■ “オナホール”とは
男性がオナニーに使用するグッズ。主にシリコン系素材でできており、女性器を模した筒状の形をしている。筒の入り口~中にローションを垂らし、そこに男性器を挿入し、摩擦して快感を得る、という噂がある。
色、形、素材、値段まで多種多様だが、おおまかな種類として、“ちくわ”のように穴が通じている「貫通型」と、奥で閉じている「非貫通型」に別けられる。ほか、ヒップ全体の形をした「大型ホール」、使い捨ての「カップホール(オナカップ)」などがある。また、¥1,000以下のホールを「簡易ホール」と呼んだりするので、覚えておこう。
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“貫通型”のメリットは、洗いやすく、お手入れが楽なこと。だが、穴の反対側から液が漏れる心配も。“非貫通型”はそれらが逆で、更に空気を抜くことで吸い付き効果が得られる特長があり、これが人気の理由となっている。
“大型ホール”は、形状、重量まで様々。中には10kg以上あるものも。据え置いて、正常位、バック、騎乗位など、実際のSEXに近い形で出来るのがメリット。反面、「大きくて保管場所に困る」「メンテナンスが大変」「捨てるに捨てられない」「臭いが強い」など問題もある。購入する場合は、そうした点も考慮しておきたい。
“カップホール”は、円筒形の容器の中にスポンジが入っており、そこにあらかじめローションが仕込まれている。手間がかからず、使い捨てタイプのため面倒がないが、快感の度合いでは一般のホールにはかなわない。
■ 使い方・洗い方・保存方法
参考リンク:
> 初心者のためのアダルトグッズ講座
> オナホールのすすめ
アダルトグッズ通販のアダルトマーケット> アダルトグッズの使い方・メンテナンス講座
> オナホールの使い方講座[洗浄方法編]
> オナホールの使い方講座[保管方法編]
■ “ジョークグッズ”扱いはなぜ?
オナホールのパッケージには必ずといっていいほど、「これはジョークグッズです。それ以外の目的で使用した場合は一切の責任を負いません」といった注意書きがある。
これは、厚生労働省の定めた薬事法への対処法だという。“薬事法”とは、人体の健康に重大な影響を及ぼす医薬品・器具などに対して定められた法律で、国によってその有効性・安全性が認められない限り、それらを販売することはできない、とするもの。
性器に直接用いるオナホールもこれに抵触する。しかし国の認可を得るのは困難なため、建前上「ジョークグッズ」という名目で販売することになる。女性用の「こけし」が、長年民芸品として売られてきたのもそんな理由によるらしい。
とにかく、これらのグッズを性具として用いて病気やケガをしても、それはすべて自己責任となるので、承知しておこう。
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