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げんしけんSSスレその2
- 1 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 20:25:52 ID:???
- 「つまり荻上さんはSS作家の勝手な妄想で本スレの住人を傷つけてしまったのが」
「今も心に引っかかってるわけですね?」
「ん・・・ま・・・一言で言えばそういう事なんですが・・・・」
なんとかかんとか第二号のSSスレ。
未成年の方や本スレにてスレ違い?と不安の方も安心してご利用下さい。
荒らし・煽りは完全放置のマターリー進行でおながいします。
本編はもちろん、くじアンSSも受付中。名前欄にキャラ(カプ)記載を忘れずに。
☆講談社月刊誌アフタヌーンにて好評連載中。
☆単行本第1〜6巻好評発売中。7巻は12月22日発売?
☆作中作「くじびきアンバランス」ライトノベルも現在2巻まで絶賛発売中。
【注意】
ネタばれ含んだSSは公式発売日正午12:00以降。 公式発売日正午以前の最新話の話題は↓へ
げんしけん ネタバレスレ3
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1132569574/
げんしけん(現代視覚文化研究会)まとめサイト(過去ログや人物紹介はこちらへ)
http://ime.nu/www.zawax.info/~comic/
「エロパロはそっち!!」「え? え? え?」
【椎応大】げんしけん@エロパロ板 その2【くじあん】 (21禁)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122566287/
げんしけん@801板 その4 (21禁)
http://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/801/1127539512/
- 2 :1 :2005/12/03(土) 20:45:22 ID:???
- 急ぎで作ったテンプレだから間違いの標記もあります。
あと何か訂正あったかな。
訂正
げんしけん ネタバレスレ4
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1132569574/
「げんしけん」 木尾士目 その107
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/comic/1133282397/
- 3 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 20:53:26 ID:???
- 前スレ(初代)
げんしけんSSスレ
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1128831969/
- 4 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 20:57:03 ID:???
- 【赤面】荻上さん崇拝スレ 6筆目【東北娘】
http://comic6.2ch.net/test/read.cgi/cchara/1132505112/
>>1
スレ立て乙!というか投下中に…ほんと5963です。
仕切りなおしで最初から投下されてはどうでしょうか?
- 5 :笹荻の帰省
:2005/12/03(土) 21:04:13 ID:???
- >>4
お言葉に甘えてリトライさせていただきます。
いや、びっくり。SSスレは容量の問題もありますから
次スレ立ては早めにしないとだめなわけですね。
あと本スレに誘導レス書き込みましたけど
十分でしょうか?それで?
- 6 :笹荻の帰省(1/12)
:2005/12/03(土) 21:05:27 ID:???
- 東北新幹線は年末の帰省客の混雑で押し合いへし合いのありさまであった。
指定席の取れなかった笹原と荻上は早朝から上野駅に向かい、自由席に乗り
込んだが、その混雑ぶりに疲れきっていた。外の景色をかえりみる余裕さえ
なかった。乗換駅で鈍行列車に乗り換えて座席に座る事が出来て、ようやく
二人はほっとして微笑んだ。
荻「すみません、こんな慌ただしい帰省に付きあわせてしまって・・・」
笹「いや、とんでもない。それにしても綺麗な雪景色だよね。山も綺麗だ。
修学旅行以外で関東平野から一度も出た事無い俺には新鮮な光景だよ。こ
れが見れただけでも・・・」
荻「逆に東京に出てきた時、私には山が無い事が驚きでしたよ」
笹「そんなもんか。でもこれが荻上さんの『風景』なわけだ。」
鈍行列車はゴトゴトと音を立てながら、二人を荻上の生まれ故郷まで運んで
いった。ダイヤは大幅に狂い、予定よりも遅い時間に二人は到着駅についた。
古びた駅の構内。まばらな人。笹原は慣れない寒さにブルッと震えた。
- 7 :笹荻の帰省(2/12)
:2005/12/03(土) 21:06:04 ID:???
- 荻「寒いですか?もっと厚着してくれば良かったですね」
笹「いや、大丈夫。でもすごい雪景色だね」
荻「これでも昔ほど降らなくなったんですよ。温暖化の影響で。今年は珍し
くこの時期から降ったみたいですね。何も無くて恥ずかしいです・・・」
笹「じゃあ、行こうか!」
荻「すみません、車を運転できる父が用事で迎えにこれねくて。でもタクシ
ー使うほどの距離でもねし。」
笹「いいって。タクシー代がもったいないよ。それに荻上さんの生まれ故郷
ゆっくり見たいしね」
二人はゆっくりと歩き出した。笹原の目からも荻上の表情が段々生き生きと
していくのが分かった。会話も自然にお国言葉になっていった。笹原は荻上
の嬉しそうに話す表情を見るのが心から楽しかった。
笹「けっこう、傾斜が多いね。あれが荻上さんの通ってた中学校?」
荻「ええ、山沿いの町の上、地形が入り組んでて曲がり道も多い上、平地も
少ないんです。寂れて全然変わってません。」
笹「駅前にはコンビニも無かったよね?」
荻「あるにはありますけど、駅前より、街道沿いの方が開けてます。車が無
いと東北の生活は不便ですから」
笹「ふーん」
- 8 :笹荻の帰省(3/12)
:2005/12/03(土) 21:06:44 ID:???
- 二人はどんどん歩いていったが、神社の前に差し掛かると、荻上は急に黙り
こくり、足早にその前を通り過ぎようとした。笹原はその理由がわからなか
ったが、何も聞かずに黙って従って荻上について行った。
笹「けっこう思ったより歩くね。」
荻「ええ、でも自転車だとそんなに遠くは感じませんでした。高校はとなり
町の公立女子高でしたから。駅まで毎日・・・始発で・・・」
笹「うわっ、すごいね!」
荻「これでも皆勤賞もらったんですよ。雪が降ると父が送り迎えしてくれま
した。本当に毎日、毎日・・・」
- 9 :笹荻の帰省(4/12)
:2005/12/03(土) 21:07:25 ID:???
- とうとう二人は荻上の実家までたどり着いた。二人は緊張の趣きで顔を合わ
せ、意を決して玄関を開けた。
荻「ただいま!!」
母「はーい、あら千佳ちゃん!遅かったね。悪りかったね、迎えにいけねく
て!ああ、よくいらしゃった。御疲れでしょ!さあ、どうぞ汚いとこです
けど!」
笹「とっ突然押しかけて申し訳ありませんでした!笹原完治と申します!」
母「あんまし、固くなんねで、ゆっくりなすってください」
弟「いらっしゃい!ねえちゃん!土産は?」
笹「??こんにちは!(ええっ、ほんとに弟さんいたんだ!てっきりあの時
の苦し紛れのウソだと思ってたのに)」
荻「(だから本当にいるって言ったじゃありませんか)」
ヒソヒソと二人は話し合った。
荻「おとさんは?」
母「まだ、けえってこねよ。」
荻「んだか、したらあたしたちおとさん帰るまで自分の部屋さいていい?」
母「ええよ、けえってきたら呼ぶから、疲れてるべからゆっくりなさい」
- 10 :笹荻の帰省(5/12)
:2005/12/03(土) 21:08:07 ID:???
- 荻上と笹原は自室に入って、荷物をどさっとおろしてようやくハーと安堵の
声を上げた。
笹「いや、疲れた!いや緊張した!会社の面接より緊張したよ!あとお父さ
んへのご挨拶も残ってるよね!はー。持つかな俺・・・。」
荻「ちっ父は無口ですけどそんな気難しい人ではありませんから」
笹「うん・・・それにしてもなんか落ち着くねー、ようやくゆっくりできた
よね。」
荻「全然女の子らしい部屋じゃなくて恥ずかしいです。本ばかり・・・」
笹「いや、荻上さんらしいよ」
しばし、沈黙が続く。二人の顔が赤らんだ。
弟「ねえちゃん!かあちゃん呼んでるよ!」
荻「!ノックしなさい!」
弟「ごめん、なして顔赤いんだ?」
荻「うるさい!」
母「あんた、元旦だけ隣町の宮司やってる伯父さんの手伝いに巫女さんして
ほしいんだけど」
荻「巫女?なして?」
母「当てにしてたバイトの子に逃げられたんだって!」
荻「んーわがった」
母「あと、夕食の支度手伝って。おとさんも今帰ってきたから」
- 11 :笹荻の帰省(6/12)
:2005/12/03(土) 21:08:34 ID:???
- 荻上が家事の手伝いが終わり、居間に戻ると、笹原がすでに父親の酒の相手をさせられていた。山盛りに盛り付けられた味の濃い田舎の料理と酒を、勧められるままに苦笑いしながら食べていた。
笹「もう限界です!!」
父「若いもんがだらしない!ささ!!」
そう言いながら先につぶれたのは父の方であった。荻上は笹原に正月
の元旦だけ、隣町の初詣の大きい神社の手伝いに行く事を告げた。
母「したら、父さんに送ってもらうかね。朝早いんだべ、年越しそばはもう
少ししたら、食べるかね。んで笹原さんにはどこで・・・」
荻上は顔を赤らめる。
荻「そしたら、笹原さん・・・」
笹「もも勿論、弟さんの部屋で!!いいよね!!君!!」
- 12 :笹荻の帰省(7/12)
:2005/12/03(土) 21:09:15 ID:???
- 弟「せまいけど、どうぞ。うれしいな、兄貴が欲しかったんですよ、俺。」
笹「頼りないお兄さんかもしれないけどね。」
弟「そんなこと無いですよ。編集の仕事されるんですって?いいなあ、俺も
東京に出たいんですけどね。姉貴も地元にいるよりは東京の方がいいでし
ょうし。」
笹「それは例の中学の時、好きな人に同人誌を見られたって話と関係が?」
弟「ええ、俺も小学生だったから、当時。また聞きですけど。親父もお袋も
その件は口を閉ざすし。なにしろネタにされた本人が登校拒否・・・」
笹「いや、ちょっと、具体的な話は聞いてないんだ。根堀葉堀聞く事じゃ無
いし。」
弟「やべ・・・」
笹「大丈夫、詳しく・・・」
笹原は弟の部屋を出て、廊下の窓辺の側を流れる小川を眺めた。
笹「俺って薄っぺらいな・・・」
- 13 :笹荻の帰省(8/12)
:2005/12/03(土) 21:10:00 ID:???
- その晩、荻上は夢を見ていた。
幼い頃、東北でも有名な雪祭りに家族で旅行した光景だった。
夜、無数のかまくらから光がこぼれる。自分はその側にあるかがり火を見つ
めている。その焔は闇夜をこがすかのように夜空に向かって燃え上り、火の
粉は闇夜に吸い込まれて行った。不思議な興奮と畏れに襲われ、不安にから
れて、家族のもとに駆け出した。大きめのちゃんちゃんこと藁の長靴が体に
からまり、トテッと転んだ。父親が自分を抱きかかえ、そして父親にしがみ
つきながら震えていた。
荻上ははっと目を覚ました。両の目からは涙がこぼれている。あの時、あの
時の私が許されない罪を自分自身に対してしたとすれば・・・、あの時私は
罪の意識をしっかりと感じて、畏れを抱きながら同時に身も心も喜悦に包ま
れていた事を自覚していた事だろう。荻上はベットから起き上がり、廊下に
出ていった。すると笹原が窓辺にたたずんでいるのに気付いた。
- 14 :笹荻の帰省(9/12)
:2005/12/03(土) 21:10:38 ID:???
- 荻「眠れないんですか?」
笹「ああ、荻上さん・・・。そうだね」
荻「私もです。明日は早いのに・・・。」
笹「俺ねえ、荻上さんのコスプレ姿にいやらしいこと考えたことあるんだよ」
荻「・・・そうですか。私も笹原さんと斑目さんとでいやらしいこと考えた
事ありますよ」
笹「どうしようもないねえ、俺たち」
荻「どうしようもないですね、私たち」
お互いに微笑み合い、自然に二人は手を取り合って握りしめあっていた。
- 15 :笹荻の帰省(10/12)
:2005/12/03(土) 21:11:21 ID:???
- 明け方前、父親の車で笹原と荻上は隣町の稲荷大社まで連れて行ってもらっ
た。
伯父「待ってました!!じゃあ千佳が着替えている間、笹原さんにはお守り
とか破魔矢とか業者が搬入してくる奴を運んでもらおうかな!!」
荻「うわっちゃっかりしてるー」
伯父「まあまあ、ささ、こっちこっち!」
父親は一旦家に帰り、笹原は神社の職員の言われるままに社務所で手伝いを
していた。そうこうしているうちに、巫女姿に着替えた荻上が現れた。その
姿に茫然自失となり、白無垢と袴姿に我を忘れ、声をかけられてはっとする
まで気がつかないありさまだった。
笹「・・・綺麗だ・・・天女様かと思った・・・」
荻「馬鹿ですね!」
荻上は恥ずかしそうに小走りに立ち去っていった。
- 16 :笹荻の帰省(11/12)
:2005/12/03(土) 21:12:05 ID:???
- 昼頃に、ようやく二人は開放され、帰途についた。正月の残りの日は何をす
ることもなく、ゆっくりと過した。雪かきをして、転んで荻上に笑われたり、
二人でゴロゴロとみかんを食べながらコタツに横になった。
また正月番組のハードゲイの芸人の登場に咳き込んだり、荻上の買いためた
漫画を二人で読み返したり、おもちや雑煮をたらふく食べたり、荻上の体重
計の数字を覗き込んで怒られたり・・・。そうして過している内に帰る日に
なった。
- 17 :笹荻の帰省(12/12)
:2005/12/03(土) 21:12:57 ID:???
- 荻「じゃあ、『帰り』ます」
その言葉の真意を両親は悟った。
母「送ってかなくていいのかい?」
荻「しばらくこれないと思うからゆっくり景色を目に焼き付けていきたいか
ら」
父「まあ、がんばんなさい」
笹原も深く会釈して礼を言った。帰り道、再び神社の前に差し掛かった。
荻「ここに少し寄っていきたいんですが」
笹「ここに?」
荻上の弟から詳細は聞いていたが、弟もくわしくは知らなかったので、神社
が何を意味するかは分からなかった。
荻「キスしてください」
笹「ここで?」
荻「ええ、神前で心にやましいことなど一つとしてありませんから!!」
荻上の毅然とした態度に気おされたわけではなかったが、素直に荻上にキス
をしてあげた。
荻「じゃあ『帰りましょう』」
いつもの荻上に即座に戻った。笹原はこれからもこの子には振り回されると
思ったが、それが大変だとこれっぽっちも思わなかった。
- 18 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 21:27:45 ID:???
- >1 乙。SSはまだ目を通してないけどw
前スレ見たら尻切れしてたから作者の身になにかったもんだと妄想してた
- 19 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 21:50:53 ID:???
- 前スレ>>885
初SSで今月号への想いはとりあえず全力投入したので、それやってみます。
妄想を練りこむ時間を下され。
前スレ>>886
残暑のひとコマへの感想有難うゴザイマス。どうやらヌルイものしか書けないっぽいです。
>>1,>>6-17
投下どころかスレスト&スレ立て、非常に乙です。
冬コミ後、そのまま帰省なんで日程ぎりぎりでしょうね。
GJでした。
ひょっとしなくても肝は巫女のシーンですよね。
- 20 :笹荻の帰省
:2005/12/03(土) 22:36:05 ID:???
- >>18
そうなんです。なんかあったんです。
容量オーバー?新スレ立て?おっ大野先輩呼んできてくださーいって
なってました。
>>19
そうなんです。肝いりです。巫女さん姿の荻上見たさに書いたようなもんです。
詳しければもっと細微な描写をしてみたいと思います。
前スレのSS投稿もったいないね。保守可能なのかな。
- 21 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 22:40:14 ID:???
- 一応今は専ブラにログ残ってるからブログなりwikiなり作るけど
っていうなら提供するよ
- 22 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 22:53:14 ID:???
- >>21
たのんだあー!
っていうかマジ頼みます。
- 23 :マロン名無しさん
:2005/12/03(土) 23:57:55 ID:???
- 大「お、荻上さんっ! み、巫女さんの格好をしたって本当ですかっ!?」
ヤバい目をして荻上に詰め寄る大野
荻「え、ええまぁ 格好っていうか、本当に巫女の仕事をしたんですけど」
大「笹原さん!」
笹「え? なに?」
大「デジカメとかで撮ってませんか!?」
笹「ああ、うん、ちょっとまって………ほら見てよ、荻上さんの地元。 本当にいいところだったよ」
大「違いますよ! 巫女荻のですよ!」
笹「(巫女荻……?) ごめん、ちょっと無いなぁ……」
大「……チッ!」
笹「(舌打ち……?)」
するとケータイを取出し誰かにかける大野
大「……はい……そうです……三日以内に荻上さん用の巫女コスをお願いします!……え?学校の課題がある?……巫女コス優先です!……頼みましたよ!」
ケータイをたたむ大野
笹「……今かけたのは……?」
大「荻上さんには三日後に私の前で巫女コスをしてもらいます!」
荻「はぁ? なんでですか!」
大「私が見たいからです! 会長命令です!」
なにはともあれSS乙です。グッジョブ。
- 24 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 03:06:06 ID:???
- >>18
警察が踏み込んできて「もうだめぽ」みたいな何かだったら大変でした
>>21
激しく期待しています。よろしう頼みます。
>>23
そのリアクションSSもGJ!!
- 25 :笹荻、怒りの鉄拳 作者
:2005/12/04(日) 03:43:46 ID:???
- >>1
SS&スレ立てとは、何ともいろいろ乙&GJ!
俺の書く話って地の文が長くて字数多いので、スレに負荷かけ過ぎて早死にさせてしまってのではと心が痛みます。
お手数おかけしました。
前スレ>>884
ご意見ありがとうございます。
一応コピペなのですが、送っていい容量がよく分かってないのとパソコンが古いせいで、何回も送信失敗してえらい時間かかりました。
あと送信前の確認する度に手直ししてたのも大きかったです。
ジャンプが最も「努力・友情・勝利」だった時代の直撃世代なので、やはりその影響は大きいと思います。
前スレ>>886
ご意見ありがとうございます。
一番苦心した点を分かって頂けたので、苦労が報われました。
- 26 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 04:31:20 ID:???
- いまSSスレ1見ようとしたら途中で終わってて???状態だった。
んで、他スレ覗いてようやく状況がつかめたw
すごーいw2スレ目突入ですよ、これまたw
>>6->>17
乙&GJw
いやはや帰郷編、楽しませていただきましたw
巫女オギの展開ちょっと俺も考えてたwさきにやられちったか。
皆優しそうな家族設定でよかったです。
でも、俺がちょっと思う不安。
弟君がいたとする。彼は姉のことでいじめられたりしなかったのかな?
そうだとしたら相当歪みまくってそうな気が・・・。
すまん・・・。変なこと書いちまった・・・。
わ、忘れてくれい!
- 27 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 06:06:15 ID:???
- 前スレ>>885
のリクエストが有ったので、書いてみました。
========================================================================
885 名前:マロン名無しさん 投稿日:2005/12/03(土) 12:39:53 ID:???
↓のシチュエーションおおいに萌えました。誰かこの設定でSS書いてください!!!!!!111ぬ
223
名前:名無しんぼ@お腹いっぱい[sage] 投稿日:2005/12/01(木) 21:34:05 ID:/OGL89t+0
>>220
二日目:
・遅れてやってきた田中と大野が二人でお出かけ
・春日部姉さんオギーのために一肌脱ぐつもりで、断腸の思いで二人っきりデートをあきらめ恵子も連れ出し三人デート
・斑目も空気読んでクッチーを連れ出して外へ
二日酔いでつぶれているオギーの介抱役を笹原に押しつける作戦
ベタなノリだが、回想で斑目に言い含んでいた伏線や、田中が遅れてやってくる伏線も全部活かせる
226
名前:名無しんぼ@お腹いっぱい[sage] 投稿日:2005/12/01(木) 21:43:38 ID:/OGL89t+0
やべえ、書いてたら妄想がむらむらと膨らんできた
二日酔いで意識朦朧としたまま、昨日の状態を引きずっているオギーが、看病してくれてる笹原を巻田と間違えtskwsdpv@:あばばばばば
すまんSSスレにいってくるノシ
つうかこれ以上書くのめんどいから、誰かこの設定でSS書いて。
=========================================================================
思ったより、かなり難しい設定でした(汗)。寝ぼけて間違えるってリアリティが…。
では、10スレぐらいになります。
- 28 :夢を見た1/10
:2005/12/04(日) 06:07:14 ID:???
- 皆が寝てしまった深夜のロッジだが、荻上は一人起きていた。
過去を語って泣いてしまったあと、他の者には気丈に振る舞い、
男性メンバーも交えて談笑したあと就寝となったのだが、やはり眠れないのだ。
ノートを取り出し、過去の友人や今の仲間の絵を描いている。
といっても泥酔近いのでぐちゃぐちゃだ。それを直して…という事を繰り返している。
荻上「私が駄目だったんだァ…。でももう引き返せね…。」
独り言まで出ているが、ワインをかなりのスピードで飲み
トイレに行ってはリバース。なんという飲み方だろう。
今時の体育会系でもそんな技を実践している所は少ない。
小柄な割りにリセットを多用したこともあり、また肝臓が強いのだろう、
明け方に咲がトイレに起きた時、まだ荻上は飲んでいた。
咲 「うわ、オギーまだ飲んでたんだ(汗)」
荻上「あー、ろうも…なんふぁ眠れなふて…」
咲 「ついててやるから、もう寝なよ」
荻上「すみあへん…」
ろれつが回っていない。そして表情はとても暗かった。
ぐにゃぐにゃになっている荻上に水を飲ませ、ベッドまで荻上を
連れていくと、嘔吐窒息予防で横向けに寝かせた。
- 29 :夢を見た2/10
:2005/12/04(日) 06:07:42 ID:???
- 咲 「大丈夫かい、飲みすぎだよ」よしよし…
荻上の頭をしばらく撫でている咲だが、
荻上「すいあせん…もうらいじょぶですから…ひとりで…」
と繰り返す荻上に、逆に落ち着かないか…と思って一旦離れた。
荻上はその後、独り涙を流しながら眠りに落ちていったのだった―――。
翌朝、というか1時間後。
田中が始発近い新幹線に乗ってやってきた。
皆が起きても、荻上は眠りについてすぐだ。しかも在庫の酒を
空にしてしまっている。
今日は起きれないことは明白だったし、起きたら介抱が必要だろう。
大野は、昨夜の話と、泣きながら眠る荻上を見て、今すぐ
笹原に荻上を救出させねば!と決意を固くして、笹原を
ロッジの外へ連れ出した。
大野「笹原さん、荻上さんはこのままじゃ幸せになれません!」
「そんな訳にはいかないんですよ!」
笹原「え、ちょっとどうしたの…?まあ介抱は必要だけどさ」
大野「もう、何を呑気な…。いいですか、笹原さん…」
- 30 :夢を見た3/10
:2005/12/04(日) 06:08:12 ID:???
- 過去のいきさつを説明する大野。
笹原「なるほどね…」
笹原『そうか…避けられてたのは、そういう事か…』
『性格だと思ってたなんて、俺は―――。』
大野「どうなんですか、笹原さん。荻上さんの事が」
今まで淡々と語っていた大野だが、抑えていたものが溢れる。
大野「荻上さんの事が、好きなんでしょう?」
真剣な眼差しが笹原を射る。
笹原「うん、好きだよ。何があっても。」
笹原の方も真っ直ぐな視線で…いや、より強い意志が瞳に宿っている。
大野は安心と同時に、弱すぎると思っていた
笹原の強い瞳に少し驚き、後ろを向いてロッジに帰り始めた。
大野「じゃあ今日は、荻上さんの事、任せましたよ」
笹原『何があっても…。そう、荻上さんが幸せになるには、望んでいるのは何なのか。』
『初恋と、自分の業、そして傷つけた罪の意識、か―――。』
森を見やる笹原。夏空がその上に広がる
- 31 :夢を見た4/10
:2005/12/04(日) 06:08:40 ID:???
- その後、田中と大野、高坂と咲と恵子、斑目とクッチーが
それぞれ出かける姿があった。
見送っているのは笹原が一人。
3人で出かける咲を見て、心なしか斑目は気が楽になった表情だが
それは一瞬のことで誰も見る者は無かった。
いや、見られる斑目では無いだろう。
皆を見送った笹原は、荻上の傍に座っていた。
眠りが浅いのか、寝返りをうったり何やら寝言が漏れたりしている。
夢でも見ているのだろうか。
手持ち無沙汰になった笹原は、ふと荻上の眼鏡を掛けてみた。
笹原『うわ、クラクラするな(汗)!これはかなり度がきつい』
そんな事を思いつつも、荻上の眼鏡は少し嬉しい笹原だった。
真剣に悩んでいても、嬉しいものは仕方ない。
経験が無いぶん、未だに思春期真っ盛りか。
いや、触れられる事だけで嬉しい、これが原動力でも有るだろう。
- 32 :夢を見た5/10
:2005/12/04(日) 06:10:45 ID:???
- その頃、荻上は夢の中に居た………。
801コピー誌事件のあと、荻上は家族内でも一度叱られたあとは
責められ続けはしなかったが、家庭も居心地の悪いものだった。
そして全校生から「ホモ上」。かつての文芸部仲間とも
表面的には親しくしていても、しこりは消えるものでは無い。
そんな時、転校した巻田が何故か学校に戻って来た。
夢の中なので整合性は取れてないが、転校した立場だがここに居る。
荻上はとにかく謝りたかった。
荻上「あ…あの、巻田君…。」
話しかけようとすると、巻田は冷たい視線で遠ざかってしまう。
しかも、周りの同級生達も、近づく事を妨害してくる。
男子「ホモ上、お前なにしてんだぁ。」
女子「ホモ上さん、あんた今更ずうずうしいべ。」
悲嘆に暮れる荻上は、階段の踊り場で坊主の同級生に声をかける。
坊主「俺もオメの事、許せないし気持ち悪いと思ってる。
けんど、謝りたいっていうのはよく解った。
呼んでくるから待ってろ。」
- 33 :夢を見た6/10
:2005/12/04(日) 06:11:09 ID:???
- 階段で待ち続ける荻上だが、息苦しさがどんどん増してくる。
誰がどう見ても、倒れる寸前だ。しかし巻田は来ない。
ついに荻上は気が遠くなり、その場に座り込んでしまった。
巻田「あ…!荻上さん、大丈夫・・・!? 保健の先生呼んでくるから」
荻上はその声を遠くに聞いたように感じた。
荻上「あ、巻田くん…。」
不意に発せられた声に笹原は驚いた。
眼鏡をかけたまま、見ると荻上がこちらを見ている。
荻上「巻田くん、運んでくれてありがとう」
笹原『巻田君って、中学の…!しかし寝ぼけてるんだよな…?』
荻上「やっと話を聞いて貰えて良かったぁ。」
笹原「大丈夫?荻上さん。寝ぼけてる?」
荻上「や…私は大丈夫…。それよりも、話を聞いて。」
笹原『どうしよう…。いや、気がすむなら…話を合わせよう。』
笹原「うん、話してよ、荻上さん。」
- 34 :夢を見た7/10
:2005/12/04(日) 06:11:36 ID:???
- ぼんやりとしか見えない笹原を巻田と勘違いした荻上は、
夢の中の続きのままに話しかけ続けた。酒も抜けてない。
目はなんとなく笹原に向いているが、ほとんど見えてないだろう。
荻上「ほんと、私のせいで…私の絵で、ひどい事しちゃってごめんね。
謝って済むもんじゃないし、言い訳も出来ないし。」
笹原「うん…。いいよ。」
笹原『どうする…?夢の続きかも知れないけど、荻上さんは今、
中学時代に戻ってる。俺は巻田君か。』
荻上「ううん、よくないよ。気持ち悪いよね。でも、あれが私…
本当の私なの。」
笹原『中学の時の後悔している事を、和らげられたら良いんだけど…。
せめて今の眠りの中だけでも。』
荻上「こんな事なら、巻田君から付き合ってって言われた時に
断っておけば良かったね。こんな気持ち悪い子。」
笹原「そんなこと…。」
荻上「今、大丈夫になった?今でも傷ついたままだったらどうしよう…
そればっかり気になって…。」
笹原『これは、もう大丈夫としか言う他ないな…』
笹原「うん、もう気にしてないから心配しないでよ。」
荻上「良かったぁ…!ほんとごめんね。それでもやっぱり、ありがとう。
こんな私でも、付き合ってって言われて嬉しかった。」
笹原「うん、そりゃ…好きだから。荻上さんこそ大丈夫?」
- 35 :夢を見た8/10
:2005/12/04(日) 06:11:56 ID:???
- 笹原は、自分の気持ちと、巻田に対する気持ちが複雑に胸中で渦巻く。
汗が滲んでいるのは冷や汗だろうか。
荻上「うん、ありがとう。私、もう大丈夫だから…。安心したから…。」
笹原『どうなんだ?荻上さんが中学生だとしたら…何を望んでいるんだ?』
笹原「良かったらさ、また仲良くしてよ。一緒に帰ろう。」
荻上「え…!」
しばしの沈黙。
笹原『あれ?どうしたんだ…?目が覚めたか寝ちゃったかな?』
荻上「巻田君は…転校先で幸せになってるんだよね?私は…私も…。」
「私も、好きな人が出来たんだよ…!まだ憧れてるだけだけど…。」
笹原『ええーーーっ!!』
荻上「私みたいな趣味の子から巻田君は離れられるんだから、幸せになってよ。」
笹原「え、いや…うん。」
荻上「私はどうなるか解らないけど、ひょっとしたらって…。」
「や…どうにもならなくても…ほんとに好きなものは離れられないし…。」
笹原「荻上さん…。」
どう受け答えしたものか、笹原にはどうしようも無くなってしまった。
荻上「………スー…スー…」
- 36 :夢を見た9/10
:2005/12/04(日) 06:12:20 ID:???
- 荻上はちょうど、また眠り始めたようだ。
笹原は溜息をついた。汗びっしょりである。
眼鏡を拭いて横に戻した。
笹原『巻田君が今、幸せになってるかどうか俺には解らないけど…。』
『癒えない傷じゃないと信じたいな。せめてその後一生801に無縁なら…。』
眠る荻上の肌布団をかけ直す。軽井沢なので涼しいし
泥酔していると体温調整もあまりされていない。
荻上の頬に触れると、しっかりと温かい。大丈夫なようだ。
笹原『俺は、彼女の趣味を、全て受け入れられるだろうか…。』
『俺が会った荻上さんは、801好きで、過去に傷つけた事に傷ついて…。』
荻上の寝顔を見つめる笹原の表情には、決意と少しの自信が覗えた。
笹原『恋愛経験、付き合った経験は無いから、何が不安かすら実感無いけどね。』
『でも、俺も荻上さんが好きなんだ!これからもずっと…。』
結局、トイレに2回ほど起きただけで、荻上は夕方まで寝っぱなしだった。
荻上は夢のことはぼんやりとしか覚えて居ないし、笹原と会話したとは思ってなかった。
- 37 :夢を見た10/10
:2005/12/04(日) 06:13:46 ID:???
- 翌日の飲み会では荻上はもちろん禁酒だった。
しかし早朝に咲が見た時のような影はもう無い。
荻上「あー、もう今日はお酒は要りませんよ。」
一同「あたりまえだ!!」
そして大野や咲に、隅の方でひそひそ話しに引き込まれては責められる笹原の姿が有った。
大野「もう、笹原さん、介抱だけって…!弱すぎですよ!」ヒソヒソ
笹原「え、いや、だってずっと寝てたし…!」ヒソヒソ
前日までは笹原を避けていたが、今日も距離は遠い。
いや、今日は笹原を見ている。その眼差しは和らいでいるようにも
何かの決意があるようにも見えることに、咲は気付いた。
咲「ふふ〜ん。」
「ま、じれったいけど、なんとかなるかな…?」
少し微笑むと、咲は高坂傍に座りなおすのだった。
- 38 :夢を見た10/10
:2005/12/04(日) 06:14:48 ID:???
- 以上です。
なんか僕が書くとヘタレ笹原しか出来ないような…というか自分がヘタレか!!
- 39 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 06:15:21 ID:???
- って、名前欄が…orz
- 40 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 10:25:56 ID:???
- >>28->>38
ええ話やなー(涙)
非メガネの人が好きな人のメガネに触れる機会があるとつい掛けてしまう。
そんな古典的な状況をこんな形で使うとは・・・いやー感服つかまつった。
- 41 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 10:43:59 ID:???
- >>40です。
書き込んでから唐突に思いついた例え話。
夢枕獏の格闘技小説の格闘シーンに、よくこんな描写がある。
これから戦う2人の間に、透明な大きなガラス球のようなものが生じる。
それは2人の緊張と殺気を象徴していて、その大きさは間合いを示す。
やがて2人はジリジリと間合いを詰めると、段々ガラス球は2人に挟まれて歪んでいく。
そしてガラス球が破裂すると、互いの攻撃が届く距離に達して戦いが始まる。
今の笹荻の間にも、笹原の拒絶されることへの不安や恐れ、荻上さんのトラウマや罪悪感やためらいといった要因で出来たガラス球があるのだろう。
だが2人の思いは、自然にジリジリと互いの距離を詰めつつある。
当然ガラス球は徐々に歪んでいく。
それが破裂した時、2人を遠ざけていた諸々の要因は解決(または克服)して、笹荻距離は一気にゼロになる。
そんなハッピーな決着を来月号ぐらいにはお願いしたいものだ。長文失礼。
- 42 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 16:09:15 ID:r2FAucMf
- 笹荻が成立したあと、それを受けて咲に告白しようとする斑目
結果は相手にもされずギャグ扱いされ、斑目自身も「あ、おもしろくなかった?」とごまかす
その後部室に現れなくなる斑目
- 43 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 16:38:45 ID:???
- >>42
二行で泣かすな
- 44 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 18:16:37 ID:???
- いや、それマジにありそうだな
全米が泣いた
しかし斑目のことだ。告白までいけないだろ。
- 45 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 18:40:58 ID:???
- >>42
切ねえ
切な過ぎる
- 46 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 18:46:10 ID:???
- 多分斑目、咲への思いは墓場まで持って行くか、お互いに洒落で流せるような何十年か後の再会時にそっと告げるか、そんなとこだと思う。
- 47 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 19:14:40 ID:???
- 昼休み
もう部室には行かないと決めてから職場で昼食をとっている
近くのコンビニに弁当を買いに行こうとすると、会社の入り口のところにコーサカがいた
高「こんにちは」
斑「あ、あれ、コーサカ? どしたの?」
高「ちょっとお時間いいですか?」
公園のベンチ
高「最近、部室に来なくなったらしいですね」
斑「あ、ああうんそうね いやー、いつまでも寄生してるわけにゃいかんだろ んで用はなに?」
高「……咲ちゃんのことですが」
斑「(ギクッ!) う、うん」
高「斑目さん……咲ちゃんに告白したんですよね」
斑「(キタ━━━━!!) あ、ああ、アレ? あ、あ、ああ、アレはギャグで……」
高「
駄目だ、上手く書けん……
- 48 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 22:07:57 ID:???
- >>40
感想有難うございます(ノД`)
しかし読み返してみても、苦心した割にはちょっと無理ありますね(汗)。
43話の続き編は2つ書いてしまったので、他のをなんか練ります。
>>41
板垣漫画にもよく出てくる表現ですね。
しかし文章で現すのは難しそうです。
最初は「カルマ/BUMP OF CHICKEN」(TALES OF THE ABYSSのテーマ曲)
の話をしてるのかと思いました。
いや、ガラス玉=個人の居場所、って歌詞だったから。
>>42
書いてみたら?しかし>>46と同感です。
>>47を読んでも、やっぱり個人的には違和感が…。
でも何でもありですよね、SSは。
- 49 :マロン名無しさん
:2005/12/04(日) 23:07:40 ID:???
- 笹荻専門だが、斑咲の進展も興味が出てきた。
告白してすべったところから書いてみるか・・・。
- 50 :斑咲 告白のその後
:2005/12/05(月) 00:21:36 ID:???
- 本来、笹荻の人が挑戦してみました。一方的な片思いの関係に妄想がはさ
む余地あんのかと思ったけど、わりとここまでは進められた。
自分の願望が入り込まない分・・・良否は自分でも分かりません!
ここまでが俺の限界・・・その後は他の人にまかせます!
- 51 :斑咲 告白のその後
:2005/12/05(月) 00:22:41 ID:???
- 公園にて・・・
咲「よっよう、斑目!元気かー、こんなとこで一人でモソモソ弁当食ってんじ
ゃねーよ!」
斑「・・・やあ、春日部さん・・・モグモグ、どこで食おうといいだろ、別に。」
咲「かー、しけてるね!部室に顔出せよ!お前がいないと何か落ちつかねーん
だよ!」
斑「・・・この前は悪かったね。いや、すまなかった。」
咲「あっ謝るんじゃないよ・・・」
斑「いやいや、しょせん『美女と野獣』・・・いや蛇だな・・・。」
咲「!お前のそういうところが嫌いなんだよ!わざと自分を作りやがって!」
斑「春日部さんこそ・・・作って、隠してるじゃないか・・・」
咲「あたしのどこが!」
斑「高坂に強気な態度取ってるようで・・・本当は不安や甘えたい気持ちを持
つ『女の子』なところをさ!」
咲「・・・帰るわ、あたし・・・」
斑「・・・・春日部さん!」
咲「・・・ん?」
斑「ひとつ、言いそびれた事があるんだ。聞きたかった事が・・・。」
咲「なっなにさ?」
斑「昔さー、覚えてないと思うんだけど、部室で春日部さんが漫画読んでた時!
あん時、春日部さん鼻毛出ていたの自分で気付いてた?ひょっとしてあの
状態で講義とか出てたの?ずーと知りたかったんだよね。」
- 52 :斑咲 告白のその後2/3
:2005/12/05(月) 00:23:36 ID:???
- バキ!!
咲「おまえって!ほんとーにサイテーな奴だな!!教えろよ!!そん時!」
斑「つー、あっあのな!俺まだ勤務中だぞ!どうしてくれんだ!メガネひん曲がったじゃないか!」
咲「あの似合わない四角いメガネかけりゃいいだろ!」
斑「かー、やっぱり俺、外見に惑わされてたわ!やっぱり暴力女だわ!」
咲「なっなんだと!お前こそ殴られたがってるマゾなんじゃねえのか!」
斑「なにをこの、暴力女!暴力女!暴力女!暴力女!暴力女!暴力女!」
咲「このマゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!マゾラメ!」
おばあさんが通りかかり「お若い方〜夫婦喧嘩は良くないですよ〜」
テクテクテク
斑・咲「・・・プッ!わはははははははははは」
咲「はーおかしかった!斑目!明日は部室に顔出せよなー」
斑「・・・ああ」
- 53 :斑咲 告白のその後3/3
:2005/12/05(月) 00:24:17 ID:???
- そんで次の日の部室・・・
笹「あれ?斑目さん!久しぶりですね!」
斑「ああ、モグモグ、やっぱ落ち着くなここ・・・」
笹「いや、あんまり落ち着かれても問題なんですが・・・でも・・・」
咲「いよー!笹原と荻上!いつもご一緒で仲のよろしい事で!おや!(ニヤー)
マゾラメさん!今日のお仕置きは鞭がよろしいですか?それともろうそく
がよろしいですか!」
斑「ばっ馬鹿言え!!」
でもすこしうれしかったりする斑目であった・・・。
- 54 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 01:12:46 ID:???
- >>51-53
難しい題材で、しかも萌え領域違いでの作成、乙でした!
喧嘩の掛け合いはGJっす。
しかし2スレ目への誘導うまくいってるんでしょうか。すごい閑散…。
- 55 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 02:16:06 ID:???
- 俺的には斑目が咲に告白して初めはギャグのつもりか、からかってるつもりだと
思ってた咲が実は本気だったんじゃないか?と後から斑目の告白に真剣に悩み始め
普段の咲からは想像もつかない、慌てた様子の咲ちゃんが見たかったりもする・・・
- 56 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 02:47:44 ID:???
- 高坂とうまくいかなくて落ち込んでいる咲に、
不用意なことを言って傷つける斑目。
普段と違い、ますます落ち込む咲を慌てて慰める斑目というのも見たい。
- 57 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 03:01:26 ID:???
- >>51〜53
速攻作成&投下、乙。
しかし咲の台詞回しが、ちょっと微妙ですね(汗)。
どの時期を基準に考えるかによって言葉遣いけっこう違いそうだけど…。
>>55>>56
複合で作れそうな気がするけど、咲の心理ってなかなか目線が
読者まで下がってこない(木尾目線?)から洞察しづらいんだよねぇ。
つまり自然に作るのがちょっと難しい気がする。
- 58 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 05:22:12 ID:???
- >>54
過疎っていうか>>28-37とか前スレ>>823-833とかみたいな重い純愛狙いが
連投されて胃もたれっぽくなってるんジャマイカと言ってみるテストw
批判じゃないけど笑えるのやら軽くエロ萌えパロも希望.
- 59 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 08:00:05 ID:???
- この咲は斑目が本気と知ってるのかな。
落ちは斑目が喜ぶと知ってて言ってる気もしたり。
- 60 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 17:46:30 ID:XmudhyM7
- >47 別の人ですが続きを考えてみました。
高「…とっちゃだめですよ」
斑「はぁ!? な、なにイッテンダヨ!オレは別に…」
慌てる斑目に高坂が微笑む。
高「最近ですね、咲ちゃんに会えないんです」
たわむれる子犬を見ながら高坂がつぶやく。
斑「…いそがしいのか?」
同じように子犬を見ながらたずねる。
高「そうですねー。 なかなか家にも帰れないんですよ」
斑「…」
高「いつも一緒にいてあげられないのはすごく申し訳ないと思ってたんです。
…でも、本当は一緒にいて欲しいのは僕の方だったのかも知れない」
斑目は横目でちらりと高坂を見る。
穏やかなの表情は相変わらず感情を読み取りにくいが、ほんの少しだけ寂しそうに見えた。
- 61 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 17:48:58 ID:XmudhyM7
斑「勘違いしてるんじゃネーヨ」
斑「オレと春日部さんじゃ住む世界が違うっての。
オレはお前らの間に割り込む気はねーし、第一、春日部さんはお前にベッタリじゃねーか。
なに心配してんだよ。だいたいオレと会ってるヒマがあるんなら、部室へ行ってこいよな、まったく」
高「…ははっ。そうですよね。
じゃあ僕、今から部室へ行ってきます。咲ちゃんいるかな」
斑「おう、早く行けよ。オレも会社に戻るかな」
高「はい。それじゃあ、すいませんでした。変な事言っちゃって」
にっこりと微笑むと高坂はかるくおじぎをした。
斑「ん、ああ。じゃあガンバレよ」
斑「…まったく、しょーがねーなー」
高坂の去った後、ベンチにだらしなくもたれかかった斑目は空を見上げる。
斑「まったく…」
高い空が夏の終わりを告げていた。
- 62 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 17:51:09 ID:XmudhyM7
- 激しく後悔した。
ハズカシィ
初めてなので笑って許して欲しい。
- 63 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 18:02:46 ID:???
- >62 なかなかおもろかったよGJ
- 64 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 18:03:16 ID:???
- 俺的に>>47の展開は
・斑目が咲に告白したことを知るコーサカ
・咲は「ギャグ」だと思い込んでるが、既に斑目の咲への想いに気付いていたコーサカは「マジ告白」だと気付き考え込む
・「咲ちゃんが学生な今でさえ全然会えない状態なのに、咲ちゃんが社会に出たりしたら全く会えなくなるだろう……僕は咲ちゃんを幸せにできない」
・斑目に咲を頼むことを決意するコーサカ
な感じだな
- 65 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 21:10:55 ID:???
- よし、その2初投下。
げんしけんの日常ラブコメ風味。
笹原頑張ってるー!スペシャル。
9レスで投下。
- 66 :めぐりあい、アキバ(1/8)
:2005/12/05(月) 21:13:27 ID:???
- 「あれ?」
「あ・・・。」
休日の昼、アキバのメイン通り。
ばったり、といった表現が似合いすぎる状況で出会った二人。
笹原と荻上。
「こんにちは。」
「こ・・・、こんにちは。」
少しぎこちなく挨拶を交わす。
「買い物?」
「ええ・・・、まあ、そんなところです。」
「お昼食べた?俺これから行くんだけど、一緒に行かない?」
笹原にしては勇気を出した発言であった。
「へ?・・・私もこれから食べようと思ってたんでかまいませんけど・・・。」
荻上としても断る理由がなかった。そう思っていた。
いや、断りたくなかったのかもしれない。
「じゃ、行こうか。どこか希望とかある?」
「いえ、特には・・・。」
「そう?」
- 67 :めぐりあい、アキバ(2/8)
:2005/12/05(月) 21:15:54 ID:???
- アキバといえどもマックぐらいはある。
二人はそこで食事をすることにした。
「いつもマックで食べるんですか?」
「いやー。うどん屋とか定食屋とかね。色々あるけど。」
少し話がしたかった笹原は、落ち着ける場所を選んだのである。
笹原、今日はがんばってます。
「そうですか。」
「そういえば、買い物っていってたでしょ?何買いに来たの?」
「えっと・・・。パソコンのパーツなんですけど・・・。」
話によると、この前買ったPCの動きが多少悪くなったようなのである。
「フォトショ使ってるときに特に良くなくて・・・。
ネットとかで色々読んだんですけど・・・。訳わかんなくて・・・。
CPUとか、換えればいいのかなって思ってきたんですけど・・・。」
まだまだPC初心者である荻上には、わからないことが多い。
「いやー。たぶんメモリが足りてないんだよ。容量の問題もあるかな?」
「メモリ?」
「うーん、この前あのPCの形とかは見てるから、どうすればいいか分かるよ。」
「本当ですか!?」
「うん。それじゃ、ご飯食べた後に一緒に見に行こうか。」
「え・・・。笹原先輩も何か用があってきたんじゃ・・・。」
「いやいや。いつもの巡回。気にしないでいいよ。」
「はあ・・・。じゃあ、お言葉に甘えて・・・。」
- 68 :めぐりあい、アキバ(3/8)
:2005/12/05(月) 21:18:27 ID:???
- さて、到着したのはパーツショップ。
「中古でも出回ってないわけじゃないんだけどね、値段そう変わんないからさ、
新品買った方がいいだろうねえ。穴の数も分かってるし・・・。」
「はあ・・・。」
この二年間でそれなりのPC知識が笹原にはついていた。
ああいうものを持つと色々いじりたくなるのは男の性である。
「他になんか欲しいものとかないの?」
「タブレット使ってみようかなって思うことはあります・・・。」
「ああ、そういうのあると便利そうだよね。」
会話をしながら笹原は必要なメモリを店員に訪ねていた。
「えっと、1万ぐらいだね。」
「え、そんなもんでいいんすか?」
CPUの値段を見てきた荻上にはすごく安く感じた。
「まあ、メモリでもおっつかなくなったらCPU換えた方がいいけど・・・。
多分、当面はそれですむと思うよ。」
「はあ・・・。それじゃ、タブレットも見てみようかな・・・。」
「うん、それがいいんじゃない?」
タブレットに関してはたいした知識がない笹原だったが、
店員に話を聞きにいったり、色々と手助けをしてまわった。
購入して、外に出る。
「結局、二つあわせても予算より安く済みました・・・。」
「うん、良かったね。」
- 69 :めぐりあい、アキバ(4/8)
:2005/12/05(月) 21:21:03 ID:???
- パーツショップからの帰り道。同人ショップの目の前に差し掛かる。
「ちょっと寄ってく?」
「え・・・。あ、はい・・・。」
荻上ははじめ寄って帰るつもりだったが、笹原と一緒に行動しだして諦めていた。
しかし、店の前に差し掛かったとき、顔に出てしまったのだろう。
気を利かした笹原が声をかけたのである。
「じゃ、買い物終わったら店の前で待ち合わせね。」
おそらく、買い物風景を見られたくないだろう荻上を思い、
店内では別行動にすることを提案した笹原。
まあ、見られたくないのは笹原も一緒だろう。
「わかりました・・・。」
そういって別れ、それぞれ買い物をする。
(何かさっきの約束、恋人みたいだったなあ・・・。)
買い物をしながらもそんなことを考えて顔が真っ赤になる荻上。
しかし、すぐに顔を振って、その考えを打ち払おうとする。
(いやいや・・・。そんなんじゃねえって。笹原さんは別にそんなんじゃ・・・。)
しかし、先ほどの言葉が頭でリフレインしては同じ問答の繰り返しである。
- 70 :めぐりあい、アキバ(5/8)
:2005/12/05(月) 21:23:38 ID:???
- 買い物が終わって、階段を下りていくと、入り口にはすでに笹原がいた。
「あ、すいません!」
思わず出た謝罪の言葉に気付いて、笹原はこっちを振り向く。
笑顔で手を軽く振って、気にしてないよ、の合図を送る。
しかし、あせって駆け下りていく荻上は、後二段のところでつまずいてしまう。
「きゃ・・・。」
階段から転げ落ちそうなところを笹原が抱きかかえた。
「・・・大丈夫?」
「え・・・。あ、はい・・・。」
抱きかかえられた状況に、少ししてから恥ずかしくなる荻上。
「あ、あ、も、もう大丈夫ですから・・・。」
「あ、ご、ごめん・・・。」
しっかりと荻上を立たせて手を離す笹原。
「いえ・・・。迷惑おかけしました・・・。」
「いやいや・・・。」
お互い、妙な緊張感が走っていた。
「じ、じゃあ、いこうか・・・。」
「は、はい・・・。」
- 71 :めぐりあい、アキバ(6/8)
:2005/12/05(月) 21:26:33 ID:???
- 駅に向かう途中で、次に寄ったのはゲームショップ。
歩いているうちに徐々に緊張感はほぐれていた。
「最近のゲームって面白いのあります?」
「ワンダ、面白かったよ。」
「へえ。イコのチームが作ってるんですよね。」
「そうそう。やって損はないよ。今度貸してあげるよ。」
「じゃあ、お願いします・・・。」
ふと、荻上がショップの二階に向かう階段の張り紙を見る。
あるソフトのタイトルが書いてあった後にこうあった。
『本日13時より限定版販売します!』
二階はいわゆるパソゲー、もっと端的に言うとエロゲーなのだが、
それが今日発売してるのがあったようなのである。
(あ、もしかして・・・。)
前、そのゲームのタイトルを斑目と話しているのを聞いたことがあった。
「あの、先輩、もしかして、あのゲーム買いに来てたんじゃ・・・。」
ん?と言われてそっちの方を向く笹原。
「あはは。まあ、目的のひとつじゃないって言えば嘘になるけどね。」
今はすでに15時。限定版はもうないだろう。
「す、すいませんでした。」
「え、え、別にいいよ。時間通り来ても買えるとは限らないしさ。」
「で、でも。」
「それじゃ、これからそれ通常版で買ってくるよ。ちょっと待ってて。」
「は、はあ・・・。」
笹原の気遣いにまた少しどきどきする荻上であった。
笹原の目的がエロゲーであるという事実は、どうでもいいようだ。
- 72 :めぐりあい、アキバ(7/8)
:2005/12/05(月) 21:28:33 ID:???
- 二人は近くに住んでいるので、降りる駅も一緒である。
電車の中でも色々話をした。
ゲームのこと、漫画のことから、取り留めのない日常のことまで。
駅の改札から下りて、二人の家への分かれ道。
「今日は、本当にありがとうございました。」
「いやいや。今度からは何かあったら先に相談してよ。
今日俺にあわなかったら大損してたよ?」
「本当、そうですね・・・。反省しました。」
「あはは。まあ、それつけるのに分からないことがあったらメールでもしてよ。」
そういって、買ったメモリに視線を送る。
「はい・・・。何から何まですいません。」
「いや、でも、今日は楽しかったよ。」
「そうですか?・・・そうですね。楽しかったです。」
にっこり笑う笹原の言葉に、
最初疑問で返したのは迷惑だったんじゃないだろうかという気持ちがあったから。
でも、その笑顔に、また今日を振り返って、楽しかったと思った。
「それじゃ、また大学でね。」
「はい。また。」
そして、二人はそれぞれの帰途についた。
- 73 :めぐりあい、アキバ(8/8)
:2005/12/05(月) 21:29:49 ID:???
- 荻上は思った。
(今思うと、ああやって二人で歩いたのって二回目だけど・・・。
周りから見たらそういう関係って思われてたのかな?
うわー。スゲーハズカシー・・・。でも、本当楽しかったな・・・。)
顔を赤くしながら、歩く。
笹原は思った。
(よし、今日は頑張った。頑張ったよな?
最後、楽しいって言ってくれたし。俺も楽しかったし。
限定版捨てて良かった。本当に、良かった。)
ガッツポーズを決めながら、歩く。
- 74 :めぐりあい、アキバ(オマケ)
:2005/12/05(月) 21:30:27 ID:???
- 「こにょにょちは〜。」
「こんちは。」
「・・・・こんちは。」
「こんにちは。・・・何かご機嫌ですね?」
「いやいや、昨日アキバへ行きましたらこんなシーンを撮りまして・・・。」
「ま、まさか・・・!」
「あら!笹原さんと荻上さんじゃないですか!」
「あちゃー・・・。」
「あらあらあら・・・。こんな風にデートする中だったんですねえ・・・。」
「違います!たまたま会って、買い物手伝ってもらっただけで・・・!」
「いずれにせよ、朽木くん、GJですよ!」
「いや〜、褒められると嬉しいですにょ〜。」
「あはは・・・。」
- 75 :めぐりあい、アキバ(後書)
:2005/12/05(月) 21:31:32 ID:???
- まー、特にいうことはありません。
アキバをカップルで歩かせるな!という原理主義の方には怒られそうですな。
- 76 :マロン名無しさん
:2005/12/05(月) 21:57:09 ID:???
- >>58
グハッ 名指しでウザがられてる…どっちも書いたの僕です。。。
連投は控えますorz
内容は自分が萌えられるものしか書けないので…読みやすいように
自然なようにガンガリマス。
>>60>>61
初トライ乙!!高坂が弱みを見せる難しさに頑張って挑まれましたね。
>>66-75
これはイイ!! けっこうな量なのに読みやすくて乙&Good JOBっす!!
時期的には恵子の「つきあってんでしょ」の前か、今後ニュートラルに戻るとしたらか…
こういうのが読みたかったと思いました。
本誌1月号の重さに引きずられてる場合じゃないかもですね。
アキバデートは田中×大野カプもやってるからおkでしょw
- 77 :斑咲 その後
:2005/12/05(月) 23:07:32 ID:???
- >>60-61
ふーむ、高坂の弱気な面を描くとこんな感じですかね。乙&GJ!
>>66-75
地方在住でまだアキバ行ったことありません(涙)
軽やかな雰囲気がいいデス。乙&GJ!
>>54-59
まとめて亀レスしてスマソ。
その内容も興味引かれる・・・。書いてみようかな。
実際、斑咲の描写は難しいんすよ。前半は咲と斑目は明らかに対立して
咲は破壊者、斑目は偽悪者の立場で行動してたし、かなりキャラ変わった。
すでに咲はコスプレしてアレの仲間入り(?)して対立の理由も無いし、
咲は高坂に精神的に依存しまくってるし・・・。相思相愛(?)前提の
笹荻より難しいんジャマイカ。でも二人とも人間的に好きだ。
- 78 :マロン名無しさん
:2005/12/06(火) 02:44:52 ID:???
- >>66-75
GJ! こーゆーほのぼのストーリー大好き。
本編でもこういう話を読みたいなぁ〜。
リアルタイム崩壊したんだから、書いてくんないかな。
- 79 :マロン名無しさん
:2005/12/06(火) 07:32:29 ID:???
- >>42、>>55、>>56を元に考えてみた。
自分の中ではこういう流れになりそうと思ったので(っていうか混ぜすぎ)
…リクエストと違ったらスマソ。
- 80 :長い夜1/9
:2005/12/06(火) 07:33:08 ID:???
- 残業を終えて帰宅する斑目が、咲を見かけたのは師走のある夜のこと。
こんな時間にどうしたのだろう。
斑目「やぁ、春日部さん」
咲 「…ひっ!」
斑目「えっ!?」
咲 「あ、ああ斑目かぁ。ゴメン、ちょっと気付かなかった」
斑目「やー、ああ、そう?」」
咲 「残業帰り?なんかすっかり斑目も社会人だねぇ。」
斑目「はは…」
いつも通りの二人の会話。しかし咲は伏目がちだった。
斑目『なーんか、元気無くねぇ?』
斑目「んー、俺、晩飯まだなんだけど、どう?安いとこなら奢るヨ?」
咲 「えー?斑目が?どうしたのホントに社会人みたいじゃん。」
斑目「ふふん、サラリーマンの特権、ボーナス様の御威光ですよ!」
咲 「ありゃ〜、じゃ、遠慮なく!」
咲に笑顔が戻る。
斑目『うむ!この笑顔なんだよな。だいたい強気じゃないと…』
咲 「ねえ、寒いし、そこに見える焼き鳥屋なんてどう?安そうだし。」
斑目「あ〜、そうね。」
- 81 :長い夜2/9
:2005/12/06(火) 07:33:54 ID:???
- ガラリ…
店員「へらっしぇ!何名さまですか?」
鳥の焼ける煙と臭いを少し感じる。平日なので満席ではないが賑やかだ。
カウンターではなく、こじんまりとしたボックス席に通される。
焼酎ブームなのでこの店でも豊富だ。焼き鳥のセットを頼むと
咲は、黒じょかという土瓶で水割り焼酎を七輪で温めるものを頼む。
斑目「へ〜。俺、こういうの初めて見るよ。」
咲 「なんかこんな小さな焼き鳥屋でも凝ってるもんだねぇ。」
斑目「じゃ、まぁ、まずは一献。」
まずは突き出しと、すぐに出てくる角煮で熱い焼酎を飲む。
咲 「あったまるねぇ。」
斑目「いやー、しかし会社の人以外と呑むのも大事だね。気が抜けるよ。」
咲 「なーに言ってんのよ、あんだけ部室に来てるくせに。」
斑目「はは…。」
やがて焼き鳥も運ばれ、次の焼き物や湯豆腐なんかもオーダーする。
斑目「しかし、最近冬コミ前だからなあ、笹原も荻上も全然見ないなぁ。」
咲 「一時はどうなるかと思ったけどねぇ。ヨロシクやってるみたいね。」
- 82 :長い夜3/9
:2005/12/06(火) 07:34:21 ID:???
- 湯豆腐を取り分けて貰い、少し斑目が赤らむのは酒のせいではない。
斑目『うわー取り分けて貰うのって、なんか家庭っぽいんだよなぁ。』
『しかし、やっぱり元気ねぇなぁ…。高坂となんか有ったか…何も無さ過ぎか?』
斑目「後輩に先を越されちまったなぁ。って今更だけどな。」
「高坂と春日部さんなんて初っ端からだもんなぁ。」
咲 「はは…うん、そう…だね。でも………。」
斑目「あら?あらら?どうよ…!?高坂、ついに別の星に帰っちゃうの?」
「やー、そうですか、特撮ものでもSF映画でも宇宙人は最後に別れるもんだしね!」
斑目『よーし、これでガーっと俺に怒れよー!』
咲 「SF映画でもって!そんな言い方ねーだろ!」
斑目「いっつも言ってるじゃん…って、あれ?」
咲 「………。」
咲の目に、ちょっと涙が浮かんでいる。
斑目『えぇぇーーー!!ちょ、やべぇー、失敗(しく)ったーーー!!』
斑目はやはり斑目だ。泣きそうな、いやちょっと泣いている咲を
しばしアタフタと眺めることになってしまう。
- 83 :長い夜4/9
:2005/12/06(火) 07:34:53 ID:???
- 斑目「いやいやいや、いやゴメンって!」
咲 「………。」
今日の咲はいつもと違う。いくらなんでも何かしら喋るだろう。
答えずに、咲はバッグからハンドタオルを取り出して目元を拭く。
斑目「なんかあった?俺で良ければなんかアドバイスするよ?」
「ほら、恋愛はともかく、オタクのことはオタクに聞くのが一番っしょ。」
咲 「………泣かしといてひでぇな。」
ようやく、咲が口を開いた。
咲 「オタクだからってんじゃないけど…。」
「まだコーサカ学生なのにさぁ。もう働きすぎなんだよね…。」
斑目「あー…。つまりアレだね、逢える時間が無い、と。」
咲は落ち着くためだろうか、ぬるくなった杯に少し口をつける。
咲 「そうなんだけど、これから先、どうなるんだろってさ…。」
斑目「まあ、ゲーム業界は忙しいんだろうけどねぇ。」
咲 「コーサカがあたしから離れないでいてくれるか、いつまで惚れて貰ってるか…。」
「もう、自信無いんだよ…ね………。」
斑目「う…そんなこと無えよ、春日部さん。4年も持ったのに…。」
咲 「うん…。」
- 84 :長い夜5/9
:2005/12/06(火) 07:35:13 ID:???
- うん、とは言ったものの、斑目の言葉は響いてない。とりあえずの相槌だ。
斑目「いつまで惚れられるかって…そんな…。だってそもそも俺がこんなに―――。」
斑目『あれ?あれ!?俺、何を言おうとしてるの???』
斑目「俺だって、春日部さんが好きなんだから…!!」
斑目『えーーー!言っちゃったの、俺??なんでだー!?』
咲 「…ぷっ!!」
「あは、あはははははははは!!」
笑い始めた咲を見て、しばし呆然とする斑目だったが、はっと気付いて一緒に笑う。
斑目「はは…!!ははは………!!」
咲 「あーーー、もう、ありがとうね、斑目。」
「捨て身のギャグがこんな時に出るとはねぇ!」
斑目「やー、まあねぇ。」
斑目『やっべー!っていうかアウトだよアウト!………助かった…のか?』
そこへ前掛け姿の若い店員がやってくる。
店員「申し訳有りません、ラストオーダーのお時間ですが、何か御座いますでしょうか?」
咲 「んー、や、良いや。お勘定して。」
店員「かしこまりました。」
- 85 :長い夜6/9
:2005/12/06(火) 07:35:41 ID:???
- 財布を準備しかかる咲だが
斑目「あー、いいって春日部さん、今日はマジで全部払うから。」
咲 「えー、年末にまた散財すんでしょ?大丈夫?」
斑目「ほんと、解ってきてるねぇ、春日部さん。」
「そんだけ解ってるなら、もう馴染み過ぎでしょ!大丈夫だよ。」
咲 「あんがとね。」
結局、この日は本当に斑目の奢りとなった。
外に出るとかすかに雪が降っていた。
斑目「こりゃー明日も早起きだなぁ。あ、駅まで送るよ。通り道だし。」
咲 「なんだか今日は、何から何まで悪いねぇ。斑目じゃないみたい。」
雪は積もる感じではなく、服に触れるとすぐに溶ける。
しかし今度は、咲が斑目を見て怪訝な表情だ。
斑目の背中には哀愁が漂い、何よりさっきから咲の方も見なくなっている。
斑目『捨て身のギャグねぇ。助かったけど、やっぱり俺って…対象外過ぎるんだなぁ。』
- 86 :長い夜7/9
:2005/12/06(火) 07:36:30 ID:???
- そんな斑目を眺めながら歩くうちに、やがて咲はハッとした表情になる。
思わず立ち止まる咲。
斑目「あれ?どうしたの春日部さん?」
斑目が咲に振り返ると、驚いたような…、そして眉が軽くハの字になり
済まなさそうな表情でこちらを見ている。
斑目『…!!まさか、さっきのが今更マジだとバレちゃった!?』
斑目「あ、あのー、春日部さん?」
咲 「え?」
斑目「さっきの話だけど。」
咲 「え?さ、さっきの話って…!」
斑目「高坂とうまくやっていけるかって話。マジで大丈夫だよ。」
咲 「あ、ああ…!」
「…うん、うん。」
斑目「ああ見えても、俺らにもノロケてくるぐらいだし、心配要らないって。」
咲 「あ、そうなの?それって初耳だなー。」
斑目「やー、まあほとんど何考えてるかわからんけどね。」
咲 「ははは…!でもけっこうわかってくるもんだよ。」
斑目「その調子だよ。」
斑目『うーん、なんとかなってないけど、なんとかなったな。たぶん…。』
- 87 :長い夜8/9
:2005/12/06(火) 07:36:55 ID:???
- 少し歩くとすぐに駅に着いた。駅前には足早に帰る人、タクシーを拾う人が数人。
斑目「じゃ、気をつけて。」
咲 「うん。」
「………色々、ほんとにごめんねー。としか言えないけど…言えないけど。」
斑目「いや、いーって。」
斑目『春日部さん、それ以上は言わないでくれ…。』
咲 「うん、ありがとう。だな。それと、これからもヨロシク!」
斑目「はは、こちらこそ。じゃ、おやすみ。」
咲 「うん、おやすみ…コミフェスはコーサカと行くからね。」
斑目「あー、なんか卒業記念大会だなぁ。」
咲は駅の改札に入り、斑目は駅前通を逆方向へ歩く。
遠ざかる二人は振り返ることは無かった。
斑目『なんだか、けじめが付いたような、何もかも失ったような…。』
『いや、俺の方が何も無かったように接さないと…。』
- 88 :長い夜9/9
:2005/12/06(火) 07:37:20 ID:???
- コンビニのドアをくぐり、寝る前の飲み物と明日の朝食を買う。
斑目『春日部さんに、これ以上は気を遣わせないのが、男の美学…ってか。』
雪はもうやんでいた。水道管が破裂したりすることも無いだろう。
植え込みに少し載っている雪も溶け始めている。
斑目『何年経てば、今夜のことも笑って話せるようになるんだろうな。』
なかなか家に向かって歩きだせない斑目の姿が闇に溶けていった。
- 89 :マロン名無しさん
:2005/12/06(火) 07:38:42 ID:???
- 以上です。もともと斑萌えだったとはいえ、やっぱり難しいですね。
>>77さんのおっしゃる難しさに禿同です。
- 90 :マロン名無しさん
:2005/12/06(火) 18:31:15 ID:???
- >>89 長い夜
乙&GJ!
77っすけど、俺の斑目のイメージに近い描写です。斑目っていい人だから
自分の気持ちを押し付けるような真似はできないと思える。まして愛してる
人を傷つけるなど・・・。
高坂は反対に、善意善行も背徳悪行も天使の笑顔でやってのけそうで怖い。
まさにサタン!いや魔王か・・・。
- 91 :巫女神楽
:2005/12/07(水) 00:55:23 ID:???
- 前作の挿入編・・・やばい!巫女荻にのめりこんだ。誰か巫女荻絵に描いて!
大変遅レスですが・・・
>>23
大変面白かったです!乙&GJ! お付き合いして・・・
荻「横暴です!いくら会長だからって!ねえ笹原さん!」
笹「・・・・・・」
荻「?笹原さん?」
笹「(大野さん!田中さんにですね・・・その・・・巫女コスできれば・・・
譲ってもらえないかと・・・)」
大「(キラーン)同志ですね!!」
荻上回想編タイトル 「目眩く(めくるめく)」
笹原新境地編タイトル「覚醒め(めざめ)」
>>26
巫女ネタ本スレで見かけて・・・ちょいネタとして借用したのはいいが、
どっぷりはまってしまいました・・・。少し調べただけでもう
クラクラ。興味なかったのに・・・。今回ので消化できず後戻りできなか
ったらどうしようか悩んでます。
今回ので荻上幸福願望が満たされたので、今後は軽い流れに変えたい。
今回だけ!さあ!投下して寝よう!もうヤバイ。
- 92 :巫女神楽(1/5)
:2005/12/07(水) 00:56:43 ID:???
- 昼近くになった頃、伯父が荻上を呼び止めた。
伯父「お疲れさん、そろそろ交代のバイトが来るはずだからお昼にしなさい」
荻「ええ、わかりました」
伯父「どうだね、千佳、久しぶりにわしに巫女神楽見せてくれんかね?」
荻「えっ、久しぶりだし、自信無いから、嫌です!」
笹「えっ、荻上さん、巫女神楽って舞でしょ!踊れるんだ!すごい!」
荻「むっ昔少し教えてもらっただけです!」
伯父「ケホケホ、めったに帰ってこんのじゃろ?老い先短いわしに酷い仕打
ちじゃの、この先、いつお前の姿を見れるか・・・頼むよ、千佳・・・」
荻「ええ・・・伯父さんがそこまで言うなら・・・」
- 93 :巫女神楽(2/5)
:2005/12/07(水) 00:57:30 ID:???
- 渋々と荻上は社務所の稽古場ひかえに向かった。
笹「お加減、悪いんですか?」
伯父「いや、全然」
笹「(汗)・・・」
伯父「全然、変わっとらんな!あの調子じゃ、東京でも巧い事丸め込まれて、
高い物買わされたり、騙くらかされてんじゃないのか?」
笹「(汗・・・図星です・・・)」
伯父「そんなことだから・・・ああいや・・・もう知っとるか?」
笹「・・・ええ」
伯父「まあ・・・ゴタゴタあって、親も心配してな、わしが勧めたんじゃ、
神楽舞を。ほれ、出てきた。演目は『三姫舞』の『多紀理姫命(たぎりひ
めのみこと)』正式な装束とは違うがな」
三人の巫女の中に荻上がいた。正式には天冠に直垂を着るが、今回は手に榊
(さかき)と鈴を持つだけの簡単なものだった。荻上はゆっくりとした動作
で舞い始めた。最初はぎこちなかったが、しだいに体が覚えていたらしく、
柔らかに舞始めた。
- 94 :巫女神楽(3/5)
:2005/12/07(水) 00:58:24 ID:???
- 笹「綺麗ですね、でもこんな特技があるなんて初めて聞きました。」
伯父「少しの間だけだったしな。それに勧めたのもわしだが、止めさせたの
もわしなんだ」
笹「えっそれは何故・・・」
伯父「あまり熱心に習いすぎて、見てて痛々しすぎたからな。舞は心を表す。
結局、あの事件は大事になって、関係者は逃げる、知らぬ存ぜぬ、心無い
輩は陰口をたたく。謝る相手もどこかに消えた。誰を責めていいかも分か
らない。」
笹「・・・・」
伯父「そんな中で、誰を責めるでなくあの子は学校に通いつづけた。それこ
そ、休まずにな。自業自得とは言え、登校拒否してもおかしくなかったか
ったのにな。意地もあったのかもしれんが、人の心はそんなに強いもんで
はない。とても神様に捧げる舞とは言えん」
笹「でも今の舞はそんなふうには見えません」
伯父「それはあんたに捧げる舞だからじゃよ。本来神楽は『生の悦び』を神
に捧げるもんだ!見なさい!あのしなやかに伸びきった手も!足も!
あんたに捧げられたもんだ!」
- 95 :巫女神楽(4/5)
:2005/12/07(水) 00:59:27 ID:???
- 荻上の舞は伯父の言うとおり次第に艶やかさを増していった。
おしろいを薄くぬった透明な白い顔にひかれた口紅が、煌々(こうこう)と
輝く。
楽曲の鳴り響く中、なめらかに舞おどり、その動きに合わせて白衣が波打つ。
肩までおろした黒髪がなびく。
足の運びに合わせて紅い袴がゆらめく。
榊の葉がさらさらと音を立てる。
金色の鈴の音がシャン!シャンと単調なリズムを繰り返す。
漆黒の漆(うるし)のような荻上の大きな瞳が笹原を見つめる。
なめらかな舞の動きの中にあって、その瞳はけっして笹原から離れない。
笹原はその瞳と官能の美しさに激しい動悸(どうき)に襲われる。心臓の鼓
動がドキドキと音を立てる。
やがて、舞の動きは止まり、寒い稽古場の中で、荻上は白い息をふーと吐き、
荻上の薄く透明な白い肌は次第に紅色に上気していく・・・。
笹「・・・素晴らしかった!」
荻「馬鹿ですね・・・」
- 96 :巫女神楽(5/5)
:2005/12/07(水) 01:00:05 ID:???
- 荻上を含めた三人の巫女が控え室に戻って行くと伯父が再び笹原に話し掛
けた。
伯父「ところで同人誌ってそんなにエロイのかね。今度わしにも見せてくれ」
笹「いや、趣味に合うか分かりませんが・・・(ホントに神職か?)」
伯父「趣味と言えばヤオイってのも分からんな。感受性と想像力が強いのは
うちの家系かの。親父はカタブツなのに・・・」
笹「(あとエロイのも間違いなく・・・)」
伯父「なのに何であんなに胸が小さいんだろな、うち多産系なのに。笹原君、まだ間に合う!!君の努力があれば!!」
笹「へっ?いや、それは・・・、はっ!背後に殺気を感じるんですが・・・」
伯父「わしも今それを感じた・・・。」
荻「・・・・・・・・・」
- 97 :65 :2005/12/07(水) 01:15:45 ID:???
- まとめてですまんですが、感想ありですよー。
>>76->>78
わざと軽いノリで書いてみたんですが、そこが好評みたいで
良かったです。笹原と二人のときだけ比較的素直な荻上さんに萌える!
>>長い夜
せづねえ・・・。せづねえよ、斑目しゃん・・・。
帰り道で咲が気付くシーンなんてもうね!
やっぱ本誌でも告白はしてほしいなあ・・・。誤爆でもいいから・・・。
>>巫女神楽
いいですねw描写が美しいw
>>26は自分のレスですが、そうですか、はまっちまいましたか。
では、アフタ連載中の神社のススメもお勧めですよ。
神職なのにエロイ伯父さんはきっとあなたの影でしょうな・・・w
- 98 :マロン名無しさん
:2005/12/07(水) 03:04:03 ID:???
- 長い夜を書いた者です。感想、本当にありがとうございます!!
>>90
斑目のイメージって感情移入し易いから、ぶれませんよね。
今回書くに当たって、やっぱり32話フタリノセカイ、読み返しまくりです。
>>97
咲が気付くけど、二人とも沈静化させるのが、一番ありえるかなと…
自分の中の斑目は切なさ炸裂し過ぎで、なかなか幸せになれそうにありませんw
本編で告白って、やっぱり「誤爆」「吹っ切った後で過去形として告白」の、
どっちかで連載終了までに来て欲しい気がします。
>>92-96巫女神楽
GJ!!エロい伯父さん神官によって明るい読み心地ながら
過去の重さも消化できる展開が良いですね。
伯父さんエロイよ伯父さん
- 99 :巫女神楽
:2005/12/07(水) 21:18:47 ID:???
- >>97
そうなんです。はまっちゃったんです。お勧めに従って「神社のススメ」も読んで
みます。来年の元旦、間違いなく確実に初詣でお守り買ってる気がします。賽銭
放り込んで終わってたのに。
>神職なのにエロイ伯父さんはきっとあなたの影
ひんしゅく覚悟のオリキャラでした。今回限りの登場にしますが、どうしても
地元の荻上の状況説明や神楽舞を舞わせる必然性のため必要でした。でもやはり
自分の気持ちが見え隠れしてますね。ご推察どおりですね。
>>98
長い夜も読ませていただいてました。フタリノセカイのラストシーンは好きですね。
あの沈黙の間が素晴らしいです。斑目の「切なさ」がなんとも言えません。咲は
斑目を信頼してるんでしょうね。「秘すれば花なり」とは言いますが、告白の
機会も与えてほしいですよね。
>過去の重さも消化できる展開
どうしても「逃げることのできない記憶・・・」ですから避けられない。
でも重くなって、ただでさえ心象描写や情景描写に凝るのに困ったと
思ってました。でもこういう人が側にいてくれたら、いくらかでも
荻上の気持ちも和らいでいたろうと思って、やってしまいました。
コメントはしてませんが、全員の作品には目を通して楽しんでます。
すこし軽いエロパロタッチのリレーもしてみたいですよね。
- 100 :マロン名無しさん
:2005/12/07(水) 21:46:28 ID:???
- 本スレに毎日のようにSS書き込んでる人いるね
携帯からだからたぶん同一人物なんだろうけど
- 101 :マロン名無しさん
:2005/12/07(水) 23:56:11 ID:???
- >>100
そんな熱く萌えた雰囲気が『げんしけん』という枠に相応しくないか?
毎日が脳内萌炸裂で奮え我慢ならずにSSを投下してくれるなんて
次の号が待ち遠しくて堪らない漏れには最高に愛せる存在だよ。
その姿勢が他のファンのSSインスピレーションを触発、発展させ
ココSSスレも生まれたワケだし、何よりその集大成の原点ともいえるべき行動である。
出来れば恥ずかしがらず毎日でも投下されれば嬉しいなぁ・・・あんたはそう思わないか?
- 102 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 00:52:15 ID:???
- >>99
長い夜はフタリノセカイの、僕なりのインスパイア作品と言って過言ではありませんw
告白、沈静化を経て数年経つと、斑目と咲はきっと一生の親友になりそうな気がします。
まず、リレーに適した基本設定とタイトルを考える所からですが良いですね。
何しろ2月号発売までまだ2週間ちょっとも有りますから!
いくらでも時間が…。
その前に7巻出たらオマケページを元に新たな妄想ネタが有りそうで楽しみです。
>>100
スレが熱を抱き続けてるのは嬉しいですね。
もっとも僕は荻スレとSSスレばっかりで本スレは見てるだけなんですけど。
- 103 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 03:05:40 ID:???
- リレーやるとして、ノリはかるーい(ここ重要よ)エロパロ。
ふむ。面白そうやね。
基本設定か・・・。みんな書きやすい時期っていつ頃かな?
三人衆卒業前?冬コミ前後あたりかな?
どんな内容を今皆は望んでいるのか?
アンケートでもとってみる?
- 104 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 04:30:09 ID:???
- 本格エロースなら、エロパロスレへ逝け!てなもんだしなぁ。
つーか、誰かエロパロスレでエロSS投下してあげんかww??
まぁ、今SS書いてる人らの作風からいくと無理っぽいけどなー。
んで、軽いエロが必然的に含まれるネタっていうと普通は海とかだけど
全然行ってないもんなぁ。
リレーネタやり易いんなら、宴会かな?侵入部員ゼロ…いや、1。
で、恵子の新入生歓迎コンパの席で、会議始めちゃうネタとか。
あ、やっぱ水着は外せないか。「もうつきあってんでしょ。」でかたくなになる前の
タイミングで、げんしけんメンバーでプールに行くとかどうだろ。
笹荻二人で行くのとどっちが話を転がしやすいんだろうな。
- 105 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 05:29:03 ID:???
- 水着着用の混浴スーパー銭湯みたいなとこ無いの?
アミューズメント施設付き。何かが起こるぜ。
- 106 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 09:01:54 ID:???
- 軽いエロって言ってもエスカレートしちゃうのは目に見えてるし、
ここはぜひ過疎ってるエロパロスレでやろうじゃないかね?
リレー続いてる間は新規さんとか別のSSとか投下しにくくなっちゃうだろうし。
- 107 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 12:36:23 ID:???
- >>103-106
でもさエロパロ板ってさ・・・
【椎応大】げんしけん@エロパロ板 その2【くじあん】 (21禁)
ttp://sakura03.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1122566287/
>418 :名無しさん@ピンキー :2005/12/04(日) 12:39:33 ID:HtK+CGQe
そしてこっちは風前の灯火。
はやくコッチにもエロパロSSの神が降臨しないものか・・・('A`)
なーんて書かれてるくらいココ最近閑古鳥なんだよね、ほんと誰も投下しない状態。
俺的にはこの雰囲気良さげなこのSSスレでもエロパロ投下はアリアリだと思う
んだけどねー・・・まあこの意見については賛否両論分かれると思うから難しいんだろうけど
- 108 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 13:07:01 ID:kzGDqCLT
- オレ好きなマンガってなんかエロを想像しにくい。
なんでかなあ?
- 109 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 14:23:18 ID:???
- >>107
エロパロの方がエロの許容範囲が広いんだからそっちでやるべき。
「軽い」エロを認めるとその範囲でもめるかもしれんし。
…微エロ宣言は余分だったかもなー。
俺的には本編の描写がボーダーライン、つまり乳首は隠す
- 110 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 19:03:39 ID:???
- 言い出しっぺだけど、エロパロは見合わせた方がいいかな?
開放的なショートコメディのリレーっぽいのを考えてたけど、絶対
開放どころか暴走するよね。私たちはそういう人たちですから、ええ・・・。
とりあえず、109の言うように原作レベルがボーダーラインかな?
それ以上はエロパロスレで。
- 111 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 19:12:18 ID:???
- と言うかエロパロはもうほとんど雑談オンリーで降臨待ち状態…
数ヶ月に一度投下されるかされないかのSSで何とか生き延びている寂れた町…
どうか来てください…ぱらいそさ連れてってくだせ…と懇願したくなるくらい神に飢えています。
それに、どうせやるならエロも全開で行きたいじゃん?
- 112 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 19:50:41 ID:???
- >>104
プール、今度のSSのネタで考えていたのに!ヒドスwww
エロはやめたほうがよさげやね。
そうだなあ。
テーマ。「げんしけんメンバーの一日」
ある一日を様々なメンバーの視点で描く。
サウンドノベルの「街」のイメージ。
誰が誰の何時の時間かをタイトルに表記して書く。
始まって以降は何時誰がどのキャラのどの時間を書いてもかまわない。
ただしかぶらないこと。
どう?(二、三日分にしてもいいかもね。)
- 113 :マロン名無しさん
:2005/12/08(木) 22:17:00 ID:???
- 以外と大勢居たのね、このスレ。
とりあえず、エロパロスレと、このスレ両方でリレー開始なんかな?
リレー案としては>>112のが面白そう。
- 114 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 00:13:03 ID:???
- >>112
面白そうな提案。エロパロボツとなると他にアイデアなければいいかも。
問題はリレー形式にすると、誰か指摘してたけど新作や新人が投稿しづらく
なるということか・・・。期日を決めて集中するというのは?
エロパロに海水浴の設定でリレー形式投下してみたよ。微エロだけど。
エロパロスレはこちらとはコインの表と裏の関係。あんまり廃れて消
えちゃうと、こっちにそういう投稿がふえそうな気がしたんで。
続くかどうかはワカリマセン。
- 115 :112 :2005/12/09(金) 00:27:41 ID:???
- >>114
俺が考えてたのは、逆にね、期間を決めずにやるっていうこと。
散文的って言うのかな?
一つ一つの文がワンシーンに相当していくから、
続きがすぐ来なくてもいいわけだし、
違うキャラの話に飛ぶ可能性もあるから、
途中、普通のSSが入ってきやすいかなって事。
新人さんも書きやすくなるんじゃないかな、この企画の中で。
元ネタがあるほうが書きやすいでしょ、俺もだが。
あと、一日の描写だから、当然夜の部もあるわけで、
そこはエロパロ板に投下ー、とかでもいいかなって考えてたの。
- 116 :114 :2005/12/09(金) 00:38:48 ID:???
- >>115
なるほど。そういう形式なら可能かな。
- 117 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 00:40:15 ID:???
- >>115
そうだなあ。…リレー書く時に一部共有コテ使うのはどうかな?例えば
リレー××/○○リレー/△リレー△/みたいに、一部に共通の単語を使うみたいな。
これならリレー以外のSSも投下しやすくなるし、リレー嫌だって人はNGできるし、
個人の判別もできるし、時間を限られることもないし、
新規さんが投下しにくくなることもないんじゃないかな?
- 118 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 00:41:06 ID:???
- というかリレー共通のタイトル使うんでしょ?
- 119 :112 :2005/12/09(金) 01:12:21 ID:???
- >>117
こんなのでどう?
[リレー]げんしけん24[笹原 08:00]
これをタイトルに入れていく。
- 120 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 01:25:16 ID:???
- >>119
その案に乗ります!
あとは時期と何らかの設定ですね。
恵子が入部して1ヵ月後のゴールデンウィークのある日とか、
もしくは夏休み前の平日だとか。
しかし>>112さん、ソレとは別にプールネタ期待してますよw
- 121 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 14:06:23 ID:???
- 日時等の設定は最初に書いた奴の特権かな。
- 122 :112 :2005/12/09(金) 15:43:00 ID:???
- 日時かあ。平日の方が面白いかなとは思うんですよね。
語られない現視研メンバーの日常を勝手にでっち上げようって企画だから。
あいまいな感じでいいとは思うんで、
荻コス笹発見前後でどうですかね?
- 123 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 20:45:42 ID:???
- 久しぶりに来たら、容量オーバーで前スレダメになってたのね。
しばらく2chの海を彷徨ってしまったよ。
やっと見つけたら、リレー形式SS「げんしけん24」的な物の
案が出てるのね。少し面白そう。
- 124 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 22:51:56 ID:???
- >>122
だいぶ案が煮詰まってきましたね。
ではまとめ
>テーマ。「げんしけんメンバーの一日」
ある一日を様々なメンバーの視点で描く。
サウンドノベルの「街」のイメージ。
誰が誰の何時の時間かをタイトルに表記して書く。
始まって以降は何時誰がどのキャラのどの時間を書いてもかまわない。
ただしかぶらないこと。
日時
平日 時間軸 荻コス笹発見前後
タイトル
例 [リレー]げんしけん24[笹原 08:00]
投稿期間
期間は未限定
この形式でスタートしてみます?
- 125 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 23:12:14 ID:???
- ここってほんっっと稀に見ない良スレ杉す・・・
俺こんなに居心地いいスレなんて個人的に知らないよ〜。・゚・(つД`)
- 126 :マロン名無しさん
:2005/12/09(金) 23:17:41 ID:w3aqPY4T
- あのー
夜寝る前の行動が何となくわかる人が数人いますが…w