
そこで、はっと気がつく。京太郎は買出しなどにいったのではなく、どこか別の場所で待機をしているのではないだろうか?
部長のアイコンタクトは、「適当な理由をつけて早く言ってあげなさい」との親心か? 買出しという先ほどの理由と並行して考えると、後者のほうがしっくり来る。
「わ……私、トイレ行ってきます!」
それでいい、というかのように部長はくすっと笑いを漏らした。ほかの仲間は仲間あきれたような顔をしているので、部長の笑いがそれに近いものだと誰も疑わない。
嘘をついてしまったわけではあるが、咲の心に罪悪感は無かった。それよりも自分がいたからこそ、今勝利を収める事ができたのだと、本来内気な自分がそう思えた事のほうが彼女にとっては衝撃だったのだ。


177 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:49:44 ID:zYq2LGji
さて、ここまでは部長の思惑通りだった――――のだが、彼女は一つだけミスをした。
咲の方向音痴度を計算に入れていなかったことである。
咲と京太郎がようやく邂逅を果たしたのは、彼女がトイレに行くといってから小半時もたった後であり、さすがに京太郎も待ちくたびれていた。
――――が、建物の屋上で待つ彼が迫る高い足音とともに後ろを振り返ってみれば、月明かりに照らされた彼女の顔が白い笑いをこめながらこちらを見ている。
それを見るなり彼もはにかんだ笑顔に変わった。
「京ちゃん!」
「咲」
満面の星の下にて再びの抱擁を交わす二人、大会は終わり帰路につくものが多い中、好んでここに残るもの、そしてわざわざ人の居ないところを探しそこで逢引をするものなどいない
――――考えたのは京太郎か部長か、ともかくその論理を肯定するかのように、周りに人どころか動くものは二人以外に何も無かった。
つまり誰にも邪魔されずにゆっくりと語り合える。京太郎は、部長がそれとなく理由をつけて部員に帰るように言付けている事を聞いている。
部長の事だから、部員全員と共に帰り、自分をここに残して頃合を見計らった後携帯で虚言だった事を言って自らを困らせるかと思ったが、咲の存在でそれが杞憂であった事を知る。
「京ちゃん……私、やったよ!」
「ああ、見ていたさ。ありがとうな!」
京太郎が大の字で寝そべると、咲もそれに習って京太郎の隣に横になる。
咲の頭に京太郎の左腕がクッション代わりにあてがわれるが、逆に咲の右腕になんら役目が与えられる事は無くむなしく空を切って地に落ちた。
一度視線を合わせた二人は、空を見た。先ほどまではあんなに禍々しかった月が、いまや象牙色のまなざしを、やさしくこちらに向けている。
その周りにはこの世界の輝くもの全てを散らしたような星々が月の周りを踊っており、なぜだかそれを見ると、天江の笑顔が蘇ってくる。
「――――咲、今何考えている?」
「え? な、何って、何?」
「勝利の美酒に酔いしれるのもいいけど、俺の事も考えてくれよ」
あたらずとも、遠からず。
勝利に酔ってはいないが、考えているのは対戦相手のあの子だ。
そして俺のことを考えろという台詞も、気障ではあるが他の事を考えているという的はいている。
彼女の顔が、赤みを帯びる。
「……なあ、見ろよ。とてもきれいな空だろ?」
「うん……でも、もったいないな。あと少しすれば七夕で、京ちゃんと一緒に天の川が見られたのに……」
「天の川に邪魔されて会いにいけない織姫と彦星と比べりゃ、それに祝福される俺たちはむしろ奴らより幸せ者だよ。
……そうだな、デートは七夕にするか。近くの夜店でいろんな物買って、お前は浴衣で俺は……」
空を見ながら、そんな夢想を二人でする。
「ねえ、もし私があの星たちの一つに紛れ込んでも、京ちゃんは見つけてくれる?」
不意に、こんな質問が口をついて出た。
自分でも何を言っているのか分からなかったが、彼の答えもわけの分からない物であった。
「何言っているんだお前は、あの星のひとつに紛れ込むって。
俺たちはこの星でもう出会っているんだぞ? お前は俺をおいてどこかに行く気か?」
「もしどこかに行っても、探してくれる?」
「――――いや、どうだろうな」
その答えに咲はしゅんとなる、だが――――。
「そのかわりお前が帰ってくれば、必ずお帰りっていってやるよ」
すぐに満面の笑顔を取り戻す。
自分も、彼のそばから離れるなんて事はないだろう。だが、今は幸せすぎて不安なのだ。
いつか何かふっとした事でこの関係にひびが入ったりしたらどうしようかという不安が、彼女の心を覆っていた。
しかし、その言葉でそれは吹き飛ぶ。彼は、たとえば自分がいなくなっても自分だけを想い、いつまでも待ってくれると言う――――そんな含みを持った事を躊躇いも無く言った。
流れ星が一つ、彼らの前を通り過ぎていく。
「じゃあ、今……言って?」
笑顔と共に、彼の朗々とした声が空に響く。
「お帰り、咲――――」
「ただいま――――」
仲間たちの労いよりも、何よりも貴方のその一言がうれしくて。
私の顔は自然とほころんでしまうのだ――――。


178 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 15:59:23 ID:8f9Qr1mZ
これで終わり?
連投規制?

179 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 16:25:53 ID:3m+U8XkT
いろいろごめん、終わりなんだ。

180 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 16:37:43 ID:8f9Qr1mZ
終わりなのか。
ならばGJ。

>>174の続きが30分過ぎても投下されないのでアレ?と思って。
どうやら何故かレスが取得できない状況に陥ってしまっていたらしい。
書き込みした後にリロードしたらまとめて落ちてきた。

181 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 16:48:14 ID:P4dHRct6
>>179
GJです〜!

ところで、保管庫の管理人なのですが、トップページのコメント欄にも書きましたが今更ながら
咲京ページを誰でも編集可能に設定変更しました。これからは皆様も、お好きに直投下、編集などを行ってください。
もし15・18禁ものなどを置く場合は※注意書きをお願いします。


182 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 16:50:57 ID:P4dHRct6
http://www21.atwiki.jp/kyoutarouherlame/pages/53.html
貼り忘れです。。

183 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 17:15:02 ID:eL6AqVHf
長いな

184 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 20:58:13 ID:AZ5rtEJ/
>>168-177
力作だなあ
すごい読み応えありました

185 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 21:05:41 ID:tLf4dyQC
>>182
乙ですー

186 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/12/01(火) 22:12:58 ID:aC65+K/U
>>177
GJですね
前半の原作を文字に起こしただけな部分はいらんのでは?とか思いましたが…
正統派SSですね。〆も綺麗に纏まってて素晴らしいの一言です


187 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 22:34:21 ID:YgUEWLU3
>>179
正直地文は苦手だが君の京咲愛は伝わった

188 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 23:40:48 ID:3muafI7J
今日も小ネタ投下
京「よっ咲 また本読んでるのか」

咲「京ちゃん この本面白いんだよ」

京「読書は苦手だ」

咲「京ちゃんの場合苦手って言うより読まず嫌いじゃん」

京「そんな俺も年に一回は読書しなければならない」

咲「ああ 読書感想文の課題のこと?」

京「そうなんだよ なんかいい本ないかな咲」

咲「そんなこと言われても…やっぱり読みやすいのがいいよね?」

京「もちろん」

咲「じゃあ評論は論外で…小説…ジャンルは…ファンタジーが読みやすいかな…?」ブツブツ

京「ああもういっそ漫画じゃダメかなー」

咲「漫画じゃダメでしょ流石に…」

京「いいよなぁ読書好きな奴は だいたい何で咲は本が好きなんだ?昔からよく読んでるけど」

咲「何でって言われても…あ でも小さい頃はお母さんに毎晩絵本読んでもらってたから…それでかな?」

京「絵本か…絵本ならちょっとはわかるけどな」

咲「京ちゃんは好きな絵本とかある?」


189 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 23:43:51 ID:3muafI7J
京「印象的なのはやっぱり小学生の時に習った『ごんぎつね』かな」

咲「う…」

京「泣ける話だよなぁ 授業中の朗読で涙流す奴がいるくらいに」

咲「もう…恥ずかしいからやめてよ あの時は本当に悲しくなっちゃったんだから…」

京「ごんは…ウゥ…ぐったりと…ヒック…目をつぶったまま…ウエッ…うなずきました…グスン…」

咲「もう〜みんなには言わないでよっ」

京「はは 悪い悪い で咲の好きな絵本は何なんだ?」

咲「私?私は…『泣いた赤鬼』かなぁ」

京「ああ あれもいい話だよな」

咲「うん 赤鬼も青鬼もお互いのことを大切に思ってるのに…お互い悲しい気持ちを抱えたまま終わっちゃうんだよね」

京「そういや絵本ってバッドエンドというか悲しい結末の話が多いよな」

咲「『ごんぎつね』も『泣いた赤鬼』もそうだね あと『100万回生きた猫』とか『ちいちゃんのかげおくり』とかも…」

京「何でだろな?」


190 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/01(火) 23:47:12 ID:3muafI7J
咲「う〜ん子供の情緒を育む…とかかな?悲しい結末の方が印象的で心に強く残るんじゃないかな 実際さっき私たちそういう本を選んだし」

京「なるほどなー なんかこれをテーマに論文が書けそうだな 『絵本と子供の感性に関する一考察』って感じで」

咲「読書感想文じゃなくなるけどね」

京「は!そうだった!当面の問題はそれだった!」

咲「ふふ」

京「う〜んどうしよう…」

咲「……………ねぇ京ちゃん…その…私たちでハッピーエンドの物語作ってみない?」

京「お いいなそれ 感想文書けたら二人で絵本作ってみるか」

咲「……………」ジー

京「ん?」

咲「ハァ…ホント鈍いんだから…」

京「?何がだ?」

咲「もういいよ じゃあ本探しに行こう」

京「おっおい!あんま引っ張んなって!」
おわり


191 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 01:31:30 ID:osGaqD11
>>190
咲の口説き文句がキザで笑ってしまった
そして京太郎演じる咲のモノマネ…見たいような見たくないような

余談だが咲は「月夜のバス」なんて読ませたら気に入るかもしれない
日常風景から空想を膨らますのが好きっぽいイメージがあるので
…そう考えると咲と京太郎って正反対なようでいて似た者同士?(空想のベクトルが違いすぎるが)
京太郎は男の子だし冒険ものか、ここは映画にもなった「ザスーラ」でも勧めてみたい

192 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 08:55:45 ID:Vfax5qzD
京太郎普段からキザな台詞吐く割に自分が言われると気づかないんだなw
咲が言うとキザって感じでもないが…

咲ちゃんが可愛くて>>190GJ

193 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 09:37:07 ID:eBuU2hx7
流石に遠まわしすぎだぜ咲さん、俺も京太郎と同じ意味にとっちゃったよ
でも後の台詞で意図が掴めたから俺は京太郎よりは鋭い

あと二人で絵本作るなんてイベントもそうそう無いから
ここは乗っかっとくべきだよ咲さん

194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 14:46:29 ID:b4KTjoFB
オトメな咲ちゃんなら
「共同作業」という言葉だけで
いろいろ妄想しそうだ。

195 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 16:55:53 ID:Vfax5qzD
咲「きょ…共同作業って………//」







咲「……ケーキ入刀…ですか…?//」

196 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 18:30:46 ID:Fhtn5DKX
バナナ入刀かもしれませんな

197 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 18:33:48 ID:OnuqeXpq
京ちゃんのバナナ!?

198 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 18:36:41 ID:V2t7mOS4
                                       .__ ,.  -‐‐- .,      
           ―――――――三三=≡三三二三二   ー{;:::)-、      、.>'::ヽ  三/ ̄ ̄ ̄\
                    ――=======______ ゝ::/ /(  ,イl! ト:::::::/ 三 | あ  そ |
――――――=================_____三三_=三三=/:|!::|-,/- ヽ( |;-ハ} ::||::ヽ三! り  ん . |
           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄三三三三三三三 ヽ:|-'; -tッ-  -tッ-7'.|'"´三.l え  な .|
                             ̄ ̄   ̄ ̄ ̄  | ヘ''      丿.l !  三! ま  オ |
  __テ二三=、  ___, -―――''丶――-__三二ニニア  ̄ l!l  ゝ .⊆⊇ <| l!l 三 l せ  カ .!
  f―--_ _  ̄        ____\====ニ三  三三ニ==|   jl  /∧ト-  -/r 〉ハl   \! ん   ル !
   ̄ ̄⊂二_/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾ -━━━━━===‐テ|    ノレ .〈.|   / ハ|  .j   |       ト |
      三三三三三三三三三三≡=\√ ̄ ̄ ̄ ̄ ≡\|       N.  //. |      \___/
゜.          ――――========――三三三二======\     |∧//        / |ヽ、.:三:
  :  ゜    .           ┃   ̄ ̄ ̄ ̄三三 ̄   Y      \/        /_/  | ::三三
   .  ・            ━╋━━┓    ┃      {  _____/ノ       ∨ー、_ \.::三
    ・  ・            ┃    ┃━━┏┛   ┌─' ̄___/        }\  ̄ ̄\|、:
   ―――――――\―― ┃    ┃━━ ┃━╋┓/.  r┬'''   __      /  \  `ート、!
         ゜.     ヽ \ ┃    ┃   ┏┛  ┃┛┃┃┃\ \    ̄\__ イ    \/ ̄\|
     _______ \ \|\     ┛        ┏┛|  \ \\     |       !===  |
   ̄ ̄`ー―--、__  ̄__>>196                  |┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐ 〈イ ̄ ̄/_〕

199 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 21:29:06 ID:lPINzrej
おっぱいさんガタイいいっすね

200 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 21:31:15 ID:4pABzmAI
肩にアメフトのあれ入れてるな
完全武装

201 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 01:13:45 ID:fzSMC6Pm
今日咲ちゃんと京太郎をカラオケに行かせてきた
料金は俺が払っといた

という夢を見た

202 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 02:01:37 ID:5dtrcnH0
あなたは
良い嫁さんだなァ
の人ですね

203 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 08:46:08 ID:2Yc6jqG6
クックックッ

204 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 10:15:45 ID:2Yc6jqG6
つか咲って歌下手そう

205 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 16:06:11 ID:fzSMC6Pm
ホントは結構ロックやヘビーなのが好きだけど京太郎がいると無難なのを選ぶ咲ちゃん

206 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 18:22:49 ID:WK3bHT5V
こんなスレがあったとは…

207 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 18:50:59 ID:2Yc6jqG6
>>206
歓迎します
引越祝いにSS一つ書きなさい

208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/03(木) 19:25:34 ID:OeRnRce8
咲「…ねえ京ちゃんいつまで歌う気なの?」
京「限界までだ!」
咲「麻雀部のみんなも呼べばよかったのに」
京「馬鹿かお前は!麻雀でボロ負けした憂さ晴らしなんかに皆を付き合わせられるか!」
咲「私は付き合わせてもかまわないってわけね…」
京「ていうか咲も野菜スティックばっか食ってないでなんか歌え」
咲「や、やだよ…恥ずかしいじゃん」
京「ああそうですか、なら俺がお前の分まで歌ってやろう。次いくぞー!」
咲「…ハァ」

209 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 01:03:19 ID:xfMeTbtE
>>208
なんだかんだで付き合うわけですねw
野菜スティックかじる咲可愛いよ咲

210 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 04:13:04 ID:4m/a0jsk
(京ちゃんとせまい部屋で二人きり…///

野菜スティックでも食べて落ち着かなきゃどうにかなっちゃいそうだよ///)


211 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 09:43:17 ID:a1itRQ3f
そんな時のタコスだじぇ

212 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 10:47:03 ID:1Pg3USvb
>>211
咲ちゃんが泣くからやめてください

213 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 13:21:41 ID:xfMeTbtE
寒空の下

誰かに摘まれるのを待ちながら

健気に揺れる一輪の花のように

今日も私は彼を待ちます

読書をするふりをしながら

214 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 18:50:56 ID:noI2FQoa
あれは京太郎を待ってたのか…









風邪ひくよ

215 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 22:35:06 ID:5yJBkwnf
寒空の下

読書をしているであろう彼女を探す

「レディースランチが食べたい」なんて

取ってつけたような理由を引っさげて

…かっこ悪いなあ俺

216 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/04(金) 22:56:01 ID:KkrC6Vs+
そのとき彼女は賭け麻雀に夢中だった

217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 00:52:01 ID:BP/APGgB
カップルランチを開発してもらうしかない

218 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 20:16:00 ID:BvUbf+Y3
京「お?カップルランチだってよ咲 新メニューだな」

咲「あ…ホントだね(知ってたけどね)」

京「恥ずかしいなこれ 誰が頼むんだっつの」

咲「そ…そうだね…」

京「いや……………頼んでみるか」

咲「えっ!?」

京「800円と安いしさ 結構美味そうだぜ」

咲「でっでも…辞めとこうよ…こんなの…誤解されちゃうし…//」

京「ま いいや 頼んでくるわ」

咲「えぇぇ……//」


219 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 20:21:14 ID:BvUbf+Y3
京「じゃ頂きまーす!」

咲「もぅ…仕方ないなぁ//」

京「ん?」

咲「え?」

京「いや…俺一人で食べようと思って注文したんだけど…」

咲「え…あ…//」

京「あちゃ〜」

咲「ごっごめんっ…!」ガタッ

京「冗談冗談!一緒に食べようぜ」

咲「……………」ストン

京「あれ?怒った?」

咲「……怒りました…」

京「可愛い冗談じゃんか 許してくれよ」

咲「………明日もカップルランチだったら許してあげる…」

京「わかったわかった」

咲「うん!それじゃ…」

咲京「頂きます!」



バカップルごめん

220 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 21:21:28 ID:cBeDGG3q
GJ!!
ニヤニヤが止まりませんわ

221 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 22:46:53 ID:BdBCh9KJ
>>213,215
いいなあ
切ないアドレセンス


>>219
バカップルランチww
同級生からは「またいちゃついてる」って感じだろうなww

222 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 23:53:16 ID:BP/APGgB
>>219
グッジョブ!やはり咲はかわいいな
1つのジュースをストロー2つで飲むところを想像した

223 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 00:02:10 ID:hdIlgGQ3
京ちゃん寝よう

224 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 11:05:28 ID:Xfj5c3xt
おはよう咲

225 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 12:15:56 ID:0zpAn0jH
>>222
2つのストローじゃなくて
二岐ストロー1本がいいな

226 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 15:56:48 ID:DFgmBrVH

心地好い陽光の降り注ぐ屋外にて
寝息をたてている咲。手元には読みかけと思しき本が
そこに例の如く咲を呼びに来た京太郎

京「おーい咲ー」
咲「………」
京「って寝てるよおい」
咲「………」
京「咲ー起きろー部活始まるぞー」
咲「………」
京「起きねえ…」

京「………」

咲の頬にゆっくりと手を伸ばす。が、直前で止まってしまう
しばらく逡巡したのち、手を引っ込める

京(…何をためらってんだ俺。ていうか何ドキドキしてんだ俺)

咲の寝顔を見ているのが急に気恥ずかしくなり、顔を背ける京太郎
気を取り直し再び顔を咲に向けると

咲「………京ちゃん?」
京「…お、おはようございます」

いつの間にか起きていた咲
覚醒しきっていない瞳を京太郎に向けている

咲「何やってるの…?」
京「何って……いつもと同じさ。部活始まるから呼びに来た」
咲「ああ、そっか。ごめんね」
京「本が読みたきゃ部室で読めばいいだろ。ベッドだってあるんだし」
咲「なんだか習慣みたいになっちゃって」
京「習慣ねえ、でも冬になったら流石に止めとけよ」
咲「分かってる」
京「よかったよかった、凍死体の第一発見者になんてなりたくねーからな」
咲「そんな大げさな……あ」

227 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 15:57:51 ID:DFgmBrVH

急に赤面しだす咲。唐突なことにきょとんとする京太郎

京「どうした」
咲「…あのさ、寝顔、見た?」

顔を赤くしながら上目遣いで咲が問いかける

京(おい何だその仕草は妙にかわい、じゃなくて!対応に困るだろうが!)
京(ああ、なんかまた変な気分になってきた…落ち着け俺冷静になれ俺)

先程の寝顔までもが脳裏に浮かび、再び気恥ずかしさに襲われるが
それを抑えてなんとか軽口に持っていこうとする

京「え、あーそれはまあ…凄かったぞ、盛大にイビキかいててさ」
咲「いっ、イビキ!?」
京「あれはヤバイ。怪獣だって裸足で逃げ出す」
咲「かいてない!絶っっ対かいてない!」
京「いーやかいてたね。おまけにヨダレをダラダラと…ああおぞましい」
咲「京ちゃん!本気で怒るよ!」
京「うおーこえー咲が怒ったー」
咲「まったく…はやく部活行くよ。ぐずぐずしてると置いてくから」
京「寝てた奴が言うか、って待てよほんとに置いてくな!」

すたすたと歩き出す咲。それを慌てて追う京太郎

京(不覚だ、あろうことか咲にドキドキさせられるとは)
京(今までこんな事なかったのに……待て、これは、まさか…)

咲のすぐ後ろを歩きながら京太郎が一人悶える

京「ぐあーありえねえ!認めたくねえー!」
咲「うわっ!いきなりどうしたの!?」
京「なんでもねーよ!」

おしまい

228 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 17:22:03 ID:27Kkbw4R
グゴーグゴー!グッジョーブ

229 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/06(日) 22:58:33 ID:8lMDXFcf
>>227GJ
咲の寝姿って妙に魅力的だ
水着回冒頭の手あげてるパジャマ咲は無性にグッと来た

230 名前:名無しさん@お腹いっぱい:2009/12/07(月) 01:46:56 ID:nKMSg4ou
>>227
GJ
認めてしまえば楽になれるのに…

231 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/07(月) 18:04:36 ID:Yc5ijiAh
寝起きの咲かわいいお

232 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/07(月) 19:10:41 ID:5kwXPAus
キスしたい

233 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/07(月) 22:27:14 ID:wdCn2A26
京太郎×咲の関係ってぷよぷよのシェゾ×アルルの関係に似てると思ったことがある

234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 07:58:24 ID:VfNyW7dW
京太郎×咲?それより咲×和だ!
・・・なんて考えていた時期がありました。

このスレの意見を聞くと、ずんずん新しい境地が開けて行く。
ところでリバは、京太郎受けは有りですか?

235 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 08:10:46 ID:jx4R6ENg
このスレの咲が一番可愛いと思う俺は異常なのか

236 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 08:25:19 ID:gmJizXko
ハーレムのヤンデレ咲もいいけど、やっぱここが一番

237 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 08:49:24 ID:xbwq6QMO
なにげにまとめサイトの更新が早くていいなw
管理人なのかここの誰かなのかは分からないけど、とりあえず乙ー

238 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 09:16:34 ID:xqeqUgIH
「ああっ…咲…っ」
「ふふっ…ここが気持ち良いの?京ちゃん」
咲が、巧みな指使いで京太郎の敏感なところを次々と責め立てていく。
その全身を包み込むようなフワフワとした快楽に、京太郎は、ただただ情けない声をあげることしか出来なかった。
「くぁっ…咲…俺、もう…」
「うん…良いよ、京ちゃん。もっと気持ち良くなって…?」
「ああっ…!」
咲が、手を動かす速度を更に早める。何度もキスを繰り返し、二人の吐息が交ざり合う。


咲「そして、京太郎はついに絶頂をむかえ……」
京「おーい、咲。」」
咲「きゃあっ…きょ、京ちゃんっ!?いつからそこに居たの!?」
京「なにそんなに驚いてるんだよ…。今来たばっかだ。…ん?何を隠してるんだ?どれどれ…」
咲「あっ!見ちゃだめぇえええ!」


239 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 13:38:32 ID:kvWKtnQ+
「ああっ…京ちゃん…っ」
「ふふっ…ここが気持ち良いのか?咲」
京太郎が、巧みな指使いで咲の敏感なところを次々と責め立てていく。
その全身を包み込むようなフワフワとした快楽に、咲は、ただただ情けない声をあげることしか出来なかった。
「くぁっ…京ちゃん…私、もう…」
「うん…よし、咲。もっと気持ち良くしてやるぞ」
「ああっ…!」
京太郎が、指を動かす速度を更に早める。何度もキスを繰り返し、二人の吐息が交ざり合う。


京「そして、咲はついに絶頂をむかえ……」
咲「おーい、京ちゃん。」
京「わぁっ!さ、咲!?いつからそこに居たんだ!?」
京「なにをそんなに驚いてるの?今来たばっかだよ。…ん?何を隠してるの?どれどれ…」
京「うゎあっ!見るなぁあああ!」

240 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 17:46:02 ID:zZxZ03Sn
GJ
お前らもう行くとこまで行ってしまえwww

241 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 23:27:08 ID:e/lGJYpb
咲に携帯電話持たせて京太郎とメールや電話させたい

242 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/08(火) 23:35:30 ID:ubKOEyZU
:.:.:.:...::::::::ー-、-、/\\\:ヽ:ヽ::::::\
.::::::::::::::...\ メ、`ーァ、ヽ>-、ヽ::i、::::::::\     ,ヘ、___
:::::::::::::::  .:::\、::;メ /f'::::‐┐、ヽ::iヽ:::ミーヽ   /゙、:.:゙、 i \ ___
::゙、:::゙、ヽ、、:::::::::ヽヾ(!{::.:.::::::::´.i リ、 i::ミヾ  /:.:.:.:.゙、:.:゙、 i  \
:::::゙、....::、ヽ.\::::::i  丶:::::::::ノ;;;;;; ヽ、i  /:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.:゙、!   \
、::....:ミ、:::\  \:i     ̄ """  .i /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.:゙、、  /
:::\i::\メーヌ__           |_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙、:.:V`Y   /
..::::ナー--メf'´:::::::し、   `   ,ノ   |\ `ーr-、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>、!__| i /
:\:::ヽー-|l、::.:.::::::.:.:} ,,,   ,    i  ヽ. i /\.:.:.:.:.:.:.|  \ !.|
、:::::\:`ー!、`ー--‐';;;;;;   ´    ノ    ヽ|  `ー-、_|_/>、_)
、`ー-、`::ー::-::‐::フ"" ノi  , ‐ ´     ,  / ___r'---、_ ヽ√
 `ー-、::::`ーニ二ニー'<__´`ー-、 _..-┴‐┴'´:.:.:..:f-----、_`ヽ'
      ̄ ̄ ̄ ̄`ー-ミ ゙、:. ̄ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|----‐'/ フ

こんなに近くにいるんだから携帯電話なんていらないよね京ちゃん

あと明日SS投下します

243 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 01:38:37 ID:UX7ju0q7
>>242

明日になったぞ!!

244 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 01:45:33 ID:qEr2iZFb
おいw

245 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 12:52:00 ID:EKuGzpL7
ドラマCDで咲の夢見てる京ちゃんがよかった

246 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 13:22:46 ID:jUjjZFyP
>>245
そんなシーンあったっけ?教えてくれない?

>>242
早くしてくれないと風邪引く

247 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:07:40 ID:XX0pl67O
あと4時間か〜

全裸はつらいぞワハハ

248 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:10:06 ID:RWUL7m6F
>>246
どうせ俺が金出すんだからレディースランチ頼むよって感じの内容

249 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:12:50 ID:6/+c6yNi
>>242はどこ?
>>242を待ち続けてもうずっとトイレ我慢してんだけど

250 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:22:21 ID:JTLFbdCV
まさか、釣られてしまったのか?


hrmrめ……おのれ。

251 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:22:53 ID:cd15nuH5
おまいら無茶すんなww

252 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:27:37 ID:ONkRiptr
>>242です 投下するけどあんま期待しないでw

京(やべー遅くなっちまった メンツ足りてるかな?)トットットッ

京(ん?ドアがちょっと開いてる…)

京(なんだまだ咲だけか…また本読んでやがるな)

京(…………………!)

京(久々にからかってやるか)

京(まずはこのドアを思いっきり………閉める!!!)

バタン!!!

京(そして素早く静かに隠れる!)ササッ

……………………………………………………

咲「ふぅ」パタン

咲(今日はみんな遅いな…)

咲「……………」ボケー

バタン!!!

咲「えっ!?」ビクッ!!

咲「…だ…誰ですか……?」

咲「……………」ソロリソロリ

咲「……優希ちゃん…?」ギィィィ

咲(…誰もいない……)


253 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:33:02 ID:ONkRiptr
京(咲のやつ案外怖がりだからなー)クックックッ

京(次に取り出しますは一円玉!)

京(この一円玉をドアの下の隙間から部室の中の壁に向けて…)

京(思いっきり指で………はじく!)ピシ!

京(一呼吸おいて…)

京(連打!)ピシピシピシ!!!

……………………………………………………

咲(…風…だったのかな…?)

咲(風だよね…うん)

パシン!

咲「やっ!!」ビクッ!!

咲(なに…?)

パシンパシンパシン!!!

咲「えっ…えっ!?」アタフタ

咲(なに…何の音なの…?)ビクビク


254 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:38:19 ID:ONkRiptr
京(びびってんだろうなー咲)クックックッ

京(お次はこのワイングラス!)

京(これに適度に水を入れて…)

京(濡れた指でグラスの縁をなぞると…)

お〜んお〜ん…

京(ひたすらなぞる!)

お〜んお〜んお〜んお〜ん…

……………………………………………………

咲(一円玉……?)

咲(なんでこんなところに一円玉…?)

咲(普通の一円玉…)マジマジ

お〜んお〜ん…

咲「こ…声…?」

お〜んお〜んお〜んお〜ん…

咲「うぅ…もうやだよぉ…」アトズサリアトズサリ


255 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:44:05 ID:ONkRiptr
京(とどめです)

京(部室前のこの長い廊下…)

京(ここを思いっきり足を踏み鳴らしながら…)

京(走る!!!)

ドタドタドタドタドタ!!!

……………………………………………………

咲(なんなのさっきから…)

咲(変なことばっかり…)

咲(誰でもいいから早く来てよぉ…)

ドタドタドタドタドタ!!!

咲「!っやああぁぁああぁぁぁぁ!!!!!」バタバタ

咲「っやっやああああああぁぁぁぁっぁ!!!」バタバタ


256 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:49:32 ID:ONkRiptr
京(っやああぁぁああぁぁぁぁ!!!!!)

京(だってさ)クックックッ

京「……………」

京(えらい静かになったな…)

京(そろそろネタばらししてやるか…)ギィィィ

京(あれま ベッドにもぐりこんじゃって)

京(震えてやがる…どんな顔してんだか)クックックッ

……………………………………………………

咲(もうやだ…もうやだ…!)プルプル

咲(あ…もしかして部長が前言ってた部室に住み憑いてるっていう…)

咲(………なんで今思い出すかなもぉ!!)

ギィィィ…

咲「!!!」

咲(まさか…でもそんな…!)プルプル

咲(近づいてくるよ……!)プルプル


257 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 20:55:28 ID:ONkRiptr
京(びびりすぎだろ)

京「おい咲」ポン

咲「っきゃああぁぁぁぁああ!」ボスンボスン

京「おっおい!落ち着けって!俺だ俺!」

咲「…あぇ?…………京ちゃん…?」

京「その枕けっこう効いたぞ」

咲「………京ちゃ……京ちゃああん!」ガバッ!!

京「おい!何だよいきなり!抱きつくな!」

咲「だって…怖かったぁぁ……!」

京「(やばい…何か急に罪悪感が…)な…何が?」

咲「何か…変な音…声とか…一円玉が…部長も…お化け…」グスグス

京「(まさかここまで怖がるとは…言い辛くなってきたな)ちょっと落ち着け 何言ってるのかわからん」

咲「……うん…」グスン


258 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 21:01:55 ID:ONkRiptr
京「そろそろ落ち着いたか?」

咲「…うん」

京「で何があったの?」

咲「何かね 変な音が聞こえてきたの…誰かが走る音とか…うめき声とかも…」

京「変な音かぁ 何なんだろうな(俺白々しいなぁ)」

咲「京ちゃん…明日から一緒に部室来ようよ」

京「一緒に?」

咲「だってもう怖くて一人じゃ部室来れないよ…」

京「ああそりゃいいけど…(俺のせいなんだし)」

咲「よかったぁぁ」ニコッ

京「(う…)それより一旦ベッドから降りろよ シーツも布団も滅茶苦茶じゃん」

咲「あ…うん」

京(なんか悪いことしたなぁ トラウマ植えつけちゃったみたいだし)

咲「あ…あれ…?……んしょ…あれ…?」

京「どうなすったの?」

咲「こ…腰が…//  ………抜けちゃったみたいで…//」

京(う…やば…//)

咲「京ちゃん?あの…手貸してくれる?」

京「あっああ 悪かったな」

咲「何が?」

京「いや…」

京(やばいな………咲が…可愛い…//)

おわり


259 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 21:09:49 ID:XX0pl67O
ONkRiptr 先生の次回作にご期待ください。
書き逃げじゃなくてよかった〜
ありがとうございます

260 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 21:16:50 ID:cd15nuH5
GJ!!
怖がる咲かわいい

261 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 21:24:52 ID:RWUL7m6F
咲かわいい

262 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/09(水) 21:38:43 ID:jUjjZFyP
>>258GJ!!待ってた甲斐があった!
新ジャンル「腰抜け美少女」に目覚めてしまったぜ…

つか京太郎小学生かよw

263 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 00:52:16 ID:C8+dBPYT
>>252
子供っぽい京太郎萌えw

264 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 06:24:47 ID:CI+mxY2C
>>258
漏れた

265 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 06:32:31 ID:bZacIO8r
>>258
GJ!
咲かわいい、おまえらもう付き合っちゃえよ

266 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 10:44:13 ID:TpObmBFp
そんなオカルト許します

267 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 12:17:22 ID:SP+V5TCc
>>266
貴様hrmrさんじゃないな!

268 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 12:18:25 ID:PRk9dFCM
なん……だと?
hrmrさんが認めた?アリエナイ

269 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 12:37:00 ID:Tb4jwNwg

         _ , . -‐─-、,_
       ィ .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`.、           
.     ,..'.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ         
    /.:.:.:.:.:.:/.:.:./.:.:.:.:..イ.:.:.l.:.:.:.:.:ヽ      
   ,'.:./.:.:.:/.:.:./.:/.:.:./ l.:.:.ハ.:.:.:.:.:::',   
    l.:/ .:.:.,'.:.:..:l/‐-/  l.:/ -',.:.:.:.::::',  
   |.:.>‐l .:.:>ちホ:::::::::::/ちホV.:.:.:.:.:|  
   |.:.{  |.:./{ ト-j:::::::::::::::ト‐j l/:}゙∨.      
   ',八__|/_  `´      `´ ハ.リ       
      )ハ::\  'ー=-' ノ            
         Vl:::〕  r≦
        ,x<:::::::<    ヽ:::`x    
     / \ヽ:::\___}::://ヽ      

270 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 12:44:50 ID:Ki6qPBhY
(翌日)
さーてお昼寝

あら、ベッドが

あらあら誰かしら、ずいぶん激しかったのね



この寝ぞうは優希かしら

271 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 12:52:07 ID:Tb4jwNwg
と、ここでネタばらし
ターゲットは泣き笑いで仕掛け人に抱きついて安心した様子
ターゲット「もう部室には二度と一人で来ないよ」
麻雀では驚異的な強さを見せつける彼女もプライベートではお化けに怯える可愛い少女だったようだ
HAHAHAHAHA

272 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 12:56:17 ID:/zY5Isb0
>>262
小学生じゃなくても気になる女の子にそういうことしたりするもんだぜ
高校時代どころか入社同期にとか……

273 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 20:55:35 ID:35JCFGzk
>>241
咲に寄り添ってケータイの使い方を教える京太郎の姿が思い浮かんだ

274 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 22:22:09 ID:Ki6qPBhY
咲:京ちゃω
乂→儿ヵゝレヽτゐT=∋

275 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 22:24:48 ID:xokhEGzV
>>274
そんな咲はなんか嫌だorz

276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 22:27:53 ID:mhzwHnED
>>273
京「でな ここをこうして…」

咲「ちょ ちょっと近いよ京ちゃん」

京「ん?ああ悪い悪い」グググ

咲「なんでもっと近づいてくるの〜」

京「慎重にやらないと間違えたら爆発するからな 携帯が」

咲「そんなわけないでしょ…」

京「どかんと!!」

咲「ひゃあ!?」

京「はっはっは」

咲「もぉ〜 原村さんに教えてもらってくる!」

京「あ〜待て待て ちゃんと教えてやるから」

咲「……………真面目にやってよ」

京「どかんと!!」

咲「ひゃあ!?」

京「はっはっは」

咲「んうぅ〜もぉ〜」


277 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 22:52:59 ID:Ki6qPBhY
>>275
このほうがかわいいよってゆおしえてくれたんだけど
京ちゃんいや?

278 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 23:24:30 ID:35JCFGzk
操作に慣れてくると
文学少女全開のポエミーな文を送りつけてくる咲
悶えながらも必死にポエミーな反撃、もとい返信を行う京太郎

279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/10(木) 23:47:39 ID:Tb4jwNwg
>>276
いいなこういう関係w

でも食事中に携帯いじるような子になったらダメっすよ

280 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 00:28:59 ID:a9QKAhGB
咲はいい子だから大丈夫

281 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 11:18:41 ID:kMvGg0EB
このスレ知ってから咲saki1話見直すと
京「俺の中学の…クラスメイトです」のとこの間とか
咲が70符2飜あがった後見上げてるのが京太郎なとことか
細かい箇所が気になる…

まぁアニメは和咲が公式なんだろうけど

282 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 11:26:33 ID:bXslJApz
咲って浮気してもすぐ許してくれそう

283 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 12:10:26 ID:xIC4o/xK
京太郎は許してもらえるだろうな。
京太郎は。
相手がどうなるかは保障出来ないが。

284 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 13:36:43 ID:pmTgEnOu
相手は殺されるだろうな
なるほど京太郎がいつも妄想をする原村和こそが今一番咲が憎しみと殺意を抱いている相手だと……






さて、どれくらいでhrmrが釣れるか。

285 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 15:04:19 ID:PQq0bizl
>>281
その辺りは最初は青年誌だし京咲も考えながら作ってたからと聞いたな


286 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 20:33:30 ID:lnlaajhq
咲がケータイを覚えてしばらく経った後のお話

京「部長、なにケータイ見て笑ってるんすか?」

久「ん、気になる?これよこれ」

京「ああ、ケータイ小説っすか」

久「これが面白くてね。文章も中々上手だし」

咲「こんにちはー」

京「おっす咲」

久「そうだ、咲にもオススメしてみようかしら」

咲「何がですか?」

久「出来のいいケータイ小説見つけちゃってね。題名は『ランチタイム』」

咲「……っ!!!」

京(ん?)

久「内気で読書が趣味な女の子とその子が気になって
  色々とちょっかい出しちゃう男の子の話なんだけどね
  笑える部分と切ない部分のバランスがまた絶妙なのよ」

咲「そ、そうなんですか…」

久「咲も読んだらハマるかもよ?」

咲「機会があれば読んでみます、あ、あはは」

京「おい咲、さっきから何あわててんだ」

咲「べっ、べべべべ別にあわてててなぷぺ」

京「今噛んだろ」

咲「噛んでない大丈夫!ほんとに何でもないってば!」

京「まあ言いたくねーならいいけどさ……お、来たか」

和「こんにちは」

優「みんなのヒロイン優希ちゃん参上だっじぇー!」

ま「元気じゃのー、お、これで全員か」

久「じゃあ部活始めましょうか」

咲「……フゥ……」



久(あの小説の主人公の二人、なんだか既視感を覚えるのよね…何故かしら?)

287 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 23:08:14 ID:VnpVGMYb
携帯小説(笑)スイーツ(笑)



読ませろ

288 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 23:43:46 ID:bXslJApz
咲ちゃんの得意料理は

289 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/11(金) 23:44:33 ID:kMvGg0EB
二人がキャッキャウフフするところはもちろん喧嘩するところも見てみたい俺は末期かもしれない

290 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 00:34:28 ID:QthlYEmV
「バカの一つ覚えみたいにカンばっかすんな!」
「買出しばっかしてる人に言われたくないよ!麻雀以前の問題じゃん!」
「俺の買出しがどれだけ部に貢献してるか知らないとは言わせねーぞ!」
「私のカンだって部に貢献してるもん!全国大会出場に貢献しまくりだもん!」

みたいな?

291 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 00:38:01 ID:gGo2a/5L
いいぞもっとやれw


292 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 00:40:10 ID:KTMxiCZn
>>290
そして実は日頃パシリにされてることを気にしてる京太郎は落ち込んでしまい、その場の勢いで酷いことを言ってしまった咲は後悔している
そしてそんな二人を仲直りさせようと奔走する周りの人々

みたいなのが見たい

293 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 01:06:44 ID:rbh3XEB/
君たちの話を聞いてたら二人のマジ喧嘩が見たくなってきたじゃないか…

誰かSS書いて

294 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 01:33:24 ID:gGo2a/5L
頑張ってみる。けど、期待はしないで。1時間後くらいに投下する(予定)

295 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 03:00:17 ID:gGo2a/5L

最近、京ちゃんが私に冷たい。それに気づいたのは12月に入った初めの頃のこと。

「じゃあ、お先に失礼しまーす」
「えっ、京ちゃんもう帰っちゃうの?」
「ああ。この頃色々と忙しいんだよ。じゃあな」
「うん…そっか。また明日ね…」

いつもこんな感じだ。夕方の5時くらいになると、すぐに荷物をまとめて部活を早退けしてしまう。

「あの、部長…」
「ん、どうかしたの?咲」
「最近の京ちゃんってなんか帰るの早いですよね…?」
「うーん。そうねぇ」
「なにか事情でもあるんでしょうか?私、何も聞いてなくて…」
「さあね。私はただ、家の用事があるから早く帰らないといけない、としか聞かされてないわ」
「そうなんですか…」
「ええ。まぁ誰にだって忙しい時期ってあるじゃない。ねっ?」
「そうですよね…」
「あんまり深く気にすること無いわよ。さぁ、部活の続きを始めるわよ」

部長はこう言っていたけれど、私はやっぱり素直に納得できなかった。
だって、家の用事があるなんてこのとき初めて知ったんだもん。
どうして京ちゃんは私に教えてくれなかったんだろう。私は京ちゃんの彼女なのに…。

 ― ― ―

12月中旬になったある日のこと。
相変わらず京ちゃんは、部活を早退けばかりしている。そのせいで2人きりで一緒に帰ることもできない。
デートだって、先月の終わりにしたのが最後だ。今月になってからは一度もしていない。
そもそもデートどころか、最近では二人きりになる時間さえも全くと言って良いほど無くなってしまった。
私はケータイを持っていないから、メールや電話だってできない。だから、唯一学校で会うのが2人きりで話をする
チャンスだと言うのに、今はそれさえも無くなりかけている。すごくすごく寂しかった。
もしかしたら家庭内で何かいざこざでもあるのかな。私の不安は募るばかりだ。

「じゃあ、すみませんが今日もお先に失礼します…」

まただ。今日もまた、京ちゃんはみんなよりも先に部活を終えて帰ってしまった。
本当に何がそんなに忙しいんだろう?もしかして、私以外の人と会ったりしてるのかな…。
そう考えると胸がチクチク痛み出す。もうこんなのは嫌だよ。やっぱりちゃんと理由を聞かなくちゃ。
だって、私は京ちゃんの彼女だもん。

「あのっ…部長、今日は私もお先に失礼します!!」

挨拶もそこそこに、急いでかばんを手に取り私は京ちゃんを追いかけた。

296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 03:03:09 ID:gGo2a/5L

「京ちゃん待って!!」
「ああ、咲か…。どうかしたのか?」
「あのさ…どうして最近いつも帰るの早いのっ?」
「それは…用事とか色々とあって忙しいんだよ。前にも言ったろ?」
「………その用事ってなに?」
「ええ?ほら、家のこととか、親戚で集まったりとか……とにかく色々だよ」

私から目を逸らしてあたふたしながら答える京ちゃんの顔を見て、ますます怪しく感じる。

「ねえ、本当に家の用事なの…?そんなに毎日毎日忙しいものなのっ?」
「それは……」
はっきりしない態度に少し苛立つ。私に言えないようなことって一体なんなの?やっぱり…

「もしかして、私が知らない誰か他の人と会ったりしてるんじゃ…」

ついに言ってしまった。疑うのは良くないと思いつつも、聞かずにはいられなかった。


「なっ……!?そんなことする訳ないだろ!おまえ、俺のことを信じてないのかよ!?」
「ひゃっ…」

京ちゃんに怒鳴られてしまった。こんな顔を見るのは初めてだ。
びっくりしたのと同時に今まで募りに募り続けていたものが一気にあふれ出す。

「うぅっ…ひどいよ京ちゃん……うっ…信じてないわけないじゃん…でも何も教えてくれなかったら
私だって…私だって、不安にもなるよぉ……っ!!うっ……ひっく…ううっう…」

「ああ…悪い…。泣くなって……」
「きょうちゃんなんて…大っきらい!!」

頭を撫でようとした手をパシッと払いのけ、私は泣きながら走った。
ただひたすら走り続けた。その間も涙が溢れて止まらない。もうどうすれば良いのか分からないよ…。


以上

297 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 04:14:07 ID:Uc4B8pjR
ここから雨降って地固まるんだろ?なあ?

298 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 04:33:18 ID:LGuh/V3v
そりゃ校則で禁止されてるバイトをやってんだからな
クリスマスプレゼント買うためにさ

299 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 05:42:18 ID:XvWF7I1l
イイハナシダナー

300 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 05:47:40 ID:upFeSGW/
>>296
以上だと・・・?
ふざけんなもっとやれ
やってください

301 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 18:03:43 ID:rbh3XEB/
>>296
喧嘩別れさすなw


その次が肝心なとこだろうが…

302 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:05:26 ID:XvWF7I1l
咲は泣いてる時が一番かわいいと思うんだがどうか

303 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:08:01 ID:C7HTGwUN
喧嘩SS書いてみたw難しいな…

咲「こんにちは」

京「ちぃーっす」

和「宮永さん須賀君 こんにちは」

優希「やーっとメンツが揃ったじょ!」

咲「今日はまだ二人だけ?」

和「部長は学生議会、染谷先輩は喫茶店のお手伝いで来られないみたいです」

優希「だから二人を待ってたんだじょ!のどちゃんとイイことしながらな!」

和「何もしてませんっ」

京「ふむ じゃあ早速始めますか」


304 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:13:13 ID:C7HTGwUN
南四局
京(またラスかよー しかもこの配牌…狙ってみますか…国士無双)

咲(この局で原村さんをまくる…!)

数巡後
京(お…これはマジでいけそうな…あと必要なのは三枚切れの東と一枚切れの南と生牌の西…!)

咲(五筒でカンしてツモれば…でも終盤だしこんな濃い牌誰も出してくれないかな…)

京(おお最後の東きた!これはマジでいける!)トン ⊃五筒

咲「!カン」

和・優希「…!」
咲「(ツモ牌は…西!)もいっこカン」

京「は…?」

咲「ツモです 三暗刻・対々和・ダブ南・嶺上開花・赤一 倍満です」

京「はぁああぁぁ!?(南まで!)」

優希「うぎゃぁ〜 咲ちゃんの逆転トップだじょ〜」

和「ぐ…次は負けません」

咲「あはは…」


305 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:18:14 ID:C7HTGwUN
京「あああありえねぇ!俺国士一向聴だったんだぞ!」

咲「はは…ごめん」

京「もう咲は嶺上開花禁止しろよ 勝てる気がしねぇよ」

咲「だっだめだよそんなの!」

京「?いいじゃねぇか バカの一つ覚えみたいにリンシャンばっかあがりやがってさ」

咲「っ!そんな風に言わないでよ!」

和・優希「!?」ビクッ

咲「嶺上開花は私の大切な…大切な…!」

京「(う…)な……なんだってんだよ?」

咲「…………………………バカの一つ覚えみたいにレディースランチばかり頼む人にそんなこと言われたくない…」

京「っ!そんなの俺の勝手だろうが」

咲「だったら私の嶺上開花も認めてくれたっていいじゃん!」

優希(あわわ…)

和(ど…どうしましょう…!)


306 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:23:51 ID:C7HTGwUN
京「お前のリンシャンは反則級なんだよ!いくら好きだからってそんなにやられたらこっちからすりゃイカサマレベルだっての!」

咲「私がイカサマしてるって言うの!?だったら調べてみてよ!隅々まで!京ちゃんにはそんな度胸ないでしょうけど!」

京「っそんな必要ねぇよ!もうお前と麻雀打つのはうんざりだからな!今日限りだ!」

咲「私の嶺上開花認めてくれないんならレディースランチもお断りだから!」

京「お前に頼まなくたって明日からは優希に頼むわ!」

咲「っそう!じゃあ私は原村さんとお昼食べるから!」

京「ああイライラする!今日はもう帰る!」

咲「私も帰る!」



優希「怒鳴りあいながら帰ってったじょ…」

和「ど…どうしましょう優希…!」

優希「どうするって言われても…仲直りさせてあげたいけど…」

和「……はい…」

優希「とりあえず暗くなってきたから私たちも帰るじょ…」


307 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:29:20 ID:C7HTGwUN
次の日
優希「きょ…京太郎…」

京「……ああ 優希か」

優希「レディースランチ食べに行くのか…?」

京「ん?ああ…」

優希「それでその…昨日のことだけど…」

京「!ああ悪い 友達と食う約束してたんだわ じゃあな」

優希「あ……」

……………………………………………………

和「み…宮永さん…」

咲「………」

和「宮永さん!」

咲「あ…原村さん…どうしたの」

和「お弁当…食べないんですか」

咲「あ…うん…ちょっと食欲なくて…」

和「あ…あの…須賀君とはあの後仲直r」

咲「!ごめんなさい 私もういいやごちそうさま じゃあね」

和「あ……」


308 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:34:41 ID:C7HTGwUN
久「やっほー」

まこ「一日ぶりじゃと腕が鳴るのぉ」

久「あら 今日は和と優希だけ?」

和・優希「………」

まこ「何じゃあ空気が湿っとるがな」

久「元気ないわね二人とも」

優希「部長〜」

和「実は…」

久「お?」


309 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:39:45 ID:C7HTGwUN
久「なるほどねーそんなことが」ニヤニヤ

まこ「えらい修羅場じゃったようじゃな」ニヤニヤ

和「笑い事じゃないです!二人ともものすごい剣幕で怒鳴りあってたんですよ!」

優希「今日だって顔合わせたくないのか部活に来てくれないじょ…」

和「私たちも何とか仲直りさせようとしたんですけど上手くいかなくて…」

久「咲も須賀君も大切な仲間だからね このまま放っておくわけにはいかないわ」

まこ「ほんじゃあわしは京太郎の方に当たってみるかの」

久「ええ 咲は私が」

和・優希「………」

久「二人ともそんな顔しないで 大丈夫 きっと元通りにして見せるから ね?」

和・優希「…はい」

まこ「和 部長に任せて状況が悪化したことは?」

和「…ありません」

久「ふふ そうでしょ?じゃあ今日はもう解散で明日もお休み 二人ともあんまり心配しないのよ」

和・優希「…はい!」


310 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:44:53 ID:C7HTGwUN
次の日
京「………ハァ」

まこ「こりゃ 部活サボってどこ行くんじゃ」

京「あ……いやちょっと具合悪くて…」

まこ「隠さんでもえぇ 和と優希から聞いたわ 咲と喧嘩したそうじゃの」

京「う…直球ですね」

まこ「遠回しに言う必要がないわ さっさと仲直りしてもらわんと困るからの」

京「………」

まこ「われは仲直りしたいと思っとらんのか?」

京「そうじゃないですけど…咲が怒った理由が分かんないんです」

まこ「嶺上開花がどうのっちゅう話か」

京「はい…」

まこ「はっきり言ってそんなこたぁわしにもわからん でもそれは咲にとって大切なものじゃったんじゃろう」

京「それは…言いあってる時にも何となくわかりました」

まこ「この年頃の女いうのはな 誰でも自分の中に大切なものを抱えとるんよ 綺麗なもの…清らかなもの…美しいもの…
そしてそれが汚されるのを一番嫌うんじゃ 汚されたと知った時自分を抑えられなくなるんよ」

京「………」

まこ「その後はもうどうなるかわからん 道を踏み外すかあるいは…」

京「ど…どうなるんですか?」

まこ「まぁ良い方には転がらん そうなる前に止めてやりんさい 疑問を後ろに追いやってとりあえず謝るのも美徳じゃと思うぞ」

京「………はい」


311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:50:05 ID:C7HTGwUN
図書室
久「あら咲 偶然ね」

咲「あ…部長…昨日は部活休んでごめんなさい」

久「いいわよ一日くらい 今日はこの後出てくれるのよね」

咲「いえ…今日もちょっと…」

久「あらそうなの?残念ね」

咲「……あの部長………実は私麻雀部やめy」

久「!ちょっと待って咲!あなたにお勧めの本があるのよ」

咲「え………」

久「ほら 『人間関係トラブル解消の本』」

咲「!………」

久「喧嘩したんだって?須賀君と」

咲「………知ってたんですね」

久「ここじゃアレだから部室行きましょうか」

咲「え…でも」

久「大丈夫 今日はお休みにしたから須賀君どころか誰もいないわ」

咲「はぁ…」


312 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 21:55:13 ID:C7HTGwUN
部室
久「話聞く限りじゃ咲が何に対して怒ったのかよくわかんないのよね」

咲「それは……」

久「嶺上開花…かな?」

咲「!………はい」

久「嶺上開花に何か特別な思い入れがあるのね?」

咲「はい…」

久「そう…それを聞くつもりはないけど…咲にとって一番大切なものなのね」

咲「………」

久「それをなじられたから我慢できなくなっちゃったと
でもそれって須賀君からしたら少し理不尽な怒られ方したっていうのはわかるわよね」

咲「わかってます…」

久「そこまでわかってるなら仲直りまであと一歩よね お互いに謝る勇気があるかどうか」

咲「わかってるんですけど…」

久「…私ね 和と優希から話を聞いた時驚いちゃったわ」

咲「………?」


313 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 22:00:31 ID:C7HTGwUN
久「咲ってあんまり感情を表に出す方じゃないじゃない それが大声でしかも男の子と怒鳴り合っちゃうなんて信じられなかったわ」

咲「………//」

久「でもそういうことを対等にできる異性がいるって素晴らしいことだと思うわ
普通の人ってなかなかそんな異性に出会えないと思う 正直私もうらやましいわ」

咲「………」

久「逆にそんな人を失うのってとても惜しいことだと思うわ」

咲「!………」

久「咲だって本当は仲直りしたいんでしょう?だから私の話に付き合ってくれてる」

咲「………私…私…京ちゃんに酷いこと言っちゃって…自分が悪いってわかってるのに…」

久「………」

咲「どうしたらいいのかわからなくて…仲直りしたいのに…許してくれなかったらどうしようって…そればっかり…」ジワ

久「大丈夫よ 須賀君ならきっとわかってくれるわ」ギュッ

咲「うぅ…うぇえぇぇ…」

久「大丈夫 大丈夫よ」


314 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 22:05:43 ID:C7HTGwUN
次の日
久「さて あとは咲が来るのを待つばかりね」

まこ「ちゃんと謝るんじゃぞ」

優希「全く迷惑な話だじぇ!」

和「頑張ってください須賀君」

京「緊張する…」

ギィィィ
咲「こ…こんにちは」

京「咲…」

咲「!京ちゃん………この前h」

京「ごめん咲!」

咲「え…」

京「咲の一番大切なものをバカにしちゃったみたいで…ホントにごめん!」

咲「ち…違うよ京ちゃん 悪いのは私の方で…」

まこ「ええんじゃ咲 どっちが悪いかなんて」

久「お互い悪いって思う気持ちがあるのならもう仲直りしたのと同じことよ」

咲「でも…」

京「咲」

咲「っはい…」

京「あのさ…明日レディースランチが食べたいんだけど」

まこ「そうそう そういうことじゃ」

久「もうすっかり元通りじゃない」

咲「京ちゃん…………うん!一緒に食べよう!」

おわり


315 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 22:08:56 ID:sAXPycsy
GJGJGJGJGJGJGJ

316 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 22:33:54 ID:vw1IhWS/
俺も一緒に食べたいぉ

317 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 22:50:26 ID:rbh3XEB/
激しくGJ!こういうのが読みたかった!
キャラを大事に扱いながら喧嘩させてるのが伝わったよ
先輩方の言葉が胸に染みたぜ…

>>316
そこは退いとけw

318 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 23:53:28 ID:fVJ10RZS
いつか京太郎にリンシャンを大切にする理由を話せる日が来るといいね
と思いました まる

319 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 23:55:35 ID:IPtKWWoW
京太郎「咲はわしが育てた」

320 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 00:09:53 ID:oMT2+LHu
咲のおっぱいをこれから育てるのか

321 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 01:23:32 ID:zXukEbDl
保管庫の人気ページ総合一位なのが京咲スレページでワロタw
ハーレムスレの保管庫のはずなのに

322 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 09:18:48 ID:6lVSEvNx
まあハーレムスレはここの派生だし

323 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 10:41:06 ID:hYsOb8Cs
京太郎「咲の花びらを満開させたい」

咲「え?」

京太郎「いや、なんでもない」

324 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 13:45:02 ID:kuhbmoxw
実は聞こえていた咲

325 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 17:14:42 ID://aAh7Ia
咲(大笑いさせたいって意味かな…?)

326 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 20:00:24 ID:PdAgjcDl
咲(でも、もしかしたら…
  京ちゃんとなら私は…///)

327 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 22:22:36 ID://aAh7Ia
どうしてもそっちに持っていきたいのねw

328 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 22:54:26 ID:kuhbmoxw
咲は文学少女だから
夜這い満載の源氏物語やエロスてんこもりの今昔物語だって読んでいるのさ

329 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/13(日) 23:24:38 ID:wcJQBV57
あんなとぼけた感じの子が性知識豊富なんてそれだけでもう…


330 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 16:06:39 ID:yfNyZF2V
お姫様は一体どこに行かれたのか…

331 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 18:11:19 ID:cP4zX0Ay
咲ーーーー

332 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 18:49:50 ID:duRXAeXB
なぁに京ちゃんまたレディースランチ?もぉ仕方ないなぁ
でもレディースランチばっかりじゃ栄養偏っちゃうと思うよ
え?他のも頼む?ええとでも学食のメニューって全体的に野菜が少ないよね
それにええとそうだお金!毎日学食だと出費もかさむじゃん!そうだよ!
だからね良かったら今度から私が京ちゃんのためにお弁当作ってきてあげようかなーなんて
あはは冗談だよ冗談!そんなの恥ずかしいよね!それに私料理はそんなに得意じゃ
え?ほんと?ほんとに?うんわかった!じゃあ明日からね!
おかずは何がいい?卵焼き?コロッケ?ミートボール?
ん?ああホントだ野菜全然入ってないねあはははでもホントに何がいい?
ぎょ餃子?う〜ん作ったことないけど頑張ってみるよ!

333 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 19:04:20 ID:zKrI7ACs
>>332
咲ちゃんはこうであるべき!(俺的に)
餃子は焼くのが難しいんだよね
頑張れ咲ちゃん!!!

334 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 19:15:09 ID:yfNyZF2V
俺は落ち着いた感じのが好きだな
もちろん>>332みたいなテンション高い咲ちゃんも可愛いくてアリだが

つか具から作る気か?w

335 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 19:19:50 ID:nFZ6UJCJ
:::::::::/: : : : : :,: : : :ヽ/::::::::::::::\ /::::::::::|
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ト、 ̄´: ',:.: : : : : : : :/ : :/: : |  ⌒  ;     
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336 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 19:45:01 ID:4JlommWN
hrmrさん久し振りに見た
巡回お疲れ様っス!

337 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 20:34:19 ID:BtkLQOC1
掛け合い考えるときには咲のキャラが数パターン浮かぶ
・ちょっと冷め気味(初期のイメージ)
・ドジだけど健気(現在のイメージ、リアクションさせやすい)
・ゆったりしてて落ち着いてる(文学少女っぽさ意識)
なぜか内気だとか弱気だってのはあまり意識してない

一方の京太郎はお調子者で時々キザってのは一貫してて
話の都合で鈍感バカになったり敏感フォロー上手になったり

あとは本編のキャラとはかけ離れてるんだけど
咲の強さに、というか一人だけ男だったりパシリだったり最弱だったりに
劣等感を抱く京太郎(でも表には絶対出さない)、なんてのも時々考える

338 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 21:02:58 ID:duRXAeXB
人間模様を描く漫画じゃないからこのスレだけでも咲のイメージにいろいろ違いがあるだろうね
俺としては京太郎といちゃいちゃしてればどんな咲ちゃんでもいいが

339 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/14(月) 23:59:32 ID:0AB3nWdw
>>329
実は父親に昔から色々仕込まれてるというのは
もちろん咲も合意の上で

ある日その光景を目撃した照は…出て行った

340 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 01:20:45 ID:mI5uN+l4
納得の理由だww
お母さんも出ていったのはそういうわけだったんだな

341 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 02:16:46 ID:zLCRp2HK
その流れだと咲の母親が復讐のために京太郎を咲から寝取って泥沼に。

342 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 02:24:35 ID:1lR7DY9t
そしてハーレムスレに住む魔王降臨ですねわかります

343 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 02:26:29 ID:X6yNt9fg
>>342
あれは咲じゃないmyngだ

だが、あれはあれでいい

344 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 04:24:13 ID:RCBU3sPP
>>339
あの父娘に限ってそれはないそれはないwwwwww

345 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 14:36:16 ID:EyYF65s7
京ちゃん大好きだよ!

346 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 14:38:06 ID:Fm69WTiW
       {   !         ____ |
ィ彡三ミヽ  `ヽ         ,.' ´        |
彡'⌒ヾミヽ   `ー   {少′  / ,i  l ト、 |
     ヾ、       Y ノ└ /// | l| | ハ|
  _    `ー―'  イ ⌒ / | { | 从、| }|
彡三ミミヽ         { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|
彡'   ヾ、    _ノ.リ、_! l リィチfト::::::::::::'行|
      `ー '      l_,以 { ヒtリ:::::::::::::::ヒz|
 ,ィ彡三ニミヽ  __ノ...「 l 「ト'"   '     '|
彡'      ` ̄      } } ハ   -=-   |
        .___ノ ./ /,イ| |l>、    ,ィ|
   ,ィ彡'       / /リ |:! !仏ィ_〕¨   . | 、/
ミ三彡'       /⌒/ / r廾 .|「{: |-、  __| |  /
      ィ=- '   〈 イ ∧V /:.:.: :|__´__(二つ/
    ,ィ彡'.      ..} } /`Y'| {:.:.:.:.:.l    /(二⊃―、
  / /.       /.j/ }`ー冫j\:.:.:|  /.:: ト、二)
彡'     __,ノ    ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \

347 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 14:39:32 ID:mI5uN+l4
ありがとう咲
オランダで結婚しよう

348 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 16:28:52 ID:jx7/iCjK
       {   !         ____ |
ィ彡三ミヽ  `ヽ         ,.' ´        |
彡'⌒ヾミヽ   `ー   {少′  / ,i  l ト、 |
     ヾ、       Y ノ└ /// | l| | ハ|
  _    `ー―'  イ ⌒ / | { | 从、| }|
彡三ミミヽ         { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|
彡'   ヾ、    _ノ.リ、_! l リィチfト::::::::::::'行|
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 ,ィ彡三ニミヽ  __ノ...「 l 「ト'"   '     '|
彡'      ` ̄      } } ハ   -=-   |
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   ,ィ彡'       / /リ |:! !仏ィ_〕¨   . | 、/
ミ三彡'       /⌒/ / r廾 .|「{: |-、  __| |  /
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    ,ィ彡'.      ..} } /`Y'| {:.:.:.:.:.l    /(二⊃―、
  / /.       /.j/ }`ー冫j\:.:.:|  /.:: ト、二)
彡'     __,ノ    ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \
「ふふふ・・・・・・」

349 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 18:15:30 ID:VTQcJvRC
咲「何でオランダ?」

京「咲 オランダと言えば?」

咲「え?う〜ん…チューリップとか」

京「チューリップの花言葉は恋の告白、そして真面目な愛」

咲「うわ…京ちゃんロマンチックだ…」

京「秒刊少年ロマンチックとは俺のことさ」

咲「きれいだよねチューリップ」

京「チューリップって元々は『頭巾』って意味らしいぜ」

咲「へぇ〜じゃあ赤いチューリップは赤ずきんちゃんだね」

京「如何にも」

咲「で 何でオランダなの?」

京「ふ…それはお前を食べてしまうためさー!」

咲「えっや京ちゃんちょっとっ…!」


バチーン!

350 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 19:12:57 ID:wS2w04JW
お風呂沸いたよ京ちゃん

351 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 19:24:32 ID:RKGqk4Nl
おーう一緒に入るか?なんちゃって

352 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 20:04:51 ID:g5yilhE2
オランダって確か同性で結婚できたよな
誰かさんの影がちらつくような・・・おっと誰か来たようだ

353 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 20:08:39 ID:88HJNcu5
>>352
無粋なことをいうもんじゃないよ
>>349は間違いなく咲ちゃんと京太郎のノリじゃないか
てなわけで>>349GJ

354 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 20:09:08 ID:xFNw3mH4
ハギヨシ×京太郎

ですねわかります

355 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 20:38:18 ID:TlgDsbdW
            ./          .\
            /./ .. . . . . . . . . . 、. . . . `、
           ./:/: : :/: :,: : ::/ : :!: : :!: :! |:  `,
           ||::|: : ::|:|:| |/.|:_,ム !゙.:,〈_/:/!: ノ:|:|
            ||::|: : ::|十ナ丁/ .|:/|儿`゙ナ" :|:|  
      ___, -‐::|::ヽ,: :{ {itツ ̄   {iィツ¨リ: : /ソ
     /:::::::: /:!: : :\! ー/////,//ー."ハ/
    // ̄ ̄::/: :|: : : ::ト、  , 、__ _    ハ:!|
   //|::::::/::::/ : : !: : : ::\ヽゝ-‐_-,.' ィ!リ:: !  ど、どうも。京太郎です
  |/:::|::::/::::::::/::|| /「:ト、:::》   T ≫:::::::::::::|  オランダで結婚しましょう
  /:::::::::::::::::::::::::/ ゙̄、::| `ー-,ァ ケ/「|`ーi、
 |:::::::::::::::::::::::::/     |;;|  o〈 // |;;|. / |
./:::::/ー-、:::/:::|    ||;;|   V   |;;|.  |
|::::/::o:::/ヘ|::::::|    /:/   o   |::|  |
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|:::゙、__;|:;/:::|     /       / |   |
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!:::::::::::::::::::::|    /―┤  o ┌┤|   |
`ー-、::::::::::|    /       /|  | |   |
     ̄ ̄|o   |     / |   | |   |

356 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 23:18:13 ID:88HJNcu5
hrmrさんその変装は敗北宣言だってことわかってます?

357 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/15(火) 23:30:40 ID:+n+qAnls
>>339-341
アニメ5話で咲が躊躇いも恥じらいもなく前を完全解放してたのにはそういう理由があったか…あの程度は造作もないと

…むしろお姉ちゃんが寝取って全国を修羅場にですね

358 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 11:36:35 ID:b4upXQ5s
京ちゃんお昼だよ

359 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 12:24:44 ID:jxqgZmXY
ところで京ちゃんってファンブックに何ページ出番があった? まさかまた数コマしかないとか?

360 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 14:50:46 ID:HQ/Iwfhp
ファンブック買ってないなぁ
アニメは和咲プッシュだし出るとしてもその他扱いでしょ

可哀相な京ちゃん

361 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 19:46:24 ID:rTfchw9N
咲ノ京ナデナデ

362 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 22:16:37 ID:IifU2vso
>>356
和は咲と寝るためならプライドなどドブに捨てるのだろう

363 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 23:00:18 ID:GIYyzmaL
>>359
京太郎の妄想をピックアップしたページがあったような

364 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/16(水) 23:01:14 ID:sdmGCjFR
京「和、お前に咲は渡さない!」

365 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 00:10:15 ID:HsmS1O3g
咲「京ちゃんかっこいい・・・」

366 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 10:24:26 ID:YjquApPh
京「咲はかわいいぜ!」

367 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 10:40:01 ID:Vim8hDnU
和「では咲さんを賭けて勝負をしましょう。麻雀で」

368 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 13:10:35 ID:eZpHxcwR
そこでまさかのツヨナールですよ

369 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 13:11:03 ID:LooZkp2E
咲「原村さん・・・(気安く名前で呼ばないでよ・・・)」

370 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 14:36:44 ID:UFtnfcnR
ピンク涙目w

371 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 15:48:09 ID:Vim8hDnU
発狂するかもなw

そーいや名前呼びはあのイベントの後だし、
このスレの趣旨的には原村さんが妥当か。

372 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 20:16:23 ID:Vim8hDnU
原村じゃなくて宮永だった

373 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 20:21:14 ID:HkUmcw0a
S 須賀君は
O お姉さんと
A 愛し合ってればいいんですよ

374 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 20:34:23 ID:nyqaBYPm
小ネタ投下〜
咲「京ちゃんちょっとちょっと」チョイチョイ

京「どうしたー?」

咲「パソコンの使い方教えてほしいんだけど」

京「そりゃいいけど…俺もそんなに詳しくないぞ」

咲「例えばさ このページを忘れないようにするにはどうしたらいいのかな?
パソコンつけた時ちょっとの操作でぱっとすぐ出せるようにしたいの」

京「ん〜お気に入りリストに入れとけば?」

咲「お気に入りリスト?」

京「ああ この星マークのついた『お気に入り』ってとこクリックしてリストに追加しとけば…
今度からはここを開けばこのページが出てくるってわけ」

咲「へぇ〜」

京「リストに入れたいのってこのページじゃないんだろ?教えてくれたら追加してやるぜ」

咲「え!?いっいいよ自分でやるから!」

京「その慌てよう…さてはいかがわしいサイトでも」

咲「ちっ違うよ!ええと…自分でやらないと身に付かないし…」

京「ほんとかぁ〜?」

咲「もう!ありがと!あっち行ってて!」

京「へいへい」

咲(全くもう…)

咲(でも……『お気に入りリスト』かぁ…ふふっ…いい響き)

咲(『お気に入りリスト』に…追加っ)カチッ⊃【咲 -Saki-】京太郎×咲スレ3【いい夫婦の日】


375 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 21:10:23 ID:LooZkp2E
GJ!!
なんか癒されたw

376 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/17(木) 21:48:59 ID:VA9HjgD3
GJ
咲のセリフがホントにパソコンダメな人っぽいw

377 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 12:25:08 ID:bR34G9uy
>>363
それと約1/6ページほど紹介されてた気がする…タコスのおまけ扱いで

378 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 12:39:15 ID:FBGSrYET
京ちゃんパソコン教えて

379 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 16:09:20 ID:EA5NzjmH
京「教えてやってもいいが条件がある」

380 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 16:32:35 ID:208CwOzW
須賀君・・・そうはいきませんよ
宮永さんに×××してもらうのは私です!

×××には何が入るかな

381 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 20:23:14 ID:FkVfSJev
京「宮永咲に命じる!」

382 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 20:31:34 ID:StNXs6l6
S 咲と京太郎は
O お互いに
A 愛し合っています

383 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 21:10:45 ID:GbpnPxKF
京ちゃん!
咲!
京ちゃん!! 
咲!!
京ちゃん!!!
咲!!!!
京ちゃ〜〜ん!!!!!
咲ーーーーーーー!!!!!!!

みたいなの

384 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 22:26:36 ID:rkhLfQSV
咲「京ちゃん今頃何してるのかな…?」

385 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/18(金) 22:34:17 ID:EA5NzjmH
京「……………うっ…ふぅ…」

386 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 01:33:24 ID:O1ZeIjWu
咲「ちょっと監視カメラで覗いてみようかな」

387 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 01:38:58 ID:0zaDb+L6
京「…はぁ…はぁ…咲……うっ…咲っ!………ふぅ」

388 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 11:06:08 ID:9mHW43BF
咲「……………………複雑だよ……」

389 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 11:21:48 ID:mfVPSgNe
インフルエンザで高熱にうなされながらも、咲ちゃんのことを呟いてるんですね

390 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 11:43:02 ID:HxlIdW53
京ちゃんもうすぐクリスマスだよ

391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 11:53:55 ID:mvpiwTkQ
咲ちゃんをレイプしたい

392 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 16:28:11 ID:DLZFGBKi
ちょwwww何だこのながれ

393 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 18:54:05 ID:J9KM7sCx
原村さんが咲の家に盗聴器を仕掛けたよ。

和「ハァハァこれで宮永さんのプライベートは私のものです」

ガチャ

和「帰ってきた!」

咲「う〜トイレトイレ」

和「とっトイレ?!」

ガチャ バンッ ガタン
スルスル〜 ジャーー
ジョロジョロ

和「ぶーーーー!!!みみ宮永さんのほほ放尿
ハァハァ」

ザパーー

咲「ルンルンッ」

和「フフ 宮永さん すっきりしてご機嫌ですね」

咲「冬なのに暑いなぁ シャワーでも浴びようかな」
「うわぁ、パンツまでぐっしょり」


和「ぶーーーー!!
みみみ宮永さんのぱぱぱパンティー!!」


ピンポーン

咲「はーい」

京「よっ咲」

咲「京ちゃん!いらっしゃい!」

和「!?須賀君!?!?」

394 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 18:57:45 ID:SRy/456R
のどっち涙目デスワーwwwwwwww

395 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 19:10:21 ID:DLZFGBKi
ピンクw

396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 20:01:15 ID:nXhXzynF
これはひどいwww

397 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 20:17:57 ID:J9KM7sCx
盗聴器続き

和「なぜ須賀君が宮永さんの家に?はっ!?となるとこのあとの展開はやはり…」

京「覚悟はできてるな咲……今日こそは…」

咲「…わかったよ入って」
ガチャ

和「おおー!!!こここれは宮永さんの貞操の危機です!!」

タコス「何してるだじぇ?」

ま「うるさいのぅ」

久「一体ナニゴト?」

和「みっみなさんお揃いで?!実は…」

タ ま 久「なっなんだってー!!!」

ガラガラガラガラ

和「!これは何の音でしょうか?」

咲「ダメだよ京ちゃんそんなに乱暴しちゃ!」

京「早く!俺もう我慢できねぇよ!!」

ピシッ

京「うーん !」

ピシッ

咲「あん!」

タ「この二人…そんな趣味だったんだじぇ?」

ま「いかん…いかんのぅ…」

咲「いや…ダメだよ…」

京「うっひょ〜!」

咲「お願いやめて…それだけは」

京「せめてせめてせめまくり〜!」

咲「いや〜〜」

ガタンッ

久「のっ和?!」

和「宮永さん…私というものがありながら〜〜!!
悔しいーーー!!!!!」
久「行っちゃった…… 」

398 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 20:51:45 ID:J9KM7sCx
盗聴器さらに続き

咲「よーし今度はこっちの番だよー!」

京「ああっ俺の金がぁああ!!」

京「だったらこれでどーだ!!」

ピシィィッ

咲「そんなところ攻められたら私!!いやぁぁー!!」

京「ほーれ!」

ピシィィッ

咲「ああー!!」

ダダダダダダドガーーーン

和「宮永さーん!!!大丈夫ですか!!!」

咲「はっ原村さん!?」

京「和?!」

和「宮永さん私が来たからにはもう安全で……って二人ともナニしてるんです?」

京「何って将棋だよ将棋」
ピシィィ

咲「あーまたそんなところにぃ」

咲「逆転の王手!」

バシッ

京「ああっ!これで25連敗!!」

咲「で?どうしたの原村さん?」

和「ええ!?いやっなんでもありません!! ははは……ではごゆっくり〜…」
京「なんだったんだ?」

咲「さぁ?」

399 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 21:45:53 ID:be8ZxK0A
空想科学にこんなのあったなw

400 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 21:53:03 ID:silantjc
藍蘭島にもこんなのあった気がする

401 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 22:53:43 ID:J9KM7sCx
これはWWWWWW

402 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 23:15:20 ID:9mHW43BF
わざわざ異性の友人の家まで行ってやることが…それかね?

403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/19(土) 23:35:08 ID:YKPw7SW9
咲「好きな人が…できたの……はじめて…」

404 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 00:05:28 ID:3bmMcXfV
京「呼んだか?」

405 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 00:53:38 ID:AC/n5Fv0
>>402
せめて麻雀やれよと、あ、それこそ咲のワンサイドゲームかw

406 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 10:03:20 ID:3bmMcXfV
不良にからまれた咲を助けにくる京太郎

407 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 10:17:21 ID:1I7lK+qe
hrmrに絡まれた咲を助けにくる京太郎

408 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 10:32:02 ID:aaTpxBcC
京太郎、頑張って咲孕ませろよ
で、シングルマザーにするか、堕胎させるかだ

409 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 10:33:44 ID:9L3ftFyS
タコスに絡まれた京太郎を助けにくる咲

410 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 10:59:00 ID:3bmMcXfV
ギアスの力を手に入れる京太郎

411 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 12:12:31 ID:1I7lK+qe
核金を手に入れる京太郎

412 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 12:16:20 ID:2WTTR/vm
グラムサイトを手に入れる京太郎

413 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 12:18:50 ID:T+3Fpynm
そういやあれにも咲とタコスと部長がいるな

414 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 12:20:22 ID:wW/jozno
>>411
白い槓材で武装連槓・・・・・・

415 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 12:29:59 ID:A7nIENVp
わた咲ちゃんに告白してくれる京ちゃ京太郎っ

416 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 13:42:47 ID:3bmMcXfV
咲「京ちゃん…恥ずかしいから電気消して…」

京「…咲…」

417 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 16:35:21 ID:f51CyAn3
過疎ってんなあ

418 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 16:58:14 ID:o+e7tlOp
こんなもんじゃない?
具体的なネタ出してもらえればSS書くよ

419 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 17:42:48 ID:3bmMcXfV
部長がクリスマスパーティーをすると突然言い出し
当然のごとく買い出し係にされる京太郎
そんな京太郎を見かねて咲が買い出しの手伝いを申し出る
しかし買い出しの当日待ち合わせをしていた咲が不良にからまれる
京太郎が助けに来るも不良にボコボコにされる
しらけた不良は帰る
泣きじゃくる咲
その時京太郎が
「泣くんじゃねぇよ…男なら好きな女を守るのは当たり前だろ?」

的な

420 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 18:24:32 ID:1I7lK+qe
京ちゃんかっこいいよ・・・

421 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 19:12:45 ID:VwtSdFhl
照れるぜ

422 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 20:05:23 ID:5UOnPepO
今大量規制中だからね
個人的には合同合宿に付いて行った京太郎で
京咲がみたい

423 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/20(日) 23:54:49 ID:aMEhVN8S
2人の中学時代や大学生活をですね

424 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:03:33 ID:TzxBzaSg
>>419こてこてのインスタントSSだけど
久「はいちゅーもーく 寝てる子もタコス食ってる子も集まれー」

優希「む…」

和「ふわ…」

咲「?」

久「というわけでっ 12月24日にクリスマスパーティを開きます!」

京「クリスマスパーティ?」

優希「おお!」

和「何が『というわけ』なんですか…」

咲「わぁ いいですね」

久「でみんな都合つくかしら?まさか恋人がいるなんて人は…」

咲「………」チラ

優希「そんな人いるわけないじょ!」

和「そ そうですよ」

まこ「部長も意地が悪いわ」

京「俺も大丈夫ですよ」

咲「ハァ…私もです」


425 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:05:06 ID:o+e7tlOp
久「じゃあ場所はここ ちゃんと使用許可とってあるから
時間は夕方5時から8時まで あんまり遅くなってもアレだからね
あとみんな親御さんからちゃんと許可を貰っておくこと」

優希「はーい!」

京「元気がいいな」

和「楽しみですね宮永さん」

咲「うん!」

久「それで須賀君には週末にその買い出しをお願いしたいんだけど」

京「ふ…そう来ると思ってましたよ」

咲「あ…あの私も手伝いますっ いつも京ちゃん一人で悪いし…」

久「?今回は私もいっしょよ?流石に量が多いからね」

咲「え…あ…そうなんですか…」

久「!…あーそうだわ!今週末は学生議会のボランティア活動があるんだった!」

まこ「わざとらしい…」ボソッ

久「というわけで咲 須賀君のこと手伝ってあげてね」

咲「はっはい!」

京「咲が役に立つかなぁ」

咲「がっ頑張るもん!」

久「じゃあ頼むわよ お二人さん」


426 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:09:29 ID:TzxBzaSg
咲(京ちゃんと買い出し…ふふ)

京「おい咲聞いてる?おーい」

咲「あっはい!」

京「1時に駅前でいいか?」

咲「うん 大丈夫」

京「で買って来るお菓子と飲み物だけど…何買う?部長は自由に決めていいっつったけど」

咲「ポップコーンとか…かな」

京「ああいいな ちょっと食べにくいけど」

咲「あとポテッツも欲しいな」

京「ポテッツー?あれ不味いだろどう考えても」

咲「えーおいしいよー じゃあポテカンとか?」

京「いやいやここは…」

キャッキャウフフ
まこ「わざとらしい嘘つきおって」

久「ふふ」

優希「完全に二人の世界だじょ…」

和「ロンです優希 メンタンピンサンショクイーペーコードラドラ」

優希「びええええ!」


427 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:10:10 ID:TzxBzaSg
週末 駅前
咲(あと10分…)

咲(なんだか…デ…デートみたい…なんて…)

咲(ふふっ…)

不良A「ねぇねぇ君一人かな?」

咲「え?」

不良B「暇なら遊び行かない?おごるよ」

咲「え…いや…人を待ってるので…」

A「君30分以上前から突っ立ってるよね?もうその人来ないよ だから遊び行こうぜ」

咲「あの…でもまだ10分…」

B「声ちいせぇな いいから行こうぜ」グッ

咲「あっ!ちょっと…!放してください!」

A「なんだ声でるじゃん カラオケでも行く?」

咲「もう…やっ…!大声出しm」

京「おおー悪い悪い待ったか咲さっ行こうぜ」ギュッ

咲「あっ京ちゃ…」

A「おい待てよなんだお前 勝手に割り込んでくるなよ」

京「そっちこそ何なんだ 俺今からこの子とデートなんだけど」

B「知るかよ 今は俺らがこの子と交渉中なの どいてろよ」

京「…咲 行くぞ」グッ

A「おい待てっつってんだろうが!」ガッ!

京「ぐっ…!」

咲「京ちゃん!」

B「やっちまおうぜこいつ 調子のってるわ」

咲「!やっやめてください!」

京「どいとけ咲 俺もただじゃ終われん」

咲「京ちゃん…」


428 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:10:56 ID:TzxBzaSg
A「なんだこいつ でかい口叩いといて無抵抗とか ガンジーかよ」

B「おいもう行こうぜ 野次馬ができてきた」

A「じゃあなガンジー イイ暇つぶしになったわ」

咲「京ちゃ…」

京「つっ…触るな咲 痛いから」

咲「何で…何で抵抗しなかったの?」

京「いてて…何でってお前…もしこっちが優勢になったらお前が人質にとられちゃうかもしれないだろ
そうなったら俺はもう手が出せんからな」

咲「……もう…こんな時までそんなこと言って…」グスグス

京「泣くんじゃねぇよ…男なら好きな女を守るのは当たり前だろ?」

咲「でも…京ちゃんが殴られt…え…いま…なんて?」

京「そろそろ行くぞ 警察呼ばれちゃ麻雀部にまで迷惑が掛かっちまう」

咲「あ…うん…」

咲(いま…いま…京ちゃん…)


429 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:12:07 ID:TzxBzaSg
次の日
優希「おわー!おばけ!」

和「すっ須賀君!その顔…!」

久「なっ…どうしたのよ須賀君!」

京「いやー咲と買い出し行ってる時でっかいおばちゃんに痴漢と間違われて張り倒されました」

優希「ぶっあはははは!」

和「酷い方ですね…」

咲「京ちゃん…」ボソッ

京「余計な心配はかけなくてよろしい」ボソッ

久「…そう 須賀君がそう言うならいいけど…」

優希「じゃあパーティおっぱじめるじょー!」



京「ちょっと酔い覚ましにベランダ出てきまーす!」

優希「コーラで酔うわけないだろー!」

まこ「ええツッコミじゃのー」

和「ふふ」

久「………ねぇ咲 買い出しで何かあったんじゃない?」

咲「え…!いや…その…」

久「よくわからないけど須賀君のそばにいてあげたら? 彼 なんだか寂しそうよ」

咲「………」

久「今日はクリスマス 神様が咲の背中を後押ししてくれるわ」

咲「…はい」

久「うん それいけ」

咲「きょ…京ちゃん」

京「おう咲 どうした?」

咲(京ちゃんは私を身体を張って守ってくれた…今度は私が京ちゃんを大切にできる人になりたい…)

咲「京ちゃん…あの…あの…」
おわり


430 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 00:12:39 ID:rdf8/lRV
GJ過ぎる!!!
泣いた!!!

431 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 01:53:33 ID:AtW8yS/V
青春やなぁw

432 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 11:45:45 ID:PC0YaW4f
GJでした
ちょっとただひたすら甘い二人が見たいと言って見るテスト
ってかキスシーン少ないよね

433 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 13:44:22 ID:rdf8/lRV
結婚しておはようのキス
行ってきますのキス
お帰りのキス
ご飯にする?お風呂にする?それとも私?
おはようのキスに戻る
な感じ?

434 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 14:53:00 ID:qG2eriIU
>>423
厳しい受験競争を乗り越え同じ大学に進学した京太郎と咲
順風満帆な大学生活を謳歌する二人かと思われたが…









京太郎はヒキコモリになった
みたいなのどう?

435 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 15:04:27 ID:P/EY7FJL
>>434
hrmrさんお疲れ様です

436 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 17:46:00 ID:NlXJLghq
ヒキコモリになるのは多分あなたですhrmrさん

437 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 17:53:14 ID:TzxBzaSg
>>423
ピンポーン
咲「………ん?」
ピンポーン
咲「京ちゃーん 晩御飯作りに来たよー」
シーン
咲「…いいや 合鍵で入っちゃえ」ガチャリ

咲「おじゃましまーす」

京「ん?おお…咲か…」

咲「何だ京ちゃんいるんじゃん 寝てたの?」

京「ああ 昨日バイト夜勤で今日大学休みだからな 今の今まで寝てた」

咲「こたつで寝ちゃだめだよ 風邪ひいちゃうよ」

京「大丈夫大丈夫」

咲「もうちょっとそっち行ってよ 私入れないじゃん」

京「………さらに奥へ」モソモソ

咲「ちょっとぉ 子供みたいなことしないでよぉ」

京「何しに来た?」

咲「晩御飯作りに どうせ何も買ってないんでしょ」

京「ありがたやありがたや 何だって食うぞ俺は」

咲「じゃあ作るから待ってて」


438 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 17:54:40 ID:TzxBzaSg
咲「さてと…何からしようかな」

京「何か手伝おうかー?」

咲「いいよ 京ちゃん料理下手だし」

京「なにをー」

咲「あ!みりんが…京ちゃんみりん買っといてって言ったのにー」

京「ああ忘れてたー でもみりんくらいなくても大丈夫だろー」

咲「どうしようかな…砂糖大目に入れとこうかな…」

京「何作るんだー?」

咲「いいから待ってて ちゃんと作るから」

京「へいへーい」


439 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 17:55:56 ID:TzxBzaSg
咲「はいお待たせ」

京「おおお〜」

咲「鮭のホイル焼きと筑前煮、それとほうれん草のおひたしです」

京「いただきまーす」

咲「召し上がれ 私もいただきます」

京「おお美味いじゃん鮭」

咲「ありがと」

京「でも肉がない…」

咲「入ってるよ筑前煮に ほら鶏肉」

京「あ ホントだ 柔らかい肉」

咲「モモ肉だよ」

京「ふ〜ん美味い美味い」

咲「京ちゃん雑食性だから私も楽だよ」

京「それは嫌味なのか何なのか…」

咲「そう言えば京ちゃん最近ちゃんと大学行ってる?昨日もおとといも見かけなかったけど」

京「いやー…ははは…」

咲「ダメだよちゃんと行かなきゃ タダじゃないんだよ」

京「そんなに俺のこと探してくれてるわけ?」

咲「ちっ違うよ!そうじゃなくて入学したからにはちゃんt」

京「おひたしも美味い!」

咲「もぅ…すぐ話逸らすんだから…」


440 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 17:57:07 ID:TzxBzaSg
京「ごちそうさまでした 美味しかったです」

咲「お粗末さま 私もごちそうさまでした」

京「明日は大学行くかねー」

咲「当たり前です」

京「彼女の一人でもいたらもっと楽しいんだろうけどなぁ」

咲「…つ…作ればいいじゃん…」

京「なかなかなー 咲はいないのかよ」

咲「…いたらこんな風に晩御飯作りに来れないでしょ…」

京「それもそうか まるで通い妻状態だもんな」

咲「もっ元はと言えば京ちゃんが言い出したんでしょ 晩御飯作りに来てほしいって…」

京「そうだっけ?」

咲「そうだよ…」

京「ふむ………」

咲「…………あっあとかたづk」

京「咲」

咲「なっなに…」

京「明日も晩飯作ってほしいんだけど」

咲「…うん!いいよ!」
おわり


441 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/21(月) 20:00:03 ID:rdf8/lRV
イイヨーイイヨー

442 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/22(火) 00:37:08 ID:QD0Sz+N/
GJ
落ち着いた感じの心温まるSSでした


443 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/22(火) 13:56:16 ID:8xx1d5DS
>>434
引きこもりの京太郎を立ち直らせる咲ちゃんのお話なら見たいかも

444 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/22(火) 15:50:16 ID:iB6BQTsX
>>443
健気すぎるぞおいw

445 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/22(火) 18:51:09 ID:SITPOr68
京ちゃんはえっち

446 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/22(火) 19:50:59 ID:QD0Sz+N/
そして咲ちゃんもえっちだとしたら…?

447 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/22(火) 19:59:26 ID:NpsiYakK
>>443
『NHKにようこそ』みたいなノリでやったら面白そうかも

逆バージョンも面白そうだけど咲がひきこもりはちょっと想像つかんなw

448 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 09:57:29 ID:zGXzQ70+
告白するまでの京咲は多いが告白してからの京咲はあまりないんだが

449 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 10:14:45 ID:f82QSVE5
自分で書きなよ

450 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 10:54:20 ID:U4QVUoln
大学生になって同棲する二人とかみたい
もしくはひたすらバカップルな二人とか

451 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 11:14:48 ID:zGXzQ70+
書いてみた


咲「京ちゃん…」
京「どうした?咲元気ないぞ?」

咲「京ちゃんまた原村さんの胸ばっかり見てたでしょ…」
京「!!そっそんなわけないだろ!」

咲「…じゃあなんで目そらすの?」
京「う…それは…」

京「しょっしょうがないだろ!?俺も男なんだから!」
咲「やっぱり…京ちゃんは胸の大きい女の子の方が好きなんだね…」

京「違うって!そういう意味じゃねえよ!!」
咲「だったらなんで私に好きって言ったの?!」

咲「…付き合い始めて一週間も経つのに…京ちゃん原村さんや他の女の子ばっかり見て…ひっく……私じゃ京ちゃんの一番になれないの…?」
京「…わかったわかったから泣くなって…べつに咲の事を嫌いになったわけじゃねぇよ」

咲「…ひっく…ホント?」京「ホントだよ。確かに他の女の子に目がいってたのは…アレだ…そのなんというか咲に欲情しないためなんだ…」

咲「…なにそれ?」
京「ほら俺達まだ付き合い始めたばっかりだろ?
だからまだ咲の事は大事にしたいっつうかなんというかそのなんというか〜//とっとにかく!!俺にとっての一番は咲なんだ!!
咲しかいないんだよ俺には!!」

咲「…ホント?」
京「ホント!」

咲「ホントにホント!?」京「ホントにホント!!」
咲「京ちゃん大好き!!」京「のわっ!急に抱き着くなよ!」


久「あのやり取りもう何回やった?」
ま「五回以上やっとるかのう…」

452 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 13:36:50 ID:U4QVUoln
>>451
GJ!
しかしまあなんだ、深く考えないでも
京ちゃん最悪だよねwww

453 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 15:04:05 ID:x0PXKyBH
>>477
咲「私は京ちゃんをヒキコモリから立ち直らせるために舞い降りた天使なんだよ」

454 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 17:54:16 ID:GsD6VdQA
よくわからんが咲ちゃんが天使なのは間違いない
京太郎がうらやましすぎて死ねるレベル

455 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 19:15:57 ID:zGXzQ70+
咲が好きだという気持ちに気付き思い悩む京太郎

456 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 19:30:37 ID:x0PXKyBH
何を思い悩む必要があるというんだ

457 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 19:39:42 ID:zGXzQ70+
久「男なんでしょ?」

ま「ぐずぐずせんと」

優「胸のエンジンに!」

和「火をつけて下さい!」
京「咲!好きだ!!」

咲「京ちゃん!私も大好き!」

458 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 21:54:37 ID:VQZr1JMO
>>456
おっぱい星人の彼にとって重要なことなんだろう

459 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 22:06:34 ID:x4AHLFVq
良くわからん、このスレの(笑)どころがわからん

460 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 22:07:53 ID:N/8hu4FN
hrmrさん乙

461 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/23(水) 23:54:55 ID:GTnwv63w
なんだピンクさんか

462 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 06:22:20 ID:WIlSXQF3
京ちゃん今日はクリスマスイブだよ

463 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 08:24:05 ID:0vvYkHsT
京太郎と咲のキャッキャウフフにきたいだな

464 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 12:55:35 ID:/pxivyRI
そんなあなたは京太郎ハーレムスレを覗いてみましょう

465 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 16:25:25 ID:F76IJ+uq
京(咲のサンタコス…いい…)

466 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 16:44:18 ID:nwlnFQRh
そういえば原作だとまだ夏なんだよな…

いつになるか分からないけど、是非クリスマスまでこぎつけて欲しいもんだ

467 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 23:26:15 ID:V4ZNvZzb
規制されてたのでちょっと亀だけど>>332続き書いてみた
翌日のお昼

京ちゃん!昨日言った通り作ってきたよ、ほら餃子!
あ・・・どうしよう・・・2人分のお箸忘れちゃった・・・せ、せっかくだからさ、あ〜ん、でいいかな・・・?
はい、あ〜ん♪どう?え、ほんと!?おいしい!?ありがと・・・///
お、お返しって私は別に・・・もう・・・強引なんだから・・・はい、あ〜ん///
あ・・・おいしい・・・朝味見した時よりおいしいのは何でかな・・・?

うん?どうしたのじっと見て?そんなに見られると照れちゃうよ・・・
く、くまが出来てる?・・・餃子のために徹夜とかそんなことないって・・・ちょっと早起きしただけ
う〜ん・・・でも少し・・・眠くなってきたかも・・・
ちょっと・・・ちょっとだけ・・・肩によりかかってもいいよね?(スヤ・・・

(勝手に続き書いちゃって332さんごめんなさーい!)

468 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/24(木) 23:29:56 ID:xD+3angE
セックスするの?

469 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 03:20:57 ID:0N/4f/DN
規制が解除されてたらいいなー

470 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 05:08:53 ID:KfiX3UBx
>>468
咲「えへへ………////」

471 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 07:29:15 ID:XuskZYDh
京(やべ…サンタコスの咲可愛すぎだろ!///)

472 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 10:24:10 ID:RTKqxRfs
優「タコスは私の十八番だじぇ!」

473 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 15:23:41 ID:Ua7bXvpl
サン・タコス?
その名称だけ聞くとむしろ夏っぽいな

474 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 16:34:12 ID:8Se1uf19
むしろ聖人タコス

475 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 17:12:06 ID:NY95C8YA
>>473
わろた

476 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 18:30:17 ID:QWtjHgAN
京ちゃん どうしたの?
ちょっちょっとどこ行くの?ってまたレディースランチ?
やだって言ってもどうせ付き合わせるんでしょ?もぉ仕方ないなぁ
ん〜私はどれにしようかな…え?
だ…だめだよこんなの…絶対食べきれないって…
いっいっしょに!?…京ちゃんが食べたいんなら…いいけど…//
す…すいません…スーパーバカップルランチひとつ…え…2000円!?
き…キャンセルで…

477 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 19:17:38 ID:KfiX3UBx
久々に悶えるような縦読みを見た

478 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 23:40:11 ID:j9hiikN1
麻雀部主催クリスマスパーティの帰り道

京「あー死ぬほど騒いだから疲れたなあ」

咲「京ちゃん率先して盛り上げてたもんね、お疲れ様」

京「まあそういうの好きだからな、疲れたけど別に苦じゃなかった」

咲「中学の頃から全然変わらないよね、そういうお祭り好きなところ」

京「どうやったら嫌いになれるのか逆に聞きたいもんだね…お」

咲「どうしたの?…あ」

京「雪だ!」

咲「うん、雪」

京「なんていうか良いタイミングで降ってきたなおい」

咲「ホワイトクリスマス、だね。もうちょっとで終わりだけど」

京「うおおーなんかテンション上がってきたー!」

咲「ちょっと落ち着いて、夜遅いんだから」

京「おお悪い悪い、つい勢いで」

咲「まったくもう…」

479 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 23:42:01 ID:j9hiikN1

京「――――――もう分かれ道か、もうちょっとこのひと時を味わいたかったぜ」

咲「私はハイな京ちゃんのツッコミ役から解放されると思うと気が休まるよ」

京「ったく、こんな時くらいもっとノリよくしろよ」

咲「京ちゃんが悪ノリしすぎなの」

京「…咲」

咲「ん?」

京「来年もまた一緒に騒ごうな」

咲「…そんなの当たり前でしょ?」

京「そうか。じゃーな」

咲「うん、ばいばい」

京「あ、咲に一言いい忘れた」

咲「…そういえば私も京ちゃんに」

京「一緒に言うか?」

咲「そうだね、せーの…」


「「ハッピークリスマス!」」


480 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/25(金) 23:57:23 ID:hSM1C1rh
京「はぁ…世間はクリスマスだっていうのに俺はさみしく家で一人ぼっちかぁ…」

ピンポーン

京「?ったくこんな時間に一体誰だよ」

咲「…京ちゃん…いる?」
京「なんだ咲か?」

ガチャ

京「どうした…って!!おまっ!なんだよその格好!」

咲「えへへ…部長がねどうせ須賀君はクリスマスは家でさみしく一人ぼっちだろうからこのサンタコスで元気付けてきなさいってさ」
京(くっ…当たってる…)
咲「ねぇ京ちゃんこれどう似合ってる?」

京(…やべえな結構似合ってる…不覚にもかわいいと思ってしまった…だが素直にかわいいとは言えないし…)

京「まっまあ…そこそこ似合ってるんじゃないか?」

咲「もう!そこそこって…これ結構スカート短くて恥ずかしいの我慢して来たのにぃ」

京「我慢してまでなんで来たんだ?」

咲「そっそれは…」

咲(う〜クリスマスこそは京ちゃんに告白しようと思って部長に協力してもらったなんて言えないよ//も〜京ちゃんのバカ〜//)

京「まあとにかく中入れよ寒かったろ?」

咲「うんありがと」

481 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/26(土) 00:21:34 ID:w9XRqfUV
京「で、咲サンタさんよ、なんかプレゼントは持ってきてくれたのかい?」

咲「もう京ちゃんは〜」

咲(確か部長が京ちゃんを落とす必殺プレゼントがあるって…)

咲「?何これ?」

京「なんだこれえらく長いリボンだな」

咲(?これは部長が書いたメモ!なになに…?)

咲「えーーーー!!!」

京「うおっ!どうした咲?」

咲「なななんでもないよ!なんでもない!!」

京「なんでもないわけないだろ なんだそれメモか?」

咲「あっ京ちゃんダメ!」
京「なになに…このリボンを巻いて私がクリスマスプレゼントよ!って…えーーーー!」

咲「あああ//そっそれはその誤解というかなんというか//」

咲(あーもうこれ絶対京ちゃんに嫌われちゃったよ…どーしよう…)

京「………」

咲「京ちゃんどうしたの?」

京「いや…俺はべつに咲がクリスマスプレゼントでも…いいかなって…」

咲「!!!京ちゃんそれって…」

京「なんだよ咲は嫌なのか?」

咲「嫌なわけないよ!!だって私京ちゃんのこと…!」

京「俺のこと?」

咲「…すっ好きだもん//」
京「じゃあ決まりだな」

咲「えっ…?」

京「咲からのクリスマスプレゼントありがたくいただきます!」

咲「京ちゃん……//」

482 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/26(土) 02:21:54 ID:JCvufCyY
       {   !         ____ |
ィ彡三ミヽ  `ヽ         ,.' ´        |
彡'⌒ヾミヽ   `ー   {少′  / ,i  l ト、 |
     ヾ、       Y ノ└ /// | l| | ハ|
  _    `ー―'  イ ⌒ / | { | 从、| }|
彡三ミミヽ         { | l |ィ爪 {(リ八「ノ.|
彡'   ヾ、    _ノ.リ、_! l リィチfト::::::::::::'行|
      `ー '      l_,以 { ヒtリ:::::::::::::::ヒz|
 ,ィ彡三ニミヽ  __ノ...「 l 「ト'"   '     '|
彡'      ` ̄      } } ハ   -=-   |
        .___ノ ./ /,イ| |l>、    ,ィ|
   ,ィ彡'       / /リ |:! !仏ィ_〕¨   . | 、/
ミ三彡'       /⌒/ / r廾 .|「{: |-、  __| |  /
      ィ=- '   〈 イ ∧V /:.:.: :|__´__(二つ/
    ,ィ彡'.      ..} } /`Y'| {:.:.:.:.:.l    /(二⊃―、
  / /.       /.j/ }`ー冫j\:.:.:|  /.:: ト、二)
彡'     __,ノ    ト ン′`ヾ >-r'< `ト-' \


483 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/26(土) 04:02:04 ID:8+8uprZD
MJポスターのサンタ咲可愛いと思ってた矢先に…GJだ!
きっと咲の目線の先には京太郎がいるのだろう


484 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/26(土) 08:11:29 ID:OtEsyJ84
二人とも聖夜にGJだ
やはり咲は可愛い

485 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/26(土) 16:15:55 ID:bMISxoHf
>>482
ピンクさんちわー^^

486 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 01:29:03 ID:Md3RSKOr
京ちゃん主軸にした京咲の本編再構成のSSとかみたいなー
合同合宿についていったり
タコスの勉強を見てやりながら咲とイチャイチャしたり

487 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 10:19:04 ID:nPZQgbr9
タコス「ねえ、咲ちゃーん。この問題ってどうやって解くんだじぇ?」
咲「えっとねえ、これは・・・えっと・・・えーーーっと・・・」
京太郎「ここをこうやって、この公式に当てはめるんだよ」
タコス「おお、なるほど! サンキュー犬!」
京太郎「しかし、こんな問題も分かんないんじゃ、咲も追試受けたほうがいいんじゃねーの?」
咲「な!? ひどーい、京ちゃん!」
京太郎「くっくくく。わりいわりい」

タコス「・・・あ、じゃあこの問題はどうするんだじぇ?」
京太郎「おお、それは・・・・・・あー・・・えー・・・」
咲「それはこう! こういう考え方をして・・・」
タコス「なるほどー。ありがとうだじょ咲ちゃん」
咲「えへへ・・・。でもなーんだ。京ちゃんこそ追試受けたほうがいいんじゃないの?」
京太郎「なんだとー?」
咲「さっきのお返しですよーだ」
京太郎「このー」
ぷにっ
咲「うはは」
京太郎「あはは」

いちゃいちゃ

タコス「・・・・・・」


修羅場になりそうなので、和ちゃんは用事で欠席ということで

488 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 10:35:27 ID:nPZQgbr9
ミスってた

咲「うはは」

咲「うふふ」


なんか猛将みたいな笑い方になってたわ

489 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 13:24:29 ID:IbVr03ux
>>486
主軸じゃなくても別にいいけど悩む咲をフォローする役くらいは与えたいと思う
1巻であった和の複雑な心境を咲に教えてあげるシーンみたいなのを
あのシーン二人の関係が想像できて何気に気に入ってる

京太郎主軸のを考えると自分だけめちゃくちゃ麻雀弱いとかパシリだとか
ダメダメだと思ってた咲にどんどん引き離されていくとかで
どんどん精神がテンパっていく(しかも誰も気付いてくれない)とか
ドロドロな展開が浮かんでしまう

490 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 14:01:04 ID:AW3gAw/O
むしろ咲が京太郎に麻雀を教えるという展開希望

491 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 17:56:58 ID:mG8oTI84
京「よろしくお願いします、先生!」
咲「し、しょうがないなあもう…んーとね、こうバーッと

     (長島茂雄的指導のため中略)

  って感じかな。分かった?」

京「………」
咲「京ちゃん?」
京「…おーい和ー!麻雀教えてくれー!」

咲「…あれ?」

492 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 18:35:00 ID:lChk8ivb
京太郎が女の子と話をする度に
ヒヤヒヤ焦る咲ちゃんが見たいな

493 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 19:44:58 ID:P3/jgobC
>>491
吹いたwww

494 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/27(日) 21:47:16 ID:7VsLXf9F
幼少期の京咲を妄想してたら
内気な京ちゃんとお転婆な咲ちゃんが浮かんできた

495 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 00:42:14 ID:+AResTAP
咲「京ちゃんとふたりきりで麻雀レッスン…///」

496 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 04:59:47 ID:N6jaWa3t

SOAだっつってんだろ無視すんなやコラァアアアア!!

497 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 07:56:44 ID:Cu+ArtEX
hrmrさんが、元気そうでなによりです

498 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 10:07:13 ID:y7tfyrB9
タックルしながら言うんですね

499 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 10:22:36 ID:Cu+ArtEX
咲「そんな幻想はブチ殺すよ」

500 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 11:49:11 ID:e/yfI/9E
京太郎にタックルして押し倒す和
そしてタイミングよくそれを見てしまい二人の仲を誤解する咲を想像した

501 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 17:05:40 ID:UyerIGZP
君たちのそのたくましい妄想、もう少し形あるものにしてみてはどうかね?
いくら私でも我慢できませんよ

502 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 19:06:39 ID:TFYphtWc
ピンクさんいたんすか

503 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/28(月) 20:53:26 ID:Tkw4bfcG
えぇ、ずっと

504 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/29(火) 00:35:46 ID:RCygHnBF
和「SOAだっつってんだろ無視すんなやコラァアアアア!!」
京「こしみずっ!」ゴフッ

京太郎にタックルして押し倒す和

和(須賀君、しばらく私と恋人のフリをしてください)
京(え、えぇ〜!?それはもう喜んで!)

その光景を偶然見てしまった少女がいた

咲「あはは…あはははははは」

そして物語は動き出す!!

505 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/29(火) 17:14:15 ID:9LNXZoPR
咲「京ちゃん♪」

京「なんだー?」

咲「えへへー 呼んだだけだよ」

京「ふーん」

咲「京ちゃん♪」

京「なんだー?」

咲「えへへー」

京「ぅおらー!」プニプニプニプニ

咲「きゃー」


506 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/29(火) 21:26:02 ID:PuBSxKJ7
>>489
それはそれで面白そうだな…
そして咲が気づいてちゃんとフォローいれたり救ってやったり…
そういうのもありだな

507 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/30(水) 16:50:07 ID:xQxoMFsl
うん

508 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/30(水) 18:37:13 ID:FRpoIDjb
お互いを気遣い支えて、お互いに寄りかかる素晴らしいカップルじゃないか

509 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/30(水) 23:04:02 ID:bvY3aKhO
信頼感バツグンだろうな

510 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/31(木) 03:54:59 ID:BAMKs3Jl
もう一緒に初詣行っちゃえよ

511 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/31(木) 14:28:15 ID:oFDkMa0U
大晦日も2人はやるの?

512 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/31(木) 14:58:41 ID:OAo8v0D9
>>511
咲「えへへ…//」

513 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/31(木) 16:45:00 ID:CfuxcADM
いい夫婦

514 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/01(金) 14:55:05 ID:DzxcEslq
今年もよろしくね、京ちゃん♪

515 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/01(金) 20:15:14 ID:KyUcxlkH
あけおめ

516 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/01(金) 20:57:34 ID:ctnsbcjI
ことよろ。咲〜!

517 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/02(土) 11:15:14 ID:ot+O6kwY
saki -------------------------------------------------

518 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/02(土) 11:59:24 ID:Rd+T14HO
昨日は


咲「京ちゃん、あけましておめでとうございます」
京「あけましておめでとー・・・おっ、咲。着物似合ってるじゃん。可愛い」
咲「/// も、もう京ちゃんったら、からかわないでよ!」
京「いやいや本気だって。さ、初詣行こうぜ」
咲「うん! ・・・ねえ、手握ってもいい?」
京「ん・・・あ、ああ。喜んで」
咲「えへへ」
ぎゅっ
咲「今年もよろしくね。京ちゃん」
京「おう。こちらこそよろしく!」


みたいな会話をしたんですかね? 二人

519 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/03(日) 01:20:26 ID:p+AhJZm8
SOA

520 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/03(日) 11:23:09 ID:eLSrRNDJ
ピンクさんいたんすか

521 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/03(日) 12:10:24 ID:gIoKJoLi
ええ。年越しの瞬間もずっと

522 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/03(日) 17:42:25 ID:x3MbO7gO
咲「京ちゃんお年玉ほしい」


523 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/04(月) 10:34:03 ID:Vj/8jYMt
京太郎「おとしだま?」
咲「うん…目、閉じてるから、さ…き、キs…なんて」ぎゅっ
京太郎「図書券ならあるぞ。はいおとしだま」
咲「へ!?……あ、ありがと………にぶちんっ」

524 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/04(月) 11:02:39 ID:pzpQL534
京ちゃんの玉?

525 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/04(月) 18:08:24 ID:S39imsg6
咲は図書券とかガチで喜びそうだがw
たぶんテンションあがった咲ちゃんが見られるな

526 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/04(月) 21:42:25 ID:ApTOTlx9
京「よーしそんなに欲しいならくれてやろう、ほーらおとs
咲「今から出そうとしてる物当ててあげようか?ピンポン玉でしょ」
京「………」
咲「どうせそんな事だろうと思ったよ。そもそも欲しいなんて言ってないし」
京「…俺の初笑いを邪魔しやがってこの悪魔め!」
咲「馬鹿なこと言ってないで早く初詣行こうよ」
京「ったく新年から冷たいな咲は、ていうか着物着てくんないの?」
咲「だ、だから恥ずかしいからイヤだってば…」
京「似合うと思うんだけどなあ、まあ仕方ないか。よっしゃ行くぞー!」
咲「わあっ!ちょっと引っ張らないでよー!」

527 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/05(火) 12:35:23 ID:qz0oqtPR
かわいい

528 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/05(火) 18:52:11 ID:ljFjv1xG
おとしだま?
……玉のような子供でいいじゃないか

529 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/05(火) 23:59:44 ID:p/iVvUsk
咲に男の子がいい?女の子がいい?と聞かれ、
「おっぱいのでかい女の子がいい!」と即答して咲にはたかれる京ちゃんが思い浮かんだ

530 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/06(水) 04:03:38 ID:eoShvNat
近親相姦か…

531 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/06(水) 07:56:16 ID:Pz2TLZDt
「まぜてください」

532 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/06(水) 13:40:13 ID:oaJR5Cxq
帰ってください

533 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/06(水) 22:25:25 ID:GcEyZVgz
京は喜んで受け入れそうだ・・・そして咲ちゃんと軽いケンカに
ケンカと言ってもなんかほっぺぷにぷにとか半分イチャイチャな状況で
hrmrさんは呆れていつの間にか帰宅

534 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/06(水) 23:56:21 ID:3jFgqsWS
咲は俺が絶対幸せにしてやる

535 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/07(木) 00:03:03 ID:oaJR5Cxq
どうした京ちゃん

536 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/07(木) 00:32:51 ID:4uxSWaa0
何を当たり前のことを言ってるんだ君は

537 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/07(木) 06:00:28 ID:0gk2L75k
惑わされるな、>>534は百合村さんだ

538 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/07(木) 12:46:25 ID:4nBs4E9q
なんだピンクさんか

539 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/07(木) 23:31:33 ID:5mpNLJUy
>>534咲「きょ…京ちゃん…//」ポー

540 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 01:03:18 ID:fwWvYstF
いつのまにか規制解けてた
これで咲ちゃんと京ちゃんのイチャイチャぶりを、心置きなく妄想できるな

541 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 08:23:44 ID:nkG0D1ls
ヤンデレものないの〜?

542 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 12:41:22 ID:hCRWa5ch
ハーレム池
でも咲=ヤンデレなあの風潮は好きではない自分がいる…

543 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 12:45:07 ID:e39sEalB
ヤンデレ系は他女性キャラ絡んじゃうから、大抵ハーレムスレ行きになっちゃうな

544 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 14:39:25 ID:zVn14dPU


545 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 14:54:38 ID:zVn14dPU
本当に規制解除されてるww
京咲!京咲!

546 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 22:02:47 ID:ha2LnJ7l
pixivでも京×咲はあんまり見ないよね
誰か描いてくれw

547 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 22:33:49 ID:ux/sTRno
そういえば冬コミで京太郎が目立つ同人しなかったのかなー

548 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/08(金) 23:16:12 ID:cohRP0Dv
中学時代の京太郎はまともな女友達が咲だけで咲に構いっきりだった京太郎
高校に上がると京太郎は麻雀部の和に釘付けで少しだけ咲と疎遠になる
そんな京太郎の態度にちょっと寂しさを感じつつもいい子な咲は京太郎を責めるでもなく和に嫉妬するでもなく
京太郎が再び自分に振り向いてくれるのを健気に待っている

みたいなの誰か書いてください

549 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/09(土) 20:57:43 ID:1isC94M+
なるべく一緒にランチを取るよう、頑張りたいと思ってるけど
あっちから誘ってくれるまでは中々勇気が出ない咲ちゃんみたいな

550 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/09(土) 23:40:17 ID:w75a2+Sf
でもいつしかたまりにたまって想いをぶちまける咲というのも良いと思うよ

551 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/09(土) 23:41:13 ID:tcHvcMWJ
抱いて!京ちゃん!

552 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/09(土) 23:58:44 ID:LF1XRk2P
>>551みたいなこと言われても、キモオタは純潔がどうの貞操が
どうの結婚までどうの言ってヤラないだろ。

553 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/10(日) 00:18:29 ID:YZ4yrnbu
原作ではフラグ立つどころかすでに会話すら無い2人

554 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/10(日) 08:42:30 ID:EsbmV9bC
ひょんなことから、いつの間にか京太郎のことを好きになっていることに気付く咲、というのもみてみたいな。
ちょっと違うが「出直しといで!」の茜みたいな感じで。

555 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/10(日) 17:28:57 ID:BVDUWasy
京「おう咲。ランチ食いに行こうぜ」
咲「うん、いいよー」

咲「あ。もう京ちゃん、ご飯粒ほっぺに付いてるよ」
京「え? どこに」
咲「ここー。しょうがないなあ、取ってあげる」
京「さんきゅー」
咲「もう、子供なんだから」 ぱく
嫁だな君「ひゅーひゅー。今日も夫婦やってますなあ」
咲「もう! だから別にそんな・・・(・・・あれ? なんで私、いつも京ちゃんに構ってあげてるんだろ・・・)」
京太郎「・・・・・・・・・ん? なんだ、今日は早々に完全否定しないのか?」
咲「あ、いやえっとその・・・(ど、どうしよう? もしかして私・・・いやだってそんな・・・えええええ!? な、なんで今更になってこんな気持ちに!? もう!)」
京太郎「 なんか顔赤いぞ? 熱でも出たのか?」
ぴとっ
咲「ひゃっ///」
京太郎「・・・ちょっと熱あるかも?」
咲「う”・・・///」

嫁だな君「・・・やってられんわ」

556 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/10(日) 22:19:09 ID:gT7eyy0l
突然だが咲と京太郎の身長差は大体頭一つ文あるから
キスしようとしたら咲が背伸びして京太郎がちょっと屈まないとできないんだよね

557 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/10(日) 23:00:32 ID:z6fWK9vw
>>555
咲ちゃんかわいい

558 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 02:01:50 ID:R9eq5hXT
>>555
嫁だな君wwwwww

>>556
思い浮かべるとたまらんなw

559 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 17:56:12 ID:vyPj3Huz

「うぅ、さみぃ…」

「今日はやけに風が強いね、っ痛!」

「ん、どうした咲?」

「眼にゴミが入っちゃったみたいで…いたた」

「おいちょっと手どけろ、俺がとってやるから」

「うん、分かった…」

「…………よし取れた」

「ありがと、ふぅ、スッキリした」

「………」

「京ちゃんどうしたの?ていうか顔!顔近いよ!」

「………」

(わ、わ、わ、ちょっと待ってこれってまさか、キ、キs…)

 こつん

「…痛い」

「なーに顔真っ赤にしてんだ、ヘンな期待すんなよ」

「…ハァ、そうだよね、そういう人だよね京ちゃんは」

「にしても、こうしてよく見るとキレイな眼してるな、咲って」

「さっきから何なのもう?恥ずかしいから止めてよ…あとおでこくっつけないで」

「俺は率直な感想を言ったまでなんだけどな、ほんと見惚れちゃいそうだ」

「う、ううぅ〜……」

「照れるな照れるな」

「照れてなんかないもん、京ちゃんのお世辞なんて聞き飽きちゃったし」

「じゃあ次はもう一工夫してみるか、なんてな…はは」

「ほんと意地悪なんだから…ふふっ」

「はあー咲のおでこあったけー…このまま学校行こうぜ」

「それは色んな意味で無理だから」

「うーん残念」

560 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 18:04:56 ID:U9LJMFKs
ちくしょうバカップルめwwwwwwwwwwwww

561 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 22:52:55 ID:SLv3dRc8
咲「すいませんレディースランチ一つお願いします」

京「咲は注文しねーの?」

咲「私お弁当作ってきてるもん」

京「なんだよー俺のも作って来てくれりゃいいのに」

咲「なんで私が京ちゃんのお弁当まで面倒みなきゃなんないの…」

京「学食で食べる弁当ほどむなしいモンはないぜ」

咲「気にしないよそんなの 一人で食べるわけじゃないし それに節約にもなるし」

京「お金出せば作って来てくれるのか?」

咲「そうじゃないよ だいたいお金もらってお弁当作る関係なんて何か嫌だし」

京「じゃあお金出さないから弁当作って来てくれ」

咲「うんわかった   ………ってあれ?違うでしょ京ちゃん!」

京「おお 来た来たレディースランチ」

咲「ちょっと!作ってこないからね私」

京「いただきまーす!」

咲「…全くもう……私もいただきます」


562 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 22:55:47 ID:SLv3dRc8
京「咲はさぁ」モグモグ

咲「食べながら喋らない」

京「携帯買って貰わねーの?」ゴクン

咲「う〜んまだ要らないかな 別段必要でもないし欲しくもないし…」

京「携帯持ってりゃいつでも咲と連絡取れるんだがなー」

咲「別にそんな連絡取り合うことなんてないでしょ」

京「毎日お昼に咲の教室まで行くの結構恥ずかしいんですが」

咲「じゃあこれからもずっと買わないであげるー」

京「出ましたいじわる咲さん でもみんな驚くだろ」

咲「それはね 持ってない人探すのが難しいくr」イーマーヲーヌケダソー♪

京「お 言ってるそばから」

咲「メール?」

京「ああ 便利だぜ」

咲「ふ〜ん…」

京「………咲 明日は学食いいわ」

咲「え?珍しいね 友達と食べるの?(嫁だな君かな…)」

京「んーまぁそんなとこ」

咲「私に隠しごとですか」

京「ふ…そんな寂しそうな眼するなよ」

咲「残念でした寂しくないよー 京ちゃんもやっと私離れか」

京「まぁそういうことだからごちそうさま サンキュー咲」

咲「はいはい 私も教室に戻るよ」

咲(ホントに珍しい…ちょっと気になるな…)


563 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 22:56:52 ID:8L8LhzW0
>>559の続きを勝手ながら書かせてもらいました

「そんなに寒いんだったら…はい、これ」
ファサ
「これってマフラー?しかも手編みの」

「こつこつ編み続けてようやくできたの……ちょっと不恰好だけど
 あ、勿論京ちゃんが気に入らなかったら別に」

「んなことないよ、咲が俺のために編んでくれたんだろ?
 だった感謝こそすれ、気に入らない理由なんかないよ
 ありがとうな、咲」

「うん、こうして京ちゃんに感謝されたんだからそれだけで編んだ甲斐があったよ」

「今度何かお礼させてくれ」

「お礼だなんて、私は京ちゃんといられるだけで良いんだよ」

「そんなこといわないで、な?」

「……じゃあ今度の休みにデートしてくれる?」

「それぐらいお安い御用だ」

「えへへへへ、今度の休みが楽しみ///」

564 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:00:38 ID:SLv3dRc8
咲(京ちゃん…どこ行くんだろ…私に黙って…)

咲(こっちは…旧校舎…?)

咲(あ…入っていった)

咲(うう…ちょっと怖いよ…でも…)ギィィィ

咲(勝手に入っちゃっていいのかな…)ソロリソロリ

咲(あ…ドア開いてる…)

咲(京ちゃんとさっきとさっきの女の子と…)

咲(緑のタイと青のタイってことは…2年と3年の先輩…あれって生徒会長じゃ…)

咲(もう一人は…誰だろ…背中向けてるからわかんない…二つ結びの子…)

咲(みんなでご飯食べてるみたいだけど…)

咲(なんで京ちゃん私に黙ってこんな秘密基地みたいなところでお昼ご飯を…しかも女の子はべらせて…)

咲(………………………)

咲(って何やってるの私は!これじゃまるで………まるで…)

咲(まるで私が京ちゃんのこと…s)カタン

咲「!!!」

久「!」ピクリ

咲(は…はやく戻らなきゃ…!)

久「……………」ギィィィ

久(………誰かしらあの子…)

京「どうかしたんですか部長?」

久「なんだか面白そうな予感っ」

京「は?」


565 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:02:14 ID:SLv3dRc8
咲(また来ちゃった…)

咲(お昼は慌てて逃げちゃったけど…放課後なら誰も来ないよね…こんなとこ…たぶん…)

咲(何なんだろここ…)

咲(あ…『麻雀部』って……お昼は気付かなかったよ)

咲(じゃあここ…部室だったんだ…)

咲(そういえば京ちゃん部活に入ったとか言ってたような…)

咲(………麻雀…か…)

久「僕の言ったとおりだろうワトソン君」

咲「ひ!!!」

久「犯人は犯行現場に戻るものさ」

咲「せ…生徒会長っ…!?」

久「が く せ い ぎ か い ちょ う」

咲「はぁ…」ドキドキ

久「あなたお昼にここ来てたわよね?」

咲「あ…ばれてたんですか…」

久「私にだけね それで我が麻雀部に何か用かしら?」

咲「そ…それは…」

久「察するに1年生の知り合いかしらね 優希か和か須賀君」

咲「っ!」ピクッ

久「ああ須賀君ね あなたとってもわかりやすいわ」

咲「あっあのっ!このこと京ちゃんには言わないで下さい…!」

久「京ちゃん?」

咲「あっすいません 須賀君のことです」

久「それはいいけど…わけを聞きたいわね 交換条件よ」

咲「じ…実は…」


566 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:06:15 ID:SLv3dRc8
久「なるほどねー」

咲「ですから…あんまり京ty…須賀君には知られたくないというか…」

久「わかったわ このことは誰にも言わない」

咲「あ…ありがとうございます」

久「ところで…宮永さんだっけ…あなた須賀君のこと好きなの?」

咲「なっ!!!ちち違いますよ!!全然!そんなんじゃくて…私は……」

久「ん〜?」

咲「わ…わからないんです…自分が何でこんなことしてるのか…
いつも一緒にお昼食べてる京ちゃんがいなくて寂しかったのか…
本当は京ちゃんのことが好きなのか…」

久「それなら何で麻雀部に入った方がいいわよ」

咲「…何でそうなるんですか?」

久「だってその方が須賀君と話す機会が増えるじゃない
それに麻雀部の女の子須賀君のことが大好きだから」

咲「!え…!」

久「それを監視するためにも絶対入った方がいいわよ 悪いようにはしないから」

咲「……………」

久「おっと時間だわ これ私の携帯の電話番号 良かったら控えといて」

咲「あの…!」

久「わかってるわ 約束は絶対 部活のことも考えといて じゃあね」

咲「はぁ…」

久(ふふ 部員一人ゲーット♪)


567 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:09:46 ID:SLv3dRc8
第1話終了後
咲『ごめんなさい 私は麻雀 それほど好きじゃないんです』



咲(京ちゃんやっぱり麻雀部入ってたんだ…)

咲(…確かにみんな可愛い子ばっかりだったな…)

咲(京ちゃんがあの中の誰かと付き合うとしたら…)

咲(……………やっぱりやだなぁ)

咲(やっぱり寂しかったのかな…私…)

咲(…それとも……)

咲(でも…やっぱり麻雀は…)

咲(どうしよう…)


第3話終盤
咲父『57ページ』



咲「………!」

咲(お姉ちゃんはどんどん勝ってる…どんどん進んでる…)

咲(私は…このままなの…?)

咲(麻雀部に入らなければ…一生嫌な思い出から逃げ続けられるかもしれない…
でも…京ちゃんも遠くに行っちゃうかもしれない…)

咲(それだけは絶対に…絶対に嫌だよ…!)

咲(………決めた)


第3話ラスト
咲『私を…麻雀部に入れてもらえませんか?』


568 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:10:55 ID:SLv3dRc8
おわりです 新年一発目でした

569 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:16:37 ID:YDpANKXa
GJ!!
咲ちゃんカワユスなあ

570 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/11(月) 23:24:56 ID:SLv3dRc8
抜けてた>>562の後 なくてもいいけど

A「あれ?今日は旦那さん来ないの?」

咲「もうAちゃん!そんなんじゃないっていつも言ってるでしょ?」

B「でもホントに来ないな 喧嘩でもしたの?」

咲「ううん 何か今日は友達と食べるんだって」

A「あらあらそれは寂しいね〜」

咲「A〜ちゃ〜ん」ギュー

A「いたたたた」

B「ちょっとあれ 須賀君じゃない?」

A「あ ほんほら」

咲「…誰かと一緒だ」

A「女の子らね もひかひたらあの女の子と…」

B「A」ギュー

A「いたたたた!」

咲「わっ私ちょっとおトイレ行って来るっ」タッタッタッ

A「やっはり不安なんらん 咲ひゃん」

B「可愛い子だったからね 結構小柄だったけど」

A「…ほろほろはなひてBひゃん いたい」

B「あ 悪い」


571 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 00:06:41 ID:boRmDS2n
咲はかわいいなぁ

572 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 00:08:19 ID:8WJLRYwM
いつもの光景かと思ったら原作改変とは…ちょっとしたサプライズです
こっちでは京太郎が咲に麻雀の事を隠してる感じなのが意味深

573 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 00:23:59 ID:Ckdg6yi2
>>572
あれだ、京太郎と咲はほんまもんお幼馴染で
姉の事とか咲が麻雀嫌いなのも知っててあえて黙ってるとか
それで麻雀はじめたのは自分が強くなって個人戦で全国に行き
照を説得するためだとかどうかな?

574 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 11:12:55 ID:lYVuw1/O
>>570
GJです 序盤の京太郎と覚めた咲ちゃんの掛け合いがいいな

てか中学生咲書いた人だよね?
咲ちゃんAちゃんBちゃんの三人トリオが個人的にものすごく好感持てるんだが

575 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 13:40:01 ID:wuFJYaaK
>>567
GJ!
切ない咲ちゃんかわいい

576 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/12(火) 23:35:03 ID:5Glh8RzM
GJ!
まわりから冷やかされるのってなんかいいよね

577 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/13(水) 21:08:47 ID:67VwuaeT
咲ちゃん以外に目移りする京ちゃんはどうかしてる

578 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/13(水) 23:55:00 ID:oZGTtvTz
咲→京も当然萌えるけど、たまには京→咲も見てみたい

579 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 01:18:04 ID:sFF5OVDS
のどっちの事ばっかな京ちゃんに対しスネて、咲ちゃんが口聞いてくれなくなって
必死に咲ちゃんのご機嫌取る京ちゃんとか

580 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 09:49:49 ID:nIFDYm7R
計画通り…!な咲が見れるな

581 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 11:11:52 ID:h5G7AWPq
黒咲はハーレムスレだけでいい

582 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 16:36:35 ID:eaOCDyGG
なんだこんなスレあったのか

583 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 16:37:12 ID:HON4M7hV
じゃあピンクな咲ちゃんは?

584 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 21:22:32 ID:UqImDlUj
駅のホームで抱き合う二人

「京ちゃん・・・」
「咲・・・」
「・・・」
「・・・」

 10分後

「咲・・・」
「京ちゃん・・・」
「・・・」
「・・・」

 10分後

「京ちゃん大好き・・・」
「俺もだ・・・」
「・・・」
「・・・」

 10分後

「咲・・・愛してるよ・・・」
「京ちゃん・・・」
「・・・」
「・・・」

 10分後

「なぁ・・・咲・・・」
「なあに・・・京ちゃん・・・」
「そろそろ帰らないか?」
「うん・・・お腹すいちゃった」

585 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/14(木) 21:52:21 ID:vx0b8JuD
一緒に帰るならなんで駅のホームで抱き合うんだwww

586 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/15(金) 15:31:06 ID:6w7v57Zi
咲「はは…京ちゃん…」

587 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/15(金) 22:05:38 ID:TfzDdgiq
ほっぺたプニプニとか朝一緒に登校とか二人でランチとか、傍から見ると恋人同士なのに
手繋ごうとするだけですっげードキドキして結局出来ない二人

588 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 17:46:07 ID:ALuO1Inf
咲「なに言ってますか手ぐらい触れるよ 私と京ちゃんもうかなり付き合い長いんだから
手相占いにはまってるからちょっと手を見せてってそれでいいんだよ 簡単簡単
この前なんて間接キスしたんだから 紙パックのジュースをちょっとty」
京「咲ー?誰に話しかけてんだー?」
咲「うわぁ!?京ちゃん!?」

589 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 19:17:46 ID:qFZLHAge
手は繋げるけど腕を組むのは・・・?

590 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 19:22:59 ID:ALuO1Inf
咲「う…腕…!?腕は…えーっと…」



咲「うぅ…どなたかいい案があればお願いします…」

591 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 19:44:05 ID:nnVuVBor
朝、通学路途中、京太郎が登校してくるのを待つ

後ろから「京ちゃん、おはよー」と言いながら小走りで近づく

京太郎の約1メートル手前でつまずく

「うわわ〜」とか言いながら京太郎の腕にしがみつく

おっぱいを押し付ける





残念ながら咲ちゃんの胸では・・・

592 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 21:50:17 ID:ALuO1Inf
咲「なるほど 明日の朝やってみます」

咲「む…胸は私あまり自信ないですけど…京ちゃんはそんなこと気にしないと思います…たぶん…」

咲「はぁ…」

593 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 22:01:51 ID:leikjdc+
>>578
京太郎は表面に出さなさそうなイメージがある
意識しようとしまいといつものフランクな扱いは崩さない
んで告白する時は普段のやり取りの中で唐突にサラッと

本編の妄想でデレデレするキャラとは大分乖離してるけど
咲に対してだけは他の人と扱いが違うみたいな感じで

594 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 22:14:53 ID:qFZLHAge
>>592
明日は日曜で休みだから、京ちゃんが外出するまでスタンバっとくしか・・・
いや、デートか。二人デートの予定を・・・
あ、普通に部活か

595 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/16(土) 22:54:39 ID:ALuO1Inf
咲「明日日曜じゃないですか…はぁ…」

咲「でででででででーとっ!?」

咲「デートしようなんて言ったら笑われますよ…」

咲「部活で一緒にいるだけでいいです…」

596 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 01:51:59 ID:LhaWZytk
京「咲〜、部活終わったら映画でも見に行かね?男女ペアだと割引だからさ〜」

597 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 02:47:24 ID:xa/s0vCj
咲ちゃん可愛い!!

598 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 03:58:41 ID:SmY2t/9+
>>596
普通にありそうなセリフだなwww

599 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 17:41:35 ID:uZEZI7Dl
「そんな理由で誘うってどうなの?」
とか言って苦笑いするけど、喜んで付いていく咲ちゃんが思い浮かんだ

600 名前:みやながさき:2010/01/17(日) 21:22:30 ID:nkMvJ5Uw
明日は京ちゃんに会える…>>591試してみます

601 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 21:36:33 ID:Ut5/BUr7
咲「(京ちゃんはいつも理由付けて誘うけど、私の事どう思ってるんだろう・・・)」
咲「(本当に安く済むだけだからなのかなぁ・・・)」
咲「・・・・・・」
咲「(そんなのやだよ・・・・・・私、京ちゃんの事大好きなのに・・・・・・)」
咲「・・・・・・」
咲「(はぁ・・・明日の映画で告白してみてもきっとフラれちゃう・・・)」
咲「(今のままの方が京ちゃんとの時間をたくさん過ごせるのかも・・・)」
咲「・・・・・・」
咲「・・・・・・」
咲「(ダメだよ!・・・京ちゃんへの気持ち隠しきれないよ・・・爆発しちゃうよ!)」

602 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/17(日) 23:18:03 ID:siPqTQOv
そして結局いつも通りの二人のまま・・・

603 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 00:19:17 ID:L/HC7i67
それでも双方共に意識して以前より距離が近づくという展開をですね

604 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 09:56:46 ID:023q3bMt
ほっぺにチューくらいは

605 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 15:25:08 ID:0I6XlgkC
抱きついてちっぱい押し付けるくらいは

606 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 16:02:57 ID:hAEV6KoL
まさにタコス派工作

607 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 21:00:44 ID:09Awm4zZ
女子「ねえねえ咲ちゃん。須賀君とはもうチューとかしたの?」
咲「え、えええ!? 急に何聞いて・・・」
女子「だって、ずーーっと仲良いし。正直に答えなさいよ〜」
咲「え、えへへ・・・それはノーコメントってことで」
女子「ノーコメントだって! あーやーしーいー! きゃーー!!」
咲「あはは・・・」
女子「ねえねえ、じゃあえっちなコトは!?」
咲「ぶっ! ・・・そ、それは〜〜・・・えっと、じゃあノーコメントかな?」
女子「キャーーー!! あやしすぎる!!」
咲「え、えへへ・・・・・・ふぁ・・・くしゅん!」
女子「あれれ、そのくしゃみ。愛しの須賀君が咲ちゃんの噂してたからだったりして〜」
咲「もう、からかわないでよー! うふふ」


男子「なあ須賀、お前宮永ともうヤってんの?」
京太郎「はあ? 何をさ」
男子「えっちなことに決まってるだろ!」
京太郎「やってねーよ、馬鹿!」
男子「えー? じゃあおっぱい揉むのは?」
京太郎「やってない。っつーか揉むほど無いだろアイツ」
(くしゅん!)
男子「チューとかは?」
京太郎「・・・やってない」
男子「なんだよツマンネーな」
京太郎「あのなあ。アイツはただ幼なじみなだけで」
嫁だな君「チューはしてただろ」
京太郎「・・・・・・」
嫁だな君「中学の頃に、誰もいない・・・とお前らは思ってた教室で。実は俺あの時見てた」
京太郎「・・・お前、こんなトコロで覗きの自白するなよ・・・いやアレは、その・・・モノのはずみと言うか・・・」
男子「なんだお前。つまり、中学の時にキスまでやってんのに、それ以上何もしてないってのか?」
京太郎「う・・・」
嫁だな君「そうなるな」
男子「・・・」
京太郎「なんだよ! だから俺と咲とは別に」
男子「イ○ポ野郎」
嫁だな君「イ○ポ野郎」
京太郎「うるせえおめーら!」


咲「(『ほっぺに』チューって・・・えっちなことに入るのかな? ・・・多分入るよね、うん)」

608 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 21:44:35 ID:0I6XlgkC
咲ちゃんかわええのう

609 名前:みやながさき:2010/01/18(月) 21:56:36 ID:SHfGPXQt
今朝>>591試してみたんですけど京ちゃんすごくびっくりしてました
それでその後何だかぎこちなくなって今日はお昼誘われませんでした…
これって脈なし…ですよね…
はぁ…

610 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 22:07:54 ID:CvD9nk5j
>>607
無垢な咲ちゃんかわいい
>>609
それは脈ありだよ・・・

611 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 22:18:13 ID:L/HC7i67
うむ、個人的に京太郎は良い意味でも悪い意味でも無自覚で鈍感だから
ぐいぐい攻めていかないと駄目だと思うよ
まあ何が言いたいのかというと逃げが出来ない状況(部室や公衆の面前)を作って
そこで告白するとか

612 名前:みやながさき:2010/01/18(月) 22:35:26 ID:SHfGPXQt
>>610ど…どうして脈ありなんですか?
>>611ホントあり得ないってくらい鈍感なんですよね京ちゃんは
でも皆の前で告白するのは…うーん…恥ずかしいです…

613 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 22:49:02 ID:09Awm4zZ
無理矢理チューしか

614 名前:みやながさき:2010/01/18(月) 23:44:57 ID:SHfGPXQt
むっ無理やりチューなんて気持ちを確かめてからでないと…!
でも京ちゃん鈍いし多少強引な方がいいんですかね…うーん…

最近京ちゃんのことばかり考えてしまします…告白する勇気もないくせに…
自分で自分が嫌になります…

615 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/18(月) 23:53:44 ID:w/y3l9bC
ちゅーしよ

616 名前:みやながさき:2010/01/18(月) 23:59:21 ID:SHfGPXQt
>>615あっあなたとですか!?ごめんなさい…
私がちゅーしたいのは京ty…あ…いや…

617 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/19(火) 00:26:15 ID:P67y1Vav
京太郎「・・・」ジーーーー
咲「/// ・・・な、何、京ちゃん? さっきから私のこと見つめて・・・」
京太郎「いや・・・俺はこの前までずっと思ってたコトがあるんだけど」
咲「?」
京太郎「中学王者だった和って胸スゲーし、おっぱいの大きさと麻雀の強さは比例する・・・と」
咲「・・・はぁ?」
京太郎「でも咲って麻雀強いワリに胸小s」
ばちんっ
京太郎「・・・・・・いやゴメン。つまりは俺の持論は間違いだったと」
咲「当たり前だよ! えっち!」

618 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/19(火) 09:09:11 ID:T+fnLJbn0
京ちゃんには一度ひんぬーの良さを教えてやらないといけないな

咲ちゃんが直々に

619 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/19(火) 12:16:19 ID:SE0XWXfR0
おっぱい大好き

620 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/19(火) 18:25:13 ID:SkBuappT0
京太郎「あ、ゴキブリ」
咲「え!? きゃあ!!」
だきっ
京太郎「うおっ。おい咲、抱きつくなよ」
咲「だって、ゴキブリが〜」
クラスメイト「ひゅーひゅーお二人さん、こんな昼間から何やってんのよ〜」
京太郎「違うって! おい咲、ゴキブリもういないから」
咲「ふぇええ・・・」
嫁だな君「おっぱい星人の須賀の事だ。今咲ちゃんの胸の感触を存分に楽しんでいるに違いない」
咲「へ?」
クラスメイト「きゃー! 須賀君ったらえっち!」
咲「そ、そうなの? 京ちゃん」
京太郎「・・・はぁ? ・・・えーと・・・んん・・・なにも感触が無いんだけど」
咲「・・・」
嫁だな君「・・・」
クラスメイト「・・・」
京太郎「・・・あ、ごめん・・・」
咲「・・・・・・・・・」

621 名前:みやながさき:2010/01/19(火) 19:29:17 ID:wSob7s4Z0
あんまり貧乳貧乳言わないで下さい…気にしてるんですから
ていうかちょっとくらいありますよ そりゃ原村さんには負けますけど

622 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/19(火) 20:36:15 ID:Na95gjh4P
>>620
最後のごめんってのは、ひんぬー指摘したことを謝ったのか
それとも、我慢できずに今から京ちゃんの方からも抱きしめちゃうってことを、前もって謝ったのか

623 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/20(水) 00:20:15 ID:nabIZo8K0
モチロン後者だったよ!
ね、京ちゃん? えへへ///



・・・なーんてね

624 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/20(水) 10:14:36 ID:N32Yd3pD0
京ちゃんは、咲ちゃんをぎゅっと抱きしめて「好きだ、咲」とか耳元でささやくべき

625 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/20(水) 11:15:37 ID:q6W3MeWGP
で、チューだな

626 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/20(水) 19:11:52 ID:jGVWQKSe0
某スレで、京ちゃんが女装して咲ちゃんとえっちな事云々って話題が出たけど
このスレ的にはどうなのか
全年齢向けだし、一応えっちな事は置いとくとして

627 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/20(水) 22:21:07 ID:q6W3MeWGP
京ちゃんが女装したら、咲ちゃんは
1、爆笑する
2、冷ややかに「何やってんの?」と言う
3、「綺麗かも・・・」と複雑な心境になる
4、ぽーーっと見惚れる

628 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 00:55:15 ID:fRMHZWzx0
最初冷ややかな目で見るけど、しばらくしてふとおかしくなって爆笑する

629 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 03:41:22 ID:2prwhEVV0
そしてつい漏れる

630 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 10:06:23 ID:SWDyAEcF0
京太郎「またもらしたのか」

631 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 10:38:02 ID:ZdNgQmpDO
咲「うん。京ちゃんと付き合ってるって事をクラスメイトに」

632 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 11:01:14 ID:K3lwrr9S0
嫁だな君「言われなくても、みんなもうとっくに知ってたけどな」

633 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 22:12:31 ID:YvLu1tYzP
否定すればするほど深みにハマっていく京ちゃん

634 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/21(木) 23:16:13 ID:+tYB6HJJ0
最近SSの投下がなくて寂しいと言ってみるテスト

635 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 01:01:47 ID:WaqjMjig0
>>626見て思いついたネタ投下

部長「私も引退するし、冬の大会で団体戦出場は無理かしら・・・」
京太郎「そうですねー。来年新入生がいっぱい入ってくれることを祈って、とりあえず今回は個人戦で頑張りましょう」
まこ「夏の大会の前に咲が入ってくれた時みたいに、今回も途中入部者がくればいいのにのー」
京太郎「そっすねー」
部長「あの時は、イザとなったら須賀君を女装させてごまかそうとか思ってたっけ。ははは」
京太郎「そういえばそんな事も言ってましたね。あははは」
まこ「そうじゃのー。アホみたいな事言ってたのう。はっはっは」
部長「ははははは・・・」
まこ「・・・」
部長「・・・」
京太郎「あはは・・・・・・どうしたんすか? 二人とも・・・え?」


咲「おつかれさまでーす」
部長「はい、咲。あらどうしたの? ジャージで」
咲「掃除当番で、バケツの水ひっくり返しちゃって。えへへ・・・」
まこ「そうか、大変じゃったのう。じゃ、ちょっとわしらは出かけてくるから」
咲「はい?」
部長「あの子見張っててね。絶対着替えさせたらダメよー?」
咲「あの子? ・・・あ、金髪ロングの綺麗な女の子・・・新入部員ですか?」
京太郎「うわー! 見るな咲!」
咲「へ? ・・・きょ、京ちゃん!?」
部長「じゃあね〜」
咲「あ、ちょっと」
部長「よし、私はパッパと学生議会の用事済まして、演劇部から化粧道具借りて・・・」
まこ「わしは一度家に戻って色々と衣装を。あ、そうだアレも取って来なくちゃな」

すたこらすたこら

咲「行っちゃった・・・え、えーと京ちゃん・・・女装の趣味が?」
京太郎「違う! これは部長達に無理矢理だなあ」
咲「無理矢理女子用の制服着せられて、カツラ被せられて、口紅まで塗られて・・・?」
京太郎「う”・・・」
咲「逆らえばよかったじゃん」
京太郎「いや、それはだな。色々とワケが・・・」
咲「ワケ? ふーん・・・」ジトー
京太郎「な、なんだよその目は・・・だから俺にこんな趣味はねーっての!」
咲「じゃあそのワケってなあに?」
京太郎「あ、いや・・・それはその・・・言えないけど」
咲「・・・」ジトーーー
京太郎「・・・・・・な、なんだよ」
咲「うんうん分かった分かった。みんなには言わないから」
京太郎「わかってねーだろ!」

636 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 01:03:34 ID:WaqjMjig0
咲「でも京ちゃん、結構女装似合ってるかも」
京太郎「からかうなよ」
咲「ホントだよ。最初見たとき気付かなかったし。絶対女装の才能あるよ!」
京太郎「おいおい、褒めてるのかもしれないけど、あんまり嬉しくねーぞソレ」
咲「あはは。ごめんごめん・・・でも、良く見るとやっぱり男の子だね。肩幅も広いし」
京太郎「当たり前だろ」
咲「胸もぺったんこで」

ぴと

咲「固いし」
京太郎「いちいち触らなくても分かるだろ。ま、胸が無いのは咲とお揃いだな」
咲「あー何ソレひっどーい!」

どんっ

京太郎「うわっ、オイ押すな・・・」
咲「あっ、ごめ・・・きゃあ!」

どすーん!



京太郎「いてて・・・咲、大丈夫か?」
咲「う、うん・・・京ちゃんが下敷きになってくれたから・・・あ、ありがと」
京太郎「・・・」
咲「・・・」
京太郎「・・・な、なんか・・・今、俺達、傍から見るとスゲー変な構図なんじゃないか?」
咲「・・・う、うん・・・」どきどき
京太郎「俺は女装してるし、お前はジャージだし・・・男のお前が、女の俺を押し倒してる図・・・みたいな?」
咲「・・・じゃ、ジャージのデザイン男女一緒だしね。私達の学校」
京太郎「・・・」どきどき
咲「・・・」どきどきどき
京太郎「さ、咲・・・いつまでこうして」
咲「ねえ、京ちゃん・・・胸が・・・すっごいどきどきしてる・・・」
京太郎「・・・・・・」
咲「・・・・・・」
スーーー
京太郎「さ、咲?」
咲「黙って・・・今は私が襲ってる役なんだから・・・ごめんね、おとなしくキス・・・」
京太郎「おい、役ってお前・・・」
咲「んっ・・・あ・・・」
京太郎「んん・・・」

637 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 01:06:55 ID:WaqjMjig0

・・・・・・・・・

咲「ぷはっ・・・はぁ、はぁ・・・」
京太郎「ふ・・・はぁ・・・長いキスだったな・・・窒息するかと思ったぞ」
咲「えへへ・・・・・・ねえ、まだどきどきしてるのが止まらないよ」
京太郎「ん・・・俺も。っていうか、さっきよりずっとどきどきしてる」
咲「・・・・・・このまま、してもいいかな・・・? なんて・・・」
京太郎「・・・襲ってる役はお前なんだろ? 好きにしろよ・・・俺は・・・別にいいけど・・・」
咲「うん・・・えへへ。ねえ、やっぱりそのカツラ外していい?」
京太郎「え? ああ」
ファサッ
咲「・・・うふふ。やっぱりこっちの京ちゃんの方がカッコイイよ」
京太郎「あ、ありがと」
咲「その服も・・・あはは。襲ってる役らしく、脱がせちゃおうかな?」
京太郎「ははは。ご自由にどうぞ」

ぬぎぬぎ

咲「えへへへへ/// ・・・ねえ京ちゃん。手、出して」
京太郎「手?」
咲「握っていーい?」
京太郎「ああ」

ぎゅっ

咲「・・・えいっ」

むにゅ

京太郎「お、おい? む、胸に手当ってるけど・・・」
咲「言ったでしょ? 私の胸、すっごいどきどきしてるって・・・わ、分かるかな?」
京太郎「お・・・おう」
咲「・・・どんどん、どきどきが大きくなっていってるよ・・・私ね、京ちゃんとこんなこと出来るのが嬉しくて・・・えへへ、ちょっと泣きそうかも」
京太郎「咲・・・俺も・・・う、嬉しいぞ?」
咲「えへへ・・・京ちゃん、好きだよ・・・大好き」
京太郎「ああ。俺も・・・咲、好きだ」
咲「/// ねえ、もっかいキスから・・・」
京太郎「ん・・・」

ちゅっ・・・

638 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 01:08:47 ID:WaqjMjig0
・・・・・・・・・

 バタン!!

部長「待たせたわね! さ、完璧な女の子になるためにお化粧よ、須賀君!」
まこ「おう、可愛い衣装もあるぞ!!」
京&咲「!!?」

 ばっ!!

京太郎「は、はははは先輩方、お早いお帰りで・・・あと30分は帰ってこないかと」
咲「あははは・・・」
部長「用事が早く済んでね。まこもタクシーまで使っちゃって・・・って、須賀君!! ダメじゃないの女装解いたら!!」
京太郎「え? これは・・・ははは」
まこ「あーあー。カツラも脱いで、上半身も裸で・・・咲、京太郎が着替えないように言ったじゃろ」
咲「えっと・・・あはは。すみません」
部長「もう、なんで脱いじゃうのよ須賀君。女装に慣れないとダメだって言ったでしょ」
京太郎「だから正気ですか部長! 女装して大会に出れるわけが無いでしょ」
咲「女装して大会にぃ!?」
部長「あら、そんな反抗的だと約束のものあげないわよ?」
咲「約束のもの? あ、京ちゃんが言ってた女装を断れないワケって・・・」
京太郎「! あー! あー!! わかりました部長! 言う事聞きますからそのことは今は・・・」
まこ「そうじゃぞ京太郎。黙って言う事聞いてれば、この和の生写真セットをだな・・・」
京太郎「あー!!」
咲「・・・生写真? ・・・和ちゃんの?」
京太郎「あ、いや咲。これは・・・」
咲「へー、和ちゃんの生写真のために女装してたんだ。へー・・・」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
京太郎「お、落ち着け咲・・・」
咲「京ちゃんの馬鹿!!」
ばちーん! ばちーん!
京太郎「いて! いていてっ! さ、咲やめろ」
咲「やめない!」
ばちーん!
京太郎「いてーー!」

部長「・・・あら大変」
まこ「・・・まあ、面白いからこのまま見とくか」

おわり

639 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 07:12:11 ID:O3UfSwup0
GJ!!
それにしても駄目だこの先輩、早く何とかしないとwwww

640 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 13:47:04 ID:aT1/OF5uP
咲ちゃん可愛いよおおおおおおお

641 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 18:34:11 ID:aT1/OF5uP
やっぱ大量規制のせいか、人少ないな
咲ちゃんスレでも出来てたけど、ここでも避難所作ったほうがいいかな

642 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 19:10:15 ID:aT1/OF5uP
ってことで作ってきました
http://jbbs.livedoor.jp/anime/8164/

643 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/22(金) 22:59:09 ID:O3UfSwup0
乙です
ってか仕事速いな

644 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 00:48:52 ID:BiBkh1Ta0
乙っす

645 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 06:19:18 ID:T1RxmRnT0
>>638
どうせなら
部長「…まぁ、面白いからこのまま見てましょ」
まこ「あんた…やっぱ鬼じゃ」
でもいいなw

646 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 10:39:55 ID:ijEUEwO/0
避難所乙

今日も咲ちゃんと京ちゃんは、仲良く二人で遊びにいってるのかな

647 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 19:15:38 ID:cN2EHhkk0
個人的には京ちゃんは良い意味でも悪い意味でも無自覚無神経だから
きっと和や優希も誘ってると思う

648 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/23(土) 19:16:56 ID:fdOqxYZm0
咲「1月も、もう3週過ぎちゃったね」
京太郎「ああ。なーんか遊んでばっかだったな」
咲「そうだね。・・・10回」
京太郎「え、何が?」
咲「今年に入ってから一緒に、で、デー・・・二人一緒に遊んだ回数だよ」
京太郎「数えてたのかよ」
咲「5日の始業式までの4日間、そこから土日祝日6回・・・学校無い日は全部京ちゃんと一緒だったんだよね」
京太郎「へー。どうりで咲の顔ばっかり見てたわけだ」
咲「・・・ねえ。クラスメイトのAちゃんが言うにはさ。こ、これって私達付き合ってるも同然・・・」ごにょごにょ
京太郎「ん? なんだって?」
咲「・・・う、ううん。なんでもない」
京太郎「そんじゃ、明日も一緒にどっか遊び行くか?」
咲「うん! 映画とか」
京太郎「いや、金無いからダメだ。ブラブラしよう」
咲「・・・ま、いいけどさ」

649 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 00:53:39 ID:LEwo3Dqb0
. /: : : : : : : |: : .:i:.|:.:.:.:i| |:.:.:.:.:.:.|!:.:|i:.:| 、:.:.゙、::、   ゙、゙、:::::::::::;::イ/:::::::::::::::i:::::
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!:.i |: :.:| .:.:.i:.!:.:.:.|!.i! :l |:.:!:.:.:.:.:..i:.:.i ゙、! _/ハ:ハ/ |ィ;.:.,.-‐-、!:/.:.:.:.:.V/
i :|.| :.:.:i   i i_:|、!、:.:.! i:!、i:.:.:.:.:.:.i:.:.i _;彡';tr=、 ヾ、"' /ヽ |':.:.:.:.:.:.i:.:|:.:.:.:
. ! i:i!  | ..:i :i:.:.:i`iー>ト-!、丶:.:.:.:.:i:、^V i_;:::::::ヽ /      i: : : : :.:|:.:|:.:.:.:
 、:!:i、:.:.i:.:.:.:.|:.i:、:.7メ'f:::::::ヾー\:.:.:.:、`ヾ  <;;;:ン ′     ノ : : : :.:.:!:.|:.:.:.:
  ヾi 、:.\:.:\:.]〈  っ::::;:i    ̄`            _,∠|:|: : : : .:|:.|―-
    ヽ!:.i、`゙ー-r≧   >≠    ,      " "   /  |:! : : : :.:|:.!////
     |:.|:.:.:.:.:.:.:\!  ,, ,,                /   i!: : : : : ::i:.i////
     |:.|: : : : :.:.:.i i       r== "ヽ      /   i: : : : : :.:i:.|////
     | |: : : : : :.:i:.:|\     ∨__ノ)   /    /: : : : : :.:i.:|////
     |:| : : : : :.:.|:イ |:::|l`ー-..、    ̄ ̄   /     / : : : : : :.:|/////
      |.|: : : : : :.:|:∧ i:.:!i::::::::::::::`i ー-‐ '    ,..-‐:/: : : : : : :.:.i!/////

650 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 04:59:31 ID:zxN/RMU30
hrmrさん避難所まで乗り込むのやめてください

651 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 09:23:56 ID:oyrkjzMp0
今日も咲ちゃんと京ちゃんは仲良くデート

652 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 15:19:56 ID:ZyZGTaMpP
避難所転載


10 名前:名無しさん 投稿日: 2010/01/24(日) 13:41:02 ID:2MNMK26U
こちらスネーク
京太郎と咲が映画館に入場していくのを確認

653 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 16:26:30 ID:ZyZGTaMpP
12 :名無しさん:2010/01/24(日) 15:54:04 ID:2MNMK26U
こちらスネーク
張り込みから二時間 二人が映画館から出てきた 手をつないでいる
だめだ 二人のイチャラに 中てらて もう ついせき できな
かゆ うま

654 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/24(日) 20:10:40 ID:GZ3DL+bm0
一緒に映画か
>>648との情報を合わせて推理すると・・・

京「お、恋人割引半額だってさ。これなら入れるぞー」
咲「恋び・・・!?」
京「よーし、じゃあ今から俺と咲は恋人って事で。バレないよう気をつけろよ」
咲「ははははは、はひ! よよよよろしく!」
腕組んで入館

って感じだな!

655 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 00:27:13 ID:KlaZA+3/0
京「おい、映画館出たしもう腕離してもいいんだぞ?」
咲「も、もうちょっとだけ・・・このままがいいな・・・」
京「(どきっ)・・・ま、まあちょっとくらいならいっか・・・(あれ? 咲ってこんなに可愛かったっけ?)」

656 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 02:42:41 ID:Lmt39GxW0
>>654
原作初期の二人だったら

咲「ええー、京ちゃんと恋人…なんで私が…」
京「そういいつつ顔が緩んでるぞ?」
咲「緩んでません!」
京「いいじゃねーか、演技演技」
咲「わっ、ち、ちょっと待ってよ!あぁもう…」
京太郎に肩を抱かれつつ入館

って感じ?

657 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 09:51:57 ID:kYrBFkOw0
そして劇中にちょっとえっちなシーンがたくさんあって、双方気まずくなったりするんですね

658 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 16:56:56 ID:yd9xrvl+0
カップル限定のパフェとかランチとかも一緒に食べるんだな

659 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 19:01:44 ID:ijBU5Ol6P
避難所転載

14 名前:名無しさん 投稿日: 2010/01/25(月) 03:15:41 ID:/LxMutis
こちらスネーク、京ちゃんと咲が林の中でキスしてるの発見
カメラ持ってくるんだった、邪魔しちゃ悪いので遠巻きから見守って帰ってくる

660 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 19:40:37 ID:lnVfc7s20
その夜、咲ちゃんは
「京ちゃんとチューしちゃった・・・チューしちゃった! えへへへへへ〜」
とニヤニヤしながらゴロゴロ転がったりジタバタはしゃいだりするんですね

661 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:05:42 ID:ijBU5Ol6P
避難所転載

15 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:36:26 ID:SOC48nN2
規制長引きそうなんでこちらに投下します


中学校
ワイワイガヤガヤ
京「さっ…咲」

咲「京ちゃん どうしたの?」

京「いや…ちょっと話したいことが」

咲「?なぁに?」

京「あのさ こんsy」

A「さっきっちゃーん!」ガバッ!

咲「うわわっ!?」

京「おっと」

B「ちょっと落ち着きなよA」

A「咲ちゃん今週の土曜空いてる?」

京「!」

662 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:06:31 ID:ijBU5Ol6P
16 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:37:42 ID:SOC48nN2
咲「え…空いてるけど…」

A「やたっ!お祭行こうよお祭!」

咲「お祭?どこの?」

B「清澄神社 しばらくやってなかったんだけど村おこし的な意味でまた始めるんだってさ」

咲「へぇ〜全然しらなかったよ」

A「だから一緒に行こうよ 三人で」

咲「うんいいよ 楽しそう」

A「いぇ〜!」

B「じゃあ決まりだな」

京「はぁ…」

咲「あ 京ちゃんごめん それで話って?」

京「いやいいんだ 何でもない」

咲「?ホントに?」

京「ホントホント 大したことじゃないから」

咲「その慌てよう…さてはまた変なこと言おうとしたんでしょ」

京「そっそうなんだよ 珍しく鋭いな咲」

咲「何かいまバカにされた」

京「んなことないって じゃあな(嫁だなでも誘うか…)」

663 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:07:24 ID:ijBU5Ol6P
17 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:38:33 ID:SOC48nN2
A「須賀君と話してたの?何か元気なかったみたいだけど」

咲「わかんない Aちゃんがタイミングよく抱きついてきたから」

B「あたしら…ちょっとまずいことしちゃったかも 一大決心だっただろうに」

A「あ やっぱり?私もそう思った」

咲「???」

A「こんなことしちゃったらもう誘わないだろうなー」

B「お前がいきなり飛び出していくからだよA」

A「な!私のせい!?」

咲「ねぇ何の話?」

B「………まぁ肝心のこの子がこれじゃあねぇ」

A「でも何とかしてあげようよBちゃん」

咲「だから何の話ー!?」

664 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:08:52 ID:ijBU5Ol6P
18 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:39:10 ID:SOC48nN2
お祭当日
京「(お…)…悪い嫁だな ちょっと待っててくれ」



京「咲どうした?三人で来てたんじゃなかったのか?」

咲「あ 京ちゃん それが二人とはぐれちゃって…ちょっと金魚見てただけなんだけどね」

京「まぁそんなとこだろうと思ったけど」

咲「京ちゃんは一人?」

京「いや 嫁だなと来てんだけど」

咲「そうなんだ じゃあ私もう少し探してみるね」

京「ん〜ああ…うん」

咲「?じゃあね」



嫁だな「どうしたの咲ちゃんは」

京「いや友達とはぐれたから探してたんだって」

嫁だな「冷たいなお前 一緒に探してやれよ仲いいんだから」

京「いやでも…」

嫁だな「祭で浮かれた連中に絡まれたりしたらどうすんだよ 俺のことはいいからさっさと行ったれ」

京「…ん ホント悪いな」

665 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:09:37 ID:ijBU5Ol6P
19 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:40:03 ID:SOC48nN2
京「咲ー」

咲「京ちゃん どうしたの?」

京「俺も一緒に探してやるよ」

咲「え?いいよそんなの 嫁だな君と一緒に来てるんでしょ?」

京「あいつに追い返されたんだよ 一緒に探してやれって」

咲「え〜…何かごめんね」

京「俺もお前ひとりじゃ危なっかしいと思ってたし」

咲「あーまた私のことバカにして」

京「してないしてない それより咲浴衣なんだな 似合ってるじゃん」

咲「え?そう?ありがとう// お母さんのお古なんだ//」

京「貧乳には浴衣が良く似合うんだよ」

咲「京ちゃぁん…」

京「間違えた 可愛い貧乳には浴衣が良く似合うんだよ」

咲「もういいです 早く探そう」

666 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:10:26 ID:ijBU5Ol6P
20 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:41:03 ID:SOC48nN2
咲「あ…」

京「見つかった?」

咲「ううんあれ 射的」

京「どうかしたのか?」

咲「あれ来るときに三人でやったんだ あのぬいぐるみ狙ったんだけど獲れなかった」

京「ふ〜ん」

おじちゃん「お お嬢ちゃんまた来たね 今度は彼氏連れて挑戦かい?」

咲「なっ!?かっ彼氏じゃないですよ〜!」

京「………」

おじちゃん「はっはっは ちょっと獲りやすくしたげるからもう一回やってみるかい?」

京「じゃあ俺が一回だけ」

おじちゃん「まいどあり」

咲「京ちゃん頑張ってー」

667 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:11:14 ID:ijBU5Ol6P
21 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:43:05 ID:SOC48nN2
咲「京ちゃん射的上手だねー」

京「俺とお前じゃリーチの差があるしな 景品の上の方を狙うのがコツなんだよ」

咲「おじさん獲りやすくしてくれてたみたいだしね」

京「…そうだな……あのおじさんの言ってたことは本当だった」

咲「うん」

京「あのおじさんの言ってたことは本当だった」

咲「?何で二回言ったの?」

京「やっぱり鈍いな咲は」

咲「?またバカにする…でもありがとうぬいぐるみ」

京「俺だと思って可愛がってやってくれ」

咲「うん 大切にするよ」

京「っああ//」

668 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:12:29 ID:ijBU5Ol6P
22 :名無しさん:2010/01/25(月) 19:44:51 ID:SOC48nN2
京「結局見つからなかったな」

咲「うん…学校で謝っとかなくちゃ」

ヒュルルル ド-ン!!

咲「花火!」

京「そういや祭の最後に花火があるとかって」

ヒュルルル ドーン!!
咲「わぁ…」

京「………」

咲「私花火って大好き」

京「………」

咲「花火も『咲く』って言うのかな?」

京「………」

咲「京ちゃん?どうしたの?」

京「いやもう俺の心の花火もどっかんどっかんで」

咲「あはは なにそれ 綺麗だねー花火」

京「花火よりも咲のh」
ヒュルルル ドーン!!!!
咲「え?なぁに?」

京「いやーははは//…うおおおおおおたーまやーーーー!!!!」

咲「ちょっ京ちゃん恥ずかしいよっ!//」



A「いやーごめんね嫁だな君 君の須賀君を」

B「悪いな嫁だな君 須賀君との約束を」

嫁だな「俺はホモか何かか」
おわり


669 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 20:13:22 ID:ijBU5Ol6P
以上、避難所からSSの転載でした
作者さんGJ

670 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 22:40:01 ID:kIlNhZE70
咲の抱き枕や添い寝シーツで寝る京太郎が見たい

671 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/25(月) 23:12:16 ID:lnVfc7s20
>>668
GJ!
っていうかもう二人付き合ってるだろコレ!!

672 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/26(火) 10:12:19 ID:n9GqHrfc0
A、Bは咲ちゃんと京ちゃんを応援しながらも、京ちゃんと嫁だな君の仲を想像してニヤニヤするという複雑な立場に違いない

673 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 09:03:50 ID:gkitdtr2P
避難所から転載

29:名無しさん
10/01/26(火) 16:56:22 ID:WX379ieE
おバカなエロコメ投下します
苦手な人はスルー推奨
二年後の春の話です

674 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 09:05:02 ID:gkitdtr2P
30:名無しさん
10/01/26(火) 16:57:30 ID:WX379ieE

 咲登校中

咲(来週から高校最後の大会かぁ・・・)

咲(・・・)

咲(京ちゃん大丈夫かなぁ・・・)

京「さ!き!」ムニュ

咲「ふぇっ!京ちゃん!」

京「いい感触だ」キラッ

咲「ちょっと!いきなり出てきて胸触らないでよ!」

京「ふぅん・・・また大きくなったな」キラッ

咲「もう!京ちゃんが毎日揉むからでしょ!」

京「お前、小さいの気にしてなかったっけ?」キラッ

咲「そうだけど・・・制服の胸の辺りがきつきつだよぉ」

京「ほぅ・・・」

咲「なっなに?ジロジロ見て」

京「いい眺めだ」

咲「ばか!」

 ポカッ

京「いてっ!」

675 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 09:06:22 ID:gkitdtr2P
31:名無しさん
10/01/26(火) 16:58:31 ID:WX379ieE

咲「京ちゃんなんか知らない!先に行くから!」

 ズカズカズカ

京「あぁあ!待ってぇ咲ぃ」

 タッタッタ

京「咲?」

咲「なぁに!?」

京「Eカップになったか?」

咲「今Dカップですぅ!」

京「じゃあもっと揉まないとな!」キラッ

咲「ばかっ!」

 ポカッ

京「あぁあ!」



 ガサガサ

嫁だな君(俺の言った通り揉んでおいてよかっただろ・・・京太郎)

-終わり-

676 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 09:09:17 ID:gkitdtr2P
32:名無しさん
10/01/26(火) 17:23:51 ID:WX379ieE
以上です
書くの忘れましたが18禁じゃないです

677 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 15:28:07 ID:cu9SQ60D0
すっかり『嫁だな君』が定着したな

678 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/27(水) 16:29:02 ID:WqYaDg0A0
>>664
>悪い嫁だな
理解するのに少し時間がかかった

679 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/28(木) 00:26:26 ID:uGXszB/eO
規制解けた
京咲!京咲!

680 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/28(木) 08:08:09 ID:WFTQn5nBO
テスト

681 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/28(木) 12:05:10 ID:3tar/zAE0
書き込めるとうれしいなー

682 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/28(木) 12:28:28 ID:oipiNz7vO
咲ちゃんもうすぐバレンタインデーだね

683 名前:みやながさき:2010/01/28(木) 22:55:42 ID:UIIfx15a0
今年は手作りに挑戦です

684 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 01:37:45 ID:8VAu+rLK0
中一

咲「こ、今年のバレンタインは京ちゃんにチョコあげてみようかな、
べ、別に深い意味はないけど義理は大切だもんね。いつも仲良くしてもらってるし。
でも京ちゃんにだけあげて本命だと思われたら…それはそれで!」


咲「はい京ちゃん、えと、その…バレンタインのチョコです」

京「うお、サンキュー。咲がくれるとは思わなかった。おまえバレンタインとか興味ないかと思ってたよ。
他のやつにもあげたの?」

咲「ううん!誰にも!…京ちゃんだけ、だよ…」

京「そりゃ光栄」モグモグ

咲「……」ドキドキ

京「チョコっていいよなー、俺こう見えて甘いもの好きなんだ」モグモグ

咲「あの…それだけ…?」

京「なにが?」

咲「いえ、なんでも…」


685 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 01:40:07 ID:8VAu+rLK0
中二

咲「今年は高級なチョコにしよう、にんげんのチョコよりうまいってどこかの魔人さんも言ってたし。
それでラッピングも豪華にして、これなら京ちゃんだって…!」


咲「京ちゃん、チョコどうぞ」

京「おお、さんきゅ。て、去年と違って随分豪華だな。
モグモグ…うわ、味もすげーいい!高かったんじゃないかこれ」

咲「う、うん。ちょっと気合いれてみました」

京「な、なんか悪いな。お返しはこっちもなるべく頑張るよ、期待しててくれ」モグモグ

咲「あの…それだけ…?」

京「なにが?」

咲「お返しより期待してたものがあったりなかったりするんだけど…」

京「え?な、なんだよそれ」

咲「いえ、いいです…」



686 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 01:42:08 ID:8VAu+rLK0
中三

咲「今年はもう手作りでいこう!京ちゃん鈍いからこっちもそれくらいやんなきゃダメだ!
クラスの中で一人だけチョコあげて三年目だよ?それで手作りだよ!?
いくらゾウ亀並に鈍い京ちゃんだって、今度こそ私の気持ちに気づいてくれるはず…!」


咲「はい京ちゃん、チョコレート」

京「お、おう、ありがとな。…なんで目血走ってんの?」

咲「気合とか鈍重な誰かさんに対する不満とかいろいろ」

京「よくわからんが…これもしかして手作り?」

咲「うん!手作り!京ちゃんだけにあげる手作りチョコ!」

京「そ、そか、じゃあ心していただきます」モグモグ

咲「……」ギンギンギラギラ

京「…おお、うまいなこれ、店で売っててもおかしくないレベルだ。
咲パティシエとかいけるんじゃね?」

咲「それだけ?」

京「え…なにが?」


687 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 01:46:04 ID:8VAu+rLK0
咲「それ徹夜してつくった手作りチョコなんだけど。
私、チョコあげるのなんて京ちゃんだけなんだけど。
味よりこめられた気合とかその裏側の気持ちとかに気づいてほしかったんだけど、あ、でも味褒めてくれたのは嬉しかったです。
京ちゃんの感想はそれだけ?」

京「…すまん、何言ってるかわからん」

咲「……………」

京「えと、咲さん…?」

咲「京ちゃん」ニコ

京「はい」

咲「せっかくだから食べさせてあげるね」

京「え、い、いいよ」

咲「遠慮しないで、ほらあーん」グリグリグリ

京「ちょ、咲さん、そこ口じゃないです、鼻です」

咲「え?なに?なんて言ってるかわかんない。
やっぱり鈍すぎる人は日本語も不自由になっちゃうのかな?」シュインシュインシュイン

京「なんか変なオーラでてる、金色に光ってる!
ていうかそこは口じゃなくて目…あだだだだ!!!!」

以上です


688 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 02:07:06 ID:SqvbTKH10
GJ!!!
目が笑ってない咲が見えるwww
ってかこんなこと三年の続けたらそりゃ怒るわ

689 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/29(金) 02:42:40 ID:RY42VE7K0
>>687
いいよいいよー咲ちゃんかわいいよー
勝手に高一編作ってみた

咲「押してダメなら引いてみよう」

咲「京ちゃん今日バレンタインデーだね チョコもらえた?」

京「いや…それが全然…」

咲「ふ〜ん」

京「おいおい咲もくれないのかよ 去年までくれてたのにさ」

咲「私からのチョコ ホントに欲しい?」

京「欲しいさ」

咲「じゃああげる ハッピーバレンタイン京ちゃん」

京「おお!用意してくれてんじゃん!大好きだよ咲!」

咲「っ!////いっ…いいえ…//」

690 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 01:27:36 ID:4gdMysTl0
咲さんよぉ待ち遠しいのは分かるけどまだ一月だぜwww
バレンタインの前に節分もあるし二月二日は京ちゃんの誕生日だし

691 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 02:06:50 ID:sKIm68gK0
そうだ、豆まきだ!
清澄の誰が鬼?
優希だじぇ!

692 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 12:36:14 ID:6WpOayf2O
「みやながさき」は今日はいないんだな

693 名前:みやながさき:2010/01/30(土) 14:45:42 ID:4fNCMyNV0
いますよ 今日はお休みですから京ちゃんに会えません

694 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 19:40:25 ID:WC44hL4+O
明日も会えないね…

695 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 20:11:54 ID:4gdMysTl0
遊びに行けば良いじゃないっすかwww
後個人的には咲と京太郎は中学時代双方の家に遊びに行ったことがあると思ってる

696 名前:みやながさき:2010/01/30(土) 20:33:24 ID:4fNCMyNV0
そうですね…明日日曜ですし思い切って遊びに行ってみようかな…

697 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 22:07:09 ID:3YMuKLTO0
そういえば、宮永さん、バレンタインデーには何か作戦を練っているんですか?

698 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/30(土) 23:59:25 ID:Gcp+7xlxO
ちょこっとだけ…

699 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 06:30:08 ID:GOi4gC1d0
>>698
   ∧,,∧  ∧,,∧
 ∧ (´・ω・) (・ω・`) ∧∧
( ´・ω) U) ( つと ノ(ω・` )
| U (  ´・) (・`  ) と ノ
 u-u (l    ) (   ノu-u
     `u-u'. `u-u'

700 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 07:10:41 ID:n8rn7ldUO
今年のバレンタインは日曜だから、家知ってる幼なじみは超有利ですな

アレ? 家知ってるよね?

701 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 21:37:51 ID:epIIi0AT0
宮永さん的には、チョコを京ちゃんちで渡してさ、いい雰囲気になってそのまま…っていう作戦ですね?

702 名前:みやながさき:2010/01/31(日) 21:59:09 ID:U+mGF3+P0
そ、そのまま…ゴクリ
でも京ちゃんホント鈍いからチョコだけ貰ってはいさよならってことも…
まず家にあげてもらうとこから考えなきゃ…

703 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/31(日) 23:41:52 ID:sjPnn6mCO
もし京太郎が病に侵されて余命1ヶ月しかないと言われたら咲はどんな反応をするのだろうか

704 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/01(月) 04:20:47 ID:ZU3zFTur0
>>703
ボロボロに泣きながら無理矢理押し倒してでも中に出してもらって京ちゃんと一緒にいた証しを
残しかねないがそのシーンを想像して涙が出てきた

705 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/01(月) 13:12:21 ID:DLORuFYTO
>>702
「せっかく来たんだからお茶くらい出さない? フツー」と、少々強めな態度で上がり込む…

なんていうか咲ちゃんって普段おどおどしてる感じだけど、京ちゃん(付き合い長い仲良い相手)にはちゃんと自分を出せるってイメージ

706 名前:みやながさき:2010/02/01(月) 20:14:42 ID:iJLNGUdG0
そうですね ちょっと図々しいかもしれないけどそのくらいしなきゃですよね
ところで明日京ちゃんの誕生日なのでこんなのプレゼントしてみようと思います
京ちゃんいっつもレディースランチだから…

Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒
  人     人     人    .人   人     人
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お弁当作るよ券        宮永咲
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放課後までにこれを提示すれば
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翌日お弁当を作ってきます
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※この券は今日から高校卒業まで有効です
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※この券は京ちゃん専用です
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※お弁当を受け取った日は必ず私と一緒に
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昼食をとって感想を述べて下さい
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※紛失した場合は再発行します
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Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y
  人     人     人    .人   人     人
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どうですか?

707 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/01(月) 22:33:58 ID:RLIs0wrN0
うん、いいね

708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 00:05:46 ID:l2nIV4800
咲「もしもし、京ちゃん?誕生日おめでと♪」

709 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 01:00:59 ID:HbmIFGU+0
宮永さんは0:00ジャストに京ちゃんに電話したはず

710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 01:24:29 ID:MVCVpJ6SP
咲「もしもし京ちゃん? まだ起きてる」
京太郎「あう・・・ふぁあ・・・ああ、咲・・・」
咲「あ、ゴメン・・・起こしちゃった?」
京太郎「ん。いや、大丈夫。今から寝ようと布団に入ったトコだから」
咲「そう、ならよかった・・・あのさ京ちゃん! 誕生日おめでとう!!」
京太郎「ん・・・ああそっか、今日俺の誕生日だったな。サンキュー」
咲「えへへ」
京太郎「でも、わざわざ電話しなくても良かったのに」
咲「えっとね・・・そ、その・・・明日の朝、一緒に登校しよ! 京ちゃん家まで迎えにくるから、待ってて」
京太郎「へ? まあ別にいいけど・・・なんで?」
咲「わ、渡したいモノがあるの・・・絶対待っててよ! 忘れないでね!」
京太郎「おう、分かった。待ってるから」
咲「え、えへへ・・・/// じゃあ、おやすみなさい」
京太郎「おやすみー。また明日な」

ピッ

咲「・・・手編みのマフラー・・・京ちゃん、喜んでくれるかな?」
・・・・・・
咲「『待ってるから』・・・だって・・・・・・ん〜〜!!」 ニヤニヤ
じたばたじたばた

711 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 11:41:22 ID:olU2mi5y0

「ふぅ…掃除終わりっと」
一人の男子生徒が箒を持ちながら麻雀部の部室で大きくため息をついた。
彼の名前は須賀京太郎。彼の所属する清澄高校麻雀部は男子一人に女子五人という、規模は小さいながらも全国を目指す活気溢れる麻雀部である。
彼女達は県大会において強豪を相手に苦戦を強いられながらも見事に優勝を果たし、全国大会への切符を手に入れた。
一方の京太郎自身はといえば…麻雀に関してはてんで話にならないほど弱く、そのせいか部室の掃除や買い出しなどの雑務はほとんど彼の役目という待遇を受けている。
けれども彼はその事について特に気にはしていない。まぁ、これも仕方ないやねと感覚で毎日こなしている。
そんな軽い所が彼の良い所でもあり、悪い所でもあった。
そして今日もまた他の部員よりも早く部室に来て彼女達のために掃除をこなしていた。
「にしても、全国大会か……咲の奴は大丈夫かねぇ」
京太郎は机の上に置いてあった写真を眺める、先の県大会で優勝した時に撮られたものだ。咲は自分の姉である宮永照と仲直りして、また一緒に暮らすためにこの麻雀部に入部した。

712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 11:43:24 ID:NgLdGLnA0
そんな咲を京太郎は気にかけていた。咲は非常にプレッシャーに弱い人間だ、もし自分の姉と仲直りする事が出来なかったら…という考えが咲に重圧をかけているのかもしれない。
それでなくとも、咲は他の仲間に対する思いが人一倍強い人間なのだ。
それらが彼女を縛る鎖となって咲の力を奪ってしまうのではないか。
京太郎はその事を不安に思っていた。
「まぁ、和や部長達がきっと力になってくれるさ…」
写真を手に持ちながら京太郎は笑みを浮かべた。
咲なら心配ない、今の咲には和を始め彼女を支えてくれる仲間達が沢山いる。
咲がへこたれても皆が咲の力となってくれるだろう…県大会の時みたいにな。
京太郎はそんな咲に頼もしさを感じると共に寂しさを感じていた。
中学校の時は一緒にいる時間が多かったのに、咲が麻雀部に入部してからは一緒にいる機会がほとんどなくなった。
帰る時は和やタコスと三人で、最近では登校する時もその二人と一緒だ。
昼食の時も三人で食べる事も多く…今の京太郎は昼食の時はたった一人で食べている。
この前もレディースランチを食べるべく咲を誘ってみたが原村さん達と食べるから、と体よく断わられてしまった。

713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 11:45:04 ID:NZIbTIUG0
もはや咲は自分を必要としていない、京太郎はそう考えると少し悲しくなった。
でも、いいさ…あいつが幸せならそれで良いんだ。今の俺には…咲の頑張っている姿を見届けるしか出来ないんだから。京太郎は深くため息をつきながらゆっくり写真を撫でた。
ズキンッ…
「か、はぁ!」
写真が京太郎の手から落ちる。京太郎は胸をおさえながらその場でうずくまった。
「また……かよ!くそっ……」
心臓が裂けるほどの強い激痛が胸を襲う、それに対し京太郎はギリリッと歯を食いしばりながら懸命に耐えている。
(一体…どうなってんだよ…この痛みは…!)
実は京太郎を襲う胸の激痛は一度や二度の事ではない。
初めて京太郎が胸の痛みに襲われたのは咲が麻雀部に入部する事を決意した時だった。
京太郎が家に帰る途中、急に胸のちょっとした痛みが走った。京太郎は不審に思ったが、まぁ…少し疲れているんだろうなと考えただけで特に気にはしなかった。
そんな彼の軽い性格が後々に自分を苦しめる事になろうとは――。
その日を境に胸の痛みが京太郎を襲う様になった。

714 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 18:11:58 ID:YujTQ8qb0
ちょ、何だこの重い話は!支援です

715 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 20:28:09 ID:/dfHCIyz0
>>713

最初の内は軽い動悸程度だったが、日を重ねる事にそれは強い痛みへと変わっていった。
流石の京太郎も自分の身体の異変に気付き、病院へ行こうとも考えた。
けれども彼はそうしなかった…何故なら麻雀部の県大会が近かったから。
大会が近いのにもかかわらず、自分が病院へ行けば他の部員――特に心配性の咲に少なからず動揺を与えかねない。
京太郎はそれを恐れたのである。結局、彼は胸の激痛を皆に隠したまま県大会に望んだ。
けれども身体の異常はそんな彼を許す事はなかった。応援している時も、買い出しに行っている時も――胸の激痛は彼を襲った。
実は男子個人戦の時も痛みは襲っていた…恐らく京太郎は痛みをおさえるのに必死で麻雀どころではなかっただろう。
それでも彼はその事を他の部員に悟られぬ様、必死で耐え抜いた。
激痛と戦いながらも麻雀部の皆のためにサポートを続けた。
彼女達に全国大会に行って欲しかったから、咲の願いであるお姉ちゃんと仲直りしてまた一緒に暮らすという夢を叶えて欲しかったから――。
皆に空気扱いされようが、こき使われようが京太郎は不満を言う事もなくこなし続けた。
全ては咲のため、麻雀の仲間達のために…。

716 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 20:31:34 ID:veR2w2JN0
「はぁ…はぁ…!」
ようやく京太郎の胸から激痛が消えた。彼は胸から手を離すと、落としてしまった写真を拾う。
(危ない所だった…)
京太郎は顔から流れる汗を拭いながらフゥッとため息をついた。
こんな所を他の部員に見られてはいけない、せっかく全国に行けるのに皆に要らぬ心配をかけさせる訳にはいかないのだ。
「しかし…」
京太郎はポツリと呟く。
県大会が終わってから胸の激痛が毎日の様に襲ってくる。
今までは皆に隠しながら上手くやってこれたけど、このままだといずれバレてしまうだろう。

「……はタコスに限るじぇ〜!」
「もう……ゆーきったら…」
考え事をしていた京太郎の耳に咲達の話し声が聞こえてきた。
まずい、咲達がやってくる。
京太郎は急いで写真を机の上に戻し、麻雀卓の前に座る。
「じゃーん!ゆーき様の登場だじぇ!」
タコスの高らかな声と共に勢いよくドアが開かれ、三人が部室の中にやってきた。
「なーにが、ゆーき様だよタコス。 お前の名前なんかタコスで十分だよ」
「むっ!犬、今日も来るのが早いな!感心、感心!」
「ばーか、お前に褒められても嬉しくないっての!」

717 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/02(火) 23:55:40 ID:qys1CZPl0
タコスに嫌味を言いながら何もなかったのように振る舞う京太郎。
けれども、再びあの激痛がやってくるのではないかと内心では恐怖を感じていた。
「おっ、もう皆そろってみたいじゃな」
「そうみたいね、大会に向けて頑張っているみたいで安心したわ」
咲達に続いて久とまこが部室へとやって来る。久は京太郎の方へと歩み寄るとニッコリと微笑んだ。
「須賀く〜ん、悪いんだけど…ちょっと買い物に行ってもらえないかしら?」
毎度お馴染みの久の買い出し指令。慣れている事とはいえ、少しヘコんでしまう。
「またですか部長? 分かりましたよ、行って来ます…」
「すまないわね須賀君。 はいこれ、お金と買い物リスト」
財布とメモを久から受け取った京太郎はドアに向かって歩き出す。
「出来るだけ早くお願いね〜」
「アンタ…鬼じゃな」
やれやれ、部長も人使いが荒いなぁ…まぁ、これも仕方ないやね。
京太郎はメモを確認しつつ、ドアに手をかけようとした。
ズキンッ…
(………!)
くそっ、またかよ!胸の激痛が再び京太郎を襲い始める。
堪えろ、堪えるんだ京太郎。皆に感付かれる前に早くこの部室から出るんだ。

718 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 00:01:31 ID:i7nbUcFX0
京太郎は自分にそう言い聞かせながら扉を開ける。
「どうしたの京ちゃん?なんだか具合が悪そうだけど…」
そんな彼の異変に気が付いたのか咲は京太郎に声をかける。
「い…いや、ちょっとお腹が痛くなっただけさ。 咲が気にする事じゃねーよ」
今にも気絶しそうな激痛に堪えながら京太郎はニカッと咲に笑みを見せる。
「そう?具合が悪いんだったら私が代わりに買い物に行っても…」
「大丈夫、大丈夫!咲はそんな事を気にせずに麻雀の練習を頑張れよ!」
京太郎は咲に手を振りながら部室の扉を開ける。
バタンッ
「が…あぁ…!」
扉が閉じるのと同時にその場でうずくまる京太郎。彼の額からポタポタと脂汗が流れ落ちる。
これ以上はやばいかもしれない。明日は休みだから咲達にバレる前に病院に行く事にしよう。
京太郎はゆっくりと立ち上がるとフラフラと歩き出した。

その後、心配していた胸の痛みに襲われる事もなく部活が終わり京太郎は帰る準備をする。
久し振りに咲と二人で帰ろうかな。
そう思った京太郎は咲に声をかけようとした。

719 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 00:04:35 ID:ah37/pLN0
「咲、久し振りに一緒にかえ…」
「咲ちゃ〜ん!新しいタコス屋さんが近くで出来たみたいだから、のどちゃんと一緒に行こうだじぇ!」
京太郎の話を遮るように咲に飛び掛かるタコス。彼女のタイミングの悪さは間違いなく麻雀部の中で一番であろう。
「う、うん…いいよ。 またこの間みたいに食べ過ぎないでね?」
「大丈夫だじぇ!タコスに限っては私の胃袋は宇宙なんだじぇ〜!」
「もう、ゆーきったら。 この前の事で懲りてないんですか? 大体ゆーきはいつも……」
タコスと和の登場で京太郎は完全に蚊帳の外へと追いやられてしまった。
「ん…、どうかしたの京ちゃん? 何か話があったみたいだけど…」
「あ…ああ!なんでもねーよ!特に気にする事でもないからよ!」
「そう…? なら良いんだけど…」
「咲きちゃーん!早く行くんだじぇ!」
「う、うん…それじゃあね京ちゃん」
咲は鞄を持つと和達の所へと走り出した。そんな咲の後ろ姿を京太郎は一人、悲しそうに眺めていた。
もう、咲の目には俺なんか写っていないんだな。
「なんだかなぁ…」
一人取り残された部室で京太郎はポツリ呟く。

720 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 00:07:19 ID:i7nbUcFX0
それにしてもなんで急に咲と一緒に帰ろうと思ったのだろう?
京太郎は考えてみたが結局、その理由が分からなかった。
…もしかしたら明日、病院へ行く事への不安が京太郎をそうさせたのかもしれない。

次の日、京太郎は皆に内緒で病院へ行った。診察内容はもちろん胸の痛みについてだ。
何が原因で胸に激痛が走るのか京太郎は知りたかった。
(まぁ、薬か何か飲めばすぐに治るだろ! でも、手術を受ける事になったら…そん時はそん時だ)
検査を受けながら京太郎はいつも通り軽い気持ちでそう考えていた。
しかし――運命は彼に残酷な現実を突き付ける事となる。

「須賀君…今日、君は家族の方と一緒に来たのかな?」
京太郎の担当医が重々しい口調で彼に問い掛ける。
「いえ、一人で来ましたけど……何か?」
「そうか……出来ればご家族の方と一緒に話がしたかったのだが…」
担当医の言葉に京太郎は言い知れぬ恐怖を感じる。
自分の身に何か重大な事が起こっているのではないのか。
そんな不安から京太郎は担当医に質問をぶつけてみる。
「その……何が原因なのでしょうか? その…胸の激痛について…」

721 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 00:27:07 ID:un2AbZ5F0
今回はここまで。
>>703を元にしました


そしてかつて投下させてもらった麻雀ツヨナールに続きがあった事に驚きながら床につく。

>>714
感謝致します

722 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 00:58:05 ID:/MRRszPn0
うおぅ、なんだか物凄く重そうな話だ…でも読み応えありました
続き楽しみにしてます

723 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 01:05:00 ID:aKm7v7By0
>>721
続き期待してます!

724 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/03(水) 01:07:54 ID:YaX/BHOv0
と、とりあえず京咲でラブが見れるならそれで……
とりあえずGJの言葉は全て終わるまで取って置かせてください

725 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/04(木) 00:26:09 ID:Ghc7PeVz0
ツヨナールの元々の作者さんか、GJ!!

726 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/04(木) 10:47:57 ID:tpJmd51eO
>>721
ハッピーエンドになることを祈りつつ
期待してます!!

727 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/04(木) 20:39:38 ID:EThdgyRWP
避難所転

41 :名無しさん:2010/02/04(木) 18:55:56 ID:eNpopJmE
ショート二本

京「ふぁ〜ねみ」

咲「京ちゃんまた夜更かししたの?

京「咲の事考えてると眠れねーんだよなぁ・・・」

咲「(/////)・・・・・・早く寝ないとダメだからね!」

京「わーってるわーってる」



京「さーて、デザート食おうかなぁ」

咲「まだ食べるの?」

京「男には食わなきゃいけない時だってあるんだぜ?」

咲「京ちゃん、食べ過ぎは体に良くないよ?」

京「ん?俺が食べたいのは咲だぞ」

咲「(//////)」カァァァ

咲「ばか!京ちゃんのばか!大好き!ばか!」

728 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/04(木) 23:46:14 ID:tpJmd51eO
京太郎・・・
GJ!

729 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 00:34:26 ID:YE0d4Rb+0
京ちゃん…今回も出番なかったね…

730 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 07:40:04 ID:JRuE9MlTP
女の子だけの合宿だからなあ

731 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 11:31:58 ID:JRuE9MlTP
避難所転載・・・間違えて京太郎スレの方に張ってた

43 :名無しさん:2010/02/05(金) 08:43:27 ID:eQ6tD7cw
規制により代行を依頼します

>>720
担当医は無言のまま心臓の辺りを撮影したレントゲン写真を京太郎に見せる。
「……君の心臓に極めて危険な異常が見つかった」
「………え?」
担当医の言葉に京太郎は言葉を失った。極めて危険な異常だって?どういう事だよ、それ。
京太郎は逃げ出したい気持ちをおさえながら担当医に質問を続ける。
「それって…、どういう異常なんですか? 治すためには手術も…必要だって事ですか先生?」
手術をすれば治る、京太郎はそう担当医に言って欲しかった。
しかし、担当医は首を横に振ると写真をそっと京太郎に手渡した。
「京太郎君……残念ながら君の心臓の異常は現代の医療技術では治す事は不可能なんだ」
「治す事は不可能って…!?じゃあ俺は、一体どうなってしまうんですか!?」
「……辛い現実かもしれないが、君の心臓はかなり病に蝕まれている。
恐らく一ヵ月…長くても二ヵ月しか君の心臓は耐える事は出来ないだろう」
担当医から告げられた無情な余命宣告――自分は後一ヵ月しか生きる事が出来ない。
そんな現実に直面した京太郎は目の前が真っ暗になっていく感覚に襲われた。

732 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 11:32:52 ID:JRuE9MlTP
44 :名無しさん:2010/02/05(金) 08:45:12 ID:eQ6tD7cw
嘘だろ?俺が…死ぬ?たった一ヵ月で死ぬ…?
身体中の震えが止まらない、これが夢であったらどんなに救われるだろう。
でも――今、自分がいるのは紛れもない現実。自分に残された時間は一ヵ月のみという残酷な現実である。
「京太郎君…私は君に入院する事を勧める。 今の君は非常に危険な状態だ」
「……でも、入院したとしてもそれで治る事はないんですよね?」
「確かにそうだが……それでも幾何かは余命を延ばす事は出来る。 それに今の状態で日常生活を送るのは極めて困難だろう。 それは君が一番分かっている事じゃないのかね?」
担当医の言葉に京太郎は自分の胸に手を当てる。確かに担当医の言う通り何時、どこで胸の痛みが襲って来るのか分からない。
もし、昨日みたいに咲達と一緒にいる時に痛みに襲われてしまったら…?
普通に考えれば担当医の言う通り、入院するべきなのだろう。
けれども――
「少し…考えさせてください」

その日の夜、京太郎はベッドに横になりながら物思いにふけっていた。
余命一ヵ月――自分に残された時間はあまりにも短い、その時間をどう使うべきなのか?

733 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 11:33:33 ID:JRuE9MlTP
45 :名無しさん:2010/02/05(金) 08:47:28 ID:eQ6tD7cw
病院に入院して、ただただ死ぬのを待つだけなのか?
それとも悲しみに暮れ、毎日を泣きながら過ごすのか?
いっそ、どうせ死ぬんだったらと己の欲望のままに生きるのか?
「違う…」
そうだ、俺にはやらなくてはならない事がある。入院しては助からないのは分かっている。
やけを起こしたり開き直って欲望に生きるなんてのは愚の骨頂だ。
京太郎はある決意を固めた。

「何かしら須賀君、私達に話があるって」
「いえ、ちょっと皆に言いたい事がありまして…」
京太郎は麻雀部の面々を見渡しながらニッコリと微笑む。
(きっと皆、怒るだろうなぁ…でももう決めた事なんだから仕方ないよな)
京太郎の決意、それは――
「俺、今日で麻雀部をやめさせてもらいます」
京太郎の退部宣言、いきなりの事態に麻雀部の一同は驚愕した表情で京太郎の顔を見た。
京太郎は考えた。これ以上、自分が麻雀部にいれば必ず彼女達の足手纏いになるだろう。
それならば自分がいなくなれば良いだけの事だ、空気である俺がいなくても皆は構わないろうしな。
五人だけでも楽しくやっていけるさ…今までだってそうだったのだから。

734 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/05(金) 23:36:29 ID:S1a3YgPj0
おぉぉ、なんか雰囲気がどんどん重く……
続きに期待です

735 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 00:06:58 ID:sQJaPBWEO
その先にあるのは光か闇か・・・気になる!
続き期待してます!

736 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 02:31:48 ID:pfNopOxZ0
46 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/06(土) 02:18:30 ID:ZXn58CdE
>>733
「ちょ、ちょっと待て京太郎!やめるってどういう事じゃ!?」
「ええ、ですから今日をもって麻雀部を退部させていただきます」
「な、なんでだじょ京太郎!!もうすぐ全国大会があるのに……理由を言え理由を!」
「理由か……まぁ、単純に飽きたから…かな?」
「飽きたって、そんな無責任な…そんな理由で退部なんて恥ずかしいとは思わないんですか!?」
「仕方ないだろ?本当に飽きちまったんだから」
まこを始め、タコス、和が口々に質問を京太郎に並びたてる。
咲はその様子をただ呆然と眺めていた。
(京ちゃん…なんで?)
自分が麻雀部にいるのは京太郎が誘ってくれたから。なのに何故、その誘った人間がやめるなんて言い出すのか?
何故、このタイミングで言い出すのか――咲には全く理解出来なかった。
咲はチラッと部長である久の方に目をやる、久はまこ達の様子を見ているだけで何も言おうとはしない。
「とにかく、もうここには来ないから! 退部届け、ここに置いておきますんで。 今までありがとうございました、それじゃ!」
京太郎は【退部届け】と書かれた封筒を机の上に置くと足早に部室から出ていった。



737 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 05:11:21 ID:0Ae2AFSK0
転載が止まったので続きは俺が

47 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/06(土) 02:21:34 ID:ZXn58CdE
「ちょっと待って京ちゃ…!」
「宮永さん!あんな人、追う必要はありません!」
京太郎の所に行こうとする咲を和が止める。
「なんで止めるの原村さん…? このままじゃ京ちゃんが…」
「須賀君の事なら放っておきましょう! 飽きたからって理由でやめるなんて……見損ないました!」
「でも……」
「のどちゃんの言う通りだじぇ! あんな裏切り者なんか……いない方が…いいんだじぇ……」
「そんな…優希ちゃんまで…」
「あんな奴…あんな奴、もうどうでもいいんだじぇ!」
タコスは目に涙を浮かべながら叫ぶ。タコスも咲と同じく、京太郎が退部すると聞いて大きなショックを受けていた。
少なからず京太郎に好意を抱いていたタコスにとって、京太郎の退部宣言は自分の気持ちを裏切られたようなものである。
だからこそタコスはそんな京太郎に強い怒りを感じてしまったのだろう。
その事がタコスが咲を止める理由になっていた――本当は自分も京太郎の所に行きたいはずなのに。
「なぁ部長、アンタさっきから何も言わんがどういうつもりなんじゃ? …ワシはてっきり京太郎を止めるもんかと」

48 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/06(土) 02:23:14 ID:ZXn58CdE
咲達が揉めている一方でまこは久に問い掛ける。
自分の部のメンバーがやめようとしているのにもかかわらず、一向に動こうとしない久。
そんな彼女をまこは疑問に思っていた。
「ええ、ちょっと気になる事があってね」
「気になる事……なんじゃいそれは?」
「まぁ、そう大した事じゃないんだけど……今はこの状況をどうにかしないとね」
「確かに部長の言う通りじゃのう。 このままじゃあ練習どころじゃないわい」
京太郎の事も気になるが、咲達を落ち着かせないといけない。
久はパンパンと手を強く叩いて彼女達の注意を引いた。
「はーい、皆!須賀君についての話はここまでにして、練習を再開するわよ!」
「そ、そんな…部長! 部長は京ちゃんの事が気にならないんですか!?」
「もちろん、須賀君の事については気にはなっているけど…。 彼の処遇については後々決めるとして、今は練習に集中するべきだと私は思うわ」
「で、でも……」
「宮永さん、私は部長の言っている事が正しいと思います。 須賀君と違って私達には全国大会があるんですよ?
宮永さんの気持ちは分かりますけど、今は大会に向けて練習をするべきです…違いますか?」

738 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 05:12:04 ID:0Ae2AFSK0
49 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/06(土) 02:25:55 ID:ZXn58CdE
「……………」
久と和の言葉に咲は押し黙ってしまう。二人が言うように自分達には全国大会がある…お姉ちゃんを始め、全国の強豪が待ち構えているだろう。
それは頭では分かっている、分かってはいるけど――。
「咲ちゃん! しっかりするんだじぇ! あんな奴の事なんか気にする必要はないじょ!」
タコスもまた、咲に練習をするように促す。
「優希ちゃん…」
このまま京太郎の話をしていても時間は無駄に過ぎていくだけである。
「分かりました…」
皆の説得に咲はようやく京太郎の件について諦める事を決めた。
「じゃあ、練習を始めるわよ!」
咲は雀卓の椅子に座りながら京太郎の事の思う――京ちゃん…本当に麻雀部やめちゃうのかなぁ?

咲はギュッとスカートを握った。
――さっきからずっと胸騒ぎがする。なんだろう、凄く嫌な感じがするけど…。まるでお姉ちゃんがいなくなったあの時…ううん、それ以上に感じる。
「考え…過ぎだよね」
咲はボソリと呟く。京ちゃんがいなくなるなんて絶対にない。
だって京ちゃんとは……昔からずっと一緒にいたんだから。そしてこれからもずっと京ちゃんと一緒に……。

739 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 07:32:30 ID:md7J2EZu0
GJです、続きが気になって仕方がない
一体二人の関係はどうなってしまうんだろう


740 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 21:06:58 ID:8A8sNUiY0
全体的に薄桃色で咲が見上げている
京「荷物持ってやろうか?」咲「これくらい持てるよ!」

みたいな画像誰か持ってませんか?

741 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 21:10:23 ID:8A8sNUiY0
あと現在重厚なSSが連載中のようですけど流れぶった切ってほんわかSS投下してもいいんですかね?

742 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 21:23:47 ID:qtcjzkdFP
いいんじゃない?

743 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 21:38:36 ID:sQJaPBWEO
>>740
小さいのですが
ttp://w.upup.be/?AEU2OxAMja
pixivにあります

744 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/06(土) 23:46:11 ID:md7J2EZu0
>>741
構うことはない
存分に投下したまえ

745 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 00:00:48 ID:eVdvdmP60
>>743
GJ!このあと咲は転びそう。
それにしても対応が滅茶苦茶早いですな。

746 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:20:40 ID:preI4aXo0
京「くそーこの分じゃまたラスだなー この『ハギヨシ』って人強すぎる」

京「………みんな合宿元気でやってっかなー」

京「おっといかん 集中集中」

京「テンパイ…ラス確のリーチとか情けな…リーチっと」

京「お…カン リンシャン牌は…おおリンシャンカイホウ…って裏10!?」
【リーチ ツモ リンシャンカイホウ ドラ10】【数え役満】
京「逆転トップ…!!!うおおおやったー!!!!!」

京「よっしゃーこの調子でガンg」
prrr prrr prrr
京「なんだよいいときに…って咲んちから?あいつ合宿行ってんじゃ…」

京「はいもしもし」


747 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:21:34 ID:preI4aXo0
透華「ツモ!4000オール!私の逆転トップですわね!」

咲「あうぅ…」

モモ「リンシャンさん調子良くないみたいっすね…」

加治木「そういうときもあるだろう」

智紀「スランプ…」

アニキ「でも透華に負けるなんてな」

透華「ちょっと!それどういう意味ですの!?」

キャプテン「仲良く仲良く」

久「体調悪いわけでもなさそうだし…何かあったの?咲」

咲「わからないです…本調子じゃないのは確かなんですけど…」

和「大会の時のような緊張感がないからじゃないでしょうか…?」

まこ「ん〜けど咲は部活の時もばしばし和了るしのぉ」

咲「私…ちょっと休憩してきますねっ」
ガラッ
京「失礼しまーすってうお!?」

咲「ぅあっぷ…!?きょ京ちゃん!?」


748 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:22:28 ID:preI4aXo0
久「あら須賀君 どうしたの?」

京「咲これ 親父さんからお届けもの 合宿費」

咲「え!?これかばんの中に入れたはずじゃ…」

京「今朝玄関口に忘れてたってさ 現地徴収なんだろ」

咲「忘れてたんだ…気付かなかったよ…」

京「部長 これ咲の親父さんから差し入れです お菓子類」

久「うわぁありがたいわね お父さんによろしくね咲」

京「あと咲これ 歯ブラシとドライヤーと酔い止め薬」

みはるん「歯ブラシにドライヤー!?」

池田「なんだしなんだし!清澄の大将は一年のくせにもう彼氏持ちかし!」

咲「ええっ!?そそそんなんじゃないですよ!//京ちゃんとは幼馴染で…」

京「そんなんとは何だそんなんとは」

咲「京ちゃんも調子に乗らない!」

ワハハ「なかなかいい男じゃないかワハハ」

かおりん「幼馴染で両想いなんて素敵ですね〜」

睦月「うむ」

咲「だから違うんですってばぁ…//」

京「しかしなんだこの楽園は…」

咲「む…京ちゃん早く帰ってよ混乱しちゃうから」

久「まぁまぁちょっと休んでいきなさいよ 咲のためにせっかくここまで来てくれたんだし」

咲「それは…そうですけど…」

京「じゃあお言葉に甘えて」

優希「あれ?咲ちゃん休憩に行くんじゃなかったのか?」

咲「ぅぐ…えと…」

久「じゃあ須賀君は私たちと一緒にお茶でも飲みましょうか」ニヤニヤ

咲「京ちゃん!休憩するところはあっち!」

京「いや俺は別にここで…」

咲「いいから行くよ!」


749 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:23:21 ID:preI4aXo0
京「何だよいきなり」

咲「だって京ちゃんデレデレしてるんだもん…」

京「そりゃあんだけレディに囲まれりゃあな」

咲「ダメ!デレデレ禁止!みっともないよ」

京「へいへい ところでさっきどこ行こうとしてたんだ?またトイレか?」

咲「ちっ違うよ!//ちょっと調子悪かったから休憩しようと思って…」

京「調子悪いって大丈夫なのか?」

咲「あ…ううんそうじゃなくて…麻雀が本調子じゃないなってこと」

京「何で?やっぱり身体壊してるんじゃないのか?」

咲「身体は大丈夫だよ 原因はよくわからないけど」

京「ならいいけど…お!そうだ!」ギュッ!!

咲「ひゃあ!?//なっなに!?//京ちゃんいきなり…!//」

京「聞いてくれよ咲!さっき俺数え役満あがったんだぜ!」

咲「うっうん…//すごいね…//」

京「だからさ そのツキを咲に分けてやろうと思って ハンドインハンドで」

咲「あ…ありがと//」

京「ふむ 上手く伝わったかな?」スッ

咲「うん!大丈夫!//」

京「それじゃもう一局行ってみますか 俺も見てるから」

咲「うん!頑張るよ!」

京「よし!」

咲「……………あの…京ちゃん…さっきは言いそびれたけどいろいろ持って来てくれてありがとう」

京「ん?おう気にすんな」

咲「それと…その…早く帰ってなんて嘘だから…」

京「ああ」

咲「でもデレデレしちゃダメだよ 気になっちゃうから」

京「へいへい」


750 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:25:50 ID:preI4aXo0
咲「ロン!国士無双!」

咲「ロン!緑一色!」

咲「ツモ!リンシャンカイホウ!」

透華「なんですのこれは!!」

智紀「まるで別人…」

久「調子戻ってきたみたいね」

咲「えへへ…」チラ

衣「おい!次は馬になれ!」

京「ちょ…ちょっと待って…」ゼーハーゼーハー

アニキ「なんだぁだらしねえなぁ 男のくせに」

優希「こいつは私の犬だじょ!勝手に命令するな!」

衣「何だお前は ちびのくせして」

優希「お前の方がちびだじょ!」

衣「なにをー!」

一「まぁまぁ衣 清澄の方も」


751 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:26:32 ID:preI4aXo0
咲「もぉ…」

睦月「えとロン!發のみ2000点です」

咲「あ…」

久「なるほどなるほど そういうことか 須賀君ちょっとこっち来てちょうだい!」

京「はい!何でしょう?」

久「咲の闘牌をよーく見ててあげて」

咲「………////」

京「見てるだけでいいんですか?」

咲「ツモ リンシャンカイホウ//」

京「おお!咲やったじゃん!」

咲「うん//」


752 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:27:15 ID:preI4aXo0
久「さて 急遽合宿への参加が決まった須賀君ですが…君の寝る部屋がとれませんでした」

まこ「ここは予約制で部屋も余っとらんかったけぇの」

久「といっても私たちと一緒に寝るとなると何されるかわからないし…」

優希「それは危険だじょ!」

京「何もしませんよ…」

久「まぁそれは冗談だけど 私の立場としても一緒に寝てくれとは言いづらいのよね 一応この合宿の責任者だし」

咲「まさか野宿しろなんて言わないですよね…?」

久「私もそこまで鬼じゃないわ 須賀君にはこの押し入れで寝てもらいたいんだけど 幸い布団は余ってたし…我慢してもらえるかしら?」

京「全然平気ですよ」

久「悪いわね まぁ咲に操を立てるって意味でも押し入れで寝てもらった方がいいかもしれないし」

京「ミサオって何ですか?部長」

久「操って言うのはねぇ…」

咲「いいですから!//はい京ちゃんおやすみなさい!//」


753 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 12:28:18 ID:preI4aXo0
咲「……………」

咲「……………」

咲「………京ちゃん寝た?」トントン

京「なんだいのびた君」

咲「あのさ京ちゃん 今日は本当にありがとう」

京「歯も磨けたし髪も乾かせたしな」

咲「うん それもあるけど…何か大切なものを掴めた気がする」

京「大切なものって?」

咲「…ナイショ」

京「何だそりゃ」

咲「ねぇ京ちゃんこっち向いて」

京「ん〜?」

咲「っ」

京「っ!……なっ!おまっ…!」

咲「…おやすみ//」

おわり


754 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/07(日) 18:14:48 ID:15N1aiq/P
GJ! ニヤニヤしたw
京ちゃんの前では俄然頑張る咲ちゃん可愛い

755 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 01:07:01 ID:TzhB3IhZ0
大変おいしゅうございました
もっとこーキスするSSも増えてほしいと思う

756 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 01:40:13 ID:5zOY5aaW0
京太郎「だめですよ、お義姉さん・・・あっ・・・・・・」
という照×京とそれを見て激怒する咲が見たい

757 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 01:41:58 ID:BNNsH3KF0
いつの間にか規制解除されてたんでこっちにも
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima009084.jpg
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima009085.jpg

つーか雑談系の板にはまだ書き込めんのね・・・

758 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 04:04:12 ID:Ma5arMaQ0
っかー(>ヮ<グッジョブ過ぎるぜ!!

759 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 08:45:55 ID:qSsd/0yL0
>>757
上の画像をよく見ると、右下のやつの右に修正した跡があるんだなw

760 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 09:13:54 ID:CHjGPJmc0
>>753超gj!咲ちゃんのパワーの源は京ちゃんなんですねw
嫉妬する咲ちゃん可愛い 京太郎がリンシャンであがるのもなんかいい

761 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 18:32:36 ID:aeprpcsO0
>>757
バレたかww
その部分がやたらピンク色だったんで
背景を切り張りして落ち着いた色にしてみたwww

っていうかペイント使って修正したんでバレバレだなw

762 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/08(月) 20:30:49 ID:9JnVo9OEP
>>757
京ちゃんも俺みたいに、「おっぱい無いの気にしてる咲かわえーなー」と思ってたのか!

763 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 10:53:46 ID:BL/GK4VE0
おはよう 俺の可愛い咲

764 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 14:56:37 ID:JGxO/hTm0
京太郎乙

765 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 18:29:27 ID:Gy+LeUgNP
バレンタイン前だし、当日のこと考えてソワソワしまくってるだろうな。咲ちゃん

766 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 20:39:48 ID:ZB/534uh0
54 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 19:37:07 ID:xCzkFENc
代行お願いします

>>738
「これで…良かったんだよな」
屋上で横になりながら京太郎は一人呟く。きっと麻雀部では俺の悪口でも言っている頃だろう…特にタコスが。
でも、これで良いんだ。
これは俺一人さえいなくなれば済む事なのだから。
分かっている事なのに―、覚悟したはずなのに―

なのに…何故……
涙が止まらないんだ…?

胸が痛む…いつもの激痛とは違う胸の痛みがチクチクと突き刺さる。
「畜生…死にたくねぇ…」
もっともっと生きたい。
咲や麻雀部の皆と…ずっと一緒にいたい。
でも、それは許されない…何故なら俺には咲達と違って、もう未来はないのだから。
未来のない人間が未来のある人間の邪魔をする事などあってはならない。
だから俺は、この道を選んだんだ。
京太郎は袖で涙を拭うとスッと起き上がる。すでに辺りは夕焼けに染まっていた。
「もうこんな時間か…もう皆、帰っただろう」
そろそろ自分も帰らなければ。京太郎は首をコキコキと鳴らすと鞄を持って起き上がった。
「ここにいたのね須賀君」
いきなり声をかけられた京太郎は後ろを振り向くと、久が笑みを浮かべながらそこに立っていた。

767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 20:41:04 ID:ZB/534uh0
55 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 19:38:15 ID:xCzkFENc
「ぶ、部長…?何でここに…」
「あら、私がここに来てはいけない理由でもあるのかしら?」
「いや…そういう訳じゃあないんですけどね……ハハハ」
あたふたした様子で京太郎はわざとらしく笑う。
「それで部長…一体何をしにここに…?」
「そうね……ちょっと須賀君に聞きたい事があったから…かしら」
久は不敵な笑みを浮かべながら京太郎の顔を見つめる。
聞きたい事がある…京太郎はその言葉を聞いてドキッとした。
久は時として人の心の中を見透かす様な発言をする事がある。もしかして自分が隠し事をしている事に気付いてしまったのか…?
その真意を確かめるため、京太郎は恐る恐る久に尋ねてみた。
「聞きたい事があるって何ですか? 麻雀部を退部した理由ならさっき述べた様に飽きたからで…」
「それは嘘ね」
強い口調で京太郎に言い放つ久。彼女の表情がさっきまでの笑顔とは一転、真剣な表情へと変わる。
「須賀君は今まで散々と雑用を任されたのにも関わらず、しっかりとやってくれたじゃない。 そんな責任感があるあなたが、飽きたからって理由で急に退部するなんて…私には考えられないわ」


768 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 20:41:55 ID:ZB/534uh0
56 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 19:40:45 ID:xCzkFENc
ちょっとした番外編

ツヨナール・和

京「ロン!国士無双32000点!これで和がぶっ飛びで終了だ!」

和「そ、そんな…!また役満だなんて…」

まこ「こりゃあたまげたのぅ…まさか和が三回連続で京太郎の役満を直撃するなんて…」

和「こんな…こんなオカルトあり得ません!」

タコス「むむっ!さてはお前、イカサマをしているな京太郎!」

京「おいおい、全自動卓だぞここは」

咲「京ちゃん凄い…いつの間にこんなに強くなったの!?」

京「へへ…咲が俺に力を与えてくれているのさ。 お前のおかげだよ…咲」

咲「きょ、京ちゃんったら……///」

まこ「おーおー、熱いのうお二人さん!熱い事熱い事…」

久「フフフ、愛の力だなんて中々ロマンチックじゃない」

和「……………」(ドドドドドドドドド)

タコス(のどちゃん……なんだか顔が怖いんだじぇ…)

和「もう一回!もう一回勝負です須賀君! 次は絶対に負けませんからね!」

京「ああ、いいぜ…今度はどっちが勝つのか楽しみだぜ!」(ガサゴソ…)

タコス「よーし!今度は私が勝つんだじぇ!」

769 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 20:43:28 ID:ZB/534uh0
57 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 19:43:19 ID:xCzkFENc
キュポンッ

京「ゴグゴク……フヒヒヒ、ツヨナールうめぇ」(ボソッ

咲「京ちゃん頑張って!」

京太郎「ああ、頑張るから応援してくれよな咲!」

咲「うん!////」

和(くっ……宮永さん…私にも応援してくださいよ……)


――結局、この戦いでも和は京太郎に役満を振り込んで敗北する事となった

その日の帰り道

和「グスン……まさか…須賀君に6回連続で負けるなんて…あんなの…イカサマに決まっています!
でも…このままじゃ宮永さんが……私の宮永さんが須賀君の毒牙に……ああ!」(欲しい…宮永さんのために須賀君を倒す力が欲しいです!)

少年「ねぇねぇ、そこのお姉さん!」

和「えっ……もしかして私の事ですか?」

少年「うん、そうだよ!ちょっとだけでもいいから商品を見てってよ!
色々と面白いものを売っているからさ!」(ニコッ)

和「えーと…ごめんね僕、私はそういうのは買わな……)

【麻雀ツヨナール】

和「あの…この麻雀ツヨナールって…」

少年「おっ!さすがはお姉さん、お目が高い!これはね、飲むだけで麻雀が強くなる代物なんだよ!」

770 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 20:44:09 ID:ZB/534uh0
58 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2010/02/09(火) 19:44:39 ID:xCzkFENc
和「フフッ、すいませんけどそんな簡単な嘘には騙され……ハッ!?」(もしかして須賀君はツヨナールを使って……?
だとしたらこれを使えば須賀君に……!)

少年「どうかしたのお姉さん…?」

和「い、いえ…なんでもありません。 ところでこのドリンクの値段はどれくらいでしょうか…?」

少年「おっ!買ってくれるのお姉さん!?えーとね、今回は特別に5000円にしておいてあげるよ!」

和「ご…ごせんえ……」(た…高い…高いですけど……これで須賀君を倒す事が出来るなら。
いえ、あの卑怯極まりない男から宮永さんを取り返せるなら…安いものです!)

和「か…買います!ツヨナールを一つください!」

少年「まいど〜!その薬には制限時間があるから気をつけてね〜!」

和「分かりました、それじゃあ失礼します…」
(フフフ…須賀君、明日があなたの命日です!必ず、あなたから宮永さん取り返してみせますからね!
そして宮永さん……あなたは私と一緒に……!)


続くかな



771 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/09(火) 21:56:52 ID:Gy+LeUgNP
続き期待

772 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/10(水) 12:09:42 ID:kG6EH4BA0
おはよう 俺の可愛い咲 今日も可愛いな

773 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/10(水) 18:19:33 ID:hU/8tAO60
「はぁ? キモいんだけど」
ってアニメ版の咲が言ってたよ京ちゃん

774 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/10(水) 18:24:43 ID:GZyYC7w00
>>773
hrmrさん毎度毎度お疲れ様っす

775 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/10(水) 22:54:29 ID:NoK8kAqUO
咲ちゃん明日祝日だからバレンタインの準備をするといいよ
そしてその準備に京ちゃんを誘えばいいよ
そしたらさすがの京ちゃんも気付く…はず…

776 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 00:36:57 ID:7yw87yI00
アニメは京咲にひどいことをし過ぎたよね
咲ちゃんは積極的に京ちゃんのこと忘れるし「がんばって京ちゃん」から応援する気が感じられないし説得力がなさすぎる…

777 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 00:49:52 ID:2vCEf6YD0
>>775
一緒に作ったら、義理としか思われないんじゃないか?w

778 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 05:09:02 ID:85Si28v10
いい物発見♪
ttp://up3.viploader.net/pic2d/src/viploader2d648037.png

779 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 05:33:39 ID:7zeUgc6N0
>>778
これは素晴らしい

っていうかここどこだw

780 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 12:15:08 ID:sLIr0cN/O
>>778これはもう恋人決定だなw

>>779電車の中だと思った

781 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 19:06:19 ID:v6PeagWN0
デートの帰りか! デートの帰りだな!!

782 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 19:56:00 ID:K6zeGnNJ0
よかったなバレンタインまであと4日だぞ

783 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 20:29:31 ID:sLIr0cN/O
>>782それは酷すぎるぜhrmrさん…

784 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/11(木) 23:14:33 ID:3T7uLUY0P
14日日曜日だが、部活でみんな登校して来て
部長や染谷先輩、のどっち達が京ちゃんに義理チョコあげる中、この流れでさりげなく自分もあげちゃおうか
それともちゃんと本命だと分かるように、別のトコで渡したほうがいいのか。咲ちゃん迷ったりするんだろうな
そしてタコスがなんか本命っぽいチョコ渡したのをみて、焦りまくったり

785 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 00:28:28 ID:f17X3xVy0
京太郎「ほらほら咲、見てみろよ〜。今年はこんなにチョコ貰っちゃったぜ」
咲「ふーん、よかったね。どうせ義理ばっかりだろうけど」
京太郎「う”・・・それを言うなよ。せっかく和からも貰えたっていうのに・・・」
咲「・・・(結局、みんなと一緒にってのもなんか恥ずかしくて・・・私のチョコ渡すタイミング逃しちゃった・・・)」
京太郎「でも、義理でもやっぱ貰えると嬉しいな。優希のなんか、こんなにでかいし」
咲「(それって、義理じゃないんじゃ・・・)」
京太郎「・・・で、あー・・・咲は、今年はくれないの?」
咲「! ・・・ほ、欲しい?」
京太郎「そりゃモチロン」
咲「・・・ちょっと待ってて・・・(ガサゴソ)・・・はい、あげる」
京太郎「おお。サンキュー! さすが咲!」
咲「ほ、本当はもっと早く渡したかったんだけど・・・」
京太郎「今年はハート型かあ。よく出来てるなあ」
咲「・・・その形ってのは、義理じゃないって意味だからね」
京太郎「ん? なんか言ったか?」
咲「う、ううん! 何も言ってないよ。あはは」

786 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 03:16:45 ID:HdByg7dK0
>>785
>咲「・・・その形ってのは、義理じゃないって意味だからね」
>京太郎「ん? なんか言ったか?」
>咲「う、ううん! 何も言ってないよ。あはは」
たまらんww
京咲の良さはこういうところにあるよなww


787 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 10:02:10 ID:XKANRsWk0
これは京ちゃんも実は気付いてるけど、気恥ずかしくて気付いてないフリしてるな

788 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 15:50:46 ID:nLfghv040
京太郎大人気だな

789 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 16:10:21 ID:9pqbwkrk0
>>785
いい嫁さんだなぁ

790 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 20:21:43 ID:tjpfyJ9G0
このバカップルめ!!

791 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/12(金) 23:48:02 ID:V7tRHzv60
京太郎と咲ちゃんが幸せになってくれるなら俺死んでもいい

792 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/13(土) 00:30:30 ID:I8jmN/G70
二人の過去話とかそろそろやってくれないかなー照さんのことも含めて
誰か中学時代3年間をSSとして書いてくれませんか

793 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/13(土) 00:47:51 ID:c7FF7GSv0
二人がいつ出会ったのかが興味深いな
中学からクラスメイトだったらしいが、中1で初めて顔合わせたのか
もしくは小学生、またはそれ以前の小さい頃から知り合いだったが、中学で始めてクラス一緒になったのか

後者の場合、咲とクラスメイトになる前の京太郎はむしろ照との仲がよかった、とかなら面白いかも

794 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/13(土) 13:13:27 ID:J2feNxNq0
お姉ちゃんと京ちゃんが仲良く話してたら、咲ちゃんがちょっと不機嫌な顔になって
京ちゃんの服のすそをちょんとつまんで引っ張ったり

795 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/13(土) 15:43:24 ID:2Y2KQFOj0
京太郎は小六の頃から、咲ニーを1日も欠かしたことが無いよ

796 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/13(土) 21:28:55 ID:uYV3hYnFP
タコス「>>795・・・なーんてな!」
京太郎「おい、セクハラはやめろ馬鹿!」
咲「(咲にいってなんだろ・・・? 私の・・・にい・・・おにいちゃん? そんなのいないし)」

797 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 00:03:08 ID:ILzGMFHSO
PC規制中なので携帯から投下します
中編で全4話の予定です


798 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Aパート):2010/02/14(日) 00:06:14 ID:ILzGMFHSO
「さき・・・」

「さき・・・」

「さき?」


「ふえっ!」

私は仰向けの体を動かさずに目と口だけを勢い良く開けた

「また同じ夢・・・これで三日連続・・・」

抑揚の小さい声で言いながら少し体を起こす
自然と視界に入って来たアナログ時計は午前3時を指していた

「これって金縛り?それとも誰かがこの部屋に入って来たの?」

怖がりな私は気持ち悪さと不安にかられながらも原因を考え始める

「金縛りってもっと怖い夢見そうだし・・・」

「泥棒さんや変態さんが入って来た跡は無いし・・・」

「それにあの声どこかで聞いたことあるような・・・」

ぼそぼそと呟いていたがすぐにその空間は無機質な秒針の音に支配された

「明日学校だし寝よう・・・」

座椅子を倒すように布団に戻った

799 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Aパート):2010/02/14(日) 00:09:19 ID:wrwQxhPFO
翌日2月4日、いつもの様に身支度をして学校へ向かう
でも今日は少し緊張してる
京ちゃんとのデートの約束をするから

「京ちゃん!おはよ」

「おぉ咲、おはよっ!」

「・・・」

「ん?咲、いきなり黙ってどうしたんだ?」

「えと、ちょっとね。そんなことより早く行こう!」

自分の位置を京ちゃんの半歩後ろに固定しながら付いていく
しばらく話しながら歩いていると京ちゃんが気付いた

「咲、今日はその・・・なんか固いぞ?」

学校まであと5分の所
車が一台通り過ぎた後私は口を開けた

「あのさ京ちゃん」

「どうしたんだ?そんなに改まって」

京ちゃんは手首を肩に載せて持っていたかばんを下ろして振り返った
そして桜色になっていた私の顔は赤くなる

「あのその・・・一緒にお出かけしよ?」

心臓が蕾だとしたら開花してしまうかのようだ
でも次の言葉を聞いた途端に顔は桜色に戻った

800 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Aパート):2010/02/14(日) 00:12:09 ID:wrwQxhPFO

「なんだそんなことか。たまに行ってるだろ?」

いつもの反応に気が楽になったけど
気持ちが上手く伝わってない事に焦る

「そっそのそうじゃなくて・・・バレンタイン」

「そうかバレンタ・・・えっ!マジか!?」

「うん。一緒にデートしよ?」

「あっああ、良いぜ!」

想像以上の反応にその場で跳びはねたいくらいだったけど恥ずかしくて京ちゃんを
置き去りにして学校へ走った

「京ちゃん楽しみにしててね!」

「おう!」

(バレンタインに咲とデートかぁ・・・)

(これって両思いってことだよな!)

(よし!今日は赤飯だ!)

(・・・にしても俺、鈍感だし情けねぇ・・・)

801 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Aパート):2010/02/14(日) 00:16:07 ID:wrwQxhPFO
放課後の部活で京ちゃんと何度も目が合った
その度京ちゃんは微笑んだから私もその度朱くなった気がする
そして帰り道に京ちゃんとたくさんたくさんお話して、別れた後つま先の小走りで家まで向かった

「ただいま!」

「ってお父さんはまだ帰ってないかぁ」

「ふふっ、京ちゃん」

浮かれて回りの物が完全に見えて無いけど部屋へルートは体が完全に記憶してるから無意識のうちに辿り着きベットにダイブする

「「咲、お前が一番可愛いよ」かぁ・・・」

抱いた枕で半分顔を隠しながら今日の会話を反すうする

「世界がこんなに明るく見えたこと無いよ・・・京ちゃん大好き!」

ゴロゴロジタバタしながら自分だけの世界に浸っているとあの声が聞こえてきた

「さき・・・」

「さき・・・」


「ふえっ!あの声!」

一気に現実に引き戻され不安とともに緊張が生まれた


802 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 01:06:10 ID:i+AzifL00
……終わり?

803 名前:『チョコレートと恋の魔法』第1話Bパート:2010/02/14(日) 01:09:44 ID:wrwQxhPFO
「どうして今?いつもは寝てる時なのに」

その声はますます大きくなる

「さき・・・」

「さき?」

「さき!」


「なっ何!?」

顔が引き攣った
そして次の瞬間体が勝手に動きだす

「ふぇーつ!何これ!」

謎の力に胸の当たりを引っ張られ家を飛び出した

「少し浮いてるよ!」

訳も分からないまま前髪が後ろに流れてしまう程のスピードで移動する

「お尻!お尻見えちゃう!」

半泣き状態で口を大きく開けながらスカートを押さえ始めると動きが止った

「うぅ・・・怖かったよぉ」

へたり込んで涙を拭いながらも場所を確認する

「坂の下公園?」

家からの下り坂の突き当たりにある普通の公園
たまに青空読書をしにくるここは夕方になると人気が無くなる
今は夜だから完全に人が居なくなり静寂がに包まれていた
切れかけの青白い光だけが点滅して自己主張している


804 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Bパート):2010/02/14(日) 01:11:16 ID:wrwQxhPFO

「帰ろう・・・」

夕飯の支度もあるから足速に出口に向かうと公園の奥の方から人の声が聞こえてきた

「やっやめろ!ゴミプロ雀士!」

「なぁいいじゃないか」

(衣ちゃんとカツ丼さん?)

入口の門に裏に隠れて顔を出し様子を見る事にした
衣ちゃんだけやっと見える

「こっ殺すつもりか!?」

明らかに衣ちゃんの様子がおかしい

「カツ丼さんは何をしようとしてるの?」

恐る恐る上半身を門から出すとそこにはカツ丼さんを巨大化した様な怪物が見えた

「ふぇつ!!」

思わず大きな声を出して尻餅を付く
するとその3メートルはありそうな怪物は機械的にこちらへ体を向けた

「誰かいるのか?」

(見つかっちゃう!)

「・・・・・・・」

「・・・そこか!」

(ばれたちゃった!)


805 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Bパート):2010/02/14(日) 01:13:01 ID:wrwQxhPFO
私の存在に気づくと大きな足で地面に後を付けながらのっそり近づいてきた
甲冑の様な堅固な体
カツ丼さんと般若を混ぜた様な猟奇的な顔

「!!」

声が出ない
私の太ももに汗がにじみ出てくる
逃げる事も出来ない

「お前か!」

怪物と目が合う
遅いけど確実に近づいて来る
ここで震えるしかなかった

そしてとうとう私の前に来た

(大きい!)

もはや地味な感想しか浮かばない私は死を覚悟していた
怪物が私の首に手を伸ばす

(私まだ死にたくないのに!)
(やり残した事が沢山あるのに!)

(助けて!!)

その瞬間体が半径3メートルほどの光の玉に包まれていた
怪物の様子は見えない

「さき・・・」

「さき?」

(またあの声!)

「これは何なんですか?」

答えてはくれない

「咲?あの子を守りたくないの?」

「そっそうだけど」

「咲・・・森林限界を超えた山の頂上にさえ花が咲くこともある・・・」
「お前もその花の様に強くなれ!」

「おっお姉ちゃん!?」

光玉は瞬時に私の体をまとい視界が元に戻る

806 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Bパート):2010/02/14(日) 01:16:20 ID:wrwQxhPFO

「お姉ちゃんなの?」

「お姉ちゃんじゃないよぉ」

「じゃあ誰なの?」

「私の名前はテルテル」

「そっそうなんですか(明らかにお姉ちゃんの声だよぉ)」

さっきまでの絶望と恐怖は完全に忘れて声だけテルテルさんと世間話をしてると
自分の体に異変が起きている事に気づいた

「あっあれ?視線が高い!」

急いで自分の体に目をやった

「せっ背が伸びてる!それにモデルさんみたいなスタイルになってるし、服も剣士のお姉さんみたい」

「おっぱいも大きい・・・」

大きくなった胸を確認しながら視線を下にやると恥ずかしい事に気づく

「ふぇっ!スカート短すぎるよ!」

前屈みになったことでもう一つ気づいた

「髪も少し伸びてる・・・」

訳が分からなくなって驚きと喜びが混ざった声でテルテルに聞いてみた

「あの・・・これ・・・」

「すごく似合ってるよ!」

「ありがとうございます・・・そっそうじゃなくて!」

「ごめん、お友達がピンチなんだよね」

「そういえば衣ちゃん!」

振り返ると怪物は立ち上がっていた

807 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Bパート):2010/02/14(日) 01:18:50 ID:wrwQxhPFO

「どうしよう!衣ちゃんの方に向かってる」

「うぅん。とりあえず体当たりして?」

「そんなの無理だよぉ」

「大丈夫だから早く!」

衣ちゃんを助けたい一心でテルテルさんの言葉を信じで精一杯ぶつかる

「えいっ!」

「ぐっ!!」

怪物は放物線を描いてフェンスに叩きつけられた

「すごいよ!」

「うん、あの怪物は弱い方だから体当たりだけで気を失っちゃったみたい」

(弱い方?)

「あっ!衣ちゃんを連れて逃げなきゃ!」

「それはだめ!」

「どうして?」

「あの人を元に戻さなきゃ」

「でもどうやって?」

「ほっぺにちゅー」

「・・・こっ恐いよぉ・・・」

「早くして?起きちゃうから!」

「わっ分かったよぉ」

808 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Bパート):2010/02/14(日) 01:21:09 ID:wrwQxhPFO

急いで怪物の方へ足を踏み出すと次の瞬間フェンスの前に居た

(すごい・・・足も速い)

「ほっぺにちゅー」

目をつむぶりながらやけくそにやった

「ぐわぁあぁあぁ!」

怪物の体から黒い光が蒸気の様に吹き出しカツ丼さんに戻る

「よかった・・・元に戻ったよ・・・」

「さあ、帰ろっか」

「でっでもカツ丼さんが・・・衣ちゃんも気を失ってるし・・・」

「誰かに見つかるとまずいの。それにその二人はほっといて大丈夫だよ?」

「うん・・・」

二人を心配しながらも家に帰ろうと試しに思いっ切りジャンプをしてみた
一回で家の玄関に着地出来た

「どうなってるの?」

「部屋に戻ってから話すよ」

どこかで納得が行っていないせいか膨れながらドアに手をかけたけどすぐに動きが止まった

「この格好は・・・」

「すごく似合ってるよ!」

「ありがとうございます・・・そっそうじゃなくてどうやって戻すの?」

「もう戻ると思うよ」

テルテルさんが言うか言わないかのタイミングで私の体から無数の小さな光が
八方に弾け飛んで元の体に戻った

809 名前:チョコレートと恋の魔法(1話Bパート):2010/02/14(日) 01:28:33 ID:wrwQxhPFO

急いでご飯を作って部屋に駆け上がる
テルテルさんを呼んだ

「おねえ・・・じゃなくてテルテルさん?」

「作り終わったんだね」

「うん。えと、テルテルさんって体は無いんですか?」

「多分無いよ」

「多分って・・・」

「・・・咲?」

「なっなに?」

「これから話す事を良く聞いて?」

「どうしたの?急に恐い声で・・・」

「まず何から話そうかな?」

「・・・」


テルテルさんは30分話し続けた
その内容にショック受けて3時になっても眠れずにいる

「京ちゃん・・・」


それは京ちゃんと私の仲を引き裂いてしまうものだった
そして昨晩から降り始めた冷たい雨はまだ降り続いている


チョコレートと恋の魔法(第1話)おわり


810 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 01:29:23 ID:wrwQxhPFO
今日はここまでです

811 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 01:57:28 ID:dWBKyrbJ0
バレンタインネタかと思ったら変身ヒロインネタだなんて予想外すぎる
そしてテルテルさんに吹いた
第2話楽しみにしてます

812 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 02:03:32 ID:5N8d5wAh0
携帯からなんてご苦労様です
続きがとても楽しみです

それと差し出がましいようですが避難所に書き込んで誰かに代理で
ココに投下してもらうという手はどうでしょうか

813 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 02:25:31 ID:wrwQxhPFO
話の構造上切れる所が少なくレス数が大きくなってしまうので皆さんの負担にならなければいいんですが・・・

明日はAパートとBパートを分けて避難所に投下してみます
その時はお願いします

814 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 10:14:59 ID:THtXHq0z0
GJ!
携帯からご苦労様です

815 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 22:16:57 ID:ZaMmhOUt0
ちゃんとチョコ渡せたんだろうか咲ちゃんは

816 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 22:47:52 ID:4GG4LHIq0
咲ちゃんのことだからずっこけて台無しにしそうでーこーわーいー

817 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 23:09:49 ID:WACdEQs6O
咲にとって京太郎の存在ってなんなのだろう

818 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 23:21:30 ID:5N8d5wAh0
中学時代唯一の友達
高校に入ってからは異性でもっとも身近な存在
と俺は仮定する

819 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 23:39:07 ID:tuqWvsZ30
とりあえず連載初期の段階では、一番親しい友達って感じじゃないかな
それが恋愛感情かどうかは、自分でも分かってない

京太郎にとっては、妹とかその辺だろうなあ

820 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/14(日) 23:50:23 ID:4GG4LHIq0
原作の咲ちゃんは多少強引だけど自分を引っ張ってくれてる存在
また素直な自分を出せる唯一の存在としてとても大事にしてそう

アニメの咲はもう道端に転がってる小石とかそういうふうにしか思ってないと思う
それくらい放送開始から最終話にかけて酷い扱いをしてる

元祖ドラマCDは二人の絆が他メディアよりも強い印象があるからたぶん何気に両想いだろう

821 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 00:58:04 ID:oNJclZWe0
>>819
「嫁じゃない」って言われて「そんなキッパリ否定しなくても…」な反応してたから
周りからはそう見られてるって意識はあると思うんだよね
最初のドラマCDでは「うむっ!」って妙に嬉しそうに肯定してたし

822 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 11:35:29 ID:ty6wKeDM0
でもあの時、京ちゃんの方から「嫁さんじゃねーよ」と否定してたら
多分咲ちゃんはムッとしてたはず

823 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 21:17:54 ID:v9CpoNOs0
嫁だな君「咲ちゃんはいい嫁さんだナア」
咲「嫁さんちがいm
京太郎「嫁じゃねーから」
嫁だな君「・・・息ピッタリじゃん」
咲「(そ、そりゃ私も否定しちゃったけど・・・別に京ちゃんもああキッパリと否定しなくても・・・ブツブツ)」

824 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:17:21 ID:a5Vc0MNO0
2月14日
デート帰りの電車は少し混んでいた。乗車率120%ほどの車内で、私たちは並んで立っている。
「今日楽しかったね」
「ああ 特に昼飯食ったとこの店員さん シャツにケチャップついてんだもんなー」
京ちゃんは思い出したように笑い出す。私にとって一番楽しいのは京ちゃんとこうやって笑いあう時間。
映画館では話すことはできないし、ランチでは彼が食事に集中し、雑貨屋さんでは私が品物に目を奪われる。
「おかしかったよね」
「教えてあげたら恥ずかしそうにしてたよな」
頭一つ分高い位置から発せられる彼の言葉はまるで私に降り注いでくるよう。
いまは私の、私だけのために。
京ちゃんと一緒にいるだけで私は幸せ。大きな手で包みこまれているようにほっとする。暖かくて、穏やか。
私が唯一、私でいられる人。私のすべてをさらけ出せる人。
京ちゃんにも同じ気持ちでいてほしい。


825 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:18:18 ID:a5Vc0MNO0
電車がカーブにさしかかるところで急ブレーキがかかった。
「あっ」
いつものことだからわかるはずなのに、つい私はよろめいてしまう。同時に京ちゃんが私に向かって手を差し伸べてきた。
私はためらいなく京ちゃんの腕につかまる。
礼を言う代わりに京ちゃんに微笑みかけると、彼もまた私に微笑みかけてくれる。微笑み返しだ。
「ったく咲はこれだからなー」
「今のは仕方ないよっ」
「少しは学習しろよな」
京ちゃんの軽口の調子がいつもと少し違う。言葉に詰まったように出てくる軽口だ。頬がわずかに赤みがさしている。
(照れてるんだ…照れてくれてるんだ…)
この反応が見たくて毎回わざとよろめくことを京ちゃんはたぶん知らない。嬉しくて思わず京ちゃんの腕をつかむ手に力が入ってしまう。
「いてててっ 冗談だって」
「ん〜〜〜」
京ちゃんは気付かないままだけど、それでもいい。私だって照れてるから。


826 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:19:04 ID:a5Vc0MNO0
主要駅の一つで乗客の大半は降りていった。車内が一気に静かになる。
「座ろうぜ咲」
空いてる席の一つを指さして京ちゃんが勧めてくれる。
車体に沿った長椅子に座った私たちの距離はいつもより近い。どきどきするけど安心する。
「外 暗くなってきたね」
「ああ」
太陽が山の向こうに沈んでしまっても、私の気持ちまで沈むことはない。デートは終わりを迎えようとしているのにちっとも悲しくない。
私の心は満たされている。
「京ちゃん 肩」
「ん」
私が言うと京ちゃんは少し身体を寄せてくる。皆まで言わなくても通じている。
私は自分の頭を京ちゃんに預ける。ゼロ距離だ。
「咲だけずりー」
京ちゃんの肩に預けた私の頭に、さらに京ちゃんが頭を重ねてくる。
京ちゃんの肌で、顔で、声で、匂いで京ちゃんを感じることができる。
こんな幸せな時間を、私はほかに知らない。


827 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:19:48 ID:a5Vc0MNO0
ふと目を覚ますと電車は止まっていた。見回すと乗客は私たちだけになっていた。
京ちゃんはまだ寝息を立てている。
(まさか…)
駅名を確認すると、降りるべき駅はとうに過ぎていた。
「京ちゃ…」
慌てて京ちゃんを起こそうとして、やめた。
(もう少しこのままでいよう)
終着駅まで遠くない。どうせなら終着駅まで行って折り返そう。その方が京ちゃんと長くいられる。
再び京ちゃんの肩に頭を預けようとした時だった。
「守るよ」
京ちゃんの寝言だった。次の言葉を待ってみたが、京ちゃんはそれ以上何も言わなかった。
京ちゃんの言葉を勝手に解釈した私は、少しの間だけ京ちゃんに唇を重ねた。
不意に車内の明るさが増した気がして、恥ずかしさを覚えた。
振り返ってみると空には星が輝いていた。
星空に照らされたこの電車は、私たちをどこに連れて行ってくれるのだろう。
(きっと…きっと素敵な場所…)
そう願いながら、私はそっと瞼を閉じた。

おわり                       みやながさき


828 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:35:04 ID:X4qSyZNx0
>>824
なんという乙女咲、惜しみなくGJの言葉を送らせてもらおう
それと京太郎の「守るよ」の台詞にキュンときた

あと関係ないけど最近まとめの更新ないね

829 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:38:52 ID:EZP1I5hh0
>>828
あれって誰でも更新できる?

830 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/15(月) 23:51:17 ID:mDViA/4Y0
>>824-827
わーお、これは凄い
咲の「幸せいっぱい、しかしどこまでも穏やか」な気持ちが伝わってくる
そして京咲ってだけじゃなく文章もキレイで見惚れてしまった
ラスト4行が特に好きです

831 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 00:40:54 ID:V5oqYdbr0
>>827乙です 表現力豊かでクオリティ高いです 言葉が降り注ぐとか…
てか咲はホントにこんな日記とか書いてそう…w

>私はためらいなく京ちゃんの腕につかまる
ためらいなくってのがたまらなくイイ!

832 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 00:53:13 ID:nUjHk0qG0
>>829
更新なかったら誰かお願いって言ってたから
多分出来ると思うけど……>>829お願いできる?

833 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 10:07:05 ID:RfIByY2x0
避難所から転載

64 :名無しさん:2010/02/16(火) 00:21:39 ID:FiO8Ed4U
本スレ>>809の続きです
風邪ひいちやったから今日は2話Aパートだけです

834 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 10:07:56 ID:RfIByY2x0
65 :チョコレートと恋の魔法(2話Aパート):2010/02/16(火) 00:23:54 ID:FiO8Ed4U
 
2月5日

「雨は止んだか・・・」

眠りに着くまでに聞かされた寂しい冬の雨粒の音のせいか朝日が一段と輝いて見える
早く咲に会いたい
俺が速く歩けばその分早く合流出来る分けでも無い
バレンタインデートのシュミレーションをしていてテンションが上がり過ぎて
眠れなかったのも相俟って余計に速度が上がる

「早く来すぎたか・・・」

咲が下りてくる石造りの階段の下のコンクリートに寄りかって待つ事にした

「彦星の気持ちが少し分かった様な気がする・・・」

性に合わない台詞を吐きながらロマンチストを気取っていると間もなく咲が到着した

「京ちゃんおはよう・・・」

「おぉ!織り姫!」

「それ何?」

「いっいや何でもねぇ・・・」

恒例の朝一コントを終えた後、ふたりで歩き出す

「咲、今日は妙にテンション低いな」

「そう?」

「あんまり寝てないのか?」

「うん・・・」

「そうか!俺の事考えてて眠れなかったんだな!俺も咲の事考えてて眠れなかったんだ!

下を向きながら肩をびくつかせて赤くなる咲
やべえ可愛い

835 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 10:08:46 ID:RfIByY2x0
66 :チョコレートと恋の魔法(2話Aパート):2010/02/16(火) 00:25:25 ID:FiO8Ed4U

「あのさ・・・京ちゃん」

「なんだ元気無いな!」

俺はそうゆうの良く分からないが、生理とかで眠れなかったのだろうと思って話題を変えてみる

「知ってるか!?」

「なにを?」

「魔法少女!今朝の新聞に載ってたろ?」

「えっ!どっどんなの?ゲームとかのでしょ?」

急に感情豊になった咲に嬉しくなり話題を続ける

「ちげーよ!魔法少女が現実世界にいたんだよ!しかもこの町に!」

「そっ、それって写真とかは無いよね!?」

「有るぜ!」

「ふぇつ!」

ポケットの携帯を最短距離で素早く取り出して見せてやった

「はは・・・顔は暗くて写らなかったんだ・・・(これ確実に昨日の私だよぉ)」

「そうなんだけどよ、見てみろよこのスタイル。きっと顔もとんでもなく美人に違いない!」

「そっそうだね・・・」

836 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 10:09:36 ID:RfIByY2x0
67 :チョコレートと恋の魔法(2話Aパート):2010/02/16(火) 00:26:48 ID:FiO8Ed4U

「でも魔法少女って言うより魔法騎士って感じだよな」

「うっうん」

「それに」

「それに?」

「胸がデカイ」

「むぅ〜京ちゃんのえっち!」

「そっそんなに怒んなよ」

「もう!先行くよ!」

「待ってくれよ!俺の咲!」

「そんなこと大声で言わない!」

(咲、元気出たみたいだな)

してやったりな気持ちで慌てて追いつく演技をする
そして再び学校を目指す

「なぁ咲?」

「なあに?」

「なんか今日はいつもより距離置いて歩いてないか?」

「うん・・・ちょっとね・・・」

「なんだ恥ずかしいのか?」

「まあね・・・」

「だったら逆に俺が抱きしめてやるよ!」

俺は咲の左手を掴んだ後半ば強引に手の中に収めた
しかしこの後の咲の反応に思考が止まった

「ダメっ!」

咲は鞄を持っていた右手と合わせて両手で俺を押しのけた
顔の筋肉が凍り、視界が狭くなる
咲は五歩ほど小走りで進んで俺に背を向けて仁王立ちした
10秒ほどたった後空を見上げてから振り向いて
慌てた様な悲しい様な恥ずかしい様な良く分からない動きと声色で話し出した

837 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 10:10:48 ID:RfIByY2x0
68 :名無しさん:2010/02/16(火) 00:31:10 ID:FiO8Ed4U
以上です

838 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 16:12:49 ID:tYziHSn20
第1話で京太郎はなんでわざわざ咲に頼みに行ったんだろう
優希か和に頼んだ方が早いのに
というかなんで咲があそこにいるって知ってたんだろう
休日なのに
そういう仲なのかな
でも一緒に飯食ってるときに携帯電話で麻雀やり始めるのはいかがなものか

839 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 16:24:26 ID:LPul4wRK0
逆に考えれば熟年夫婦みたいだよな、逆に考えれば。

840 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 17:55:23 ID:jbv46m970
元祖ドラマCDで理由は明かされてたような
あれの2人はとても絆が強いと思う

841 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:22:40 ID:eYwxVUPTO
アニメ版の咲は京太郎が目の前で交通事故に遭って死んでもあまり悲しむ様子がなさそう・・・和に慰められて終わりって感じで
原作でも・・・なんだかなぁ

842 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:31:10 ID:LPul4wRK0
逆に考えろ、描かれていない分我々の想像の幅が広がったと逆に考えるんだ

843 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:31:58 ID:uvD778CR0
>>832
時間があるときならできるけどちょくちょくは無理かな・・

844 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:40:00 ID:b+5FPNL80
アニメで百合プッシュされたけど
原作咲はあくまでもノンケでしょ

845 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:40:48 ID:K8xbpGnt0
>>841
というかアニメ版の咲は死んでも葬式とか墓参りとかにもこないと思う
それどころか死んで喜びそうな気さえしてくる

そう思わさせるほどにアニメの咲の京太郎への扱いは酷過ぎるよ

846 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:41:22 ID:nUjHk0qG0
>>843
それでもお願いしたい
半月に一回とか

847 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:51:39 ID:y8bDAvnz0
>>843
こっちからも頼むよ、1スレ終了前だけでも良いからさぁ

848 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 22:51:49 ID:QPkTfBvMP
>>845
ねーよ
さすがに被害妄想

849 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 23:24:54 ID:j/6OB+000
京ちゃん的には今のサイヤ人的思考になってる咲ちゃんと昔の内向的でおどおどしてた咲ちゃん
どっちが好きなんだろうな

その答えを聞くのが怖くて耳を塞ぎながら脅えてる咲ちゃん…ゾクゾクするねぇ

850 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 23:31:27 ID:j/6OB+000
おやIDがOB+どこぞの携帯電話ライダーになるなんて珍しいこともあるものだ
咲ちゃんも携帯電話を買う予定とかはないんだろうか

851 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 23:48:38 ID:b+5FPNL80
京ちゃん、麻雀強い咲にフツーに感心してるみたいだし
きっと大丈夫だよ

852 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/16(火) 23:58:14 ID:oGuDar/q0
>>849
初期の咲はオドオドしてないと思う、むしろ若干冷めてた
そして麻雀始めていつの間にか説明しづらい不思議ちゃんキャラと化した

853 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 00:38:36 ID:7ryA/+ja0
冷めてたのは麻雀嫌いだったからじゃない?
不思議ちゃんなのは出番少なくなって描写不足してるせいかな

854 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 03:21:07 ID:4pKhXld+0
だがまあ、とりあえずタコスがこのスレの五倍は目立つことは確かじゃないかと思うj……よ。

855 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 13:56:22 ID:iMO4mthc0
>>849
麻雀では超人的だけど、なんだかんだで危なっかしい咲を俺が支えてあげなきゃ みたいな感じかと

なんというか外ではビシッとしたビジネスマンだけど
私生活ではご飯ひとつ満足に作れない夫を支える妻みたいな

いい夫婦だと思うよ

856 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:43:45 ID:Bu6HTy7RO
>>767

「ハハ…それは買い被りって奴ですよ部長、俺はそんな立派な人間じゃありませんよ」
そう、俺は部長が考えている様な人間じゃない。むしろ皆に嘘をついている最低な奴さ…。
京太郎は内心ではそう思いながらもにこやかに笑い続ける。
けれども、久はそんな京太郎の笑顔が偽りのものである事を見抜いているのか表情は険しいままだ。
「須賀君、あなたはもしかして私達に隠し事をしているんじゃないのかしら?それも…決して知られたくないような事を…」
京太郎の予感は的中した。やはり久は京太郎の異変に気が付いていたのである。
それでも京太郎は笑顔を崩す事無く、誤魔化そうとした。
「嫌だなぁ、部長……隠し事なんて俺は何も…」
ズキンッ…
そんな京太郎の胸にあの痛みが走った。
「ぐっ……あぁぁ!」
「す、須賀君!?大丈夫、しっかりして!」
胸をおさえながら痛みに耐える京太郎に駆け寄る久。そんな彼女を遮る様に京太郎は右手を久に突き出した。
「だ…大……丈夫です部長……!いつもの……ぐぅ……事ですから……」
京太郎は痛みに耐えながらも久に笑顔を向ける…それは久の心配を和らげるための彼なりの努力だった。

857 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:45:16 ID:Bu6HTy7RO
「はぁ……はぁ…!」
ようやく痛みが引いていく、京太郎は袖で額の汗を拭うとゆっくりと立ち上がった。
「ハハ…格好悪い所を見せてしまいましたね」
「須賀君……あなたやっぱり…」
心配そうな表情をしている久を見て、京太郎はポリポリと頭をかくとゆっくりと口を開く。
「胸がね……痛むんですよ。 言葉では言い表す事が出来ない激痛が毎日の様に襲ってくるんです。
この前、病院で調べてもらったんですけど、どうやら心臓に異常があるらしくてそれで……」
「それで……?」
「俺……後一ヶ月しか生きる事が出来ないって言われてしまったんですよ……」
「そんな……!?」
京太郎の言葉に久は絶句する。京太郎が普段、何かを隠していた事に久は薄々気が付いてはいた。
けれども、京太郎が命に関わる重大な病に侵されていたなんて久は想像すらしていなかった。
「……………」
「……………」
長い沈黙が屋上を支配する。やがて久はきゅっと唇を噛んだ後、京太郎の目を見つめる。
「そう……だからあなたはいきなり麻雀部を辞めるなんて言い出したのね」

858 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:46:49 ID:Bu6HTy7RO
「ええ…そうです、麻雀部の皆には迷惑をかけたくはありませんでしたから」
京太郎はどこか寂しげな笑顔で久を見る。そんな京太郎の姿に久は悲しい気持ちになっていく。
「それで……いいの?」
「良いと思いますよ。麻雀部の皆に無駄な心配をかけさせる事もないですし、それに全国大会だって近いじゃないですか。だから…」
「違うわ! そういう事を言っているんじゃんじゃないの! 『あなた自身』がそれでいいのか聞いているのよ!」
険しい表情をしながら久は強い口調で京太郎に問い詰める。
「どういう事ですか部長…」
「須賀君、あなたはそれで辛くないの? 皆から悪者扱いされて、誤解されて……それで死んでいくなんて……私だったら……とてもじゃないけど耐えられない…」
「部長……」
久は後悔していた…京太郎の先輩でありながら、彼の身体の異常に気が付いてやる事も出来ず、しかもそんな彼に雑用をさせていた自分を責めていた。
そんな久の言葉に京太郎は空を見上げながら口を開く。
「心配しないでください部長…俺はもう覚悟は出来ていますから」
「須賀君……」

859 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:47:48 ID:Bu6HTy7RO
「俺が周囲からどんな風に見られているか知ってますか部長? あいつは女達の召し使いとか、いてもいなくても良い空気とか、麻雀部のおまけだとか言われているんですよ…。
そんな言葉を耳にする度に自分が情けなくなってくるんです……俺、スッゲェ格好悪いなって……」
「……………」
「だから……せめて最期くらいは格好付けさせてくださいよ。俺だって男なんですから…」
京太郎は悲しそうに笑う。京太郎は辛かった、他の皆が周りから注目される傍ら、自分はただそれを指をくわえて見ている事が。
でも、それでも。
京太郎はその事を今まで決して他人に話す事はしなかった。自分には咲や和みたいな才能はない事は分かっていたし、何より――自分よりも咲や皆の事が大切だったから。

「……宮永さんはどうするの?」
久の言葉に京太郎はピクッと眉をひそめる。咲の事は京太郎が一番心配していた事だった。
京太郎は深く溜め息を吐きながら久の方に顔を向ける。
「多分、大丈夫だと思いますよ。 咲はああ見えて強い奴ですから。 それに俺がいなくても今のあいつには沢山の仲間がいる…俺の事なんてすぐに忘れるでしょう」

860 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:49:02 ID:Bu6HTy7RO
「それは違うわ、宮永さんは…」
「部長、この事は皆には黙っていてもらえませんか? 特に咲には…あいつにはやらなきゃいけない事があるみたいですから」
京太郎の脳裏に咲の笑っている姿が浮かび上がる。
――自分のせいで咲の笑顔が悲しみに変わるなんて絶対に嫌だ
咲にはずっと笑っていて欲しい
それが京太郎の願いだった。
そんな京太郎の覚悟に久は沈黙する。彼の決意は固く、決して揺るぐ事はないだろう。
何より、京太郎は自分の運命を受け入れた上で麻雀部をやめると言っているのだ。
そんな京太郎の決意を無下にする事は…久には出来なかった。
「それじゃあ部長、俺はこれで……今まで本当にありがとうございました。 全国大会……頑張ってくださいね。 自分は陰ながら応援してますから」
京太郎はニッコリと微笑みながら久に一礼をすると、屋上を後にした。
「須賀君…」
一人、屋上に残された久の目から一筋の涙が流れ落ちる。久はその涙を拭き取り、さっき言おうとした事を呟いた。
「須賀君…あなたが思っているほど宮永さんは強くないの。 あの子だけじゃない、まこや和、優希……そして私だって」
カラスの鳴く声がただ虚しく、屋上に響いていた。

861 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:50:20 ID:Bu6HTy7RO
『よう、宮永』
『はい? えーと、あなたは確か……』
『今年からお前と同じクラスになる須賀京太郎ってんだ、よろしくな宮永!』
『あっ、はい…よろしくお願いします…。 あの、須賀君…私に何か用でしょうか?』
『いや、特に用事はないんだけどさ。 とりあえず同じクラスになるんだから挨拶しとこうと思ってよ』
『はぁ…』
『まぁ、お互い元気にやっていこうぜ! そんじゃーな宮永!』
『はい……さようなら…』
(………何だか変な人だなぁ…。 須賀…京太郎、か……)

「う……ん……夢…?」
天井を見つめながら咲は小さく呟いた。時計の針が部屋の中で時を刻んでいる音が咲の耳に入ってくる。
(また……京ちゃんと初めて出会った夢……)
京太郎が麻雀部に来なくなってから、咲は毎日のように京太郎の夢を見るようになった。
「京ちゃん……」
毛布をギュッと握りながら咲は窓の方を見る。
咲はそっと目を閉じながら京太郎の事を思い浮かべた。

――私が、京ちゃんと初めて出会ったのは二年前の中学二年の時だった
あの頃の私は人との関わりをあまり持たず、ずっと一人で本ばっかり読んでた

862 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:51:42 ID:Bu6HTy7RO
あの時の私はお姉ちゃんがいなくなったショックで、他の人と話す事があまり好きじゃなかった
一人で本を読んでいた方が気が楽だった…余計な事を考えず自分だけの世界にいる事だけが、あの時の私の心の安らぎだった
――でも本当は…心のどこかで誰かが私に声をかけてくれるのを待っていたのかもしれない
そんな私に……京ちゃんが…声をかけてくれた
最初は京ちゃんの事を変な人だなぁって思ってたけど、次第に京ちゃんと一緒にいる時間が増えていった

『なぁ、宮永、聞きたい事があるんだけどよ』
『何? 須賀君』
『何で宮永はずっと一人で本を読んでるんだ?』
『えっ…? どうして…』
『いやさ、宮永が俺以外の奴と一緒にいる姿をあまり見ないからよ。 ちょっと気になって聞いてみたんだ』
『……それなりには、他の人と話してはいるよ。ただ…』
『ただ…?』
『一人で本を読んでいた方が他の人に気を使う必要がないから、かな…』
『おいおい…、じゃあ宮永は俺に気を使う必要はないと思ってんのかよ』
『そ、そうじゃないよ! そういう事じゃなくて…』
『じゃあ、どういう事なんだよ宮永さ〜ん?』
『えっと……私は…その……うーん…』

863 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:53:06 ID:Bu6HTy7RO
『早く教えてくださいよ〜、宮永さーん! それとも言えない理由があるのかなー? あーん?』
『も、もう! からかうのはやめてよ須賀君!』
『ははは、わりーわりー! 謝るからそう怒るなって』
『もう、須賀君ったら…』

――あの時は言えなかったけど、私が京ちゃんといつも一緒にいたのはね
もしかしたらお姉ちゃんとの失われた時間を京ちゃんに求めていたからかもしれないの
お姉ちゃんがいなくなってから、楽しい事がなくて私はあまり笑う事はなかった
でも、京ちゃんが一緒にいると不思議と笑顔になる事が出来る
胸の中のモヤモヤが…段々と晴れていくんだよ?

『おはよう、宮永』
『あっ…須賀君、おはよう』
『うーん、やっぱり堅苦しいな』
『えっ、何が?』
『だってお前との付き合いも長くなるのに、いまだに名字で呼びあうなんて堅苦しいと思わないか?』
『それは私も思うけど……』
『よし、決めた! 今日から俺はお前の事を咲って呼ぶ事にするぜ』
『えっ、はい?』
『なんだ、咲は嫌なのかよ?』
『ううん、そうじゃなくていきなり咲って呼ばれたからちょっとびっくりしただけ…』

864 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:54:32 ID:Bu6HTy7RO
『まぁ、次第に慣れていくと思うぜ。 それじゃ、今度は咲が俺の名前を呼ぶ番だな』
『う、うん…』
『ほら遠慮すんなよ咲!』
『じゃ、じゃあ……』

京ちゃん……

『きょ…きょうちゃん…? な、何でまたそんな…』
『だって普通に京太郎君って言うより京ちゃんって呼んだ方が良いかなって…』
『しかし京ちゃんはないだろ…なんだか変な気分だぜ』
『駄目…かな?』
『あっ……いや……まあいいや! 咲がそう呼びたいならそうしろよ』
『うん……分かったよ京ちゃん!』
『ああ、改めてよろしくな、咲!』
『うん!京ちゃん!』

――京ちゃんは私に、笑っていれば何かが変わるって事を
変わればかけがえのない宝物が手に入るって事を教えてくれた
ずっと散らばっていた心のパズルのピースが、京ちゃんと一緒に笑う度に一つ一つ繋がっていく
少しずつ…少しずつ…集まっていった本当の宝物
京ちゃんは私にとって……光の中から現れた……運命の王子様なんだよ…

865 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 16:56:52 ID:Bu6HTy7RO
番外編―まことイチゴと京太郎―

まこ「うーん、困ったのう」

京「どうかしたんですか先輩?」

まこ「おお、京太郎か。実はのう…明後日ウチの店でイチゴを大量に使うイベントがあるんじゃけど…」

京「なるほど、料理に使うイチゴを調達するのに手間取っているって訳ですか」

まこ「そうなんじゃ……イベントまで時間がないっちゅうのに…ほんに困ったわい…」

京「あの、もし良かったら俺の親戚にイチゴの業者の方がいますから、その人にいえば安くイチゴが手に入るかもしれませんよ」

まこ「ほんまか!? 京太郎、悪いけどその人に話をしてもらえんかのう?」

京「ええ、良いですよ」

まこ「恩に着るわ京太郎! じゃあ、お金を渡しておくから、出来るだけ沢山のイチゴと交換しておいてくれ!」

京「任せてください染谷先輩! 出来るだけ沢山のイチゴて交換してきますよ!」(ニヤリ

――帰り道

京「しめしめ、親戚の人に言えばイチゴはタダ当然で手に入るからな…このお金は俺が…フフフ」

866 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 18:44:56 ID:Bu6HTy7RO
京「ん……これはまさか!」パッ

京「どこに行ってもなかった新作のゲームじゃないか!まさかこんな所にあったなんて…。 ああでもお金が…」

(ふと、鞄の中にあるまこから渡された金が目に入る)

京「うう…この金は…まぁ、どうせ俺の金になるんだしいいか!すいませーん、これください!」

――自宅

京「いやー!やっぱりモンスターバスター3は面白いな!買って正解だったぜ! おっとそろそろ親戚に電話しないと…」

プルルルル…

京「あれ…おかしいなぁ…電話が繋がらねーや」

ガチャッ

京「あ、おじさん…京太郎だけどさ」

電話『ただいま、旅行に行って一週間は帰ってくる事が出来ません。 用事のある方はピーと…』

京「……………」

―――二日後の喫茶店にて

まこ「全く京太郎の奴、いつまで待たせるつもりなんじゃ! もうお客さんが一杯来とるっちゅうのに」

京「や、やあ染谷先輩…」

まこ「おお、やっと来たか京太郎!で、イチゴの方は大丈夫なんじゃろうな?」

京「は、はい……もちろん大丈夫ですよ……」

(大きな箱をまこに手渡す)

まこ「おお!思ったより沢山ありそうじゃの! どれどれ…」

867 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 18:46:17 ID:Bu6HTy7RO
京「ちょっと待ったぁ!」

まこ「な、なんじゃ京太郎。いきなりデカイ声を出して…」

京「まだ箱を開けてはいけません先輩。このイチゴは非常にデリケートなため、外気に触れると鮮度が落ちていくんですよ。
ですから、調理する前に箱を開けた方が良いって親戚の人は言ってました」

まこ「そ、そうか…なら箱は開けん方がええな」

京「じゃあ俺はこれで…」

まこ「待ちんさい京太郎、せっかくだからウチで食べていけ! お前には感謝しとるんじゃからの」

京「いえ、咲との約束がありますから……」

まこ「ほう……おぬし、咲とのデートがあったんか!そりゃあすまんかったの!」

京「ははははは……じゃあ俺はこれで失礼しまーす!」ピュー

まこ「なんじゃアイツ……まぁ、ええわ!とにかくイチゴを運ばんと」

まこ「ぐっ…重い…イチゴってこんな重いもんじゃったけ……」

868 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 18:47:50 ID:Bu6HTy7RO
客「おーいまこちゃん!そろそろイチゴ料理が食べたいんだけど!」

まこ「はい、すまんのう!今から新鮮なイチゴを皆に見せるけん待っとれ!」

ドスンッ

まこ「ほれ、これが今日、皆にご馳走する…イチゴじゃ〜♪」

パカッ

一同「へ……?」

客「これは……ワカメ?」

まこ「な…な…なんじゃこりゃ〜!!」

客「どういう事だい、まこちゃん!今日はワカメじゃなくてイチゴを食べに来たんだけど!」

まこ「あ、いや……ワシにもさっぱりじゃ…」

まこの親戚「まこちゃん!イチゴはどうしたのイチゴは!どういう事か説明してくれ!」

まこ「いえ……だからその……」

―――次の日の麻雀部

ガシャーン!

鎧武者まこ「京太郎の馬鹿はどこじゃ!どこにいる!」

久「す、須賀君ならイチゴ狩りを楽しんでくるって静岡に行ったわよ……」

―終―

869 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 18:48:48 ID:Bu6HTy7RO
ここまで

870 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 19:24:45 ID:ZzoLg3DC0
GJです
咲が京太郎への恋心を自覚した所で〆ですか
続きが気になる〆かたですね
それとおまけに吹いたwww
こち亀っすか

871 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 22:30:35 ID:kpeI/CJf0
GJっす! 続き期待してます

そして両津オチ吹いたw

872 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 22:52:10 ID:6fw73Gcj0
>>847
じゃあとりあえず時間があいたらやってみます

873 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/17(水) 23:07:08 ID:3JdV8iFV0
          ,..-‐:.:‐-、
       ,.:'´:.:.:.:.ヽ:.:、:.:ヽ
      /.:.::|:::i::{!::、_i、::i::::.i
       /.:|:{::!、:ト' ィ=、i::|-、i:i
     i :.;、イrf'i  ー',,j! }:ト! >>872 ありがと♪
     レ' |:::::i,,゙' _, ij ィ::/゙
         }从ゝ、__,.   |i/_
.            _j _,..-  `ヽ
         ,.:'ニ-     i  |
        / i        |   |

874 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 08:14:30 ID:IOZYBotI0
:.:.:.:...::::::::ー-、-、/\\\:ヽ:ヽ::::::\
.::::::::::::::...\ メ、`ーァ、ヽ>-、ヽ::i、::::::::\     ,ヘ、___
:::::::::::::::  .:::\、::;メ /f'::::‐┐、ヽ::iヽ:::ミーヽ   /゙、:.:゙、 i \ ___
::゙、:::゙、ヽ、、:::::::::ヽヾ(!{::.:.::::::::´.i リ、 i::ミヾ  /:.:.:.:.゙、:.:゙、 i  \
:::::゙、....::、ヽ.\::::::i  丶:::::::::ノ;;;;;; ヽ、i  /:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.:゙、!   \
、::....:ミ、:::\  \:i     ̄ """  .i /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.゙、:.:゙、、  /
:::\i::\メーヌ__           |_.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:゙、:.:V`Y   /
..::::ナー--メf'´:::::::し、   `   ,ノ   |\ `ーr-、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.>、!__| i /
:\:::ヽー-|l、::.:.::::::.:.:} ,,,   ,    i  ヽ. i /\.:.:.:.:.:.:.|  \ !.|
、:::::\:`ー!、`ー--‐';;;;;;   ´    ノ    ヽ|  `ー-、_|_/>、_)
、`ー-、`::ー::-::‐::フ"" ノi  , ‐ ´     ,  / ___r'---、_ ヽ√
 `ー-、::::`ーニ二ニー'<__´`ー-、 _..-┴‐┴'´:.:.:..:f-----、_`ヽ'
      ̄ ̄ ̄ ̄`ー-ミ ゙、:. ̄ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|----‐'/ フ

京ちゃんおはよ♪
え、っちょっとやだ、やm…

875 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 15:43:53 ID:+j8KL2DYO
ネタバレ

京太郎、ハギヨシをボコボコ!
京太郎「ワリゃあ… 咲の指ぃ返せや… お!? 咲の指ぃッ 返さんかいやコぅラぁああッ オドレの指も潰したらぁあ おらぁああッ!!!」
さらにボコボコ!
和「須賀君…凄…!!須賀京太郎の狂暴説も納得できるわ…」
井上が背後から京太郎をロック!
和が京太郎を助けるか迷う。
井上「今のうちに京太郎ぶち殺せぇえーッ!!!」
ハギヨシ立ち上がれず!
さらに背後からタコス登場で井上に頭突き!
タコス「出世払いをちぃと早めに返したじょ…きょおたろーッ!!」
京太郎「フン…ナマイキが……」
突然大爆発!
池田「華菜ちゃんの獲物に勝手に手を出して…何をしてくれてんのかなぁ…ねぇッ!!?
時間がないからあわてて急造したもので…火薬がたくさん入ってるけど…!!
死んだらまぁ…堪えて欲しいし!!!!」

コーチ「池田ぁあああああああああああああッ!!」

  シィイイイイイイ (大量ダイナマイトに火をつける)
池田「クッ・・クックックッ・・ギャハハハハ」

おわり
次号「フリテンの罠。」に続く!!

876 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 16:27:32 ID:XEUK2fE10
ちゃんとできるか不安なのであと二人ほど一緒にやってくれる人がいると助かります
あと詳しい更新のやり方を誰か教えてくれませんか?

877 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 22:59:04 ID:nS1Cyi5b0
>>874
一体ナニを・・・

878 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/18(木) 23:16:45 ID:r3K9cVhW0
ひめはじめ
いや……事後か。

879 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 02:41:47 ID:+TjMiIm50
これから毎日どこででもおっぱじめるんだね

880 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 07:07:33 ID:kQ2nS/b80
>>876
手伝いたいところだけど自分も分からないんだよなー

881 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 08:30:12 ID:Ya8hvBik0
咲「最近京ちゃんが無理矢理私にいやらしいことを・・・」
京太郎「はぁ!? んなのやってな」
咲「全然やらないんです!」
京太郎「・・・・・・へ?」

882 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 16:20:51 ID:gyv6+yEI0
>>881
誰にいってるんだww

883 名前:逆襲の京太郎 13/14 ◆MwXCHg/QQc :2010/02/19(金) 18:57:15 ID:506uRVmHO
ボォォォォォッ

爆走する一台の車が京太郎に向かって来る。
それに乗っていたのは・・・ハギヨシだった。
―京太郎…お前は負けちゃあいけないんだ…負けてお前に何が残る…
悲しみしか残りゃあしないじゃないか!
これ以上お前が地獄を見るくらいなら…この俺が…
「この俺がお前を殺してやる…!!」
己に特攻してくるハギヨシに京太郎は涙を流し、そして笑う。
「さすが…俺の最初で最後の友だ…」
ガシャアアアン…!
大きな破壊音が闇夜に轟く。
この夜・・悪夢は幕を閉じた・・

夜が明ける頃・・全ての終わりを告げるかの様に朝日が差し込み・・
死闘が繰り広げられていたその場所には・・

幸せそうな顔で死んでいる――京太郎とハギヨシがいた・・・

200X年―夏―

四強と呼ばれた学園を潰すべく現れた反麻雀グループのリーダー須賀京太郎――
このかつてない最悪最強の敵の標的となった少女宮永咲――
この二人を中心に行われた戦争は
京太郎とその部下 ハギヨシの死をもって終結した
この後、清澄・風越・龍門渕・鶴賀の結束はますます強まるものと思われる――


須賀京太郎(15)
ハギヨシ(不詳)

―――死亡

884 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 18:59:48 ID:506uRVmHO
誤爆

885 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 20:02:39 ID:gyv6+yEI0
>>884
何と間違えたwww

886 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 21:54:57 ID:CVn/oz170
今咲スレで、合宿での咲ちゃんがなんか弱いって話題出てるけど
このスレ的には、合宿では近くに京ちゃんがいないから、深層心理の奥底でやる気にストッパー掛かってる。ってことでいいよね

887 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 22:19:10 ID:59KWox5U0
そろそろ咲ちゃんに京ちゃん分を補充してやらなければいけないよな?

888 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 22:21:32 ID:/JsyH2BQO
なにそれやらしい…






キスとかだよな?

889 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 23:30:20 ID:CVn/oz170
咲「みんな強くてワクワクするよ〜〜・・・でも、なんだか負けがこんじゃって、自信なくしそう・・・」

咲「・・・・・・っていうか、何か違う・・・何か違うんだよね・・・今、この状況が・・・何か」


優希「もしもしきょうたろー! 元気かー!?」
咲「!? 」
優希「おう、こっちは楽しくやってるじぇー。お土産とかは何が」
咲「ちょ、ちょっと貸して優希ちゃん!!」 ガッ
優希「うわ! 咲ちゃん!?」
咲「も・・・もしもし?」
京太郎「ん? お、咲か?」
咲「うん! なんか久しぶりだね、京ちゃん」
京太郎「ははは。昨日出かける前に会ったばかりだろ」
咲「えへへ。そうだったかな?」

・・・・・・・・・

咲「うん。うん・・・あはは! もう、京ちゃんったら〜!」
優希「あのー、咲ちゃん。そろそろ・・・」
咲「わかった京ちゃん。私、頑張るから! ・・・うん、ありがと。じゃあまた、合宿終わった後にね!」
ピッ
優希「あ・・・」
咲「んふふ。電話貸してくれてありがと、優希ちゃん! なんかスッキリしちゃった! 」
優希「う、うん。それはなによりだじぇ・・・ははは」


翌日
和「さ、咲さん・・・」
マホ「凄く強いです・・・昨日とは全然違う・・・」
衣「凄いぞ咲ー!!」
咲「えへへー」

890 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 23:30:27 ID:kQ2nS/b80
ハグかもしれんぞ

891 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/19(金) 23:31:52 ID:7hqvoTSZ0
京ちゃん分が足りないから、今から家に来てもらおうっと♪

892 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 00:13:19 ID:c4l6MwGC0
咲「あうう〜〜〜」
部長「あらら、咲。強い人達と対局して、挫けちゃった?」
咲「京ちゃんに会いたい京ちゃんに会いたい京ちゃんに会いたいよ〜〜」
部長「・・・・・・」

893 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 09:54:56 ID:6nWOM6K70
こりゃ緊急呼び出しですな

894 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 10:19:45 ID:5qS1Aijj0
京「遅れて悪いな!咲!」

895 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 13:25:13 ID:pAPKbNVzP
いやもうマジで京ちゃんいないから本気出せないんじゃないかな。咲ちゃん

896 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 14:12:54 ID:6nWOM6K70
ワカメ喫茶店でカツ丼さんとの対決の時も、実はそれで・・・

897 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 15:22:13 ID:GRB4XZs0O
てす

898 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 15:24:24 ID:GRB4XZs0O
規制解除ktkr

899 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 16:49:04 ID:vIBEBltPO
咲覚醒のきっかけに京太郎使ってくれたら一生立たんについていく

ないだろうけどなw

900 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 17:01:39 ID:PyN/SvnaO
須賀君が出る幕はありません、わた…原村和さんが宮永さんを救うんですから

901 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 17:10:49 ID:P0ddOQ8R0
アニメの影響受け続けたままだったら、タコス覚醒のきっかけに使われそうで

902 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 17:35:30 ID:Wj0XSTYC0
本編の京咲についてはもう完全に諦めてる
最終的に誰かとくっつくとしてもタコスだろうしな

903 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 23:50:25 ID:w+Qm/VAq0
>>899
京太郎の存在自体が壮大な伏線だったらむしろ噴くw

904 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/20(土) 23:58:11 ID:fJE3HGnV0
他の5人が全国に行く中、1人だけ取り残されて焦燥を感じる京太郎
夏休みに一念発起して咲に手伝ってもらって猛特訓
って考えてみたけど咲は教えるの下手そうだなあ
和とかの方が得意そうだ

905 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 00:31:32 ID:6l8aAgAlO
京太郎の麻雀能力覚醒しないかな〜


906 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 01:38:08 ID:G2PNR8t/0
>>900
hrmrさん、いつもお勤めごくろうさん

907 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 02:37:19 ID:zqM6qYQW0
>>902
今諦めたぁ!!!!!!



908 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 05:51:37 ID:fQJk51UO0

照「強くなりたければ喰らえ!!!」
 ↓
京太郎「喰らう・・・・・・・・・のか・・・・・・?」

咲「やるよ・・・京ちゃんと、セックスをする」

京太郎「強くなりたいからか?」 咲「ちがうの」

咲「したいから」
 ↓
特別編 SAKI
 ↓
咲「近くに雀荘があります そこで白黒つけましょう」

衣「仕掛けられん・・・あれほどあった少女ぽい甘さが、すっかり消え去ってしまっている・・・!」
 ↓
咲「敗北をプレゼントどころじゃないよ・・・ ハコテンになるまで嶺上開花!!」
 ↓
部長「守る男の子ができただけであんなに変わっちゃうとはねえ」



最愛に比べりゃ、最強なんて・・・!


909 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 07:16:15 ID:VgzpCpB70
>>908
咲父「咲・・・、色を知る年かッッッッッッ?」

910 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 07:20:21 ID:VgzpCpB70
>>909
うわ、「!」が「?」に化けてやがる

911 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 11:59:02 ID:0IDJcR1/0
>>910
非常に惜しい!

912 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 14:28:56 ID:/iCwcHuO0
第1部
ギャンブラー咲

第2部
サキ

第3部
宮永咲 -Sister of Teru-

913 名前:ななしさん@お腹いっぱい:2010/02/21(日) 20:10:32 ID:Hiuizj11Q
京ちゃん………一緒にお風呂に入ろ♪

914 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 21:39:01 ID:T0FqD+0FO
咲「京ちゃんなんか大っ嫌い!顔も見たくない!」タッタッタッ

京「ちょっ、待てよ咲!……はぁ、何で俺っていつもこうなのかねぇ…」

京「明日…、咲に謝らないとな……アイツ、許してくれるといいんだけど…」

子供「お母さーん!早く早く!」

ブゥゥゥゥゥ…

母親「まっ、待って!車が来てるわ、戻って来なさい!」

子供「えっ?」

ブゥゥゥゥゥン!

京「あ、危ない!」

ドンッ!

(京太郎、子供を突き飛ばす)

京「……悪い、咲…」

キィィィィィィ……

ガシャン……

【咲の自宅】

咲「はぁ…私、なんて事を言っちゃったんだろう…。京ちゃん…今頃落ち込んでるだろうなぁ…。
……明日、明日ちゃんと話をしよう!京ちゃんと仲直りして、いつもの様に一緒にお昼ご飯を…」

プルルルル

咲「あれ、電話だ…誰だろう?」

ガチャッ

咲「はい、もしも…部長、どうしたんですかこんな時間に…?」

久「―――――…」

咲「えっ…」

ガタン…

咲「京ちゃんが……死ん…だ…?」

915 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 21:54:21 ID:jwA8P1E00
続きは・・・

916 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 21:55:46 ID:SmjUCciY0
鬱展開・・・

917 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 22:37:56 ID:jwA8P1E00
咲が九連上がったら生き返るんだろ?な?

918 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/21(日) 23:22:26 ID:TUC0JfRyP
メカ京ちゃんとして

919 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 01:11:26 ID:BtWoHjKl0
メカ京ちゃんワロタwww

920 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 01:26:28 ID:tyR1t5uB0
霊界麻雀師編へ〜

921 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 20:36:13 ID:cQrkdvMs0
咲に取り付いて雀卓カレイドスコープ編だな

922 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 22:37:14 ID:nhGk9UGUP
お風呂とか覗き放題か

923 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/22(月) 23:37:54 ID:/V/3Z7k20
咲「京ちゃん見ないでよ!ぜっっったい見ないでよ!」

924 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 00:53:44 ID:+UfsDOx70
>>923
京太郎「咲の裸?間に合ってます」

925 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 03:12:41 ID:YwG760po0
スーパーサッキー

926 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 14:42:31 ID:CxEXAH9f0
個人的には恋人でなくても親友設定とか好きだな
まぁそこから恋心の芽生えとかは大いにありだけど

ところで次スレタイ何がいいかな

927 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 15:01:42 ID:03mq6D+PO
京ちゃんは咲の婿!

928 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 23:23:22 ID:z3TJ2Q59O
京「悪いな、咲……この特攻兵器は一人乗りなんだ……」

929 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 23:27:51 ID:lVv6DxKz0

京太郎「俺は、咲のためにこそ死ににいく」

咲「京ちゃん!行かないで!!」


透華「永遠のー翼広げー たーだ君のためだけにー♪」

930 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/23(火) 23:53:41 ID:cI/UpL1S0
>>926
掛け合いを想像しやすいのは原作最初あたりの
軽いノリの京太郎とちょい冷めた咲だったりするよ
ボケとツッコミがはっきりしてるからかな

931 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 00:51:33 ID:VUBPIyqT0
立てんてーと編集部に
「京太郎と咲の中学生時代を番外編で描いてください」って
メールを送りまくれば描いてくれるかな?

932 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/24(水) 12:21:16 ID:5P2aOG+BP
71 :名無しさん:2010/02/22(月) 23:11:12 ID:BfYkZyhs
中1の二人

昨日京ちゃんとえっちな事しちゃった
私は嫌だって言ったのに無理矢理・・・
赤ちゃん出来ちゃったかも
でもちょっと気持ちよかった・・・
今日は私から無理矢理してみようかな
やだ何考えてるんだろう私・・・えっちな女の子になっちゃったかな・・・

「京ちゃん?」

「なんださm・・・」

「んっ・・・//////」

「んっ・・・///」

「んっ・・・//////」

「ちょっちょい!」

「だめだった?」

「ちげー!なげえよ!」

「そっそうだよね、赤ちゃん出来ちゃうよね」

「キスしても子供できねーよ・・・」

「でも、ちゅーしたら赤ちゃん出来るって言ってる人見た事あるよ」

「んなの嘘だよ!」

「ふぇっ!そうなの!?」

933 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 00:28:18 ID:MwAF2YoX0
今日暖かかったなー
咲ちゃんが花粉症とかだったら萌える
鼻水ズビズバ言わせてる所に颯爽と京ちゃん登場

934 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 01:00:50 ID:rNQNAHjJ0
大きなくしゃみをして鼻水がかかるんですね
分かります

935 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 01:42:10 ID:EGTzU9Sz0
>>932
やべええええwww

どんな官能展開かと思ったら咲ちゃんカワユスw

936 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 01:53:23 ID:/Q8K6KUU0

513 名前: 釣り針(福岡県)[] 投稿日:2010/02/24(水) 12:46:31.07 ID:zxKevp2w
アニメも終わって本格的に原作派に移った人が増えたのか、なんかニュー速でも京咲な感じになっちゃったな
まあ確かに原作の咲ちゃんは京ちゃん好きだろう
でもみんな肝心なコト忘れてるよね。京ちゃんを好きな気持ちは、タコスも負けてないってコトを
一見わがままで負けん気が強いけど、実は一途な乙女のタコスこそ、絶対に京ちゃんと幸せになるべきだよね!

夏の大会が終わった後に、圧倒的麻雀の強さからその部内での存在感・権力を強めた咲ちゃんが
もう誰にも文句は言わせねー的な感じで、堂々と京ちゃんと付き合いだしたりしても
タコスは絶対に諦めないで!

いつまでも麻雀上手くならない京ちゃんに、「私が教えてやるじぇー!」と個人レッスンしようとしたら
咲ちゃんが来て「私が教えてあげるから、優希ちゃんは気を使わなくてもいいよ」「おお、咲から教えてもらった方がいいしな」
ってな感じで邪険に扱われるだろうけど、タコスは絶対に諦めちゃダメだ!

毎日部活が終わった後に、みんなに見せびらかす感じで咲ちゃんと京ちゃんがチューするけど、タコスはグッと耐え続ける!
そんな忍ぶ日々の中、もし部活に咲ちゃん京ちゃんタコスの3人しか来ない日があったりしたら
「3人なら麻雀できないし、今日はもう終わりでいいよねー」とか言って咲ちゃんと京ちゃんは2人ベッドに入ってイチャイチャしだす
「なにやってんだじぇ!」「優希ちゃん覗かないでよ・・・変態」「・・・すまん優希、ちょっと席を外してくれ」
ってな会話を繰り広げた後、結局部室から追い出されたタコスは泣きながら帰宅して、吐くまでタコス食い続けることになるんだけど
それでもタコス、諦めないで!

その翌日、部室のベッドに体液が染み付いているのを発見したタコスは、気が狂ったように笑い出したりするんだけど
それでもタコスは生きているのだ

937 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 02:05:06 ID:yHVeTDW+P
もはやタコスいじめはデフォなのかwwwww

938 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 02:25:57 ID:/Q8K6KUU0
>>937
福岡が拘ってるだけだけどなw

939 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 10:54:33 ID:Df2Ys1hFP
タコスには酷だが、周囲の目を気にせずイチャイチャしまくる2人・・・見てみたいぜ

> アニメも終わって本格的に原作派に移った人が増えたのか、なんかニュー速でも京咲な感じになっちゃったな
アニメじゃそうでもなかったけど、やっぱり原作読んだら京咲に見えるよな
どうやらそう思ってたのは俺だけでなく、ニュー速でもそうみたいでちょっと安心したわw

940 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 17:48:34 ID:NeOM0S8cO
投下してもよろしいか?
それともスレ立てしてからかな?

941 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 17:57:23 ID:Df2Ys1hFP
投下していいんじゃない?

942 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 18:33:11 ID:hLiJd9aE0
                               { ̄ ̄∨´/_ ̄\::`ヽ   
                              /  _二「_}二__  〈::::ヽ::::`.<
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943 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 18:50:17 ID:MwAF2YoX0
>>934
咲ちゃんは「くちっ」とか「くちゅんっ」とか可愛らしいくしゃみをするって京太郎の奴が言ってたぜ

944 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 20:00:54 ID:MwAF2YoX0
テスト

945 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 21:26:24 ID:NeOM0S8cO
番外編―甘えん坊咲ちゃん―

京太郎「ちーす、遅れてすいませ……」

咲「きょーちゃん!」ガバッ

京太郎「うおっ!? なんだよ、咲!急に抱きついて…」

咲「きょーちゃん!きょーちゃん!」スリスリ

京太郎「さ……咲? どうしたんだお前、なんだか様子が…」

タコス「うおっ!犬、何をやっているんだじぇ!」

和「そんな宮永さんが……私の可愛い宮永さんが…!」

京太郎「タコス、和…俺にも何が起きているのかさっぱり…」

まこ「ありゃりゃ……これは思っていたよりも重症じゃのう」

久「そうみたいね…どうしたものかしら」

京太郎「染谷先輩に部長……これはどういう事ですか!」

久「ええ、実はね…」

―――――

咲「ルンルン♪」スリスリ

和「ちょっと須賀君、宮永さんから離れてください!」イライライライラ

タコス「そうだじょ京太郎!咲ちゃんから離れろ!」

京太郎「俺に言われても困るんだが…おい、咲…そんなにくっつくなよ」

咲「やーやー、きょーちゃんと一緒にいるのー!」スリスリ

京太郎「はぁ…やれやれだぜ」

946 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 21:27:24 ID:NeOM0S8cO
和「……それで、部長が持ってきた薬を宮永さんが飲んだせいで幼い子供みたいになってしまったんですか…」

久「ええ…私用で使うために机の上に置いておいたんだけど、ジュースと間違えて飲んでしまったみたいなのよ…」

京太郎「ほう……薬の効果を試すために咲を実験に使ったんじゃなくて?」

ギクッ

久「な…何を言っているのかしら須賀君…?私達がそんな事をするはずないじゃない」

まこ「そ…そうじゃぞ京太郎!めったな事を言うな!」

京太郎(図星だな……)

和(図星ですね…)

咲「きょーちゃん、遊んで遊んで!」グイグイ

京太郎「いてて…そんなに手を引っ張るなよ咲」

和「……!宮永さんいや、宮永ちゃん!私が代わりに遊んであげますよ!」

京太郎「おっ…すまない和。ほら、このお姉ちゃんが遊んでくれるってよ」

和(フフフ…なんてかわいらしい宮永さんなのでしょう!一杯いーーっぱい私と遊びましょう!)

咲「……や!さきはピンクのお姉ちゃんなんかよりきょーちゃんと遊びたいの!きょーちゃん遊んで!遊んでー!」

和「そ……そんな……宮永…さん…」ガクリ

947 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 21:28:30 ID:NeOM0S8cO
まこ「ほれ、京太郎…咲はお前に遊んで欲しいみたいじゃぞ。泣き出す前に遊んであげい」

京太郎「はぁ……分かりましたよ。咲、何をして遊ぶ?」

和「…………」イライライライライライラ

タコス「むむむ…!」

咲「うーんとね……お馬さんごっこがいい!」

京太郎「な……お馬さんごっこって……」

咲「きょーちゃんがお馬さんになるの!そしてさきがその上に乗って遊ぶのー!」

京太郎「ちょっと待て咲!それは少しまずいんじゃ…」

和「このお兄ちゃんの言う通りです!宮永ちゃん、代わりに私が馬に…」

咲「やーやー!きょーちゃんがお馬さんになってくれなきゃやーなの!」

和「み……宮永さん」ガクリ

久「ほら、須賀君…この子のリクエスト通りお馬さんになってあげなさい」

京太郎「ぶ…部長まで……ええい、仕方ない!ほら咲、お馬さんだぞ〜!」

咲「わーい!きょーちゃんだーいすき!」

和「ブツブツブツブツ…」

タコス(羨ましいなぁ咲ちゃん……私もこんな風に京太郎と…)

京太郎「ヒヒーン……パカラッパカラッパカラッ…」
(なんだか……変な気分だぜ……)

948 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 21:31:20 ID:NeOM0S8cO
咲「わーいわーい!もっともっときょーちゃん!」キャッキャッ

京太郎「はいはい…ヒヒーン!パカラッパカラッ…」

まこ「ほんまに楽しそうじゃのう…」

久「ええ…まるで本当の兄妹みたいね」

和「宮永さん……なんでこんな男なんかに…」

タコス「むむむ……私も京太郎に乗るじょ!」

京太郎「おい、タコス!何をするんだよ!」

タコス「うるさい、犬!ご主人様に反抗するな!」

咲「あーん!きょーちゃんは私と遊んでいるのー!たこすのお姉ちゃんはあっち行っててよー!」

タコス「京太郎は私の犬だじょ!だから私にも京太郎の背中に乗る権利はあるんだじぇ!」

咲「う…う…う…うえ〜ん!たこすのお姉ちゃんがいじめる〜!きょーちゃんをかえしてよ〜!」

和「ちょっと優希…少しやり過ぎじゃ…」

京太郎「いい加減にしろタコス!咲を泣かしてどうするんだよ!」

咲「うえ〜〜んえんえん!うえ〜〜ん!」

タコス「う……ごめんだじょ……」グスン…

京太郎「ほーら咲、お兄ちゃんがもっと遊んであげるから泣くのはやめようね」ナデナデ

咲「ぐすっ……えっく……ほんとうに?ほんとうにもっともっと遊んでくれる?」

京太郎「ああ…お兄ちゃんは嘘はつかないぞ!」

咲「……わーい!きょーちゃんだいすき!」

タコス「……京太郎の馬鹿…」

和「………」イライライライラ


続く

949 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 21:33:11 ID:NeOM0S8cO
ここまで、本編は休みです

おまけ【京太郎が咲と……】
http://imepita.jp/20100225/770520

950 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 22:43:43 ID:rNQNAHjJ0
GJです、続くをワッフルワッフル
本編はお休みというともしやツヨナールの人?

ところで結構SS書いてる人は結構いるけれど
漫画とか一枚絵を描くって言う豪胆な人はいないんだろうか

951 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/25(木) 23:04:06 ID:Df2Ys1hFP
咲ちゃんかわええ・・・GJ!

952 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 10:05:17 ID:QJ1f7n1O0
そろそろ次スレの時期かな?
この板は950過ぎると落ちやすくなるんだっけ

953 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 10:59:27 ID:bf3F/HPW0
毎日複数のレスがあれば大丈夫みたい
その前に次のスレタイを考えようよ

【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【幼馴染の時代】

954 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 11:27:49 ID:iXcJRb4J0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【愛の試練】


何考えているんだ、私は馬鹿か。
いや私はただ、本編の扱いに涙を流していただけなんだ……。


955 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 11:50:06 ID:gPurIX9L0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【仲人は嫁だな君】

956 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 17:23:44 ID:XFJo+Xk50
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【ただの幼馴染からの卒業】

957 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 19:05:16 ID:jTXTGCNI0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【気になる2人】

958 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 21:23:26 ID:7CQ760Do0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【ようこそお姫様】

959 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 21:44:20 ID:jTXTGCNI0
>>958
これいいね
ありそうでなかったスレタイ

960 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 22:05:44 ID:UZ0sw9d00
もうすぐホワイトデーだが、それに関連付けようとしてなかなかできない

961 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/26(金) 22:06:59 ID:iXcJRb4J0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【白い恋人】

ないな

962 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 04:10:49 ID:cioM7Gj60
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【ずっと一緒だよ】

963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 04:45:51 ID:teySnyg80
>>958が第1希望
次点で>>961

964 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 13:48:18 ID:mJjPBGVX0
970くらいで立てる?

965 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 16:52:15 ID:7YdYZIQ+0
>>958でいいんじゃない?

966 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/27(土) 22:58:44 ID:k4Gf+J7e0
お姫様と呼ばれてまんざらでもない咲ちゃんなのであった

967 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 01:08:23 ID:Gf/MDlg/0
貧乳姫でも?

968 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 01:25:32 ID:KxbtzDLV0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【中学のころからだというのにまるで長年の付き合いみたいに「咲」「京ちゃん」って親しそうに呼び合うなんてお前ら中学時代に何があったんだよこのー】


969 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 03:14:58 ID:Gf/MDlg/0
一応キャラ紹介では「幼なじみ」ってなってるし、同じクラスは中学が初でも、それ以前から知り合いだった可能性も

970 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 04:31:53 ID:H8MAjhGC0
別にもう次スレいらんだろ。
もともとこの二人、互いがほとんど興味ないし、妄想できねえし需要ねえよ。

971 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 07:08:34 ID:Lqbf+vtlO
そんなことないよ!
京ちゃんはきっとわた……咲ちゃんのことが少なくとも気になってるはずだし、
咲ちゃんは京ちゃんのことが大好きなはずだよ!

972 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 07:31:59 ID:wsSaLhK60
このスレがないと日々の糧がなくなるから困る
あと個人的にスレタイは>>962に一票

973 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 09:17:20 ID:FEfoyj8P0
なんだhrmrさんだったのか

974 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 11:02:25 ID:ZZAqjhTg0
とりあえず>>958が人気みたいだから、これで立ててみるわ

--
スレタイ

【咲-Saki-】京太郎×咲スレ4【ようこそお姫様】


テンプレ

過去スレ
【咲 -Saki-】 京太郎×咲スレ 【夫婦】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1242227233/

【咲-Saki-】京太郎×咲スレ2【イイ嫁さんだなァ】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1252062550/

【咲 -Saki-】 京太郎×咲スレ 3 【いい夫婦の日】
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1258892193/

975 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 11:04:26 ID:ZZAqjhTg0
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1267322604/

976 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 12:04:10 ID:urfCZ3r60
乙&うめ
地味に続くなこのスレw

977 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 13:58:05 ID:IcLv/1tg0
【咲-Saki-】京太郎×咲スレ5【実は元恋人】


978 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 17:46:39 ID:+iiM4d0S0
新スレ乙!

979 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/02/28(日) 20:01:47 ID:+iiM4d0S0
埋め小ネタ

咲「京ちゃーん、何してるの?」
京太郎「ん。咲の牌譜見てる。麻雀の勉強」
咲「ふぇ!? 私の?」
京太郎「ああ、部長に頼んで見せてもらってる」
咲「そ、そっか〜。えへへ。私のを見て勉強かぁ。でもそれなら、私に直接言ってくれれば・・・」
京太郎「でも部員全員分の牌譜は、部長しか持ってないからな」
咲「え! 部員全員分?」
京太郎「ああ」
咲「(なんだ・・・私のを選んで見てたわけじゃないんだ・・・)」
京太郎「どした? 咲」
咲「別に・・・はぁ・・・」

980 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:22:31 ID:C0aioOis0
残り20レス

981 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:29:02 ID:cVr6mA/Q0
埋めちゃうよー。

梅雨を経て、樹木にかかる衣もその色を変え道行く人が夏の到来をしばしば感じられるようになったころ。
暦の上では夏至を少し過ぎ、七月に入ったばかりである。肌にかかる日差しはいまだにその輝きを極致にまで高めてはおらず、時折鉛色の雲と制空権を争っていた。
――――ただ、心地よい風は確実に空の上から、地上にゆっくりと降りていた。ふと外に耳を向ければ、昨今の気象の移り変わりによって気の早くなったセミが鳴いている。
本来まだ土の中にいる伴侶たちは、その声を聞きいっそ滑稽に思っている事だろうか、それとも自らも早く外に出なければいけないと成長を推し進めているのだろうか。
ともかく、彼らは――――宮永咲と、須賀京太郎はその声を部室の外にあるバルコニーのような場所で聞いていた。互いに互いを凝視し、その顔は二人とも真剣そのもの。
余人の入れる隙間など、どこにも無い。
――――清澄高校、麻雀部。部員のほとんどが女子であるその部にも、今新たな風が吹き始めている。
先日の県予選を乗り越えた戦士たちは、新たに修行を始めるもの、休息をとるもの。
そして――――何かの計画を練るもの、まさにこの二人がそれであった。
ごそごそとポケットをまさぐり、京太郎の制服からメモ帳のような紙が出てくる。
ところどころに走り書きのあるそれを彼はこっそりと咲に渡す。――――小さく、機密と書かれていた。
京太郎は、再び周りに気を配りながら、口を開く。
「――――というわけで、だ。……咲。七夕に遊びに行くぞ」
「う……うん!」
力強く頷く彼女の顔を、薄い影が横切った。二人を見下ろすパラソルの端が、風で少し靡いたのだ。彼らはテーブルを挟むようにして、日差しからその身をパラソルで守られている。
逆に言えば、それが無ければ日一日と強くなっていく日差しから身を守るものは何もないが、ともかくそのバルコニーの隅で、周りに聞こえないように神経を尖らせながらしかし咲には柔らかな口調で京太郎は言った。
傍から見れば年相応のカップルがよくやっている事、やましい事は何もしてはいないが、県予選を勝ち抜いたという事実は、即ち全国区への強敵を相手にするということと同義である。
この時になって二人が付き合っていると明かすというのは時期的に非常にまずい、周りの雰囲気に沿わず浮かれているとみなされるからだ。
そしてさらにまずい事に、咲はこの部の中でも切り札となる存在だ。
例え浮かれていると見なされなくとも、何らかの形で彼女の集中を遮ってしまうのは部の総意としてまずい――――結局これは許されないのではないかとの後ろめたさから、いまだに彼は人に言えずにいた。
勿論、咲もそれは同様である。親友の原村和にさえ、それを話すことはできなかった。二人は、いわば二重の罪悪感に苦しんでいたともいえる。
ただし、県大会の後に場所をセッティングしてくれた部長には、どうあがいても「何も無かった」という嘘はつけない
――――というよりついても無駄だというほうが正確だろうか、下手に言い訳をしなくとも何をされるか分からないのに、もしそこで下手に言い訳をすれば、咲と二人で白刃の上を裸足で歩くような危険を払わねばならない。
それならば、最初に言っておいてから堅く口止めをしておくのがよいだろうと彼は考えた。部長自身は先刻の理由から、部室内の雰囲気が悪くならないように配慮をして話さないでいてくれるといったが、少々気が揉むと言うか……。
――――いや、本当のことを言おう、部長の口の軽さは信用できない、その内に……。
「ねえ、奥さん。知っている? 須賀君と宮永さんって付き合っているのよ」
というノリで話すとも限らない、この場合の奥さんが誰でも、こちらにとっては何もかわりはない。部長は何故か自分が知っていて人が知らないような事を嬉々として話す癖がある。
心の奥底で優越感でも感じているのであろうか? いや、何もそんなに難しく考える必要は無い。おそらくは、井戸端会議と同じようなものだろう。
あの部長には、咲の三割いや一割でよいから、もう少し口を堅くしてほしいものだと。
そこまで考えて、はたとそれを閉じた。彼は人のマイナス面しか考えられない自身を辟易したのだ。
――――何もそんな邪推をせずに、人の好意は素直に受け取って置けばよいのに。京太郎、お前はそんなに度量の狭い男だったのか?


982 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:33:38 ID:cVr6mA/Q0
「……くすっ」
ふとどこからか聞こえた女性の声、その声のするほうを二人が向くと部長が意地悪い笑いを表情に現していた。
既に半分疑心暗鬼になっている京太郎は、それがこちらに向けたものなのか、それとも卓に向けたものなのか分からない。
ともかく、いよいよ肝を冷やした京太郎は、いろいろな感情をこめて咲に視線を戻す。だが、彼の頬と背中には既に嫌な汗が数筋流れ始めていた。
「ごめんな……咲」
咲は京太郎がそんな事を考えていたとは知る由も無い、故に今口をついた「ごめんな」――――を考えうる最悪の意味に捉えてしまう。
おもちゃを取り上げられた子供のような顔を一瞬京太郎に向けたが、彼は首を横に振る。
「お前は俺より背負っているものが多すぎるんだ、俺がその一つでも変わってやれたら」
「あ……そっち?」
「? そっち以外に何がある」
「あ……あはは、てっきり」
てっきり、デートも関係も中断されるのかと思ったなどとは、いえない咲である。
彼女の顔に、朱が注がれる。自覚したそれを隠すように、暑そうなそぶりをした。はたして心配になった京太郎はすぐに彼女と共に部室に戻った。
彼には、暑さで顔が赤くなったとしか考えられないはずだ。
咲は部屋に入った後に、先ほどの京太郎に習うようにして、ちらりと卓で打っている四人の方を見た。
現在一位は部長で、ついで原村、優希とその後を追っている。主に餌となっているのは染め手を主にして捨て牌が限られてくるまこだ。
三人が三人、まこの待っている牌にあたりをつけ、暗刻や順子でそれをとめていた。
「ぐぬぬぬぬ……」
先ほどからそんな音と共に、彼女は湯気を発している。
この順位では降りるという選択肢は避けたいが、それゆえに原村から絞り殺されやすい。
咲は、同じような光景を県大会大将戦で見たことがあるのを思い出す。現在は、東三局らしい。
「いっその事、染め手……止めたら?」
部長が、ニヤニヤと言い放つ。染谷はさらに苦い顔をして見せる。
「――――言ってんさい」
「あ、染谷先輩、それロンだじょ。……えーと、12000だじょ!」
「――――ぬがああああ! もうやめじゃ! もう駄目じゃ! やってられんわ!」
ついにハコになった彼女は、一度抜ける。
冷却のために飲み物を買いに部室から出て行った彼女を三人は横目で見たが、すぐにこちらにそれを向ける。
そのタイミングが同時というしか無かったので、驚いた咲は短い悲鳴を上げて京太郎の陰に隠れるように、それから逃れようとした。
――――が無情というほかない、当然のように咲に代わりが求められた。とはいえ、咲としては今京太郎と計画を育てる時間のほうが大切だ。
ようやく待ち合わせ場所と、時間を決めたところでそんな事を言われてもというのが彼女の心の中にある異論。……とはいえ、部長に態度が不真面目だといわれても困る。
仕方なく咲は卓につこうとする。


983 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:34:15 ID:VoeXPuH70
>>樹木にかかる衣
樹木にぶら下がってる衣の姿が浮かんだ件

984 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:38:00 ID:cVr6mA/Q0
――――京ちゃ〜……ん。
去り際の彼女の眼がそういっている気がしたので、京太郎は彼女の左手を掴み――――行くな、と目配せをした。
「ああ、犬は弱いから駄目だじょ」
「ぐっ……」
とはいえ彼の部室内での地位は低い、咲を止めようとしていた京太郎に、言葉の槍がつき刺さった。一瞬ひるんだ彼ではあったが、再び建て直し口を開こうとする。
「ごめんね須賀君、今は全国に向けての調整なの」
――――が、機先を制される。彼にとって、これは非常に効いた言葉であった。
部長の持っている情報量、タイミング、笑顔、言動とどれをとっても抗える気がしなかった京太郎がついにフリーズしたのを見て、咲は仕方なく席に着いた。
「お願いします」
「負けないじぇ!」
「ふふふ……」
三者三様に咲に挨拶を述べる、咲は一つこくりと頷いた後に、サイコロを振った。
集中せねばならないと考えつつも、咲の頭の中は既にそんな事ができる状態ではない。
早く彼との会話に花を咲かせたい一心で、故に本気など出せるわけが無い。
配牌時の癖の違いからそれに気がつくもの、最初から知っている二人の関係を頼りになんとなく察しているもの、特に興味も無く何も考えていないもの。
しかしそれらの視線は一様に咲の残した結果にそそがれることとなった。
結論から言えば、咲の順位は三位。当然、それだけを見ればたいしたことではない。
しかしながら、彼女の点数は最初の持ち点に300を足したもの――――±0だった。すぐに、原村が立ち上がって、咲に怒りを向ける。
「宮永さん!」
しかし、その後に続く言葉が出てこない。逆に、咲の弁護をするのはこれ以上なく簡単な事だとだれであろう検事の娘である原村は考えた。
――――例えば、退部をしてくださいと言っても、全国戦が近づいている今になってそれが通るわけがない、人数の問題だ。
また、私との約束を破ったのですかといっても、今の咲はどこか意識が遠くに飛んでいるような印象を受ける、万が一彼女が何かの病気だったとしたら、それに追い討ちをかけた自らに対する評価が一気に下落するだろう。
知己を得る難しさを分かっている彼女に、今ここで踏み込む勇気は存在しない。
そんな腹のうちを見せることなく、原村は微笑を咲に返した。一瞬の間に対極の感情を揺らした原村を咲は見たが、よくも悪くも深くは考えずに視線をずらす他にする事はなかった。
逆にそんな咲を見て、それほどに重症なのだと、ずれた考えを原村はする。
「――――今回は私の勝ちですね」
あえて原村はそう付け加えたが、よくよく咲を見ると先ほどまで自分を見ていた視線はあらぬ方向を向いている、それを追うようにつつ、と顔を動かすとなにやら赤いものが二つ目の端に映った。
それに呼応するかのように、ひょこりという擬音をつれて長い金髪をした女の子が姿を現した。
ランドセルを背負っていても特に違和感はない風貌をしているが、誰であろう全国区の魑魅魍魎の一人である、天江衣だ。
――――どうやら、ほかの龍紋渕メンバーはいないらしく、ここに来たのは彼女の気まぐれらしい。
「ノノカはいるかー?」
「え? ええ……」
あまりの事に一瞬面を食らった彼女らではあったが、衣は気にせずに挨拶を続ける。
口調や声色は嬉々とした女性……女子のそれで、そこに魔物の影は見る影も無い。
だが……それは、紛れもなく魔物なのだと、そこに居る者はみな覚えていた。
「咲! 衣だぞ! 恙ないか?」
「う、うん。こんにちは……」
その衣も、ついに咲の点数を見る。同時に、首をかしげた。金の長い髪が衣の顔を罰の悪そうな態度で横切っていく。
だがそれには眼を向けることなく、衣は咲の顔をまじまじと見た。
「――――どうかしたのか?」
「……なんでもないよ?」
なんでもないわけが無い、衣は何かの病であるのかと聞いたが、咲の返事は濁りに浸したものばかりで妙にすっきりしない。衣の記憶には、他人がこのような態度になった前例が無い。
よって何をどうすればよいのかもまったく分からないのだが、仮にも年上としてのプライドがある。
必死で、何か自身にできる事はないかと考え始めた。


985 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:40:02 ID:cVr6mA/Q0
「食事はちゃんとしているか?」
「うん」
「睡眠はよくとっているのか?」
「うん」
「お通じは滞りないか?」
「………ない」
「では何だ? 奇怪千万――――衣はどうしたらいい?」
別にどうもしないでほしいというのが本音だが、そんな事をこの輝いた目に言うわけにはいかない。
当然、返答に窮する咲に衣はさらに追い討ちをかける。
「そうだ! 咲! 衣のうちに来い! 透華たちがきっとどうにかしてくれる!」
「え……? ええっ……!」
言葉が終わるやいなや、衣は咲の手を掴んで引き寄せた。咲よりも衣のほうが背が低い、その低いほうに流れる力が、咲の体をつんのめらせる。
一度どころか三度転びそうになったが、横から伸びていた手がそれをことごとく支える。――――男の手だ。
「ちょ、ちょっと待て!」
京太郎が、急いで衣の手を止める。力だけに着目し、小学生にしか見えない女子と成長期真っ只中である体格のよい男子と比べれば結果は火を見るより明らかなのだが、ここで天江の内なる魔物が首を擡げた。
京太郎の命運が尽きるとは言わないが、それに大きな皹が入ったことは確かである。
「有象無象が邪魔をするか……それともお前は衣の莫逆の友となるのか?」
「―――――」
彼女の眼に強い光が生まれた、その威圧から逃げるようにして窓を見れば、いまだ日は空の高い位置に光をともして制空権を誇示している。夜は、まだ遠いはず。
――――なのにこの女子から出る威圧は、既に尋常なものではない。
閉じた口の奥で、歯のカチカチとなる音が京太郎の骨に響いていたなど、誰が知りえようか。
答えが喉か胸か腹かに突っかかっていると見るや、衣は京太郎を鼻で笑い、背を向ける。
「行くぞ、咲」
「――――京ちゃん!」
衣は京太郎を一瞥する事も無く、そのまま連れ去っていった。彼が咲を掴んでいた手はとうに空中に放り出され、かかる力が減少すると共にゆっくりと降りていく。それが足に触れた時には、既に彼女らの姿は影も形も無く、ただ遠くで車の走り去る音が耳に喪失感を残していた。
時計の進む音だけが響く中、しばらくは誰も言葉を発せなかった。
それでも、数刻後に口を開く者はいる。――――部長である、久だ。
「ねえ、知っている?」
聞きなれたその枕詞に、京太郎は頭をうなだれた。
――――今この状況で、何を暢気な……。そう思わずにはいられない、同時に自分の無力さという名の苦い思いが全身に回っていく。
「江という字には川という意味もあるらしいわよ、だから天江っていうあの子は天の川の化身なのかもしれないわね」
つまり、少しの差異はあれど、その光景は紛れも無くある逸話――――咲と言う織姫が、京太郎という彦星と、天江と言う天の川に遮られて引き離されたことを示していると、部長久は言っているのだ。
後に考えてみれば、勘の鋭い輩がその意を汲み取りここで何らかの動きがあっておかしくはなかったのだが、誰も動かなかったのは激流に混じった一筋の幸運というほかない。
とはいえ、周りも多かれ少なかれ動揺と放心をごちゃ混ぜにしたような状態なので、何か言っても気がつかないだろう。
――――部長は、一人苦笑いを呈した。


986 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:44:46 ID:cVr6mA/Q0
「あ、あのっ……私全国への調整を……」
「衣もとーかもいるだろう、強者に事欠く事はない故、安心するがいい!」
確かにその通りだと思いながら、それでも衣を迎えに来た車の中で、咲は抗っていた。
とはいえ、県大会決勝戦のあの時とは違う、麻雀の腕ならば咲にも自信があるが、話術ではこの支配。
この運命を乗り切れそうには無い。あれこれと話していくうちについに車は太陽の眼から逃れた、――――夜が来たのだ。
月は三日月、ただ雲がそれにかかっているために眼にはぼんやりとした光としか判別できない。それでも、夜を支配するべき存在であった事は確かだった。
隣にいた衣の雰囲気が、少しずつあの日に戻っていくのを感じられたからだ。
「咲、一段落着いたら、また麻雀を打とう」
「…………」
その言葉には答えられず、思考は空へと漂わせる。眼に浮かぶのは、あの人の笑顔。口から漏れるのは、消え入りそうな溜息。
どうしてこうなってしまったのか?
――――車は、やがて大きな屋敷の中へと入る。
駐車場へととまり、衣は咲を連れて降りた。それを待っていたというように、数人の執事やメイドが列を成して、いっせいに頭を下げる。
「お帰りなさいませ、衣様」
その中には、龍紋渕四天王の姿もあり、既にこちらに気がついているようだ。下げた頭からでも分かるほどに訝しげな表情と雰囲気とを向けているとあって、咲は少々居心地が悪くなった。
「咲に部屋と着替えを」
そんな彼女の気を紛らわせようと、衣は彼女を部屋に押し込む。彼女に言われるままに制服をクローゼットの中にしまった咲は、一人用とは到底思えないような大きさのベッドに腰を置く。
どうやら衣は、寝相が悪いらしく一人用のベッドでは転げ落ちてしまうそうだ。
やがて、少し時間がたった後に、部屋に龍紋渕のメンバーがぞろぞろと入ってきた。
入ってきたのも口を開くのも、先頭は龍紋渕透華だ。
「――――衣、いったい何をしてやがりましたの?」
「とーか、大変なんだ。咲の病状が分からない」
答えのようで答えではない、その逆問いに透華の眉間にまた一つ新たな地層が生成された。
――――ああ、いよいよ大事になってきたと、咲は感じていた。
しかし、この状況で自分が何をすればよいのか、まだ彼女自身つかめていない。
何しろ、彼女の予想をことごとく超えたところにある現実。それをまだ彼女自身一部受容できていないのだ。
「貴方、いったい何を……」
「あ……あの……」
それでもなんとか、咲は透華にこちらに来るように促す。仮にもお嬢様である自分が動かされるとあって彼女は少しむっとしたが、それでもしぶしぶと咲の近くに来る。
そしてここまでのいきさつを掻い摘んで説明した。
しかし、大切なところ――――自分と京太郎の関係については恥ずかしいからいわないのは彼女の中で当然として、
それに繋がりそうな所も大きく省略してしまったために、 結局龍紋渕メンバーの中では、咲の何らかの病気を衣が見かねてここにつれてきた
――――という事になってしまっている。
「なるほど、確かに仮にも私たちに勝った高校がそこらの……」
「『仮にも』だって、とーかは意地っ張りだね」
「う、うるさいですわっ! はじめ! 貴方も原因か解決法を考えなさい!」
リボンを頭につけ、なぜか女性の声とは程遠いだみ声で話す彼女に違和感の塊を見つけたが、それについて考える前に咲はふと、耳の中に短い笑い声が入ってきた気がした。
きょろきょろと首を振ると、小さいパソコンを持ちながら椅子に掛け、そのレンズの奥から黒を称えた瞳にこちらを映している髪の長い女性と眼が合う。
ぱたりとパソコンを閉じた彼女は、右手と共にそれを膝の上に置いた。
モナリザを思わせる佇まいをかもし出しているその女性は、しかしその中に得体の知れない色を隠し持っている。
――――部長とは違う、天江とも誰とも重ならない底の知れない笑顔がそこにはあった。そしてその彼女が、ポツリと言い放つ。
「赤面、溜息、上の空……恋わずらい……」
どきりと、咲の心臓が一度大きく鳴り響いた。表面上は平静を繕っているが、既に龍紋渕メンバーには通じはしない。
彼女らも咲の反応で、それがすぐに真実と悟る。
咲はさらに動悸をまして、ついに顔を両手で覆ってしまう。その光景からもはや咲からは何も出ないと悟った彼女らは、一様に視線を移した。


987 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:48:58 ID:cVr6mA/Q0
「……恋わずらいですって?」
「……そう。宮永さんのポケットから、こんな紙を見つけた。……読ませてもらった結果、何者にも簡単に全てが解ける」
機密と書かれたその紙片を見るなり、咲はポケットをまさぐる――――だが、今彼女が着ている服は衣から借りた龍紋渕家のものだ、既に制服は手の届かないところにある。
――――返して。そう言おうともしたが、音が出るどころか、むしろ彼女の意思に反して息を短く吸ってしまっている。羞恥の極限にいた彼女の背中を、一がさすってあげた。
「服といえば……この紙にある計画には足りないものがいくつかある……例えばこれを見る限り彼女たちは七夕に開催されるお祭りに行くみたい、
でも宮永さんの家のクローゼットの中にはそんな服はない。たいていが女の子らしい洋服……」
「――――なるほどね、ともきーは浴衣をどうにかさせたいって事みたい」
やはり喉を痛めているとしか思えないはじめの補足を聞きながら咲は考える、いったいこの女性は何者か。
部長やその他の噂から情報のエキスパートとは言われていることは知っている――――知ってはいるが、他人の家のクローゼットの中身まで網羅しているとは、既に一般人の力の及ぶところではない。
ここまで人間離れした情報収集力を目の当たりにすると、自分の疑問にこの女性が全て答えられるような錯覚を覚える。
「……?」
透華と向き合っていた沢村智紀が再び、意味ありげな笑顔を向けて、咲のほうに視線を移す。
彼女の驚いたような色と、恥ずかしさに悶えた色がありありと見える顔を見て、一度メガネの位置を直した。
「衣の、遊び相手をしてくれたら……透華がお給料で浴衣を買ってくれる……」
「ちょ、ちょっと! 私はまだここで働いてもらうとは、……いっておりませんわ!」
智紀は、嘆息を漏らした。しかしそれをしたのは、何も彼女だけではない。
――――嫌な話の流れだな、智紀がこの場の空気を支配してやがる。一体なんだってんだ?
と、先ほどまで部屋の中にいたが、口は物を食べる事に使っていた背の高い女性――――井上純が香ばしい匂いと共に言葉を吐く。
「なあ、さっきから思っていたんだけどさ。何でお前はそこまで清澄に肩入れするんだ?」
その核心をついた疑問に対して、智紀は少しばかり考える――――が、特に疑問に対しての答えを考えているようには見えない。ますます井上は訝った。
「…………」
「? どうした?」
「純……おとといの事、覚えている?」
純が、戦慄する。背筋が真一文字に伸びたかと思うと、一言詫びを入れそのまま頭をたれて以後何も話さなくなった。
勿論透華も追求はするが、そのたびに智紀に彼女自身の過去を話しかけられて口をつぐむ。
恥をいくつも見せものにされたうえにその傷に塩を塗られたとあって、ついに目立ちたがりの口が、力なく閉められた。
「ともきー……」
見かねたはじめ、特に握られる過去もない衣は話の流れを変えようとする、しかし智紀は透華に詰め寄り咲を働かせるよう促した。
「こ……ここで働かせてください!」
どこぞのアニメ映画のように、咲は声を張り上げた。衣のねだるような視線も突き刺さり、顔を大きくひくつかせた後に、透華はついに折れる。
「わ……分かりましたわ……」
言質と言う鬼の首。否、龍の珠をとったかのように智紀は薄い笑顔を咲に向けた。
だが、咲にもなぜ彼女がここまで良くしてくれるのかがよく分からない。
自分に何か頼みたい事でもあるのだろうか? それならば何故ここでそれを言わないのか?
疑問が新たな疑問を生み出し、彼女は自問の鎖にとらわれる。
「…………」
「衣? どうかなさいましたの?」
「恋わずらい……ということはやっぱり相手がいるということだよね」
「え? それは、まあ……そうですわね?」
咲は、こくりと頷く。
「智紀、一体その相手は誰だ。まさか、まさか――――」
名前で言っても分からないと思った智紀は、京太郎を形容すると共に、簡潔にまとめる。
「……衣が、今日麻雀部室内で脅かした男の子」
「!」
やはり、という顔を衣はした。
――――何故それを知っている、あの女性に対して何回それを思ったかは知れない。だがこれは、さすがに耳が早すぎる。
何故に、何故にそこにいたかのように詳細に説明ができるのか。咲はそこまで考えると、以後彼女に関しては何にも驚かなくなった。
というより、諦めたというのが正しいだろう。


988 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:53:24 ID:cVr6mA/Q0
「…………」
「衣?」
咲の視線も興味も、智紀から衣に移る。――――彼女は、今何を考えているのであろうか。暗い面持ちでうなだれているその頭が、妙に寂しさを誘う。
もしや、彼女は今――――。
「すまない、咲。衣は大切な人と別れさせられる悲しみを知っている、知っているはずなのに、お前たちを引き裂いてしまった。
懇ろであった仲を引き裂くのは、……好ましくはない」
最後の二言は、消え入りそうなものであった。
「……うん」
「とーか、頼む。咲に、浴衣を買ってはくれないだろうか」
「まあ……そこまで言うのでしたら、安物でよいなら買ってあげないこともないですわ」
衣の顔に、春風が吹いた。暖かい笑顔を満面に散らしたその玉女は、再び天真爛漫な性格へと戻る。
「うむ、爾今は咲の為に全力を尽くすとしようぞ」
「じゃあ、勤務体系を決める前に、貴方の家に電話を入れてきなさい」
透華の言葉と共に、放り投げられた携帯で、咲はうちへと電話を入れた。友達のうちに泊まるというと、父親は心配そうな声で了承を伝える。
「京太郎君の家にいるのか?」
奥手とはいえ、咲も高校生である。年頃の男の家に泊まるというのがどのような意味を持つのか分からないわけがあるまい。
故に、彼女の顔に紅潮が満ち、声に少々の上ずりが見え始めた。そこに、父親は三度突っかかる。
「まさか、京太郎君じゃない男の家か? ……いかんな、浮ついた気持ちには感心できんぞ」
親にも、自分たちが付き合っている事は話していない。なのに今ここでそれに触れられるとは、咲自身思いもしなかった。
さすがに親をなめていたかと思いつつも、そういえば中学のころから父は京太郎に目を掛けていた気がすると、一人で納得をする。
「咲? 京太郎君と付き合っている事は知っているんだ、お前の彼を見る目や語る口調が、妙に色気を帯びてきたからな。
――――しかし、その気持ちを裏切り不義を働くのは親として……」
「ち、違うよ男の子じゃあない! ……ちょっと待って、今かわるから」
――――とはいえ、さて誰に代わればよいものか。


989 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 00:57:05 ID:cVr6mA/Q0
井上純と国広一は、名前だけ見れば男の子に間違えられそうだ。
純のほうは声が女性にしては低く、一に関しては風邪で喉が少しつぶれている。
透華が言うには、「あんな露出度の高い私服を着ていれば、体が冷えるのは当たり前ですわ!」との事だが、
はたして今の父親に少しでも男の疑念を植えつけてしまったら、すぐに帰って来いとでも言うに決まっている。
となれば、ここでもっともまともそうな一という安全牌が消えてしまう事になる。
「じゃあ、龍紋渕透……」
できるだけ智紀には渡したくないと、なんとなくだが感じる咲は、そのまま手渡そうとする。しかしそれを、衣がひったくった。
「もしもし? 咲? 咲〜?」
「あ……あの……」
衣は、電話を受ける事に、慣れてはいない。
しかも、彼女自身久しぶりに触れる父親という存在に対し、はるか昔に失った彼女の中の偶像が頭を擡げ、声が喉で止まってしまう。
「衣……衣は…」
「え? 子供?」
「子供じゃない! 衣だ! 衣は咲より年上なんだぞ!」
ぷん! という擬音が間違いなく全員に見えていたことだろう。
だがその声と共に、衣のせき止められたものも一気に吹き出てきた。
先ほどの態度を裏返し、はにかんだ顔を恥ずかしそうに浮かべている。
「おや、咲の友達かな?」
「うむ! 莫逆の友だ!」
「本当に女の子だったんだねー」
見る見るうちに会話の中から芽が出て、やがて大輪を咲かす。
衣が咲の父親と話があうとは咲自身も意外に思っていたが、既に衣はあの怪物の天江ではなく単なる甘えっ子と化しているため、咲もそうそう無粋な口を出せない。
時たま難解な言葉も混じっていたが、辞書兼翻訳係の智紀がそれを咲にそつなく説明する。
父にはその意を伝える事ができないが、咲が本を読み始めたのは父親の影響だ、故に彼にも衣の言葉が分かっているに違いない。
「――――そうか、これからも咲と仲良くしてくれるとありがたいな」
「うん、任せて!」
「じゃあ、他の皆に挨拶できないが、よろしく言っておいてくれるかい?」
「わかった!」
そこで、電話を切る。智紀と透華がそれぞれに含みのある表情を天井に向けた。
互いに電話を取りたかったという気持ちと、衣が笑顔になってよかったという気持ちが混在し、はたしてもう一人のそれらを確認すると、顔を見合わせてすぐに破顔した。
メンバーがそれぞれの部屋に戻った後咲は、衣と共に、自分の部屋のそれとは違う、なれていないベッドの柔らかさに興奮しながらも、次第にその眠気に負けてやがて意識を手放した。
夢の中、峻厳な山の空気を身に纏い凛と咲き誇る白い花畑の真ん中で、京太郎と咲は笑顔で涙を流しながら手をつないで歌いあう。
涙のしずくが、やがて花畑を青白い光で包んでいった。不思議と悲しくは無かったが、何故か涙は止まらなかった。


990 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:02:58 ID:cVr6mA/Q0
次の日から、咲の生活スケジュールに大きな変化が起こった。
学校が終わるとすぐに、どこからか駆けつけた衣につれられて何処かへと消えていく。
携帯に電話をしてもメールをしても沙汰はなく、部室から大きな光が一つ消えてしまったかのような温度差が、彼らを襲う。
「――――見事に腐っているわね」
「キノコとか生えそうだじぇ」
「…………一人ならまだしものー、二人じゃからのー」
卓にいる、最後の一人を視界に映した。京太郎とは別のベクトルに、原村和も沈んでいる。
先ほどから彼女は、フリテンはおろか少牌もしている。完全にのどっちとしての力は影を潜めており、闇から抜け出せない。
――――ふふ、神話の牽牛……彦星も今の須賀君と同じような感じで腐っていたのかしらね?
まったく、仕事をしなかったから別れさせたのに、彼の今の様子からすると、これじゃあ彦星も働くどころか一年間腐っているに違いないわ。
とはいえ、ここで腐ってもらっても困るのもまた事実。
ここは心を鬼にして、ガツンと言わないといけないと、どこからが受信した責任感がそうさせる。
「須賀君ー? 腐るのはいいけど掃除が大変だから、どこか他の場所でやってくれないかしらー? 正直邪魔よー?」
「――――鬼じゃの」
「……鬼だじぇ」
「…………」
「須賀君?」
「……わかりました」
反論する事もなく、彼は暗い部室の隅から眼に刺さる光の下へと出て行く。
京太郎は部室のバルコニーから、やがて太陽を仰いだ。耳に、波の音が聞こえてきたのは彼の気のせいではない。
心に漣が立ち、心自体をまるで砂浜を浚うかのようにサラサラと削っていく。京太郎は、荒れていた。
「嫌味なほどに強い日差しだな……こっちはこんなに暗く沈んでいるっつうのに」
――――咲は今、何をしているのだろうか。七夕は、すぐそこまで迫っている。
もしかしたら、自分たちの仲はあのときに終わってしまったのだろうか?
七夕には、彼女は来ないのではなかろうか?
「咲……咲ぃ……」
――――だが、心の中に何度疑心暗鬼が広がろうと、そのたびに彼はそれを抑え、彼女を信じた。
彼が貫き通したそこに、今回の一件の成功の要が存在した事や、そもそも彼がこんな悲壮と戦っている事など、彼女はまだ知る由もない。
ただし織姫のほうも、彦星とはなれて辛い思いをしているという事は間違いないのだ。
ただ、織姫のほうは彦星と違って働いているだけの事――――文字通り、龍紋渕邸宅にて咲は誠心誠意働いていた。
携帯を取り上げられ、満足に京太郎と話ができない事を心の中で嘆きながらも、幾筋の支流が本流に流れるようにその努力の全てが七夕にむけて収束を進めていた。
その川が流れ着くのはどの海か、知る者はいない。
さて、彼が少しだけ身に溜まる鬱憤を沈め、再び立ち上がったその時に咲からのメールが来た事は、果たして僥倖というべきか?
――――京ちゃん、ごめんね。
そんなタイトルに、京太郎は鉄槌を食らったような衝撃を受ける。
奇しくも先日京太郎自信がその台詞を放ったとき、咲がどう受け取ったかを今ここで知る事となるのだが、彼の驚きはことさら尋常ではない。
「どういうことだよ!」
――――京ちゃん、ごめんね。私も連絡を取ろうと思ったんだけれど、天江衣がいると、電子機器が高い確率で破壊されるって沢村智紀さんが……。
結局龍紋渕透華さんにとられちゃって、だからこのメールは私が伝えたものをそのまま送ってもらっているんだ。
そっちの事は沢村さんに聞いてよく分かっているから安心してね。京ちゃん、元気出して!
「……はあ、よかった……」
咲が直接打ってくれたものではないのだと、少しばかり京太郎は落ち込んでしまったのだが、それでも逆にそれほどまでに自分を思ってくれていたのだと、やがて奮起をした。
メールの後半にはつらつらと、今の咲自身の境遇や七夕の計画について少しの補足がかかれてあった。
彼女のそれは自らが考案したものの穴を見事に埋め、懸念していた事柄もなくなっている。
「予想される人数密度……なるほど、そんな場所があるなら待ち合わせはそこだな。
おおー、湿度や温度ばかりか……七月七日は――――晴れか。天気まで断言するとは……やるじゃないか」
とはいえ、自身の知る咲は自分と離れてあわただしいであろうこのときにこんな情報を集める事はもとより、これほど論理的に考えられるわけがない
――――明らかに咲以外の意思が入っている。


991 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:06:34 ID:cVr6mA/Q0
「とはいえ……敵では無さそうだな」
京太郎は溜息と共に魂の一部をも口から吐く、全身の力の抜けた彼を、やさしく後ろから風が抱きしめた。
熱を持った体を心地よく吹き抜けるそれは、彼女の温もりとどこか似たものがあり、肩に入っていた力が散ずるのを彼は感じた。
それと共に、頭は少しずつさえてくる。
「……敵って何だよ?」
眼を閉じて考えても、間違いなく裏でこの糸を引いているのは龍紋渕の何某かだと結論付ける事ができる。
――――しかし、今龍紋渕がこのようにして何か得でもあるだろうか? せいぜい咲の心を乱して自分たちを早々に敗退させるしか、こちらにとって不利益なものは考えられない。
しかしそれでは、龍紋渕の格も落ちる。ただでさえ無名の学校に負けたと大々的に言われているのに、その無名が早々に敗退すれば龍紋渕部長のあの目立ちたがりの負けず嫌いが我慢できるはずがない。
さらに考えを深くしてみるものの、それ以外は皆自らにとって益あって害はない。しかし、敵は益をもたらすものではない。
極論で言えば、敵など今は存在しない。あの口の軽い部長でさえ、味方という側面が必ずどこかにある。
ただ――――今は何とか黙っていてくれているが、爆弾を懐にしまっているようなものだ。火力さえ間違わなければ大丈夫だが……。
「――――ふむ」
京太郎は、文面をさらに下に移動させる。そこにはいくつかの添付ファイルが置かれていた。その下にさらにひっそりと一文が書かれている。
――――これを差し上げます、ですからどうかこの文面の通りに清澄の部長に進言をお願いいたします。
文面には人の性が少なからず出るという話を、いつかどこかで聞いたことはあるが、そんなものは眉唾物だと思っていた京太郎にとって、その閃きはまさしく符合が弾けるといった言葉がこの上なく似合うものだった。
「――――あの、メガネの女か!」
京太郎の知る龍紋渕は五人、長身は女性としての恥じらいよりは漢と言う言葉が似合う気概気質であるし、金髪二人は片や高飛車、片や絶滅危惧的な言葉を多用する。
ともかくどちらも己がベクトルを突き進んでいるためこんな文は書きそうにない、残りは二人。
勿論、龍紋渕メンバー以外の人物が書いたという可能性もないわけではないが、逆に他校の情勢にここまで詳しく入り込んでいる執事やメイドと言うのも現実的では無さそうだ。
この文には少し物腰のかたい、感情をあまり表に出さないような一種の無機質さが漂っている。二人のうちどちらがそうだったかと県予選を思い出すと、明らかに沢村智紀のほうを彼自身の頭が推していた。
「まさかハギヨシさん…………じゃねえなこりゃ」
京太郎がそういったのには、勿論理由がある。添付ファイルには写真――――その一枚は咲のメイド姿、そしてもう一つの写真は、咲の口に出すのもはばかれるような恥ずかしい写真だったのである。
とはいえ実際には咲が入浴前にバスタオルをはだけさせて巻いている写真だったのだが、彼が言うのもはばかられると言う点ではあっているだろう。
ともかくそんな写真が男の手でとられたはずはない。それなりに安心できる女性が周りにいたのだろう。
そこで、龍紋渕の待遇についても少しだけ安心ができる。
「でもこんな写真を取られたって事は、逆に安心しすぎもちょっと怖いんだけどな」
さて、京太郎が最後の文面を見てみると。――――大きな謎が一つ解けた。
「なるほど、これほどまでに俺たちの協力してくれる理由がこれか。確かに咲を介すればこれはそれなりに力を持つようになる、しかし咲は今向こうにいる。
……だから、パイプ役に俺が選ばれたのか」
ここで、文面の通りにしなければ一体どうなるのか? わざわざ危険を呼び込む事もないだろうと、京太郎は考えるまでもなく再び部室の中へと入る。
いつの間にか打ち終わっていた面子は、仮眠を取ったり、腐っていたり、飲み物を買いに行っていたりしていた。
――――そこで、はっきり意識のあるものは、彼を除けば部長しかいない。ちょうどいいと、京太郎は話を切り出した。


992 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:09:35 ID:cVr6mA/Q0
「……ごめんなさい」
「――――へっ?」
七月六日、京太郎とのデートはもはや明日に迫っている。その時にこんな言葉を沢村智紀より聞かされるなど、咲には意想外のことだった。
「え……っと?」
「本当は二日も拘束する気はなかったのだけれど……」
「――――ああ」
どうやら、あなたの須賀君も清澄の部長に首尾よく手を回したようだし、これで私の役目も終わりと彼女はその後に続けた。
咲としては部長云々よりも、「あなたの須賀君」という部分に反応してしまう。
「貴方たちのおかげで――――清澄、風越、鶴賀、龍紋渕の四校合同合宿は、これでまず間違いなく実現されるでしょう」
「うん、でもそしたら京ちゃんはさすがにいけないよね」
そこが、今回のもっとも大切な部分であったといわざるを得ない。京太郎がもしも自らを優先させて部長に話さねば、そこですべてが水泡に帰していた。
京太郎個人的には、言わずとも特に損はない、むしろ言えばそれだけ咲といられる時間が短くなる。
京太郎が話した理由、それは自らよりも咲を優先させた事と、それでも四校合同合宿は実り多いものになるだろうと考えたため。
現在清澄は全員が全霊をかけて強化に徹しているだろうから、余裕のない今このような計画を立てられるものではない、もし立てても破綻が多いものになるであろうし、それに導かれた後には眼も当てられない結果となるのは必然である。
それならば、こちらが計画を立てて他校に手を回しておけば、清澄は何も考えなくても良い。
しかしその意をこちらが残る二校に伝えても、あちらにしてみれば一回しか戦っていない上に、繋がりなどほとんど皆無な他校が作った何の目的かもしれないものに乗るわけがない。
だが逆に清澄から誘われれば行く所もあるだろうと考えられる。何しろ清澄には今県大会を制した代表と言う肩書きがあり、敦賀は引退をしているとしても、部員の多い風越は二軍でも行きたいと望む者が多いはず。
質は数で何とか埋められるはずと考えたのだ。
それ故に、信用できる人間のアプローチが必要だったのだ。
ようは、咲と京太郎は手形代わりである。その事も併せて智紀は頭を下げたい気になったが、咲が手を振ったのでそのままでいるしかない。
「でも、どうして私に? 清澄にはほかに部員がいるのに……」
「貴方が一番……衣に大きな影響を与えてくれた。衣も、一番貴方と居ることを望んでいたの。
四校合宿も、龍紋渕を鍛えるという目的のほか、衣が楽しく麻雀を打てる場を一つでも多く作るために立ち上げるもの。
彼女の心の模様が冬から春になった今、衣は大きな変革を迎えている。さなぎが蝶になるように、衣の外も内も徐々に進化を遂げている。私は……私も衣の友達だから、何かをしてあげたくて」
その熱意は、咲自身感じている。本当の友情という物があるのならば、その一端を間違いなく彼女は宿している。
それを悟ると同時に、この女性に対する見方が大きく変わった。無機質な性格だと思われがちだが、実はとても情に厚い人なのだ。
「咲ー! どこにいるー?」
そんなことを考えているうちに、衣が咲を呼びにきた。どうやら、明日の舞台に来て行く晴れ着を合わせたいとの事だ。既に、いろいろと取り寄せたらしい。
これ以上待たせると透華が怒るというので、衣は走ってやってきたらしい。
「――――じゃあ、行ってくるね」
「ええ、行ってらっしゃい」
智紀は、とても安らかさを秘めた笑顔で見送った。それは彼女が、初めて他校の者に見せた顔でもあった。
衣も、その光景に驚きを隠せないでいる。自らが最初にあの顔を見たのは何時だったかとも思いをはせた。
しかしやがて、自らのすべきことを思い出したのだろう。咲の手を引いて別室へと連れて行った。残された智紀はパソコンを開いて、溜息をつく。
――――ただキーをたたく音が、暖色の壁に吸い込まれていった。


993 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:16:36 ID:cVr6mA/Q0
七月七日――――そう、七夕である。
祭りの開催所の近くにある目立つ場所、しかし人のあまり集まらない場所はどこかという問いに、かの沢村智紀の答えは満点に近いものであった。
事実、咲がついたころには、人が数えるほどしか居なかったのである。邂逅を果たすには、十分すぎる環境だった。
「うーん……」
咲は、口を尖がらせて細く伸びた影を見た。着付け等の準備で遅くなるかとすら思ったが、逆に早く来過ぎてしまったのだ。
具体的にはまだ、待ち合わせの時間まで30分は残っている。
夕日の沈むさまをゆっくりと眺めながら、胸に手を置いて自らの心臓からだんだんと強く、そして徐々に早くそして何よりも心地よく放たれる命の音をゆっくりと聞いていた。安らかなる気持ちではあったが、それは同量の不安に裏打ちされて起きるものでもあった。
咲は腕時計をしない、特に時間を気にした事などないからだ。携帯も同じ、話す相手もいないから。
京太郎とは、学校でいつでも話せるしそれはほかの友達も同じだ。
そもそも他の女子たちが携帯を持ち始め化粧をして男子の話をする年代になっても、咲は本に没頭をし、京太郎と良く話していた。
つまり満たされていた故に、それらを必要としなかったのだ。――――少なくとも、今までは。
咲は、時計を探した。自分が時計をしない事を沢村智紀は知っているはずだ。それでここを選んだという事はどこかに時計があるという可能性が非常に高い。
果たしてすぐに時計台を見つけ、咲はその周辺を歩きながら待っていた。
太陽は沈みやがて短針が咲を、長針が天を指し示す。――――だが、彼の姿はまだ見えない。
首を振りながら、自分の知っている彼の背格好を探すが、その実像も影もなくただ目に映るのは自分の肌と温度の違う空気だけ。
空から赤色の残滓が去っていくと共に、不安がその色を影と共に大きくそして濃くしていく。
「おーい? ……咲ー?」
遠くから、風に乗せられて声が耳に届く。そのそよ風が――――むしろそよ風だからこそか、黒い不安を霧が晴れるように簡単に消していく。
「京ちゃん」
後ろを、期待と共に振り向く。京太郎と眼が合った瞬間に、ドサっと何かが落ちるような音がした。彼の右腕にぶら下がっていたビニール袋が地に落ちたのだ。
「さ……咲……――――だよな?」
「う、うん。……変か……な?」
京太郎は首を横に振る、綺麗だよと咲の顔をまっすぐに見つめながら何度も何度も繰り返した。
咲の顔にうっすらと紅がさす。パタパタと咲は京太郎のそばへとかけていき、彼はそれを抱きとめる。
「行こうか」
「……はい、京太郎」
いつもとは違って、「うん」とは言わない。日ごろとは違った面を彼に見てほしいからこその返事だが、そこに何らかの意図があるなど京太郎はおそらく考えないだろう。
並んで歩き始めた咲の目に、ふと悪戯心が生まれた。


994 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:19:31 ID:cVr6mA/Q0
「ねえ、京……ちゃん」
「んー?」
「今私って、どういう格好をしているの?」
「え……えー……そりゃあ……」
こういえば、彼は自分を形容するためにまじまじと見ざるをえなくなる。
自らの持つ生来の気質は目立ちたいという感情からは無縁のものだと考えていたが、なるほど見られるという行為にも理解が深まった気がする。
見られるとは、自らの存在を相手に認めさせる事なのだと、龍紋渕のあの目立ちたがりの行動の裏には、きっと今の自分と似た様な感情があるに違いない。
「あー、……そうだな。まず――――」
あまり深い答えを期待してはいなかったのだが、意外にも彼はそれなりに深い答えを残してくれた。
「深い藍の地に白い花がちりばめられた着物に、夕日のような様相を持つ朱色の帯。
顔には白粉と、紅を少々。………ふむ、この匂いは柑橘系だな。香水も使っているんだろ? 髪型は……エクステでもつけたのか、簪できれいにまとめられていて
……そうだな、俺はそっちも好みかもしれない。……ああ、着物の美しさに着られてない。お前のほうが……うん、ああ……」
――――できる限り冷静を装っているが、彼自身の心はこれ以上ないほどに高まっていた。
幼馴染ではなく、一人の女として彼女を見たのは、もしかしたらこれが最初だったかもしれない。
――――正直、女という生き物をなめていた。そんなことを考えるまでにだ。
「…………」
彼は、自身の格好を見た。自分は咲につりあっているのだろうか? そう、自問せずにはいられない。
自らも持っていた浴衣をよく着こなしていると思うが、色は質素なものでしかも彼女のそれと比べると値段だの何だので確実に見劣りをしているだろうと、そう考える。
しかし自らにその差を埋める価値はない――――というよりも、自らのほうが咲より価値が高いなどとはどうしても考えられない。
釣り合っているか釣り合っていないかなど彼女が気にしないのはわかってはいるが、男にはプライドという長きに渡って共に生きていかねばならぬものもある。
「うおおおおおおおおお!」
「きょ、京ちゃん?」
咆哮のあと、力強く彼女の手を握って、ゆっくりと京太郎が咲を先導した。
草履が地をこする音が一定に響く中、それをかき消すかのようにいろいろな色の声が、祭りの会場に近づくたびに強く二人を引き寄せる。
心臓の鼓動が彼らの足音と重なり始めた所で、二人は祭りの会場に着いた。既に人が己自身を使って熱気を混ぜていた。
喧騒の中に、ぼんやりと灯る提灯が、それらを見守るかのようにゆらゆらとゆれている。
提灯の上、空を見やれば葉の影に覆われて星が瞬いているのかどうかが分からないが、そもそも周りのほうに眼が行くものばかりで空を見るものは少ない。
空が見えなくても別に困りはしない、それでも天の川が見られるかと二人は心の底で願い続けた。
しかしながら木がどいてくれないので、二人は再び視線を互いの顔に移動させる。


995 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:25:52 ID:cVr6mA/Q0
――――二人の空気と、周りの空気の温度が違う。
言葉は発さずとも、互いにほとんど同時にそれを考えた。
例えるならば、この熱気をかもしだしている祭りの風景画の中に、自分たち二人だけが意思を持って入り込んだような。
外から見ている感覚と、中に入って一部になっているような感覚が混在している。
名状しがたきその感覚に、二人は心を強く結んで、離れないようにした。
迷子という意味ではなく、離れれば二度と戻れないような気がしたのだ。
「咲……」
「なあに?」
「いや……なんでもない」
話したいことはたくさんあった、だがその一つすら、なぜか今は思い出せない。
魂魄が薄く剥離しているような、違和感。自らの体の中で、自らが自らと争っている。
咲が、むずむずと体をよじってポツリと言い放つ。
「京ちゃん」
「何だ?」
「……チョコバナナでも食べない?」
「――――は? あ……あははははは!」
そうか、違うんだ。この空気に威圧や圧倒をされるんじゃない、この空気と一つになって楽しむべきなんだ。
そうだ、忘れたのか。――――敵なんていない事を。
「俺……」
「?」
「アンズあめを食いたい」
「――――りんごじゃなく?」
「りんごは邪道だ」
「なにそれ」
ふと、京太郎の左手に重みが戻ってくる。彼自らが咲と共に楽しむために買ってきたそれが、遠慮しがちにだが自己主張をしていた。
だが、それを使うのはまだ早い。もっと、この逢瀬を楽しんでからでもよいではないか。
一通り、彼らは音と光を潜り抜けて境内が見えるところに来る。
「京ちゃん、ちょっとお参りしていかない?」
「ああ」
「ここは、……ここは、縁結びの神様が祭られているんだって」
――――沢村智紀がそういっていたと、おそらく後に続いて来るとおもっていたが、意外にも出てこない。
それ即ち咲が自分で調べた事なのだろうという考えに、京太郎は繋げる。
「じゃあ、行ってくるか」
「うん」
「俺たちの出会いというすばらしい過去を、感謝しに」
「私たちのこれからが。未来が、よりよい物になるように――――」


996 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:35:18 ID:cVr6mA/Q0
バケツに、水の入る音がする。
周りに木こそないが、草と石を村にしている虫が高い声で鳴くその中で、二つの影がゆっくりと呼吸していた。
かたや背の高いほうのそばには、ビニール袋とその中身が、自ら最も美しく輝けるその時を待っている。
今、柔らかな手がその一つをとる。黒の中ではあまり意味が無いといえばそうだが、その棒は握り手が鮮やかな七色に染められており、虹を閉じ込めたかのようだ。
「京ちゃん」
「ああ、ちょっと待っていな……ライター……どこに落とした?」
地を手探りで探す彼とは対照的に、咲の目は天へと向いていた。真珠を砕いて流したようなやさしい輝きを空は放ち、雲は一つもない。それは、咲の心を反映しているかのようであり、地を照らす唯一の光でもあった。
「――――あった」
火をともすと同時に、咲の口からあっという声が出た。
棒の先から白みがかった淡い緑色の光が迸ったからだ。
咲はそれを斜め上に向け、京太郎に見せるようにしてゆっくりと振り回す。
「花火を持つと、どうしてそう振り回したくなるんだろうな」
京太郎も、自らの持つそれに火をつけた。彼の持つそれを地に下ろすと、螺旋を描いて走り回っていく。
京太郎も咲も、明るい笑いを空に飛ばしていった。
しばらくそこは優しげな炎に包まれて、夜のしじまに切なくその光を溶かしていく。
やがて一本、また一本と燃え尽きていく中、最後に咲が手に取ったのは線香花火。
京太郎にそれを渡すと、先ほどまでの雰囲気が嘘のように、しん、とした世界を作り始める。
「……つけるぞ」
「……ええ」
暖かな火が、微かにパチパチと音を立てる。二人の呼吸と同じように小さいそれを愛しげに見て、咲が漏らした。
「私……空に咲く大輪のような花火も好きだけど、線香花火みたいにひっそりするのも好き……」
「――――そうだ、な。こっちはこっちで趣深いよ」
「ねえ、京ちゃん。さっきから気になっているんだけど、いつからそんな趣深いとか言葉を話すようになったの?」
「これでも、お前やお前の見ている世界に少しでも近づきたいとおもって、本は読んでいるんだ。その影響だろうな」
「えっ……」
――――初耳であった、そしてとてもうれしい事であった。同時に線香花火の光に照らされて、咲の頬に体温を持った水が流れていくのを京太郎はしっかりと確認した。
京太郎はその光景に驚愕こそすれ、涙を拭いてやるという考えは出なかった。


997 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:48:33 ID:cVr6mA/Q0
「咲……」
「あ、あははは……煙が眼に入っちゃった」
「そうか……俺もだ」
確かに考えは出なかったが、幾ら盆暗と言えどもさすがにその意を汲み損ねる彼ではない。
すぐに苦い顔をして、そのままそらした。咲も京太郎の顔が赤くなっている事を気がつくのに少しかかったが、やがて愛おしさがこみ上げてきて、彼の近くに腰を下ろし、頭を彼に寄りかからせる。
「線香花火って、彼岸花のようだけど縁起が悪いものには思えないんだ……」
「――――確かにな、縁起の悪いものを逆さにしたような形だから、むしろいいものではないかとも思うときがある」
花火は名の通り華に似ている、しかし同時にそれは人生にも似ていると咲は言う。打ち上げ花火のような、大きくはじける人生よりもこうして仄かに輝いていく人生が自分にはあっていると言った。
口調に、どことなく悲しさが見える。
「自分を卑下するなよ」
「うん、でもね――――地味だ地味だといわれ続けても、それを変えられない自分も嫌だったんだ」
「でも、俺は好きだ。お前の全てが……」
「嫌だった、嫌だったけれども私、だんだんと自分を好きになっていったんだよ。――――京ちゃんのおかげで!」
京太郎の言葉をさえぎり、満面に朱を注ぎながら咲は言う。
京太郎が麻雀部に連れてきてくれなかったら、今自分はどうなっているだろうか。この線香花火も、嫌いなままだったかもしれない。
「線香花火もさ、こうやってくっ付ければそれなりに……あれ」
何かを思いついた京太郎が線香花火の先同士をくっつけた瞬間に、咲が体をよじり花火の先は落ちてしまう。
それでも京太郎は諦めずに新しい花火に火をつけて、今度は動かないように彼女の肩を抱いてゆっくりと近づける。
すると二つの珠は大きな一つの珠となり、先ほどよりもまばゆい光を放ちはじめる。
「動くなよ?」
――――動けないよ!
と口には出せないが、京太郎の体温、肉質、力、それらを全てを全身で感じている彼女に他の事を考えるという余裕は無い。
風が止み、虫の声も消えた。時がそこから去ったような感覚の中で、それでも現実なのだと知らせる花火の音が、光が消えた。
――――しばらくの間、二人すらも動かなかった。
「見てみろ、咲」
京太郎が指し示す先には、一つの珠で繋がった二股の棒があった。
こんなことはめったに無い、京太郎の執念がなした業だといわざるを得ない。
「線香花火が落ちるさまは、まるで彼岸花の種が地に落ちて時代を超え、次代へと繋がるような、そんな気がしないか?」
「京ちゃん……彼岸花は球根だよ?」
「――――マジで?」
「うん」
「……かっこわりーな! 畜生、せっかくいいこと考え付いたのに!」
頭を抱えた京太郎を、朗らかに笑う。だが、確かにそれでもいいかもしれない。
潔く何も残さず散るよりも、時代へ脈々と続くものを残すのもいいかもしれない。
「なあ……咲――――一緒に住まないか」
二股の片方を握りながら、ポツリと京太郎がいいはなつ。
「え?」
「一緒に、………住まないか?」
それは、同棲という事でいいのだろうか。それを聞く前に、京太郎は続ける。
「あと二年すれば、俺も十八になる。――――結婚できる年になる、俺はお前以外と添い遂げるつもりは……なんだ……その……」
ぷらぷらとゆれる二股の片方が、咲に握ってほしそうな表情を向けていた。
それを、躊躇無く掴んだ咲は、面食らった京太郎に一度口付けをし、深呼吸を一度する。
「私も、貴方以外には考えられない。京ちゃん……いいえ京太郎、私は……」
「ありがとう、でも……何も……今は言わなくて良い。――――そうだろ?」
「うん、そうだね……」
言葉は交わさずとも、二人の間に何か暖かいものが流れ始める。
それを二人は絆ともいい、また愛とも言うのだろうと確信していた。
天の川が、二人を祝福しているようであった。
今夜、綺麗に二つの支流が一本の本流へと合流をし、やがて一つの海へと流れ着いた。
海は名の通り次の時代を生み出し、連綿と命を続けていく――――。


998 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 01:49:17 ID:cVr6mA/Q0
そんなわけで、途中から何やってるかわかんなくなったけどこれで終わり。
いろいろすまんかったorz

999 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 02:10:22 ID:WJciXlF10
>>998 
gj

1000 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/01(月) 02:12:32 ID:WJciXlF10
1000なら原作、アニメ2期ともに咲京か京咲エンディング

1001 名前:1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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