1 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/09/29 22:09:41 ID:yuX3GQOS
自分でやるのが面倒だけどストーリーが知りたい、という
ゲームのストーリーを教えてもらうスレです。

515 ◆A.ilTwwjjQ さんが作った今までのまとめサイト
http://storyteller515.hp.infoseek.co.jp/

まずこちらで既出かどうか調べてからリクしましょう。

前スレ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1090834546/
前々スレ
http://game6.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1083521924/

発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタバレ をつけて下さい。

2 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/09/29 22:10:36 ID:kUYajpt0
2!

3 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/09/29 22:11:16 ID:yuX3GQOS
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。

・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 ただ要望に出ていないものは敬遠される傾向にあります。
 レスは期待しないで下さい。それでも良いというならどうぞ。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。


4 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/09/29 22:12:39 ID:yuX3GQOS
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・ラピュセル
・天誅 紅 ・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1,2
・BUSIN ・BUSIN 0
■PS ・里見の謎 ・ブラックマトリクスクロス ・アルナムの翼 ・ミスティックドラグーン
・クロックタワー3 ・エクサフォーム ・クーデルカ ・エネミーゼロ ・KOF京
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ
■GC ・ファンタシースターオンラインep3 ・FFCC
・ロックマンX コマンドミッション
■SFC  ・ウィザードリィ5 ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ
・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ ・ブレスオブファイア ・ざくろの味 ・弟切草
・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2・幕末降臨伝ONI
鬼神降臨伝ONI ・学校であった怖い話 ・セプテントリオン
■FC  ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
■64  ・スーパーロボット大戦64 ・ワンダープロジェクトJ2
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
■セガ系  ・サイバードール ・ファンタシースターオンラインep2 ・わくわくぷよぷよダンジョン
・シャイニングウィズダム ・デッドオアアライブ ・ナップルテール
・パンツァードラグーン、ツヴァイ
■携帯機  ・アークザラッド 機神復活 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン
・ゼルダの伝説(DX),(ふしぎの木の実 大地の章,時空の章) ・聖剣伝説 ・風来のシレンGB2
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine)
・ストリートファイターIII(1st,2nd)

●途中
■前スレ ・「テラ・ファンタスティカ」 ・みつめてナイトR ・真女神転生2 ・ポリスノーツ
・テイルズオブエターニア・九龍妖魔学園記 ・バイオハザード2 トレジャーハンターG
■前々スレ ・ブレスオブファイア3 ・ルドラの秘宝 ・FF4
■Part7から放置  ・刻命館 ・逆転裁判
■6以前から放置  ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・アンサガ(キャ,ア,ル編以外)
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・バテンカイトス ・グローランサー4 ・FE紋章の謎 ・ONI3
・ロマサガ(WCだけの話) ・ミッシングパーツ ・戦国サイバー藤丸地獄変 ・.hack ・サーカディア
・ジャングルウォーズ2 ・シャドウオブメモリーズ ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・ラングリッサー2 ・スーパーロボット大戦R ・鬼武者1,2 ・逆転裁判2,3
・ジェネレーションオブカオス2、3 ・MOON ・聖刻1092 操兵伝 ・英雄伝説3 白き魔女 ・ライゼリート
・キングダムハーツ ・ゼルダの伝説 風のタクト ・だんじょん商店会 ・スーパーマリオRPG
・バイオハザード0、3・バイオハザードCODE:Veronica・バイオハザードOB1,2

執筆予告のうち鬼武者、ジェネレーションオブカオス、MOON、聖刻1092、
英雄伝説3、ライゼリートは4月頃予約以降放置されているとのこと


5 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/09/30 15:25:50 ID:9ZKyscFG
>>1


6 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/09/30 22:00:04 ID:hX41vJsT
>>1
乙。

7 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/03 00:11:50 ID:GVy99A+Y
新スレなのに誰もいない・・・・orz

8 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/03 00:45:36 ID:ooyeaZyJ
新スレ早々テンプレに突込み入れるのもアレなんだが
携帯機の項の
>ゼルダの伝説(DX)
となってるのは間違い。前スレでは
>ゼルダの伝説(夢をみる島 DX)
となっていて「夢をみる島」と「夢をみる島DX(ゲームボーイカラー対応のマイナーチェンジ版)」
が混同されていたもの。ストーリー自体は同じなので「夢をみる島」のストーリーが投稿された今
この(DX)は削除されるべき。


9 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/03 07:22:48 ID:OFdL1byP
このスレ人減ったね…
書いてみたいけどまとめる文章力も自信も無いからこのスレ参加できないや

10 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/03 21:36:08 ID:uS+30ZU6
九龍の続き期待してます

11 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/03 23:17:32 ID:paQ6l9fB
>>9
書き込んでないだけでROMしている人はたくさんいるから無問題

12 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/03 23:59:18 ID:HasN1Rl3
今、他の方が放置された物を書いてますけれど、完成出来るかどうか解らないので
期待はしないで下さい…

13 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 03:24:19 ID:zEE+P4g8
サイキックディテクティブシリーズキボン

14 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 14:01:23 ID:DVXLlRr8
まとめサイトでアンサガのルビィ編読んだんだけど
結局、イスカンダールって何者だったの?

15 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 14:51:43 ID:gBfhFn8j
異世界転移をできるようにしてもらった勇者
別世界では不老不死だが元の世界では
普通の戦士 数千年の間異世界にいたようだが
姉妹と旅をしてからは元の世界(ルビィたちの
世界)で一人の人間として一生を過ごすことに
したようだ

16 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 16:34:15 ID:ztvCa9l2
どなたか久遠の絆おねがいします。。。

17 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 21:27:39 ID:DVXLlRr8
>>15
サンクス
で、ルビィはアリス・アンブローシアの生まれ変わりかなんかなの?

18 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 21:35:46 ID:1T9MilHX
1主人公の前に現れる謎の美少女、万葉。「お前を殺す」
2前世の記憶(平安篇)…主人公安部清明の弟。天界から帝に嫁ぐためきた天女
 (かぐや姫?)と恋に落ち子供まで作ってしまう。罰あたって死んだ
 当然、この天女の転生が万葉。従妹の栞。女教師の前世もいる。
 主人公達は神に敗れた土着の存在「土蜘蛛」の眷属やった。
3前世の夢見てから、現実に事件がおきはじめる。前世の陰陽術で撃退
4前世2。遊女(万葉)に引かれて身を持ち崩す主人公。死ぬ
5他の登場人物も前世の記憶を持ったりなかったり。チンピラとか
6前世3。壊れた巫女(万葉)に引かれてやっぱり死ぬ主人公
7親友が兄貴でライバルだったよ。俺も万葉が好きだったんじゃー!
8美形の担任教師が因縁の土蜘蛛だったよ。冥界から主を呼んじゃうよ
9記憶を手に入れ万葉とラブに。でも、従妹と先生は敵になっちゃうよ
10オカルト部の天野先輩が2で生まれなかった子供で天の村雲だったよ
11修学旅行だよ
12ラスボス倒したけど万葉が冥界にひきこまれっちゃったよ。助けるよ。
13めでたしめでたし

19 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 22:05:52 ID:DqE4oOUu
以上、FF各シリーズのEDでした

20 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/04 23:00:11 ID:1T9MilHX
ちゃうねん

21 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/05 04:18:11 ID:3ROEKsWq
>>17
生まれ変わりか血筋の者かわからんけど
何か関わりはあるみたい

22 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/06 14:42:12 ID:IB9ok1Yl
人が居ない事
山の如し

23 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/06 19:33:23 ID:0yrsFB13
何か書いてみようか、と思っても自分の知ってるのは大抵済んでたりする。

24 アルナムの翼 sage 04/10/06 21:24:52 ID:+GfiofFJ
まず前作「アルナムの牙」を説明
古代日本っぽい世界観。ししむらと呼ばれるクリーチャーが徘徊する。
それぞれ干支に変身できる獣人族が人間の奴隷として扱われていた。
んでそれぞれの部族から代表者が選出され、いいように扱われる。
実は世界が一度滅んでおり、生き残った科学者が作った地下世界。
娘のアルナムを地上世界の王とし、自分は太陽となって世界を支配していた。
ししむらは荒廃した地上に残った科学者妻・息子が送りこんだ敵。
アルナムを吸収し超生命体となった科学者と相打ちになるが神となったアルナムが
主人公達を復活させる。人類は地上世界に再び戻ってきた。
そして6万年後…

25 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/06 21:27:04 ID:+GfiofFJ
地上は環境汚染によって大変なことになっていました。
酸性雨でダメージを受ける世界に生きる孤児の少年クスミダ。
色々あって仲間と一緒に旅に出ます。世界を支配する帝国に喧嘩を売ります。
途中救世主エニクイ(前作主人公犬よヒロイン兎の子供。でもアルナムが生ませた
父親を尊敬しているが血が繋がらないことに負い目。母親は2人目妊娠中)が
仲間に、複雑な家庭環境です。
前作仲間虎と蛇の娘も仲間に、娘に本物の花を見せてやるという約束を守るため
10年以上戻ってこない父親に娘ぐれてます。
(割愛)
帝国の皇帝がクスミダそっくりです。実はクスミダが本物の皇帝
古代文明人の生き残りだったそうです。皇帝はクローンね。
古代の兵器が人類抹殺を始めるので止めに行きます。前作主人公ケンブ(犬)も仲間に
なんとディスク3はまるまるアニメです。
ケンブ「ゆけーーっ、エニクイ!」マザーコンピュータにアルナムの牙を突き立てる
エニクイ「うおおおおぉおおっ!」中枢を破壊
クスミダ「うわぁあぁああぁあ」崩壊する遺跡から落ちかけます
こうして世界は救われました。環境問題は欠片ほども解決していませんが
あ、クスミダは古代人なので現在の環境に適応できず長生きできないそうです
何故か幼馴染ではなくストーリーにあまり関わらない眼鏡っことくっつきました
終わり

26 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/07 09:15:36 ID:2HVXTZoP
アルナムじゃなくてマリエーンじゃなかったか

27 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/07 21:47:15 ID:auKbuONr
そうでした

28 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/08 00:17:47 ID:zde18RrR
「アルナムの弁当」って表記を大昔のファミ通で見た記憶が
あるんだけど、あれは誤植なのかパロディなのか
それとも俺の記憶違いか……。

29 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/08 08:46:36 ID:otakZrdQ
俺も見た。翼が発売されるまでの企画物だったような…

30 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/08 22:42:16 ID:v67Yrd5P
>>18のってなに??

31 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/08 23:09:23 ID:UztzpNCH
久遠の絆じゃなかろうか

32 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/09 12:36:18 ID:hMHg980/
九龍妖魔學園紀どなたかお願いします

33 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/09 12:38:03 ID:hMHg980/
ってガイシュツだったorzスマソ

34 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/11 13:30:39 ID:kt62DE2V
二話続き(前のからあまりに間があいてるのでまとめサイトみてね)

ついに裁判が開始。

検察側が用意したのは史上最年少で検事になり、有罪を勝ち得るためには
証拠を捏造することすらいとわないという黒い噂の絶えない不敗の天才
検事・御剣伶侍。しかも御剣と成歩堂は顔見知りらしいのだ。


証人として出てきた前述の松竹梅世は殺人現場をハッキリと目撃。しかも
その犯人を被告人席の”ちっちゃい子”と証言した。しかし、成歩堂は
気づく。被告人・綾里真宵は霊媒師で服装があきらかに奇妙な服装。
それなのに目撃者・梅世は彼女の特徴を「ちっちゃい子」としか表現
できないでいたのだ。

成歩堂はこう主張する。

「証人は殺人現場を見ていなかった!」

それに対して反論する梅世


「梅世、ちゃんと細かいところまで見てたんだからぁ!
 被害者の女の人、最初の攻撃をかわして、右に向かって逃げたの。
 そしたら、和服の女の子が追いかけていって……
 持っていた凶器でなぐりつけたの!凶器だって、ちゃんと見たわよ!
 時計よ時計。……置時計ってやつ? <<考える人>>の形してたわ!」

ここで言ってはならないことを言ってしまう梅世。

「この考える人のどこが時計に見えるんですか? 以前この像を時計と
 言った人がいました。その人は”殺人犯”でしたよ。」


しかしさすがは御剣、隣のホテルから時計がしゃべるところが聞こえた
かもしれないと主張する。しかしそうは問屋がおろさない。
第二話冒頭の真宵と千尋の携帯電話の会話が記録に残っていたのだ。

「あなた こういうの好きでしょ? しゃべる【考える像】の時計。
 あ、でも今はしゃべらないんだった。さっき書類を入れるために
 機械を抜いちゃったから。」




35 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/11 13:32:19 ID:kt62DE2V
梅世がホテルに来る前にしゃべらなくなった像。それをなぜ時計だと梅世は
知っていたのか? ここで成歩堂は必殺の証拠品『盗聴器』を提出。
そしてこう主張する。

「証人は見ていたのはなく 聴いていたのです」


決定的証拠に追い詰められ錯乱した松竹梅世は法廷で鬼の形相で
わめき散らした後、盗聴の容疑で緊急逮捕された。さらにいっきに
梅世犯人説に傾く法廷。しかし梅世には鉄壁のアリバイがあったのだ。

殺人時刻ぴったりにルームサービスを運んできたボーイ。梅世から
キツくその時間に持ってくるように言われ、さらには頬にキスまでされて
いたのだ。

「あからさまに怪しい・・・」

しかしアリバイがあるのには違いない。このアリバイが崩れない限り
真宵の殺人容疑は晴れない。なんとかボーイの証言を求めようとするが、
無情の御剣からひとつの条件をつきつけられる。

「ボーイの証言で梅世が殺人に関係していた可能性を証明できなければ
 真宵の有罪を認めろ」

さらに窮地に陥った成歩堂。相当な覚悟でボーイの証言を望むもまったく
矛盾のかけらすらみつからない。それに勝ち誇った御剣「このボーイには、
嘘をつく理由がないのだよ……。さて。そろそろ、退屈な尋問は終わりに
してもらえるかな……?」

だめだ、ここであきらめたら真宵ちゃんはおしまいなんだ。最後の尋問を・・・


36 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/11 13:33:47 ID:kt62DE2V
裁判長の温情でもらえた最後のチャンス。


「チェ……チェックインのことを話してください。梅世さんがチェックインした時のことを……」

「ああ、ハイ。かしこまりました とにかく、綺麗な方だな、と。お近づきに
 なりたいものだと思いましたが、残念でした」


      残念でした? 



ここで成歩堂は起死回生の証言を手にする



「さすがのワタクシも、横に恋人がいらっしゃっては……」


な、なんだってー!


「ボーイさん! もしかして梅世さんは……、
 二人でチェックインしたんですか!」



「異議ありィ!」


御剣も食いかかってくる!が、「と、、、とりあえず異議を申し立てる」と
動揺を隠し切れない。裁判長につめよられたボーイが言うには「い、いえ、
その……実は……そこの、検事さんに…… 聞かれない限り、そのことは言うな、と……」 

「く……くぅっ! このバカボーイがああああッ!」

大事な証言を隠そうとした御剣検事に対して法廷は大荒れ。裁判長はこの
もう一人の男に関して弁護・検察に調べ直すように命じて最初の法廷は
まくをおろすのであった。

37 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/11 18:31:15 ID:NCmtGVwE
何の続きかを明記するべし。

まあ、「逆転裁判」だとわかる人はわかるけど、
書いておいた方が親切。(特にまとめサイト管理人さんに)

38 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/11 23:50:29 ID:07/Ld6Mf
まとめサイトのゼノギアス2ページ目がリンク切れしているようです。

39 KOF京 sage 04/10/12 02:01:52 ID:yrMtf70g
本編オロチ編の最後の話が下地。
高校生の京が子分の子安声や彼女、どういう訳か転校してきたアテナ、ケンスウと一緒に色々な地域を歩いて、KOFキャラと会ってシュミレーションバトルしたりする。
随所でオロチの三人がなんか怪しい事をやってる。それを追ってく内に無式が必要になるのでそれを求めて旅、という感じ。
日本

アメリカ

中国
という流れだったと思う。アメリカではテリーとアンディに会ったりする。
中国で無式を会得。KOF直前に彼女がオロチチームに誘拐される。
彼女をオロチの寄代にすると彼女がクシナダだから凄い事になるとか。

最後のKOFではほとんどのキャラを選べるが山崎とか悪そーな人は条件難しかったりする。
庵も話に絡むけど最後のKOFでは選択できず。しかも決勝前に暴走して出てくる。
決勝戦でオロチ技使うオロチチームと対決。倒すと例によってクリス下地のオロチ。

エンディングは二種類。
庵に「お前のせいで封印できなかったろーが!」と言う京。で、例によってケンカスタートで「二人らしい」とか言っておしまい。
もう一つ「十種の神宝」の話を神楽から聞く事が有り。
それに該当する面子十人が仲間にできる状態だと、彼等が力を発揮してオロチを封印する。
だけども庵はやっぱり協力してくれない。でも一応封印。
「八尺瓊が足りない状態で本当に封印できたのかしら…?」
と神楽が言う中神楽の神社の鏡にヒビが入っておしまい。

うろ覚えですまん。

40 34 04/10/12 11:58:11 ID:9+eOSyCF
>>37
ごめーん 最初は書いてたんだけどクッキーだ、長いだ言われて
直してる間に忘れてしまった。次から気をつけます。

41 名無しさん@お腹いっぱい。 sageホッシュホッシュ 04/10/14 14:59:06 ID:mgDqP2PE
(´・ω・`)

42 ゼルダの伝説 不思議の木の実 大地の章 sage 04/10/14 23:31:34 ID:eJ8CKQBR
トライフォースの試練によって、ホロドラムの地に辿り着いたリンクは、踊り子のディンに出会う。
旅芸人の一座に加わって旅をしていた彼女を、闇将軍ゴルゴンと名乗る魔物が襲った。
ディンの正体は、ホロドラムの四季を守護する「大地の巫女」。ゴルゴンが彼女を捕え封印したことで
四季の精霊を奉る神殿は地の底に沈み、ホロドラムは四つの季節が混在する世界になってしまう。
リンクは、ホロドラムの守護者である「マカの木」に依頼され、四季の混乱によってマカの木から失われた
八つの「大地の理(ことわり)」を探し出す旅に出た。
途中、地底に住む異種族「ウーラ族」の国を訪れたリンクは、そこで地に沈んだ四季の神殿を発見する。
神殿の精霊たちから、四季を動かす「四季のロッド」を授かり、四季を操る力を得たリンクは
さまざまな要害と魔物の攻撃を、四季のロッドと5つの「不思議の木の実」を初めとしたアイテムで乗り越えていく。
やがて八つの理を揃えたリンクは、マカの木がつけた大きな「マカの実」によって闇の力を振り払い
北の果てにあるゴルゴンの城へ攻め込んだ。
ゴルゴンは卑劣にも、ディンを盾にしてリンクの攻撃を封じようとするが、リンクは四季のロッドによってそれを防ぐ。
追い詰められ、真の姿である滅びの竜に変じたゴルゴンを、死闘の末に打ち倒すリンク。
大地の巫女ディンは開放され、ホロドラムは正しい四季と平和を取り戻したのだった。
…だが、その影で、ゴルゴンがホロドラムの混乱から抽出した「滅びの炎」を受け取る者がいた…


43 ゼルダの伝説 不思議の木の実 時空の章 sage 04/10/14 23:32:28 ID:eJ8CKQBR
トライフォースの試練によって、ラブレンヌの地に辿り着いたリンクは、歌姫のネールに出会う。
森で動物たちに歌を聞かせていたネールを、闇司祭ベランと名乗る魔物が襲った。
ネールの正体は、ラブレンヌの時間を守護する「時の巫女」。ベランは彼女の体に取り憑き、彼女の「時を操る力」を
我が物として昔のラブレンヌへ移動し、当時の女王アンビをそそのかして巨大な塔を立てさせようとする。
ネールの力によって時間が狂い、人々は終わらない昼の中で塔を建てる労働に借り出され苦しむ。
リンクは、ラブレンヌの守護者である「マカの木」に依頼され、歴史の改変によってマカの木から失われた
八つの「時の理(ことわり)」を探し出す旅に出た。
途中、ネールがこの災いを予見して密かに隠しておいた「時の竪琴」を手に入れたリンクは今と昔、二つの時代を
時を越える力を持つ時の竪琴で渡り歩き、幾つもの謎を5つの「不思議の木の実」を初めとしたアイテムで乗り越えていく。
やがて、アンビ女王の相談役とし国政を牛耳っていたベランをネールの体から引き剥がすことに成功するが
ベランは今度はアンビ女王に乗り移って「暗黒の塔」を完成させ、そこからラブレンヌの歴史を歪め始める。
八つの理を揃えたマカの木がつけた大きな「マカの実」で、塔を守るまやかしを打ち砕いたリンクは
ベランを祓い、アンビ女王を救出する。取り憑くべき肉体を失ったベランは巨大な魔物に姿を変え襲いかかるが
死闘の末、リンクはベランを打ち倒し、ラブレンヌの歴史に残る勇者となった。
…だが、その影で、ベランがラブレンヌの民から絞り上げた「嘆きの炎」を受け取る者がいた…

44 ゼルダの伝説 不思議の木の実 最終章 sage 04/10/14 23:33:26 ID:eJ8CKQBR
この「ふしぎの木の実」の「大地の章」「時空の章」はたがいに関連付けられた作品となっており
一方をクリアして、パスワードによりもう一方にデータを引き継ぐと、もう一方の章が最初に解いた章の続編となり
追加イベントと、章のボスを倒したあとのラストバトルが出現する。

ホロドラムとラブレンヌ、二つの地での事件の影には、魔王復活を目論む魔女「ツインローバ」がいた。
ゴルゴンの「滅びの炎」とベランの「嘆きの炎」に加え、三つ目の「絶望の炎」を灯すべく
ツインローバは、人々を励まし希望を与えるべく異国へやってきたゼルダ姫をさらい、生贄にしようとする。
大地の巫女ディンと時の巫女ネールの二人の力によって、ツインローバのいる生贄の祭壇へ攻め込むリンク。
炎と氷、二つの力を併せ持つツインローバを倒し、魔王召喚の儀式を阻止したかに見えたが
最期の瞬間、ツインローバは自らの死を祭壇にささげ、魔王復活の儀式を強行した。
不完全な儀式により、大魔王ガノンが、知性を欠いた力だけの魔獣として出現する。
空間を歪め、狂ったように攻撃してくるガノンを、リンクは勇者の技、回転斬りによって倒す。
魔王の完全復活は阻止され、二つの国に完全な平和が戻った。
それを見届けたリンクは、さらなる修行の為に小船に乗ってこの地を去っていく。

45 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/15 00:01:19 ID:kwgDuow6
>>39,42


ゼルダは最後にプレイしたGBゲームだったなぁ
>44のデータ引継ぎや、GBAでプレイするとおまけ要素があったりと
面白いギミックがあるゲームだった

46 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/16 00:56:26 ID:0OxNXH2B
>>42
ゼルダリクエストした者です。
分かりやすくまとめてくださって、職人さんありがとう。
ゼルダは謎解きが面白かったんだが、どうしてもアクション下手で
全部クリアできてないよ…。ヘタレすぎてだめだな漏れは。

47 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/16 02:53:01 ID:Qx8pefkz
ウルティマ、ウイザードりィ、マイトアンドマジック、希望。

48 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/16 04:11:36 ID:aRPU0gwT
>47
●ウィザードリィのストーリー
ワードナという悪い魔法使いが、トレボーという狂った王様から魔法のお守りを盗んで
地下10階のダンジョンに立て篭もりました。
ダンジョンの奥まで潜って、ワードナをぬっ殺してお守りを取り返しましょう。
 
 
…いや、ストーリーを語るとしたらまぢでこれくらいしかないぞ。
ベニ松とかの独自の解釈はそれはそれでかっこいいが、ここで語るのはスレ違いだしな。


49 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/16 08:41:57 ID:AUU7B0m6
ワイルドアームズってでてますでせうか

50 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/16 11:40:51 ID:NVaEOKAJ
第二次スーパーロボット大戦αをお願いします。
全体のストーリーと前作の主人公がどうなったのかとか
消化された伏線とかもお願いします。

51 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/16 22:53:41 ID:Qx8pefkz
>48
ありがとう。原始のRPGだけあってシンプルなストーリーだ。
ひきつづき、ウルとM&Mを希望。

52 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/17 13:33:08 ID:/h/fvXDV
ルナ2をどなたか解説お願いします

53 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/17 16:14:55 ID:+iu2kz08
ウルティマはシリーズ多いんだけど最初だけでいい?
他もいるならまた呼んで。
ウルティマはストーリーがいいという評判だけど1はダメダメw

ウルティマ1
ソーサリア大陸を支配している魔道士モンデインを倒すため、
ロードブリティッシュが集めた勇者の一人がプレイヤー。
王様に自分の実力を証明して宇宙のどこかにいるモンデインをぬっ殺す。

54 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/17 22:40:33 ID:HD9Vk0U5
>>49
まとめサイト見ろよ。

55 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/17 23:41:47 ID:JMewOo6w
半熟英雄対3Dのストーリー教えてください。
エンディングがアレらしいのがとても気になる。お願いします

56 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/17 23:52:42 ID:Dd/Dp+0o
>53 
ありがとう。またボスが魔道師か。
和RPGは魔王、洋RPGは邪悪な魔法使いがボスということか。
ウルは1−2−3が1セットときいたから、ウル2と3も頼みます。


57 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 00:07:45 ID:IWQhnz+V
ストーリーの確認も兼ねてファイアーエムブレム聖魔の光石を書こうかと思います。

58 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 01:54:05 ID:TRV50w3g
>>56
1〜3が第1部、4〜6が第3部、7〜9が第3部という扱いで、
4以降は1〜3の設定を変えてたりする。
(例:1の勇者は当初は普通に募集したことになってたけど、
4以降では地球から召喚されたことになっている)

ウルティマ2
モンデインを倒してソーサリア(ウルティマの世界)はなんとか立ち直って
時間旅行ができるようになった。
この時間旅行というのは「タイムドア」というものを利用するのだが、
モンデインの弟子であり愛人だったミナクスという魔女(腕はモンデインより上らしい)が
悪用してソーサリアを征服。
ロードブリティッシュはまた勇者を集めてミナクスを討伐させる。
勇者はいろんな時代を飛び回ってミナクスみつけて倒して終了。
ちなみにネトゲのUO(ウルティマオンライン)はこの辺。
マクドナルドがあって馬に乗ったまま利用できるライドスルーなるものがあったり、
飛行機奪ってロケット乗って宇宙さまよってみたり、突っ込みどころだらけ。
書き忘れたけど1も唐突に戦闘機同士のシューティングになったりする…。


59 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 01:58:35 ID:TRV50w3g
ウルティマ3
(ここからSFじゃなくてファンタジー、しかも謎解きメインになる)
やっとミナクスを倒してまたもや復興完了。
そしたら海の真ん中に火山「エクソダス」が出てきて
モンスターが出るわ天変地異が起きるわとまたもやソーサリアは大ピンチ。
ロードブリティッシュはまた勇者を集めて討伐に行かせる。
カード集めたりしてやっとこさ火山にたどり着くと、
火山の正体はミナクスとモンデインの息子「エクソダス」だった。
コンピューターだけど。

ちなみにここまでは経験値稼ぎに町の人を殺すのが手っ取り早かったり、
警備兵がめちゃ弱いとかいろいろあったんだけど、その反動か、
4以降は目的が「悪を倒せ」じゃなくて「勇者になろう」に変わる。
この辺の世界観とかはかなりよい。


60 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 02:05:41 ID:74OO6g7R
>>57
頼んます。
最近FEやってないから、どういうストーリーなのか解らんので…orz

61 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/18 05:01:04 ID:IWQhnz+V
マギ・ヴァル大陸には古より魔物が存在し、人々は五つの聖石に魔物を封印して平和を手に入れたという。
五つの聖石はそれぞれ五つの国に納められて平和の象徴とされた。

ある時大陸最大のグラド帝国が突如他国への侵略を始め、隣国ルネスの王女エイリークは
父王に命じられて隣国であるフレリア王国へと落ち延びていった。
フレリアに辿り着いたエイリークはグラドとの戦争で行方不明になっていた
双子の兄エフラムを救出すべくグラドヘ攻め込むことを決意。グラド領のレンバール城に
進軍し、これを落とす。
そこへエフラムと共に行軍していたはずの騎士オルソンが現れ、エイリークを城内へ招き入れる。
しかしオルソンは妻のためにルネスを裏切っており、エイリークは城内で包囲されるが
援軍として加わったエフラムと合流し、フレリアへと脱出する。
エフラムの連れていたミルラという竜族の少女は、グラドの侵攻の影には禍々しい何かがあると告げる。
彼女はそれを感じ取り、住んでいたところから旅立ったのだという。しかし今は力を失っており
偶然出会ったエフラムに保護されたのである。
その頃フレリアの聖石はグラド帝国によって破壊されていた。
しかし、すでに滅びたはずのルネスの聖石は未だ破壊されておらず、それはエイリークとエフラムの持っている
一対の腕輪によって聖石を封印してあるからだということを知る。
多くのことを知り、この戦争にただならぬものを感じるエイリークだった。
その後、エイリークはロストン聖教国に援助を仰ぐため、エフラムはグラドに正面から戦いを挑むため
兄妹はしばし別行軍をする。

62 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 05:03:09 ID:IWQhnz+V
次回からはエフラム編で。
色々ツッコミどころの多いストーリーです。敵の動機とか。

63 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 11:03:06 ID:88DvIPj5
すべてがFになるをおねがいします。
小説とは違った結末もあるようなので・・・

64 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 20:09:27 ID:EU45viZl
>>61
丁度お願いしようとスレ覗いたとこなのでびっくりです。
乙です。

65 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/18 22:58:18 ID:5BALKBef
>>58,59
おお、重ねてありがとう。

>1も唐突に戦闘機同士のシューティングになったりする…。
>経験値稼ぎに町の人を殺すのが手っ取り早かったり

すげえ。三大RPGと呼ばれているのに全然王道RPGじゃない。


66 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/18 22:58:22 ID:5mFTu3r4
【ここではエフラム編で進めていきます】

エフラムは、グラドの人間の中にも戦う意志の無い者がいるだろうと思い、
親友であり、心優しいグラドの皇子リオンと話をしようと思い当たる。
グラドへの道中、槍の師であるグラドの将軍のデュッセルを説得し、幽霊船との
戦闘中にロストン聖教国王女ラーチェルと合流する。
そのころグラドの将軍の一人セライナは、リオンの命で竜石と呼ばれる石を手に入れていた。
グラドに上陸して間もなく、エフラムの元からミルラが行方をくらます。
彼女がセライナと供にいると知ったエフラムは、ミルラを取り戻すべく進軍する。
竜石を手にしたセライナの元にミルラが現れ、その石を返すよう哀願する。
この石ははミルラが竜の姿に戻るために必要なもので、
彼女が無くしてしまった石が巡り巡ってセライナのもとへ来たという。
ミルラと話すうちに、絶対の忠誠を誓った優しく賢明な皇帝はすでに正気ではなかったこと、
そしてもう元の皇帝には戻れないことを知ったセライナの心は揺れる。だが、皇帝の命は絶対だった。
竜石を返して欲しければ自分を倒せと言い、ミルラをエフラムの元へ帰す。
ミルラはエフラムに、セライナは悪い人間ではないと訴える。エフラムも彼女を説得しようと
するが、セライナがそれを聞き入れることはなかった。

67 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/18 23:02:00 ID:5mFTu3r4
セライナを倒し、グラド城にエフラムは進軍する。
その頃玉座の間には皇帝ヴィガルドと皇子リオンがいた。
リオンは、父上の死を受け入れられなかったから、と意味深な独り言と共に姿を消す。
皇帝を倒しグラドを制圧したエフラムは、地下牢から一人の闇魔導士を救出した。
ノールと名乗った魔導士の口からは信じられない事実が語られる。
リオンは父の死を受け入れることができず、闇魔道で父を甦らせてしまったというのだ。
その際に、魔を封じたとされ最も強い力を持つグラドの聖石の力を使い、より強い力を持つ
魔石を生み出すことに成功、結果グラドの聖石は破壊されてしまった。
その後、挙動のおかしくなったリオンは甦った皇帝を操って各国への侵略を始めたのだという。
王宮制圧後エフラムの前に現れたリオンも、確かに昔とは別人のようであった。

かつて魔を倒したといわれ、各国に二つずつ伝えられている武器、双聖器を手に入れ、
各国の聖石の破壊を防ぐべく、エフラムは再び進軍する。
隣国ジャハナでグラドの将軍ヴァルターとケセルダを撃破。彼らに追われていたエイリーク達と合流するが、
すでにリオン達によってジャハナの女王は殺害され聖石も破壊されたことを知る。
フレリアのように、双聖器だけは無事であったという。
ここはルネスに帰還し、聖石を死守することを決意する二人であった。

68 第2次スーパーロボット大戦α 1 sage 04/10/21 17:20:44 ID:UD6JAFth
ざっとですが、第2次スーパーロボット大戦αのストーリーを投下します

69 第2次スーパーロボット大戦α 2 04/10/21 17:21:33 ID:UD6JAFth
α外伝で衝撃波を防いだプリベンターは大幅に軍備を縮小され、
ちりぢりになっていた。
地下勢力が「闇の帝王」を復活しようとしたり、宇宙人達が地球圏と
友好関係を結ぼうとするも交渉決裂し、宣戦布告、未知のエネルギー
「ビムラー」の争奪、海底遺跡オルファンの浮上、未知の敵の襲来、
ティターンズの残党、シャアの反乱、木星の宣戦布告などで
新たな大戦が起こる
主人公は戦いに巻き込まれ、プリベンターと共に闘うことになる。
プリベンターはかつての仲間と合流し、新たな仲間とそれぞれの
勢力と闘っていく。
そんな中、主人公は戦闘中にある少女を保護する。
各勢力を撃破していくうちにその少女が行方不明になってしまう。
とりあえず、少女の捜索は後回しにし、一刻も早く戦争を終わらせようとする。
そんななか、3体のロボット?が現れ、時にはプリベンターを助け、時には
襲ってくる。

70 第2次スーパーロボット大戦α 3 sage 04/10/21 17:23:57 ID:UD6JAFth
そして、苦難の末全勢力を倒したプリベンターの前に行方不明に
なっていた少女がいきなり大人になって語りかけてくる。
「自分は地球の守護者であること、そしてプリベンター共に地球と
人類を護っていこう」と
これで大戦が終わると思ったプリベンターだが、彼女は彼らにこう告げる。
「しかし、コロニー、月、木星、火星に住む人類は滅ぼす」と
ティターンズの思想の強化版をもつ彼女に反対したプリベンターは
以前現れた3体のロボット?を従えた彼女に戦いの挑む。
だが、しかし彼女を救おうとした主人公達は彼女を説得し、
彼女が操られていると知った主人公は彼女の乗る機体を撃破し、彼女を救出する。
そして、彼らの活躍により大戦はここに終結する

71 第2次スーパーロボット大戦α おまけ 04/10/21 17:32:52 ID:UD6JAFth
前作1次の主人公:拘束されていたらしい
外伝の主人公:主人公なし

衝撃波について:木星は自力で防いだらしい
シュウについて:登場すらしてないので伏線消化なし
ビアン博士:登場せず



72 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/22 00:47:42 ID:zeSL53Rp
横から補足
衝撃波・アルファ最終決戦においてせまりくる宇宙怪獣を倒すため銀河中心地で
ブラックホール爆弾を使用した。その衝撃波を防ぐために地球圏を包むバリアー
「イージス計画」が実行される。
実行前にオズ残党によるマリーメイア軍と力を温存していたティターンズと騒動があり
スパロボ軍団に鎮圧されたが、そこに前作仲間シュウ=シラカワが現れ敵対
オリロボ・グランゾンの崩壊によってイージス計画が失敗した未来に飛ばされる(外伝)
スパロボ軍団はイージス計画発動直前の月に帰還し衝撃波を防ぐことに成功。
ここでも邪魔をしようとしたシュウのネオグランゾンをぶっ壊す。
(以前のシリーズでも似たイベントがあった。じつは破壊神に操られていて
殺され復活した後洗脳が解け、自分を操った破壊神をぬっころすという展開だった)

前作の主人公・クスハ。サイコドライバーという謎のパワーを秘めた少女
前作途中古代文明のロボ龍王機に認められる。恋人は虎王機、行方不明中。
今回改造して龍人機となり変形不可。謎の敵の正体は洗脳された恋人、

外伝の主人公・ゼンガー。未来世界においてコールドスリープで生きており
ライバルとして立ちはだかった武人。イージス計画が成功し歴史が変わったため
地中に潜って人類種を存続させるアースクレイドル計画が邪魔大帝国に襲われ失敗
復讐のために戦う。当然、外伝の記憶はない。

ビアン博士・「人類に逃げ場なし」宇宙人襲来を予測し人類団結を訴えるが
相手にされず、独自の組織DC(ディバインクルセイターズ)を結成。
技術開発や人材育成に色々成果を上げていたが色々あって行方不明中。
初期のスパロボのラスボス。自分を倒せるだけの力があるなら地球を守れるという人

73 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/22 19:06:08 ID:XHk3GWCC
第2次スーパーロボット大戦αを質問した者です。答えてくれたかたありがとうございました。
追加で質問なのですが、ブリットは仲間になったら戦闘に参加できますか?
シロッコはでますか?ラスボスの女の子は誰に操られているのですか?

74 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/22 19:29:32 ID:Lonmf2fi
できればKHFMを、謎の男達を中心に説明お願いします。

75 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/22 21:57:21 ID:eNPN7HDd
未解決分にあるパンツァードラグーンはRPGじゃないけど書いていいんだろうか?
昔思い出しつつ書こうかなぁと思ったのですが

76 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/22 22:43:34 ID:zeSL53Rp
ブリットは仲間になる。
中盤の主人公テコ入れイベントで龍人機と合体し龍虎王に(分離不可)
シロッコはでない。
女の子イルイは古代の防衛システム「ガンエデン」に操られていた。
人類抹殺つーか地球上から敵勢力が排除されたことを機に
地球を外部世界から閉じようとしたらしい。(あくまで地球を守ることが目的)
裏設定ではかって百邪というのが攻めてきて、一度閉じようとしたが
龍王機、虎王機の操縦者が反対したらしい。

77 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/22 23:24:36 ID:2043VynC
ルネス王国は荒れ果てていた。現在この国を治めているのは、裏切り者のオルソンであったが
どうも様子がおかしい。妻と部屋にこもりっきりで、国政などそっちのけになっているという。
オルソンは戦いに興味を示さなかったが、妻との生活が脅かされるとリオンに告げられ
エフラム達を迎え撃つ。彼を撃破したエフラムとエイリークは、オルソンの暮らしていた
部屋で彼の妻のなれの果てを目にする。オルソンの妻は死んでいて、リオンの手によって
復活させられたのだ。すでに人ではなくなってしまった妻と暮らすうちに、オルソンは
狂ってしまっていたのだった。
持っていた一対の腕輪で聖石の封印を解き、双聖器とルネスの聖石を無事手に入れる二人。

78 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/22 23:26:00 ID:2043VynC
しかしロストン聖教国へ行く途中、現れたリオンによってルネスの聖石は破壊されてしまう。
リオンはグラドの聖石を破壊してしまったときに、聖石に封じられていた魔王に身を乗っ取られてしまった
とエフラムに告げる。
しかし完全に意識を奪われているわけではなく、逆に魔王の力を得ようとしていることや、
かつて魔王の封印された闇の樹海で儀式を行うのだと言い残し去っていく。
魔王を封じるために必要な、今残されたただひとつの聖石はロストンにある。
エフラムがロストンに到着してすぐに帝国の残党が襲撃をかけてくるが、辛くもこれを撃退、
聖石と双聖器を手に、エフラムたちは闇の樹海へと向かう。

闇の樹海は、魔王の封印を見張るべくミルラと彼女の父が暮らしている地であった。
封印に近づこうとするリオンの前にミルラの父が立ちふさがるが、逆にリオンによって
生きた屍に作り替えられ、儀式の見張りとされてしまう。
魔王の封じられた建物“魔殿”の入り口に立ちふさがった屍竜が父だと知り、悲しむミルラ
だったがエフラムに心配をかけまいとし、父と戦うことになる。
もう父が元に戻れないことを知った上での決意であった。
魔殿に乗り込もうとしたエフラムは、倒したばかりの屍竜に寄り添うミルラを見つけ、
彼女に父がいると知っていた彼はそれが彼女の父の遺体という事を知り、なぜ言わなかったと問いかける。
最初は否定するが、自分の決意を悟ったエフラムに対し、エフラムはもっと悲しいのだからと強がるミルラ。
そんな彼女に辛いときは泣いてもいいのだとエフラムは諭す。

79 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/22 23:27:47 ID:2043VynC
父を思い、泣き崩れるミルラ。
一方魔殿の中ではリオンが回想に沈んでいた。
あと数年もすれば、グラドは大地震で壊滅的な打撃を受けるだろうという予言と
父が病で死に瀕しているという事実にさらされたリオンは、父の死後に国を継ぐということを
恐れていた。隣国のエフラム達に助けを求めようとも思ったが、父皇帝はそれを許さなかった。
父が死んだ後頼る者を求めたリオンは父を甦らせることに成功。同時に魔王に乗っ取られていった。
そもそもリオンは予言された大地震をくい止めるべく、聖石の力を手に入れようとしていた。
彼の中の魔王は世界を滅ぼそうとしていたが、それはグラドを救おうとするリオンとは全く
相容れない考えであった。
聖石を破壊したのは魔王の力を増すためではあったが、自分が魔王を支配すれば
その力を皆のために使えると思ったのだった。あくまでも彼が望むのは皆の幸せであった。

魔殿に乗り込んだエフラムとエイリークは、リオンを倒すことに成功するが
魔王の復活は止められなかった。
聖石で魔王の魂を封じ双聖器で立ち向かい、魔王の肉体を滅ぼすことに成功する。

その後、再び平和になったルネスで暮らすエフラムとエイリークのもとに
グラドが大地震により、大打撃を受けたという知らせがもたらされる。
エフラムはリオンの意志を継ぐべく、グラドのために尽力することを誓い、
エイリークもまた、エフラムに代わってルネスを守ると約束するのだった。

スタッフロール。
エフラム、エイリークとリオンの出会いのシーン(回想)。
その後、それぞれのキャラクターの後日談。

80 ファイアーエムブレム聖魔の光石 ◆l1l6Ur354A sage 04/10/22 23:32:45 ID:2043VynC
だいたいこんな感じです。
かなりキャラを端折って説明していますが、実際はもっと大勢の重要人物がいます。
エイリーク編では舞台となる国、。また、リオンの性格が微妙に違っているようです。

余力があれば烈火の剣とかも書いてみたい。

81 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/22 23:34:41 ID:j5qncauI
>>77-79
FE乙でした。
成るほど、今回は龍絡みのストーリーじゃ無いんですな。


82 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/24 21:35:27 ID:1oRqyXWx
>>72
ゼンガーはα2では主人公の一人だが外伝の主人公じゃないぞ。
機体はオリジナルで当初は敵だがハードルートで仲間になれば最強ユニット。


83 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/25 21:33:41 ID:VJ9VWsfH
幻想水滸伝4のテッドイベントをネタバレキボンヌ

84 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/29 20:12:47 ID:/5y/AS3d
保守

85 幻想水滸伝4のテッドイベント sage 04/10/29 23:02:59 ID:/b8ZH3Ui
>>83
幽霊船が出没。主人公が乗り込んでいくと、怪しい黒フードの男が現れ奥へ案内してくれる。
悪魔みたいなのが現れ、主人公の持ってる真の紋章を寄こせと言ってくる。真の紋章集めて世界征服する気らしい。
自分の命を削る紋章を取るチャンスなのに、主人公はきっぱり断り、悪魔と戦闘に。
黒フードの男は、そんな主人公を見て、自分ももう一度人生やり直したいと言い出し、加勢にはいってくれる。
フードの男は、真の紋章ソウルイーターを所持していたテッド。
ソウルイーターのせいで人生に絶望したテッドは、悪魔に紋章預けて一緒に闇に引きこもっていた。
(その間に子供から少年へ成長していたらしい)

悪魔を倒した主人公&テッド。そのままテッドはずるずる仲間に。
しかしテッドはソウルイーターの影響を気にして、誰にも心を開かず船室に引きこもる。
そんなテッドをやたら気にして、つきまとう弓使いの少年アルド。
アルドを遠ざけようとして、無視しまくるテッド。

ED後、テッドはどっかに消えた。
アルドはテッドを追いかけていったが、その後不慮の事故で死亡。
1の坊ちゃんとテッドが出会うのはそれから150年後。

86 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/31 01:24:12 ID:2VquwDrQ
>73
ブリットはクスハ編のみパイロットとして加入。
主人公機の後継機、龍虎王の変形Ver、虎龍王の専属パイロットです。

シロッコは出ません。
Z、ZZのストーリーはαで全て消化されたのでハマーン以外皆過去の人。
下手すりゃ名前すら出てこない。

イルイは操られていたわけではない。
元々ガンエデンという惑星防衛プログラムのマザーシステム。
自らと共に地球を守る戦士を、この混乱の中から選び出すために、
自らの分身をαナンバーズに送り込んでいた。
少女の姿をしていたのは人間達の保護意欲を煽るため。

しかし、分身の方には「自分はガンエデンである」という意識が無かったため、
自我が強くなりすぎ、αナンバーズのメンバーに強い親愛の情を覚えた。
そのため、本体ど融合しても分身の意識が残っており、主人公たちに「自分を破壊してくれ」と訴える。
だが主人公たちは家族同然のように過ごしてきたイルイを忘れることはできない、
ということでガンエデンだけを破壊し、イルイを助け出す。

この後の結末は主人公によって分岐。
クスハ→普通に助け出してハッピーエンド。医者になる勉強をはじめる。
ゼンガー→実は生きてた博士。一緒に暮らそうとか言われるがイルイを選ぶ。
アラド→バラルの園の崩壊とともに行方不明になる。
     パートナーであるゼオラが終戦後彼を探す旅に。当の本人は何処かの海岸にイルイと共に流れ着く。
アイビス→やってない('A`)



87 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/31 01:29:13 ID:2VquwDrQ
用語説明。

ガンエデン→古代人が建設した人造神。地球のみを守るようプログラムされている。
        そのため、今後異星人の侵略が無いようにと地球だけを結界で封印しようとする。

バラルの園→海底奥深くに沈んでいたガンエデンが建造されている場所。
         単体で飛行が可能で、最終決戦のステージになる。

イルイ→本名イルイ・ガンエデン。ガンエデンのシステムとなっているサイコドライバー(強念者)。
      主人公たちに地球の守護者の素質を見出し、分身を送り込む。

αナンバーズ→主人公達の部隊名。イベントで変更可。

88 73 sage 04/10/31 11:30:11 ID:fBuu1pJs
>>86-87
ありがとうございました。これでとりあえずシリーズ終了って感じですか?
次回作出そうな感じですかね?

89 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/31 13:15:02 ID:x4KyZNe+
>>86
ゼンガーについてはイルイ救出失敗の後、博士と再会するも一人旅立つことを決意。レーツェルに見送られて出発

ちなみにどこぞの海岸でヒメたちが倒れている少女を発見するが彼女がイルイという直接的な表記はない
(可能性は高いが)

ちなみに外伝の事実は終盤でゼンガー本人の知るところとなっている

てな感じだったと

90 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/31 13:20:08 ID:x4KyZNe+
ちなみにクスハ編は

龍虎王(虎龍王)が自らを犠牲にしてイルイを救出。その後、クスハはブリットとイルイと共に日常へ戻る

だったかな?

漏れもアイビス編は途中で止まっているので結末はわかんね

91 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/31 16:39:56 ID:DrmfogRT
確かアイビス編はイルイを助けられず、その後夢の恒星間飛行パイロットとなって
イルイのペンダントを胸にツグミ・スレイと共に宇宙へと旅立っていくEDだったはずだけど、
クリアしたのは昔だから結構おぼろげ。

92 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/31 17:54:49 ID:+LDa9Np1
エンディングで、突っ込んだアイビスはイルイ空間の中に突入。
助かる。と一瞬喜ぶアイビスだがイルイが自分は助からないと言って、ショックを受けるが、
イルイの最後の願い。という事で無理に笑顔を浮かべてイルイ空間崩壊。
で、アイビスが最後にアルファで出てったマクロスを追いかける所を意識だけ? なイルイが見守る。

93 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/31 18:53:34 ID:Lb4pHU/b
生死不明や意識体っぽい物はスポロボだと生きてると思っていいな

94 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/10/31 22:26:40 ID:bE6KXT8k
リンダキューブ頼みます

95 名無しさん@お腹いっぱい。 04/10/31 22:32:26 ID:5gqTFcGn
>>94
まとめにもうあるよ。

96 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/02 08:33:54 ID:SnK0A9UC
>>8
ゼルダ夢をみる島だけど、
行ってみたらノーミスクリアエンドが載って無かったので追加。

スタッフロールが流れたあと、
ずっと外の世界を夢見ながらもコホリントともども消滅したはずのマリンが
翼をもって歌いながら飛んでゆく。

DX版は持っていないためわからないので、誰か知ってる人お願いします。

97 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/03 03:46:07 ID:pbhGDYgc
それ読んだ気がする

98 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/06 19:59:56 ID:+eATzmfU
保守

99 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/06 22:46:17 ID:EQbDaYqX
格闘ゲームはスレ違いですかね・・・
できれば、ヴァンパイアシリーズを誰か書いてください。
お願いします

100 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/06 23:43:19 ID:KakZCePt
クーロンズゲート昔やったけどストーリー忘れたYO.おしえてCHO

101 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 04:54:08 ID:5ryYR/rh
ヴァンパイアいきます。
前提。ボスはパイロン(固定)よってエンディングは全部パイロンを倒した後の話ね。

デミトリ:百年の間、霧深い森の奥の居城に安置された棺にこもり、眠り続けていたデミトリは目を覚ました。
不敵にも「闇の貴公子」とまで呼ばれた彼に戦いを挑もうとする何者かの気配を感じて。

エンデイング:勝利を祝う盛大なパーティを抜け出したデミトリ。美女二人を脇にはべらせて月に乾杯。
「闇にたたずむ光もまた真の光…いずれ我が物となるであろう」

ガロン:生まれた時から彼の身に潜んでいた闇の力。何のきっかけか開放されたその力に蝕まれ、
ガロンは次第に正気を失っていく。只その事に恐れおののくばかりだったその時、
天啓のような考えが脳裏に閃く。
「戦い続け、己の限界を超えることが出来れば、あるいは…」

エンデイング:ついに己の限界を超えたガロン。呪いは解かれ、見事人の姿に。
朝日に向かって仁王立ちでエンド。

102 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 04:55:29 ID:5ryYR/rh
フェリシア:雨の中、住み慣れた街を離れて歩き出すフェリシア。皆が彼女を恐れ、爪弾きにする。
だから彼女はこの街を離れて世界を回ろうと決めた。得意な歌と踊りを生かして
ミュージカル・スターっていうのになれればきっとみんなほめてくれる。いっぱい遊べる!

エンデイング:レポーターたちに取り囲まれるフェリシア。
記者「これであなたが地球で一番強いことが証明されました。今のご気分は?」
フェリシア:(にっこり笑って)「最高。」
この後望みどおりミュージカルに出演し、トップスターに。
バスルームの壁にかかったテレビ(歌うフェリシアが映っている)を背にウインクしてバスタブの中のフェリシア
「ほんと、最高」

ビクトル:死体を繋ぎ合わせ、「人造人間」を作り出そうとしたビクトル・フォン・ゲルデンハイム博士。
しかし死体を蘇生する為の動力として使用した落雷は博士の命をも奪ってしまった。
動き出した人造人間「ビクトル」の脳裏にあるのは、自分の最強を証明して屍と化した父に
認めてもらいたいという無邪気な欲望のみだった。

エンディング:博士が自分の勝利を喜んでくれないことを不審がるビクトル。その背後に一人の少女が現れた。
エミリーと名乗った少女:「父のことはもういいの…ビクトル、これからは兄妹二人で暮らしましょう」
そしてビクトルとエミリーは彼女の家で幸せに暮らしたのだった。

103 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 04:57:18 ID:5ryYR/rh
アナカリス:数千年の眠りを経て目覚めたファラオ、アナカリスは繁栄を誇った己の国が跡形もなく
砂漠と化していることに驚き、滅亡を招いた自らの過ちを正すことを決意する。

エンデイング:数千年前のエジプト。敵国に攻め落とされる寸前のアナカリスの国。
そこに突然アナカリス(人間Ver)復活。不思議な力で敵消滅。国民バンザイでエンド。
(でもなぜかアナカリスが「五千年前の誓い通りこの地を守っていく」とか言ってて時間軸がよく分からん)

ビシャモン:呪いの甲冑に体を乗っ取られてしまった剣士ビシャモン。僅かに戻った意識が再び闇に沈む直前、
彼は不気味な声を聞き、その声に反応した鎧が笑うのを感じた。

エンデイング:何故か呪いが解け、鎧が消える。正気を取り戻したビシャモンは、鎧に取り憑かれている間に
殺してしまった人々の魂を供養する為、妻のおりんと共に旅に出るのだった。

サスカッチ:村の外にうろつくバケモノを退治する為、雪相撲で村一番を証明したサスカッチ。
みんなに見送られてさっそうと旅立つ。

エンディング:あざらしの郵便配達人がサスカッチからの便りを持ってきた。
勝利の知らせにビックフット族たちは喜び、世界支配の戦いの為の準備に取り掛かる。

104 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 04:59:46 ID:5ryYR/rh
オルバス:湖底火山の噴火により、一瞬にして国を失った若き水中帝国の王、オルバス。
湖底に漂っていた邪悪な気配を追って、未知の地上を舞台にした彼の復讐の旅が始まった。

エンデイング:自分が生きている限りこの聖地は汚させない。湖畔で決意を新たにするオルバス。
そこに彼の噂を聞いていた、同じく生き残っていた人魚族の女性が現れる。
一年後、二人の間に新たな聖地の守護者が誕生した。

モリガン:主が篭りがちになったのを良いことに夜ごと人間界を忍び歩く夢魔の姫。
その夜、不思議な力を肌に感じたモリガンはその力にいたく興味をそそられた。
なぜなら彼女は夢魔…刺激を糧とする生き物だから。未知なる物、怪しげなものには目がないのだ。

エンデイング:パイロンを二度と醒めぬ眠りへといざない、城へ戻ったモリガン。
下界の様子を執事に尋ねられ、羽を伸ばしてきただけ、何も変わったことはなかったと言いつつも
寝台に横たわるその口元には笑みが…

ザベル:観客百人と共に謎の死を遂げたカリスマ的ギタリスト「ザベル・ザロック」
彼は死の直前、こう叫んだと言う。「帝王オゾムよ、今度はアンタが俺サマにくれる番だぜ!」
町外れの彼の墓が何者かによって暴かれた今夜、一体何が起こるのか…。

エンデイング:彼を蘇らせ、ダークストーカー全ての抹殺を命じたのは冥王オゾムだった。
褒美により凶悪な力を得たザベルは自らが闇の帝王になることを企む。

105 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 05:01:12 ID:5ryYR/rh
フォボス:太古の昔、地球を訪れた異星人により作られた謎のロボット群。地殻変動により閉じ込め
られていた遺跡から、突如としてある一体が動き出す。その目的は、ただ全てを抹殺することのみ。
かつて、この地上に居た恐竜たちをそうしたように。

エンディング:「私の本当の力はこんなものでは…」言いながらも歪み、消えていくパイロン。
「生命反応なし。任務は終了した」
メキシコ、とある遺跡。闇の中、無数のロボットたちが眠っている。
いつの日にか彼らが再び目覚める時が来るのだろうか。

パイロン:二億年もの間宇宙を漂う究極の生命体パイロン。
ある目的の為、地球の遥か上空に現れた彼は、この星に数千年ぶりに自分以外の生物の気配を感じ、
また自分の思念にそのうちのいくつかが反応を返すのをみとめて笑みを浮かべる。
久しぶりに退屈を紛らわしてくれそうなもの…戦いの予感を胸に、彼は大西洋の深淵に姿を消した。

エンディング:「我がコレクションとして永久にその美しさのまま輝き続けるがよい」
焦るどっかの国の軍隊の人たち(なさ?):「地球が何か強い力で引き寄せられているぞ!」
巨大化したパイロンの指の間で輝く地球。彼の目的とは、地球を指輪にすることだった。

いじょーでーす。長くてごめん。
しかし十年前のゲームとは思えん絵ですなぁ。一枚絵とか今でも通用するかも。あきまんすげー。

106 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 16:41:06 ID:2hlXQRW0
乙 あの色合いは真似できんな

107 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 19:06:48 ID:jdRd6y2U
スパロボMX希望いたします候

108 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 19:57:25 ID:NW50XOCP
サガフロンティア2キボン

109 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 20:23:13 ID:LvCQM3iH
FE聖戦書きたい

110 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/07 23:09:55 ID:eB/3AJ7u
格ゲーですがKOFお願いします
オロチ編の大まかな流れだけで良いんで。
未だにさっぱり分からん

あとサムスピRPGも分かる人いたらきぼん

111 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 03:26:55 ID:cg+PxUWp
PS2のキングダムハーツのED教えて下さい。
もうしぐGBAでキングダムハーツの続編(?)が出るので…

PS2のキングダムハーツはやったことがあるのですが、3D酔いが激しく途中でやめてしまったので…
どなたかよろしくお願いしますm(_ _)m

112 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 08:20:32 ID:CBq5B4x2
世界を鍵で閉めて回るお話

113 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 15:25:47 ID:wzm128mv
>>112
おまいさんはきっと要約スレの方が向いてるな

114 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 15:44:01 ID:53SVEhyF
>>108
サガフロ2、予約しておきます。
攻略本見ながら記憶を掘り起こすんで、
多少抜けがあるかもしれないけど。

115 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 19:04:03 ID:au5v8axa
>>110
KOFの説明させていただきます。

KOF94
世界中の格闘家に「三人一組で格闘大会しますんでよかったら参加して
下さいね。byR」という謎の招待状が届く。
勝ち抜いていった主人公達は空母の中に案内され、この大会の主催者
武器商人ルガールと戦う羽目になる。
ED:「何でこんな大会開いたんだろ?」と疑問に思う主人公達だが
それぞれ自分たちの生活に戻っていく。

KOF95
草薙京のライバル、八神庵登場。ここからオロチという存在が出てくる。
KOF94から一年後、再び格闘家達にKOFの招待状が届く。
差出人は「R」もしかしてルガールか!?こうして戦いの火ぶたは開かれた・・・
ED:ルガールは生きていた!(再生怪人かよ・・・)と思う主人公(というか
プレイヤー)をよそに戦いを挑んでくるルガール。ルガールを倒し、これで
終わりかと思った主人公達だが暗黒の力がルガールの体から溢れだし彼は
消滅していった。ルガールを滅ぼした力・・・それはオロチの力であった。
こうして主人公達はKOF95の優勝者となるが物語は始まったばかりであった。

KOF96
(KOF95より一年後ではあるがこのころからゲーム内での時間は変化しなくなる)
KOFがまた開催される。格闘家達に衝撃が走った!
主催者はルガールではなく、全世界に中継される大規模な大会ということで
一抹の不安はあるものの参加を決意した主人公達であった。
中ボスである神楽ちずるが今回の大会を主催した張本人であり、その目的は
ルガールを滅ぼしたオロチの力を封ずることであった。
ルガールがオロチのを解放したのか?そう驚く主人公達にちずるはこう答える。
「ルガールは解放された力を横から奪い取っただけ。オロチの力を解放したのは
・・・」
そしてオロチの力を解放し、ちずるの姉を殺した男ゲーニッツが現れた。
ED:ゲーニッツは己の敗北を認めると自ら命を絶った。しかし、その背後に
強大なものを感じ取る主人公達(草薙・八神に関しては神楽から血の宿命に
関して告げられる)であった。
ここで、草薙=剣、八神=勾玉、神楽=鏡という三種の神器の設定が出来る。

KOF97
(一応)オロチ編完結作品。
神楽ちずるは再びKOFを開催した、オロチを封ずるために。
オロチというのはぶっちゃけ地球の意志であり、人間を滅ぼすのは
地球を滅ぼしかねない人間の愚かさに対して下された審判であった。
1800年前、草薙・八神・神楽の先祖達が封じたオロチはオロチ八傑集である
クリスを触媒にし復活する。
オロチを倒し、再び封印するも「オロチは地球の意志であり、いつの日か
必ず復活する」という言葉を残す。
人間を滅ぼすのは人間ではないのであろうか?
そのような考えが頭によぎる主人公達ではあったが、人はそんなに愚かでは
ないと生きていこうと決心するのであった。
(後のシリーズでは三種の神器ED:草薙・八神・神楽=そえぞれ生死・
行方・消息不明。となっている)

長くなってすいません。大雑把にまとめてみました。
しかし、2003ではまたオロチの話が出てきたみたいなので
ここに絡まるかわかりません。詳しい方お願いします(汗)

116 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 22:00:49 ID:OzF3MgCB
草薙は「剣」ではなく「拳」だったような…
(なんだよそのシャレみたいなのは…ダセッ(´・ω・`)、と思った記憶がある…

117 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 22:02:21 ID:g0pcfoNn
>>101-105
無印はエンディングその後って付かんの?
とりあえずヴァンパイア ハンターでのエンディングその後

デミトリ
魔界へと戻り、かって彼が敗北したベリオールに雪辱を晴らそうとする。
しかしベリオールは死に、娘が跡を継いでいた。今後数千年に及ぶ魔界大戦乱の始まりである。

ガロン
ガロンは故郷へと戻るが人狼の噂により村はもぬけの空。
しかし子供たちだけはガロンの帰りを待っていた。ガロンは罪滅ぼしに生きようとする。

ビクトル
幸せな日々は続かない。突然停止するエミリー、彼女も人造人間だった。
エミリーを電気椅子に乗せ、ビクトルは雷の夜を待ち続ける。

フェリシア
スターの軌道も順調、「ほんと、最高」

アナカリス
5千年栄えた大国の遺跡が、今もナイルの地下に埋まっているという。

118 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 22:05:18 ID:g0pcfoNn
ビシャモン
生涯かけて人々を救うビシャモン、だが呪われた刀と鎧は今日も血を求め彷徨っているのだろう。

サスカッチ
世界征服のための子作りが行き過ぎて食料不足に。
捕まった仲間が破格の待遇で迎えられていることを知り、次々と人前に姿を現す。
「すべてはセカイセイフクのため、それにしてもこのバナナってやつはうめぇなぁ。」

オルバス
深海で大遺跡を発見。彼らがこの水の惑星を支配する日も近いだろう。

モリガン
眠りに付くモリガンを起こす声、父・ベリオールが死んだという。
これでアーンスラント家も終わりね…そう呟くモリガンに執事は返す。
「いえ、次なる党首はあなたさまでございます」

ザベル
力を得て、冥王オゾムの城へ突撃するザベルとルマルタ。
しかしルマルタによってオゾムに筒抜けだった。

フォボス
闘いから数百年、次々と基地を飛び去るフォボス達。
センサーが地球の生命反応がゼロになったのを確認したのだ。
彼らはあらたなる主を求め、宇宙への旅へ出る。

パイロン
束の間の楽しい時を終え、地球を飛び去るパイロン。
彼はこれから気が遠くなるほど永い孤独な旅へと向かうのだった。

119 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 22:07:41 ID:g0pcfoNn
レイレイ:
自らを妖怪と化す「異形転身の法」を使い、ダークストーカーズから二人の娘を守った母。
成長したレイレイとリンリンの姉妹は「異形転身の法」によりキョンシーと制御のための御札となり、
母の魂を弔うため戦いの旅へと出る。
END:全てのダークストーカーズを倒したが、力尽きる二人。
浄化された母の魂により、来世でもレイレイとリンリンは双子として転生する。
年頃に成長した二人の前に現れる見知らぬ女性の霊。それから二人は不思議な力を持つようになる。
親子の力は血を越えて伝えられたのだ。

ドノヴァン:
闇の者と人間のハーフであるドノヴァン。
自分は既に手遅れだが、同じ境遇の少女アニタを人間に戻すため、
魔剣ドレイクを手に闇の者を狩り続ける。
END:体を伝う黒い血、闇の者の血を浴びすぎたドノヴァンもまた闇の者にものになってしまう。
ドノヴァンを見てアニタは感情が戻り、涙を流す。
それから数年、アニタ立派な女性に成長する。「私を助けてくれたあの人は今頃何処へ…」
変わってルーマニアの古城、若い女性が失踪する事件が続発。
ドノヴァンはアニタの人形を手に、消え行く理性を必死に繋ぎとめていた。
城から生きて帰った者は語る。「闇の中から、恐ろしいほど哀しい目でこっちを見てたんだ!」

120 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/08 22:10:22 ID:g0pcfoNn
間違い、モリガン=アーンスラン「ド」でした。
誰かセイヴァー頼む。

121 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 04:37:34 ID:7e9penKg
>117
付かん。エンディング後のエピローグがハンターでの追加要素だから。
悪く言えばエンディングが前作まんまなののごまかし。
オーケーんじゃーセイヴァーいくぜー

設定。

ジェダ:魔界の三大魔貴族の一人、ドーマ家の当主。滅び行く魔界を「吸収一体化」によって
救済すべく復活を遂げた。魔次元を生み出した張本人。

意識or体が魔次元に飛ばされた→アニタ(Withドノヴァン)、レイレイ、ビシャモン
家ごと魔次元に飛ばされた→モリガン、デミトリ
ジェダの波動に反応して魔次元に→アナカリス、ザベル、サスカッチ、パイロン
息子が行方不明で魔以下ry→オルバス
何故か主と認識した、遺跡に迷い込んだ少年を守る為以下r→フォボス
再び呪いが(ジェダに反応?)でry→ガロン
ジェダの誘いに乗ってry→ビクトル
ジェダに協力→キュービィ(妖蟲ソウルビー族の長)リリス(モリガンの主ベリオールによって
封印されていたモリガンの魂の片割れ)
なんか知らないけどいる→フェリシア、バレッタ(腹黒美少女ハンター)

122 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 04:39:24 ID:7e9penKg
エンディング

デミトリ
モリガンに勝利、その身も心も我が物とする為彼女の首筋に牙を突き立てるデミトリ。
しかし彼女は自らの体を石化させ、支配を拒む。「まあよかろう、いずれその抵抗も無力と化す…」

ガロン
勝利の果て…今まで彼を見つめ続けていたもう一人の己が呼び掛ける。戦い続けることこそ、
獣であることこそが彼の生きる理由だと。同時に彼は体の中で滾る血を、
それを楽しんでいる己に気づく。
一方、ガロンが去った森の奥。赤々と揺れる焚き火を見つめながら兄弟は
戻らぬガロンを待ち続けていた…

ザベル
溢れ出したジェダの魔力を吸収したザベル。Q極(誤字じゃないよ)ハイパーザベルにならんとしたその時、
限界を超えたザベルの体が爆発!でもさすがゾンビだ!頭だけでもなんともねぇぜ!

ビクトル
結局ジェダを倒してもエミリーは生き返らなかった。屋敷に戻ったビクトル。
一ヵ月後、彼が出した結論はエミリーを起動する為に自らの電力を使うこと。
「エミリー うごくなら おれ でんき いらない」
エミリーの目覚めと引き換えに力尽きたビクトルの表情は穏やかだった。

123 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 04:41:19 ID:7e9penKg
モリガン
「…きえる…のは…イヤ…」
「…あなた…そんなにこの体が欲しいの?…いいわ、私の中にいらっしゃい…さあ…」
リリスとの合一を果たし、真の魂を得たモリガン。
夜空を飛ぶその目に映るもの全てが新しい刺激に満ちていた。

アナカリス
王国へ帰還したアナカリスは決意する。この地上には愚か者が増えすぎた。
やがて自ら滅ぶだろう彼らに従う道理はない。
そして数千年後。アナカリスは地下に王国を築き、地上人の捕獲にいそしんでいましたとさ。

フェリシア
人間界に戻ったフェリシアはミュージカルスターとして大成功を収めた後、孤児院を建て、
恵まれない子供たちと共に暮らしています。捨て子だった彼女を育ててくれた「MAMA」のように、
幸せをみんなにわけてあげるために。

ビシャモン
かつて鎧に取り憑かれていた男、ビシャモンは、苦行の末に法力をそなえ、
鎧を要石に封じることに成功した…しかし、その封印の底にはいまだ怪しく光る眼差しが…

オルバス
息子を見つけ出したらくっついて来た謎の少女は、彼らと同じ海の民、魔界の力によって
閉ざされていた海域に住む先住民族だった。新たな仲間が見つかってめでたしめでたし。

124 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 04:42:28 ID:7e9penKg
サスカッチ
ジェダに囚われていた村のみんなを苦労の末助け出した!
…と思ったらみんなは「親切なジェダさん」のくれた山盛りバナナを食べて大満足。
監禁された事にすら気づいておらず、どこまでも報われないサスカッチだった。

レイレイ
暗黒の空間に放り出されたレイレイたちを導いてくれたのは前世での母だった。
しかし記憶が戻ったのもつかの間、再び前世の全てを忘れてしまった彼女たち。
だが平穏な日常に戻る彼女たちにはそれは必要のないもの。前世の母もそれを望んでいるに違いない。

ジェダ
全ての魂をひとつに。真の「魂の再生」を行おうとするジェダ。が、彼はやり残したことを思い出す。
それは闇と呼ばれるこの次元が存在する為に、もう一つの次元、人間界を消去する事。
あちら側の統率者である「あの女」が真の目覚めを迎える前に。

リリス
モリガンに勝利し、ついに望むものを手に入れたと思われたその時、リリスは不意に倒れ伏す。
「あたしの体…ほんとうの体…!」
横たわるモリガンに向けて必死で伸ばす手が次第に色と形を失っていく。
彼女が完全に消えるのと同時に目を覚ますモリガン。
「いかなるお心変わりでございましょうか…が、
先代様の願いもこれでようやくかないましてございます…」
執事の声に、アーンスランド当主の証であるリングの光る指を見つめながらモリガンは訝しげに呟く。
「わたしにも分からない…まるで左手が、このリングを望んでいるような感じなの」

125 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 04:43:57 ID:7e9penKg
キュービィ
「なぜ私との同化を拒む…」膝をついたジェダの問いかけにキュービィは無感動に応えた。
「ダレカガワタシニササヤクノ 『フエヨ…ソシテサカエヨ』」
爆発的に増え続ける彼女たちの築き上げた巨大な帝国。行き着く先は種の滅びか、それとも…

バレッタ
森の奥の小さなお家。テレビが連続殺人事件の続報を報じています。
レポーター「現場は血の海。目撃者によると犯人は赤いずきんをかぶった子供で…」
「こわいよー」怯える子供をお父さんがなだめます。「大丈夫大丈夫、私がついているよ」
森の奥の小さなお家。オオカミさんたちの団らんに彼女が現れるのはもうすぐ…

フォボス
ジェダを倒したものの再起不能になったフォボス。しかし守るべき主とその危機の情報が
遺跡で眠る何体もの同型機の元に届けられる。目覚めた彼らは一斉に地上の者たちを「守るべき対象」
「排除すべき敵」の二つに分類し始める。分析終了まであと3600秒…

パイロン
崩れゆく魔界を見ながらひとりごちるパイロン。
「魔界か…残念だ。滅びゆく運命にあらねば我がコレクションに加えたものを
次は…そうだな、アンドロメダにでも向かうとするか」

ドノヴァン
「アニタ・・・目を覚ませ」
魔剣ダイレクを通じ、ドノヴァンは意識を失ったままのアニタに呼び掛けた。
「おまえもまた…過酷な運命を背負う者なのか…ならば私と行こう
ダークストーカーズを倒し、全ての闇を払うまで…お前の命、人の心をかけてこの私が預かろう
…それからの生き方はお前が決めればいいことだ…」

126 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 04:47:55 ID:7e9penKg
いじょー。セイヴァーっつーかセイヴァー2 だな。
そーいやジェダってハンターの時点では変な牛みたいなヤギみたいな生物だったんだよな。
舌とか出てるし…よかったなぁセイヴァー出てw

127 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 05:27:12 ID:7e9penKg
あー分かりにくかった。セイヴァー補足。

ジェダが言ってる「あの女」っつーのはアニタのことです。
んでドノヴァンの言う「過酷な運命」っつーのはその辺りを指してるものと。
つっても具体的には上のジェダエンドのセリフとドノヴァンのラスボス前にジェダが
「わざわざ連れて来てくれてありがとう。ん?その娘が何者かって?チミが知る必要ないよ。
っつーか一体化すれば分かるし」って言うだけだけど。

あれから八年…まだ謎が解明される気配はありません…
中途半端なトコで終わらすなよカプ…統率者ってナニよ…

128 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 11:15:10 ID:uO/g64gM
アニタはそんなキャラだったのか
ゲーメストの「ヴァンパイアの謎」でアニタはストIIのキャミィの幼少時とか言ってたなぁ

129 スーパーロボット大戦MX sage 04/11/09 14:54:14 ID:ieGhCwpI
>>107
1-10話
 ・ベガ星連合軍が攻めてきた
 ・ギガノス帝国が攻撃を開始した
 ・百鬼帝国が迫り来る
 ・機械帝国ガルファの螺旋城とギャンドラーが攻めてきた
 ・MUが活動をはじめた
 ・デビルガンダムが復活した
 ・使徒がポツポツと出てきた
 ・鉄甲龍が活動をはじめた
11-30話
 ・火星の後継者が活動をはじめた
 ・攻めてくる敵を迎撃してた
 ・主人公は実はサイボーグだかアンドロイドだかだった
 ・鉄甲龍が壊滅した
 ・ギャンドラーの天空魔城がやってきた
31-40話
 ・ギガノスの月本部が壊滅した(残党は移動要塞に終結)
 ・アルテアが元に戻った
 ・エヴァ初号機がS2機関を内蔵した(大体この辺でゲーム開始から半年)
 ・螺旋城をぶっ壊した
 ・MUの世界とこちらの世界が融合し始めた
41-55話
 ・百鬼帝国が壊滅した
 ・ギャンドラーが壊滅した
 ・ベガ星連合軍のスカルムーン基地が壊滅した
 ・ギガノス帝国の移動要塞が壊滅した
 ・火星の後継者を一網打尽にした
 ・17使徒まで全部やっつけた(綾波レイがパイロット削除)
 ・デビルガンダムとギガノス帝国のマスドライバーがくっついて再生したので壊した
 ・ガルファ本星(アルクトス)が攻めてきたので返り討ちにしてやった
 ・量産型エヴァをつかって多次元世界補完計画だかが始まった
 ・ラーゼフォンが真聖ラーゼフォンになった
 ・量産型エヴァを全滅させた
 ・多次元なんちゃらは失敗して、調律が始まったみたいだけどすぐ終わった
 ・うぜーオリロボがラ・ムーの星(※1)を吸収したとかで怪しげな異空間に飛ばされた
 ・オリロボに載ってた女がアヒャってなんか知らんがそのオリロボに搭載されてた人工知能AI1(※2)で攻撃してきたのでぶっ壊した
エンディング
 ・主人公とテンカワアキトはほぼ生身の体に戻ったらしい
 ・なんだかんだで1話から10ヶ月くらい劇中では経過してるかもしれない
 ・あとはドラグナーが解体されたり、ジュドーが木星行ったり、ギガノスの鷹とかプラクティーズがロンドベル入りしたり、
  次の格闘大会ではシャッフル同盟が全員出るよみたいな世間話をしたり、いろいろどうでもいい
  主人公は軍に残って教官をやるらしい

※1ライディーンのパイロットの母親しか力を解放できないとかいうすごいエネルギーらしい
  なんでそれを好き勝手にオリロボが使えたのかは謎
※2完全な戦闘兵器を作るとかで人間みたいな不安要素をすべて排除してどうとかいう目的で作られたらしい
  All in 1とかいう、ばればれな正式名称の略称でAI1という(序盤でAI1って名前見た瞬間予測できるくらいにばればれ)
  ゼーレだかが、補完計画に失敗したときのための保険として作っていたらしい
  その割に人間の感情のおかげでここまで進化したとか、その性能が発揮できるとか言ってたり、
  その直後に人間はやっぱいらないと言いなおしていたり、いまいちよくわからない

130 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/09 17:46:36 ID:KB/ktS7d
確かにアニタ糞強いもんなぁ

131 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/09 21:23:20 ID:/2c71eaa
MXはラーゼフォンとエヴァのストーリーが骨子になっているかな。補完vs調律というか。他の勢力は肉付けというかおまけと言っても過言ではないかと

132 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/10 11:24:14 ID:UZK9wpUG
アニタはマーヴルスーパーヒーローズvsストリートファイターの隠しキャラw

133 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/10 12:47:58 ID:BOk0R7Nf
>>110
サムスピRPG
格ゲーである「サムライスピリッツ」「真サムライスピリッツ」を
元にしたRPG。ところどころ脚色はされているが大本は同じ。
それぞれ話は独立しており互いに影響することはない。

天草編(サムスピの方「邪天光臨之章」)
主人公達はそれぞれ目的があって江戸に行きました。江戸に着いたら何か
異変に巻き込まれて解決するはめになりました。
調べていくと島原の乱で死んだ天草四郎が甦ってこの世に災いを招こうと
していました。そんなことはさせないと主人公達は天草四郎を倒しにいくこと
にしました。
ED:(良い行いを重ねて慈愛に満ちた心の場合)
天草四郎は再び倒れる自分を嘆きますが、生前彼が愛した女性の霊が迎えに
来て二人は昇天していきました。
   (悪い心の場合)
恨み辛みを散々言って天草四郎は倒されました。

ミズキ編(真サムスピの方「妖花慟哭之章」)
和狆というお爺ちゃんに頼まれて主人公達は変な銅鐸を壊していく
旅に出ることになりました。いつの間にか世界中を旅することになって
いて羅将神ミヅキという存在が敵の大ボスであることが解りました。
また日本に戻ったと思ったら何度も対決している敵の化け物が襲ってきて
思わず負けそうになった瞬間、主人公は光に包まれました。
気が付けば目の前には、さっきの化け物や一緒に旅をしてきた男装の麗人、
それに敵の大ボスミズキまで居ました。「???」となる主人公に貴方を召還した
のは自分であり、ここは過去の世界であるとミズキにそっくりな女性は説明
しました。女性は美州姫(びずき)と名乗り、これからミズキを倒しに行くので
戦力を補強しようと主人公を召還したようでした。
しかし、ミズキは強く残念ながら美州姫は取り込まれてしまいました。
最後の気力を振り絞って美州姫は自分と共にミズキを封印し、主人公を
元の時代に帰したのでした。
元の時代に戻った主人公は今戦っているのが美州姫の従者であった魔物で
あったことを思い出し、その事を訴えますが相手は聴く耳を持ちません。
仕方なく倒すと、その瞬間魔物は己を取り戻し主人公のことも思い出すのでした。
ミズキに対する怒りを高めながら主人公達はミズキが待つ恐山まで辿り付きました。
苦戦しながらもなんとか主人公達はミズキを倒しました。
ミズキの力によって石に変えられて人達も元に戻り、平和が戻りました。
そして長い間使命に生きていた少女もようやく自由になりました。
(補足)
美州姫の時代は主人公の時代より200年前。従者は魔物の波音(はおん=
200年後は破怨)、レ音(漢字忘れたorz・・・鈴音(ネオン)の先祖)
伊勢の周辺で魔物退治をしていたがもっと大きな悪を退治するために
旅だったと伝えられている(主人公を召還したのはそのころ)
レ音は美州姫が取り込まれた後、一人でミズキの力の源である銅鐸を
壊していくことを使命とし子孫である鈴音もそれにならっていた。
(EDで普通の女の子として生きていけるねと仲間から言われる場面がある)

大体こんなもんです。


134 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/10 13:47:52 ID:CZzi8Zl7
あのオリキャラは何者だったの

135 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/10 16:11:28 ID:sAD+DxrY
キングダムハーツのストーリーを教えていただけないでしょうか。

136 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/11 03:37:51 ID:ryCyfJ4d
マグナカルタのストーリー教えて下さい

137 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/11 03:59:49 ID:hPs2K8co
新作ですけど、「我が竜を見よ」のストーリーを教えて下さい。御願いします。

138 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/11 20:25:41 ID:KgZWowpt
じゃあ漏れも新作だけど「ステラデウス」お願いします。

139 ステラデウス sage 04/11/11 22:06:06 ID:ZrC5Fy2c
人と精霊が共存する世界。
人間同士の戦争で精霊の力を兵器として利用した結果、
精霊の数は減少し、精霊力によって支えられていた世界は徐々に
「虚無の海」と呼ばれる空間に侵食されていた。

主人公と同じ村に暮らす錬金術の天才・ヴィゼは、虚無の海の侵食を錬金術によって食い止めようとした。
錬金術のエネルギー源は精霊の力。主人公が精霊を狩ってその力を奪うことで、
精霊力によって防がれていた虚無の海の侵食はますます速度を上げてしまう。

精霊狩りに疑問を持ち始めた主人公の前に現れた精霊使いの少女・リーン。
彼女は錬金術では世界を救えないので、その代わりに精霊の門を開くと言う。
精霊の門を開けば枯渇した精霊の数が元通りに増え、世界は虚無の海から守られるのだと。

初めは半信半疑だった主人公も結局リーンの言葉を信じ、
ヴィゼに「錬金術で世界を救えるか」との問いをぶつける。
ヴィゼは怒り、主人公を障害とみなす。決別。

精霊の門を探す旅の途中で四大精霊を力で屈服させて従える。

この時点でオチが見えてソフトを売った。

140 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/12 00:29:05 ID:1fx+Ybd7
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・ラピュセル
・天誅 紅 ・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1,2
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・キングダムハーツ、FM ・マグナカルタ
・我が竜を見よ ・ステラデウス
■PS ・里見の謎 ・ブラックマトリクスクロス ・アルナムの翼 ・ミスティックドラグーン
・クロックタワー3 ・エクサフォーム ・クーデルカ ・エネミーゼロ ・KOF京
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ
・すべてがFになる ・クーロンズゲート
■GC ・ファンタシースターオンラインep3 ・FFCC
・ロックマンX コマンドミッション
■SFC  ・ウィザードリィ5 ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ
・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ ・ブレスオブファイア ・ざくろの味 ・弟切草
・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2・幕末降臨伝ONI
・鬼神降臨伝ONI ・学校であった怖い話 ・セプテントリオン
■FC  ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック
■64  ・スーパーロボット大戦64 ・ワンダープロジェクトJ2
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
■セガ系  ・サイバードール ・ファンタシースターオンラインep2 ・わくわくぷよぷよダンジョン
・シャイニングウィズダム ・デッドオアアライブ ・ナップルテール
・パンツァードラグーン、ツヴァイ
■携帯機  ・アークザラッド 機神復活 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン
・聖剣伝説 ・風来のシレンGB2
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine)
・ストリートファイターIII(1st,2nd) ・サイキックディテクティブ1,2

●途中
■現スレ ・逆転裁判
■前スレ ・「テラ・ファンタスティカ」 ・みつめてナイトR ・真女神転生2 ・ポリスノーツ
・テイルズオブエターニア・九龍妖魔学園記 ・バイオハザード2 トレジャーハンターG
■前々スレ ・ブレスオブファイア3 ・ルドラの秘宝 ・FF4
■Part7から放置  ・刻命館 ・逆転裁判
■6以前から放置  ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・アンサガ(キャ,ア,ル編以外)
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・バテンカイトス ・グローランサー4 ・FE紋章の謎 ・ONI3
・ロマサガ(WCだけの話) ・ミッシングパーツ ・戦国サイバー藤丸地獄変 ・.hack ・サーカディア
・ジャングルウォーズ2 ・シャドウオブメモリーズ ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・ラングリッサー2 ・スーパーロボット大戦R ・逆転裁判2,3
・キングダムハーツ ・ゼルダの伝説 風のタクト ・だんじょん商店会 ・スーパーマリオRPG
・バイオハザード0、3 ・バイオハザードCODE:Veronica・バイオハザードOB1,2
・サガフロンティア2 ・ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜
●古い執筆予告 ・鬼武者1,2 ・ジェネレーションオブカオス2、3 ・MOON ・聖刻1092 操兵伝
・英雄伝説3 白き魔女 ・ライゼリート

141 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/12 04:29:10 ID:s8IoyNF0
まとめサイトに行って見たんですが無かったので…。
ファンタシースター1
ファンタシースター2
ファンタシースター3
ファンタシースター千年紀の終りに、は既出ですか?
未解決分にないのは要望が出てないからでしょうか?
既出でしたらすみません。
まだでしたらどなたかよろしくお願いします。

142 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/12 04:36:20 ID:BlZb6x7A
>>137
ほーい。予約。
まだラスト見てないので終わってから一気に書いて連投します。

143 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/12 09:40:23 ID:qeJyrPry
>>135
今すぐに知りたいなら
ttp://www.ansemreport.com/kh_script.txt

今からキングダムハーツを再プレイする予定。
プレイ終了までに執筆されていなければ投下します。

144 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/12 16:04:09 ID:cj8Nse7L
逆転裁判3の『思い出の逆転』を投下してもいいでしょうか?
執筆予告はされてるみたいですが、予告した方がよろしければ、
ぜひ書いてみたいのですが。

145 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/12 17:48:07 ID:HiyHN1JG
( ゚Д゚)ノ⌒@

ロマサガ1リメイクは失敗だった
ttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1100247579/

今からでも遅くない、サガファンならここに投票しる!
ttp://www.tanomi.com/metoo/naiyou.html?kid=45684

146 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/12 19:14:09 ID:a3MGMgq1
>>144
ぜひお願いします。

147 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/13 01:51:03 ID:PtIgZEL6
KHCOM誰かお願いします

148 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/13 18:04:52 ID:G5gxwtd0
>143
楽しみにしてます。

149 逆転裁判3 sage 04/11/13 19:50:52 ID:/KvqWpRI
では、逆転裁判3の1話目、『思い出の逆転』を書かせていただきます。
かなり長くなっていますが、ご容赦ください。



エピソード1 『思い出の逆転』



場面は成歩堂龍一の回想から始まる。
降りしきる小雨の中に立つ、二人の男。切れ切れの会話。
言い争いは、成歩堂龍一が一方的に突っぱねて終わったかに見えた。だが……。
「ぼ、ぼくじゃないぞ!」
呆然と立ち尽くす成歩堂龍一の足元には、先ほどまで会話していた男の遺体が横たわっている。



<4月11日 午前9時40分>


時を遡ること5年前。
地方裁判所・被告人第3控え室では、新米弁護士・綾里千尋が、師匠の星影宇宙之助とともに、緊張しながら開廷を待っていた。
彼女が弁護席に立つのは、これで2回目である。
今回の依頼人は、勇盟大学芸術部在籍の学生、成歩堂龍一。風邪を引いているらしく、しょっちゅう咳をしている。彼は現在、同大学に在籍していた呑田菊三殺害容疑をかけられている。



<同日 午前10時 地方裁判所・第2法廷 開廷>


事件があったのは、私立・勇盟大学のキャンパス。
殺害されたのは、同大学薬学部4回生・呑田菊三。死因は感電によるショック死。
事件は発生直後、学生によって発見、通報。現場には被害者の死体と、逃げ遅れた被告人・成歩堂龍一がいた。
殺害の動機は、被告人と被害者、被告人の恋人・美柳ちなみによる恋愛関係のもつれと見られている。


一人目の証人は、被告人である成歩堂龍一。


彼は「自分は死体を発見しただけで、被害者のことは知らない。あんなキザなイギリスかぶれと話したこともないですよ!」と主張。
しかし、千尋はこう考える。
「それならなぜ……あなたは知っているのですか?被害者が『イギリスかぶれ』だったコトを!」
追求された成歩堂は、さらに証言を重ねる。
「シャツの背中に描かれていたんです。バカでかいユニオン・ジャックが」


だが、法廷記録をチェックしてみると……手元の現場写真・1に写っている被害者は、革のジャケットを着ているため、背中に描かれたユニオン・ジャックを見ることは出来ない。
通りすがりに死体を発見したのならば、被害者がこのジャケットの下に何を着ていたか知ることは出来ない!


「異議あり!」


千尋に追及され、無言になる成歩堂。
「なるほどさん、あなた……この私に、ウソをついたのねっ!
わ……私……信じていたのに!なるほどさんのコト……」
弁護側は、被告人が単なる通りすがりではないことを立証してしまったのだ。


150 逆転裁判3 sage 04/11/13 19:52:34 ID:/KvqWpRI
ここで、ふと検察側・亜内武文検事が話題を変えた。
「カゼをひいておるようだが……薬は飲まれないのかな?」
成歩堂の話によると、市販の風邪薬『カゼゴロシ・Z』を愛飲しているのだが、どこかに落としてしまったという。
亜内検事が、新しい証拠品として現場写真・2を提出する。
そこには、被害者の手に握られた、『カゼゴロシ・Z』が写されていた。しかも、成歩堂の指紋つきで……。
検察側は『これは、殺意を感じた被害者が、被告人を告発するために拾ったのだ』と主張し、現場写真・2とともに、『カゼゴロシ・Z』の薬ビンを提出する。
ちなみに、被害者はこのとき腕時計をしていて、現場写真・2にも写っているのだが、感電の際に故障した様子で止まってしまっている。


最悪の事態にがく然とする千尋。
しかし、成歩堂への追求が終わったわけではない。証言は続く。


被害者から、成歩堂の恋人・美柳ちなみについて話があるので、2時45分に薬学部の校舎裏に来るよう呼び出しを受けたこと。
話をして、3時ごろには別れたこと。
あとで戻ってみたら、被害者がすでに倒れていたこと。
『カゼゴロシ・Z』は、この2、3日ずっと飲んでいたが、事件当日のお昼ご飯のときからなくしてしまっていたこと。
ここで、被害者の在籍していた薬学部の話題が出る。
薬学部では、高圧電流を使った実験機械を使っているのだという。企画より高い電力を使うので、専用の高圧電線を引いているとのこと。電線は、校舎に沿って頭の上を走っている。


裁判長は、『被告人が被害者の死亡時刻に会っていること』と、『立ち去ったはずの被告人が、なぜか現場に戻っていること』を挙げ、「被告人の証言は信用できない」と断言する。
ただひとつ、問題として挙げられるのは『殺害方法』。その凶器についてはまだ提出されていないのだ。
その方法を立証することが出来れば、このピンチを切り抜けることが出来るかもしれない……!


「……裁判長!これまでの証言を統合すれば……答えを出すことが出来るはずです!どうして被害者は死んだのか……?」


千尋は法廷記録の中から、現場写真・1を取り出し、切れた送電線を指摘する。
「この現場写真に、しっかり写ってるじゃないですか!
この送電線こそが、被害者の死因。そう考えるのが自然です!」
ところが、亜内検事が新事実をもって切り返してくる。
被害者の革ジャケットの胸部分には、被告人の指紋が残されていた。そんな部分に指紋がつくケースは、殺意を持って切れた送電線に突き飛ばしたとき以外にはありえない、と。


151 逆転裁判3 sage 04/11/13 19:53:50 ID:/KvqWpRI
星影が「……オシマイ、ぢゃな」とつぶやく。
しかし、千尋はなおも食い下がる。
「これでいいの?なるほどくん!
あなたはまだ、本当のことを……真実を話していない。それなのに……今、判決が下ろうとしているのよ!」
成歩堂は、本当のことを言ったら、きっと信じてくれないから……とためらうが、千尋の「あなたがどんな証言をしようと信じる、最後まであなたを弁護する」という言葉に心を動かされ、真実を告白する。


「ボクが……ボクが、つきとばしたんです!アイツを……呑田菊三を!」


内心、動揺を隠せない千尋。まさか、ホントに突き飛ばしていたなんて……。
そして、そのときの状況について、成歩堂の証言が始まる。
恋人を悪く言われたため、かっとなってつきとばしたこと。
そのときに、なにか大きな音がしたような気がすること。
立ち去ってから少しして、心配になったので戻ってみると、被害者がすでに死んでいたこと。


この尋問で、成歩堂の処遇が決まってしまう。気合を入れ直す千尋。
「なにか大きな音がしたような気がする」という部分に着目し、詳しく話を聞いてみると、「突き飛ばしたときに、被害者が持っていた傘を落とし、その上に倒れたのを見た」と。


手元の現場写真・1を見てみる。
確かに壊れた傘は現場に残されているが……それは、被害者の身体の下にではなく、死体から遠く離れた電柱のところにある。
すなわちこれは、『被告人が立ち去った後、被害者はその場から移動した。つまり、被告人と会った時点では、被害者はまだ死んでいなかった』ことを意味する!


「異議あり!」


検察側は、風で飛ばされただけだと主張するが、弁護側は被害者の身体の下にある傘が飛ばされるはずがないと反撃。疑問が残る限り、判決を下すことは出来ないと裁判長も判断する。
ところが……検察側の亜内検事の口元には、ほがらかな笑いが浮かんでいた。
どうやら、次の証人が待機しているようだ。
その証人の名は、美柳ちなみ。被告人・成歩堂龍一の恋人である。彼女は、殺人現場にて、決定的瞬間を目撃しているらしいのだ。
しかし、対する弁護側・綾里千尋の口元にも、不敵な笑みが浮かんでいた。
「私は……この瞬間を、待っていたのです」



ここで20分の休憩が提言される。


152 逆転裁判3 04/11/13 22:28:06 ID:/KvqWpRI

<同日 午前11時52分 地方裁判所 被告人第3控え室>


次の証人が自分の恋人だと聞き、成歩堂はほっとしている様子だが、千尋は慎重な姿勢を崩してはいない。彼女は成歩堂に、美柳ちなみとの馴れ初め話を聞く。
成歩堂がちなみと会ったのは、半年前。この地方裁判所の地下資料室で、弁護士になるための勉強していたところに、彼女がやってきたのだという。
その時に、恋人の証として彼女が首からさげていたペンダントをプレゼントされた。
ハート型の中央に、小さなボトルをデザインしたペンダント。成歩堂は嬉しさのあまり、会う人みんなに見せびらかしているのだという。
しかし、ちなみはなぜか、会うたびにペンダントを返して欲しがるのだそうだ。


話を聞き終えたところで、千尋はおもむろに小さな新聞記事を取り出す。
「あなたが美柳ちなみさんと出会った、半年前の8月27日……この裁判所では、こんな事件があったのよ」
それは、裁判所のカフェテリアで起きた、殺人事件であった。
1年前の裁判から、弁護席に立たなくなってしまっていた千尋が、なぜ直前になってこの事件を担当すると言い出したのか……星影はその理由を察し、地下の資料室でこの事件についての情報を探り出すと進言してくれる。



<同日 午後12時13分 審理再開>


二人目の証人、美柳ちなみの登場。
可憐で清楚、美しい証人に、裁判長と検察側は目を奪われ、千尋は開廷早々、いきなり孤立する。
彼女は、勇盟大学・文学部3回生。川柳について勉強しているのだという。
そして……千尋とは面識があるようなのだ。
「よろしくおねがいしますね。……おばさま」



ちなみは『被害者が勝手によろけて倒れた。被告人は何もしていない』と証言する。
しかしそれは、被告人自身の告白により、『被告人は被害者を突き飛ばした』という事実が明らかになっているため、矛盾している。
それを追求すると、ちなみは『突き飛ばした瞬間は見ていない。争っているように見えなかったし、何の物音もしませんでしたから』と訂正する。
だが、この証言も被告人・成歩堂龍一の証言と異なるのだ。
なぜなら突き飛ばした瞬間、被害者は傘の上に倒れた。その際に鋭く大きな音がしたことを、彼は覚えているのだから。


「近くにいたあなたが、なぜ……この音を聞いていないのかしら?」


しかし、敵もさるもの。ちなみはにこやかに反論してくる。
「音を聞いていなかった理由は……ヘッドフォンで、お歌を聴いていたんですの」
聞けば、あの時は雨はやみかけていたものの、まだ雷が鳴っていたのだという。
それが怖くてヘッドフォンをしていたため、両耳がふさがっていて音は聞こえなかった、と。
ここで千尋は、事件の流れをひっくり返すような重大ポイントを発見する。
事件当時、現場では雷が鳴っていたこと。
被害者の死因は、感電によるショック死。ということは……『落雷による死亡』という可能性が出てくる!


「『呑田菊三が殺害された』……そもそも、その定義が間違っていた!」



153 逆転裁判3 04/11/13 22:30:07 ID:/KvqWpRI

だが、検察側の調査は、もう一段上を行っていた。
気象報告によれば、事件当日、現場付近に落雷は確認されていない。
それに、この送電線が事件に関係していることを裏付ける証拠が存在するのだという。
それは、事件当時、薬学部の研究室で実験をしていた学生たちの証言書。当日午後3時頃、いきなりすべての実験機器が停止してしまったのだという。
送電線が切れた時刻と、被害者の死亡時刻はぴったり一致している。つまり、切れた送電線と事件は関連している、ということだ。
この送電線は相当に古くなっており、少しでもショックを与えれば、いつでも切れる状態にあったらしい。近く改修工事が入る予定だったことも、学生たちの証言から明らかになっている。


ここでひとつ、疑問点が浮上する。
『少しでもショックを与えれば、いつでも切れる状態にあった』ということは、裏を返せば『ショックを与えなければ送電線が切れることはなかった』ということになる。
千尋はそのショックの原因として、成歩堂龍一の証言を例に挙げる。
被害者を突き飛ばしたとき、被告人が大きな鋭い音を聞いたこと。
それは、午後3時ごろだったこと。
実験機器が停止した時刻が2時55分であるから、証言とも一致する。
ゆえに、送電線を切ったのは被告人の一撃であったことに間違いはない、と。


すかさず亜内検事は、「その被告人の一撃で、被害者は感電死した」と主張するが、千尋は即刻意義を唱える。
被告人の一撃で送電線が切れたのだとすると、被告人が被害者を突き飛ばした『場所』は、傘が落ちている付近。奥にある電柱のあたりになる。
となると……手前にぶらさがった送電線で、被害者が感電することはありえなくなる。すなわち、


「被害者を感電死させたのは、別の人物ということになるのです!」



154 逆転裁判3 04/11/13 22:32:48 ID:/KvqWpRI

千尋の分析に、口を差し挟んできた者がいた。美柳ちなみである。
千尋の説明と自分の目撃情報が食い違っているので、証言したいというのだ。
一見、恋人である成歩堂をかばうように見せかけつつ、みえみえのウソを証言してきているちなみ。千尋はいよいよ本腰を入れる。


「リュウちゃんは……2回、おつきとばしになったのです。1回目、電柱にぶつけられて……送電線が、お切れになりました。
それで、ノンちゃんは必死にお逃げになろうとしたのですが……リュウちゃんは、すぐに追いかけて、背中からそっと体当たりを。
送電線が切れてから、お感電まで、1分もたっておりませんでしたわ」


送電線が切れてから、感電までの時間……?
手元の資料を見てみると、学生たちの証言では、送電線は2時55分に切れたということになっている。
現場写真・2を見ると、被害者の腕時計は、感電した3時5分で止まっている。
すると、この10分間の空白の時間は、いったい何を意味するのか?
被告人は、被害者をつきとばした後立ち去り、被害者が死亡した後、現場に戻ってきている。
この空白の時間に事件現場に存在し、被害者を殺害することが出来たのは、ただ一人!


「弁護側は主張します。被害者を死に追いやった真犯人は、他にいたのです!
美柳ちなみさん。……もちろん、あなたしかいない!」


目に見えて動揺するちなみ。


「送電線が切れてから、被害者が感電するまでの空白の10分間……その間、あなたはなにをしていたのですか?
助けも呼ばず、ヘッドフォンでお歌を聴きながら……「どちらもファイト!」と応援していたのかしらね!」



その瞬間、法廷に「待った!」の声が響き渡った。
証人席に、被告人・成歩堂龍一が乱入してきたのだ。
「弁護側は……今の発言を、全面的に取り消しますっ!」
今までの審理すべてを覆す、とんでもない発言に、千尋は狼狽する。
成歩堂は係官に連れられて被告席に戻ったが、法廷内の動揺は収まらない。


と、ちょうどその時。
地下資料室に行っていた星影が戻ってきた。
半年前の8月27日に、この裁判所で起きた事件。その参考となる警察資料を探し当ててきてくれたのだ。
それは、カフェテリアでとある人物と面会していた弁護士が、コーヒーに毒を盛られた、というものだった。
その事件の被害者の名は、神乃木荘龍弁護士。……千尋の、恋人だった人物である。


155 逆転裁判3 04/11/13 22:35:36 ID:/KvqWpRI

ここで、再びちなみが千尋に向けて発言する。
『私がノンちゃんを殺し、その罪をリュウちゃんにかぶせようとした動機は何だ』と。
千尋は、半年前の事件と今回の事件との関連性を探るため、ちなみに証言を要求する。被告人・成歩堂龍一との出会いについて。


成歩堂龍一とは、今から半年前に、この裁判所の地下にある資料室で出会った。
成歩堂は弁護士の勉強のため、彼女自身は大学のレポート資料を探すために訪れたのだという。
当時、ちなみは今回の被害者・呑田菊三とつきあっていたが、そちらとはきれいに別れて成歩堂と付き合い始めたのだという。検察側の調査でも、この際のトラブルは一切見当たらず、それどころか呑田本人もちなみと別れることを望んでいたらしい。


しかし、当時の事件資料によると、ちなみは別の事件の調査目的で、神乃木弁護士に呼び出され、面会していたらしい。
その直後、毒入りコーヒーの事件が起こった。そしてちなみは、その毒を入れたとされる最有力候補として、記録に残されていたのだ。


そこを指摘すると、ちなみは半年前の事件と自分は無関係である、という証言を始める。
被害者である弁護士とカフェテリアで会って話をしたこと。
自分が席をはずしたときに事件が起こったこと。
毒薬は液体で、致死量の10ミリリットルが検出されたと聞いたこと。しかもその毒薬は、とても検出が難しい特殊なもので、警察によると高度な科学的処理で精製されたものであるという。
ちなみには、そんな毒薬を手に入れる手段はない。それが、彼女の主張であった。


……だが。
当時、彼女は薬学部在籍の呑田菊三と恋人関係だった。
研究室には、化学実験に使用する最新設備がある。逆に言えば、これだけ特殊な毒薬を手に入れるルートは、それしかありえない。
となれば、『毒薬を彼女が入手できなかった』という論理は崩れ去る。
あとは、被害者のスキを見て毒薬を流し込めばいい。
それが出来たのは、同じテーブルに同席していたちなみだけなのだ。


だが、瀬戸際のちなみも粘り強く食い下がる。
コーヒーに入れられた毒は、10ミリリットル。目薬びん3分の2くらいの量だ。
それだけの量の液体を運ぶには、容器が必要になる。
だが事件直後、すぐに受けた身体検査では、そのようなものは見つからなかった。
裁判所内も徹底的に捜査されたが、発見できなかったと公式資料にも記載されている。


「わたしが『おクスリのいれものを始末した』とおっしゃるなら、お証拠品をお見せになってくださいっ!」


千尋は反撃に対し、『この事件で身体検査をされるはずのない人物』を提示する。
それは、地下資料室で弁護士の勉強をしていた学生・成歩堂龍一。
彼女は、毒入りボトルのついたペンダントを、プレゼントという形で成歩堂に渡してしまっていたのだ。決定的な証拠を、隠してしまうために。
これを検証するため、千尋はボトルの中身について、薬学部で分析してみるべきだと提言する。必ず、その痕跡が見つかるはずだ、と。



156 逆転裁判3 04/11/13 22:36:30 ID:/KvqWpRI

そこに、またしても証人席に被告人・成歩堂龍一が乱入してくる。
あくまでもちなみを守り、かばおうとする成歩堂に、千尋は諭し始める。
「なるほどくん……あなたは考えたことがあるかしら?美柳ちなみが、『なぜ』あなたとつきあっているか?」
千尋はそこで、ちなみの『本当の目的』を明らかにする。
彼女の狙いは、成歩堂龍一に預けたペンダントだけだったのだ、と。
その根拠は、控え室で成歩堂が話した内容だった。
一度プレゼントしたはずの品物を、執拗に返して欲しがる理由。それは、そのペンダントが、彼女にとって致命的な証拠品であり、どうしても回収したかったからなのだ。
だが、成歩堂はそれを返さないどころか、会う人にいちいち見せびらかしていた。


「だから、彼女は……」


結論を言いかけた千尋の言葉をさえぎって、成歩堂は法廷を飛び出した。
法廷内は騒然とし、係官が被告人を連れ戻しにかかる。
脱走した成歩堂が程なくつかまり、ほっとしたのもつかの間、千尋はとんでもないことに気がついた。
さっき、成歩堂が千尋にぶつかってきたとき……彼はどさくさにまぎれて、証拠品であるペンダントを持っていってしまったのだ。


係官に連れ戻され、成歩堂は再び法廷へ戻ってきた。
だがここで、彼は衝撃の事実を告白する。
なんと彼は、証拠品のペンダントを……噛み砕いて、食べてしまっていたのだ。


ペンダントには、猛毒が入っていたはず。
千尋は急いで閉廷を申し出るが、そこに亜内検事が異議を申し立てる。
被告人は、『あのペンダントには毒など入っていなかった』ことを、身をもって証明してくれた、と。
千尋は、『薬品の毒性がすでに消えてしまっていたからだ』と主張するが、亜内検事は意に返さない。
「弁護人が、どんな場面においても被告人を信頼しているように、私も証人・美柳ちなみさんをイノチをかけて信頼している!
あなたのスイリは、間違っていたのですよ!」



157 逆転裁判3 04/11/13 22:37:24 ID:/KvqWpRI

ここで無情にも、裁判長の小槌がこだまする。
残念ながら、千尋の主張は認められない。法廷では、証拠品がすべてだからだ、と。
絶句する千尋。
「ここまできて……逃げられてしまうの?」
落ち込む千尋をよそに、状況下では『美柳ちなみの容疑は晴れた』と解釈され、再び審理に立ち戻っていく……かに見えた。


「待った!」


その時、声がかかった。
証人席にいる、成歩堂からだった。
どんな状況においても、必ず自分を信じてくれる千尋の信念に、頑なだった彼の心もついに突き動かされたのだ。
そして成歩堂は、ずっと言っていなかった事実について、語り始める。
彼が呑田菊三と交わした、会話の内容について。


呑田菊三は、ちなみについてこう語っていた。
「彼女とは、もう会わないほうがいい。きっと、よくないことが起こる。
あの女はなあ、ゆうべ、オレたちの実験室から、毒薬を盗みやがったんだ!
……半年前にも、薬品のサンプルがなくなったことがあった。あのときも、実験室にアイツが来ていた。
盗んだの……アイツしか、考えられないんだよ!」


「……ホントにそう言ったのね?呑田菊三さんは……」
確認する千尋の声だけが、しんと静まり返る法廷に響く。
成歩堂はさらに、もうひとつの事実を告白する。
自分が被害者を突き飛ばし、その後にもう一度現場に立ち戻ったとき……そこには、倒れた被害者のそばにしゃがみこむ、美柳ちなみがいたこと。そして、彼女自身から、そのことを証言しないように口を封じられていたことも。
「千尋さん!教えてよ!ちいちゃんは……ちがうよね!ハンニンなんかじゃ……」


千尋は、冷静に考え込んでいた。
半年前にも盗まれていた毒薬、たった今明らかになった新事実……今まで明らかになってきた事実を統合させると、導き出される答えは、たった一つしかありえない。
成歩堂の証言によれば、ちなみは被害者が殺害される前の晩に、毒薬を盗んでいることになる。その目的は……『誰かを殺害するため』。
その誰かとは……。


「それは、あなたよ!……成歩堂龍一ッ!」


「そ、そんな……ムチャクチャですぞ!第一、亡くなったのは呑田菊三くんでしょうがっ!」
検察側・亜内検事から異議が申し立てられるが、千尋は意に介さない。
なぜなら、被害者の死因は感電。盗まれた毒薬は関係ない。
誰かを殺す意図があって毒薬を盗み出したのならば、被害者の死因は毒殺でなければならないのに、そうではなかった。つまり、呑田菊三の死は結果論であって、ちなみの意図は、他の人物にあったとしか思えないのだ。


ちなみが最も取り戻したかったものは、半年前の事件で使われた、殺人の証拠品であるボトルつきのペンダント。しかし、そのペンダントはある人物が所持していて、回収もままならない。さらにその人物は、決定的証拠品であるそれを、ことあるごとに他人に見せびらかしている。
彼女が毒を盛ることで殺害をもくろんだ人物は、彼女にとってもっとも邪魔な人物……成歩堂龍一を置いて、他ならない!



158 逆転裁判3 04/11/13 22:38:37 ID:/KvqWpRI

「ちょっと、ジャマよ。どきなさいな……リュウちゃん」
その時、証人席にいる成歩堂を、押しのける者があった。……美柳ちなみだった。
「あれほど、私のことは黙っておけ、って言ったのに……クズがっ!」
口調も物腰も、雰囲気までもが豹変したちなみに、裁判長も検察側も言葉を失う。
彼女をまっすぐに見据えるのは、弁護側にいる千尋のみ。
ちなみは髪をかき上げつつ、悠々と語る。
「どうあっても、このわたしを殺人犯にしたいようね。でも、証拠はどこにあるの?あのペンダントは、泣き虫ボウヤのおやつになっちゃったのよ?」
言葉に詰まる千尋。彼女の言うとおり、唯一の証拠品は、もう手元には残っていない……。
「証拠もなく、善意の証人を殺人鬼扱い……お話になりませんわ。わたし、帰らせてもらいますね」


ここで逃してはなるまい、と制止する千尋。だがそれを、星影が引き止める。
ちなみの犯行を立証する決定的証拠を提示することが出来ない以上、ちなみを引き止めることは出来ない。もしそれを強行すれば、千尋はその罰として、二度と弁護士として法廷に立てなくなるという、最悪の処分を受けなくてはならないのだ。
しかし、千尋は被告人を信じて守る、弁護士なのだ。処分を恐れて被告人を放棄し逃げるくらいなら、弁護士バッジなど捨てたほうがましだ!
正直なところ、今の時点で決定的証拠といえるものはない。
だが、今までの過程を踏まえて考えてみれば、おのずと分かってくるだろう。
ちなみが確実に成歩堂を殺害するために、盗んだ毒薬を入れようと考えるものといえば、たった一つしかない!


千尋は証拠品の中から、最後の証拠品・『カゼゴロシ・Z』のビンを突きつける。
この風邪薬は、元々成歩堂が所持していたもの。しかし、事件のあったお昼ごはんのときから、どこかになくしてしまっていた。
昼食は、いつもちなみと二人きりで食べているのだという。『カゼゴロシ・Z』は、事件当日の昼食時に、ちなみが盗んだと考えられるだろう。猛毒を仕込み、成歩堂を殺すために。
だが、亜内検事も負けじと食い下がる。そのビンを実際に持っていたのは、被告人ではなく、被害者である呑田菊三ではないか、と。
千尋はここで、不敵に微笑んだ。
「みなさん。……半年前の事件を思い出してください。美柳ちなみが、どこに証拠品を隠したか……?」


成歩堂を毒殺する目的で、ちなみは彼に会いに行くつもりだった。
だがそこで、彼女は被害者・呑田菊三と話している成歩堂を見つけ、その話の内容をすべて聞いてしまった。
呑田菊三は、ちなみが思っていた以上のことを理解し、知ってしまっている。このままでは、うまく成歩堂を毒殺できたとしても、彼経由でちなみに容疑がかかってくるのは明白だ。
状況を汲んだ彼女が、とっさに思いついたこと。
それが、『送電線を使って呑田菊三の口をふさぐこと』だったのだ。


だがここで、ちなみの思わぬ方向に事態が動いた。
立ち去ったはずの成歩堂が、現場に戻ってきてしまったのだ。さらに悪いことに、実験機械が止まったため、薬学部の学生たちまで現れてしまった。
呑田菊三の死体を前に、彼女は焦り、すばやく考えた。この状況で、もし身体検査などをされたら、毒薬を持っていることがバレてしまう。そうなれば、追及の手はどこまでも伸び、身の破滅になりかねない!
そこで彼女は、半年前と同じ方法で、毒薬を処分することにしたのだ。他人の手に、自らの犯行の証拠品を押し付ける方法で。



159 逆転裁判3 04/11/13 22:39:36 ID:/KvqWpRI

……法廷は、しんと静まり返った。千尋の説得力に、圧倒されて。
だがそこに、逆なでするように誰かの含み笑いが漏れた。
「どうしたのかしら?みなさん。だまりこんじゃって。こんなの、バカなオンナの妄想に決まってるじゃない」
鼻で笑うちなみに向かって、千尋は『カゼゴロシ・Z』のビンを突きつける。


「この薬……あなた、飲めるかしら?」


言葉をなくすちなみ。千尋は、さらに言及する。


「なるほどくんは、あのペンダントを食べたわ。あなたも試してみる?運がよければ……助かるかもね。
もし、あなたが無実だと主張するのならば……たった今、それを証明しなさい!この薬を、飲み下して!」


……グウウ、とうめき声が響いた。
優雅な日傘の下、千尋を睨みつけるちなみ。それは、まさに恐ろしい鬼のような形相だった。
「……コレデワタシニ勝ッタツモリ?」
悪鬼のような形相から、一瞬で可憐な乙女の表情に戻って微笑むと、彼女は警察に出頭するために、法廷を立ち去って行った。「わたし、このままでは終わりませんわよ。またいつか、お会いするわ……必ず」という、謎の言葉を残して。



被告人・成歩堂龍一の無実は証明された。千尋の弁護は、成功したのだ。
だが、亜内検事は負けた事実をなかなか認めない。
弁護人の主張は、なんら根拠がないとしてしつこく言い募る。こんな新米弁護士に、この亜内が負けることなど、あってはならないことなのだ、と。
千尋はそこで、静かにたたみかけた。
「この薬……飲めますか?」
うろたえ、冷や汗を流す亜内検事に、千尋は人差し指を突きつけ、言及した。
「あなたはさっき、私にこう言いましたね。証人である美柳ちなみさんを、イノチをかけて信頼していると。
……さあ、センパイ。この新米に、証明してください。
どの程度の覚悟を持って、証人を『信頼』していたのか!あなたが『かけていた』というイノチが、どれほどのものなのか!」
……反論できないまま打ちひしがれた亜内検事から、髪の毛と魂が抜け落ちていった……。



160 逆転裁判3 04/11/13 22:40:40 ID:/KvqWpRI

<午後3時16分 地方裁判所 被告人第3控え室>


千尋の1年ぶりの弁護にして、初の勝訴判決。隣で成り行きを見守っていた星影の表情も明るい。
だが、成歩堂の表情は暗く、落ち込んでいる。大好きだった恋人に裏切られたショックが大きいのだろう、無理もない……と思いきや。
「今日のちいちゃん、本当にホンモノだったんでしょうか!」
自分の知っているちなみは、あんなひどいことを言う子ではないという。もしかしたら、よくできたニセモノではないか、と……。
半分脱力、半分呆れながらも、千尋はこう諭した。
「彼女のことは忘れなさい。……それが、一番いいわ」


成歩堂は今、弁護士を目指して勉強しているという。
自分にはどうしても助けたいと思っている友達がいて、今から勉強を頑張って弁護士になれば、救うことが出来るかもしれないから、と。
「ぼく、勉強します。必ず弁護士になるから……だから、またいつか法廷で会おうね!」
成歩堂との再会を約束し、千尋にとって2回目の裁判は、幕を閉じた……。



そして、5年後。
無罪判決を受けた成歩堂は、約束どおり、弁護士になった。
助けたかった友達も、何とか救い出すことが出来た。
しかし……綾里千尋は、すでにこの世を去った。
だが、彼の胸には、千尋の言葉がいつでも息づいている。


「なるほどくん。何があっても、依頼人を信じるの。法廷で最後に必要になるのは……そのチカラよ」


成歩堂自身にとって、この事件はつらい思い出でもあり、そして大切な思い出でもある。
二度と振り返ることはないと思っていた記憶。この時のことを、もう一度かみ締める日が来るのだが……それはまた、少し先のことになる。




『思い出の逆転』  終



以上になります。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。



161 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/13 22:42:37 ID:8m9K2Rk7
毎回2行あける意味がわからないんだが

162 逆転裁判3 04/11/13 23:25:54 ID:/KvqWpRI
>>161
すみません、見直しのときに自分で読みやすくするように空けていたのを、
そのまま送ってしまったみたいです。
もしまた投稿する機会があったら、その時には直します。

163 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 00:44:38 ID:kG/ByOTB
うろ覚えで物凄く大雑把に。

天誅 紅
自分の故郷の忍の村を黒屋に全滅させらえた凛が、仕事
帰りにたまたま村に立ち寄った彩女を仇と勘違いして狙うが、
誤解が解け、彩女や自分を拾ってくれた始末屋の元締めの
力を借りて仇をとる話。
黒屋の頭領である重蔵は実は凛の婚約者と最後に分かる。
忍びとして裏方仕事をやるのが嫌になり、表舞台に出ようと
して村を裏切ったらしい。
重蔵の部下には、彼に惚れていて村を裏切った双葉、双葉
の兄弟で彼女に惚れている?らしい単葉、女を殺すのが好
きな乱造、三刀流の鎬、三味線を弾きながら戦う硝などがい
る。
そんなに複雑なストーリーはなかったと思う、このゲーム。


164 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/14 01:24:55 ID:48pd0hPu
フェイバリットディアシリーズをお願いします。
自分でやりたいのですが、1周が長いらしいので時間が取れません。
よろしくお願いします。

165 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 13:07:44 ID:QeY+Hq3Z
>>163
凛は最後どうなるん?
3に居ないという事はまさか・・・

166 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/14 13:21:44 ID:48pd0hPu
サムライスピリッツ

シャルロットが好きで格ゲー始めたが、真サムしかクリアした事ない。
最新作の中ボス強すぎ。他のキャラも初代からのエンディングが知りたいです。
どなたかお願いします。

167 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 17:00:32 ID:bRZd/OKk
>>166
んじゃ、とりあえず零から
ストーリーが無い零SPを除けば最新作だけどサムスピ世界の時間軸では零が一番最初なんで。
(時間軸:零→(零SP?)→初代→斬紅郎無双剣→天草降臨→真→ポリゴン1→ポリゴン2(アスラ斬魔伝)→新章、
発売順:初代→真→斬紅郎無双剣→天草降臨→ポリ1→ポリ2→新章→零→零SP)

覇王丸:再び慶寅に出会う。
一緒に国造りをしないかと誘う慶寅に対し、勝負で勝ったら良いと答える覇王丸。
いざ尋常に、勝負!
(場面が変わり)船上に佇む覇王丸。「強ぇえヤツがいる限り、俺の旅に終わりはねぇ……」

右京:殺してくれと願う夢路に一太刀浴びせ、髪を切る。
「右京殿!?なんのおつもりか!この夢路に情けは無用!」
「夢果てて 春やは遠き 人の路  右京
……夢路殿。生きられ……よ。」

羅刹丸:覇王丸を見つけられなかったが、どこへ居ても必ず見つけて首を切り落としてやると息巻く羅刹丸。
一年後。
ついに覇王丸を見つける羅刹丸。しかしその覇王丸は夢路が姿を変えたものだった。
これが最後の神夢想一刀流、と言い羅刹丸の首を居合いで跳ね飛ばす夢路。
一句詠んで去る夢路の後ろで、羅刹丸の首が喋る。「へっへっへ…殺してェ奴がふたりに増えちまったなア…」


幻十郎:再び現れた黒装束男に斬り付ける幻十郎。黒装束男の正体は三九六だった。
幻十郎は三九六を殺そうとするが、そこに二四(三九六の部下の少女)達が現れ三九六を庇う。
さすがに女は斬れんだろうと言う三九六。
殺す価値も無い、失せろ、と背を向けた幻十郎を三九六が後ろから銃で撃つ。
幻十郎は怒って全員斬り殺すが、その場で倒れてしまう。

(場面が変わり、慶寅ステージにて)覇王丸に介抱されて気が付く幻十郎。
それだけ元気なら心配いらねぇな、と去る覇王丸に対し
「貴様ごときが俺に情けをかけるなど十年早いわッ!!…………。許さん。必ず……殺ス!」

168 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 17:01:55 ID:bRZd/OKk
ナコルル:カムイが現れ、カムイの力を受け継ぐ巫女を探しているが
その前に、とナコルルの亡き父のメッセージ
(「戦士になるのではなく、好きな男と一緒になり子をはぐぐみ、人として生きなさい」)を伝える。
しかし自分がカムイの力を受け継がなかったら…「別のアイヌの巫女を選ぶ事になる」と言うカムイ。
ナコルルはリムルルの事を考え、カムイの力を受け継ぐ決心をする。

リムルル:昔の事を思い出すリムルル。
これからずっとひとりぼっちだと泣く自分に対し、ナコルルが
「今日からは私が姉様。ずっといっしょ。だから泣かないで」と言ってくれた事を。

その後ナコルルと再会、ナコルルがアイヌの戦士になるなら私も、というリムルル。
ナコルル「アイヌの戦士は私だけ…さあ、カムイコタンに帰りましょう」

レラ:闘わずに済むならその方が良い、でも闘わなければならないときがある。
逃げてばかりでも、闘ってばかりでもダメ…そう言いながらナコルルと一体化するレラ。
目覚めたナコルルの前にカムイが現れる。「ナコルル……強き心を身に付けましたね……」
(ナコルルEDに続く)

シャルロット:「約束、必ず帰ると…儚…」と呟きながら倒れている男(*閑丸のストーリー参照)を見つけ、
介抱しようとするが亡くなってしまう。
そこに慶寅が現れ、しばし政治談義をする。
近い将来フランスと日本とで良い関係を築きたいものだ、と言いながら別れる二人。
(場面が変わって)船の上。さっさと帰ろうというミッシェルに対し、「……。そうだな。帰ろう……」

169 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 17:02:56 ID:bRZd/OKk
半蔵:十兵衛と会い、謀反人(我旺)の最期を見届けたと報告。
そこへ部下の忍者が現れ、将軍が我旺と懇意にしていた老中田沼意次の姦計により殺されたと伝える。
慶寅を江戸に連れ戻すのは十兵衛に任せ、半蔵は田沼意次の始末に向かう。

十兵衛:前半は半蔵と一緒。
半蔵と別れた後慶寅に会い、お父上が逝去されたから至急江戸に戻られるようにと伝えるが
野暮用(覇王丸との勝負の事)があるのでちょっと待ってくれと言う慶寅。
(場面が変わり)覇王丸と勝負をする慶寅を影でこっそり見届けながら
もし慶寅が逝去されるような事態になったら皆斬らねばなるまい、と言う十兵衛。

ガルフォード:ガオーはやっつけた!今日はフジヤマ見ながらツキミでイッパイ!勝利を祝ってスキヤキだ!
とやたらテンション高く喜んでいる最中、パピーの子供が居なくなっているのに気付き、探しに行く。
(場面が変わって)謎の光の中に捕らわれている子犬を発見。
ガルフォードは子犬を救おうと光の中に飛び込むが抜け出せなくなり、子犬だけをパピーの方へ投げつけて
自分は光の中に吸い込まれていく。(パピーEDに続く)

パピー(隠しキャラ):光の中に捕らわれているガルフォードを救うために光の中に飛び込み、
ガルフォードの身代わりとなって吸い込まれるパピー。
(場面が変わって)二年後。大きくなったパピーの子供(=”初代"以降のパピー)に対し
「お前の母親もきっと天国で喜んでいるさ」と言うガルフォード。

タムタム:勇者を見つけ、仮面を勇者に返すタムタム(零)。
仮面をはずした途端にタムタム(零)は元の老人の姿となり、倒れていたタムタム(初代以降)は生気を取り戻す。
ケツァルクアトルに祈りを捧げ、一緒に村に帰るタムタム(零)とタムタム(初代以降)

170 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 17:04:37 ID:bRZd/OKk
水邪:炎邪と共に人魔一体の秘術を手に入れたと喜ぶ水邪。炎邪はどこかに飛んでいく。
そこに蒼月が現れる。
蒼月と同化しようとする水邪。しかし蒼月は封魔の力を持つ妹・葉月を連れていた。
葉月の力によって蒼月の刀に封じられる水邪。蒼月「消去…完了です。」

蒼月:水邪EDの続き。
水邪を封じた後火月を探す蒼月と葉月。しかし火月は既に炎邪に取り込まれていた。
蒼月は火月の体ごと炎邪を消去しようとするが、葉月に止められる。
炎邪を封じる葉月。「今回限りですよ、ですが、また覚醒するような事があれば…」と言う蒼月。
(場面は変わって)蒼月は一足先に里に戻り、月心斎へ事の次第を報告する。
安心する月心斎に対し、蒼月「(まったく甘いですね…)」

炎邪:水邪と共に人魔一体の秘術を手に入れたと喜ぶ水邪(水邪EDと共通)
炎邪は火月の元へ飛び、火月の体を乗っ取る。
そこへ風間忍者が現れ火月の体ごと炎邪を倒そうとするが、逆に倒される。

火月:炎邪に体を乗っ取られる(炎邪EDと共通)
(場面転換:蒼月EDの続き)葉月の声で目覚める火月。
一緒に里に帰って、牡丹鍋を作って食べよう、という二人。

閑丸:幕府から報奨金を貰って喜ぶ閑丸。これで儚さんと旦那さんに恩返しが出来ると。
そこへ通りかかった武士が閑丸を見て「お前、まさか…刃!?水無月宗家に何があったんだ?」と言う。
記憶がない閑丸を武士は水無月の里へ連れ帰ろうとするが、
閑丸は人違いだ、今の自分は緋雨閑丸だと言ってその場を去る。
さあ、家族の…儚さんと旦那さんの元へ帰ろう。
*儚と旦那さんについてはシャルロットEDと外道EDを参照

外道:リムルルを見つけ、食おうとするが儚に止められる。逃げるリムルル。
「お父様、私の事がおわかりですか…村へ帰りましょう。もう人を食すような凶行はおやめください…」と言う儚。
外道は儚を抱きしめて…

「いただぎまぁず」

171 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 17:05:45 ID:bRZd/OKk
骸羅:「なんだかんだで暴れまわっただけじゃねえか!何のための旅してやがるこの俺は!!」
と喚く骸羅の元へ和狆、幻庵、王虎、アースクェイク、ズィーガーが現れる。
出番があるだけまだマシだ!何でお前だけ出番が!その髪か!その髪のせいか!
その髪さえ切ってしまえば仲間だ!と言いながら骸羅に襲い掛かり、坊主にしてしまう5人。落ち込む骸羅。

狂死郎:歌舞伎と薙刀が融合した姿こそ自分の求める新しい歌舞伎じゃあ〜と喜ぶ狂死郎の前に
ショー・疾風(by風雲黙示録)と藤堂竜白(by龍虎の拳)そっくりな人物が現れる。
2人は疾風の「南蛮渡来のぶうめらん」と藤堂の古武術が融合した全く新しい武術、風雲拳!をアピールし
狂死郎と勝負をする。

破沙羅:破沙羅の前に篝火が現れる。
もう疲れた、終わりにしよう、お前の所に逝きたい…と言う破沙羅に
篝火は「恨みをもったまま死んだ人たちが、貴方にすがっているの。こっちへ来て」と言う。
そこで破沙羅は、半狂乱となった破沙羅(生前)が篝火(生前)の首を絞めているのを見る。
つまり、
篝火を殺したのは本当は鬼ではなく…

「……破沙羅。恨みをもったまま死んだ人が、貴方にすがっているの。」

慶寅:戦場で果ててこそ武人の本懐と言う我旺を慶寅は「目を覚ましやがれッ!」と言いながら殴る。
何故殺さないのか、と言う我旺に、慶寅は戦に発展するようなやり方しか無かったのかと言う。
我旺は答える。大飢饉を前にして悠長な改革なぞ望めない、諸外国も我が国を領土にせんと狙っていて
一国を争う状況だった。
しかし慶寅のようなますらおが次代将軍を担うのであれば心残りは無い、この国を頼むと。
その頼みを引き受ける慶寅。「兵どもが夢の跡……か。」

ミナ:ミナの村を襲ったあやかしは我旺ではなかった。
もう戦って傷つくのは嫌だ、仇討ちなんて諦めよう、と言うミナの横で
チャンプルに異変が起き、巨大な化け物へと変化する。
その邪気はミナの村を襲ったあやかしと同じものだった。

チャンプルに向かって弓を構えるミナ。ミナに襲い掛かるチャンプル。
「ごめんね、チャンプル。約束、守るから…私もすぐいくから…」
(画面が白くなり、血糊が付く)「ずっと一緒にいようね」

雲飛:我旺に取り付いていた闇キ皇が暴走する。
雲飛は闇キ皇を抑えようとするが長くは持たない、我旺に闇キ皇を討てと言う。
最後の力で闇キ皇を討つ我旺。
雲飛「永かった……。妻よ、千年も待たせたこと許せよ……。これでようやく、お前の元に……逝ける……。」

172 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 17:10:10 ID:bRZd/OKk
長々と失礼。続きは後で書きます
(ポリ1と新章はよく知らんので知ってる人いたら頼む)

173 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 20:25:25 ID:vV//X64x
天晴れである

174 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 22:40:05 ID:bRZd/OKk
では続き。サムライスピリッツ(初代)

覇王丸:おしず(覇王丸の許婚)が現れるが
覇王丸は「付いてくるなと言ったはずだ。剣に女は不要」と言い残し立ち去る。
(場面が変わって)不知火舞そっくりなくの一と勝負。

幻庵:あざみ(幻庵の妻)が現れるが
幻庵は「付いてくるなと言ったはずだ。魔道に女は不要」と言い残し立ち去る。
(場面が変わって)不知火舞そっくりなくの一と勝負して倒される。
"不知火 幻庵−1789年 鬼哭島にて死亡−"
*覇王丸EDのパロディになっている。

右京:おっかけの前でかっこつける右京。
そこへ圭(右京最愛の女性。彼女に魔界に咲く究極の花を渡すのが右京の旅の目的)が現れ
「なぜ右京様はこのような事を?」と聞く。
右京は花輪を投げて圭の頭に被せて言う。「キミにその花をささげるために」

ナコルル:「あなたは自然を傷つけ過ぎたわ…これはその報いよ!」
カムイコタンの祖父母の元へに帰る。

シャルロット:伝書鳩(ピエール)が運んできた手紙により、祖国で革命が起こった事を知る。
急いでフランスへ帰り、民衆を先導するシャルロット。

半蔵:天草に魂を奪われた息子の後を追おうとするが、部下の伊賀忍者達に止められる。
その後、部下の忍術の訓練の指導を行う半蔵。

ガルフォード:「こんな物があるから人は狂ってしまうんだ!」と
天草の持っていたパレンケストーンを壊す。
天草「これで魔性の魂から開放される事ができた。礼をいうぞ…」

タムタム:パレンケストーンを取り戻し村に帰ると
歩けなかった子供が立てるようになり、老人の病気も回復する。
これで全てが終わった、と仮面を外すタムタム。

アースクエイク:部下に宝を集めさせ、勝利のおたけびを上げる。

王虎:日本に真の漢を探しに来た王虎だったが、結局見つけられずに国へ帰る。
(場面転換)敵軍に襲われる王虎。不利な情勢の中「天下治めし漢と斬りあって死ぬるは本望よ!」と
言い戦いに赴く。
"戦いの炎も時とともにかすれ、群雄の叫びは伝説の歌に残るのみである。”

狂死郎:「貴殿にも歌舞伎のすばらしさ、わかっていただけたかな」
「むう!気付かぬとはうかつ、なかなかの絶景なり。さてさて皆の衆、よったり、よったり!」
歌舞伎を踊りだす。

十兵衛:飛脚が現れ、妹を天草にさらわれて仕方なしに勝負のじゃまをしていたが
十兵衛が天草をやっつけてくれた、せめてもの礼にこのかわら版を読んでくれと言う。
かわら版には「怪人由比正雪、都にて狼藉」とあった。
「フッフッフッ‥‥‥まだこのような奴がおったか。いざ!!」

175 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 22:41:48 ID:bRZd/OKk
鬼紅郎無双剣
(他のシリーズと違い、これのみ一枚絵+メッセージが出るだけのEDなのでそのままコピペ)

覇王丸:
覇王丸 宝暦13年 武蔵国に生まれる。
幼い頃より剣技を学び、15歳にして無敵を誇っていたが、四国の地で柳生十兵衛に破れる。
その出来事で己のおごりに気付き、世界を回って修行すると言い残し、家族と離別 一人旅に出る。
その後、旅先で出会った斬紅郎の娘、詩織から「鬼」の話を聞き、それを討つと約束。
そして、その「鬼」であった斬紅郎と対決、これに勝利する。
詩織との約束を果たした覇王丸は再び修羅の道を歩んでいった。

幻十郎:
牙神 幻十郎 宝暦10年 山城に生まれる。
他人を殺す事を生業とする牙神は、今回の仕事、斬紅郎の抹殺を終えた。
「フッ、これが鬼だと‥‥笑わせる、この程度ならまだお前の方が斬り甲斐がありそうだ、なぁ覇王丸」
その後、巨額の報酬を受け取り、牙神はふらりと何処かへ去っていく。
「‥‥‥つまらん世の中だ、お前は今、何処で何をしている。まあいい、お前とは何れ出会うはず。
楽しみにしているぞ、覇王丸。そしてその時こそ‥‥‥‥殺す。」

右京:
右京18歳
この世は あわれも何も無かりけり ただ行き過ぎる 跡無しの夢
  20歳
君知りて 淀める川の澄みはつる 水面に写る 初色の花
  25歳
過津神 緑の髪の麗しき 夏ひの暮れも 古物語
・・・・・・・・・・
我逝かん 倒るる野辺の花褥 君に背を向く六道の辻

ナコルル:
この自然が自分の物だと考える愚かな子供達よ、心の瞳を開きなさい。
そしてご覧なさい。
わたしが授けたその恩恵を。
わたしが与えたその歓喜を。
そして、わたしもまた、大地に還るのです。
忘れてはいけません。
すべての有は無から生まれ、すべての無は有に帰するのです。

リムルル:
だまって出て来てしまって、ごめんなさい。
私も、おねえさまの様に私の有るべき道を見つけました。
太陽と月が私を導いてくれます。
村を離れ、何度、満月を見たことでしょう。
ときどき寂しく感じますが、風が吹かない場所はありません。
ねえさまが側にいてくれるようで、不安はありません。
心配しないでください。
私は元気です。

176 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 22:43:37 ID:bRZd/OKk
半蔵:
こうして半蔵は、数々の村を全滅させ、民衆を恐怖に陥れた「鬼」の討伐を完遂した。
「‥‥村に死臭満ち 路傍に母を亡くした赤子の泣き声が響く‥‥
いかな馴染みとはいえ、お主の狂行許す訳にはいかぬ‥‥‥‥‥闇に滅せよ‥‥‥‥」
半蔵の姿は闇に消え、斬紅郎の屍だけが虚しく雨に打たれていた。

ガルフォード:
“I AM GALFORD!
IN TRAINING AT HOME WEAR, THAT DEMON WAS REAL TOUGH, BUT HIS SOUL WEAK.
WITHOUT JUSTICE,YOU'RE ZERO.
TO RESIST EVIL,TRAINING IN THE TICKET!
A STRONG SOUL IS A JUST ONE.
RIGHT POPPY?”
“WOOF!”

狂死郎:
舞いは終った。
斬紅郎の亡骸を見下ろしながら、狂死郎は今までに無く興奮していた
「今こそ、‥‥今こそ世の民草に我が舞、披露してくれようぞ!」
しばらく後、江戸の町ににぎやかなお囃子が響いていた。
登り旗には「狂死郎 漢一代記」と書いてあり、そこにはもう3日も舞続ける狂死郎の姿があった。
最初は物珍しく見ていた客もしだい足が離れ、薬師も次々と倒れてついには狂死郎1人となった。
半年後、狂死郎の舞は終った。
その生涯は、まさに「狂死郎」の名に恥じぬものであった。

閑丸:
真っ赤な雨の中、たたずむ閑丸‥‥‥‥‥
虚しさが心をよぎる。
確実に殺したはずの斬紅郎の死骸はそこにはなく、風景さえも違う‥‥
周りの木々は無惨に切り倒され、気が付くと斬紅郎の刀を持っていた。
「僕は・・どうなったんだ?」
閑丸は気が付かない、斬ったのは斬紅郎の心の「鬼」である事に。
記憶は戻らない‥‥‥‥
しかし、かすかに甦る何かがあった。

「僕は‥‥‥鬼‥‥‥なのか‥‥」

骸羅:
死闘は終った。
花諷院 骸羅は鬼の亡骸を見おろしながら呟いた。
「断末の瞬間に己の中の敵を倒すとは……まさしく鬼だな。」
「俺の弔いが聞こえるかどうか分からんが、迷わず成仏してくれ。」

骸羅が去った後、斬紅郎の墓は「鬼塚」と呼ばれ、村に長く奉られる事となった。

その後、骸羅は枯華院に戻り、自らの修業への道を歩み始めた。

177 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/14 22:48:25 ID:bRZd/OKk
破沙羅:
……そして青年は闇を漂う。

光が見えぬのが幸いした。もし見えていたなら
この血まみれの闇の中で
全ての溺死者がそうであるように
彼もまた
恐怖のあまり
波に逆らい
暗示にかかり
きっと自らの流れの中に
沈んでいっただろう。
そして彼は
側を流れる川の音だけを頼りにあてどなく彷徨い始めた………。

天草:
さあ 民どもよ
新たなる世界の創造者をあがめよ
地獄という名の快楽の中で
欲望のままにその身をゆだねよ
そして我に生涯の服従を誓え

清らかなる白き者どもよ
我の掌の中で黒き闇に染めてやろう
すべての感情を剥き出し
思いのままに行動を行え

そして我に永遠なる忠誠を盟約せよ

-------------------------------------------

残りはまた後で
(要約ヘタなんで解りにくかったらスマソ)

178 チェインオブメモリーズ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/14 23:38:38 ID:YNK9Ulb9
キングダムハーツエンディングから
闇の扉の向こうに消えた王様(ミッキー)とリクを探す旅に出たソラ、ドナルド、グーフィー
旅の途中。謎の黒ローブの男に導かれ忘却の城に辿り着く。
そこでは心の奥底に閉じ込めた思い出と引き換えに記憶を失うと言われる。
思い出をカードの力に変えて先に進むソラ達
するとソラ・リク・カイリのほかにナミネという友達がいたと思い出す。
ナミネが黒ローブの組織によって、この城に囚われていると聞き、助けようとする
すると闇モードのリクが現れ、ナミネを守るのは俺だと襲ってくる。

黒ローブの「結社」の一人マルーシャが今回の事件を仕組んだ張本人
思い出を書き換えるナミネの力を使い、キーブレードの勇者であるソラを
操ろうとしていたのだ。(そして結社を手中に収めようとしていた)
だが、黒ローブの一人アクセルの裏切りとソラの予想外の力によって失敗
ソラはナミネとの思い出が偽者だったとしても守りたいと思った気持ちは
本物だからとマルーシャ他黒ローブを撃破。
闇リクも黒ローブの一人が作った偽者で和解後去って行く。
最後、ナミネは記憶を取り戻すとこの城でのことを忘れてしまうという
それでも記憶を取り戻すというソラ。目が覚めたら、本当の友達になろうと
その約束さえも忘れてしまうというナミネにソラは忘れてしまっても
無くなってしまうのではなく心の中に必ず残っているといい眠りにつく

179 チェインオブメモリーズ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/14 23:58:30 ID:YNK9Ulb9
リク編
闇の中で意識を取り戻すリク。謎の声が語りかけてくる。
闇に染まったリクは闇の中こそが安息なのだと、しかしリクは目覚めを選択する
気が付くと忘却の城にいた。その目の前にあらわれる前作ラスボス
お前は闇に染まったんだー俺に身体を明け渡せーと言ってくるので殴る
闇の力を使わないリクは苦戦するがミッキーが助けてくれる。
かっての記憶の場所で闇と戦い続けるリク。
そのデーターを元に偽リクを作る黒ローブ。本物を憎む偽リク
だが、偽リクはナミネの記憶操作で自分を本物と思い込みソラの方へ行く
黒ローブのマルーシャと別の勢力は結社の主と近い気配を持つリクを
手に入れマルーシャに対抗しようとするがリクにやられる
闇を否定するのではなく、自身の闇と向かい合うことにしたリク
一方、ソラにやられたふりをしたアクセルは偽リクに黒ローブの力を与え
リクにぶつけてくるが撃破。結局俺は偽者のままか…と消える

記憶を取り戻すため眠るソラの前でナミネと出会うリク
記憶を封じる代わりにリクに潜むラスボスを封じることができるというが
リクはそれを否定し闇と向き合うと告げる。
闇の中で自分を導いたのはラスボスではなくディズという
覆面男だとわかる。ミッキーがどこかで会ったはずだが思い出せない男。
ディズは選択肢を与え、リクがそれを選ぶ。
自分の心に巣くうラスボスの意識を具現化し、それを撃破。
それでもなお闇を秘めるリクだが、それはリク自身の力だとミッキーはいう
闇は倒すべきだと思っていたが、リクと過ごすうちに過ちだと気づいたと
2人は共に旅に出る。いつか胸をはってみんなのもとに帰れるように
再び現れるディズ。お前が進むのは光の道か闇の道か…と問いかける
いいや、どちらでもないと真ん中の道をすすむリク。
「闇夜に続く黄昏の道か…」「いいや。夜明けの道さ!」

最後、謎の少年が現れエンド。

180 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 01:07:50 ID:Y25mPcme
>>178-179
サンクス。
リク編は面白そうだな。
ちょっと欲しくなってきたかも。

そういやナミネとやらはどうなったんだ?
2にも出てきそうな予感。

181 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 02:41:15 ID:KiFt2iR/
>>167-177

ありがとうございます。
パピーが女の子だと初めて知りました。
破沙羅EDも衝撃的でした。
タムタムも懐かしい。次はチャムチャムも出てきますか?
この後も、よろしくお願いします。

182 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 07:47:56 ID:PQGFcx8l
あと、
鬼紅郎無双剣じゃなくて
斬紅郎無双剣だよ

それはともかくお疲れ

183 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 18:55:47 ID:YQ5NpFqp
>>178
チェインオブメモリーズの職人さん
ついでに1作目のキングダムハーツもお願いできませんか?
文章旨いし、要点まとめてあるしわかりやすいから。

携帯ゲームなのでスルーしてたけど思いっきり続いてるのね〜
ちょっとショック。


184 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 22:54:05 ID:wRl22F79
>>180
ナミネがどうなったか謎。眠るソラの横にいた。たぶん2に出てくる
自分のことをカイリの影だとか言ってた(カイリの思い出に入り込んだから?)

>>183
せっかく執筆予告してくれた人がいるんだから落ち着け
それにクリアしたのが結構前なのであまり内容を覚えてない

185 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 23:42:54 ID:N7Tz6UfK
>>175-177、「サムライスピリッツ斬紅郎無双剣」の間違いです
>>182さん指摘サンクス まとめサイト管理人さんよろしくお願いします


サムライスピリッツ天草降臨
*天草降臨はキャラごとにライバルキャラが設定されており、制限時間内にボスまで辿り着けば
天草、斬紅郎を倒した後ライバルキャラがラスボスとなる。
*全てのEDで最後は真っ黒な画面に「ラキ、ラキ、ラキキ・・・・ TO BE CONTINUE!!」と出る。
「ラキ」はミヅキ(「真」のラスボス)の口癖。

覇王丸(ライバル:幻十郎)
「おわっちまったか」
”こうして島原をゆるがした天草は覇王丸によって倒されふたたび世に平和がおとずれた。"
半年後、右京を斬り飛ばす覇王丸。「かー弱えぇ、もっと強ぇやつはいねぇのか。」
そこへ幻十郎が現れ、勝負になる。

幻十郎(ライバル:覇王丸)
幻十郎の元へ幻庵とアースクエイクが現れ「あのおかた」がお呼びだと言う。
指図は受けないと言う幻十郎を二人は力づくでつれていこうとするが、幻十郎に斬り飛ばされる。
幻庵「あーざーみーっ!」
半年後に場面転換(これ以降、覇王丸EDと共通)

ナコルル(ライバル:幻十郎)
「終わったわ。でも大地が、空が泣いている。ごめんなさい。今治してあげるからね。」
カムイに祈りを捧げ、倒れてしまうナコルルをリムルルが連れ帰る。
一週間後、無茶はやめてと言うリムルルに「ええ」と答えるナコルル。
しかしその後独り言を言う。「巨大な闇が大自然をのみこもうとしている、助けなくちゃ…たとえ…」

リムルル(ライバル:幻十郎)
溶けてしまったコンルをカムイコタンに連れ帰る。
一ヶ月後、元に戻ったコンルと遊ぶリムルル。

シャルロット(ライバル:覇王丸)
覇王丸を見つけるシャルロット。
シ「無事だったのか、覇王丸!」覇「まあな…心配してくれたのか?」
シ「な、何を!誰が心配など!」覇「フッ、相変わらずだな。お互い精進しようぜ」
といった会話をした後覇王丸が去る。
「フフフ、不思議な男だな・・・・・・奴は・・・。」

186 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 23:43:52 ID:N7Tz6UfK
半蔵(ライバル:十兵衛)
十兵衛と会う。息子の事は良いのか?と問う十兵衛に
「魂は必ず解放する、だが今回は任務ゆえ」と答える半蔵。
そこに伊賀忍者が現れ、すぐに帰還せよという伝言を伝え、二人は別れる。
「この父が必ず。…この父が必ず!」

十兵衛(ライバル:半蔵)
前半は半蔵と共通。
別れた後パレンケストーンを取り出し「今回の凶事の元、処分する」と言って壊す。
"この半年後、十兵衛は更に巨大な魔界へと向かう事となるが、それは誰も知らない。”
*タンジルストーンだったかも

ガルフォード(ライバル:タムタム)
倒れているタムタムを見つける。「パピィが助けたのか?」「ワン!」
気が付いたタムタムに、パピィに感謝しろよと言うガルフォード。
しかしタムタムの持ってきた石を見て、何故悪魔の石を持ってきたんだ、と言い壊そうとする。
タムタムは大切な石だから許せ、と言って石を持って崖から飛び降りる。
「あ、待て!…ま、いっか。また悪いヤツが出たらこの俺が倒してやるさ!」
ガルフォードが去った後、隠れていたタムタムが現れる。

タムタム(ライバル:ガルフォード)
村へ帰るが、倒れてしまうタムタム。
老人「いかん、仮面に生気を吸われ過ぎて弱っておる。我らが神ケツアルクアトル!今こそこの若者の命をお救い下さい!」
三ヵ月後。
チャムチャム「タム兄ちゃん。タンジルストーン…なくしちゃった。」
タムタム「……エ?」

骸羅(ライバル:破沙羅)
鬼のオッサン(斬紅郎)を成仏させた後帰ろうとすると和狆が現れる。
「鬼は祓ったのか。そうか、そうか。」「そうじゃ、破沙羅は!」「……あ!」「この馬鹿者!早く探しに行かんか!」
そのまま言い争いになる二人。

破沙羅(ライバル:骸羅)
篝火が現れる。「もう疲れた、お前の所に逝きたい」という破沙羅。
「うらみをもったまま死んだ人たちが、貴方にすがっているの。お願い。助けてあげて」と言いながら消える篝火。
「篝火!…わかったよ。クックックッ…ヒヒヒ、狩ってやる、狩ってやるよ!」
「!?」突然破沙羅は光の球となり何者かに封印される。
”美しい悪夢だ。”
*当時はミヅキに封印されたという意味だったようだが、後に設定が変わり零時代にタイムスリップした事になったらしい?

187 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 23:46:16 ID:N7Tz6UfK
右京(ライバル:狂死郎)
圭が現れ、何故このような事を、と聞く。
あなたを悲しませたくなかったから、と言い去る右京、それを追う追っかけ。
「わたしにはもうなにも残っていない…ならばこの命の華、けい殿のために咲かせてみよう」

狂死郎(ライバル:右京)
「ようやく終演じゃのう。さて…本業に戻るとするか」
”その後、肥前での興行は大成功を納めその名を日本各地、いや世界に広めた狂死郎であった。"
"しかし、鬼の舞を極めてしまったために、半年後新たな魔物に命を狙われるなど思っても見なかった千両狂死郎であった。”

閑丸(ライバル:覇王丸)
「終わった。ううう…まただ、僕の中の何かが暴れだしている。」「やめろ、やめてくれ!ぼくは鬼なんかじゃない…」
そこへ覇王丸とナコルルが現れる。「ふん、くだらんな。何が鬼だ」「鬼は誰の心の中にもいるわ」
「てめぇは自分から逃げてるだけじゃねえか!」
閑丸「ぼくは自分の中の鬼を否定しようとして自分から逃げていた。でもそれは間違いだったんだ。
ぼくは鬼であり、緋雨閑丸でもあるんだ!
まだ記憶は戻らないけど、一つだけ判った事がある。そう、ぼくは一人じゃないんだ!」
”その日を境にして再び鬼が現れたという記録は残っていない。また、少年は自分自身と出会えたであろうか…"
*閑丸=斬紅郎(鬼)と言いたげなEDだが、零ではまた違う設定になっている?

天草(ライバル:半蔵)
半蔵と会い、この世にもたらした悪業の数々や息子の事を覚えているのかと責められる。
答えようとした天草は突然苦しみ始め、光の球となり消える。
"神の子ここに眠る”
"ラキキキキキ…天草を封印しましたぞ。"
*「初代」で倒された際善と悪に分裂。この天草は善、ボスとして登場するのが悪

火月(ライバル:蒼月)
倒れている葉月を見つけ介抱するが、蒼月の気配を感じた火月。
葉月を置いて蒼月の元へ行く。
抜け忍の掟、始末しますと言う蒼月と勝手にしろと座り込む火月。
倒れた火月の前で、蒼月はやってきた風間忍者に「抜け忍といけにえの娘は始末した、里に戻るぞ」と言って去る。
火月に駆け寄る葉月。火月は生きていた。
「ぐはっ…兄貴の野郎、本気でやりやがって!…とりあえず行くか、葉月。」「はいっ」

蒼月(ライバル:火月)
(前半は火月と共通)
里に戻り、月心斎?に報告する蒼月。
「抜け忍とは言え実の弟妹、済まなかったが奴らを生かしておけばやがて…いや、もうその心配もいらない」と言う月心斎。
蒼月は独り言を言う。「……あまいですね。」


188 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/15 23:50:15 ID:N7Tz6UfK
続きはまた今度

>>181
チャムチャムは真にしか出てきません(天草でもEDで少し出てますが)
もうちょいお待ちを。

189 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 11:08:35 ID:QzFtwrUN
チェインオブメモリーズの職人さん乙
これをPS2でだしてほしかったなー

あと、どなたか「愛と憎しみのRPG」と高らかに謳いあげたマグナカルタお願いします


190 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 12:21:22 ID:7THh3yve
マグナカルタは攻略スレでもクリアした奴あんまいないから
もう少し待った方がよさげ

191 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 18:06:45 ID:uc7/ZTlQ
覇王丸と羅刹丸の関係って何?
兄弟?同門?殺意の波動?

192 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 18:13:30 ID:6/a73fIN
>>191
魔界の住人が造った覇王丸の複製、らしい
覇王丸を殺して自分が本物になりたい

193 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 18:15:59 ID:uc7/ZTlQ
>192
サンクス

194 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:36:46 ID:PRwtRzpQ
真サムライスピリッツ

覇王丸:
傷を負い、膝をつく覇王丸の元へ幻十郎が現れる。
「化け物ごときに手こずってたじゃねえか覇王丸。さあ、俺がお前を殺してやるぜ」
そこへ静が現れて覇王丸を庇う。覇王丸は手負い、勝負は傷が癒えてからすべきだと。
「これはこれは威勢のいいお嬢さんだ」と言いながら見逃して去る幻十郎。

「覇王丸様、お許し下さい、でも、でも私は…」
「それ以上は言うな…俺は剣に生きて剣に死ぬのだ。すまん、静…」
(二人がキスをしている一枚絵)
それをこっそり覗き見しながら「…泣かせるケ」と言う幻庵。

幻十郎:
覇王丸を見つける。
(以下、覇王丸EDと共通)
覇王丸と別れた後、蛙が付いて来るのに気付く。
「お前か…目障りだ、うせろ!……勝手にしろ……」

ナコルル:
倒れている所にガルフォードがやってきて気が付く。
「心配したよ…でも、無事でよかった。」「ガルフォードさん…私」
突然の地震&異変(背景が赤っぽく染まる)
「まだ終わっていないの、私が行かなくては…」ママハハに捕まりその場を去るナコルル。

崖の上でナコルルは祈りを捧げる。「全てのよきカムイ達よ、私の命の光で木々や野原を救って!」
光に包まれて消えるナコルル。残されたママハハはナコルルの刀、宝刀チチウシを持ち帰る。

カムイコタンでチチウシを受け取るリムルル。「ねえさん…この声は…ねえさん!」
"悲しまないで…一緒に笑う事は出来ないけれど木々や野原をかける風の中に私はいつもいます…
だからリムルル、みんなとがんばって…”(ナコルルの一枚絵)
リムルル「わかりました…ねえさん」

*その後「眠りについていただけで実は生きていた」という設定で続編に登場。
商業的に居なきゃ困るなら殺すなよSNK…

ガルフォード:
ナコルルを見つけるガルフォード。
(以下、ナコルルEDと共通)

遠くの崖の上に立つナコルル。「ナコルル!NO!だめ、イケナイ!」
しかしナコルルは光となって消えてしまう。
”ガルフォードさん…ごめんなさい…でも、みんなを救うにはこうするしかなかったの。
だから、悲しまないで下さい"(ナコルルEDと同じ一枚絵)
「…分かったよ…」「まだまだ世の中悪いやつらが多すぎる。行くぜっパピィ!」

195 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:37:37 ID:PRwtRzpQ
シャルロット:
倒れている覇王丸を見つけるシャルロット。
近付こうとするも、静がやってきた事に気がついてその場から去る。
崖の上で「私もまだまだ…修行がたりない…な。」と言いながらレイピアで髪を切り、投げる。

幻庵:
「まったく笑わせるケ、魔道の王はワシだケ。さぁて、今度は誰を魔道に堕としてやるケな。」
(場面変換)藤堂竜白(似)と対峙する幻庵。
そこへあざみが子連れで現れる。これ以上危ない事は止めて下さい、と。
魔道に女はいらないという幻庵だったが、あざみの妊娠を知り子供達にも説得され一緒に帰る。
竜白(似)「泣かせるのぅ」
一年後、子供達と遊ぶ幻庵と赤ん坊を抱くあざみ。"命名 へどら 和狆”

右京:
「しまった、魔界が…圭どの…」
遠く離れた圭の元へ雪で出来た花が降る。「右京様…」
(場面転換、背景真っ黒な中で)氷を刀で削って圭の氷像を作る右京。氷の欠片が雪となって降る。
(恐らく数十年後)老いた圭が子供に話す。「それからずっとこの日にゆきの花が降るようになったんだよ。」
*映画「シザーハンズ」のパロディ。

半蔵:
倒れている真蔵(半蔵の息子、天草に体を乗っ取られていた)の傍に立つ楓(半蔵の妻)と勘蔵(息子その2)
楓「勘蔵、真蔵の魂は取り戻しました。父上を呼びなさい。」
真蔵がいなくなった後、「魂が弱っている…真蔵、私の魂を受け取りなさい」と言い倒れる楓。気が付く真蔵。
半蔵と真蔵が戻る。「…あなた…真蔵は…?」「無事だ…」「そう…よかった」「母上〜!」
(場面転換)2人の息子と共に立つ半蔵。
「忍の道はお前たちが考えるよりも辛いものだ。母の死を乗り越え、父の術を超えよ!よし、行けっ!!」
*ミヅキ戦前に天草が「我、人として目覚めたり」と言ってミヅキに立ち向かおうとして返り討ち
→真蔵の姿で倒れるというデモがある(これは全キャラ共通)

十兵衛:
飛脚が2つの宝珠を持って来る。
十兵衛は「今度の凶事、全てはこの宝珠がひきおこしたもの。」と言ってそれらを壊す。
(場面転換)家の前を通りかかった飛脚を労いながら「うーむ、今日もよい日和じゃ」

狂死郎:
一人舞は極めた、今度は相方を探してみるかと考えていると、倒れているミヅキを見つける。
気が付いたミヅキは自分の意思で動けると言う。かつて邪神を操ろうとしたミヅキは逆に操られていたのだ。
狂死郎はミヅキに、罪滅ぼしの為にも阿国を名乗り、自分の相方となって共に歌舞伎を広めようと誘う。
ミヅキの笛に合わせて踊る狂死郎。

196 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:39:11 ID:PRwtRzpQ
王虎:
「フン、たあいもない。これでは宝珠の力も大した事はないわ」
正面(プレイヤー側)を向いてこう言う。
「お前ら、わしのオチを待っているようだがワシのエンディングにオチなどないわ!
これがきまりきった世の中へのワシからのあんちてーぜじゃあ〜」

アースクエイク:
お宝を取りそこなったアースクエイク。しかし部下が魔界へと続く穴を見つける。
覗くと凄いお宝が。早速飛び込むアースクエイクと子分。
黒子が現れ「あーあ、入ったら二度と出られないんですけどね。まぁ、いいか。」

チャムチャム:
宝珠を取り戻したチャムチャム。それをパクパクが掲げると光に包まれてタムタムの姿となる。
タムタムは神に頼んでパクパクとなって、チャムチャムを助けていたのだ。
村に戻る二人。ケツァルクアトルが何かを下さるが何が良いか?というタムタムに
「う〜んとねぇ…たべもの!それもすごくおいしいの!」と答えるチャムチャム。
するとバナナが振ってくる。

和狆:
黒子と会話。「これであの時の借りを返す事が出来ましたね。ところでもう封印は済んだのですか?」
「これからする所じゃ」と言って壷を取り出す和狆。
しかしクシャミをした拍子に壷を落してしまい、封じたものが出てくる。
「あ〜あ」「また最初からじゃな」
*和狆と黒子は若い頃共にミヅキを封印しようとして失敗した事がある。

ズィーガー:
「元凶は絶った!さっそく国王に…」
”しかし、国では狂魔王の死により主をうしなった魔物たちが人々におそいかかっていた。"
魔物に襲われる国王と王女を助けるズィーガー。ズィーガーに一目ぼれする王女。
そしてズィーガーと王女の結婚式が行われた。
*結婚式には何故かドレスを着たシャルロットと
そのままの格好のガルフォード&パピィ、王虎が来ている。

197 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:40:33 ID:PRwtRzpQ
ポリゴン1(侍魂 サムライスピリッツ)
判りません。ナコルルだけ知っている(ウロ覚え)ので一応書きますが誰か補足キボンヌ。

ナコルル:
川辺で一人悩むナコルル。
普通の女の子になりたい。おしゃれもしたい。青いニンジャさんと遊びにも行きたいのに。
でも自分はカムイの戦士…
そこへリムルルとママハハ&シクルゥがやってくる。
笑顔で出迎えるナコルル。みんなが待つコタンに帰ろう。

-----------------------------

ポリゴン2(サムライスピリッツ アスラ斬魔伝)
これもろくにプレイしていないので詳細は聞かないで下さい。
特に新キャラについてはよく分からん

覇王丸:
色は無言で去っていった。
ふと気が付くと、そこに赤ん坊がいた。
早くに気付いていればあの女に任せたのに、と思いながらも赤子を拾い連れて行く覇王丸。
「酒飲みになるぜ、お前」
*赤ん坊は色と反面のアスラの間の子供。「新章」でも登場する命というキャラ。

幻十郎:
覇王丸との果し合いの最中、子供が幻十郎の背中を刺す。「お前がお父をっ…」
背中の傷が開き、薄れ行く意識の中で幻十郎は母の顔を見た。

幻十郎は覇王丸の肩を借りながらつぶやく。「酒が…飲みたい」「今夜は…飲むか」「阿呆ゥが…」
微笑むと、幻十郎は静かに目を閉じた。
*幻十郎はかつて自分を殺そうとした母親を殺している。背中の傷はその時母親に付けられたもの。

198 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:40:52 ID:MzYqpkaD
>>134
遅レスながら…幻十郎ルートの台詞から推察するに、多分幻十郎の子孫。

199 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:41:57 ID:PRwtRzpQ
ナコルル:
駆けてくるガルフォード。笑うナコルル。彼女の手を彼の手が握り締める。
「オレは…君とずっと居たい」
ガルフォードの胸に頭を垂れ、目を潤ませて答えるナコルル。
「ごめんなさい、私はアイヌの巫女。わかって下さい」

ガルフォード:
向き合って立つガルフォードとナコルル。
「どうしても帰るのか?」「皆が待っているから…」「行くな」「えっ…」「俺は、君が…」
そこにリムルルがママハハとシクルゥを従えてやってくる。
去ろうとするナコルル。追いかけるガルフォード。

リムルル:
「やったあ!これで姉様、本当に幸せになれるよね…」
涙ぐみながら喜ぶリムルル。その後姿を見ているナコルルとガルフォード。
「ナコルル、出て行かなくて良いのかい?」「ええ…もう少しだけ見ていたいの。」

半蔵:
「悟れ。」 「闇より天道に抗う影あらば、闇にて天道の裁きを下す影もありと。」
覆面の下から言う半蔵の背後に部下が現れ、「火急の件にて急ぎ登城せよ」という伝言を伝える。
走り出した半蔵の背後に残っていた巖陀羅が地の底から現れる。
半蔵は振り向かず、刀のみが後ろに走った。「早々に涅槃へ逝け」
闇に消えた半蔵の背後で、巖陀羅が血しぶきをあげて崩れ落ちた。
*巖陀羅:ユガ(ラスボス)に作られた土偶人形。

右京:
華をお咲(お圭が他家に嫁いだ後、右京が出会った女性)の元へ持ち帰ろうと急ぐ右京。しかし吐血し倒れてしまう。

煎じた華を飲み意識を取り戻したお咲の側に覇王丸がいた。
「あなたが薬を?」「救ったのは俺じゃねぇ。これはその男から預かったものだ」
覇王丸は懐から血に染まった風車を取り出し娘に手渡す。それは右京が命に代えた「華」のようでもあった。

火月:
さらわれた葉月を救い出した火月。炎邪に魂を食われる覚悟は出来ていた。が
「真の強者よ…我、汝の力に屈したり…我、ぬしの一部とならん」
炎邪の力をねじ伏せた火月。火柱が爆ぜた後、兄妹の姿はもうなかった。

蒼月:
水邪を得た蒼月。火月は妹との平穏な生活を望んだ。
「せいぜい見ていなさい、火月…これから始まる私の計画を。」

風間忍郡の頭領となった蒼月。以来風間忍郡は幕府崩壊の日まで伊賀とともに忍びの世界を掌握したとされる。
なお、風間忍郡滅亡後、宝刀「青龍」がどうなったかを知る者はいない。

200 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/16 21:42:47 ID:PRwtRzpQ
色:
和狆の寺を訪れた色は赤ん坊を和狆に渡す。
「何故、子を此処へ?」「その子が願うから…心のない女…こんな女の元に居るのが不憫だと御思いなら、どうか…」
赤子に目を落す和狆。「あ…赤い瞳とは!!」
再び目を上げると女の姿はそこにはなかった。

柳生磐馬:
姫を乗せたまま海へと暴走するカラクリ。磐馬は破岩丸をカラクリに当てて方向転換させ、無理矢理止める。
「来てくれたね?磐馬」 「当然の事です、姫」 「磐馬といると安心だね」

八角泰山:
「終わったのだ…」
山に帰ろう。神槍は二度と取るまい。神槍を持っていたがためにかけがえのない者を失ってしまったのだ。
せめて、妻と子の魂の宿るあの家に戻りたい。
「…今…戻るぞ…。」

アスラ:
壊帝への復讐は終わった。アスラの生存本能もいま燃え尽き幕を閉じようとしていた。
"反面のアスラ”がユガの体内から分離し出る。駆け寄る色。彼の命も閉じようとしていた。
血塗れた手が女の腹部をそっと抑える。「頼んだぞ…色」
何かを言おうとする色の唇を男の唇が塞ぐ。現世へ帰るよう色の肩を押す。
黒衣の男を見下し「私は来世へゆく、この身体はお前に返してやる…」
崩壊しゆく時空の中、黒衣の男が起き上がった。

---------------------------------------------------------

終わりです。
「サムライスピリッツ新章 甦りし蒼紅の刃(PS版のみ)」もありますが
これもよく判らないので補足キボンヌ。
(20年後が舞台なので既存キャラは老けた覇王丸と
精霊化してそのままのナコ&リムしか出ないらしいけど)

201 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/17 00:24:26 ID:iO/gV88U
真・女神転生の、デビルチルドレン系列を教えていただけないでしょうか
見た目から避けていたのですが、
漫画版のメガテンらしいストーリーを聞いて、ゲームにも興味を持ちました。
よろしくお願いします

GB:黒 赤 白
GBA:光 闇 炎 氷 メシアライザー

202 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/17 17:39:46 ID:dLV5U8Zf
>>200
新章に出るポリサム2までとの関連キャラは以下の人
覇王丸:老けたけどそのまま
ナコ:聖霊化して覇王丸に接触
リム:今回のボスである朧に封印されて寝てる
ユダ:隠れキャラ。記憶を失ってるけど正体は人格が統合されたアスラ
命:アスラと色の娘。二重人格。
服部半蔵:正体はかつて天草に体乗っ取られてた真蔵。名前継いだらしい。

203 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/17 21:41:00 ID:ynRbEGsh
黒のほうね
ある日デビルチルドレンを抹殺すると悪魔が襲ってくる。
その時、デビライザーが輝きパートナーが出現。ともに魔界へと向かう。
実は魔王ルシファーこそが主人公刹那の父親。
主人公抹殺を命令したの魔王はルシファーを封印した腹心
んで弟がミカエルを父に持つエンゼルチルドレンで敵になる。

で。デビルチルドレンが狙われたのは世界の中心に辿り着くと
世界を滅ぼすか新生するかになってしまうからとか
天界に洗脳された弟を倒してしまい創造主の元へ辿り着く刹那
世界を新生すると事件の起こらない世界になる。
赤の女主人公は弟に会うが自分には兄なんていないといわれる。
神になってしまった刹那は人の世界から消えてしまったのだ。終わり
創造主をヌッコロスと…どうなったか忘れた。

204 201 sage 04/11/18 16:49:22 ID:ZQg9XYqZ
>203
dクス

205 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/18 20:18:02 ID:3ukQbp1V
サガフロ2予約した者ですが、予約キャンセルさせてください。

ラスト直前でセーブしたデータが消えてたんで、
エンディングが思い出せない。


206 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/18 20:44:34 ID:QJ7CJYyI
>>164
遅レスながらファイバリットディアの説明させていただきます。
第一作目しかやっていないのでこれしか出来ませんが・・・

数多の世界があり、その一つインフォスに異変が起きました。
人々はそれに気づきませんでしたが破滅は徐々に近づいて行きました・・・

貴方(主人公:デフォルト名ラビエル・男女共通)は大天使ガブリエル
の元に召還されました。
ガブリエル様は新米天使である貴方にこうおっしゃいました。
「インフォスという世界があります。しかし何かの原因で同じ時間を
繰り返すという異変が起こっており、このままではインフォスは消滅
してしまうでしょう。幼き天使よ、貴方にこの問題の解決を命じます。」
どうやらうる☆のビーティフルドリーマーっぽく同じ時間を延々が繰り返されて
いるのに当人達は気づいていないという状況みたいです。
状況はわかりました。しかし、何故自分のような未熟なものを派遣するのでしょうか?
思わず疑問を口に出してしまった貴方でしたが、ガブリエル様は優しく答えました。
ガブリエル様レベルの大天使なら問題を解決するのは容易いのですが、なにやら
世界のバランスが壊れるとか壊れないやらで出ていくことで出来ないそうです。
新米なのでほとんど何も出来そうにないのでガブリエル様はインフォスで
勇者としての資質を持つ者をスカウトすればいいとアドバイスしてくれました。
ガブリエル様達の力をもってしても時の歪みによる世界への影響は大きく
インフォスの時間にして10年・・・それがタイムリミットだそうです。
サポート役の妖精二人を付けて貰って貴方の使命は始まるのでした。
(以上前置き終わり)

このゲームは勇者(の資質を持つ者)をスカウトすることから始まります。
そしてスカウトしたら怪物退治とかスケジュールを組みます。
悩み事を聞いたりプレゼントをあげたりして好感度を上げていきます。
・・・なんか芸能人のマネージャーっぽい気もしますが気にしないように。


勇者達に働いて貰っているうちに黒幕の正体がわかってきます。
インフォスの時の歪みを招いたのは堕天使と呼ばれる存在であり
ラスボスガープを筆頭にアポルオン・ラスエル(ベルフェゴール)・イウヴァート
と戦うことになります。
インフォスの異変を引き起こしたのはガープさんの逆恨みといったとこで
天界に弓引いて追い出されてた連中がまた天界へ戻るぞー!ということで
引き起こしたみたいです。

ガープ撃破後、無事に世界は元の時の流れを取り戻しました。
異性の勇者と恋愛イベントを起こしていると「インフォスで一緒に
暮らそう」とプロポーズされ、地上に残ることも出来ます。
残っても「寂しくなる」とか「お元気で」とあっさり受理されますし
天界に帰ってもガブリエル様に祝福の言葉をかけていただけます。
(ドタキャンされた勇者の怒りの言葉はありますが・・・)

何故か時の流れが元に戻っても勇者達の年齢はそのままです。

続編の純白の〜には天界関係者はほぼ出てきます。
(ガブリエル様を始めラツィエル様・ティタニア様・レミエル様、妖精の
ローザ・リリィ・シェリー・フロリンダ)
前作のセーブデータがあると妖精が「お久しぶりです、天使様」と
言ってくれるらしいです。

207 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/18 23:25:29 ID:JEVMs4or
>>205
代わりに書こうと思いますがよろしいですか?私も攻略本探しから始まるが

208 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/18 23:51:55 ID:3ukQbp1V
>>207
お願いします。

209 サガフロンティア2 04/11/19 22:06:26 ID:72KLeqlT
《世界》サンダイル
・東大陸
サンダイルでは最も歴史の深い地域。
北部では四つの侯国で成り立つフィニー王国が治めているが、互いに覇権を争っている。
中部及び南部は王国の支配が及んでおらず、地域の有力者が実権を握っている

・南大陸
ナ国が治めている。東大陸ほど術不能者に対する差別はない。ちなみに北部には二つの属領がある

・北大陸
未開の地。開拓が始まって間もない

《用語説明》
・アニマ
万物に宿る魂のようなもの。術の発動と深い関わりがあり、アニマが弱い人間は術を使えず、「不能者」として差別の対象となっている

・クヴェル
先行文明の遺物。クヴェルを模したツールとは違い、無限のアニマを引き出すことができる

・鉄
サガフロ2の世界では術を阻害する鉄は忌み嫌われている

・メガリス
遺跡のこと

・エッグ
卵形のクヴェル。所有者の意志を支配し操る力を持つ。所有者はエッグを手放せなくなり、所有者が死ぬとエッグに吸収される

210 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/19 22:21:52 ID:Rwq/ROY2
どなたかKHFMのDDだけお願いします。

211 サガフロンティア2 04/11/20 01:00:59 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編・1220〜1239年》
1220年、フィニー国王ギュスターヴ12世により東大陸北部は統一された。それを時を同じくして長男ギュスターヴ13世が誕生。12世は息子を後継者とすべく期待を寄せていた。
フィニー王国は後継者が七歳になると「ファイアブランドの儀式」を行う。しかしギュスターヴはその儀式に失敗。術不能者であることが判明したのだ。それに失望した12世は息子の廃嫡を決め、それに反対した妻ソフィーともども追放した。
始めは城下の貧民街に暮らしていた二人であるが、暗殺を恐れ、ギュスターヴの家庭教師を務めていたシルマールと共に南大陸のナ国へ亡命することになる。

ナ国の庇護の下、劣等感にまみれ荒んだ毎日を送るギュスターヴ。日頃の欝憤を子分で術不能者であるフリンにぶつけ、よくレスリーに咎められていた。
1233年ヤーデ伯領地にて出会った「鉄」に興味を持ち、鋼製武器の製作に没頭するようになる。術の使えないギュスターヴは次第に己の力に頼みを置くようになり、後に盟友となるケルヴィンとともに自作の武器で盗賊を撃退してからは自信を深めていく。
1239年、最大の理解者である母ソフィー死去。ギュスターヴ19歳であった。

212 サガフロンティア2 04/11/20 02:45:47 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編1240〜1248年》
1240年、20歳になったギュスターヴはワイド侯のもとへ足繁く通っていた。ワイド侯は愚鈍な領主で父である前領主に従っていた有能な家臣を信用せず、巧みに取り入ったギュスターヴの姦言に乗せられて遠ざけていた。
将軍の地位にあったネーベルスタンはギュスターヴ排斥の注進を聞き入れられなかったことに抗議し、出仕拒否をしていたが、それはギュスターヴの目論見通りであった。
ギュスターヴはその間隙を縫ってワイド侯を監禁し、ワイド侯領を乗っ取った。

1245年、父であるギュスターヴ12世が急逝。後妻の子である14世が跡を継ぐことになっていた。それに対してギュスターヴは王位継承権を主張。1247年、20年振りに東大陸に舞い戻る。
1248年、バケットヒルの戦いが勃発。13世側は鋼鉄軍の精鋭やネーベルスタン将軍やケルヴィン・ヤーデ伯のバックアップを受けたのに対し、14世側はオート侯カンタールが傍観に回り、13世の実弟でノール侯フィリップも積極的に戦闘には関わらず、あっさりと決着がついた。
捕らえられた14世は処刑され、王位継承戦争は幕を閉じた。ギュスターヴ28歳であった。

213 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/20 12:01:03 ID:LtPZ8Bzc
繰り返しKHがリクエストされているが、全て同じ人物か?
ディープダイブは正直訳分からんので、要約ではないが投下。
blは暗転、<>は字幕、文字。

214 KHDD sage 04/11/20 12:11:36 ID:LtPZ8Bzc
bl<Special Secret Movie
  Another Side,Another Story
  [deep dive]>

夜の四辻に立つソラ。
bl<無音の空気 Utter silence>

波打ち際に手紙入りのボトル
<断片の物語 A fragmented tale>
<君のいない世界 A world without you>
<目を閉じる the eyes will close>

夜の水辺。岩に光の筋が入り、黒フードの男が現れる。目が黄色に光る。
一歩踏み出し、画面全体にノイズ。
bl<‐当たり前なこと‐ Something so natural>
再び全面にノイズ。

青白いネオンの街を背景に黒フードの男(以下FM)。落ちる水による波紋。雨?
bl 剣戟のような閃光、一瞬のノイズ。FMの周りにハートレスが無数にいる。
FMはキーブレード?を持っている。bl
二刀流でハートレスと戦うFM。
bl<その先の記憶 The memory beyond>
戦い続けるFM。フードから薄い色の前髪がこぼれる。

戦いのさなかひとつの建物を見上げるFM。一瞬のノイズ。
bl<‐単純な答え‐ Something so simple>
白髪で黒い目隠しをされた男(リク?)の半顔。薄く笑っているように見える。
同じく薄く笑っているように見えるFM、建物の側面を駆け上がる。
屋上から見下ろす黒い目隠しの男(以下BM)。

bl<XIII>
 <「ソラは何処だ?」 "Where'sSora?">
 <「彼を見つけなければ」"We must find him">
BMに向かって武器を投げつけるFM。BMは屋上から飛び降りる。
bl<12
法則
  【裏アンセムレポート】「無知から生まれし創造」
  【Ansem's other report】"A creation born of ignorance">

BMは飛んできた武器を受け取る。
bl<11
闇の裏側≠光の扉 Behind the darkness≠Door to Right>

スローモーションになり、駆け上がるFMと落下するBMが側面で対峙する。
FMは二刀流に戻っている?
<X
 秘密の場所 「ずっと聞こえていた彼の声が消えたの」「今度は…私が戦う」
 The secret place "His voice... It's left me" "This time... I'll fight">

互いを見据えながらすれ違う。
FMのフェイスアップ。前髪で顔は見えない。
<狭間の世界=忘れられし場所 集いし者達
 A world between=A forgotten world The gathering>

すれ違うFMBMのショット。一瞬のノイズ。
<第3の敵=NOBODY「ノーバディ…?存在しない者」
 The third enemy=Nobody"Who is Nobody,you ask?They are the nonexist">

215 KHDD 2 sage 04/11/20 12:12:26 ID:LtPZ8Bzc
ノイズ、振り返るFM、ノイズ、雷を放つ黒コート(BM?)、仰向いたソラの横顔、
赤い光、仰け反っていくソラ。
bl<VII
ENDLESS 「カイリ遅かったな」「やれるか?この数」
  ENDLESS "What took you so long Kairi?" "Can we do it? Aguinst that">

モノクロで、落ちていくソラ、手を差し伸べるリク、顔を上げるカイリ。
色が戻りFMが飛んで?いる。ノイズ。

最初のほうに出てきた夜の水辺の続き、フードの男が腰掛ける人影に近づく。
ノイズ、モノクロのソラ、赤い光、モノクロの落ちていくBM。
<HEARTLESS 「お迎えに上がりました、我らが主人よ」
           「あなたこそが全てのハートレスの起源なのです」
 HEARTLESS "We have come for you, my liege"
          "You are the source all Heartless">

モノクロのソラ。
<6
 【XIII機関】[The Thirteenth Order]>

白を背景にカイリ。水のしずく。
<Metamorphosis 変身:変貌 
  「ソラ?」「なぜなんだソラ」「王様なぜなんです?」
 "Sora?" "Sora... Why?" "Your Highness! But why?">

砂浜に立つカイリ(幼い?髪が長い?)。
<5
 変化 第3の鍵 Change The third key>

落ちていくBM。
<4
 この世の果て 「何なんだ!ここは!?」「これが求めていた答えなのか?」
          「これが真実の世界」
          「俺達のやってきたことは無意味だったのかもしれない」
 End of the would "What is d(解読不可) place?"
            "Is this the answer you've been looking for?"
   (下2行解読不可)>

<3
 楽園 Paradise>

キングダムハーツのマーク。白い背景にカイリ。それがネガポジ反転する。

<一緒に行こう "We'll go together.">
画面を縦4分割して、水辺に来た黒フードの男、BM、FM、
水辺に座っていた影(黒フードをかぶっていたことが分かる)が並ぶ。

bl<II>
雷を背景に、黒フードを着てキーブレードを持った王様が尖塔から飛び降りる。
bl<KINGDOM HEARTS>

bl<「彼に会って来た」
水辺の続き。座っている人物が黒フードのほうに顔を向ける。
口を動かすが音は?
bl<"He looks just like you" 「彼は君に良く似ている」>
大海原を仰向けで飛ばされる?ソラ。
bl<"Everything is coming back to me, the turu..."
「思い出し始めたんだ、本当の…」>

216 サガフロンティア2 04/11/20 15:39:41 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編1248〜1249年》
ギュスターヴ12世には四人の子どもがいた。ソフィーとの間に長男ギュスターヴ13世、次男フィリップ、長女マリー、後妻との間にギュスターヴ14世である。
フィリップはノール地方治め、マリーはオート地方を治めるカンタールのもとへ嫁いでいる。14世はバケットヒルの戦いで敗死している。
フィニー王国の実権を握ったギュスターヴのもとへ続々と使者が来る中、オート侯カンタールは妻マリーを、ノール侯フィリップは直接本人が使者として参上した。実に20年振りに兄弟と再会することとなる(ちなみにこの時ケルヴィンはマリーに淡い恋心を抱いている)。
だがケルヴィンやネーベルスタンはフィリップを警戒していた。兄が儀式に失敗したことで母親を失い、同時に父からも相手にされなくなったからである。それは幼なかったフィリップに強烈なトラウマとして残っていた。
謁見に至るや否や剣を突き付けるフィリップ。一触即発のなかフィリップはギュスターヴの中に母ソフィーのアニマを見て、暗殺を断念。かくして兄弟は和解したのであった。
1249年ギュスターヴは南部への進行を始め、拠点となる都市ハン・ノヴァの建設に着手した。29歳のことである。

217 サガフロンティア2 04/11/20 16:10:56 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編1250〜1256年》
フィニー城下では国王の不在に不安を抱く者が数多くいた。ギュスターヴに実権があるものの、あくまでも正式な手続きを経ていないため、国王ではないのだ。手続きとは無論ファイアブランドの儀式である。
1250年フィリップは兄の代わりに儀式を受けるも失敗。それも当然のことで七歳までに儀式を受けないとファイアブランドが暴走するからである。
大火傷を負い、落ち込むフィリップではあるが希望が残っていた。フィリップには息子のフィリップ2世がおり、ギュスターヴはその子に儀式を受けることを勧めたのである。
1255年、フィリップ2世の儀式は行われ、成功に終わった…かに見えた。ところが儀式の直後、2世が凶刃に倒れたのである。その光景をみた父フィリップは発狂、ファイアブランドを暴走してアニマを食われ火竜と化し、息子のなきがらとともにいずこへと去って行った。
フィリップ2世暗殺の首謀者は遥として判明しなかったがギュスターヴはアニマ教徒と断定。本拠地に立て篭るハンの遺跡を襲撃し教団員をことごとく虐殺した。1256年、ギュスターヴ36歳のことである。
(ちなみに1264年フィリップ3世が儀式を経るまで王位不在は続いた)

218 サガフロンティア2 04/11/20 17:19:17 ID:MbvE6+vH
(訂正:フィリップ3世は儀式には成功しているが王位は継いでいない)

《ギュスターヴ編1269〜1271年》
ギュスターヴの東大陸南部進出は順調に進み、空白域であった中央部の制圧もほぼ完了した。南方はラウプホルツ公が治めているため、事実上東大陸はすべて統治下に置かれたことになる。
ギュスターヴは自身の統治領の最南端にある砦へ視察に赴いていた。ところがその夜、砦は襲撃を受ける。ギュスターヴは従者の安全を優先して炎上する砦に残り、還ってくることはなかった。1269年、享年49歳。

ギュスターヴの死は新たなる戦乱の火種となった。特にケルヴィンとカンタールとの対立は深刻であったが、この権力闘争を優位に進めていったのはオート侯カンタールである。
カンタールは北部の諸侯の大半を取り込み、ケルヴィンをハン・ノヴァに孤立させた。ケルヴィンはやむなくハン・ノヴァを放棄、ヤーデ伯領地ヘと撤退した。
統治者を失ったハン・ノヴァはモンスターの襲撃を受け、壊滅的な被害を残した。1271年、ケルヴィン50歳。カンタール44歳。
追記
カンタールはマリーとの政略結婚で領地を削られていて、フィニー王国に恨みを抱いていたとされる。後、1250年頃にマリーと離縁している。

219 サガフロンティア2 04/11/20 17:51:22 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編1288〜1292年》
1288年東大陸北部を治めていたカンタールが死去(59歳)。彼には6人の女性との間に23人の子がいたこともあり、相続争いが発生。次第にオート侯の力も弱まっていった。
ヤーデに雌伏していたケルヴィンは再び東大陸に進出、実権を握る。しかしそれに対抗する勢力が現れる。南部を治めるラウプホルツ公である。
ナ国王ショウの召喚命令で長男チャールズを欠くケルヴィンではあったが次男フィリップ3世と連携しラウプホルツ軍を破る。これが後にいうソールズベリ平原の戦い(1290年)である。
しかしケルヴィンは諸侯の盟約を結ぶに至らず、1292年死去。享年71歳。この後、東大陸では明確な統治者を失い、混沌が始まる。

追記
ソールズベリ平原の戦いで暗躍したのはカンタールの娘ヌヴィエムである。彼女はラウプホルツ公を唆すと同時に、ショウ王にケルヴィンのざん言をし、召喚命令を出させるに至った。
それはひとえに父を侮辱したチャールズとの確執がもととなっていた。

補足
マリーはカンタールと離縁した後、ケルヴィンと再婚。二児をもうけた。
ちなみに兄チャールズはヤーデ伯を弟フィリップ3世はファイアブランドをそれぞれ継承している。

220 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/20 18:07:37 ID:UtAk9Hix
>>167
遅レスだが、BHE一味は多分死んで無いと思われ。

221 サガフロンティア2 04/11/20 18:32:14 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編1303〜1305年》
東大陸北部では正当な統治者を巡っての覇権争いが続き、人心は疲弊しきっていた。問題を複雑化させたのはナ国ショウ王の介入が原因である。
そのショウ王が1303年死去し、一番の障害が無くなったため、諸侯は和平会議を開くことになったが、互いに自分勝手な主張をするばかりで議論は平行線を辿った。
北部で諸侯の対立が続く中で中央部は和平会議を傍観していた。中央部はギュスターヴの死後、放置されていたため、ハン・ノヴァの長老会を中心とした自治政府ができていたのだ。
ヤーデ伯チャールズは和平会議で諸侯が釘付けになっている隙をつき、中央部を制圧しようと画策。会議を息子のデーヴィドに任せ、反抗するハン・ノヴァの制圧にかかった。
ハン・ノヴァではギュスターヴの子孫を名乗る者と、エーデルリッターと呼ばれる軍団が護衛していた。
庶民ではギュスターヴ統治下の時代を懐かしみ、ギュスターヴの再来を願っていた。また、ギュスターヴの子孫を名乗る者もあとを絶たなかった。ハン・ノヴァの一団もその一つである。
ところがハン・ノヴァ制圧にかかったチャールズは思わぬ反撃に遭い、敗北。自身も戦死する。1305年のことである。

222 サガフロンティア2 04/11/20 18:57:45 ID:MbvE6+vH
《ギュスターヴ編1305〜1306年》
ヤーデ伯チャールズ敗死の報告は諸侯にとって衝撃であった。ギュスターヴを名乗る偽者の軍団に敗れただけでなく、庶民のギュスターヴに対する渇望が嫌でも分かったからである。このままでは自分達の立場が危うくなる。
ヤーデ伯を相続したデーヴィドは議会で自ら譲歩するとともに諸侯をまとめ上げ、偽ギュスターヴ軍の討伐に乗り出した。
1305年サウスマウンドトップの戦い勃発。連合軍は北・南・西からハン・ノヴァを包囲。北方軍は偽ギュスターヴ軍分隊に敗れたものの、
デーヴィド率いる西方軍が足留めをする隙にラウプホルツ公率いる南方軍で挟み打ちにする戦法で本隊を破り、勝利した。

1306年、デーヴィドの尽力で初の平和条約であるハン・ノヴァ条約が成立。サンダイルにようやく平和が戻ったのである。

―ギュスターヴ編・完―

223 サガフロ2の人 04/11/20 19:11:26 ID:MbvE6+vH
ギュスターヴ編はとりあえずおしまい。次はウィル編に移ります。
ケータイからの投下なので時間が掛かるのは許してください

224 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/20 21:15:57 ID:8694Hvty
職人様 FFX-2インターナショナルのラストミッションのストーリー教えて下さい

225 FFX-2インターナショナルのラストミッション 04/11/20 21:34:35 ID:6X3J+YuO
久々に集合したメンバーですが、それぞれが、自分たちの道を歩み始めたために、
以前のように、息がぴったりというわけにはいきませんでした。
喧嘩もしました。
もう帰ろうかとも思いました。
でも、しだいに、変わってしまっても仲間は仲間。今まで過ごした思い出がなくなるわけではないことに
気づき始めました。
これからも喧嘩をするかもしれません。
でも仲間は仲間です。

よかったよかった。

という話。

226 サガフロンティア2 04/11/20 22:06:09 ID:MbvE6+vH
《ウィル編1220〜1235年》
ウィリアム・ナイツは1220年ディガーである父ヘンリー、母キャサリンとの間に生まれる。ギュスターヴ13世とはたった三日違いである。
7歳で両親を失った後、叔母夫婦ポール、ニーナに育てられ、父のようにディガーの道を志すことになる。ちなみにディガーとはクヴェルを発掘する冒険者のことである。15歳になったウィルはディガーとしてデビューすべく、ヴェスティアへ旅立った。
ヴェスティアは東大陸中央部、アナス川流域にある町で冒険者の拠点となっている。町に着いたウィルであったが冒険者のほとんどが別のディガーの護衛(ヴィジランツ)として出発したあとで途方にくれる。
ウィルは同じく遅れて酒場にやって来た新米女性ヴィジランツ・コーデリアとどこか言葉に刺のある術士ナルセスとパーティーを組み、ハンの遺跡を探索することした。
ハンの遺跡はかつてサンダイルを統治していた古代帝国の廃墟であり、度重なる盗掘から見るべき物は少ないと推測された。ただ現在は魔物の巣窟であり、人が入り込めないことから可能性がないわけではなかった。
遺跡でタイラーを加えたウィル一行は遺跡のなかで二つのクヴェルを発見。ウィル初めての探索は大成功であった。

227 サガフロンティア2 04/11/20 22:49:56 ID:MbvE6+vH
《ウィル編1236年》
ハンの遺跡探掘の際、ウィルはアレクセイ・セルゲンの噂を聞く。アレクセイは最近ヴェスティアを根城としているディガーで、噂の内容は彼の悪辣なやり口であった。
しかしウィルが気になったのはアレクセイ自身の動向である。ウィルの両親は何者かに殺害されており、アレクセイは父と交流があった。従ってアレクセイは両親の死の真相を知っているのではないか…とウィルは考えていた。
叔母のニーナと相談した結果、南大陸の大砂漠へ行くことを提案される。かつて父ヘンリーはセルゲン兄弟と砂漠のメガリスを探索し、卵形のクヴェルを持ち帰ったという。
ハンの遺跡で協力した仲間とニーナを伴い、砂漠のメガリスを調査し、オアシスの町フォーゲラングで聞き込みを行った。メガリスでは異様さだけで何も解らなかったがフォーゲラングでの聞き込みではある程度の収穫はあった。
ヘンリーはメガリスの発掘に反対していたがセルゲン兄弟はそれを強行した。その後アレクセイの弟が卵形のクヴェルを持って暴れ出し、フォーゲラングに多大な被害を出して死亡。アレクセイは町を破壊した罪で投獄され、その間にヘンリーはクヴェルを持ち帰った。
分かったのはそれだけである。

228 サガフロンティア2 04/11/20 23:25:20 ID:MbvE6+vH
《ウィル編1238〜1239年@》
埒があかないと判断したウィルはアレクセイに接近することを決意。ただ、ウィルとニーナは面識があり、警戒される。よって仲間の一人を潜入させ、動向を探らせることにした。
アレクセイは通称「夜の町」でクヴェルを探していた。仲間の連絡を受けたウィルはアレクセイが一人になったところを見計らい、彼に詰め寄った。
その瞬間、奇妙な悪寒に襲われるウィル。アレクセイは卵形のクヴェルを持っていた。違和感に戸惑いつつアレクセイを詰問する。父を殺したのはお前かと。
しかしアレクセイはヘンリーを刺したのはウィルの母キャサリンだと言い放ち、ウィルは衝撃を受ける。

一方仲間はアレクセイ一味と連携し、夜の町にあるクヴェルを見つけ出すとともに、ウィルの両親殺害の真相を探り出していた。

やはりウィルの両親を殺害したのはアレクセイ。そう確信したウィルは石切場跡地へ向かったアレクセイを追う。
洞窟の奥でアレクセイを追い詰めるウィル一行。しかしアレクセイは夜の町で手に入れたクヴェルでドラゴンを使役し窮地に追い込まれる。本来は魔物避けであるが卵形のクヴェルで増幅したらしい。

229 サガフロンティア2 04/11/20 23:45:49 ID:MbvE6+vH
《ウィル編1238〜1239年A》
危機を救ったのは叔母のニーナであった。彼女は自らのアニマを爆発させ、ドラゴンを吹き飛ばしたのだ。ドラゴンを失ったアレクセイはウィル一行の攻撃を受け、奈落の底へと落ちて行った。
しかし、アニマを爆発させたニーナはその後自宅で息を引き取る。敵討ちの代償は余りにも大きかった。1239年、ウィル19歳、ニーナ49歳。奇しくもギュスターヴと年を同じくして「母親」を失った。

それから間もなくウィルは街中で悪寒に襲われる。アレクセイと会った時に感じたあの違和感である。悪寒と卵形のクヴェル=エッグとの関連性に気付いたウィル。ウィルの生涯をかけたエッグ追跡行の始まりであった。

補足@
ウィルはエッグ自身を感知しているわけではなく、エッグに吸収された父のアニマを感知している。

補足A
コーデリアを潜入させると最終的に手下に殺害される。潜入させていなければその後もパーティーの一員として参加し、後にウィルの妻となる。
ちなみに1238年でコーデリアが死亡した場合、ウィルの妻になるのはラベール。

230 サガフロンティア2 04/11/21 00:31:34 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1246〜1247年@》
クヴェル探索や鉱山の鉱脈探しなどで徐々に名声を得て来たウィルであるがもっと大きな仕事をしてみたいという意欲が出ていた。
そこにナルセスは術発祥の地ヴァイスラントの探掘を提案、それに乗ることにした。しかしナルセス自身は高齢を理由に目的地への同行を最後に引退することを決めていた。
ヴァイスラントは東大陸南部の寒冷地帯であり、そこへ至るには難所グラン・ヴァレを越える必要がある。ラウプホルツ公が安泰でいられるのはグラン・ヴァレのおかげである。

グラン・ヴァレには巨大な吊り橋が掛かっているが莫大な通行税がかかっており、谷を通るしかない。ウィル一行は弓使いのラベールと共に、谷を越えた。

ラウプホルツを経てヴァイスラントへ。ナルセスとは既に別れ、新しくパトリックを加えた一行は雪深い寒村に到着する。

村に着いたウィル一行はラベールの兄ウィリアムと出会う。ウィリアムはディガーでの成功を目指すすために故郷を捨てていた。ラベールが冒険者になったのは兄を故郷へ連れ戻すためである。
兄を罵倒するラベール。それに対し、ウィリアムは自身が発見したメガリス探掘の協力を求める。

231 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/21 01:18:40 ID:nD8s+75A
>>225 職人様ありがとうございます。一つ聞きたいのですがラストミッションを始めるきっかけは一通の手紙みたいな事が書いてあったのですが、差出し人は誰だったんですか?

232 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 01:22:19 ID:qkYZIjZ4
>>231
パイン姉さんです。
なんか、今までの出来事を本にしようと頑張ってるらしいです。


233 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 02:11:45 ID:o2pVEa/R
マグナカルタお願いします。

234 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 02:57:00 ID:nD8s+75A
>>232 パインだったんですかー!完全にストーリーを把握できました ありがとうございます

235 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 08:33:08 ID:139ihrlr
>>213


>>210
リクエストしたんだからお礼ぐらいしろよ

236 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 08:56:06 ID:139ihrlr
連投で悪いが

FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLYの追加エンディングをお願いします

237 マグナカルタ sage 04/11/21 10:00:13 ID:RyvnhCQs
マグナカルタ、さっきクリアしたんで書いてみようかと思う
とりあえず冒頭

この世界では全ての生命やエネルギーを「カン」で表している
カンは天風山地江水火雷の8属性で表され「カルタ」という法則と力によって動いている
「マグナカルタ」とはカンとカルタの「究極的な再配列」を意味している
ゲーム的には地場として存在するカンを消費することで技や魔法を使ったりしてます

物語の舞台となるイフェリア大陸はヤソンという先住民族とあとから移住してきた人間とが住んでいる
人間は体中が石になる「石化病」そして数百年にわたる戦争に疲弊しきっており、わずかに生き残った人が海を渡って移住してきた
2つの種族の主な違いはカンに対する考え方で、人間はカンを調節・変化させることをいとわず、ヤソンはあるがままのカンの流れに身を任せようという考え方です
またヤソンにはビンディというカンを吸収するための器官がついており、これが外見での決定的な違いとなる
カン吸収という特性から人間よりも長寿で強靭な肉体を持っている

この大陸に存在する国家は5つ。武人国家ガルート、経済国家マラカット、宗教国家アマバト、魔法国家バイエル
そしてヤソンの国ヤソンロベン
当初は共存していた2つの種族だがご他聞にもれずいつしか争うようになり、やがて数世紀にわたる戦争へと発展する。
戦争はヤソン優勢で進められていたが物語の舞台から50年前、ヤソン達にカンを供給するといわれている「光の樹」を8人の人間が封印した
以後ヤソンは体が木の皮の様になる「アミュート病」に苦しむようになる。これにより戦局は逆転した。
この8人は人間を救った英雄として「八英雄」と呼ばれるようになり、8人はそれぞれ天の英雄、江の英雄などと称えられた

しかし、ヤソンの一部には突然変異によりアミュート病を克服し、さらに様々な特殊能力を持つようになる
彼らは「ブラストワーム」と称され、特に能力の傑出した四天王はヤソンの女王アミラの下ヤソンを指揮している

傭兵集団「紅の旋風(くれないのかぜ)」
彼らは主にヤソンに肉親や大切な人を殺され、恨みや復讐のために戦うことを誓った人たちが集う。
主人公である隊長カリンツも、幼い頃住んでいた村をヤソンに焼き払われた
物語は彼らが封印された大魔法を用いてヤソンロベン首都のエベンダートを攻撃する作戦の護衛を命じられた事からはじまる



238 マグナカルタ sage 04/11/21 11:03:25 ID:RyvnhCQs
なんとか護衛に成功し、発動した大魔法。エベンダートに降り注ぐ光球。
しかし女王アミラの力により、全て跳ね返される。自分達の放った大魔法を受け瓦解する諸国連合軍
退却劇の中、カリンツは仲間達を逃がすため退路の橋を落とし一人谷底に転落する
目がさめた時、見知らぬ少女の手当てを受けていた
少女はリースと名乗り、記憶がない事がわかる。とりあえず本部に連れ帰るカリンツ
治療術に長けていることからアマバトの巫女ではないかということになり連れてゆくことになる
連合軍は大魔法が跳ね返されたことからアミラはマグナカルタを発動させたのではと噂するようになる
一方ヤソンロベンでは女王がアミュート病にかかり、動揺が広がる。権力交代の予感に野心を露にする一部の四天王などなど。

リースは記憶が無いせいかヤソンに対する恨みも偏見も無く、そのためヤソンを治療したり逃がしたりと様々なトラブルを起こす
ヤソンに情けをかけるリースが理解できないカリンツ。何故ヤソンと争わねばならないか理解できないリース。

旅の端々の回想としてプレイヤーには断片的に明らかになっていくカリンツの過去
風の英雄によって開かれた道場があり、戦災で出来た孤児達が集まって暮らす村風月林
カリンツは幼いときはマノと呼ばれていた。
親友のヒューゴ。友情の証としてマノはヒューゴに腕輪を、ヒューゴはマノに短剣を渡す。
剣術ではヒューゴに勝てないマノ。悔しさから森に入ったマノはモンスターに襲われ、少女に助けられる
少女(リースに似ている)に剣を教えてもらうことになる
みるみる上達するマノ。ある日少女に会うと少女はいきなり怒り出した
また別の日、マノはあるハーフヤソンを助ける。腕に蝶のような模様のビンディがあった
ハーフヤソン、人とヤソンの間に生まれた存在。どちらからも見捨てられる存在。
当時のマノはしかしまだ、ヤソンをそれほど敵視しているわけではなかった
興味本位でハーフヤソンをかくまうマノ。またある日、マノはハーフヤソンに言われて村の外へ
戻ってきたときには村は焼かれていた。炎上する村の中心には例のハーフヤソンが立って笑っていた
逃げ出すもヤソンに追いつかれるマノ。寸でのところで通りかかった老剣士に救われる
彼を師とし、カリンツは蝶のビンディのついたヤソンに復讐する事を誓う

アマバトに到着したカリンツ達。酋長である大巫女ラドリアンヌとその息子であり紅の旋風の後ろ盾でもある連合軍の将軍アグレイアンに謁見
そリースが巫女でないと分かったカリンツはリースを紅の旋風に迎え記憶探しの旅につきあうことにするが
そのうちにリースがヤソンに狙われていることが分かり始める

239 サガフロンティア2 04/11/21 11:33:58 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1246〜1247年A》
氷のメガリスは村から更に南に下り、氷河の向こう側に存在する。ウィリアムは以前からそれを発見していたが、一人では危険なので手を拱いていたのだ。
氷河を渡って内部を捜索し、最深部に至るウィル一行。すると突然全員が不調を訴え出す。メガリスが影響を与えているのは明らかであった。ウィルは意識が遠退く中で仲間を救い出すことだけを考えていた。

ふと気付くとウィルは仲間と共に最深部の部屋から出ていた。ウィルに全く記憶がないが仲間を救い出したのはウィル自身だという。気がつくとウィルの手にクヴェルが握られていた。
危険を感じたウィルは最深部へ行くことを禁じる。しかしいつの間にかウィリアムの姿が無い。ウィリアムには一つの確信があった。このメガリスは自分の思念を実体化する作用を持っている。とすれば…。
ウィリアムはウィルの制止を振り払い、叫んだ。俺はタイクーンだと。その瞬間ウィリアムのアニマは暴走、巨大な獣と化した。ウィルは分不相応な願いは危険だと予感していたのだ。
ウィリアムの追撃を振りきりメガリスを脱出したウィル一行。後にウィルはメガリス探掘の功績を讃えられ、タイクーンと呼ばれる。ウィル27歳。

240 サガフロンティア2 04/11/21 11:58:18 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1256年》
ウィルも既に結婚し、住居をワイドに移していた。そんな中、彼は久しぶりにヴェスティアを訪れる。彼の目的はエッグ。アニマ教徒がエッグを所有している噂を聞き付けたのだ。
アニマ教はアニマ至上主義を訴えるカルト集団の一つであり、ハンの遺跡を根城としている。ウィルはかつて共にメガリスを探掘したタイラー、パトリックにヴィジランツ・レイモンを加え、アニマ教団へ潜入することとなった。

そんな中、大きな動きがフィニー王国内で起きていた。ギュスターヴはフィリップ2世暗殺の首謀者をアニマ教団と断定。ケルヴィンの制止を振りきり、討伐軍を差し向けていたのだ。

ウィルはエッグの存在を感知しながらもギュスターヴ軍にアニマ教団員として追われたため、結局エッグを見つけ出すことは叶わなかった。

241 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 12:04:29 ID:lw0j04Le
マグナカルタかんがれ

242 サガフロンティア2 04/11/21 12:47:33 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1257年》
今度は海賊がエッグを所有しているという噂が流れた。それに対してウィルはクヴェルが「夜の町」にあるというデマを海賊に流す。
手段を選ばないウィルに怒るナルセス。ウィルの真意を汲んだタイラーはパトリック・レイモンを率いて夜の町へと向かう。
夜の町に着くと既にギュスターヴ軍があちらこちらに潜んでおり、海賊の襲撃を待ち構えていた。ウィルはギュスターヴと接触していたのだ。タイラーは安心するがギュスターヴが直接討伐に乗り出していたのには驚いた。

ウィルは海賊が夜の町を襲う隙に海賊船に侵入する。船はギュスターヴ軍の反撃を聞き付け、沖へと出始めていた。そんな中、海賊船は嵐に直撃する。
それでもエッグを感知したウィルは甲板にいる海賊を発見する。海賊はエッグを持っていた。ウィルはエッグを海に叩き飛ばすと海賊は泳げないにも関わらず海に飛び込んで行った。これもエッグの魔力が成せる業なのか。
今度こそエッグを処分したと確信したウィル。
「父さん…」
彼はまさに沈み行く海賊船と運命を共にしようとしていた。ウィル37歳のことである。

243 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 13:07:26 ID:139ihrlr
マグナカルタ支援sage

244 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 13:43:39 ID:BFwni2G5
マグナカルタ頑張れ!

245 サガフロ2の人 04/11/21 13:49:36 ID:Ge7NyhGE
マグナカルタばかりかyo
漏れの立場は一体…

てなわけでマグナカルタの人がんがれ

246 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 13:54:12 ID:O0DGY8pO
>>245
ちゃんと読んでるから安心しろ。

ロマサガやりたくなってきた

247 サガフロ2の人 04/11/21 14:32:13 ID:Ge7NyhGE
>>246
dクス

次はウィル編も二世代目になります

248 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 14:52:52 ID:8b8fCVtl
なんだかんだいってサガフロ2は売れたゲームだし、
この板来るような人はみんなストーリー知っているから仕方ないんじゃない?

まあFFDQに比べれば需要はあると思うのでがんがれ

249 サガフロンティア2 04/11/21 15:04:04 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1275〜1276年》
1275年術士エレノアは東大陸中央部にある樹海にいた。彼女の専攻は古代文明であり、樹海には古代帝国時代の街の遺跡があるが、街の調査が目的ではなかった。
彼女に同行するのはヴィジランツのパトリックとレイモン。そしてディガーのリッチ。彼等には冒険の目的が知らされず、文句たらたらである。
彼女は地図を頼りに街で一番高い建造物を探しだし、そこへ登ることを指示した。指示通り街の高台を見つけるとエレノアはスヴェルドルフ鉱山の方角を見つめ、何かを確認していた。

スヴェルドルフは様々な感応石を産出し、世界でも有数の鉱山である。しかし乱開発が祟り、1251年に大規模な落盤事故が生じてからは採掘が止まっている。ちなみにウィルも鉱脈探しに関わっていた。

エレノアの目的は鉱山の調査で依頼主はヤーデ伯ケルヴィン。背景はカンタールとの政争である。

1244年鉱山にモンスターが発生した事案からモンスターが侵入する入口から鉱山を調査することにした。エレノアはその入口を確認するために高台を探したのだ。
鉱山を調査し、再発掘の是非を判定すると、鉱山の近くに巣くうガーゴイルを撃退し、任務を終えた。

250 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 15:26:02 ID:OE0GkeY0
っていうか、すごい長いな

251 サガフロンティア2 04/11/21 15:36:39 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1277年》
リッチに依頼が舞い込む。依頼人はナルセス。依頼内容はある孤島にある木の実の採取である。この木の実は非常に希少であり一人で実行すること、秘密を守ることが条件である。
父の事を引き合いに出すナルセスに対し、それを露骨に嫌がるリッチ。どうやら二人は既に面識があるようだ。

ナルセスの依頼を完遂し、ヴェスティアを去ろうとするリッチだが、奇妙な悪寒に襲われる。その直後、目の前の少女がリッチに語りかける。

「ウィリアム・ナイツは知りすぎた」

少女は卵形の物体を抱いていた。彼はそれを初めて見たが、何であるかは容易に想像できた。

リッチはワイドの実家に戻り父を問い詰める。それを聞いた父ウィルは驚き、発見したいきさつを逆に聞いてきた。

「あれは危険なものだ。所有者は殺さねばならない」

それを聞いた息子リチャードは反発し、家を飛び出していく。
リッチは女子どもに危害を与えるのを良しとしない性格であると同時に父の名声に負けないディガーを目指していた。反発も当然である。
その後彼はヴェスティアを訪れたが少女の姿はなかった。ナイツ一族とエッグとの戦いが再び始まった瞬間である。ウィル57歳、リッチ22歳。

252 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 16:15:18 ID:nkHe2d2o
>>251
途中で投げちゃってたから、助かるわ。
最後までガンガレ。

253 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 16:46:17 ID:f10VShLp
>>250
読んでいるだけだとそう感じるけど、
サガフロ2は自由度がぜんぜんない

ウィル編は戦闘メインだけど、一シナリオダンジョン1個か2個クリアするだけだし(使いまわしもある)
ギュスターヴ編は序盤と固定戦闘(戦争)以外は会話がほとんど
行き来出来る町もウィル編の終盤以外ほとんど固定

ロマサガ2みたいに技は伝承できるけど、
ステータスはキャラ固定だから、
ラストに戦える仲間以外は鍛える必要があまりないし、
ボス戦も数は少ないし、強すぎっていうのもラストだけ

あまりにさくさく進んでラストダンジョンで詰まるという(町に戻れないので補給もできない)罠がある
自分はクリアしたけど最後で詰まって一度やり直しましたよ

サガフロ2の人ウィル編中盤、終盤がんばってください

254 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 16:56:15 ID:j9HgSwrq
結構サガフロ2のストーリー良いな。色んなとこで両者がザッピングしてて歴史物としても面白い。
歴史の表と裏、みたいな感じだな。

255 サガフロンティア2 04/11/21 18:06:11 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1280年》
リッチはなけなしの金をはたいて単身ノースゲートへやって来た。ノースゲートは開拓が始まったばかりの北大陸、港付近に位置する町である。
父は成功者であるが、父に頼るのは己が許さなかった。従ってリッチに金銭的な余裕は無い。北大陸へ来たのは未開の地であり、人が入り込んでいないからである。
町で化石の洞窟の話を聞いたリッチは大ミミズの襲撃で町を失ったディアナを半ば強引に加え、そこへ向かうことにした。しかし所詮戦力不足でモンスターには歯が立たない。
仕方なく酒場に戻るとエレノアとレイモンがいた。彼女たちも北大陸で一儲けを考えているようで、利害の一致したリッチ達は再びパーティーを組み、洞窟へ入った。
洞窟内部は化石だけでなく冒険者の遺骸で溢れていた。中には化石そのものに生命が宿っていたり、遺骸がゾンビとなって襲いかかってきた。
リッチ一行は最深部では命を得た恐竜の頭部の化石を撃退。奥にある大量の鉱石とチップを発見。一山当てることに成功した。リッチ25歳。

256 サガフロンティア2 04/11/21 18:29:56 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1290年》
リッチはノースゲートに拠を構え、ディガーとして生活をしていた。彼は女性にはだらしがなかった所があったようで、遠征先では色々と女性にちょっかいを出していたようである。
そんな彼にも年貢を納めるときが来た。同居していたディアナが妊娠したのである。流石に観念したリッチ。そのとき一人の女性が通り過ぎ、リッチはかつて感じた悪寒に襲われる。エッグとの再会である。
エッグを持っていたのはかつてヴェスティアで出会った少女ミスティであり、妖艶な女性に成長していた。
ミスティに詰め寄るリッチ。しかし彼女はリッチを相手にしない。
エッグの所有者が何かを仕出かすのは正義感が許さなかったが、女性を傷つけるのは己の主義が許さない。そんな彼の心を見透かしミスティは挑発する。

「お呼びじゃないのよ、カス野郎」

リッチは歯噛みしながらも立ち去るしかなかった。
危険を感じたリッチは身重のディアナを説得し、父の住むワイドへ非難させた。リッチ35歳。

257 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/21 18:48:01 ID:OPdTt4pI
ブルーフォレスト物語?とかいう男女主人公選べる奴
知ってたらおねげーします
序盤で挫折しまった

258 サガフロンティア2 04/11/21 18:58:18 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1290〜1291年@》
ノースゲートで突如昏睡状態へ陥る奇病が流行する。リッチはエッグが関わっていると直感。ミスティの後を追う。彼女は化石の洞窟へ向かっていた。
洞窟で対峙する二人。ミスティは化石の怪物をけしかけてきた。奇病はやはり彼女が引き起こしたもので、住人のアニマを吸い取り、化石に与えていたのだ。
それを撃退するリッチ。ミスティは逃げ出すが、彼女の心に微妙な変化が生じていた。

1291年、ミスティはリッチにメッセージを送る。奥地の開拓村で待つと。リッチは悩む。このままエッグの追跡をやめ、妻子と暮らすべきではないかと。だが、その迷いを自らの正義心で押し切り、奥地へ向かう。
ミスティは開拓村にはいなかったが更に奥地のメガリスへ向かったという情報を得たリッチは足を進める。はたしてミスティは虫がたむろするメガリスの奥で待っていた。

ミスティの企みを図りかねていたリッチは彼女を問い質す。

ミスティ
「あなたの強さを見て思ったの。あなたが欲しい」

リッチ
「何くだらねぇことを言ってるんだ。本当の狙いを吐けよ」

彼女の狙いはまさにその言葉通りであったのだがリッチは気付く筈もない。

259 サガフロンティア2 04/11/21 19:43:21 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1290〜1291年A》
リッチは迷わなかった。襲いかかる虫を撃退し、ミスティを剣で貫く。絶命するミスティ。彼女は最期に

「エッグを受け取りなさい
エッグはお前の物、そしてお前のアニマは私も…」

と呟き、息絶えた。

その瞬間、エッグはミスティを吸収し、リッチの手許に移っていた。
リッチは瞬時に理解した。ミスティはリッチに自分を殺害するように仕向けたのだ。
化石獣を倒したリッチを見たエッグは彼、いやナイツの一族を優れたアニマの所有者であることを確認。新たなる依代としてリッチを選んだのだ。
もしかしたらミスティもリッチに特別な感情を抱いていたのかもしれない。リッチと一体になりたいがために取った行動なのか。

「おまえの言いなりになどなるものか
俺はリチャード・ナイツだ!!」

エッグに抗えないことを悟ったリッチはエッグを抱えたまま虚空に身を投げた。死の間際、リッチは妻とまだ見ぬ子の事を考えていた。

時を同じくしてディアナはワイドにあるウィル宅で女児を出産した。
ウィルは初孫である彼女に「ヴァージニア」と命名した。
ウィル71歳、リッチ36歳。

260 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 19:44:37 ID:O0DGY8pO
>>258

次回も期待してる。

261 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 19:47:42 ID:O0DGY8pO
って投稿中か。スマン

262 サガフロ2の人 04/11/21 19:53:40 ID:Ge7NyhGE
皆様ありがとうございます。あとはウィル編も終盤を残すのみですので気長に待ってください

263 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 20:05:57 ID:tKs1BJ9d
サガフロのナイツ家編はジョジョの奇妙な冒険1〜3部を想像すれば、だいたい間違ってない。

264 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 20:15:19 ID:0gv6MBsa
携帯で書き込んでるんだろ?
めっさ凄い根性だな。
ガンガレ

265 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 21:04:04 ID:7n8whet4
マグナカルタ続きマダー(チンチン

266 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/21 21:12:27 ID:hl6aiPtP
マグナカルタガンガレ

267 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 21:39:29 ID:tKs1BJ9d
買うつもりは全くないが、ストーリーだけ気になる。
そんなゲームの典型だよな。

268 マグナカルタ sage 04/11/21 21:44:54 ID:RyvnhCQs
さらわれたリースを助ける過程で立ち寄った遺跡で、カリンツは奇妙なかけらを拾う
カンに満ちたそれはかつての8英雄が封印した光の樹からもちたされた神器ではないかということになる
女王アミラに対抗するためこちらもマグナカルタをもつ必要があるとアグレイアンは言い
その手がかりがこの神器「救援の光」にあるのではと収集を命じられる
さらに、アグレイアンが昔の親友ヒューゴであることも明らかになる
こうしてカリンツは極秘任務として「救援の光」の捜索に出発する事となった
まずはかつての8英雄について知るため古代図書館へと向かうこととなった
一方リースはその神力を見込まれ記憶が戻ったら巫女にならないかと誘いを受ける
リースも記憶を取り戻すことにやぶさかではなく、神殿の巫女ジャスティーナとともに記憶探しの旅をすることになる

古代図書館でカリンツは50年前の戦争の実体、そして8英雄の名前と詳細、戦争後の顛末を知ることになる
自分の師、ジェカルト・ソミュンが風の英雄であったことに驚きを隠せないカリンツだが
さらに8英雄のほとんどが暗殺や謀殺、そして行方不明になっていることに気づく
江の英雄ジョシュア・ミンの残した手記より、救援の光はもともと光の樹のもとに安置されていたことを知る
8英雄は救援の光を8つの欠片に分けそれぞれを所持する事になる
欠片の安置された場所は大規模な気候変化や地殻変動に見舞われることが分かり、それを手がかりに遺跡を探すこととなった
火の欠片、山の欠片と順調に集めていくがその最中テュルポと呼ばれる謎の秘密結社と渡り合う
テュルポもどうやら欠片を狙っているらしく、その正体は不明

リースは曖昧に浮かぶ記憶の風景を手がかりとして立ち寄っていくことになる
途中で知り合ったのは旅の女拳士リアンナ(cv.三石琴乃)とヤソンと疑われて逮捕された人間スデイ(cv.石田彰)(ちなみにカリンツの声優は保志総一郎)
リアンナは放浪癖のある夫を探すため傭兵になったという。スデイとは別れたがリアンナはリース達に同行することになる
最初に向かったのはかつてのカリンツの故郷、風月林。今は焼けた廃村でしかない其処で
リースは記憶の一部を取り戻す。次に浮かんだのは空に浮かぶ、城。
カリンツに頼まれた大巫女護衛の仕事の途中で、さらにリースは腹ペコでぶっ倒れてる男を助ける
ラウル(cv.子安武人)と名乗るその剣士も同行することになり、一路風月林へ
そして四天王の一人の襲撃を受ける




269 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 21:50:07 ID:RyvnhCQs
今日はここまで
実際はもっとキャラクターも多いし、人間関係も複雑なんだけど
俺はカリンツとリースに絞って印象的なイベントとオチだけ解説してこうと思う
どっちかというと物語の本筋よりもその背景を説明する方に字数喰いそう

270 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 21:50:57 ID:jD9vYSJ8
>>257 クリアしたけど内容忘れた。
エンディングも1つ2つぐらいしか見てない。

271 お疲れ様です。 おやすみなさい 04/11/21 22:06:36 ID:hl6aiPtP
マグナカルタ期待睡眠へGo!!

272 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/21 22:23:47 ID:+xb04O+Y
すべての職人様、乙です。


273 サガフロンティア2 04/11/21 23:01:36 ID:Ge7NyhGE
《ウィル編1305年@》
ジニーことヴァージニア・ナイツは1291年ワイドにて父リチャード、母ディアナとの間に生まれる。
ジニーは帰らぬ父を待ちながら母と祖父ウィルに育てられる。特にウィルの影響を受け、彼を尊敬すると同時に次第に彼女も冒険者として旅立つ事を夢見ることになる。
彼女が旅立つきっかけが訪れたのは1305年、ジニー14歳の時である。
ウィルはヴァンアーブルの使者ミーティアの依頼を受け、フィニー王国の街テルムへと旅立って行った。ジニーは祖父を追い掛けるべく夜中に家を抜け出した。
ワイド(南大陸)からテルム(東大陸)へ行くためには海路を経る必要があるがジニーは無許可で乗船したため、密航者として捕まってしまう。密航の罪は重く、船長権限で海に投げ込まれるのが慣例であるが、ジニーが少女であることから奴隷として売られることとなった。
船倉に閉じ込められ、途方に暮れるジニー。そんなジニーを救ったのはプルミエールであった。彼女はジニーを船倉から出すと自分の部屋に匿ったのである。
こっそり港から出ようとする二人を見つけた船長はプルミエールと口論になるが、通りがかりの冒険者ロベルトの仲裁もあり、事なきをえた。

274 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 08:01:52 ID:88qnvGW0
>>257
まとめサイトへゴー。

275 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 09:29:01 ID:wwK+gStL
最近このスレ元気になったね!
ヨカッタヨカッタ

276 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 16:09:21 ID:VGuFIZxs
マグナカルタvsサガフロ2頑張れ

277 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/22 16:26:29 ID:CRjZOVbp
というか、新作のネタバレするときはトリップ付けてくれ

278 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 19:06:27 ID:fZUA8a+f
ここ初めて来た。いくつか協力してあげられるストーリーあるけど
面倒臭すぎて気力が…みんな偉いなあ

279 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 21:00:08 ID:oBGhcPo5
久しぶりにまとめサイト見てみたら途中で止まってるっぽいので
ブレス3、予約させてください。

280 サガフロンティア2 04/11/22 21:17:39 ID:VpMf3EvS
《ウィル編1305年A》
ジニーの乗った船はテルムのある東大陸ではなく、北大陸へ向かう便であった。まるで逆方向の船に乗ってしまったジニー。一文無しの彼女は帰りの船賃を稼がなければならない。
ジニーは船内で助けてくれたプルミエールとノースゲートで出会ったロベルト、そしてロベルトの相棒グスタフとパーティーを組み、船賃を稼ぐことにした。
まず手始めに北大陸で暴れ回る大ミミズの巣を探索し、クヴェルを発見。ひとまずは成功を見る。冒険を楽しむジニーであるが、そこへロベルトがメガリスの情報を仕入れてきた。
グスタフは慎重論を唱えるが、特に目的は無く暇を持て余していたジニー達はその話に乗る。
巨虫のメガリスは最北端にある開拓村から更に北に位置する。だが、開拓村で気になる噂を聞く。メガリスへ向かった美女が還らなかったらしい。

「…事件の臭いがする…」

そんな親父臭いロベルトの言葉を軽く流し、メガリスへと向かった。
メガリスにはクヴェルはなかったがジニーは谷底で道具袋を発見し、愕然とする。

「リチャード・ナイツ」

袋にはそう書いてあった。
そうここはリッチ終焉の地であった。父の死を確信したジニーはただ泣くのみであった。

281 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 21:57:37 ID:wO7q/eDC
マグナ支援

282 サガフロンティア2 04/11/22 22:01:52 ID:VpMf3EvS
《ウィル編1305年B》
ウィルはジニーからの連絡を受け、ノースゲートへやって来た。祖父に泣き縋るジニー。息子の死を知らされたウィルはジニーにエッグの話をする。ジニーはウィルの冒険話を聞きながら育ったが、初めて聞くものであった。
テルムに赴いたウィルはヴァンアーブルから正式に依頼を受ける。内容はギュスターヴと称する偽者の調査。どうやら彼はエッグを持っているらしいのだ。ちなみにヴァンアーブルはウィルと交流があり、エッグの存在を知っている。
当時、ギュスターヴと自称する男はハン・ノヴァでチャールズを破って以来、熱狂的な支持を得て迎えられていた。そして多くの民衆が彼を慕い、義勇兵としてハン・ノヴァへ集結しつつあった。
彼がエッグの所有者だとしたら…。ウィル一行はヴァンアーブルの弟子ミーティアと共にハン・ノヴァへ潜入し、事の真偽を確かめることにした。

ハン・ノヴァはギュスターヴの死後、権勢を奮ったカンタールに放置され、空白地域となっていた。よって度々野盗やモンスターによる襲撃を受け、治安は悪化していた。
そんな事情から民衆の権力への反抗心は強く、同時にギュスターヴへの尊敬の念は強い…そんな土壌が培われていた。

283 サガフロンティア2 04/11/22 22:36:26 ID:VpMf3EvS
《ウィル編1305年C》
志願兵に紛れ込み、ハン・ノヴァへ潜入したジニー一行。中央広場で凱旋する「ギュスターヴ」を監視する。すると、ウィルとジニーはすぐに感じた。あの例の悪寒である。間違いなくヤツはエッグを所有している。
だが逆にナイツ一族のアニマを感知した「ギュスターヴ」はエーデルリッターのサルゴンに追撃を命ずる。彼は「ギュスターヴ」によって見出だされた最初のエーデルリッターであり、既に人間ではなかった。

1305年、サウスマウンドトップの戦い勃発。エーデルリッターの追撃を辛くも逃れたジニー一行はハン・ノヴァ郊外の丘で戦いを見守っていた。
状況はデーヴィド率いる西方軍が偽ギュスターヴ軍本隊と交戦していたが、挟撃担当の南方軍が到着するまで保つかは微妙な状況であった。
グスタフはいても立ってもいられなくなり、助勢に向かうことにした。そしてヴァンアーブルはグスタフに一振りの大剣を手渡す。

実はグスタフとヴァンアーブルは旧知の間柄であった。

284 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/22 22:54:24 ID:dv9lwuNN
トリップの件はスマソ
詳細書くの初めてで>1もよく読んでなかった
以後気をつける

位置おかしいかもしれないけどここでちょっとキャラクター&背景の紹介(さすがに固有名詞を使わないと辛くなってきたから)
公式見れば済むことかもしれないから簡単にいくね
まず主にカリンツと行動を共にしている紅の旋風のメンバー
幼いころカリンツに命を救われ、以来隊長を慕ってやまないアゼル(ちなみに♂)
婚約者をヤソンに殺され、恐らくメンバーの中では一番ヤソンを憎んでいると思われる拳士ハレン
常に冷静で穏やかな性格の魔術師エオニス。特別ヤソンに恨みがあるわけではないが戦争を止めるため参加している
戦災で両親を無くしたショックで口がきけなくなってしまった少女マヤ。お話的にはいらないけどゲーム的に必要な回復係
女好きでお調子者のクリス。趣味は発明(ただし失敗ばかり)マヤの父親代わりを自認してやまない
紅の旋風を管理するマネージャー、レハス。非戦闘員なのでPTには参加せず本部を守っている。
口うるさいが仲間思い。一緒に戦えない自分にコンプレックスも抱いている

次にヤソンの四天王
まずブラストワームリーダーで四天王筆頭オルハ。女王への忠誠心も人一倍厚い
そのオルハを慕うロッシィ。通称★乳
黒き美貌のキャリアン。陰謀と話術に長ける
残忍な性格のアサド。キャリアンと組んでオルハを追い落とすことを考えている
ブラストワームはかつては被差別階級であり、虐げられていた存在であった
部族制のヤソンは各族長達もそれなりの権力をもっており、けっして一枚岩な存在ではないことが伺える
アミュート病にかかったアミラは以前のような覇気がなく、投げやりな雰囲気を漂わせている

四天王をはじめ高位のヤソンはファミリアと呼ばれる召還獣のようなものをもっている
たとえばロッシィのファミリアはスチールハートという獅子でハレンの婚約者を殺したのはこいつだったりする
しかしファミリア達は何故かリースにだけは攻撃することをためらう

ヤソンには光と闇という区別があり、闇のヤソンはかつて光の樹を守っていたが
8英雄に光の樹を封印させた咎によりヤソンロベンを追われた

光の園エモン。人間とヤソンが共存するという唯一の地


基本的に中盤以降はカリンツPTとリースPTを交互に操作するという形態で話を進めていきます
ところどころザッピングする箇所があり、その場面に至るまでの経過の違いにより事態の本質に迫るといった感じです
カリンツPTは紅の旋風、リースPTはジャスティーナ、リアンナ、ラウルの4人組で行動しています

285 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/22 22:56:43 ID:dv9lwuNN
水の欠片を取るため魔法国家バイエルにある浮遊城に向かうこととなったカリンツ一行
そんな時レハスがカリンツ達を呼び止める
実はカリンツの誕生日を祝おうという話だったのだが、救援の光集めに急ぐカリンツ達を前にして切り出せなくなる
(その前にレハスの誕生日イベントなんかもあったりする)
カリンツ達も救援の光の事は極秘任務であるとアグレイアンからのお達しで
レハスに打ち明けないまま過ごして来たこともあり
疎外感と気恥ずかしさから何事も言えず別れることとなる

しかしそこで本部が急襲されるという事態に出くわす
首謀者は「虐殺者」の異名を取る剣士・・・スデイ。狙いはリースだった
カリンツ達の留守を狙った襲撃を迎え撃ったのは戦えないはずのレハス
実はレハスはかつて傭兵をしていた。
かつての戦場で恋人を殺され、腕を切られたことにより前線を離れることになったが
実戦経験も豊富な歴戦の猛者だった。
その恋人の敵こそ目の前の「虐殺者」
復讐に猛るその剣はしかし虚しく空を切り・・・背後から、一閃
カリンツ達が駆けつけたときはすでに虫の息だった
スデイは退けたものの治療は間に合わず、最期にあなたたちに会えてよかったといって息を引き取る
本部のテーブルの上にはレハスの渾身の手料理の数々がカリンツを祝うために並べられていた・・

そこへリースたちも戻ってくるが、カリンツはいらだちからリースにお前は何者なんだと詰め寄ってしまう
ヤソンたちの狙いはリース。
自分のせいで本部が襲われ、仲間を死に追いやってしまったと愕然とするリースはカリンツの元を飛び出す
廃墟の風月林で落ち込むリースを慰めるように囲むリアンナ達
そこへやってきたのは、かつて助けた人間(?)スデイ
にこやかに近づく彼に油断したリースに、短剣の一刺し。
やはりスデイはヤソンだった。それもビンディのない、新種のヤソン。
今回の黒幕がスデイにあると知ったリースに、かつてスデイを助けてしまった事実が重くのしかかる
「あなたのせいですよ、何もかも」あざ笑うスデイに心と体を傷つけられたリース
リースをかばうリアンナ達によって、スデイは倒される
これ以上犠牲を出さないためにも早く記憶を取り戻さねばならないと決意するリースもまた、浮遊城へと向かうことになる

286 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/22 23:00:44 ID:dv9lwuNN
今日はここまで。
正直言うと、中盤〜終盤の間の展開の順序がはっきりしなくて
正確に並べられる自信がない
ところどころ無意味なお使いイベントが挟まれたりしてたし・・
今も攻略サイトのチャート見ながら書いてたりするんだけど
そのへんまで書いてあるところはまだ見当たらないから
間違っちゃったらスマソ



287 サガフロンティア2 04/11/22 23:04:53 ID:VpMf3EvS
《ウィル編1305年C》
ヴァンアーブルはシルマールの弟子であり、ギュスターヴの下にいたことがある。ギュスターヴが南方の砦で最期を迎えたあの日、彼もそこにいたのだ。
フリンによって窮地を逃れたヴァンアーブルは後日ギュスターヴを探したが遂に彼を発見することは出来なかった。

(ちなみにギュスターヴの後継者を名乗る者が後を断たなかったのは、彼の遺体が発見されずまた、女性関係が派手であったのに関わらず公式には子を残していないことからきている。)

また、グスタフの本当の名はギュスターヴであり、ケルヴィンの次男フィリップ3世の子である。彼も父同様ファイアブランドを継承し、フィニー国王を継ぐ条件を満たしている。
しかし、父フィリップ3世はある事件で死亡する。しかもそれは兄チャールズとの関係が芳しくなくなかったことが遠因となっているらしい。それがもととなり、グスタフは出奔する。

ヴァンアーブルはギュスターヴ終焉の地に残されていたギュスターヴの剣をを本来15世を名乗る筈であったであろうグスタフに手渡したのだ。グスタフは颯爽と従兄弟であるデーヴィドを救いに行った。

一方プルミエールはグスタフを見てある葛藤と戦っていた。

288 サガフロンティア2 04/11/22 23:37:09 ID:VpMf3EvS
《ウィル編1305年D》
「プルミエール」とは「最初」という意味を持つ。その名は義母が家の復興を願ってつけた名前であり、プルミエールは義母の希望を一心に受けて育った。
しかしプルミエールは義母の本性を知り、軽蔑する。義母は家の復興に執着し、手段を選ばない。たとえ民衆がどんなに苦しもうと。そして自分を家の道具として利用しようとも。
だが、義母は必死であった。必死であったが為に視野が狭くなっていたのだ。彼女の父親は一国を支配するほどの実力者であったにも拘わらず、その息子たちは父の財産に群がるのみである。父の死後、家は没落する。
カンタール9番目の子であり、プルミエールの義母であるヌヴィエムはカンタールの末娘であるプルミエールをオート侯最後の希望として育てた。だがプルミエールは最早オート侯に未練はなかった。

プルミエールは家の誇りなど馬鹿らしいとしか思っていなかった。しかし従兄弟のために戦場に出ていくグスタフを見て何かを感じ取っていた。


サウスマウンドトップの戦いは南方軍の救援が間に合い、偽ギュスターヴ軍は次第に瓦解して行った。デーヴィド連合軍の勝利である。

289 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/22 23:50:01 ID:wO7q/eDC
マグナ、サガフロ2両職人様乙です

290 サガフロンティア2 04/11/23 00:45:46 ID:f4zIVZAo
《ウィル編1306年@》
サウスマウンドトップの戦いは終結した。しかし「ギュスターヴ」や六人のエーデルリッターは未だ発見されることはなかった。
当然ウィルが追うのは「ギュスターヴ」などではなくエッグである。「ギュスターヴ」一行が北大陸奥地へ向かったとの情報を得たジニー一行は北大陸の未開の地ヘ進む。

「ギュスターヴ」一行は巨虫のメガリスよりもさらに奥、星のメガリスに居た。六人のエーデルリッターもそれぞれのアニマの将魔と化し、侵入者を待ち受けると同時にエッグと一体化すべく時を待っていた。
炎の将魔サルゴンはかつてリッチとパーティーを組んだ時期もあったがそれを知る由もない。

ある将魔は撃退し、ある将魔はやりすごし、ジニー一行はメガリス最深部へ至る。吸収されたのか「ギュスターヴ」の姿は既に無く、現れたのは異形へと変貌したエッグであった。
エッグは生き残った将魔を吸収し力を増しながら襲いかかる。将魔の力が尽きると異形の姿すら捨て、エッグそのものとなり激戦は続く。

291 サガフロンティア2 04/11/23 01:18:23 ID:f4zIVZAo
《ウィル編1306年A》
エッグは倒れた。遂にナイツ一族とエッグとの因縁は終結したのである。
意気揚々と帰途に着くジニー一行。ところが彼女達の目前にはエッグが転がっていた。しかも片手で持てる程の大きさだったエッグは人間一人分くらいの大きさに「成長」していたのだ。
実はエッグはアニマを吸収する度に大きくなっていた。「ギュスターヴ」と共に星のメガリスへ赴いたのは大量のアニマを吸収するためであった。

「近づくな。アニマを食われるぞ」

もはやエッグに近づくだけで虜になってしまう。ジニー達に取るべき方策はなかった。「彼」以外はそう思っていた。

すると彼は、グスタフはおもむろにギュスターヴの剣を取り出し、力任せにエッグに叩きつけた。

真っ二つに折れる鋼鉄の剣。

「ギュスターヴ公の剣でもだめか…」

ウィルが諦めかけた瞬間、エッグは跡形も無く消し飛んだ。今度こそ本当にエッグはこの世から姿を消した。

「父さん…」

エッグから解放されるアニマの中に父を見つけ、涙するウィル。彼の旅はようやく終わった。ウィル86歳、ジニー15歳。

ウィル達が立ち去った後には真っ二つに折れたギュスターヴの剣があるのみであった。

―ウィル編・完―

292 サガフロ2の人 04/11/23 01:28:41 ID:f4zIVZAo
とりあえずサガフロンティア2はこれでお終いです。

なお、暗殺者ヨハンとかネーベルスタンの晩年とかサルゴンのエーデルリッター入隊(?)のいきさつ等他にもストーリーはあるのですが、本筋から離れていると判断し、割愛しました。

かなり長い文章になってしまった事をお詫びするとともに、応援していただいた皆様に感謝いたします。

293 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 01:29:15 ID:fCwcGuUF
>>サガフロ2の人マジでお疲れさん!
体験版でウィル編をちょこっとだけプレイしたんだが、こんなストーリーだったとわ・・・

294 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 01:47:36 ID:QAdPMXbs
サガフロの人乙

サガ系の中でも好きなストーリーだなフロ2は
歴史ロマンに弱いんだ

295 ブレスオブファイア3 sage 04/11/23 03:29:08 ID:qUb1cEP1
|ω・`)ダレモイナイ…?トウカスルナラ イマノウチ
ひとまず幼年期編終了まで。セリフとか超うろ覚えです。
まとめにもあるのでできるかぎり簡素に簡潔に、……なりませんでした_| ̄|○ダメポ
キャラや用語解説はまとめサイトを参照して下さい。


――この物語を、竜に捧げる。


ダウナ鉱山の地下から、ゴースト鉱に封じられた1体のドラゴンが発見される。
まあ普通に考えて生きてるわけがないので炭鉱夫たちは淡々と鉱石を破壊するが、
それはまだ生きていた。
こうして激しく乱暴に叩き起こされた最後の竜は、
わけもわからず恐怖に逃げ惑う工夫達を次々と焼き殺していくが、
その後捕らえられて闇市へ運ばれる。
辛くも脱出した竜はそのまま入れられていた檻ごと崖下へ転落。
そのショックか、竜は幼い少年の姿をとる。
その後、シーダの森に住むはぐれ者の虎人レイに拾われ、
以前同じように拾われてきた少年ティーポと3人で暮らすことになる。

グラウス山に棲むヌエを退治したことで村人達から感謝され、
図に乗った彼らは領主マクニールから税金を奪ってくる。
しかし、裏組織につながりのあったマクニールは、すみやかに
調子に乗った悪ガキどもに苛烈な制裁を与える。
馬兄弟にブチのめされ、3人はばらばらになってしまう。
生きているか死んでいるかも定かではない。
目覚めたときから既に親も仲間も死に絶えていたリュウにとっては、
もう他に頼れる身よりなどない。
二人はきっと生きていると信じて、彼等を探すことを決意する。
ひとまずウィンディアに向かうが、その途上で馬兄弟に見つかる。
リュウがドラゴンであることを知った彼らは、リュウを拉致ってウィンディア城へ。

力に目覚めたばかりのリュウは、まだそれを制御するすべを知らない。
馬兄弟はリュウを見世物にしようとするが失敗、地下牢へブチ込まれる。
気の毒になった王女ニーナは彼を助けに来るが、おせっかいなくせに
世間知らずな王女は馬兄弟にさっくり騙され、誘拐されてしまった。
なんとか逃げ出し、二人は地下墓地を抜けて地上へ脱出する。

さて、これから暫くは馬兄弟に追いかけられたり逃げ出したり捕まったり
また逃げ出したりして話が進む。勿論レイやティーポのことも聞いて回るが、
彼らのことはひとまず青年期編までおあずけ。

迷い込んだ塔でゴースト研究者のモモを、彼女の父の友人の依頼で訪れたプラントで
タマネギ似(つうかむしろタマネギ)の変異体、ペコロスを仲間にするが、
またまた馬兄弟に捕まる。ここで、彼らが主催する『漢羅強烈大武会』に
優勝したら自分たちを解放する、という約束を取り付けて出場することに。
なんとか決勝戦まで勝ち進むものの、前大会優勝者であるガーランドに
あっけなく張り倒される。
優勝したガーランドは、その報酬としてリュウとその仲間を貰うと宣言。
話が違うと血相を変える馬(兄)を眼力で黙らせ、リュウたちを連れて出て行く。
何故自分たちを助けてくれたのかという問いに、ガーランドは「リュウが竜族だからだ」
と言い、「お前がその竜の血を知りたいと思うならば、
『天使の塔』へ向かわなければならない」と続ける。
一方コケにされてキレた馬兄弟は手下を集め、マジになってつっかかってくるので、
ガー様と一緒にこれをヌッ殺す。レイとティーポの仇は討った。

(注釈:「ガー様」……主に「ガーランド」と打つのが面倒なときとかに多用される愛称)

296 ブレスオブファイア3 sage 04/11/23 03:30:19 ID:qUb1cEP1
ウィンディアで通行手形をゲッツし、さらに東へと向かう一行。
港町ラパラへ到着。ここから船を手配し、さらに東、『天使の塔』のあるウルカン地方を目指す。

だがしかし、そうそう簡単にいかないのが世の慣わしRPG鉄の掟。
山沿いをぐるりと迂回する街道は火山の噴火で道が塞がれているし、
灯台の灯が消えたことで船も港に戻ってこれないという。
とりあえず灯台の灯を再び灯してみたり、灯台に不法侵入していた
妖精の要請で傭兵……げふんげふん。彼女たちの隠れ家を襲うキュートな関西イルカと
ゴテゴテ一本勝負をしたり、あまつさえへたれ会計士ベイトとギルド長シャッドの
愛のキューピットをしてみたり、しかし待てど暮らせど船は戻らない。
結局、火山内のダンジョンを抜けて先に進むことに。なら最初からそうしろよ。

ズブロ火山内部を抜け、もうすぐ出口というところで奇妙な老人が一行の行く手を塞ぐ。
「ぎひひひ…ここまで、手が回ったか…」
あかん。明らかにアッチの世界に行っちゃってるぞこのジジイ。
「ぎひひひぃ……聞こえるぞ…死んでいった者達の、恨みの声がなァ…!!」
相当にマズい電波を受け取っておいでのようですので、かろやかに始末する。
だが、なにか気になることを言っていたような……?

やっとこ『天使の塔』のあるウルカン地方へ到着。幼年期編も終盤を迎える。
ガーランドの故郷でもある町ウルカン・タパで、ガー様はかつての竜大戦で
ドラゴン相手に戦った天使『ガーディアン』の一人であることがわかる。
長老の許可を得て、『天使の塔』最下層へ。

塔の外見と同じ、巨大な三角錐の石碑。
広大な床を隙間無く埋める無数の骨、骨、骨。
ガーディアンたちの名を刻んだ石には、同時に一つの数字が刻まれている。
その中に見知った名前を見つけたリュウ。ガーランドは静かに語りはじめる。

400年前、世界征服を目論んだ竜の一族は戦を起こした。あまりに強大なその力に
対抗するため、一人の女神がウルカンの地に降臨した。
女神から邪悪と戦う力を得たウルカンの民は、邪悪を滅ぼす天使ガーディアンとなり、
竜族のほとんどをこの地に封印したのだという。
その後、ほとんどのガーディアンは眠りについたが、ガーランドは
わずかに生き残った邪悪――竜族を滅ぼすため、この地に残ったのだとも。
「恐らく、お前は竜族の最後の生き残りだ」
「お前を封印すれば、俺の使命も終わる…行くぞ!」

297 ブレスオブファイア3 sage 04/11/23 03:31:40 ID:qUb1cEP1
武大会決勝戦の時と違い、地に這わされたのはガーランドの方だった。
だがその表情は、何故か苦い確信に満ちている。
「やはり…!竜族が本気になれば、俺達などではとうてい敵わん…ならば、何故」
その言葉に疑問を感じたのか、リュウが近づこうとしたとき、
すぐそばに、首だけのドラゴンの亡霊が表れる。

果てが見えないほどに広大な地下墓地。
不気味さとは別に、言いようの無い冷気が身体を包んでいる。
それは、極限にまで凝縮された憎悪、そのものだ。

あまたの同胞を滅ぼした天使を殺せと囁く亡霊に、
とどめを刺せというガーランド自身の言葉に、激しくかぶりをふるリュウ。
追い詰められて絶叫した子どもの背後に巨大な影がさす。

「カイザー…ドラゴン……!?」
呆然と呟いた天使の目の前で、最強のドラゴンは本能のままに咆哮する。
崩壊をはじめた『天使の塔』には、うずくまるガーディアンの姿だけがあった。

暗闇の中。
自分の激しい息遣いだけが響く。
リュウはただただ闇雲に走り、逃げ惑う。
いつか見た夢に現れた長髪の青年が呟く。
「…俺たちは他の連中とは違う」
「一緒にいては、いけないんだ――」
聞いたことの無い声、見たことのない、でもどこか見覚えのある顔立ちと、髪の色。
暗転。

幼年期編 END


ごめんなさい最後のイベントとか、気合い入れて書きすぎました_| ̄|○illi
大好きなんです、あの辺の流れ。とっても燃え燃えなんです。
青年期編はちょっと間あくかもですが、後日まとめて投下します。

298 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 03:35:12 ID:QdHw3Qfm
すげぇぇぇぇ!感動した!

299 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/23 04:00:15 ID:JNBK0TNH
DQ8ネタバレコピペ

古代船の動力は「空神石」で、ばらばらにすると強力にくっつく性質を
持っているが(ここまでは増刊で発表済み)、この石の母体が「空神母石」。
これは空に浮かぶゼニスの神殿の動力となっている。で、空神石の力を
コントロールする力があるのが、トロデーン王国に伝わる杖の先に
付いている「地神石」。ドルマゲスが杖を手に入れたのは杖の力を利用して
ゼニス神殿を操り世界を支配、破滅に追い込むため。
元々地神石には空神石を押さえ込みたいという意思があり、ドルマゲスの
邪念と石の意思が合わさったのがあの呪いの力なのだ。
イリアスは主人公の兄ではない。トロデーン王国の兵士長で、ゼシカの
従兄弟にあたる。姫と恋仲で次期国王はイリアスだと皆が思っている。
ドルマゲスが杖を手に入れたときに必死で抵抗するが返り討ちにあう。
で、ドルマゲスにより精神支配を受け、進化の秘法(らしき力)で
最強の魔物に変化する。最終的にドルマゲスを越えたその力が
「ネガスイリアス」としてラスボスとなる。
ちなみに今回の最強の剣は「イリアスの剣」。最初は弱いが
イベントで強化されることになる。

追記
姫の名は「ルビス」。
誰かが「8でシリーズ全てが繋がる」と言ったのは本当だったということ。
ただ、断片的な繋がりなので気付かない人も多いかもしれないね。
ネガスイリアスは強大なドラゴンに近い姿。でかい。

300 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 04:54:47 ID:jfi8VxFG
へえ

301 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 05:35:02 ID:T8O/EhVb
●未解決分
■PS2 ・大正もののけ異聞録 ・鋼の錬金術師-翔べない天使- ・スペクトラルソウルズ
・フェイスパラドックス ・零 ・グレゴリーホラーショー ・フロントミッション4 ・ラピュセル
・転生學園幻蒼録 ・キングスフィールド4 ・エヴァーグレイス1,2 ・キングダムハーツFM
・BUSIN ・BUSIN 0 ・半熟英雄対vs3D ・ステラデウス
■PS ・里見の謎 ・ブラックマトリクスクロス ・アルナムの翼 ・ミスティックドラグーン
・クロックタワー3 ・エクサフォーム ・クーデルカ ・エネミーゼロ ・KOF京
・新世代ロボット戦記ブレイブサーガ ・ラグナキュール ・ドラゴンシーズ
・すべてがFになる ・クーロンズゲート ・フェイバリットディア(純白、円環)
■GC ・FFCC ・ロックマンX コマンドミッション
■SFC  ・ウィザードリィ5 ・ラストバイブル3 ・超魔法大陸ウォズ
・ダークキングダム ・永遠のフィレ―ナ ・ブレスオブファイア ・ざくろの味 ・弟切草
・イデアの日 ・ソウルアンドソード ・大怪獣物語2・幕末降臨伝ONI
・鬼神降臨伝ONI ・学校であった怖い話 ・セプテントリオン
■FC  ・太陽の神殿 ・ミネルバトンサーガ ラゴンの復活 ・ゲゲゲの鬼太郎2
・ボディコンクエスト ・ヘラクレスの栄光2 ・ゼルダの伝説 ・リンクの冒険 ・モンスターメーカー
・マイトアンドマジック
■64  ・スーパーロボット大戦64 ・ワンダープロジェクトJ2
■XBox ・真女神転生NINE ・OTOGI〜百鬼討伐絵巻 ・パンツァードラグーン オルタ
・FATAL FRAME2 CRIMSON BUTTERFLY
■セガ系  ・サイバードール ・ファンタシースター(1、2、3、千年紀、オンラインep2、ep3)
・わくわくぷよぷよダンジョン ・シャイニングウィズダム ・デッドオアアライブ ・ナップルテール
・パンツァードラグーン、ツヴァイ
■携帯機  ・アークザラッド 機神復活 ・ONI1,2,4,5 ・KOF R-1,EX ・ゴットメディスン
・聖剣伝説 ・真・女神転生デビルチルドレン(赤、白、光、闇、炎、氷、メシアライザー)
・風来のシレンGB2
■PCゲー ・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・「囚人へのペル・エム・フル」 ・コマンド&コンカー
■その他 ・剣神ドラゴンクエスト ・コズミックファンタジー(PC Engine)
・ストリートファイターIII(1st,2nd) ・サイキックディテクティブ1,2

●途中
■現スレ ・逆転裁判 ・逆転裁判3 ・ブレスオブファイア3 ・マグナカルタ
■前スレ ・「テラ・ファンタスティカ」 ・みつめてナイトR ・真女神転生2 ・ポリスノーツ
・テイルズオブエターニア・九龍妖魔学園記 ・バイオハザード2 トレジャーハンターG
■前々スレ ・ルドラの秘宝 ・FF4
■Part7から放置  ・刻命館
■6以前から放置  ・ブルーフォレスト物語 ・東京魔人学園符咒封録 ・アンサガ(キャ,ア,ル編以外)
・グランディア ・サモンナイト(カルマ) ・バテンカイトス ・グローランサー4 ・FE紋章の謎 ・ONI3
・ロマサガ(WCだけの話) ・ミッシングパーツ ・戦国サイバー藤丸地獄変 ・.hack ・サーカディア
・ジャングルウォーズ2 ・シャドウオブメモリーズ ・幻想水滸伝3(主3人のED詳細)
●執筆予告がある物 ・ラングリッサー2[2] ・鬼武者1,2[3] ・ジェネレーションオブカオス2、3[3]
・逆転裁判2[4] ・MOON[4] ・聖刻1092 操兵伝[4] ・英雄伝説3 白き魔女[4] ・ライゼリート[4]
・スーパーロボット大戦R[5] ・キングダムハーツ[6] ・ゼルダの伝説 風のタクト[6]
・だんじょん商店会[9] ・スーパーマリオRPG[9] ・バイオハザード0、3[9] ・バイオハザードOB1,2[9]
・バイオハザードCODE:Veronica[9] ・ファイアーエムブレム〜聖戦の系譜〜[11] ・我が竜を見よ[11]

*執筆予告の[]内の数字は予告の出された月を示しています。

302 我が竜を見よ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/23 07:21:35 ID:usWsYzBI
注意・勝手に章区切りにしてますが、ゲーム本編では章区切りがありません。章題も勝手に付けてます。

・世界観
ファンタジー。人間と共存していたはずの精霊がある日暴走、凶悪化する。
精霊王とも通じていた巫女サフィアは、暴走に巻き込まれ行方不明。精霊信仰は地に堕ち、神殿は権威を失う。
さらに精霊は疫病、地震、竜巻、あらゆる害悪を世界中に撒き散らし、人間は存続の危機に陥る。
だがある日、精霊を食べていた子竜が発見され、対精霊のため、人間が飼いならすようになる。

・システム
精霊の塔の中に入って、精霊を狩って竜に与えていく。竜は精霊を食べることで成長し強くなっていく。
精霊は『精霊の塔』の中でのみ姿が見える。
塔の中は時間が止まっており、竜使いは一定の時間が過ぎると島に強制帰還するグローブをつけている。

・あらすじ冒頭&登場人物説明
精霊の暴走から12年後、竜使いの見習いとして、主人公が聖なる島にやってくる。
主人公は、中年女性カーヤが営む下宿に住み込む。
そこで育てられている孤児の幼女チュチャは、島の唯一の子どもで住民に大変可愛がられている。
主人公は竜使いの試験に無事合格、めきめきと実力を伸ばし、
クソ生意気な少女メグ、長髪の青年シュリエ、カリスマ竜使いキリコとチームを組むようになる。
竜使い本部司令官ノーミスは超エリートで、キリコとは固い信頼関係で結ばれている。


303 我が竜を見よ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/23 07:23:39 ID:usWsYzBI
・あらすじ序盤
精霊の塔の奥、ゲートをふさいでいた中ボス精霊を倒した主人公。
だが、倒したはずの中ボスは、「我らは精霊ではなく魔物だ、また復活する」と言い残し姿を消す。
ゲートの奥には伝説の竜が眠ると噂が流れており、主人公たちは進むのを希望するが
竜使い本部の司令官・ノーミスは、さらなる危険を呼び寄せるかもしれないと開放を躊躇する。
だが、悩んだ末ノーミスはゲートの開放を決断、竜使いをゲート前に集合させた。
ゲートが開放した瞬間、主人公たちが倒したはずの中ボス魔物がノーミスの体から飛び出す。
魔物はノーミスに乗り移ってゲートを開けるよう意識操作していたのだ。魔物は伝説の竜を乗っ取ると、
「精霊暴走を引き起こしたのは人間たちが崇めている神殿の巫女サフィアだ」とあざけ笑い
圧倒的な力で竜使い達をなぶり殺しにする。この戦闘でノーミス初め、竜使いが大量に死亡。
真っ先に魔物に突入していったキリコも行方不明になる。

ゲートの開放は、精霊と害悪の強烈パワーアップも引き起こし、世界中を絶望に突き落とした。
混乱した政府は、竜使いを聖なる島から追放する指令を出し、
生き残った竜使いも自分たちの無力さに打ちひしがれ、島から逃げるように消えていった。
だが主人公たちは島に頑として残り、精霊狩りを黙々と続けた。

・キリコ
わずかに残った島の人間は、伝説の巫女サフィアが裏切り者だったことにショックを受ける。
また、一番頼りになる竜使いの実力者キリコまでいなくなり悲嘆にくれる毎日。
そんな中、キリコの双子の姉である神殿の巫女見習いミユナも行き場をなくし
主人公たちの下宿に身を寄せるようになる。ミユナはキリコと正反対の性格でおっとりしている。
しばらくして、ミユナは、二重人格者であることを突如カミングアウト。
もうひとつの顔とはキリコ。魔物との戦闘で消滅(?)していたが、
主人公たちの強い気持ちによって戻ってくることができたのだという。
以降、キリコはインディアンのような化粧をやめ、ミユナとキリコが同時に表に出ている状態になる。
(終盤になるとキリコは攻撃的な男口調から優しい言葉使いに変化。人格統合が進んだと思われ)
新しい精霊の研究も進み、竜もさらに進化。
追放指令も解かれ、逃げた竜使いも戻ってきた。さらに新しい竜使い達も加わり島に活気が戻る。


304 我が竜を見よ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/23 07:25:45 ID:usWsYzBI
・ヒナギク病(本編とは関係ないが中盤の重要イベント・ここは読み飛ばし可)

『ヤポンの魔女』と呼ばれるトランス(アイテム作成能力)の権威、メグの祖母マーガレットが、
近くヒナギク病が再発するおそれがある、と手紙を送ってきた。
ヒナギク病とは、体の膿がヒナギクのようにはぜて死ぬことから名づけられた史上最悪の疫病。
10年ほど前メグの故郷ヤポンを襲った時は二週間でヤポン壊滅。メグの一家はメグと祖母以外全員死亡。
当時の政府はヤポンを見捨て封鎖。幼少時のメグは、薬も食べ物もなく、封鎖が解かれるまで、
昆虫やねずみを食して生き延びるという地獄絵図を経験したらしい。
メグは、祖母のアドバイスを頼りに、ヒナギク病を研究し特効薬を作りだすことに成功。
しかし祖母譲りの天才的能力を持つメグにしか、薬は作れない。
ヒナギク病の前兆は各地に広がり、もうすぐ世界規模で一斉に発病するという予測が出た。
世界中の人間の生死がすべてメグの肩にのしかかった。
メグは食事も睡眠も取らず、危ない気付け薬を自分に投与、ボロボロになるまで薬を作り続けた。
政府が薬を大都市で独占すると聞いたメグは「だったら薬は渡さない!みんな死ねばいいのよ!」と激怒。
分配決めの権利をもぎ取るが、会議前に倒れ危篤状態になる(分配は主人公が決めた)
そしてヒナギク病再発の予定日が過ぎた。が、ヒナギク病は再発しなった。薬が効いたのだ。
数日後メグは峠を越え、主人公たちの元に戻ってきた。
だが、今度はメグの祖母の死去を知らせる手紙が届く。
メグは丸一日泣きつくすと、また元の憎まれ口を叩く元気でクソ生意気なメグに戻った。


305 我が竜を見よ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/23 07:27:44 ID:usWsYzBI
・サフィア
神殿の研究室では伝説の巫女サフィアの日記の解読が進んでいた。
サフィアには恋仲の男がいたが、カリスマ巫女サフィアに引退されては困ると神殿が仲を引き裂いたらしい。
これに怒ったサフィアが精霊の暴走を引き起こしたのでは?と噂が流れるが、
その後の記述でサフィアは子を産み、結局神殿とは仲良くやっていたことがわかる。
主人公は、精霊の塔を順調に攻略して行き、宙吊りになっている巫女サフィアを発見する。
主人公たちは、伝説の竜を横取りした中ボス魔物を撃破。サフィアを救出する。
サフィアの告白によると、赤ん坊が原因不明の病気(ヒナギク病?)で死にかけ、精霊王に助けてもらいに来たのだが
赤ん坊を託した瞬間、魔王がサフィアから飛び出し、精霊王を砕いてしまったのだという。
そこに光が差し、魂の姿で精霊王が現れた。
魔王に倒されそうなったその時、精霊王はサフィアの赤ん坊の中に隠れて、魔王から逃げ延びた
粉々になった肉体は竜に変化させて人間に託し、魔王討伐の機会をうかがっていたのだと言う。
そして精霊王は隠れ蓑であるサフィアの子どもの姿で現れた。
なんとそれは下宿先の幼女チュチャ!
まだ中の人が精霊王なのにもかかわらず、サフィアはチュチャに抱きつく。
と、突如サフィアは不適な笑いを浮かべ、チュチャから精霊王を引きずり出し吸収してしまう。
実は魔王デュランもサフィアの体の中に潜み、精霊王が再び現れるこの時を待っていたのだ。
魔王デュランはサフィアの体から抜け出ると、
「これでもう俺様は世界最強だ、人間に絶望を味合わせてやる」と宣言。ゲートの奥へ消えた。

306 我が竜を見よ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/23 07:28:34 ID:usWsYzBI
・ラスボス
チュチャとサフィアの母子は、魔王の呪いがかかり意識が戻らない。
衰弱死する前に魔王を倒さなければいけない。
主人公たちは魔王の間に突入!
魔王デュランは、伝説の竜の特化型「トライデント」を使い襲い掛かってくる。
が主人公たちが見事勝利。デュランは捨て台詞を残し消滅。
そして精霊王復活。これで精霊と人間たちはまた別の世界で生きることになるらしい。
暴走から開放された精霊たちが主人公の周りを飛び、消えていった。
害悪は一斉に消え、世界は平和になった。
島に戻ると、意識を戻したサフィア&チュチャや村人が勢ぞろいして主人公たちを出迎えた。

・エンディング
メグは故郷ヤポンに戻り、祖母のあとを継ぐと宣言。
シェリエは大工になり害悪で壊れた街や道路や施設を建て直して行くという。
ミユナ・キリコは島に残り巫女として生きるという。
カーヤは、腐れ縁の中年男ハリーにプロポーズされる。
チュチャとサフィアは神殿で親子仲良く暮らす事に。
主人公は、ミユナ・キリコに島に残るようお願いされる。

・セーブ後
魔王の間に新たな動きがあるらしい。見に行ってくれと頼まれる主人公。
仲間たちも残ります。
というか、精霊暴走も害悪も元の状態に戻り、長く遊べる仕様になります。終わり。

307 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 09:51:15 ID:syhDZq8b
つ旦~
お疲れ様でした。>我が竜の方
こういう話だったのね。

308 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 12:33:39 ID:RoocEINi
>292 乙です。
     最初、やりはじめたころはストーリーは展開早いしなんだかつまらなかった。
     戦闘と電球が楽しみでつづけてた。
     で、ジニー編で、ウィルが再登場し、ギュスターブ編とも繋がって俄然おもしろくなった。
     ジョジョみたいだったけど、どっちが先だったんだろ?
     

309 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 12:39:38 ID:FKN3WpdH
サガフロ2、ブレスオブファイア3、我が竜を見よ職人様本当にお疲れ様です(一括でスマソ)
感動した

310 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 13:19:25 ID:FnG0N1V7
ブレス3乙 人によってここまで量が違うんだなと感動

311 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 13:44:02 ID:TWuAf6dy
なんか大盛況。神有月だなこりゃ

312 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 15:26:11 ID:a/WTWyF4
レハス〜・゚・(ノД`)・゚・。

313 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 16:35:34 ID:KOU7fjo1
マグナカルタ続き期待私怨。

314 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 17:09:53 ID:vbwunp1t
ブレス3主観入りすぎ
あと、ストーリーに関係ない言い訳だか感想だかもいらん

315 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/23 17:26:06 ID:KbUA5npY
では、あなたが主観が入っていないブレス3を書いてくださいな。

316 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 12:44:32 ID:ylcxb03n
>>1
いまさらだからほんとはどうでもいいんけどさ。
トリップは8バイトまでしか認識しないよ
新作ネタ でも、 新作ネタバレ でも同じのになるかと

317 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 14:39:05 ID:N3SaEIA7
何スレか前に書いたんだけどわかってくれないんだよ
好きにやらせてやってよ

318 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 14:42:16 ID:4yBMewKY
次スレ立てる直前に言わなきゃ忘れちゃうだろ、そんな細かい事。

319 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 18:28:25 ID:3QkfXtrR
シャドウオブメモリーズってまだあのまま放置なんだ

なんなら続き書くけどどうしよう?

320 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 18:42:08 ID:jCLlwfg2
>>319
続きが気になるので是非お願いします。

321 シャドオブメモリーズ 04/11/24 19:18:45 ID:3QkfXtrR
それじゃ、これまでのまとめを兼ねて改めて登場人物紹介

・アイク
本作の主人公。生い立ち・過去の事については一切不明
年齢不詳だが若い割にやけに落ち着いている。クロ高の神山を髣髴とさせる

・ダナ
現代でカフェのウェイトレスをしている。21歳。声が怖い
献身的な性格だが、自分は孤独な存在であると悩んでいる

・マルガレーテ
中世時代の街娘。初対面時16歳。声や字幕の喋り言葉からちょっと頭足りなそうな印象
ちょっとおてんば気味な性格。アイクに出会ったことで未来の世界に憧れを抱く

・フーゴ
マルガレーテの弟。初対面時12歳。アイクの転送装置を一目で見抜く天才少年。
親への愛情は人一倍だがそれ故に父親への憎しみも。母親が死んでから情緒不安定気味

・ホムンクルス
アイクを死の運命から助けてくれる謎の人物。アイクに転送装置や助言を与える
子供のような中性的な顔立ちで華奢な体つき。若干胸があるように見えるが声はマリオ

・占い師
アイクを助けてくれる謎の人物。アイクに運命の時間を教えてくれる

322 シャドオウブメモリーズ sage 04/11/24 19:19:57 ID:3QkfXtrR
スマソ…sage忘れた…

登場人物紹介続き

・エッカート
アイクの年の離れた友人で現代の美術館の館長。猫好きでてっぺん禿げ。
レーベンスバウム(本編の舞台)の領主の家系らしい。20年前に妻と娘を失っている。

・ワーグナー博士
マルガレーテ・フーゴの父親。レーベンスバウムの伝説的な錬金術師
生涯を錬金術の研究に費やしており、家族を顧みず研究に没頭している

ヘレナ:マルガレーテ・フーゴの母。病気を患っているが夫の研究には理解を示している
ミリアム:エッカートの妻。20年前の殺人事件にて命を落とす
シビラ:アルフレッド(エッカートの祖父)の娘。よくできたお子さん
オレーグ:映画監督。画家の祖先を持ち、代々手先の器用な家系。

323 中山 悟 ◆1AeKISTOmo [email protected] 04/11/24 19:28:35 ID:/ZfUQ3JR
            ____
         、-''~:::::::::::::::::::::::"ー-,
         ;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i
        |:::/ ̄ ̄ ̄`' ̄ ̄¨ヾ::::|
          |:::|   ━、_  _.━  |.:.::|
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       (゙|   ´ ̄ ,/ 、  ̄`  |/,. |
          |  ( 、 ゙、__,-'' 、)ヽ__/
         \   `こニニ'´ _..┘  
    ,.、-  ̄ /\___ _ ,∠ ┬-、
    /  ヽ. /    ト-` 、ノ- |  l  l  ヽ.
  /    ∨     l   |!  |   `> |  i
  /     |`二^>  l.  |  | <__,|  |
_|      |.|-<    \ i / ,イ____!/ \
  .|     {.|  ` - 、 ,.---ァ^! |    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l
__{   ___|└―ー/  ̄´ |ヽ |___ノ____________|
  }/ -= ヽ__ - 'ヽ   -‐ ,r'゙   l                  |
__f゙// ̄ ̄     _ -'     |_____ ,. -  ̄ \____|
  | |  -  ̄   /   |     _ | ̄ ̄ ̄ ̄ /       \  ̄|  

324 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/24 20:27:45 ID:zAKFz7RA
浮遊城の最深部で待ち受けていたのは年端も行かない少女だった
いぶかしむカリンツ達に少女は救援の光を渡すわけにはいかないと通告する
圧倒的な力でカリンツ達の動きを封じるこの少女こそ、水の英雄イレイン・クレインだった
水の欠片の力によって不老となった彼女は、救援の光の危険性を説く
曰く、救援の光は生きていて再び一つになろうと所有者に強烈な暗示をかけようとする
あれは軽々しく手にしてはいけない力だと
そこまで話したところで飛来する毒刃にイレインは胸を刺される
現れたのはこれまでテュルポを率いて幾度もカリンツの前に現れた男(詳細は割愛したがすでに何度も登場してる)
イレインの術にかかったまま身動きの取れないカリンツ達を前に悠々と水の欠片を奪って去ってゆく
術の解けたカリンツ達は慌ててイレインの治療を試みるが、時既に遅くイレインは事切れる
悔しさをかみ締めながら突き刺さった刃を引き抜くカリンツ。そこへ・・・

リースたちもまた浮遊城に来ていた
途中で四天王ロッシィと対峙するも、なんとか追い詰める
押されたロッシィはスチールハートを召還するも、やはりファミリアはリースを攻撃しようとしない
とはいえ形勢は不利と見たラウルは「使うしかないか・・」とつぶやく
光一閃
スチールハートを凄まじい剣技で打ち破る
ロッシィを退けたものの、ラウルの正体をいぶかしむリアンナとジャスティーナ
リースは「ラウルは信じられる」ということでなんとか場を治めた
浮遊城の最深部で見たものは、まさにイレインから短剣を引き抜いたカリンツの姿だった。

325 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 20:52:46 ID:N3SaEIA7
マグナカルタ(・∀・)イイ!

326 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/24 20:59:02 ID:zAKFz7RA
水の英雄殺害の嫌疑をかけられたカリンツはジャスティーナによって逮捕され、アマバトへと連行された
(ちなみにジャスティーナは水の英雄のことを知っていた)
独房に入れられるカリンツ
アグレイアンはラドリアンヌにカリンツの釈放を求めるも、救援の光を探していたことは明かさない
実はジャスティーナもカリンツが本当に殺害を企てたとは考えていなかったが
最近の紅の旋風の不明瞭な動きについて探るきっかけになるのではとの行動だった
結局カリンツは釈放される
再会したカリンツとリースは気まずい思いをしながらも、お互いの思いを語り合う
結局リースは紅の旋風にはもどらず、アマバトで過ごすことにする
カリンツはリースにいつでも帰ってこいと告げる

物思いにふけるリースにリアンナは自分の夫のことを語る
実は夫はヤソンであった。それも、ハーフヤソン
しかし、その事実を知ってもリアンナの気持ちは動かなかった
彼が居てくれればそれだけで幸せだった
別れたのは放浪癖のためではなかった
ある日突然「別れたい」と手紙を置いて行って出て行ってしまったのだった
納得がいかない。とりあえず見つけ出して一発ぶんなぐる
そんな思いから始まった夫探しの旅だった

どこかも分からない地下
熱心に何かを調べる、イレインを殺害した男
「そうか、そういうことだったのか!この男こそが・・」
男は何かを決意したように、まっすぐな目で明かりを見つめた

このゲームでは、「プレイヤーにだけ分かる」情報というのが結構あります
両国でおこるスパイの騒ぎや、ネイカンという謎の男と密談するキャリアン、アサドなど
何故かファミリアに拒絶される女王アミラなんて一幕も


327 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/24 21:31:42 ID:zAKFz7RA
カリンツの疑いはひとまず晴れたものの、紅の旋風はアマバトに睨まれることとなった
(大巫女ラドリアンヌとエリュネド聖会という、二つの権力が内在してることも混乱の一因)
アグレイアンへの謁見もままならない状態で、一悶着を起こす始末
その時まさにそのアグレイアンの危機であった
対峙するのは例のイレインを暗殺した男。「まさか、貴様だったとはな。」男は語る
寸でのところで身をかわし、人を呼ぶアグレイアン
カリンツ達が駆けつけたときは男は既に逃げ出していた
ただちに追跡にはいる紅の旋風
追いつく機会もあったが、男の技量は凄まじかった
やっとの事で手傷を負わす。その腕にあったのは蝶の形をしたビンディ。
カリンツを暗殺しようとし、幾度も救援の光を奪おうと現れ、イレインを暗殺し、今またアグレイアンまでもその手にかけようとしたこの男。
この男こそ、かつてマノと呼ばれていたカリンツを騙し、風月林を焼いたハーフヤソン。
カリンツが長年求めてやまなかった復讐の対象が目の前に現れたのであった
「お前をどれほど探したことか」カリンツは叫ぶ
「相変わらず甘ちゃんだな。真実も知らぬまま騒ぐ道化が」男は返す
男は追撃を振り切り、さらに南へと逃げていった

リース達はリアンナの夫の手がかりを求めて遺跡を巡るも空振りに終わる
アマバトへ戻ったリアンナに、なんとその捜し求めていた夫アスタルから手紙が届く。
曰く、話したいことがあるから来て欲しい、と
何を今更と言いながらも喜びを隠さないリアンナを尻目に
ジャスティーナはそもそも何故リアンナの居場所を知っているのかと疑問を抱く
ひょっとしたらどこかで見張っていたのか。だとしたらその目的は?
ともかく会いに行こうという話になり、一路待ち合わせ場所へ
はたしてそこに、アスタルは居た
開口一番「何故一人で来なかった」


328 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 21:45:02 ID:ylcxb03n
何でだろう?

329 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 21:51:44 ID:ySao6Z7B
マグナカルタ支援
ゲームの評判はイマイチだけど書き手がいいのか話は面白そうだ

330 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/24 22:09:04 ID:3QkfXtrR
第7章(1/4)

AM 01:00
アイクの携帯電話にエッカートからコールが入る。
こんな真夜中になんだよと電話に出ると、
「ちょっと用事ができたから昼間に貸した本を返しに来てほしい」との事。

指定されたとおり、エッカート邸敷地内にそびえ立つ塔へやってきたアイク。
塔の中へ入ったとたん扉に鍵が閉められる。自分の無用心さを後悔するも時既に遅しで
やむなく塔を上って行くが、エッカートはおらず屋上まで出てしまう。
学習能力皆無のアイクはまたも無用心に塔の縁から下を覗き込み、
案の定、何者かに後ろから突き落とされて墜落死。ホムンクルスの世界へようこそ。

「屋内で殺られたのはむしろ好都合」
このチャンスに、近くにいるはずの犯人を捕まえればどうかと助言するホムンクルス。
この状況だと犯人は明らかにあの人物だが、とりあえず現代に戻してもらい塔の中に復活。
どうせなら塔に入る前に戻してくれよ悪態をつきつつ、一日前の晩へ。

前の晩に来て見ると今度はエッカート邸の前。
今のうちに塔に忍び込んで細工をしておこうと考えるが、
今度は塔の扉に鍵がかかっていて開かない。融通の利かない機械だ。
扉を開けるには鍵が必要だが、入手するにはどうすればいいか。
幸い錠前は年季の入ったもので、古くから使われていると言う事に気づき、
自由に出入りできるアルフレッドの時代(100年前)から失敬してくることにする。

331 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/24 22:10:19 ID:3QkfXtrR
第7章(2/4)

早速1902年の時代・アルフレッド邸に飛ぶが、
ちょうど写真撮影が終わったところ(4章参照)へ飛んでしまったらしい。
扉の向こうからシビラと過去の自分が戻ってくる気配がする。
自分と鉢合わせしてしまうと、タイムパラドックスのタブーに触れてしまうからさぁ大変、
飛び込んだ先のリビングで都合よく塔の鍵を見つけ、
「スペアがあるみたいだから一つ失敬しても大丈夫だろう」と驚愕理論を展開。
首尾よく鍵をゲットする。

ちなみに、この窃盗シーンをばっちりシビラに見られていた。
4章で写真撮影の後、「着替えたんじゃなかったの?」「あの鍵は自由に使ってもいいよ」
と、その時点では意味不明なやりとりがあるが、その真相はここにあった。

トイレに飛び込んで過去の自分との接触をやり過ごしたアイクは
そのままこの時代の塔で役立つものを物色する事に決める。
庭で館の主人の前を素通りし、堂々と塔の中に進入すると丈夫そうなロープを発見。
これをあらかじめ塔の縁に結んでおいて、片端を掴んでおけば死を回避できるだろう。
さっそくロープを結び始めるアイクの頭にふと閃く事が。
今結ぶとさすがに100年の間に古くなって俺の体重に耐えられなくなるんじゃないか?
よく考えれば至極当然のことだが、なにはともあれ事件前日の晩に仕込むことにする。
(実際、古いロープを使ったり過去の時代に結ぶとロープが切れて死亡)

332 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/24 22:11:40 ID:3QkfXtrR
第7章(3/4)

さて、準備万全で運命の時間へ挑むアイク。
現代へ戻り塔の頂上へ上ると、さっそく死のカウントダウン開始。
ロープがちゃんと結んであることを確認し、予定通り背後に気配が迫る…が、
なんと、せっかく用意していたロープを手放している間に突き落とされてしまった!
間一髪、落ちる途中でロープを掴み事なきを得るが、
そのはずみで以前マルガレーテからもらった髪飾りを落としてしまった…。
なんとか這い上がると、既にあたりに人影はなかったが、アイクは犯人の正体を確信していた。

──美術館館長室。
エッカートは開口一番、この髪飾りはお前の物かと聞いてきた。
あんたが犯人なのかと言うアイクの言葉を遮り、再度尋ねるエッカート。ふてぶてしい奴だ。
人からのもらい物だと答えると、それは大事な人かと返してくる。
まぁ一応自分の先祖かもしれないし、大事といえば大事だろうなぁ。

「アイクの周りにもアイクを想う大切な人がいる…アイクがいなくなって悲しい思いをする人がいる
 そんな思いは自分が嫌と言うほど味わったはずなのに…!」
20年前に行方不明になったはずの娘を人質にとられ、
何者かから脅迫されていた事を語るエッカート。娘を返してほしくば、アイクを殺せ、と。
もちろん娘が生きていると言う証拠も何もないが、子を想う気持ちのあまり犯行に及んだと。
俺を刺したのもあんたなのかと尋ねると(4章の事件)、それについては否定した。
とすると他にも犯人がいることになる。エッカートを脅迫していた人物だろうか。
エッカートが言うには若い男の声だったという。皆目見当もつかない。
彼は夜が明けたら自首をするという。既に改心してアイクの命を狙うつもりもないようだ。

333 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/24 22:13:11 ID:3QkfXtrR
第7章(4/4)

マルガレーテの髪飾りを見て、エッカートは不思議な感覚に見舞われると話す。
見たこともない子供の頭をなでているような…何か懐かしい感覚がすると。
そういえばマルガレーテも、この髪飾りを傍において寝ると
知らない男に頭をなでられる夢を見ると言っていた。心地よい夢だったと言う。
この髪飾りには何か特別な力でもあるのだろうか。
とにかくこのままエッカートを放っとくと、自首どころか自殺しかねない雰囲気だったので
髪飾りを譲って気を落ち着けてもらうことにした。

<6章でミリアムを助けている場合、老ミリアム登場>
地声がでかいエッカートだけに、隣の部屋で寝ていたミリアムにも話は筒抜けであった。
どうしようもなく落ち込んでいるエッカートを、私がついているから大丈夫と励ます。
話が一段落し、改めてアイクを見ると、
あの雪の日、自分を救ってくれた謎の人物であるということに気づいた。
「何も言わないで、夢が壊れてしまうから…。
 こんなおばさんにだって、胸にしまっておきたい思い出くらいあるの。」
身を明かそうとするアイクを制してミリアムは語った。
あの時、現場にいながら行方をくらましたアイクは事件の犯人として見られていたのだが
どうやらミリアムだけは、天から遣わされた天使か何かだと思っていたようだ。

机に置いてある例の髪飾りを見てミリアムは驚く。
行方不明になった娘「ダナ」に付けていた髪飾りによく似ていると…。

334 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/24 22:42:36 ID:zAKFz7RA
とまどうリアンナ達の背後から、カリンツ達が追いついてきた
アグレイアンを襲い、イレインを殺し、かつて風月林を焼いたこの男こそ、リアンナの夫アスタルだった
自分の夫の所業を聞き、愕然とするリアンナ
自分との生活はヤソンのスパイとしての隠れ蓑に過ぎなかったのか
そんなリアンナを尻目にカリンツとアスタルは一騎打ちの勝負を挑む

アスタルを追い詰め、今まさに止めを刺そうという時
リアンナはアスタルをかばうように立ちふさがる
退けというカリンツと退かないと言い張るリアンナ
リースもやめてと叫ぶ
「ッもらった」
アスタルの剣閃はリアンナごとカリンツを弾き飛ばした

さらにカリンツに止めを刺そうと歩み寄るアスタル
そのアスタルを背後から刺し貫いた、リアンナ
「もう、やめて・・・」
ゆっくりと振り返るアスタル
「そうか、ここまでか・・」
「こんな終わり方も、悪くない。」
アスタルはゆっくりと崩れ落ちた

335 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 23:13:26 ID:9UXTao5/
>>334
待ってました
アスタルの最後…じーんと胸にきた

336 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 23:20:33 ID:0Iht3o7d
マグナカルタ支援!

337 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 23:25:18 ID:hML/Onwz
ちなみに、マグナカルタ、本スレの2で、即効ネタバレされてますから!!切腹!

338 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 23:47:59 ID:zAKFz7RA
ネタバレ嫌な人はそもそもこのスレに来ないんじゃないか
とりあえず今日はここまで

339 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/24 23:55:02 ID:ceg2feuc
マグナカルタの人乙
次回も楽しみにしてます

340 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 00:36:21 ID:2yPP4q6W
マグナカルタとシャドウオブメモリーズのダブルコンボで
今夜は腹がパンパンだぜ

341 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:39:13 ID:RtaFwVfy
なんかマグナカルタの流れに水差しちゃったかな…

次の8章が最終章なのですが、マルチエンディングとなっているため
ここでは5章でマルガレーテに「自分の先祖ではないか?」と問いかけたルートで話を進めます。
以前SOMを書いた人の文調に合わせていたのですが、だんだん自分の書き方になってしまいました。
やけに長くなってしまいましたがご容赦ください。


342 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:40:59 ID:RtaFwVfy
終章

AM 3:30
エッカートとミリアムを残し、犯人を捜すため館長室を後にした。
しかし、廊下に飾ってあった一枚の絵画にアイクは目を奪われる。
「こんな絵、今まで飾ってあったか? …この石は! そしてこの人は…!」
女性が赤い石を手に持って微笑んでいる。中世の画家、カール・フランセンによるものらしい。
しかしこの絵のモデルは、「賢者の石」と共に過去の世界に消えたダナに間違いなかった…。

あの絵について調べるため、中世の時代へやってきたアイク。
絵について調べるなら、描いた本人に聞くのが一番手っ取り早いはず。
以前、市庁舎でもらったこの時代の地図を見ながらようやく画家のアトリエにたどり着くと、
先客だろうか、一人の女性がアトリエから出てくるのを目にした。
ふと、互いに目が合う。アップにしたブロンドの髪に青い目───ダナであった。
驚く二人、ダナは信じられない物を見るようであったが、静かに身の上を語り始めた。

突然過去の時代に投げ出され途方に暮れていたが、
街並みからここがレイベンスバームであることはすぐにわかっていた事。
はじめの内は取り乱していたが、最近やっと状況を受け入れられるようになった事。
町工場に住み込みで働きだし、その後色々なところを転々としていた事。
孤独を感じながら生きていた現代よりも、この時代に生きている方が充実している事。
この時代にやって来てから既に4年が経っていた事…。

ダナは今は領主の所で働いていて、領主が出資している画家に会ったところ
どうしても絵を描かせてほしいと頼まれたそうだ。
本当は領主の娘がモデルだったのだが、画家の希望でダナが選ばれたのだと。

343 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:49:15 ID:RtaFwVfy
終章(2/7)

アイクがあの石を譲ってもらえないかと尋ねると、快く承諾してくれた。
彼女は、あの赤い石がアイクと自分を引き寄せてくれた、
ひいてはこの時代へ来るきっかけになった重要な意味があるものと信じ、
記念にこの赤い石と一緒に絵に描いてもらうつもりだったらしい。
一緒に元の時代に帰るかと問うアイクに、ダナは晴れ晴れとした顔で、
何か長い旅の果てに帰ってきたような、そんな心地よい感じがこの時代にはあると、
この時代に残る意思を告げる。実のところ、既にこの時代で恋人もいるようだ。

ダナを見送り、赤い石─「賢者の石」─を
以前手に入れると約束したワーグナー博士の元へ届ける事にする。
錬金術師の家に行くと、ちょうどマルガレーテとフーゴに居合わせたが、
挨拶もそこそこにワーグナー博士のアトリエである地下室で、賢者の石を引き渡す。
これでホムンクルス(人造生命体)の研究が完成すると感謝されるが、
この事はフーゴには黙っていて欲しいと懇願される。
どうやらフーゴはこのホムンクルスの研究に興味を示し、
死んだ母親を蘇らせるために、この研究を応用しようとしている節があるらしい。

アトリエから出てきたアイクに、フーゴはアイクには話しをしてくれるのに、
自分はアトリエに入れてさえくれない、とひがむ。
しばらくマルガレーテ達と雑談をかわしていると、ワーグナー博士がアトリエから顔を出し
危険な実験にとりかかる為、十日程親戚の家に行くように告げ、再びアトリエへと戻っていった。
フーゴは反発するがマルガレーテになだめられ仕度に取り掛かる。


344 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:50:37 ID:RtaFwVfy
終章(3/7)

研究の成果を見るためアイクは10日後の中世にジャンプするが、
そこで見たものは以前と同じ(第5章参照)、半壊した錬金術師の家であった。
「フーゴ!」
ワーグナー博士たちを探すアイクに、地下のアトリエからマルガレーテの声が届いた。
アトリエに駆けつけてみると、そこに人の姿は無く代わりに妙な機械があるだけ。
こんなものは以前無かったものだ。注意深く調べてみるとなにやら数字が表示されている。
20010407…アイクが本来存在している時間軸の日付だ!
これはひょっとすると時空転送装置の一種なのか…? 考える暇も無く現代へと急ぎ戻るアイク。
深夜、どうやら美術館前の通りのようだ。見たところ何も代わりは無い…。
そこへ突然携帯電話のコールが響いた。エッカートだろうか?

「久しぶり…いや今日はさっき会ったばかりかな?」
──若い男の声。エッカートではなかったが、しかしそれは聞き覚えのある声だった
「君はフーゴなのか?」
何故フーゴが? それに何故自分の電話番号を知っているのだろう。
「エッカートって人に聞いたのさ。これ、声だけを遠くに飛ばすことができるなんて面白いね」
そういえばエッカートは何と言っていたか。「若い男の声」脅迫者はフーゴであった。
フーゴは広場に来るように告げた。さもなくばアイクの大事な人が死ぬ、と。
受話器の奥からかすかに聞こえてきた悲鳴は、間違いなくマルガレーテのものであった。

しかし、何故フーゴが? 同じ質問を繰り返しながら広場へ向かうと、
そこには、マルガレーテの喉元に短剣を突きつけたフーゴが待っていた。
フーゴの容姿を見てアイクははっとした。昼間の火事の時、泣きじゃくっていた少年…
アイクを火事のバーの中へ向かうように、死へと仕向けた少年だ。暗殺者はフーゴだった。
フーゴは語る。アイクがやって来た為にホムンクルスは完成したと。
自分は自分の命を救うために賢者の石を届けただけだと主張するアイクだが、
それと同時に、ホムンクルスにいい様に利用されていてだけかもしれない、と言う考えが頭を掠めた。

345 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:51:55 ID:RtaFwVfy
終章(4/7)

爆発があったあの日、フーゴはワーグナー博士の研究日誌から事の経緯を知った。
そして、それを境に家族を滅茶苦茶にしたアイクとホムンクルスを恨むようになり、
復讐の一心で、アイクの転送装置をヒントに人生をかけて自己流の転送装置を完成させたのだ。
しかし、完成時には既にフーゴも晩年に至っており、復讐を成就する為の力が残っていない。
そこで、若かりし頃の自分の元へタイムスリップをして転送装置を託したのだった。
フーゴ流転送装置には、アイクを追尾する事しかできないという欠点があった。
そのため、昨日にジャンプした跡(第7章参照)を追尾して現代にやってきていたのだ

「ホムンクルスを連れて来い! でなければお姉ちゃんをこの時代に置いていく。
 先祖がこの時代に取り残されたらどうなるか…わかるよね?」
マルガレーテの身柄、ひいてはアイクの命を人質にホムンクルスを連れてこいという。
復讐の為だけではなく、フーゴは賢者の石を使って母親を蘇らせようとしていたのだ。
以前にも試みたが失敗したらしい、母を「救う」には賢者の石が必要なのだと。
アイクを殺し、ホムンクルスを作らせないようにして賢者の石だけを入手する手はずだったが、
転送装置の性質上、どうしてもアイクを先回りすることは不可能だと判断し、
ホムンクルスを破壊して賢者の石を取り出すという実力行使に出たのだった。

奴は今まで向こうから一方的に現れていただけで、こちらから接触することはできない、
と、なんとか説明するも、20分の猶予を与えられホムンクルスを探す羽目となってしまった。

必死で思考を巡らすアイク。今までの出来事を順々に思い出していく。
…そうだ、ミリアムを救ったあの時、赤子を抱いたホムンクルスに出会ったではないか!
すぐさま転送装置を操作する。風景が歪みあの雪の街へ変わっていく──

程なくして、道端に座り込むホムンクルスを発見できた。
「まいっちゃうね、この体は華奢でさ。人間の体がうらやましいよ」
ホムンクルスはワーグナー博士が作った人工の肉体のため、普通の人間と違って虚弱のようだ。
フーゴが呼んでいる旨を伝えると、彼は「真犯人はわかったようだね」とほくそえんだ。
「ボクだって君を見つけるまでの間何もしなかったわけじゃない」
ホムンクルスは、起こりうる全てのことを予想し、それらに対してある程度の策はとっていたようだ。
アイクの祖先を人質に取ることも、もちろんその予想範囲内である。

346 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:52:44 ID:RtaFwVfy
終章(5/7)

彼は言う。この事を見越して、アイクの祖先と思われる人物を赤子のうちにすり替えておいた、と。
しかし運命の力は強力なもので、それぞれを別の次元に送っても
元に戻ろうとする帰巣本能のような物が働くのだと言う。
「君の言う『マルガレーテ』が金髪で青い目じゃなかったら、それは君の祖先じゃないよ」
この雪の街で見かけたホムンクルスは、まさしくそのすり替えの為の「調達」中だったのだ。
…と言う事はミリアムの事件で連れ去られた赤ん坊こそが、
アイクが出会ってきたマルガレーテだということだろうか? と言う事はそれはすなわち…。
「ちゃんと元に戻してあげるよ。ただし、この事件が終わったあとでだけど」
「20年と言う時間はとても取り返せるものじゃない、人の人生を何だと思っている」
激しく憤慨するアイクに、自分は人間じゃないからわからないと飄々と答えるホムンクルス。
君のためにしてあげたのに、と、説教された事に機嫌を損ねたホムンクルスは結局闇に消えてしまう。

途方にくれるアイクの頭をいろいろな言葉が巡る。
「別の次元に送られても帰巣本能のようなものが働くみたいだ」
そういえばマルガレーテは未来の話に強い興味を示していた。
「長い旅の果てに帰ってきたような、そんな心地よい感じがこの時代にはあるの」
ダナの言葉だ。現代では孤独を感じていたと言っていた。誰からも必要とされていなかったと。
ひょっとすると、すり替えられた本物のマルガレーテは、現代で出会ったダナなのでは…?

しかしいつまでも考えている時間は無かった。何はともあれ20分の時間しか与えられていないのだ。
ホムンクルスの協力は得られなかったが、なんとかもう一度フーゴを説得しなければならない。
再度転送装置を操作し、現代へとわたる。

347 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:55:14 ID:RtaFwVfy
終章(6/7)

現代。広場はすぐそこだがアイクにはまだ行く所があった。フーゴの言動に気になる所があったからだ。
訪れた先は、今まで数々の助言を授かってきた占い師の館。地図上では「旧錬金術師の館」である。
普通ならこんな深夜に営業していないはずだが、予想通り占い師はいつもの笑みで迎えてくれた。

アイクは占い師に尋ねる。「あなたは何者ですか?」と。
「あなたも何か見当がついたからやってきたのでしょう?」
フーゴは母を蘇らせる事に失敗したと語った。それに「救う」とも。
それはただ失敗したのではなく、何か不完全な形で成功してしまったのではないだろうか。
「私はかつてヘレナという人間でした…」
ヘレナは語り始める。フーゴがワーグナーのホムンクルス製造機で母を蘇らせようとしたことを。
そしてその試みは失敗し、ヘレナの魂だけがこの世に呼び出されてしまったことを。
魂のみで現世に干渉する術を持たず、自分と同じ立場にあるアイクと出会うことを待ち続けていた。
そして、ホムンクルスと目的は違えど、アイクを死の運命から解き放とうとしていたのだ。

数百年間休むことも許されず現世を漂い続けたヘレナは、死者の声を聞くことで数々の知識を得てきた。
ホムンクルスはワーグナー博士が作り出した存在ではないと語る。
あれは「賢者の石」に封印された魔のようなものだと。
「私の役割も終わりが近づいてきたようです…」
自分に伝えられる事の全てを告げ、アイクに対しても干渉する術を失っていくヘレナ。
「あなたのしたことは決して許されることではないが、私だけはあなたを許します」
フーゴにそう伝えて欲しいと呟き、声は途絶えた。
気がつくと、館は廃墟に変わっていた。

348 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:56:10 ID:RtaFwVfy
終章(7/7)

廃墟から出てきたアイクの前に様子を見に来たホムンクルスが現れる。
「そうだ、死者の魂を呼び出すことはできるか?」
ワーグナー博士を魂を呼び出して、フーゴを説得してもらおうというアイディアである。
そんなのおやすいご用さと、ホムンクルスは飄々と言ってのけ、何やら呪文を呟きだした。
地面が光を放ち、光の輪からワーグナー博士が現れた。どうやら成功のようだ。
「君は確か賢者の石を届けてくれた…」
意識を取り戻したワーグナー博士にアイクは事情を説明する。
息子が凶行に及んでいることに心を痛めてか、「彼」は快く了承してくれた。
「私が行きます。あなたはここで見ていてください」

「そ、そんな…、父さん、父さんなの?」
死んだと思っていた父親の出現に戸惑うフーゴ。
しかし、「父」の説得にアイクに危害を加えないことを誓い、マルガレーテを解放した。
「私と一緒に行こう…」
全てがうまくいったと思った次の瞬間、フーゴを抱き寄せた「父」の足元から煙が噴出した!
異変を察知し「父」の顔を覗き込むマルガレーテ。「父」は娘を横目で見、にやりと笑った。
「お父さんじゃないの!?」
なんだって! アイクが駆けつけるが時既に遅し。
怪しげな煙とともにフーゴとワーグナー博士は闇に掻き消えてしまっていた…。

「ご苦労様」
いつの間に出てきていたのか、市庁舎の柱にホムンクルスがもたれかかっていた。
「二人はどこへ消えたんだ!」激昂するアイクに、知らないよとおどけて見せるホムンクルス。
ワーグナー博士はまだ死んでいないため、魂を呼び出すことはできなかった。
代わりに人形を呼び出して一芝居売ったのだと言う。
でもこれで片がついたでしょ? と、ホムンクルスはやはりおどけてみせる。
「結局俺は良いように利用されていただけか」
「嫌だなぁ、人聞きの悪い言い方しないでくださいよ」
やり切れない気持ちで呟くアイクに弁明するホムンクルス。
「まぁ、でもいくら不老不死のボクでも生まれる所を妨害されちゃうと、ね」

349 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:58:11 ID:RtaFwVfy
エピローグ─エンディングA(1/3)

「ああそうだ、あれ返してくださいよ。転送機」
憮然としたまま突っ返された転送機を受け取る寸前、思い出したかのように
「そうだ、そこのお嬢さんを元の時代へ送ってあげなさいよ」
いきなり話を振られて戸惑うマルガレーテであったが、確かにもともと過去の時代に暮らす人間だ。
このまま放っておくわけにもいかないだろう。
しかし、この「マルガレーテ」は本来はこの時代に生を受けた人間なのだ…。
君はどうしたい? と問うアイクに、しばしの沈黙の後、
「私、ここに残りたい!」
今ある文献では、ワーグナー博士はあの日以来行方不明ということになっている。
フーゴがいなくなってしまった今、過去に戻っても一人きりの生活が待っているだけだ。
「一人ぼっちは寂しいもの。それにこの時代の空気、なんだか好きなの。
 不安はあるけど…今はこの私の気持ちにかけてみたい」
ダナと同じように帰巣本能が働いたのだろうか、それともこれが運命の力と言うことか?
なにはともあれ、マルガレーテは現代に残ると決めたのだ。
「そういうわけだ、これはもういらないよ」と再びつき返す。

350 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 06:59:19 ID:RtaFwVfy
エピローグ─エンディングA(2/3)
ふと、アイクの手から転送機がすべり落ちた。

ホムンクルスが慌てて手を伸ばした。しかしそれは彼の手の中で空しく踊り、地に落ちた。

落ちた衝撃で回路がショートしたのだろうか、
転送機は地につくと同時に小さな爆発を起こし、粉みじんとなった。

爆発のとともに吹き飛んだ転送機の破片が、ホムンクルスの頭を直撃した。
それと同時に勢いよく彼の頭から赤い液体が噴出す。
「し、しまった…!」
呻くホムンクルス。赤い液体は止まらない。むしろ勢いを増している。
身をよじって苦しみ、地に倒れ伏した。液体が流れ出すぎたせいか、体がどんどん萎んでいっている。
目の前のあまりの光景にマルガレーテはアイクの後ろに隠れ、顔を背けた。

そして彼の体はついに萎みきって赤い水溜りが残っただけとなってしまった。
それはまるで、溶けたルビーの様でもあった。
「これが…、ホムンクルスが今日消滅するって運命…?」

351 シャドウオブメモリーズ sage 04/11/25 07:01:08 ID:RtaFwVfy
エピローグ─エンディングA(3/3)

──その後、マルガレーテはエッカートの家に養女として引き取られた。
元の形に戻ったともいえる。彼女なりに幸せな日々を送っているようだ。
夏も間近に迫ったその日、マルガレーテとアイクはあの広場にやってきていた。
「あら?」
マルガレーテは広場に今まで見たことの無い物が存在していることに気づいた。
広場の中央に大きな樹木がそびえ立っているのである。樹齢500年はあるだろうか。
そう、アイクが死の運命から逃れるために存在自体をなくしたはずのあの樹木だ。
ふと、アイクは樹のうろに何か光るものを見つけた。
「これは…」
手に取ったそれは、赤く輝く宝石であった。

運命がまた静かに動き始めた…。

352 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 07:19:47 ID:xe1o29v+
シャドウオブメモリーズの人、乙です。

353 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 12:13:20 ID:Qplhhfif
正直な話、空気嫁って感じ…

354 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 12:38:51 ID:GM6xvpj1
シャドウオブメモリーズの人、お疲れ様でした。GJ!

355 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 12:55:47 ID:IPfv8bPJ
マグナカルタ書いてる中の人だけど
俺は別に気にしてないよん
どんな形であれ詳細書いてくれる人には感謝すべき
ともかく、乙

356 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 14:07:00 ID:kHZEB5+a
>>353
自分が興味ないからって、そりゃないだろうよ。

シャドウオブメモリーズの人、本当に乙です。


357 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 14:39:49 ID:Phevwzh+
シャドウオブメモリーズ、ここで読んでちょっとやってみたくなった。
あらすじかいてくれた人、乙。

358 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 14:45:29 ID:Sxaa+5Yd
シャドウオブメモリーズの人、長々と乙でした
マグナカルタの人もがんがって
続き楽しみに待ってますよ


>353
('A`)

359 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 16:36:59 ID:2cMXDUBF
シャドウオブメモリーズの人乙。

途中になってるルドラ、やってもいいですかね?

360 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 19:46:28 ID:Qplhhfif
>>359
とりあえずマグナカルタ終わるまで待ったほうがいいよ

361 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 19:53:43 ID:DZ6Ciajj
別に待つ必要ないと思うに一票

362 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 19:54:28 ID:RDmAVcjj
いや気にしないでいいだろ、空気嫁とか他のゲーム書くのを止めたりするほうがおかしい。
別にマグナカルタ専用スレでないわけだし。

>>359
よろしく

363 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 20:08:57 ID:nr503RQ7
うむ、マグナカルタいつ来るかだってわからんだろうし。

364 サガフロ2の人 04/11/25 20:35:50 ID:FyRkgYnl
シャドウ〜の人を空気読めないと批判するなら私も当て嵌まるわけで…

365 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 20:46:35 ID:tQTMRiTo
みんな、おちつけ。

366 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 20:50:31 ID:IrEZ0rVN
>>359
GO!GO!

367 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 21:25:08 ID:O1UmJzn1
シャドウオブメモリーズって他にも
エンディングあったと思うけどここで終わり?

368 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 21:42:37 ID:bNJutYOu
すべての職人さん、乙です!
とりあえずリクエストのあるものは、どんどん書いて欲しいな。
そのためのスレだと思うし、こんなに賑わってる時に水差す必要ないでしょ。
自分も>362の意見にハゲドーっす。

369 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/25 21:45:22 ID:8S3lQGz/
荒らしの相手すんな。ルドラ期待してます。

370 白き魔女 sage 04/11/25 21:54:21 ID:u8ofgrUH
英雄伝説III 白き魔女

・ゲーム解説。
ガガーブ・トリロジーと呼ばれるFalcomの「謳うRPG英雄伝説三部作」の先陣を飾るゲーム
であり、最後をかざるゲームでもある。発売順は、通例通り、
英雄伝説III→英雄伝説IV→英雄伝説Vであるが、時間軸は
英雄伝説IV(937年)→英雄伝説V(942〜943)→英雄伝説III(992)と流れている。
IIIはVの五十年後の世界である。()の数字は年号。暦はガガーブ暦という。

・世界観解説
 かつて世界は一つだった。だが、千年以上前に中央部に走ったガガーブという巨大な亀裂が
大陸を三つに分け、以後、分かたれた大陸はエル・フィルディン(西)、ティラスイール(東)、
ヴェルトルーナ(南)という別個の世界として歴史を刻むことになる。陸づたいに抜けようとすると、
大蛇の背骨と呼ばれる長大な山脈とガガーブの渓谷にはばまれ、海路を取れば、未熟な技術で
造られた船体が荒波に保たず海の藻屑と化す。
 各々の世界で、あまたの冒険者が世界の果てを見ようとガガーブを越えることを
夢見たが、ガガーブを越える者は937年まで現れることがなかった。なお、
何故ガガーブが生まれたのか、何故世界は三つに別れてしまったのか、それらの詳細は
英雄伝説Vで語られる。

371 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 02:43:40 ID:j2O0h7+6
>>353
お前がな

372 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/26 08:29:55 ID:hyHa0U6T
いい加減放置汁
そもそも今までだって詳細が錯綜することもあったのに、なんでコレだけ
妙なプレッシャーは勘弁
ドラクエ発売で今まで以上にペースダウンしそうだし〜

ともかく早朝張り

倒れ伏すアスタルを抱きかかえるリアンナ
アスタルの口から語られるテュルポという組織の実態
テュルポの頭はアスタルではなかった。「第三の男」ネイカンという人物の存在を知るカリンツ達。
最期にアスタルは「救援の光をネイカンに渡してはならない」と言い残し、静かに息を引き取る
「騙されてたってていい。一緒に生きてさえくれればそれだけで幸せだったのに」慟哭のリアンナ
「自分が何よりも復讐を誓った人物は、誰かの何よりも大切な人だった」
その事実にうちのめされたカリンツは、初めて、己の抱いていた復讐心の不毛さに気づく

連合軍はアスタルをテュルポの首魁として、ヤソンへのスパイ容疑とともに全ての罪を着せ
政治的に決着させようとした。
その過程でアスタルの妻であったリアンナにもスパイ容疑がかけられることを知らされたカリンツは
連合軍に処刑されるまえに自分達で逮捕する必要性をアグレイアンに説かれる
リアンナ達の元に向かい、まさに事情を説明しようとしたその時
兵士達が現れリアンナに襲い掛かる
夫の死に鞭打つような仕打ちに怒るリアンナは、カリンツが兵士達の手引きをしたのかと誤解する
群がる兵士達をなぎ倒し、リアンナ達はひとまずアマバトを脱出する。
連合軍にお尋ね者にされたリアンナ達は、追撃を振り切るため中立地帯、光の園エモンに向かうこととなる

アスタルの部屋を調べるテュルポたち。しかしほとんどの記録は隠滅され、どこかに運び出された後だった
「裏切り者」アスタルの用意周到さに舌打ちするテュルポ達

373 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/26 08:30:43 ID:hyHa0U6T
エモンに向かう道中、リアンナはどうしても一度自宅に戻りたいと話す
網を張られてることは明白であり、無茶だと諭すラウル&ジャスティーナであるが、リアンナは頑なに譲らない
結局リースも承知し、仕方なく一向はリアンナの自宅へ向かう
はたしてそこには連合軍も待ち構えていたが、とりあえず一蹴
リアンナは家内で、これだけは持って行きたいと形見の品を持ち出す
と、机の上にリアンナ宛に小包が送られていることに気づく
差出人は、アスタルだった・・
「恐らくこの手紙を読んでいる頃には私はもうこの世に居ないだろう」
おなじみの書き出しで始まるこの手紙には、テュルポで活動するに至るまでの詳細とあるレポートが同封されていた
カンとカルタの研究者であったアスタルは、ここ数年のカンの流れの異常原因を突き止めるため旅に出る
紆余曲折を経てテュルポという秘密結社に接触した彼は、組織の実態を掴むため内部に入り込む
テュルポはかつて闇のヤソンと呼ばれた者たちの末裔。その根底に流れるのは人とヤソン、両方への憎しみ
幹部にまで上り詰めたアスタルは、「第三の男」ネイカンの存在に気づく
この人物は連合軍の奥深くまで入り込み、ヤソンに情報を流していた。そしてヤソンからの情報も受け取っている
激化する戦乱の原因がこの人物にあると思い立ったアスタルは、テュルポを裏切ることを決意する
そして、自分の研究の詳細を書いたレポートをリアンナに託すことも
「愛しているよ、リアンナ」手紙はこの言葉で〆られていた
泣き崩れるリアンナ。何故自分に何も話してくれなかったのか
「リアンナを、巻き込みたくなかったんじゃないかな」リース
一方レポートの方は難解で専門家でなければ解読は不可能
連合軍の包囲が迫ることをひしひしと感じたラウル等は、一刻も早い脱出を提案する
一路、目指すはエモンへ

エモンに着いたリース達
エモンでは、確かに人とヤソンが共存していた。
しかし、それは決して理想郷ではない。むしろ厳然とした現実がそこにはあった
人とヤソン、両方から独立した存在。それはすなわち人とヤソン、両方から追われた存在。
光の園エモンは、そうしたはみ出し者達が肩を寄せ合って生きるしかなかった、せめてもの居場所だった
政治亡命という形になるリース達を決して歓迎しないエモンの住人達
それでもひとまずは匿ってもらえることとなった
エモンの族長はセイカンという大柄な老ヤソン
かつての8英雄とも面識のある悠然とした穏やかな物腰の人物だった
事情を聞き、リース達をねぎらうセイカン
一息ついたとき、連合軍の追っ手がエモンに到達する
兵士達の後ろには、カリンツ達の姿があった

374 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 08:44:50 ID:ZVzVq/8s
シャドウオブメモリーズの人はヘソ曲げちゃったかな?
Aってことは他のEDもあるはずなんだけど…

375 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/26 09:05:15 ID:Ddxy6XRE
マグナカルタの人乙

日本語とまとめが上手だね

376 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 09:22:04 ID:0WfmR8vv
シャドメモのエンドは4つだな。
うち2つはバッドで全部見ると最終ルートが始まったはず

377 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/11/26 13:26:27 ID:hyHa0U6T
ドラクエFG記念張り。
これから猿のようにやりまくりますノシ

迷わずカリンツ達と合流し、兵士達を蹴散らす
リース曰く「だって信じてるもの」
とはいえこれで紅の旋風も晴れてお尋ね者となってしまった
カリンツ達もエモンに入り、その実態を知ることとなる
セイカンと会い、今大陸で起こっている一連の事象を整理して考えてみる
彼の提案で人とヤソンの和平会談を取り持つこととなり
まずはラドリアンヌとアミラを引き合わせようということになった
カリンツ達は後顧の憂いを絶とうとアスタルから聞いたテュルポのアジトを急襲する作戦を立てる
リース達はラドリアンヌを迎えに行くため、危険を推してもアマバトへ戻ることとなった
以上の旨をアグレイアンに報告する
秘密結社のアジトに向かったカリンツ達は、とてつもない数のテュルポ達に迎え撃たれた
「どこが秘密≠ネんだよ!」とはハレンの言
一方リース達はアマバトへ向かう最中
対峙した連合軍の兵士にセイカンが暗殺されたことを告げられる


378 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 16:49:54 ID:DrbeSQ+B
マグナ乙
ドラクエ楽しんでおいでーノシ
でも絶対帰ってきて続き貼ってね

白き魔女も乙
実はリクエストしたの自分です
諦めかけてたのにやってくれてうれしい 続き待ってます

379 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 17:38:10 ID:9HlqCvmQ
マグナ乙!いいねー

380 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 18:01:15 ID:vYqW0L9G
盛り上がってるのはいいんだが、ここまでマグナマンセーな雰囲気だとなんか不気味だ・・・。

みんなあのゲームにそこまで期待してたのか?

381 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 18:56:18 ID:7DF6Fv3V
いや、スレタイ通りに「やるのが面倒だけどストーリーは知りたい」と思ってた
タイトルだからじゃね?

382 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 19:12:40 ID:PsINpNnb
マグナはストーリーが凝ってるという前評判だったからな

まあ何にしろスレが盛り上がるのは良い事だ

383 名無しさん@お腹いっぱい。 04/11/26 19:33:59 ID:Ddxy6XRE
マグナカルタクリアしたけど  シナリオはここ最近のRPGだと一番だと想う
幻水4やゼノEP2よりはるかに面白い

384 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 19:36:45 ID:Ddxy6XRE
あげてすまん

ついでに ステラデウスお願いします

385 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 19:44:24 ID:K3XmPoeJ
マグナの文が上手いので感心したのよ

386 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/26 20:19:30 ID:YU9HlTyP
マグナカルタやっているが>>383が言っているとおり地雷ではないな
結構面白い。
シャイニングティアーズをやった後だとロードも短く感じるし(´・д・`)

387 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 02:58:05 ID:2lYvo+l5
ドラゴンクエスト8希望

388 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 04:18:47 ID:UlTdkWwa
ゲームの評価は別のところでやれ
ゲームが面白かろうが詰まらなかろうがストーリーがわかればよし

389 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 08:38:40 ID:y2XhWn3M
ゼノサーガep2

楽しみにしてたソフトだったので2chのスレは前評判なども
一切見ずに予約して発売日に買った。

だけどあまりのアレっぷりにとうとうクリア寸前で投げた。
しかし、自分は今まで買ったRPGは全てクリアしてきてるので
どうもスッキリしない。

ラストダンジョンのオメガシステム?を
クリアすればその後どのような展開になるのか教えて貰えないだろうかな。

390 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 12:39:07 ID:95q2a6pI
>389
おまえ気が早いなぁ

391 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 14:34:39 ID:NgpVb1We
…マグナマンセーの人には悪いが、自分含めてこのスレで文が巧い人って見たことないぞ
物語調にしてる人らもライトノベルに影響された中学生みたいなレベルだし

個人的には箇条書きでまとめて欲しい

392 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 14:37:03 ID:JOYjCxfk
つまり厨房もプロ物書きも大差ないってことだな

393 390 sage 04/11/27 15:05:36 ID:95q2a6pI
上のレスは>387あての間違いだった
389氏スマソorz

394 白き魔女 sage 04/11/27 16:56:27 ID:Gr3Xu6ad
そもそもゲーム自体がライトノベルなのじゃ。

・白き魔女の舞台ティラスイール。
 ガガーブの東に広がる世界。フォルティア、メナート、チャノム、オルドス、ウドル、フェエンテ、
アンビッシュ、キドナの8つの国からなる。西に広がるエル・フィルディンや南に位置するヴェルトルーナに
比べると格段に文明の発達が遅れている地方だが、エル・フィルディンやヴェルトルーナと違い争いごとの
少ない平和な世界である。
詳しいことは公式サイトのゲーム紹介でも見てやがれ→ttp://www.falcom.co.jp/ed3_win/index.html

・チャッペルとカンド
 ティラスイールにおける魔法大系。チャッペルはチャペルの名から連想されるとおり、回復と援護を
司り、杖を精神集中の助けとする。攻撃魔法は二つのみで、うち一つは攻撃を受けた際の反撃時に
しか使えない。カンドはロッドを精神集中の助けとする攻撃系の魔法で、自然物の操作から、
果ては時間すら停止させる。本来、チャッペルとカンドは一つの魔法として存在したが、五十年程前
オルドスの地に大聖堂を建てたオルテガという男によって、力の調和を保つことを名目に二つに分けられた。
なお、チャッペルとカンドの両系統の魔法を極めるには天才的な才能を必要とするらしい。

・大魔導師オルテガ
越えた者は無しと呼ばれるガガーブの壮大亀裂を転移魔法の力によって踏破した唯一の男。
全ての魔法を操り、エル・フィルディン、ヴェルトルーナに異界の魔導師としてその名を残している。

395 白き魔女 sage 04/11/27 17:37:27 ID:Gr3Xu6ad
・巡礼の旅
 ラグピック村に伝わる成人の儀式。14歳になった少年と少女の二人が、銀の短剣を持って各地にある
シャリネと呼ばれる祠を訪れるもの。古にある魔女の巡礼を模したと言われる。かつては世界中で少年少女の
成人の儀式としてもてはやされたが、
最後に魔女の巡礼を行った白き魔女の悪評が広がるとともに廃れ、
今ではラグピック以外にその風習を残す村はない。

・白き魔女
 異界よりティラスイールを訪れた最後の魔女。ティラスイール各地のシャリネを渡り歩くと同時に
その地に様々な予言を警告として残した。彼女の出生の謎は『英雄伝説V 海の檻詩』のなかで明かされている。
その巡礼の旅は人々の迫害にあう危険なものだったと言われる。ガガーブ暦972年、ティラスイールより
その姿を消す。

・シャリネ
 異界より訪れた魔女が魔法の力で築いた社。奥に安置された魔女の鏡とよばれる魔法機械は、
銀の短剣を引き金として、過去現在未来の事象をヴィジョンとして映し出す。

序章 小さな巡礼者

 物語はフォルティアの片田舎、ラグピック村と呼ばれる小村から始まる。
巡礼の旅に出かける前日、父親に狩人の息子なんだから自分の門出を祝う料理の獲物くらい自分で
捕まえてこいと言われた少年ジュリオは、西の原に大イノシシを捕まえに行く。
西の原では、薬草を取りに来ていた幼なじみのクリスが大イノシシに襲われそうになっていた。
身を挺して助けたジュリオは見事大イノシシを仕留める。

・旅立ちの朝
旅立ち前に村の長老が銀色の短剣を二人組の盗賊に盗まれそうになるが、村外れに住む
ラップ爺さんのおかげで取り返す。改めて長老の祝いの言葉を拝聴した後、ラップ爺さんから杖を
受け取ったクリスは、ジュリオとともにディーネのシャリネに出発する。

今更主役の紹介なんていらないよな……

396 白き魔女 sage 04/11/27 17:43:59 ID:Gr3Xu6ad
 ・ディーネのシャリネ(水)
魔法の鏡を見るが、映し出されたのは伝え聞いた美しい風景ではなく、暗雲が立ち込め山が陸地を
襲う不吉な光景だった。不安がるジュリオとクリスの二人に
シャリネの長老は、「よ〜く考えよ〜」と言うだけでなんの助けにもならない。この後、二人は
ラグーナから船でメナートに渡り、ネガル島をめざす。そこに、テグラのシャリネがあるのだ。



397 白き魔女 sage 04/11/27 18:01:11 ID:Gr3Xu6ad
・銀の短剣
巡礼の旅人の証。これを持った14歳の少年少女は、巡礼の旅の間、無料で宿を利用、無料で船に
乗船させてもらえ、通行手形無しで関所を通過できる。まさに至れり尽くせりの便利な代物。
原型は英雄伝説Vのあるアイテム。

 ・フォルティア ラグーナ
船着場に到着した船を前にしてジュリオが興奮しているとクリスの姿が見えなくなっている。クリスの姿を求めて
町中の人に話を聞くと、船着場のキップ売り場の側にある隊長から脱走兵が町に隠れているという話を聞かされる。
一通り町の人に話を聞いた後に酒場のテナーという人物から、クリスが武器屋の主人と話しているのを見た人がいるという情報を入手。
武器屋の主人に案内された裏の家では、クリスが脱走兵の看病をしていた。事情を聞いたジュリオが店で買ってきた薬を飲ませると、
脱走兵は回復する。彼の口から宰相のレバスが軍の兵士に怪しい命令を出しているらしい。
 ほとぼりが醒めるまでここに引きこもるという兵士に見送られた後、ジュリオはクリスに誘われて、
彼女の伯父であるハックに会いに行く。白き魔女の研究者として知られるハックは、この手の学者にありがちな
経済観念ゼロの貧乏神。会いに来た二人の目前で、借金取りゴッチに追いかけられたハックは
窓から飛び出して逃げて行った。


398 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 18:05:24 ID:/j5EzY0Z
>>389
オメガシステムって教皇がいたとこだっけ?
教皇ボコった後アルベドが復活してジュニアが決着をつける事を決意。
一人でデュランダルを出ていく。(モモだけ見送る・感動的シーンの筈が見せ方と音楽のチープさに泣ける事必須)
アルベドの元へ辿り着くまでに色々な幻覚(主にアルベドのキティぷり)を見せられた後、モノホンとタイマン。
倒すとアルベドが中途半端にいい人っぽくなってパトる。
心神喪失状態になりかけたジュニアをサクラが励ましにやって来て、サクラの言葉には癒された安堵感からかジュニア気絶。
倒れ込んだジュニアをケイオスが受け止め(サクラもケイオスが化けてた?)、
ジュニアの奮闘を見たケイオスが何かを決意。
その後、
ジンはやる事があるとか言ってまた失踪。シオンとの兄妹としての距離は少しだけ縮まった模様。
モモはミズラヒ博士と一緒に暮らす事に。ジギーはジュニアの要望でモモがいつでも会えるようデュランダル付きに。
モモ「その司令は誰から?」ジギー「代表理事です」モモ「ちび兄ちゃんですね」みたいなやり取りあり。
ジュニアは姉妹に犬を飼ってもいいか打診。白い毛に紫の目をしたアイフル犬に命名(名前忘れたがアルベドだかアルビノを弄ったような名前)
シオンは何のお咎めもなくコスモス・アレンと一緒にヴェクターに。

最後の最後、ヴィルヘルムが意味深な事を言ってシロレンジャー追加(多分アルベド)。
因みにガイナンはほったらかし。元に戻ってデュランダルに帰ってきたのか失踪したのかさっぱり。

ほとんどウロだから適当にしか書けないがラスダン以降はこんな感じだったと思う。

399 白き魔女 sage 04/11/27 18:11:41 ID:Gr3Xu6ad
・訂正
>>彼の口から宰相のレバスが軍の兵士に怪しい命令を出しているらしい。
→宰相のレバスが出す怪しい命令に従うのが嫌で軍を脱走したらしい。

フォルティア 鷹の爪号
 船長曰く、巡礼の旅人は客ではないから、働くように言われる。ジュリオは掃除、クリスは料理と洗濯が仕事だ。
 まずは、船室の掃除からだ。全ての船室をまわって掃除をしてボスレイのところに戻ると、今日の仕事は終了だから食事をして休んでくれと言われる。
 1日目終了。
今日のジュリオの仕事は甲板の掃除だ。掃除を終わったジュリオは、もっと仕事がしたいという。
船長に手頃な仕事がないか聞いてくれと言うことで船長を探す。話を聞きながら船倉に降りていくと、もういなくなった後だ。ウロウロしていると甲板に出て
行くのを見たと聞き、船首に行くと船長がいて、船首の見張りの仕事を頼まれる。
船首にいて動かずにじっとしているとクリスがやってきて、マストに登り洗濯物を取り込んでいく。その後も動かずにいると、客であるロジャー&テスがやってくる。
船長室に一緒に行って事情を聞くと、ロビーでくつろいでいるときにテスのコートがなくなり、船室においてあった懐中時計もなくなったらしい。
ガートンに船首の見張りにつくように言ってくれと言われてガートンに伝言に行く。船長室に戻ると紛失した件について調査をして欲しいと依頼される。
クリスのところに行って説明をすると、巡礼の旅人として調査しようという事になる。
船室をまわると、ヘストンという客も金のブローチがなくなったと言う。船倉に行くとボスレイが魚臭いと行って下に調べに言っている最中に、
密航者ハック伯父さんが登場する。ボスレイが戻ってきて一緒に船長室に行くと、ハックは6番船室に幽閉される事になる。
船長室に泥棒の手配書があり、船室から出てこない2人組の男女が怪しいということになり、船長とブルトの4人で2人組のところに行く。
この二人組が冒頭で銀の短剣を盗もうとした二人組の盗賊である。名を男の方はグースといい、女の方はシャーラという。
2人組みは船酔いがひどいということで、船長室に船酔いを取りに行くように船長に命じられる。船長室に行くが、船酔いの薬はない。
今度は船倉に取りに行ってくれと言われて、取りに行く。ネズミを倒して薬を入手して上に上がると、みんな眠ってしまっている。
船首に行って推理を行う。
  ・犯人の目的→お客の持ち物を盗むこと。
  ・犯人は何を盗んだか→コートと時計
  ・どうやってみんなを眠らせたか→紅茶に睡眠薬を混ぜた
  ・ズバリ犯人は→お金持ちのへストンさんという推論が成り立つ。
ヘストンを追いかけて行くと、船酔いから回復したグースとシャーラがヘストンから荷物を奪い返し、ヘストンは海の中へ逃亡する。
今度はグースとシャーラの二人が荷物を奪って逃走を図る。長い追いかけっこの結果、ふと我に返った四人は誰も船を操縦していないことに気がつく。
操縦をできる人間はいないかと聞くが、誰も出来ない。ハックならできるかもしれないとクリスが言い出したことで幽閉されたハックを連れてくる。 
ハックの指示で船の帆を操作して、めでたく無事にメナートに到着することができた四人。
眠りから目を覚ました船長にお礼として100ピア貰い、みんなと別れる。

400 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 20:35:21 ID:UlTdkWwa
白き魔女の人、乙

>>391
このスレに文章の巧拙を求めるなんて恥ずかしい事やめろよ
上手さの意味がちがうだろ

401 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/27 21:02:35 ID:XDotXMQF
>>389
まとめサイトに書いてあるわ

402 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/28 07:39:35 ID:cbGQ849P
塚、ここで言う「文上手い」=「よくわかったよ!」程度の意味だと思うが。
人とダベっててゲームの内容教えてもらう時に
誰もプロのトークライブみたいの期待しないべ?それと一緒。
たまたま上手い奴が書いてくれりゃもーけ。
だけど結局内容が分かればいいんだから、そのゲームを知ってて、
書く意志がある奴が上手い下手関係なしに書けばいいんじゃね?
文の巧拙言ってたら誰も書き込めねーだろ

403 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/28 18:10:07 ID:fVWbf7R1
>>402
禿ど

404 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/28 23:19:07 ID:2MGto9Ts
みんな変なのは相手にしちゃだめだよ
専用ブラウザ使ってる?
こんなときのためのあぼ〜ん機能だよ

405 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/28 23:30:21 ID:1XG3/RAV
ストーリー紹介スレでストーリー以外をべらべら語るな鬱陶しい

406 白き魔女 sage 04/11/29 00:20:48 ID:M+iLkV3E
メナート ニーリ

 ジュリオが川を眺めていると、子供に激突されて銀の短剣を川に落としてしまう。
すると街の人が手分けして川を探してくれる。
 アルデに向かって出発

メナート アルデ

 流氷に乗ってきたアザラシが村の回りの海に住みついていて、ネガルまで行く船が出せないらしい。チッタへの道も、崖崩れで通れない。
 仕方ないので、崖崩れのところに行ってみると、ミゲルという老人が足をくじいて倒れていた。
 爺さんからアルデ村から息子のトバイを呼んできてくれと頼まれて、その通りにすると、。
 ミゲルがトバイに命令してジュリオたちをネガル島まで送ってもらえることになる。
 船着場にはアザラシが眠っていた。アザラシを起こさないようにこっちに来い、とトバイに言われるが、
 その声の大きさにアザラシが目を覚ましてしまう。
 コマって宿屋に行くと行商人からアザラシのエサを貰える。また船着場に行き、アザラシのエサを海に投げて
 アザラシが食べている間に船に乗る。これでやっとネガル島へ出発
タラッタ号の中を散策して甲板の上に出ると、ネガル島の沖合を巨大なコブのようなものが、南に向けて移動している。

あれがガルガと呼ばれる大海獣。その全長は50ミロは軽く超えるらしい。


407 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 00:20:59 ID:ma4nNeFG
お前もな。
てかこのスレでストーリー以外がべらべら語られるのなんていつものことだろ。
ウザイと思うんなら偉そうな事上から言う前にまずお前が何かリクエスト消化するなりして雑談打ち切れ。

408 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 00:28:52 ID:ma4nNeFG
あーあ、やっちった。白き魔女の人ゴメン。

409 白き魔女 sage 04/11/29 00:40:34 ID:M+iLkV3E
第1章 テグラの宝石

テグラに到着した二人。ガルガに襲われて街は壊滅状態になっている。
シャリネ(地)もガルガに襲われたようだが、魔女の鏡だけは大丈夫だったようだ。魔女の鏡を見るが、
またもや不吉な光景を見てしまう。次はアンビッシュにある炎のシャリネ、イグニスである。。

 港への帰り道、ケビンという老人に頼まれて、泥炭の沼に沈む宝石を三つ取ってくるよう頼まれる。
ケビンじいさんの所に宝石を持っていくと、お礼に100ピアと真紅の炎を1つ貰う。その後、トバイの
船でメナートに戻る。

・泥炭の沼に沈む宝石
 真紅の炎という。泥炭(最下級の炭)の沼のなかで膨らむ性質を持った奇妙な石。
また、一定以上の大きさに育った真紅の炎は、少しの衝撃で爆発する爆弾と化し
魔力、物質を粉々に破壊する危険物になりかわる。なお、魔力をぶつけると、急激に膨張する。
その色彩から宝石として珍重され、芋すら育つことのない貧土に住まうテグラの人間は、
この石を売ることでなんとか食いつないでいる。この石の育て方をテグラの住人に教えたのは
白き魔女。

410 白き魔女 sage 04/11/29 00:47:44 ID:M+iLkV3E
メナート

 がけ崩れがまだ直っていないということで、トバイはその先の岬まで船で
送ってくれた。次の目的地であるイグニスのシャリネを向かうには、まずチッタという
町へ行かなければならない。
 チッタでは海を見ながら、一人の男がたそがれている。腹が減っているらしいので船で貰った麦を
あげると上手そうに食べ始めた。男のの名前はアルフというらしい。
 その後、町を出てネルバに行こうとするとが、ガルガで危険だと兵が通してくれない。
困っていると、相談に乗ってくれたアルフが兵士と話をつけてくれる。
 何故かアルフと一緒にネルバへ向かうことに。

 ネルバもガルガに襲われて、町も城も壊滅状態になっていた。
一人の老人がジュリオ達に白き魔女の予言を教えてくれる。
「災いの山は海からあらわれ都をガレキと化す」。アルフはその言葉がアンビッシュにも残っているという。
ネルバがこうして予言通りにガルガに破壊されたということは、アンビッシュも危ない。
アンビッシュに急いで向かうジュリオ達。

411 白き魔女 sage 04/11/29 00:57:24 ID:M+iLkV3E
メナート 

 トパーズ海岸でローディという青年と出会う。ローディはテグラのケビン老人の孫。ある日、
漁のさなかでガルガに襲われた彼は、そのときに父親を亡くし、以後網を捨てて剣を持ち、ガルガへの
復讐のために生きるようになってしまった。
 彼はアンビッシュのボルトでガルガを迎え撃とうと思っているらしい。
その根拠は魔女の予言にあった。、テグラで「大地が実りを忘れしとき、山は海を越え人々のなげきが
こだまする」と予言した白き魔女は、ネルバとアンビッシュでは「災いの山は海からあらわれ都はガレキと化す」
と予言したのだ。折しも、今年はテグラもメナートも突然の寒波に農作物の大半をやられ、凶作の年となっていた。
恐ろしいことに二十年も前に残された白き魔女予言は、現在起きている全ての事象を言い当てていた。
 復讐に燃えるローディは彼らと一緒に行くのを渋るが、持ち前の強引さでジュリオとクリスの二人が
強制的にパーティーに加える。


412 白き魔女 sage 04/11/29 01:09:03 ID:M+iLkV3E
メナート テュエール

 船着場の漁師から、ガルガがロップ島で眠っているのを見たと話を聞ける。その様子は、まるでクッションに
 うつぶせになって寝ているクジラのようだったらしい。
 ローディの話では、ガルガは一度眠ると、何日も眠りつづけるらしい。今のうちに先回りして、
 ガルガより早くボルトに着くのが良いのだが、ガルガを恐れて誰も船を出さないため陸路で行くしかない。
ローディがボルトで魔女に一夜の宿を貸し、面倒を見た老婆がいると聞いたことから、話を聞きに行くことになる。
彼女の口から白き魔女の名が分かる。魔女は決して本当の名前を明かさないものらしいが、この老婆にだけは言ったようだ。
ゲルド。それが白き魔女の名前。更に老婆の口から、災いの山(ガルガ)に対処する方法が聞ける。
「災いの山は止めることはできない。人々に唯一できるのは、灯りの道を指し示すこと」
炎を並べてガルガを誘導できると解釈したアルフとローディ。これならば、ガルガが上陸する場所をボルトからそらすことができる。
アルフがノルディック王を説得し、炎の道を作るのに必要な物を揃えてもらうとしようと言うが、はたしてメナートのノルディック王に
謁見することはできなかった。すると、アルフが衛兵隊長に話をつけ中に入っていく。城門から出てきた
アルフが、ノルディック王はボルトの沿岸を覆うだけの松明を用意すると承諾したという。
資材を集めるのに3日、船を港に呼ぶので4日、さらにボルトまで海路を2日。
それまでにガルガが動けば全てが終わる。時間との勝負が始まる。こうして、
ボルトに行く前に宿屋で一行が休むなか、モリスンという男がアルフを迎えにくる。
三人から黙って去っていく際、アルフは自分の指輪をはずしてテーブルに置いてから行くのだった。

メナート 双竜谷の関所
ボルトへ向かうジュリオ、ローディ、クリスの三名。
関所の前では、一人の老人が門番ともめていた。チャノムのダイスという街に行き、ギャンブルをやりたいらしいが、
孫の門番が通行を許してくれないようだ。
爺さんは、勝手なことにこの人たちと一緒に行くとい言い張り、強引に旅の仲間になってしまう。
ダイスまでで良いということでしかたなく了承する三人だった。

一章終わり。

413 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 03:08:12 ID:m76R9YKM
>白き魔女、乙です
続きに期待

>>407-408
最悪

414 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 15:38:57 ID:b24/wAx5
KOF R−1とKOF京を予約したいのですがよろしいでしょうか?

415 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 17:39:51 ID:5gv6RkAy
断然OKよ

416 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 17:41:36 ID:5gv6RkAy
と思ったらKOF京は>>39でやってるね。

417 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 20:33:17 ID:Yi2QdIG6
SaGa3予約していいですか?
まとめサイトにもまだなかったんでお願いします

418 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 20:46:44 ID:H/2v+zDn
このスレで言う「予約」は「執筆予告」の意味なのだが・・・

419 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 20:48:57 ID:ZgEsFxTH
エースコンバットシリーズをキボン


420 KOF R-1 sage 04/11/29 21:34:14 ID:b24/wAx5
>>414です。京の方は確かに>>39さんがまとめてくださって
ますね。確認不足でした、不覚orz

さて、R−1のストーリーですが・・・ぶっちゃけKOF97です。
そのまんまです。うわっなにをすqあwせdrftgyふじ
本作では厳選された(というか容量のせ・・・ごほん!)キャラ達が
画面狭しと暴れまくります。

登場キャラ:三種の神器チーム(京・庵・ちづる)
      ニューフェイスチーム(社・シェルミー・クリス)
      テリー・リョウ・舞・ユリ・キム・アテナ・真吾・レオナ
      94版の京(以下隠しキャラ暴走庵・暴走レオナ・オロチ社
      オロチシェルミー・オロチクリス・オロチ様)

正規のチームEDが2つくらいしかないのですが、その代わりエディット
チームEDは凝っています。京・庵・テリーで太陽・月・星チームだとか
全部詳しく書かないのは皆さんにぜひ自分で見つけて楽しんで欲しいと
思もうからであって決してめんどくさいというわけでは(ry

蛇足
ついでにR−2のストーリーはKOF98です。
KOF本編を一度でもクリアするとキャラクター育成ゲームのノリ
で特撮のオマージュに溢れた新しいモードがプレイできます。




421 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 22:25:04 ID:N4i7dDK1
>402の基準からすると、>>420の文は下手だな…
正直さっぱり意味がわからんし、ストーリーにぜんぜん触れてない

422 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 23:13:33 ID:ofqQ6R4s
>さて、R−1のストーリーですが・・・ぶっちゃけKOF97です。
まぁ、この通りなんだろう

423 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/29 23:50:46 ID:qXTLVucJ
>皆さんにぜひ自分で見つけて楽しんで欲しい
それがめんどいっつー人が話を聞きに来るのがこのスレなんだが…

「めんどくさい」んなら初めから「書く」とか言わなきゃ良いじゃん…別に義務じゃないんだし…
それをかくって言うんだからうろ覚えでも一行づつでも良いからせめてED位は書けよな…
真ん中書かなくても最初と最後さえ書いとけば一応説明したことにはなんだからさ…

424 白き魔女 sage 04/11/30 00:22:31 ID:EIvpOC4C
チャノム ダイス
 強引に同行してきたジジイの名前はルーレという。彼は町に入ると、さっさとカジノに行ってしまう。
 後からカジノに行くとルーレじいさんがボロ儲けしている。話し掛けるが、耳に入らないようだ。
アンビッシュにはまだ行けない。仕方なく南のダーツへ。

チャノム ダーツ
 この村の住人には気力というものがない。隣のダイスと比較して悲観ばかりしてスネている。
 最初はダイスにも負けないくらい豊かな村にしようと努力したが、これだけ差をつけられてしまうと、
 負け犬根性が身についてしまってどうにもならないらしい。
 村長が、キタラ弾きのトロバが来た時は、一瞬だけ明るくなる。
 その時にみんなに、もう一度がんばるように言ってみようというのでトロバがくるのを待っている三人。
 いくら待っても来ないので、ダイスに戻ることになってしまった。

チャノム 毒沼地帯
 ダイスに戻る途中、キタラ弾きのトロバに会う。魔獣に襲われて、キタラを川に落としてしまい、見つからないというので一緒に探すことになる。
そしてダーツへ。
 トロバが演奏する前に、村長が演説をする。今までワシらは隣のダイスと比べていじけてばかりいたが、それではだめだ!。
 トロバの演奏を聞いてみんなで勢いをつけて生まれ変わろうじゃないか!
 こうしてトロバが演奏をはじめる。しかし、ここでキタラの弦が切れてしまう。
 盛り上がっていた村人のやる気も、弦が切れたのと同時に消し飛んでしまう。
代わりの弦はないのかと聞くと、村のはずれのクロワ婆さんの所にあるという。
キタラをばあさんが直すまでの間、巡礼の旅人であるジュリオとクリスの二人に彼女が白き魔女の話をしてくれる。
二十年近く前に人々から迫害を受けるゲルドをクロワはかくまった。「何故迫害されてまで旅を続けるのか?」というクロワの問いに、、
ゲルドは「避けられること避けられないことがある」と答えたらしい。
直ったキタラでトロバが演奏をはじめると、みんなが集まってきて演奏を楽しみ、またみんなでがんばろうということになる。

チャノム ダイス
 ルーレじいさんを見にカジノに行く。ディーラーとルーレットをするが、だまされて身包み剥がされてしまう。
 ルーレじいさんが間に入ってくれて宿屋で待っていろと言うので、待っていると所持品を取り返してきてくれる。
 交換条件に官邸のバロンに会いに行くのに一緒に行ってほしいといわれる。
バロンの話では、ルーレじいさんはカジノで儲かった金を全てつぎ込んでスラムの人々を助けようとしている。
その金でレンズ豆の種をバロンに仕入れさせて、カジノで儲けた金でそれを買っているという。
レンズ豆の種を持ってダーツまで付き合ってほしいといわれて一緒に行く。
最後の別れの時、バランはルーレを「トーマス」と呼び、ルーレはバロンを「ラモン」と呼ぶ。
トーマスの名に何故ジュリオが反応したかは、ファルコム公式サイトでキャプテン・トーマス
を調べればわかる。


425 白き魔女 sage 04/11/30 00:34:03 ID:EIvpOC4C
・キャプテン・トーマス
 ガガーブの西、エル・フィルディンの出身。
『英雄伝説IV 朱紅い雫』では白亜の帆船プラネテスI世号、『英雄伝説V』では
白亜の巨大戦艦プラネテスII二世号を操り登場する海の英雄。
 英雄伝説IIIでは70歳のしわくちゃの老人の姿で登場し、プレイヤーに時の流れの残酷さを
味あわせてくれる。その武勇譚は大魔導師オルテガの故事と並んでティラスイール中の子供の
憧れの的である。今はティラスイールのテュエールという街の一軒家に一人住む。棚にある航海日誌と
ラム酒から当時の名残を感じ取るのは難しい。

・ラモン
トーマスのライバルだった海賊王。黒い帆船黒竜号で全ての海を荒らし回った。
今は何故かティラスイールの片田舎にバロンという名前でひっこんでいる。


426 白き魔女 sage 04/11/30 01:02:54 ID:EIvpOC4C
〜 ダイスは豊かになる。 
  しかしダーツは名前さえも忘れさられるだろう。
  そして、その貧富の差が毒沼を生む。
  心は自然の大地や草木にも影響するものだ  〜

   白き魔女 ゲルド

アンビッシュ ドッタの砦

 ガルガがいるので危ないということで、通してもらえない。三都橋のところで会ったバッシンに、
 東の門番は気が短いから何度も話し掛けると、怒って追いかけてくるから出口がガラ空きになると
 教えてもらう。

アンビッシュ エルザ海岸

 またもや門番がいて中に入れてくれない。アルフが置いていった指輪を見せると・・・。
旅人を装った盗賊と間違えられて捕まってしまう。ボルトにある本部に連行されることになる。

アンビッシュ ボルト
 そこにはアルフがいた。何と、アルフはアンビッシュの王様だった。
 おなかがすいていて動けなかったところを介抱してあげたおっさんが、王様とは世の中分からない者だ。
 ガルガはまだロップ島にいるが、そろそろ目を覚ましてもいい頃で、いつ海を渡って来ても不思議ではないという。決戦は近い。
ここは、私たちに任せて君たちは巡礼の旅を続けるように言われてしまうが、戦いに参加しないで見ているだけならいいだろうと頼み、一応了承される。
本営を歩き回るジュリオとクリスは、カンドマスター・マギサと出会う。彼女は幼少時に白き魔女と出会い、
魔法の才能を見いだされた女性である。

 とうとう作戦会議が始まった。
 作戦その1:ガルガがボルトに迫ったら、漁火をたき、それによってガルガの進路を誘導する。
 ゲルドの予言に、灯りの道を作り、道を示せとある。この解釈があっていればボルトへの直撃は防げる。
 作戦その2:東の谷に誘導したガルガに対し、カンドマスター・マギサの力を借りて退路を遮断する。
 作戦その3:谷に閉じ込めたガルガをさらにネットにより動きを止め、一斉攻撃を与える。

作戦開始と同時にガルガが動き出す。ジュリオとクリスを残してみんな東の谷に行ってしまうが、
 こんなところで待っていられるかと血のたぎる二人は谷に行く。
ガルガは海岸までは来ているが、海から上がってくる気配がない。
ジュリオをおとりに使う鬼畜作戦をクリスが立案。採用される。
 海に入ってジュリオが騒ぐと、すぐにガルガが迫ってくる。
マギサの魔力が大地に亀裂を起こし、長大な隆起を呼ぶ。前後の岩壁に退路を断たれたガルガの動きが止まる。作戦は成功した。
すかさずネットを張って兵士が襲い掛かるが、堅い皮膚の前に全ての攻撃が跳ね返されてしまう。
ジュリオとクリスも戦いに加わることになるが、一足先に口元にたどり着いたローディが投げた真紅の炎
がガルガの口の中に炸裂する。固唾を呑んで見守るジュリオ達の前に、ガルガの口の中から奇怪な生き物が
這い出てきた。全魔力を使い果たした息も絶え絶えになったマギサが最後の力を振り絞って警告を飛ばす。
寄生獣バラー。ガルガの体内に潜みガルガを操ったこの事件の張本人。
真紅の炎の邪気を払う爆発に絶えかねて姿を現したのだ。

 魔獣を倒したために正気に戻ったガルガは岩の壁を楽々壊して去っていった。「ガルガが本気だったら
私たち勝てなかったわね」見送るクリスはそう述懐した。
しかし、ガルガに寄生していた寄生獣バゼラーを召喚したのはだれなのか? ともあれ、
寝る間も惜しんでガルガを追い続けたローディは魔獣との戦闘後、倒れてしまいしばらく絶対安静で体を動かしてはならないことになった。
ジュリオとクリスは別れを惜しみながら2人で出発する。次の目的地は、炎のシャリネ、イグニス。


427 白き魔女 sage 04/11/30 01:18:09 ID:EIvpOC4C
第3章 三都橋の幻影 (第二章はボルト決戦というのだが書いたっけ?)

アンビッシュ イグニス(炎)
 険しい大蛇の背骨を乗り越えて二人はシャリネにたどり着いた。二人ともずいぶんと強くなった。
 ラグピック村の面々は、こんな巡礼の旅を乗り越えた面々ばかり。実は恐ろしい強者ばかりなのではないだろうか?
 ま、そんなことはどうでもいいか。
 溶岩のたぎる部屋で魔女の鏡を起動させた二人が見た者は、燃えるような黒い星とその前に立つ
 男。一体この映像は何を意味しているのか。

アンビッシュ アンデラ・城下町

 街の人に話を聞くと、ジュリオとクリスを迎えるために、明日、料理コンテストが行われるらしい。

アンビッシュ アンデラ城
 アルフ・モリスンと話をする。
 ローディの具合は、医者に見せたところ、静養すれば心配はない。
 マギサは一度に魔法の力を使いすぎたために、症状がだいぶ重い。
 マギサはモリスンと同様にカンド魔法の使い手なのでチャッペル魔法は使えない。
 チャッペル魔法なら自己回復も容易だが、カンド魔法の使い手の我々では施す手段がない。
 ローディのような怪我であれば治療方法はいくらでもあるが、マギサの場合は、
 抜け出た魔法エネルギーを補充しなければならないらしい。
 マギサを慕うクリスがチャッペル魔法を使ってマギサを回復させる。
 ローディの様子を見に行くと、復讐はやめたという彼の言葉を聞ける。
ガルガ自身は本来おとなしい動物だし、今度のことだって本当に悪いのは、ガルガに住み着いた
魔獣だった。父親が殺されたのも、もしかすると今回のようにガルガが魔獣に操られたせいかもしれない。
復讐のために生きるのは命の無駄使いだとアルフに言われて考え直したらしい。
これからの人生の目標はメナートの官廷剣士になることだと言う。

 西の部屋に寝室が用意されているということだったので、そこに行って休もうとするが、
豪華すぎて落ち着かない。アルフに言いに行くと、宿酒場のドミンゴのところに行って休むように
言われる。その頃、兵士と侍女に化けたグースとシャーラが、明日の料理コンテストの最中に城から、財宝を
奪う作戦を練っていた。
 翌朝、エトスじいさんがローディ用の薬をくれる。宿酒場を出ようとすると、
ジョルノ料理長が迎えに来てくれる。城に着き、ローディに薬を渡しに行くと、クリスに料理コンテストに参加しないのか?と
ローディが余計なことを聞く。やる気を刺激されたクリスがジョルノのところに行き、コンテストに参加したいと伝えると、
了承されてしまう。城にある材料は、ご飯とキャベツ・岩塩・オリーブ油だけ。足りないものはクリスが下ごしらえをしている間にジュリオが調達してくることになる。

・クリス
料理がへたくそ

428 白き魔女 sage 04/11/30 01:25:08 ID:EIvpOC4C
 準優勝・優勝の発表の後に、賞状と記念品の贈呈があるが、ジョルノが忘れてきたことに気が付く。
ジュリオが取りに行こうとして部屋を出ると、グースとシャーラを見つけて捕物劇となる。

 城の入口で2人を追い詰める。なお、グースは地下倉庫に置いてあったガラクタとクリスが
料理に使った残りの材料を盗んでいた。しかし、その袋を落とした瞬間、中身ががらくたであることが発覚。
怒ったシャーラはコンビは解消と言って出て行ってしまう。
 こうして、シフールのシャリネに出発することになるが、ジュリオ達に恩義があるということで、
オルドスまでモリスンが同行してくれることになる。

アンビッシュ ドッタの砦

 ラグピック村の緑の高原で会った、シノンと再会する。恩人であるラップじいさんに会ってきたらしい。
そのとき、ラップという名を聞いたモリスンが大魔導師オルテガの話をしてくれる。オルテガの
俗性はミッシェル・ド・ラップ・ヘブン。ただ1人魔女の島に渡った伝説の大魔導師ということだ。
魔女の島とは、ティラスイールの内海に浮かぶと言われている魔女たちが住むという島で、
そこが魔法が生まれた場所とされているという。

チャノム 三都橋

 橋を渡っていると、モリスンがクリスに何か感じないかと聞く。チャッペル魔法の使い手なら、
通常とは違う気配をわかるかと思ったのだいう。クリスも何となく不気味な雰囲気を感じるらしい。
そのとき、後ろから歩いてきた老人とすれ違うが、ジュリオ達とすれ違うと男はいきなり消えてしまう。
門番に聞くと、そんなジジイは通っていないという。

ウドル 風谷の関所

 通常は、入国手続きの書類を自分で作らないといけないらしいが、ジュリオ達は巡礼者ということで、
係員が代わりに作ってくれる。待合室で待っているように言われるので、待合室に行くと、
グースが係員ナンパをしているが、ふられてしまう。係員が書類を持ってきてくれて、
西側から出ようしたところでグースが門番ともめている姿を目撃。先に行った連れ(シャーラ)が
通行証を持っていってしまって、書類が作れないそうだ。仕方がないのでグースを同行させることになる。


429 白き魔女 sage 04/11/30 01:33:40 ID:EIvpOC4C
 ミッシェル・ド・ラップ・ヘブン
英雄伝説IV、英雄伝説Vに登場する大魔導師オルテガの若き日の姿。三界(
ティラスイール、エル・フィルディン、ヴェルトルーナ)に敵無しと言われた強力な魔法使い。
今は魔力の枯れた、ただの爺さんである。

・魔女の島
異界に繋がる場所のある孤島。英雄伝説Vの舞台ヴェルトルーナにも同じ魔女の島があり、
ある一定の音波に反応して異界とこちらの空間の間に狭間の道をつくっている。
ラップはVの主人公とともに、そこから異界に入った。

・キャプテン・トーマス
本名 R(ロナルド)・トーマス

430 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/30 04:35:00 ID:s0/O0lzx
>424
随分と昔のゲームなのでこちらも記憶があいまいなのだが、この部分順番狂ってない?
確かカジノで騙されるのは最初にダイスに行ったときで、その後豆を持ってダーツまで行く。
なんで豆かというと、金を渡すと使ってしまってそれっきりになるが、豆なら食べられるし
蒔けばそこから収穫もできるから、でもみんなやる気を出してくれない、なにかきっかけがあれば…
って話だったような気がする。PC版と家庭用版で少し違うのかな。

431 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/30 12:32:28 ID:eDYbT8vG
白き魔女は、無印(PC-98)と、シナリオ再構成した『新』(Windows版)があるから、その違いかな?

432 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/11/30 22:58:33 ID:gDsAi+xo
シャドウオブメモリーズ、ずっと気になっていたからなあ。
ありがたやありがたや。できればエンディングも全部知りたい。

433 白き魔女 sage 04/12/01 22:04:51 ID:0ae+Muu/
第4章 聖獣の住む森

ウドル シフール

 シャリネに行こうとするが、用があるなら賢者を連れてきて、許可が出ていることを証明しろと番をしている男に言われる。
 街の中に、賢者はいないのでシフール城へ。

ウドル シフール城

 一回城の中に入り、一通り話しを聞いた後に、外に出てくると、賢者が座って待っている。
話をして、シフールの門番のところに一緒に行く。

ウドル シフール・シャリネ

 グースとモリスンは、シャリネに用はないと言うことで、宿屋で待っていることになる。シャリネにつくと、
突然シャリネは街から離れているから、お前たちを待ち伏せするにはおあつらえ向きの
場所だったと賢者が言いだす。この男は賢者ではなかったのだ。
 この男は幻術使いカジムという名で三都橋ですれ違った男だ。
おまえたちは我々のガルガ計画を阻止した。身をもって償ってもう。と言い、戦闘になる。
ギルバセラーは倒すこことができるが、カジムには一撃でやられてしまう。
 グースが様子を見に来てくれて助かることができる。

ウドル シフール

 モリスンはカジムを知っていた。
 幻術使いカジムは魔法を操る腕を買われ、悪しき者たちの片棒を担ぐことを生業としている者だという。
ガルガに魔獣を寄生させたのはこの男なのだろうか?
本物の賢者がどこかに捕まっているはずだということで、城を探す。一番右奥の部屋に幽閉されている。
シャリネに賢者と一緒に行く。またもやカジムの声が・・・
 一応確認によってみたが、生きているとは思いませんでしたよ、と言い戦闘になる。
カジムを倒すことはできたが、死に際にクリスとグースに呪いをかける。今は体に体調の変化は
ないようだが、カジムは一体どんな呪いをかけたのか・・・

魔女の鏡
 森の中に銀髪の女性が立っているのが見える。水牛みたいな動物も見える。
これらの映像は何を意味するのか。

オルドスへ


434 白き魔女 sage 04/12/01 22:08:52 ID:0ae+Muu/
ウドル グレイス山地

 オルドスが近づくにつれて、クリスとグースの具合が悪くなっていく。これはまさかカジムの呪いのせいでは・・・
 どうやら、カジムの最後の呪いは、オルドスに近づくほど悪化する体を蝕む病だったらしい。
カジムの目的はジュリオ達をオルドスに行かせないように妨害することだった。
ジュリオ達がオルドスに着くと、カジムの雇い主には都合が悪いのだろう。
ここでシフールに引き返したらカジムの目論見どおりの展開になってしまう。
 オルドスにはチャッペル魔法を使う名医がいるということで、シフールには戻らずにオルドスに向かう
ことにする。

ウドル 町区画

 オルドスに入ろうとすると、クリスとグースの顔色が悪いということで入国手続きを門番が代りに
やってくれる。呪いばらいならフィーロ先生に診てもらうといいと教えてもらい、ジュリオが先生を
探しにいく。フィーロ先生の病院は西にある、縦に長細い建物だ。

 フィーロ先生に会い、宿屋に一緒に来てもらう。
 クリスとグースにかかっている呪いはとても強力で、先生の力で直せるかどうかはわからないと言う。
とりあえずやってみようということでやってみるが、うまくいかない。
 バレンという人の家に、こんな症状の呪いの解き方が書かれた本があったから、それをもって来てくれ
ということでジュリオがバレンの家に行き、本を借りてくる。
 本によると、通常の呪いばらいが通じないほどの強力な呪いがかけられている場合、
特製の秘薬をもちい、解除する方法がある。
 現在では、秘薬の調合方法を受け継いでいる者は、フュエンテ国の調薬師リズのみとされている。
というわけで、ジュリオが一人でリズのところへ行くことになる。

フュエンテ 北ヒーツ街道

 シャーラを見つける。癇癪を起こしてグースを置いてきてしまった事を気にしているようだ。
シフールのシャリネでカジムに呪いをかけられた事を教えると、リズのところに一緒にいってくれること
になる。

フュエンテ リズの家

 リズに事情を説明する。呪いを解く秘薬の調合方法は知っているが、問題はそのための材料が
揃えられるかどうかだ。町や村で売っている物や森に生えている草ならともかく、秘薬をつくるためには、
特別なものが必要なのだ。その秘薬とは・・・聖獣アルグレスの角だ。フュエンテのアルグレスは
絶滅したけど、深い森が残っているウドルなら、まだアルグレスがいるかもしれない。
噂だが、ウドルには迷いの森があると聞いたことがある。アルグレスが今もいるとしたらそこだろう。
リズの一人娘フィリーが戻ってくる。彼らの話を聞いたフィリーが強力を申し出る。
フィリーは若いが、調薬の知識をしっかりマスターしているから、見つかりさえすればオルドスで調薬が
できる。フィリーが仲間になる。ハイゼンによってリズの薬を届けてから、ウドルへ向けて出発。

フュエンテ 北ヒーツ街道

 山賊に襲われるが、シャーラの立ち回りで山賊たちは逃げていく。

435 白き魔女 sage 04/12/01 22:14:24 ID:0ae+Muu/
ウドル シフール

 賢者に迷いの森の事を聞くと、こんな詩があると教えてくれる。「迷いの森はシフールの風を受けてこずえをゆらす」これはかつて、
白き魔女が歌った詩だそうだ。シフールの風が吹き込む森を探してはどうでしょうかということで、森を探す。

ウドル 静寂の森

 シフールから森をまっすぐ東に進むと、関所に行ってしまうので(実際に関所にいくことはできないが)静寂の森の中をうろついて迷いの森を
探すことになる。シフールから迷いの森に入って、上に進みながらいくとトネリコに行くことができる。

ウドル トネリコ

 ここにはラグーナで助けた脱走兵士の2人組がいる。パッドに事情を説明すると、村長が力になってくれるかも知れないということで取り次いでもらう。
 村長のところに行き、事情を説明すると、森の入口に案内される。

ウドル 迷いの森

 まずは、石碑を見つける。石碑に触るたびに、表の世界と裏の世界が入れ替わるので裏の世界の状態で、ウロウロしていれば
アルグレスを見つけることができる。要するに、最初に一回だけ石碑に触ってその後は石碑には触らなければ良い。
アルグレスを見つけると、アルグレスは立ち去ろうとするが、フィリーが話し掛ける。森にもあなたにも決して危害は加えない。
角を少し分けてくれと言うと、アルグレスはどうぞと言わんばかりに頭を下げる。フィリーが少しだけ削りとる。お礼を言うと、
アルグレスは森の奥に去っていく。

 森から出てきて村長と話をする。
 森の結界はかつて、白き魔女ゲルドが、森と森に住む獣たちを守るために作ったもので、20年前、この地を訪れたゲルドは、
消えていく自然や絶滅していく獣たちを憂い、ここに村を作り、森を見守るように言った。それがトネリコの村の始まりだ。
ここで映像の謎が解ける。あの時の銀髪の女性がゲルドだったのだ。
 カジムの呪いに苦しむクリスやグースを救うために、一路オルドスへと急ぐ。

436 白き魔女 sage 04/12/01 22:24:35 ID:0ae+Muu/
オルドス 大聖堂

 4つのシャリネを巡ってきた者でなければ、大聖堂に入ることはできない。4つのシャリネを巡ってきた者ならば
わかるはずだということで、5つの問いを出される。

 ・シャリネが司るものは水、地、火、風、空。ディーネのシャリネでは何を司っている?→「水」
 ・テグラのシャリネでは何を司っている?→「地」
 ・イグニスのシャリネでは何を司っている?→「火」
 ・シフールのシャリネでは何を司っている?→「風」
 ・魔法の鏡は真実のみを映し出す?→「いいえ」


437 白き魔女 sage 04/12/01 22:26:28 ID:0ae+Muu/
 神官レゾンの話
昔は、チャッペルとカンドという魔法の区別もなく、元来はは2つの境界などない力だった。だが、それでは力の
調和が保てなくなる恐れも予測される。自らも大魔導師であったオルドスの初代大神官オルテガはそう考えた。
 世の力の全ては、相反する2つの存在によってバランスが保たれているのだ。ひとつが全てを持ち合わせれば、
確かに力は万能になる。だが、比べるべきものが存在しない。過ちを正すすべがない。もしも万能の力を手にした
ものにオゴリが生まれれば、その者は力を使い、世界の調和を乱すかもしれない。
オルテガはそのことを危惧し、それまでに存在した魔法をチャッペルとカンドの2つに分けた。
闇と光があるように、月と太陽があるように。万物の法則にかなう調和を魔法にも求めたのだ。
これがチャッペルとカンド、2つの魔法の成り立ちである。

大神官のところへ。
真実を司る神官フォルトが「まろうどの賛歌」をパイプオルガンで弾いてねぎらってくれる。
塔の頂上で大神官はジュリオ達の事を待っていたと言う。鏡を見て、何が見えたか教えてほしいと言う。
ジュリオ達なら、今必要としているメッセージを受け取ることができるはずだ。大神官は毎日ここで鏡を見ている。
しかしそれが半年ほど前から、魔法の鏡は不吉な映像を映し始めた。渦巻く闇、ガルガの襲撃、そして星々を飲み込む
邪悪な妖気を放つ黒衣の男・・・。あきらかに、これから起こる大規模な災いの予兆に違いない。
ジュリオ達はここの魔法の鏡から、それまでに見た4つの鏡の総合的な答えを得ることができる。

 魔女の鏡を見る。
 ジュリオ達には映像だではなく、音?言葉が聞こえる。「ラ・ウ・ア・ル」と。
 兵士がたくさん集まっていて、フォルティアの紋章も見えた。どこかの天井に光る玉を見上げている男も見えた。

 魔女の鏡で見たことを大神官に話す。
 ラウアールの波が動き始めているほどの事態だったとは・・・。ラウアールの波とは、ひとつの文明が滅ぶときに
その大地を覆い尽くすと言われる破滅への波。つまり、ラウアールの波が流れるということは、
この世界が滅ぶということだ。
 しかし、ラウアールの波は異界の魔法を知る者でなければ召喚することはできないはず・・・。
 まして、この世界では、ラウアールの存在はオルドスでも一部のものしか知らない。
 異界の魔法使いがどこかにまぎれているというのか。そして、引き金となる国がフォルティア。
もしや、フォルティアのルドルフ王の身に、何かが起こっているのかもしれない。

 でも、魔法の鏡は真実を映し出すとは決まっていない。このまま放っておくとラウアールの波がくるという
予言だろうから、ルード城に行ってみよう。とはりきりだすジュリオ。

 5つの魔法の鏡と白き魔女ゲルドはどうつながっているのか大神官に聞く。
 大神官も20年ほど前にゲルドにあったことがあると言う。ゲルドは断片的な予言を人々に与えたが
ラウアールの波については口をつぐんでいた。
 ゲルドは、恐らくこのままではラウアールの波が現れ、世界が破滅の危機に直面することを予見していたのだろう。

 モリスン・フィリーのところに戻る
 モリスンにラウアールの波の事を告げると、やさしさから同行すると言いかねないので、モリスンには黙っていることにする。
 モリスンはアルフのところへ戻っていく。

 フォルティアルード城に向けて出発

 第5章へ


438 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/02 00:23:00 ID:dI9pLhQU
野暮なつっこみをするようですまんが、どこぞのサイトの文章写してない?
単にそこのサイトの管理人が書いてるだけかも知れないが…。

439 白き魔女 sage 04/12/02 00:58:38 ID:ppdDfGuW
・真実を司る神官フォルト
英雄伝説Vの主人公の五十年後の姿。彼が弾く曲が、Vで主人公達が探し求めたメロディーでもある。

・ラウアールの波
 元を質せば人の悪意の塊。千年以上前、この世界を作り上げた二柱の神が互いに戦った。結果として争いは
相打ちで終わるが、神々の支配から抜け出した『青の民』と呼ばれる民族は、共鳴魔法と呼ばれる魔法を作り上げ、
ヴェルトルーナとティラスイールのギドナ砂漠、エル・フィルディンの一部に一大文明を築く。共鳴魔法とは、
音波の制御によって確立した魔法大系。極めた者なら、歌声で発動させることも可能。ガガーブ歴以前、
青の民たちは共鳴魔法により、一大文明を築いたが、使用する度に害周波が蓄積されることに気がつき、
魔法文明との決別を決断する。害周波とは、人間が放出する濁気(負の想念)。
 これが蓄積されると、呪われた場が広がり精神レベルで空間を汚染する。何もせず、人が生きているだけでも
微量ながら放出しているものだが、破壊の感情による共鳴魔法を使用すると、一層増幅して放出される。
青の民は共鳴魔法の使用を禁止するが、時遅く害周波の塊は空を覆う程までに成長した。
 青の民はビオラリュームと呼ばれる兵器と、『害周波』から抽出した一部のエネルギーを使用し、
『害周波』の塊を異界に転送させるが。そのとき抽出した害周波のエネルギーが制御を失い、異界に送った害周波と
共振して大断層ガガーブが生まれる。
 これにより、大地はティラスイール、エル・フィルディン、ヴェルトルーナの3世界に分断される。
「害周波」監視のため、「青の民」の一部が異界に移住。共に移住した「害周波」の塊は「異界の月」と命名される。
 抽出した一部のエネルギー(闇の太陽)はヴェルトルーナのセルバートに封印され、残った青の民の一族が
それの監視についた。これ以降、『青の民』は歴史の表面から姿を消す。ヴェルトルーナ各地に先祖からの
役割を担った少数の人々が住むのみとなる。

・二柱の神々の争い
ティラスイールでは巨人タナトーシスと大蛇サーペントの争いとして残る。大蛇の背骨と呼ばれる長大な山脈は、
そのときの争いの名残である。神々の争いの決着は、英雄伝説IVで明らかになる。

440 白き魔女 sage 04/12/02 01:04:58 ID:ppdDfGuW
第5章 わかたれた湖

フュエンテ ホルク

 ホルクに入ると、道がすべて封鎖されていて、どこにも行くことができない。
フュエンテは北部と南部に分かれている。北部は兄のエネトン王がハイゼンで治め、南部は弟のキャラック王が
このホルクで治めている。2人は双子の兄弟で、生まれた時にケンカしないように、亡くなった女王が
土地を分けたのだ。
 少し前に、怪しげな旅人が現れ、王様の屋敷に入っていったが、それからホルクの様子がおかしくなりだしたらしい。
城内に入ったジュリオ、クリス、フィリーの三人はキャラック王から事の真相を知る。
 ひと月ほど前、ベラートという旅人が屋敷を訪れて、北のハイゼンの兄が、自分の領土を拡大するために、
このホルクを狙っていると王に告げる。ベラートに言われるまま、攻め込まれた時のために準備をはじめてしまい、
南北街道のルピナス湖のほとりに砦を作ってしまったのだが、最近ベラートを怪しいと感じて砦の建築を中止
しようと持ちかけたが、ベラートはすっかり軍師きどりで、王様が臆病風に吹かれて気が変わらないようにと、
王妃を人質同様に砦に連れて行ってしまったそうだ。
 砦の建築を中止したら、ベラートが王妃に何をするかわからない。
まずは、ハイゼンに戦う気持ちがないことを伝えてほしいと頼まれて、北フュエンテにジュリオたちが行くことになる。



441 白き魔女 sage 04/12/02 01:15:18 ID:ppdDfGuW
フュエンテ ハイゼン城

 キャラック王の親書を渡すことで、エネトン王もキャラックがハイゼンを狙っていないと知って安心する。
どうやって国民を安心させるか王妃も交えて悩む中、決が下された。
 クリスとジュリオが砦に忍び込み、王妃を助け出す。その間にフィリーが、急いでホルクに戻ってキャラック王に連絡を取り、
砦の南側の外でそっと待っていてもらうように取りはからう。そして、エネトン王にも同じように砦の北側で
待機してもらう。王妃を救出したら、ジュリオとクリスの合図で2人の王様に登場してもらいその場で握手をかわして
両国民を安心させるという手はずになる。

フュエンテ ホルクの砦

 見張りを山賊が出た作戦を使って騙して砦の中に入る。
 武器庫の武器をクリスの魔法で全て燃やしてから王妃の救出に向かう。
ベラートの部屋でカギを入手してから牢に向かう。
牢屋からカーリー王妃を助け出そうとしたところで戻ってきたベラートに二人は捕まってしまう。
そこへ、グースとシャーラが物を盗みに、山賊をつれて砦にやってくるが、
山賊の1人が兵士に見つかって大騒ぎになる。めげない二人だが、すでにクリスが武器を燃やしていたので
盗る物は何もない。

大騒ぎに乗じて王妃を連れて逃げ出そうとするが、またしてもベラートに見つかり王妃を奪われてしまう。
見張り台のところで、2人を見つける。
やはり、ベラートの目的は、砦を完成させて、南部の名代としてハイゼンに攻め込むことだったようだ。
人質を取られてどうしようもない二人だったが、運良く協力してくれたグースが、ベラートに石を投げつけて、
王妃を助けてくれる。気が付いたゲラートは、捨てゼリフを吐いてどこかへ消えてしまう。
こうして、合図とともに王様たちがやってきて二人で堅い握手。
捕まってしまうかもしれないと考えたグースとシャーラは逃げていった。


442 白き魔女 sage 04/12/02 01:22:23 ID:ppdDfGuW
第6章 動きだす予言

ギドナ バラカ

 町に入った途端、爆発に巻き込まれた二人は、気が付くと牢屋に囚われていた。
クリスを爆発事故の張本人砂漠の黒豹と間違えた兵士によってクリスは連れて行かれてしまう。
クリスは同じ牢に放り込まれたバダットという青年に、砂漠の黒豹について話を聞く。
砂漠の黒豹とは、最近出没するようになった過激なテロリストで、何を盗むというわけではないが、
金持ちの家に忍び込んでは警告状を残して去るらしい。警告に従わない金持ちには、今回のように家を
爆弾で粉々に爆発するそうだ。
 この牢屋は闘技場の地下で、主のバラカという男は、罪人を戦わせて見せ物にしているらしい。
バダットとジュリオはお互いが戦うことになるように仕向けて、その最中に隙を見つけて逃げるという作戦を立てる。

 2人は戦いながら脱走のことを考えるが、出口に兵士が立っていて逃げ道がない。
進退窮まった二人を助けるかのように、何者かが爆弾を投げ込み、見張りの兵を気絶させてしまう。
その隙を見て2人は闘技場から逃げ出す。外へ出ると見知らぬ女性が逃げる手引きをしてかくまってくれた。



443 白き魔女 sage 04/12/02 01:29:55 ID:ppdDfGuW
クリスの行方を追ってギドナのギドネルへ。色々あって、クリスを買い取った豪商ウルギットの
館に入り、真紅の炎を餌にクリスを返して貰おうとするが、運悪くウルギットの腰巾着カンダタに
正体がばれてしまい、牢屋の中に放り込まれる。

 牢屋に放り込まれた二人を、砂漠の黒豹が爆弾で壁を壊してジュリオ達を助けてくれる。
砂漠の黒表の正体はナジェだった。ナジェという名は役人を欺くための仮の名前で、本当の名前はテスラという。
彼女の協力で無事クリスを助けることに成功したジュリオだが、怒ったウルギットとカンダタが魔獣の姿に
変身。この二人と戦うことになるが、元が弱かったらしくあっけなく勝ててしまう。
ウルギットとカンダタが狂った原因がフォルティアの占星術師レバスの仕業であると判明。
「赤い瞳を持つものが現れしとき、悪しき計画は動き始める」という白き魔女の予言が真実味を帯びてきた。


444 白き魔女 sage 04/12/02 01:39:24 ID:ppdDfGuW
ギドナ ディルト関所
 戦いを挑んできたベラートを倒して関所に入ったバダット、ステラ、クリス、ジュリオの四人。
兵士の密談を立ち聞きしているのを見つかって牢に入れられてしまう。
雑居房に入れられた四人は、そこでハックと再会する。
 ハックはジュリオたちをここで待っていたと言う。
偶然にも、この先のアロザで白き魔女の消息に関する有効な手がかりを得ることができたと語るハックが明かした内容。
それは、白き魔女はティラスイールをぐるりと一周して、最終的にフォルティアに来ていたということだった。
アロザには白き魔女と親しかったフォルティアの宮廷剣士デュルゼルが住んでいた。
ハックはその人物の娘であるジョアンナから、白き魔女の最後の予言を聞いていた。
『表情のない兵士たちが、国境を越えるとき、呪縛に囚われた王は、もはや力を失い、海も山も、
やがてはすべて死に絶える。異界の女と、星を操る男に、災いの波は引き寄せられるだろう。』

ハックが抜け道を橋のすぐそばまで掘ってあるから、それを使って脱出することになる。抜け道を進むと、
橋ではなく馬小屋に出てしまう。馬で兵士を驚かせて、逃げようとするがハックが馬に蹴られてはじきと飛ばされ
その挙句に兵士に追い詰められてしまう。バダットがクリストジュリオとステラを先に渡し、ハックの救出に向かう。
救出は成功したが、バダットがハックを連れて渡らないうちに橋があがってしまう。
川に飛び込み兵士から逃れた二人と後で再会することを約束してジュリオ達はアロザに向かう。

 兵舎の窓から見える兵士の顔に感情の色は見受けられない。


445 白き魔女 sage 04/12/02 01:46:13 ID:ppdDfGuW
第7章 巡礼者の軌跡

フォルティアのアロザでジョアンナと合流した三人は、デュルゼルの幽閉されたドルフェスの塔
に向かう。 ドルフェスの塔は警戒が厳重で、このままでは入り込むことができない。
街の北側にいるアリスという女の子の協力で、ドルフェスの塔へ入ることに成功する。
そのころ、ハックとバダットの二人は、海を泳ぎながら塔へと向かっていた。

フォルティア ドルフェスの塔

 既に先約が入ったらしく、最上階のかぎを2人組の男に奪われた兵士が部屋に閉じこめられていた。
バダットとハックのことだ。少し先で彼らと合流した後、塔の最上階でデュルゼルと対面する。
ジョアンナにジュリオとクリスを、おじいさんが待ち望んでいた人たちだといって紹介されたデュルゼルは、
「まだ役目が残っている」と槍を手にして立ち上がる。
追っ手を、バダットとハックとジョアンナが食い止めていてくれる間に、ジュリオたちは塔を脱出。
大人数では人目につくということで二手に分かれ、後で落ち合うことにする。


446 白き魔女 sage 04/12/02 02:23:20 ID:ppdDfGuW
フォルティア ゲルドの丘

 20年前に数々の予言を残し、その消息は様として知れなかった
白き魔女・ゲルド。彼女は死んでいた。 しかも、20年前に。18歳の若さで。
墓碑を前に打ちひしがれるハックとジュリオ達にデュルゼルの口から真実が語られる(長いので省く)。
 全てはフォルティア王ルドルフが、静養に赴いたドルフェスの浜辺で海岸に漂着したイザベルという女と出会ったことから始まった。
白き魔女がティラスイールに姿を現す二年前の事だった。一目見てイザベルの美しさに惹かれたルドルフ王は、彼女を
王室に招き王妃とする。王妃はその半年後、レバスという男を天文学者として城に招く。
 時を置いてゲルドが異界よりティラスイールに来訪。同族のたくらみを阻止すべく彼女は予言という形で、
この世界の救済手段を残すが、彼女を待っていたのは同胞レバスの冷たい剣閃だった。

 迫り来るラウアールの波を退けるには、ルード城の天儀室にあるレバスが儀式に使う天球儀を破壊しなければならない。
天球儀が媒介となり災いの波をこの世界に引き寄せているのだ。天球儀は女王、イザベルの力で結界に守られているが、
5つのシャリネの力を得た銀の短剣ならばその結界を破ることができる。実際に巡礼をしてきた者のみがシャリネの魔法の力を使うことが出来る。
異界に存在するラウアールの波は嘆きの想念によって引き寄せられる。戦争は異界からラウアールの波を呼ぶための撒き餌なのだ。

「ゲルドは死んだが、この丘にはまだ、ゲルドの力が生きている。その力を短剣で引き出すのだ。」
と語るデュルゼルに従い、ラップじいさんからもらった杖を墓標の前におき、シャリネでするように銀の短剣を置く。
剣と杖は輝きを取り戻り、ラップのかけた封印が解けた杖はゲルドの杖となり、墓碑の前で錆びついていた剣は昔の輝きを取り戻す。

 敵はルード城。
世界を滅ぼすと言うラウアールの波について調べるために、
ハック、バダット、ジョアンナは砂漠の国ギドナへ。
この世界最古の遺跡の残る地へ旅立つ。
ジュリオ、クリス、ステラ、デュルゼルはラウアールの波を呼ぶ占星術師レバスと
異界の女王イザベルのいるルード城へ。

・イザベル
異界の女王。異界の月により危機に瀕した異界を救うため、彼女はこちらの世界を破滅させる道を
選択する。偶然を装い海岸に流れ着いた彼女は、フォルティアのルドルフ王をその美貌で籠絡し、
やがては魔法の力で操り人形にしてしまう。

・レバス
イザベルに仕える異界の宰相。ゲルドを殺した男。

・異界の月
異界に転送された害周波が異界で球形状の形をとったもの。千年を経て少しずつ成長し、異界の大地を削り取っていった。

・さびた剣
英雄伝説IVで神の力を宿した神剣エリュシオンのこと。レアメタル(希少金属)で創られた名剣。
今は神の力もないが、その切れ味は健在。エスペランサーと言う。

・ゲルド
異界の元女王候補。女王にはイザベルが選ばれ、彼女は命を取られそうになるが、英雄伝説Vのキーパーソンとなる
レオーネ・フレデリック・リヒターという音楽家に救われ、異界の月の影響をもっとも受ける危険な場所、『常夜の地』で育つ。
ガガーブ暦972年、同胞の手にかかりティラスイールで死亡。魂を杖の中に託す。

447 白き魔女 sage 04/12/02 02:40:17 ID:ppdDfGuW
フォルティア ルード城

城内に潜入したクリス達の前に、学者先生から伝言を預かったとグースとシャーラ率いる山賊段がやってくる。
成長した天球儀を破壊するには、その表皮を全て取り除かなくてはならないらしい。

天球儀へ向かうジュリオ達の前にカジムが現れる。シフールのシャリネで倒したはずだったが、レバスの力で蘇ったようだ。
横合いから加勢に入ったローディがカジムとの戦いを引き受けてくれる。

足場の悪い所で敵に待ち伏せされ不利になったジュリオ達の前に、アルフが現れる。
オルドスの大神官のところに行き、ラウアールの波のことを聞いたアルフはモリスンには内緒で加勢に来たらしい。

今度は狭い通路で挟み撃ちにあったクリス達をモリスンの放つ火の玉が救う。
オルドスで別れた時の様子が、白々しかったので、アルフに報告した後、王に内緒でここへ向かってきたと言うことだ。
 
天儀室。
後ろから押し寄せる魔物の兵士からグース達が楯となってかばってくれる。

部屋に入っていくと、レバスが待っている。レバスは言う。
 無数の想念を吸収した天球儀は今や物体でありながら生命を得て、最高潮にまで成長した。遅かったな。もはや、私が手を加える必要もない。
儀式はすべて終了した。あとはラウアールの波が、この世界に現れるのを待つだけだ。
 どうしてこんなことをするの?と問いかけるジュリオにレバスは答える。
お前たちが異界と呼んでいる我々の世界を救うためだ。魔女の海に浮かぶ魔女の島。お前たちはそう考えているようだが、現実には少し違う。
そこに島などなく、あるのは空間の「ひずみ」なのだ。その場所で2つの世界はつながり、この世界と異界との往来を唯一可能なものとしているのだ。
異界にもこの世界と同じように人間が生き、人々の営みがある。その人々の営みが、ラウアールの波によって崩壊しようとしているのだ。
そのことに気がついたのは、いまから30年ほど前のことだ。我々の世界の人間は『異界の月」の影響で、生まれながらにして魔法を扱えた。
だが、それが仇になった。魔法を扱うさい、消化しきれなかった負の想念が、長年に渡って空間に蓄積され、手のつけられない怪物となったのだ。
それがラウアールの波だ。

自分の世界を救うために、他の世界を滅ぼしてもよいと言うのか?というデュルゼルの問いにレバスは答える。
 我々の世界でも様様な意見が出たよ。一部の者はこの世界に来て、それが果たして許される行為なのか自分の足で歩き、この世界を巡るものもいた。
 それが、魔女の巡礼だ。中には、白き魔女と呼ばれたゲルドのように、この世界の者が嘆きの想念を生み出さないようにと助言を残して旅をした者もいる。
 しかし、我々の結論はもう出ていた。ラウアールの波をこの世界へ追い出し、自らの世界のみを救うという道に。

ステラが言う。「天球儀に嘆きの想念を閉じ込めたのは、ラウアールの波が生まれた時と同じ状況をつくり、この世界に誘導する為だったのね。」と。
 そういうことだ。ラウアールの波は、自分を育んできた嘆きの想念の波長を好む。この世界のほうが我々の世界よりも嘆きの想念を多く持てば、
 間違いなく、波はこの世界に打ち寄せる。その為にも、我々は非情にならねばならなかった。我々の世界の者が心に持つ嘆きの想念を捨てない限り、この作戦は成立しなかったのだ。

レバスとの戦いが始まる。異形へと変化して戦いを挑むレバスだったが、彼に勝ち目はなかった。


448 白き魔女 sage 04/12/02 03:02:35 ID:ppdDfGuW
天球儀を破壊することになる。ステラが爆弾で破壊することを試みる。しかし、爆弾では破壊することができない。そこへ、ローディ、アルフ、モリスンが
やってくる。爆弾で破壊できないということを説明すると、モリスンが言う。成長した天球儀の周囲は精神的な力により庇護されている。
物理的にも精神的にもそのどちらにも影響を及ぼす真紅の炎があれば…と。
 真紅の炎の爆発は、精神的にも浄化作用があると言われている。
ジュリオたちの持つ真紅の炎を出すが、小さすぎるようだ。モリスンの提案で、魔法の力で真紅の炎を大きくすることにする。
クリスとステラも手伝って魔法の力で大きくすることに成功する。ステラから炎を受け取ったグースが天球儀めがけて投げつける。
命中した真紅の炎は、天球儀の皮膚を根こそぎ吹き飛ばした。丸裸となった天球儀にジュリオの投げた銀の短剣が突き刺さる。
天球儀はまっぷたつにわれ、中から嘆きの想念の元にされたフォルティアの兵士の魂とルドルフ王の魂が飛び出していった。
 だが、ラウアールの波を呼ぶ力は止まらない。一人残ったイザベル王妃が波を呼び寄せているのだ。
イザベル王妃を捜しに天儀室から出たジュリオ達の後ろで部屋の出入り口が崩れ落ちる。
シャーラと山賊達に瓦礫を片づけるのを任せて、ジュリオ、クリス、ステラ、デュルゼルの四人は王妃のいる屋上に向かう。

 澄んだ瞳をしているのね。もしもあなた方のような人ばかりだったら……。残念です。
 もう誰にも止められません。私たちの世界に代わり、この世界が終末の時を迎えるのです。
 しかし、あなた方が私を倒せば、術はその瞬間に解かれ引き寄せる力もなくなります。でも、だからと言って、災いから逃れられるか
 どうかは私にもわかりません。ラウアールの波が止まる可能性があるというだけのことです。私にも、育った世界の運命がかかっています。
 これまでのような戦いでは済みませんよ。

屋上で四人を待ち受けた王妃はそう語るとレバスを超える異形の姿となって四人に戦いを挑む。
彼女が従える二人の魔人と無数の使い魔を退けて四人は王妃に止めを刺す。元の姿に戻った彼女にジュリオが問いかける。
「……誰にでも、罪はあります。今は、…せめてこの世界が救われることを祈りましょう… 」

イザベルを倒すが、ラウアールの波は止まらない。世界が黒一色に染まる中、クリスの手にしたゲルドの杖が輝きだす。
意志を持つかのように宙に浮かんだ杖は、白く輝く霊体と化したゲルドの手に握られていた。
 瞬き一つほどの間で、ラウアールの波は消え去った。
想念から生まれた怪物を無に返す手段は、自らの霊体と共に結びつき、最後の存在である魂を自分の手で消滅させるより他はない。
ゲルドは、ラウアールの波と同化して共に消えた。もう魂すら残らない。
「世界がお前に一体何をしてくれたと言うのだ」と悲嘆にくれるデュルゼルを、クリスが慰める。
「異界とか、世界を分けて考えちゃ駄目なのよ。どちらか片方の世界を犠牲にして自分たちだけの世界が助かるなんて、
 間違っていたのよ。 」

玉座に帰ったジュリオ達とデュルゼルに、正気を取り戻したルドルフ王はこう語った。
「騙されたと知った今でも、わたしは、優しかったイザベルの姿しか思い出せないのだ。」


449 白き魔女 sage 04/12/02 03:11:22 ID:ppdDfGuW
エピローグ

 馬車に乗ってラグピック村に凱旋するジュリオは、デュルゼルから手渡された手紙を読む。
一方、ジュリオからエスペランサーを受け取ったデュルゼルは、ローディと剣の試合をする。
デュルゼルの手紙には、デュルゼルがオルテガからエスペランサーを譲り受けたときの事、
ゲルドが死んだ後、杖にこめられた力を封印し、墓で杖が本来の力を取り戻すよう仕掛けを施したのは
オルテガであることが書いてあった。オルテガはそれらに全ての魔力を使い切り、魔法の力を失ったとも。

 試合は佳境に進み、ローディの逆風に切り上げる太刀を受け止めたデュルゼルのエスペランサーは、
刀身を半ばから断ち斬られてしまった。
「その剣はエスペランサー、希望というんだろう。希望は折れちまったのかい?」
剣を納めてそう言うローディに、デュルゼルは笑って答える。
「希望はなくならんさ。さしずめ、今の俺にとっての希望は、お前ということだな」





450 白き魔女 sage 04/12/02 03:14:25 ID:ppdDfGuW
 ラグピック村に帰った二人を、村人が総出で出迎えてくれる。
トロバまでやって来てキタラを弾き鳴らす。
やがて、ラップじいさんの姿に気づいた二人は輪を抜け出してラップ爺さんのところに行く。

どうしてそんなにすごい人だってことをみんなに黙ってるの?という二人の質問にラップはこう答える。

 これからは、修行を積んだ魔法使いが悪い竜を倒したり、腕っぷしの強い剣士が、剣一本で国王になるような時代じゃない。
それで事が収まるような単純な世の中ではなくなりつつあるのじゃよ。これからは一人一人が自分の持つ才能を
役立て、それぞれの暮らす場所でみんなのためになるよう頑張る。そうでなくてはいけないのじゃ。
そのためには伝説の英雄などというものは邪魔なだけじゃ。これからは、大地に根をおろした力こそが
必要なのじゃよ。ゲルドの心のようにな。

ときにガガーブ暦992年
 ティラスイールに新世紀の足音が聞こえ始める、冬のことだった

451 白き魔女 sage 04/12/02 03:51:26 ID:ppdDfGuW
このスレに投稿するときは、NGnameに名無しさんを登録してあるからツッコミが入ってもわからんけど、
多分、そのツッコミは正しいと思うわ。じゃ、そういうことで。

452 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/02 04:52:10 ID:nRAnIdL6


453 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/02 11:01:06 ID:Z+rNKOp2
皆様初めまして。多分…まだ出てきてないと思いますが(一部レスが見られない←iMONAの不調?)「スーパーロボット大戦オリジナルジェネレーション」のネタバレをおながいします。
クリア寸前でGBAが故障、データあぼん…orzな状況でして…

代わりに寺田さんがバラした、SRXの一部ネタバレを書き込みます。


454 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/02 18:22:49 ID:cgJclDon
期待してますよ

455 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/02 20:35:10 ID:AqhxjswY
お願いしますよ

456 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/02 20:48:35 ID:nr0aERl/
FF4が途中のままみたいなんで、続き書いてもよろしいですか?

457 SRXのネタバレ sage 04/12/02 21:33:25 ID:Z+rNKOp2
リュウセイ伊達:実は最強のサイコドライバー能力者。その力を入手しようとする者たちに、利用されています。

小林綾:小林博士との血縁関係などない。念動力者のDNAを組み合わせて作られた存在。
彼女の記憶は「強制プログラム」であり、対となるR-3から離れられない様にされている。
また、リュウセイのサイコドライバー能力を手に入れるための駒としてしか、博士には扱われてはいない…。

ライ:綾の正体に気づき始めている…!?綾の調整中の姿を目撃しているらしい。

ロバート大宮とカーク両博士:小林博士直々に、綾の正体について聞かされている。
ロバートは小林博士のやり方に反発を覚えているが、カーク博士は研究のために(…研究できればいいのか!?)とりあえず黙認している。


…一部N64の攻略本にだけ、公開されたネタバレらしいんですが。

458 SRXのネタバレ sage 04/12/02 21:42:08 ID:Z+rNKOp2
続き。

確かOGに綾の戸籍がおかしい、なんてシーンがあるハズです。
マイと母親の事は博士が綾に施した、強制プログラムにしかすぎない。だからつじつまが合わなくなってくる。
綾は父の命令で(強制プログラムである「記憶」を二度と繰り返したくなくて)、あえてリュウセイを利用しなくちゃいけない。だからリュウセイが真実を知った時の事を恐れている…

確かこんな内容だと記憶しとります。クスハやブリット、マイよりも強力なサイコドライバーらしいんですよ、リュウセイ君は!


459 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/03 13:25:39 ID:4bKlMzCG
>>458 乙!

>マイと母親の事は博士が綾に施した、強制プログラムにしかすぎない。
うろ覚えなんだが、αで綾やの妹っぽいの出てこなかったか?
レビ・トーラーだっけかな?
あれはどうなるんだろう??

460 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/03 15:09:38 ID:YZhvkvyF
白き魔女の人スゲーな
ストーリーより量に感動しますた

461 名無しさん@お腹いっぱい。 04/12/03 15:58:49 ID:Y+EZM7qY
>>419
稚拙な文章+ちょっと記憶欠落でよければエースコンバット5をあげるけど

462 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/03 17:23:48 ID:Ss9GUxrj
>>456
>>461
ぜひお願いします。


463 FF4 sage 04/12/03 18:23:21 ID:r8/KzAmW
それでは。

まとめサイトのほうでは飛空艇入手まで書かれてるようなんで
その直後からいきます。

464 FF4 土のクリスタルを巡って 1/4 sage 04/12/03 18:27:05 ID:r8/KzAmW
シド秘蔵の新型飛空艇エンタープライズに乗り込んだ4人。
離陸直後、白旗を揚げた1隻の飛空艇が近づいてきた。
それに乗っていたのは、カインであった。カインは告げる。
「ローザの命が惜しければ、トロイア国にある土のクリスタルと交換だ。」
それだけ伝えるとカインは去っていった。
苦悩するセシルだが、仕方なくトロイアへ向かうことにした。

トロイアへ到着したセシル一行。まず、この国を治める神官に会いに行く。
曰く、土のクリスタルは近隣に住むダークエルフに奪われてしまったらしい。
それを取り返してくればクリスタルを貸してもらえる、という約束を取り付けた。
それに加えて、もう1つ気になることを聞いた。
「近くの海岸に吟遊詩人が漂着した、今は客間で床に伏せっているそうだ。」

その吟遊詩人とは、かつて共に旅をしたダムシアン王子ギルバートであった。
ギルバートはセシルが無事であったことを喜び、ヤンも同行していることを知ると
ヤンにリディアも無事なのかと訪ねる。しかし、ヤンは首を振る。
テラに対しては「自分があなたの娘を殺したも同然です」と謝るばかりだった。

セシルからローザの事を聞いたギルバートは、
「ダークエルフ」と聞いて何か思い当たることがある様子だった。
「セシル…これを持っていってくれ…」そう言って、「ひそひ草」を取り出した。
「これは?」 「僕の代わりさ…持っていってくれ。」
それを受け取り、セシル達はダークエルフの洞窟へと向かった。

465 FF4 土のクリスタルを巡って 2/4 sage 04/12/03 18:28:52 ID:r8/KzAmW
ダークエルフの住む洞窟に一歩踏み込んだ瞬間、強烈な磁力がセシル達を包んだ。
ダークエルフは金属の武器に弱い。
その弱点をカバーするために強力な磁力で洞窟を覆っているのだ。
一行は、金属製の装備をすべて外し、布や革、木材製の装備に変更して進む。
素手のヤン、巨大な木槌で戦うシド、魔法のテラはともかくとして
剣による攻撃が主体のセシルはこの状態では戦力にならず、他者のサポートに徹するより無かった。

辛くもダークエルフの元へたどり着くも、ダークエルフの怒涛の魔法攻撃に膝をつく一行。
「剣さえ使えれば…」
セシルの意識は遠のいていった。

その頃。セシル達の危機を察したギルバートはベッドから身を起こす。
「そんな弱った体で何をしようと言うのです!」 周りが止めるのも聞かず、
彼は衰弱した体で立ち上がり、竪琴を手に取って、ある曲を奏ではじめた。

「ひそひ草」は、遠く離れた場所へ音を伝えることが出来る。
セシルの持つ「ひそひ草」から竪琴の音色が聞こえてきた。
その音色はセシル達に力を与え、同時にダークエルフは苦しみ始めた。
「今だセシル!この音色が流れている間は、奴は磁力を操れないはずだ!
 剣を…剣を装備するんだ…!」 ギルバートの声が聞こえる。
セシル達はすかさず金属製の武具に身を包み、再度ダークエルフに挑む。
弱体化したダークエルフはもはやセシル達の敵ではなかった。

土のクリスタルを奪い返した一行はギルバートの元へ駆け寄る。
悪しき妖精を戒める歌。かつて旅をした折に聞いたことがあったのだという。
とはいえ、歩くことすら困難な状態で無理をしたのだ。彼は疲れ果てていた。
ようやくテラもギルバートのことを許したようだった。
去り際にセシルは言う。「ギルバート…君は、勇気ある男だ…。」
「…アンナ…僕にもようやく分かった気がするよ…」

クリスタルの奪還に成功したことをトロイアの神官に報告する一行。
その時、どこからともなく声が聞こえてきた。
「クリスタルを手に入れたようだな。」 カインの声だった。
「表へ出て飛空艇に乗れ…ローザの元へ案内してやろう。」
土のクリスタルを借り受けた一行は飛空艇に乗り込んだ。

466 FF4 土のクリスタルを巡って 3/4 sage 04/12/03 18:30:39 ID:r8/KzAmW
カインが指揮する飛空艇に先導され、到着したのは機械仕掛けの塔だった。
塔を登っていく一行の前に現れたメーガス3姉妹の妨害を退け、
ついにゴルベーザとの対面を果たす。

「土のクリスタルは?」 「ここにある!ローザはどこだ!?」
「まずはクリスタルが先だ。」 クリスタルを手渡すセシル。 「さあ、ローザを返せ!」
「ローザ?何のことだ?」 「何!?」
ゴルベーザには元々取引をする気など無かったのだ。
シドやヤンの罵声と共に、テラが飛び出した。
「…老いぼれに用は無い。」
「貴様に無くても私にはあるっ!思い知れ…アンナの痛みを!!」

テラはあらん限りの魔力を尽くして魔法を繰り出す。
しかし、高齢であることもあってかゴルベーザにはさほど効果はなかった。
魔力を使い切ったテラに残された手はたった一つだけであった。

全生命力を魔力と変えて放ったテラのメテオを受け、ゴルベーザは深手を負う。
セシルは逃がすまいと追撃するも反撃を受けて倒れる。
しかし何故か、セシルに止めを刺すことをためらった様子を見せたゴルベーザは撤退した。
仕留めきれなかった無念を残し、すべての力を使い切ったテラは息を引き取った…。

467 FF4 土のクリスタルを巡って 4/4 sage 04/12/03 18:31:32 ID:r8/KzAmW
傍らに倒れていたカインを助け起こすセシル。
どうやらメテオのショックでゴルベーザの術が解けたらしい。
これまでのことを謝るカイン。そして、それを許すセシル。
「ローザは?!」 「この先だ!時間が無い!」走り出すカイン、後を追うセシル達。

間一髪でローザを救い出したセシル。
あと少し遅ければ、ギロチンがローザの命を奪っていただろう…
その場を立ち去ろうとした一行の前に、
ゴルベーザ四天王の一人「風のバルバリシア」が立ちはだかった。
正気に戻ったカインの空中戦法を軸としてバルバリシアを退けるも、
バルバリシアは最後の力で塔を破壊しようとする。
塔が崩れ落ちる直前、ローザのテレポによって間一髪で脱出するのだった。

468 FF4 地底世界 1/3 sage 04/12/03 18:34:42 ID:r8/KzAmW
そこは、バロン城のセシルの部屋だった。
ついにゴルベーザの手に4つのクリスタルが渡ってしまった。
嘆く一行に、カインは意味深な言葉を口にする。
「クリスタルは、『まだ4つしか』揃っていない。」

続くカインの言葉は驚くべきものであった。
闇のクリスタル。ゴルベーザの手に渡った4つと対を成すもの。
それは、地底の世界に安置されているという。
光と闇のクリスタルをすべてそろえた時、月への道が開かれる…
ゴルベーザはそう言っていたらしい。
月への道、というのが何を意味するのかよく分からないまま
闇のクリスタルを守るために地底へ行く決意をする一行。
カインは「マグマの石」を取り出す。ゴルベーザに預けられていたようだ。
どうやらこの石が地底への鍵を握っているらしいが、どこで使うのかまでは知らないようだった。

遠隔操縦でバロンに戻っていた飛空艇に乗り、世界中を探し回ったセシル達は
アガルトという小さな村に着いた。
ここに住む人々は地底種族ドワーフの末裔だと言われているらしい。
その村の中央には、地底へと続かんばかりの深い古井戸があった。
マグマの石を投げ込むと、山に大穴が開く。地底への道が開かれた瞬間であった。

469 FF4 地底世界 2/3 sage 04/12/03 18:37:51 ID:r8/KzAmW
飛空艇で地底へ突入した一行。
そこで、飛空艇団と謎の戦車軍が戦闘しているのを目撃する。
その戦闘に巻き込まれてしまう一行。強行突破するも、被弾し不時着を余儀なくされる。

飛空艇を降りた一行の目の前に、城がそびえ立つ。
そこは、地底を治めるドワーフ王の城であった。
ドワーフ王の話は次のようなものであった。
地底のクリスタルはすでに2つが敵の手に渡ってしまったこと。
この城にあるクリスタルはまだ無事であること。
ドワーフ自慢の戦車隊も空からの攻撃には手を焼いていること。
飛空艇で援護してもらえないかと頼まれるが、
地底の溶岩の熱には船体が持たない、とのシドの弁。
熱に耐えるように、飛空艇にミスリルの装甲を施すべく地上へ戻ることにしたシドと別れた。

さて、問題はこの城のクリスタルだ。聞くと、玉座の裏の隠し部屋にあるという。
その時、ヤンが何者かの気配を感じた。
「この先に気配を感じた!」 ヤンのその言葉に、クリスタルルームへ突入する一行。

470 FF4 地底世界 3/3 sage 04/12/03 18:40:24 ID:r8/KzAmW
そこには陽気に踊る人形たちがいた。ゴルベーザの手の者らしい。
それを打ち倒したセシル達の前にゴルベーザが現れ、語った。

「8つのクリスタルは、封印されし月への道、バブイルの塔を復活させる鍵なのだ。
 月には我々の人智を超えた力があるという。これで7つ目…君たちのおかげだ。
 …礼をしなければいかんな。受け取れ!これが私からの最期の贈り物だ!!」

ゴルベーザの力で身動きが取れなくなった一行。ゴルベーザは黒い竜を召喚した。
その竜の牙で、ヤンが、ローザが、カインが倒れていく。
ついにセシルにその牙が向く…その次の瞬間。
ミストドラゴンが突如として現れ、その力で黒竜を消し去ったのである。
「大丈夫、もう動けるわ。」 聞き覚えのある声。
その声の主は、行方不明となっていたリディア。
しかし、幼い少女であったはずの彼女は、大人の女性となっていた。

リディアの協力もあり、ついにゴルベーザを打ち倒したセシル。
彼女は、リヴァイアサンによって幻界-幻獣たちの住む世界-へと連れて行かれ、
そこで幻獣たちと親しくなったことで黒魔法と召喚の腕が上がったと言う。
そこは、この世界とは時間の流れ方が違う空間であり、その結果大人になったのだと。

不意に声がした。「わたしは…死なぬ!」 その声に気づいた時には既に遅く、
復活したゴルベーザによってクリスタルは奪われてしまった。

471 FF4 sage 04/12/03 18:41:51 ID:r8/KzAmW
続きはまた後で。

これでやっとゲーム全体の半分くらいかな?
ストーリー重視のゲームなんで文章にするとかなり長くなるけど御免

472 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/03 19:01:55 ID:Iu9/yjwT
シャドウオブメモリーズのエンディング、よく覚えていないけど
アイク=ワーグナーでいいんだっけ?

473 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/03 20:07:13 ID:9Su6/BFO
>>471
乙、懐かしいねぇ。

474 ACE5 冒頭 sage 04/12/03 23:00:49 ID:5AD8uEmw
15年前、1995年に大きな戦争があった
ベルカ公国と呼ばれるオーシアの北に位置するその国は、歴史上幾度となく
侵攻を繰り返し、そして敗北した、小国に戻りつつあった彼らは比類なき工業力を養い
世界に最後の戦いを挑んだ、そして彼らはオーシア、ユークトバニアの前に
敗北した、それが15年前の戦争。
ベルカは迫り来る連合軍の侵攻を妨げるために、自国の領土で7つの戦略核を使い
そこにあった自らの町を蒸発させた、彼らは自らを北の地へと閉じ込めたのだ
人々はその行いに恐怖し、自らの持つ武器を捨てようと心に誓った
世界に平和が訪れ、それは永遠に続くものかと思われていた…。

475 ACE5 冒頭 sage 04/12/03 23:09:01 ID:5AD8uEmw
小惑星ユリシーズの飛来から数年、ユージアでのISAFと軍事大国エルジアとの
戦争より5年ほどが経過した2010年

オーシア連邦の最西部に位置するサンド島空軍基地に
ユニークな男がいると聞いて取材に来ていた記者のアルベール・ジュネットは訓練中の隊長機の
後部座席にて演習をカメラに収めようとしていた
演習中に数機の国籍不明機がサンド島に接近
演習は中断されることとなる、そのとき空に上がっていたのは練習生と数人の教官機…
隊長機に乗っていたバートレットは練習生に低空に退避するように勧告
その直後、教官機のみで国籍不明機を迎えることとなる。
交戦が終了して、地上に帰ったのはバートレットと練習生の一人であった
ケイ・ナガセだけであった、練習生は低空に退避したが、そこは敵の真正面だったのだ
教官も二名が死亡した、宣戦布告なく行われた戦争、管制塔の一つのミスにより、8人の命が失われた。

この後、サンド島でスクランブル可能な練習生、全てのパイロットが招集される

476 ACE5 極西の飛行隊 sage 04/12/03 23:12:07 ID:5AD8uEmw
2010/09/24
 「オーシア国防空軍、国籍不明機捕捉」オーシア西海岸洋上の領空域に国籍不明機出現。
国防空軍第108戦術戦闘飛行隊分遣隊、通称サンド島中隊がスクランブル
強制着陸を促すも新たに出現した国籍不明の増援部隊と交戦。

 サンド島付近を偵察飛行していた偵察機を確認、スクランブルで空に上がったのは
隊長機であるバートレット、二番機のナガセ(エッジ)、三番機のアルヴィン・H・ダヴェンポート(チョッパー)
4番機のブレイズ、後にラーズグリーズの悪魔と呼ばれるブレイズたちの初陣となる
国籍不明機を確認後、バートレットがダヴェンポート(チョッパー)に投降勧告をするように促す
しかし、この直後、偵察機を迎えに来た数機のMig-21が現れ、勧告は無駄に終わる。
彼らはためらいなく実弾を発砲、これに対しバートレットは発砲不可の命令を無視し
交戦するように僚機に促し、これを撃退する。

477 ACE5 開戦 1/2 sage 04/12/03 23:21:47 ID:5AD8uEmw
2010/09/27 午前
「不審船、オーシア領海侵犯」
サンド島西方に国籍不明の不審船が出現。
サンド島中隊により偵察活動を阻止、交戦中にジャック・バートレット大尉機撃墜。
消息不明、同日1200時、ユークトバニア連邦共和国、オーシア連邦に対し宣戦布告。

サンド島付近で偵察活動をしていると思われる不審船、それに帰還してゆく無人偵察機
無人偵察機を落とすべく、サンド島中隊にスクランブルの命令が下される。
無人機を撃墜後、三日前と同じように再び海の向こうから戦闘機が現れる
「敵は国境に何機すえてるんだ?こっちはこの四機だけだぜ?」と愚痴をもらすバートレット
交戦許可は出ず、彼らは逃げざるをえなくなる、しかし、努力むなしくチョッパーが敵機に追いつかれることとなってしまう
「今日のビリケツはお前か?ロックンローラー」
チョッパーにこんなことをいいながらバートレットはすぐさま交戦を開始する。
管制機から交戦をやめるように命令されるが、すでに時遅く、国籍不明機は彼らウォードックに
落とされることとなる。

478 ACE5 開戦 2/2 sage 04/12/03 23:31:57 ID:5AD8uEmw
国籍不明帰途の戦闘が終了後、体勢を立て直す4機
バートレットが敵はいなくなったわけではないと言うが、2番機であったナガセが
不審船より発射されたミサイルに追われることとなる、バートレットはそれをかばい
右の主翼に被弾してしまう、「隊長!」とナガセが叫ぶ中
バートレットは機体は消耗品であり、パイロットが生きていれば大勝利だといいベイルアウトする。

その直後、ウォードックに新たな命令が下る
「セントヒューレット軍港が攻撃されている、直ちに基地に帰還し、補給を済ませ出撃せよ」と
救出船が来ない中、彼らはバートレットをあとにし、サンド島へと戻らざるをえなかった。

時同じくして、サンド島では基地に軟禁状態であったジュネットの部屋にいたサンド島
副司令官であるハミルトンはある電話を受け顔色を変え、ジュネットにこういった
「貴方を拘束しておく理由がたった今なくなったよ」
彼は続けざまにジュネットにその理由を話す
「ユークトバニアが宣戦布告した、宣戦同時攻撃だ、セントヒューレット軍港が攻撃を受けている!」
部屋を出て行くハミルトンを尻目に、ジュネットは外を見ていた、4機ではなく、3機の離陸する戦闘機を…

479 ACE5 sage 04/12/03 23:56:09 ID:5AD8uEmw
今日はこの辺で…

480 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 00:02:41 ID:KDeajcWD

続き楽しみにしてます

481 FF4 sage 04/12/04 00:29:30 ID:kGZZ9jLV
さて、続きいきます。

482 FF4 バブイルの塔 1/3 sage 04/12/04 00:31:26 ID:kGZZ9jLV
残すクリスタルは後1つ。それは封印の洞窟にあるという。
その入り口は、封印をとく鍵が無いと開くことは出来ない。
そこで、ドワーフ王は、ゴルベーザが封印の洞窟へ向かっている間に
バブイルの塔へ潜入、クリスタルを奪い返すという作戦を立案する。
クリスタルを奪われた責任を感じていたセシルはこれに協力することにした。

バブイルの塔は、地上まで伸びている長大な塔である。
その塔の前では、ドワーフの戦車が陣を張っていた。
戦車部隊が陽動している間にセシル達が塔に潜入する。

塔では、(自称)ゴルベーザのブレイン、ルゲイエ博士が
自作の戦闘ロボット・バルナバと共に待ち構えていた。
セシル達がこれを打ち倒すと、最期にルゲイエは言い残す。
「クリスタルはすでに地上へ移された。
 ドワーフどもは、ワシ特製の巨大砲で全滅じゃ!」

巨大砲を止めるべく急ぐセシル達。砲手の雑魚モンスターを蹴散らすが、
モンスターは最後の力で砲を暴走させる。もはや砲を止める術は無い。
その時、ヤンがセシル達を部屋の外へと押し出した。
「妻に伝えてくれ…私の分も生きろと!」
ヤンは、自らの身をもって砲を停止させる。
「ヤンーーーーー!!」 絶叫するセシル。
…しかし、その部屋の中からヤンの返事が帰ってくることは無かった…。

483 FF4 バブイルの塔 2/3 sage 04/12/04 00:33:00 ID:kGZZ9jLV
悲しみを胸に塔を降りる一行。
塔の入り口まで来たとき、ゴルベーザの罠によって足元の橋が崩れだした。

あわや、という所をシドの飛空艇に助けられた一行。
その時、ゴルベーザの手の者が飛空艇で追ってくる。
こちらのほうが性能が上のはず、しかし振り切れない。
どうやら敵も飛空艇を改造したらしい。ついにエンジンが悲鳴を上げ始めた。
「かわれいセシル!」 シドはセシルに舵を任せると、
爆弾を抱えて艇から飛び降りた。

「ゴルベーザ!飛空艇技師シド一世一代の見せ場じゃあッ!」

エンタープライズが地上へと飛び出した直後、
シドの自爆によって地底と地上を結ぶ穴は塞がり、追っ手は食い止められた…。

484 FF4 バブイルの塔 3/3 sage 04/12/04 00:33:47 ID:kGZZ9jLV
一行は、地上からバブイルの塔へ潜入するべく、エブラーナの洞窟へと向かった。
エブラーナ… ゴルベーザの手によって壊滅した忍者の国である。

洞窟を進む一行は、火の四天王ルビカンテと一人の忍者を目撃する。
ルビカンテに挑む忍者。しかしルビカンテの炎の力の前に、返り討ちにあってしまう。

忍者の名はエッジ。エブラーナの王子である。
大怪我を負いながらも、なおルビカンテを追おうとするエッジを見て
もうこれ以上人が死ぬのはいやだとリディアが泣き出す。
その涙を見たエッジは、セシル達と同行することにしたのだった。

かくして5人でバブイルの塔に潜入した一行の前に、エブラーナ王と王妃が現れた。
王と王妃は魔物と化してエッジに襲い掛かる。反撃できないエッジ。
「どうしちまったんだ!親父!お袋!」

エッジの声に本来の心を取り戻す王と王妃、
しかし二人は「我々はもう人ではない、生きていてはいけない存在なのだ」
と言い残してこの世を去る。 「後を頼んだぞ、エッジ…」

そこへ現れる火のルビカンテ。
2人を魔物にしたのはルゲイエがした事だというが、怒り狂うエッジの耳には届かない。
非礼を詫び、正々堂々と戦おうとするルビカンテ。
5人を完全回復させた後、激しい戦闘が始まる。

勝利を収めたのはエッジたちだった。
そして、ついにクリスタル奪還が成る…

と思った瞬間だった。突然、足元の床が開く。
落とし穴によって地底のほうまで落とされてしまった。

出口を求めて塔の中をさまよう5人は、やがて敵の飛空艇ドッグへたどり着く。
そこにあったのは、敵が密かに建造していた新型の飛空艇であった。
それを奪って脱出しようというエッジ。その艇にファルコンと名づけ、発進させる。

485 FF4 最後のクリスタル sage 04/12/04 00:36:35 ID:kGZZ9jLV
ドワーフの城へと戻った一行は、クリスタルの奪還に失敗したことを報告した。
ゴルベーザは封印の洞窟を強引に開けようとしている。もはや時間の問題である。
そこで、セシル達がゴルベーザより先に封印の洞窟のクリスタルを取ってくることになり、
王から封印を解くカギを手渡された。

しかし、敵から奪還した艇は溶岩の上を飛べない。エンタープライズは地上…
洞窟へ向かう手段に困った一行はふと救護室へと足を運んだ。

そこにいたのは、シドだった。無事だったのだ。
状況をシドに話すと、シドは傷ついた体を押して立ち上がった。
ファルコン号に耐熱改造を施し、救護室へ戻ったシドは、すぐに大いびきを立てはじめた。

こうして封印の洞窟へ向かった一行。
様々な罠をくぐり抜け、ついに最後のクリスタルを手にした。

洞窟の出口で、ゴルベーザの声が聞こえてくる。
「帰って来いカイン…そのクリスタルを持ち私の元へ…」
再びゴルベーザの術にかかったカインに、最後のクリスタルを奪われてしまった。

486 FF4 月に眠るもの 1/2 sage 04/12/04 00:39:33 ID:kGZZ9jLV
ついに全てのクリスタルがゴルベーザの手に落ちてしまった。
王は嘆く。「もはや打つ手は無い…魔導船の伝説が本当でもない限り…」
魔導船の伝説を口にする王。セシルはそれに聞き覚えがあった。
そう、それはミシディアに伝わる伝説とまったく同じだったのだ。
ミシディアへ向かえと言う王、しかし地上への通路は塞がっている。
地上と地底を結んでいるバブイルの塔にも、もはや近付くことは出来ない。

しかし、シドの手によってそれは解決した。飛空艇の船首にドリルを付けることで
地上への道を切り開くことが出来たのである。

ミシディアへ到着する一行の前に、長老が走ってきた。
「待っておったぞ!祈りの塔へ参られい!」
はたして、ミシディアの民の祈りは通じた。


りゅうのくちより うまれしもの
てんたかく まいあがり
やみとひかりを かかげ
ねむりのちに さらなるやくそくを もたらさん
つきは はてしなき ひかりにつつまれ
ははなるだいちに おおいなる めぐみと
じひを あたえん


ミシディアのある大陸は、ちょうど「竜」のような形をしている。
その「口」にあたる場所より、大いなる船、魔導船が姿を現した。
月から来たというこの船ならば、地球と月を行き来できる。
セシル達は魔導船に乗って月へと向かった。

487 FF4 月に眠るもの 2/2 sage 04/12/04 00:41:44 ID:kGZZ9jLV
セシル達は、月面上になにか巨大な建物を目にした。
まるでクリスタルで築かれているかのように輝くその建物。
一行はそこへ足を踏み入れた。

そこで、フースーヤと名乗る老人と出会う。
フースーヤの話はこのようなものだった。

かつて火星と木星の間にあった星が滅亡の危機に瀕し、
生き残った者は地球へと脱出した。しかしまだ進化の過程にあったため
その者たちはもう1つの月を作り、そこで永い眠りについた。それが、月の民。

しかし、ある者は眠りを嫌い、地球を焼き払ってそこに住めばいいと考えた。
フースーヤはその者を封じた。しかし、その者の邪悪な思念は地球へも干渉し、
悪しき者をより悪しき者とし…クリスタルを集めさせた。
つまり、ゴルベーザもまた、その者…「ゼムス」に操られているというのだ。

そして、もう1つ重要なことを語った。
魔導船は、フースーヤの弟・クルーヤが建造した物であった。
彼は、地球に憧れを抱いていた。そして彼は地球の娘と恋に落ち、
2人の子供が生まれた。そしてそのうちの一人が…セシルだというのだ。

かつて試練の山で聞いた声は、セシルの父・クルーヤの声であった。
クルーヤはゼムスを止めるべく、セシルに聖騎士の力を託したのである。

全てを焼き払う兵器「バブイルの巨人」。それを地球へ下ろすわけにはいかない。
フースーヤが同行することとなった。

488 FF4 バブイルの巨人 sage 04/12/04 00:42:37 ID:kGZZ9jLV
魔導船に乗って地球へ戻った一行。しかし、時は既に遅かった。
正にその時、バブイルの巨人が彼らの目前に現れたのである。
あたりを焼き払っていく巨人。絶望する一行だった。
しかしその時、巨人に向かってどこからか砲撃がされる。
そこに現れたのは、ドワーフの戦車隊。そしてシド率いる飛空艇団。
その中には、パロム・ポロム・ヤン・ギルバートの姿もあった。皆無事だったのだ。

集中砲火を浴びて巨人の足が止まる。
フースーヤが、この隙に内部から破壊する、と言い出した。
一行はシドの飛空艇に乗り移り、巨人の口から内部へと突入する!

巨人の心臓部を目指す一行の前に、倒されたはずの四天王が姿を現した。
ゼムスによってよみがえった四天王は、「協力する」ということを新たな武器に
一行に挑みかかる。

…激戦を制したのは、セシル達であった。

そしてついに巨人の制御システムを破壊した一行の前に、ゴルベーザが現れる。
その姿を見たフースーヤは、ゴルベーザが誰であるか知っているようだった。
フースーヤによって正気に戻ったゴルベーザは、フースーヤに父の名を尋ねられる。
「父…クルーヤか?」 「なんだって!!」

そう、セシルとゴルベーザは実の兄弟だったのである。
兄弟で憎しみあい、戦っていたという事実に呆然とする2人。
ゴルベーザは立ち上がり、「…ゼムス… この戦い、わたし自身が決着をつける!」
その言葉を残し、フースーヤと共にその場を去った。
セシルは、去っていく兄を見送ることしか出来なかった。

制御システムを失って崩壊する巨人。一行の脱出の手引きをしたのはカインだった。
カインはようやく自分を取り戻したのだった。
ゼムスを討つべく月へと向かう5人。

489 FF4 最終決戦 sage 04/12/04 00:45:48 ID:kGZZ9jLV
月の地下渓谷。そこに眠る数々の武器を手にして、
中心核に待ち受けるゼムスを目指す5人。

そして、月の中心にいるゼムスの元へとたどり着いた5人。
ゴルベーザとフースーヤが先に到着しており、ゼムスと死闘を繰り広げていた。
2人が同時に唱えたメテオにより、ゼムスは滅びた。

しかし…喜びも束の間。
ゼムスの憎しみが増大し、「ゼロムス」なる存在となって現れたのである。
その強大な力に、その場にいた全員が倒れ伏した。


セシルは立ち上がった。立ったことすら奇跡と言っていいかも知れない状態ながら、
それでもセシルはゼロムスに立ち向かおうとする。
その時。パロムの。ポロムの。ヤンの。ギルバートの。シドの。そしてテラの。
仲間たちの祈りが届く。

彼らの祈りによって戦う力を取り戻した5人。
死闘の末、ついにゼロムスを滅ぼすことに成功した。

フースーヤは、再び眠りにつくという。その時、ゴルベーザが口を開いた。
「わたしも…一緒に行かせてはもらえませんか?」
今までしてきたことを考えたら、もはや地球には戻れない、というゴルベーザ。
それに、父の同朋である月の民にも会ってみたいのだと言う。

仲間たちがセシルに言う。「行かせていいのか?」「お兄さんなんでしょう?」
そして、セシルはやっと口を開いた。
「……さよなら…兄さん…………!」
「……ありがとう。…セシル……!」

490 FF4 エピローグ sage 04/12/04 00:47:23 ID:kGZZ9jLV
りゅうのくちより うまれしもの
てんたかく まいあがり
やみとひかりを かかげ
ねむりのちに さらなるやくそくを もたらさん
つきは はてしなき ひかりにつつまれ
ははなるだいちに おおいなる めぐみと
じひを あたえん


されど つかのまの きゅうそくなり
そのつきは みずからのひかりをもとめて
さらなる たびに みちびかれん
おなじちをひくものの ひとりはつきに
ひとりは ははなるほしに
ときのながれが そのものたちを ひきはなさん


かくして平和が戻った世界。
パロムとポロムは相変わらずの毎日を送っている。
エッジは爺の説教を聞きながらもリディアの事を想う。
リディアは幻界にてセシルのことを思い出す。
ヤンはファブール王位を譲られるも、相変わらず修行三昧。
ギルバートはダムシアン王国の復興に勤しみつつ、アンナとテラに思いを馳せる。
ドワーフの国に知らせが届く。セシルとローザが新たなバロン王と王妃になる、という。
カインは人里を離れ、セシルとローザの元を離れ、たった一人で技を磨く。
今の自分には二人を祝福することが出来ない、と…。


とある天文台。
「あっ!」 「どうした?」 「大変です!月が……!」
月は地球を離れ、宇宙のかなたへと旅立っていった。


その時、セシルは兄の声を聞いたような気がした。

「聞こえた…確かに…兄さんの声で…さよならと…」


Final Fantasy 4 THE END

491 FF4 sage 04/12/04 00:49:00 ID:kGZZ9jLV
ふう…何とか終わりました

長文に付き合ってくれてありがとうございました。
では、名無しの海へと潜らせてもらいます。

492 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 01:06:23 ID:HmmMXWQh
乙。
懐かしかった。

493 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 01:20:58 ID:m+B8POFw
やった事なかったからチョト感動
乙でした(*´Д`)

494 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 02:05:54 ID:LTMxpoGs
初期のFFシリーズってDQの逆を行くような
ちょっと大人向けのストーリーだったから好きだったな

495 359 sage 04/12/04 02:14:17 ID:YvYNa/RB
遅くなりました。とりあえずルドラ投下行きます。
保管庫にある分は省略。各章1日ずつという形です。

496 シオン編0日目 sage 04/12/04 02:16:00 ID:YvYNa/RB
ルドラ教団の団員が捕らえられた。教団員を引き取りに行ったロスタムとヒューイを、城壁の上で待つシオンとその弟分のダグ。
教団員を捕らえたのは女性。東大陸の名家エレミア家の令嬢、フォクシーだった。
取り調べの間フォクシーの相手をするよう言われたシオン達。
とりあえず挨拶をし、フォクシーの事はダグに任せ、ひとまず取り調べの様子を見に行くシオン。

ルドラ教団は、シオン達の師匠ターレス失踪の手掛かり。
無茶な事をやって死なせてしまうわけにはいかないので、短気なシオンにはつとまらないようだ。

仕方なく牢を出ると、今度は武人の塔挑戦のルール説明をうけるためにクリューヌ王の前へ。
参加ルールはターレスの言伝。シオン達3人と、王の選んだ者の4人で参加。4人目の参加者とはフォクシーの事。

ここまで説明を聞いたところで兵士が一人。ルドラ教団員が脱走、ロスタムヒューイの両名が追いかけている事を伝えに入る。
急いで後を追うシオン。南のヴァドの町へ。しかしどこを探してもいない。さらに南にある巨人の塔へ・・・。

塔の頂上には巨人族のルドラが眠るラゴウ石が。教団員のねらいはルドラの持つジェイド。しかしそこには先客がいた。
巨人族の男。彼の目的もまたジェイド。男はジェイドを手に入れるが、ジェイドの怒りに触れ暴走、教団員を投げ飛ばす。
丁度その時頂上にたどり着いたシオン達。暴れる巨人に対して果敢に応戦する。
シオンが渾身の一撃で巨人の左腕をぶった切った時、衝撃波が起こり、光り輝く小さな玉がシオンの片眼めがけて飛び出す。

ダグとフォクシーが頂上にたどり着いた時、巨人は我を取り戻しつつあった。
何かに気付いたように、ロスタムとヒューイを突き飛ばしつつ頂上から走り去る巨人。
ダグとフォクシーは気絶したシオンを家へと運ぶ。

497 サーレント0日目 sage 04/12/04 02:16:58 ID:YvYNa/RB
3980年 巨人の塔でミュンヒ博士により化石が埋め込まれた巨大な石柱を発見。
滅亡と再生をもたらす化石、「ラゴウ石」と命名される。
19年後 竜神の遺跡で博士は再びラゴウ石を発見。

言霊術士サーレントは、師である賢者ソロンから「ラゴウ石を追え」とだけ言われ、レギンと共に博士の発掘を手伝っていた。
ラゴウ石からは何か強い力を感じる。特に、小さな玉から。石の側面より玉は「ジェイド」と呼ばれる物であると判明。

巨人族のラゴウ石は8000年前、今回のラゴウ石は1万2000年前の物。石の力が強く危険なため、聖杯が必要だという。
ラゴウ石の研究の為に、エレミア家へ「聖杯」を借りに行くサーレントとレギン。
遺跡の入り口には、発見されたジェイドと同じ紋章が刻まれていた。

498 シオン編1日目 sage 04/12/04 02:18:53 ID:YvYNa/RB
自宅で目を覚ますシオン。片眼には眼帯が施されていた。フォクシーと共に、ダグの後を追って再び巨人の塔へ。6階で会ったダグに家に帰るよう言って頂上へ。
頂上に辿り着くと雨が降り出す。巨人のルドラの目が光ったかと思うと床が沈み下の階へ。
スルト(0日目の巨人)に拘束されていた巨人テュールを仲間にした直後目覚めたばかりの巨人ルドラが降ってくる。

何とか巨人のルドラを倒し、スルトを追うためにラミレスという人物を捜すようダグに頼む。
城の正門で大臣が待ってると言うので会いに行く。シオン・フォクシー・テュールの3人で武人の塔に挑戦する事になる。

499 サーレント1日目 sage 04/12/04 02:21:02 ID:YvYNa/RB
既に話は通っており、快く聖杯を貸し出そうとするエレミア。しかし宝物庫には先客がいた。

2人組のトレジャーハンターはエレミアを突き飛ばし聖杯を奪うとさっさと逃げ出してしまう。
2人組は着地の際に失敗し、聖杯を落っことしてしまう。その時のショックで聖杯の力が発動したのか、雨が降り出す。
サーレント達は洋館の門前で2人に追いつくが、まんまと逃げられてしまう。

聖杯の代わりになる物がないか相談しに行く。聖杯は「魔封三器」のひとつで、賢者ソロンなら他の二つが何処にあるか
知っているだろうと言う事で、ソロンに会いに小舟に乗ってトール火山へ。
途中樹海を通るが、その際蜥蜴のような少年と人間によく似た少年が橋の上を渡っていく。

ソロン曰く、魔封三器は冥界からのエネルギーを防ぐ力がある。その一つがホルンの祠にあるというので、兄弟弟子(?)のソークを連れて祠へ。

500 359 sage 04/12/04 02:22:37 ID:YvYNa/RB
1日ずつは微妙かな・・・?

ちなみにルドラというのは4000年おきに誕生する、古い種族を滅ぼし新たな種族の祖となる者のことを指しているようです。

501 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 10:14:54 ID:iZVaGKta
エースコンバット2
某大陸で軍事クーデターが発生した。クーデター勢力は行政中枢を占拠し、
さらにその豊富な軍事力を持って大陸を支配しようとしている。
主人公は統合軍本部からの命令に従い傭兵部隊により編成される特殊戦術戦闘飛行隊
「スカーフェイス」の一員としてクーデター鎮圧に向かう。
本拠地は南西の小島、トウィンクル・アイランド。
ここから大都市ポートエドワーズ&セントアークの開放を目指し東高していく。

前半では敵の兵站を破壊しつつ前線から撤退する敵を追い討ちする作戦が多く、開放を進めても
敵が攻めてくるのは高高度追撃戦作戦で出てくる爆撃機くらい。機動艦隊襲撃作戦を成功させた後は
一気に大陸南部を開放することに成功する。
ある程度戦力を削ると、統合軍は東部制圧を狙うアルファヴィル作戦と、北部制圧を狙う
ベリッシマ作戦を同時展開し、2つの大都市を包囲する。
そして、とうとうmisson27、28で敵制圧都市攻撃、敵司令部攻撃を敢行。
美しい夜景の大都市、ポートエドワーズと夕暮れの街、セントアークを開放する。

最後に往生際の悪いクーデター勢力の大型巡航ミサイルを機銃で落とし、指令要塞攻撃作戦を完了して

統合軍の作戦は完了。スカーフェイスは解散し、いつかまたどこかの大陸で危機が起こるときまで、主

人公たちは愛機とともに羽を休める事になる。


ちなみに4も時々戦闘機乗りと住民の触れ合いアニメが入る以外は全く同じような話です。
個人的には4より2のほうが面白かったので、2の話をまとめました。
5はやってないのでストーリーの紹介楽しみにしてます。

502 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 12:49:36 ID:2mscXLPh
かなり活気づいて来ましたね〜

シャドウオブメモリーズ投下したものですが、
要望があったみたいなので、ドラクエをクリア次第別ルート書き始めます

503 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 13:58:08 ID:kV+65jLu
そのスピードだとルドラ相当長編になるな 頑張ってくれい

504 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 14:46:37 ID:lL2ddYvX
>502
楽しみにしちょるよー

505 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/04 18:02:05 ID:DCKS8cdo
DT ローズ・オブ・ゲノム投下します

プロローグ 優等生

1夏休みが近いのに、彼氏がいない。
2誕生日は8月なのだが、このままだと誰も祝ってくれない。
3最近2年の尾関さんにつきまとわれて困っている。

あゆみは以上3つの危機に直面していると推測される。
あゆみは幼稚園の頃からアイドルだった。
優等生だし、スポーツもできるし、誰が見ても一番可愛かった。
そして親、先生、友達、親しくない知人、周囲の期待には必ず応えてきた。
そして今年は、クラスのアイドルたるもの、
彼氏も無しに寂しい高校1の夏休みを過ごすわけにはいかないと考えているのだ。
だからといって、尾関さんのような類人猿と付き合うなどもってのほかだ。
早急に適当な彼氏を探さなくてはならない。

では次の疑問。なぜ俺なのか?

1今彼女がいないこと。
2尾関さんに脅されても動じないだろうこと。
3何より、自分につりあう男であること。

要するに、俺が好きなわけではないのだ。
つりあう男だという評価には自尊心をくすぐられるが、素直に喜べる状況ではない。
あゆみは周囲の状況にせまられて、好きでもない男に、
「好きではないことは察しがつくだろうが、付き合ってくれ」と言っているのだ。
普通の男ならここで断る。断られるとプライドが傷つくことになるが、
この計算高い女が、そんな賭けに出るとは思えない。
断らない男を選んでくるはずだ。そしてそれが俺だったのだ。
その辺の事情について探りを入れてみよう。
なぜ俺なのか、もっともらしい説明を用意しているはずだ。

506 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/04 18:03:22 ID:DCKS8cdo
拓馬「いいけど。でも、なんで俺なの?」
あゆみ「本当にいい?」
拓馬「ああ、俺はいいんだけど。」
あゆみ「・・・良かった。断られたらどうしようって思ってたんだよ。」
(これは嘘。だが、演技は完璧だ)
あゆみ「最近ずっと考えてることがあってね、
本当の自分はどれなのってことなんだけど。」
拓馬「本当の自分?」
あゆみ「うん。」
あゆみ「世の中には何人も私がいるわけよ。
家族が思ってる私とか、友達が思ってる私とか、自分が思ってる私とか、
少しずつ違うじゃない?」
あゆみ「でね、本当は自分で思ってる私が本当の自分なんだろうけど、
自分で自分が何がしたいのかわからないんだよ、最近。」
拓馬「それは、俺だって自分のことなんかわかんねえよ。
わかんなくたって普通じゃないの?」
あゆみ「それはそうだと思う。で、考えたの。
親の中で自分ってどんな娘なんだろうとか、妹の中の自分とか、
希恵とか、友達の中の自分も。」
あゆみ「で、結局、拓馬君の中の自分が、
かなり本当の自分に近いんじゃないかって思ったんだよ。
幼稚園からずっと一緒だし。頭いいっていうか、観察眼あると思うし。」
あゆみ「そしたら今度は、拓馬君の中の自分はどんなだろうって、
そればっかり気になって、それで・・・」
(俺の中の、あゆみ・・・?)
あゆみ「これって、好きだってことだと思うんだよ。」
拓馬「じゃあ、あゆみの中の俺ってどんなやつなの?」
あゆみ「え?私の中の拓馬君?」
拓馬「うん」
あゆみ「んー、実は優しいっていうか。自分勝手に生きてるように見えて、
困ってる人助けちゃたりとか、頼まれたら断れなかったりとか、
正義の味方、的なところはあると思うよ。」
あゆみ「力は持ってるけど、自分のしたいことが特にないから、
人のために使っちゃう感じ。したいことがないっていう点では、
私と似てるのかもしれないね。」

似たもの同士で、意見の対立も少ないだろう。
付き合ってくれって頼まれたら断らないだろう。
自立してるし、問題は起さないだろう。それが俺なわけだ。
安全牌を切ったつもりか知らないが、この女、
今や最悪の爆弾をつかまされたのだ。

507 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/04 18:04:32 ID:DCKS8cdo
拓馬「・・・奥様は、魔女だったのです。」
あゆみ「え?」
拓馬「いや、なんでもない。じゃあ一つ聞くけど、
俺のもってる力はどう使ったらいいと思う?」
あゆみ「魔女ってそのこと?魔法の力があるってか。」
拓馬「まあな。」
あゆみ「えー、何だろう。・・・まあいいや。何にせよ、全部私のために使ってほしい。」
あゆみ「・・・って言いたいとこだけど。私、正義の味方の彼女ってのも、悪くないかな。」
拓馬「だったら、正義の味方も悪くないかな。」

秘密人口衛星「ばら6号」が、先日、横浜市内に強力なDT放射を検出した。
これが意味するのは、新たなマスター能力保有者の存在、それも最強レベルである。
この未確認マスターは「N2」というコードネームを与えられた。
DTによる人類征服を企む者、あるいはをれに抵抗する者、
全ての勢力は色めきたち、調査を開始した。
他の勢力より先にN2を発見し、味方としてスカウトすること。
が、もし敵に回るそぶりを見せるならば、能力を発揮しないうちに亡き者にすること。
同じ使命をおびた何人ものエージェントが、今も市内をうろついている。
最初に拓馬を発見したのは、淡島博士だった。
博士はどの勢力も属さず、拓馬の身の安全だけを案じていた。
このまま隠れていても、いずれどこかの勢力に発見されるだろう。
それならむしろ自衛のために戦う準備をした方がよい、
というのが淡島博士の考えだった。
淡島「その強大な力をどう使うか、それはおいおい考えればよい。
ますは自分の身を守ることだ。」

次に拓馬はパメラに会った。彼女はエリクシール機関のエージェントだ。
DTによる人類殲滅と、その後の世界支配。
これらを目論む秘密結社がマハトである。このマハトに対抗して作られた組織が
エリクシール機関であり、各国諜報機関から引き抜かれたエージェントたちの集団であった。
拓馬「要するに正義の味方なわけ?」
パメラ「まさか。その逆。悪党の集まりよ。」

どう身を処すべきか迷っていた拓馬だが、あゆみとの一件で決心がついた。
人生は祭りだ。命の危険は、参加費を払うと思えばよい。
死んでしまってもそれはそれ。あゆみが婆さんになって、
「私は若い頃、正義の味方の彼女してたんじゃ」
とか孫に語ってくれたら、それだけで自分は伝説になれるわけだ。
恐るべき力と、曖昧な動機を胸に、また一人正義の味方が誕生した。

プロローグ 終 つづく

508 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 21:27:36 ID:aj9w/DNF
乙 ほんと色んなゲームが出てるんだなぁ

509 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/04 23:23:38 ID:9WLDKLcv
>DT〜
とりあえず基本的な設定くらい説明してくれ。
わけわからん。

510 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/05 00:01:13 ID:S5mTLyMl
エロゲー?

511 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/05 01:33:23 ID:4NboDsWl
DTローズ・オブ・ゲノムの世界設定です

時は近未来、DTと呼ばれるナノマシンが極秘裏に開発され、
その技術をめぐって各国政府、多国籍企業、宗教団体などが諜報活動を
繰り広げ、戦っています。
その戦の主役は、DTを操る能力を持つごく一握りの者たちで、
DTマスターと呼ばれています。DTマスターは
DTとそれを動かすプログラム・データ
(これらはウイルスぐらいの大きさしかありません)
を身体の内部に持っていて、状況に応じて使うことができます。
DTはプログラム次第でいろいろな働きをし、ユニットと呼ばれる動物や人間、
自然には存在しない生物や機械などを、手近にある物質から作り出すことができるのです。
これを「DT合成」または「ユニット合成」と呼びます。

榊 拓馬 

横浜海鴎学院に通う高校一年生
突如DTマスターとしての能力に目覚めたものの、
本人としてはそれを少々持て余し気味であり、
エリクシールからの参入の打診にもはっきりとした返事は出していない。
「N2事件」の中心人物。

西 あゆみ

横浜海鴎学院に通う高校一年生で、拓馬の同級生&幼なじみ。
自身はマスターではなく、DTのことも、拓馬の能力のことも知らないが、
「N2事件」に非常に重要な役割を果たすことになる。


ちなみにゲームボーイのソフトです

512 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/05 01:38:06 ID:4NboDsWl
ヒストリー11 ばら6号事件

「ばら6号事件」は、別名「N2事件」とも言われています。
この事件の発端となったのは、「ばら6号」の観測データでした。
ばら6号はマハトの開発した人工衛星で、地上のDTの活動を監視していました。
その衛星がある日、神奈川県横須賀市内に強力なDTマスターがいることを示唆する
観測データを送ってきたのです。
このマスターは「N2」というコードネームが与えられました。
各陣営はN2の獲得を目指し、行動を開始しました。
N2の正体は、横浜市内に住む高校生、榊拓馬だと考えられています。
彼は淡島博士にマスターとしての能力を見出され、事件に大きく関わっていくことになります。
もう一人の主人公、飴井由佳も、やはりマスターとしての能力を持っています。
彼女は榊拓馬のクラスメイトであったことから、N2事件に巻き込まれていくのです。
二人が通う横浜海鴎学院高校は、堀川綾乃、緋瓦渉というDT黎明期の重要人物たちが通って
いた学校でもあります。
なぜここに2人も新しいマスターが登場したのか、堀川綾乃と何か関係があるのか、
すべては謎に包まれています。

513 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/05 12:28:22 ID:4dB+qdeS
あぁ、DTマスターがここにもいたんだね。まとめがんばってくれ!

514 non 04/12/05 21:42:51 ID:DvXFbxBb
マグナカルタまだですかぁー???

515 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/05 22:40:22 ID:ODGPD4e2
バテンのシナリオはまだかな
カラス復帰まではやったんだがorz

516 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 09:16:21 ID:EJmOjsIr
マグナカルタ期待!

517 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 14:21:27 ID:XrWphQdT
マグナカルタの人は今DQで忙しいんだろ。

518 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 14:23:59 ID:FUgNfvq6
ドラクエやってるんだっけ?マグナの人
プレッシャーが嫌らしいから黙って待ってる

久しぶりにクロノトリガーをやってみた
初めて5分でラスボスを・・・

519 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 18:45:13 ID:nU/VAkSM
ホント不気味なくらいのマグナマンセーぶりだな
個人的にはAC5まだー?って感じだけど

520 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 18:46:20 ID:nU/VAkSM
ホント不気味なくらいのマグナマンセーぶりだな
個人的にはAC5まだー?って感じだけど

521 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 18:50:21 ID:nU/VAkSM
ホント不気味なくらいのマグナマンセーぶりだな
個人的にはAC5まだー?って感じだけど

522 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 19:00:41 ID:nU/VAkSM
ホント不気味なくらいのマグナマンセーぶりだな
個人的にはAC5まだー?って感じだけど

523 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 19:15:51 ID:7Q2S1fys
>>519-522
煽り乙

524 ルドラの秘宝 シオンの章 sage 04/12/06 21:54:17 ID:G43c4k8H
2日目

ダヌルフの町へ行き、武人の塔に挑戦。第一の武人ネルガルを倒した直後、空気が浄化される。
塔を出たシオン達の下にダグがやってくる。大陸中探したがラミレスという人物はいなかったらしい。残る可能性は聖域と呼ばれる場所のみ。
それに、失踪したターレスが最後に会ったのが言霊山の言霊術師ゾラだと、東の教会の牧師から聞いたそうだ。
クリューヌ王とゾラは仲が悪く、陸からでは聖域に入れない。町の東から小舟に乗って言霊山へ。

ラミレスの持っている方舟を探して欲しいと頼む(スルトを追うために必要なので)。占いをはじめるゾラ。
ゾラの占いによると、オムパロスの町のヌークという商人に会えということ。
ターレスの行方も聞くが、こちらはわからないという。神聖な場所に兆しが現れるので、その時に再びここを目指すようにともゾラは言う。

3日目

武人の塔2回戦第二の武人アマティスタを倒した後オムパロスへ。
ヌークに会うと、トゥーラ遺跡の鍵を借りにきた老人がどうのこうのと教えてもらう。
(サーレントの章3日目でアヴドルに行ってなければ、この後サーレントPTとすれ違う)
外には大きな方舟(ラミレス所有)がある。

山を登り遺跡に入るが、遺跡の中には既に誰かが居た。2人組の男達は石化した老人を調べている。
トレジャーハンターのデューンとキッドが、老人が小さな玉を握りしめているのを見つける。
玉は、取ろうとするデューンの掌にめり込んでしまう。ひとまず隠れ家に向かう2人とばったり会ってしまうシオン達。
二人の玉が反応するが、わけもわからないうちに逃げられてしまう。
石化の解けたラミレスが仲間になる。が、スルトを追うのにつかう筈だった方舟が盗まれてしまう。仕方ないので船でダヌルフへ帰る。

525 ルドラの秘宝 サーレントの章 sage 04/12/06 21:55:38 ID:G43c4k8H
2日目

祠に行く前に博士に報告。「外を見ろー!」の声で窓から外を覗くと、蝶の大群が通り過ぎ、空気が浄化される。
夜、聖なる"ゾーキン"(聖衣)を入手するがまたもトレジャーハンターに奪われてしまう。

3日目

肩を落として帰ると、人形が子供を攫っていく現場を目撃。
子供の親たちに頼まれ、協力する事を約束してミュンヒ博士に報告。
人形は小舟に乗って小島へ逃げたという情報が入る。どこかの教団が関わっているとも。
最近辺鄙な小島にあるファールの遺跡に変なのが出入りしているらしいが…
船着き場に行くと博士は見知らぬ2人(リザ、ガーライル)と相席中。妙に上機嫌。
祠に何かなかったかと聞かれた後、リザ達と別れ遺跡へ向かう。

ちなみに遺跡のある小島へのルートは2つ。
・オムパロス経由
  オムパロスでシオンPTとすれ違う。
  商人のヌークから船を借りて小島へ向かう。
  シオンの章で先にオムパロスに行っていると強制的にこちらのルートになる。
・アヴドル経由
  博士達発掘隊と一緒にアヴドルへ。
  レギンの幼なじみで博士の娘ミーミルから船を借りて小島へ。

呪術師オズヌを倒し、子供達を解放。子供達の中にロロという名の記憶を無くした少年がいる。
(一日目の樹海で橋を渡っていた少年の一人)
荒療治を試みようとするソークを抑え、小舟に乗ってアヴドルへ。

526 ルドラの秘宝 リザの章 sage 04/12/06 21:56:49 ID:G43c4k8H
3日目

オリアブに着いた二人。待合室でミュンヒ博士と相席。リザの母と面識があり、尚かつホの字だったようだ。
博士から母の事について聞いているとサーレントPTがやってくる。
ホルンの祠に「ダナンの予言書」のことが書かれている事と、
母を訪ねるならクリューヌ城に行きないさいという情報を聞く。

祠に行く途中の樹海でセタビザ(捕らわれた蜥蜴つき)と戦闘。蜥蜴を助けてセタビザを蹴散らすと
蜥蜴こと自称「は虫類族の王子」ピピンが仲間になる。

祠にある言霊教典を読む(サーレントの時とは道が違う)と、言霊師のおねいさんが現れ、西の大陸の聖域に行く事を勧められる。
その後、オリアブを経由してダヌルフへ。

527 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 22:35:49 ID:Oomiol5f
今日はgame鯖の調子が悪かったらしくて2連投とかしてるのはよく見たが…
4連投はさすがになかったなw

528 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 22:39:25 ID:uFiNjwA8
ルドラの秘宝はゲーム中の誤植が酷かったと記憶している

529 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 23:11:03 ID:sz7L4eWM
>>527
comic鯖も調子悪かったのかな?
美味しんぼスレで4連投があったが

530 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/06 23:40:26 ID:BXF/Ij2n
最高六連投を見かけた。荒らしじゃなくて天然で

531 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/06 23:47:18 ID:f9DhVVPN
第1章 変身

翌日、あゆみは拓馬と出会う。あゆみは妹とクイーンズアビーで買い物中、
1階の喫茶店で拓馬を見つけた。
拓馬は淡島博士から、小さな瓶を受け取ったところだった。
オレンジがかった透明な液体で、入っているのはメモリーセル。
DTマスターの武器だ。
これを飲むことで、拓馬の体内のDTが活動を開始する。
生物を合成したり、人体を改造強化したり、火を吹いたりということが可能になるのだ。
逆にこれを飲まないうちは、マスターの素質のある拓馬といえども、ただの高校生と同じである。
拓馬は瓶の液体を飲み干した。伝説への一歩を踏み出したのだ。
伝説は生ぬるく、鉄分、塩分で血の味がした。
瓶の液体を飲んだ時、あゆみが現れて声をかけた。

あゆみ「拓馬君。
拓馬「あゆみ?何してんの?
あゆみ「買い物中。妹と来てんの。拓馬君は?
あゆみは淡島博士の方をちらっと見て、表情だけで紹介するよう求めた。
拓馬「この人は、淡島博士。正義の側の人物。
あゆみ「え?正義の・・・

何の前触れもなく、あゆみは倒れた。地面から伸びた手に引き倒されるように、
あごから地面に落ちた。
あゆみはそれっきり動かなくなった。口からは、やけに透明なよだれが、
ゆっくり流れ落ちた。何もかもがゆっくり動いている。
あゆみの妹が駆け寄ってきた。突然の出来事に言葉もでない。
酸欠の金魚みたいに口をぱくぱく動かし、倒れた姉の肩をゆすった。

532 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/06 23:48:48 ID:f9DhVVPN
あゆみの妹は、はるかって名前だったはずだ。
いや、そんなことはどうでもいい。問題はあゆみだ。
博士が脈をとったりしているが、多分死んでいるだろう。
死んだようにしか見えない。
婆さんどころか、まだ15歳だ。ここで死んだら、榊拓馬の伝説はどうなる。
誰のための正義の味方なのか。
いや、違う。そういう問題じゃない。あゆみに何が起こったのか?
なぜ、死ななければならなかったのか?
どこから現れたのか、一人の男がそばに立っていた。
この男が疑問への答えだ。あゆみを見下ろす眼差しは、その死を確認するかのようだった。
拓馬の視線を一瞬受け止めて、逃げるように博士の方を向いた。
「悪いのは俺じゃない」
そういうニュアンスの目だった。男は神子柴と名乗った。
淡島博士と親しいかの口調だったが、博士の方は相手をよく知らない様子だ。

神子柴「淡島先生、いけませんねえ。いや、この女子高生が問題のマスターだ、
という情報を得たものですからね、尾行しておったのですよ。
そしたら彼女、私を先生のところに案内してくれたわけですな。
神子柴「比較的無害な研究者ということで見逃しているのに、
そうちょろちょろされるとね、お互いにとって不幸な結果になりますよ。

この男は、何か勘違いをしている。拓馬は苛立った。
神子柴の勘違いに対して苛立ち、彼女をあっさり殺されたことに苛立った。
だが本当は違う。平然と人を殺すことへの怒り、あゆみが死んだことへの悲しみ、
そういった感情が、本来あるべき感情が、少しも沸き起こってこないのだ。
これは、感情に駆られない自分への苛立ちだ。
などと余裕で分析している冷静な自分への苛立ちだ。

533 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/06 23:50:18 ID:f9DhVVPN
拓馬「おい、おっさん、勘違いしてんじゃねえよ。
おまえが探してるマスターは、この俺だ。
神子柴「なんだと?じゃあ、この女は・・・
拓馬「俺の彼女だ。あゆみは死んだ。それゆえ、俺は今、機嫌が悪い!

神子柴もようやく合点が行ったようだ。
神子柴「そうか、貴様が!なるほど、たしかに手違いはあったようだが、
結果は同じこと。死んでもらうぞ!
神子柴は吼える。出所不明の闘志をむき出しにして、一歩後ずさって身構えた。
神子柴「ウゥゥ
低く奇声を発する。するとどうだろう。
その上半身が見る見るうちに肥大し、皮膚からは長い剛毛が生え始め、
二足歩行の獣が服を着ているが如き化け物、牛頭人身の怪人へと変身をとげていた。
この間わずか1秒。
さすがにこれには度肝を抜かれた拓馬だが、見せてもらったビデオでは、
熊に変身してたなあ、などとのんびり回想している自分も内部には存在するのだった。

淡島「榊くん、闘え!
博士が象徴的な指示を出す。
心に浮かべた戦いのイメージを、具象化させるのがDTの力だ。
水牛に襲い掛かるトラか、シマウマに襲い掛かるライオンか。
拓馬が猛烈に体内のデータを検索し始めた。
拓馬「来い、牛野郎。とりあえず、あゆみの仇はとらせてもらうぜ。

戦闘パートに移行
戦闘終了

神子柴は倒した。しかし拓馬には何の感情もない。
強いて言えば、昨日までとは違う、普通でない生活が始まったという、
漠然とした感覚があるだけだ。

第1章 終 つづく

534 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 00:20:56 ID:NpxSlZOp
>>ルドラの人
乙。

ところでこれは一日づつより一人づつの方がいいのでは・・・

535 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 02:24:11 ID:PSqiUM9G
>>530
時間の空きからするとID:nU/VAkSMは意図的だけどな

536 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 04:07:52 ID:P1590UPS
17連投ってあったなw 連打し過ぎだ
一時的に連投規制がなくなってたから…

537 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 13:01:18 ID:ds3RschZ
昨日はちゃんと送信されててもエラーとか出てたからな
リロードせずに時間をおいて投稿しなおしてたら>219〜みたいになるかもしれんでもそんな状況って携帯で見てるとかしか考えられんな
このスレって携帯で見れるものなのか?

ていうか>>219って煽りだろうか。
マグナカルタファンが過剰反応してるだけに見えるが

538 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 13:06:55 ID:T+mdwL8j
>>537
サガフロ2の人に謝れ

539 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 13:12:16 ID:/VsEP9Ou
>>515
バテン簡単に書こうか?エンディングのネタバレだけでも。
すでにうろ覚え状態で、詳しく説明できるほど細部覚えてないけど。
まとめサイトに乗せられるのは勘弁ですが。


540 515 sage 04/12/07 15:51:32 ID:T+mdwL8j
>>539
激しく感謝!
ぜひおながいします。
俺は他には載せません。

541 ACE5 初陣1/2 sage 04/12/07 17:35:27 ID:urI/fFeP
初陣 FIRST FLIGHT
2010/09/27 夕刻
「サンド島空襲」
ユークトバニア軍、サンド島を空襲。
サンド島基地に被害を与えるも、基地制圧には失敗。
戦闘後、ハンス・グリム一等空士が編隊へ正式編入。

先のケストレル護衛より帰還したウォードック、チョッパーはジュネットにやはり地上は良いと語る
その直後、敵機の接近をつげる警報が鳴る、頭を抱えソファーに倒れこむチョッパー
敵は自国に最も近いサンド島航空基地を制圧し本土への拠点とすべく攻撃を仕掛けてきたのだ。
敵機が味方に攻撃を仕掛け、ブレイズの真上で戦闘機が落ちる、チョッパーが叫ぶ中
三人は防空戦闘真っ只中でかろうじて離陸し、防空戦闘に入る。
防空戦闘も中ごろに入った頃、本部からバートレットの補充でやってきたフォード中佐から連絡が入る
着陸のための滑走路は無事か?制空権は確保されているのか?
などしつこく聞いてくる男は、チョッパーが皮肉を言った瞬間、空に消えた。


542 ACE5 初陣 2/2 sage 04/12/07 17:36:29 ID:urI/fFeP
「フォードがやられた!」チョッパーが叫ぶ中、虚空から姿を見せたのは爆撃機の姿だった
A-10戦闘機から基地を守るべく戦闘するさなか、ナガセは格納庫から出てきたバートレットの予備機を見つけた
「誰が動かしているの!?」と叫ぶナガセに対して予備機のパイロットは答えた
「グリムです!」と、彼は整備班とともにハンガーにいたところ、基地が強襲されたことを受け
自分も戦わせてほしいというのだ、機器をチェックしながらグリムは離陸し、ウォードックの支援を受けつつ
戦線に加わる、そして、彼らはサンド島を攻撃していた航空部隊を辛くも撃退することに成功する。
この戦いより、ハンス・グリム一等空士、コールサイン「アーチャー」がウォードックに加わる



543 ACE5 第三艦隊集結 1/2 sage 04/12/07 17:37:37 ID:urI/fFeP
第三艦隊集結 RENDE ZVOUS
2010/09/30
「イーグリン海峡で戦闘」
イーグリン海峡で、オーシア第3艦隊の空母群が集結を計る。
ユークトバニア軍ミサイル潜水空母シンファクシの散弾ミサイル攻撃により、
第3艦隊に壊滅的被害発生。オーシア軍、大気機動宇宙機アークバード戦線投入決定。

ユーク軍の攻撃はオーシアに反撃の隙を与えることはなく、かなり綿密に練られたものだというのが
オーシアとしての見解であった、しかし、ユークの失敗はオーシア攻撃の際にオーシア第三艦隊に
所属する空母三艦(ケストレル・バザード・ヴァルチャー)を全て撃ちもらしたことだった。
オーシアは一度内海にこれら第三艦隊に所属する艦船を全て集結させ、戦力を立て直そうとする。
ウォードックは敵の攻撃圏内より内海へ移動するケストレルを護衛することであった…
任務は簡単に終わり、海の女王たる空母は全て内海に移動を完了する。
護衛任務が終了し、各基地より同じように任務についていた同僚は基地に帰還してゆく中
ウォードックはケストレルの上空で空中給油機を待つようにと命令される、そんな中、チョッパーは
レーダーにあるはずのない敵影を見つける、オーシアの領内から現れた敵影に対しウォードックは
すぐさま戦闘態勢をとる
「サンダー・石頭・ヘッドは気付いてるのか!?」
チョッパーが叫ぶ中、空中管制機サンダーヘッドは基地に帰還し始めた各部隊に至急戻るように命令する
が、それも無意味に終わる、そんな中ケストレルよりスノー大尉が離陸し防空戦闘に入る。


544 ACE5 第三艦隊集結 1/2 sage 04/12/07 17:40:39 ID:urI/fFeP
狭い海峡で直進しか出来ない艦隊、迫り来る敵機
「おかしい…、敵襲ってこんなものなんでしょうか?」と敵の攻撃のタイミングのよさに
疑問を投げかけるグリム。
対艦攻撃兵装を積んだ攻撃機や、対艦ミサイルを積んだF-35を駆逐し、何とか第三艦隊を守りきったウォードック、
その直後、空が光ったと同時に空母バザードが爆炎とともに轟沈する
わけもわからない状態のウォードックにスノー大尉から通信が入る
「高度5000フィート以下のものは全て消滅した!」
「高度5000フィート以上に昇れ!!」と叫ぶスノー、指示に従ったウォードックはただ地獄のような光景となっている
下の様子を見る以外になかった。
この攻撃により第三艦隊は空母ヴァルチャー・バザードおよびこれの随伴艦を失い、もはや
艦隊としての作戦行動能力を失ってしまうこととなる。

作戦終了後、オーシア軍本部は今回の攻撃はユーク軍が先の大戦から配備を進めていた大型潜水艦
から発射された弾道ミサイルであることを発表し、これを今後のオーシア軍最大の脅威とした。


545 ACE5 中間ムービー sage 04/12/07 17:44:45 ID:urI/fFeP
第三艦隊に対するユーク軍の強襲により、ウォードックは空中給油が不可能となり
オーシア領北部(旧南ベルカ)のハイエルラーク空軍基地(空軍の練習基地)での給油を余儀なくされる
ハイエルラークの向こうには核弾頭で出来たクレーターがいまだに残り、放射能を放っている
ウォードックが基地に着くとハイエルラークの練習生が彼らに話を聞きに集まってくる
ジュネットがサンド島防空戦後に書いた「サンド島の四機」という記事が、ウォードックよりも先に
この基地に届いていたからである、練習生に誇らしげに話をするチョッパー、気が付けば
彼らはこの戦争で最も実践経験のあるパイロットになっていた。
基地に帰還する際、練習生達を先導するように指示される、西の最前線防衛のために、彼ら練習生までもが
実践の空を飛ぶのだ。


546 ACE5 白い鳥T sage 04/12/07 17:49:45 ID:urI/fFeP
白い鳥T WHITE BIRD[PART 1]
2010/10/03
「SSTO打ち上げ成功」
オーシア軍はSSTO(単段シャトル)打ち上げに成功、アークバードへ新兵装モジュールを搬送。


オーシアはユーク軍との軍事バランスを均衡にするための手段として、空高く飛ぶ軌道衛星である
アークバードを投入することを決意する、アークバードは平和主義者の大統領が、軍備を削る換わりに
作り上げた平和のための架け橋、ユークと共同で作られた巨大なマスドライバー基地からアークバードへ
戦争のためのレーザー兵器が打ち上げられようとしていた。
ウォードックこの基地にて打ち上げの防衛をすることとなる、そして
ユーク軍もこの打ち上げをなんとしても阻止すべく、航空戦力を導入することとなる。
このユーク軍の攻撃の本当の目的をウォードックが知るのは、事態が取り返しのつかないことになってからであった。

打ち上げ基地に飛来したユーク軍は空挺戦車(航空機より投下される戦車)や巡航ミサイルなどにより
基地の制圧、マスドライバーの破壊を試みるが、ウォードックによってどれも阻害されることとなる。
そして、一時は中止となった打ち上げは決行され、レーザー兵器はアークバードへと打ち上げられる。



547 ACE5 サンド島防衛1/3 sage 04/12/07 17:53:21 ID:urI/fFeP
サンド島防衛戦 FRONT LINE
2010/10/04
「サンド島制圧失敗」
サンド島をオーシア攻略における要衝と見たユークトバニア軍が、サンド島への上陸作戦を決行。
オーシア軍アークバードが兵器として稼働開始、大気圏外からのレーザー攻撃を展開。
サンド島制圧を阻止。ユークトバニア軍潜水空母シンファクシ撃沈。

アークバード特殊兵装打ち上げから帰還したウォードック、翌日彼らに新たなる作戦が言い渡される。
ユーク軍上陸部隊がサンド島に接近、サンド島部隊は全力を持ってこの上陸部隊を迎撃することとなる
ブリーフィングで普段は威張り散らしている基地の司令官が「最後まで戦い抜くつもりだ」と
見栄を張ったかのような言葉を吐き捨てる中、ウォードックは作戦説明を受けそれへと上がる。
作戦にはハイエルラークのひよっこたちも投入され、3つの編隊が形成される。
そして、戦闘が開始され、ウォードックは上陸用のヘリ、ホバークラフトを次々と撃破してゆく、
フリゲート艦を数隻も沈めた後、突然サンダーヘッドから通信が入る
「弾道ミサイルの発射を確認、全機至急高度5000フィート以上に上昇せよ!」
これを聞いて青ざめたウォードックたちはすぐに高度を上げようとする。



548 ACE5 サンド島防衛2/3 sage 04/12/07 17:56:42 ID:urI/fFeP
「なにをしてるのひよっこ達!早く上がるのよ!!」とナガセが叫ぶ中、シンファクシから発射された
弾道ミサイルが迫る。
「どこかの上級コマンドがアクセスしてきた、Aサット照準データリンク、何の表示だこれは?」
サンダーヘッドは自らのAWACSに表示された見覚えのない表示を見る
「勝手にカウントダウンを開始している…」
チョッパーは次の瞬間、空から一閃の光が下りてくるのを見て、ブレイズにすぐさまアレは何だと聞く。
サンダーヘッドに通信が入り、この光の正体は天高く飛ぶ白き鳥、アークバードの下部に取り付けられた
レーザー発生器から撃たれたものということがわかる。
「アークバードだ、頼れるぞ!ミサイルをロック後、アークバードにデータを送る」
アークバードに取り付けられたレーザーは弾道ミサイルを正確に射抜き続けるが、シンファクシは
これに対しミサイルの連続発射で対抗する。
「これだけの数じゃいくらアークバードでも!」とグリムが叫ぶ中、全機は一気に高度を上げる、
「昇れ昇れ!!」と叫ぶチョッパーを尻目に、彼らの後ろを飛んでいたひよっこ達にたいして
弾道ミサイルによる鉄の雨が降り注いだ…


549 ACE5 サンド島防衛3/3 sage 04/12/07 17:57:55 ID:urI/fFeP
「あんなに…落ちてゆく…」グリムは外を見てつぶやく。
そのとき、海上にいたオーシアの艦にアークバードから新たなソノブイデータをよこすようにと通信が入る
言われるままに彼らはソノブイを送る、それから数分とたたないうちに、光が海面に落ちていった
「シンファクシの被弾音を確認!浮上しています!」この言葉とともに、全長300mにも及ぶ超巨大潜水艦
シンファクシがその姿を海上へと現した。
シンファクシはその船体からカタパルトを使いF-35を応戦させると同時に、サンド島と自分の上に向けて
弾道ミサイルをお構いなしに撃ち始める、サンド島では司令官が阿鼻叫喚の叫びを上げている中、
ウォードックは伝説の悪魔といえるようなこの潜水艦を沈めることとなる。
「浮上しても強い潜水艦なんて詐欺だ!」と叫ぶチョッパー、サンド島はシンファクシのおかげで
劣勢状態から、さらに状態が悪くなりつつあった。
「やむをえん、ミサイルの間を縫ってでも対艦攻撃を実施せよ」とサンダーヘッドの無茶な命令が下る、
「やむをえんであの中に突っ込めって言うのかよ!バカ野郎!」
チョッパーが叫ぶ中、ブレイズが対艦攻撃を実施する。
僚機も覚悟を決めてそれに続く、そして彼らは見事にシンファクシを沈めることに成功。
サンド島の上陸作戦はシンファクシを失ったユーク軍が撤退する形で終わりを告げる。


550 ACE5 希望という名の負荷1/2 sage 04/12/07 18:05:03 ID:urI/fFeP
希望という名の負荷 HANDFUL OF HOPE
2010/10/22
「エイカーソン・ヒル事件」
サンド島中隊がエイカーソン・ヒル周辺を哨戒中、中立国ノースポイントへ向かうオーシア輸送機に遭遇。
輸送貨物の中に潜んでいたテロリストによってパイロットは射殺、テロリストも銃撃を受け死亡。
輸送機は生き残った乗客の操縦により、不時着。
輸送機乗客(オーシア大統領ビンセント・ハーリング以下2名)は、オーシア国防空軍・第8492飛行隊によって保護。

 哨戒飛行中に見つけたその輸送機はレーダーの機能を損傷していた、エイカーソンヒルは穀倉地帯であると同時に
そこにはオーシア最大級ともいえる迎撃レーダーシステムが備えられている、レーダーを損傷していなければ
そのレーダー網をかいくぐり飛ぶことは可能、そして、オーシア機としての識別信号があれば
レーダーを気にする必要もなかったのだ。
 
 輸送機のパイロットは、自分が現在政府の機密の輸送を行っており、識別信号を出すことは出来ないことを告げ
ウォードックにレーダーの間を飛んでもらえないかと頼む、ナガセとブレイズはこれを引きうけ
レーダー網の間を先導することとなる。
 「自国の領空がこんなにも恐ろしい空だったとは…、見えないから恐怖はなおさらだな…」
という機長を尻目に、ブレイズはレーダー網を抜けてゆく。
レーダーを抜け終わったあたりで、レーダーに機影が映る、輸送機が運んでいる「機密」を
この世から消さんとユーク軍機が飛んできたのである。


551 ACE5 希望という名の負荷2/2 sage 04/12/07 18:06:03 ID:urI/fFeP
 「これを落とせば勲章ものだ!いや、銅像が建つぞ!」
彼らはそのようなことを叫び、輸送機へと迫る。
対するウォードックは後方からチョッパーとグリムがようやく追いつき陣形を整える。

 「なにを言っているの彼らは…」ナガセが混線してきた敵の会話に疑問を抱く。
ウォードックの交戦の結果、輸送機に傷がつくことなく戦闘は終了する。
そんな中、輸送機の機長が射殺される事件が起こるが、その直後にそのテロリストも何者かによって
射殺されてしまう。
 
 そして通信が入ったとき、その通信の相手は自分が「積荷」であり、今操縦してるのは航空経験などない
秘書であるということを告げる、機体はテロリストによりエンジンが一機停止している状態で
不時着をしなければならない状態であり、彼の秘書がそれを行うというのだ。
「積荷」の男はチョッパーやナガセの名前をいい名前だというジョークなどをしながら
秘書を不時着は可能だと勇気づける、一方のブレイズたちは風力発電用の風車を破壊して
滑走路の目印を作っていた。
「いい目印だ、わかりやすいね」と言って、積荷の男と秘書はそのまま機体を地面に叩き付けた。
彼らの無事を確認するウォードック、ナガセは積荷の男に質問をする。
なぜアークバードを戦力に投下するのか、貴方が空に掛ける平和の橋を見たかった…と
積荷の男は平和になればまたやり直しが聞く、まず話し合いを持つことが大切だといい
アークバードを投入し、戦力が均衡になった今、中立国であるノースポイントでの話し合いが
必要だと語った。

 「いっけね、燃料がやばいぜ」と燃料がすでに帰還ギリギリしか残っていないことに気付いたチョッパー、
そこにタイミングよく8492飛行隊と名乗る部隊が引き継ぎに現れる。
彼らと交代しその場を後にし、ウォードックは基地に帰還する。

552 ACE5 sage 04/12/07 18:06:59 ID:urI/fFeP
あと19ミッション…

553 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/12/07 21:15:13 ID:Ob3G0aF2
ん、お久しぶり
DQはちょっと前に終わったけど時間なくてなかなか書けないんだよねー
とりあえず貼り

(書き忘れたけどこの辺でラウルが天の英雄、アンソニー・ロベルであることが判明します。例によってジャスティーナだけは知っていた模様)
ひとまずアジト急襲を断念したカリンツ達は、紅の旋風本部が襲撃されたことを知る
急遽本部へ戻るカリンツらだったが、すでにそこはヤソンの手に落ちていた
非戦闘員を人質にとり、投降を迫るオルハ
何故かカリンツを拘束することにこだわるオルハに、他の仲間は抗戦の意を示すが
人質の安全を優先したカリンツはしかたなく武器を置く
カリンツ「――――紅の旋風は、解散する。」
カリンツを捕らえたオルハは「助けたくばリースを連れて来い」と言い残し、首都エベンダートへと連行していった

エベンダートの地下牢で拷問にかけられるカリンツ
痛めつけられたカリンツに問いただすオルハだが、どうもお互いの話が噛み合わない
要領を得ないカリンツはひとまず幽閉されるが
そこへブラストワームの内乱が勃発する。
キャリアンとアサドも自分達の予定にない行動に戸惑いを隠せないが、蜂起が始まってしまった以上傍観するしかなかった
内乱に乗じてカリンツは殺されそうになるが、そこを一人の瀕死のヤソンに助け出される
何故自分をヤソンが助けるのか理解できないカリンツだが、答えを知る暇もなく追われる事になった
潜り込んだ庭園で女王アミラと邂逅するカリンツ
しかしアミラはどうやらカリンツを知っているそぶりだった
ともあれ機会を逃さずアミラの命を狙うカリンツを、間一髪オルハが押さえ込む
多勢に無勢とみたカリンツはひとまず市街地へ向けて逃げ出した

戻ってきたリース達も事情を知り、リースはためらわず向かおうとする
罠と分かっていても止めようがない仲間達も、リースと共にエベンダートを目指すことになった
(ここで初めてカリンツPTとリースPTのメンツが一丸となって行動することになったり。主人公不在だけどね)
とはいえ戦局の激しくなった今では気づかれずに国境を越える術は見当たらない
そこでラウルが示したのはかつての八英雄が通った道、グレイトン山脈
ここならヤソン達の見張りが置かれることはない
・・・なぜなら見張りなど置く必要がないくらいモンスターがウジャウジャしてるのだから
ともあれ他に道がない以上、リース達はこの決死のピクニックに向かうしかなかった

554 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/12/07 21:18:09 ID:Ob3G0aF2
なんとかモンスターをなぎ倒し、山脈越えを果たすリース達
アゼル「思ったんですけど」
ハレン「何だ」
アゼル「ひょっとして、帰りもここを越えなきゃいけないんでしょうか」
ハレン「・・聞くんじゃなかった」
なんとか気力を奮い立たせ、一路エベンダートへ向かう一行
麓の森の中で、凄惨な光景を見せつけられる
ラウル「これが、俺達の50年前の行いの結果だ。」
そこにはアミュート病により樹化したヤソンたちが転がっていた

エベンダートにてヤソン達に迎え撃たれる一行
戦いの最中、リースとはぐれてしまう
慌てて探そうにもヤソン達の攻撃をしのぐのに手一杯であった
そこへ城から脱出してきたカリンツと合流する
何故来たと問うカリンツも加えリースの行方を探るため、首都で暴れまわることになった
一方リースはどこか呆けたように一人城内を彷徨う
リースを取り囲むヤソンの兵士達
リースの目に光が戻る
リース「無礼者。私が誰だか分からないのか」
吹き飛ばされる兵士達。その手に寄り添うのはファミリア、フェニックス――
オルハ「お帰りなさいませ、陛下」

555 マグナカルタ ◆l1l6Ur354A sage 04/12/07 21:25:09 ID:Ob3G0aF2
今日はとりあえずここまで
クリアしてからだいぶ時間経っちゃってるから、今はもうほとんどうろ覚えになっちゃってきてたり
どっか間違ってたりする箇所があれば他の人補完お願いします
(なんなら続きを書いてくれても・・)

いよいよ大詰めです。あと2,3回で終わるかな?
読み返してみると随分長くなってしまった気がします
ホントはもっと短くまとめるつもりだったんだけどね。力不足でスマソ

556 バテンカイトス sage 04/12/07 22:04:24 ID:/VsEP9Ou
>>540
簡単に、って書いたけどちょっと長文になった。
ほんとうろ覚えなんで、大体こんな感じなのねという程度で読んでくださいな。

すべての黒幕はミローディア。
ミローディアは9年前に病気で一度死んでいて、悲しんだ祖父が禁忌を犯しミローディアを復活させた。
で、ミローディアは邪神に操られて成長、邪神の完全復活をもくろむ。
カラスの死んだ爺ちゃんは帝国の研究者だった。研究に嫌気がさして逃げたんだが、その実験とは人工生命体を作る事。
カラスと弟はその実験体だったわけ。それで帝国が追ってきて、爺ちゃんと弟を殺したと。
で、復讐心に燃えるカラスに精霊が近づく。それを見ていたミローディアがこいつは使える!と目をつけて言いよる。
「あなた気にいられたみたい」という冒頭の台詞を言ってる少女はミローディア、回想シーンでは姿がくっきり。
ミローディア、精霊、カラスの出会いはここから始まった。
カラスも復讐心からミローディアに加担。二人は邪神復活のためのシナリオを作り上げ、二手に分かれる。
ミローディアは帝国皇帝ゲルドブレイムに近づき、邪神の復活に興味を抱かせ、邪神グッズを集めさせる。
カラスは復活阻止をもくろむシェラを発見、近づいて仲間になり、邪神グッズを手に入れるため利用する。
なので表向き二人は知り合いではないふりをしていた。
ミロの誤算はカラスが自分を裏切りシェラ側に寝返った事。

続く


557 バテンカイトス sage 04/12/07 22:07:27 ID:/VsEP9Ou
んで精霊とは、プレイヤーの事を指すわけだが、計画発動の直前(シェラと出会う前の日)
すべての計画も知っている精霊を、自分たちに素直に協力させるため、
カラスをぶんなぐって精霊の記憶をリセットさせる。
だから、カラスが頭を打って精霊が記憶喪失になった、というところからゲームがスタートするわけね。
本当はもっと早くからプレイヤーはバテンの世界に入り込み、カラスと知り合っていたのだと、そういう設定らしい。

シェラは、その昔大陸が引き裂かれた時、海をおのれの体に封じ込めて守った女王の末裔。つまりシェラ=海ということ。
シェラは世界に大地が戻った時に、自らと引き換えに海を開放する使命を持ったお姫様だったわけ。
ラスボスの邪神マルペルシュロを倒したあと、大地が元通りに。そしてシェラは自己犠牲を貫き、海を復活させる。
シェラが事あるごとに唱えていた詩「光なき地に光を〜夜よいざないたまえ」は開放のための祝詞。カラスと一緒に唱えた。
で、海復活!始めて見る海に一同が圧倒されていると、
マスコット的謎存在であったミーマイがクジラに変身(というか元の姿に戻った)。シェラを連れて帰ってくる。抱き合う二人。
ミローディアも、邪神の呪縛が解け、普通の娘さんに戻り、みんな海辺で談笑。
ここでカラスが「もうお前は自分の世界(現実)に帰れ」とプレイヤーに語りかけてくる。
ほかの登場人物も「帰っちゃうの?今までありがとう」と言ってくる。
そして登場人物が海辺にずらりと並んで、テレビ画面のこっちにいるプレイヤーに向かって、笑顔で「さよ〜なら〜」と手を振る。
終わり。



558 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/07 22:48:57 ID:3JKuy2TU
マグナの人おかえりー
長い方が読み応えあって嬉しいです

559 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 00:01:36 ID:j1Keh0rB
ブレス3の残りできたんで久しぶりに来てみたら、別の人が続き書いてくれてたんだね。
後の事は頼みます、がんばって下さい。(無責任でスイマセン)

560 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 00:02:46 ID:1LjoikvH
いや、続き出来たんなら投稿しろよ。後の人の負担が減るだろ。

561 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 00:56:15 ID:j1Keh0rB
そうですか。今書いてる人に悪いかなって。

562 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 02:32:09 ID:dPvSH7Kj
>>556-557
バテンの人、乙
蛇足ながらあえて追記するならば

ミローディアを生き返らせた禁忌の術というのが、邪神グッズの力を利用した術
そしてカラスを世に作り出した爺ちゃんも、邪神グッズの力の影響を受けて人工生命に関する実験を繰り返してた
つまりミローディアとカラスは、邪神の意思によって誕生した言わば兄弟のようなもの
だから邪神の支配を特に強く受けているミローディアは、復活の協力者としてカラスに接触した

シェラは表向きは氷の女王として世界の異変を収めるべく動いていたが
本当の本当は、予知夢でカラスの爺ちゃんと弟が亡くなる所を見て彼の深い嘆きを知り
その絶望からカラスを助けてあげたくて彼を探す旅を続けてた
最初の森でようやくカラスを発見したが、その時彼がミローディアと一緒に精霊の記憶を奪う所を目撃してしまい、カラスの裏切りはほぼ最初から分かっていた
でもシェラはカラスを救いたい一心で旅を共にしていたから、それに気付いてない振りをしてただけ

時々襲って来たジャコモとその仲間も爺ちゃんの実験の犠牲者
実は爺ちゃんの息子だったジャコモの死で復讐も終わりを告げ
ジャコモの仲間も最後は皆と一緒に「さよ〜なら〜」してくれる

563 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 04:10:17 ID:K/l07Cm5
バテンの人乙、補足の人も乙。
だが…そんな話だったとは…俺はゲームのオチに現実混ぜられるのはちょっと…なので
バテンやったこと無いけど、もしこれからやるゲームで557の最後四行みたいな事やられたら
別の意味で泣いてしまいそうだ.…


564 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 09:38:32 ID:FY6hxUYZ
バテンの人、ACE5の人、マグナの人、皆乙!!
どれも読み応えがあって楽しめたよ。
ACE5とマグナの続きにも期待!

565 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 11:03:19 ID:x7YaDjWg
書いてくれてる人皆に乙!!
ありがとうございます。

566 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 14:42:02 ID:Jb9lc8uF
マグナ乙!バテンも乙

567 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 18:54:25 ID:6zsmjaFd
てかホント、このスレに活気が戻ってきてすげ嬉しい

568 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/08 21:51:08 ID:NYu90Xeq
まとめサイトがWikiだったらこっちからもサポートできるんだけどなー

569 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/08 22:59:39 ID:x7zjAGSz
第2章 子供

救急車到着の時点で、あゆみは死んでいた。
監察医は病死とした。毒ガスにしては周囲の人間に影響が無かったし、
そもそも毒物が検出されなかったのである。
拓馬は、はるかや姉妹の親に付き添っていて、結局朝になってしまった。
一晩いろいろ考えていたけれど、さすがに疲れて思考もまとまらず、
帰ることにした。
学校は休もうと思っていたが、眠れないのでやっぱり行くことにした。
遅刻だが、どうせ全校集会とかをしているはずだ。
学校の前にワゴンが停まっていた。
一応変死事件だし、ケーブルかローカルの取材かと思ったが、
そうではないらしい。
車から出てきた男は2人とも大学生風で、いきなり拓馬に話し掛けてきた。

男「昨日神子紫を倒したのは、君だね。
拓馬「誰だよそれ、知らねえよ。どっか行ってくんない?
通学の邪魔なんだけど。
男「・・・我々は、超生教の者だ。
そう言いさえすれば全てが解決するかのような口調だった。
拓馬も、かの教団の行儀の悪さについては少し聞いていたが、
これには少し驚き、そして機嫌をさらに悪くした。
拓馬「だったらなんなんだ?俺の不機嫌に付き合うってのか?
男たちは怯み、一人はワゴンの方に駆け戻った。
男「さ、算哲様、お願いします。

ふいんきからして用心棒の先生でも出るのかと思ったが、
車から出てきたのは子供だった。小学生ぐらいの男の子である。
ただ、爪楊枝を口にくわえた着流しの用心棒より、こっちの方が全然デンジャラスだ。
拳法着のような服に坊主頭といえば、少林寺の修行僧かダライラマの生まれ変わりか。
拓馬の全身に警報が走った。昨日の牛野郎と同じ匂いがしたのだ。
拓馬が検出したのは、この子供から放射されるDTだ。

570 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/08 23:00:56 ID:x7zjAGSz
算哲「榊拓馬だね。
拓馬「・・・そうかもな。
拓馬「君は、パメラによれば、エリクシールに与することにしたらしいね。
拓馬「へえ、それは初耳だ。
算哲「・・・どうしてそういう態度をとるかな。僕だって楽しくてやってるわけじゃないぞ。
拓馬「じゃあやめれば。
算哲「やめる?だれが一旦なったマスターをやめられるんだよ。
鬼ごっこの鬼じゃないいんだぞ。そう簡単になったりやめたりできるわけないだろ。
拓馬「・・・なんだ?マスターでなくなる方法、知らねーのか。じゃあ教えてやろうか?
算哲「別に。
拓馬「知りたいんじゃないのか?
算哲「知らなくていいよ、そんなの。
拓馬「そうだなあ、・・・俺を倒したら、教えてやってもいいかなあ・・・
算哲「知らなくてもいいって言ってるだろ!

算哲は突然激激昂した。顔面から気を放つような勢いで、声と同時にDTを放射した。
とっさに回避したが、さっきまで拓馬の頭のあった空間が、急激な冷却に輝いていた。
身を切るような冷気で、顔がひりひりする。
算哲「挨拶は終わりだ。死ぬのは君の方だからな。

戦闘開始

571 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/08 23:02:07 ID:x7zjAGSz
戦闘終了

それが唯一の方法だと、算哲は知っていたのだろう。死んだらマスターもくそもない、
ただの子供である。
拓馬は昨日に引き続き、今日も人を手にかけた。しかも子供。
あゆみもいない今、この行為に正義はない。つまり拓馬は、単なる悪党だ。
パメラの言葉を思い出した。拓馬にこのような運命が待っていることを、
パメラは予期していたのだろうか。
拓馬は算哲のとりまき、さきほどの二人の学生風の男を脅し、パメラの居場所を聞き出した。
男「た、多分もう死んでると思います・・・
二人が本当に恐怖しているのを見て、拓馬はいやになった。
とりあえず、パメラの部屋に行ってみよう。
生きていれば、何か話しを聞けるかもしれない。

第二章 終 つづく

572 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/09 03:39:48 ID:K7j3AzgK
きみのためなら死ねるをおながいしまつ
なんか感動できそうなんだけど

573 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/09 11:58:24 ID:tCTpbX06
(・∀・)ラヴィ!!

574 名無しさん@お腹いっぱい。 04/12/09 14:19:55 ID:HcyDxxtl
∩∩
(・∀・)ラヴィ!!

575 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/09 14:30:08 ID:Nd0fkxMT
バテンの人乙ー
カラス裏切るまでやったけどそういう展開なのねーthx

576 ACE5 憎しみの始まり sage 04/12/09 20:53:59 ID:VyfBcB5L
憎しみの始まり LIT FUSE
2010/11/01
「ユークトバニア本土上陸」
オーシア軍はユークトバニア南東部からの大規模上陸作戦を展開。
バストーク半島南部沿岸の確保に成功したオーシア軍は、
ユークトバニア首都シーニグラードを最終目標とした本土攻略を開始。

 開戦以後、ユークトバニアの綿密な作戦により、常に苦汁を飲まされ続けたオーシアは、
とうとうユークトバニアに対して反撃を開始することとなる、先のサンド島防衛により
敵の主力潜水艦の一つであるシンファクシを撃破したことにより、ユークの侵攻勢力は
弱体化していた、オーシアはこれを機にユークトバニア本土侵攻作戦を実施、目的地を
敵国首都シーニグラードとし、ユーク上陸作戦を開始する。

 作戦実行時の天候は雨、フットプリント作戦と命名されたこの作戦は、先のユージア戦争で
ISAFがエルジアに対して実行したバンカーショット作戦よりも悪いコンディションの中で行われる。
作戦に参加する上陸部隊は選りすぐりの海軍、AからD中隊で構成される部隊は作戦が決行されると同時に
勢いよく海岸に上陸を開始する。
「いいぞ、いけ!地面にキスしてる暇はねぇ!」チョッパーが下の様子を見ながら叫ぶ中
ウォードックは丁寧に敵の防衛用トーチカなどを潰してゆく
「くそったれな戦争だ…」と愚痴をもらすチョッパーは、積荷の人物が言っていたこととは正反対の
現状をナガセに言い続ける、戦争の醜い部分であり、誰がやってもこうなるのだと…。
「違う…」というナガセ、そんな会話をしつつも、ウォードックは地上部隊と連携して敵の防衛拠点を
潰し、上陸作戦は無事成功する。

 これによりオーシア海兵隊はユークトバニア南東部を占拠する形となり、ここから本土進攻を行ってゆくこととなる
この上陸作戦が更なる憎しみの連鎖を生むことにはまだ誰も気付くはずがなかった…。



577 ACE5 見えざる姿 sage 04/12/09 20:57:03 ID:VyfBcB5L
見えざる姿 BLIND SPOT
2010/11/02
「工科大学銃撃される」
本土への上陸を許したユークトバニア軍は、戦線の再構築を図るため、
バストーク半島からの空路撤退を開始。サンド島中隊は撤退作戦を阻止。
同時刻、作戦空域内のユークトバニア民間施設が航空機からの銃撃を受ける事件が発生。
事件への関与を確かめる為、オーシア軍総司令部はサンド島中隊隊員を、
オーシア首都オーレッドの軍調査機関に召還。

 「我々オーシア軍は一般市民に対する規律を特に厳しく行い、ユーク市民はともに融和の道を
歩む同胞としてみている、我々の敵はあくまでユーク軍部であり、市民には敬意を持って接することを…」
「ユーク市民への攻撃をしたものは厳罰に値する」と通信に入る中、逃亡するユーク軍を攻撃するため、ウォードックは雪山の上を飛んでいた。
敵影を発見し、すぐさま攻撃に移るウォードックだったが、グリムが異常を告げる。
敵の数が異常に多いのだ、撤退する部隊にしては戦闘機の数が明らかに…。
 さらにHUDに写る機影にも通常と異なる点を発見、チョッパーはこの時点でからくりに気付く、
「ははぁ、わかったぞ…」この言葉を聞いた直後、ブレイズは上昇し高空を飛んでいた
E-767電子戦機を破壊する、それと同時にかなりの機影がレーダーから消失した。
 「からくりを見破られたか?!」とユーク軍が叫ぶ中、ウォードックは電子戦機を次々と落とし
撤退部隊を丸裸にする。

578 ACE5 見えざる姿2/2 sage 1/2付け忘れたorz 04/12/09 20:59:20 ID:VyfBcB5L
 ウォードックが撤退部隊を叩いてると同時刻、不振な通信が入る
「こちら8492リーダー、目標どおり工科大学への攻撃を開始せよ」
それと同時にサンダーヘッドから通信が入る
「ユークトバニア工科大学がオーシア機による機銃掃射を受けている」
ユーク軍機には一般市民を攻撃したオーシアに対する憎しみの言葉がこだまする
「なんてことを!俺たちの作戦範囲じゃねえか!どこの馬鹿だ!?」
チョッパーが叫ぶ中攻撃は続行され、工科大学で非難していた一般人などにかなりの死傷者が
発生することとなる。

 工科大学が存在するエリアはウォードックの管轄範囲であり、他の航空機部隊は存在せず
この銃撃事件を受け、ウォードックは首都オーレッドにて査問を受けることとなる
わけのわからないまま、工科大学攻撃の濡れ衣を着せられ、彼らはサンド島へ帰還後
オーレッドへと向かうこととなる。



579 ACE5 報復の連鎖1/2 sage 04/12/09 21:03:42 ID:VyfBcB5L
報復の連鎖 CHAIN REACTION
2010/11/04
「アピート国際空港襲撃」
オーシア・アピート国際空港が、ユークトバニア軍航空機部隊及び、
駐機中の貨物機内に潜伏していたユークトバニア軍地上部隊により襲撃。
首都オーレッドに出頭中のサンド島中隊が鎮圧。

 首都オーレッドはいまだ戦争の気配はなく、戦争は西岸で起こっていることで
テレビの向こう側の世界という雰囲気に浸りきっていた…。
軍調査機関に出頭を命じられたウォードックは厳しい査問を受けるなか、身の潔白を必死に証明しようとする、
攻撃は8492部隊が行ったのだと、しかしオーシアの部隊には8492という部隊名を持つ部隊は存在せず
査問では工科大学攻撃の実行者は特定できないままになる。
 オーレッドにて査問を受けたウォードックに、突如指令が舞い下りる。
オーシア・アピート国際空港がユークトバニア軍航空機の攻撃を受けており、これに急行できるのは
首都に呼び出されているウォードックしかいない、と。


580 ACE5 報復の連鎖2/2 sage 04/12/09 21:07:24 ID:VyfBcB5L
 空港に到着したウォードックはすぐさまユーク軍機の排除にあたる、すでにかなりの航空機が
上空に存在し、全てを落とすには時間がかかることとなる。
さらに、駐機中の貨物機体からなんと戦闘車両と地上攻撃部隊が現れ、空港にいる一般市民を攻撃してきたのだ
「この戦を起こしているのは憎しみの連鎖よ…」ナガセが息を荒くしてそう言う。
先の工科大学攻撃に対する報復が国際空港の一般市民に対する攻撃…、空港では市民の非難などが
行われ、すでに大騒ぎとなっていた。
「本当に撃ってもいいのですか?仮にも一般市民ですよ!?」
動揺するユーク軍地上攻撃部隊の兵も存在したが、上官の命令により彼らは闘うすべを持たぬ一般人
に対しての攻撃を行う。
 ウォードックが航空戦力を排除後、空港も避難があらかた終わり、地上部隊の排斥のみとなる
ウォードックは急行してきた地上部隊とユーク軍の戦いを見ることなく、空港から帰還することとなる。



581 ACE5 緑海の火薬庫 sage 04/12/09 21:10:30 ID:VyfBcB5L
緑海の火薬庫 POWDER KEG
「ユークトバニア兵站能力低下」
2010/11/07
軍調査機関での査問を終えたサンド島中隊は、急遽ユークトバニア本土攻略戦線に送還。
ユークトバニア南部密林地帯に存在する大規模の武器貯蓄施設を破壊。

 首都より解放後、すぐさまウォードック最前線に投入される、
「自らの身の潔白はその戦いぶりによって証明すべし」と基地の司令官があおる
彼らは潔白を証明するために、ユーク軍のアキレス腱とも言える武器貯蔵地帯を攻撃することとなる。


582 ACE5 sage 04/12/09 21:12:42 ID:VyfBcB5L
あと15ミッション
次はラーズグリーズの悪魔からデザートブリッツ作戦までやります
その次はジャーニーホームから決路まで…

ラーズグリーズの悪魔とジャーニーホームは無駄に長くなりそうです
ゲーム中盤、最大の見せ場なんで…

583 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/10 00:13:31 ID:jMMNcSEf
なんかみなさん凄いですね・・・。

>>534
それは思ったのですが、気が付いた時には既に投稿した後だったので。
途中で変えるのも混乱するかなと(まとめの人が)、思って迷ってます。
一人ずつのほうがいいのでしょうけど・・・。

584 561 sage 04/12/10 09:35:54 ID:Ldef5Xny
もうしばらく待って、投稿がないようなら自分の貼ることにします。

585 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/10 12:21:11 ID:W2mMxaUm
了解

586 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/10 12:57:51 ID:MxU+UtA8
このスレでブレス3投下した>>295-297です
>>561=563
あわわすみません
こちらで勝手に省略したものですので
気にせず続きお願いします

587 584 sage 04/12/10 15:09:56 ID:aEsY+wHJ
>>586
すいませんね。どっか行ったり、戻ってきたりして。とりあえず一部を。
残りも明日中に全部投下します。part8の190-194の続きから。

588 ブレスオブファイア3 sage 04/12/10 15:12:25 ID:aEsY+wHJ
機械墓場を抜けてさらに北へ進むと、かつて人が住んでいたであろうコロニーに辿り着く。
街中を調べるとトランスポートを発見。これでさらに遠くへ行けそうだ。
ポートを起動して跳ぶが、着いた先は元の世界のコンテナ船だった。

行く時はあれだけ苦労したのに、帰る時はあっという間。化かされたような気分になる一行。
しかし行き先を調整すれば神の元へ行けるかもしれない。
コンテナ船から続く鉄塔でアンテナを調整し、聞いた事のない地名へと飛ぶ。


着いた先はドラグニール。ここも彼の地の廃墟の一つの様だが、集落ができていた。
村人はリュウの顔を見るなり宴を開いて歓迎してくれた。
なんと、ここは力を捨てた竜族が暮らす村だった。
村人はリュウの事を竜の御子と呼び、ここへ来るのをずっと待っていた様子だ。

夜、村を見て回るリュウに村人達は自分達の事を話してくれた。
敵の目を逃れるため力を捨ててここへ逃げて来た事、他の仲間は地下へ潜った事、
 後者の何人かは子を宿し、竜族が再び甦る機会をうかがい眠りに就いた事。
そして今、リュウがここへやって来た。
「そう・・ 我々は、今・・  あなたの求める者の 在る場所を教えることができる
 宿敵、女神ミリアの・・」
リュウ「!」
「リュウよ・・ 真の竜の力を目覚めさせ・・ 女神を・・・・・・」

翌日、男三人で話をしていると長老がやって来た。
村の地下に住んでいる最長老が話があると言う。最長老は大戦を知る唯一の生き残りだ。
村の中心にある井戸を降りると、中はしっかりとした石造りの通路が続いていた。
通路の途中の壁画には女神と戦う勇者達の姿が描かれていた。(ブレス1?)

 「よく来たの・・、リュウ わしは、最長老のボノ・・ ちょっと老けてるナイス・ガイじゃ」
最長老は話しを始めた。竜の一族の記憶は竜大戦の遥か昔にさかのぼる。
それは、この世に繰り返し現れる悪しき存在との度重なる戦いの歴史だった。
時に人の姿、時に悪鬼の姿で現れ世を乱す者こそ、ウルカンの神・ミリア。

589 ブレスオブファイア3 sage 04/12/10 15:13:48 ID:aEsY+wHJ
最長老はガーランドに話し始めた。  ガー「ご老人・・・・ 私達を、恨んでおいでで?」
 「恨む・・? 中には、そんな者もあったが 違うな・・ ガーディアン」
これは宿命だと最長老は言う。
「宿命、ですか ご老人・・?」 「それは、どういう意味です お教えください、ご老人・・!?」
 「えーいっ、老人老人言うな 同い年のくせに!!」
へそを曲げてピチピチギャルとしか話さないと言い出す。

ニーナ「お願いします、おじいさま」  最「よーし、いい子じゃな お聞き・・・・」
 「女神ミリアと、わしら竜族は常に争っておった・・ この世界をめぐって、な・・」
女神から世界を守ってきたという事かと聞くと、そう簡単な話ではないと返される。
むしろ、竜族の方が世界にとって危険かもしれないという。
その力を恐れて、ミリアが根絶やしにしようとしたくらいだから。
しかし竜族はほとんど力を使わずに死んでいった。
もし竜の力を使っての全面戦争になれば、それこそ世界が滅ぶ危険があったという。
ニ「じゃあ、つまり・・ 竜族は、世界の事を考えて? 竜族は、悪くないの・・?」
 「まあ、安心するのはちと早いが・・」

最後の仕事をすると最長老、ほっぺにチューしてくれとニーナに頼む。
ニーナ「って・・、リュウ どうしよう・・・・?」  リュウ「どうして俺に聞くの?」
ニ「そ、それもそうね・・」

もう思い残す事はないと最長老。リュウに最後の話を始める。
力を捨てて今までこの土地で生きてきたのは、
 後世に真の竜の力を伝えるため、女神の目からそれを隠すためだと言う。
「女神を欺けたかどうかは、分からんが・・
 真の力は、こうして守られてきた・・ わしの中で、な・・」

この部屋は女神に気づかれないよう、封印が施されている。
竜の力が使えないここで、リュウ達の力を見たいと言う。
「わしは、今からズルをして真の力を使うが・・
 リュウよ、竜の力に頼らずわしを退けてみよ・・」

590 ブレスオブファイア3 sage 04/12/10 15:16:14 ID:aEsY+wHJ
エルダードラゴンになった最長老を倒した。最長老はリュウ達の力を褒め讃えた。
 「御子よ・・ お主に与えるのは最強の力じゃ・・
  世界を滅ぼすと言われた真の竜の力、アンフィニ」
 「アンフィニを持ってすれば 世界は、お主の思うままじゃ」
とまどうリュウを見て笑う最長老。
 「心せよ、リュウ これは、女神を恐れさせた竜族の能力の、一つ・・」  リュウ「?」
 「今一つの能力は、それ・・ 信頼にたる仲間を作る能力じゃ・・」
いつの時代も竜の勇者と呼ばれた者達は、常に仲間と共にあり、
 真の竜の力を用いて女神を打ち倒したという。

 「じゃが・・、お主に・・・・ 先人と同じ事を・・ せよとは・・ 言わ・・ぬ・・・・」
 「行くが・・、いい リュウ・・ よ・・・・ 己が・・ 意志のままに・・!」
最長老はアンフィニ・ジーンに姿を変えた。
 「さらばだ、リュウ 我が血に連なる子よ!」
大きな力が流れ込んで、リュウの眠れる力が発現した!

井戸から出ると、長老から北の死せる砂漠に行くよう言われる。
竜族の言い伝えでは砂漠を越えた所に女神がいるという。
最長老はああ言ったが、長老達は一族の悲願が果たされるのを望んでいるようだった。
砂漠まで村人のホイスが供をする事に。


死せる砂漠と生ある世界を隔てる鉄の壁、ファクトリーを抜けた。
ここから先は星の位置を頼りに砂漠を歩くことになる。どうしても戻りたくなったら砂ブタを使うよう言われる。
ホイスの話通りに進むが、砂漠は思った以上に広く、険しく、
 飲み水も減っていき、メンバーの体力もだんだんと落ちていった。
途中で襲ってきたモンスター・マンモを倒したところで、とうとうニーナが倒れてしまう。

後少しで砂漠を越えられるかも知れないが、このままではニーナは動かせない。
砂ブタを使って最初から出直すべきか・・。
しかし砂ブタには他にも使い道があった。リュウは迷った末、砂ブタを切った。
砂ブタの肉は、砂漠で暑さに倒れた旅人を回復させる事ができる。
レイ「これで、戻れない・・ すごいな、リュウ・・  お前は、やっぱり・・ 強いよ」
 「大丈夫だ・・ 俺達はきっと着くよ・・
  こんな所じゃくたばらねぇ・・ お前が、いる限り」


続く

591 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/10 22:17:22 ID:KfDifD13
ドラクエ8でシリーズ全てがつながるそうですがどうつながるのですか?

592 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/10 22:58:48 ID:xH58bF4e
586は563じゃなくて559だよね?

593 586 sage 04/12/11 00:12:07 ID:wtNyJmV2
ぎゃあ焦ってレス番間違えてる
×>>561=563
>>561=559
かさねがさねすみません…

ブレス1のあらすじ行きます

594 ブレスオブファイア 竜の戦士(1/2) sage 04/12/11 00:15:59 ID:wtNyJmV2
むかしむかし、あるところにミリアという女神さまがいました。このとても強い力を持った女神さまをみた竜族は、
女神を我が物にしようと、白竜族と黒竜族とにまっぷたつにわかれて戦争をはじめました。
気がついたら世界は崩壊寸前でした。あぶないあぶない。
これはイカンと思った竜族の勇者+7人は、
とりあえず元凶であるところの女神を封印しておきましたとさ。とっぴんぱらりのぷう。

さてさて、そんな『女神戦争』からほにゃらら年後。
白竜族はちいさな村をつくり、ンなこと忘れてのんびり暮らしていました。
主人公のリュウはドラグニールに住む白竜族の少年です。ある日起きたら村が焼かれてました。
おばあちゃんが起こしにくるまで気付かないとはずいぶんと豪胆な少年です。単にニブイだけかもしれませんが。
村を襲ったのは黒竜族の連中でした。お約束ですが彼らは女神ミリアを復活させて、
世界征服をたくらんでいたのです。で、とりあえず真っ先に障害になりそうな白竜族の村を襲い、
リュウのお姉ちゃんをさらっていってしまったのです。
姉ちゃんを取り戻すべく旅に出たリュウは、世界中をまわって七人の侍…じゃなくて仲間を集めます。

ニーナ
…ウィンディアのおてんば王女。
 終盤のイベントで『大鳥』に変身できるようになる。ヒロイン兼のりもの。
ギリアム
…礼儀正しい森の犬。弓使い。後半役に立たない。
ダンク
…盗賊。特定のキャラと合体できる能力を持っている。
 どっかの王家出身、と書くとドラ○エの主人公みたいだよね。
マニーロ
…なにわ気質の魚人。特定アイテムを使って『大魚』に変身できる。商人兼水中移動用。
ビルダー
…ごっつい鍛冶屋職人。素手で壁を破壊する牛。なにげにパーティ内唯一の妻帯者。
ディース
…半人半蛇の姉御。かつての『女神戦争』時にミリアを封印した大魔法使い。
 かなりアバウト。相当豪快。
モグ
…ひかえめで大人しいが勇敢なモグラさん。穴を掘って逃げ出しても勇敢なモグラさん。

595 ブレスオブファイア 竜の戦士(2/2) sage 04/12/11 00:16:51 ID:wtNyJmV2
モグ
 …ひかえめで大人しいが勇敢なモグラさん。穴を掘って逃げ出しても勇敢なモグラさん。

あっちでおつかい、こっちでミニゲーム、釣りと狩りと春麗の千烈キックを拝んだりしつつも
なんとか黒竜族の築いた帝国に潜入した一行。
帝国にはつきものの四天王も一人ずつ血祭りにあげたところで、
ようやくお姉ちゃんに再会するものの敵に洗脳されててピンチに追い込まれたり、
他の仲間に助けられたりしているうちに、ついに封印された女神が復活してしまいました。
まあ起こしてしまったものはしかたないので、頑張ってもういっかい倒しました。よかったよかった。

>エンディング分岐
ラスボス戦でリュウの特能『さいごのちから』を使ったか否かでエンディングが変わります。

>『さいごのちから』を使った場合
ハッピーエンド。仲間一人一人がそれぞれの故郷に戻っていき、
最後にリュウが一人夕陽のなかドラグニールに向かうところでエンド。
ちなみにGBA版ではスタッフロールのあと、ブレス2の予告が入ります。

>『さいごのちから』を使わなかった場合
バッドエンド。ダンクの特能『ぷかぎゅる』使用中だと『さいごのちから』が使えないので、
この状態でミリアを倒すとこちらのエンドになる。
最後にミリアが意味深(また復活する?)なセリフを残す。

596 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 竜神族と人間(王族)のハーフ 04/12/11 08:42:01 ID:rVUfEZW+
>>591
ラスボスに挑む前に7人のオーブを集めなければならない
さらに神鳥レティスのエンディングのセリフから
「私は神ではありません…レティスというのは人間のつけた名
たしか、私の生まれた世界では…ラーミアと」
3キター!

モンスターロードのSランク。
開催者のモリーと彼の知る限り最強の使い手が立ちふさがる
レイクバナのトルネコとバトランドのライアン(ホイミンも一緒)
チャンプになったあと酒場の客に話すと
「さすがモリー様が選んだ使い手だけあって凄い…でもレイクバナなんて聞いたことないなぁ」
見たいなことを言われる。
4キター!

これでロトシリーズと天空シリーズが繋がったわけだ。
今作品では異世界の存在を何度も示唆しているから無問題

597 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 08:48:32 ID:qutZFVFt
>>594-595
まとめるのウマイな〜
こういうのはさらっと読めて個人的に好きだ

598 596補足 sage 04/12/11 09:15:26 ID:rVUfEZW+
7はいまいち繋がっていない気がしていたが
よく考えると7の仲間キーファの幼少時が主役のキャラバンハートでは
2の百年後の世界に迷いこんでいたので繋がっているといえば繋がっている。

ちなみにキャラバンハートではロトの王家が滅んでいた
某漫画における破壊神シドーを倒した王子達が迫害されるって公式なのか…

599 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 11:12:04 ID:zVxIOpu6
>>594
ギリアムは森を通る能力が終盤も必要になった希ガス
あと最強武器が真っ先に手に入るし

600 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 13:16:38 ID:/RFdfFJM
ブレス乙 いいまとめだ

601 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 13:23:59 ID:4l0JZt8Y
>598
マ ジ で ?
某漫画知らんが、あの王子達って迫害されんの?

602 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 13:55:26 ID:gZ+kJdTs
某漫画だと、魔法を使えないローレシア王子だけが白眼視されたような感じだけどね。

603 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 14:11:17 ID:gZ+kJdTs
ぶっちゃけこのスレではどういう風に書けば良いのかわからん。
単なる粗筋でいいのか。それとも全部書けというのか。


604 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 14:54:47 ID:TQCf85ea
>596に補足すると、
ドラクエ3のリメイク版(SFC、GB)では、
竜の女王の城から、ゼニスT世の城(ドラクエ6に子孫登場、後の天空城)に行ける。
またドラクエ6には精霊ルビスもいる。

したがって、3の地上世界・天空世界のその後が、
天空シリーズの舞台ではないかと言われている。

7はエスタークはいる物の、基本的には>598
漫画版7では、キーファの修行でロト一族の記憶を追う描写もある。
何らかの関係はあるかもしれない。

個人的には、7と8に関係がなさそうなのが orz
9では、二作品の過去っていうお約束の展開はないものか

605 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 16:58:39 ID:xBLzUhPa
>>603
それは書く人による
あんま大雑把過ぎると要約スレ向きと言われるかもしれないが
長すぎてもかえってわかりにくくなってしまうということもあるし

606 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 17:02:34 ID:qutZFVFt
>>603
簡素に書いてみて、「もっと詳しく知りたい!!」ってレスが付いたら、
職人さんが頑張ってあげてみたり、他の人がチャレンジしてみたり…
その逆もまた然りなんじゃない?
決まりは無いでしょたぶん。
知りたくないゲームのが書いてあったとしても、
このスレはネタバレする所でしょ?来たのは自分ってことで

607 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/11 17:11:04 ID:+D9+S9Sf
>>601
たぶん某漫画は昔ガンガンでやってた、「ケロロ軍曹」の作者、吉崎観音の「ドラクエモンスターズ+」。
いわゆるゲーム「ドラクエモンスターズ」の漫画版なんだけどオリジナルで1や2の世界に飛んだりする。
そこではローレンシアの王子はED後、「破壊神を破壊した男」として国民からも恐れられ迫害。
一人で消息を絶って、残りの二人も王子を捜す為に国を出奔。大体そんな感じ。
なかなか面白いんでお勧め。

608 601 sage 04/12/11 17:14:06 ID:+D9+S9Sf
補足
漫画サロンのスレの方で途中までは書かれてるようなんで張り。
http://f30.aaa.livedoor.jp/〜malon/

609 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/12 01:22:16 ID:vva1WS8R
きみしねまだでつか

610 ACE5 sage 04/12/12 14:28:51 ID:uuFrZTZn
ちょっと使用でごたごたしてるので明日あげることになる…?
かもです

611 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/13 00:36:28 ID:ynYlDG6X
真女神転生ってストーリは糞おもしろいな
ゲームが難しすぎて合わないんだけど

真女神転生2の続きが早く読みたい

612 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/13 07:47:19 ID:9jsOSRf9
>>610
楽しみにしてるぞ

613 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/13 08:50:49 ID:aAFnY+cJ
第3章 あゆみ

拓馬が部屋に踏み込むと、阿鼻叫喚の地獄絵図が待っていた。
もう嗅ぎなれたこの匂い。床に転がっている死体。
半ば機械化された人間や、人間になりかけの本棚、植木鉢から生えた鳥。
有り得ないものばかりが乱雑に陳列されている。
そして中央にはパメラがいた。しかし目を閉じて、微動だにしない。
傷が深いところを見ても、もう死んでいるのだろう。

物音がした気がして、拓馬は隣室に向かった。
居間の惨劇を演出したのは算哲とは別の人物かもしれない。
そいつが潜んでいるのかもしれない。そう警戒して部屋に入ったが、
予想もしない人物がそこにいた。
あゆみである。しかもあゆみは2人いた。2人のあゆみは呆然としており、
1人はソファーに、1人は床に座っていた。
お互い顔を背けるように、別々の方向を見ていた。

あゆみ「拓馬君?

2人が同時に声を出した。倍音が混じったような、エコーがかかったような、
ザ・ピーナッツばりの気色悪い音が響いた。

あゆみ「私、変なんだよ。自分がもう1人いるみたいな、そんな感じがする。
熱でもあるのかな。
あゆみ「ほら、今の。聞こえた?声がするでしょ。私しゃべってないのに。
目の前にも自分の姿が見えるし・・・。
拓馬「・・・大丈夫だよ。大丈夫。最近よくあるんだよ。こういうの。

事態の不愉快さは予想以上で、胸が自動的にむかついてくるのを感じた。
顔色も悪いに違いない。しかしあゆみにはそれと悟られないよう、
平静を装って答えておいた。そしてまず
床に座っているあゆみの隣にかがんで、髪の毛の匂いを嗅いだ。
残留DTを確認。合成から1時間も経っていない。
いっぽうソファーの方のあゆみは、DTを検出できなかった。
本物なのか。あるいは合成後2日以上経つのか。

614 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/13 08:52:39 ID:aAFnY+cJ
あゆみ「何してんの?
拓馬「いや、んーと、世界中には何人もあゆみがいるって考えられるよな。
両親の中のあゆみとか、友達の中のあゆみとか。言ってる意味わかる?
あゆみ「わかるっていうか、こないだ私がした話じゃない。
あゆみ「・・・うそ。私そんな話したことない。拓馬君、こいつ、私じゃない。
にせものだよ。
あゆみ「うそじゃない。私その話したよね。拓馬君、覚えてるよね。
あなたの中の私が、本物の私だって。

拓馬はレトロアクションのスプレーを噴霧し、床のあゆみを始末した。
正確には、合成前の物質へと戻した。あゆみはおぞましい悲鳴を上げ、溶解し、
藤製の椅子とテーブルになって床に転がった。
ソファーのあゆみは両手で耳を塞ぎ、目からは涙を流していた。
そしてやはりレトロアクションを噴射されると、下水溝の泥状のものに変化し、悪臭を放った。
気付くと、戸口にパメラが立っていた。

拓馬「死んでなかったのか。
パメラ「この程度じゃね。それより、彼女の方を泥に戻したのはなぜ?
拓馬「・・・本物のあゆみは、昨日死んだしな。
パメラ「正解だわ。じゃあ、私の中の彼女はどうする?何万個もいるけど。
拓馬「まとめて始末してやるよ。それより、なんで俺をはめた?
片っ方で仲間になれとか言っときながら、なんでこんな目にあわすんだよ。
パメラ「あなたに素質があるか、テストしてるのよ。
彼女を利用したのは、あなたをこの世界に引きずり込むため。
拓馬「・・・で、テストの結果は。
パメラ「優秀ね。あとは最終テスト。私を倒せるかどうかだけよ。
拓馬「上等じゃねえか・・・。望みどうりにしてやるぜ!

戦闘開始

615 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/13 08:53:56 ID:aAFnY+cJ
戦闘終了

今度こパメラは死んだ。死に際に拓馬を呼んで、合格を祝した。

パメラ「おめでとう。人類を救うのはあなた。本物の正義の味方だわ・・・

第3章 終 つづく

616 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/14 11:58:04 ID:aNHvZGf+
DTローズ・オブ・ゲノム ってここで初めて知ったけど、ストーリー面白いな。
いきなりヒロイン死亡ですか。
なんかゲームもやりたくなってきたよ。
続き期待してます。

ACE5の続きも激しく期待。

617 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/14 12:09:49 ID:Q5SB4J+z
DTはゲーム知っててもプレイしたことある奴は少なそうだな

618 ACE5 ラーズグリーズの悪魔 sage 04/12/14 14:13:45 ID:o+SzAYbS
ラーズグリーズの悪魔 DEMONS OF RAZGRIZ
2010/11/14
「オーシア軍大規模攻勢開始」
オーシア軍はユークトバニア潜水空母2番艦リムファクシの位置を捕捉。
サンド島中隊との交戦の後、リムファクシ撃沈。
散弾ミサイル攻撃の脅威は消滅、オーシア地上軍はユークトバニア全土において大規模攻勢を開始。

 ユークトバニアを攻撃するに当たって最大の脅威、それは先のシンファクシと同型艦となる
弾道ミサイル装備艦「リムファクシ」、神話に出てくるそれと同じような力を持つそれを
ウォードックは沈めることとなる。
 情報部が入手した情報から、リムファクシが北のラーズグリーズ海峡にて補給を行っていることを
確認、リムファクシの性能を元に立案された作戦は以下の概要となる。
高度1000フィート以下で接近し、周囲に存在するピケット潜水艦に察知されぬ低高度、そして
高速による接近で補給作業中のリムファクシを強襲するというものである、リムファクシは作戦範囲
内で敵機を発見した場合、補給中断後1分以内に潜航するというすばやい対応が可能であった。
 ウォードックはなるべく発見されずに近くまで接近し、発見後1分以内にこれを攻撃する
非常に厳しい任務となる。


619 ACE5 ラーズグリーズの悪魔 sage 04/12/14 14:17:53 ID:o+SzAYbS
 作戦が開始され低空を高速で飛行するウォードック、司令部参謀ミッチェル中佐より通信が入る
作戦概要を聞きながら、チョッパーはおしゃべりをしている。
「ラーズグリーズの悪魔はこの北の海峡から来たんだ」
「ばあさんから話を聞かされて夜トイレにいけなくなった」
などチョッパーらしい会話とともに、この作戦に対する愚痴をもらす
「でも、よかったです、報復に対する報復なんてことにならなくて…」
グリムがこういうとチョッパーもナガセもそれに同意する様子を見せている
「まもなく無線を封鎖する、各自私語を慎め」とサンダーヘッドから通信が入る
「通信切ったら独り言にいそしんでやらぁ」とチョッパーがその通信に返答し、ウォードックは
リムファクシに向かい加速する。

 通信封鎖から2分ほどが経過したとき
「司令部参謀ミッチェル中佐、敵ピケット潜水艦がこちらを探知、リムファクシは1分以内に潜航する!」
とミッチェルから通信が入る、これと同時に無線がオープン状態となる
「バレたんだ、喋るぞ!」とチョッパーが叫ぶ中全機はリムファクシに向かい攻撃を開始、
リムファクシは被弾し潜航する。
リムファクシが被弾し潜航すると同時刻、オーシア軍の最前線はユークの更なる奥地へと進行していた
ユーク軍はこの侵攻してくるオーシア軍に対してリムファクシの弾道ミサイルの使用を決定。
すぐさまリムファクシに連絡を入れる、が、リムファクシは潜航中にミサイルを発射する機能を
ウォードックによって損傷させられていた。


620 ACE5 ラーズグリーズの悪魔 sage 04/12/14 14:20:08 ID:o+SzAYbS
「我が国内を進行するオーシア軍に対してリムファクシからの弾道ミサイルによる援護を!」
「ミサイルの発射機能が損傷した、潜航状態からミサイル射出が出来ない…」
「今撃たなくて何のためのリムファクシか!!!」
ユーク軍は切迫していた、それほどまでにオーシアはユークの首都に迫っていたのだ。
「浮上させる!艦員は身近なものに捕まっていろ!!」
全長300mという超巨大潜水艦が、その姿を再びウォードックの前に姿を現す。
上昇するや否やミサイルをオーシア軍にむけて発射するリムファクシ、ウォードックはこれを
全力を持って沈めようとする、通信ではミッチェル中佐が地上軍の被害を叫びウォードックに怒鳴りかける。
「うちの基地司令よりはやさしいかと思ったんだけどな…」
「上級将校はどれも同じです」
チョッパーとグリムは厳しい状態の中で軽口を叩く。
数回にわたる潜航と浮上を繰り返したリムファクシは艦載機も出し切り、とうとうウォードックによって
その息の根を止められることとなる。
「ラーズグリーズの悪魔はどうやら俺たちではなくて奴らだったようだ…」
「俺たちの時代はもう終わってしまったのかもしれないな…」
その通信を最後に、リムファクシはブレイズの放った対艦ミサイルにより、その姿を北の海に沈めた…。

この戦いにより、ユーク軍は主力であるミサイル発射艦を失い、オーシアとの戦力さは
均衡に戻りつつあった…。


621 ACE5 凍土からの救難信号1/2 sage 04/12/14 14:32:56 ID:o+SzAYbS
凍土からの救難信号 WHITE NOISE
2010/11/18
「ナガセ大尉救出に成功」
捕虜救出作戦中に墜落した、ケイ・ナガセ大尉を救出。

昨夜の戦闘から帰還したウォードックは基地司令からの通信によりすぐさまナガセ救出に向かうこととなる
「ナガセ大尉(昇進した)をこの上二階級特進させるな!」と部下を気遣うような普段は言わないようなことを
口にした司令をチョッパーは珍しげに思っていた。
昨夜の戦闘領域からナガセはベイルアウトした地点はやや離れており、さらにナガセはユーク軍の
追撃部隊から徒歩で逃げていた。
発信機から流れる音の反応でナガセを探す三人
「待ってろよぉ…ナガセ!今助けに行くからな!」チョッパーはあせりながらも地面を探す
途中何回かチョッパーが人影のようなものを見るがどれも外れていた。

「私がブレイズに守られてる…」
二番機として隊長機を絶対に守るといったナガセ、こうやってベイルアウトし、自分のために
命の危険を顧みず彼女を助けるために空を飛ぶウォードック。
ナガセは責任を感じつつも、ブレイズ達が助けに来てくれることを信じていた。


622 ACE5 凍土からの救難信号2/2 sage 04/12/14 14:40:39 ID:o+SzAYbS
反応が最大に達したとき、高高度に存在したE767電子戦機から強力なジャミングが行われ
発信機の電波をキャッチできなくなってしまう、ウォードックは迫り来る敵戦闘機を振り払い
電子戦機を撃破する。
「敵が発砲してきた、移動します!」
地上では追跡部隊とナガセの戦いが続いていた、ナガセのサバイバリティは非常に高く
敵兵を一時は撒くことに成功していたが、一晩走り続けた彼女にもうそんな体力は残っていなかった。

「ブレイズ!!」
ナガセの叫ぶ声が通信に入り、ウォードックは彼女を発見する、それと同時に先の作戦で活躍した
シー・ゴブリンがナガセを救出するために急行。
「ウォードック、女のパイロットらしいがかわいかったらくどいてもいいか?」
「どうぞお好きに、ただし、ガードも相当固いがな」
チョッパーとシー・ゴブリンの会話が入り混じる中シー・ゴブリンによってナガセは無事救出されることとなった。


623 ACE5 砂漠の電撃 sage 04/12/14 14:45:12 ID:o+SzAYbS
砂漠の電撃 DESERT LIGHTNING
2010/11/25
「デザート・ブリッツ作戦」
ジラーチ砂漠西部のユークトバニア野戦飛行場が陥落、砂漠西部の石油関連施設も制圧。

オーシア軍の地上侵攻勢力は非常に順調にユーク国内を進んでいた。
砂漠の電撃となづけられたこの作戦は、ユークの野戦飛行場と石油関連施設を叩き
敵の航空戦力と石油生産能力に打撃を与えるものであった。
ウォードックはユークトバニア軍から「ラーズグリーズの悪魔」とよばれ恐れられる存在と
化している事はすでに味方の間でも有名で、彼らさえいれば戦争に勝てるという兵士すらいた。

作戦は順調に進み、まずは野戦飛行場が陥落させられた、サンダーヘッドからの指示と
地上部隊との連携により、実にスムーズに石油施設も壊滅、だと思われた。
地上部隊に対して巨砲による攻撃、地上部隊から突如通信が入る。
サンダーヘッドは地上部隊に攻撃を仕掛けるものを見て唖然とした
「馬鹿にしやがって、戦艦だ!」
砂漠地帯に流れる一本の川、確かに川というには深く、広かった
そんなところにユーク軍はフリゲート艦をわざわざ運んできて地上部隊を攻撃していたのだ
この攻撃により地上部隊に被害が出るも、すぐさまウォードックによって鎮圧。
作戦は砂漠に戦艦が出るというアクシデントはあったものの、無事に終了する。


624 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/15 15:11:18 ID:sAua97PE
ACE5の職人さんdクス!
ストーリー盛り上がってきて、すごく読み応えあったよ。
続きが楽しみでつ!

砂漠の戦艦萌え

625 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/15 17:55:34 ID:9xSgmhaA
砂漠の戦艦といえばエリア88

いや、あれは空母か

626 名無しさん@お腹いっぱい。 04/12/15 21:16:23 ID:bYLTTzqK
明日MGS3買うので自分がやったことないMSXで出てたメタルギアとメタルギア2 を職人様お願いします

627 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/16 00:55:37 ID:84hHacfR
ACEの人よ、お主の頑張りはまこと素晴らしい

628 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/16 07:27:42 ID:b5GXvYZp
第4章 プール

それから1ヶ月、大した事件もなく経過した。
その日拓馬は友人たちとプールに行くことになった。
しかし、当日遅刻者が相次ぎ、結局時間どおりに到着したのは2名、
拓馬と千尋だけだった。

拓馬「遅れるって?あめいっちが?
千尋「由佳らしくないよね。雄太くんと松葉くんはともかく。
拓馬「なんか企んでんじゃねえのか?
千尋「え、そうかなあ・・・?
拓馬「・・・ま、別にいいけど。

学校内の噂では、拓馬とあゆみは付き合っていたということになっていた。
否定も肯定もしなかったおかげで、拓馬は悲運と謎を抱えた人物として、
ここ最近、タブーな存在であった。
期末も終わったし、喪が明けたということだろう。
雄太たちが気を使ってプールに誘ってくれたわけだ。
さらにこの、申し合わせたとしか思えない、わざとらしい遅れ具合はどうだ。
「そのままデートしろ」という声が聞こえる。
それは雄太の声、由佳の声なのだが、このイベントの企画、立案は由佳だろう。
雄太や松葉の知能には過ぎた小細工だ。
飴井由佳。友達親善の守護者。「みんなのあめいっち」の名に誇張はない。
ことあるごとに、時には自分を捨ててまで人間関係崩壊の危機を救ってきた。
今回、由佳が仕掛けた偶然風お見合いは、あゆみの死で空いた穴を埋めるのが目的だ。
余計なお節介だと思っていた拓馬だが、いざ自分の話になると意外にどうでもよく、
むしろ他人の指図があるのは楽だった。由佳や雄太の保障付きなら、相性面も安心だ。
千尋と付き合うのも悪くないと思う。

拓馬「というわけで、奇しくも今日はデート。
みんなと会わないように、遊園地の方にいこうぜ。
千尋「あ、拓馬君、待ってよ。

629 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/16 07:30:03 ID:b5GXvYZp
日曜日の遊園地に相応しからぬ、殺伐としたふいんきの男。
外人で、それも米兵っぽい。
ベンチに座り、行楽客に思いっきりガン飛ばしまくりで、順当に拓馬とも目が合った。
男はマハト安全管理部所属、グレン・ドグスターと名乗った。
左からわざとDTを放射し、自分がマスターであることを明らかにした。

ドグスター「俺の目的はN2と呼ばれる未確認マスターの捜索だ。
拓馬「だったら、あんたの探求もここで終わりだ。俺は榊拓馬。横浜から来た。
ドグスター「おまえが?N2は女だと聞いてるぞ。
拓馬「それはデマだ。エリクシール機関が流したのさ。
ドグスター「・・・どうやら、俺達は話合う必要があるな。

会話が英語だったこともあり、千尋には全く理解できなかった。

千尋「ねえ、知ってる人?からまれてんの?
拓馬「・・・いや。少し違う。悪いけど俺、今から、この怖い外人さんと
話があるから。ちょっとまっててくれる?
千尋「え?そんな・・・
拓馬「ごめん。あとで全部説明するからさ。あゆみのこととかも含めて。
千尋「・・・

変な話だが、これが殺し文句になった。クラスで最大の謎を秘めた男が
自分にだけ秘密を明かしてくれるという。拓馬の目が真剣なのもあって、
千尋は結局、無言で承諾してしまった。
拓馬はベンチに千尋を座らせると、周囲の芝生にアクティベーターで
トラップを敷いた。これで千尋の周りでは、不用意にDTを使えまい。

拓馬「言っとくが、彼女は無関係だ。
ドグスター「理解した。彼女には手出しはしない。

2人は遊園地の奥の方、お化け屋敷の洋館の脇の方へ向かった。

630 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/16 07:31:17 ID:b5GXvYZp
ドグスター「衛星追跡によると、N2は今日、この遊園地に入った。
俺達は急遽予定を変更し、ここで探索を開始したのだ。
拓馬「あんたの言うN2は、俺の事だろう。
パメラが俺を出し抜くため、女っていう情報を流したらしい。
ドグスター「それで、おまえは、エリクシール機関に?
拓馬「いや、彼らのおかげで友達が一人死んだ。
別にもう恨んではないが、彼らと手を組む義理はない。
ドグスター「俺もだ。やつらのせいで、何人も友達を失った。
拓馬「あんたは、その復讐のために戦っているのか?
ドグスター「・・・理由などない。強いて言えば、金のためだ。
拓馬「金?他に無いのか?俺はそこまで割り切れないな。
ドグスター「・・・若いな。おまえには戦う理由があるのか?
拓馬「・・・パメラに言わせれば、俺には正義があるらしい。
しかし俺にはわからない。自分の戦う理由が、思い付かない。
ドグスター「・・・そうか。だとしたら、俺とおまえは戦うことになろう。

ドグスターは深呼吸し始めた。DTが活動を開始するのがわかる。

拓馬「結局、こうなるのか!なぜだ?なぜあんたと戦う必要がある?
ドグスター「戦わない理由がないからだ。いたってシンプル。
おまえが金や言葉で動かない、戦うしかない人間だからだ!

戦闘開始

631 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/16 07:33:09 ID:b5GXvYZp
戦闘終了

ドグスターも死んだ。


ドグスター「おまえは強い。それが、おまえの戦う理由・・・

納得できる理由ではない。納得できないまま、撃墜数ばかり増えていく。
考えればむかつくし、考えるのはやめられない。寝るか死ぬしか手段はない。
拓馬は一瞬、腹立たしさに頭が真っ白になりかけたが、気を取り直して
千尋の待つベンチへと戻った。彼女なら、何か理由を与えてくれるかもしれない。

おかしなことになっていた。雄太がいる。千尋と一緒に木の陰に身を潜めている。
通りでは、激しい戦いの最中だった。
合成生物が吼える。殺戮マシンが走る。火の玉が乱れ飛ぶ。DT戦だ。
二人のマスターが戦っている。一人は男。これも米兵っぽい黒人だ。
そしてもう一人は女。他でもない。由佳であった。

拓馬「あめいっち!おまえもなのか?
由佳「あんた最低じゃない?千尋ちゃんほっぽりだしてどこ行ってたの?
せっかくあたしらがお膳立てしてんのに!

第4章 終 つづく

632 ACE5 sage 04/12/16 09:16:54 ID:mGYcPgWF
あ…あぁああああああああ!
今読み返したらラーズグリーズの悪魔と凍土からの救難信号の間にあるミッションが抜けてました
張ります

633 ACE5 零下の檻 sage 悪魔と救難信号の間 04/12/16 09:18:07 ID:mGYcPgWF
零下の檻 ICE CAGE
2010/11/17
「捕虜収容所発見」
ユークトバニア中央山岳地帯でオーシア軍はユークトバニアの捕虜収容所を発見。
サンド島中隊は海兵隊ヘリ部隊シー・ゴブリンとの共同作戦を実行。
オーシア兵捕虜の救出に成功。作戦中にケイ・ナガセ大尉機撃墜。

ラーズグリーズ海峡での戦いから3日、オーシア軍はユーク軍との戦闘で発生した捕虜が
ユークの雪が降り積もる山中にあることを突き止める、オーシアは捕虜を奪還し
味方の士気を上げるために救出作戦を実行する。
救出部隊として選出されたのはヘリコプター部隊であるシー・ゴブリン、これを護衛するのが
ウォードックの仕事であった。
収容所に潜伏しているオーシア軍兵士が収容所観察兵の目をかいくぐり捕虜を救出する中
ウォードックは敵の目をごまかすために上空で激しい空戦を行っていた。

空戦が終わるとともに、シー・ゴブリンは帰還してゆく…。
編隊を立て直そうとするウォードック、しかし、地上から発射されたミサイルがナガセの機体をしつこく追い回し
ナガセはこれに被弾しベイルアウトせざるをえなくなってしまう。
ナガセを吹雪の凍土に残し、ウォードックは帰還する…。


634 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/16 09:52:49 ID:WDbXrL/y
DTの人乙!
iアプリで全部やったんだけど、
そっちは端折りすぎてて説明不足のところとかあったんでようやく理解できた
続き待ってます

635 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/17 14:55:12 ID:OnLslRJ0
そろそろ、テイルズオブリバースいってみようか

636 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/17 16:00:48 ID:Dlux8bx6
>>635
よろ。もちろん言い出したんだから書いてくれるんだよな

637 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/17 16:03:50 ID:GvzD1eF4
最終戦の敵は暗黒神ラプソーン
シャオルーン、、イーフェン、フェ二ア、ウォンティガ、ギリオーヌ、ランドグリーズ、ゲオルギアス
は暗黒神ラプソーンをフォルスに封印した七聖獣。
彼らを全員殺さないと封印が解けないのでフォルスに封じられているラプソーンは
ラドラスをフォルスで操って次々と殺していく。
通常エンデイングはクレアとの結婚式から「マオ」を連れ出して終わり。
ちなみに真エンディングではクレアの放尿シーンあるとのこと。


638 ACE5 JOURNEY HOME sage 04/12/17 17:24:52 ID:yO4q12Hf
JOURNEY HOME
2010/11/29
「平和式典襲撃される」
オーシア南海岸ノヴェンバー市のスタジアムをユークトバニア航空機部隊が襲撃。
同時刻にスタジアム上空にて展示飛行中であったサンド島中隊が応戦の後、撃退。
交戦中にアルヴィン・H・ダヴェンポート大尉機撃墜。死亡。

ラーズグリーズの悪魔と呼ばれる彼らは、空軍内部から多大な評価を受け
すでにオーシア・ユーク両軍で有名になっていた、そんな彼らはオーシア副大統領が
主催する平和式典の展示飛行を依頼される。
彼らは自らを誇りに思い、ノヴェンバー市の上空へと向かった、ノヴェンバー市のスタジアムは
オーシアでも有数のもので、平和式典にはとてつもない人々が集まっていた…。
飛行を開始し、その行為を誇りに思うと談笑を繰り返すウォードックの面々。
ノヴェンバー市上空で彼らは見事な展示飛行を行い、任務は終了したかに見えた。


639 ACE5 JOURNEY HOME sage 04/12/17 17:28:38 ID:yO4q12Hf
地上では副大統領の演説が行われている、内容は平和とはかけ離れたものであった
「我々はユークを許さない」「彼らに正義の鉄槌を下す」と、徹底抗戦を呼びかけるものであった。
しかし、この演説の真っ最中に、副大統領の思いも寄らない事態が起こる、それは
スタジアムに集まった観衆がオーシアの平和を謳う歌「ジャーニーホーム」を大合唱し始めたのだ
戸惑う副大統領。
ウォードックの面々も通信でこの様子を聞いていた、ダヴェンポート大尉がジャーニーホームを口ずさむ
グリムが「それはロックじゃないですよ?」と聞くと、ダヴェンポートは
「かまうもんか、敵さんとだって仲良くしたいって言うことをあらわした歌だ」と言う
元無二の友好国であるオーシアとユークトバニア…、誰もが望まなかった戦争…、誰もが平和を願っていた。

次の瞬間であった、レーダーに複数の機影を確認、ナガセが叫ぶ。
「闘えるのは…私達だけ!?」
彼らには偶然にも「武装したままの機体で上がれ」という不可思議な命令が下されていた
しかし、これがなにを意味しているのか、彼らが気が付くのは彼らの夜間飛行が終わりに近づく時であった。


640 ACE5 JOURNEY HOME sage 04/12/17 17:31:15 ID:yO4q12Hf
スタジアム上空に迫り来る戦闘機の中には爆撃機も混ざっていた
「まるでスタジアムの歌声に対するユークの答えのようだ…」スタジアムの関係者がつぶやく中
ウォードックはたった四機で今までにない攻撃部隊との空戦を演じることとなる。
サンダーヘッドは周囲の基地に援護要請をするも、最も近くの基地は数時間前に着陸事故が起こり
スクランブル体制をとっていたにもかかわらず出撃が出来なかった(これも仕組まれてはいた)
スクランブル体制が整っていない基地から飛び立った部隊の到着まで数分はかかった
ウォードックは援軍を祈り、スタジアムを懸命に守り続ける。

「スタジアムで歌ってる奴ら、避難しないのか?」ダヴェンポートが独り言をつぶやく中
スタジアムでは混乱の中非難が行われていた、副大統領は一目散に逃げたと通信でいうのだ。
「まだ援軍は来ないのか!?」
援軍を叫ぶウォードックは一般のパイロットには出来ないような戦闘を強いられていた

「よく出来た演習だ…、やられたよ、全機帰還する」
通信にオーシア機と思われる通信が入る、すぐさまサンダーヘッドはこの言葉に反応し
我が耳を疑った、ノヴェンバー市に向かう途中の部隊が「演習か」という言葉とともに帰還…
「なにを言っている、スタジアムの上空で空戦だぞ、なぜ気づかないんだ!!?」
息を荒く叫ぶサンダーヘッド
「まだ援軍は来ないのか!?」ダヴェンポートもすでに悲鳴のような声を上げる


641 ACE5 JOURNEY HOME sage 04/12/17 17:34:02 ID:yO4q12Hf
「もう少し!あと少しで来るんだ!!」
今まで聴いたことのない声を上げるサンダーヘッド
援軍を待ち続けるウォードック、グリムは前を飛ぶダヴェンポートが被弾する瞬間を目撃してしまった
「ダヴェンポート大尉!被弾しています!」
「あぁ…、うっかりやっちまった」
「大尉、無理をしないで脱出してください!」
「まだ大丈夫だ、やらせてくれ…」
被弾したにもかかわらずスタジアムの避難が終わるまで敵を排除させてほしいと頼むダヴェンポート
ナガセとグリムは彼の援護につき敵を排除する。

一機が煙を吹いていると叫ぶユーク軍の攻撃はさらに激しさを増して行く
地上ではスタジアムの避難があらかた終了していた…。
「脱出しなさい!脱出するのよ!!!!」
泣きそうな声で叫ぶナガセ、ダヴェンポートはブレイズに対して
「機体は消耗品だよな?ブービー」と冗談を言うが、あっさりと否定されてしまう
「わかってる、俺も機体もちゃんと戻るよ…心配すんな」と真面目ぶった声で彼は答える。


642 ACE5 JOURNEY HOME sage 04/12/17 17:36:34 ID:yO4q12Hf
第一波の攻撃も何とかしのぎ、戦力が減少してきた頃、いまだ援軍は到着していなかった
機体の計器がグルングルン回っているとか言うダヴェンポートはとうとうベイルアウトすることを決める
「機体をどこに落とすか…」
「スタジアムね」
避難が終了したスタジアムに機体を落下させようというのだ、すでに被弾から数分が経過していた…
戦闘機は一発の被弾は命取りで、被弾後数分間も飛行できるようには設計されていない…
「ダヴェンポート大尉!脱出を!」グリムが叫ぶが、落ち着いた声でダヴェンポートは答えた

「無理だな…」

「配電盤がいかれてるんだ、キャノピーがとばねぇ…」
青ざめるウォードックとサンダーヘッド、サンダーヘッドが回線に割り込み叫ぶ
「あきらめるなチョッパー!がんばるんだチョッパー!!」
散々任務でダヴェンポートと衝突したサンダーヘッド、彼を一度もコールサインで呼ばなかった
彼がチョッパーと叫んだ

「へへっ…、いい声だぜ…」
あの声を聞くとげんなりするとか、「どこののど薬飲んだ母親から生まれたんだ?」
などと愚痴を叩いていたダヴェンポートが最期に言った言葉…
この言葉と同時に、彼の搭乗する機体はスタジアムのど真ん中に吸い込まれるように
落ちていった…。

643 ACE5 JOURNEY HOME sage 04/12/17 17:40:00 ID:yO4q12Hf
「チョッパァアアーーーーー!!!」
グリムとナガセは彼のコールサインを叫んだ…
しかし、その通信の先にいるはずの彼はすでにそこにはいなかった…。

「新たな敵影…、今は…、闘うんだウォードック!」
サンダーヘッドからの通信が入りウォードックは戦闘体制を整える
「一機落とした!俺達にもやれるぞ!」と士気が上がるユークの第二攻撃部隊、しかし
彼らは真の悪魔をその目に焼き付けることとなる。
「さっきより動きがするどい!本当に同じ奴らなのか!?」
「やっぱり俺達に相手できるような奴らじゃないんだ!」
「本当の悪魔だ!食いつかれる…!」
次々と入るユークの阿鼻叫喚の通信…、ウォードックの通信にはグリムとナガセのすすり泣きの
声だけが響いていた…。

帰還しかけた部隊が到着したとき…、戦闘は3機の悪魔によって終わっていた…
虚空を飛ぶ3機にサンダーヘッドから通信が入る
「彼は、最期まで模範的なパイロットであった…、ダヴェンポート大尉に…敬礼!」
この言葉とともに、3機は夕焼けの空に向かい、スタジアムを後にした…。

この戦闘での死者は、ウォードック隊のアルヴィン・H・ダヴェンポート大尉のみという
奇跡的なものであった…


644 ACE5 sage 04/12/17 17:41:55 ID:yO4q12Hf
ようやく半分です
次回はクイルーク要塞攻略→8492→決路→ケストレルムービーです
戦争の首謀者が判明します

645 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 00:49:18 ID:M0pRkXj4
乙であるよ 頑張っておくれよ

最後に大まかなまとめを入れてくれたら超嬉しい

646 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 09:40:45 ID:YhDOlcaO
ONIシリーズまだまとまってないのでやるぽ

647 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 09:42:03 ID:YhDOlcaO
ONI2 隠忍伝説 〜プロローグ〜


祖父の厳しい修行から抜け出し、退魔師として一人旅をする高野丸。

ある日、城からの使者があらわれた。

これが逃れえぬ宿命の旅の始まりとは思いもよらぬことであったが、高野丸には気付く由もなかった。

使者は城の姫君にとりついた妖怪を退治せよという。

引き受けた高野丸は城へとおもむくが、そこに待ち受けていたのはとてつもない妖力を秘める悪鬼であった。

悪鬼は言う。

「まさしく、きさまは酒呑童子を討ち滅ぼせし伝説の者!」

一体なんのことか?

高野丸は訳のわからぬままに悪鬼との闘いに臨む。

そして闘いの最中、一人の男が高野丸の助太刀に入った。

悪鬼はこの男も伝説の者という。

悪鬼のいう伝説の者とは何なのか?

助太刀する男の正体は?

すべての謎を解く手掛かり「鬼忍降魔録」を求めて、高野丸は己の運命と真っ向から立ち向かうっ

はたして結末は……………………!?


648 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 09:56:18 ID:YhDOlcaO
〜時代設定 舞台〜
おそらく安土桃山時代〜江戸時代 舞台

〜登場人物〜

・高矢丸 16歳 男

本編の主人公。
絵に描いた様な真面目な性格である。
生まれたときより不思議な神通力を備え持っていたため、幼い頃に祖父「妖奇老」にさらわれ、復讐のために、退魔術を仕込まれる。
だがそれがイヤで逃げ出し、フリーの退魔師になって日々をすごしている。
従兄弟である英雄、天地丸とは従兄弟同士で顔がそっくりなため、よく間違えられ襲われる事が多い。
母は妖狐。(安部清明か?)

・嵐童 45歳 男
序盤のお助けキャラ。   高野丸の父。高野山の僧侶。妻である狐の主の依頼を受け、高野丸とともに大江山の酒呑童子
討伐を行う。どっちかというと肉弾戦型。途中まで高野丸が実の息子とは知らずに行動をともにしていた。
高矢丸をかばい死亡。

・ 秘女乃 13歳 女
村の小さな神社に住む、巫女。猫又と人間のハーフ。か弱いので、もっぱら術専門。猫又の特徴である霊力を
用いた占い(未来予知)が得意。高野丸は大好きだが、砦角は大嫌い。


・砦角 28歳 男
強いヤツと戦うことを至上の喜びとしている修験者、父親が竜神。粗野でぶっきらぼうで筋肉ダルマという、よくある兄貴系のキャラクター。 小生意気な秘女乃とは犬猿の中である。修験者と言う割には恐ろしく術のバリエーショ
ンがない上術力も少ない。白兵能力は群を抜いているので肉弾戦で戦うのがメイン。

649 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 10:04:57 ID:YhDOlcaO
天地丸 19歳 男
高矢丸の従兄弟で、生きる伝説。
鬼の姿を封じるための霊石を、高野丸の祖父妖奇老に奪われて鬼の姿のまま難儀していたところ、高野丸一行に悪い鬼に間違われて危うく成敗されかかる。パーティーメンバーの中では、台
詞が際立ってかっこいい上に、能力値も明らかに優遇されており、実質的主人公。修行マニアだが、仲間思いの心優しい性格。



・心衛門
えと城下町、怪異目付の同心。お殿様が悪夢に悩まされている、助けてくれんかと唐突に高野丸一行に持ちかけ、思いっきり不信がられる(笑)。寒いオヤジギャグを連発し、団子を食ってばかりいるち
ゃらんぽらんな性格のおっさん。 結構強い。

・蛇薔薇・香薔薇
母親が、悪の妖怪の呪いを受けた状態で生まれたため、異形の姿になった双子。
初めは悪の妖怪の手先として働くも、母の事を知って裏切りを決意、高野丸と共闘する


・妖奇老

高野丸&天地丸の祖父。娘は鬼に攫われたまま死んじゃうわ、息子は狐と結婚しちゃうわでやや性格が屈折した人。狐のもとで生まれた高野丸を、無理やりひきとってビシバシしごいて育てた
天地丸が生まれたために娘が死んだ、と思って高野丸を鍛え、天地丸を殺そうとしていた。が誤解だったことがわかり、和解。 それ以降はたびたび道中に現れアドバイスや武器をくれるように。

650 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 10:18:36 ID:YhDOlcaO
いよいよ本編書くぞと思ったら出かけなきゃならんようになった。
スマンコ。


651 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 10:24:40 ID:eD1Wkf6/
>>650
早く帰ってきてね(´・ω・`)

652 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/18 14:43:47 ID:hZA6T551
>>650
楽しみにしてるよ(´ー`)

653 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/18 22:53:42 ID:a2DTw0ip
第5章 人形

さすがにその日はもうプールというふいんきではなく、
近所のファミレスで夜まで話していた。
拓馬と由佳は、千尋と雄太にDTについて説明し、自分の身に起きた出来事を語った。
由佳は緋瓦渉というマスターに発見され、DTの技を伝授されたという。

由佳「緋瓦さんって大学生で、うちの学校の卒業生なの。
雄太「バレー部の人だろ?北大行った人で。
由佳「そうそう。戦いを避けるために北海道にしたんだって。
拓馬「北海道?そんなんで戦わずにすむのか?
由佳「どうだろうね。拓馬君、戦うの嫌いなの?ちょっと意外かも。
拓馬「俺ってそんな好戦的か?戦いだしてから、ろくなことねえぞ。
って、あめいっちはどうなんだよ。不幸に見舞われてるとは思わねえのか?
由佳「うーん、拓馬君ほどじゃないよね。
千尋「ねえ由佳、今のって、拓馬君が北海道に行っちゃうってこと?
由佳「え?さあ、本人いるし、聞けば?
拓馬「別に。行かねえよ。

由佳の門限があって、4人は帰ることにした。
拓馬は由佳と別れるとき、渉に紹介してもらう約束をした。
考えることが急に増えたのだが、その日はすぐ寝てしまった。


その翌日は球技大会で、拓馬はクラス対抗のサッカーに出ることになっていた。
サッカー部員の多いクラスで、優勝も狙える強力チームを作り上げていた。

岸山「おい、聞け。ビック・ニュースだ。
2年の森さんと北村さんは、今日は補習らしいぞ。
岡部「なんだと!それは、ビッグ・ニュース。つまり俺達は・・・
岸山「・・・勝てる!いや、勝つ!!

意気揚々たる高等部1年3組のイレブンは、口々に奇怪な雄叫びを発し、
雪崩をうつように階段を駆け下り、朝の校庭に躍り出た。
そして、妙なものを発見した。廃車同然のライトバンが1台、
校庭の真ん中に停まっていたのである。

654 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/18 22:55:21 ID:SbJncI36
姫野「なんだよ、あれ。サッカーできねーじゃん。
拓馬「引田天功でも入ってんじゃねえの?
雄太「何だよ、それ?
拓馬「爆発するんだよ。
岡部「・・・それは、おまえが調べに行くって意味だよな。
岸山「待て待て、俺も調べに行くからさ。岡部、誰か先生に言って来てくんない?
拓馬「ちょっと待て。俺「も」って何だよ。「も」って。おまえと誰だよ。
岸山「榊拓馬。おまえをおいて他にない。

拓馬と岸山は、ゆっくりと無人のグランドを横断した。
いつのまにか、下級生や女子が遠巻きにあつまっている。
不思議な光景だ。新聞部部員が写真を撮っていた。
車に近付くにつれて、中からハム音が聞こえてきた。そしてあと3mまで近づいたとき、
動きがあった。ライトバンのリアハッチが跳ね上がり、中から何か出てきたのだ。
最初人かと思ったが、違う。マネキンのような女の人形で、赤い服を着ていた。
人形はガチャリという音とともに地面に投げ出され、その後は自力で立ち上がった。
拓馬が警告を発する。空気中に、微量ながらDTを嗅ぎ取ったのだ。

拓馬「岸山、逃げろ!
岸山「言われずとも!

遅かった。人形は顔の辺りから怪光線を発し、それが岸山の膝に穴を開けた。
転倒する岸山。ジリジリと音がした。

岸山「うおおっ、俺の黄金の右脚が!

人形は2人に向かって喋りだした。口は全く動かないし、目だって飾りっぽいが、
とにかく2人の方に顔面を向けたのだ。

人形「私はメイプル4.0J。榊拓馬に薔薇の意思を伝えます。すなわち、汝、
真の名を呼ぶ者よ、生命の鎖を断ち切り、薔薇の大儀を取れ。
拓馬「・・・なんなんだ?さすがの俺でも全く理解できねえぞ!

戦闘開始

655 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/18 22:56:59 ID:SbJncI36
戦闘終了

死んだのだろうか?人形はバラバラに解体され、地面に転がった。
拓馬がなおも油断なく、残骸の様子をうかがっていると、突如、
周囲が光に包まれだした。
いや、そうではない。自分の瞳孔が開いているのだ。
抗い難い強い力に膝を折られるようにして、拓馬は地面に倒れ臥した。

ふと気付くと、闇よりなお深い光の霧の中、一人の男が立っていた。

男「そなたの戦い、しかと見届けた。
拓馬「・・・おまえは、誰だ?
男「私の名は薔薇。これはもちろん偽名だが。真の名前は別にある。
拓馬「真の名前?
男「薔薇の他にも呼び名はある。朝霧に住まう者。大洋を飲み込む者。
イスカ。綾乃。最近ではスペクターとも言う。
拓馬「名前の話はいい。俺に何の用だ?どこから来た?
薔薇「私は偏在する。だが今は、衛星の軌道からそなたに語り掛けている。
拓馬「そうか、衛星か・・・で、用向きは?
薔薇「伝えるべきことがある。そなたが、戦士だということだ。
薔薇「戦士に正義はいらぬ。正義は、人間の考えること。
そなたはもはや人間ではなく、戦士だ。戦士は、勝利を考えよ。
ただ敵を探し、これを討つがよい。
拓馬「敵?敵って誰だ?俺が人間じゃないってのは・・・
まあ、ある意味そうだろうけど。
薔薇「・・・もう間もなく、そなたの敵が一人、姿を現そうぞ。
今のそなたには倒し得ぬ、強大な敵が来るぞ。フフフ・・・。
拓馬「どうして敵とわかる?一体誰が来るんだ?
薔薇「その真の名前は私もしらぬ。彼奴もまた、いくつも偽名を持つが、
それらを挙げる手間は無用。「敵」と呼んでおけばよい。
薔薇「さあ、榊拓馬よ、選ぶがよい。今から敵に倒されるか、戦って、
これを滅ぼすか。言い換えるなら、人間として今死ぬか、戦士をして生きるか。
薔薇「そなたに戦う勇気があるのなら、私が力を貸そう。さもなくば、
そなたはここで死に絶える。
拓馬「力を貸すって・・・そもそもおまえは何者だ?
薔薇「そなたに戦う勇気があるのなら、私の真の名前を教えよう。それこそが、
力を貸すことになるのだ。私の正体も、それで知れよう。

薔薇を名乗るこの男、何かユニットの一種なのだろう。「真の名前」が表すのは、
おそらくDT用の生体情報だ。だが、敵の正体はまだわからない。

拓馬「おまえの力を借りたとしても、勝つとは限らないよな。
薔薇「・・・案ずるな。そなたは勝つ。
拓馬「それに、名前を聞いても俺とその敵が必ずしも戦うとは限らないぜ。
薔薇「・・・会えばわかる。そなたは、必ず戦う・・・。

薔薇の名前を聞きますか?

はい いいえ

656 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/18 22:58:40 ID:SbJncI36
いいえを選択した場合

拓馬「いや、おまえの力は借りない。
薔薇「・・・ほう、自力で勝てるとでも思ったか?
拓馬「勝ち負けとかじゃねえ。おまえ、胡散臭いし、
ジャロに訴えられないように注意しろよ。
薔薇「・・・

光の霧が晴れた。ようやく体も動くようになった。
拓馬が立ち上がると、一人の男が立っていた。薔薇と同じ人物なのだが、
ふいんきが違うように感じた。

男「さすが、パメラが見込んだ通りだな。よくぞ悪魔の誘惑を退けた。
拓馬「悪魔?
男「とりあえず、そう呼んでいる。私の体内に住んでいる。もちろん、君の中にも。
拓馬「・・・おまえは、誰だ?
男「私の名前はグレア。エリクシール機関の者だ。
君を我々の戦士の一員として迎え入れたい。
拓馬「また戦士か。なんで戦ってるんだ?
男「人類を守るためだ。
拓馬「ほお、で、誰から?
男「他でもない。DTだ。

滅茶苦茶アンビバレントな連中だ。あゆみを殺しておいて、仲間になれとか言う。
そうかと思うと、DTを使って戦う相手がDTだとか言う。

拓馬「気に入ったよ。おまえらが面白いのはよくわかった。
あゆみの仇については、保留しといてやる。

以上が正義の味方の誕生に関する全てである。
彼がその後どう生き、どのように戦うのか。それはまた、別の機会に語られよう。

エンディング

657 DTローズ・オブ・ゲノム sage 04/12/18 22:59:44 ID:SbJncI36
はいを選択した場合

拓馬「わかった。おまえの名前を教えてくれ。
薔薇「・・・

薔薇が仲間に加わった。

第二部へ

第5章 終 つづく

658 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 03:41:39 ID:GeF9iq71
マグナの人は…

659 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 08:56:18 ID:SPJXD2dn
↑お前もしつこいな。気長に待てよ。
あくまで個人の好意による無償のボランティアの投稿なんだから。
どうせ厨房なんだろうけど。

660 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 09:54:07 ID:eQo/EF62
また地球の平和を阻む奴らか!!!!!

661 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 10:15:27 ID:fmWraj2f
セガサターンの「シャイニング ザ ホーリィアーク」をお願いします。

662 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 10:56:42 ID:faxYPOlj
マグナマグナとうるさいのがいるんで軽く続きをダイジェストで。

危険だと判断した一行は暴れるカリンツを抑えてエペンタードから離れる。
そしてお互いが今、出来ることをしようとして再びカリンツ、ラウルの2PTに別れる。
カリンツは本当は今すぐにでもリースを探しに行きたいのだが自分を殺して
先に自分の出来ること=事件の裏を引くテュルポのアジトを襲撃することを選ぶ。
またラウルは自らが封印した天の欠片を回収しに天の遺跡へと向かう。
そして、その旨をアグレイアンに告げると「無理はするなよ」と励まされるのだった。

天の遺跡にて、欠片を守る神獣を倒したラウル達はついに天の欠片を手に入れる。
急いで帰ろうとするジャスティーナ、リアンナを後ろから一撃で気絶させたラウルは一人で
天の欠片を持って遠く誰もいない場所へ去ろうとする。
そこにテュルポの追っ手が現れる。天の遺跡の場所は自分しか知らないはずなのになぜ?
疑問に思いつつ、兵士を倒したラウルの前にネイカンが現れる。
ネイカンの驚愕の正体を知りつつ、ラウルは一人ネイカンに襲いかかるも
ネイカンの強大な力の前にラウルは倒されてしまうのであった。

663 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 11:07:55 ID:faxYPOlj
マグナ終盤ダイジェスト2

一方、テュルポのアジトを襲撃したカリンツ達。
しかしアジトは既にも抜けの殻だった。なぜアジト襲撃が敵にバレてしまっていたのだろう?
仕方なしにアジトから出るカリンツ達を取り囲むテュルポの兵士達。
臨戦態勢に入るが、テュルポから脅迫を受ける。
「アマバトの大巫女ラドリンヌは我々が預かった。返してほしければ
 アマバト大寺院に眠る救援の光”江の欠片”を取って来い。人質と引き換えだ」と。
ラドリンヌがさらわれた以上、手を出せないカリンツ達は仕方なしに大寺院へと向かう。

大寺院の守りを突破したカリンツ達は今まで空くことのなかった扉の前に立つ。
ハレン達が開こうとしても一行に開く気配はない。
カリンツが触れると扉は自動的に開いてしまった。
不思議に思いつつも、守る神獣を倒し江の欠片を入手したカリンツ達はアグレイアンを探しに2階へ。
そこにはアグレイアンはいず、代わりにラドリンヌのしていた腕輪だけが転がっていた。
そして、その腕輪こそかつて小さい頃にヒューゴ(=アグレイアン)と交換した腕輪と瓜二つだったのだ。

江の欠片を手に入れたカリンツ達は人質と交換の地アスティネ湖へと向かう。
そして到着直前カリンツは仲間に「自分一人で行く」と言い出した。
心配する仲間達を説得し、一人カリンツはアスティネ湖へと向かって行った。

664 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 11:21:19 ID:faxYPOlj
マグナ終盤ダイジェスト3

アグレイアンに呼び出されたラドリンヌは不満を言いつつもアグレイアンと一緒にアスティネ湖にいた。
アマバトに帰ろうとするもアグレイアンに諭されてアスティネ湖に留まっていた。

そこに現れたカリンツ、驚くラドリンヌ。立ちはだかるアグレイアン。
アグレイアンはカリンツをラドリンヌ誘拐の疑惑で逮捕しようとしていた。
困惑するラドリンヌに対してアグレイアンは衝撃の事実を言い放つ。
「母上、ご紹介します。彼が本当のアグレイアン、あなたの息子です」
「何を言ってるんだ?ヒューゴ」と衝撃を隠せないカリンツ。
そしてアグレイアンは真実を語り出す。

かつて小さい頃にマノ(=カリンツ)という少年と友情の証に交換した腕輪。
それこそが実はアマバトの大巫女の息子の証だった。
当時、アマバトの大巫女とマラカットの若き領主は恋仲に落ち、一人の男の子を産んだ。
しかし、両国の仲は悪く引き離されてしまう。
そして領主は後に没落死亡し、その息子は行方不明になってしまった。
その後、その少年はマノと名前を変え、孤児達を養う風月林で生活をしていたのだった。
そこに8英雄の作った風月林を壊滅させるために先に潜入したヒューゴとマノは出会う。
そして友情の証にと互いに大切なものを交換したのだ。
そう、一つはアマバトの大巫女の息子の証たる腕輪。もう一つはネイカンと呼ばれた天才少年愛用の短剣。

事実を知るカリンツ、ラドリンヌの前に正体を現したアグレイアンは
テュルポの大軍を連れ、二人を包囲していた。

665 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 11:30:51 ID:faxYPOlj
マグナ終盤ダイジェスト4

江の欠片はラドリンヌの息子たるカリンツでなければ扉を開き手に入れることは出来なかった。
そして、手に入れてしまったカリンツに対してアグレイアンは渡すことを要求。
渡さなければラドリンヌは殺すと。「せっかく会えた本当の母親といきなりお別れしたくないだろう?」
「渡しちゃ駄目!!」横から現れたのはヤソンの女王アミラと4天王オルハ。
アミラを見たカリンツは再びリースを思い出し、アミラを憎しみの目で見てしまう。
ラドリンヌを助けるため、アミラの言うことを聞かないため、カリンツはアグレイアンに欠片を渡してしまう。

そしてアグレイアンはカリンツに告げる。
「救援の光探しを命じられたんだ。最後の一つまで持ってきてもらおう」とアミラを指す。
最後の救援の光”土の欠片”はアミラが所持していた。
そしてアミラの前に立つカリンツ、阻止しようと立ちはだかるオルハ。
それを制してアミラはカリンツの前に立つ。
「お前のせいだ。お前がいなければ戦争にならなかったんだ」とカリンツ。
「愚かな」とアミラ。
二人の最後の戦いは始まった。

見事アミラを退けたカリンツはアミラにトドメを刺そうとする。
「やめて、カリンツ!分からないの?わたしよ!」と叫ぶアミラ。
そしてアミラの仮面は落ちる。
そこにはカリンツが愛して尚やまない少女の顔をしていたのだ。

666 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 11:42:31 ID:faxYPOlj
マグナ終盤ダイジェスト5

アミラの正体はリースだったのだ。
「なんでお前なんだ?」とうろたえるカリンツ。悲しそうな目で見るリース。
それをあざ笑うアグレイアン。「さあ、土の欠片を渡してもらおうか」
「渡しちゃ駄目よ、カリンツ!」リースを叫ぶが、カリンツは奪い取った欠片をアグレイアンに渡してしまう。
そして、ついにアグレイアンの元に全ての救援の光は揃ってしまった。
(=既にラウルを襲って天の欠片を奪ったのでこれで全部揃ってしまった)

「お別れだ、カリンツ。君はいい親友だったよ」と救援の力を解放するアグレイアン。
そして大魔法が発動する。アスティネ湖は光に包まれた。
先に消えたアグレイアン達テュルポ。残された4人は大魔法の光に襲われる。
本当の息子カリンツを守るために大魔法を放とうとするラドリンヌ。
しかし、救援の光の大魔法の前では無力だった。弾き飛ばれるラドリンヌ。
そして絶望するカリンツ。しかし、リースは諦めていなかった。

リースは力を振り絞り、再度大魔法を放とうとする。
それを止めようとするオルハだが、魔力の余波で弾き飛ばされてしまう。
「カリンツ、あなたはわたしが守る」
そしてリースは大魔法を放つ。大魔法と大魔法がぶつかり合い、
互いに相殺して辺りは大きく吹き飛んでしまった。
そしてリースは大魔法を放ったときに全ての力を使い果たし、体中のカンが四散し消滅したのだった。

アスティネ湖の前で待っていた仲間達はすぐに駆けつけるもカリンツを見つけることは叶わなかった。
精神の壊れてしまったラドリンヌのみ残し、誰もいなかった。一向はひとまずエモンへと撤退することとなる。


〜今日はとりあえずここまで。後はマグナの人復帰を待とうか

667 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 11:47:25 ID:SPJXD2dn
↑大人な対応乙です。

668 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/19 11:59:56 ID:faxYPOlj
つか書き慣れてなくてごめんね。「そして」がやたらと多い。。。
それと他の人と違って多少、台詞が違うかもしれない。完全にメモってたわけでなく記憶で書いたから。
完全版は以前のマグナの人に期待ってことで我慢して。

669 名無しさん@お腹いっぱい。 04/12/19 23:13:20 ID:soFxaJlZ
ドラッグオンドラグーンの新宿エンドの詳細をおねがいします・・・。
直前にどういう会話があるんでしょうか?

670 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 00:56:37 ID:tGFHWcvn
旧帝都の中心にたたずむ巨大な赤子。その頭上には悪魔達が通ってきたと思われる、闇に包まれた異界への入り口
「全ての災いはあの中からだ。」
ドラゴンにまたがり、闇の入り口を突き抜ける。
視界は真っ暗。進んでいるのかもわからない。
しばらくすると視界の向こうに淡い光が入ってきた。
長い闇の向こうに見えたものは・・・・・




           新               宿




新宿摩天楼の中心に置かれる巨大な女神像に対し、音波を合わせながら攻撃を続ける。
多くの失敗を重ねつつもようやく女神像を破壊する。
「やったぞ倒した・・・・・・・・・・・!!?」
喜びもつかの間、後ろから大きな爆発音がして、視界が真っ白になる。

「こちら自衛隊、第一師団航空隊。謎の飛行物体を追撃しました。」

視界は淡い白。都市特有の騒音が耳をかすめつつも焦点がしっかりしない目の向こう側に映ったものは。
東京タワーに突き刺さっているドラゴン。



ほんとうに、ほんとうに、ありがとうございました。

これだと思う。

671 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 02:34:03 ID:duOdJ0Kj
>>670
まさにそれだな

672 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 07:09:19 ID:BLHXf1fW
>>14
超遅レス
本物のイスカンダール

黄金時代の末期「終末の日」に、一部の真人達(不老長寿の人間)が混沌の力を得ようと七大驚異を建造

混沌の力を制御できずに、暴走、異世界より混沌の支配者(カオスルーラ)出現

世界滅亡

現世界の神がカオスルーラを追い返すも神も姿を消す

混沌の影響で、新しい種の誕生「アンデッド・龍族・モンスター・普通の人間)世界は無秩序となる。

イスカンダール(普通の人間)の登場により、普通の寿命をもった人間(真人ではない)の世界の基礎が造られる。
(混沌を呼び出した真人の封印、龍の王ドラコ・アルケイオス討伐、七大驚異の封印)

ゲームの時代より1000年前に、大魔道士リース・トーレスの秘法により、イスカンダールはアンリミテッドとなる。
・アンリミテッドとは
 あまたの異世界を自由自在に移動可
 異世界では、全能・不老不滅
 ただし、現世界では、ただの人間でしかない普通に老化して死ぬ。
 つまり、現世界にとどまった分だけ年を取る。
ちなみに、リース自身は、アンリミテッドの秘術を使わずに普通の人間として死ぬ。

意図的ではなくても、人間が七大驚異に触れ、混沌の力を得ようとすることに、イスカンダルール気付く。

現世界が再び破滅しないように先手を打つため、ルビィ達と旅に出る
ちなみに、ルビィはかつてイスカンダールと共に、混沌を呼び出した真人を封印した大魔女アリス・アンブローシアの子孫

673 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 13:51:50 ID:OQAmSd8z
この辺りは明言されておらず各々の想像の領域だということはお忘れなく

674 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 14:44:41 ID:EqMmM5bE
そろそろ500KB近いな。次スレの用意をすべきか?

675 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 15:04:30 ID:8h/qUAik
>>670
春に続編発売決定したらしい

676 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 15:14:15 ID:NJnrFBGB
ACE5の人本当に乙です。楽しみにしております


677 ACE5 要塞攻略戦1/2 sage 04/12/20 18:25:00 ID:pwmP1n5O
クルイーク要塞攻防戦 FORTRESS
2010/12/06
「クルイーク要塞陥落」
オーシア空軍と地上軍の連携作戦により、ユークトバニア軍最終防衛拠点、クルイーク要塞陥落。

戦争は終盤を迎えていた、サンド島の英雄達、つまりラーズグリーズの悪魔と呼ばれる彼らの
活躍により地上軍はユーク軍の要となるクリイーク要塞にまで迫っていた、山岳地帯に築かれた
この強固な要塞、地上軍の侵攻を幾度となく阻み、オーシア軍をそこより先には進ませまいと
そこを守るユーク兵士達はこの要塞に全てをかけていた。

オーシア軍はすでにこの堅牢な要塞に数回のアタックを行っていたが、いずれも失敗
ウォードックの航空支援に全てが託されていた。
「今日はいけるかもしれん、航空支援はサンド島部隊だ!」
地上部隊はウォードックを希望のまなざしで見ていた。
任務開始と同時に、ウォードックは山岳のトーチカ、戦車、銃砲塔を破壊してゆく
ウォードックの善戦にもかかわらず、地上部隊は進むスピードが普通よりも遅かった、
この山中に立てられた要塞の攻略の難しさを語るにはちょうどいいものだったのだ。


678 ACE5 要塞攻略戦2/2 sage 04/12/20 18:26:27 ID:pwmP1n5O
大門のトーチカを潰した彼らは要塞内部を出口に向かって一直線に突き進む
必死に戦車を出して応戦するユーク軍だったが、上空から降り注ぐGPS爆雷の正確な攻撃により
そのほとんどは砲撃を開始する前にはスクラップと化していた。

「サンド島部隊は4機じゃないのか?」
「1機は正直者にしか見えないんだよ!」
地上では3機しかいないウォードックに対しての疑問が投げかけられていた…

次々と崩れて行く砲塔…、オーシアの部隊は見事にこの要塞を抜けることに成功し
この要塞はウォードックの航空支援と地上部隊の攻撃により、陥落する…。

ユークは最終防衛拠点を失い、とうとう残すは首都防衛のみとなってしまっていた…
戦争は、確かに、あっけなくも、終わりつつあった…。


679 ACE5 8492 sage 04/12/20 18:47:12 ID:pwmP1n5O
8492
2010/12/06 
サンド島中隊は攻略作戦完了後、所属不明機による急襲を受ける。
襲撃から離脱した部隊はサンド島基地へ帰還。

要塞攻略を終えた彼らは帰路についていた、クイルークよりサンド島に向かう彼らは
北の雪が降り積もる山岳地帯を給油部隊に向かい飛んでいた。
午前中に終わった要塞攻略戦、彼らは浮かれない顔で快晴の空を飛んでいた…。
サンダーヘッドから通信が入る、彼らはチョッパーの死で浮かれない彼らを
励ましていた、「君達がいればこの戦争、勝てる気がするぞ!」と

ナガセとグリムは戦争のことを話していた、ブレイズには給油部隊から通信が入る
「こちら8492飛行隊…」と、彼らはウォードックを護衛しに来たという
英雄とともに飛べることを誇りに思う…と。
そのときグリムがつぶやく「そういえばチョッパー大尉が言ってたこと…」
その次の瞬間、ブレイズの機体にアラートが鳴り響いた。


680 ACE5 8492 sage 04/12/20 18:49:34 ID:pwmP1n5O
給油機の周辺にいたのはF-15S/MTDを中心とした編隊、しかし数が多すぎることにすぐさま気が付く
ヘッドオンされていたブレイズはすぐさま回避行動を取る。
ナガセがサンダーヘッドに通信を取ろうとする、が彼らは周辺の空域に強力なジャミングが
かけられていることに気づく、ブレイズはその犯人であるE-767電子戦機をすでに視界に捕らえ
すぐさまそれを撃ち落そうとする。

しかし、今までとは違った…
8492飛行隊はブレイズに驚異的な飛行機動で追いつき、後ろから離れないのだ
「要塞を落としたのはやりすぎだったな!」8492の隊長と思わしき男が言う
「ベルカのための礎となれ!!」
「15年前我々が受けた屈辱をユークとオーシアも味わえ!」
飛行隊の一人が叫んだと思われるこの言葉を聞き、ナガセは叫んだ

「8492飛行隊の正体はユークのスパイですらない!?」
ウォードックは多勢に無勢の混戦状態に押し込まれていた、しかも相手は並みの空戦技術ではなかった
それこそ、バートレットを思い出させる驚異的な戦闘機動…


681 ACE5 8492 sage 04/12/20 19:09:49 ID:pwmP1n5O
「工科大学を攻撃したのも彼らが!?」ナガセが叫ぶ傍らでグリムが必死に何かを思い出す
「8492…8492…あとどこかで一回聞いたぞ!!!」
その次の瞬間グリムが叫んだ
「そうだ!僕達が大統領を護衛したとき、引継ぎで来た部隊が8492飛行隊!!」
「ならば、この戦争も彼らが!?」
すぐさまその声は轟音にかき消され、8492飛行隊の通信がかすかに聞こえてくる…

完全な混戦、このまま戦ってもウォードックに勝機はあるはずがなかった。
「伝えなきゃ!この戦争に意味なんてない!皆だまされてる!」
「逃げましょう!ブレイズ!」ナガセはブレイズに撤退を求める
「東に向かうのよ!」ウォードックは残っていたチャフとフレアを使い敵の攻撃から逃げ延び
アフターバーナー全開で東の空域に向かって飛んでゆく…、もはや彼らには帰る分の燃料も
わずかだった…。

ジャミングの範囲を出た彼らに追撃の手はなかった…
彼らは8492飛行隊がベルカ人の飛行部隊であること、この戦争を起こしたのは
おそらく彼らベルカ人であること…、これを基地指令に伝えるべく、サンド島へと急いだ。


682 ACE5 基地ムービー sage 04/12/20 19:11:39 ID:pwmP1n5O
 サンド島へと帰還した彼ら、グリムはこの事実をジュネットとおやじさんに伝え
基地司令のところへ行くように、ナガセとブレイズは副司令であるハミルトンにこの事実を伝えようとする
グリムが彼らのところに着く前、親父さんはジュネットに対して昔話をしていた…
自分は15年前の戦争でバートレットと出会ったこと、ベルカのこと…
そして、8492飛行隊のことを話していた。

親父さんと慕われる彼は15年前祖国ベルカの戦闘機部隊を指揮していた
ウォードックから聞いた話で、親父さんは8492飛行隊はベルカの戦闘機部隊ナンバーの一つであることを思い出し
ジュネットにそれを語っていた、また、この基地の副司令であるハミルトンはベルカへ派遣将校として
赴いていたことも…。

ベルカ人部隊の8492飛行隊は大統領誘拐と工科大学攻撃し、オーシアがはじめ良い様にやられていたことは
スパイがいたから…、一本の線が見えてきていた…。

そこにグリムが飛び込んでくる、グリムは今までの経緯を話し、隊長たちがハミルトンのところに向かったことを言うと
ジュネットはグリムに驚いて聞き返した、グリムは思わず
「どうしたんすか、俺なんかまずいことを…」と聞き返す、すぐさま親父さんは司令のところに
向かったほうが良いと提案する、しかし、彼らが司令に面会したときはすでに全てが遅かった
司令はハミルトンから親父さんが
「15年前敵地で撃墜、当時は情報認識システムが故障していて、親父さんとともにオーシア基地に
逃げ込んできたバートレットの証言だけが証拠となっていた」ということを吹き込まれていた
つまり、親父さんはオーシアの人間ではなくベルカ人だと…

683 ACE5 基地ムービー sage 04/12/20 19:18:42 ID:pwmP1n5O
司令は銃を取り出し彼らに向けるが、その直後、基地のブレーカーが落とされ、3人は逃亡する
基地倉庫裏で合流するウォードック達、ナガセはハミルトンがベルカのスパイであることを語る
その後に彼をぶん殴ってやったと不機嫌なまま語っていた。
基地内ではすでにお尋ね者の彼らの機体は押さえられていた、脱出もままならないこの状況で
親父さんは練習機を格納してある倉庫の警備は手薄であることを彼らに教える。

サンド島部隊なら誰もが一度は乗る練習機…
銃声が鳴り響くとき、彼らはその練習機を滑走路に向けて発進させていた…
マシンガンの銃撃が届かぬうちに、4機は空に飛び立つ、すぐさま通信を基地の回線につなぐと
基地には8492飛行隊が追撃に向かうとの連絡が入っていた…。

684 ACE5 中盤まとめ sage 04/12/20 19:25:02 ID:pwmP1n5O
親父さん(pops)は前半にも出てきますが、前半の時点では
8492の正体をまだわかっていません、8492の正体を完全に特定するのは
グリムたちの話を聞いてからです、それまでは憶測のような形です。
親父さんはバートレットと15年前共に戦いますが、自らの所属していた部隊により
二人とも撃墜、ベイルアウトし、味方の最前線基地まで逃げ延びます。

8492部隊は大統領誘拐、工科大学攻撃のほかにも、ジャーニーホームでスクランブル態勢
をしいていた基地の滑走路を使用できなくした張本人でもあります、彼らはベルカ人の
アグレッサー部隊で、オーシアでは8492と名乗っていました。

ハミルトンはあんまし出てきませんが、過去にベルカに派遣将校として赴き、そこで
ベルカ人アグレッサーによって訓練を受けた経験があります。

685 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 21:39:49 ID:bp8Znf12
誰か次スレ立てて立てられなかった。

686 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/20 21:52:35 ID:2O4X8Z1b
立てた
【やるのが】ストーリーを教えてもらうスレPart11【面倒】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1103547108/

687 名無しさん@お腹いっぱい。 04/12/21 17:53:03 ID:Xiq0noat
産め

688 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/21 18:51:40 ID:TDnE0EcL
500KBでDAT落ち?
早くも次スレ移行してるみたいだけど

689 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/21 19:03:24 ID:hNFxDZ6C
>688
そのとおり。>500kbでdat落ち
普通のスレなら、500kb行く前に1000レスに達するもんだけど
AAや長文が頻出するするスレなら、1レスで2〜4kb使うことも珍しくないので
1000レス行く前に500kb到達でdat落ちの危険がある。

690 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/22 15:06:24 ID:QCpsEBa/
『スレッドの最後でグチを叫ぶ』

そこで終わらせんのかよマグナの人ぉーーー!!111

691 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/22 18:23:37 ID:iVU7GIyv
↑今まで書いてもらっただけでもありがたいと思え。
マグナ乞食うぜー。

692 叫び sage 04/12/22 19:03:41 ID:jJSO4EP8
みなさん、お疲れ━━━━(゚∀゚)━━━━ !!!!!

693 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/23 03:27:51 ID:r9DNZ9LC
まぁ正直マグナ関連で荒れさせたかった

694 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/25 19:18:05 ID:RO6+JWLu
それでも書いてくれたマグナの人に感謝 埋め

695 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/25 21:14:48 ID:isGYNolB
埋め

696 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/25 23:08:51 ID:ud3kWArY
自分も感謝埋め

しかし以前はラストを書かない職人は
非難の的だった記憶があるが……時代は変わったな

697 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/26 01:27:50 ID:xflch2ni
マグナは催促する奴の態度が悪すぎたからな。
マグナ興味無いこっちも「うぜー」と思った。

698 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/28 01:17:55 ID:29sgZ37K
チョンゲーはウザイ

699 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/28 15:17:02 ID:W8R4At5/
最終決戦地エペンタードの階段を上っていくカリンツたち。
そこにはブラストワーム。
「隊長!ここは俺達に任せて、先へ進んでください!」で、アゼル、クリス、マヤで戦闘。
3人が抜けて先へ進むとアサド。
「こんな奴と話してても時間が無駄だ、先へ行け!」でハレン、エオニス、ジャスティーナで戦闘。
この3人も抜けてさらに先へ進むとキャリアン。
セリナが「後で追いかけるから先に行って!」と言うが、カリンツ動かない。
キャリアンがファミリア召喚、襲いかかろうとするが、デスイレブンが飛んできてそれを阻む。
振り返ると、オルハが階段上ってきて「カリンツ、先に行け」
「・・・すまない」とカリンツひとりで、先へと進む。
(キャリアンは、オルハ、セリナ、リアンナで戦闘)

ようやくアグレイアンの元へ。
「ついにここまできたか」
「来ると思ってたろう?」
「もちろん」
「結局は、こうなるんだな」
「運命とあきらめるしかない。お前を失うのは惜しいが」
「ヒューゴ、俺は、お前に返すものがあって来たんだ」
「なんだと?」
「これはもう、必要ない」
少年時代ヒューゴにもらったナイフを、アグレイアンに投げつける。
パシっと受けとめ、目の前でナイフを折るアグレイアン。
「ふっ。昔の情など忘れて戦おうという訳か?」
「もうこのナイフには、何の意味もない」
「そうか、これでお互いただの敵だな」
1対1の戦闘が始まるが、今のカリンツにとってアグレイアンの強さなど敵ではない。

「ばかなっ…なぜお前の攻撃が見えないんだ?これほどの能力を身につけるなど、ありえん!」
「破壊の闇で、マグナカルタを起こせると思っていたんだろう?」
「何が言いたいんだっ?」
「お前には、足りないものがあるんだ」
「俺は…世界を支配する…王だ。お前らごとき人間に負けるとでも思うのか?!」
アグレイアンが浮いていき、体から閃光。
「もう救援の光に、支配されてしまったんだな」
「カリンツ!一緒に、戦おう」セリナが走って来る。
アグレイアンからの光が増し、ラスボスへと変化。
カリンツとセリナで撃破。

元の姿に戻り倒れているアグレイアンの体から白い光がぽやぽやと出ている。
「ヒューゴ、もう終わったんだ」
「は、はは、結局はお前にやられるのか…ヤソンをあれほど憎んでいたお前がヤソンの
 救援者になるとは…」
「俺がヤソンを憎む理由など、本当はなかったんだ」
「だが…お前はすでに、数え切れないほどのヤソンを倒し…愛する者さえ死に
 …追い込んだじゃないか…っははは 一生、苦痛と…後悔…のなかで、生きるがいい…」
「いつかお前も目を覚ますときが来るだろう」
アグレイアンの光が大きくなり消滅する。


700 名無しさん@お腹いっぱい。 sage 04/12/28 15:17:36 ID:W8R4At5/
「カリンツ…」
「なにもかも終わったよ、セリナ」
振り向くと、セリナの足元がアミュート病により木のようになりかけている。
「…カリンツ、あなたのそばに行きたいのに…私、もう…」
「セリナ…」
「わたし、本当は、あなたにまた会えて嬉しかった。小さい頃、カリンツがわたしを姉さんだと、
 勘違いした事があったでしょう。だから、わたしは怒ってたのよ。覚えてる?」
セリナのアミュート化が膝まできている。
「ああ」
「姉さんより前から、カリンツを見てたのよ。最後だから…これだけは伝えたかった。
 わたし、ずっと…カリンツの事…」
「セリナ!」
「やだ…もう、口まで…」
「セリナ!!」
「わたしはずっと、カリンツの事が…好きだっ…」
セリナが手を延ばし、カリンツがその手を掴もうとするが、セリナの全身が一気にアミュート化。
ひざまずき、両手でセリナののばされた手をにぎるカリンツの手に救援の光のペンダント?
そのペンダントに光が集まり、画面白くなる。
セリナが元に戻り、自分の手やらを見て驚いている。
カリンツが嬉しそうにセリナを見つめて頷く。

字幕で説明。
「光の樹」は、その力の源である「救援の光」の完全なる破壊により消滅した。
ヤソンは「光の樹」の束縛から開放、それによりアミュート病からも解放された。
それが、ある一人の人間により起こされた奇跡であったにも関わらず、全ての不和を無くす事は
出来なかった。
しかし、ヤソンと人間の間に新たな交流が芽生え始めた。

時は流れ、1年後。

それぞれが映し出される。
亡くなった婚約者の墓参りをしているハレン。
その後ろにはエオニスがいて、ふたりで微笑みあう。
父親の元で図面を見ているクリス。
側にはマヤがいる。
アマバトにはジャスティーナ。
ラドリンヌの面倒をみているらしい。
アスティネ湖でひとり、リアンナが花束を投げている。
紅の旋風本部で剣の稽古をしている隊員たち。
アゼルが稽古をみている。
エペンタード、誰もいない女王の机を見つめるオルハ。
アミラの幻が微笑み、窓から差し込む光と共に消えていく。
セリナがひとりで石のベンチに座っている。
歩き出そうとするとカリンツがその手を掴む。
ふたりは見つめあい、そして夕陽を見る。

THE END

スタッフロールの後に、死んだはずのラウルがのんきに昼寝。