**大統領の日常(ネタ戦争編) ***今回の話には銀英伝の名言が数か所に入っています。「銀英伝なんてくそだ!」という人は ***ご視聴をお控えください。 #region 最近暇だな。 書類仕事以外やることがない。 そうだ。戦争しよう 大統領室 「で、今何とおっしゃいましたか?(逃避」 「だからべりシア共和国戦争しようと、、、、」 「なりません!!あの国と戦争をする理由がありません!」 「あるよ」 「( ゚д゚)ハッ!」 「暇だから」 「へ?」 「だか暇なんだって。あ、あとあの国負けたくせに貿易ひとつしてくれないじゃん」 「戦争をする理由がひまだからですと――!??後ついでに貿易一つしてくれないからですとーー!!?」 「うん」 「ファッ〇ユーー!!」 「今のは聞こえなかったことにしておいてやるからさっさと戦争の準備しろよ( ´ー`)y-~~」 「しかし、、、」 「働けば自由になるところにぶち込むぞ(゚Д゚)ゴルァ!!」 「、、、、、、」 「無言は承認と同様とみなす。さっさと準備して宣戦布告して国境越えしたまえ。」 「、、、、、、はい、、、、、」 ガチャ ったく、めんどいな。さっさと準備しろよ。たしかあの国飛行戦艦とか持ってたよな。 うっわめんどっ、まあヤン君にお任せしとけば無問題だろ。うんそうだ。 そういえばあの国前にも一回やりあったことがあったよな。確か5年ほど前だっけ? 主都アムリッツァ上空で決戦してギリギリのところで停戦してあげたんだよな、確か。 、、、、、、これはあのネタを使うしかないな( ̄▽ ̄)、、、、、、、、、 そうと決まれば行動に移すとしよう。司令官はもちろん俺だ、副司令官はまあヤン提督でいいだろう。あとは適当に決めてもらおう。 1週間後 会議室 「で?敵はまだ出てこないの?」 「はっ。申し訳ありません。今もなお、あアルテミス要塞に引きこもっています。」 「もうこうなりゃあの手を使うしかないか。」 「は?あの手とは?」 「名付けて(ヒッキーとか自宅警備員かよwwm9(^Д^)プギャー作戦)」 「「「、、、、、、、」」」 あれなんか俺不味いこと言ったか? 「、、、、ネーミングセンスのかけらもない作戦名ですな」 「名前なんてどうでもいいんだよ。では内容を説明する。」 「通信送って煽りまくる。戦ってる最中でもあおりまくる。煽って煽って煽りまくる。以上!」 「「「(;・∀・)ハッ?」」」 「だから煽って煽って煽りまくる。以上」 「、、、、、、????」 「まあいい送る通信の内容はお楽しみにしておくといいさフフフフw」 「「「、、、、」」」 後日 アルテミス要塞にロンディバルト軍から一通の通信文が送られてきた。 ナレーター アルテミス要塞司令室 オペレーター 「なんだこれは!!」 起こるのも無理はないだろう。何せこんなふざけた文章が送られてきたのだから 「アルテミス要塞に引きこもり毎日娯楽(ゲーム)や女に入り浸っているべりシア軍将兵に次ぐ。  貴官らの行動はヒッキーと変わらぬことだ。、、、、もしかしてヒッキーだったの?まじでww?  チョ――受けるんですけどww自宅警備員と呼ばれたくなければさっさと出てきて攻撃してこいww  その程度もできぬような無能者が軍にはいれるとはべりシア共和国は無能の集まりか?m9(^Д^)プギャー」  by大統領 「くそ!我々をコケにしおって!全軍反撃だ!我らの怒りを思い知らせてくれるわ!!」 ロンディバルト軍総旗艦ブリュンヒルト 「敵軍アルテミス要塞より出撃!飛空戦艦およそ400隻!陸軍はおよそ40師団!そのほかに多数の戦闘機確認!」 「来たか。ふふ全軍攻撃開始!!」 戦いの幕は切って落とされた      ロンディバルト軍参加兵力      べりシア軍参加兵力 飛行戦艦 3個艦隊 900隻         2個艦隊 400隻 陸軍   70師団              40師団 空軍   250機              200機 圧倒的にロンディバルト軍が優勢だが、べりシア軍はあの無礼極まる通信のおかげ?で戦意は高かった。 「ロンディバルト軍が司令官のコントロール下から外れれば、あのような軍隊など、数が多いだけの弱兵にすぎん!」 お?のってきたのってきた。さて返信するか。 「5年前のアムリッツァでの戦いを思い出してみろ。貴様らべリシア軍は  &color(orange){&sizex(6){惨敗ww}} &color(orange){&sizex(6){大敗www}} &color(red){&sizex(6){完敗wwwwww}}  の挙句  空の塵☆と成り果てるはずだった。  それを  おなさけw  で助けてもらったくせに恩を忘れて貿易もしないとは  貴様らの首相は  顔が綺麗なだけの  ロクデナシのけちんぼ野郎だww  プギャ━━━━━━m9(^Д^)━━━━━━ !!!!!!  トリプルm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャーm9(^Д^)プギャー」 「おのれ!!奴らタダでは返さん!!全軍!刺し違えてでも倒せ!!」 「閣下無茶です!」 「無茶なものか!!われら全軍が刺し違えれば我が軍は全滅するが、敵軍も痛手を負うことになる。  そうすれば、こちらにはアルテミス要塞や援軍もある。そうすれば痛手を負った敵軍ことごとく殲滅して我らが勝つではないか!!」 「デス引き算だ。相手は死ぬ見方も死ぬ」 「「「(な、なるほど!」」」 そしてこれはすぐに実行に移されるはずだった、が。 ロンディバルト軍総旗艦ブリュンヒルト 「全艦、波〇砲発射準備。」 「はっ。全艦波〇砲発射準備!」 「10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,0」 「波〇砲。発射!!」 大統領の手が振りかざされるのと同時に波〇砲は発射された。 この攻撃にはなすすべもなく、べりシア軍は数隻の艦艇を残して飛行艦隊は空の塵となった。 あとついでに戦闘機もほとんど塵になった。 その後、航空支援を失った陸軍も物量に押しつぶされて壊滅し、 丸裸となったアルテミス要塞は、戦意を喪失しほとんど戦うこともなく降伏した。 アルテミス陥落の方を聞いたべりシア共和国首相は、腰を抜かし降伏した。 のちに「露辺戦争」と呼ばれるこの戦いは、たった10日で幕を閉じた。 「ヤン提督」 「なんでしょう?」 「、、、、、」 「また戦争しよう」 続く?? #endregion **大統領の日常(え?一発ネタ?いつそんなこと言ったんだい?) #region あ、あ、あああああ疲れた、、、、 なんだって大統領が、10時まで書類の決裁しなきゃならんのだ。世の中間違っている! あと少しで家につく、くそ何で大統領が徒歩でかえらなきゃならないんだ。俺は大統領なんだぞ?この国で一番偉いんだぞ? ああやっとドアの前まできた。長かった、、、ここまで長い道のりだった。それも今終わる! お〜〜〜愛しきマイホ〜〜ム〜〜〜〜、、、、、、 え?? ゴシゴシ、、、、、え!!???? うわああぁぁっぁl−−−−−−−−−−−− で、どちら様?? 「すいません。勝手に上り込んじゃって。私、リアス・セレステアといいます。  こっちは妹のクロイツェルです。ほらクロイツェル、あいさつしなさい」 「は、はじめまして、、」 えらいねぇ〜あいさつできるなんて、、、、じゃねーーよ!!何何なの?何がどうしてどうなっている! 落ち着け落ち着くんだ。冷静に状況を整理していこう。 今この家には4人の生命体がいる。もちろんその一人は俺だ。後の3人は?簡単なことだ。 目の前にいるこの女の子たちだ。何でうちに女の子が3人もいるんだ?それに堂々と紅茶飲んでるし。 で、後ろにいる3人目は誰だ? 「その後ろにいる子は?」 「私の友達のアリシア。アリシア・キャロラインです。ほら隠れてないで出てきなさいよ。ほら早く」 まあ隠れるのも無理はないだろう。何せ独身男性(それも大統領)の自宅にいるのだから。隠れない方がすごいと思う。 「アリシアちゃんだね?そうだ。こちらも自己紹介しよう。まあ知ってるだろうが、  この国の大統領のエーリッヒ・フォン・ヴァレンシュタインだ。よろしくな」 「「よろしくお願いします!!」」 「よ、よろしく、おねがいします、、、、」 「早速だけど、何で俺のうちにいるんだい?」 「すいません!私肝心なこと言ってませんでした。えっと実は私たちの両親は、お父さんは哨戒部隊でゲリラの攻撃で戦死  お母さんも、お父さんの後を追って自殺、アリシアちゃんは、3年前のクルスウェルでの戦闘で両親がなくなっていて、  3人とも施設に入れられていたんです。でも四日前に施設から出されていつの間にかここにいたんです。」 なるほど〜じゃねーーよ。何で施設に入れられてた子供がいきなり施設から出されて大統領宅にくるんだよ。 どういう風の吹き回しだ?まあいい今日はもう夜遅いし、また明日詳しく聞くことにしよう。まず子供たちを寝かせるか。 「まあいい。詳しいことはまた明日聞くから、今日はもう遅いし、寝てしまおう。2階の空き部屋を使っていいから、  そこで寝なさい。いいね?」 「わかりました。じゃあ、えっと、おやすみなさい!!」 「おやすみなさ〜〜い」 「お、おやすみなさい、、、」 「ああ、ぐっすり眠るんだよ」 「、、、、、、」 「なんだまだ何かあるのか?」 「夜這いに来たりしませんよね??」 「!!???」 「な、何を言っているんだい?そんなことするわけないだろう」 「、、、、、、、」 ダメだ信用されてない。信用できる方がおかしいが、ん?待てよたしかあの部屋は、、 そうだ!あの部屋はロックをかけられるんだった。これで解決だな。 「あの部屋にはロックがかけられるから自由にかけていいよ。これでいいだろう?」 「、、、、、わかりました。おやすみなさい」 ふう、何とか乗り切った。とりあえず秘書に連絡しよう。何か知っているかもしれない。 プルルル  プルルル   ガチャ 「秘書のティレーナです。大統領?こんな夜遅くにどうしたのですか?」 「どうしたもこうしたもあるか。うちに帰ってくると女の子が3人も家に上がり込んでいたんだが?  理性ある返答を期待するや節である(決まったキリッ)」 「説明をし忘れていました。申し訳ございません。」 「謝るのは後でいい。で、彼女らはなぜ私のうちにいるんだね?」 「簡単にいえば政治宣伝のためです(きっぱり」 「はい??ティレーナさん。どうやら回線が悪いようだ。政治宣伝という言葉が聞こえたのだが?」 「回線のせいではありません。せ・い・じ・せ・ん・で・んのためです。閣下」 「、、、、、、、、なに!!」 「大統領が、戦時被災者を引き取ることで、国民の支持率が上昇するのです。」 「貴様!!貴様は子供までも政治の道具にしようというのか!!」 「では彼女たちを施設に戻しますか?(冷徹」 「、、、、、、、、、、、」 「閣下がそこまで言うなら、無理に引き取ってもらう必要はありません。施設に戻します。」 「、、、、、、わかった、、、あの3人はこちらで引き取る。ただし!ただしだ。これを政治宣伝に利用することは許さん  いいか!?」 「、、、わかりました。閣下がそこまで言うのなら、こちらとしては何も言いません。」 「うむではこの話は終了としよう。で?あの3人には親戚などはいなかったのかね?祖父などはいないのかね?」 「いません(きっぱり」 「本当か?どんなに偶然でも親戚が一人もいないということはないだろう。」 「いません(きっぱり・しつこい」 「そうか。いないのか。そうだ明日は仕事は休ましてもらう。あの子たちと買い物にでも出かけたいからな。  それくらいはいいだろう?」 「わかりました。みなにその旨知らせておきます。」 「うむ頼んだ。夜遅くに呼び出して悪かった。ではお休み」 「は。おやすみなさいませ」   ガチャ さてもう寝るか。もうすでに3時を過ぎている。眠くてしょうがない。 翌日 「さて今日はみんなで買い物に行こうと思う。な〜に時間と金はたくさんある。  今日は好きなものを買っていいぞ。」 「ほんとにいいんですか?」 「もちろん本当だ。さっ。行こうか。」 「「「はい!」」」 アリシアちゃんは買い物大好きっ子かな? 「気を付け〜礼!」 ザっ!! 「小官はワルター・フォン・シェーンコップ准将と申します。本日は閣下の護衛の任を申せつかりました。  本日はよろしくお願いいたします。」 「うむよろしく頼む。あ、そうだシェーンコップ准将。この子たちは優先的に守ってくれたまえ。私よりも優先的に。いいかね?」 !!!?? その場にいたものが一瞬唖然とした。それもそうだろう大統領が自分の身の安全よりも、 3人の女の子の身の安全を優先したのだから。 「ほうそれは、、了解いたしました。  我らローゼンリッター連隊、そちらの御嬢さんをわが身に変えましてもお守りいたします。」 「よろしい。では出発しようか」 「はっ」 ローゼンリッター連隊の隊員は全員私服で旅行者を装ったり、 サラ―リーマンに変装したりと誰が見ても不審に思うことはなかった。 「まずはどこに行こうか。」 「洋服屋さんに行きたい!」 そういったのは妹のクロイツェルだった。 「ほかに意見は?ないようだね。では洋服屋さんに行くとしようか。」 10分ほどすると洋服屋さんについた。 「!!??、、、い、いらっしゃいませ、、、」 店員はぎこちなくあいさつした。それもそうだろう。 なにせ大統領が、高級店でもないじみーな洋服屋さんに10数名の護衛を連れて入店したのだから。 「さぁ。好きなものを買いなさい。お金はいくらでもあるんだ。たくさん買っていいよ。」 「「「は〜〜い!」」」 3人とも嬉しそうだな。まあ女の子だし、ファッションに目覚めるのは悪いことじゃない。 そううきうきしていた時期が私にもありました。 どうしてこうなった。 購入総数50着以上。この店での買い物だけで、70万円以上ものマネーが吹っ飛んだ。 しかし一番驚いたのは店員の方だっただろう。レジに行ったとき若い女性の店員、おそらくアルバイトだろう、 びっくりして気を失ってしまった。後に来た熟練のおばさんでさえ、ぎこちなかった。 それにしても多いな。ローゼンリッターのやつらにも運んでもらってるけど、みんな完全に両手がふさがっている、 これじゃ護衛なんてできない。 そもそもまだ一軒目でこれなのだ、終わるころにはどうなっているか。 これではどうにもならないので、軍の輸送トラックを呼んで荷物を乗せることにした、 それが完了したときローゼンリッターの隊員数名が溜息を吐いたのは内緒。 さて早速二件目に直行しようと思ったのだが、妙に空気がやばい感じになっている。 目の前に怖いお兄さんが団体でこちらに向かってきたらどんなに鈍感な奴でも感じ取るだろう。 この殺気を、、、、 ローゼンリッターの隊員もさすがに警戒を怠るわけにはいかない。 さっきまでのほのぼの空気が一瞬にして戦場の空気に代わってしまった。 あと20メートルほどだろうか。数名が一気に走りこんできた。これを阻止するためローゼンリッターの隊員の数名が立ちはだかる。 はずなのだが、誰も立ちはだからない。俺は怖いお兄さん二人組に抑えつけられてしまった。 その瞬間後ろにいた奴らも一気に走りこんでくる、囲まれてしまった。 どうやらローゼンリッターのやつらは、出かける前に俺が言った”あの3人を優先的に守れ”という言葉を ありがたく守ってくれていたらしく、 俺を見捨てて、3人の防御を固めたらしい。つまり俺を助けてくれる奴はいない。 これでどうなるか、分かりきったことだ。案の定男の一人が銃を取り出してきた。 しかしそれはこちらには向けてこないじゃあどこに向けるかって?決まっているあの3人の方だ。 「ひっひっひ。大統領を殺されたくなけりゃあその3人をこちらによこせ。いう通りにしなければ大統領を撃つ。」 なるほど目的はあの子たちか。しかしなんだってあの3人なんだ?大統領の俺がいるだろう。まさか人身売買でもする気か? 「早くしろ!」 その言葉を発した直後に10人ほどの男が銃を取り出してローゼンリッターを囲む。 「さあ早くその3人を渡せ。そうすれば大統領は解放してやる。早くしろ!」 1分ほどたっただろうか。男の一人が我慢ならずに銃を撃った。 パアァァァァァァン 銃声が響き渡った。普通ドラマではこの時の銃声はスナイパーか護衛の隊員の一人が、相手の銃めがけて撃った時の銃声になるのだが、 現実ではこうも上手くはいかないようだ。銃を撃ったのは男の方で、倒れたのは、、、、、 アリシア!!??? なぜアリシアが撃たれてるんだ?守ってたんじゃないの? 後になって分かったことだが盾になっていた隊員の隙間をうまく突いたらしい。 しかし、幸いにもあたったのはアリシアの肩だった。 、、、、、、、、、アリシアが撃たれた瞬間俺の何かがぷつんと切れたような音がした。 「、、、、ふふ、、、、ふはっふはははっははっはっははh!!」 「何がおかしい!は!女の子は打たれたせいで、気が狂っちまったのかぁ?ひゃひゃひゃひゃ」 「おめでとう!君たちは冥界の門への入場券がプレゼントされる!喜んで逝ってきたまえ!」 その瞬間シェーンコップ准将がナイフを抜く。ローゼンリッターの隊員も一斉にナイフを取り出す。 男たちは俺の方に夢中になっていてローゼンリッターの隊員たちがナイフを抜いたことに気づいていない。 「へ!何言ってやがる。残念だが、冥界の門をくぐるのはお前の方だ。」 「なんだ気づいていなかったのか?」 「なに!?」 「ふふ、、君たちの後ろにいるのはかの有名なローゼンリッターの隊員だ。奴らは君たちを殺したがっている。  君たちはおろかにも再護衛目標である女の子を撃った。奴らは君たちを有さないだろうなぁ。ははははは  小便は済ませたか?神様にお祈りは?部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする準備はOK??」 男たちは一気に戦意を喪失した。数人の男は銃を捨てて降伏するしぐさをしている。 なんだこいつら?子供を撃っておいて今更降伏したいだと?ふふいいだろう降伏してもいいさ。 ただし降伏したのが間違いだったと後悔するだろう。せいぜい肉体的にも精神的にも痛めつけて、 最大の苦しみを与えてから殺してやる。ふふふ楽に死ねると思うなよ。 「シェーンコップ准将。彼らを拘束してください。  武器を捨てないものは最大限苦しませて殺して差し上げてください。」 「いやはやわれらに楽しみを作ってくださるとは、ありがたいことですなぁ。ではお言葉に甘えまして。」 冷酷だった。これを聞いた男たちは苦しみたくないという一心で武器を捨てて降伏した。 ローゼンリッターの隊員たちが慣れた手つきで男たちを縛っていく、彼らはナイフ愛好家だけではなく、 変態縛りプレイ愛好家でもあったらしい。 「さて今日は帰るとしようか。アリシアのは病院に送りましたか? 「はっ。既に病院に輸送しております。トラックを向かわせておりますのでそれに乗って帰るとしましょう。よろしいですかな?」 「うむよろしい。」 その後アリシアは病院は病院で銃弾を抜く手術をした。幸いにも銃弾は筋肉のあたりで止まっていたため、 一回の手術で終わり、2週間の入院で退院することができた この事件を後世の歴史家は「誰しも裏と表がかならずある」と記したらしい。 #endregion **大統領の日常(一発ネタちゃうで) #region 「え?今なんて言った?」 「ですから、閣下もそろそろ結婚なさってはいかがですかと申し上げているのです」 「は い ?」 「だから、結婚なさってはいかがですか!?」 「聞こえてるから、確認しただけだって。そんなに怒鳴るなって」 「申し訳ありません」 ふう、何を言い出すかと思えば、俺に結婚だと?バカを言うんじゃない。結婚する気なんてさらさらないぞ。 なんだって好きで人生の墓場に入るかって―の。バカなの?死ぬの?俺はまだ死にたくないぞ? 「しかし私に好意を寄せてくる女性なんているかな?」 「それについては大丈夫です。リストを作ってきました。これをご覧ください。」 リスト?もうそんなものまで作ってきてたの?そういやこいつ最近徹夜して何か調べてたな。これ作ってたのか。 まあ、別にみても罰は当たらんだろう。見るだけ見てみるか。 、、、、、、、、、、、、なんじゃこりゃーーーーーーーー!!! 「閣下どうですか?」 どうですかじゃねーよ。何ドや顔してんだよ。なんだこのリスト、全員貧乏人じゃねーか。 あれか?俺から金を吸い取ろうって魂胆か?そんな策に俺は乗せられんぞ。ぜってことわrt、、、、 お?なんか一人まともそうなやつがいたぞ?aとこの女性はっと、、、、、フレデリカさん!?? おい、フレデリカさんって言ったら宇宙軍司令長官ミラクルヤンのヤン提督の副官じゃねーか、それに加えて飯まず女、はさむものしか作れない女、という噂で有名だぞ。あの味音痴のヤンでさえ、”この食事は私には早すぎたようだ、誰か紅茶をもってきてくれないか”と拒否したぐらいの飯まずだぞ?やめろ、やめてくれ、俺の食生活が大変なことになる。却下だ。全員却下だ。 なんとしてでもこいつとの結婚は避けなければ。 「すまんが、この中に私の好みはいないようだ。結婚はまた今度ということにしようじゃないか」 「まあほとんどが貧乏人ですがフレデリカ中佐ならいかがでしょうか?、」 誰があんな飯まず女と一つ屋根の下にならなければならないんだ。そうだ。飯が不味いならおいしくなるようにすればいいじゃない。 「私は味にうるさくてな、いちいち妻の料理に愚痴を言って離婚などということになりかねん。  フレデリカ中佐には料理の味をもっともっと引き上げてもらいたいな。そうすれば考えんでもない」 「わかりました。ではプロの料理人にご教授させましょう。それでよろしいですかな?」 「まだ決めたわけではないぞ。考えるといったんだ」 「わかっております。わかっておりますとも。では失礼します」 ガチャリ なんかめっちゃうきうきしてたな、まだ結婚すると決めたわけじゃないぞ?考えるといっただけだぞ?、、、、、 親衛隊に監視させておくか。そうしよう。それにしても俺がヤンの副官と結婚?何をばかなこと言ってるんだ。俺は絶対結婚なんてしないぞ? 絶対にだ。結婚するなら死んだ方がましだ。そうだヤンに押し付けよう。フレデリカ中佐はヤンに好意を抱いてるみたいだし、 うんそうしよう。 ふふ、ふはっ!ふははははははははっっ!! この後秘書からうるさいと説教をさせられ、哀れな姿となった大統領を見たものを少なくなかったという。 #endregion **大統領の日常(続いてしまうのか!?) #region さぁ!みんな今日もゆっくり決済のお仕事だよ!ゆっくり過労死していってね! 「閣下。はしゃいでないでさっさと終わらせてください。既に1時間半経ってるんですから。」 はいすいません。ね?謝るから焼肉奢るから、ね?そんな怖い目で見つめないで と、いま自分に注意をしたのは副官?秘書?のティレーナさんだ。 この国で俺が唯一頭が上がらない(というか上げると殺される)お方だ。 トントン なんだこんな真昼間に俺は今忙しいのだ(大嘘)あとにしてく 「これはこれはハイドリッヒ長官。なにか御用でしょうか?なんなりとお申し付けくださいませ。」 さっきの言葉は前言撤回だ。この国で頭の上がらない奴がもうひとりいた。 目の前にいるハイドリッヒだ。こいつを怒らせると武装親衛隊(SS)を連れて粛清されかねん。気をつけなければ。 「はっ。今日は閣下に着任のご挨拶に参りました。」 そうか武装親衛隊の着任の挨拶か。横領したのがバレたのかと思った。まずは一安心だ。 「そうかご苦労だった。そろそろ昼食の時間だ。一緒にどうだね?」 まずはコイツのご機嫌を取らなければ、後々楽になる。 「いえ、私は武装親衛隊の各部隊長と会を行わなければなりませんので、申し訳ありませんが、またの機会に。」 「そ、そうか。そっちもいぞがしいのだな。じゃあまた今度にするとしよう。」 「はい。申し訳ありません。それでは私はこれで、失礼させていただきます。」 「有無しっかりと食事は取れよ。仕事も大事だが、自分の体も大事にな。」 「はっ、ご心配にはお呼びません。では。」 ガチャリ ふう奴の相手は疲れるな。手汗がびっしょりだ。さて決済の続きでもするか。 えーと何なに?士官学校の講義に俺に参加して欲しいだと?( `・ω・) ウーム…まあいいだろう。OKのハンコを押して決済済みの箱に入れる。 次はなんだ?妊娠したから子供産むまで休まして欲しいと、まあこれもいいだろう。そこまで俺も鬼畜じゃない。 ん?まてよ。交代要員も結婚しているってことは、この人が妊娠したらまた交代要員を配属しなきゃならないのか? いや、結婚してるからといって子供が生まれると決まったわけじゃないだろう。深く考えすぎだ。 これもOKのハンコを押して決済済みの箱に入れる。 さて次はっと、、、、、、、武装親衛隊からだと?まさか反乱者殺すために予算くれとかじゃないよな?うーむ。まあ見てみないと始まらん。 とりま見てみますか。ふむふむなるほど演習のための予算か。まあそれはそうだ。まだ結成したばっかりだからな。 訓練は必要だろう。ん?まてよ。この演習って、ほんとにパルチザン殺すわけじゃないよな?一応聞いてみるか。 プルルル、、、、プルルル 「はい」 「あ、私だ」 「閣下ですか。何かご要件でも?」 「この演習計画表なのだが」 「なにか不審な点でもありましたか?」 「いやこの3番目のパルチザンの抹殺ってほんとに殺すの?」 「何をおっしゃっているんです。実際にやるわけがないじゃありませんか。」 「そ、そうだよね。まさかね。実際にやるなんてことないよね。」 「ええ、やるはずがありません」 「それを聞いて安心したよ。悪いね、会議の最中に。」 「いえ構いません。では」 「うむ会議中にすまなかった」 俺の考えすぎか。OKのハンコを押して決済済みの箱に投げ込む。 さていま何時だ?(# ゚Д゚) |゚Д゚))) ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。----- ウワ━(。・ω・)ァァ━・゚・ (⊃⊂) #endregion **大統領の日常(多分続かないよ!つ、続かないんだからね!一発ネタなんだからね!! #region 吾輩は民主共和主義ロンディバルト帝国の大統領hromiである。 今は、大統領室で決済の真っ最中。いやーおおいね。うん、実に多い。え?何が多いかってそりゃー書類だよ。しょ・る・い。 おいおい。すでに2時間は決済やってるのに、どういうことだってばよ? 全然書類が減らないんだが、まだ10センチぐらい厚さがある、、、、。 考えてても始まらんし、やるか。 「大統領!!大統領!!」 なんだようるさいな。全くお昼時に大統領室に叫びながら入ってくる奴があるか、と思ったら、財務委員長のレベロ君じゃないか。 いったいどうした。 「大統領これは一体どういうことですか!」 叫ぶなって秘書の人がめっちゃおびえてるって。少しは落ち着けよまったく。 「どういうことって何がどうしたんですか?」 「どうしたもこうしたもありませんよ!軍備の予算の件ですよ!」 なんだ軍事予算の件か。 「何か問題でも??」 「軍備縮小するといっていたのに増えているじゃないですか!!どういうことです!」 え?マジで?増えちゃってるの?まさか冗談でしょ? 「そんなことはない。確かに縮小したはずだ」 そう。ちゃんと縮小したはずなんだ。きっと何かのミスだよ。そうだよ。 「じゃあこれはどう説明するんですか!」 レベロは机に投げ捨てるように十数枚の書類の束を投げた。 適当にぺらぺらとめくってみる。多分この付せんのついてるところだろう、どれどれ。!!!!! なにこれ?10%増えてるんですが、どゆこと?落ち着け素数を数えて落ち着くんだ。 2,3,5,7,11、13、、、、、 「レベロ君。11の次の素数ってなんだっけ?」 「何のんきなこと言ってるんですか!!」 やばい怒らせちゃった。お顔が真っ赤っかだよ。秘書の人がソローっと逃げ出そうとしてるよ。逃げないで助けてくれ! ま、まぁいい。とにかく整理しよう。何で軍事費が10%増えてるんだ? てかさっきからレベロのやつうるさいな。”説明してくれ!”だの”締め上げるぞゴラー”だのまったく平常心失ってるよ。 「まあ待ちたまえ。今軍務省に問い合わせるから。」 そうだまず軍務所に問い合わせてみよう。そうしよう。てか、繋がるよな?暴風雨が吹き荒れてるんですが、きっと大丈夫だよね? ぷるるる  ぷるるる  ザザザーーーーーーーーーー 、、、、、、、、、、、、、、ちきしょーーめーーーーー!! くっそこういう時に限ってつながらない!今度電話線を強化してもらうか。うん、そうしよう。 「うーむすまんがレベロ君。こんな暴風雨の中悪いが、軍務省の方へ直接言ってくれないか。  電話がつながらんのだよ。イヤー本当すまないと思っている。今度焼肉おごるからさ。ね?、、、、」 レベロはしぶしぶ引き受けてくれた。いやーーよかった怒り狂って殴られるんじゃないかとひやひやした。 まあ焼肉おごって命助かるんだから安いもんだ。 この後、政府専用車が一台、暴風にあおられて転倒し乗っていたけちんぼ税務委員長君が病院行きになるのだが、 それはまた別の話で。 #endregion #endregion