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【小説】 俺の旅 
1【小説】 俺の旅  投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時15分11秒

【プロローグ】

―この世界には何があるかなんてわからない。
俺の想像のつかないような物もあるかもしれない。

――それが知りたい。―――そう思うようになったのは、10歳の時だった。
―俺はその時なんのために生きているかわからなくて。
ただ生きているだけ。
そんな感じにしかなかった。

――――ちょうどあの日は雨だった。
ザーザーザーザー。
そう降り注ぐ雨。―――ここに雨が降るのなんて珍しかった。
ここの土地は砂漠のような土地だし。
――――――雨なんてめったに降らなかった。今まで。

そんな中俺は1人で。
広場の真ん中に立っていた。―――辺りは砂漠しかない。
遠くにはテントみたいな家が何件か見えるけれど。
2投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時20分00秒

―――ぽつぽつぽつ。
俺の体に当たってくる雨がむしょうに痛かった。
頭も体も―――心も雨で濡れていて。

そんな時、ある男の人が来た。
その人はここでは珍しい、マントを着ていて。俺は不審に思いながらもそいつに話しかけてみた。
「お前ここで何してるんだ」
そう。そっけなく。すると男性はふっとフードをかぶっていて顔が見えない。そんな所から笑みがこぼれていた。
俺は何笑ってんだ…。そう思いながらも黙っていた。
そして相手はふっとフードを上げ、顔を出した。

「…誰?」
俺はもう一度聞いた。
顔は30代くらいの顔。
3投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時25分30秒

「…レッド」
そう男性は呟く。
「は!?」
俺はもう一度聞きなおしていた。―――レッドなんて名前珍しすぎる。

「―――レッド吉田。旅人だ」
もう一度青年、いや、レッドは言った。今度こそ俺は名前がわかり、ごく。そう息を飲んだ。
『旅人』がここに来るのは珍しい。
こんな何もない。――――ちっぽけな村――いや砂漠に誰もこようとしないから。
俺達はしばらくお互い黙っていた。
俺は不謹慎に。
そして旅人【レッド】は木のベンチに座っていた。

雨で濡れている木。レッドは袋からタオルを取り出すと木・そして自分を拭いた。
そして俺にもタオルを差し出す。
4投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時30分09秒

――――俺は迷っていた。
この差し出してくれたタオルをとっていいのか。悪いのか。
それでも―――――…。
やっぱり受け取るわけにはいかなかった。
もう拭いたってどうでもいいような気がしていた。こんなにびしょびしょなんだから。
俺が断ると、レッドはそうか。そういいタオルでまた自分を拭いていた。
それにしてもどこかへ行かないのだろうか。
この男は。

「お前の名は?」
タオルを袋に締まっているレッドが聞いてきた。
――――え…?
俺はこいつに名前を教えて良いのか。また悩んでいた。――――でもまあ、いいか。

「―――山元竜一」
5投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時35分00秒
俺はそう言った。
するとレッドはふん。そう頷いていた。

――――――何をしなくても時間は過ぎて行く。
俺達はただぼーっとしていた。
雨の中で。


10分くらいすると、レッドが動き出した。
「竜一くん。村長の家はどこだ」
村長…?俺は自分の父親を思い浮かべた。――――あんなやつに会わなくても。
自分の父親が嫌いな俺は、一瞬紹介してやらまいか。と思った。
しかしそれではこの旅人が可哀想なので、連れてってやることにした。

「こっち」
俺は雨の中歩いていくと、レッドも後ろからついて来た。
6投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時42分27秒

俺の家は一番端っこにある。
その家はぼろくて、なんか先祖代々使う家らしいけど。
その家についた。
俺はふっとドア――。といってもテントみたいなドアなのだけれど。それをあけた。

「あら竜一…。って濡れてるじゃない!さっさと着替えてきなさい」
母さんは俺の不格好を見るなりそう言った。
―――俺はそれよりもこの人を親父に紹介するのが先なので、この人を母親にも紹介した。
「母さん」
俺は椅子にすわって裁縫をしている母さんに言った。
「…あら竜一。どうしたの」
「この人…レッド吉田さんって言うんだけど…旅人なんだって」
そう言った。
すると母さんははっときずいてこう言った。
「あらあらそうなんですか!」
7投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時48分33秒

**知ってても知らなくてもいいけど一応知っておいたほうがいいかもしれない**
僕の旅オリジナル設定。

なんか長いタイトル。
まあいいや。そんな事は。今日は、主役*山元くんの住んでいるとこを紹介したいと思います。(なんか小説の中ではよくわからないようなので)

まあちっちゃな村です。いわいる。
そんで辺りは砂漠。
雨なんてよくて月1にしかふらないような。そして気候はそれほど暑くはない。
(つまり砂漠だけど暑くはない村。みたいな?)
まあこんくらいかな?まあ、異世界なんで。イメージではモンゴル。
(砂漠じゃねえけど)
ってことで今回のコーナーはこれで終わり!(コーナーだったのか!!)
またわかんない事あったら言ってくださいな。

最後に一言。
この村はあんまり出てこないんで(まあ題ドウリ旅するんで。)そんな気にせんで下さい。
8投稿者:千柚  投稿日:2004年05月24日(月)14時55分16秒
ここだね??
あたしはけっこうセリフとかじゃなくて
こんな感じのが好きだよ!!
だから自分の小説のそんな感じなんだけどね…。
セリフが多い小説が嫌とかじゃないんだけどね。

お互い頑張ろうね!
9投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時55分54秒

――――――もうほんと叔母さんだな。
俺はそう思いながらも黙って立っていた。
レッドと母さんは色々話している。――――――聞きたくもない。
俺はさっき言われた通り拭くものと着替えをとりに言った。

奥からは親父の声も聞こえてくる。

「―――どうしたのお兄ちゃん。髪もびしょびしょだよ」
「…」
下から見上げてくる女のこ。

それは妹。なぜか関西弁を喋る。―――変な妹。
10投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時57分44秒
有難う御座います!台詞の多いですか。…まあ自分もはっきりいってあんまり好きでは有りません。
読みにくいので…(まあ自分が言える立場?って感じだけど)
千柚さんも頑張って下さいネ。応援しています。
11投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)14時58分53秒
ふい〜。やっぱ疲れますね。小説…。ってことでちょっくら休憩してきます!
その間に感想・アドバイス待ってたり…。
ヨロシクお願いします。
12投稿者:綾乃  投稿日:2004年05月24日(月)15時47分29秒
変な妹ってまさか志穂の事??
13投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)15時48分11秒
「あれー無視なん?性格悪いなあ」
「うっせ」
俺はそういうと、上の服を脱ぎ出した。妹「志穂」は逃げる様に出て行く。
何なんだ。ムカツク…。
俺が服を着替えると、親父が俺を呼んでいる。

―――いきたくねえ。

そう思った。
でも行かないわけにはいかず。ちゃんとレッド・母さんがいる所へいった。
そしてゆっくりと、レッドさんの隣に座った。

「この人とはどこであった」
「広場」
俺はそっけなく。出来るだけ目を合わせずに答えた。
14投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)15時49分15秒
>綾乃さん
そうですよ**志穂ですww
15投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)15時52分10秒

「そうか…。なあレッドさんよ。なぜこの村に…?」

―――それだけのために呼んだのかよ。
俺はむっとしながらも黙って聞いていた。―――馬路ムカツク。
「それは――――――…弟子を探すために」
弟子?俺はふっとレッドさんの顔をみた。―――――――…。

真剣な顔。
しかし何故この村に?

「弟子…?とは…旅の?」
親父はそう言う。レッドはこくん。と頷いた。
16投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)15時56分11秒

――――そうか。そう親父は呟いた。
何か考えている顔。

俺はもう関係ないな。そう悟ると、さっと立った。そして奥の部屋にいこうとすると、親父が呼びとめる。
―――なんだよ。もういいんじゃねえの?
そう思うけど、何も言わずに立っていた。

「――…レッドさん。こいつを連れて行って…。弟子にしてくれませんか!?」
―――は!?
俺はぶちいっと神経がぶちやぶれそうになった。
何勝手に…!!

「はあ。私としてはいいんですけどね」
レッドは嬉しそうに自分を見てくる。

―――――何勝手に決められているわけ?
17投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)15時59分42秒

「まあ。よかったじゃない竜一」

―よくないよくない!俺そういう面倒くさいの嫌いだし!
そう訴え様とすると、何か視線を感じる。
ふっと下を見下ろすと、正座で黙って目をつぶっている親父の姿がある。

――なんだ…この視線。
俺は何も言えなくなってしまった。

「…」
「と言う事で決まりだな。よろしくおねがいします…はら。お前も座れ」
親父が俺の手を引っ張る。
18投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)16時07分31秒
無理やり座らせられる。
―――――断るなんて不可能。しかし本人の許可もとらず…最悪だ。
志穂が影からこの様子を見ていた。
俺も親父も――…きずいていたが声には出さない。

「…よろしく…おねがいします」
「…よろしく」

この日から。
俺の冒険は始まったのだった。

====================================

つまらない毎日なら。

自分が楽しくすればいい。

でもそれはどうやって?

俺にはそのやりかたが。―――――まだわからない。
19投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)16時10分14秒
やっとこさ終わったプロローグ。(短かった?)
これから旅に出ます。そんで、登場人物は書いたほうがいいですか?書かない方がいいですか?
どっちがいいでしょう!?まあ、感想待ってます
20投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)16時14分21秒
ふい〜。明日からキャンプいくんで、それまであげてくれると嬉しかったり・・。
まあ感想下さい!よろしく!
21投稿者:あげ  投稿日:2004年05月24日(月)16時17分51秒
age
22投稿者:さ〜げ〜ろっ!  投稿日:2004年05月24日(月)16時22分57秒
あげるな!みんな!
さげるんだ!
23投稿者:さげって  投稿日:2004年05月24日(月)16時24分02秒
書いてもあげるのと同じだよね〜
24投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)19時43分28秒
>あげさん
あげ有難う御座います。
>22さん
やめて下さい!!
>23さん
まあよく考えればそうですよね。
25投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月24日(月)19時48分28秒

【第1章】「旅の開始」

―――――――あれから一日たった。
レッドもゆっくりしていきたいから。そんな理由で俺が旅に出る日は1週間くらい先になるそうだ。

まあその方がいいけど。
「お〜い山ちゃん!」
そんな声も聞こえる。――――え?
俺?
俺はふっと。雨で濡れている砂場を歩いている足を止め、後ろを向いた。

髪の長い女の子。

「なんだ…お前かよ」
26投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月27日(木)17時46分38秒
ちょいと自分であげ(ゴめんさい!!)
27投稿者:そら  投稿日:2004年05月27日(木)17時49分48秒
面白いです!めちゃめちゃ上手ですね〜♪^^
がんばってください☆☆
28投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月27日(木)17時57分28秒
>そらさん
下手ですよォ。でも嬉しいデスw有難うございます〜!!!!
29投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月27日(木)18時05分13秒

俺がそう言うと、相手は気にしてない様子な笑顔を見せる。
ムカツク…。
そう思いながらも、俺は広場のベンチへ腰を下ろした。
その女の子は長い髪を揺らしながらこっちへくる。

ため息。
自然とそれが出てきた。

「なーにそのため息…まあいいや」

そういいながらベンチに座る。
俺は少し横に移動した。

「…そういうのやめてよ」
女の子はむっとした顔。

――――――――ムカツク。
30投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月27日(木)18時09分27秒

俺は腹の下がむかむかしてきた。

「あっそうだあ!山ちゃん旅に出るんだね?」

もう――――…そんなに噂が?
それに旅ってよ…。冒険くらいになんねえのかな。

そんな事を考えていると、女の子は立ちあがった。俺は下を向きながら爪をいじる。


「私もいっていい?」
31投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月27日(木)18時12分42秒
この女の子誰がいいだろね(まだ決めてない自分)
自分的にゎ――…小百合チャン*七世チャン*ちひろチャン*杏奈チャン*
にしようと思うんですが…
誰がいいですか?(こんなん自分で決めろってね)
でもやっぱ御願いします〜!!!

1小百合ちゃん
2七世ちゃん
3ちーちゃん
4杏奈ちゃん

投票してくださいっ
32投稿者:1!  投稿日:2004年05月27日(木)18時19分26秒
 
33投稿者:小百合が  投稿日:2004年05月27日(木)18時20分28秒
いいな。
34投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月27日(木)18時24分53秒
32さん・33さん
了解でごす!!有難う御座いますっ
35投稿者:3  投稿日:2004年05月27日(木)19時14分56秒
がいいですよ
36投稿者:3がいいなぁ〜  投稿日:2004年05月27日(木)19時57分03秒
がんばって!!
37投稿者:ちーちゃんが  投稿日:2004年05月27日(木)19時58分56秒
私はいいな!!
38投稿者:なっつ  投稿日:2004年05月27日(木)20時07分20秒
?がいいです!
39投稿者:ちな  投稿日:2004年05月27日(木)20時09分13秒
?がいいです!
がんばってね!!応援してます!!
40投稿者:そら  投稿日:2004年05月27日(木)20時09分57秒
レスありがとうございます!
私はって言うか私も?番のちーちゃんが良いな〜と思います☆
誰になるかも続きも楽しみです♪♪
41投稿者:七世がいいです^^  投稿日:2004年05月27日(木)20時10分20秒

42投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月28日(金)08時31分32秒
35さん、36さん、37さん、なっつさん、ちなさん、そらさん、41さん。
投票有難う御座います〇
>ちなさん
応援レス有難う御座います!!頑張ります。
>そらさん
こっちこそレス有難う御座います。凄く嬉しいです。
>その他の皆さん
本当有難う御座いました。
43投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月28日(金)08時34分22秒
スイマセン。ちょいと落ちます。投票ゎ受けつけてますので!!
でゎ落ち。
44投稿者: 投稿日:2004年05月28日(金)08時49分06秒
 
45投稿者:1  投稿日:2004年05月28日(金)13時07分49秒

46投稿者: 投稿日:2004年05月28日(金)13時44分48秒
かな
47投稿者:1がイイな〜!!  投稿日:2004年05月28日(金)14時33分05秒
 
48投稿者:2がいい  投稿日:2004年05月28日(金)15時29分11秒
ガンバ
49投稿者:真央  投稿日:2004年05月28日(金)15時41分17秒
2がいい★
50投稿者:2がいいし  投稿日:2004年05月28日(金)16時03分14秒
あげ
51投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月28日(金)16時22分16秒
来ました。
投票の結果…2が一番多いのかな?って事で七世チャンに決まりました。(間違ってたらごめんなさい)
他の戦士を希望だった人、ごめんなさい。
では更新頑張ります!!!
44さん、45さん、46さん、47さん、48さん、真央さん、50さん
有難う御座います。
52投稿者:帆葉弥  投稿日:2004年05月28日(金)16時22分34秒
p(^^)gがんばって!
53投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月28日(金)16時24分21秒
帆葉弥有難う〜!頑張ります!!!!!
54投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月28日(金)16時42分39秒

…は!?

俺は驚いた顔であいつを見る。
するとあいつは何か不満そうな顔でこっちを見てきた。

「だってえ〜!いいじゃん!私も旅したあい!」
「駄目に決まってるだろ」

―――――旅なんて…。
55投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月28日(金)16時47分00秒

駄目に…決まってる。

お前を巻き込むわけにはいかないし。

「なんでー!不公平だぁ」
不公平とか…なんでそうなんだよ。

「いいか七」
俺はベンチから立ちあがった。そして七―――七世に向ってこう言ったんだ。
真剣な顔で。
「絶対付いてくんなよ」

そっと…。
56投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)10時07分03秒
自分であげ。…ごめんなさいね!!!!!!
57投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)10時16分55秒

――――――といってもついてくるだろう。
そんな事わかってたけど。

そして俺は七とすぐ別れ、自分の家に向った。
ガサ。
そう扉を開けると、中には志穂とレッドが話していた。そして俺にきずく。
―――別にきずいてほしくなかったけど。

「あーっ兄ちゃん!レッドさん凄い色んな所旅したんだね!」
そう志穂はいきなり言ってきた。
「あっそ」
俺はそうそっけなくいうと、奥に入っていく。

レッドと志穂が視線を合わせる。
――――――――――そんな気がしていた。
58投稿者:プーs  投稿日:2004年05月29日(土)10時18分18秒
頑張れ!読んだことないけど。
59投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)10時19分10秒
読んで下さい(笑)
でもまあ有難う御座います。頑張ります>58さん
60投稿者:おもしろい!  投稿日:2004年05月29日(土)14時39分56秒
よかったらちーちゃんだしてほしいんですけど、できますか??
ちょっとの役でいいんで!がんばってください。
61投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)14時48分46秒
OKですwwちーちゃん出しますね!!ちょっとの役…かもしれませんが、
出来るだけ沢山出せる様にします!!!!!
有難う御座います>60さん
62投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)14時52分00秒

「あの、竜一くん」
レッドがそう言った。俺は歩いていた足を止めた。
そして後ろを向く。
「竜一っていうのやめてくれませんか?」

―――じゃあどうやって呼ぶんだよ…。
レッドはちょっと困った顔をしている。そんなのを気にせず、俺は黙っていた。
「あーのさ、旅の準備はちゃんとしといてね」

レッドはそういい、また志穂がいるらしき所へ戻っていく。


旅の準備…?
63投稿者:小百合だして!  投稿日:2004年05月29日(土)14時55分40秒
おねがいします!
64投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)14時56分11秒

何準備すりゃあいいんだろう。
服とかかな?

そんな事を考えていた。――――――――そんな俺が…馬鹿だった。


それから1週間はすぐに過ぎた。
毎日が1時間くらいで終わって行く。そんな感じだ。
もちろん、24時間あるのだけれど。

「今日出発だけど、準備できた?」

もうそんなのわかりきってるくせにレッドは聞いて来る。
俺は一応はい。そう言うと、ふっと後ろを向く。
65投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)14時57分18秒
小百合出しますNEw>63さん

他にも出して欲しい戦士がいたら言ってください。
66投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時00分02秒

「そう…じゃあもう出発しようかな」


レッドは外を見る。

気持ち良いくらいの天気。勿論晴れ。だ。あの時雨が降ったのが珍しかっただけで。
「はい…」

―――ここともお別れか。
生まれた頃からいたから、なんか違和感あるな。
寂しい気もする。

俺はかばんを持つ。
勿論荷物は減少。出来るだけ少なくした。
67投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時04分21秒

「おい竜一」

出発寸前。親父が声をかけてくる。
―――――――キモイ。

「せめてレッドさんの足手まといにはなるなよ」
――なるかよ。
俺はその声を無視した。そして友達の所に行く。
友達も見送りに来てくれた。
七は―――――…。何故かいない。何故だろう。まさか――――――…。

「どうした?山ちゃん」
熊ちゃんがそう声をかけてくれる。
俺はなんでもない。そう言うと、久しぶりの笑顔を作った。
――――ずっとここに居たい。
そう思えたけど――――――もう居れない。

やっぱそう思うと…寂しい。
68投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時07分52秒

「やあ〜っまちゃん!」

なんだ?
俺が熊ちゃんと話している時に、女子の声が聞こえてきた。
聞き覚え…

ギョ。

俺は後ろを向くと、大きく目を開いた。

だってそこには…

「…」

皆、そこにいる人は黙りこくった。
69投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時12分32秒

「…七世…ちゃん?」

「そーーっう!七世様のお登場だよん!」

最初に口を開いたのはお母さんだった。他の皆はまだ黙っている。
それでも―――――――…。
俺はふっと後ろを向いた。
無論驚いている。

でも―――――何も言うこともできないから。

登場したのは思ってた通り七。岩井七世。
ここでは結構もてるらしいけど。
俺は興味ない。
70投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時17分05秒
でも…。

「お前。その格好なに?」
俺はそう声をかけた。すると七はにこーっと笑ってこう言った。

「こーれ!?ジャージの上下!それに荷物!どう考えても旅の格好でしょー!」

―――――やっぱり。
嫌な予感したんだけどな。

俺はふーっとため息をつく。
そして。レッドを見た。

するとレッドは何も言えない…みたいな目で七を見ている。

「え…っと…」
71投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時22分01秒

「七世ちゃんだっけ…?た…び…って?」

レッドは片言の日本語でそう言った。

「だーから!私も旅に連れてって下さい!みたいなあ?」
七はそうやって笑う。

―――――いつもやることが突然。

「…まあいいか!旅は人数多いほうが楽しいしね」

は?
今の吉本だったらずっこけてるぜ?何そのまっいっか発言!おかしいだろ!どう考えても!
72投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時26分40秒
俺は必死に訴えた。目で。
それでもレッドがきずいてくれることはなかった。
旅人ってのはこんなにのんきなのか?
七と楽しそうに笑いあっている。
それを見て周囲も笑う。

俺だけ。
俺だけがわからない。不機嫌そうな顔をしている。
「まっ頑張れよ」
熊ちゃんはそう声をかけてくれた。
俺はうん…そう呟いた。
もう声にもならない――――――…。吃驚しすぎて。
能天気なレッドにも。突然驚いた行動をした七にも。

そしてこの旅にも―――――――――不安を覚えた。
73投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時29分34秒

====================================

俺は何をしたいんだろう。

この旅を通して。

沢山の仲間。沢山の思いで。

それが――――――――作れるのだろうか。

それが不安だった。

=====================================
74投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時33分02秒

※感想・アドバイスどんどん待っています。

第1章はなんかまだプロローグみたいでしたね。(汗)
でもまあ、次から第2章。旅が始まります。
そんで、登場人物紹介。したほうがいいと思いますでしょうか…?
また、わからなかったらいってください。
(そのキャラのイメージとか。そんな所ですね)
まあ感想など待ってますので下さいね!よろしくおねがいします
75投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時41分22秒
登場人物紹介しますね!!わかりにくいので…(名前あんまでないから)

****登場人物*****

主役*山元竜一【山ちゃん・竜一】
クール。なぜか旅に出ることになってしまった。
何事もめんどくさがりで、何もしようとはしない…しかしこの旅で…

レッド吉田【レッド・レッドさん】
旅人。山ちゃん。七を弟子(?)にした。何事も熱く、山ちゃんとは正反対。
実はレッドは…。

岩井七世【七・七世】
村ではもていた。かわいくて、アイドル。
しかし何事も思いついたら実行で、山ちゃん達を驚かせる時もある。山元とは幼なじみ。
76投稿者:登場人物  投稿日:2004年05月29日(土)15時41分54秒
紹介してください!
77投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時46分27秒
>76さん
ハイってしちゃいました!!出してほしい戦士とかはいって下さいネw

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
続き****

山元志穂【志穂】(豕瀬志穂)山ちゃんの妹。なぜか大阪弁を喋る。

くらいですかね?後からいっぱい登場人物出てきますけど、それは…またのお楽しみ..予定では…

□その他の登場人物□□
村田ちひろ  安斎舞   俵小百合
前田公輝  ゴルゴ松本  山川えりか
村上東奈  …その他。沢山の戦士…がでます!!!
まあ、その時村。や国にいってから登場人物は紹介しますね!!
78投稿者:絵菜☆  投稿日:2004年05月29日(土)15時46分59秒
ガンバレっ★
79投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月29日(土)15時48分29秒
絵菜有難うww頑張りますZE☆☆☆☆☆
80投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)10時36分19秒

【第2章】「無くした物はもう戻ってこない。それを知った少年」

「ゴルゴ村?なんじゃそりゃ」
俺はレッドの言葉に反論してしまった。

今は村を出て半日。歩いて森までやってきた。――――周りには木しかない。
俺と七、レッドは真っ直ぐの道を通っていた。
でもどこにいくのかわからないから聞いて見た…すると返ってきた答えは…

『ゴルゴ村』

なんて…どんなネーミングだよ。

「山元や七世が居た村と結構似ているよ。砂漠じゃないんだけどね。村の人数も少ないし。雨も滅多に降らない。
だからきっと馴染むと思うよ」

――――――へえ。
81投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)10時57分55秒

やっぱよく知ってるんだな。―――――俺は何にも知らないけど…。
それが――――ちょっと悔しい。
負けたみたいで。

まあ、1人天然というか能天気がいるけどな。

あ そ こ に 。
俺はふっと横を見る。すると真ん中に挟まれ、楽しそうに。遠足気分で鼻歌をうたってる奴がいる。

まっあいつには勝てる…。
俺はそう自覚した。
「あ。そうだ山元。ゴルゴ村についたらまず、村長にあいにいく。それでちょっとその村の生活を楽しむんだ。
だから―――…あそこには1ヶ月いるかもな。長くて。
短くて3週間。だから早めに友達作っておいたほうがいいぞ」

レッドはこういった。
82投稿者:未沙弥  投稿日:2004年05月30日(日)11時03分18秒
面白いね♪
私はこう言う景色みたいなのがある小説がスゴイ好き!(意味不明)
それと・・・
ま た あ っ ち で は な そ う !
83投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)11時04分50秒
未沙弥来てくれて有難う!
また話しましょうねえ!!ってか今すぐ話そう!(笑)
面白いって言ってもらえて嬉しいです。わざわざどうも有難う御座いました>未沙弥サマ…
小説更新ストップスイマセン…暇な時には更新します。
84投稿者:未沙弥  投稿日:2004年05月30日(日)11時06分34秒
ぷーs>ココではぷーsって呼んだ方がいいよね?
やっぱり当たってたんだ!なにげなく読んでみたの。確か前にもぷーsが
これかいてたよねぇっと思って。
85投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)11時33分43秒
いや。別に麻衣でもなんでも☆当たってよかった…(馬鹿)
でも読んでくれたんだー。
うれC⇔YO☆(というかミスフルにこんなキャラいたよね。ZEとかNAとか…)
まあ頑張りま〜っせ>未沙弥
86投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)15時24分45秒

「1ヶ月…」
俺はそう漏らした。
一ヶ月も…あの…ゴルゴ村で…
そう思うと憂鬱だ。

「そ〜なんですか!だったら女の子の友達いっぱいつくろーっと!」
七はのんきのそう言う。
―――友達…作れるだろうか。
あんまり友達のいないぶっきらぼうな俺に―新しい。全く知らない村で友達を作るなんて…難しいことだ。
俺は不安だった。

森をずっと歩いて行くと、もう日が差し込まぬようになっていた。
暗い。

「なんか怖いねえ」
七が俺の気持ちと同じ事を言った。まあ怖い。なんて言葉はない。
87投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)15時28分40秒

「そうだね。…今日中にゴルゴ村に着かないと…ここで野宿だね」
レッドはそう言った。
それを聞き、七がブリっ子な声で反論する。
「えー!レッドさんそれ嫌です!野宿とか..さっさと行きましょう!」

俺も――同じ気持ちだった。
野宿なんて絶えられない。
こんな暗い。気持ち悪い森で。――――ましてや野宿なんて…。
絶対に嫌だ。

―――――そう思っていた。



が。
88投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)15時33分32秒

「もう疲れた。歩けない!レッドさん!後何キロ在るんですか!?」
七がタオルを首にまき、いかにも疲れた。そんな顔でレッドに聞く。
あれから5時間。
今も歩きつづけている。―――――…。そりゃ5時間も歩きつづければ誰でも疲れる。

俺も疲れている。
まあ表情になんて出さないけど。

「あと〜…16キロ?」
レッドが汗をかきながら地図を見ていた。そしてそう言った。
――――16キロ…!?
俺はその言葉に、べた。そう倒れこんだ。

「もう野宿しよう」
俺はそう言った。
―――――もう歩けない…。

「ええ〜山ちゃん根性な!」
89投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)15時37分49秒
カチン。
俺はぶちっと切れたが…。女子相手に喧嘩するほどでもないので無視っておいた。
「そうだね〜。もう夜の9時なんだよ七世」
レッドが時計を見ながらそう言う。

「そうそう。明日早く出ようぜ」
レッドも賛成した様子なので、俺はさらに七に追い討ちをかけた。
七はムカツク。そんな顔で俺を睨んでいる。

「だってだって!獣とかでたら怖いジャン!」
「でねえよ」
こんな森に…獣…そりゃいるかもしれないけど…大丈夫…俺はそう思っていた。

「そうだねえ。狼とか出るかもね」
そうさらっというレッド。
俺もそれには驚いた。――――あんなさらっというとはな…。
90投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)15時39分27秒
    

    〜お知らせ〜
※感想待っています。よければ下さい。
※アドバイスも待っています!

でゎー小説更新頑張りますZE★★
91投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)15時55分03秒

「え〜!それ余計嫌です!やめましょう!」
七が涙目で訴えている。
それでもレッドは笑っていた。目は本気で笑っているのかどうかもわからないが。
「大丈夫だって!冒険なんだから〜!あはははは」

そう笑って持っている袋からキャンプセットを取り出す。
そして俺にそこにうって。とか命令する。

―――本当に…こいつしっかりしてんのか?

俺は不安だった…。普通に。
七はしょうがなくテント張りを手伝っている。

「ねえレッドさん…もしかして3人一緒にね…る?」
92投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月30日(日)21時12分42秒

「…まさか…そんな事はないですよね〜!」
七は不審そうにレッドに聞く。
――――まさかそんな事。有り得るわけが無い。

「ん?一緒には寝ないよ?でも…」
「でも?」
「交代でこのテントへ寝る。つまり見張りがいるって事。俺は外で寝たりするんだけど…七世と山元は絶えれないみたいだからね。
獣が入ってこないために見張り!あそこを七世と山元。交代で見張って?」

―――――は?
見張り…か。
俺はテントを組み立てながらため息をつく。そして空を見上げた。
木におおわれていて、青空のほんの一部しか見えない。そんな空を。
93投稿者:バンビ  投稿日:2004年05月30日(日)21時25分39秒
上手いw
続き楽しみにしてます(○´・∪・)v
頑張ってくださいネw
94投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)16時57分27秒
>バンビさん
有難う御座います。バンビさんも小説書いてますよね!?頑張って下さい。
今度はコメを書かせていただきますww
続き…今日は沢山更新!が目標です。ゴルゴ村まで…(笑)行ける様に頑張りたいと思っています。
お互い頑張りましょうね★★★
95投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)17時08分00秒

「もう山ちゃん!そこの端っこ引っ張って!」
七が俺に注意してくる。
俺ははいはい。そう言うと右側のテントの端を引っ張った。


―――――――――――――――――――――――――――――――――――
それから2時間。
テント張りも終わった。そして簡単な食事も済ました。
「ふぃ〜。もう眠たい…」
辺りは真っ暗だった。暗い森が、余計暗くなる。
太陽の光も見えない。
まあ元々あんまりよく見えてなかったが。

「もう寝ます?レッドさん」
「んー。じゃあ1時間交代に見張りを変えよう。僕はここで寝てるから」
「レッドさんずるい」
レッドと七がこんな会話をしている。
96投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時00分55秒

俺はテントに座っていた。
腹いっぱいでふくれている腹をぽんっと押す。
――――なんか懐かしいな。

母さんも、熊ちゃんも、志穂も―――――――――――親父…。
俺は親父の顔がぼんやり浮かんでくる。
―…親父なんて別に…なんでもない。
俺は一生懸命目をつぶり、そう暗示をかける。

「山ちゃん!私寝るから!見張りよろしく!」
「は?おっお!」

ドテン。
俺はこけてしまった。七が押すもんだから。
七はさっそく毛布に包まっている。
97投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時05分05秒

ちっ。
俺はそう思いながらも時計を持ち、レッドとは違う方向へ行く。

そして地べたに座り、ねっころがった。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
それから1時間。

何 も な い 。
なんかあったら困るけどよ。レッドはなんかいびきすげえし!
俺だけこんなところで…。
俺はレッドの鼾を聞きながらぼーっとしていた。

というかもう1時間だよな。

時計を見た。

すると前見たとき11時だったちっちゃい針も。12時になっていた。
「よっしゃ」
俺は軽くガッツポーズをするとテントへ向う。
98投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時09分31秒

「おい七。もう1時間来たんだけど」
俺がテントを開けそう言うと、七は五月蝿い。まるでそう言っているように寝返りをうった。

カ チ ン

俺はそう思いながらも揺さぶりをかける。

「おい!俺だって寝てえんだよ!早く変われ!」
「もう〜五月蝿い!男なんだから外で寝ろ!」

――――――何その無茶苦茶な…。

「お前な!男とか関係ないだろ!」
「あるよ!私かよわいし!いざとなって狼とか出てもやっつけれないもんねえ!」

――――女だからってそんな理由…?
有り得ないだろ。
99投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時13分16秒

「だっから!お願い!じゃねっ」

七はそう言って毛布にくるまる。――――――ム カ ツ ク 。
俺はそのまま突っ立っていた。
すると…。
「もう!変態山元!」
「何だよそれ!」
「どっか行け!というかもう閉めて!寒い!」

―――――俺だってテントで寝てえよ。
仕方が無く追い出された俺は、夜の間外でいるようになってしまった。
寝れるか…。
あいつじゃあるまいし…。
俺は岩に持たれ掛けながら15メートルくらい離れているレッドを見た。
まだ鼾を掻いている。
100投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時14分46秒

神経図太いよな…。
俺はそう思った。

―――――――――でもまあ、1時間なにもなかったんだから平気だろ。
俺はそう思い、深い深い…。眠りにはいった。






それから大分たっただろうか。
俺はふっとある音で目を覚ます。
101投稿者: 投稿日:2004年05月31日(月)18時15分48秒
102投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時17分31秒

ガサガサ。
――――もしかして…。

俺はぞぞぞぞっと寒気がした。―――――馬路?狼?何々?えー――!
ちょっヤバイ俺!怖い!
俺って根性ねー!

そう思いながら何も出来ない俺。本当弱い。

ガサガサガサガサ。
音はだんだん大きくなって行く。―――――え…?
何だろう。

俺は一応立った。そして後ずさりする。
103投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時18分28秒
>wさん
あげかどうかわかんないけど一応有難う御座いますww
104投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時22分59秒

「グゥ…グルグゥ…」

そういう声が聞こえる。
―――――――間違えなく狼。―――俺でもわかった。
ガサ。
やっと葉っぱの間から何かが出てくる。

―――――――茶色の毛。
尖った牙。

―――――――――――――――――――――――――――狼。だな。間違いなく。
俺と狼はしばらく見詰め合った。

―――何も考えられない…。

殺 さ れ る 【や ら れ る】くらいしか。


考えられない。
105投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時26分17秒

「グゥ…」

涎。それが見える。―――――――食べられる!?
俺上手くねえし!
まずいぞ狼くん!やめろー!やめるんだー!

俺は声にならない声を出しつづけた。
それは無駄な努力。

グワァァァァァッッッ!!!!

狼が物凄い勢いで口を開け、飛びついてくる。


―――――無理だ。
106投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)18時29分28秒

もう死ぬんだ。

―――――俺の人生。

14歳で幕を閉じる。

はかない人生だったなあ。

――――――死ぬとなると人間何でもスローモーションになってくる。

ほらそこに狼がいて。

俺はビビって全然動けなくて。

狼が涎を垂らしながら飛びついてくる。凄い勢いで。

音ももう聞こえない。


俺はゆっくりと―――――――――目を閉じた。
107投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)19時12分29秒




『止めなさい』


え…?

何の声だろう…?狼のうめき声も聞こえてこない。

何だ…?


俺はゆっくりと…意識を失った。
108投稿者: 投稿日:2004年05月31日(月)19時14分03秒
頑張って下さいーw
109投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)22時28分32秒
>季さん
有難う御座います。頑張りますw今テストなんで。。。明日は早く帰るんですが、
書けるかわかりません(汗汗)
今日もすぐ落ちる予定ですが、ちょいと書きますね。
110投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)22時30分55秒

―――――――しばらく意識を失っていた俺。

2時間くらいたって…目を覚ました。

「ん…」

辺りを見渡すとそこは俺が元々いた場所で。―――――夢…?
だったのか…?

手にはびっしょり汗がある。

やっぱり…夢か。

ほっ。そうわかった瞬間。ほっとした。
111投稿者:ぷー  投稿日:2004年05月31日(月)22時33分28秒
落ちます。感想くだされば嬉しいですww
喜んでお返しレスさして頂きます(笑)でわーおやすみなさい**
112投稿者:伽羅  投稿日:2004年05月31日(月)22時43分02秒
面白いです!
他とは違う感じで!
八木っち出して欲しいです!
113投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)11時37分43秒
>伽羅さん
有難う御座います。一応ファンタジーを目指してます(ぇ)
でも文章力が苦手で、なんか変んなところもあると思いますが…ヨロシク御願いします…(ぇ)
やぎっちですね!わかりました!出させていただきますww
114投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)11時42分52秒

―――――なんか変な夢見ちまったな…。現実みたいだ…。
俺はゆっくりと起きあがる。
なぜか知らないが節々が痛い。

「…」
そして空を眺める。――――木…ばっかだったな。
もじゃもじゃしてて。
それでもかすかにオレンジ色の明るさもある。朝か…。

「ん?」
俺がふと横を見ると..何かわからない物が見えてきた。
ビー玉…?虹色のビー玉。珍しい…。
でも何でこんな所に..?


俺は不思議でならなかった。
115投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)11時45分54秒



『き っ と い つ か … 役 に 立 ち ま す よ 』


ザワザワザワザワッ
木の葉が一斉にざわめく。

俺は辺りを見渡した。

―――――――さっきの声は…。


いったい何だろう。
116投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)11時53分25秒

竜一が辺りを見渡している頃。

1人の少女がその様子を18メートルは離れた木の影から見ていた。
綺麗な長いストレートな髪に綺麗な白い。少女の体にぴったりのドレス。

その隣にはさっき竜一を襲おうとした狼。

「ねえ…KEN」
少女は狼を撫でていた。狼は気持ち良さそうにしている。“KEN”とはこの狼の名前なのだろうか…?
「あの人――――――…。」
少女はそう呟いていた。

その声は――――風によって消された。
117投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)11時57分22秒

「どうしたの山元くん」
「やまげんゆうな」

山元【やまげん】―レッドの呼び方。
毎回突っ込むのは止しているが…今日だけは―――――――…。
変な事が起こりすぎた。

レッドは眠そうな格好をしながら目をこすっている。

――――――はあ。
俺は声にならないため息をつく。心の中で。

このビー玉。そして今さっきの声。

そして


『止めなさい』

そう聞こえた声で狼は…。俺の前から姿を消した。..なぜだ…?
118投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)12時01分21秒

あれは夢だったのか?

それとも―――――――――――――――――――――――。


現 実 ? 

「何か変わったことあった?」
「ない」

――――何も…ない。

「そう。今日は5時に起きて6時に出発だからね。今日は多分村につくだろう」
レッドは大欠伸をしながらそう言った。
そう。俺はそうそっけなく言うと、時計を見た。
短い針は4を刺している。

「もう4時か。起きよう…早く出発したい」
「何で?」
119投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)12時07分08秒

そう聞かれても困る…けど。

「もうこんな所で寝たくないだけだ。16キロあるんだからさっさと歩こう」
「まあそりゃそうだね。じゃあ七世起こしてきてくれる?」

レッドはそう言った。

ほ。俺は胸を撫で下ろしながらほっとしていた。そして七を起こそうとテントへ向う。

ジジジジジジ。

俺はテントのファスナーを開けると、七にこう言った。

「おい。朝だぞ!起きろ」
「ん〜…嫌だぁ…眠い」
120投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月01日(火)19時35分02秒

七はそう言って寝返りを打つ。

「おい。起きろ」
俺はそう言って七を揺さぶる。すると七は毛布をばっと頭までかぶってこう言い放った。

「山ちゃんの変態!」

「は!?意味わかんねえよ!」

「っていうかどっか行って!」

「なんで!」

俺は七とわけのわからない言いあいをしていた。


早く行きたい。


こんな森。抜け出したいから。
121投稿者:みなみ  投稿日:2004年06月02日(水)21時04分10秒
 面白いですよ!頑張って!
122投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)21時43分39秒
>みなみさん
有難う御座います。頑張りますで〜〜す!!

というか、今日やっとテスト終わりました(+部活ありました)
で、ちょいと疲れてますが、ちゃんと更新しておやすみなさいをしようと思います!
というか。。。疲れました。(色々)

でっゎー小説更新スタートやでっと★
123投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)21時49分07秒

「おーい。朝ご飯出来た…ぞ?」

俺と七が言い争いをしている間に、レッドがやってきた。
七は渋々。凄い眠たそうな顔だった。
寝癖が凄い。
俺は笑いを我慢しながらテントを出た。

***********************************

「さーて!出発進行だね!」
朝食を食べ、もう出かけるか。そんな時になると、七は朝とは違う顔を見せる。
もう笑顔になっていて。
俺は逆に不機嫌そうな顔をしていた。
いつもこんな顔だけど。


16キ ロ 。

その距離は果てしなく遠くて。
124投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)21時55分08秒

「もう疲れた…」
七のそう言う声が何度聞こえたか。
数えるのも疲れるくらいだ。

俺もえらかった。七と同じ気分。―――――――――――――だけど。
男だし。
そんな事言ったら七に馬鹿にされる気がして言えなかった。



5時間は歩いた。
するとだんだん日の光が見えてくる。

「もうすぐ着くよ」
レッドもこう言った。


やっと…か。
125投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)22時01分33秒

そして木が沢山ある森を抜ける。
ちょっと変な森だったな。

俺はそう思い、手をぱっと開けた。


虹 色 の ビ ー 玉 。

これはいったい…なんなのだろうか―――――――――――――。

「やっとついたー!めちゃくちゃ疲れたし!」
七はそう言うと、地べたにどすんっと尻餅を付きながら座った。
するとレッドはおらおら。と七をたたそうとする。

「まず村長さんに挨拶しよう。そんで泊まるところ決めなきゃね」


―――――――――――――ゴルゴ村。
126投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)22時07分16秒

そう大きく書かれた看板がでっかい杉の木にぶらさがってある。
村の雰囲気は――――――…。
俺達がいた村とは大きく違う。
まず砂漠じゃないし。

ちゃんとした土。そしてわらで出来ている家。村はちっちゃいが。

「さ。行くよ山元」
レッドがやっと七を立たせた所で、杉の木と杉の木の間を通る。
これでこの村に入ったことになる。
俺は無言のまま村に入った。

何も。

特に深い事は考えず。
127投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)22時10分53秒
第一章【1】終わり。これから、第1章【2】【3】【4】。。。
と続いていきます。途中で2章行くかもしれませんケドね(笑
一応、登場人物の紹介をしておきます!
これからの参考に(何の?)して下さい!!!
128投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)22時15分47秒

+++ゴルゴ村での登場人物の紹介++++

ゴルゴ松本【ゴルゴ・ゴルゴさん】村長。村の子供達と仲良し。
人がいいし、面白い。レッドとは昔からの友人。

前田公輝【公・公輝】村の住民。先週父を亡くしてから性格が変わる。
それまでは村の人気者だった。。。

俵小百合【さゆ・小百合】村の住民。
公輝の幼なじみ。公輝の事を心配している。

村上東奈【東さん】こちらは旅人。ある事情でここに来ていて…

橋本甜歌【甜ちゃん】村の住民。悩みがあって…

↑くらいですね。主な登場人物は…
129投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月02日(水)22時17分47秒
でゎー。今日は沢山更新出来ませんでしたが。…もう落ちます。
さようなら―!!あ。オヤスミナサイ★★
感想・アドバイスどんどん待ってます!何でもいいので、読んで見たら感想下さい。
【面白くない】とかでもOKですww
でっゎ⇒!落ち。バイバイです。
130投稿者:あげ  投稿日:2004年06月03日(木)19時51分48秒
 
131投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月03日(木)21時50分40秒
あげさん有難う御座います。
あさってのコトなんですケド。。土曜日は多分更新不可能です。
ごめんなさい!日曜には出来るだけかけるように努力しまあーす!
今日も更新しちゃる!(来たんだから当たり前)
132投稿者:絵菜☆  投稿日:2004年06月03日(木)21時51分03秒
麻衣ぃぃっがんばれ!!
133投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月03日(木)21時53分39秒
>絵菜
頑張ります!!お互い頑張ろう!
134投稿者:絵菜☆  投稿日:2004年06月03日(木)21時56分30秒
ありがと☆あたしはなかなか更新できなぃな〜。
読んでるから、書いてね!おもしろかったよ〜!
135投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月03日(木)21時58分49秒

第一章(2)

「ようこそ。我がゴルゴ村へ。何も無い所ですが、ゆっくりして下さいね」
最初に会った叔母さんにこう言われた。
俺は返事もしないでその辺を眺める。
すると餓鬼(俺もだけど)達がもの珍しそうにこっちを見て来た。

「やっぱ珍しいのかな?私達の村でもレッドさん来た時珍しかったもんね。やっぱなかなかこんな村には来ないよね」
七が俺に小声で言う。
「それにしても――――――…子供多いな」
「だよねー!友達沢山作ろう!」
七は張り切った顔で俺を見ている。俺はその視線を受けながらも、この村の餓鬼達に背を向けた。
そして叔母さんの話しを聞いていた。

叔母さんとレッドは何か楽しそうな顔で話している。
「今日はお客さんが沢山来て村長も嬉しいと思いますよ。もうちょっとで村長も来ると思いますよ」
136投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月03日(木)22時00分25秒
>絵菜
有難うwwウチもテスト終わって部活始まったから忙しい…。
天てれ見る暇もないもんね(汗汗)
絵菜の小説も、楽しみにしているよ!というか…寛優明でも話しましょうね!
ドラマトか?色々。。。
137投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月03日(木)22時06分16秒
「あ。そうですかー。誰が来てるんですか?私達の他には」
「そうですねえ。若い女の子が1人来てますよ。そちらの方もあなた達を同じ年くらいで、旅人ですよ」
叔母さんが俺達の方を向いて言った。そしてにこっと笑う。
七はそれに気付いて、にこっと笑い返した。

今いる場所は広場。

何もない。広場だった。

「ここ本当に何も無い村なんですけど、まあ楽しんで行って下さいね。
あ。村長が来ました。では私はこれで」
叔母さんはレッドと同じ年くらいの男性を見ると、ぺこ。と頭を下げた。
そして自分の家らしき所へ行く。
138投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月03日(木)22時12分35秒

「ようこそ。さ。こちらへ」

俺達は村長の家に連れて行かれた。
その家は綺麗とも汚いとも言えない。微妙な部屋だ。




*********************************

「お前達はこの村の子達と遊んできなさい」
レッドはそう言い放った。
俺達は素直に言う事を聞く。


パサ。


そう音を立てながら村長の家を出ていった。
139投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月04日(金)18時50分53秒

「ふー。んじゃあたしあそこ行って来るわ!」
七は同じ年くらいの女の子が固まっている所に行く。といった。
俺はあっそ。そう呟き、辺りを見渡す。
七はさっそくあそこの固まりに行っていた。

ザザザ。

砂の動く音がした。俺はふっと後ろを向く。

「あ…」

すると俺より少し下くらいの男子が立っている。

目つき…悪いな。

そう感じた。俺をずっと睨んでいる。
140投稿者:ぷー  投稿日:2004年06月04日(金)19時02分46秒

うィ―!今は休憩です(はやっ!)
なんかあんまり前に進んでいませんが…。【汗汗汗汗汗。。。。
これからも頑張りますので!(当たり前です。)
感想下さい!
まあこんな小説に感想くれるのはほんの一部かもしれませんが!
でもやっぱりアドバイスとかも待っていますwもぅちょっとしたら続き書きますw
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