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小説:  ライト
1小説:  ライト 投稿者:おれんじ@この物語はフィクションです  投稿日:2004年10月23日(土)16時37分44秒


自分が生きている意味なんてないと思っていた。

ただ適当に友達作って
彼氏作って。
遊んで。

――ただ適当に今を過ごしてて。


こんな私なのに


何で生きてないと、いけないのかな。
2投稿者:誰出るのぉ???  投稿日:2004年10月23日(土)16時41分00秒

3投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)16時44分55秒


――こうして今横になっている時間、全て無意味な行動だと思う。
ただ無駄に時間を潰している。特にやりたい事や、したい事がないから。
つけっぱなしのテレビが数メートル先にあった。アナウンサーがぺちゃくちゃ喋っている。多分ニュースを読んでいるんだと思う。
私はその声がウザったくて、テレビのスイッチを切った。
一気に部屋の中が、静かになる。

私って一体、何がしたいんだろう。

私が生きる時間


私が今まで過ごしてきた時間。


全て、無駄。

言い出したらキリがないけど、――――全部無駄な時間。
4投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)16時45分29秒
2サン>七世チャンが主役ですよ^^
5投稿者:恋帆  投稿日:2004年10月23日(土)16時47分16秒
オオッ!!
七世チャン主役の小説久々ダシ、上手なので楽しみですw
頑張ってくださぃ^^
アト、うちこれからも来ると思うんで呼び捨てで呼んでくださいw
6投稿者: 投稿日:2004年10月23日(土)16時49分00秒
☆☆☆☆☆☆告られレス★★超LUCKY☆☆☆☆☆☆
今月の間に超LOVE?になれるよо(^−^)о
自分が『好きだ』って思っている人から告られたり、
大切な人とずっと一緒にいられるよ♪∞
でも、まず最初にこの『告られレス』を
7つのスレに貼ってね。
そうすればLUCKYをゲットできるよ♪♪♪
(ただし7つのスレに貼ったらだよ)
信じるか信じないかはあなた次第!!
でも、このレスは本当にとっても効き目があるよ♪
このレスは絶対効きます。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
7投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)16時49分49秒


「七世ー七世!」
下から五月蝿い声が聞こえてくる。他人にだけいい顔をする、うちのお母さん。
うちじゃあバリバリ煎餅食ってて韓国ドラマばっか見てて。
そしてすぐ怒って。電話なんか出ると声が高くなる、嫌な母。嫌な人間。
私は自分の母親が嫌いだ。

「聞こえてるの!?ちょっとは宿題でもしなさい!」
「もー!勝手に部屋入らないで」
母親がバシン!と私の部屋のドアを開けた。横になっていた私はだるそうに母親を見つめる。
母親は口をへの字にしながら怒ってた。

「何またごろごろしてるの!宿題しなさい!あんたも受験生なんだから」
「わかってるー!今休憩してんの!」

―――――こんないいわけしても、お母さんには通じない。
8投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)16時51分38秒
恋帆(サマ)>どうも始めましてww
七世さん主役最近ないですよね;上手ですか!?そ、そんな…(照れ(単純
頑張りマスょっ!有難う御座います**
私のコトも呼びタメで呼んでくれちゃってokですのでwwほんとうにタメでよろしいんでしょうか!?(あわわ
9投稿者:恋帆  投稿日:2004年10月23日(土)16時54分00秒
上手いってww
ぢゃぁ呼びタメで呼ぶネ^^
全然タメでOKだよーーッッッww >おれんじ
10投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)16時55分27秒

学校から帰って数時間はたっているのに全然ひらいた様子がない鞄。
綺麗に片付いている机。
――――――――――――これじゃあ、いいわけ…なんて出来ない。

「嘘おっしゃい!休憩が何時間続いてるの!」
「あーもーわかった!わかった!もーウザイ!」
?ウザイ?私は最近よくこの言葉を使う。クラスの男子も?ウザイ?
でしゃばってるグラビアアイドルも?ウザイ?ぶりっこしてるクラスの女子も?ウザイ?
そしてお母さんとお父さんも?ウザイ?

私はベットから起きあがると、お母さんの太った腹を押しながら部屋の外にやる。
そして部屋のドアをバタン!と閉めた。
そしてため息をつく。
窓の外は、もう暗い。
11投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)16時59分58秒



  また無駄に、一日が過ぎた。



「七世ー英語の宿題やってきた?」
朝学校に行くと、一番にゆっこが傍にやってきた。ゆっこの方が頭いいのに、何で私なんかに聞くんだろう。
私は不思議がりながら?うん?といった。
昨日母が居なくなってから一応英語の宿題と数学の宿題だけはしておいた。
一応受験生なわけだし。
「やっぱやって来たんだー?エライねえ」
「全然偉くないでしょ」
何私いい子ぶってんの。

気持ち悪い。

でもあの場合、ああ言うしかないんだけど。
12投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)17時05分16秒

「……あ、おはよう山元くん」
―――ゆっこが隣の席にどかん、と腰を降ろした奴にそう声をかけた。
私は冷たく彼を見る。
「はよ」
そして山元くんは教科書を全部机の中に押し込んでどこかへ行ってしまった。
私は山元くんをずっと見ていた。
ゆっこに肩を叩かれるまでは。

「ねえねえ、やっぱ山元くんってカッコ良くない?」
ゆっこが喜びながらそう言う。
何が嬉しいんだか、よくわからない。
私は顔を歪ませながら「そう?」と言った。そうするとゆっこは反論してくる。

―――――山元竜一。

この間引越してきたばかりで、私の隣の席の奴。
13投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)17時10分52秒

カッコイイ!って評判らしいけど私はそうも思わない。
結構無愛想だし、あんま喋らないし。
いつも休み時間は何処かへ行っているか、本読んでいるか。――それでも勉強は、出来るみたいだけどね。

ゆっこは山元くんの事が好きらしい。
いつも山元くんと話すとき、目が輝いてるもん。よくあれで気付かないよな、山元くんも。

「そりゃ七世はさ、前田くんみたいなカッコイイ彼氏居るからいいけどさー」
ゆっこが?前田くん?を強調しながら言って来る。
私はそれにちょっと反応しながらもすぐに教科書を机に押しこんだ。
「山元くん、今ダレも好きじゃないみたいだし…告っちゃおっかなー?」
「告れば」
「………冷たい反応だねーもういいし」

ゆっこはクラスのリーダー格が溜まっている所へ向っていた。
そして私を指さして何かひそひそ話している。―――どうせ、悪口だろう。
こんなゆっこも、私にとっては?ウザイ?
そして私はゆっこにとって?ウザイ?――――そんな存在。
14投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)17時14分22秒


  「おはよ、七世」
後ろから声が聞こえてきた。
私はそいつの顔を見ながら?おはよ?と呟いた。そしてさっきまで暇つぶしに読んでいた小説に目を落とす。
そいつはそんな私に顔を近づけてくる。

「何の小説?」
「ハガレンの小説」
「面白い?」
「まあまあ」

いつも私達はこんな会話だった。


一応?彼氏 彼女?という関係でありながらも。
私は彼にどう接して良いのかわからずに、質問されることだけを答えていた。
15投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)17時17分46秒

「あ、おはよう」
「あ、おはよ」
声をかけられて公輝がそう反応する。
私もパッと後ろを向くと、美咲が手を振りながらこっちに近づいてくる。
そして公輝を押しのけると、私の隣に立った。
私はぽけーと見上げる。

「何て顔してんの七」
「え、変な顔だった?いやだあー」
私は視線を机に移しながら髪を触っていた。
どうしようもない時、髪を触る私。
それが癖。
嫌だけど、直すことの出来ない癖。



「大丈夫だよ、七世可愛いから」
16投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)17時21分46秒


  一瞬  ドキドキしすぎて死ぬかと思った。

「……ラブラブだね」
「うるせーな美咲」
「でもそんなあんた等が凄くムカツクよ」
「笑顔で言われると怖い台詞だよな」

そんな2人が話しているのを私は横で聞いていたけど、ほんと。
死ぬかと思った。
死のうかと思った。
この3階の窓から、飛び降り様かと思った。

そんな勇気、私にはないけど。


17投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)17時25分47秒
挨拶遅れてスイマセン。
今回もまた小説書こうと思いますが、荒しや中傷なんかはやめて下さい。
下手糞ですので、アドバイス等もらえると嬉しいです。

あと今回は死ネタが入る可能性もありますが、そういうのが苦手な方は見ない方がいいと思います。
スイマセン;

今日の所はこれで落ちますねww
18投稿者:美恋  投稿日:2004年10月23日(土)17時31分43秒
スゴイぉもしろぃでつ♪
また来て?さぃねぇ?
19投稿者:あげ  投稿日:2004年10月23日(土)17時33分35秒
 
20投稿者:がんばぁれっ  投稿日:2004年10月23日(土)18時51分51秒
あげ
21投稿者: 投稿日:2004年10月23日(土)19時06分33秒
東奈出して!
22投稿者:あい  投稿日:2004年10月23日(土)19時54分59秒
おもしろいです!!クローバーはどうするんですか?
23投稿者:美珠  投稿日:2004年10月23日(土)20時33分52秒
おれんじシャン久しぶりっ!
クローバー超良かっタァww最後にゎやっぱり公輝クン×里穂チャンに
なりましたかw今後の小説も頑張って!
24投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時17分03秒
美恋さん>有難う御座います^^また来ちゃいました(笑
これからも頑張りますネ!
19さん>あげ有難う御座います**助かります。
20さん>頑張ります!あげてもらえると助かりますww有難う御座います。
あさん>東奈チャンはこれから出す予定ですよ^^
あいさん>あ、クローバーはもう終わりましたよww読んでくださっていた方ですか!?
あ、有難う御座いますww
美珠やん>久し振り**ウン、やっぱくっつけたいなぁ〜と思ってネ(笑
今度も頑張るょww
25投稿者:age  投稿日:2004年10月23日(土)21時19分09秒
age
26投稿者:やったー  投稿日:2004年10月23日(土)21時19分25秒
おれんじが来たー!!
27投稿者:おれんじやっほぃ☆  投稿日:2004年10月23日(土)21時19分55秒
 
28投稿者:おれんじ大好き!  投稿日:2004年10月23日(土)21時20分23秒
 
29投稿者:おれんじさんがかえってきたー!!  投稿日:2004年10月23日(土)21時21分08秒
今回のも頑張れ〜!!
30投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時22分43秒


「あ。もうチャイム鳴ったー早いねえー」

時間の進み方は
時には早いときもあり
遅く感じるときもある

変わるはずなんてないのに。

しばらくするとさっきまで何処か行っていたはずの山元くんが戻ってきた。
山元くんは相変わらず何も変わらない表情で本を読んでいる。
私もフッとさっきまで読んでいた小説に目をおとした。


生きるとか



死ぬとか
31投稿者: 投稿日:2004年10月23日(土)21時23分19秒
32投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時24分40秒
25さん>有難う御座いますww助かりますぜww

26さん>そんな楽しみにしてくれてたんですか!?嬉しいですww有難う御座います☆

27さん>やっほぃww

28さん>大好き!?(笑)有難う御座いますww

29さん>帰ってきましたよw(笑)今回のも頑張りますwありがとうございます。
33投稿者:やっぱおもしろい!  投稿日:2004年10月23日(土)21時24分54秒
最高だよー!
34投稿者:おれんじ、  投稿日:2004年10月23日(土)21時27分33秒
最高!!
35投稿者:おれんじは  投稿日:2004年10月23日(土)21時28分01秒
あめぞう一の小説家!
36投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時30分01秒

どうだっていい。

死ぬことなんて怖くない。
生きることの方が、何倍も怖いから。
死んだら何もなくなる。
―――――――――でも、そう簡単に死ねない。


「あー、やっぱ山元くんに告白しよーかな?」
移動教室の時、ゆっこが傍に寄ってきてそう言った。
さっきこそこそ言っていたゆっこの顔とは違う、いつもの優しい顔。
「告れば?ゆっこ可愛いから、いいと思うよ」
「そうかなー?」

ゆっこは真面目にちょっと顔が赤くなりながら照れていた。
それにしても、山元くんの何処がいいんだろう。
私は何処もいいとも思わない。
37投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時31分20秒
33さん>有難う御座いますww始まったばかりだけど、そう言われて嬉しいです^^

34さん>どーもどーもww(笑)

35さん>ええ!?そんな事ないっすよ;私より上手い人は沢山いますよww
38投稿者:みっち  投稿日:2004年10月23日(土)21時31分46秒
この小説終わったらまたなんか書く予定ありますか?
39投稿者: 投稿日:2004年10月23日(土)21時32分24秒
40投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時37分42秒



  そんな事言うとゆっこが怒るから言えないけど。


「というかさ、理科わけわかんなくない?」
「そうだよねー、わかんない」
「あー面倒臭いっ」

私は理科の教科書とノート、筆箱を握り締めながら第一理科室へと入った。
そうするともう大体の生徒は理科室に集まっていたんだけど、山元くんは居ない。
いつも授業には遅れないでくるのに。
私とゆっこの後ろから歩いてくる生徒は居なかったはず。

「山元くん、居ないね」
私が思っていた事をゆっこが口に出して言った。
私は今気がついた振りをしながら、?うん?と呟いた。
41投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時38分13秒
みっちさん>この小説終わったらですか!?
んー、まだ考えてません;スイマセン;
42投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時42分36秒




結局理科の授業に山元くんは来なかった。
同じ班だから男子は1人しかいなくて可哀想だったけど、私は女子だから関係がない。
授業が終わると私は椅子をあげ、歩き始めた。
後ろから美咲がくっついてくる。

「山元くんサボりかなー珍しいよね」
「そうだね、転校してきてからちょっとしかたってないけど、今までサボってなかったもんね」
「うん、頭もいーし真面目だしねー」


――山元くんは女子の評判がいい。
それも中3の女子に限らず、1年も2年も。必ずダレか山元くんの事好きな子がいるらしい。
……って、ゆっこが言ってた。信じられない噂なんだけどさ。
43投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時49分51秒



「七?どうしたの?」
「え、あ…何でもないよ」

私はそう言いながら教室の椅子に座った。


―――目を瞑ると思い出す、あの嫌な思い出。
 あの時は全てが苦痛だった。
  本気で死にたいと思った。
何度か、
   死のうと思った。


だけど死ねなかった。


そんな、勇気がなかった。
44投稿者:竜月  投稿日:2004年10月23日(土)21時52分02秒
はじめまして、こんばんは!
えと、七世主役の小説初めて読むんですが、この小説面白いデス♪スゴイ上手いと思います!
頑張ってくださいね〜♪
45投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時54分40秒



死にたい。
と心の中では何個も連呼している癖に、あの時はちょっと怖いと思っていた。
手首を切ろうと思ったときも
屋上から飛び降り様としたときも
首をつろうとしたときも
薬を飲もうとしたときも

そんなときも、あったけど。

―――――――――――――――――本当に、死ねなかった。

「…岩井さん?調子悪いですか?」
国語の先生が私の横に立ちながらそう聞いて来る。
私は先生の顔を見ると、首を振りながら「大丈夫です」と呟いた。

いつのまにか隣には、山元くんがいた。
46投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)21時56分48秒
竜月さん>始めまして**こんばんは!
そうなんですかwwでもこの小説の中の七世ちゃんはキャラ全然違いますよね…;わー大変だあー;
ブラック七世ですよ。(爆)
全然上手くないですが、そういわれると嬉しくなっちゃいますww(単純なものでして)
頑張りますよ、有難う御座いますww
47投稿者:みっち  投稿日:2004年10月23日(土)21時58分36秒
これ終わったら、今度は東奈主役の小説書いてくれませんか?
てれび戦士時代の・・・。
わがままいってすいません。
48投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)22時01分40秒



「七世っ!私今から山元くんに告ってくる!」
昼休みが始まった時、ゆっこがいきなりそう言ってきた。
美咲、杏奈と話していた私はちょっと驚きながらゆっこを見る。
告れば?とは言ったケド、今日とは言ってない。
ゆっこは思い立ったらすぐする派だけど、これはいくらなんでもはやすぎる。

「……ちょっと早いんじゃない?」
「やだなー、七世が告れっていったんじゃん。それに早く告らないと、他の子に取られちゃうからね」

ゆっこがそう叫びながら教室を出て行くのが見えた。
私と美咲は顔を見合わせる。
いまいち状況がわかっていないのは、違うクラスの杏奈。私達の顔を見てきている。
「ダレ、山元くんって!」
「私の隣の席の人」
「そーだったけ!?見たことないわ!んでかっこいいの!?」
「んまあそれなりにね」
「…へえーそうなんだ」
49投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月23日(土)22時03分10秒
みっちさん>東奈チャン主役ですかー;今回彼女は結構主役級なんですけどね(笑)
この小説が終わったら、書いて見ようと思います。
でもいつ終わるかわからないんで…;スイマセン;全然我が侭じゃないですよ!はい。


今日の所はこれで終わろうと思います。それでは**
50投稿者:みっち  投稿日:2004年10月23日(土)22時06分10秒
ありがとうございます!
この小説も見るんで、頑張ってください!
楽しみです!
51投稿者:パピオン  投稿日:2004年10月24日(日)05時31分01秒
たくさん小説書いてすごいですね〜
こちらでもよろしくおねがいします。
52投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)09時42分18秒
おはよーございますww
なんともう50レス;早いですよね;しかもまだ東奈さんが出てこない(ぇ

みっちさん>いえいえ^^こっちこそ有難う御座いますww
凄く糞作品になるかもですが、頑張りますので見ててやって下さい。

パピオンさん>え。全然ですよ;
はい、よろしくお願いします。レス有難う御座いました。
53投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)09時47分30秒

「どうなるんだろうね」

美咲がそう呟いた。




昼休みが終わった。
友達と話している時間は長いようで、短い。
ほんの30分程度で終わってしまう。
もっと沢山話したかったこととかあるのにさ。

予鈴が鳴っても、山元くんは帰ってこなかった。


ゆっこも、帰ってこなかった。
54投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)09時53分15秒



***

  「俵有希子が、山元竜一に振られた」

?俵有希子?と?山元竜一?という存在を知らない人でも知っている、この噂。
私も今日の朝、クラスメイトから聞かされた。
昨日の昼休み告ったゆっこは、文字通りフラれた。
美人で結構モテるゆっこはショックで、今日学校を休んでいる。
そのぐらいで学校を休むのはどうなんだろう、とか思っちゃうけどさ。

この学校の男子の中で1番か2番ぐらいにモテる山元くん。
この学校の女子の中でモテる方で、美人で優しいゆっこ。
傍から見ればこの2人はお似合いだし、ゆっこを振る理由なんてどこにもないと思う。
――――だからといって好きじゃない人と付き合えというのは嫌だと思うけど。
55投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)09時58分52秒


「学校中、凄い噂だね」
私が美咲に声をかけた。美咲は私の顔をチラっと見ると、騒いでいる女子軍団を見ながら「うん」と呟いていた。
この噂がいつまで続くのかは無論知らない。
でも………
あの時の自分と同じ苦痛を、ゆっこは味わう。
――――――でも私とは違う、ゆっこはフラれたのだから。皆から、御世辞や思ってもナイ言葉を浴びせられるんだ。


私と、違って。

「あーあー!部活もないし暇なんだよねー」
「勉強しなよ」
「何いってんの。ちゃんとしてるよー」

―――――そんな会話をしながらも、山元くんは自分の席で本を読んでいたのを。
私は少し気にしていた。
56投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)10時05分59秒


自分の感情を表現するのは苦手だった。

喋ることは苦痛ではない。
でも考える事は、?この言葉言っても嫌われないかな…??だから。
だから美咲やゆっこが羨ましかったのかもしれない。

―― 友達を 失いたくなかったのかもしれない。 ――

時々?ウザイ?と感じる友人達ヲ。



「……七、携帯鳴ってる」
美咲が小声でそう呟いた。私が机の上に置いてある鞄の中から、何やら音楽が聞こえ出していた。
「あ……ヤバ………」
私はそういいながら携帯を見る。
3年生になったら大体の子が携帯を持ってきているけど、実は校則違反で。
だから私は鞄の中で今きたメールを見る。
ゆっこからだ。
57投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)10時07分01秒
うーわー;今日の所はこれで落ちます。
さようなら☆★
58投稿者:おれんじサンの  投稿日:2004年10月24日(日)11時14分23秒
好きなてれび戦士は誰ですか?
59投稿者:だるま  投稿日:2004年10月24日(日)14時58分59秒
きゃぁ〜!!おれんじさんの新☆小説発見!(ぇ
うれしいですぅ。真面目に興奮しました!
そういえば覚えてくれてますかねぇ。クローバーを読んでただるまです?
『ライト』なんてかっこいい名前〜〜!よみつづけます!かならず!!がんばってくださぁい!
60投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時06分55秒
58さん>んー七世チャン,山チャン,里穂チャン,望クン,公輝クン,杏奈チャン,東奈チャン…
なんかですかね?
でもてれび戦士はみんな大好きですよwwレス有難う御座いました。

だるまさん>勿論覚えてますよww
何回もレスして下さったのに、覚えてないわけないじゃないですかww
新小説ですよwかっこいいですか!?有難う御座います。
そこまで喜んでくれて、うちも凄く嬉しいですww
頑張ります☆★
61投稿者:あげ  投稿日:2004年10月24日(日)17時10分45秒
あげ
62投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時18分14秒

件名(無題)

私さ、山元くんにフラれちゃった

***

それだけのメール。いつも絵文字とか使ってくるゆっこのメール。
だけど今日は、これだけ。
私はチラっと山元くんを見た。これだけ騒がれていても何一つ反応しない山元くん。
これがカッコイイ!っていう人もいるみたいだけど、私はそんなコト全然思わない。

お前の心は、そんなに冷たいのか?

って、言ってやりたいよ。

私は少し考えてから、?知ってる?とメールを送った。
多分私の時もそうだったから、ゆっこも噂が広まってるって考えてるんだろう。
63投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時20分43秒
61さん>あげ有難う御座いますww
あげてもらえると、嬉しいですwwほんとに有難う御座いますー**
64投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時25分50秒

「…ゆっこから?」
「うん、そうだよ」
「………そっか」

山元くんが隣だから、あまり余計なコトは言えない。
いくら心の中で腹たってても…本人目の前にして言える勇気なんてないから。
私はただ、メールが来るのを待っていた。

時間がすぎるのは、早いなと思った。


***

どうしたらいいんだろう。
ゆっこから来たメールは数分後。
内容は
何で山元くん、私を振ったのか理由聞いてみてくれない?
というコトだった。

そんなの、自分で聞いて欲しい。
65投稿者: 投稿日:2004年10月24日(日)17時27分35秒
面白いよ!!頑張れ!!
七世は過去に何かあったのかな?
66投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時29分27秒

……といいたいところだけど、私はうん。と送り返してしまった。
多分
これ以上ゆっこに嫌われたくない…というのが本心なのかもしれない。
私はゆっこの事?ウザイ?って思ってるけど、ゆっこだって思ってるに違いない。
それでも私と友達をやってくれてるゆっこに…嫌われたくナイ。

もう昔に戻りたくないよ。


「や……、山元くん!」
掃除が終わると、手を洗っている山元くんに声をかけた。
予想以上に大きな声が出てしまって、山元くんは目を見開いてこっちを見てくる。
私はちょっと苦笑いを零しながらも山元くんに近づいて行った。
67投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時30分35秒
あさん>有難う御座います^^
七世は…あったみたいです。(笑)これからも頑張りますww
どうもどうもですww
68投稿者:おれんじ@山元さん、初喋り!  投稿日:2004年10月24日(日)17時34分14秒


「ちょっといいですか?」
「……いいけど……何」
山元くんとこうして話すのは始めてだった。
今まで隣だから話す機会はあったけどそれは必要最低限の会話であって。
普段は話す事なんてないし、私はどっちかというと山元くんが嫌いの部類に入ってしまうから。

あんま話したくなかった。

「ん…とですね、あの―――…単刀直入に聞くと、……何でゆっこ振ったの?」
単刀直入に聞きすぎた。
山元くんは?は!??って顔でこっちを見てくる。
そしてハンカチを取り出して手をふいていた。男子にしては綺麗なハンカチだった。

「俵に聞かれたわけ?」
「ん……まあそうだよ」
「ふーん」
69投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時37分57秒


  「岩井って、何でそこまで他人に尽くすの?」

彼は不気味な笑みを浮かべながらそう言った。
目が全然笑っていない、口だけがかすかに緩む。そんな笑みを私にしてくる。
その顔をされたとき、私は言葉が出てこなかった。

―――尽くしてなんかナイ。

―――絶対、尽くしてなんかいナイ。

心の中で必死にそう、言っている自分が情けなかった。

「……尽くすって言い方、ちょっと間違ってたかな?そんなに知りたいならさ……今日帰りついてくればわかるよ」


――――山元って、こんな奴だったっけ?
70投稿者:あげ  投稿日:2004年10月24日(日)17時38分06秒
あげ
71投稿者:面白くなりそう  投稿日:2004年10月24日(日)17時40分14秒
山の性格が何か面白いね
72投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時40分40秒

話したことなかったからなのかもしれないけど、怖い。
怖い、怖い。
――あの時とはまた違う怖さが私を襲っていた。
山元くんはまたあの不気味な笑みを浮かべながら私の横を通りすぎた。
手洗い場には2人の女子がきゃーきゃー言いながらやってくる。

帰りについてくればわかる?
何それ。
言葉で言ってよ、言葉で。


お前本当に、何が言いたいんだ。
73投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時41分45秒
70さん>あげ有難う御座いますww
めっちゃ助かりますー!!

71さん>有難う御座います^^山ちゃんはなんとなく怖い人って事で。(爆
やっと東奈さん登場しちゃうかもしれないところですよ。(ぇ
74投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時44分50秒


***


一体何故私はここにいるのだろう。


「やっぱ面白いね、岩井。ほんとについてくるってさ」
私は今、隣の席の山元くんと一緒に道を歩いている。
こんなの成り行きだ成り行き。
ゆっこに?うん?って言っちゃった以上、知るしかないんだ。
決してさっきの言葉に反応しちゃったわけじゃない。

「結構歩くよ」
「あ、うん大丈夫」
「そ、よかった」

山元くんは凄く早足で歩いていく。
走るのが速いというのは聞いていたけど、歩くのまで速いのか。
75投稿者:あい  投稿日:2004年10月24日(日)17時46分56秒
また進んでますね。すっごく上手くて読みやすいです!うちこれからも来ると思うので呼び捨てでいいですよwおれんじsがんばってください!!
76投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時47分51秒

「……でもまあ、もうすぐだから」
うちの中学の学区じゃない。
場所は知っているけど滅多に来ない、こんな場所。
ゆっこを振った理由。――こんな所なんてつれてこなくても、言葉で言えばいいのにさ。

「ねえ。何で言ってくれないの」
「え?」
「だから、口で言ってくれればそれで済むジャン」
「ああ、それは」

そ れ は ?


「そう言われれば、絶対諦めると思ったから」

山元くんはくるりと後ろを向いてそう言った。
今度は目もちゃんと笑っている。
77投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時49分04秒
あいさん>有難う御座いますww
上手だなんてそんな!!私よりうまい方なんてごろごろいますよ!?へいほー!(…)
呼びタメでよろしいんですか?私もタメでよろしいですよwwどうもどうもです。
78投稿者:あげ  投稿日:2004年10月24日(日)17時50分16秒
あげ
79投稿者:あい  投稿日:2004年10月24日(日)17時50分36秒
おれんじ>じゃあおれんじって呼びますねwwすっごく上手です!私も小説書いてるんですけどなかなか上手くいかないですよぉ〜
80投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時53分26秒

「なんか岩井嫌いだったけどさ」

嫌いだったけど…ってはっきりいうな、こいつ。
普段喋らないから私の事なんてどーでもいいと思ってたのに。
こんなによく喋る奴とは知らなかった。――ゆっこはフラれてよかったよ、こんな奴。
ゆっこにはもっといい人がいるはずだから。

「話してみると面白いのな、結構」

―――――私何か貴方に面白い事言いましたか?
記憶にありません。残念!!
拙者、今だに都道府県覚えられませんから。切腹!!

………って本当に言った覚えないよ。あんま喋ってないしね。
81投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時54分28秒
78さん>あげあげありあり〜wwひゃっほう!(爆

あい>はい、有難う御座いますww
小説書いてらっしゃるんですか?見に行きマスょっ!何処か教えてくれませんか?
82投稿者:あい  投稿日:2004年10月24日(日)17時56分22秒
http://ame.x0.com/tentele/041010225501.html
ここで〜す。まぁリレーなんで上手くいかないんですww
面白くないと思いますが見てやってください(しょーもないですよぉ
83投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)17時58分41秒


「あ、ここここ。もうすぐわかるからさ」
山元くんはそう言いながら入っていったのが普通の家。
?村上?と書いてある。
――――何なんだろう、ここで何がしたいわけ?

山元くんは普通に入っていくけど、見知らぬ家にどかどか上り込むほど馬鹿な女じゃない。
私は玄関で立ち止まっていた。
そんな私に気付いて山元くんが手招きしてくる。

「大丈夫だよ」

何が大丈夫なの。

私はそう思いながら靴を脱ぐ。そして小さな声で?おじゃまします?といいながら家にあがった。
なんていえばいいのかわからないんだけど、結構広い家。
2階もあるみたいだし…
私が辺りを見渡していると、山元くんはある部屋に入っていく。
84投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)18時00分39秒
今日はこの辺で落ちますww中途半端でスイマセン;
山元くんのキャラが違います。(あんたはてれび戦士のキャラを無視しすぎです)
だって私山元くん好きだもん@関係ありません!

あい>アド貼ってくれてありがとうwwこれから見に行きますっ!
リレーなんだぁww
85投稿者:あい  投稿日:2004年10月24日(日)18時01分44秒
おれんじ>ありがとうwwでも、面白くないかも・・・
86投稿者: 投稿日:2004年10月24日(日)18時17分26秒
87投稿者:みっち  投稿日:2004年10月24日(日)20時33分59秒
あげです!
がんばってください
88投稿者:おれんじ@今日書きすぎっすか!?(ぇ  投稿日:2004年10月24日(日)20時45分18秒
あい>ううん、面白かったっすよww

みっちさん>あげ有難う御座いますw頑張りますネ**
あ、あと東奈チャンが主役のゎ,短編でもいいですか?まだまだ先の話なんですけどね><
89投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)20時53分29秒

私はどうしていいのかわからず、ただ固まっていた。

「岩井?」
またまたそれに気がついた山元くんが顔だけ出しながらまた手招きしてくる。
入ればいいのかな?
私はダレもいないのに辺りを見渡しながら静かに歩き始めた。

そして軽く頭をさげながらその部屋に入った。

「こんにちは」

「あ、…どうも」

?こんにちは?そう呟いた少女はふわっと笑っていて、その笑顔が可愛かった。
山元くんはその子の隣に座る。
90投稿者:>あい  投稿日:2004年10月24日(日)20時56分09秒
おもしろくないかもってそのリレー小説に参加してる人に
失礼だよ。
91投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)21時02分03秒

「……ダレ?」
その子が山元くんにそう聞いていた。山元くんは?岩井さん?と答える。
あの怖かった顔が急に優しくなって。
それが全然違うはずなのに公輝と似ていて。
この家に連れてこられたときから気付いていたはずなのに、今更納得してしまう。

「…んと……」
「うち東奈!よろしくね!」
山元くんが言おうとしたのを遮って東奈ちゃんがそう言った。
凄く元気のある声だけど、視線がぜんぜん合わない。

「よろしく、東奈ちゃん」
「東奈でいいよ!何て呼べばいい?」
「あ、七世で」
「岩井七世っていうの?可愛い名前だね」


さっきあった印象とは違う、元気さ。
92投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)21時08分39秒


東奈ちゃ…東奈は。
さっきから山元くんは一言も喋らないけど、何やら不安気な表情。
その顔がやけに気になった。

「あ、岩井座っていいよ」
「え、あ、うん」

私は2人から数メートル離れたところへと座った。
しかも正座で。
普段正座でなんか座らない私はすぐに足がしびれてしまいそうだった。
でも胡座とかじゃ座れないし。スカートだしね。

「あ、七世立ってたの?ゴメンナ、気がつかなくて」
東奈がそう言う。



――――――――――――――――――……あ。
93投稿者:みっち  投稿日:2004年10月24日(日)21時18分55秒
はい!書いていただけるなら何でも良いですよ!
94投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)21時22分08秒


「………あ―――――」
山元くんはいきなりそう叫び出す。
ほんといきなりだったから、私と東奈はビクりながら山元くんを見た。

「どうしたの山ちゃん!いきなり大声出さんといてよー」
「あ、悪い悪い。ってとこだけどさ、俺等もう帰る。一応受験生だし」
「一応って」

東奈は笑いながら立ちあがった。
それを山元くんが支えている。私もさっと立ちあがった。
山元くんと目があって、?向こういって?って顔してたから私は玄関へと向う。


東奈と山元くんは何秒かたってから前に現れた。



山元くんは、東奈ちゃんの肩を支えながら。
95投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)21時23分30秒
みっちさん>あ、よろしいですか?
これ終わったら書かせてもらいマスネ。我が侭言って申し訳ないです;
有難う御座います;
96投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)21時26分23秒


「また来てね、山ちゃん、七世」
「あ、うん。バイバーイ」
「じゃあなー」


***

しばらく歩いていた。
行きみたいなあんな会話は私達にはなかった。
私自身考える事が多かったし、山元くんも真剣に何か考えてたみたいだから声がかけれなかった。
聞きたい事は…ちょっとあったんだけど。
聞けなかった。

「あのさ」

沈黙の中、そう言って来た。
私は下を向いていたから、パッと彼の方を見る。彼はずっと前を向いていた。
97投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月24日(日)21時30分45秒
今日の所はこれで落ちちゃいます**(勝手に落ちろ
……突っ込んでくれる人がいないから突っ込んで見ました。寂しいおれんじさんです。(自分でさんづけかよ

だんだんト書きが少なくなって行ってますね;気をつけなければ……!!


それではまた明日**
明日はうちの学校、振り替え休日なんで結構書けると思います**(勉強しなさい
って事でさらば――!!よければアドバイス、感想等もらえると嬉しいです。
98投稿者:みさき  投稿日:2004年10月24日(日)21時43分25秒
おもしろいYO!
がんばってナ★
99投稿者:mimi  投稿日:2004年10月24日(日)22時05分30秒
おもしろいー><続きが楽しみv
100投稿者:めっちゃ  投稿日:2004年10月24日(日)22時28分36秒
おもろい!!
早く続きが読みたいです!
あの、おれんじさんが前に読んでいたクローバーって小説
読みたいんですけど、URL貼っていただけませんか?
お願いします><
101投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)09時58分37秒
おはよーざいますww

みさきさん>有難う御座いますYO!(ぇ
これからも頑張ろうと思います、感想andレス、感謝しますww

mimiさん>面白いですか!?有難う御座います。
これから続き書こうと思いますwwそう言ってもらえてほんと元気でますw(笑

100さん>100、おめでとうございますw(笑)
今から続き書きますね!レス有難う御座いますwwえっと…前に書いてたやつですか!?
ん――、そうですね。http://ame.x0.com/tentele/040814131520.html
です;駄文なのでよんでくださらなくて結構ですよ。(笑)
102投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)10時02分59秒


「……何?」
そう出す声も、少し震える。

「……アイツ……東奈は、さ」
これから何を言われるのか、あまりよくわからなかった。
?彼女です?て言われるのか、
それとも違う事なのか。

私の感では、違う事を今からいう確立の方が大きい気がした。

「東奈は……」

山元くんはドラマみたいにためらっている。
そんなに躊躇わなくても、さっさと言ってくれていいのに。
私はそう考えながらも一言も発しなかった。一言発したら山元くんの発言を邪魔しそうで。
お互い?嫌い?な存在だけど、山元くんには違う意味で引き込まれる。
そんな気がしてた。

  「目が、見えないんだ」
103投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)10時09分29秒

そう言いながら笑う彼の瞳は、全然笑っていなかった。
口だけ緩んでいる。
ちょっとだけ…そうかな?って思っていた事が、本当だった。
私は何て言えばいいのかわからなくて、黙っていた。
こんな事をこんな自分に言ってくる山元くんがわからなくて。
わけが、わからなくて。

「……こんな事、岩井にいう事じゃねえと思うんだけど、さ。
岩井が微妙に気付いてるみたいだから言った。――っていうかあの台詞で、もう気付いてただろうけど」

山元くんが言っている台詞とは、私が立っているのに気付かなかったことだ。
普通なら気付く。
でも東奈は気付かなかった。


そして、視線が合わなかった。


「…まあ、これだけなんだけどな」
104投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)10時13分50秒

山元くんが躊躇いながらそう言った。

もう外は冷たい風が吹いていて、寒くて、そして暗くて。
そんな道を山元くんと歩いている。
?嫌い?だったはずの山元くんと。あれから何の会話のないまま。
時だけが過ぎて行く。
長い
長い
時間だけが。

「あ」

山元くんがそう声をあげた。
髪が乱れながらも私は山元くんの方を見る。


「本来の目的めっちゃ忘れてたんだケド」
「あ」

本来の目的?ゆっこをふった訳?
105投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)10時19分00秒

私は何のタメに言ったのかわからない。
まあ……山元くんの彼女らしい東奈ちゃんという女の子と友達になって?
そんで彼女が目が見えない、という事実を告げられて。

何なの、それって。

「あ、でも大丈夫」
「何が大丈夫なの」

「東奈ちゃんが彼女なんでしょ?つまり、山元くんには彼女が居た」

私はあっさりそう言った。
この事実をゆっこに告げるのは酷だと思うけど、ゆっこがそう言ってきた限り告げるしかない。
山元くんは笑いながら?正解?そう呟いた。

「元々アイツはさ、目見えてたから」
「え…生まれつき見えないとかじゃなくて?」
「ああ、だから俺の顔も知ってるし、周りの風景も知ってる。―でも、岩井の顔は知らない」

106投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)10時23分23秒

――うちの顔は、知らない……か。

「まあ色々あって目見えなくなったんだケドな……」
その
?いろいろ?が何なのかわからないし、山元くんがその?いろいろ?を言うわけがないと思う。
?目が見えない?その事実を告げるのも大変だったと思うから。

「ねえ、山元くん」
「あ?」

私は笑顔にもなっていないかもしれないけど、精一杯の笑みを零してこう言った。


  「時々、東奈にあいに行ってもいい?」
そう言った途端
今まで中途半端な笑みだった山元くんが。
東奈の家に居たような笑みをこぼした。
107投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)10時25分15秒
疲れました。(爆)
さら―――――――、といっちゃったんですが意味わかりますかね!?
わかり難かったら申し訳有りません;
それでは一旦落ちマスね。また来れたら来ます。それでは**
108投稿者:いつ読んでも  投稿日:2004年10月25日(月)10時51分55秒
おもしろいです☆
すごい上手いです!!
続きいつも楽しみにしてます♪
クローバーも読んでみますね!
109投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時09分28秒

108さん>有難う御座いますww
全然七世サンの心情とかト書きとか、上手いの書けないのですがそう言われてなんかほっとします(笑)
クローバーは……(ぇ)
ほんとに、有難う御座いますww
110投稿者:おれんじやっほぃ☆  投稿日:2004年10月25日(月)14時17分05秒
学校は??
111投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時17分12秒



***

「おはよ」

「あ…おはよう」

山元くんが私に声をかけてきた。

クラスの人に声をかけてくる、なんて特に変わったことじゃないけど。
でも今まで必要以上の事を話さなかった山元くん。
私が山元くんの事を嫌いなのを知っている美咲は、山元くんが何処か行った後すぐに話しかけてきた。

 「ねえ!何アレ!山元くんと七って仲良かったっけ!?」

美咲がゆっこの事気にしながら小声でそう聞いてきた。
ゆっこはクラスのリーダー格の人達と話している。でもそのゆっこに、いつもの笑みはなかったけど。
112投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時18分03秒
110さん>振り替えらしいですww
そのかわり土曜日学校行かなきゃならんのですが…。(ぇ
113投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時24分23秒

「いや、別に仲良くないけどさ……」
「じゃあなんで話ししてたのさ!」

――そりゃクラスメイトなんだから話しぐらいするだろ。
私はそう考えながらも、髪を触っていた。
なんていえばいいんだろう。
あの昨日の東奈の家から帰る時の山元くんの顔が、ずっと忘れられない。
勿論?好き?とかそんな感情は私にはナイ。
?彼氏?っていうものがいるから。
―――?好きじゃない?でも、?気になる?――゛山元竜一"はそんな存在だった。
昨日から、ずっと。

 「あ、公輝おはよ!」
美咲がそう声をあげた。
私はドキッとしながら後ろを振り向く。公輝がにこっと笑ってくる。
私はどう答えればいいのかわからず、口元だけ緩んだ。
「何の話ししてんの?」
「公輝には関係ない話しを」
「何それ、つまんねー」
公輝とは席が大分違う。私は一番ドアに近い方だけど、公輝は一番中庭に近い側。
114投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時32分05秒

「まあまたあとで教えてよー?」
美咲はそう言いながら私の肩をポン、と叩いてきた。
何を教えろっていうのよ…。
私はそう考えながら苦笑いをこぼす。そういう話しって嫌いなんだよね。
私は別に山元くん好きなわけでもないし、山元くんも東奈っていう彼女がいるし。
本当に、友 達 という関係なのに。

美咲はすぐ勘違いをするから、ちょっと心配だった。

「おはよう、七世」
「あ……おはよ」

ゆっこ。
顔がたった1日で痩せたようにも思える。

―――――――昨日メールした内容。


ゆっこからはメール、来なかったけどさ。
115投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時36分44秒

「…あ、昨日ありがとねー、メール」
「あ……ううん……」

こういう時って、何言えばいいのかわからない。
私はずっとゆっこに励まされてきた癖して、こういう時何言えばいいのか。
こういう事いうと嫌われるなって思われたり。
御世辞を沢山並べる言葉は嫌い。
本当に自分の思った事をいうのは気が引ける。
でも思ってもいない事

綺 麗 事 ばかりを並べた言 葉も嫌だ。

だから、何言っていいのかよくわからない。

「………彼女居たんだね、山元くん。やっぱもうちょっと待ってからにすればよかったあー!」
そう言って彼女は笑っていた。
でもその笑みはいつもの彼女とは全然違っていて。
やっぱりゆっこを振った山元くんが。

しょうがないのだけれど、ちょっとだけ憎いなって思った。
116投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時40分48秒

  「ゆっこ――こっちおいでよ!」
またクラスのリーダー格の女子がそう言っていた。
ゆっこは何やらほっとしたような顔でその子の所へ向う。

―――私と話しているのは、ツマラナイ。ですか?

―――山元くんに彼女がいるって報告した私は間違っていましたか?




――あ の 時 、 死 ん だ ほ う が よ か っ た で し ょ う か 。



いつもこんなクダラナイ事を考えてしまう、自分が…凄く嫌いです。
117投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時47分04秒



「岩ー井ちゃん」
帰りの会の時、隣の席の奴がそう言ってきた。
このクラスで?岩井?は私だけ。私は彼の方を向きながら「何?」と冷たく言っておいた。
そうすると彼は笑い出す。
その笑顔が、凄くムカツキます。(半笑)

「ややや、怖いよ岩井ちゃん、そういうのやめようよ」
アンタの方がよっぽど怖いです。
その何企んでんのかわからない顔の方が。
私は今、イライラ度高いからね。

「イライラしてるよねー」
「何」
「何が?」
「だ、か、ら、用 件」

この人が用件もなしに話しかけてくるわけがない。
118投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時51分58秒

キャラ変わってますけど。残念。(テンション低めで)

「今日はーるなさんとこいくけど、岩井ちゃんも行くかい?」
「行く」
「即答ですか」
「はい、用件それだけ?話しかけてこないでね」

授業の間の休憩、昼休み…。美咲に色々聞かれて大変だった。
オマケに杏奈までついてきたし…。
ほんと、何でもないからやめてほしい。
近くにゆっこもいるから、そこまで話しかけてほしくない。
――――――他の授業なんかでは話しかけてこなかったし、クールな普段の山元竜一だった。
でも今の山元は東奈の家に行く前といっしょ。


お前は多重人格ですか。


119投稿者: 投稿日:2004年10月25日(月)14時53分56秒
120投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)14時56分05秒
?ナ・¬・)わーどうしましょう。ミスったミスった。大変だー(テンションおかしいですよ)

118の七世ちゃんの台詞で
「はい、用件それだけ?話しかけてこないでね」という台詞ありますよね。
それ、
「はい、用件それだけ?もうこれ以上慣れ慣れしく話しかけてこないでね」
でした。

全然違いマスネ、レスしてから?…おかしいよな?って事に気付きました。(ぇ
121投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月25日(月)15時01分58秒


また、東奈の家に来た。
今度は遠慮なんかせずどしどしあがっていってしまった。
そしたら山元に鼻で笑われたのが、ちょっと恥かしかったけど。

「……あ、七世、また来てくれたん…?ありがとう」
東奈はそういいながら笑ってくる。

この前とは違い、何だか気を使ってしまう。

「……あ、私ずっと勝手に七世って呼んでた。ごめん」
また笑う。
私と東奈が話してる時、山元は全然話しに入ってこない。ただ優しそうな瞳を、東奈にぶつけるだけ。

「いいよ、私東奈って呼んでるわけだしさ」
「そ?ゴメンナ、これからナナって呼ぶかも」
「かもなんだ。まあいいけどね」

東奈と話していると、自然に笑みがこぼれて来る。
122投稿者:書きまくりだね  投稿日:2004年10月25日(月)15時07分30秒
 
123投稿者:おれんじあげ  投稿日:2004年10月25日(月)15時31分15秒
 
124投稿者:早く書けゴラァ  投稿日:2004年10月25日(月)15時39分47秒
 
125投稿者:386  投稿日:2004年10月25日(月)17時19分37秒
おれんじさんってすごいですね!
だいたいの人は小説のスレ立てても中途半端にする人が多いいけど
おれんじさんは、最後まできっちと書くんですもん!
尊敬します!
126投稿者:386  投稿日:2004年10月25日(月)20時48分17秒
あげ
127投稿者:っっっっっっっf  投稿日:2004年10月25日(月)21時28分13秒
gっっっっっっっf
128投稿者:佐和子  投稿日:2004年10月25日(月)21時29分02秒
あげです頑張って!
129投稿者:agea  投稿日:2004年10月25日(月)22時01分05秒
ge
130投稿者:あい  投稿日:2004年10月25日(月)22時09分32秒
おれんじ>また更新されてるぅ〜上手いなぁwwこれからもがんばってね!!
131投稿者:パピオン  投稿日:2004年10月26日(火)01時36分42秒
すげーの一言ですよ!こんなにたくさん進むなんて・・・
あと、波田陽区好きなの?
132投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)11時55分54秒
っども━━━*・ω<*ノ今日ゎテストだったおれんじです!

122さん>そうですね!昨日は書きまくり…(笑)今日も沢山書ければ書こうと思っています。
123さん>あげて頂き、どうも有難う御座いますww助かります☆
124さん>勝手に落ちてしまい、スイマセンでした;レス有難う御座います。

386さん>レス&あげ、有難う御座います**
中途半端……は出来ないですかね;最後まで書きたいなーって思ってるんでww
尊敬…!?いやはや!そんなそんな…!!
凄い一作一昨に感情移入しちゃうんで、どばぁ―――!!っと書いてしまうんですよ;
バカですね、はい。(ぇ)本当に有難う御座いますネww

佐和子さん>あげ有難う御座います、頑張ります**
勇気をもらいますww(笑

129さん>あげ有難う御座います!あげあげーwwあげてもらえると凄く嬉しいです!
助かります!
あい>更新しちゃったー(笑)全然上手くないよ;
でもまあこれからも頑張るね!ありがとうw
パピオン様(ぇ>いや、スイマセン。(ぇ)速く進め過ぎでしょうか…;
波田陽区好きですよww
133投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)11時58分02秒

***わーひゃー



あとあと…クローバー、クローバー番外編が終わってまたレスして下さった方!!
昨日始めてみたのですが、レスできなくて申し訳有りません…!!
新スレ貼るべきでした;はい;
あんなに応援レスもらって本当嬉しかったです!
もう私がクローバーのスレにレスするとあがってしまうのでここでお礼を言わせてもらいます。
有難う御座いました。
134投稿者:やったぁー!  投稿日:2004年10月26日(火)12時01分52秒
おれんじさんが来たぁ☆☆
私、この小説大好きなんですよぉ!!
クローバーも読んだんですけど、ホント泣きそうになりました><
私、おれんじさんのファン1号なんで(笑)
135投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)12時05分22秒


「……何か山ちゃんさっきから気持ち悪いよ?なんか喋りな?」
東奈は私の方を見ながらそう言った。
山元くんは東奈の手を握りながら「邪魔しちゃダメかなと思って」といった。
そして私の方を向く。

「岩井、弟か妹いる?」
「え…?いないけど?」
私はひとりっこ。
弟とかお姉ちゃんとか妹とか。
キョウダイがいる友達の家庭を羨ましいと思っていた。
実際仲良しのゆっこも美咲もキョウダイがいるから。

「ふーん、そっか」

何なの…?いったい…。

「山ちゃんね、中1の妹いるんだよ、里穂ちゃん。めっちゃ可愛いからさ」
136投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)12時07分33秒
134さん>
うわぁー!すげぇ!すげぇ嬉しいですよww(笑)
そこまで喜んでいただけるなんて、こっちも書いているのが楽しくなっちゃいますねww
クローバー…!!あんな糞長いもの読んで下さったんですか?有難う御座います!
ファン第一号って嬉しいお言葉ですねーww
今回もよければ読んでクダサイねw(ぇ
ではでは、本当にどうもどうもでした。
137投稿者:134  投稿日:2004年10月26日(火)12時22分27秒
今番外編も読みました!!
本当に面白かったです♪♪
ほんとにおれんじさんの小説大好きです!
めっちゃおもしろいですー☆
今回のもすっごくおもしろい!
これからも小説書き続けてくださいネ♪
138投稿者:おれんじ@笑っていいとも!  投稿日:2004年10月26日(火)12時39分19秒
スイマセン、今ネギ焼き食べてました-ω‐;そのあと色んなとこさ迷ってました。
っていうか今野菜高いですよね。人参とか安いって聞いてますけど…。
人参はあまり好きではないです。(爆

134さん>
番外編まで読んで下さったのですか?凄く嬉しいですww
大好きって…!!
そこまでいってくれる134さんが私は大好きですww(は!?
面白いって嬉しいなぁー。
今回のは前から書きたかったもんなので、凄く嬉しいですw小説書きつづけますよww
139投稿者:おれんじ@キングコングだぁ━━━!!(遅  投稿日:2004年10月26日(火)12時48分49秒
そっか……。
東奈と話す時間は楽しいけど、色んな事に胸がずきずきしてしまう。
私が知らない、
東奈が目見えてたこととか。
今も…
東奈が目見えない…とかそういう事、信じたくない。
信じられないんだ。
 「へえ、今度会わせてね、山元くん」
「ナナ山元くんって呼んでるの?アハハ、何か気持ち悪っ!」
「えー?何でさー!」

山元くんって…
彼の苗字が山元なのだから、そう呼ぶのは仕方がない事だと思うんだケドさ。
そういえば東奈は?山ちゃん?と呼んでいる。
前の学校では皆から?山ちゃん?って呼ばれていたとか?
それとも、
東奈だから?
 「前、皆山ちゃんって呼んでたよね?」
「ああ、クラスの奴皆。アイツ等すぐ学級委員押しつけるし」
「それは山ちゃんが頼れるからだよー!今も学級委員なの?」
「いや?転校してよかったよ」
140投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)12時58分55秒

山元くんと東奈がそんな会話をしている。
私は最初2人の会話を聞いて楽しんでいたけど、すぐに飽きてくる。
私の知らない山元くん。
知らなくて当たり前なのに、何でだろう。

どういったらいいのかわかんない。


不思議な気持ちだ。


「ねえ、ナナ」
「え……?」
「……もしかして話し聞いてなかった?」
「あ―…ゴメン」

東奈はずっと笑っているけど、目はあわなかった。
だから山元くんと話してる時も目は何処か泳いでいるように見えたし、

ああ、やっぱり。
141投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)13時06分42秒



――― 私って

何もしてあげられない、無 力 な 人 間 だなあ。なんて
そう思ってしまうことが凄く…、嫌だった。


 「てゆーかさ、山ちゃんって呼べばいいのに。ナナは」

東奈がぷつりとそう呟いた。
私と山元くんは視線がバチッとぶつかる。山元くんはにや、と笑いながらこっちを見ている。
私は凄い変な顔をしながら山元くんを見ていた。

「私は山元くんでいいよ」
「何で?あ、山ちゃんも岩井じゃなくてナナってよばなきゃね」
142投稿者:学校は?  投稿日:2004年10月26日(火)13時18分05秒
さぼり?
143投稿者:heta!  投稿日:2004年10月26日(火)13時20分37秒
調子のってんじゃねーよ!どうせ書くなら小説版でかけ!
それが守れないののら荒らす!!
144投稿者:無視かよ!  投稿日:2004年10月26日(火)13時33分38秒
じゃあ荒らす!
145投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)13時37分19秒
今日はテストですよ**

143さん>荒らしはやめてもらいたいですが…。
調子はのってませんよ;そう見えたならスイマセン;
やっぱこの板で書いちゃダメですか;
でも、この話しだけは最後まで書ききりたいんです!ダメでしょうか…?
146投稿者:Ken  投稿日:2004年10月26日(火)16時23分22秒
ここ見る前に[クローバー]の方に書いちゃったけど↓
クローバーマジでおもしろかったand感動しました(T_T)
ライトもここまで読んだけど・・・これもサイコーでした!
おれんじsanの書く小説が一番おもしろいと思います。
これからも応援しますからガンバってください
147投稿者:あい  投稿日:2004年10月26日(火)16時27分57秒
おれんじ>やっほぃ☆今学校から帰ったんだ。すっごくおもしろいww
うちにもこんな小説書けるといいなって思うもん^^ライトも書ききってね!
148投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)17時53分49秒
大変です。自分の指をホッチキスでさしてしまいました。
はい。
凄く痛かったですよ。皆様もホッチキスのしんを入れる際にはお気をつけ下さいませ。(ダレもささないよね

Kenさん>クローバーも見させていただきました。
こっちでお礼、言わせてもらいマスネ^^えっと、クローバーを読んでくれて凄く嬉しいですww
自分としてもあの長編というのは始めてだったわけですし…;
それに感想をくれるのは凄く感動ですww(笑)
これからも頑張りますネ。ライトもよんでいただいて感謝感謝ですww

あい>やっほぃww
そうなんだ^^そう言ってもらえて嬉しいげすよwwぐふぇぐふえww
ライトも書ききるよww
149投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)17時57分18秒

「……お前なあ、俺学校ではクールで一匹狼としてやってんだからよ」
「自分でいうかよ」
「…何か言った?岩井さん」
そう言いながら笑う山元竜一が。


とてつもなく怖かったのを、覚えています。

「何か山声怖いよー」
東奈が笑いながら山ちゃんの手をパシン!と叩いていた。
山元くんは一瞬変な顔をしたけど、すぐに東奈に対して笑みを見せていた。

……私だったら、


……殴られそうだな。


こいつに。
150投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月26日(火)18時06分25秒
凄い少ないんですが勉強しようと思いますので落ちますね。
あーでゎ**
151投稿者:Ken  投稿日:2004年10月26日(火)18時30分56秒
長編のほうが読み応えがあってイイですよ(^-^)g
今度も長〜いやつにして下さい!楽しみにしてます。
152投稿者:みっこ  投稿日:2004年10月26日(火)21時30分51秒
あげ
153投稿者:age  投稿日:2004年10月26日(火)22時12分29秒
age
154投稿者:おれんじさんへ  投稿日:2004年10月26日(火)22時23分29秒
ぴろさんってしってる?
155投稿者:プロシキ  投稿日:2004年10月27日(水)14時01分55秒
あげ
156投稿者:早く書いて!  投稿日:2004年10月27日(水)17時14分44秒
あげ
157投稿者:おれんじ@杏ジョの歌声に惚れてました。  投稿日:2004年10月27日(水)18時55分04秒
篠原さん、可愛いですよ。(ぇ)
前田さんソロしてほしいな―――――(爆

Kenさん>有難う御座いますww今度も長編になるかもしれません。
でも短編の時はもの凄く短編になる予定なので……(笑)

みっこさん>あげ有難う御座いますww

153さん>あげ、有難う御座いますwwめっちゃ助かりますww

154さん>ぴろさん……?小説書いてる方ですよね?知ってますよ。

プロシキさん>あげ有難う御座います!

156さん>スイマセン、有難う御座います。早く書きますネww
158投稿者:154  投稿日:2004年10月27日(水)19時00分43秒
書き方とかキャラとか似てる。
159投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月27日(水)19時04分00秒

そうチラッと見るとそいつにまた顔を見られたので視線を東奈に戻した。
こうして話してる時間が
私にとって
山元くんにとって

  東奈にとって


一体、何なんだろうな。


「ナナは何か部活、やってたの?」
「え?あ、うん。美術部。もう引退しちゃったけどね」
美術部。
といっても活動はほとんど雑談だった。
160投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月27日(水)19時05分12秒
154さん>あー、でもぴろさんではないですよ?違う奴です。
しかもぴろさんの方が100000倍ぐらい上手いですし!!はい。
161投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月27日(水)19時09分00秒

だから今年の1、2年生もほとんど部活来ないんだよな。
運動部とか吹奏とか、キツイ部活でやめた子結構入って来るしさ。
うち等がまず行ってなかったわけだしさ。
同じ部活のゆっこや美咲は元々絵が上手かったし、もっと上手くなってたケド。
私は絵、全然上手くない。

「へえー、じゃ絵上手いのね」
「全然上手くないよ。めっちゃ下手糞だから」
「いやいや、上手そうだよ。
私は目が見える頃はバスケやってたんだけど、もうやってない。…というか出来ないけどさ」

――――――――――――――あ……。
どうしよう、
こんな時って何言えばいいのかわからない。

ゆっこの時と同じで
御世辞も言えないし
全然、
何言って良いのかわからないし。
162投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月27日(水)19時14分02秒

 「……あ!そんな気を使ってくれなくてもいいよ!?ゴメンネ」
東奈が慌てた様子でそう言ってきた。
暫く何も言わなかったから気付いたんだろう。
私はどうしようもない笑みで、言葉にもならない言葉を呟いた。
……
言葉にもならない言葉、なんて。ちょっと可笑しいんだけどさ。

「そーいえばさ、山元さん喋りなさいよ」
「山元さんて」
「ナナが山元くんって呼んでるからね」
「意味わかんねー」

山元くんと東奈が喋る時、私はその会話の中に入れない。
恋人同士なわけだし、邪魔しちゃダメだと思うから。



…というか、
もっと東奈や山元くんと話したいけどさ。
163投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月27日(水)19時19分42秒

まあ山元くんは普段学校で喋れる…といってもあんま喋りたくないケドさ。
でも東奈はたまにしか話せないわけだし。
でもさ
ただ端に?山元くんがゆっこを振った原因?を調べにきただけなのに、今は東奈と仲良くなって。

美咲やゆっこ、他の友達といるより心地良い、


そんな友達が出来て。
でも、山元くんと話しているときは、前の学校の話題を話してると。
私には知らない2人が。

まだ目の見えていた、東奈が。


私には知らない。当たり前の事なのだけれど。
164投稿者:あげ  投稿日:2004年10月27日(水)21時21分04秒
あげ
165投稿者:dさ  投稿日:2004年10月27日(水)21時26分35秒
dさ
166投稿者:5t  投稿日:2004年10月27日(水)21時27分27秒
5t
167投稿者:あい  投稿日:2004年10月28日(木)10時16分01秒
がんばれ!
168投稿者:あい  投稿日:2004年10月28日(木)17時52分27秒
早く書けよ馬鹿!
169投稿者:あい  投稿日:2004年10月28日(木)20時29分29秒
おれんじ>うちが来る時にはいつも更新されててうれしい!がんばって!
167s、168s>うちのナリ?とかじゃないですよね?
170投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月28日(木)21時35分35秒
164さん>あげ、有難う御座います**助かります―――!

あいさん>有難う御座います^^頑張りますッ!

168さん>スイマセンバカで。(ぇ
これからも頑張りますね、有難う御座います!

あい>そう言ってもらえて嬉しいヨww(笑)
171投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月28日(木)21時40分10秒


 それが、ちょっと嫌だったりもしたりなんかしちゃったりする。(ややこしい)



「あれ、七機嫌悪」
学校で会った途端、美咲がそう呟いてくる。
私はにやっという笑みをもらしながら美咲を見る。美咲は無言で通りすぎて行ってしまった。
なんて奴だ。
私はそう思いながらも欠伸をして、この前読んでいた小説の続きを読み始めた。

「岩井、1時間目何」
「ん――国語」
「マジ?サボろうかな」
隣の奴がそういいながら席に座ったのを、ちら、と確認しながら私はもうひとつ大きな欠伸をした。
昨日夜遅くまで漫画を読んでいた所為か、凄く眠たい。
172投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月28日(木)21時45分50秒

「……岩井サボら「サボンナイヨ」
山元の声が聞こえる前に私はそう言った。サボるなんて今の時期考えられない。
それに中1からずっと無遅刻の私としては、サボるとか…考えられない。
「……今日アイツん家行く?」
「行く」
「岩井ってさ――、すぐ答えるのなーなんか面白いわ。気に入ったよ」
「あーどうもですー」

何てどうでもいいフリなんだろう……!!
ちょっと失敗したかな?私はそう考えて山元の方を向いた。すると山元は嫌な顔も見せず笑っている。
今度は目だけじゃなく、口も。

「ま、1時間目サボろう。決定、じゃないとアイツん家連れて行かないから」
山元くんが悪意たっぷりな笑みをこぼすと、私は小説をパタン、と閉じた。
山元くんはもうドアを出ている。
さっきの会話はダレも聞いていない。
美咲でさえも、ゆっこタチと話しているし。

私はしょうがなく、立ちあがった。
173投稿者:あい  投稿日:2004年10月28日(木)23時01分02秒
今日はどれくらい書くの?
174投稿者:かかねーよハゲ!!!  投稿日:2004年10月28日(木)23時02分35秒
 
175投稿者:佐和子様  投稿日:2004年10月28日(木)23時03分02秒
@☆△〒●□※◎凹
せいぜい頑張って!
176投稿者:あげ  投稿日:2004年10月28日(木)23時04分14秒
 
177投稿者: 投稿日:2004年10月28日(木)23時13分10秒
 
178投稿者:えF  投稿日:2004年10月28日(木)23時17分01秒
えF
179投稿者:コミックス  投稿日:2004年10月28日(木)23時23分19秒
よし子ちゃんさよなら〜さよならよし子ちゃん〜
また会う日まで〜!
180投稿者: 投稿日:2004年10月28日(木)23時24分34秒
VDSZ
181投稿者: 投稿日:2004年10月28日(木)23時25分36秒
180投稿者:V  投稿日:2004年10月28日(木)23時24分34秒

VDSZ
182投稿者: 投稿日:2004年10月28日(木)23時26分25秒
はや〜く!
183投稿者:ああ  投稿日:2004年10月28日(木)23時26分44秒
はうあぽあ
184投稿者:ああ  投稿日:2004年10月28日(木)23時28分32秒

はうあ



185投稿者:略せ!  投稿日:2004年10月29日(金)17時21分06秒
端余暇官界
186投稿者: 投稿日:2004年10月29日(金)17時33分23秒
187投稿者:w  投稿日:2004年10月29日(金)17時43分13秒
w
188投稿者:はあ?!  投稿日:2004年10月29日(金)23時08分31秒
おいおいまた中途半端小説???
189投稿者:パピオン  投稿日:2004年10月30日(土)04時29分07秒
188さん>おれんじさんは中途半端じゃないです。ちゃんと書いてくれます!!
あと、おれんじさん、読む側にとっては、ちょうどいいです。
190投稿者:みっこ  投稿日:2004年10月30日(土)09時52分33秒
あげ
191投稿者:あい  投稿日:2004年10月30日(土)14時08分59秒
おれんじ>更新はやいねぇwwうちもがんばろうって思える^^がんばって!続き楽しみにしてまぁすww
192投稿者:>1へ  投稿日:2004年10月30日(土)16時27分55秒
ここはみんなが天てれのことを話し合うとこで小説を書き込む場所ではないよ。いつかまえにここの管理人さんが「小説板に移動してください」という書き込みがあったのにいまだこのまま。他の人が迷惑している人もいるから無料HPで小説を作ってみんなに見せてあげて。
http://www.freepe.com/p.htmを開いて
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193投稿者:>192  投稿日:2004年10月30日(土)17時22分17秒
うるさいよ!なんでおれんじさんだけに言うの?
194投稿者:193>  投稿日:2004年10月30日(土)17時32分02秒
192はいろんなとこで小説書いてる人に言うよ 
ほっといていいよ ああやってかくだけだしね
195投稿者:おれんじ@あはははは。  投稿日:2004年10月30日(土)20時56分27秒
久しぶりです。(あ、そこまでそうでもないですかね)
ちなみにこのスペースはスルーしてくれちゃっておっけー牧場です。(ガッツ石松)

ところでですね、私テストが返ってきて無茶苦茶ショックだったのですよ!!
やはり勉強しないといい点はとれなっ(当たり前でしょう)
あー、ということで12月にある期末テストはちゃんと勉強!!そしてそれまでにこれを終わらせたい…!(無謀?)
いいよ、頑張るよ!!(ヤケクソ

まあそんなことどーでもいいとして部活忙しくてですね;(3年いなくなってですね;)
ですから小説書けない日もあります。
…というか今まで毎日書いてたのは結構素晴らしいですよね。(死ね
ということで、申し訳ないですが更新がおくれてもこの小説を見てやって下さい。
我が侭で申し訳ありません;

……ごめんなさい、それだけです。(爆)というか()多すぎます。減らせ馬鹿。
196投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時01分27秒
あい>勝手に落ちちゃってすまんのぉ…;(ぇ
いつも来てくれてありがとう!更新全然早くないんだケド、これからも頑張ろうと思いますっ!

174様(ひゃくななじゅうヨンさ(死>スイマセン;馬鹿です、はい。
佐和子様さん>あ、はい!頑張りますw有難う御座います!
176さん>あげ有難う御座います!
コミックスさん>……?そういえばうちの学年にもよしこちゃんいます。(ぇ
182さん>申し訳ないです;スイマセン;
188さん>いえ、ちゃんと書きます!更新遅れまして申し訳御座いません;
パピオンさん>丁度よいですか…!!どうもどうもww
みっこさん>有難う御座います^^
197投稿者:あいこ  投稿日:2004年10月30日(土)21時02分21秒
今日は書かないんですか?
198投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時17分24秒
あいこさん>
あ、スイマセン;今から書きますYOッ!
199投稿者:age  投稿日:2004年10月30日(土)21時24分29秒
age
200投稿者:>おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時25分18秒
http://ame.x0.com/tentele/041013195601.html
201投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時26分58秒



 「人ってさ、死ぬとどうなるんだろうな」
屋上に着く途端、隣にいる彼は何処か遠くを見つめている、いつもとは違う顔でそう言った。
そんな事を聞かれて、いきなり答えられるほど頭の回転は速くなくて、私は少し口篭もった。

「……わかんないよ、死んだ事ないもん」
「そりゃそうだろうよ、死んだ事あったら怖いじゃん?」
 山元くんはちょっとくすっと笑ってからそう言った。私は首をたてにふりながら山元くんのいう事を聞いていた。

さすがに1時間目な事もあって、ダレもいない。
昼休みとかにいくと人で溢れてるらしいけど……でもまあ、私は全然行った事がなかったりする。
今日ここにきて2回目か3回目ぐらい。もう3年生なのに。
202投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時28分38秒
199さん>あげ、有難う御座います^^
200さん>…とられた!!(ぇ)200おめーwwえとそこに点数を書け…ということですかい?
203投稿者:うん  投稿日:2004年10月30日(土)21時31分24秒
 
204投稿者: 投稿日:2004年10月30日(土)21時34分33秒
205投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時35分14秒

それにしても今日の彼は、いつもの…教室の雰囲気、面影がひとつもない。
ビックリするほど人格が変わる…というか。
不思議な感じは今でも残っているけど、何故かそこに引きこまれる……。そんなような気がする。

 「俺さー、この間ばあちゃん死んだんだ」
彼はあっさりとそういった。

人の死を
溜めながらいうのも変な気がするが、そうあっさりいう彼はちょっと変だ。

「んでさー俺未だにばあちゃんが死んだってこと信じられなくてさ。
遺影とか見てても信じられなくて……んで、死ぬっていうこともよくわからない。のが俺の今の心境。
あれ、よくわかんねえな。まあいいや」
206投稿者:おれんじさげ  投稿日:2004年10月30日(土)21時35分43秒
 
207投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時38分37秒
203さん>今書きました…!!
296さん>さげですか;力不足ですかね;スイマセン。
208投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時44分09秒

 「 まあとにかく…死って何だろうなーみてえなね 」
山元くんが一辺にそうバーッと言ったから、私は何も言う事が出来なかった。
というか、考えることが難しくてよくわかりそうにない。
…というかさ。

?死?

って何なのかなんて、自分にだってわからないよ。
―――答えなんて多分一生見つからない。


 「あ、あ…でもさー、私も時々死にたいなーって思うとき、あるよ?」
?死ってなんだろう?という問題の答えなんて到底なっていないと思うけれどさ。
今の自分の気持ちを、とりあえず言って見ただけ。
209投稿者:おもしろいですー!  投稿日:2004年10月30日(土)21時52分14秒
 
210投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時55分09秒

「っていうか、昔…の方が死にたいって思う気持ち、大きかったけどさ?でも、今も自分ってなんで生きてるんだろうーとか
くだらない事考えちゃって」

私は1人で勝手に喋り出した。
問題の意味、違うとことか凄く沢山あるんだろうけど。馬鹿な自分に、?死ぬこと?が何なのか一生わからないと思うけれど。
でも今私が考えてる、?生と死?

今の私が、一番 よ く 考 え て い る 事 。

もう喋ることがなくなったと同時に、山元くんがそっか。と呟いたのが少し聞こえた。
本当に小さな声だったから、本当にそっか。といったのかは確認できない。
でもなんとなく口の動きからして、そうだと思う。


―――今、こんな事を考えている自分が何故かちょっと、おかしかった。
211投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)21時57分30秒
横長―――!(爆
ちなみにこのシーンは一応、?死?について考える山元兄貴と岩井姉貴です。
なんか教室からのシーンでいくと山ちゃんのキャラが変わっていたりしますが、あまり気にしないで下さい。

ちなみに、今日の所はこれで落ちマス。アシタまた書きますww

209さん>有難う御座いますww頑張りますねww
212投稿者:あげ  投稿日:2004年10月30日(土)22時09分34秒
あげ
213投稿者:今この曲聞きながら読んでまーす  投稿日:2004年10月30日(土)22時51分17秒
比べられないよ安らぎとときめきわたしには自然な恋よ世間でわ
214投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月30日(土)22時54分07秒
もう、めんどくさくなってしまったので書くのやめても良いですか?
楽しみにしている皆さんすいません。
それに私今日であめぞう卒業します!そして
巣立ちます!!!!!!!!!!!
215投稿者:みっこ  投稿日:2004年10月30日(土)22時54分57秒
なりですよね???
216投稿者:あららららららららら  投稿日:2004年10月30日(土)22時55分24秒
あららららららららららららららららららららららららららららら
217投稿者:rf  投稿日:2004年10月31日(日)01時22分14秒
218投稿者:恋帆  投稿日:2004年10月31日(日)02時15分38秒
久しぶりーッ!!
スゴィ更新してるwww
相変わらずオモシロィしwこれからも頑張れ☆★
219投稿者:愛理  投稿日:2004年10月31日(日)14時08分47秒
214って本物ですか?
220投稿者:あい  投稿日:2004年10月31日(日)18時56分14秒
今日も書かないの?
221投稿者:age  投稿日:2004年10月31日(日)20時07分17秒
ge
222投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時09分57秒

212さん>あげ、有難う御座います。
213さん>そうなんですか^^読んで下さってほんと、有難う御座います!
読んでくださる人がいるとめっちゃ嬉しいですー!
214さん>えと、ナリはやめて下さいね;
みっこさん>勿論ナリですよ。
恋帆>おー久しぶりっ!始めてからは…結構更新しましたねえww
相変わらず文章変ですよね。(言ってな(略
これからも頑張りますよー!
応援、どうも有難う御座いますげす!

愛理さん>いえいえ違います。ナリさんでございますよー!
これからも頑張る予定なのでww(ェ

あい>いや、今日は書くよww
223投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時10分55秒
221さん>おお!
こんな小説あげてもらえるなんて、ほんと感謝の気持ちでいっぱいですよ!
嬉しいですww

あげ、有難う御座いました!
224投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時15分48秒



「 あ 」
しばらく心地のよい風にあたり、授業中な事も忘れのんびりとしていた。
のんびり……というより、お互いに何か考えていて、話す時間、相手に何かいう暇もなかった。

でも突然「あ」という声と同時に屋上のドアが開いた時は、さすがに吃驚した。
バッと後ろを振り返ると、そこにはゆっこが立っていた。
「あ、ゆっこ……」
「七世に……山元くん?何でこんなとこいるの?」
ゆっこがきまづそうに山元くんとチラッと見て、私に聞いて来る。
あ……。

私はどうしていいのかわからず、ちょっとの間もごもごしながら黙っていた。
何で私と山元くんがこんな所にいるのか……説明をどうやってすればいいのか。
それを必死に頭の中で考えていたから。
225投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時21分36秒

「たまたまここで会ってさ」
山元くんが私が口篭もってる時にそう言った。私もそれにつられて「そうなんだー」と笑顔でゆっこに言った。
その間に大分時間があったからか、ゆっこはまるで不審者を見るような目つきでこっちを見て来た。
私は何とも言えず、視線を反らしてしまう。

 「……俺、向こう行くわ」
とうとう山元くんが気まずくなってしまったのか、何処かへ行ってしまった。
何処か…といっても屋上のような狭い範囲で、だけど。
ぎりぎり背中が見えるようなとこに、山元くんが居た。

 「……七世ってさー山元くんと付き合ってるの?」

「…え…」

いきなりそう質問してきたゆっこに、私は無表情で返答してしまった。
そして苦笑いで首を横にふる。
付き合っているのは私じゃない、私は公輝という彼氏がいるし、山元くんは東奈という彼女がいるし。
226投稿者:あげ  投稿日:2004年10月31日(日)20時21分44秒
あげ
227投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時25分17秒

「違うよーなんで私が山元くんと?」
「だって最近一緒に帰ったりしてるらしいじゃん、仲良いでしょ」
「それは――――――……」

それは、山元くんの彼女と友達になったからだ。

そうゆっこにはっきり面と向って言うのは、私にとって難しい問題だった。
あの彼女がいるらしい、というメールを打つのだって苦労した自分。
面と向って等、到底無理だ。

「それは?」
 ゆっこが不思議そうに聞いて来る。

「あ――――……何でもないよっ!とにかく、付き合ってるわけない」
そうすると私はまた苦笑いを溢した。
ゆっこの顔はぴくりとも動かず、前の方に歩いて行っていた。

風が、私の髪を靡かせる。
228投稿者:おれんじさげ  投稿日:2004年10月31日(日)20時25分28秒
 
229投稿者:あげ  投稿日:2004年10月31日(日)20時25分51秒
あげ
230投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時28分10秒
226さん>あげ有難う御座いますww
こうやって小説書いてる途中にあげが貰えると、頑張れますww(笑
本当に有難う御座いますw

228さん>さげはやめて下さい;
……
といいたいところなのですが、やっぱりまだ小説が下手糞というかなんといいますか;
実力不足?(ぇ)ですよね。
これからも努力しつつ頑張って行こうと思いますので、スイマセンがさげはやめてもらえないでしょ(黙
嗚呼、
スイマセン;
231投稿者:謝んな  投稿日:2004年10月31日(日)20時29分00秒
いいから書いて
232投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時33分13秒

「……実をいうとさー、結構自信あって」
私は手を握り、パッと山元くんをちょっとだけ見てこっちを見た。
山元くんにこの会話が聞こえないか……
と、ちょっとだけ心配になったりもして。
でも、本人は絶対聞こえてると思うんだけど。

「今までフラれた事なかったじゃん?…だから――…なんてゆーか…」

そう言うとゆっこの声が止まった。
一粒の滴が、雨のようにコンクリートの上に落ちた。でもそれは雨じゃなく、ゆっこの涙。
私はどう声をかければいいのかが全くわからずに、立っていた。
ぼーっと

突っ立っていた。
233投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時34分13秒
229さん>あげ有難う御座いますww
ほんま、助かりますっ!

231さん>スイマセン;マッハで書きますネ(ぇ
234投稿者:QW  投稿日:2004年10月31日(日)20時36分46秒
QW
235投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時37分40秒


「このまま死んじゃった方がいいのかなーって、思うよ」

ゆっこはそう言いながらこっちを向く。
いつも美人で優しく、大人しく上品な笑顔を絶やさないゆっこの顔が…いつもとは違い、
涙で塗れていて、ぐしゃぐしゃで
こっちまで貰い泣きしような感じで、ちょっと下を向いてしまう。

そしてパッと屋上の上にたつ。
そこからだと下の風景もちゃんと見える。

「あ……っ」
私が声をもらすと、ゆっこは最後にふっとした笑みを見せていた。
236投稿者:益巧緻  投稿日:2004年10月31日(日)20時41分08秒
落ちるときはちゃんと言ってね!
237投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時42分29秒
かなしいときー
かなしいときー
小説がレスされてない時ー

……わー!!めっちゃ悔しい……!!(ぇ

益巧緻さん>はい、わかりました^^
238投稿者:おれんじうざい  投稿日:2004年10月31日(日)20時44分12秒
 
239投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時45分33秒


「最後にさ、言いたい事あるんだ」
そう言いながらゆっこが後ろを向いた。今にも落ちそうな雰囲気で、私の体を凍らせる。
ゆっこのところへ行きたくても、行かしてくれナイ。
そしてゆっこは、ふっと笑みを見せた。
?最後?という言葉が、私の心をドクドクさせる。

「  」

ゆっこの口がそう動いた。


言い終わった時、ゆっこはふっと笑って。


私の目の前から、


消えた。
240投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時46分54秒
238さん>
はい、わかってます。(黙れ)スイマセン;
色々性格直さなきゃならんところがありすぎてですね…;それでもウザイ自分が嫌になります。(苦笑)
241投稿者:気にしなくていいよ  投稿日:2004年10月31日(日)20時48分25秒
小説だけに専念してね。
242投稿者:自分が嫌い??  投稿日:2004年10月31日(日)20時48分54秒
 
243投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時49分31秒






?ずっと七世の事、嫌いだった?





244投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時50分56秒
上のレス短ッ!(ぇ

241さん>はいw有難う御座いますw
小説は小説として、頑張って行こうと思っています!(当たり前)

242さん>どっちかというと嫌いですかね。色々と…(ぇ
245投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時53分56秒



彼女はそう言った。
私を見てそう言った。
笑ってそう言った。

嬉しそうな、笑みを見せて?


「大丈夫?七世」
私が起きあがった時、目の前には美咲が居た。
私は一瞬何がなんだかわからず、辺りを見渡していた。


……夢、なのかな。ゆっこが………。
246投稿者:おれんじ  投稿日:2004年10月31日(日)20時55分01秒
落ち逃げー!(意味不 また来るかもしれません。では!
感想、アドバイスなんかも待ってます!
247投稿者:パピオン  投稿日:2004年10月31日(日)23時00分28秒
そんないいとこで止めないでよ〜
あと、確かに243のレスはびっくりしましたよ。
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