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天才てれびくんMAX小説
1  仁美  2005/01/07(Fri) 08:23
夕方6:20〜放送中の人気(?)教育番組の天てれを題材にて小説書きたいと思います。
一部オリジナルキャラも出てきます。
知らない人でも楽しめるようにがんばります!!
設定は一応2005年度ってことで。
バーンズ勇気・・・中1。ダンスとスポーツが得意。クールな一面もある。
高山陽良・・・小6。天てれ初の一般戦士。オリジナルキャラ。

まだまだ人はいますが、作中で紹介します。

2  名無しさん  2005/01/12(Wed) 17:46
まだまだ人はいますが、作中で紹介します

3  仁美  2005/01/12(Wed) 21:13
ある冬の昼―。バーンズ勇気は友達と遊ぶため電車に乗っていた。
席がピッタリ埋まっていた。
勇気は目的の駅に行くまで、ずっとスナック菓子を食べながらメールをしていた。
もちろんマナー違反なのだが誰も注意することはなかった。
ある駅で、70代後半のおばあさんが乗ってきた。
そのおばあさんは勇気のすぐ傍にたった。しかし勇気はそのおばあさんをうざく思っていた。
すると勇気の目の前に座っていた長身の女が席を立って、「おばあさん、ここどうぞ」と言った。
「ありがとねぇ。」
おばあさんは笑顔でお礼をいい、その女が座っていた席に座った。
勇気はその女の顔を見た。
とても美人な人だった。長い髪はポニーテールにしてある。
髪を下ろせば、胸の辺りまであるだろう。
その女は、じっと外を見上げていた。何を考えているのだろう?
しばらくして、さっきのお婆さんが降りていった。
もう1度「ありがとう」と言って。

周りにはまだ数人、乗客がいた。
勇気は相変わらず、メールを打つのに勤しんでいる。
前に立っている女がポツリとこういった。
「ふざけんじゃないわよ・・・。」
その声には怒りがあった。勇気はその声を聞いて、パッとその女の顔を見た。
その女は勇気を見下ろしていた。
勇気は「なんだよ?」とちょっと不機嫌そうな顔をした。
女は勇気にこう質問をした。
「あなた、何歳?」
勇気は逆ナンかと思ったが、素直に「12歳」と言った。
すると女は息を少し吸い込み、覚悟を決めたかのようにこう言い放った。
「あんた、あの注意書き読めないの?『携帯電話は使用しないでください』って。あと『お年寄りや子供、身体障害者には席を譲ってください』ってやつ。
 ケータイ使ったらいろいろ支障がでるのよ?もしもこの電車が脱線事故起こしたらアンタの所為だから。
 それとさっきのおばあさん!なんで席を譲らないわけ?そりゃあ、人間座ってたほうが楽だよ?
 でもご老人は体が弱いの。私たちよりも立つのがキツイんだよ。
 そんなのもわかんないの?
 あとそのお菓子!なんでこんな公共の場で食べてんの?そんなの家で食べなさいよ!
 こんな場所で食べたらほかの人たちが不快に感じるでしょ?
 そんな簡単なことも考えられないの?それほど頭が悪いわけじゃないでしょ?
 12歳なら10歳の女に叱られるようなマネするんじゃないわよ!」

本当に一気に怒られた。
しばらく放心状態だった。周りの人たちもこの女の言葉をずっと聴いていた。
周りの人たちもかなり驚いていたようだった。
勇気はだんだんと苛立ちが募ってきた。
そして、こう反論した。
「別にいいじゃん。みんなやってるよ。だいたいなんで見ず知らずの君にこんなこと叱られなきゃいけないわけ?」
勇気はとても嫌味ったらしく言った。
その女はそれを待ってましたとばかりに、にやっと笑いこういった。
「みんなやってるから自分もやっていいわけ?そんなわけないでしょ。1人1人が気をつけてこそのマナーでしょ?
 じゃあ、仮によ?仮に友達みんなが「俺、死ぬ。お前も死のうぜ」って言われたら死ねるわけ?みんな死ぬのよ?それとこれって同じようなことじゃない。」
そこでキリよく、彼女は降りて行った。おそらく、目的地に着いたのだろう。
最後にこういい残していった。
「アンタとはいずれ、会うことになると思う。」

4  仁美  2005/01/15(Sat) 13:18
2月のはじめ。今日は新人との対面式がある日だった。
勇気も去年は新人だった。だからそのときのことをよく覚えている。
(去年は結構緊張してたなぁ。でもたしか公輝から話しかけてきて・・・。)
そのときのことを思い出しながら、NHKに入っていった。
「おはようございまーす。」
勇気が打ち合わせをする部屋に入ると、もうすでに何人も来ていた。
勇気はどちらかと言うと最後のほうに来たらしい。
しばらくすると、スタッフの伊藤さんがみんなを着席させた。
そして、今から打ち合わせに入る。そのあとにエンディングの練習。2回ほどしか練習時間が取れないらしい。
「まあだいたい集まったな。みんなも知ってのとおり、今年は一般からもてれび戦士を公募した。」
みんなは「あ、そっか。」ぐらいにしか考えていなかった。
みんなは友達になれればどうでもよかったのだ。
「で、1人はそこにいる相守瀬名<アイカミセナ>。もう1人は実はまだ到着していないんだ。」
(打ち合わせの初日から遅刻とは・・・。態度がでかいと言うか、自由すぎると言うか・・・。)
考えていたときの言葉は違えど、みんなはこんな風に思っていた。
それに気づいたのか気づいていないのかは知らないが、伊藤さんはその戦士の簡単な紹介をした。
「名前は高山陽良<タカヤマアキラ>。今は小5。つまり4月からは小6になる。はっきり言おう。かなりの実力者だ。」
『実力者』。勇気の頭にはやたらとこの言葉が響いた。勇気は前に偶然とある掲示板で自分の悪口を書かれているのを見てしまった。
そのときの言葉が「勇気は顔も微妙だし、全然実力がない!」だったのだ。

伊藤さんはさらにその戦士について、話し出した。
「オーディションでやった歌、演技両方とも抜群の成績だった。特技はダンスと空手で、そのときはダンスを披露した。小学生とは思えないほど、上手かったよ。なあ、相守?」
みんながいっせいに相守瀬名のほうを見た。
相守瀬名は驚いていたが、自分の状況を把握し、ちゃんと話し出した。
「あ、はい・・・。確かにどれも上手でした。しかもかなり趣味とか特技が多くて・・・。てれび戦士になるにはとてもいい感じの子だと・・・。」
ちょっと詰まりながらも一生懸命しゃべっていた。
「でもなぁ、面白いのはそこだけじゃないんだ。」
伊藤さんはそう言って、少しにやっとした。
「実は高山は天てれを見たことがないんだ。だから、この番組がどんなものかほとんど知らない。まあオーディションに受かってから見ているのなら話は別だがな。」
みんなは少しどよめいた。
なぜかと言うと、この一般戦士の公募はテレビと公式HPで行われた。
つまり、見ていないと応募することもできないのだ。
「話によると、妹と姉が共謀して送ったらしい。まあ、それでも受かったんだからやる気はあるだろうな。」

その話をしていると、遠くから走ってくる足音が聞こえてきた。
「おっ。とうとう主役のお出ましか?」
伊藤さんは面白そうにそうつぶやいた。みんなはドアに釘付けになっていた。
―ガチャ―
ドアが開いた。部屋に入ってきたのは、とてもかっこいい男の子。
髪はショートで、向かって右側に分け目がある。と、いっても七三みたいにきっちり分かれていわけではない。
ソフト七三でもない。そこは十分理解してほしい。
顔は少しまさに絵に描いたような美少年。とてもきれいな顔をしていた。カツラをかぶせれば女と言っても不思議はないぐらいだ。
でも、顔は男。
みんなが、新人戦士の品定めをしているとき、伊藤さんは驚いたようにこういった。
「高山!お前、髪・・・。」
「あぁ、切っちゃいました。」
平然とそう言った。
声は少し低め。でも男と言っても、女と言っても通るような声をしていた。
高山はさらにこう続けた。
「この間、4歳になる妹にガムくっつけられたんですよ。だから、バサッと切りました。」
やっぱり平然と、そして淡々と言う。
「もったいないなぁ。せっかく胸まであったロングヘアだったのに。」
そのとき、相守以外の戦士たちの頭の上に『?』が生まれた。

伊藤さんは改めて、高山陽良を紹介した。
「コイツが高山陽良。今はこんな髪型で、男にしか見えないが、本当は女だ。」
みんなはさらにどよめいた。どう見ても男にしか見えなかったから。
女子の中には一目ぼれをした奴もいるだろう。
「これで、全員揃ったな。じゃ、打ち合わせ始めるぞ。」
高山陽良は席に座り、打ち合わせが始まった。

5  仁美  2005/01/17(Mon) 00:13
だいぶミスがあったので、訂正します。
顔は少しまさに絵に描いたような美少年。→顔はまさに絵に描いたような美少年。
髪はショートで、向かって右側に分け目がある。→髪はショートで、向かって左側に分け目がある。


6  仁美  2005/01/20(Thu) 20:52
ごめんなさい。やっぱり『向かって右』でした。
誰でもいいので、感想ください…。


で、打ち合わせの開始。
伊藤さんは新人紹介のことから話した。
「じゃあ、新人紹介は相守にはちーちゃんと愛実が行ってくれ。で、高山には郁哉と公輝。」
次々と誰が誰の紹介をするかを決めていった。
で、新MTKについて。
「じゃあ最初のMTKは…、相守とエマと愛実の3人組!今日のレッスンが終わったら、3人には別レッスンがあるから。」
「はい。」
3人は元気よく返事をした。
瀬名は新年度1発目のMTKが自分だったのでとてもうれしそうだった。

そのとき、高山陽良が隣の席にいた郁哉にMTKのことを聞いた。もちろんひそひそ話で。
「あの、MTKってなんですか?」
郁哉は最初「えっ?」って顔をしたけど、陽良が天てれを見ていないことに気がつき、すぐに説明を始めた。
「えっと、僕たちてれび戦士がユニットを組んだり、ソロになったりして歌を歌うコーナー。かなり本格的だよ。」
「それって特別な練習とかあるんですか?」
「うん。ダンスがあったりするとかなり練習時間は長いよ。」
いつの間にか2曲目の話になっていた。
ちなみに1曲目と2曲目は同じ日レコーディングである。
「2曲目は郁哉と勇気と公輝!」
「はい。」
「あ、はい…。」
少し遅れて郁哉が返事をした。

その次は採寸だった。その年ずっと着ていく衣装だから慎重に採寸される。
(意外と面倒くさいなぁ…。)
そう陽良は思った。

やっと、EDの練習がはじまった。
練習場までみんなで歩いていった。
そのときに勇気と公輝は陽良について話していた。
「ねえ、なんかさあ、俺どっかでアイツとあった事あるんだけど、思い出せないんだよねぇ。」
と、勇気。
「俺も。なんか、どっかで会った気がするんだけどなぁ…。どこだっけ?」
その声を聞きつけたか、陽良が急に会話に混ざった。
「人の噂するときは、本人のいないところでやりましょうよ。」
「え゛!!」
2人は驚いて陽良をみた。神出鬼没ってこういうことなんだ、と2人は心に焼き付けた。
「で、自分がなにかしましたか?」
「あぁ、なんかどっかで会ったことあるよなぁって…。」
と公輝が言ったが、どんどん声が小さくなっていっていた。
陽良はしばらく口に手を当て、考えた。
そして、思い出したらしい。
「えっと…あなた。誰でしたっけ?」
「バーンズ勇気!」
「えっとバーンズさんは多分つい最近だと思います。で、えっと…。」
「あ、俺?前田公輝。」
「前田公輝…。あぁ、あのときの!だいぶ昔ですよ。絶対。会ったかどうかはわかりませんけど。」
その最後の言葉に意味があることはわかったが、どういう意味かわからなかった。

7  仁美  2005/01/22(Sat) 19:55
と、いうわけで練習が始まった。
最初は楽譜をもらって、それを読みながらカラオケを聴く。
「わぁ、いい曲…。」
そう呟いたのはちひろだった。
「うん。いい曲だねぇ〜。」
有沙もちひろに同意した。

「じゃあ、練習始めるよ〜」
そう言って歌唱指導を始めた。
年下から1人1人練習を始めた。小さい子は時間がかかるから。
ほかのメンバーは、新しいエンディングの練習や、普通に会話していたりした。
「ねえ、どう思う?」
「なにが?」
この会話は公輝と勇気。もちろん最初に話したのが勇気。
「ほら。さっき言ってた『前に出会った』って。」
「あぁ。実はさ、俺も気になってたんだよね。」
「やっぱり聞いてみる?」
しかし陽良はエンディングを1人で練習していた。しかもものすごくマジメに。きっと性格なんだろう。

2人は悩んでいると、陽良は練習をやめた。飽きたらしい。やはりこれも性格なんだろう。
「チャンスかも!」
公輝はそう言って陽良に近づいていった。勇気もそれに続いた。
「あのさぁ・・・。」
「なんですか?」
陽良は明るく答えた。
でも顔は男だし、声は低いし、おまけに背も高いし(162cm)、服装も男らしかったから、公輝は全くドキッとしなかった。
「あのさ、俺たちといつ出会った?」
「えっと・・・、前田さんはいつかは覚えてません。でも絶対に会っています。…多分」
(多分かよ!)
「で、バーンズさん。いや、勇気はつい最近電車で年下の女にめちゃくちゃ怒られませんでした?」
「うん。そうだけど、もしかして…。」
「あれ、自分なんですよね。」
そう言ってにこっと笑った。でもその笑顔に善意はなく、一言で言うと残忍スマイルって感じだった。
それを知って、勇気は呆然としたようだった。
「何々?電車って!」
公輝はこのことを知らない。だから勇気にしつこく聞いていた。

その話をしていると、個人練習が陽良の番になった。
陽良の歌声はとても素晴らしいものだった。
艶のある低音。澄み渡る高音。音域がとても広く、しかも音程まで良い。
まるで、本物の歌手の歌を聴いたようだった。
「はい。陽良はもういいよ。」
歌唱指導は少しだけやって陽良はすぐに帰された。その次は勇気で、かなりのプレッシャーを背負っていた。

「ねえ!歌とか習ってたの?」
少し興奮したように、ちひろが聞いた。
「いえ、1度も習ったことないですね…。」
陽良はこういうことに慣れていないのか、すごく戸惑っていたようだった。

勇気はその様子を目の端で捕らえていた.


8  名無しさん  2005/02/07(Mon) 15:32
がんばって
途中でゃめたりすんなょぉ

9  名無しさん  2005/02/19(Sat) 10:21
あきらめちちゃったの??がんばって!!

10  あいか  2005/02/19(Sat) 10:21
あきらめちちゃったの


11  ユウ  2005/02/19(Sat) 11:40
おもしろいです^^
上手いですねぇ!!
あたしも天才てれびくん、最初のときから
見てるんですごくおもしろいです!!
頑張ってください★


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