2008年8月23日のチャットログから、設定に関わる話を抜粋。 伝次郎Jr : まだ、時間ありますから、何か聞きたい事がありましたらどうぞ。裏話とかでも。 蒼月蘭 : 聞きたいことと言えば、この前2chの攻略スレで見たんですが、なんでオットーは偽名にしたのに、レオンは本名のまま?って意見があったので、ちょっと気になってしまいました。 天ノ原 : お、設定きた 伝次郎Jr : いや、あんま深くは考えていないのですが、あのレオンがカストへ飛ばされてきたとき、オットーがうっかりレオンの名を言ってしまったので(記憶を失ったことは知らなかったし)苗字だけマーベリックに代えたんです。 蒼月蘭 : あぁ、そうなんですか。すみません、くだらない質問で(汗) 白黒 : 果てある世界に干渉したのは中条一族と猫のほかに誰かいたのですか? 白黒 : テルレスものぞき 伝次郎Jr : 当初はいた、って設定だったんですがいなくなりました 白黒 : つまりテルレスさんの力か何かあれば干渉でき、過去にはそういったこともあったと 伝次郎Jr : そうです。ちなみにテルレスは裏設定では『秩序の魔王』という設定です。 蒼月蘭 : マ王!? 天ノ原 : 魔王 sin : ま、魔王? 蒼月蘭 : ってなんか変換おかしいw 明後日 : え、人外!? 白黒 : 魔王ってことはなにかたくらみがw 天ノ原 : ファーストネームあるから、代替わりすんのかとか思ってたけど 伝次郎Jr : そうです、テルレスは108人いる魔王の一人で、世界の秩序を監視しているのです。なにしろ人間あっての魔ですから。「果ての王」のように世界を消してしまう存在は彼らにとっても嫌な存在なのです。 sin : 108・・・・水滸伝みたいですねえ。 白黒 : 利害が一致したから協力したと 白黒 : ちょいとテルレスさんの見方が変りますね 伝次郎Jr : ・・・という設定だったのですが、そこまで書くのも蛇足過ぎたので本編では省略しました。 蒼月蘭 : なんという裏設定wさすがに予想外でした。いい人(?)だと思ってたのでじゃあ、ダグとドリームホールにいる人(?)たちは何者なのでしょう? 天ノ原 : 現状だとダグがいらない子に‥‥ 天ノ原 : 他のキャラでいくらでも代えが効いてしまう‥‥ 伝次郎Jr : ダグはただのプレイヤーの案内人です。強いて言うなら、ルシアたちの『運命』が具現化したもの。ある意味「プレイヤー自身」です 白黒 : 物語にかかわらないからこそ生きてくるわけですね 天ノ原 : 現代人の格好なのは、中条基準だからですか。 蒼月蘭 : あぁ、なるほど 白黒 : ターランジが『幸せの意味』に狂った裏設定とかもあるんでしょうか? 伝次郎Jr : これもあんま深くは考えてません。彼は元聖職者で、ウカネッツで治安官もしていました。でも社会の裏と表を色々見続けているうち、人は本当は何を求めているのか判らなくなったんです。 明後日 : 真面目すぎたのか・・・ 白黒 : やはり謎な方と。むしろそれがターランジらしい 天ノ原 : あれだけの事をして単純な悪役に終わらないのは、トビデンでは稀有なパターンですね。 伝次郎Jr : ぶっちゃけ、ターランジ出したくてトビデン作ったようなもんです。 天ノ原 : おお 明後日 : マジすかw 天ノ原 : 他の悪役はオマケ? 白黒 : おまけw 白黒 : 最初の絵とつながる問いですよね幸せとは何か 蒼月蘭 : ターランジはアンナとの会話がすごく印象的ですね sin : たしかに、ターランジはほかの悪役とはちょっと違いますよね。 伝次郎Jr : ターランジのコンセプトは「ドラゴンボールの孫悟空のような猛者や 名探偵コナンの江戸川コナンのような天才でも勝てない敵(ただし実力は人間のままで)」なんです。ターランジがリュコウや三魔王の後に登場するのはそのためです。 天ノ原 : 実質的ラスボスか 蒼月蘭 : そんな彼をアンナが破る(でいいのかな?)って言うのがなんかいいですね 伝次郎Jr : 私的に猛者、天才<クレイジー<意思と絆ですから。 天ノ原 : うーむ 明後日 : 確かに彼はまともに狂ってましたね 白黒 : まともにw 伝次郎Jr : バッソーズのセリフに「どんな猛者や天才もクレイジーには勝てない」で後のタメゴローやランスのセリフに「絆なら勝てる」という風にしたんです。 白黒 : バッソーズもクレイジーだからな、ある意味 蒼月蘭 : おお〜!なるほど! 伝次郎Jr : ライは負けたけどルシアは勝った。その違いを判りやすくしたかったんです。 sin : 絆こそ最強ってことですね。 伝次郎Jr : RPGは基本、強くなれば進めますが強いだけじゃダメだ、ってことをやりたかったんです。 伝次郎Jr : 終盤にターランジを登場させたのもそのためです。 天ノ原 : むむ、そう言われると、ゲーム上でもそれを表現したくなる。 明後日 : だからものごっつい人数のパーティーメンバーが 伝次郎Jr : 実際、彼は特殊能力もビーストも持ってません。 伝次郎Jr : でも敵味方が一番恐れ。フェルナンデスが一番信頼していた。それはなぜ? って 白黒 : 深い・・・ sin : わからないなぁ・・・・何故だ? 白黒 : あるいみ純粋だから? 伝次郎Jr : それが人間の最も素晴らしい所であり。そして恐ろしい所なのかも・・・・・・・・・と、何か話が重くなりそうなのでターランジはこのへんで。 天ノ原 : もったいぶるなw 蒼月蘭 : そういえば、序章1(だったかな?)のラストあたりで出てくる、ルシアに「帰って来い」と告げているのは誰なのでしょう?一応推測できなくはないのですが、どうにも確証が持てなくて 伝次郎Jr : あ、序章の「帰って来い」の人はご想像にお任せします。 蒼月蘭 : あ、はい 白黒 : むっ、もうひとつ聞いていいでしょうか。ビドゥンって誰のファティマニクスなんですか? sin : そうだ、それじゃあ今度はあかるそうな話題を。今回セントシルバー鉱石でラジオ聴けますけど、あれの元ネタってひょっとしてひぐらしですか?おもちかえりぃ〜♪とか。 伝次郎Jr : はいそうです、ちなみに大元は「らっきーちゃんねる」です(笑) sin : やっぱりそうでしたか 伝次郎Jr :ら、色々オタクネタ作ってみたんです。本当はもっと出したかったんですが。 天ノ原 : アマチュア無線の人とか、前世代の人しかわからんじゃないのかとか思った。 伝次郎Jr : ちなみに、あの番組は「果てなき世界」の放送が流れている、という設定です。 天ノ原 : なるほど 白黒 : 電波は世界を超えたかw sin : そうか!ぺけっちって扉の伝説外伝に出てくるあのキャラですか。 蒼月蘭 : 電波が彼女を通してこの世界へ…w 天ノ原 : ピーガーピーガー 明後日 : むむ 白黒 : ピースクラフトってどんな剣だったのですか? 伝次郎Jr : 実は考えてません(笑)ナセルの三魔剣という設定が先にあって「んじゃ対を成す三聖剣を」と考えたんですが、三本目がいいのを思いつかなかったんです。 白黒 : なるほど、だから折れたとw sin : ちょっとピースクラフトが可哀そう