交友1イベント終了後、フレナとルシア フレナ 「あ、ルシアさん!」 ルシア 「フレナちゃん?どうかした?」 フレナ 「今、時間大丈夫ですか?」 ルシア 「え?えぇ。大丈夫だけど?」 フレナ 「でしたら、よかったら少し私の部屋に来てくれないですか?」 ルシア 「別に構わないけど・・・」 フレナ 「ありがとうございます!」 ルシア (・・・どうしたのかしら?) フレナの部屋 フレナ 「これ、見てくださいです!」 ルシア 「これって・・・服?」 フレナ 「はい!フレナが作ったんです」 ルシア 「・・・って、フレナちゃんが!?」 フレナ 「はい!!」 ルシア (いつの間に・・・フレナちゃんだって戦いだったりで、そんなに暇があったとは思えないのに・・・) ルシア (すごく可愛い服・・・。女の子らしくて、綺麗で・・・デザインも凝ってるわね・・・) ルシア 「すごいわね、フレナちゃん。これなら、いつでもお店、開けるんじゃないかな?」 フレナ 「そうですか?ありがとうございますです!」 フレナ 「あの、ルシアさん」 ルシア 「なに?」 フレナ 「これ、ルシアさんにあげます」 ルシア 「・・・え?」 フレナ 「ルシアさんのこと、イメージしながら作ったんです、この服。だから、ルシアさんにあげます」 ルシア 「そ、そんな!こんな可愛い服貰うなんて・・・。それにせっかくもらっても、着る機会がないし・・・」 フレナ 「わかってます。今は、それどころじゃないって、分かってますです」 フレナ 「だから、もらってほしいんです」 ルシア 「フレナちゃん?」 フレナ 「この旅がおわったら・・・その時に、着てほしいんです。ルシアさんが戦わなくてもいいようになったら、その服を着て、好きな人と一緒にデートしてほしいんです」 ルシア 「でっ・・・!?」 フレナ 「絶対、その日は来ますです。その時のために・・・」 ルシア 「フレナちゃん・・・」 ガレット 「貰ってやってくれよ。あんたのために作った服なんだから、あんた以外の人間が着たって意味がないんだしさ」 ルシア 「・・・」 ガレット 「せっかく作ったもの、突っ返されても困るだろ?だから、な?」 ルシア 「・・・そういうことなら、ありがたくもらうわね」 フレナ 「! はい!!」 ルシア 「本当にありがとう、フレナちゃん」 フレナ 「はいです!!」 フレナ 「あの、ルシアさん!」 ルシア 「なに?」 フレナ 「ルシアさんのウェディングドレスも、フレナに作らせてもらっていいですか?」 ルシア 「え!?」 フレナ 「もちろん技術とか、まだまだ未熟なんですけど・・・でも、絶対うまくなりますです!だから・・・」 ルシア 「い、いや・・・それ以前に結婚って・・・」 フレナ 「ダメ、ですか・・・?」 ルシア 「・・・・・・」 ルシア 「分かった。お願いするわね」 フレナ 「っはい!頑張りますです!」 ガレット 「良かったな、フレナ」 フレナ 「うん!」 ルシア (・・・そもそも結婚相手がいないんだけどね・・・何年後になるのやら) ルシア (・・・でも、楽しそうだから・・・いっか) ルシア (・・・この服を着てデート、かぁ・・・) ルシア (・・・・・・) ルシア 「って、なんであいつのことを思い出すのよ!!」 フレナ 「!? ル、ルシアさん?」 ルシア 「え?あ、あぁ・・・ごめんごめん。あはははははは・・・」 フレナ 「???」 ルシア 「・・・はぁ」