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12の王国とその王子ネタ
羊 :海に面しており、物資を流通する事で急激に伸びた国家。 豪快で血気盛んかつ屈強な海の男達が集う街は、いつも活気に満ち溢れている。 牡羊王子もそんな海の男達に大いに影響を受けてわんぱくに育った。 目を輝かせて己も海へ出るぞ!と息巻く王子に、実行しかねんと周りは気が気でない。
牛 :多くの牛や羊を放牧し、大平原に居を構える。 規模の大きな国ではないが安定していて民の気質はとても大らか。 民と共に家畜の世話をし、農耕に加わり汗を流す牡牛王子は民からとても慕われている。 穏やかだが極稀に激情も覗かせる大地のような人柄に、臣下達は心酔しついてゆく。 双 :街に歓楽施設が多いのが特徴。他所からやってくる人の往来も多く交流の開けた国である。 それだけ物や文化も入り混じり、常に変化をし続けている。 幼い頃から賑やかな街を見下ろしてきた双子王子は大の新し物好き・遊び好きで よく城を抜け出しては街へ繰り出し臣下を悩ませている。街には身分を越えた友人も多い。
蟹 :広大な湖の上に居を構え、主食や動力など水の恵みによって栄える王国。 街中も小船を使って行き来する。水に反射し輝く夕暮れの絶景は民の誇り。 あふるる水を映したように澄んだ感受性を持つ蟹王子。花や野菜を育てては民にふるまっている。 困っている人を見つけては城に連れ帰って世話をしたりする王子を、民は恐縮しつつも慕っている。
獅 :領土も軍備も最強を誇る大陸一の巨大国家。 まさに王になるべくして生を受けた獅子王子は、戦に長けよと馬術を学び剣術を鍛え、 王の中の王になれと帝王学を叩き込まれた。その猛きオーラは実力の伴った自信の表れだが そのせいか横暴で我侭な所があり、欲しいと思ったものに注ぐ力は並大抵のものではない。
乙 :法が厳しく行き届いた秩序の国。勤勉な民が多く学問に関する施設や文献に恵まれている。 乙女王子も勉学に長け、広い知識を持つ。が、それは経験よりも本から授かったものが大半で 少々頭でっかちで融通のきかない一面があり、時折そんな自分に思い悩む事も。 身分関係無く知識欲のある者には優しく心を開き、助力を惜しまない。 |