このページは、@wiki で 2019年01月11日 06:46:43 GMT に保存された http://web.archive.org/web/20040611100102/http://ame.x0.com/tentele/040503212950.html キャッシュです。
ユーザがarchive機能を用いた際、@wikiが対象サイトのrobots.txt,meta情報を考慮し、ページを保存したものです。
そのため、このページの最新版でない場合があります。 こちらから 最新のページを参照してください。
このキャッシュ ページにはすでに参照不可能な画像が使用されている可能性があります。
@wikiのarchve機能についてはこちらを参照ください

@wikiはこのページまたはページ内のコンテンツとは関連ありません。

このページをキャッシュしたwikiに戻る

小説『ひとりぼっちのコンサート』
1小説『ひとりぼっちのコンサート』 投稿者: 投稿日:2004年05月03日(月)21時29分50秒
●注意●
この小説の中で、天てれは、なくなります。
てれび戦士も全員が良い役ではありません。
舞台背景は2003年なので、2004年度新人戦士は出てきません。
もちろん全フィクションです(勝手な妄想)。

以上が、嫌だ、という方は読まないでください。
速やかにhttp://www.ame.x0.com/tentele/にお戻りください。
2
☆レス200までを見る☆
201投稿者:age  投稿日:2004年05月28日(金)21時56分30秒
202投稿者:のの  投稿日:2004年05月28日(金)22時09分54秒
あげていてくれた皆様、ありがとうございます。
203投稿者:のの  投稿日:2004年05月28日(金)22時16分15秒
「山ちゃん......?」
「え、あ、ごめん..........」
「でも、ギリギリまでは協力するからっ!
 絶対やってよ!!冬イベ!!」
「ああ、もちろん。」

もちろん、と笑顔で答えて、また他愛のない会話が始まった。
だけど、俺の中の何かは確実にひっかかっていた。

俺は、約束と果たせると言い切れる?
204投稿者:南奈美  投稿日:2004年05月29日(土)12時04分15秒
ののぉ久〜!進んでまっすね〜!(パチパチパチ)がんばれ!!
205投稿者:風花  投稿日:2004年05月30日(日)14時04分46秒
このお話ちょっと寂しいのになんだか好きです。これからどうなるのかドキドキします。更新楽しみです!
206投稿者:のの  投稿日:2004年05月30日(日)17時44分02秒
南奈美>ありがとう!
風花さん>そうですねぇ。ちょっと寂しいですね。。ありがとうございます。
207投稿者:のの  投稿日:2004年05月30日(日)17時45分59秒
卒業まで、あと22日。

さあ、どうする?

俊輔の言葉。
社長の言葉。
熊ちゃんの言葉
卓也の転校。

そして天てれの終了。

いつの間にか、机に座って勉強していた俺は、ノートにそう書いていた。
208投稿者:のの  投稿日:2004年05月30日(日)17時57分02秒
何回も蘇る記憶の中の声。風景。
そして、みんなの笑顔。

俺は夢の中へと引きずり込まれていた。

初めて天てれのオーディションを受けようと思ったのは、
小2の冬休み。
友達に勧められてみたのが始まりだった。
それから、いろいろあって、オーディションに受けることになった。
209投稿者:のの  投稿日:2004年05月30日(日)17時57分23秒
一番最初に友達になったのは、奏。
それから、ジェームス。
この2人とはオーディションのときから仲が良かった。

そして、合格が発表されて、あすみや有紗、モニーク、それから残留戦士とご対面。
緊張して足がすくんだ。
口下手だった所為か、自己紹介も噛んでしまい、恥ずかしくなり、涙が出そうになった。

だけど、横で、もっと緊張していて、冷や汗を流している奏を見て、
自分の緊張は一気に解けた。

『奏緊張しすぎー!』
『や、山ちゃんだって噛んでたじゃんかっ!!』
『一箇所だけだもん。奏、5箇所ぐらい噛んでたじゃん。』
『うるさい!』

そう言って、笑いあって帰った初めての帰り道。
210投稿者:のの  投稿日:2004年05月30日(日)18時03分51秒
初めての収録の日。
以外にも一番最初に声をかけてくれたのは、社長だった。

『おーっす!おはようさん!おまえ小3やってなぁ〜
 初めての収録で緊張するやろーけど、きばりやぁっ!』
『はい!』
『ああ、敬語はええって!それから、社長でええからなぁ〜
 気軽に話してもらった方が、こっちもうれしいし。
 俺堅苦しいんはこの世で一番ニガテやねんっ!』

そう言って、収録が始まるまで、ずっと俺と喋っていてくれた。
緊張も解け、収録も順調にできた。

『良かったやん!NGなしやったなっ!』
『うん!社長のおかげだよ!!ありがとう!!』

にっこり笑う社長と俺。
そして、俊輔、瑛士、ジャスミン、あすみ、有紗、モニーク......
俺の居場所を作ってくれたトモダチは、
今でも仲が良い。
211投稿者:風花  投稿日:2004年05月31日(月)16時01分52秒
すごい更新されててびっくりしました。
ところで、呼びタメOKでしょうか?私はOKです☆
212投稿者:のの  投稿日:2004年05月31日(月)18時11分51秒
風花>ありがとうございます!エンリョなく、呼びタメで…。。うちのことも呼びタメでどうぞ!!
213投稿者:のの  投稿日:2004年05月31日(月)18時14分47秒
そして、次の年には、舞たちが入ってきて、
俺は最年少ではなくなった。

『よろしくお願いします。』

去年の僕のように、緊張して、こわばった顔をしながら、
必死に挨拶する舞たちが、本当の妹や弟のような気分だった。

そして、次の年には熊ちゃんやゆっこ、そして、ちひろが入ってきた。
それから、卓也、七世、小百合、東奈、やぎっち、志穂……
その次の年は、ブライアン、マイケル、里穂、杏奈……
今年は公輝、望、樹音、結花……

居場所を作ってもらってた俺が、
今度は居場所を作ってあげる番になった。
214投稿者:のの  投稿日:2004年05月31日(月)22時11分47秒
ときを経て、俺は天てれという、一つの大きな家の中で、
外見と一緒に中身も成長した。

人との接し方。
生きていく上の常識。
目上の人に対しての態度。
言葉ではない思いやり。
他者を元気付けることができる力。
笑顔になれる秘訣。

全て、俺の中で大切なものとして、心にとけ込み、
俺の一部になるのだろう。
215投稿者:のの  投稿日:2004年05月31日(月)22時19分36秒
卒業まであと21日。

今日はなぜか明るい気分だった。
いつもの無理な笑顔も今日は辛くなかった。

その中に幸せを感じた。

「山ちゃん、今日はご機嫌だねっ!」

収録後、結花がそう言って、微笑んだ。
その笑顔も俺は頭の中のカメラで撮り、
そして、懐かしむのだ。
216投稿者:のの  投稿日:2004年05月31日(月)22時20分26秒
ああ、この子は、こんな素敵な笑顔をして、
俺を励ましてくれるんだ、と。

「うん、いろいろあってね。
 結花も今日も元気だね。」
「うんっ!!あったりまえ〜!!!」

そう言って、結花は志穂と有沙の方へ駆け寄る。
とっておきの笑顔で。
スタジオ内には、明るい声が響き渡る。
217投稿者:のの  投稿日:2004年05月31日(月)22時25分24秒
卒業まで、あと20日。

終了はだんだんと日にちを縮ませる。
そして、それにはむかうかのように、俺のテンションは上がっていく。

人間、どん底まで落ち込むと、あとは這い上がるだけ。
今は丁度、そのときなのかもしれない。

何日か前までは、夜も眠れぬほど、終了が突っかかっていた。
それが、今はどうだろう?
明るく収録もできる。
トモダチともいつもどおり話せる。
前向きに考えられる。

何が俺を変えたのだろうかは、分からないけれど、
きっと、それは、俺の大事なきっかけだ。
218投稿者:age  投稿日:2004年06月01日(火)18時12分58秒
219投稿者:age  投稿日:2004年06月04日(金)21時32分51秒
age
220投稿者:a  投稿日:2004年06月05日(土)19時51分01秒
a
221投稿者:あげ  投稿日:2004年06月06日(日)14時20分19秒
あげ
222投稿者:ゆり  投稿日:2004年06月06日(日)14時21分51秒
ののさん頑張ってください!!
この小説スゴク好きなので^−^
223投稿者:のの  投稿日:2004年06月06日(日)17時21分03秒
皆様、あげてくれてありがとうございますっっ!!
ゆりさん>ありがとうございます><
224投稿者:のの  投稿日:2004年06月06日(日)17時23分52秒
卒業まで、あと19日。

12月のカレンダーの半分以上が、もう真っ赤だった。
さあ、もう最後は近い。
だけど、それに負けない勇気がなければ、
冬イベなんてできるわけがない。

成長したのだから。
立ち直ったのだから。

もう大丈夫。
225投稿者:のの  投稿日:2004年06月06日(日)17時28分37秒
そう、自分に言い聞かせる。
ふと窓の外の景色が変わったのに気づき、ぱっと窓をあける。
と、外には、この冬はじめての雪が...............

きっとすぐにやむだろう。
つもることはないだろう。
けれど、この雪は、きっと..............そう、きっと..............

「きっと...............なんだろ?」

声に出る、気持ちは、本物だった。
226投稿者:あさひ  投稿日:2004年06月06日(日)18時51分15秒
久しぶりvv来たら沢山更新されててちょい吃驚した☆☆
もうすごい面白いょ♪♪
これからも期待してるよんっ頑張れ!!
227投稿者:age  投稿日:2004年06月08日(火)22時45分28秒
228投稿者:あげ  投稿日:2004年06月11日(金)09時59分34秒
がんばれ。
投稿者 メール