作題:お昼寝仲間    愛称    ハタチのいっこ上 作:なかさとあきら 〇お昼寝仲間 登場キャラ:フィーシャ、ルシア、まりん、ゲッコウ フィーシャ「くー、くー」 ルシア「ああもう、フィーシャったら、またこんな所で寝ちゃって・・・」 フィーシャ「くー、くー」 まりん「ふわふわ〜」(※左から右に画面を横切る) ルシア「・・・・・・・・・」 フィーシャ「くー、くー」 まりん「ふわふわ〜」(※右から左に・・・以下略) ルシア「・・・・・・・・・」 フィーシャ「くー、ふみぃ〜」 まりん「ふわふわ〜」(※左から・・・以下略) ルシア「って!まりんさん、浮きながら寝てたら、また飛ばされちゃうじゃない!」 まりん「ゆ〜ら、ゆ〜ら」(※左右に揺れる) ルシア「・・・あ、よく見たら、ロープでつないである・・・。これなら心配ないか」 フィーシャ「すぴぃ〜、くー」 まりん「ゆ〜ら、ゆ〜ら」 ルシア「あ・・・なんだか、わた・・・し・・も・・眠・・・く・・・」 フィーシャ「くー、くー」 まりん「ふわ、ふわ」 ルシア「すぅー、すぅー」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10分後・・・・・・・・・・・・・・・・・ ゲッコウ「ぬおおおおおおおっ!女子がこんな所で寝ていては、いかんでござる!!」 フィーシャ「くー、くー」 まりん「ふわ、ふわ」 ルシア「すぅー、すぅー」 END 〇愛称 登場キャラ:ルシア、プリシラ、シャリファ、まりん、アリス ドア越しに聞こえた声「だあああっ、あんたら、もっと、きびきびと喋れーっ!」 ルシア「わ、誰か、工房で怒鳴ってる。・・・この声、プリシラ?」 ガチャ(※ドアを開ける音) シャリファ「ふぇ〜ん、リーシィちゃんが怒った〜」 プリシラ「だ・か・ら!」 まりん「で〜も〜。わたしたちはぁ〜、ふつ〜にぃ〜、しゃべってますよぉ〜」 シャリファ「そ〜よ〜。リーシィちゃんがぁ、はやくちなのよぅ」 プリシラ「違ああう!あんたらがトロすぎるのっ!それから、あたしの名前はプリシラ!そのリーシィって呼び名はやめろーっ!」 シャリファ「でもぉ〜、リーシィちゃんのほうがぁ〜、かわいいよぅ〜」 まりん「そぉ〜ですよぉ〜、リ〜シィさぁぁん〜」 プリシラ「ああああああっ、だからあああっ」 バタン(※ドアを閉める音) ルシア「・・・・・・プリシラも大変ね・・・」 いつの間にか背後にいたアリス「せやな、ルンルン」 ルシア「ぐっ・・・・・・」 END 〇ハタチのいっこ上 登場キャラ:ノイズ、ウォルソン、カート ・・・・・・・・・・・・・・・数日前のクリフハンガーにて・・・・・・・・・・・・・・・・ ノイズ「うん、分かったー。じゃあねー、おばさーん」 ギルドの受付嬢「こらーっ、だから私はまだ、21だーっ!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・飛行船内・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウォルソン「・・・なあ、ノイズよう、あの受付の嬢ちゃんを「おばさん」って呼ぶの、やめにしねぇか?」 ノイズ「え?じゃあ、どうやって呼べばいいの?俺、あのおばさんの名前、知らないよ?」 ウォルソン「「お姉さん」でいいじゃないか」 ノイズ「ええ〜?そんなの変だよ」 ウォルソン「何でだ?」 ノイズ「あのひと、21歳なんでしょ?もう成人してるじゃないか」 ウォルソン「まあ、そうだが・・・」 ノイズ「成人してたら、女の人はおばさんだよ。「お姉さん」って呼んだら、まだ未成年みたいじゃないか」 ウォルソン「それは・・・そうなのか?」 ノイズ「だって、大人の女の人って意味でしょ?「おばさん」って」 ウォルソン「そりゃまあ・・・そうかも知れんが」 ノイズ「じゃあ、「お姉さん」は変じゃないか」 ウォルソン「・・・いや、仮に変だとしてもだな・・・そこは「お姉さん」って呼ぶのが、レディに対する礼儀ってもんだぜ」 ノイズ「レディに対する礼儀?」 ウォルソン「そうだ。レディに対しては、何があっても優しくしてなきゃいけねぇ。それが男ってもんだ」 カート「ふぅ〜ん。いいこと言うわねぇ?ウォル兄ぃ」 ウォルソン「カ、カート!いつの間に!?」 ノイズ「あ、カートお姉さん」 カート「うんうん、ノイズ君はいい子ねえ。・・・で、ウォル兄ぃ、もちろん私にも、優しくしてくれるのよねぇ?」 ウォルソン「い、いや、それはだな・・・」 ノイズ「ウォルソンさん、レディに対する礼儀だよ!」 カート「ホントいい子ねえ、ノイズ君は。ねえ、ウォル兄ぃ?」 ウォルソン「いや、あの・・・そ、そうだ!ちょっとランスの旦那んとこ、行ってくる!」 カート「あ、待て!逃げるな〜っ」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ノイズ「・・・ええと、とりあえず、あの受付の人のことは「お姉さん」って呼ぶことにしよう・・・」 END