天てれ小説：若草物語

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天てれ小説：若草物語

1天てれ小説：若草物語投稿者：高橋　投稿日：2004年08月06日(金)14時09分12秒: これは若草物語という童話をベースにして、
４人姉妹とその周りの人々を書きます。

【山川家の人々】
杏奈…長女・皆をまとめるよいお姉さん。文学が大好き。
ちひろ…次女・男勝りな美少女。
里穂…三女・おっとりしていて気が優しい。
甜歌…皆のムードメーカー的な存在。元気。

【その他】
卓也…吉田家長男、しっかり者で優しい。
公輝…吉田家次男、勝気で陽気な少年。
望…風間家長男、お坊ちゃん。

3投稿者：あの・・・。 　投稿日：2004年08月06日(金)14時13分57秒: すずｃって、http://ame.x0.com/tentele/040727152410.htmlを書いてる人だよね!!

6投稿者：高橋　投稿日：2004年08月06日(金)14時26分54秒: 外には十二月の雪がハラハラと静かに降りしきり
室内にはストーブの火が陽気にパチパチ音をたてていた。

そんな中、せっせと編み物をしている４人の姉妹を見つけた。
そこは、家具は質素でカーペットは色あせているが、居心地のよさそうな古風な部屋だった。
壁にはセンスのよい絵が掛けられ、本棚には書物がぎっしりと詰められ、出窓には菊やバラの花が季節をよそに咲きにおい、家庭の平和な雰囲気が部屋の隅までしみこんでいる。

四人の中の長女杏奈は、満14歳でたいそうな文学少女だ。
色白で肉付きがよく、愛らしい唇で歌を歌う。その歌がまた見事なものなのだ。一度その声を聞けば、どんな人だってもう一度聞きたくなる。そんなすばらしい声の持ち主なのだ。

13歳になる次女ちひろは、背が高く、たいそう美しい。
一文字にキュッと結んだ唇、長く綺麗な黒髪。
しかしこの少女がたいそうな男勝りで、女らしく成長している自分の体をもてあましている、といった感じなのだ。

10投稿者：高橋　投稿日：2004年08月06日(金)14時38分49秒: ちひろと年子に生まれた三女の里穂は、ばら色の頬と、素直な髪と輝く瞳をもった13歳の少女で、
内気らしい控えめな動作と、臆病な小さい声と、めったに乱されることのない静かな表情が印象的だ。
ごく親しくしている少数の人々に会うために自分から進んで出て行く以外は、
いつも家で自分ひとりの幸福な世界に住んでいるような性質であった。

そして甜歌は一番年下であるが、少なくとも彼女自身の見解から言うと、最も重要な存在であった。
肩でクルリとカールした茶色い髪、小麦色の肌でほっそりしていて、
清き乙女(本人談)なのだそうだ。
いつも元気がよく、時にはトラブルをもって帰ってくるような、そんなお茶目な11歳。

この4人の性格については、物語が進むにつれわかってくることだろう。
若草物語はこんな4人姉妹の恋・悩みなどを書いた物語なのである。

25投稿者：でいず 　投稿日：2004年08月15日(日)11時12分00秒: この小説面白いね。したのもなかなかだよ。
http://ame.x0.com/tentele/040811100629.htmi