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小説「桜の木」
1小説「桜の木」 投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)13時57分25秒

―『また今度ね―桜の木の下で』―

そう言った口約束は、一生守られることなんてない。ましてや小さい頃の約束。
相手の顔なんてわからない。
相手が覚えているかもわからない。

だから私の初恋は。

叶うことなく―散って行った。
桜のようになんて、そんな綺麗なもんじゃないけれど――――

「いいね―なんか夢あって」
「…」

夢じゃない。現実。それでもやっぱり親友の有沙からはそう言われた。
私は口を膨らせながら反論を開始する。

「んだら夢じゃなくて!本当なんだって!3歳くらい年上の男の子からそう言われたの!」
「んでもちっちゃい頃なんでしょ?夢かもしれなじゃない」
2投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)14時08分40秒

夢じゃないよ。はっきり覚えてる。
あの男の子と手を繋いだ手の感触とか遊んだ記憶とか。
ちゃんと覚えてるのよ。

「だから嘘じゃないんだってば!」
「んでも―…6歳くらいの子がそんな事言う〜?ませ過ぎ…」
有沙はそう言いながら笑う。
―笑わないでよ。
―私の大切な思い出。

そういう風に笑わないでよ。

そりゃ言ったあたしも悪いかもしれないけど。

たいていの人は嘘。とか夢とか言う。
そんな事ないって。有り得ないって。―本人じゃないのになんでそんなことわかるのかな?
3投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)14時25分30秒

どうも、ぷーと申します。
前小説 【俺の旅】 というくだらないものを書いておりました。
前のスレをどこかにやしてしまって、ご迷惑だとは思いますが新スレ建てさせていただきました。ごめんなさい。
これは一応長編ですが、すぐ終わるかもしれません。

一応恋愛にしています**苦手な人は…スイマセン

自己紹介↓↓

1→→名前:ぷー
2→→年齢:12歳
3→→一言:下手ですが、ぜひ読んでくれると嬉しいです!
ヨロシク御願いします。
4投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)20時38分19秒

―でもさ私は信じてるよ?

夢じゃない。幻じゃない。

そして―

いつかあ な た に 会 え る よ って事。

「はあ―もう帰るわ!バイバイ!まったね」
時計を見ると4時30分。
もうすぐ5時―――有沙はこの時間までに帰らないと怒られるらしい。
私の親は全然心配なんてしないけどね。

「ん。じゃね―」
私は有沙に『バイバイ』そう言いながら手を振った。
扉を抜け、トコトコという階段を降りる音が聞こえた。私は自分の部屋をぐるっと見渡す。

―この部屋にも随分慣れたな。
5投稿者:。。。  投稿日:2004年06月26日(土)20時40分58秒
美咲と公輝をカップルでだして
6投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)20時51分39秒
>。。。さん
あ、はい、わかりました。
7投稿者:。。。  投稿日:2004年06月26日(土)20時54分30秒
ありがとうございます
8投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)20時57分37秒
>。。。さん いえいえ。こっちこそレス有難う御座います。

――――※このお話しは、天てれでの話しではなく、普通の学校のお話しです。
なのでそういうのが嫌いな人はスイマセン。
9投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月26日(土)21時03分05秒

転校してきて2年半。
この雰囲気の街だって学校だって人だって慣れている。
そして友達だって沢山出来た。

―それでもひとつ心残りなのは―

もう一生。あの桜の木の下で出会った、あのお兄ちゃんとは2度と会えないんだな?と言う事。
あのお兄ちゃんと私が出会ったのは私が5歳の頃。だからお兄ちゃんはもう8歳くらいだったんだと思う。
でもあの日一日以外、あのお兄ちゃんに会うことはなかったんだ。

いつ行っても居なかった。


あの公園には。
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