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天てれ小説:? like……
1天てれ小説:? like…… 投稿者:真里菜  投稿日:2004年05月31日(月)21時30分05秒

―憶えてる? 俺達が初めてあったときのこと…。
 アイツの第一印象は……最悪。

「はぁ…。」
時は西暦2002年 春。
俺の心はポッカリ穴が空いていて、今も呆然としていた。マジでありえない。
頬にあたるツンツンの草に何故かイラだちを感じた。

「ねぇ、」
この声は……あぁ、アイツか。
俺はそう思い、横になっていた体をゴロンと寝返りさせた。
なんだか誰にも相手にする気力がない。疲れてるわけじゃないけどさ…。
「おぉーい?」
「…………。」
こいつはよくこんな声出せるな。
俺は心がスゥッとする感じで、マジやる気が全然ない。
2投稿者:綾乃  投稿日:2004年05月31日(月)21時34分42秒
頑張れ^^
書いてください^^
3投稿者:できれば  投稿日:2004年05月31日(月)21時35分34秒
CAST書いてください
4投稿者:真里菜  投稿日:2004年05月31日(月)21時36分11秒
キャストは
主役 公輝・美咲 です
5投稿者:真里菜  投稿日:2004年05月31日(月)21時40分07秒

「ねぇ、卓也ってば!!」

 バシィッ!!

「って…。何するんだよぉ!」
まるで夢から覚めたように、俺は現実に帰ってきたような気がした。
周りは灰色のビルがあって、地面には一面の原っぱ。
そして隣には…。ん?なんか変な匂いがするぞ?くさ…。

「何回呼んでも返事しないんじゃんっ。」
「だからって…。それよりお前、なんか臭いんだけど。香水?」
「シトラスの香り。いいでしょ?」
「くせぇよ……。」

あーあー…。寝起きにうるせぇな。せっかく原っぱの上で寝てたのに。
しっかしこいつとは毎日絶対一回は言い合いになるんだよな…。今日はこれで二回目だ。
6投稿者:真里菜  投稿日:2004年05月31日(月)21時42分41秒
4はナリです。キャストは卓也と七世。
2003年度のお話にしようと思ったんですが、間違えて2002にしてしまいました。
なので気にしないで下さい!2003年度のお話ですよ。

それと、2sanありがとうございます。
7投稿者: 投稿日:2004年05月31日(月)21時45分23秒
ありがとうございます。
2003年のてれび戦士大好きなんでうれしいです♪
がんばってください!
8投稿者:真里菜  投稿日:2004年05月31日(月)21時52分56秒

俺は井出卓也。今年で中一になってさ、その隣にいるのは岩井七世。
中二で年上だけど、俺達は同じ年にてれび戦士になった。だからかよく喋ったりしててさ。
天てれの収録はすっげぇ楽しい!いろんな友達が出来てさ…。
その仲良くなった友達が卒業されるのは悲しいけど…。

「…蘭丸がいなくなって悲しい?」
「べつに…。」

正直、話しを反らしたくなった。
松井蘭丸。あいつは…俺より先に卒業しちまった。信じられない。
それで七世は、じろっと俺を見てニコっと笑った。
こいつ…俺が悲しんでるときにこんなさわやかな笑顔しやがって。
どうやら七世は悲しくなんかないようだ。変なの。

「あ、図星だ。」
「うるせ…。」
9投稿者: 投稿日:2004年05月31日(月)21時54分18秒
10投稿者:友奈  投稿日:2004年06月01日(火)16時17分51秒
真里菜さん・・・小説面白いです・・・書いてね----
11投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月01日(火)19時04分17秒
「あたしだって悲しいよ。ゆっこ達がいなくなって。でも…仕方ないか。」
「なんで…?」
「なんでって…何が?」
「…。悲しいわりには笑ってんじゃん。俺がとり残されたの見て、楽しんでるんだろ。」

ずけずけと言ってしまうのが俺の悪いところ。
普段ならこんなこと言わない。ただ…なんか言ってしまった。
七世は…びっくりしたような顔で、俺をじっと見ている。
「ごめ…」

「卓也ぁーっ!」

あ、この声は里穂だ。
全く、タイミングが悪いな。俺は立ち上がった。
「あ…。」
「里穂が呼んでるよ。行かないの?」
12投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月01日(火)19時14分49秒
「ほら、行きなよ。」
「おぅ…。」
俺は仕方なし歩いて里穂の方へ向かった。
後ろを一回振り返ったけど、七世は少し悲しそうな顔をしている。

「里穂、どうした?」
「卓也忘れてるでしょ。これから笑芸部の打ち合わせ!あ、収録は明日からだって。」
里穂は片手に「こちらHK学園笑芸部」と書かれた台本と筆箱を持っていた。
「あ゛っ!」
「やっぱり…。わたしも待ってるから、早く行こう。」
そういって俺達は駆け足で去っていった。
でも…俺はこのとき大事なことに気づいていなかった。
13投稿者:友奈  投稿日:2004年06月01日(火)20時41分12秒
真里菜さん・・・マジすごいね----面白いよ・・・書いてね
14投稿者: 投稿日:2004年06月02日(水)19時39分13秒
age
15投稿者:a  投稿日:2004年06月05日(土)19時35分11秒
a
16投稿者:眞梨果  投稿日:2004年06月05日(土)19時52分48秒
話のテンポが良いです!!

メチャおもろい!!!!!!!

頑張って、続き書いて下さいねvv
17投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)07時51分00秒
ごめんなさい。最近来れなくて…。
でも今から書くので少し待っててください。
18投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)08時01分04秒

「あれー?ないなぁ…。」
「えぇー、ないの?あと15分で打ち合わせ始まっちゃうよ。」
そんなこと言われても、ないものはない。
あー、確かあの台本は家に置いてきちゃったんだっけ…?ヤバ…。
「仕方ないなぁ。わたしが見せてあげるから、もう行こう。」
女子に、しかも俺より年下の奴にこんなことされるなんて俺って…。
まぁ仕方ない。もう時間ないしな。
「あぁ、サンキュ…。」

里穂の後をついて、打ち合わせをする部屋に向かった。
なんでもその部屋は俺らが打ち合わせ終わったあと、他の番組が使うから急いでるんだってさ。

…それと、さっき七世に悪いこと言っちゃったけど七世怒ってるかな。
「ねぇ、卓也。」
「………ん?」
「あのさぁー……。」
「……………。」
「……………。」
まぁいっか。あとで収録の合間に謝ろう。
19投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)08時09分12秒

「卓也、聞いてるの?」
「………。」
「卓也ってば!!」
「うわぁ!…ごめん、なんだっけ?」
俺が気づいて里穂を見た時には、里穂はため息をついていた。
あ…、なんか悪いことしちゃったかな。
俺って最近ぼーっとしていることがなんか多いなぁ……。

「ごめん、ちょっと考えてて…。」
「七世ちゃんのことで?」
里穂鋭い。俺って顔に出やすいか?
すると里穂はじっと俺の顔を見ていた。なんだかイラだった雰囲気が感じる。
20投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)08時16分49秒

「…そうだな。」
「あ、もしかしてあの時わたし邪魔だった?」
里穂は少し冷たい目をしてそう喋っていた。…気がする。
「違うよ。ちょっと俺が酷いことあいつに言って…。」

俺がそういうと、少しの間沈黙がつづいた。
なぜか隣にいる里穂の顔が見れない。
「…そっか。早くそういうのは謝った方がいいよ?あ、遅れちゃうね。早く行こう。」

……………。
里穂は満面な笑顔で俺にそういった。
俺は、里穂のことがよくわからない。
里穂はそういったあと、俺をつれて走って部屋までむかった。
21投稿者:ki−ko  投稿日:2004年06月06日(日)08時17分36秒
続き楽しみです!!

頑張って下さいー♪^^
22投稿者:楽しいっ♪  投稿日:2004年06月06日(日)08時22分19秒
話しの流れがいいよね。
がんばってぇ→(≧▽≦)
23投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)08時33分12秒

「おはようございまーす。」
朝でも昼でも夜でも、挨拶するときは「おはようございます。」
そう新人のときにスタッフに教えられた。
「あ、ギリギリ。あと1分で二人とも遅刻だったよ。なんかあったのぉ?」
興味しんしんに聞く杏奈。少し笑っていた。
「べつにぃ。何もないよー。」
里穂はなんだかのほほんとした表情で、笑って杏奈に言い返す。

やっぱり…あいつ怒ってたのかな?
人が話しかけてるのにずっとシカトされるのは…確かにムカつくか。
「あの、里穂…ごめん。」
「ん、何が?べつに…わたし何も怒ってないけど?」
里穂はすんなりそう言って、席についた。
部屋の端ら辺には公輝とブライアンもいる。そういやぁ、あいつらもいたっけ。
俺は里穂の隣に座って、台本を見せてもらうことにした。
24投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)08時44分44秒
このあと公輝達にからかわれたのは無理もないけど…。
まぁそんなことは気にせず、次は七世だ。
俺は打ち合わせが終わると、急いで楽屋に向かおうとした。

「あ、待って卓也。」
「…なに?里穂。」
「…………。」
「…ん?」
「…なんでもない。行っていいよ。」

俺は急いで部屋を飛び出した。
謝るのはいつでもいいかもしれない。
でも…何故か俺は早くあいつに謝りたかった。足が動きだす。
 
「七世っ!」
あれは七世の後ろ姿だ。
俺がそう呼ぶと、七世は後ろを振り返った。
25投稿者:がんば  投稿日:2004年06月06日(日)08時46分04秒
26投稿者:友奈  投稿日:2004年06月06日(日)08時54分49秒
が・ん・ば・れ面白いよ------書いて
27投稿者:魚人的愛情  投稿日:2004年06月06日(日)09時00分02秒
真里菜ちゃんがんばれ。友菜ちゃんがんばれ。
28投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月06日(日)09時06分51秒
「卓也か。はいこれ。」
差し出されたのは、紙に包まれたガム。
「は?」
「あげるよ。打ち合わせで疲れたでしょ?」
俺はよくわからないまま、そのガムをもらった。

「…あのさ、七世。…さっきはごめんな。」
「あぁ、別に気にしてないよ。」
七世はすんなりそういって、笑っていた。
どうしてこんなにこいつは笑ってられるんだろう?
どうしてこんなにこいつは心が広いんだろう?

場はすんなり終わって、七世に打ち消されたような気もした。
「…あたし、卓也のこと馬鹿にしてなんかないから。」
「…ごめん。」
29投稿者:小説賛成委員会  投稿日:2004年06月06日(日)13時43分48秒
テンポがよくすんなりと話に入れます。
がんばってください。
30投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月09日(水)13時07分00秒

「…あのね、あたしはこれから頑張ろう!って前を向きたいの。いつまでも後向きじゃ駄目だよ。」
七世はそう言いながら、ガムをポケットにしまった。
何でだかぎこちない喋り方だったけど、俺には充分届いてたよ。
「そうだな。俺も蘭丸達の分も頑張ろ。」
七世は俺の言葉に、くすっと笑った。手を口にあてて我慢している。

「なっ…なんだよ。」
「くくく……ごめんごめん。」
「何で笑ってんの?」
「たっ…卓也がそんなこと言うなんて似合わないからさぁ…っ。」
「んだよ!余計なこと言うな!」

「卓也……。」
壁の影では、里穂が立っていた。
俺たちは何も知らない。何も知らないんだ。
知らないうちに誰かを傷つけているかもしれないんだ。
31投稿者:わぁお  投稿日:2004年06月09日(水)13時22分01秒
小説楽しみにしてます。
がんばってね
32投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月17日(木)16時13分15秒

「七世ーーっ!」

すると、そう言ってやってきたのは小百合。右手には、家からもってきた弁当の袋を持っていた。
「あぁ、小百合ぃ。どした?」
「どした?じゃないよぉ。ジュースは?買った?」
「あ…。忘れてたぁ。さっきジャンケンで負けたんだっけ。」
七世は焦った顔をしながら、近くの自販機にかけこむ。

…。そういやあ、もうお昼だっけ。忘れてたよ。
っつーか、俺なんでここにいるんだっけ?状況がつかめなくなってきた。
「あ、卓也。そういえば、今さっき楽屋でブライアン達が探してたよ?」
「えっ…。あ!わかった。サンキュ。」
そうそう、さっき笑芸部の打ち合わせがあったんだっけ。やっと思い出したよ…。

七世たちはギャアギャア騒ぎながら、自販機のジュースを選んでいた。
とりあえず、俺もブライアン達を探すか…。
33投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月17日(木)16時25分29秒

「ブライアン?」

楽屋のドアを開けると、笑芸部メンバーがそろって弁当を食っていた。
俺が楽屋に入ると、みんなは一斉に俺を見た。
ちょっと…、みんな一斉にだったから驚いたけど…。

「あぁ、卓也!探したんだよ。」
「全く、どこ行ってたの?」
「とりあえずこっちに来てよ。」
よってたかって俺に話しかけるみんな。
ただ…、一番奥にいた里穂だけはなにも喋らなかった。

「なんだよ、もう…。」
俺がみんなの方へ向かってしゃがみ込むと、杏奈がじっと俺を見ていた。
「初☆笑芸部メンバーのお昼だよ!早く食おうぜ。卓也部長!」
「………。あ…、おぅ!よし、じゃあ俺も弁当もってくるから!」
杏奈の視線に何を喋ろうか戸惑ったけど、公輝のテンションに流れて明るくふるまった。
34投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月17日(木)16時48分52秒

「いただきまーす。」
俺はブライアンと公輝の間に入った。
いろいろ喋ってて楽しいけど…、ちょっとだけ微妙に気まずい雰囲気もあった。
俺、なにかやらかしたっけ?
いつもならいろんな話題に入れるけど、今日はだんだん口数が減ってきた。

「そうそう知ってる?いつかは分かんないけど、笑芸部のMTKが出るんだって。」
公輝のうれしそうな声。
「えぇ、なにそれぇ。あたし悪役みたいになりそう…。」
杏奈の響く声。
「おもしろそうじゃん。どこで聞いたの?」
ブライアンの興味有り気な声。
「へへっ、こっそり聞いた!」

「………………。」
「………………。」
喋ってないのはきっと俺らだけ。いや、確実に俺と里穂だけ。
俺はなにも喋る気がなかった。
35投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月17日(木)17時06分52秒

「あ…わたし、もう行くね。」
すると、里穂は小さな声でそういって、立ち去っていった。
最後に楽屋のドアがバタンと閉まると、俺たちは唖然とする。

「卓也…、なんかあったの?」
と、尋ねるブライアン。俺はよくわからなかった。
「な…なんだよ!俺だって何も知らねぇよ。なんで俺に聞く?」
俺が焦りながらそういうと、また杏奈がこっちを見た。

「卓也、その言い方はちょっとひどいよ…。」
杏奈のその一言で、俺は黙り込んだ。
そして周りも黙り込む。
「ご…めん。確かに悪かったかも。」

でも、なんでこうなったのか状況がつかめない。
杏奈もなぜか辛そうな顔をしていた。
36投稿者: 投稿日:2004年06月17日(木)20時41分12秒
頑張れ!!面白すぎですよ!真里菜さんガンバ〜
37投稿者:あげ  投稿日:2004年06月17日(木)20時53分03秒
あげ
38投稿者:あげ  投稿日:2004年06月19日(土)23時01分27秒
あげあ
39投稿者:o  投稿日:2004年06月22日(火)17時40分37秒
o
40投稿者:あげ  投稿日:2004年06月22日(火)20時52分03秒
あげ
41投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月25日(金)17時35分25秒

「俺、よくわかんないけど、里穂追いかけるよ。」
俺はそういって、その場から立ち上がった。視界には、里穂の食べ残した弁当が目につく。
わかんないけど…、俺がなんか悪いことしたのかもしれない…。
なぜか心には罪悪感のようなものがあった。

ドアを開けた。
廊下にはもう里穂はいなくて、俺はあたりを見回したけど…やっぱいない。
「卓也ぁ、そのうち帰ってくるんじゃないの?」
公輝はそういうけど、俺は首をふった。
「けどさ…、なんか落ち込んでるっぽいし……。俺なんかしたかもしんないし。」
そのまま俺は部屋を出た。
自信なさげの頼りない俺だけど…、里穂を探して助けてやりたかった。

「ちょっと待って。卓也。」
「え?」
42投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月25日(金)17時43分08秒

パタンとドアの閉まる音が後ろから聞こえる。
そしてスタスタと足音も聞こえた。

「杏奈…。」
「あのさ…、上手く言えないんだけど…。里穂のことでさ。」
杏奈は下を向いてそう言った。
ぎくしゃくしがらら喋る口調は、廊下に響いていた。

「…なんか知ってるのか?」
「里穂は悩んでるの。それはなんなのかは言えないけど…。だからさ。」
杏奈は顔を上げて俺を見た。
よくわからないけど…、俺がなんとかすれば解決するのかな?
沈黙が二秒ぐらいつづいた。
杏奈は走ってその場から去って、また楽屋に入った。

「わかったぁ!俺行くからっ!」
杏奈に聞こえるように出した声は、廊下に響いていた。
43投稿者: 投稿日:2004年06月25日(金)17時50分10秒
頑張れ〜(^^)
44投稿者:LOVE  投稿日:2004年06月25日(金)18時12分24秒
卓×里がいぃなぁ〜
45投稿者:あげ  投稿日:2004年06月25日(金)20時42分17秒
卓×七がいいなぁ〜
46投稿者:あげ  投稿日:2004年06月25日(金)20時59分43秒
あげ
47投稿者:ルン  投稿日:2004年06月26日(土)08時44分54秒
私も、卓×七がいいな
48投稿者:私は・・・。  投稿日:2004年06月26日(土)11時09分53秒
公輝、勇気、有沙、愛実がいいです!
49投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月26日(土)11時49分33秒
「里穂ぉ…?」

まずスタジオをあたってみたんだけど、……いるわけないか。
スタジオには誰ひとりさえいなかった。あたりまえか、今昼休みだし。

「どこ行ったんだよ…。あいつ。」

「あたしならここにいるよぉ?」

…………。すぐに返事が返ってきた。スタスタと後ろから足音が聞こえる。
一瞬は、意外とすぐに見つかってよかったとは思ったけど、やっぱり違う。

「んだよ、七世かよぉ…。」
後ろにいたのは、俺よりも背の高い七世。
なんでかは知らないけど、なぜかデカイダンボールをかかえていた。
「あたしじゃないのぉ?…じゃあ誰?」
「里穂だよ。」

「……ふぅん、そっかぁ。あたしは見てないや。」
「そ。…どこ行ったんだろ。」
そういうと、七世はダンボールを置いた。そしてこっちに向かってくる。
50投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月26日(土)11時56分12秒

「なに、そのダンボールは…。」
俺が床に置いてあるダンボールを指さすと、七世もそっちを向いた。
「あぁ、これ?スタッフに捕まっちゃってさ。お手伝い。」
「トロいからじゃん?」
「卓也なんかにいわれたかないよ。」

ムカつくっ…とは思ったけど、ここはやめておこう。長引くからな。
そう俺が我慢をしていると、また七世がこっちにやってきた。

「何?」
「手伝ってあげよっか。」
「なにを…。」
「卓也のお手伝い。あたしも里穂探すよ。」

俺はゆっくりうなずいた。
ホントは俺がなんかやらかしたから、七世は巻き込みたくなかったんだけど…。
まぁいっか。って感じで…。
51投稿者:がんばれ  投稿日:2004年06月26日(土)11時57分21秒
   
52投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月26日(土)12時04分27秒

「じゃあまずトイレあたってみるか。卓也は待っててね。女子トイレなんだから。」
「わかってるよ…。じゃあ俺は男子トイレを……。」
「バカ。なに言ってんの。」
「あ、そっか。」

別に受け狙いとかじゃなかったんだけど…。
なんか知らないけど、こいつといるとぼーっとしてしまう。
なんでだろう。なぜかこいつと居るときはムカつく。

「じゃあ、ちょっと待ってて。」
俺はポツリとひとりで取り残された。
ドアの向こうでは、「里穂」と呼ぶ声が聞こえる。

53投稿者:面白い  投稿日:2004年06月26日(土)12時06分12秒
ガンバってw
54投稿者:上手だよ!!  投稿日:2004年06月26日(土)12時07分29秒
ウチこの小説好き!
がんばってね。
55投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月26日(土)12時14分50秒

 ムカつく ムカつく ムカつく!

だんだんその「ムカつく」は増えていった。
七世は嫌いじゃないのに…。どうしてだろう?

俺は、いつからこんな風になったんだっけ?
ついこの前まではムカつかなかったのに。変な俺。

「里穂ぉ?居るかーい?」
ドアの向こうに居るのはあいつ。
そのとき、俺はかすかだったけど確かにわかったよ。

このムカつきは……ムカついてるんじゃなくて、ドキドキしていることが。

56投稿者:卓也がかわいい  投稿日:2004年06月26日(土)12時16分03秒
七世もかわいい。
57投稿者:がんばって  投稿日:2004年06月26日(土)12時31分55秒
  
58投稿者:なになに??  投稿日:2004年06月26日(土)12時47分17秒
卓也は七世を好きになったの?
59投稿者:>58  投稿日:2004年06月26日(土)12時54分29秒
そうじゃないの?
60投稿者:58です  投稿日:2004年06月26日(土)12時55分11秒
ってことは、卓×七になったのかな
61投稿者:>60  投稿日:2004年06月26日(土)12時55分50秒
そうじゃないの?
62投稿者:あげあ  投稿日:2004年06月26日(土)22時09分40秒
あげ
63投稿者: 投稿日:2004年06月26日(土)22時11分54秒
わぁ!!楽しみですね!頑張ってくださいね!!
面白いです〜!期待大!!
64投稿者:真里菜  投稿日:2004年06月27日(日)09時43分35秒

「やっぱここいなかったわ。他探そっか。」

ほら、やっぱりこれは「ムカつき」なんかじゃない。
「ドキドキ」なんだ。

「ん?どしたの?卓也。」
「なんでも……ない。」
「変なの。…ぼーっとしてないで早く探すよ。行こ。」

俺は黙ってついて行った。俺が黙ってるから、七世も黙っている。
…この沈黙が嫌だった。余計どきどきするじゃん。

で、この沈黙の中で倉庫とか会議室とか……いろいろ探したけどやっぱり里穂はいなかった。

「どこに行ったんだ?あいつ……。」
「……………。」
俺がそう呟くと、七世がじっと俺の顔を見てきた。
最初はドキってしたけど、…ここは普通に交わさなきゃな。。
65投稿者:3:@  投稿日:2004年06月27日(日)13時45分14秒
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