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小説:明日から歩き出そう。
1小説:明日から歩き出そう。 投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時23分24秒

いつか―

君にこの思いが伝えられる日がくるとすれば、それはいつの日なのだろうか。

そんな事予想もつかないだろうけど。

明日。

明後日。

イヤ、1年経っても、この胸に秘めている思いを明かすことはないだろう。


大好きな君へ。
2投稿者:キラ☆  投稿日:2004年07月03日(土)18時25分41秒
主人公ゎだれですか??????
がんばってください!!!!!!!!!!!
3投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時29分06秒

朝起き学校か会社―あるいは遊びに出、そして帰り、適当な時間に寝る。
おおまかに言うと…
まあこれはおおまかにいいすぎだが、だいたいこんな感じだ。
それを俺達はあきることなく続けている。

―無理すれば夜更かしできる。
―朝起きなくてもいい。

でも人間は無理すれば倒れるしいつかは目覚めるものなのだ。
“死ぬ時”以外は。

まあ俺はこんな生活に飽きているけど。

まあそれを変える事は出来ないし。

今の所普通に暮らしている。
4投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時30分53秒
>キラ☆サン  レス&応援有難う御座います。主人公ですか!?…秘密です。(ぇ)
もうそろそろわかると思いますよw
5投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時35分44秒

「――――…ソラ…晴れてんな―…」

爽快な青空。俺はちっちゃい頃は楽しく遊んでいた近所の公園のブランコに乗っていた。
そして空を見上げる。
雲が色んな形をしていて―…

「ひゃっ」
俺はこんな変な悲鳴というのか謎だけれど、そういう声をあげた。
額にはまだ冷たい感触が残っている。

「何してんのさ―公輝く―ん」
ブランコから落ちそうになった格好悪い俺を笑うかのような笑みで隣の空いているブランコに座った女子。
手には缶ジュース2本。

それで俺の額に当てたんだな…冷たい…。

俺は額を触る。
6投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時40分12秒

「居るでしょ―オレンジジュース」
さっき俺の額に当ててきたオレンジジュース1本を俺に差し出す。
俺は何のお礼も言わずに受け取ろうとした。

カスッ

そう滑った俺の手。
彼女は意地悪い笑みを浮かべながらジュースを取り上げていた。
俺はちっと舌打ちを打つ。

「お礼」

「お礼!」

そう言われても何も言わない俺に彼女はバシっとこう言った。
俺はそれでも何も言わない。
7投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時43分12秒

言うもんか。

ビタ。

頬っぺたに彼女は缶ジュースをつけてくる。
彼女の体温で前よりは温い感じはするがまだ冷たい。
睨む。
睨め返された。

「ねえ―公輝くん?お礼…くらい常識だよね―有難うだよ―?1年生の時優しい先生に習わなかったの?ねえねえ」

五月蝿いな。

「…ほらさ!言え!じゃないとオレンジジュースぶっかけるぞオラ」

…やめてください…
8投稿者:相手誰だろ?  投稿日:2004年07月03日(土)18時43分38秒
面白い!がんばれ!
9投稿者:里穂かちひろじゃね?  投稿日:2004年07月03日(土)18時44分15秒
どうせ
10投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時44分48秒
五月蝿いな



なんて読むの??アホでめんご
11投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時51分00秒

「…サンキュ…」
俺はそう呟き、ほっぺたのオレンジジュースを奪いとった。
彼女はにやーと笑う。

ムカツク笑いだ。ほんと。

「ん―そうだ公輝―あんた今日また告白されてたよね―」

缶の蓋をあけようとしている俺の手が止まる。

「アンタ早く彼女作ったほうがいいべさ―?若くないんだから」
「まだ13だよ」

――君は15歳。


2歳も違う。
12投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時52分53秒
>8サン  レス有難う御座います。頑張りますよ―w相手は…秘密です(ぇ)

>9サン  レス有難う御座います。あ―違いますよ!?意外な子ですw

>10サン んと、うるさい。と読みますw
13投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時56分22秒

俺と彼女―村上東奈は幼なじみ。

まあ家が近所。ただそれだけ。

んまあ東奈は他の女友達と違って気使わなくていいから好きっつうか…
俺の一方的な好意だけど。
俺は昔から東奈の事が好きだった。

昔から俺に意地悪とかしてくるけどちゃんとやる事はやれ!って言ってくれて叱ってくれたりもする。


でも俺は中1。


東奈は中2。
14投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)18時59分01秒


歳も違うし。

東奈は俺を弟としてしか見ていないし。

だ か ら 。

だから俺はこの思いは東奈に伝える事はないと思う。
叶わない恋は、胸の中にしまいたい。


「そだ公輝。これあげるわ」
東奈は思いついたようにポケットを探っていた。
俺はジュースを飲みきり、遠くのゴミ捨てへ狙って投げた。

カラン
15投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)19時02分00秒

「お―凄いじゃん。ナイス公」

入った。

始めてかも。

「あ、んでコレ」

東奈が取り出したもの。――バスケットボールのキーホルダー。
そんなに綺麗でも。
格好よくもないけど。


俺はそれがきらきらひかる、宝石のようだった。


「ほいコレ!おばあちゃんの店で売ってたからさ―ぱくってきた!あげるよ」
16投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)19時02分35秒
ご飯落ち。
17投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)19時50分46秒

「パクっちゃ駄目だろ」
「平気だよ―細かい事は気にすんなって。ほい」

俺は手を広げた。
東奈は『はい』と言いながらバスケットボールのキーホルダーを俺の手に優しくおいた。
そして俺をじっと見つめる。

「…わかってるよね?公輝くん」
「サンキュー」

俺は今度は素直にお礼をいうと、ポケットの中に手を突っ込んだ。

別に


別に
18投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)19時51分46秒



普通のキーホルダーだけど。

普通の…



だけど俺にとっては。



東奈から始めて貰った。宝物だった。
19投稿者: 投稿日:2004年07月03日(土)19時55分13秒

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ちなみに…この物語は、天てれの中での話ではありません。

普通の学校のストーリーになります。

++++++++++++++++++++++++++++++++++++
20投稿者:かりん  投稿日:2004年07月03日(土)20時38分16秒
蓮さんはじめまして!
おもしろそうですね!
意外な組み合わせで、びっくりです!
頑張ってくださいね!
21投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)10時49分57秒
>かりんサン  レス有難う御座います。始めまして。
意外…まあそうですねw自分的に両方好きだしw(笑)頑張ります。
22投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)10時55分30秒



「――――…だから…暑いんだよ…」

俺はまた爽快に晴れている青空を見つめる。太陽が眩しい…。

「そっりゃあ夏だし―暑いの当たり前じゃん。…アンタ馬鹿っしょ」
俺は無言のままブランコに座っていた。
あれから1時間はたった。
それでも俺と東奈はまだ公園に居る。俺達2人だけしか居ない。公園。

「でもやっぱ暑いね…帰ろう。とか思わない?」
「…」

返事なんてしようとも思わなかった。


帰ったって暑いのは暑いんだよ。
23投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時02分03秒

「ん―…やっぱさ―!涼しいと思えば涼しくなるのよ!暑いと思うから暑いんだって!
そうでしょ?だからホラ!涼しいと思えばいいじゃ―ん!」
東奈は俺にそう提案した。

――――――涼しく…

――――――涼しい…



暑い日差しが当たる。
頭がほてって暑い。

「暑いね」
「ああ」
24投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時05分09秒


夏は暑い。

それでいいんだって。うん。
まあもう1時間もいれば熱射病にでもなりそうだし、帰るか…。
俺はブランコを降りた。
東奈は俺を見上げている。その視線が俺の背中に当たった。

「帰るの」
「帰る。じゃな」

俺はトコトコと公園を出て行く。
そして道路に出る。
25投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時13分54秒

「も―待ってよ公輝!お姉ちゃん怒っちゃうぞ―」

誰が姉ちゃんだ。
そう返事してやるのも面倒くさい。
弟扱いされてるのが辛い。

「…?」

俺が無口なのは珍しくないのかもしれないけど、こういうのは返事を返すから。
珍しく返事を返さなかった俺に不思議がったのかもしれない。
東奈は頭に?マークを沢山浮かべている様子だった。

「…なんか最近アンタ変だよね―…無口になったっつ―か…」
26投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時15分54秒

元々無口だし。

ほっといてくれ―て感じ。


「――――もっと昔はかわいい弟って感じだったんだけどな―…?」





“かわいい弟”――――――?

27投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時19分41秒

「ねえ?」
東奈は冗談なのかわからないケド笑いながら俺にそう言ってきた。
俺は足を速めてこう呟いた。

「―――――…俺はお前の弟じゃねえよ―――…」

そうぼやっと呟いた。
東奈はそれを気にすることなく足を速めた俺に着いてくる。

「んでもさ―、弟っぽいんだって!なんか!」
「だから!!」

俺は東奈がいる後ろへ振り向く。
東奈の顔がいつもより――――――――…大人っぽく見えた。
28投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時24分02秒

「俺はお前の弟じゃねえんだって!!!!勝手にそういう事言うなよな。ウザイよ」

ウザイよ。本当。
そういうと俺は前より早足で自分の家へ向う。
歩道に居る人がぼやけて見える。
東奈は俺に返事する事もなく、俺の後ろから歩いてくる。

弟じゃないんだって。
俺は姉とかそういう感じじゃないんだって。


“村上東奈”そういう女が『好 き』なんだから。
29投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時26分07秒


「――――――――…ゴメン公輝―――――――…」

東奈の小さな。そう呟く声が聞こえた。
俺は瞳を閉じる。
そしてすぐ瞳を開けた。


「…」

こっちこそゴメン。そう言いたかった俺。
でも心の中ではいえていても。

何故か口に出すことは出来なかった。
30投稿者: 投稿日:2004年07月04日(日)11時31分29秒
宿題しなきゃ―おえんな―。(がびーん)落ち。
31投稿者:かりん  投稿日:2004年07月05日(月)18時45分36秒
また来ました!
なんか、だんだん切なくなる予感(!?)
頑張ってくださいねぇ〜!!
32投稿者:ナツイチ  投稿日:2004年07月06日(火)23時03分54秒
がんばれぇ!
33投稿者:age  投稿日:2004年07月08日(木)15時06分50秒
34投稿者:あげぇ  投稿日:2004年07月08日(木)19時59分09秒
 
35投稿者:あげぇ↑  投稿日:2004年07月12日(月)18時25分11秒
 
36投稿者:あげぇ  投稿日:2004年07月13日(火)21時02分29秒
 
37投稿者:↑あげ↑  投稿日:2004年07月15日(木)20時30分06秒
 
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