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1小説：　サクラナミダ 投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)15時16分50秒

―俺はぐびっとさっき自動販売機で買ったコーラを一気に飲む。
一気に飲んだ所為か炭酸が喉にくる。
俺は咽ながらも空になった缶を左手に握り締めながら歩いていた。

天気は晴れ。

真っ青な空を見上げると眩しさも襲う。


俺は目を細めながらずっと空を見上げた。

財布が入っているズボンのポケットが小銭の音か。じゃらじゃら鳴っていた。

2投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)15時20分00秒

俺はソレを静めながら歩く。
静かな住宅街には１人の影すら見えなかった。

俺は寂しい気分になりながらも１人で歩いていく。
しばらく歩き、そしていつものように公園に入った。

餓鬼の遊んでいる「キャッキャッ」という楽しそうな声が俺の耳に入ってきた。
俺はそんな声は気にもせずゴミ箱にさっきの空き缶を放り投げる。

カランカラン

そう音がしながら空き缶はゴミ箱に入っていく。

3投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)15時45分39秒

俺は小さくガッツポーズ。
そして青色のベンチに腰を降ろした。

滑り台やブランコ。
公園にある色々なモノで遊んでいる子供が沢山いる。
俺も小さい頃は遊んでいたのだろうか。

俺の小さい頃を想像してみたけど絶対俺は公園なんかで遊ばなかっただろう。
今でも公園は来るけど。

目的は桜の木。緑色の葉を沢山つけている。そしてでかくずっしりしている。

4投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)15時54分32秒

俺はそれに手を触れた。
ちっちゃい頃を思い出す。
――――――――――思い出すと、俺はふっと鼻で笑ってしまった。
切ない思い出が多すぎてだろうか。


―小説：　サクラナミダ　―

＊ＣＡＳＴ＊

前田公輝

井出卓也

飯田里穂

山元竜一

村田ちひろ

5投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)15時59分54秒

俺はちっちゃい頃から人と付き合うのが苦手だった。
それでも必死に友達作って。
そしていつのまにか俺は。

偽りの自分になってしまった。


悪口、悪戯。そんなコトは日常茶飯事だった。
親にも怒られたし時には友達を傷つけることもあった。

6投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)16時03分06秒

―変わりたかった。自分は。

それでもそう簡単に変わることなんてなく。いつも、いつも俺は…
中１になった今でもソレが変わることはなかった。

「なんか公輝ってさー。偉そうじゃね？」
「んな？俺等は手下じゃねえって感じ。俺まで先生に怒られるんだぜ？」

こんな悪口が毎日のように俺の耳に入ってくる。

7投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)16時05分07秒

仕方ないなって思う。

俺も今の自分が嫌い。

そして今の自分を演じている自分が嫌い。

嫌い。

嫌い。



――――――――嫌われてる。

8投稿者：もしかしてこれは 　投稿日：2004年07月28日(水)16時06分05秒

公輝と卓也の友情物語ですか？
期待してるので頑張ってください

9投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)16時06分14秒

嗚呼。
俺を好いてくれる奴なんているのか？
親だって俺のコト嫌いだろう。

殴られて


蹴られて


ボロボロで。

10投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)16時08分35秒

＞８さん
レス、有難う御座います。友情物語…に出来ればいいなと思っています。
暗い話しになっていますが、頑張ろうと思います^ε^ノ

11投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)16時11分05秒

俺の居場所なんて何処にも無い。

俺は孤独にただ１人。


平凡で人に嫌われた人生を、偽りの゛前田公輝"という男を演じなくてはならないのだから。


俺はふーっとため息をつきながら桜の木を見つめた。
小さな公園にあるでかい木。


この桜の木だけが、俺を優しく照らしてくれていた。

12投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年07月28日(水)16時13分10秒

落ち。感想レスや苦情レス。アドバイスなんかも待っています

13投稿者：あげ 　投稿日：2004年07月29日(木)10時08分34秒

14投稿者：ｓキモー 　投稿日：2004年07月29日(木)10時12分44秒

>くだらねえ小説書くな。もうここでやめな。

15投稿者：ゆい 　投稿日：2004年07月29日(木)11時49分14秒

面白くなりそうだね〜♪
がんばれ、続き楽しみにしてます！＞duckさん

16投稿者：age 　投稿日：2004年07月31日(土)02時52分28秒

書いて

17投稿者：まだ？ 　投稿日：2004年07月31日(土)20時56分11秒

　

18投稿者：沙羅 　投稿日：2004年07月31日(土)21時00分03秒

もしかして真希…??
来てみたの。家からじゃないけど…

頑張って!!

19投稿者：a 　投稿日：2004年07月31日(土)21時15分54秒

頑張ってください！！

20投稿者：あげ 　投稿日：2004年08月01日(日)00時17分46秒

21投稿者：ああ 　投稿日：2004年08月01日(日)20時09分43秒

ああ

22投稿者：ageときます 　投稿日：2004年08月02日(月)04時11分04秒

23投稿者：書いて〜 　投稿日：2004年08月03日(火)01時09分55秒

大好き系統

24投稿者：頑張って！！ 　投稿日：2004年08月03日(火)14時38分32秒

　

25投稿者：書いてよ 　投稿日：2004年08月04日(水)01時29分27秒

26投稿者：頑張れ！！ 　投稿日：2004年08月04日(水)08時36分49秒

続き、楽しみにしてるから！！

27投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月04日(水)13時37分57秒

皆さん色々有難う御座います。更新ゎ遅いと思いマスが、ｽｲﾏｾﾝ↓

28投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月04日(水)13時43分47秒

「まっえだク―ン……でしょ？」

見知らぬ男子が話しかけてきた。俺はこくっと頷きながら警戒している。
その男子を睨みつけていた。
男子は俺の隣に座り、俺に笑いかけてくれた。
俺は下を向く。


それにしてもいつから現れたのだろうか。

29投稿者：更新シテター！！ 　投稿日：2004年08月05日(木)01時10分25秒

もう半分諦めてましただよ、ぅぅ・・・(;つД`)

30投稿者：頑張れ！！ 　投稿日：2004年08月05日(木)08時38分34秒

色々忙しいと思うけど、更新楽しみにしてます♪

31投稿者：あげ 　投稿日：2004年08月05日(木)10時50分40秒

32投稿者：あげろ 　投稿日：2004年08月06日(金)10時45分03秒

33投稿者：楓夏 　投稿日：2004年08月06日(金)19時21分10秒

楓夏(ﾌｳｶ)ですо
すっごぉく!!上手だねぇ〜★
頑張って♪

34投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月06日(金)19時45分43秒

２９サン〉あ、更新遅いですよね；ｽｲﾏｾﾝ
３０サン〉有難う御座います。
３１サン、３２サン〉あげ有難う御座います
楓夏サン〉有難う御座います★

35投稿者：おもしろいです！ 　投稿日：2004年08月06日(金)20時31分27秒

36投稿者：＞34 　投稿日：2004年08月06日(金)20時36分40秒

気にしないで
時間かけてでもいい作品に仕上げてね♪

37投稿者：duck 　投稿日：2004年08月06日(金)21時37分23秒

足音など……

多分しなかったと思う。俺がこの桜の木に見とれていただけかもしれないが。
俺は桜の木を見つめた。
そいつは俺の隣に座った。


「桜。好きなの？」

「え……」

名前も知らない奴にこんなことを尋ねられると困る。

38投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時40分32秒

俺は困惑しながら゛ウン"といった。

「――俺も好きなんだよ―。特にこの桜の木は……」

そいつは切なそうな目をする。
俺もなんだかそれにつられて切なそうな目で見つめた。

心と体が、ずきずきと痛む。

「あ、そういや、名前………何？」

そして、なんで俺の名前を知っていたのだろうか。

39投稿者：沙羅って絵菜でしょ？ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時41分00秒

ｄｕｃｋが麻衣？

40投稿者：あげあげ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時42分07秒

まん

41投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時44分17秒

「俺？俺は井出でーす。そして俺が何故君の名前を知っていたか」

井出。そうなのる奴は俺の顔に指をさした。
何故かムカツク。

「それはさ―。俺、転校してきたんだよね。この街に」

そいつはにこっと笑った。

「そんで、隣の家に住んでるのがお前ってわけさー。何故顔がわかったのかっていうのは秘密ね」

秘密が多い奴だな。

42投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時45分43秒

３９さん〉んまぁそこの所は秘密…だったりして―。（ぇ
４０さん〉あげあげ有難う御座いますｗ

43投稿者：duck 　投稿日：2004年08月06日(金)21時48分20秒

俺は色々と疑問を持ちながらそいつを見ていた。
家に帰るのも学校へ行くのも嫌な俺。

いつか


いつか


コイツにも嫌われるんだろうか。


俺はそう思うと、また心が痛んだ。

44投稿者：。 　投稿日：2004年08月06日(金)21時49分40秒

４つノ選択》
あぁーあ。残念だネ、
アナタゎ今日、明日、明後日ノぅちニ見ルだろゥ。
アノ恐怖のユメぉ。。。これから４つの試練ぉオシエル。
４つノ中から１つダケ選べ、そしてユメの中で実行するノダ。
１、アナタゎ駅で人身事故を見ル。ナゼかアナタ１人でその死体処理
をスルことにナル、そシテ、吹っ飛んだ首ぉ探ス。そシテ誰にも
見ツカラナイように、目ん玉をくり抜いて口の中に入れる。
２、アナタゎ１人デ森の中に入り、１km歩く、スると自殺者ノ山ぉ
見ル、その中カラ１人選ンデ、胃の中の消化物をスプーンですくって
ひとクチ食べル。
３、アナタゎ華厳の滝に行き、ソコで、自殺シタ後の死体を３人見つけ、
誰にも見ツカラナイように家に持ち帰り、１ヶ月間一緒に寝る。
１ヶ月過ギたらバラバラにシテ家に１番近イ公園に捨テル。
４、アナタに親シイ、Ｓが自殺します。飛び降り自殺デス。
だからアナタゎそのＳの死体ぉ料理し、何も知らナイＫに食べさせる。
コノ中から１つ選ンデ実行シロ。ヤリタクナイってユウ腰抜けゎ
コノスレぉ他の掲示板に６回ｺﾋﾟレ。実行失敗したら死ぬよ

45投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時51分26秒

風がびゅっと公園を包んだ。

木の葉っぱが揺れる。俺の前髪も揺れていた。俺は目を細めながらため息をつく。
そしてベンチを立った。

「アレ？帰るの？」

俺はその言葉を無視しながら公園へ歩き出した。
そしてポケットの小銭を確かめる。


またジュースでも買おうか。俺はそんなコトを考えていた。

46投稿者：ｄｕｃｋ 　投稿日：2004年08月06日(金)21時54分19秒

「な、ジュースとか買ってくれるの？」

なんでバレたんだろう。俺は目を見開いた。そして眉間にシワを寄せる。
小銭を確かめると、全部で５００円。
十分２人分の缶ジュースは買えるぐらいあった。
俺は自動販売機を見つけると、そこに小銭をいれて、またコーラを押した。

「ホラ」
「わーいっ有難うさん公輝」


俺の……下の名前まで知ってるのか？

47投稿者：良スレあげ 　投稿日：2004年08月07日(土)10時23分43秒

　

48投稿者：あげます 　投稿日：2004年08月07日(土)20時32分19秒

49投稿者：里穂との 　投稿日：2004年08月07日(土)22時01分11秒

恋愛はないんですか？

50投稿者：ぅちも 　投稿日：2004年08月08日(日)09時42分20秒

それみたい！！

51投稿者：がんばってください！ 　投稿日：2004年08月08日(日)14時37分04秒

52投稿者：ageruyo 　投稿日：2004年08月09日(月)01時35分42秒

53投稿者：こんなスレ立てたらいかんと思うよ 　投稿日：2004年08月09日(月)12時15分29秒

54投稿者：age 　投稿日：2004年08月09日(月)15時00分08秒

55投稿者：あげます 　投稿日：2004年08月09日(月)16時42分41秒

56投稿者：がんばって！！！ 　投稿日：2004年08月09日(月)21時53分36秒

57投稿者：安芸る 　投稿日：2004年08月10日(火)02時09分59秒

58投稿者：age 　投稿日：2004年08月10日(火)09時53分03秒

59投稿者：楓夏 　投稿日：2004年08月10日(火)11時28分10秒

頑張れェ★★★Ａｇｅ*＾ー＾*

60投稿者：あげます 　投稿日：2004年08月10日(火)22時37分45秒

61投稿者：保守っとな 　投稿日：2004年08月12日(木)01時02分23秒

62投稿者：あげ 　投稿日：2004年08月12日(木)10時22分25秒

　

63投稿者：あ 　投稿日：2004年08月12日(木)12時45分58秒

あ

64投稿者：「 　投稿日：2004年08月12日(木)15時10分03秒

「

65投稿者：あげ 　投稿日：2004年08月12日(木)16時15分29秒

あげ

66投稿者：age 　投稿日：2004年08月13日(金)10時31分55秒

67投稿者：あげます 　投稿日：2004年08月13日(金)20時24分55秒

68投稿者：あげ 　投稿日：2004年08月13日(金)23時47分08秒

あげ

69投稿者：あげます 　投稿日：2004年08月14日(土)12時18分41秒

　

70投稿者：age 　投稿日：2004年08月14日(土)22時05分08秒

ge

71投稿者：あげあ 　投稿日：2004年08月14日(土)22時28分27秒

あげ

72投稿者：ageru 　投稿日：2004年08月15日(日)04時07分02秒

73投稿者：あげようか 　投稿日：2004年08月15日(日)11時43分10秒

　

74投稿者：あげ 　投稿日：2004年08月15日(日)11時49分03秒

ときます☆

75投稿者：ｄｕｓｋ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時36分22秒

皆様あげ、有難う御座いますｗ

76投稿者：あげあげ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時36分49秒

あげ

77投稿者：ｄｕｓｋ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時40分19秒

何なんだ、こいつはいったい……。
俺はそう考えながらも自分のジュースを買うために１２０円を入れた。
ガシャン
そう落ちてくるジュースを俺は取る。


「……どうしたんだ？その……痣」

俺ははっと気がついて腕を隠すようにした。余計怪しい。

78投稿者：なんて読むの 　投稿日：2004年08月15日(日)21時42分04秒

　

79投稿者：ｄさ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時43分32秒

ｄさ

80投稿者：ｄｕｓｋ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時44分18秒

７６さん〉あげ有難う御座います。

７８さん〉……何がでしょか？（ＯＨ　馬　鹿　）

81投稿者：セリフのところ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時47分07秒

「どうしたんだ？その・・・・・
この後の漢字が読めません

82投稿者：ｄｕｓｋ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時48分47秒

８１さん>ぁ、あれは“あざ”と読みますｗｗ

83投稿者：ありがとうございます 　投稿日：2004年08月15日(日)21時49分20秒

痣かぁ・・・。

84投稿者：ｄｕｓｋ 　投稿日：2004年08月15日(日)21時50分31秒

そうわかっていながらも俺はジュースを隠した左手に握り締めていた。
ポケットの小銭がじゃらじゃらと鳴っている。

「………だから、その痣どしたの？」
「どうもしないよ、ただぶつけただけ」

俺はそう言った。



―――――――――――――――“やめてよ、母さん”

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