このページは、@wiki で 2019年01月09日 06:04:11 GMT に保存された http://web.archive.org/web/20040604155526/http://ame.x0.com/tentele/040603233232.html キャッシュです。
ユーザがarchive機能を用いた際、@wikiが対象サイトのrobots.txt,meta情報を考慮し、ページを保存したものです。
そのため、このページの最新版でない場合があります。 こちらから 最新のページを参照してください。
このキャッシュ ページにはすでに参照不可能な画像が使用されている可能性があります。
@wikiのarchve機能についてはこちらを参照ください

@wikiはこのページまたはページ内のコンテンツとは関連ありません。

このページをキャッシュしたwikiに戻る

――FRIENDS――
1――FRIENDS―― 投稿者:恵理  投稿日:2004年06月03日(木)23時32分32秒
出演
岩井七世
俵有希子
熊木翔
山元竜一etc…


Friend。
2投稿者:恵理  投稿日:2004年06月03日(木)23時35分32秒
この大雨の、虚しい空気のなかを、一人歩く私。
どうすればこの世界から一抜けすることができるのだろう。
いや、それは不可能なのかもしれない。

――いま、私と同じことを口にしたひとはいる?
――宇宙がなかったら、地球もない。それならなにがある?

どうしようもない疑問はたくさんあるけれど、ひとつとして解けない。
どんな化学だって全て思い込みで、その思い込みを信じさせるためにいろいろな道具を使って証明している。

――すべては皆、思い込みからなる世界なのだ。
3投稿者:恵理  投稿日:2004年06月03日(木)23時38分38秒
私たちが『FRIENDS』なことでさえ、思い込みなのかもしれない。

――私の思い込みなのかもしれない…

たったいま、私の大切な母が殺された。
何者かの手によって、殺された――――――

それを私は、信じることができない。受け止められない。

――いま、私と同じことを口にしたひとはいる?
――宇宙がなかったら、地球もない。それならなにがある?

こんなことを証明できないように、母が死んだことさえも証明できない。

――思い込みでないという、証明ができない。

4投稿者:恵理  投稿日:2004年06月03日(木)23時41分44秒
どうしても、母がいないことが信じられなく、もうなにも信じることができない。あれが林檎だということさえも、信じられない。

――まだ母が隣りにいる気がしてならない。

どうしようもない、思い込みではあった。
母が焼かれ、灰になるという事実も、わからない。


そして私はなにもわからなくなった。



「七世ー!」
5投稿者:恵理  投稿日:2004年06月03日(木)23時43分40秒
私の背後から、誰かの声がする。

「だ、誰・・・?」
知らない人…みんな知らない人ばっかりだ…。

「な、七世?」

ここは学校のはず。知っている人なのだろうか?
それともここは、学校ではないのか?

「誰・・・?」

わからない


――――――もうなにもわからない
6投稿者:がんばれ!  投稿日:2004年06月04日(金)00時19分02秒

7投稿者:aa  投稿日:2004年06月04日(金)20時58分07秒
aa
投稿者 メール