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小説【COME TRUE】
1小説【COME TRUE】 投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)08時10分59秒
はぁっ・・・・はぁっ・・・・。

今日これで何度目の発作だろう。歩は苦しさを布団ぎゅっと握り必死に
耐えた。私・・・。何にも悪いことしてないのに何でこんなことになるんだろう。
早く病気を直らせて。劇団に復活しなきゃいけないのに・・・。

私の名前は西條歩。小学5年生。今、突然の病気による闘病生活を送っている。
本当は私もみんなと一緒に外で遊んだりしたい。いろんなことしてみたい。
そう思ってもいつも私ばかりはずれくじを引いたみたいに家で寝ている。
そんな生活が続く毎日で本当にがっかりしていた。
2投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)08時16分05秒
検査入院のため病院に居た時だった。私はジュースを買いに自販機の前に
行ったところ。見覚えのある顔にめぐり会い、勇気を出して声をかけた。

「井出・・・卓也くんですか?」
卓也くんははっとした顔をして私の方に向かってしーっとポーズをしている。
卓也くんは私が大好きな番組、天才てれびくんに出ている男の子だ。
その中でも私が好きなメンバーで、明るくて周りを盛り上げてくれる
感じがある。
だからこそ。私は卓也くんに憧れ、うらやましかった。
3投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)08時22分29秒
「卓也くんですよね?ええと、どこか悪いの?大丈夫ですか?」
さっき静かに、というポーズをとられたため、私は小さな声で質問した。
「ん〜。ちょっとじいちゃんの見舞いで。それより君は?ダレ?」

そういわれて私はハっとしたと同時に、顔から火が出そうな気持ちになった。
そうだ、あたしマダ自己紹介してないんじゃん!わかるはずない。
そう思いながら私はあせった呼吸を整えて話しはじめた。

「ん〜っと。私の名前は西條歩。小学5年生です。天てれ大好きでよく見て
 るんですよ!でも、いきなり話しかけたらビックリですよね?ごめんなさい。」
卓也くんに失礼だった!と思って謝ると、彼は笑ってた。
「ぜんぜんいいよ。俺もそういう風に言ってくれる子が居てうれしいんだ。
 ありがと!歩ちゃんは・・。なんでここに?」
「えぇっと。私はちょっと病気しちゃって・・・。」
こんな感じの軽い会話からだった。卓也くんと少ししゃべれるようになったのは。
4投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)08時28分54秒
「お〜ぃ卓也!今日帰りに鍋食ってこって幸生が誘ってんぞ。」
望は控え室中に響き渡る声で言ったのに対し、卓也は一言「俺バス。」
と言った。
望は悔しそうな顔をして足をジタバタさせた。それを見た公輝は後ろから
そっと「今日は火曜日だろ?」といった。

そっか。火曜日。望は思い出した。火曜日と金曜日は卓也が病院におじいちゃん
のお見舞いに行く日なんだ。でも、この頃その様子は明らかに変わった。

「なぁ、卓也って今までおじいちゃんのお見舞いあんなに頻繁に行ってたか?」
その質問に対して誰もが沈黙の後「え・・・。知らない。」という。
その時エマは不意に「私・・・わかるかもしれない。」といい全員はエマの
方に向き直った。

「占いで・・・。ねえ見て。卓也はオーラがピンクになってるし。
 それと今日の様子から。彼、女の子と会うんじゃないかな・・・。」
全員がその言葉に耳を疑った。
5投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)08時32分03秒
初めまして(‘ω‘*)ぁたしの名前ゎ『仁奈』っていぃマス♪
初!!小説書いてるので、ダメなとことか、もっとこうしたら??って
とことかあったらいろいろいってほしいデス☆よろしくお願いしマスねッ!!
6投稿者:真流  投稿日:2004年09月11日(土)09時15分07秒
おもしろぃ!!!
この小説、好きだょww
ガンバレ******
7投稿者:サクラ  投稿日:2004年09月11日(土)09時37分25秒
がんばれ^^
8投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)10時52分44秒
真流chan&サクラchanありがとッ♪
がんばりマス☆二人も小説とか書いてたらどれか教えてネ!
9投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)10時56分44秒
コンコンコン・・・
ノック3回。それは卓也くんが来た合図。私は気合を入れて少し高めの
声で「どうぞ」といった。
元気そうな彼の笑顔とひまわりの花を見てあたしは安心感から笑顔になる。

「病気の調子はどう?最近ちゃんとご飯とか食べてんの?」
その質問のひとつひとつがうれしくてまだ信じられない。週に2回も。
あの卓也くんが私のお見舞いに来てくれているなんて。

「うん。この頃はとっても調子がいいの。いつも天てれを楽しく見てて、
 多分てれび戦士のみんなよりも元気なくらいだよ!」
そういって笑って見せた。
10投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)11時01分47秒
卓也くんは病室に来る時必ず花を持ってきてくれる。そして、会話の最後に
必ず自分で花を替えに行ってくれるんだ。
私は―。先週電話が来て劇団を辞めることになった。もっと生きたいのに
絶対一週間に2回のペースで替えられてしまう花と、病気で演じたいのに
やむなく劇団にきられるあたし。
似たものがあるのかな?だからか。花には妙な感情を抱いてしまうのだった。

「何かあったら言ってよ。俺だってちょっとは力になりたいから。
 せっかくこうやって何かの縁で出会ったんだ。な?」
卓也くんはいつも元気付ける言葉をあたしにくれる。
聞いているだけで私は幸せになれるんだ。
でも。ほんのちょっと。欲張りなあたしだから――。

彼の言葉が天てれファンの一人か。または一人の西條歩って人間に向けられた
言葉なのかがすごく気になるんだ。
11投稿者:美樹  投稿日:2004年09月11日(土)11時07分22秒
初です★ぉもしろぃから頑張って(^∇^)
12投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)11時07分29秒
そんな・・・。ありえないよ。
卓也が帰ったあとの楽屋で泣き崩れたのは有沙だった。
愛実は必死に有沙を慰め、「ちょっとエマ。いい加減なこと言わないで。」
と八つ当たりの言葉を当り散らした。
何がなんだかわからない状況のエマに杏奈は説明した。

「有沙は2年前から大好きだった卓也に1週間前に告白して付き合い始めた
 ばかりだったから。こういうことになるとやっぱり・・・ね?」
エマはすべてを悟っていたが、だからといって真実以外を教えるわけにもいかなかった。

「占いは当たるも八卦、当たらぬも八卦って言われるじゃん。エマは自分の
 占いは絶対だと信じてるもん。でももしエマが信用できないなら。卓也
 に直接聞いてみたらいいじゃない。有ちゃん、卓也の彼女なんでしょ?」

ざわざわしていた楽屋のうちの誰もが静まり返った。
13投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)11時09分16秒
美樹chanありがとぅ♪これからもがんばるョ!
また、こぅやったらもっと読みやすいんになぁ・・・o
ってところとかいってくださぃ!
14投稿者:真流  投稿日:2004年09月11日(土)12時29分48秒
ぃぃよwこの小説やっぱり!!
二奈sゎ、何歳ですか???
ぅちゎ、??の14歳だけど・・・。
15投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)13時50分03秒
あたしゎ小?デス♪真流chanより、3つしたですネ;
真流chanって何て読むんですか?
16投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月11日(土)14時13分24秒
さてと。今日は早く帰らなきゃ。姉貴の誕生日だもんな。
そう思いながら雨の中、卓也は走って帰った。すると・・・。玄関の
前に見覚えのあるピンクのかさを持った人が居るのに気づいた。

「有沙・・・?」卓也はそう呼び止めたあと、有沙が泣いているのを見てはっとした。
「卓也。本当のことを答えて。私のこと、本当は好きじゃないんだよね?
 だから。そうなんだよね?」
卓也は有沙の言っていることの意味がわからずにぼーっと突っ立っていた。
一方有沙は自分の言ってしまったことについてはっとわれに返り、自分を
攻める余りにその場を去っていった。

一人残された卓也は家の前で考えた。
有沙に告白されたのは1週間前。俺は有沙のことをかわいいと思ってたのは事実
だし、去年までは妹扱いしてたけど今年に入って少し大人っぽくなったとも
思った。だが。一方で歩はであってまだ2週間だ。自分を必要としてくれて
いる。

そうして卓也は、4時間後に母が大根を抱えてスーパーから戻るまでずっと。
考え込んでいたのだった。
17投稿者:あげます  投稿日:2004年09月11日(土)15時10分32秒
 
18投稿者:仁奈かわいい  投稿日:2004年09月11日(土)16時53分05秒
 
19投稿者:なんか  投稿日:2004年09月11日(土)19時02分16秒
キャストかいて!
20投稿者:仁奈の代わり  投稿日:2004年09月11日(土)19時04分06秒
病気の女の子・・・西條歩(一般人)
主役?・・・卓也
卓也の彼女・・・有沙
有沙と仲がいい・・・愛実
占い師・・・エマ
21投稿者:サクラ  投稿日:2004年09月11日(土)20時56分53秒
うちのは、
小説【遠回り】ってやつだよ。
22投稿者:あげ  投稿日:2004年09月11日(土)21時49分58秒
仁奈がんば
23投稿者:age  投稿日:2004年09月12日(日)09時59分15秒
 
24投稿者:有沙  投稿日:2004年09月12日(日)12時57分30秒
仁奈chanガンバって!
ぅちも小?&#9786
25投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)14時52分48秒
サクラチャンぇ♪
ありがとぅ!!私も今度【遠回り】見てみるネ♪

有沙チャンぇ☆
タメっ子だね!よろしくぅo

キャスト書いてくれてありがとうございます!
26投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)15時01分01秒
「卓也、ちょっといい?」
玄関口に出てみるとそこに居たのは有沙じゃなく甜歌の姿だった。
同じRGの中でも卓也と仲がいい甜歌はよき相談相手の存在だった。が。
今日の甜歌はいつもと様子が明らかに違っていた。

「西條歩ちゃん・・・だっけ?」
卓也はその名前を言われて心臓が飛び出るくらい驚いた。そりゃあなんでかって
てれび戦士には歩の事は1回たりとも話したことはなかったから。
「ゴメンゴメン、びっくりしたよね?私も昨日実は同じ病院にお見舞いに行ってさ。
 その時見ちゃったんだ、卓也が西條歩って札のついた病室から出てくるところ。」

やってしまった・・・。卓也は後悔した。しかし、このことを知ったら有沙は
どうなる?そして有沙がもし知ってしまったとき歩は。そう考えると
卓也は居てもたってもいられなくなったのだ。
27投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)15時08分55秒
右足、左足・・・。卓也は地に体をつけた。甜歌はただただ動揺の表情を見せている。
「頼む・・・。お願いだ、有沙にこのことだけは言わないでくれ、頼む」
卓也は普段プライドが高く自信家で自分でも年下の甜歌に自分がこんなことを
しているのは、自分でも信じられなかった。

数秒の沈黙の後、ぐすん。と鼻を鳴らす音が響いた。
「卓也お願い、頭を上げて?私が。有ちゃんにそんなこといえると思う?
 いえるわけないじゃない。」
ポタ、ポタ・・・。と甜歌の目から涙がこぼれ、コンクリートに落ちていく。

「私だって、有ちゃんの気持ち痛いくらいわかるよ?でも、私だったら自分
 で知るのもいやだし、ほかの人から聞くのもイヤ。
 好きな人が何があったか。その人から聞きたいんだ。そんなもんだよ?
 有ちゃんも、卓也本人から聞くのが一番いいと思う。」

甜歌はそういうと白い服の袖で無造作に涙をぬぐった。顔が赤く少し
ないたあとが見られる。卓也は申し訳なく思ってもう一度小さく、ごめん。
といった。
28投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)15時18分33秒
甜歌と二人で控え室に入った時、全員の視線を俺は感じた。有沙はいつもと
違って無表情で。その横に居る愛実と里穂は俺を睨んでいた。
ちひろは小さな声でおはよ、と言い笑顔を作り、樹音や優梨愛もちひろに習った。
いつもはリーダー、といって寄ってきてじゃれ合う男子も誰も来ない。
俺はこのとき明らかにみんなの俺に対する異変を感じた。

「はいはい!みんな暗いよ〜?テンション上げてこっ!ホラホラ公輝。
 ずっと鏡ばっか見てないで。見ても顔は変わらないよ?」
甜歌の言葉に少し全員に笑顔が戻った。さりげなく公輝を意識しながら
しゃべるところもなかなか甜歌らしいちゃっかり加減だ。

今日の仕事のあと、俺は有沙に言おう。
その時俺はそう決心した。そして収録後に有沙を呼び出したんだ。
29投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)15時56分04秒
「あいつ、頭おかしいんじゃないの?一週間で振るくらいなら初めから
 有沙に期待もたせんなよ!あ〜ぁ、ムカツク!」
そういってスタッフの椅子を蹴る愛実を里穂は必死になだめていた。
そして私はって言えば、いまだに何がなんだかわかんなくて居る。

ず〜っと前から大好きだった卓也。いっつも考えてることはわからなかった
けど、卓也はこのごろ違う。いつもの軽い感じの卓也じゃなくって、なんか
もっと大変な重いコトにかかわってるんだと思うんだ。
だから、一概に卓也を否定することなんでできない。私はただ、待つしかないんだ。

「ホラ、有沙もボーっとしてないでこの椅子にストレス発散させちゃいなよ。」
愛実の暴走は止まらない。

そんないつもとはちょっと違う時が流れて、私は待ち合わせの場所へ急いだ。
「一緒に・・・。来てほしい場所があるんだ」
その言葉のあと卓也は、私を都内の病院に連れて行った。
30投稿者:橘美緒  投稿日:2004年09月12日(日)16時02分37秒
○○○○○●○○○○○○○○○○○○○●○○○●○○●○○○○○○
○○●●●●●●●○○○○○●○○●●●●●○○●○○●○○○○○
○○○○○●○○○●○○○○●○○○○●○○○○○○○○○○○○○
○○○●●●●●●○○○○○●○○○○●○○○○○○○○○○○○○
○○●○○●○●○●○○○○●○○○○●○○○●●●●●●●●○○
○○●○○●●○○●○○○○●○○○○●○○○○○○○○○○○○○
○○●○○●○○○●○○○○●○●○○●○○○○○○○○○○○○○
○○○●●●○○●○○○○○○●○○●○○○○○○○○○○○○○○
○○○○○●○●○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
31投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)16時07分42秒
美緒chan*
ありがとう!すごい文字だね♪
32投稿者:頑張れ、質問です  投稿日:2004年09月12日(日)16時08分31秒
?名前(本名:フルネーム)&あだ名(学校で呼ばれてる)
?生年月日/学年&年齢
?血液型・家族の血液型
?出身地、身長
?趣味&特技
?好きな芸能人(歌手、女優、芸人etc)
?好きなタイプ
?天てれで好きな戦士
?好きな漫画
?好き&嫌いな食べ物
?好き&嫌いな教科
?初恋はいつ?
?家族構成(兄弟or姉妹がいたら名前も)
?好きな歌
?尊敬する人(このスレ&芸能人で)
33投稿者:答えて  投稿日:2004年09月12日(日)16時08分46秒
?学年
?スポブラデビューはいつ?
?スポブラ卒業はいつ?
?スカートでブランコやジャングルジムで遊んだのは何歳まで?
?白以外のパンツを履き始めたのはいつ?
?お父さんといつまでお風呂に入ってた?
?男子にパンツやブラ見られたことある?
 ある人は1つ例を挙げてくれると嬉しいな!
?内科検診はどういう風にやってる?
?現在、胸の大きさは?
?好きな下着はどんなの?
?今つけてる下着は?
?オナニーは好き?&どのくらいしてる?
?初体験はいつ?その時の感想もヨロシク!!
?身長と体重はいくつ??

34投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)16時16分11秒
質問ですか?じゃぁ、ちょっと合間に答えますネ(゜▽゜*)?
?本名ゎバラすとやばそうなんで言えません;;
?11月11日♪
?私はO型☆姉ちゃん二人居ますが二人ともOで両親はBとOです!
?石川県&150?
?趣味ゎ歌うコトとか、遊ぶこと!特技はフィギュアスケート☆
?富永愛サンにすっごくあこがれてます♪
?性格重視で、背が高い人♪お姉ちゃんの彼氏サンみたいな人です!
?エマchan、望くん、甜歌ちゃん
?レベルEって言う、すご〜く面白いヤツです♪
?好き=漬物全般♪  嫌い=お寿司とお刺身
?好き=道徳と図工☆ 嫌い=それ以外!
?幼稚園の時、幼稚園の先生が大好きでした!
?父、母、姉二人♪姉のうち一人はココで小説書いてましたョ♪
?レンジのロコローション♪
?お姉ちゃん達♪あと、芸能人だと杉田かおるさん?
35投稿者:何歳??  投稿日:2004年09月12日(日)16時16分58秒
 
36投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)16時19分15秒
33のゎ、えっちぃヤツ抜かして書きますネ☆恥ずかしいんで;;
?小学6年生
?やったコトないです☆
?タオルで隠してやってますョ♪男子とゎもちろん別です!
?150?!体重ゎ秘密ですw
37投稿者:仁奈  投稿日:2004年09月12日(日)16時19分50秒
11歳です☆でも、もうすぐ12歳ですよ!
38投稿者:真流  投稿日:2004年09月12日(日)16時31分14秒
ぅちは「まる」って読むんだょww
だいぶ小説進んでるね♪
ガンバレ^^
39投稿者:?だけ答えて  投稿日:2004年09月12日(日)16時31分48秒
頼む
40投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)16時35分25秒
まるchan*
まるって読むんだね☆了解です!小説は、思いついたときにバーっと書いちゃうから
進む時ゎすっごい進むんだ♪がんばるよ!ありがとうッ☆
41投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)16時38分02秒
わかりました・・・o
?のゎ、みんなが期待してるみたいなハデハデじゃないですょ?
普通のswimerのハートの柄です!
42投稿者:何色の??  投稿日:2004年09月12日(日)16時49分11秒
 
43投稿者:>派ではいやだ  投稿日:2004年09月12日(日)16時49分48秒
百ー一のが一番いい
44投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)16時52分04秒
色ゎいっぱぃです☆これでいいですか?;
45投稿者:頑張れ  投稿日:2004年09月12日(日)17時01分11秒
頑張れ
46投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)17時42分08秒
コンコンコン・・・
卓也だ!と思った私はいつもみたいにどうぞっと言った。
でも、そこで私は驚いてしまった、何でかって。そこには卓也のほかにもう一人。
憧れのてれび戦士の中村有沙ちゃんも居たんだから。

「有沙ちゃん!?本当に?初めまして、よろしくお願いします!
 あ、私は西條歩って言うんですけど。」
しどろもどろの自己紹介に有沙ちゃんと卓也は笑ってた。
「歩ちゃんね?卓也からよく話を聞いてるよ。」
有沙はそういって歩と握手をした。
「有沙はこの近くに家があってさ、たまたまそこで会ったからつれてきた
 んだ。あ、もしかして望の方が良かった?」

そうやって冗談半分に話す卓也。有沙ちゃんも私も大笑いだったけど。
有沙ちゃんは本当に楽しかったのかな?本当はデート中で私が邪魔を
しちゃったんじゃないのかな?
てれび戦士の苦労をくぐりぬけて来た仲間だから、恋愛とかもアリなんだよね?
そう思うと私は不安で。少し寂しかった。
47投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月12日(日)17時50分03秒
いつも帰りに通る公園のベンチで、有沙と卓也コーヒーを買って一休みした。
「――そういうことだったんだ、卓也、あの子が好きなんだね。」
有沙の言葉が、小さな子供たちの騒ぎ声にもかき消されず。響いていた。

「わかんねぇんだ。俺自身。本当に。」
有沙のおどろく表情に卓也は聞いてくれるか?と言い、有沙がうなずいた
のを見て、話し始めた。
「有沙に告白された時、俺は正直すごく嬉しかった。気になってたし、有沙
 は俺にもみんなにも優しい子だったから。それだけは、覚えていてほしい。
 俺はそのあと歩に出会った。初めは天てれファンの一人として普通に見てた
 よ。だけど・・・。放っておけないんだ。」
砂場の子供たちの騒ぎ声とトラックの音で公園の騒音が一気に増す。
その中で有沙は聞き返した。

「え?もう1回言って。今、なんていったの?」
その言葉に卓也は下を向いて言い直した

―――彼女は。歩は白血病なんだから。
48投稿者:あげっち  投稿日:2004年09月12日(日)18時14分59秒
がんばれ。いい作品になると思う
49投稿者:age  投稿日:2004年09月12日(日)21時24分15秒
 
50投稿者:ageage  投稿日:2004年09月12日(日)22時08分09秒
51投稿者:うわ、切ないねー  投稿日:2004年09月12日(日)22時09分00秒
 
52投稿者:有ちゃん好きなのに  投稿日:2004年09月12日(日)22時12分07秒
歩を応援したくなってしまった。
53投稿者:切ない  投稿日:2004年09月13日(月)21時19分36秒
がんばれ
54投稿者: 投稿日:2004年09月13日(月)21時21分44秒
55投稿者:age  投稿日:2004年09月13日(月)22時21分22秒
 
56投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月14日(火)00時48分37秒
あげてくれた皆さん、ありがとうございます!
期待を裏切らないくらいのgoodな作品書きたいです
57投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月14日(火)00時53分42秒
白血病――。それは誰もがなりうるかもしれない、病気だ。
助かる確率はあるといっても低い。そして病床に入ってからの生活は本当に
苦しいものだ。

一般的に人間は白血病に対してこのくらいの知識はあるだろう、もちろん有沙も。
そのため、有沙は戸惑った。そして、自分でも思いもよらぬ言葉を口にしていた。
「卓也、私のこと好き?」
卓也は迷いもなくうなずいた。有沙はそれを見て小さく口を、そしたら・・と動かした。

「歩ちゃんの傍に居たいんでしょ?私は一人でも平気だから。その代わり
 条件として。歩ちゃんのお見舞いはたまに私も連れてくってことで。
 交渉成立ね?」そういって有沙は笑った。
もちろんつらかった。好きな人をとられるのもいやだったし、自分から離れる
卓也を見るのもイヤだった。でも、歩は違う。

歩の人生を華やかにしてあげたい。有沙の心はそれでいっぱいだった。
卓也は、有沙にありがとう・・・。と何度もお礼を言った。
58投稿者:らん  投稿日:2004年09月14日(火)21時15分49秒
甜歌だしてー
59投稿者:切ない!  投稿日:2004年09月14日(火)21時54分07秒
がんばれ〜
60投稿者:age  投稿日:2004年09月15日(水)22時25分10秒
 
61投稿者:age  投稿日:2004年09月18日(土)15時13分02秒
age
62投稿者:茉実  投稿日:2004年09月18日(土)15時21分24秒
凄いww
感動的だぁ(T□T)
頑張って下さい★☆
63投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)16時51分04秒
微妙なウイルスでちょっとこれなかったんだけど、あげててくれて
ありがとう!!がんばるよッ!
64投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)16時57分17秒
「許せない許せない許せない!」愛実は足をジタバタさせながら怒っていた。
「有沙の気持ちを踏みにじって。最低よ卓也!今度あったら殴ってやる!」
愛実が殴るふりをしたので里穂は一生懸命愛実をなだめながら有沙を見やった。
「自分でもわかんないんだ。何であの時私のほうに振り向いて?って言わなかったのか。
 でも、何でかわかんないけど、歩ちゃんに会ってる。って思ってもそんなに
 いやじゃないんだよね。別に、卓也が嫌いなわけじゃないんだけど。」
有沙は、そういうとバッグを持って荷物をまとめた。
「今日はもう帰るね?歩ちゃんのお見舞いの日なんだ。もしよかったら。
 里穂と愛実も来ない?」
さっきまでは起こっていた二人だったが、卓也が夢中になっている女の子
が気になって二人は急いで準備した。

卓也はそのころ、考えていた。どんなに自分がお見舞いに行っても彼女が
容態がよくなるわけじゃない。今度の彼女の誕生日、10月10日に俺
は何かしてあげたいんだ。
できるならば。病気から開放してあげたい。死を臨む彼女の恐怖をできる
だけ取り払いたい。そう思いながら卓也は考えていた。
65投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)18時23分03秒
有沙、里穂、愛実の3人が歩の病室に着いたとき、そこには歩の姿はなかった。
「ちょっと、有沙?ホントにここで合ってるの?」愛実がしきりにせかす。
結局ナースステーションに聞いてみると、歩は単独の治療室に行ったと言われ
早速3人は駆けつけた。

ガラス越しに見える歩はいつもの明るい様子はなく、ただぐったりと休んでいた。
部屋から歩の母が出てきて、有沙は深くお辞儀をし、それに愛実と里穂も習った。
「歩、もうすぐおきると思うから。もし時間が大丈夫なら会って上げて?」
いつもの歩の母の活発さがまったくない様子に有沙は目を見張り、3人は病室に入った。

「歩ちゃん?私だよ。有沙だよ。」そっと声をかけると歩はつらそうに体を起こし、
「有ちゃん・・・。」と答えた。パッチリした目に色素の薄い髪。やせこけた
輪郭で少し日本人離れした顔。この子が、卓也が好きになった子なんだ。
里穂と愛実はまじまじと歩の顔をみた。
「そんなに見られると恥ずかしいよ。里穂ちゃん、愛実ちゃん。始めまして。
 西條歩です。」そういって歩は笑った。
それから4人の対話は夜の7時まで続いた。
66投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)18時30分08秒
「やっぱ。歩ちゃんは悪くないもんね・・・。」
帰り道に愛実はめずらしく弱気な風に言った。
「あの子、可愛いし明るいし本当にいい子。何にも悪いことしてないのに。
 なんで私たちと同じくらいの年の子があんなに傷つかなきゃいけないの?」
有沙も里穂も愛実も。歩の命の花が残り短いことに感づいていた。
ダテにドラマをたくさん見ているわけじゃない。苦しそうにしゃべっていたし、
何より歩の髪は少なくなってきていた。
「歩ちゃんの夢はね、てれび戦士になることだったんだよ。
 あんな風になってなければ、私たちと同じ仕事ができたかもしれないのに。
 そんなの、つらすぎるよ。」
3人は半泣きだった。

―――今まで気づかなかった。空がこんなに青いこと。
   草木がこんなに生き生きしていること。
   公園のベンチがまぶしくみえること、みんながキラキラしてること。
   窓から見える景色はいつも近くて遠い。
   私はいつも、その景色を見てひたすら思うんだ。
   
  生きたい。生きたい。生きたい。
67投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)18時36分23秒
「歩・・・。」卓也はつぶやいた。
病室で歩が眠っている間に見つけたスケッチブック。そっと持ち帰って来たが。
そこには歩のつらさや苦しさだけじゃない。
生きる希望やいろいろなことが記されていた。
歩は生きてやりたいことがいっぱいある。そんな歩に自分の希望のない命を
どんなに分けてやりたいと思ったことか。そんな時だった。
控え室にエマが入ってきたのは。

「どうしたの卓也?いつもに輪をかけて今日は暗いわね。」
冗談ぽく言ったつもりのエマだったが冗談になってなかった。卓也は
うつむいたままだ。
「俺はもうどうすればいいかわからない。なあエマ教えてくれよ?
 占いって未来がわかるんだろ?生きることができるすべを彼女に
 教えてやってくれよ、頼むよエマ――。」
卓也は壁を殴り、エマに八つ当たりをした。

「占いでは確かに未来を見ることはできるよ?だけどエマは見たくない。
 そんなことをしたら、生きていく楽しみがなくなるじゃない?
 つらいのもわかるし、エマもそんな時もある。だけど、卓也がやるべき
 ことはエマに頼らなくても卓也の心の中にちゃんとあるはずだよ?
 占いをそんな風に使うのはやめて。」
68投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)18時42分55秒
エマにあの言葉のあと頬をぶたれてから、卓也はずっと考えていた。
俺にできることは俺の心の中にある?それはいったい何なんだ?
俺の希望は、歩を幸せにしてあげたい。歩の希望をかなえてあげること・・・。
そこまで考えて卓也は立ち止まった。

――そうだ!
何かを思いついた卓也は早速有沙に電話した。
「俺、思いついたんだ。歩を喜ばせてあげる方法。
 歩の希望をかなえてあげられる方法を。
 さっそく明日のミーティングでみんなに提案してみようと思うんだけど
 有沙もなるべく、全員にミーティングに来るように言ってくれないか?」
そういう卓也に有沙はふたつ返事でOK、と言った。

卓也は本当に1つのことを思いついたら絶対にかなえちゃう不思議な人。
元気があふれた、やさしい人。そしてそれが私の大好きな人なんだ。
そう思いながら有沙は早速、女子のてれび戦士に連絡を取ることにした。
69投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月18日(土)18時47分29秒
一気に書きすぎちゃったんでちょっと休憩w
これからクライックス?ッぽいのになる予定デス♪
70投稿者:かんな  投稿日:2004年09月18日(土)19時01分57秒
この小説初めて読んだけど本当に感動しました!というか泣きましたw
歩ちゃんの詩?みたいなところで。
クライマックスも感動すると思うから、がんばってください!
応援してます。
71投稿者:まじカンドー  投稿日:2004年09月18日(土)19時09分04秒
 
72投稿者:あげます  投稿日:2004年09月18日(土)19時22分04秒
感動感動感動
73投稿者:サイコー  投稿日:2004年09月18日(土)20時03分13秒
 
74投稿者:AGE  投稿日:2004年09月19日(日)16時04分31秒
 
75投稿者:お勧め  投稿日:2004年09月19日(日)16時41分45秒
 
76投稿者:誰が主人公?  投稿日:2004年09月19日(日)16時46分08秒
卓也?有沙?一般人?
77投稿者:あげ  投稿日:2004年09月19日(日)19時33分32秒
 
78投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月20日(月)00時22分18秒
ありがとうございます!そういう風に、感動って言われるのが一番うれしぃ
デス♪でゎ、さっそく続きいきます
79投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月20日(月)00時34分37秒
「俺は。10月10日の特別にあいた天てれ枠に。入れてほしい企画があるんだ。」

ミーティングで最初にそういった卓也はホワイトボードに文字を書き始めた。
『―――1日てれび戦士』
全員がその文字を見て、唖然とした。

「俺の知ってる子は、劇団に通っていててれび戦士になるのが夢だったんだ。
 でもその子は今病気になって必死で病気と戦ってる。
 そんな彼女を励ましたい。そう心から思ったんだ。みんな、どうかな?」

卓也の言葉に、有沙は笑顔で拍手を送った。望と幸生は「当然。」といって
親指を立てて笑った。公輝と勇気もつられて拍手をし、エマは満足気に
卓也の肩をたたいて言った。
「私が言いたかったのは、こういうコト。卓也、見直したわ。」

「さぁ、スタッフさん♪全員の同意がありましたが、この件はどうしますか?」
TIMの二人がそうスタッフに持ちかけたところ、スタッフも二つ返事でOKを
した。
80投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月20日(月)00時43分02秒
コンコンコン・・・
ノックの音がする。3回・・・。卓也かな?
でも、だめだ。今の私、返事する気力もないよ。

ガラス越しに見える人。卓也、里穂ちゃん、愛実ちゃん、有ちゃんが次々と
病室に入ってくる。そして、窓ごしにいつしか22人の人間の姿が移っていた。

「西条歩ちゃん、お届けものだよ。」そういってレッドさんは私にひとつの紙きれを渡した。
「西條歩どの。
 あなたははれて、抽選の結果、今年の1日てれび戦士の資格が与えられ
 ました。おめでとうございます!」
そういってゴルゴは冗談ぽく笑い、てれび戦士たちは拍手をした。

「え?本当に?信じられない・・・。」
歩は何度も涙にぬれた目で手紙を読み返した。
「意外と厳しいわよ?」「衣装はかわいいのにしといたから♪」
「ロケ弁うまいぜ?」「楽しんでいくよ!」
てれび戦士が次々とかける言葉に、歩はうなずくのが必死だった。
81投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月20日(月)00時43分14秒
「みんな、卓也、本当にありがとう!何よりものプレゼントだよ♪
 私、もう今死んじゃってもいいくらい、幸せだよ、ありがとう!」
その屈託のない歩の笑みをまっすぐに見ていられるものはあまりいなかった。
エマと優梨愛は顔を隠して涙を流し、いつもあかるい甜歌までもが下を向いて
いた。
ただ、卓也と有沙は。涙をこらえながらも必死に笑顔で歩のことばにこたえていた。
82投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月20日(月)00時49分57秒
10月10日 朝8時。その日、私のあわただしい日が始まった。
「一時退院だからと言って、気を抜かないで?薬は飲むのよ?」
看護婦さんの言葉に歩は元気に答えた。
今日は入院前に買ってもらったお気に入りの服でスタジオに向かった。

「おはようございます!」劇団で業界なれしている歩はほぼ何にも動じずに
笑顔で挨拶した。すぐに担当にディレクターが来て、
「1日てれび戦士の歩ちゃんね?衣装合わせたいからこっちに来て。」
といって連れてかれた。

ひゃぁ〜、こんなにかわいい衣装が私に!?
そこに出されたのは少しアジアン風のスリットが入ったセクシー衣装。
RGのマークは胸元に入っているブルーを基調としたものだった。
試着室の前に有沙と愛実が居て手を振っていた。

「似合うじゃない!」「ほんとだぁ、超かわいい!」
口々に言う女子てれび戦士を書き分けて望と卓也が輪に入ってきた。
「歩ちゃん、かわいいよ!その衣装を着こなせるのは君だけだね。」
冗談めかしくいう望に卓也はポン、と頭をたたき、歩に親指をたてて
わらって見せた。
83投稿者:AGE  投稿日:2004年09月20日(月)11時51分28秒
 
84投稿者:pp  投稿日:2004年09月20日(月)11時51分55秒
pp
85投稿者:あげぇぇぇ  投稿日:2004年09月22日(水)18時13分00秒
 
86投稿者:G  投稿日:2004年09月22日(水)21時17分54秒
 
87投稿者:イィ  投稿日:2004年09月25日(土)15時47分35秒
 
88投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月25日(土)19時12分59秒
木曜生放送スペシャル―――特別MTKライブ―――質問&おまけコーナー。
てれび戦士一人一人のコメント。

ホワイトボードに次々と書き足されていく文字ははじめてみたものばかり。
私はぼーっとしながらそれを見つめていると後ろからポンっと肩をたたかれた。
―――橋本甜歌ちゃんだ。

「初めましてあゆみちゃん、私のことはテンカでいいから。誰だって最初は
 戸惑うもんだよ?私だって最初は教育係の卓也の金魚のフンみたいについ
 て回ってた。あゆみちゃんは堂々と笑顔で居れば大丈夫なんだから。」
そういって笑っていた。テレビごしじゃない甜歌はやっぱりかわいくて。
それに自信。って言う名のオーラがあった。ほかの子もみんなそう。
私もがんばらなきゃ。

妥協は許されない、本番舞台なんだから。
89投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月25日(土)19時18分53秒
「はい。歩ちゃん立ち位置OK。ちょっと愛実、しゃべらないで!」
スタッフさんの指示が始まる本番10分前。私の心臓はバクハツ寸前だった。

緊張するのは何より、私の参加するゲームとMTK。【MARCH】のコーラスだ。
卓也が気遣って自分と居られるようにしてくれた企画だけど、逆にツライって部分もある。
公輝くんも勇気くんも歌はうまい。そんな時本番が始まった。

「はぁ〜い、今日もやってきたよ天・て・れ!今日も20人で楽しくやっていきま〜す!」
全員と一緒に私も飛び跳ねてイエーイ!という。その時卓也が
「ちょっと待ってぇ!」と叫んだ。

「みんなな〜んか忘れてない?そう、新人のてれび戦士紹介です。今日一日
 だけ、てれび戦士をやってくれる西條歩ちゃんで〜す!」
私は顔を赤らめて礼をした。卓也は耳元で小声でOK!と言ってくれた。

今日は、楽しい一日にしたいです!よろしくお願いします!
テンカを見習って元気よく言って天てれスーパー生放送は始まった。
90投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月25日(土)19時27分21秒
カンパーイ!!――――

午後9時。病院への帰宅時間まであと1時間の時私は、近くのファミレスに居た。
「それにしても、歩ゲームうますぎっ!俺負けちゃったじゃん。」
望がおちゃらけて言うとすかさず愛実が
「それはあんたが弱すぎるからでしょーが!」とツッコミを入れた。

ゴルゴさんにレッドさん。憧れのてれび戦士のみんなと一緒にうちあげが 
できて。私は本当に幸せだった。その時だった。卓也は紙袋からある布切れを一枚取り出した。

そこにはがんばれ!歩、と書いてあってみんなからのメッセージが書いてあった。
「―――病院の食事まずいから早く退院しろよ BY幸生
 一緒にいつかハワイ旅行に行くんだから   BYジョアン
 おいしいケーキの店、今度絶対教えるよ   BY愛美
 今度はゲームじゃなくてテニス勝負!    BYエマ
 MTK上手だったよ。今度は僕のコーラスも  BY郁哉・・・」
91投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月25日(土)19時29分25秒
「楽しい思い出をありがとう、歩ダイスキ!  BY有沙」
ひとつひとつの言葉を歩は大切に読み上げた。そして・

「人と出会えた喜び、幸せ。決して忘れない。がんばれ!BY井出卓也・・・
 みんな、本当にありがとう!」

私は涙を流した。本当に、本当にうれしかった。
私がたった1日でもてれび戦士のみんなに近づけたこと。そして、みんなから
こんなにも大事にしてもらったこと。一生の。宝物にしようって、思った。

秋が過ぎて、冬が過ぎて。相変わらず卓也は毎日来てくれて。
うれしかったから、がんばった。でも・・・。わたし、もうだめなのかな?
って思うときもあった。そんなころ、私にできることを必死で探してた。
92投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月25日(土)19時32分43秒
――――歩が亡くなったのは、次の年の春のことだった。
  歩が大好きな桜の木の下で。花見の途中に息を引き取った。
  病院には、相変わらずてれび戦士からのメッセージが張ってあり、
  その時俺は机の上においてあるひとつのノートを手にした。

「なんだ・・・コレ?」そう思いながらパラパラ・・・と2・3ページめくってみる。
一つ一つの歪んでいながらも丁寧に書いた文字、色鉛筆の絵。
時々にじむペンのインク。歩は、これを3ヶ月間書き溜めたんだ。
そう思わせるような言葉だった。
93投稿者:*仁奈*  投稿日:2004年09月25日(土)19時40分04秒
【だいすきなみんな】

私には助け合える仲間が居た。もう、一人じゃない。生きていくのが。
ちょっとつらくなくなったよ。生きていくのが。

みんなをうらやましく思った日もあった。なんで私だけって思うことなんか
毎日だった。誰かに出会うまで。

本当に大好きだった。病気じゃなかったら毎日会いに行きたかった。
そして、生きてるってことを教えてくれた。

【まいにち変わるお天気も。何か意味があるもんさ。】
起こることにはすべて意味があるんだよ。だから悲しまないで。
私は。幸せだった。絶対できない体験をできたんだから・

卓也、みんな・大好きだよ。がんばって。


俺は涙が止まらなかった。こんな形の別れ。余りにもつらすぎた。
94投稿者:感動系  投稿日:2004年09月25日(土)19時42分42秒
 
95投稿者:本気で感動したんだけど  投稿日:2004年09月25日(土)20時09分57秒
 
96投稿者: 投稿日:2004年09月25日(土)20時11分49秒
97投稿者:感動!  投稿日:2004年09月25日(土)21時22分03秒
せかちゅ=なみ
98投稿者:あげます  投稿日:2004年09月26日(日)07時50分59秒
カンドーした!
99投稿者:青い色は  投稿日:2004年09月26日(日)09時47分36秒
衣装では使えないんだよ!?
100投稿者:100ゲット  投稿日:2004年09月26日(日)16時05分05秒
がんばれ
投稿者 メール