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長編小説:花物語
1長編小説:花物語 投稿者:桜月  投稿日:2004年06月17日(木)23時56分01秒
長編小説書こうと思います。
ゆっくりな更新になると思いますが、最後まで仕上げたいです。

?「サクラ草・小さな思い出」…飯田里穂・前田公輝

?「アケビ悲恋歌」…近藤エマ・バーンズ勇気・白木杏奈

?「アスタと恋と青春と」…井出卓也・ド・ランクザン望・村田ちひろ

この中から、読みたいという話を選んでもらえますか?
2投稿者: 投稿日:2004年06月17日(木)23時58分59秒
3角関係1番見たいしこの3人好きだから
3投稿者:あたしも  投稿日:2004年06月18日(金)00時06分51秒
?かな?
4投稿者:2番  投稿日:2004年06月18日(金)00時24分12秒
が良いです!エマってあんまりないから〜
でも悲しい話なのかな…?
5投稿者: 投稿日:2004年06月18日(金)06時14分27秒
6投稿者:?がいい  投稿日:2004年06月18日(金)07時58分00秒

7投稿者:?  投稿日:2004年06月18日(金)15時50分55秒
 
8投稿者: 投稿日:2004年06月18日(金)15時59分58秒
かなぁ??頑張ってね!!
9投稿者:3がいいなぁ〜〜!  投稿日:2004年06月18日(金)17時39分15秒
 
10投稿者:千波  投稿日:2004年06月18日(金)17時40分57秒
その3人好き何で?がいいです!

がんばってください!
11投稿者: 投稿日:2004年06月18日(金)17時43分12秒
がいいです
12投稿者:?がいいかな〜〜  投稿日:2004年06月18日(金)17時49分24秒
読んでみたいです!
13投稿者:2  投稿日:2004年06月18日(金)17時58分40秒
14投稿者:?がいいです  投稿日:2004年06月18日(金)17時59分37秒
てか読みたい
15投稿者: 投稿日:2004年06月18日(金)18時24分34秒
3が良いデス!!!!
16投稿者:桜月  投稿日:2004年06月18日(金)18時56分12秒
皆さん、投票ありがとうございます。
?1票
?6票
?7票
で、?の「アスタと恋と青春と」に決定しました。
17投稿者:がんばってね!!  投稿日:2004年06月18日(金)19時00分01秒
 
18投稿者:18  投稿日:2004年06月18日(金)19時04分11秒
がんばれ!!
19投稿者:桜月  投稿日:2004年06月18日(金)19時09分17秒

《アスタと恋と青春と》


〜プロローグ〜

南中学軟式野球部には今、廃部の危機が迫っていた。
それというのも、南中学は男子生徒の数が女子生徒に比べ圧倒的に少なく、
わずかしかいない貴重な男子も、今人気のテニスやサッカー部にとられ、野球部の人数が少ないからだ。
1年5人・2年4人と、やっと試合ができる人数だった。
今までは…。
しかしこの夏に1年のエースが転校してしまい、試合もできない状態にあるのだった。

「キャプテ〜ン!校庭の練習場所がサッカー部に占領されてるんですど…。」

こんな嫌な知らせが2年の野球部主将、井出卓也のもとに届いたのは、
エース不在で試合に参加し、ボロ負けした次の日のことだった。
20投稿者:桜月  投稿日:2004年06月18日(金)19時15分54秒

卓也が急いで校庭に出てみると、野球部の練習場所だったはずのモミの木の下のグラウンドで、サッカー部の連中がボールを蹴っていた。
卓也がサッカー部キャプテンのもとへ抗議にいこうとした時、
卓也のクラスメートでサッカー部に所属している堀江幸生が走ってきた。

「どういうことだよ!!」

21投稿者:桜月  投稿日:2004年06月18日(金)19時23分49秒

卓也が言おうと思っていたことを先に幸生に言われて、卓也は驚いたが、すぐに聞き返した。

「どういうことって、何が?」
「決まってんじゃん!野球部がしばらく休部するって話だよ!」
「は?休部?」
「聞いてないの?PTA総会で決まったらしいじゃん!」
「なんだそれ!キャプテンの俺でさえなにも聞いてないぞ!!」

卓也は思わず声を荒げた。
もう一度グラウンドへ目をやると、ベースが取り外され、すっかり埋められていた。

「俺、校長に抗議してくる!」

そう言って、卓也は校長室へと走った。
卓也が拳を握り締めていたのを、幸生は見逃さなかった。

「こりゃヤベえことになったぞ…。」
22投稿者:桜月  投稿日:2004年06月18日(金)19時36分48秒

〜最低・最悪の男〜

「だから何度も言っているじゃないか、軟式野球部なんぞあったところでうちの学校にはなんの得もないんだよ。
うちの学校にはね、全国中学サッカー常連のサッカー部がいる。
実は、前々から練習場を広くしてほしいと、サッカー部から願い出があってね、いい機会だから、
野球部の練習場をサッカー部にあたえようと考えたわけだ。」
「いい機会ってなんですか?」

校長の話を静かに聞いていた卓也は、校長の顔を睨みつけた。

「いやあ、これは私の独断で決めたわけではないんだよ。昨日のPTA総会で正式に決定したことなんだ。
それに君は成績もいいし、部活なんてやらなくても十分だと思うがね。」

卓也の様子がおかしいことに気づいたのか、校長が付け足した。

「そんなこと聞いてんじゃねえんだよ!!」
「何だね君、その言葉使いは!」

校長が顔を上げた瞬間、卓也の拳が宙を切った。
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