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◆小説◆もしも僕が……
1
◆小説◆もしも僕が……
投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)15時59分37秒
もしも僕が……――。
いつ死ぬか分からない病気だったとしても
君は…――傍にいてくれる???
CAST 小関裕太 千葉一磨
2投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)16時03分05秒
僕が……
普通じゃなくて
ちょっと変でも
3投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)16時03分37秒
君は
僕を受け止めてくれる??
4投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)16時06分24秒
「こりゃいつ死んでもおかしくない」
病室で聞いた言葉。
僕の頭が真っ白になった。
「いつ死んでも??」
「はい。だから、お母様……なるべく傍にいてあげて下さい。」
5投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)16時11分11秒
先生は僕に聞こえないように
僕を隣の病室へさっき移した。
でも現実……
聞こえてしまった。
いつ死んでもおかしくない……かぁ。
不意に涙が溢れてきて
零れ落ち……。
終いには笑いが
こみ上げてきた。
6投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)16時13分55秒
ほらよくあるあれだよ。
どうしようもない瞬間(トキ)……
何故か笑いがこみ上げてくるやつ………。
「それでは、2週間ごとに病院へ通ってください。」
「はい……。」
「お子様の……幸せを願いましょう……。」
幸せ…。
7投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)16時16分33秒
何もかも知ってしまった今……
幸せなんて必要ないんだ。
僕は前から病気がちで
よく入退院を繰り返していた。
体も弱くて
運動なんてもってのほかだ。
でもこんなことになるなんて
誰が予想していた??
8投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)17時20分14秒
涙が次から次へと
零れ落ちてゆく……。
床はどんどん濡れて…
僕の顔もどんどん濡れる…。
9投稿者:
絆
投稿日:2008年09月26日(金)17時22分36秒
プルルルルル―――………
ちょうどその瞬間(トキ)
僕の携帯電話が鳴った。
――誰??
携帯を確かめると…… !!!一磨??
10投稿者:
あ
投稿日:2008年09月26日(金)17時33分25秒
11投稿者:
期待
投稿日:2008年09月26日(金)17時35分26秒
12投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月26日(金)17時46分06秒
13投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月27日(土)07時30分02秒
頑張って
14投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)07時32分20秒
>>10さん
あげですか?ありがとうございます
>>11さん
期待、ありがとうございますね
>>12さん
あげありがとうございます
>>13さん
頑張ります!
15投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)07時34分36秒
「もしもし??」
ちょうど君と話したかった。
良かったよ。
『裕太?あのさァ〜明日一緒に登校しような?』
「あへ?? …そんなこと当たり前じゃーん」
一磨は可愛い。
こんなちょっとしたことでも電話。
16投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)07時36分19秒
『じゃさ、明日迎えに行くわ〜!じゃな』
電話を切ろうとする一磨。
でも…
「ちょっと待って!」
『へ?』
やっぱり言っておいたほうが
いいんだよな?
17投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)07時38分25秒
ガチャッ……――
そんな時
病室のドアが開いて、お母さんと先生が入ってきた。
「やっぱいいや…。じゃ、またな」
ピッ…――
急いで電話を切った。
先生とお母さんを見つめる。
18投稿者:
病院では
投稿日:2008年09月27日(土)08時22分32秒
携帯電話の電源は切りましょう
19投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月27日(土)08時36分17秒
20投稿者:
面白い
投稿日:2008年09月27日(土)08時44分34秒
一気に読者になった
21投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)09時01分27秒
「裕太……。」
泣き崩れるお母さん。
そんなお母さんは見たくない。
「何?」
わざと冷たく言う。
だって僕には聞こえていないと思っているだろうから。
22投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)09時05分55秒
でも…
僕の目にも涙が溢れていた。
一粒…また一粒と
涙が頬を伝って落ちてゆく。
泣いている姿は見せたくない。
けれど涙は止まってくれない。
23投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)09時07分24秒
「では……」
状況を見計らって
先生が病室を出て行った。
僕もお母さんに連れられて家へ戻った。
24投稿者:
絆
投稿日:2008年09月27日(土)09時09分35秒
次の日
ピンポーン……
昨日約束をした一磨がやってきた。
僕は俯きながら玄関を開ける。
「おはよー!裕太っ元気か???」
「うん………。」
『うん』って応えるのに精一杯だった。
25投稿者:
かんば
投稿日:2008年09月27日(土)10時40分54秒
ゆうかず好きだわww
26投稿者:
あ
投稿日:2008年09月27日(土)15時46分23秒
27投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)06時26分21秒
>>25さん
そうなんですか!?私も大好きです
>>26さん
あげですよね??ありがとうございます
28投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)06時32分45秒
それ以上喋ったら……
涙が溢れてきそうで……
「裕…太??どうした??」
「な、なんでもないよ!!ほら、行こう!」
僕は無理矢理笑った。
わざとらしい笑い方だけどね。
一磨は、少し勘付いているようだ。
「なぁ裕太、お前様子おかしいぞ?」
29投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時15分06秒
「へ?何がおかしいの?」
わざととぼける。
でも……一磨の目を見つめていると涙が…
「何で、泣きそうになってんだよ。」
「そ…それは……。」
止めたくたって
止まってはくれない涙…。
これ、一磨に言っていいのかな
30投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時26分26秒
「それは?」
「うー……」
言ってしまっていいのだろうか。
もしかすると一磨は僕から離れていってしまうかもしれない。
だけど一磨は親友だ。
言ったほうがいいのだろうか………。
「裕太?」
どうしよう…
言ってしまおうか…
それとも…………
31投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時27分59秒
「あの……うちん家の犬が昨日死んだんだよ……。」
「あ、そうなんだぁ……大丈夫か??」
「うん。」
嘘を
ついてしまった。
32投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時30分30秒
たった一人の親友に
嘘をついてしまった。
「あれ?でも、裕太犬飼ってた?」
「う、うん、家ん中で飼ってたんだ。」
「そっかぁ〜……元気出せよ?めそめそすんな!」
僕たちはそのまま学校へ向かった。
一磨に嘘をついたまま………。
33投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時33分36秒
キーンコーンカーンコーン……
ガラガラッ…――
「おっす!」
「あ、おはよぉー!」
「おはよ!一磨に裕太!」
僕が席につくと
笠原くんがこっちにやってきた。
「ねぇねぇ!君さ、小関くんだよね??」
「う……ん、そうだけど……」
34投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時35分46秒
びっくりした。
僕は友達が少ない。
笠原くんとは……喋ったことない。
「今日さ、一緒にゲーセン行かない??一磨と僕と小関くんで」
「うん……あ」
いいけど…
今日は病院へ行かないといけないんだ…。
だっていつ死ぬか分からないんだもん…。
35投稿者:
絆
投稿日:2008年09月28日(日)07時36分04秒
おちますね
36投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月28日(日)10時05分35秒
37投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月28日(日)17時53分00秒
38投稿者:
ゆりか
投稿日:2008年09月28日(日)18時09分44秒
あげ★!
めっちャいい^д^
でも病気の話は避けてほしかった><;
まあ、上手だし読むよぉ?
頑張ってね!!
39投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月29日(月)05時49分18秒
40投稿者:
アーティスト泉
投稿日:2008年09月29日(月)14時00分35秒
41投稿者:
あ
投稿日:2008年09月29日(月)14時25分12秒
42投稿者:
げ
投稿日:2008年09月29日(月)14時25分52秒
43投稿者:
麻佳
投稿日:2008年09月29日(月)16時34分51秒
おもしろいです★裕太がせつない(;m:)
続きも頑張ってください☆
44投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月29日(月)17時14分34秒
面白いよー!
てれび戦士の中で裕太が一番好きだから嬉しい!
頑張ってねー
45投稿者:
あげ
投稿日:2008年09月30日(火)08時03分24秒
46投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)06時49分01秒
>36・37・39・41・42・45さん
あげありがとうございます。
>ゆりかさん
はい!頑張りますね
>麻佳さん
はいっ♪頑張ります!
>44さん
ありがとうございます!
嬉しいです
47投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)06時53分59秒
「今日……用事があって行けないやぁ…。」
そっか…
僕には、病院がつきまとってるんだもんな。
「何々!?どんな用事??」
「えっと……病院…。」
48投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)06時56分27秒
「病院!?小関くんって病気!?」
拓巳くんが出した大声に
教室中の皆が振り向いた。
そして…ヒソヒソと話す。
………これが、1番いやだったのに。
「おいっ!拓巳!裕太に変なこと言うなよ!」
「あ…一磨…。」
49投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)07時00分57秒
こうゆう時…いっつも一磨がいてくれる。
一磨がいなかったら、僕生きて行けないかも……。
「変なこと言ってないだろうな??おい、皆!裕太は人にうつる病気なんか じゃあじゃねえ!ヒソヒソやめろ!」
拓巳くんに注意したあと
一磨は教室中に呼びかけた。
50投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)07時05分27秒
「でも…一応、病気なんでしょ?」
「病人がココにいるっていうのも…ねぇ…。」
ある女子2人が立ち上がって言う。
中村あやの……水本凛…。
「2人ともっ そんな言い方失礼だよっ…
いくら何でも………ねっ???」
その場の空気を暖めようとしている
重本ことり……。
51投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)07時10分00秒
「だけど病気は病気でしょ?」
「だよねぇ…。」
「それが学校にいるんだよ…」
「やだァ――…。」
次々と浴びせられる
酷い言葉。
もう、俯くことしか
できなかった。
52投稿者:
絆
投稿日:2008年10月01日(水)07時15分19秒
落ちますね!!
53投稿者:
あ
投稿日:2008年10月01日(水)19時34分07秒
54投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月01日(水)22時38分37秒
55投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月03日(金)08時05分28秒
56投稿者:
あ
投稿日:2008年10月03日(金)14時40分30秒
57投稿者:
げ
投稿日:2008年10月04日(土)12時34分27秒
58投稿者:
あ
投稿日:2008年10月04日(土)13時32分10秒
59投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月04日(土)17時34分00秒
60投稿者:
がんばれ
投稿日:2008年10月04日(土)17時47分48秒
61投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月05日(日)05時54分31秒
62投稿者:
う
投稿日:2008年10月05日(日)11時43分44秒
;
63投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月05日(日)12時21分40秒
64投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月05日(日)16時43分24秒
65投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月06日(月)10時24分06秒
66投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月07日(火)07時48分41秒
67投稿者:
あげ
投稿日:2008年10月07日(火)16時56分02秒
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