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小説 { 二人の王子様 }
1
小説 { 二人の王子様 }
投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月30日(日)21時24分14秒
今晩和wwそよかと言います。
小説書きたいと思いますね。
アドバイス、色々よろしくお願いします。
では、有ちゃんと公輝君と望君の三角関係書きますね。
その他のてれび戦士もだします^^
2投稿者:
有ちゃんと公輝の
投稿日:2004年05月30日(日)21時26分03秒
ディープキスが見たい。
生々しい描写希望。
3投稿者:
面白そう
投稿日:2004年05月30日(日)21時27分44秒
望大好きなんで応援してます!!
4投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月30日(日)21時31分13秒
――かわいそうに……。これから大丈夫?…
会うたび、会うたび、皆に同情される。
うるさい――何も言わないで。
同情されるにも、訳がある。
三日前、両親が私を残して、逝ってしまった。
交通事故だった、まさかあの日、両親を失うなんて思いもしなかった。
――お母さん。お父さん。私はこれからどうすればいいの?
一人ぼっちだよ?…家族がいないんだよ。
どうして、二人で先に逝っちゃったの?……
5投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月30日(日)21時32分49秒
2さん>コメントどうもありがとうございます!
ディープとか、私書けないと思います^^;
期待にこたえられなくて、すみません…
3さん>有難う御座います!嬉しいです^^
望君でてきますよ。
6投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月30日(日)21時40分47秒
「有沙ちゃん。行きましょう。」
会ったことも無い親戚のおばさんの家の車にのって、
両親の葬式場に向かった。
おばさんの子供が親に甘えている姿を見ると、信じられなくなる。
ついこの間まで、私にも甘えられる親が居た。
それがもう、私のそばから離れてしまった……
葬式の時は泣かなかった。
泣いたら、両親が死んだ事を認めちゃうような気がしたから。
認めたくなかったんだ。
泣かないよ、私。だって、お母さんとお父さんはまだ生きてるもん。
葬式中はずっとそう言い聞かせていた。
けれど、一人になると、この先の事が不安になって、やっと両親が居ない事を認めてしまう。
その日の夜は泣きたいだけ泣きまくった、両親の写真を抱きかかえながら…
7投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月30日(日)21時47分05秒
夢を見た。―――――
楽しそうな私と両親じゃない。
お母さんに怒られてる私、そんな私を慰めてくれるお父さん。
そう、日常的な私達の生活だった。
「夢か……………」
起きてから、一分の間、お母さんが起こしに来るのを寝ぼけながらも待っていた。
いつもは普通に過ごしていた日常生活。
失ってからきずくんだ。いつもの何気ない行動が、
無いと、とても辛い。悲しい。信じられない。
8投稿者:
おねがい!
投稿日:2004年05月30日(日)21時50分59秒
山ちゃんとか小百合とかの卒業戦士も出して!
9投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)09時01分59秒
8さん>分かりました、出しますね!
10投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)09時08分10秒
居場所が見つかるまでは、親戚の家に居候していた。
ご飯もちゃんと私の分を用意してくれて、けして不自由ではなかった。
けど、やっぱお母さんのご飯が食べたい。お父さんの話が聞きたい。
親戚の家庭を見ていると、両親の事をものすごく思い出す。
そんな点では、私の心が不自由だった。
「有沙ちゃん、話があるんだ。」
「話?………」
おじさんとおばさんが真剣な表情で私に話し掛けた。
きっと、何か重要な事なんだな。私は心の中で思っていた。
そんな事を表情に出さずにずっと無表情で話を聞いていた。
11投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)09時16分29秒
「施設………ですか?」
「そうだ。ずっとこの家に居るのも嫌だろ?」
施設…か。聞いたことはある、確かテレビでやっていた。
でも、まさか私が施設に行くなんて思いもしなかった。
おじさんとおばさんが嫌なんだろう。私に居候されるのが。
施設に行くのが嫌だなんて言えなかった。
「施設、行かせてもらいます。」
「そうね!分かった!連絡しておくわ。」
とても嬉しそうな笑みを見せたおばさんは一目散に電話に向かっていった。
私は、そんなに邪魔でしたか?…………
ルンルン気分のおばさんの背中に向かって、大声で叫びたかった。
12投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)10時16分09秒
おじさん達に施設の事を告げられてからちょうど一週間後。
大きな荷物と一緒に私は、施設にやって来た。
思ったよりも綺麗だし広い。
「へぇ〜、新しいお客の登場ですか?」
振り返ると、背の高い私より年上らしき男の子が立っていた。
何も言わない私に対して、男の子はどんどん話し掛けてくる。
「おっと、言い忘れた俺、ド・ランクザン望よろしく。」
「私は、有沙…中村有沙。」
男の子はやっと話したよ…と思ったように私を見た。
そして、バイバイと言って行ってしまった。
13投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)10時23分50秒
先生に、これから過ごす施設のルールなどをしっかり教えてもらった。
それから、自分の部屋に案内してもらった。
たしか、部屋は一部屋4人づつだったな………
内心、まったくの知らない人と同じ部屋になるのは嫌で嫌でたまらなかった。
「ここが、有沙ちゃんの部屋よ。」
先生はそう言って、扉を開けた。
ベッドが4つに机も4つテレビが一台にその他色々。
部屋の中には、3人の女の子が居る。私とそう年は離れていないように見える。
「皆、今日から新しい仲間の中村有沙ちゃんよ!仲良くしてあげてね!」
「はーい!」
背の小さい可愛い女の子が元気よく返事をしていた。
14投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)10時32分02秒
先生が、私の荷物を置いて、行ってしまった。
私は荷物を持って、開いているベッドに置いた。
「有沙ちゃん!私、小学五年生の志穂って言うのよろしくねーー」
さっきの返事も私に対する自己紹介も元気な志穂ちゃんは、
私より1つ年下だった。
「私は、俵小百合、中2。よろしくね。」
「私、村田ちひろッ!中1、ちーちゃんって呼んでね!」
中2の小百合ちゃんはさすがは、中学生とても落ち着いている感じだった。
いっぽう、中1のちーちゃんは落ち着いた感じより、元気だった。
「私、中村有沙、小6。よろしくお願いします。」
緊張気味の私に皆、リラックスしなと言ってくれたり、皆暖かく迎えてくれた。
安心した。
そして、何だか、この先が楽しみになってきた。
15投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)10時46分22秒
荷物を整理しながら、皆と楽しく喋っていた。
私のあだ名は有ちゃんになった。
「あれ?小百合ちゃんもう6時だよ。」
「ウソッ?!早く行かなくちゃ、ご飯に遅れちゃう。」
皆で、食事場まで走っていった。
私の家は、夜ご飯遅かったから、なんか新鮮な感じだなぁ……
食事場に着くと、部屋のリーダである小百合ちゃんが先生に謝っていた。
1つのテーブルに八人が座っている。
「有ちゃんこっちだよ〜」
志穂ちゃんが親切に私を誘導してくれた。
私達4人は縦にならんで、向かいがわに男の子達4人が縦に並んでいる。
16投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)10時54分34秒
「あれっ?……さっきの?」
ん?気がつくと真正面にさっきの男の子が座っていた。
「有ちゃん望と知り合い?」
「ううん。さっき偶然あっただけだよ。」
「ひどっ!んま、そのとうりだけどな」
さっきの男の子…たしか望君とか言ってたな?……
この子も明るい子だなぁ……。
施設って聞くと暗い子のイメージがあった私。
けど、その逆。明るい子ばっかりだった。
17投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)11時03分39秒
「小百合、この子新しく来た子か?」
「そうだよ。有沙ちゃんって言うの。」
小百合ちゃんと話してる人、誰だろう??
そんな私の考えが表情に出たのだろうか、小百合ちゃんと話していた男の子は、
私に自己紹介してくれた。
「俺、山元竜一。中3、山ちゃんって呼んでな!よろしく」
山元竜一君に続いて、男の子達は皆自己紹介してくれた。
「俺、さっきも言ったけど、望!中1!よろしくな!望でいいよ」
「井出卓也!こう見えてえても、中2!よろしく!俺も卓也で良いよ。」
「前田公輝。中1。」
山ちゃんはリーダーって感じ。
望に続いて、卓也も明るい感じ。
……………前田公輝君。皆と比べて、ものすごく無愛想。
18投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)17時35分20秒
食事が終わって、私と皆は部屋に戻った。
「ねぇ、前田公輝君って無愛想だね…。」
さっきから、ずっとその子の事が気にかかっていた。
皆明るくて、元気なのにまぁ、性格は人それぞれだけど…
「あぁ、公輝ね。両親が交通事故で亡くなってから…らしいねぇ…」
前田君…私と同じだ。交通事故で両親を亡くした。
そう考えると、前田君が辛すぎる気持ち分かる。
「実はね、私の両親も交通事故で死んじゃったの……」
「えっ?…有ちゃんもなの?」
「うん。前田君の気持ち分かるな……………」
やっちゃった…両親の話をすると、思い出して涙が出ちゃう。
私の涙に皆慌ててる。ごめんね…
泣き出すて止まらない私。それに対して、皆は黙ってくれている。
19投稿者:
季
投稿日:2004年05月31日(月)17時36分47秒
上手いっっ(*^-^*)
頑張って下さい♪♪
20投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)17時41分14秒
10分はたっただろう。まだ泣いている私に、
小百合ちゃんが優しく声を掛けてくれた。
「有ちゃん…辛かったんだね。でも、大丈夫。私もちーちゃんも志穂もいるよ。
さっ!皆、お風呂に入って寝ましょうか!」
両親がなくなってから、久しぶりに人の優しさ暖かさを感じた。
小百合ちゃんはお母さんみたいだな…
志穂ちゃんは可愛い妹。ちーちゃんは元気なお姉ちゃん。
皆、私の家族ならいいな…いや、家族だ!家族って思わせて欲しい。
お風呂に入って、皆でベッドに入ってその日は終わり。
私達は、深い眠りに入った。
――お母さん。お父さん。私、頑張るよ。
21投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)17時42分07秒
季さん>ありがとうございます☆うれしいです。
頑張りますねッッ♪
22投稿者:
頑張って!
投稿日:2004年05月31日(月)17時42分32秒
応援してます♪
23投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)17時51分37秒
目が覚めた。
皆はまだ寝ている。時計を見ると、朝の5時だった。寝てるのが当たり前か…
昨日、施設にやってきたのにもう、皆と仲良くなれた。
だから、次は何所に何があるのか覚えるために探検しよう。
扉を開けると、少し肌寒かったので、部屋に戻ってカーディガンを着て、
再び扉を開けて施設をグルグルと歩き回っていた。
忘れてた。自分がものすごい方向音痴だったって事……
進むだけ進んどいて、戻るのは誰かが居ないと出来ない……私の悪い癖。
仕方ない。歩き回っていよう。
ふと、前を見ると、前田君が窓に寄りかかりながら、
写真を眺めている。悲しそうな目だな…………………
24投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)17時52分16秒
22さん>ありがとうございますね!本当嬉しいですww
頑張りますね!
25投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)17時58分14秒
しばらくの間、私は立ち止まっていた。
悲しそうな前田君をずっとずっと、見つめながら………
「何してんの?」
前田君は私と言う存在にきずいたのか、怪しそうに私を見ながら言った。
私は何も言わないで、前田君の隣に寄りかかった。
「私と一緒だね………」
肌身離さず持っていた、自分の両親の写真を前田君の前に差し出した。
「私の両親も、交通事故で死んだの。前田君と同じ。」
「……………なんなんだよ。」
「私。死にたかった。死んだら、両親に会える気がするから。」
前田君は何も言わない。
そんな、前田君に対して私は次々話し出した。
26投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)18時05分48秒
「けどね、私はお母さんとお父さんの希望なんだって思ったの。
私が死んだら、お母さんやお父さんの希望も死んじゃう事になる。
そんな事したら、二人が悲しむでしょ?…だから、頑張ろうって思ったの。」
――――――
「何なんだよ。何が言いたいんだよ。」
「頑張ってよ。前田君もお母さん達の希望なんだよ。頑張らなくちゃ駄目だよ!」
言いたいだけ言って、私は、前田君の所から離れていった。
何なんだろう?…私。前田君にも頑張って欲しくて、あんな事言ったけど、
前田君からしたら、余計なお世話だったかな?………。
やっと、着いた自分の居場所(部屋)には、
心配して待っていてくれた、皆が居た。
私は、何事もなかったように、皆に謝った。
27投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)18時13分57秒
朝ごはんは、前田君と会うのが気まずくて、
食欲がないから、って皆に言ったけど、「少しでも、食べなきゃ!」
…って言われて、仕方なく行く事にした。
でも、いつもどうりに皆の優しさは嬉しかった。
「それでさぁ、俺の恋は終了って事よ…」
卓也のつまらない恋バナには皆呆れていた。
ただ一人、望が目を光らせて聞いていたけど……
「有沙はさぁ、好きな奴いるの?…」
急な望の質問に、口に含んでいた物を噴出しそうになった。
「ッッ……変な事言わないでよね!」
「何、キレてんだよ…だから、いるの?いないの?」
――好きな人……そりゃ、私にだって居た。
けど、もう会う事も無いと思うし、失恋って決まったし。
だから、望に『いない!』ってきっぱり言ってやった。
28投稿者:
あげ
投稿日:2004年05月31日(月)18時14分20秒
29投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)18時19分34秒
そこから、皆で恋バナになった。
卓也がついつい口を滑らせて言っちゃった事。
『山ちゃんと小百合、最近うまくいってる?』―――――――
この言葉のとうり、山ちゃんと小百合ちゃんは付き合ってるらしぃ。
美男美女で、私はお似合いだなと本心で思った。
横では小百合ちゃんが顔を林檎のように赤らめていて、
前では山ちゃんが卓也に怒っていて…………・・・
なぜだか、私の顔から笑みがこぼれていた。
「もう、有ちゃん笑ってる場合じゃないよ…私すごく恥ずかしいんだからぁ…」
小百合ちゃんが、私の耳元でささやいた。
30投稿者:
そよか
投稿日:2004年05月31日(月)18時21分04秒
28さん>あげてくれて、ありがとうございます^^
31投稿者:
季
投稿日:2004年05月31日(月)19時01分11秒
いえいえ^^
ホントに上手いんでww
更新も早いし…続き凄く楽しみにしています★☆
32投稿者:
みかん
投稿日:2004年06月01日(火)18時03分24秒
とっても面白いです。
これからも楽しい小説がんばってください。
33投稿者:
mhry
投稿日:2004年06月02日(水)20時42分47秒
34投稿者:
mhry
投稿日:2004年06月09日(水)20時17分42秒
投稿日:2004年06月02日(水)20時42分47秒
35投稿者:
真希
投稿日:2004年06月09日(水)20時22分34秒
ちょ〜おもしろいよ!がんばってね!!
36投稿者:
投稿日:2004年06月02日(水)20時42分47秒
投稿日:2004年06月11日(金)17時59分23秒
34投稿者:mhry 投稿日:2004年06月09日(水)20時17分42秒
37投稿者:
がんばれぃ!
投稿日:2004年06月11日(金)18時04分56秒
38投稿者:
あげますね♪
投稿日:2004年06月13日(日)15時26分14秒
39投稿者:
あ
投稿日:2004年06月13日(日)15時46分16秒
40投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月13日(日)15時51分51秒
今、私は、小説版の、青春☆たんぽぽで、名前をかえて、書いています。
キャスト以外まったく同じなので、そっちで読んで下さい。
待たせていてすみませんでした。
41投稿者:
スゴイでしょ!
投稿日:2004年06月13日(日)17時35分48秒
魏志倭人伝がね。ウチんちにある!
42投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月18日(金)18時27分41秒
読んで、コメントくれた皆さん、ありがとうござぃます!
返事がおくれてしまぃ、すぃませんm(_ _)m
40の、そよかさんは私じゃないです……
すぃませんが、止めてくださいm(_ _)m
43投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月18日(金)18時37分51秒
「ごちそうさまでした!」
皆で言うごちそうさまって声、大きいなぁ……
くだらない事を考えながら、立ち上がろうとすると、前田君に話し掛けられた。
「中村…ちょっと。」
小百合ちゃんや山ちゃん達は、ニヤニヤしながら、私達を見た。
小百合ちゃんが皆に早く行こう!と呼びかけて、皆行ってしまった。
―――――恥ずかしい………
これが今の正直な私の気持ちだった。
そして、我に帰った私は、前田君に一言、返事をした。
「何?」
―――――――――……・・・
44投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月18日(金)19時11分15秒
「さっきの事………サンキュ!元気でたよ。」
「………―――――――」
前田君が元気な声で私に言ってくれた言葉は、
まだ、心の中でリピートしている。
会った時の無愛想な前田君とは反対な感じ。
そんなに、カッコイイ笑顔見せないでよ…好きになっちゃうじゃん。
――好きになっちゃうじゃん…
そう、私はささいな事、前田君の笑顔を見ただけで、好きになっちゃった。
というよりも、気になる存在になってしまった…という言い方のほうが、正解だろう。
「そぅ……良かった!」
私も、前田君の笑顔に負けないような笑顔を返した。
45投稿者:
x
投稿日:2004年06月18日(金)19時11分34秒
46投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月18日(金)19時22分04秒
「おぅ。じゃあな。」
「ばいばい」
そう言って、行ってしまった前田君。
誰もいない食堂に私はただ、座ってる事しか考え付かなかった。
―――――――――…・・・・・・・・・
何分…だろうか、ボーっとしていた私。
前田君の事、考えてる自分が気がつくと存在している。
トントン
肩にふたんがかかった、きっと誰かが私を迎えに来てくれたんだ。
小百合ちゃんかな?…志穂かな?…ちーちゃんかな?…
一人で勝手に想像しながら振り返ると、
「望っっっっっ!!!!!!」
意外な人物に驚いた私は、大きな声を出してしまった。
47投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)11時43分45秒
「んな、驚くなよっ………」
望が心臓のあたりを抑えながら私に言った。
多分、私の大きな声に望もビックリしたのだろう。
「ごめん……ね。んで、どしたの?」
「……………ッッ」
何も言わずに、うつむいてしまった望。
なんだか、きまずい雰囲気だ、と思いながら私は口を開いた。
「なに…?どうしたの?」
「公輝何て言ってた?………――――――」
えっ?―――――
何て言われたかって聞かれえても………
そして、どうして望はそれを知りたいの?……
頭の中がグチャグチャで、望の質問に答えられる余裕がなかった。
48投稿者:
1
投稿日:2004年06月19日(土)11時45分40秒
天てれ画像掲示板
http://look2.nu/allmtkyogaku/
49投稿者:
夢那
投稿日:2004年06月19日(土)11時46分37秒
うまいですね>□<;
憧れますッ☆頑張って?さい(*^-^*)
50投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)11時52分07秒
「答えられないような……事だったのかよ?」
「違う!それは違うよ!」
私は、即答した。
なんかだ、望は怒ってるような気がした。
「私…前田君を慰めたの、そのお礼おされただけ!それだけだよ。バイバイ。」
何だか、私自身もイライラしてて。
望にキツク言ってから、走って自分の部屋まで戻った。
何で望にキツク言っちゃったんだろうか、私のバカ………
望は多分心配してくれたのに……・・・
51投稿者:
あげ・・・・・・・・・・・・
投稿日:2004年06月19日(土)11時57分43秒
52投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)11時58分40秒
夢那サン>ありがとうございますw嬉しいです、頑張りますねvvv
51サン>あげてくれて、ありがとうございますvvv
53投稿者:
age
投稿日:2004年06月19日(土)12時41分23秒
54投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)12時54分16秒
部屋に戻ってベッドに思いっきり倒れこんだ。
私の頭は壊れちゃったんだ。
もう、何も考え付かない。望に謝る言葉も………少なくととも今は…。
「有ちゃん〜どした?!」
ちーちゃんが私の隣に座って、キョトンとした顔で、私を見た。
なんだか、その顔がとっても可愛くて、急にちーちゃんが、羨ましくなった。
「別にどって事ないよ〜。」
「そう?良かった。外にでも行って散歩しない?」
気分転換になるかと考えた私は、ちーちゃんにOKサインを作った。
55投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)12時55分03秒
53さん>あげてくれて、ありがとうございます!
56投稿者:
あげ
投稿日:2004年06月19日(土)13時02分18秒
57投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)16時40分15秒
56サン>あげてくれて、ありがとうございますvvv
58投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)16時51分28秒
しばらくの間はちーちゃんと何も話さずに歩いていた。
周りに咲いている花を見ながら、今の季節を考える。
小さい頃にお母さんと一緒に花の名前を一生懸命覚えたものだ……
「この花、きれいだよね。」
ちーちゃんが私たちの目の前に咲いている花を指差していった。
ピンク色で可愛い花だった……この花の名前知ってるかも。
「たしかニチニチソウって花だと思うな。」
「へぇ〜、有ちゃんすごいね!私、花なんて全然知らないから。」
私は、悪い事だとは思いつつ、ニチニチソウを1つ抜いて、
ちーちゃんの前に差し出した。
「花言葉は、《友情・楽しい思い出》。」
ちーちゃんはニコッ…っと笑ってニチニチソウを受け取って、
ありがとうって言ってくれた。
59投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)16時58分20秒
「ねぇ、有ちゃん……」
「何?……………」
ちーちゃんは一回ためらいながら私の方を向いて口を開いた。
「座らない?……相談したい事があるんだ。」
「いいよ、そうしよ。」
何だか、悲しげなちーちゃんの目。
相談って何だろう?………ちーちゃんの力に少しでもなりたかった私は、
ちーちゃんの相談を聞くことにした。
近くの公園に行った私たち。
砂遊びを楽しむ子供、その子達のお母さん達はお喋りでにぎわっている。
よくある風景だなぁ、と思いつつ私はベンチに座った。
「それで、相談って……?」
「うん…………………。」
60投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)17時16分24秒
「あたしね………卓也が好きなの。」
「マヂ?でも良い事じゃん!」
「駄目なの………志穂の事、応援しちゃってるから。」
―――志穂の事を応援してる?って事は……………
「志穂も卓也が好きなの?!」
ちーちゃんはコクリと首を縦に揺らした。
志穂が卓也とは私の頭ではあまり考えられなかった。
「志穂に好きな人聞いた時は、卓也の事、好きじゃなかったの。
志穂に協力してるたびに、卓也の事、色々知って、
卓也の性格も分かって……好きになっちゃったの。」
――――――――――…………………・・・
61投稿者:
そよか
投稿日:2004年06月19日(土)17時21分48秒
「そっか……ちーちゃん辛かったんだね。」
「うん……………。」
急にちーちゃんが泣き出した。
元気なちーちゃんでも泣くもんなんだ、泣かない人なんていないんだ。
私は、そう思った。
「でもね、辛くても言わなくちゃ、志穂に本当の事言わなくちゃ。」
「………………でも」
「志穂なら大丈夫!分かってくれるよきっと!」
「そう………だよね。ありがと、有ちゃん。」
「平気だよ!」
――「ありがと、有ちゃん。」
ちーちゃんに貰った、嬉しい言葉。
私でも、人の役に立つ事が出来るんだ……って思うと嬉しくなった。
そんな事をきずかせてくれたちーちゃんに私も心の中で、
「ありがとう」……………を言った。
62投稿者:
あげぇえぇぇぇえ
投稿日:2004年06月19日(土)17時47分30秒
63投稿者:
がんば
投稿日:2004年06月19日(土)17時48分53秒
おもしろいです!
64投稿者:
遊絵
投稿日:2004年06月19日(土)23時51分12秒
はじめまして!遊絵(ゆえ)と言います!
小説とてもおもしろくて、続き気になります!
がんばってください!応援してます!
65投稿者:
小説書いてると
投稿日:2004年06月20日(日)01時49分07秒
文字入力速くなるよね、俺は小説でブラインドタッチ覚えて
チャットで上達した。
66投稿者:
あげO
投稿日:2004年06月20日(日)09時17分27秒
67投稿者:
k
投稿日:2004年06月21日(月)20時59分08秒
gg
68投稿者:
p
投稿日:2004年06月22日(火)17時28分24秒
p
69投稿者:
あげますね♪
投稿日:2004年06月22日(火)20時21分32秒
書いてください!
70投稿者:
おもしろいです!
投稿日:2004年06月23日(水)18時32分02秒
がんばってください!
71投稿者:
age0-
投稿日:2004年06月23日(水)18時42分16秒
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