SS案「飛行船サスペンス」byなかさとあきら 今回は案のみで失礼します。 〇あらすじ:  船長室の戸棚の陰から、一枚の手紙が見つかる。 『飛行船への潜入に成功した。これより、諜報作戦の第二段階に移行する』  スパイの存在を示すものだった。  数時間前にルシアが掃除したときには手紙はなく、その後彼女は部屋から出ていない。落とし主はその間に船長室を訪れた人物に絞られる。しかし。 見知らぬ人物は来ていない。 つまり、犯人は仲間の誰かに変装し、成り済ましていることになる。成り済まされた本人はどうなったか。眠らされてどこかに閉じ込められているかもしれない。すでに殺害されているかもしれない。いずれにしろ、一刻も早くスパイを見つけ出さなければならない。 ルシアは仲間達を一箇所に集め、調査を開始した。  話の内容としては、容疑のかかったメンバー一人一人の本人確認を行い(確認方法の例は後述)、疑いを晴らしていく、という形になります。  その後の展開としては、 1、スパイが見つかり、全員でタコ殴り。疑われたメンバーは特に激しく。 2、実は誰かのいたずらだった、というオチ などがあります(他にもあるかもしれません)。  本人確認方法は、シリアスなものからコミカルなものまで可能。 ・方法例1:「他人には絶対に真似出来ないこと」で確認 バルキリーの杖(コリオ)、不死身能力(シース)、耳と尻尾(フィーシャ)、など。 ファティマニクスの可能性が示唆されると弱いため、その可能性を否定するか、発生時点をゆりかご島イベント前に限るなどの対処が必要になります。 ・方法例2:家族・動物等で判断 モーラ、カート、ノイン、マーテル、ウィドゥ、マイア等。 「家族でさえ騙しきる変装の名手」が相手だと使えないため、説明を入れるか、目をつぶる必要があります。 ・方法例3:「ごく一部のみが知っているその人の秘密」で確認 体の変な位置にホクロがある、体毛が濃い、など。 他人に知られたくない秘密が暴露されることになるので、ギャグイベント向けの方法です。個人的には、ウィドゥの尻にホクロがあることをタルトが暴露し、女性キャラが(何故か)大喜び、という展開が希望(爆) ・方法例4:「とっさに出る癖」等で判断 小銭を見たときの反応(エメラルド)、露出度に対する反応(ゲッコウ)、ブチ切れ(エリオス)など。  これもギャグイベント向け。 ・方法例5:「〇〇の時の事を覚えているか」で確認 一昨日の夕食は何だった?最後に立ち寄った町で何をした?など。 反対に、それでカマをかけるという方法もアリです。 ・方法例6:特技等で確認 各特殊技能のほかに、アリスの軽業、カートのお菓子作り、テュリラの踊り、チャムのピアノ、ディストルの飲みっぷり、エイミィの魔弓術、シースの大食いなど。  方法例1と被りますが、こちらは「同じことが出来る人間がいてもおかしくない」ものなので、証明力は弱まります。他の方法との併用などが必要かもしれません。  なお、以上に挙げたものは例示であって、「この方法やこのキャラをどうしても使って欲しい」というものではありません。