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なりなろーin小説
1なりなろーin小説 投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時16分22秒
なりなろの小説、事実に基づいた小説を書く。
2投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時16分59秒
「美咲、好きっ」
「ごめん望、あたしも望のことは好きだけど友達以上には思えないんだ」
3投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時17分37秒

あれから1年が経つ。美咲には彼氏がいる。
でも俺の気持ちはあの時と変わっていない。美咲が好きだ。
4投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時18分09秒

「ねぇ美咲ちゃん一緒にあそぼww」
「え〜ゆぅくんと?2人じゃやだ(笑)」
「美咲ちゃんの意地悪〜w」
美咲の周りにはいつも男がよってくる。
なりなろーが、女の子ばっかでよかったって思う。
俺の美咲、誰にも渡したくないんだ。でも彼氏がいるんだけど。
美咲の俺に対する態度はいつもそっけない。
俺の気持ちを知ってか知らずか、俺意外のやつには優しいくせに。
5投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時18分45秒
「ねー小百合、美咲って俺のことなんとも思ってないのかな」
「さぁ〜わからないなー。でも、望には悪いんだけどやっぱ
友達としか思ってないような……」
「やっぱり?俺1回フラれてるし、未練がましいって自分で思うよ」
「そんなことないよ。だって好きな気持ちは誰にも変えられないもん。
でもさ、望。もう1度気持ちを伝えてみたら?」
「いまさら告ってもなぁ……」
6投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時20分08秒
「望はさ、誰にでも優しいしノリがいいじゃん?
ゆっこと話してるとき、すごく楽しそうだったよ?
あれみたら、美咲だって勘違いするよ。
あぁ、望はゆっこが好きなのかなって。なんか息あってるし。
もっと自分を美咲にアピールしないと。美咲が離れて行っちゃうよ?」
7投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時20分32秒
「自分をアピールってどうすれば……」
「もっと美咲にたくさん話しかけたりさ、しないと」
「でも美咲はしつこいの嫌うから…」
「望は優しすぎるんだよ。もっと自分の気持ちに素直にならなきゃ」
自分の気持ちに…?でも美咲、彼氏いるよ?
「もうすぐクリスマス。美咲クリスマス会やるって言ってたけど、
望も行くんでしょ?」
「多分、いく」
「チャンスじゃん!私は絶対脈あると思うよ」
「そうかなぁ」
8投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時20分50秒
「2人でなーに仲良く話してるの〜??まぜてまぜて〜☆☆」
ゆっこだ。ゆっこと一緒にいるとこ、美咲には見られない方がいいよな。
「ごめん!じゃそうゆうことでまたよろしくね!小百合!
今日はサンキューね!ばいばい!!」
「何よ望〜!私は仲間はずれかいっ(笑)で、何話してたの?」
「うん、ちょっとね、ゆぅくんについて(笑)」
「ゆぅくんかよ(笑)」


クリスマスまであと1ヶ月。
9投稿者:bobu  投稿日:2003年12月03日(水)14時43分33秒

「ねぇ公輝☆〜」
「ん?何?美咲」
「公輝☆とありりん♪ってさ〜いつから付き合ってんのー?」
「いつだろう。幼稚園の時かな?」
「そんなに長いのー!?すごー…。ケンカとかしないの?」
「たまにするよ、そりゃ。すぐ仲直りするけど」
「へぇ〜。公輝☆ってさ、ありりん♪意外の子を好きになったことない?」
「んーあるよ」
「えっあるの?そういう時ってさ、ありりん♪と別れようと思った?」
「ううん、思わなかった。だってありりん♪は俺にとって誰よりも
大切な人だし、絶対離れたくないって思った。だから、ちょっと好きだった
子のことも、すぐに忘れたよ」
「そっか…」
10投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時44分18秒
美咲は自分の気持ちが見えなくなっていた。
今も彼氏はいる。でも、一緒にいてもなんか違う気がする。
あたしはホントに彼氏のこと好きなのかな?公輝☆みたいな気持ち、
あたしにはない気がする。ちょっとくらい会えなくても、平気だし、
彼氏が他の女の子と話してるの見ても、なんとも思わない。
11投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時44分38秒
逆に望が他の女の子と仲良く話してるのを見るとちょっとムカっときちゃう
ことがある。望は一緒にいて楽しいし、これからもずっと友達でいたい。
それは前と変わらない。でも最近、ちょっと望が離れていってる気がする。
確かに望はみんなと仲がいいし、クラスで人気なのもわかる。
他の子たちと仲良くするのも別に勝手。でもなんかあたしのこと避けてない?
愛想つかされちゃったかな。望に特別な感情はもってなかったはずなのに、
なんだかとても切ない。あれ?あたしどうしちゃったのかな。
自然に涙が……あれ……。
12投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時45分07秒

「どうしたんだよ!?美咲!!」
「ん……なんでもない」
まっさきにあたしの異変に気がついて、とんで来てくれたのは
彼氏ではなく、望だった。あたしには望が必要なんだって今やっと気づいた。
でもいまさら…いまさら遅いよ!望が告ってくれたのは去年だよ?
友達以上には思えないとか言っちゃって、いまさら好きだなんて
無理!口が裂けても言えない。ほら、あたし、こんな性格だし。
こんな自分が大嫌い。こんなあたしを望が今でも好きなはず、ない。
13投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時45分27秒


「ごめんね…」
こうしてあたしは彼氏と別れることになった。
14投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時45分54秒

「美咲、別れたんだって?」
「望には関係ないでしょ!!」
「あっ…ごめん」
あちゃーまた美咲のこと怒らせた。俺って学習能力ないかな。
別れてくれてラッキーなんて喜んで、調子乗って…。
美咲が嫌がること、なんでいつもしちゃうんだろう。
謝らなきゃ。でも今はそっとしておいてあげなきゃ。
あとできちんと謝ろう。

15投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時47分10秒

「望には関係ないでしょ!!」
美咲もまた、後悔していた。
なんできつくなっちゃうんだろう。望は悪気ないはずなのに。
ごめんって、落ち込んでどっか行っちゃったし…。
また避けられるのかな…もう最悪……。どうしていいかわかんないよ…。
16投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時47分34秒

「そーゆうときはぁーw」
!?
ゆぅくんが背後から突然美咲に抱きついた。
「ゆぅくん!?えってゆうかあたしが考えてることわかんの??」
「わかるよーww美咲ちゃん今さ、彼氏と別れちゃって、望ともケンカしちゃって
これからどうしようかな〜って思ってたでしょ?w」
「微妙に違うけど、まぁそんな感じかな…」
「だから、そおゆうときは・・・ゆぅくんと付き合えばいいんだよww」
17投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時59分07秒
「……そうかもね…」
「そーそーw・・ってひぇっ?w美咲ちゃんどうしたの?w」
「ゆぅくん、付きあおっか…」
「ゆぅくんはいいけど、美咲ちゃん・・・まじ?w」
美咲はコクッと頷いた。
「ほんとに???wゆぅくん嬉しいぉーww」
「…あたしも」
18投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)14時59分36秒


「ゆぅくんなんかいーことあったの?」
「あーさゆたんwあったよww」
「何があったの??教えてよ〜」
「あのねあのねwwヒソヒソww」
「え゛っ冗談じゃないよね?本気だよね?それ…」
「ホントだよ〜ww」
19投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時00分01秒
「うっそ……え〜美咲……えー……」
「じゃそーゆーことだからwww」
「うんー……」
ちょっと待って!望!望は知ってるの!?
彼氏と別れた、まではいいんだけど、えっ!なんでゆぅくん!?
美咲ってゆぅくんのこと?え?ゆぅくんより、望でしょ…なんで?
ちょっとどうなってんのよ!わけわかんないよー。
望大丈夫かな…。美咲にくわしいこと、聞かなきゃ。
20投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時00分25秒

美咲とゆぅくんが付き合い始めたってことは1時間も経たないうちに
望の耳に入ってきた。
「うそ…だろ?美咲が……?」
「うそじゃねーんだよなーこれが。まじうそっぺーよな。
あの美咲が、あのゆぅくんとだぜ?ありえねーまじで」
「そうなんだ…」
「あっれー?望なんか元気なくね?もしかしてまだ美咲のこと好きだったとか?」
「……」
「まじ!?!?」
「……」
「……」
「……」
「……だまるなよ」
……………………………………………………………………………………。
21投稿者:美咲  投稿日:2003年12月03日(水)15時10分24秒

俺が何したっていうんだよ…。なんだよこの仕打ち…。
望はもうほとんど泣きそうだった。
謝ろうと思っていた矢先の出来事。
もっと早く謝ればもっと違った結果になってたのかなぁ…。
美咲の気持ちが見えない。美咲、ゆぅくんのこと好きだったっけ?
もう俺……はぁ。
帰ろうとしたとき運悪く俺は下駄箱で美咲に鉢合わせてしまった。
22投稿者: 投稿日:2003年12月03日(水)15時11分17秒
「あっ美咲…ゆぅくんと付き合い始めたんだって?」
「うん」
「ゆぅくんと一緒に帰らないの?」
「ゆぅくん部活で、あたしは塾があるから…」
「…一緒に帰る?」
美咲は気まずくてしょうがなかった。
本命が目の前にいるっていうのに他に彼氏をつくって…
あたし、なに考えてんだろう…。
23投稿者:ゆぅくん  投稿日:2003年12月03日(水)15時11分41秒
「ごめん!あたしちょっと用思い出した!先帰ってて!」
「えっあっちょっ…うん」
美咲はあわてて体育館に向かった。
こんなことしてる場合じゃないよ!自分!
自分が辛いからってゆぅくんの気持ちもてあそぶなんて…
ホントあたしって人間が腐ってるよ!
美咲はダッシュでバスケしているゆぅくんのもとへむかった。
24投稿者:小百合  投稿日:2003年12月03日(水)15時26分38秒

「ゆぅくんっ!」
「美咲ちゃんどしたの!?w」
「ちょっと話があるの!こっち来て!」
「うんww」
美咲はゆぅくんを体育館のステージ裏に連れて行った。
25投稿者:まさか・・・  投稿日:2003年12月03日(水)15時32分33秒
公輝☆とかもでるのか?
26投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時52分53秒

「あのね、ゆぅくんに謝らなきゃいけないことがあるの」
「のぞのこと?」
「へっ…?」
「だからいったでしょ?わかるよって。美咲ちゃんが好きなのはのーぞ!」
あたしはびっくりして声も出なかった。
27投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時53分21秒
「わかってたよ。美咲ちゃんの気持ち。心配しなくても大丈夫。
のぞは今でも美咲ちゃんのことが大好きだよ。
ゆぅくんのこと思って付き合ってくれるって言ったんでしょ?
美咲ちゃん優しいからね。でも自分の気持ちに素直にならないと
結局みんなを傷つけることになるからね。美咲ちゃんがんばれ!」
「ゆぅくん……ごめんね……」
28投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時54分04秒
「泣かないで美咲ちゃん^^ゆぅくんは平気だよ?w」
「ゆぅくんありがとっ……」
「ww美咲ちゃんなら大丈夫だよw!」
ゆぅくんは美咲の頭をポンポンッとなでるとバスケの練習に戻っていった。
「ホントありがとう、ゆぅくん」
手を振るゆぅくんにばいばいして、美咲は望のもとへかけていった。
29投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時54分23秒

望の家に着いた。…やっぱり緊張するな。でも今、言わないと。
インターホンを押し、返事を待つ。
ガチャッとドアが開き、望が顔を出した。
「…美咲!?どうしたんだよ」
「あのね、望、ちょっと話があるんだけど」
「えっうんちょっと待って」
30投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時54分44秒

2人は黙ったまま、近くの公園まで歩いた。
ブランコにすわり、美咲が口を開いた。
「あたし、ゆぅくんと別れたよ」
「えっどうゆうこと?」
「あたしの好きな人はゆぅくんじゃない。
あたしの好きな人は今目の前にいる…」
「あーっちょっと待って!!!!」
告白しようとした直前に望がストップをかけた。
31投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時55分11秒
「何よ!望っていつも人のペース乱すよね!もう!」
「ごめん!でも今回だけは譲って!お願い!!」
美咲はふぅ〜っと一息ついて
「どうぞ」
といった。
「俺ね、今でも美咲のこと好きだよ。ずっと、フラれてからも
ずっとずっと好きだった。忘れたことなんかなかった」
「うそっ!最近あたしのこと避けてたじゃん!」
「それは、嫌われたくなかったから…」
「えっ…?」
32投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時55分34秒
「美咲、俺が話しかけるといつも怒ってたでしょ?
だからどうしていいかわかんなかったんだよ」
「あたし、そんなにいつも怒ってた?」
「うん、怒ってた」
「それは望が悪いんだよ!他の女の子たちといっつも楽しそうに
話してさ!!」
「…えっ?なんで?だめ?」
「あ〜もうにっぶい!あたしも望が好きなの!!」
「友達としてじゃなくて?」
「じゃなくて!友達じゃやなの!大好きなの!!!」
ついに言っちゃった。あたしの本音。
33投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時55分54秒
「望、よかったら、あたしと付き合ってください」
「よかったらって、いいに決まってんじゃん♪
やっと、やっと俺の美咲になった」
「もう離さないからね!」
34投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時56分19秒

「いやいやよかったねー♪」
ブランコの横の木の陰から小百合が出てきた。
それからゆっこ、ゆぅくんも出てきた。
「ゆぅくんが教えたんだよwこれからおもしろいものが見れるよってww」
「ほんと♪おもしろいもの見た見た☆」
「ちょっとゆぅくん!」
「ゆっこ、おもしろがんなよ…」
35投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時56分37秒
「絶対こーなると思ってたよ」
「ローちゃん!?」
「美咲ひさ〜。望もひさ!俺友情出演♪(笑」
今度は陰からローちゃんが現れた。
公輝☆、ありりん♪、ゆっこ★やターナーまで。
「よかったじゃん美咲」
「ありがとう、公輝☆」
「ねーねー!クリスマスはどうするの?」
小百合が嬉しそうにきいてきた。
36投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月03日(水)15時57分00秒
「う〜んとね、2人で過ごす!っていいたいところだけど(笑)
みんなでパーッと盛り上がりたいね!とくにあたしはゆぅくんに迷惑かけたし」
「わーいwみんなでパーティパーティーwww」
「俺も、小百合に相談のってもらって。ほんとありがとう」
「なーに言ってんの。困ったときはお互い様でしょ?」
「よし!じゃあ盛り上げ隊長ゆっこさまがクリスマス会セッティング
してやろうじゃないかっ♪」



こうして、一行は今日も仲良く楽しく暮らしています。
37投稿者:age  投稿日:2003年12月07日(日)21時27分21秒
age
38投稿者:ボブって  投稿日:2003年12月07日(日)21時28分57秒
質問にも完全無視。最低。
39投稿者:つーかへたくそやね  投稿日:2003年12月07日(日)21時29分20秒
 
40投稿者:糞下手  投稿日:2003年12月07日(日)22時31分08秒
 
41投稿者:ありえないくらい  投稿日:2003年12月07日(日)22時32分43秒
下手つまんねー
だれかもっとましなの書いて
公輝☆書いて
42投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)00時51分27秒
受験生に恋愛は必要無いなんて、誰が決めたの?
確かに、勉強は大切だよ?でも、あたしは今を大切にしたい!
だって人生は一度きり。「今」という時間を大切にしなきゃね 知ってる?
恋をすると誰でも物語の主役になれるんだよ?
だから、あたしはあたしだけの王子様を見つけるのvv
--------そんなあたしの恋の話---------
43投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)00時52分53秒
そもそもの始まりは、四月も半ばに入った頃、お父さんの一言から始まった。
「美咲に家庭教師をつけよう!!」確かに、あたしは受験生だけど…、
今からつけてもねェ…。
正直な話、塾の先生からは今の成績なら志望校は大丈夫と、言われたばかり。
でも、お父さんはやっぱり心配みたい…
44投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)00時55分10秒
「塾だけじゃ心配だからな。」
それで結局、お姉ちゃんの知り合いに頼むことにしたんだ。
45投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)00時58分48秒
学校に行くと、ゆっことありりんが大騒ぎをしている。
あたしが尋ねると、ありりんが一言「美咲…ゆっこはね恋をしたのよvv」
…ったく今月に入って何人目なの…
何でも、ゆっこが男達にナンパされて困っていたのを
隣の中学の男の子に助けられたらしい。
そこで、運命の出会いを感じてしまったそうだ…。
46投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時00分31秒
あ、みんなにはとりあえず中学3年生をやってもらってますw
実年齢とかは全く関係ないのでお願いします
47投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時02分18秒
運命の出会い?を喜んでいるゆっこを見て、あたしは羨ましかった。
そりゃあ、あたしの事を好きだって言ってくれる人達は居るけど、
あたしは自分が本気で好きにならなきゃ付き合う気なんてない。
そんな時、この二人は決まって言うんだよ。
「美咲は理想が高すぎるんだよ!」って。
そりゃあ、理想と現実なんて違うよ?でもやっぱり、夢くらい見たってイイよね?
48投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時02分58秒
でも、あたしは恋愛感情をすぐ出せるゆっこ達が羨ましかった。
だってあたしは好きな人が居ても素直に気持ちを伝えることが出来ないんだもん…
49投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時03分37秒
「美咲?どうかした?」不思議そうに二人があたしを覗き込んでいる。
まさか、二人が羨ましいなんて恥ずかしくて言えない。
咄嗟に出たのが…「今日、家庭教師が家に来るの。その事を思い出してね…」
なんて誤魔化したりして…
50投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時04分32秒
すると…見る見るうちに二人の顔が赤くなっていく。
…何で…?「家庭教師って男?」ゆっこが笑顔で聞いてくる。
あぁ…そういえばどっちって言っていたっけ?
お父さんが言いだしっぺだから「女じゃない?」うん。
だってほら、一応若い女の子と男の人が密室に二人っきりはまずいでしょ!
51投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時05分41秒
「「つまんなーい!!」」二人が声を揃える。
何で?何がつまんないの?
「せーっかく、美咲に紹介してもらおうと思ったのに〜」
…って、運命の出会いはどうしたのよ…
「残念でした!」膨れっ面のゆっこと、それをなだめるありりん、
そして…あたし。恋もしたいけど今は、まだいいや。
こうして友達とワイワイしてるのが楽しいしvv
52投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時10分18秒
「ただいま…」恐る恐る声を掛けると…
お姉ちゃんのデコピンがおでこにヒットした。
「いたっ!」「おそいっ!早く帰ってきなって言ったでしょ!?」
あたしなりに急いだんだけどな…。
「…ごめんなさい…」
「ターナーvv俺は平気だから、もうそのくらいにしてあげて」
53投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時14分33秒
だれ!?
「望ごめんね〜」
誰?この人…何か、メチャクチャかっこいいんだけど…
お姉ちゃんの…彼氏??
「いいですよ〜それより早く紹介してください」
…紹介…??
「美咲!この人は今日からアンタの家庭教師をしてくれる望!」
へ…?女の先生じゃ…?
「本当は、あたしの女友達にやってもらうんだったんだけど!
その子…彼氏できちゃってさ…悪いじゃない?」
…悪いってゆーか…
54投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時16分08秒
いっ…いいの?だってお父さん…
この人が家庭教師するって事は、やっぱり密室で二人きりになるんだよ?
そりゃあ、相手は高校生だから中学生なんか興味ないだろうけど、
そっちの方が問題なんじゃ…
「ほらっ!美咲!望先生に挨拶しな?」
「あっ…う、うん…えっと、美咲…です。よろしくお願い…します?」
何で問いかけてんの?あたし…
55投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時21分52秒
「よろしくvv美咲♪」
そういって彼…望先生は子犬の様な笑顔をあたしに向ける… どきんvv
あれ?何…今の…?
「つーか俺らタメなんだし、美咲も敬語使わなくていーよ!」
「えっ・・・えーーーっ!?」
「あっそうそう望はね、くるはずだった友達の弟。
アンタと同じ中3だけど頭まじいいからね」
「うっそー・・・」
「マジだよ〜お姉ちゃんの代わりに来た」
…これが、あたしと望の出会いだった。
56投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時24分18秒
「じゃ、また水曜日に会いに来ますね^^」
玄関までお見送りをするあたしに、
子犬の笑顔で次のカテキョのお約束。
会いに来るって…勉強教えてくれるんでしょ…
「じゃあ、先生。また水曜日」
「あぁ〜つれないなぁ…あっ!!そうだ!」
突然、先生が叫ぶ。なっ…何?忘れ物?
57投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時25分39秒
「俺と二人だけの時は呼び捨てでいーから♪」
「はぁっ!?」
何をゆうかと思ったら…
「約束だよ!美咲!じゃ!水曜日に」
そういって、帰ってしまった。
その足取りはどこか軽く見えたのは気のせいだろうか。
その時、角の壁からこちらの様子を伺っているお父さんが居た…
58投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時28分21秒
「美〜咲♪」
後ろからお姉ちゃんが上機嫌で抱き付いてくる。
「なんだよぉ…」
そして、ニヤーっという不自然な笑顔…何か企んでる?
「どお?望カッコいいでしょ??」
「そうかな?」
思わず反対の事言っちゃった…
「モテるんだよ〜!学校中にファンがいるらしいから。
アンタ幸せ者なんだよ〜K中のアイドル独り占めしちゃってさw」
アイドルねぇ…アイドルっていうよりも、女好きなだけじゃ?
59投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時29分45秒
「でも、お父さんてば、よく反対しなかったよね」
そう。若い男女が密室で三時間くらい二人きり。
まぁあたしと…先生に限って何もないけどさ。
すると、お父さんが、あたしとお姉ちゃんに背を向けてビールを飲みだした。
その背中からは『負のオーラ』が漂っていた。
そんなお父さんを見て、お姉ちゃんが
「アンタが彼氏を連れてきたらあんなんじゃあすまないねw」
彼氏……か…。
60投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時33分50秒
夜…お風呂から上がったあたしは、ゆっこに電話をしようと受話器を取った瞬間!
プルルっ
「はいっ、もしもし?」
突然、電話が鳴ったかと思えば電話の主は
「望…せんせ…?」
『あたり〜!美咲、起きてた?』
時計を見ると…まだ七時。
「あたし…そんな子供じゃないもん!」
『あはは…冗談だってw今日さ、お話ばっかしてて勉強しなかったから…』
そう、あたし達は話に夢中になって勉強を一切しなかったのだ…
『次からはちゃんとやるからさ、予習しておいてねw』
「はーいセンセ…」
気だるそうに答えるあたしにいきなり…
『はい望☆でしょwまっ、いっか。
じゃ今日はこれで。オヤスミ美咲☆』
…ったく…もぅっ
「…おやすみなさい、せんせっ♪」
やっぱり直接望なんて言うのは、調子に乗るからまだ言わないでやろうw
61投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)01時36分22秒
はぁ〜疲れた。続きます。
まだ、美咲と望とゆっことありりんとターナーしか出てないけど
小百合、ローちゃん七世ゆぅくんあたりも出る予定。
公輝☆も出るかも。美咲メインですね
62投稿者:>61  投稿日:2003年12月08日(月)02時03分28秒
ゆぅくん誰と絡むんだよ。
ちゃんとホンモノと同じように空回りキャラで頼むよ
63投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)02時06分49秒
空回りキャラですか〜
64投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)16時15分09秒
今日は望先生が来る日。
週に二回、土曜は昼からで、水曜は帰りに駅前で待ち合わせて、
あたしの家に行くのがお約束なんだけど…ザァ――ッ
突然の雨。朝、晴れてたのに…どうしよ〜
今日に限って折りたたみ傘もない…
65投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)16時16分10秒
「…困ったな」
窓際に向かい、ふと、外を見ると、校門の前に人がいる
え?「…の、ぞみ…せんせぃ…?」
あたしは慌てて玄関に向かった。
そこに居たのはやっぱり望先生。
傘をさして立っている…何で?そして、彼はあたしに気付くと…
66投稿者:なんか面白い  投稿日:2003年12月08日(月)17時27分59秒
 
67投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)21時59分40秒
「あ!美咲〜♪」
そういいながら、ニコニコして玄関まで走ってきた。やっぱり子犬っぽい。
「先生、こんな所で何やってんの?」
「美咲を待ってたんだよ」
え……そりゃあ、今日はカテキョの日だから理由にはなるけど
雨降ってるし、駅前だったら中で待っていれるのに。
「なんで?」
思わず聞いてしまった。
「美咲、傘持ってなかったら濡れちゃうでしょ?それに…」
それに?
”ピカッ”
「キャッ」
「予報で雷鳴るって言ってたから」
68投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時02分04秒
確かにあたしは、雷が嫌い。
夜鳴ろうものなら、お姉ちゃんの部屋に行って一緒に寝てるし。
でも、何で知ってんだろ?
「ターナーに、恐がりって聞いてたから♪迎えに来たの」
ニコーッと優しい笑顔で笑う先生。
お姉ちゃんに聞いてたんだ。ってか、やっぱかわいいかも。
なんて、男に使っちゃ悪いか…なんて考えていたら、先生が耳元で呟いた。
「なんて、実はね、早く美咲に逢いたかっただけなんだけどね」
…え……?今…なんて……?逢いたかったって…?えぇっ?
69投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時03分43秒
そして、先生は何もなかった様にあたしを傘に入れた。
一つの傘に二人は…せまい……。
「美咲もっとこっちおいでよ。濡れちゃうから」
そういって先生は、あたしの肩を引き寄せる。あたしが濡れないように。
70投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時05分32秒
そういえばこれって相合傘ってヤツだよね?
男の人と相合傘するの初めてかも。
71投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時10分48秒
「美咲ってさ〜……」
突然、望が話しかけてきた。
「何??」
「やっぱ何にも(笑)」
「何だよ〜気になるな〜!」
……あれ?なんか微妙に緊張するんですけど……。
ドキドキする……顔が赤くなってそう……。
この気持ちはなんだろう
72投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時13分08秒
「……」
「美咲ってさ、本当、歴史苦手だよねw」
今日学校で、歴史の小テストをした。
結果は100点満点中51点。
うぅぅっだって、覚えられないんだもん、などと、言い訳をするあたし。
来週、中間テストなのに……
「もぅ、無理〜!今からじゃ覚えられないよ!!」
既にあきらめて、ふてくされるあたしの頭に降ってくる優しい手…
73投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時16分23秒
「こーら!俺が居るのに何あきらめてんだよ〜」
「ごめんなさい…」
頭に軽く…本当に軽くゲンコツを落として、ふてくされる先生。
タメとは思えないなぁ。かっこよくて大人っぽくて、しかも頭いい!
ホントに中学生??かっこいいなぁ……
74投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時18分33秒
「よし!分かった美咲!
中間で490点以上取ったらごほうびに、美咲の好きな所に連れてってあげる」
「ホントに!?」
「うん、美咲のテストの結果が出るころには俺もテスト終わってるし」
「やったー!!がんばる♪」
75投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時25分07秒
そして……
テスト前夜、あたしはとても緊張していた。
そこへある人から携帯に電話があった。
ある人っていうのはもちろん望先生♪
「先生どうしたの?」
『ちょっと気になってさ。明日がんばれよ』
「ありがと!!がんばるよ!」
望先生の言葉はまるで魔法。あたしを優しく包み込んでくれる。
さすが、学校でモテるってのは本当なんだなぁって改めて思った。
そんな人とあたしは……デートできるかもしれない!
「先生、楽しいデートにしようね♪」
『もちろん。テストがんばってね』
「うん!じゃあおやすみなさい☆」
76投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時27分22秒
「終わったぁ…」
「どうだった?美咲」
後からゆっこの声。あたし同様、歴史嫌いの彼女。
「悪いけど今回は完璧だよ♪」
だってコレをクリアしなきゃ…先生と遊びに行けないし♪
あー楽しみ!!
77投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時29分45秒
やったー!カンペキ、ではないけどかなりいい!
苦手の歴史で98点という信じがたい点数をゲットしちゃった!
これも望先生のおかげ☆同じ人間、しかもタメなのにあの人はなんて頭がいいんだろう!
78投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時31分32秒
今日は日曜日。
望先生と遊びにに行く約束の日。あたしの要望で遊園地に行くことに。
いつもの駅で待ち合わせ。
お父さんに見つかって相手していたらちょっと、
出てくるのに時間が掛かって、少し遅れて待ち合わせ場所に着いたあたし。
そこで、あたしにとって初めて見る望先生の顔があった……

79投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時34分06秒
ベンチに座って、煙草を吸っている望先生が居た。
おいおい、中学生のくせに……。でもなんか様になってる。
あたしはその光景に目を奪われた。
胸のドキドキが止まらない……。
80投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時35分27秒
胸が苦しい…この服のせい?
うぅんそんなんじゃない。何かこう、胸が締め付けられるってゆーのかな。
でも、あんまり深く考えないでまぁいーやなーんて、思ったりして。
「あ♪いい事思いついた」
ある事を思い付き、先生の後に回るあたし。
誰だって、ついイタズラしたくなる時ってあるよね
81投稿者:面白い  投稿日:2003年12月08日(月)22時37分26秒
 
82投稿者:出てくる人・・・  投稿日:2003年12月08日(月)22時38分07秒
少ない。もっと小百合とか公輝☆とかありりん♪とか出してよ。
83投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時38分12秒
「だ〜れだ♪」
「うぉっ?!」
あたしは、先生の後ろから目隠しをした。
「美咲だろ?」
そういって、あたしの両手首をつかまえる。
「ひゃっ」
ひっぱられたせいで引力にはかなわず、あたしは望先生の頭に体をあずける態勢になってしまった。
「あっ美咲…」
体というより、胸をあずける形になってしまった……。
「ホント、ごめんって!狙ってやったわけじゃないんだよ〜」
84投稿者:主に小6中心ですね  投稿日:2003年12月08日(月)22時39分34秒
 
85投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時41分20秒
そして、あたしたちは電車に乗った。んだけど日曜のせいか、かなりの混み具合。
狭い。何かもう、隣からは、お酒の臭いがするし…。
キキーーーィ
えっ?
「おおっ!?」
ゴンッ
「…あ…ぶっ!!」
突然の急ブレーキ。
痛い…。目を開けるとあたしは望先生の胸のなかに…。
いま急ブレーキのせいで、あたしは望先生に押し潰されて少しだけ苦しい。
でも望先生の心臓の音が規則正しく響いて聞こえる度になぜか、このままでいたいと思ってしまう。
86投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時42分19秒
「美咲っ、大丈夫?」
先生の低い声が耳元で響く。
先生の胸の音が、あたしに伝わるだけであたしの心臓も波を打つ。
そして、次の駅で下りる人は居なくて、その代わりにたくさん乗ってきた。
あたし達は態勢を直す間もなく、さらに密着度を増していく…
87投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時45分51秒
なるべくあたしに体重を掛けないようにしている望先生。
あたしは、そんな彼を黙って見つめていた。
窓の外を見つめる望先生からはいい香りがする。
あたしが、見つめてると望先生は顔を赤くした。
「えっどうしたの??なに照れてんの〜w」
そういうと、望先生は顔を真っ赤にしながら目をそらす。
その理由はまもなくわかった。
88投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時47分20秒
望先生が、あたしを見て顔を緩ませた原因、それは……。
あたしの胸の谷間!
密着してるせいで自然と望先生の体に寄せ上げられて、谷間が丸見え…。
あたしも顔が真っ赤になった。
89投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時49分54秒
そして、あたし達は無事?駅に降り立った。
「すっげー混んでたね、美咲」
その割りにはなんか嬉しそうじゃない?
「望のスケベ!」
「ええっ?何でだよ〜」
「知らないっ!!」
「てかやっと名前で呼んでくれたんだね!」
「あっ、つい……ね」
「望って呼んでよ。タメなんだしさ」
あたしはめちゃめちゃ嬉しかった。
90投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時51分55秒
あたしたちは遊園地に着くと、絶叫マシンにのりっぱなし。
あたしも望も、大好きなんだ♪
さんざん乗りまわって、辺りが暗くなってきたころあたし達は観覧車に乗り込んだ…

91投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時54分51秒
あたしは夕日の綺麗な景色を眺める。
きれー……。
その下を、ふと見ると……抱き合ってキスをしているカップルが……
中の二人の行動はエスカレートしていて、男の手が女のシャツの中に入っていった。
それを見た望は顔を少し赤らめながらあたしに
「こーら!子供が見るもんじゃないの!」
と子ども扱いして言った。
92投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)22時56分16秒
「望は、キスした事あるの?」
「へ?」
「だから!キスだよ!キス!」
あたしはファーストキスも、まだ。
だからキスがどんなものか聞いてみたかった
93投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時01分05秒
「や、そりゃあるけどさ。何だよ、いきなり」
やっぱあるんだ……。
あたしは気付くと望に向かって
「…ずるい」
と、呟いてしまった。望は、きっと色んなキスを知っている…そう思った。
だって、学校のアイドルでモテモテなんだし。
きっと年上からも好かれるんだろうな……。
「は?」
目を丸くした望がとぼけた返事。
止まる事を知らないあたしの唇は次々と意外な言葉を口にする……
「あたしにもおしえて…。知りたい、望のキス……」
ちょっと泣きそうだった。その泣きそうな理由が何に対してか、今やっと気づいた。
あたし望の事、本気で好きなんだ……。
だから望とキスをした人は何人くらい居るんだろう…
なんて思ったら胸が痛くて、自分もそのキスをして欲しくて。
思わず求めてしまったんだ…
94投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時03分45秒
「美咲、意味わかってる?」
「わかってるよ〜!!子ども扱いしないで!」
「ごめんごめん」
あたしは体ごと望にあずけた。
95投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時05分22秒
あたしは抱っこをされ、そのまま望の足の上に乗せられた。
すごく恥ずかしい…
「美咲?」
「う、うんっ!?」
声、裏返っちゃった…。
望を見ると笑いを堪えているし…何だよ!もうっ!
「ゴメン!ゴメン。それより美咲、キス…初めてだよね?」
「…初めてだよ?何で?」
96投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時08分46秒
「最後の確認。止めるなら今だからね?
俺がファーストキスの相手で本当にいーの?後悔しない?」
「望じゃなきゃヤダ…。あたし、望の事…す…☆」
一瞬、何が起きたのか分からなかったけどあたしの唇に望の唇が重なった…
……頭が真っ白になる……
「んんっ……んっ///」
望があたしの唇を優しく、そして激しく求めてるのが分かる。
あたしは口付けを交わしながら、全身で望を感じているんだ。
望にもあたしを感じてほしいなんてワガママかな。
何て考えているとあたしの唇の隙間から、望の舌が侵入してきた……
97投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時11分00秒
「んんっ…ふっ…んっ…あふっ…///」
望の唇が、舌が、あたしを責め立てる。
知らなかった。キスがこんなに気持ちいいものなんて。
知らなかった。望、うぅん、好きな人にキスされる事がこんなに幸せに思えるなんて………
「…んっ、んんっ…」
好き。大好き。今まで何で気付かなかったんだろう……。
あたし、望の事が大好き…
98投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時17分56秒
「これだけは覚えといて。俺、頼まれたからって誰にでもキスしたりしないから。
美咲だからしたんだよ?俺、美咲のこと好きみたいだからさ」
「あたしもね、望のこと、大好き!!」
2人はにっこり笑うと、軽く口付けを交わしました。
99投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時22分06秒
ある日の放課後、デートの最中立ち寄ったファーストフード店
「望が初めて人と付き合ったのって何才の時?」
「どーした?いきなり…」
「ゆっこに言われたの。男の人って初めての人をなかなか忘れないんだって…。
だからね、あたしと付き合ってて、前の人とかと比べられたりしたらって思うと…。
100投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時24分19秒
どうしていいか…」
自然と涙が溢れてくる。
望は、全部話してくれた。そして、望があたしにキスしようとした瞬間
「望……?」
望が振り返るとそこには。
101投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時29分25秒
「……七世?」
望の初恋の人であり、初めての相手…
「やっぱり望はいい男になったね。感激」
うわ〜美人……勝ち目ないよあたし……。
「あれっこの子は?望の彼女?」
そう言って、あたしを見つめる七世が突然…
「あなた、望とエッチした事ある?」
102投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時36分50秒
「まだ……ないよ!」
「へーそうなの。さっさと自分の物にしちゃった方がいいよ?
この子、フラフラフラフラしてるからw」
「ほっとけよ、七世にはカンケーねーだろ」
「ごめんね〜おっせかいで。
気が変わったらいつでもあたしのとこきていいからね、望」
「いかねーよ」
「そう?まぁいいわ。じゃあもう行くね」
七世は勝ち誇ったようにその場をさった。
103投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時40分40秒
あたしは不安でたまらなかった。あれが望の初恋の人…?
キレイな人……。
「あれが、七世さん?」
「そう。3つ年上の七世」
「キレイな人……だね」
「みんなあいつの見た目だけに騙されんだよww俺もそうw」
ほんとに?ほんとにそう?望はあの人のこと、なんとも思ってない?
ただ、キレイだったからついてっちゃっただけ?
なんだろ……すごく不安になる。
104投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時41分11秒
一気に更新しすぎました……
105投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月08日(月)23時41分27秒
続きはまた明日にでも
106投稿者:他に誰出す?  投稿日:2003年12月09日(火)20時01分26秒
 
107投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時21分09秒
朝、ゆっこと電車で学校へ向かっていたら、ゆっこが突然
「あっ!あの人だよ!私の運命の人!!」
ゆっこが指さすほうをみると、あらま、かわいらしい男の子…
「あっ!」
その、ゆっこの”運命の人”の隣にいたのはなんと望だった。
あたしの声に気づき、望が近づいてきた。
108投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時26分43秒
「えっ!?何々??美咲の知り合い?(小声)」
「左側の人は、カテキョ……ってゆうか彼氏」
「えっ!?美咲いつから……!?」
「く、詳しいことは後で話す!」
「おはよう美咲」
「おっおはよー!あ、こっちは友達のゆっこ!!」
「あぁ、こっちは友達のゆぅくん」
「あ……あの、ゆぅくんさん…こないだはありがとうございました」
「いーよぉwそれより、ゆぅくんって呼んでww」
109投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時30分27秒
かわいー声。望とは見た目は全然違うけどなんとなく同じ系統だな〜w
でもこの人、ナンパ男を撃退するようには見えないけど…。
「あ、ゆぅくんが助けた女の子ってこの子か!」
「そうそうwかわいいでしょww」
「全然かわいくないですよー><」
「こいつ武道すごいんだよ。空手とか。弱そうに見えるだろ?」
「弱そうとか言うなーw」
110投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時34分51秒
盛り上がってきたところなのに、もう降りる駅に着いちゃった。
あれがゆっこの”運命の人”かぁ。
なんかゆっこのタイプと違うよーな…。
「ちょっとぉ美咲!どういうことよ!」
あたしは、望との間にあったことを全部話した。
「そう……。で!ゆぅくんのことは前から知ってたの!?」
「ううん、初対面」
「そっかー。ゆぅくんかっこよくない?なんかキャラがイメージとちょっと違った
けど……。前会ったときはすごくクールだったんだよ!」
「へぇ。でもなんかガキっぽい」
「そんなこと言わないでよ!あたしの運命の人なんだから!」
111投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時38分42秒

放課後・・・

「ねぇねぇ校門にイケメンが2人も!!」
女の子たちが、窓にびっしりはりついている。
まさかとは思った。でも、本当にそうだとは思わなかった。
「望くんと…ゆぅくん!」
窓に群がる女の子たちをかき分けながら外を見るとその2人が校門に立っていた。
あたしは美咲の腕を引っつかんで慌てて校門に向かった。
112投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時41分14秒
「あっ出てきたw」
笑顔で手を振るゆぅくんと望くん。ほんとイケメンだぁ…
あたしは息を切らしながら2人を見た。なぜか笑ってる…。
「ゆっこちゃん、靴忘れてる…w」
望くんが腹を抱えながら言った。ツボにはまったらしい。
あたしはまだ落ち着かない呼吸をおさえながら
「あれっ?…ハァ…美咲は??」
一緒にいたはずの美咲がいない。
113投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時43分29秒

「ゆっこぉーーーーーー!!」
後ろを振り返ると2人分のカバンを持った美咲が走ってきた。
「カバンも持たずに走り出すんだもん、焦ったよ〜w」
……はずかし〜。あたし、ゆぅくんに会いたいばっかりに……。
「ゆっこかわいい^^」
ゆぅくん、あたし全然かわいくないよー>_<
114投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時44分28秒
「ゆっこってホントボケてんだよねw」
「わかるわかるーw」
わかるわかるって2人はハモってるし…。
115投稿者:ボブ  投稿日:2003年12月09日(火)20時45分58秒

「望?」
校門で話してると後ろから聞きなれない声がした。
「あっさゆちゃんだぁ〜〜〜〜!」
「小百合……」
えっ!?ちょっとまって望!小百合って誰〜!?!?
116投稿者:小百合登場!  投稿日:2003年12月09日(火)22時06分38秒
何者だ?
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