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小説:無我夢中
1
小説:無我夢中
投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)19時25分41秒
初めて書くので下手ですが見てくださると
うれしいです。
荒らし、ナリ等は遠慮してください。
アドバイスなどはしてくださるとありがたいです。
よろしくお願いします。
2投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)19時33分01秒
この世には無我夢中で生きている人がいる。
無我夢中で恋をしている人がいる。
無我夢中で勉強している人がいる。
私?
私は無我夢中で
自由を探している…
3投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)19時38分00秒
ガラッ
「おぉ!藤井が来たぞ!!」
「余裕ぶった顔して本当はいじめられるのが怖いくせにねぇ。」
「まぁ、度胸はあっていんじゃない?」
うざい。みんな、みんなみんなうざい。
消えてしまえばいいのに。
大人も子供も世界に私しかいなければいいのに。
憎い、憎い。
何もできない自分と
私をゴミのようにしか見ていないみんなが―――
4投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月20日(火)19時39分04秒
5投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)19時39分59秒
窓際の一番後ろの席を見てみる。
菊…
あたしはまだ生きてるよ?
そうだよね?
ことり…
6投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)19時48分37秒
「あれれぇ?千帆ちゃん、まだ生きてたのぉ?
ことり、死んだかと思って楽しみにして学校来たのになぁ。
ことりの楽しみとったんだぁ。」
「誰が死ぬなんて言ったのよ。私はまだ生きる、
あんたの笑顔が亡くなるまでは!!」
「本当に、うざいはね。千帆…
生きていることを後悔するぐらいにグチャグチャにしてあげる。」
ことりはそう吐き捨てて不気味な笑みを浮かべながらどこかへ歩いて行った。
本当は怖い。今にも泣きだしたいぐらいに怖くて怖くてたまらない。
そう思いながら、握っていたこぶしを広げ机の上の菊の花を力強くつかんで
ゴミ箱の中に捨てた。
7投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)19時56分30秒
みんなの視線が私に集中しているのは見なくてもわかる。
叫びたくなった。何見てるのって。
でも今叫んだらあたしの負けだなぁって言い聞かせて
額から流れる汗をぬぐった。
「藤井さん、可哀そうだけど藤井さんも親友のことりちゃん、
裏切ったんだから仕方ないよね。」
「そうそう。これだけ見たらことりちゃんが悪いように見えるけど
実際藤井さんのしたことのほうが傷つくよね。」
私は、私は何もしてない!!
ことりの変な誤解のせいでなんで私が辛くならなきゃいけないの?
教えてよ… 誰か教えてよ!!
8投稿者:
風
投稿日:2009年01月20日(火)20時01分39秒
少し説明不足な点がいくつかあってすいません。
ことり、千帆は同級生という設定で
中学一年生です。
主役は千帆、これから他にも登場してくる予定です。
4様>あげ、ありがとうございます。
これからもよろしくおねがいします。
今日は落ちます。
明日もこれれば更新します。
9投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月20日(火)21時10分22秒
10投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月21日(水)10時45分33秒
11投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)17時58分56秒
今から更新します。
9様・10様>あげてくださってありがとうございます。
下手ですがこれからもよろしくお願いします。
12投稿者:
でも
投稿日:2009年01月21日(水)18時05分36秒
受かったって事って本当?嘘?撮影とかしてるっていうのはどうなんだろう
ね
13投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)18時05分57秒
心いっぱいに情けなさがこみあげてくる。
涙をこぼさないようにそぉっと教室を出た。
どこでもいいから逃げたかった。
「はぁっ、なんであたしだけ?」
息を切らして走っていたそのとき、
誰かとぶつかった
「わわっ!ごめんなさい。大丈夫ですか…って
なんで泣いてるの!?ごめんね?本当にごめんなさい。
えっと…そうだっ!!屋上、屋上に行こう?
きっとだれもいないと思うから思いっきり泣けるでしょう?」
14投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)18時07分52秒
12様>すみません。どういうことですか??
撮影というのはどのようなことでしょう??
コメントありがとうございます。
15投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)18時12分13秒
私の手をとって屋上へと進んでいった。
誰なんだろう…
少し茶色っぽくて長い髪を揺らし
天使のような声で語りかけてくれた。
顔はハーフっぽくて、でも日本語はペラペラ。
転入生かな?きっとこの子もことりの仲間になるんだろうな…
そう思うと切なくなった。
16投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)18時12分39秒
いったん落ちます。
17投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)19時07分36秒
ギシギシと音をたてて開くドア。
開けた瞬間ふわりと入り込んでくる冷たい風。
いつのまにか濡らしていたほおにあたってどこかすがすがしくて
懐かしい感じがした。
「自己紹介するね。あたしの名前はメロディーチューバック。
今日からここの学校の1年4組のクラスメートになります!
よろしくねっ」
にこやかな笑顔で自己紹介をするメロディーちゃん。
いかにも人気のありそうな性格で私とは真逆。
「あなたの名前は?」
「藤井千帆、1年4組です。よろしくおねがいします。」
そっけなく自己紹介した。
「えっと、なんで泣いてたの?」
そう聞かれて私はゆっくり口を開いた。
18投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月21日(水)19時10分14秒
19投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)19時26分34秒
「今は言えないけど、いずれかわかるよ。
わかりたくなくてもわかっちゃう。
私と一緒にいると不幸になるから、教室では話さないようにしよう。」
「不幸になるの?それならあたし千帆ちゃんと一緒にいるよ。」
え?どうして?なんで?心の中で疑問の言葉が次々に浮かぶ。
「いったでしょ。不幸になるって。わかんないの?」
きつくあたってしまった。メロディーちゃんは何も悪くないのに…
「あたしは千帆ちゃんといて不幸になるって思うなら
千帆ちゃんといて幸せになれるように、千帆ちゃんが
幸せな日々を過ごしてくれるようにするの。」
20投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)19時39分54秒
涙が出た。うれしいときに出る涙が。
ゆっくり、でも今までの辛さを一瞬にして忘れさせてくれるように
声をあげて泣いた。
「メロディーちゃん、ありがとう。」
「えっ?なんでっ?んーよくわかんないけどどういたしまして。」
私とメロディーちゃんはあたり一面の綿飴のような雲ひとつない
水色の冬の空を見つめながら笑っていた。
「みーっちゃった♪千帆、あんなことしていいのかな?
思うぞんぶん地獄のような世界をみせてあげるんだかっ…」
私は少し気付いていた。影からひっそりと不気味な笑みを見せる
ことりの姿が。
21投稿者:
風
投稿日:2009年01月21日(水)19時43分06秒
今日は落ちます。
18様>あげありがとうございます。
これからもがんばりますのでお願いします。
22投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時15分12秒
こんばんは。
今から更新します。
23投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月22日(木)19時18分59秒
24投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時25分51秒
「じゃあ、あたし職員室行かなきゃいけにから、
またあとでね?」
「うん。あとでね。」
少し、いや、かなり心が軽かった。何もかもから解放された感じ。
一人じゃないってこんなにすばらしいことなんだって思ったの
久しぶりに思いっきり泣けたし思いっきり笑った。
けど悪夢はまだ続いていた。
「あれ?千帆、戻ってきたんだぁ。
メロディーって子は一緒じゃないのかな?」
メロディーッテコハイッショジャナイノカナ?
「なんでそれを…もしかしてあんたまた…」
25投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時28分27秒
「わかってるじゃん。馬鹿のくせに。
メロディーはことりのものになるの。ことりのものになって
メロディーと一緒言うの。千帆まだ生きてるの?って。
楽しみだなぁ…」
「本当にあんたって人は最低!!なんでわかんないの?勝手に誤解して
勝手に楽しんで…私は何もしてない!!!」
ことりはいつもの不気味な笑みを消して言った。
「うそつき…」
普段のことりとは違う、氷柱のように鋭くて冷たくて、
私を軽蔑してるような瞳…
そのとき
「おい!!何やってんだよ!!」
26投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時36分11秒
ことりは教室のドアを見た。
そこにいたのは私とことりの関係を作り上げた人…
「か…一磨?」
「お前また千帆をいじめてんのかよ。いい加減にしろよ!!」
「千葉君…ことりは何も悪くないもん。悪いのは全部…」
ことりの視線につられてみんなの視線までもが私に向いた。
「千帆…千帆のせいで、千帆がいなければ、千帆がいなければことりは…」
我に返ったようにことりは息をのんだ。
ことりは涙ぐんで
「気分悪いっ。帰る。」
27投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時46分07秒
ことりが逃げた、ことりが叫んだ。ことりが涙を見せた。
一磨のおかげ…でいいのかな?ありがとうって心の中で
何度も何度も呟いた。
「千帆…ごめんな?俺のせいで変な誤解されちゃって。」
「大丈夫だよ。一磨のせいじゃないから。」
「千帆、いいか?どんなに雨が降っていても
虹はあきらめないで顔をだそうとしている。
どんなに雲がかかっていても
満点の星はあきらめないで輝き続けている。だから
「あきらめないで。好きなだけ泣いていいから
辛くても絶対あきらめないで、千帆が笑顔になれる日は
すぐ来るんだよ…
でしょ?」
28投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時48分48秒
「なんだよ。わかってんじゃん。俺の言いたいこと。」
「だって一磨、これしか慰める言葉ないもんね?」
「でも、この言葉は千帆にしか言ったことないんだからな?」
「一磨…いつもありがとう。」
きっと、一磨がいなかったらあきらめてたかも。
メロディーちゃんと一磨。
あたしには信じられる仲間がいるんだね。
お風呂上がりみたいにホカホカして温かくて
優しさに包まれたような感じがした。
29投稿者:
風
投稿日:2009年01月22日(木)19時51分39秒
23様>あげ、ありがとうございます。
つまらない小説ですがよろしくお願いします。
明日は千帆と一磨とことりの関係について書きたいと思います。
アドバイスなどおねがいします。
落ちます。
30投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月22日(木)19時54分00秒
頑張れ
31投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月23日(金)05時52分13秒
32投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月25日(日)08時46分05秒
33投稿者:
あ
投稿日:2009年01月25日(日)16時41分37秒
34投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)20時27分22秒
金曜日に書くと言っていながら更新できなくて
すみません。
今から更新します。
30様>あげ、ありがとうございます。
更新、頑張りますね。
31様>あげ、ありがとうございます。
32様>あげ、ありがとうございます。
33様>コメントありがとうございます。
35投稿者:
あ
投稿日:2009年01月25日(日)20時31分15秒
あ
36投稿者:
ああ
投稿日:2009年01月25日(日)20時33分02秒
ああ
37投稿者:
あ
投稿日:2009年01月25日(日)20時36分22秒
あ
38投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)20時36分24秒
2ヶ月…いや、何か月前のことなのかわからないけど
ことりは私に頬をイチゴのように真っ赤にして言った。
「千帆っ!!!あのねっ、えっと、その…」
「ことり、何?気になるじゃん。早くいってよぉ〜。」
「えっと、こっ、ことりね、千葉君のことがっ、好きなの…」
「え!一磨なの!?」
「声!大きい…」
「あっ。ごめん。それで、一磨が好きで私に何か関係でもあるの?」
「お願いがあって…」
このときからだった。ことりがとても強引だということを知ったのは。
39投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)20時51分19秒
「何?」
お願いぐらい聞いてあげるかという軽い気持ちで聞いた…
これがこれからの悪夢につながる出来事だった。
「あのねっ!!応援してほしいの。ことりと千葉君のこと。」
「いいけど、なんでよりによって私なの?」
「千葉君と千帆、仲いいから…」
「…」
40投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)20時56分55秒
あくまでも私と一磨は幼馴染。
家も隣同士、それにくわえて私の両親は共働きだから
夕食とかも一磨の家で食べることが多い。
学校でも普通に喋ってるのにクラスの男子に冷やかされたりすることもある。私は気にしてないけど一磨はそのことでいちいち私に
頭を下げてくることもあったっけ。
そのひと時を見てことりは私を選んだのだろう。
「んー。いいよ。応援してあげる。
「本当に?ありがとう!!」
このときのことりは普通に恋愛を楽しんでいる無邪気な少女にしか見えなかった。
41投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)21時03分18秒
そういえば、その日も私の両親は帰りが遅いとかいっていたので、
たまたま一磨の親も旅行中ということだし一磨の家に夜遅くまで
いることにしたんだった。
帰り道、ちょうど帰りが一緒だったから二人で家に帰っていた。
「そーだ、一磨、ことりのことどう思う?」
「えっ、ことり?普通にかわいいと思うけど、いい友達って思うよ。」
「そっか。ありがとう。」
「んっ?なんで?」
「特に何もないけど。」
そんな感じで二人で話して帰ってた。
けど後ろからだれかに追われているような気がしてならなかった。
42投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)21時09分00秒
「じゃあ、私自分の家に荷物おいてくるね。」
「あっ、じゃあこれ千帆の両親から預かってた鍵。
お前ぬけてるとこあっからすぐ忘れんのな。
鍵ぐらいバックいれとけよ。」
「うるさいなぁ。はやく鍵ちょうだいよ。」
かぎを受け取ろうとした瞬間、私は石ころにつまづいた。
「きゃっ!!」
「あぶねっ!!」
奇跡的に私は一磨に支えられて転ぶことはなかった。
43投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)21時18分07秒
「あぶなかったー。ありがとっ一磨。」
「本当にあぶなっかしいんだから、千帆は。」
「気をつけまぁーす!!」
「千帆…ひどい!!応援してくれるって言ったのに!!千葉君と抱き合うなん て…ことりを裏切るやつは許さないんだから…」
ここからだった。その次の日から机の上に菊の花が乗るようになったのは。
悪夢を呼び出したのは一磨の優しさとことりの誤解と私の小さな叫びにあったのだと、最近気づいたのだった。
44投稿者:
風
投稿日:2009年01月25日(日)21時21分50秒
今日はもう落ちようと思います。
35・36・37様>コメントありがとうございます。
「あ」とはどういう意味なのでしょう??
よかったら教えてください。
45投稿者:
羅夢ひいき
投稿日:2009年01月25日(日)21時23分01秒
・初回放送はオープニングから主役扱い
・プッカリーノはとうぜんレギュラー、自分勝手でワガママなのに、なぜか慕われるキャラ
・ゲームコーナーはもちろんミナリカが勝つようになっている
・スタジオコーナーの溜め撮りの方が楽だし出番も多く効率的
・疲れるし、何日も拘束されるロケコーナーは出ない
・紙フトは運動神経の良い男2人と組んで、もちろんK−1昇格、オールスターも参加
・夏イベはもちろん主役、ひまわりソロVerもあり
・唯一3年連続で教育フェアに出演、もちろん歌う
・EDMTKとは別にED曲をソロで歌う
・歌合戦は一人だけ4ポイント獲得、3曲も歌う、もちろん優勝、ことりとの対決は避けてもらう
・ウキウキ青春リクエストで「世界中の誰よりきっと」でメイン・センター ←new
・3学期毎日出ずっぱり(ゲーム、プッカリーノ、セレ部など) ←new
・紙フトセカンドステージ優勝 ←new
46投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月26日(月)15時24分13秒
47投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)17時55分08秒
こんばんは。今から更新します。
45様>コメントしてくれてありがたいのですが
そのようなコメントは控えてください。
ご了承願います。
46様>あげ、ありがとうございます。
48投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)18時06分11秒
「おはよー。」
シーン…
「千帆、ひどい!!ことりのこと裏切るなんて!!最低。」
「千帆ちゃん、ことりの気持考えなよ!!」
「そうだよ!!自分だってされたら嫌なくせに…」
「え?ちょっと待ってよ。何のこと言ってんの?
ことり、私がことりを裏切るわけないでしょ?」
「そう言って本当はことりのこと嫌いなくせに!!
応援するとかいっときながら千葉君と抱き合ってたじゃん…」
そう言ってことりは泣き出した。
クラスの男子からも女子からも人気があることりはみんなを味方にした。
49投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)18時10分26秒
「千帆、ここはあんたのいるような場所じゃない。出ていってよ。」
大きな声で叫ぶと
「出ーてーけ!出ーてーけ!出ーてーけ!」
クラスのみんなで言う。
まるで私がゴミをあさって帰ってきた猫のように。
そしてクラスのみんなはセレブなお嬢様に飼われてる毛がサラサラな猫。
ことりの威力はそれぐらい強かった。
それがあるたんびに頭を下げる一磨。
一磨を見るたびありがとうの気持ちと憎い気持ちでいっぱいになる。
50投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)18時10分43秒
「一磨…謝らないでよぉ…泣きたくなるじゃん。」
「でも、やっぱり俺が悪いんじゃん。悪いな、千帆。」
「うん…もう行くね…」
「元気だせよな。」
そのとき私は毎日が地獄を見ているようで何度も何度も死にたいと思った。
けどよわむしな私はできなかった。
51投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)18時11分02秒
いったん落ちます。
52投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)19時36分13秒
そんな地獄の日々を過ごしていて今に至るのである。
チャイムが鳴る。その音と同時に先生が入ってきた。
こいつも共犯のくせに…ことりのことひいきして
私はボロクソに物事をいう。
「こら!!藤井。朝からなんだ、その態度。
先生に対してなんなんだ。最近の中学生といったら
どうしてこう
「先生、おはようございます。藤井さんなんてほっといて
はやく学活はじめませんか?」
「おぉ。そうだったな。ありがとうな、重本。」
先生は咳払いをしていった。
「今日は転入せいを紹介するぞ。入ってこい。」
私ははっとしてドアを見つめた。きっと…ううん。
絶対、メロディーちゃんだ。
53投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)19時43分19秒
茶色のフワフワの髪をゆらし
今にも歌いだしそうなぐらいのかわいい笑顔で
堂々と入ってきた。
「メロディーチューバックです。よろしくお願いします。」
クラスがざわめき始める。かわいいという声や外国人の人だとかいう声や
すごい名前だとかいう声などいろいろ。
そんなこと気にせずにメロディーちゃんは先生に問いかけていた。
「ねぇ、先生?あたしの席はどこですか?」
「ん?そこにいる重本の隣だぞ。重本、仲良くしてやるんだぞ?」
「はい、先生。メロディーちゃん、こっちだよ?」
「うん。ありがとう。」
54投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)19時55分06秒
にこっと笑うメロディーちゃんはやはり天使のようにすがすがしくて
優しくてとにかくかわいかった。
私は少し細めでメロディーちゃんとことりのやりとりを見ていた。
ぼーっとしているとメロディーちゃんが私に気づいた様子。
「あっ!!千帆ちゃん!!」
満面の笑みで手を振るメロディーちゃん。
それに対してぎこちない笑顔で振り返す私。
55投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)19時55分43秒
とことこ走ってきたメロディーちゃんが言った。
「さっきは大丈夫だった?あたし、心配で心配で…」
「うん。大丈夫。えっと…ことりのとこいったら?
ことり、話しそうにしてるし…」
「ことり?あぁ、重本さんね。うん、そうだね。
じゃあまたあとでね?」
やっぱりきっとことりはねらってる。メロディーちゃんのこと。
でも、メロディーちゃんは私のこと裏切ったりしないよね?
そうだよね・・・?
一磨、メロディーちゃん…信じてもいいですか?
56投稿者:
風
投稿日:2009年01月26日(月)19時56分36秒
今日は落ちます。
感想、アドバイスなどお願いします。
57投稿者:
上手
投稿日:2009年01月26日(月)19時58分20秒
58投稿者:
風
投稿日:2009年01月27日(火)19時14分59秒
こんばんは。
今から更新します。
57様>コメントありがとうございます。
これからもがんばりますのでまた来てくださいね。
59投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月27日(火)19時20分34秒
60投稿者:
風
投稿日:2009年01月27日(火)19時22分22秒
休み時間。私はいつも孤独に教室で座っている。
「ねぇ、メロディー?校内探険しない?」
「探険?なにそれ!楽しそうっ!行きたい。」
「やったぁ。じゃあ、探険してるときにこのクラスで知っとかなきゃ
いけないこと…教えてあげる!」
「えっ?あっ…うん。」
「じゃあ、行こう?」
「うん!あ、ちょっと待って、千帆ちゃんも一緒に行こうよ!」
へっ?
61投稿者:
風
投稿日:2009年01月27日(火)19時33分38秒
「ねぇ、ことりぃーいいでしょぉ?」
「…そう、だねっ!!千帆、一緒にいこう?探険。」
「えっと、私…」
言いかけた瞬間ことりにやりのように鋭い目をしてにらまれた。
目で何かを訴えてるように。
きっと一緒に来いといっているようだ。
逆らったらどうなるかな・・・
「いいよ。行こう。ことり、メロディーちゃん。」
「そうときまったら早速Let’s go!!」
発音よくそういったメロディーちゃんは笑顔で私とことりの手を引いた。
ボソッとことりが何かをつぶやいていた。
62投稿者:
風
投稿日:2009年01月27日(火)19時34分05秒
「千帆、途中で仮病してどこか行きなさいよ。
千帆がいじめられてること、メロディーに言うんだから…
わかった?」
「…考えとく。」
「本当にうざいわね…さっさと死んどけばいいのに。」
ご機嫌で歌をうたっているメロディーには聞こえていないみたい。
メロディーちゃんに見せる笑顔と同じ表情で私につぶやいた。
怖くて逃げ出したかったけど、メロディーちゃんに心配かけたくない
と思って、逃げ出さなかった。ううん。
逃げ出せるなんてちっぽけな私にはできなかった。
63投稿者:
風
投稿日:2009年01月27日(火)19時35分22秒
落ちます。けどまた来るかもしれないです。
あやふやですみません。
59様>あげ、ありがとうございます。
64投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月27日(火)19時40分24秒
65投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月28日(水)05時45分27秒
66投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月28日(水)17時42分18秒
67投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)19時57分11秒
こんばんは。昨日は更新できませんでしたね。
すみませんでした。
今から更新します。
64・65・66様>あげ、ありがとうございます。
68投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時05分49秒
「メロディー、こっちだよ!」
さっきまで前に出ていたメロディーちゃんは
ことりに手をひかれ楽しそうに学校を見て回っている。
「うわぁ〜。すごいね!あっ、音楽室だ!いってもいい?」
「もちろん。」
私は二人の後ろをついてとぼとぼ歩く。
まるで女王様の後ろについて歩く手下みたいな感じ。
「広いねぇ、すごいねぇ、歌いたくなってきた!」
「メロディー、歌好きなの?ことりもだよ!
気が合うんだねぇ。ことりたち親友になれそうっ。」
「ふふっ。そうだね。」
69投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時09分53秒
親友…?また変なことたくらんでる。
ことりはわかりやすいなぁ。
「そうだ!歌っちゃう?」
「えっ!いいの?」
「いいんじゃない?千帆、あんたピアノひきなさいよ。」
「えっと…うん、わかった。」
楽しそうにしているメロディーちゃんを見ていると
断ることができなかった。
「何歌う〜?」
「なんでもいいよ。」
「じゃあ、千帆、きめなさい。」
なんて強がりなんだか。超命令形。
70投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時18分34秒
「わかりました。えっと、じゃあここに楽譜あるし
私も弾いたことあるから翼をくださいね?」
「うんっ!」
「千帆さっさと弾きなよ…」
「ことり、そんなに強くいわなくてもいいんじゃない?
千帆ちゃん、自分のペースでいいよ!」
「メロディーちゃん、ありがとう。
ことり…えっと、そのごめんなさい。」
よくわかんないけど無意識に謝っていた。
ずっと恨んでて憎んでてことりが謝るまで絶対に謝らないと思ったのに
なんでかな?
「!千帆…なに謝ってんの?ここ、大丈夫?」
ここと言ったときに頭をトントンとつっついて嫌みのようにいった。
71投稿者:
★
投稿日:2009年01月28日(水)20時26分20秒
下げ
72投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時27分16秒
そんなこと言われ慣れてるから全然気にせずに続けた。
「じゃあいくよ。せーの。」
私の伴奏から始ってメロディーちゃんとことりのきれいな歌声が
聞こえた。びっくりするほど二人の声がハモっていて
前から練習を積み重ねてきたぐらいにうまい。
「すごい!ことり、歌うまいねぇ…」
「メロディーほどじゃないよ。」
「あと千帆ちゃんのピアノ。すごいこの曲にあってるね。」
「ありがとう。」
そっけない返事だけど、すっごくうれしかった。
ピアノでほめられることなんて全然ないから。
さくらんんぼみたいに真っ赤な顔になるんじゃないかって思ったぐらい。
73投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時27分35秒
「千帆…ちょっと…」
私は頭にハテナマークを浮かばせながらことりの近くへ行った。
「ねぇ、千帆?そろそろ出て行ってよ…伝えなきゃいけないんだから。」
「伝える何を?」
「決まってるじゃない…
「千帆ちゃんがいじめられてる・・・でしょ?」
74投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時33分25秒
「「え?」」
ことりと同時に声をあげた。
メロディーちゃんは気づいていたみたい。
かすかに、けどどこか力強くほほ笑んでいた。
「千帆ちゃんがいじめられてるって言うのは教室に入ってくる前から
うすうす感づいてたの。
まさかここまでひどいとはね…」
「えっと、メロディー。ことりたちの仲間になってくれるよね?」
「仲間?ことりのこといい人だと思ってた。けど、あたしには
千帆ちゃんをいじめることはできない。」
「なんで?どうして?メロディー、教えてよ!!」
75投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時41分06秒
「だって約束したもん。
千帆ちゃんが幸せな日々をすごせるようにするって。
それにね?あたしは、あたしは人に傷をつける人から
救いを求めている人をまもってあげなくちゃいけにから。」
メロディーちゃんはまっすぐことりを見つめた。
「メロディー…いい子ぶってなに?そんなこと言って
全部おさまるとでも思ったの?馬鹿みたい。
本当に千帆…うざいわね。絶対につぶしてやるんだから。
楽しみにしてて?」
そう言ってことりは去って行った。
76投稿者:
風
投稿日:2009年01月28日(水)20時43分42秒
すみません。
75であげなくちゃいけないからがあげなくちゃいけにから
になってますね。ごめんなさい。
71様>コメントありがとうございます。
71様が納得のいくようにこれからがんばって
工夫していくのでなにかアドバイスをお願いします。
今日は落ちます。
77投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月28日(水)21時53分22秒
78投稿者:
あげ
投稿日:2009年01月30日(金)16時45分04秒
79投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月03日(火)10時45分59秒
80投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月03日(火)18時18分58秒
81投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月04日(水)05時47分36秒
82投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月05日(木)16時11分42秒
83投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月07日(土)12時08分12秒
84投稿者:
あ
投稿日:2009年02月07日(土)14時11分33秒
85投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月10日(火)05時48分00秒
86投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月12日(木)07時50分40秒
87投稿者:
あ
投稿日:2009年02月12日(木)16時00分12秒
88投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月13日(金)05時52分32秒
89投稿者:
ああ
投稿日:2009年02月13日(金)19時16分13秒
90投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月17日(火)05時45分55秒
91投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月18日(水)08時10分34秒
92投稿者:
あげ
投稿日:2009年02月27日(金)10時34分02秒
93投稿者:
あ
投稿日:2009年02月27日(金)19時08分34秒
94投稿者:
げ
投稿日:2009年02月27日(金)20時41分33秒
95投稿者:
あげ
投稿日:2009年03月02日(月)05時49分14秒
96投稿者:
あ
投稿日:2009年03月02日(月)13時26分20秒
97投稿者:
あげ
投稿日:2009年03月03日(火)10時36分22秒
98投稿者:
あげ
投稿日:2009年03月09日(月)10時50分27秒
99投稿者:
あげ
投稿日:2009年04月04日(土)00時18分22秒
100投稿者:
あ
投稿日:2009年04月04日(土)01時50分34秒
101投稿者:
あ
投稿日:2009年05月06日(水)00時17分16秒
102投稿者:
あ
投稿日:2009年05月06日(水)01時15分29秒
103投稿者:
あ
投稿日:2009年06月07日(日)00時23分23秒
104投稿者:
あ
投稿日:2009年06月07日(日)01時03分15秒
105投稿者:
あ
投稿日:2009年07月11日(土)00時32分58秒
106投稿者:
あ
投稿日:2009年08月09日(日)00時16分44秒
107投稿者:
あ
投稿日:2009年08月10日(月)03時28分48秒
108投稿者:
あ
投稿日:2009年09月15日(火)00時41分29秒
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