カイラさんへ 文章を書いてみました。 ルールについての概説です。 ●ゲームの概略 「UOで人狼」は、村人サイドと人狼サイドに分かれて戦う団体戦です。 しかし、誰がどちらサイドに属しているかは、あらかじめ知らされません。 ですから参加者は、誰がどちらサイドに属しているのか推理しながら、 ゲームを進める必要があります。 村人サイドの武器は「リンチ」です。 人狼の疑いがある人を一人、「多数決で選び、ゲームから排除する」ことができます。 ゲームから排除された人は、ゲーム上「死亡」したことになります。 人狼サイドの武器は「人狼の牙」です。 任意の人を一人、「噛みついて食べてしまい、ゲームから排除する」ことができます。 ゲームから排除された人は、ゲーム上「死亡」したことになります。 このようにして、参加者を一人ずつゲームから排除していき、 敵サイドの人を全てゲームから排除することができれば勝ちになります。 でも気をつけてください− 誰がどちらサイドに属しているのか、完全に知ることはできません。 推理を間違えると、味方をリンチしたり、味方を食べてしまうことになりますから。 ●「役」 ゲームの参加者全員には、それぞれ「役」が割り振られます。 これらの「役」は、例えば人狼の攻撃を防御できる能力など、 役ごとに異なる特殊能力を持っています。 標準的な役は− [村人サイド]祈祷師・牧師・村人 [人狼サイド]人狼・狂人 の5種類です。標準的な役については後ほど解説します。 また現在、これらの標準的な役に加え、様々な「特殊役」が提案されています。 これらの「役」は、「役」ごとに違った戦略と楽しさがあります。 ●ゲームの司会者 「UOで人狼」を遊ぶには、司会者が一人必要です。 司会者の役目は、ゲームの進行係兼審判です。 ゲームの参加者は、他の人がどちらサイドに属しているかを知りません。 また参加者は、他の人に何の「役」が割り振られているかも知りません。 ですから、一方のサイドが全滅したかどうかや、「役」として ルールに則った行動をしているかどうかを判断するために、 誰がどちらサイドに属し、何の「役」であるかを「全て知っている人」が 必要になります。それが司会者です。 ゲーム開始時、参加者に「役」を割り振るのも、司会者の役目です。 ●ゲーム会場 ゲーム会場には、ゲーム参加者全員が一堂に会する「広場」と、 2〜3人に分かれて集まる「部屋」が数部屋、参加人数に応じて必要です。 「広場」には、生きている参加者が集まって会議を行う空間(ある程度の広さ) が必要です。また、会議をじゃましないように、「広場」のすみには 死んでしまった参加者が座る席と、観戦者が座る席を設置するのが普通です。 「部屋」には、2〜3人ごとに分かれて入室することになります。 このとき注意すべきことは、「隣部屋の人たちの会話や行動が 見えないようにする」ことです。 そのため、あらかじめ敷物を敷いておくなどして、 部屋内での立ち位置を限定する必要があるかもしれません。